JP2021014000A - 油圧ブレーカ用分解装置 - Google Patents

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【課題】チゼル用ブシュの分解作業の設備コストを抑えつつ、分解作業が容易かつ騒音の発生を抑制する。【解決手段】この油圧ブレーカ用分解装置1は、アウタボディ101をその軸線を立てた所定姿勢で保持するスタンド10と、所定姿勢のアウタボディ後端からその軸方向に沿って挿入されて打撃装置Bの打撃力をチゼル用ブシュ107、108に伝達するプッシュロッド20と、チゼル用ブシュの内周面および上端面に当接するように配置されてプッシュロッド下端を軸方向下側から保持し且つチゼル用ブシュとプッシュロッド20との軸心を一致させるプッシュヘッド30と、アウタボディ後端面に装着されてプッシュロッド20をチゼル用ブシュの軸心と同軸に且つスライド移動可能に案内するガイドカバー40と、打撃装置Bの打撃部Cとプッシュロッド20の上端部との境界に装着されて打撃部Cをプッシュロッド20との対向位置に保持するスリーブ50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ブレーカのチゼルを摺動案内しつつ保持するチゼル用ブシュを分解するための、油圧ブレーカ用分解装置に関する。
周知の油圧ブレーカの構成は、例えば特許文献1の図3に示されるように、シリンダ、フロントヘッド、バックヘッドの3ピース構造のブレーカ本体を有するものが知られている。
3ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカにおいて、フロントヘッド内にはチゼルが摺嵌され、シリンダ内にはピストンが摺嵌される。シリンダには、コントロールバルブおよびアキュムレータが装備される。シリンダ、フロントヘッドおよびバックヘッドは、長尺のスルーボルトで締結されている(いずれも図示略)。
3ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカにおいては、長尺なスルーボルトの折損が問題となっている。これに対し、本出願人は、ブレーカ本体をシリンダとバックヘッドとの2ピース構造とし、これにより、相互を締結するボルトの長さを大幅に短縮することで、ボルトの折損を防止し得る油圧ブレーカを提案している(特許文献1)。
図9に、2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100の縦断面図を示す。同図に示すように、この油圧ブレーカ100は、アウタボディ101およびバックヘッド102相互をボルト113で締結したブレーカ本体を有する。ブレーカ本体には、ピストン103とチゼル104が摺嵌される。アウタボディ101には、コントロールバルブ105およびアキュムレータ106が設けられる。
アウタボディ101の内部は、前方から後方へ向けてフロントヘッド部内径(前)114、フロントヘッド部内径(後)115、シリンダ部内径116が形成されている。
フロントヘッド部内径(前)114にはフロントブシュ107が設けられ、フロントヘッド部内径(後)115にはフロントホルダ108が設けられている。シリンダ部内径116には、前方から後方に向けて、ワッシャ109、シリンダライナ(前)110、シリンダライナ(後)111、およびシールリテーナ112が設けられている。
フロントブシュ107とフロントホルダ108は、チゼル104を摺動案内しつつ保持する。軸方向後方のフロントホルダ108に関しては、チゼル104後端のテーパ部をフロントホルダ108のテーパ部で当接して保持することで、チゼル104の後退ストロークエンドのストッパとしても作用する。シリンダライナ(前)110とシリンダライナ(後)111はピストン103を摺動案内する。
2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100は、公知の打撃機構によりピストン103を前進後退駆動し、ピストン103でチゼル104を打撃する。油圧ブレーカ100は、この打撃によって生じる衝撃エネルギーを、チゼル104によって破砕対象に伝達して破砕対象を破砕する。
フロントブシュ107は、フロントヘッド部の軸方向前端の前側内径部114に圧入されて固定される。フロントホルダ108は、フロントヘッド部の後側内径部115に圧入されて固定される。フロントブシュ107とフロントホルダ108は、いずれも消耗部材であり、定期的な交換が必要となる。以下、これらフロントブシュ107およびフロントホルダ108を「チゼル用ブシュ」ともいう。
ところで、一般に、保持部材に圧入された軸受部材は、プレス装置で軸受部材を押圧して分解する。2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100で、「チゼル用ブシュ」の分解作業を行なう際には、アウタボディ101を、バックヘッド側が上方となるように倒立させた状態でプレス装置に装着することになる。したがって、2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100において、チゼル用ブシュの交換を行なうためには、大型のプレス装置が必要となる。
しかし、油圧ブレーカのメンテナンスを行なう大多数のサービス工場では、大型のプレス装置を設備することは困難である。そのため、簡易的な分解装置が求められる。なお、ワッシャ109、シリンダライナ(前)110、シリンダライナ(後)111、およびシールリテーナ112は、それぞれ中間嵌めでシリンダ部内径116に固定されており、チゼル用ブシュ107、108と同様、必要に応じて交換する場合があるものの、特段に困難な交換作業ではない。
ここで、例えば特許文献2には、ブシュ抜取り装置が提案されている。このブシュ抜取り装置は、図10に示されるように、油圧ショベルのアーム先端のボス部材200に圧入されたブシュ201(ないしブシュ202)を交換するための装置である。
このブシュ抜取り装置では、同図に示されるように、ブシュ201の内側端面に引掛け治具208を装着するとともに、引掛け治具208の内周にスペーサ209とロッド207を挿入する。さらに、ロッド207先端にナット211を螺着して、ロッド207、スペーサ209および引掛け治具208を一体化させる。
そして、このロッド207を、油圧ジャッキ203によってボス部材200の内部から外部に向けて軸方向に変位させ、ブシュ201をボス部材200から引き抜くようになっている。油圧ジャッキ203でブシュ201を引き抜く際には、ボス部材200と油圧ジャッキ203との間にアダプタ212を介在させる。
油圧ジャッキ203は、チューブ204と、ピストン205を軸方向中央に有する中空のピストンロッド206とを備え、チューブ204内にピストンロッド206が摺嵌されている。これにより、ピストン205の前後に油圧室204A、204Bを画成するとともに、ピストンロッド206を中空としてロッド207を挿通可能としている。
特開2014−136302号公報 特開平11−77557号公報
これに対し、上述した、2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100のチゼル用ブシュは、油圧ショベルのアーム先端のブシュと比べて径大である。そのため、油圧ブレーカ100のチゼル用ブシュを分解するには、より大きな押圧力を必要とする。したがって、油圧ジャッキには、より高い推力を出力可能なものが求められるという問題がある。
加えて、図10に示す分解装置における油圧ジャッキ203は、ヘッド室の無い、いわゆる中空シリンダであり、この形式の油圧シリンダで高推力を得るためには、油圧ジャッキをより大型化する必要がある。
したがって、図10に示す分解装置を、油圧ブレーカのチゼル用ブシュの交換作業に供するためには、装置全体が大掛かりなものとなることから、大多数の油圧ブレーカのサービス工場で設備することが困難であるという問題がある。
一方で、油圧ブレーカのサービス工場は、一般的に、各種の油圧ブレーカを備えている。そこで、設備コストを抑えるために、油圧ジャッキに代えて小型の油圧ブレーカのような打撃装置を使用して、その打撃力によって対象となる油圧ブレーカのチゼル用ブシュを分解することが考えられる。
しかし、2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカ100において、小型油圧ブレーカの打撃力でチゼル用ブシュを分解する作業は、上述したように、長尺なアウタボディ101を立設させた状態で、その内部の奥底に装着されているチゼル用ブシュに打撃力を正確に伝達させることになるので、分解作業の難易度が高いという問題がある。
さらに、油圧ブレーカのサービス工場は、市街地の中に立地している場合がある。この場合、工場の操業に際しては、各種作業の騒音を低く抑える必要がある。そのため、小型油圧ブレーカを用いてチゼル用ブシュを分解する作業においても、騒音は極力低減しなければならないという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解作業の設備コストを抑えるとともに、分解作業が容易でかつ騒音の発生を抑制可能な油圧ブレーカ用分解装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る油圧ブレーカ用分解装置は、チゼルを摺動案内しつつ保持するチゼル用ブシュが装着されたフロントヘッドをもつアウタボディと、該アウタボディの後部に装着されるバックヘッドと、の2ピース構造を有するブレーカ本体を備える油圧ブレーカに用いられ、前記フロントヘッドに装着された前記チゼル用ブシュを、該油圧ブレーカとは別途に用意する打撃装置の打撃力で前記フロントヘッドから分解するための油圧ブレーカ用分解装置であって、前記アウタボディの軸線を立てた状態で該アウタボディのフロントヘッド部分を保持するスタンドと、前記軸線を立てた状態のアウタボディ後端からその軸方向に沿って挿入されて前記打撃装置の打撃力を前記チゼル用ブシュに伝達するプッシュロッドと、前記チゼル用ブシュの内周面および上端面に当接するように配置されて、前記プッシュロッドの下端を軸方向下側から保持するとともに前記チゼル用ブシュと前記プッシュロッドとの軸心を一致させるプッシュヘッドと、前記アウタボディの後端面に装着されて、前記プッシュロッドを前記チゼル用ブシュの軸心と同軸に且つ軸方向に沿ってスライド移動可能に案内するガイドカバーと、前記打撃装置からその下方に向けて突出する打撃部と前記プッシュロッドの上端部との境界に装着されて前記打撃装置の打撃部を前記プッシュロッドの上端部との対向位置に保持するスリーブと、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る油圧ブレーカ用分解装置によれば、スタンドが、アウタボディの軸線を立てた状態で、そのアウタボディのフロントヘッド部分を保持できるので、アウタボディが長尺なものであっても、アウタボディの軸線を立てて安定した姿勢で保持できる。
そして、プッシュロッドが、軸線を立てた状態のアウタボディ後端からその軸方向に沿って挿入されて打撃装置の打撃力をチゼル用ブシュに伝達できるので、アウタボディの内部奥底に装着されているチゼル用ブシュに、打撃装置の打撃力を伝達させることができる。
特に、本発明の一態様に係る油圧ブレーカ用分解装置によれば、プッシュヘッドは、チゼル用ブシュの内周面および上端面に当接するように配置されて、プッシュロッドの下端を軸方向下側から保持するとともにチゼル用ブシュとプッシュロッドとの軸心を一致させることができる。
また、ガイドカバーが、アウタボディの後端面に装着されて、プッシュロッドをチゼル用ブシュの軸心と同軸に且つ軸方向に沿ってスライド移動可能に案内し、さらに、スリーブが、打撃装置からその下方に向けて突出する打撃部とプッシュロッドの上端部との境界に装着されて打撃装置の打撃部をプッシュロッドの上端部との対向位置に保持する。
そのため、本発明の一態様に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解装置によれば、アウタボディの内部奥底に装着されているチゼル用ブシュに、打撃装置の打撃力を軸線に沿って正確に伝達できる。そのため、フロントヘッドからチゼル用ブシュを容易に分解可能である。また、打撃装置として、油圧ブレーカのサービス工場が一般的に備えている、小型の油圧ブレーカを用いることで設備コストを低減可能である。
ここで、本発明の一態様に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解装置において、プッシュロッドが木質材料であれば、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業時に発生する騒音を低減する上で好適である。また、プッシュロッドに木質材料を採用することは、設備コストの低減に関しても有効である。
また、本発明の一態様に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解装置において、前記チゼル用ブシュの下端に装着されて前記チゼル用ブシュの内径部に冷却手段を格納可能な閉空間を形成するパッドを更に備えることは好ましい。
このような構成であれば、チゼル用ブシュを内側から冷却した上で、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業を行なうことが可能となる。そのため、チゼル用ブシュが冷却されて収縮することにより、チゼル用ブシュとアウタボディとの嵌合部の摩擦抵抗を低下させることができるので、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業をより容易とする上で好適である。
また、本発明の一態様に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解装置において、前記ガイドカバーの上面に、前記アウタボディと前記バックヘッドとを相互に締結するボルトを用いて装着される中空筒状のスペーサを更に備え、前記スペーサは、当該ボルトを前記スペーサの内部に挿通して前記アウタボディの後端面に螺着することで、前記ガイドカバーが前記アウタボディの後端面に固定されるように構成されていることは好ましい。
このような構成であれば、ガイドカバーの調心および固定を同時に行なうのに好適である。また、このボルトとして、通常は、アウタボディとバックヘッドとを相互に締結するボルトを流用しているので、設備コストを低減する上でより好適である。
また、本発明の一態様に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解装置において、前記スタンドのフレームは、前記アウタボディの側面を加熱するために開口する作業窓を有することは好ましい。
このような構成であれば、アウタボディをその外側から加熱した上で、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業を行なうことが可能となる。そのため、アウタボディが加熱されて膨張することにより、チゼル用ブシュとアウタボディとの嵌合部の摩擦抵抗を低下させることができる。よって、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業をより容易とする上で好適である。
上述のように、本発明によれば、油圧ブレーカのチゼル用ブシュの分解作業の設備コストを抑えるとともに、分解作業が容易でかつ騒音の発生を抑制可能な油圧ブレーカ用分解装置を提供できる。
本発明に係る油圧ブレーカ用分解装置の一実施形態を用いた分解作業を示す説明図であり、同図では、油圧ブレーカ用分解装置の部分をその軸線を含む縦断面にて示している。 図1の要部拡大図であって、同図(a)はフロントホルダの分解作業時の状態を示し、同図(b)はフロントブシュの分解作業時の状態を示している。 油圧ブレーカ用分解装置を構成するスタンドの説明図であり、同図(a)はその平面図、(b)は(a)でのA−A線断面図、(c)は(a)でのB−B線断面図である。 油圧ブレーカ用分解装置を構成するプッシュヘッドの説明図であり、同図(a)はその縦断面図、(b)は(a)での上面図、(c)は(a)での底面図である。 (油圧ブレーカ用分解装置を構成するガイドカバーの説明図であり、同図(a)は縦断面図、(b)は(a)での底面図である。 油圧ブレーカ用分解装置を構成するスリーブの説明図であり、同図(a)は縦断面図、(b)は(a)での底面図である。 油圧ブレーカ用分解装置を構成するパッドの説明図であり、同図(a)は、パッドを構成するリングおよびプラグの縦断面図、(b)は(a)での平面視側となるリングの端面図、(c)は(a)での底面視側となるプラグの端面図である。 油圧ブレーカ用分解装置を構成するスペーサの説明図であり、同図(a)は、スペーサの平面図、(b)は一部を破断して示す正面図である。 2ピース構造のブレーカ本体を有する油圧ブレーカの一例の縦断面図である。 従来のブシュ抜取り装置の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
図1に示すように、本実施形態に係る油圧ブレーカ用分解装置1は、油圧ショベルSに搭載された小型油圧ブレーカBを用い、その小型油圧ブレーカBのチゼルCの打撃力を分解装置1に伝達し、対象とする油圧ブレーカのアウタボディ101を倒立姿勢で支持するとともに、その倒立したアウタボディ101に分解装置1の各構成部材を装着し(詳細は後述する)、アウタボディ101のチゼル用ブシュ(フロントホルダ108、フロントブシュ107)を、アウタボディ101から分解するものである。
本実施形態の分解装置1は、図2に拡大図示するように、スタンド10、プッシュロッド20、プッシュヘッド30、ガイドカバー40、スリーブ50、パッド60、およびスペーサ70を備える。プッシュロッド20は、入手が容易な木質材料の角材である。
詳しくは、スタンド10は、図3に示すように、方形板のベースプレート11と、ベースプレート11の上面中央に立設された角筒状のフレーム12と、を有する。フレーム12の内部には、ベースプレート11側に、平面視で「亠(なべぶた)」形状を呈したサポート13が設けられている。フレーム12の上方には、円形の作業窓14が開設され、吊りフック15が設けられている。
フレーム12の内壁の対向幅の寸法は、油圧ブレーカ100のアウタボディ101を収容可能に設定されている。サポート13の高さ方向の寸法(A−A線断面図の上下方向寸法)および対向幅寸法は、分解したフロントブシュ107が通過可能な空間を形成するように設定されている。
プッシュヘッド30は、図4に示すように、ブシュ押圧部31と、プッシュロッド装着部34と、を有する。ブシュ押圧部31は、円盤状のボディ32の下面に、先端がスパイク状を呈したガイドピン33が周方向に離隔して4等配されている。
プッシュロッド装着部34は、角筒状のフレーム35から構成される。フレーム35上端部は、外方に折曲げられてガイド36が形成され、ガイド36には、吊りフック37が設けられている。ボディ32の軸心にはプラグ38が螺着されている。
ボディ32の外径は、アウタボディ101の最小内径部を通過し、かつ、フロントホルダ108の端部に当接して軸方向に推力を伝達可能な寸法に設定されている。ガイドピン33の外接円の直径は、フロントホルダ108の内径に案内されるよう設定されている。フレーム35の内壁の対向幅寸法は、プッシュロッド20を装着可能に設定されている。
ガイドカバー40は、図5に示すように、フランジ41と、プッシュロッドガイド部42と、を有する。フランジ41は方形板であり、その下面に、角筒状のフレーム43が設けられている。フランジ41には、フレーム43の内壁対向幅と連続するように、四角穴44が設けられている。
フランジ41には、アウタボディ101のバックヘッド装着用のネジ穴に対向する箇所に、ボルト穴45が設けられている。また、フランジ41には、アウタボディ101の内部を視認するためののぞき穴46が設けられている。フレーム43の内壁対向幅寸法は、プッシュロッド20が摺動案内されるように設定されている。
スリーブ50は、図6に示すように、チゼル挿通部51と、プッシュロッド装着部54と、を有する。チゼル挿通部51は、中空円筒状のシリンダ52であり、その内径の上端部は、テーパ面となっておりガイド53が形成されている。プッシュロッド装着部54は、角筒状のフレーム55であり、その側面には、タップ穴56が設けられておりボルト57を螺着可能になっている。
シリンダ52の内径寸法は、チゼルCが挿通された状態において、チゼルCが多少揺動可能となるように設定されている。フレーム55の内壁対向幅寸法は、シリンダ52の内径よりも大きく、かつ、プッシュロッド20が装着可能に設定されている。
パッド60は、図7に示すように、リング61と、プラグ63と、を有して構成される。リング61は、樹脂製の円環部材であり、内径はテーパ面62が形成されている。
プラグ63は、鋼製の円盤状部材であり、その外径にはテーパ面64が形成されている。プラグ63の下面には、グリップ65が形成されている。両部材のテーパ面62、64は、それぞれ対応する傾斜角度を呈しており、リング61にプラグ63を装着させることでパッド60として機能するようになっている。
リング61の外径寸法は、チゼル用ブシュ(フロントホルダ108およびフロントブシュ107)の内径に摺嵌可能に設定され、プラグ63をリング61に押し込むと、リング61が弾性変形し、その外径が膨張してパッド60がチゼル用ブシュ107、108に固定されるようになっている。
スペーサ70は、図8に示すように、中空筒状のパイプ71に、軸方向に離隔するリング状のフランジ部72を、2箇所設けて構成されている。パイプ71は、油圧ブレーカ100のバックヘッド102を締結するボルト113が挿通可能であり、パイプ71の全長とフランジ41の板厚を合わせると、バックヘッド102の全長よりも長くなるように設定されている(つまり、パイプ71の全長+フランジ41の板厚=バックヘッド102の全長+ねじ込み長)。2つのフランジ部72が形成する間隙は、図2に示すナイロンバンド73をかけ回す箇所となっている。
以下、本実施形態に係る油圧ブレーカ用分解装置1を用いてチゼル用ブシュ107、108をフロントヘッドから分解する作業について説明する。
まず、チゼル用ブシュ107、108をアウタボディ101のフロントヘッド部分から分解する準備として、油圧ブレーカ100の各構成部材を分解して、アウタボディ101にチゼル用ブシュ(フロントブシュ107、フロントホルダ108)だけが装着された状態とする。
そして、フロントホルダ108の先端部にパッド60を装着するとともに、引き続き、フロントブシュ107の先端部にもパッド60を装着する。
このとき、チゼル用ブシュ107、108のアウタボディ101への固着状態が強固であると予想される場合には、チゼル用ブシュ107、108の内部空間に、ドライアイス等の冷却手段を配設させてからパッド60を装着する。冷却手段を使用する場合は、ロッドピン等の装着孔はダミーのゴムプラグで閉塞しておく。
次いで、アウタボディ101を吊り上げて、フロントブシュ107側が下方となるように姿勢を変更し、アウタボディ101の軸線を立てた状態でスタンド10に装填する。
次いで、プッシュヘッド30の吊りフック37をワイヤロープ等で吊り、アウタボディ101のバックヘッド側から軸方向に沿って内部へと挿入し、ガイドピン33によって芯出しをしながら、プッシュヘッド30のボディ32をフロントホルダ108の上面に当接させる。
チゼル用ブシュ107、108の内部空間に冷却手段を配設する場合は、図4に示すプラグ38を装着する。ここで、ガイドピン33とフロントホルダ108との当接状態は、面接触ではなく複数の線接触なので、芯出し中に引っ掛りが生じてプッシュヘッド30の装着不良が生じることはない。
次いで、ガイドカバー40をアウタボディ101の上端面に設置する。
その際、ガイドカバー40の中心部の、プッシュロッドガイド部42にプッシュロッド20を挿通させて降下させ、プッシュヘッド30のプッシュロッド装着部34内にプッシュロッド20の下端を挿入して装着する。このとき、図5に示した、ガイドカバー40ののぞき穴46を活用して、アウタボディ101内部の位置関係を視認しながら作業を行う。
次いで、プッシュロッド20の上端に、図6に示した、スリーブ50のプッシュロッド装着部54を装着してボルト57で固定する。プッシュロッド20の傾きを変えて、ガイドカバー40のボルト穴45とアウタボディ101のバックヘッド締結用のネジ穴とを一致させる。
次いで、スペーサ70と、図5に示したガイドカバー40のフランジ41とを、バックヘッド102締結用のボルト113でアウタボディ101に螺着して固定する。次いで、スペーサ70のフランジ部72に、図2に示すように、ナイロンバンド73をかけ回してスペーサ70の安定化を図る。
最後に、スリーブ50のチゼル挿通部51に、小型油圧ブレーカBのチゼルCを挿通して、チゼルCとプッシュロッド20とを当接させる。そして、小型油圧ブレーカBを作動させ、小型油圧ブレーカBによる衝撃力を、チゼルCからプッシュロッド20を介してプッシュヘッド30へと伝達し、図2に示すように、フロントホルダ108をアウタボディ101から分離する。
小型油圧ブレーカBの打撃力と油圧ショベルSによって発生する推力は、チゼル用ブシュ107、108が静摩擦係数に抗してアウタボディから分離するのに十分な押圧力であり、容易に分離作業が行える。
本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1によれば、スリーブ50のシリンダ52の内径寸法は、チゼルCが挿通された状態においてチゼルCが多少揺動可能となるように設定されている。そのため、油圧ショベルSのブーム〜アームを操作して、図1に示すように小型油圧ブレーカBを分解装置1に対向させて位置決めする際に、チゼルCの軸線とプッシュロッド20の軸線とが完全に一致しない状態を許容する。したがって、油圧ショベルSの位置決め操作が容易となる。
フロントホルダ108がアウタボディ101から分離すると、図2(b)に示すように、フロントホルダ108の下面は、フロントブシュ107の上面に当接して停止する。引き続き、小型油圧ブレーカBを作動させて、小型油圧ブレーカBによる衝撃力をチゼルCからプッシュロッド20、プッシュヘッド30、およびフロントホルダ108へと伝達してフロントブシュ107をアウタボディ101から分離する。
分解されると、チゼル用ブシュ107、108は、スタンド10のベースプレート11上に落下する。しかし、プッシュロッド20は、スリーブ50がガイドカバー40に当接して停止するので、後片付け作業が容易である。なお、後片付け作業は、上述した段取り作業の逆を行えば良いので説明は省略する。
前述した通り、チゼル用ブシュ107、108のアウタボディ101への固着状態が強固であると予想される場合に、チゼル用ブシュ107、108をその内周面側から冷却し、これによる収縮作用によって固着力を減殺する手法について説明したが、これに限らず、アウタボディ101が装着されている位置の外表面を加熱して膨張させることでも同様の効果が期待できる。
この場合、フロントホルダ108に対応する外表面は露出しているが、フロントブシュ107が装着されている位置の外表面は、ベースプレート11内に収容されているので、図3に示す、加熱用の作業窓14が有効となる。
本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1によれば、長尺のアウタボディ101をベースプレート11で安定的に保持し、かつ、プッシュヘッド30とガイドカバー40によってプッシュロッド20が軸心に位置決めされているので、長尺なアウタボディ101の内部奥底に装着されているフロントホルダ108へと打撃力を軸線方向に沿って正確に伝達させることができる。
したがって、本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1によって、フロントホルダ108を容易に分解可能でとなる。そして、小型油圧ブレーカBは、油圧ブレーカのサービス工場で一般的に備えられているので設備コストを低減可能である。
また、本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1によれば、プッシュロッド20が木質材料なので、チゼル用ブシュ107、108の分解作業時に発生する騒音を低減することが可能である。また、プッシュロッド20に木質材料を採用することは設備コストの低減に関しても有効である。
また、本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1においては、チゼル用ブシュ107、108の下端に装着してチゼル用ブシュ内部に冷却手段を格納可能な閉空間を形成するパッド60を備えるので、チゼル用ブシュ107、108を内側から冷却した上で分解作業を行なうことが可能となり、チゼル用ブシュ107、108が冷却されて収縮し、アウタボディ101との嵌合部の摩擦抵抗が低下するので分解作業がより一層容易となる。
また、本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1においては、ガイドカバー40の上面に装着し、通常はアウタボディ101とバックヘッド102を締結するボルト113を用いて、このボルト113をスペーサ70の内部に挿通して螺着することで、ガイドカバー40をアウタボディ101に固定する。そのため、ガイドカバー40の調心および固定を同時に行なうのに好適である。また、ボルト113は、通常はアウタボディ101とバックヘッド102とを締結するボルト113を流用するので、設備コストを低減可能である。
また、本実施形態の油圧ブレーカ用分解装置1においては、スタンド10のフレーム12に、アウタボディ101の側面を加熱可能な作業窓14を備えているので、アウタボディ101をその外側からから加熱した上で分解作業を行なうことができる。そのため、アウタボディ101が加熱されて膨張し、チゼル用ブシュ107、108との嵌合部の摩擦抵抗を低下させることができるため、分解作業をより一層容易とする上で好適である。
なお、本発明に係る油圧ブレーカのチゼル用ブシュ107、108の分解装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、チゼル用ブシュとしての、フロントホルダ108とフロントブシュ107とで相互の内径に差がある場合は、パッド60のリング61の外径を、チゼル用ブシュ107、108の内径にそれぞれ合せて、2種類用意することになる。
また、例えば上記実施形態では、プッシュロッド20には、入手が容易な角材を使用しており、分解装置を構成する各部材の構造を、プッシュロッド20の角材の寸法に整合させて設定しているが、これに限らず、軸心が一直線になっていれば、プッシュロッドの材質や断面形状に制約はない。
但し、上述したように、プッシュロッドが木質材料であれば、フロントヘッドからのチゼル用ブシュの分解作業時に発生する騒音を低減する上で好適である。また、プッシュロッドに木質材料を採用することは、設備コストの低減に関しても有効である。
1 分解装置
10 スタンド
11 ベースプレート
12 フレーム
13 サポート
14 作業窓
15 吊りフック
20 プッシュロッド
30 プッシュヘッド
31 ブシュ押圧部
32 ボディ
33 ガイドピン
34 プッシュロッド装着部
35 フレーム
36 ガイド
37 吊りフック
38 プラグ
40 ガイドカバー
41 フランジ
42 プッシュロッドガイド部
43 フレーム
44 四角穴
45 ボルト穴
46 のぞき穴
50 スリーブ
51 チゼル挿通部
52 シリンダ
53 ガイド
54 プッシュロッド装着部
55 フレーム
56 タップ穴
57 ボルト
60 パッド
61 リング
62 テーパ面
63 プラグ
64 テーパ面
65 グリップ
70 スペーサ
71 パイプ
72 フランジ部
73 ナイロンバンド
S 油圧ショベル
B 小型油圧ブレーカ(打撃装置)
C チゼル(打撃装置からその下方に向けて突出する打撃部)
100 油圧ブレーカ
101 アウタボディ
102 バックヘッド
103 ピストン
104 チゼル
105 コントロールバルブ
106 アキュムレータ
107 フロントブシュ(チゼル用ブシュ)
108 フロントホルダ(チゼル用ブシュ)
109 ワッシャ
110 シリンダライナ(前)
111 シリンダライナ(後)
112 シールリテーナ
113 (アウタボディとバックヘッドとを相互に締結する)ボルト
114 フロントヘッド部内径(前)
115 フロントヘッド部内径(後)
116 シリンダ部内径
CL 中心軸線
200 ボス部
201、202 ブシュ
203 油圧ジャッキ
204 チューブ
204A、204B 油圧室
205 ピストン
206 ピストンロッド
207 ロッド
208 引掛け治具
209 スペーサ
210、211 ナット
212 アダプタ

Claims (5)

  1. チゼルを摺動案内しつつ保持するチゼル用ブシュが装着されたフロントヘッドをもつアウタボディと、該アウタボディの後部に装着されるバックヘッドと、の2ピース構造を有するブレーカ本体を備える油圧ブレーカに用いられ、前記フロントヘッドに装着された前記チゼル用ブシュを、該油圧ブレーカとは別途に用意する打撃装置の打撃力で前記フロントヘッドから分解するための油圧ブレーカ用分解装置であって、
    前記アウタボディの軸線を立てた状態で該アウタボディのフロントヘッド部分を保持するスタンドと、
    前記軸線を立てた状態のアウタボディ後端からその軸方向に沿って挿入されて前記打撃装置の打撃力を前記チゼル用ブシュに伝達するプッシュロッドと、
    前記チゼル用ブシュの内周面および上端面に当接するように配置されて、前記プッシュロッドの下端を軸方向下側から保持するとともに前記チゼル用ブシュと前記プッシュロッドとの軸心を一致させるプッシュヘッドと、
    前記アウタボディの後端面に装着されて、前記プッシュロッドを前記チゼル用ブシュの軸心と同軸に且つ軸方向に沿ってスライド移動可能に案内するガイドカバーと、
    前記打撃装置からその下方に向けて突出する打撃部と前記プッシュロッドの上端部との境界に装着されて前記打撃装置の打撃部を前記プッシュロッドの上端部との対向位置に保持するスリーブと、
    を備えることを特徴とする油圧ブレーカ用分解装置。
  2. 前記プッシュロッドは、木質材料である請求項1に記載の油圧ブレーカ用分解装置。
  3. 前記チゼル用ブシュの下端に装着されて前記チゼル用ブシュの内径部に冷却手段を格納可能な閉空間を形成するパッドを更に備える請求項1または2に記載の油圧ブレーカ用分解装置。
  4. 前記ガイドカバーの上面に、前記アウタボディと前記バックヘッドとを相互に締結するボルトを用いて装着される中空筒状のスペーサを更に備え、
    前記スペーサは、当該ボルトを前記スペーサの内部に挿通して前記アウタボディの後端面に螺着することで、前記ガイドカバーが前記アウタボディの後端面に固定されるように構成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ用分解装置。
  5. 前記スタンドのフレームは、前記アウタボディの側面を加熱するために開口する作業窓を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ用分解装置。
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