JP2021014142A - 情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両乗員に対して、貯留部内の排気凝縮水を適切な時期に適切な場所で排出することを促す情報提供装置を提供する。【解決手段】内燃機関と、該内燃機関から排出された排気中のCO2を回収するCO2回収装置と、を備える車両の乗員に情報を提供するための情報提供装置2であって、情報を表示する表示部22と、CO2回収装置において排気中のCO2を回収する過程で生じる排気中の水分が凝縮した排気凝縮水を貯留する貯留部内の排気凝縮水量と貯留部内の排気凝縮水を排出することが可能な施設の場所とを表示部22に表示させるように構成されたHMI処理部26と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は情報提供装置に関する。
特許文献1には、排気中のCO2(二酸化炭素)を選択的に分離して回収するCO2分離回収システムが開示されている。
地球温暖化の原因となるCO2が外気に排出されるのを抑制するために、内燃機関から排出された排気中のCO2を回収するCO2回収装置を車両に搭載することが考えられる。車両にCO2回収装置を搭載して内燃機関から排出された排気中のCO2を回収する場合、CO2の回収効率の観点等から排気を冷却することが望ましく、そうすると、CO2回収装置において排気中のCO2を回収する過程で排気中の水分が凝縮した凝縮水(以下「排気凝縮水」という。)が生成されることになる。
一方で排気中には、硫黄酸化物や窒素酸化物などの水を酸性化させる原因となる物質(以下「酸性物質」という。)が含まれている場合がある。そのため、強制的に排気を冷却すると酸性物質が凝縮水に取り込まれ易くなる場合がある。その場合、排気凝縮水は酸性を示す傾向があり、このような酸性の排気凝縮水を車外に排出するのは地球環境にとって望ましい行為と言えない。また、酸性の排気凝縮水を車両走行中に車外に排出すると、車両の金属部品に酸性の排気凝縮水が付着して金属腐食を招くおそれもある。
したがって、排気凝縮水に関しては、車内に設けたタンクなどの貯留部に一旦貯留しておき、例えば排気凝縮水用の専用の受水槽が存在するような適切な場所で貯留部内の排気凝縮水の排出を行うようにすることが望ましい。しかしながらそうすると、貯留部内の排気凝縮水量が満水になったときには、排気中のCO2の回収を一旦停止する必要があるが、従来の車両では、車両乗員に対して、貯留部内の排気凝縮水を適切な時期に適切な場所で排出することを促すことができないという問題点があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、車両の乗員に対して、貯留部内の排気凝縮水を適切な時期に適切な場所で排出することを促すことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様によれば、内燃機関と当該内燃機関から排出された排気中のCO2を回収するCO2回収装置とを備える車両の乗員に情報を提供するための情報提供装置が提供される。情報提供装置は、情報を表示する表示部と、CO2回収装置において排気中のCO2を回収する過程で生じる排気中の水分が凝縮した排気凝縮水を貯留する貯留部内の排気凝縮水量と、貯留部内の排気凝縮水の排出が可能な施設の場所と、を表示部に表示させるように構成された処理部と、を備える。
本発明のこの態様によれば、貯留部内の排気凝縮水量と、貯留部内の排気凝縮水を排出することが可能な施設の場所と、を表示部に表示させることができるので、車両の乗員に対して、貯留部内の凝縮水を排出する時期や場所を判断するための情報を提供することができる。そのため、車両の乗員に対して、貯留部内の排気凝縮水を適切な時期に適切な場所で排出することを促すことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
図1は、本発明の一実施形態による車両10の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態による車両10は、CO2回収装置1と、情報提供装置の一例であるHMI(Human Machine Interface)装置2と、を備える。以下、図2から図4を参照して、CO2回収装置1及びHMI装置2の詳細について説明する。
まず図2を参照して、CO2回収装置1の詳細について説明する。図2は、本実施形態によるCO2回収装置1の概略構成図である。
CO2回収装置1は、車両10の例えばラゲッジスペース内に格納される。本実施形態では、車両10は内燃機関(図示せず)を備えており、CO2回収装置1は、内燃機関から排気管11内に排出された排気中のCO2を回収することができるように構成される。CO2回収装置1による排気中のCO2の回収方法は特に限られるものではないが、例えば以下で説明するような物理吸着法や物理吸収法、化学吸収法、深冷分離法などが挙げられる。
物理吸着法は、例えば活性炭やゼオライトなどの固体吸着剤と排気とを接触させることによってCO2を固体吸着剤に吸着させ、加熱(又は減圧)することによって固体吸着剤からCO2を脱離させて回収する方法である。
物理吸収法は、CO2を溶解させることが可能な吸収液(例えばメタノールやエタノール)と排気とを接触させて高圧・低温下で物理的にCO2を吸収液に吸収させ、加熱(又は減圧)することによって吸収液からCO2を回収する方法である。
化学吸収法は、CO2を選択的に溶解させることが可能な吸収液(例えばアミン)と排気とを接触させることで化学反応によってCO2を吸収液に吸収させ、加熱することによって吸収液からCO2を解離させて回収する方法である。
深冷分離法は、排気を圧縮、冷却してCO2を液化させ、液化させたCO2を選択的に蒸留させることによってCO2を回収する方法である。
本実施形態では、排気中のCO2の回収方法として物理吸着法を採用し、固体吸着剤としてのゼオライトに排気中のCO2を吸着させて回収することができるようにCO2回収装置1を構成している。
具体的には図2に示すように、本実施形態によるCO2回収装置1は、気体導入口51aと、気体排出口51bと、気体導入口51a及び気体排出口51bを連通する気体流通路51と、ラジエータ41と、冷却水循環通路42と、気体流通路51上に配置される熱交換部52及び吸着部55と、貯留部53と、液体排出口54aと、貯留部53及び液体排出口54aを連通する液体流通路54と、CO2取出口56aと、吸着部55及びCO2取出口56aを連通する回収通路56と、CO2センサ57と、水位センサ58と、を備える。
気体導入口51aは、CO2回収装置1内の気体流通路51にCO2を含む気体を導入するための入口である。本実施形態では気体導入口51aは、排気管11を流れる排気を気体導入口51aから気体流通路51に導入することができるように、連結管12を介して排気管11に接続されている。気体導入口51aから気体流通路51に導入された排気は、気体流通路51を流れて最終的に気体排出口51bから排出される。
ラジエータ41は、冷却水入口部41aと、コア部41bと、冷却水出口部41cと、を備え、冷却水入口部41aから導入された高温の冷却水を、コア部41bにおいて例えば空気などの低温の気体との熱交換によって冷却して冷却水出口部41cから排出する。
冷却水循環通路42は、ラジエータ41から排出された冷却水を、CO2回収装置1に導入された排気を冷却するために熱交換部52に供給した後、ラジエータ41に戻して循環させるための通路である。冷却水循環通路42は、一端部がラジエータ41の冷却水入口部41aに接続され、他端部がラジエータ41の冷却水出口部41cに接続されている。
熱交換部52は、気体流通路51及び冷却水循環通路42にそれぞれ接続されており、気体流通路51を流れる排気と冷却水循環通路42を流れる冷却水との間で熱交換を行って、気体流通路51を流れる排気、すなわちCO2回収装置1内に導入された排気を冷却することができるように構成されている。
貯留部53は、熱交換部52で排気を冷却することによって生じた排気凝縮水を貯留する。貯留部53内の排気凝縮水は、液体流通路54上に設けられた常閉式の開閉弁54bが開かれたときに、液体流通路54を介して液体排出口54aからCO2回収装置1の外部に排出される。
吸着部55は、その内部に熱交換部52によって冷却された排気を導入することができるように、熱交換部52よりも下流側の気体流通路51に接続される。吸着部55は、その内部に固体吸着剤としてのゼオライトを有しており、気体流通路51を介して吸着部55の内部に導入された排気中のCO2を吸着する。吸着部55によってCO2が吸着されてCO2濃度が低減された排気は、吸着部55よりも下流側の気体流通路51を流れて気体排出口51bから外気に排出される。
回収通路56は、吸着部55の固体吸着剤に吸着されたCO2をCO2取出口56aから回収するための通路である。本実施形態では、回収通路56を介して吸着部55を加熱しつつ吸着部55を減圧することで、固体吸着剤に吸着されたCO2を固体吸着剤から脱離させ、脱離させたCO2を、回収通路56を介して吸着部55から吸い出してCO2取出口56aから回収するようにしている。なお、必要に応じて回収通路56に開閉弁を設けて二酸化炭素の回収時にのみ開閉弁を開くようにしてもよい。
CO2センサ57は、熱交換部52と吸着部55との間の気体流通路51に設けられて、吸着部55に導入される排気の流量及び排気中のCO2濃度を検出する。本実施形態では、このCO2センサ57によって検出された排気流量及びCO2濃度に基づいて、吸着部55に吸着されたCO2の量、すなわち、車両10によって回収されたCO2の量(以下「CO2回収量」という。)を算出している。
水位センサ58は、貯留部53に設けられ、貯留部53内の排気凝縮水の量(以下「排気凝縮水量」という。)を検出する。
次に、図3を参照して、HMI装置2の詳細について説明する。図3は、本実施形態によるHMI装置2の概略構成図である。
HMI装置2は、ドライバ等の車両10の乗員(以下「車両乗員」という。)との間で情報のやり取りを行うための装置であって、現在位置検出部21と、表示部22と、操作部23と、入力部24と、HMI記憶部25と、HMI処理部26と、を備える。本実施形態によるHMI装置2は、車両10に予め搭載された装置であるが、これに限らず、例えば車両乗員が所持する携帯端末であってもよい。
現在位置検出部21は、GPS衛星からのGPS信号を受信する受信機と、GPS信号に基づいてHMI装置2の位置(経度及び緯度)を算出する演算回路と、を備える。現在位置検出部21は、GPS信号に基づいて算出したHMI装置2の位置を、車両10の現在位置とする。そして、現在位置検出部21は、車両10の現在位置データを含む現在位置信号を生成して出力する。
表示部22は、車両乗員が視認できる位置に配置された情報表示画面を備える。情報表示画面は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種のディスプレイである。表示部22は、HMI処理部26から出力された信号(例えば、後述する情報表示信号)に応じた情報(例えば、文字情報や画像情報)を情報表示画面に表示させる。
操作部23は、車両乗員が入力操作を行うための操作器を備える。操作器は、例えば情報表示画面上に配置されたタッチパネルや、情報表示画面の周りなどに配置された各種の物理的な操作ボタンなどである。操作部23は、車両乗員の入力操作に応じた操作信号を生成して出力する。
入力部24は、車両10に搭載された各種のセンサなどからの出力信号をHMI装置2に入力するための端子を備える。本実施形態では、入力部24には水位センサ58の出力信号が入力される。なおHMI装置2が携帯端末であるときは、例えば入力部24を近距離無線通信装置として、水位センサ58の出力信号を受信できるようにすればよい。
HMI記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、HMI処理部26において実行される各種のコンピュータプログラムやHMI処理部26において使用される各種のデータ(例えば、地図データなど)を記憶する。
HMI処理部26は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。HMI処理部26は、HMI記憶部25に記憶されているコンピュータプログラムに基づいて各種の処理を実行する。HMI処理部26は、複数のコンピュータプラグラムを並列に実行できる。以下、図4を参照してHMI処理部26において実施される各種の処理について説明する。
図4は、HMI処理部26において実行される各種の処理の内容を示した機能ブロック図である。
HMI処理部26は、信号取得部261と、情報表示処理部262と、排気凝縮水量算出部263と、を備える。HMI処理部26が備えるこれらの各部は、HMI処理部26が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。
信号取得部261は、現在位置検出部21から出力された現在位置信号を取得して情報表示処理部262に転送する。また信号取得部261は、操作部23から出力された操作信号を取得して情報表示処理部262に転送する。また信号取得部261は、入力部24から入力された水位センサ58の出力信号を取得して排気凝縮水量算出部263に転送する。
情報表示処理部262は、操作信号が転送されてくると、操作信号の内容に応じて、当該操作信号の内容に応じた情報(例えば、車両乗員が情報表示画面への表示を要求した情報)を情報表示画面に表示するための信号(以下「情報表示信号」という。)などを生成する。そして情報表示処理部262は、情報表示信号を生成したときは、情報表示信号を表示部22に出力して情報表示信号の内容に応じた情報を情報表示画面に表示させる。
排気凝縮水量算出部263は、水位センサ58の出力信号に基づいて排気凝縮水量を算出する。
図5は、HMI装置2のHMI処理部26において実施される本実施形態による情報提供処理の一例を示すフローチャートである。HMI処理部26は、本ルーチンを所定の演算周期で繰り返し実行する。
ステップS1において、HMI処理部26は、貯留部53内の排気凝縮水量、及び貯留部53内の排気凝縮水を排出することが可能な施設(以下「排出施設」という。)の場所に関する情報(以下「排気凝縮水関連情報」という。)の表示要求フラグFが0に設定されているか否かを判定する。排気凝縮水関連情報の表示要求フラグFは、後述するステップS2において、車両乗員による排気凝縮水関連情報の表示要求(すなわち排気凝縮水関連情報を表示部22に表示する要求)があると判定されているときに1に設定されるフラグであって、初期値は0に設定される。HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求フラグFが0であればステップS2の処理に進む。一方でHMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求フラグFが1であればステップS4の処理に進む。
ステップS2において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求があるか否かを判定する。具体的にはHMI処理部26は、操作部23を介して車両乗員によって排気凝縮水関連情報の表示を要求する入力操作が行われ、操作部23から当該入力操作に応じた操作信号が転送されてきたか否かを判定する。HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求があると判定した場合は、ステップS3の処理に進む。一方でHMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求がないと判定した場合は、本処理を終了する。
ステップS3において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求フラグFを1に設定する。
ステップS4において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の非表示要求があるか否かを判定する。具体的にはHMI処理部26は、操作部23を介して車両乗員によって排気凝縮水関連情報の表示を表示部22から消去する入力操作が行われ、操作部23から当該入力操作に応じた操作信号が転送されてきたか否かを判定する。HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の非表示要求があると判定した場合は、ステップS8の処理に進む。一方でHMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の非表示要求がないと判定した場合は、ステップS5の処理に進む。
ステップS5において、HMI処理部26は、現在位置信号を取得して車両10の現在位置を特定し、HMI記憶部25に記憶された地図データを参照して現在位置周辺に存在する排気凝縮水の排出施設を検索する。排出施設は、例えば排気凝縮水用の専用の受水槽などを備えるガソリンスタンドや商業施設とすることができる。また例えば、災害時などには、排気凝縮水を生活用水として利用することができるように、学校や公園、病院などの指定避難場所を排出施設とすることもできる。
ステップS6において、HMI処理部26は、水位センサ58の出力信号を取得して貯留部53内の排気凝縮水量を算出する。
ステップS7において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報(すなわち、検出した貯留部53内の排気凝縮水量、及び検索した排出施設に関する情報)を含む情報表示信号を生成して表示部22に出力し、検出した貯留部53内の排気凝縮水量、及び検索した排出施設に関する情報を表示部22に表示させる。
ステップS8において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示要求フラグFを0に戻す。
ステップS9において、HMI処理部26は、排気凝縮水関連情報の表示を表示部22から消去するための情報表示信号を生成して表示部22に出力し、表示部22に表示されていた排気凝縮水関連情報を表示部22から消去する。
以上説明した本実施形態によれば、内燃機関と当該内燃機関から排出された排気中のCO2を回収するCO2回収装置1とを備える車両10の乗員に情報を提供するためのHMI装置2(情報提供装置)が、情報を表示する表示部22と、CO2回収装置1において排気中のCO2を回収する過程で生じる排気中の水分が凝縮した排気凝縮水を貯留する貯留部53内の排気凝縮水量と貯留部53内の排気凝縮水を排出することが可能な施設の場所とを表示部22に表示させるように構成されたHMI処理部26と、を備える。
これにより、貯留部53内の排気凝縮水量と、貯留部53内の排気凝縮水の排出が可能な施設の場所と、を表示部22に表示させることができるので、車両10の乗員に対して、貯留部53内の排気凝縮水を排出する時期や場所を判断するための情報を提供することができる。そのため、車両10の乗員に対して、貯留部53内の排気凝縮水を適切な時期に適切な場所で排出することを促すことができる。
また、酸性の排気凝縮水が車外に無造作に排出されるのを抑制できると共に、酸性の排気凝縮水が車両10の金属部品に付着して当該金属部品を腐食させてしまうのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば上記の実施形態において、操作部23を介して車両乗員が車両10の目的地を入力していた場合には、排気凝縮水の排出施設を検索する際に、走行ルート上の適切な排出施設(例えば、現在の排気凝縮水量から逆算して貯留部53が満水になる前に排気凝縮水を排出することが可能な地点に存在する排出施設など)のみを表示するようにしてもよいし、又は、走行ルート上の適切な排出施設をそれ以外の排出施設よりも強調して表示するようにしてもよい。
また上記の実施形態において、車両10を外部サーバと互いに通信できるように構成し、車両10の現在位置を外部サーバに送信し、外部サーバで排気凝縮水の排出施設を検索させてその検索結果を車両10に送信させるようにしてもよい。
また上記の実施形態において、貯留部53内の排気凝縮水量のみを表示部22に表示させるようにしてもよい。
1 CO2回収装置
2 HMI装置(情報提供装置)
10 車両
22 表示部
26 HMI処理部(処理部)
2 HMI装置(情報提供装置)
10 車両
22 表示部
26 HMI処理部(処理部)
Claims (1)
- 内燃機関と前記内燃機関から排出された排気中のCO2を回収するCO2回収装置とを備える車両の乗員に情報を提供するための情報提供装置であって、
情報を表示する表示部と、
前記CO2回収装置において排気中のCO2を回収する過程で生じる排気中の水分が凝縮した排気凝縮水を貯留する貯留部内の排気凝縮水量と、前記貯留部内の排気凝縮水を排出することが可能な施設の場所と、を前記表示部に表示させるように構成された処理部と、
を備える情報提供装置。
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