JP2021013403A - 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム - Google Patents

生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021013403A
JP2021013403A JP2017204045A JP2017204045A JP2021013403A JP 2021013403 A JP2021013403 A JP 2021013403A JP 2017204045 A JP2017204045 A JP 2017204045A JP 2017204045 A JP2017204045 A JP 2017204045A JP 2021013403 A JP2021013403 A JP 2021013403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skull
biological information
light
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017204045A
Other languages
English (en)
Inventor
添田 薫
Kaoru Soeda
薫 添田
間藤 卓
Takashi Mato
卓 間藤
良 下北
Ryo Shimokita
良 下北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GENIAL LIGHT CO Ltd
Jichi Medical University
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
GENIAL LIGHT CO Ltd
Jichi Medical University
Alps Alpine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GENIAL LIGHT CO Ltd, Jichi Medical University, Alps Alpine Co Ltd filed Critical GENIAL LIGHT CO Ltd
Priority to JP2017204045A priority Critical patent/JP2021013403A/ja
Priority to PCT/JP2018/036179 priority patent/WO2019077969A1/ja
Publication of JP2021013403A publication Critical patent/JP2021013403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/1455Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using optical sensors, e.g. spectral photometrical oximeters

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することが可能な生体情報測定装置を提供する。【解決手段】生体情報測定装置100は、生体の頭部表面に装着される筐体101と、筐体に設けられ、生体の頭蓋に向けて測定光を出射する発光部102、103と、筐体に設けられ、発光部から出射された測定光の頭蓋からの反射光を受光し、反射光の受光量に応じた電気信号を出力する受光部104と、受光部から出力された電気信号に基づいて、頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出部と、生体情報算出部によって算出された脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラムに関する。
従来、生体の頭蓋内(脳内)において、出血等の異常が生じた場合、腫れが生じ、頭蓋内圧が高まることが知られている。また、従来、このような頭蓋内圧を測定することができるようにした技術が考案されている。例えば、下記特許文献1には、患者の脳室内に脳室カテーテルの先端を挿し込み、頭蓋内圧を測定する技術が開示されている。
特開平1−175833号公報
ところで、頭蓋内(脳内)の状態をより正確に計測するには、CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)等の検査装置を用いることが好ましいが、このような検査装置は、極めて大型であり、病院等の特定の施設内でしか利用することができない。すなわち、このような検査装置は、屋外等において、緊急時に、頭蓋内の状態を迅速に計測することはできない。また、特許文献1の技術では、脳室内に脳室カテーテルを埋め込む必要があるため、頭蓋内圧の測定に手間、時間、およびコストがかかるうえ、生体に対して侵襲的である。このようなことから、非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することが可能な生体情報測定装置が求められている。
一実施形態の生体情報測定装置は、生体の頭部表面に装着される筐体と、前記筐体に設けられ、前記生体の頭蓋に向けて測定光を出射する発光部と、前記筐体に設けられ、前記発光部から出射された前記測定光の前記頭蓋からの反射光を受光し、当該反射光の受光量に応じた電気信号を出力する受光部と、前記受光部から出力された前記電気信号に基づいて、前記頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出部と、前記生体情報算出部によって算出された前記脈波情報および前記ヘモグロビン情報に基づいて、前記頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定部とを備える。
一実施形態によれば、非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することが可能な生体情報測定装置を提供することができる。
第1実施形態に係る生体情報測定装置の外観斜視図である。 第1実施形態に係る生体情報測定装置の頭部表面への装着例を示す図である。 第1実施形態に係る生体情報測定装置の装置構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る生体情報測定装置が備える制御回路の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る生体情報測定装置が備える制御回路による処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る生体情報測定装置による脈波情報の測定結果の一例を示すグラフである。 第1実施形態に係る生体情報測定装置によるヘモグロビン情報の測定結果の一例を示すグラフである。 第2実施形態に係る生体情報測定システムのシステム構成を示す図である。 第2実施形態に係る生体情報測定装置およびスマートフォンの装置構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る生体情報測定装置およびスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る生体情報測定装置およびスマートフォンによる処理の手順を示すシーケンス図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、第1実施形態について説明する。
(生体情報測定装置100の概要)
図1は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100の外観斜視図である。図1では、便宜上、生体情報測定装置100の厚さ方向をZ軸方向と、生体情報測定装置100の横幅方向をX軸方向とし、生体情報測定装置100の縦幅方向をY軸方向としている。
図1に示す生体情報測定装置100は、生体の頭部表面に装着されることにより、生体の頭蓋中間層(海綿層)における脈拍およびヘモグロビンの濃度を測定し、当該測定結果に基づいて、頭蓋内における出血が生じているか否かを推定することが可能な装置である。
生体の頭蓋における皮下下頭蓋表面近傍には、静脈が存在する。頭蓋表面の静脈と頭蓋中間の海綿層には、脳脊髄液が含まれている。また、海綿層は、頭蓋内の大脳と、静脈によってつながっている。このため、大脳内において出血が生じると、静脈を介して、海綿層の脳脊髄液内に血液が流れ込む。これにより、海綿層の脳脊髄液内において、オキシヘモグロビンの濃度が変化し、海綿層の脳脊髄液内における発光光の吸光度が変化することとなる。また、大脳は、頭蓋内において、動脈圧の変動に伴って拍動する。このため、脳内出血等により頭蓋内圧が高まると、大脳の拍動が変化し、これに伴って、海綿層の周辺の血管における脈波にも、振幅が増加または減少する等の変化が生じることとなる。
そこで、本実施形態の生体情報測定装置100は、頭蓋に発光光を照射し、その反射光の強度に基づいて、オキシヘモグロビンの濃度および脈波を測定することにより、頭蓋内の状態を推定する。特に、本実施形態の生体情報測定装置100は、生体の頭部表面における特定の位置(毛髪が無く、且つ、直下に頭蓋の前頭洞(空洞部)が無い位置)に装着するだけで、頭蓋内(脳内)の状態を推定することができる。このため、本実施形態の生体情報測定装置100によれば、非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することができる。
(生体情報測定装置100の構成)
図1に示すように、生体情報測定装置100は、筐体101を備えている。筐体101は、概ね直方体形状(但し、これに限らない)を有する箱状の部材である。筐体101には、例えば、樹脂等の比較的硬質な素材が用いられる。筐体101の内部においては、第1のLED(Light Emitting Diode)パッケージ102、第2のLEDパッケージ103、およびフォトディテクタ104が、基板上に実装されている。
第1のLEDパッケージ102および第2のLEDパッケージ103は、「発光部」の一例である。第1のLEDパッケージ102は、第1のLED素子102aおよび第2のLED素子102bを有する。第2のLEDパッケージ103は、第1のLED素子103aおよび第2のLED素子103bを有する。以下、第1のLEDパッケージ102が有する第1のLED素子102aと、第2のLEDパッケージ103が有する第1のLED素子103aとを、まとめて第1のLED素子102a,103aと示す。また、第1のLEDパッケージ102が有する第2のLED素子102bと、第2のLEDパッケージ103が有する第2のLED素子103bとを、まとめて第2のLED素子102b,103bと示す。
筐体101の表面101Aは、生体情報測定装置100が生体の頭部表面に装着されたときに、当該頭部表面と接触する面である。筐体101の表面101Aには、上記各LED素子およびフォトディテクタ104のそれぞれに対応する位置に、開口が形成されている。また、筐体101の側面には、スイッチ105が設けられている。
第1のLED素子102a,103aは、第1の波長の発光光(「測定光」の一例)を頭蓋内に向けて出射する。第1の波長の発光光は、生体を透過し易く、且つ、オキシヘモグロビン(酸素化ヘモグロビン)に対する一定の吸光度を有する近赤外光である。本実施形態では、第1の波長の発光光として、波長が850nmである発光光を用いているが、これに限らない。第1のLED素子102a,103aから出射された第1の波長の発光光は、筐体101の表面101Aに形成された開口内を通過して、生体の表面に照射される。そして、第1の波長の発光光は、生体の表面を透過して、頭蓋(海綿層)において反射する。このとき、当該発光光の一部は、オキシヘモグロビンによって吸収されるため、第1の波長の発光光の反射光の強度は、オキシヘモグロビンの濃度に応じたものとなる。
第2のLED素子102b,103bは、第2の波長の発光光(「測定光」の一例)を頭蓋内に向けて出射する。第2の波長の発光光は、生体を透過し易く、且つ、デオキシヘモグロビン(脱酸素化ヘモグロビン)に対する一定の吸光度を有する近赤外光である。本実施形態では、第2の波長の発光光として、波長が760nmである発光光を用いているが、これに限らない。第2のLED素子102b,103bから出射された第2の波長の発光光は、筐体101の表面101Aに形成された開口内を通過して、生体の表面に照射される。そして、第2の波長の発光光は、生体の表面を透過して、頭蓋(海綿層)において反射する。このとき、当該発光光の一部は、デオキシヘモグロビンによって吸収されるため、第2の波長の発光光の反射光の強度は、デオキシヘモグロビンの濃度に応じたものとなる。なお、図1に示す例では、生体情報測定装置100には、2つの波長の発光光を出射可能なLEDパッケージが設けられているが、これに限らず、生体情報測定装置100に対し、1つまたは3つ以上の波長の発光光を出射可能なLEDパッケージを設けるようにしてもよい。
フォトディテクタ104は、「受光部」の一例である。第1の波長の発光光および第2の波長の発光光の、頭蓋(海綿層)からの反射光は、筐体101の表面101Aに形成された開口内を通過して、フォトディテクタ104に入射される。フォトディテクタ104は、頭蓋(海綿層)からの反射光を受光し、当該反射光の強度に応じた電気信号を出力する。フォトディテクタ104から出力された電気信号は、ADC114(図2参照)を介して、制御回路107(図2参照)へ供給され、当該制御回路107によって、頭蓋内における出血が生じているか否かを推定するために用いられる。
スイッチ105は、ユーザが指で押下することにより、オフ状態からオン状態に切り替えられる。スイッチ105のオン状態およびオフ状態は、制御回路107によって検知される。例えば、制御回路107は、スイッチ105がオン状態に切り替えられたことを検知すると、生体情報の測定処理を開始する。なお、スイッチ105は、筐体101の表面101Aに設けられてもよい。この場合、筐体101を生体の頭部表面に装着すれば、生体の表面によってスイッチ105が自動的に押下されるため、スイッチ105を指で押下するといった作業が不要となる。
(生体情報測定装置100の装着例)
図2は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100の頭部表面への装着例を示す図である。生体情報測定装置100は、生体の頭部表面において、毛髪が無く、且つ、直下に頭蓋の空洞部が無い部分に装着される。例えば、図2に示すように、生体の頭部10の頭蓋において、眉毛の周辺(額部の一部)には、前頭洞12が存在する。前頭洞12は、空洞であるため、前頭洞12の表面側の位置に生体情報測定装置100を装着した場合、生体情報を高精度に測定することができなくなる虞がある。そこで、図2に示すように、生体情報測定装置100を頭部10の額部に装着する場合には、前頭洞12よりも上方の位置に、生体情報測定装置100を装着する。このとき、筐体101の表面101Aが、頭部表面と接触するように、生体情報測定装置100を装着する。これにより、第1のLED素子102a,103aから出射された第1の波長の発光光、および、第2のLED素子102b,103bから出射された第2の波長の発光光を、頭蓋に照射することができる。また、頭蓋(海綿層)からの反射光を、フォトディテクタ104によって受光することができる。なお、生体情報測定装置100は、頭蓋(海綿層)の状態を測定するために、生体の皮膚表面から4〜6mmの深さの位置を計測できるように、各発光光の出力強度が調整されるとよい。
(生体情報測定装置100の装置構成)
図3は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100の装置構成を示すブロック図である。
図3に示すように、生体情報測定装置100は、図1に示した第1のLEDパッケージ102、第2のLEDパッケージ103、フォトディテクタ104、およびスイッチ105に加え、筐体101の内部に、肌温度センサ106、制御回路107、および通信I/F(Inter face)108、ドライバ112、ドライバ113、ADC(Analog to Digital Converter)114、およびバッテリ115を備えている。
肌温度センサ106は、生体情報測定装置100による測定位置における肌温度を検出し、当該肌温度を示す電気信号を、肌温度検出信号として出力する。肌温度センサ106から出力された肌温度検出信号は、制御回路107へ供給される。例えば、肌温度検出信号は、制御回路107により、生体の肌温度を把握したり、生体の肌温度によって測定結果を補正したりするために利用することが可能である。
制御回路107は、生体情報測定装置100の全体を制御する電子回路である。例えば、制御回路107は、第1のLEDパッケージ102向けの駆動信号を、ドライバ112へ出力することにより、第1のLED素子102aおよび第2のLED素子102bの発光を制御する。また、例えば、制御回路107は、第2のLEDパッケージ103向けの駆動信号を、ドライバ113へ出力することにより、第1のLED素子103aおよび第2のLED素子103bの発光を制御する。また、例えば、制御回路107は、フォトディテクタ104から出力された電気信号を、ADC114を介して取得する。そして、制御回路107は、当該電気信号に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出し、これらの情報に基づいて、頭蓋内における出血が生じているか否かを推定する。制御回路107としては、例えば、IC(Integrated Circuit)を用いることができる。なお、制御回路107の機能の詳細については、図4を用いて後述する。
通信I/F108は、外部機器との通信を制御する。通信I/F108は、例えば、外部機器に対して通信接続を行い、当該外部機器に対して各種データ(例えば、頭蓋内における出血が生じているか否かの推定結果を示すデータ)の送受信を行う。外部機器としては、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の情報処理装置が用いられる。通信I/F108には、無線通信方式および有線通信方式の少なくともいずれか一方が用いられる。無線通信方式としては、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、赤外線通信等が用いられる。また、有線通信方式としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)等が用いられる。
ドライバ112は、制御回路107から出力された駆動信号に応じて、第1のLEDパッケージ102を駆動する。ドライバ113は、制御回路107から出力された駆動信号に応じて、第2のLEDパッケージ103を駆動する。ADC114は、フォトディテクタ104から出力された電気信号をアナログ−デジタル変換して、制御回路107へ出力する。バッテリ115は、生体情報測定装置100の各部に対して電力を供給する。バッテリ115としては、例えば、各種一次電池(例えば、酸化銀電池、マンガン電池、アルカリ電池、リチウム電池等)または各種二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池等)を用いることができる。
(制御回路107の機能構成)
図4は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100が備える制御回路107の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御回路107は、その機能として、主制御部120、発光制御部121、信号受信部122、生体情報算出部123、出血推定部124、および出力部125を備える。
主制御部120は、制御回路107による処理全体(例えば、処理の開始、終了、繰り返し等)を制御する。
発光制御部121は、第1のLED素子102a,103aおよび第2のLED素子102b,103bの発光を制御する。具体的には、発光制御部121は、オキシヘモグロビンの濃度を計測するタイミングで、駆動信号をドライバ112,113へ出力することにより、第1のLED素子102a,103aに、波長が850nmである発光光を出射させる。また、発光制御部121は、デオキシヘモグロビンの濃度を計測するタイミングで、駆動信号をドライバ112,113へ出力することにより、第2のLED素子102b,103bに、波長が760nmである発光光を出射させる。
信号受信部122は、フォトディテクタ104から出力された電気信号を、ADC114を介して受信する。フォトディテクタ104から出力される電気信号は、波長が850nmである発光光および波長が760nmである発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。波長が850nmである発光光は、オキシヘモグロビンに対して一定の吸光度を有するものである。したがって、波長が850nmである発光光の反射光は、オキシヘモグロビンの濃度を特定可能なものである。波長が760nmである発光光は、デオキシヘモグロビンに対して一定の吸光度を有するものである。したがって、波長が760nmである発光光の反射光は、デオキシヘモグロビンの濃度を特定可能なものである。
生体情報算出部123は、信号受信部122によって受信された電気信号に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する。例えば、生体情報算出部123は、脈波情報として、脈波(容積脈波)の変化を時系列に示す波形データを算出する。フォトディテクタ104による受光量の変化は、血管の容積変化に応じて生じる。このため、生体情報算出部123は、フォトディテクタ104による受光量の変化に基づいて、脈波(容積脈波)の変化を時系列に示す波形データを算出することができる。また、例えば、生体情報算出部123は、ヘモグロビン情報として、オキシヘモグロビンの濃度と、デオキシヘモグロビンの濃度と、ヘモグロビンの総量(オキシヘモグロビンの量とデオキシヘモグロビンの量との合計量)とのそれぞれについて、変化を時系列に示す波形データを算出する。フォトディテクタ104による受光量の変化は、血流内のヘモグロビンの濃度変化に応じて生じる。このため、生体情報算出部123は、フォトディテクタ104による受光量の変化に基づいて、オキシヘモグロビンの濃度、デオキシヘモグロビンの濃度、およびヘモグロビンの総量のそれぞれについて、変化を時系列に示す波形データを算出することができる。
出血推定部124は、生体情報算出部123によって算出された脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かを推定する。例えば、出血推定部124は、生体情報算出部123によって算出された脈波情報によって特定される脈波の振幅が、所定の基準値よりも、所定の割合(例えば、50%)以上増加または減少した場合、頭蓋内に出血があると推定する。また、例えば、出血推定部124は、生体情報算出部123によって算出されたヘモグロビン情報によって特定されるオキシヘモグロビンの濃度が、所定の基準値よりも、所定の割合(例えば、50%)以上増加した場合、頭蓋内に出血があると推定する。なお、上記所定の基準値としては、例えば、不特定多数の被験者の健常時の値の平均値や、被験者個人の健常時の値等を用いることができる。なお、脈波情報およびヘモグロビン情報に基づく出血の有無の推定方法は、上記したものに限らない。例えば、出血推定部124は、脈波情報に基づいて血圧値を推定し、当該血圧値が、所定の基準値よりも、所定の割合以上増加または減少した場合、頭蓋内に出血があると推定するようにしてもよい。また、例えば、出血推定部124は、オキシヘモグロビンの濃度と、デオキシヘモグロビンの濃度との比率に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かを推定するようにしてもよい。
出力部125は、出血推定部124による推定結果を出力する。例えば、出力部125は、出血推定部124による推定結果を、ディスプレイに表示させるようにしてもよい。この場合、例えば、ディスプレイは、外部機器(例えば、携帯端末)に設けられたものであってもよく、生体情報測定装置100に設けられたものであってもよい。また、例えば、出力部125は、出血推定部124による推定結果を、外部機器(例えば、携帯端末)に送信するようにしてもよい。また、例えば、出力部125は、出血推定部124による推定結果を、生体情報測定装置100に設けられた通知ランプを発光させることにより、光出力するようにしてもよい。この場合、例えば、推定結果を直感的に把握することができるように、推定結果に応じて、発光色または発光パターンを異ならせるようにするとよい。例えば、出力部125は、頭蓋内に出血があると推定された場合には、通知ランプを赤色に発光させ、頭蓋内に出血がないと推定された場合には、通知ランプを緑色に発光させるようにしてもよい。また、例えば、出力部125は、出血推定部124による推定結果を、生体情報測定装置100に設けられたスピーカから、音出力するようにしてもよい。この場合、例えば、推定結果を直感的に把握することができるように、推定結果に応じて、出力音を異ならせるようにするとよい。なお、出力部125は、出血推定部124による推定結果に加えて、各種測定値(例えば、脈拍数、血圧値、ヘモグロビンの濃度等)を出力するようにしてもよい。また、出力部125は、頭蓋内に出血があるか否かの推定結果を、頭蓋内圧に異常があるか否かの推定結果に変換して、当該変換後の推定結果を出力するようにしてもよい。
上記した制御回路107の各機能は、例えば、制御回路107において、メモリ107B(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等)に記憶されているプログラムを、CPU(Central Processing Unit)107Aが実行することによって実現される。
(制御回路107による処理の手順)
図5は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100が備える制御回路107による処理の手順を示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば、生体情報測定装置100が生体の頭部表面に装着された状態で、スイッチ105がオン状態に切り替えられると、制御回路107が備える主制御部120の制御によって開始される。
まず、発光制御部121が、第1のLED素子102a,103aに、波長が850nmである発光光を出射させる(ステップS501)。次に、信号受信部122が、フォトディテクタ104から出力された電気信号を受信する(ステップS502)。ここで受信される電気信号は、ステップS501で出射された波長が850nmの発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。信号受信部122は、ステップS502で受信された電気信号の値を、制御回路107が備えるメモリ107Bに時系列に記憶させる(ステップS503)。
次に、発光制御部121が、第2のLED素子102b,103bに、波長が760nmである発光光を出射させる(ステップS504)。次に、信号受信部122が、フォトディテクタ104から出力された電気信号を受信する(ステップS505)。ここで受信される電気信号は、ステップS504で出射された波長が760nmの発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。信号受信部122は、ステップS505で受信された電気信号の値を、制御回路107が備えるメモリ107Bに時系列に記憶させる(ステップS506)。
次に、主制御部120が、ステップS501〜ステップS506により、一定量のデータが取得されたか否かを判断する(ステップS507)。
ステップS507において、一定量のデータが取得されていないと判断された場合(ステップS507:No)、主制御部120は、ステップS501へ処理を戻す。すなわち、制御回路107は、一定量のデータが取得されるまで、ステップS501〜ステップS506を繰り返し実行することにより、フォトディテクタ104から出力された電気信号の値を、順次メモリ107Bに記憶させてゆく。なお、ステップS501からステップS506までの間に行われる、1回の発光サイクルは、例えば、2〜10ミリ秒程度である。この発光サイクルは、順に、波長が850nmである発光光の出射期間、休止期間、波長が760nmである発光光の出射期間、休止期間を含むものである。
一方、ステップS507において、一定量のデータが取得されたと判断された場合(ステップS507:Yes)、主制御部120は、ステップS508へ処理を進める。
ステップS508では、生体情報算出部123が、メモリ107Bに記憶された一定量のデータ(信号受信部122によって受信された電気信号)に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報を算出する。さらに、生体情報算出部123は、メモリ107Bに記憶された一定量のデータ(信号受信部122によって受信された電気信号)に基づいて、頭蓋中間層におけるヘモグロビン情報を算出する(ステップS509)。
その後、出血推定部124が、ステップS508で算出された脈波情報、および、ステップS509で算出されたヘモグロビン情報のそれぞれについて、正常値を示すものであるか異常値を示すものであるかを判断する(ステップS510)。
ステップS510において、脈波情報およびヘモグロビン情報の双方とも正常値を示すものであると判断された場合(ステップS510:Yes)、出血推定部124は、頭蓋内に出血がないと推定する(ステップS511)。そして、出力部125が、ステップS511における推定結果を出力し(ステップS513)、主制御部120が、図5に示す一連の処理を終了させる。
一方、ステップS510において、脈波情報およびヘモグロビン情報の一方または双方が異常値を示すものであると判断された場合(ステップS510:No)、出血推定部124は、頭蓋内に出血があると推定する(ステップS512)。そして、出力部125が、ステップS512における推定結果を出力し(ステップS513)、主制御部120が、図5に示す一連の処理を終了させる。
(生体情報測定装置100による脈波情報の測定結果の一例)
図6は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100による脈波情報の測定結果の一例を示すグラフである。図6に示すグラフにおいて、縦軸は、脈波(容積脈波)の振幅を示し、横軸は、時間を示す。また、図6に示すグラフにおいて、実線によって示される波形データは、正常時(頭蓋内に出血がないとき)の脈波(容積脈波)の変化を時系列に示すものである。一方、図6に示すグラフにおいて、点線によって示される波形データは、異常時(頭蓋内に出血があるとき)の脈波(容積脈波)の変化を時系列に示すものである。
図6(a)に示す例では、異常時の脈波の振幅が、正常時の脈波の振幅よりも50%以上増加したものとなっている。この場合、生体情報測定装置100(出血推定部124)は、頭蓋内(脳内)に出血があると推定する。一方、図6(b)に示す例では、異常時の脈波の振幅が、正常時の脈波の振幅よりも50%以上減少したものとなっている。この場合も、生体情報測定装置100(出血推定部124)は、頭蓋内(脳内)に出血があると推定する。
(生体情報測定装置100によるヘモグロビン情報の測定結果の一例)
図7は、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によるヘモグロビン情報の測定結果の一例を示すグラフである。図7に示すグラフにおいて、縦軸は、ヘモグロビン濃度を示し、横軸は、時間を示す。図7(a)に示すグラフは、正常時(頭蓋内に出血がないとき)のヘモグロビン濃度の変化を時系列に示すものである。一方、図7(b)に示すグラフは、異常時(頭蓋内に出血があるとき)のヘモグロビン濃度の変化を時系列に示すものである。また、図7に示すグラフにおいて、一点鎖線によって示される波形データは、オキシヘモグロビン(oxyHb)の濃度の変化を時系列に示すものである。また、図7に示すグラフにおいて、点線によって示される波形データは、デオキシヘモグロビン(deoxyHb)の濃度の変化を時系列に示すものである。また、図7に示すグラフにおいて、実線によって示される波形データは、ヘモグロビンの総量(ΔHb)を時系列に示すものである。図7(b)に示す例では、オキシヘモグロビンの濃度が、図7(a)に示す正常時のオキシヘモグロビンの濃度よりも50%以上増加したものとなっている。この場合、生体情報測定装置100(出血推定部124)は、頭蓋内(脳内)に出血があると推定する。
以上説明したように、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によれば、頭蓋に発光光を照射し、その反射光の強度に基づいて、オキシヘモグロビンの濃度および脈波を測定することにより、頭蓋内(脳内)に出血が生じているか否かを推定することができる。
特に、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によれば、筐体101を生体の頭部表面における特定の位置(毛髪が無く、且つ、直下に頭蓋の前頭洞(空洞部)が無い位置)に装着するだけで、頭蓋内(脳内)の状態を推定することができる。このため、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によれば、非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することができる。
また、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によれば、頭蓋の海綿層の状態を測定するようにしているため、頭部表面により近い位置の状態を測定することができ、よって、脈波情報およびヘモグロビン情報を、より高精度に算出することができる。したがって、第1実施形態に係る生体情報測定装置100によれば、頭蓋内(脳内)の状態を、より高精度に推定することができる。
〔第2実施形態〕
以下、図面を参照して、第2実施形態について説明する。
(生体情報測定システム20のシステム構成)
図8は、第2実施形態に係る生体情報測定システム20のシステム構成を示す図である。図8に示す生体情報測定システム20は、生体情報測定装置100Aおよびスマートフォン200を備えて構成されている。生体情報測定装置100Aは、生体の頭部表面に装着され、生体の頭蓋に発光光を照射し、その反射光の強度を測定する装置である。スマートフォン200は、「情報処理装置」の一例である。スマートフォン200は、生体情報測定装置100Aによる測定結果(生体の頭蓋からの反射光の強度)に基づいて、生体の頭蓋中間層(海綿層)における脈拍およびヘモグロビンの濃度を算出し、当該算出結果に基づいて、頭蓋内における出血が生じているか否かを推定することが可能な装置である。なお、「情報処理装置」は、スマートフォンに限らず、その他の情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等)であってもよい。
(生体情報測定装置100Aおよびスマートフォン200の装置構成)
図9は、第2実施形態に係る生体情報測定装置100Aおよびスマートフォン200の装置構成を示すブロック図である。
図9に示すように、生体情報測定装置100Aは、制御回路107の代わりに制御回路107Xを備える点で、第1実施形態の生体情報測定装置100と異なる。その他の点は、第1実施形態の生体情報測定装置100と同様であるため、説明を省略する。
制御回路107Xは、生体情報測定装置100の全体を制御する電子回路である。例えば、制御回路107Xは、第1のLEDパッケージ102向けの駆動信号を、ドライバ112へ出力することにより、第1のLEDパッケージ102が備える第1のLED素子102aおよび第2のLED素子102bの発光を制御する。また、例えば、制御回路107Xは、第2のLEDパッケージ103向けの駆動信号を、ドライバ113へ出力することにより、第2のLEDパッケージ103が備える第1のLED素子103aおよび第2のLED素子103bの発光を制御する。また、例えば、制御回路107Xは、フォトディテクタ104から出力された電気信号を、ADC114を介して取得する。そして、制御回路107Xは、当該電気信号を、通信I/F108を介して、スマートフォン200へ送信する。制御回路107Xとしては、例えば、ICを用いることができる。なお、制御回路107Xの機能の詳細については、図10を用いて後述する。
一方、図9に示すように、スマートフォン200は、制御回路210、タッチパネル221、ディスプレイ222、スピーカ223、通信I/F224、およびバッテリ225を備えて構成されている。
制御回路210は、スマートフォン200の全体を制御する電子回路である。例えば、制御回路210は、生体情報測定装置100Aから出力された電気信号を、通信I/F224を介して取得する。そして、制御回路210は、当該電気信号に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出し、これらの情報に基づいて、頭蓋内における出血が生じているか否かを推定する。制御回路210は、CPU211、メモリ212、および補助記憶装置213を有する。CPU211は、メモリ212または補助記憶装置213に記憶されている各種プログラムを実行する。メモリ212は、CPU211により実行される各種プログラム、CPU211が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。また、メモリ212は、CPU211が各種プログラムを実行する際に利用する作業領域として機能する。メモリ212としては、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等が用いられる。補助記憶装置213は、CPU211により実行される各種プログラム、CPU211が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。補助記憶装置213としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。なお、制御回路210の機能の詳細については、図10を用いて後述する。
タッチパネル221は、操作面を有し、当該操作面に対する接触操作がなされることにより、各種操作入力を受け付ける入力装置である。タッチパネル221として、例えば、投影型静電容量方式、表面型静電容量方式、抵抗膜方式、赤外線走査方式、超音波表面弾性波方式等のタッチパネルを用いることができる。
ディスプレイ222は、各種情報を表示する表示装置である。例えば、ディスプレイ222は、頭蓋内における出血が生じているか否かの推定結果を表示する。また、例えば、ディスプレイ222は、頭蓋中間層における脈波情報およびヘモグロビン情報の算出結果(例えば、図6および図7に例示するグラフ)を表示する。
スピーカ223は、各種音声を出力する音声出力装置である。例えば、スピーカ223は、頭蓋内における出血が生じているか否かの推定結果を音出力する。
通信I/F224は、生体情報測定装置100Aとの通信を制御する。通信I/F224は、例えば、生体情報測定装置100Aに対して通信接続を行い、当該生体情報測定装置100Aから、各種データ(例えば、頭蓋からの反射光の強度を示す電気信号)を受信する。通信I/F224には、無線通信方式および有線通信方式の少なくともいずれか一方が用いられる。無線通信方式としては、例えば、Bluetooth、Wi−Fi、赤外線通信等が用いられる。また、有線通信方式としては、例えば、USB等が用いられる。
バッテリ225は、スマートフォン200の各部に対して電力を供給する。バッテリ225としては、例えば、各種二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池等)を用いることができる。
(制御回路107Xおよび制御回路210の機能構成)
図10は、第2実施形態に係る生体情報測定装置100A(制御回路107X)およびスマートフォン200(制御回路210)の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、生体情報測定装置100Aが備える制御回路107Xは、生体情報算出部123、出血推定部124、および出力部125を有しない点、ならびに、信号出力部126を備える点で、第1実施形態の生体情報測定装置100が備える制御回路107と異なる。
信号出力部126は、信号受信部122によって受信された電気信号(すなわち、頭蓋からの反射光の強度を示す電気信号)を、通信I/F108を介して、スマートフォン200へ送信する。
一方、スマートフォン200が備える制御回路210は、その機能として、主制御部231、信号受信部232、生体情報算出部233、出血推定部234、および出力部235を備える。
主制御部231は、制御回路210による処理全体(例えば、処理の開始、終了、繰り返し等)を制御する。
信号受信部232は、生体情報測定装置100Aから出力された電気信号を、通信I/F224を介して受信する。生体情報測定装置100Aから出力される電気信号は、波長が850nmである発光光および波長が760nmである発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。波長が850nmである発光光は、オキシヘモグロビンに対して一定の吸光度を有するものである。したがって、波長が850nmである発光光の反射光は、オキシヘモグロビンの濃度を特定可能なものである。波長が760nmである発光光は、デオキシヘモグロビンに対して一定の吸光度を有するものである。したがって、波長が760nmである発光光の反射光は、デオキシヘモグロビンの濃度を特定可能なものである。
生体情報算出部233は、信号受信部232によって受信された電気信号に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する。例えば、生体情報算出部233は、脈波情報として、脈波(容積脈波)の変化を時系列に示す波形データを算出する。生体情報測定装置100Aから出力される電気信号の値の変化は、血管の容積変化に応じて生じる。このため、生体情報算出部233は、生体情報測定装置100Aから出力される電気信号の値の変化に基づいて、脈波(容積脈波)の変化を時系列に示す波形データを算出することができる。また、例えば、生体情報算出部233は、ヘモグロビン情報として、オキシヘモグロビンの濃度と、デオキシヘモグロビンの濃度と、ヘモグロビンの総量(オキシヘモグロビンの量とデオキシヘモグロビンの量との合計量)とのそれぞれについて、変化を時系列に示す波形データを算出する。生体情報測定装置100Aから出力される電気信号の値の変化は、血流内のヘモグロビンの濃度変化に応じて生じる。このため、生体情報算出部233は、生体情報測定装置100Aから出力される電気信号の値の変化に基づいて、オキシヘモグロビンの濃度、デオキシヘモグロビンの濃度、およびヘモグロビンの総量のそれぞれについて、変化を時系列に示す波形データを算出することができる。
出血推定部234は、生体情報算出部233によって算出された脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かを推定する。例えば、出血推定部234は、生体情報算出部233によって算出された脈波情報によって特定される脈波の振幅が、所定の基準値よりも、所定の割合(例えば、50%)以上増加または減少した場合、頭蓋内に出血があると推定する。また、例えば、出血推定部234は、生体情報算出部233によって算出されたヘモグロビン情報によって特定されるオキシヘモグロビンの濃度が、所定の基準値よりも、所定の割合(例えば、50%)以上増加した場合、頭蓋内に出血があると推定する。
出力部235は、出血推定部234による推定結果を出力する。例えば、出力部235は、出血推定部234による推定結果を、スマートフォン200が備えるディスプレイ222に表示させる。
例えば、出力部235は、出血推定部234による推定結果を、ディスプレイ222に表示された表示画面上に、テキスト表示するようにしてもよい。例えば、出力部235は、頭蓋内に出血があると推定された場合には、ディスプレイ222に表示された表示画面上に「頭蓋内に出血があります」と表示し、頭蓋内に出血がないと推定された場合には、ディスプレイ222に表示された表示画面上に「頭蓋内に出血がありません」と表示するようにしてもよい。
また、例えば、出力部235は、出血推定部234による推定結果を、ディスプレイ222に表示された表示画面上に、色画像を表示するようにしてもよい。例えば、出力部235は、頭蓋内に出血があると推定された場合には、ディスプレイ222に表示された表示画面上に赤色画像を表示し、頭蓋内に出血がないと推定された場合には、ディスプレイ222に表示された表示画面上に緑色画像を表示するようにしてもよい。
また、例えば、出力部235は、出血推定部234による推定結果を、スマートフォン200が備えるスピーカから、音出力するようにしてもよい。この場合、例えば、推定結果を直感的に把握することができるように、推定結果に応じて、出力音を異ならせるようにするとよい。
なお、出力部235は、出血推定部234による推定結果に加えて、各種測定値(例えば、脈拍数、血圧値、ヘモグロビンの濃度等)を出力するようにしてもよい。また、出力部235は、頭蓋内に出血があるか否かの推定結果を、頭蓋内圧に異常があるか否かの推定結果に変換して、当該変換後の推定結果を出力するようにしてもよい。
上記した制御回路210の各機能は、例えば、制御回路210において、メモリ212または補助記憶装置213に記憶されているプログラムを、CPU211(コンピュータ)が実行することによって実現される。このプログラムは、スマートフォン200に導入された状態で、スマートフォン200とともに提供されてもよく、スマートフォン200とは別に外部から提供されて、スマートフォン200に導入されるようにしてもよい。後者の場合、これらのプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD−ROM等)によって操作対象機器に提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって、スマートフォン200に提供されるようにしてもよい。
(生体情報測定装置100Aおよびスマートフォン200による処理の手順)
図11は、第2実施形態に係る生体情報測定装置100A(制御回路107X)およびスマートフォン200(制御回路210)による処理の手順を示すシーケンス図である。図11に示す処理は、例えば、生体情報測定装置100Aが生体の頭部表面に装着された状態、且つ、生体情報測定装置100Aとスマートフォン200とが通信接続された状態で、生体情報測定装置100Aのスイッチ105がオン状態に切り替えられると、生体情報測定装置100A(制御回路107X)が備える主制御部120の制御によって開始される。
まず、生体情報測定装置100Aにおいて、発光制御部121が、第1のLED素子102a,103aに、波長が850nmである発光光を出射させる(ステップS601)。次に、信号受信部122が、フォトディテクタ104から出力された電気信号を受信する(ステップS602)。ここで受信される電気信号は、ステップS601で出射された波長が850nmの発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。
次に、発光制御部121が、第2のLED素子102b,103bに、波長が760nmである発光光を出射させる(ステップS603)。次に、信号受信部122が、フォトディテクタ104から出力された電気信号を受信する(ステップS604)。ここで受信される電気信号は、ステップS603で出射された波長が760nmの発光光の、頭蓋からの反射光の強度を示すものである。
次に、信号出力部126が、ステップS602,S604で受信された電気信号(すなわち、頭蓋からの反射光の強度を示す電気信号)を、通信I/F108を介して、スマートフォン200へ出力する(ステップS605)。
次に、スマートフォン200において、信号受信部232が、ステップS605で生体情報測定装置100Aから出力された電気信号を、通信I/F224を介して受信する(ステップS611)。
次に、主制御部231が、ステップS611により、一定量のデータが取得されたか否かを判断する(ステップS612)。
ステップS612において、一定量のデータが取得されていないと判断された場合(ステップS612:No)、主制御部231は、ステップS611へ処理を戻す。すなわち、制御回路210は、一定量のデータが取得されるまで、ステップS611を繰り返し実行することにより、生体情報測定装置100Aから出力された電気信号の値を、繰り返し受信する。
一方、ステップS612において、一定量のデータが取得されたと判断された場合(ステップS612:Yes)、主制御部120は、ステップS613へ処理を進める。
ステップS613では、生体情報算出部233が、生体情報測定装置100Aから取得した一定量のデータ(信号受信部232によって受信された電気信号)に基づいて、頭蓋中間層における脈波情報を算出する。さらに、生体情報算出部233は、生体情報測定装置100Aから取得した一定量のデータ(信号受信部232によって受信された電気信号)に基づいて、頭蓋中間層におけるヘモグロビン情報を算出する(ステップS614)。
その後、出血推定部124が、ステップS613で算出された脈波情報、および、ステップS614で算出されたヘモグロビン情報のそれぞれについて、正常値を示すものであるか異常値を示すものであるかを判断する(ステップS615)。
ステップS615において、脈波情報およびヘモグロビン情報の双方とも正常値を示すものであると判断された場合(ステップS615:Yes)、出血推定部234は、頭蓋内に出血がないと推定する(ステップS616)。そして、出力部235が、ステップS616における推定結果を出力し(ステップS618)、主制御部231が、図11に示す一連の処理を終了させる。
一方、ステップS615において、脈波情報およびヘモグロビン情報の一方または双方が異常値を示すものであると判断された場合(ステップS615:No)、出血推定部234は、頭蓋内に出血があると推定する(ステップS617)。そして、出力部235が、ステップS617における推定結果を出力し(ステップS618)、主制御部231が、図11に示す一連の処理を終了させる。
以上説明したように、第2実施形態に係る生体情報測定システム20によれば、スマートフォン200により、頭蓋に発光光を照射したときに得られた反射光の強度に基づいて、オキシヘモグロビンの濃度および脈波を算出することにより、頭蓋内(脳内)に出血が生じているか否かを推定することができる。
特に、第2実施形態に係る生体情報測定システム20によれば、生体情報測定装置100Aの筐体101を生体の頭部表面における特定の位置(毛髪が無く、且つ、直下に頭蓋の前頭洞(空洞部)が無い位置)に装着するだけで、スマートフォン200によって、頭蓋内(脳内)の状態を推定することができる。このため、第2実施形態に係る生体情報測定システム20によれば、非侵襲的に、且つ、比較的簡易な構成で、頭蓋内の状態を迅速に把握することができる。
また、第2実施形態に係る生体情報測定システム20によれば、生体情報測定装置100Aによって、頭蓋の海綿層の状態を測定するようにしているため、頭部表面により近い位置の状態を測定することができ、よって、スマートフォン200により、脈波情報およびヘモグロビン情報を、より高精度に算出することができる。したがって、第2実施形態に係る生体情報測定システム20によれば、頭蓋内(脳内)の状態を、より高精度に推定することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、出血推定部124は、頭蓋内の出血の有無を2段階に推定するようにしているが、これに限らず、頭蓋内の出血の有無を3段階以上に推定するようにしてもよい。例えば、出血推定部124は、脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、「出血:なし」、「出血:小」、「出血:大」の3段階に推定するようにしてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、生体情報測定装置100,100Aは、1つの筐体によって構成されているが、複数の筐体によって構成されてもよい。例えば、生体情報測定装置100,100Aは、生体の頭部に装着されて脈波情報およびヘモグロビン情報の計測を行う第1の筐体と、第1の筐体において計測された脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かの推定処理を行う第2の筐体とを備えて構成されてもよい。この場合、第1の筐体および第2の筐体は、有線通信によって互いに接続されてもよく、無線通信によって互いに接続されてもよい。
また、生体情報測定装置100,100Aは、生体の頭部に装着されて脈波情報およびヘモグロビン情報の計測を行う筐体と、筐体において計測された脈波情報およびヘモグロビン情報に基づいて、頭蓋内に出血があるか否かの推定処理を行うその他の情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等)との組み合わせによって構成されてもよい。この場合、筐体および情報処理装置は、有線通信によって互いに接続されてもよく、無線通信によって互いに接続されてもよい。
10 頭部
12 前頭洞
20 生体情報測定システム
100,100A 生体情報測定装置
101 筐体
101A 表面
102 第1のLEDパッケージ(発光部)
102a 第1のLED素子
102b 第2のLED素子
103 第2のLEDパッケージ(発光部)
103a 第1のLED素子
103b 第2のLED素子
104 フォトディテクタ(受光部)
105 スイッチ
106 肌温度センサ
107,107X 制御回路
108 通信I/F
112 ドライバ
113 ドライバ
114 ADC
115 バッテリ
120 主制御部
121 発光制御部
122 信号受信部
123 生体情報算出部
124 出血推定部
125 出力部
126 信号出力部
200 スマートフォン(情報処理装置)
210 制御回路
211 CPU
212 メモリ
213 補助記憶装置
221 タッチパネル
222 ディスプレイ
223 スピーカ
224 通信I/F
225 バッテリ
231 主制御部
232 信号受信部
233 生体情報算出部
234 出血推定部
235 出力部

Claims (8)

  1. 生体の頭部表面に装着される筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記生体の頭蓋に向けて測定光を出射する発光部と、
    前記筐体に設けられ、前記発光部から出射された前記測定光の前記頭蓋からの反射光を受光し、当該反射光の受光量に応じた電気信号を出力する受光部と、
    前記受光部から出力された前記電気信号に基づいて、前記頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出部と、
    前記生体情報算出部によって算出された前記脈波情報および前記ヘモグロビン情報に基づいて、前記頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定部と
    を備えることを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記筐体は、
    前記生体の頭部表面において、毛髪が無く、且つ、直下に前記頭蓋の前頭洞が無い位置に装着される
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記発光部は、前記頭蓋に向けて前記測定光を出射し、
    前記受光部は、前記頭蓋における海綿層からの反射光を受光し、当該反射光の受光量に応じた電気信号を出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記推定部は、
    前記脈波情報によって特定される脈波の振幅が、所定の基準値よりも、所定の割合以上増加または減少した場合、前記頭蓋内に出血があると推定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  5. 前記推定部は、
    前記ヘモグロビン情報によって特定されるオキシヘモグロビンの濃度が、所定の基準値よりも、所定の割合以上増加した場合、前記頭蓋内に出血があると推定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  6. 生体の頭蓋に向けて発光部から測定光を出射し、当該測定光の前記頭蓋からの反射光を受光部が受光したときに、当該受光部から出力された前記反射光の受光量に応じた電気信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部によって受信された前記電気信号に基づいて、前記頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出部と、
    前記生体情報算出部によって算出された前記脈波情報および前記ヘモグロビン情報に基づいて、前記頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 生体の頭蓋に向けて発光部から測定光を出射し、当該測定光の前記頭蓋からの反射光を受光部が受光したときに、当該受光部から出力された前記反射光の受光量に応じた電気信号を受信する信号受信工程と、
    前記信号受信工程において受信された前記電気信号に基づいて、前記頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出工程と、
    前記生体情報算出工程において算出された前記脈波情報および前記ヘモグロビン情報に基づいて、前記頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定工程と
    を含むことを特徴とする生体情報測定方法。
  8. コンピュータを、
    生体の頭蓋に向けて発光部から測定光を出射し、当該測定光の前記頭蓋からの反射光を受光部が受光したときに、当該受光部から出力された前記反射光の受光量に応じた電気信号を受信する信号受信部、
    前記信号受信部によって受信された前記電気信号に基づいて、前記頭蓋における脈波情報およびヘモグロビン情報を算出する生体情報算出部、および、
    前記生体情報算出部によって算出された前記脈波情報および前記ヘモグロビン情報に基づいて、前記頭蓋内に出血があるか否かを推定する推定部
    として機能させるためのプログラム。
JP2017204045A 2017-10-20 2017-10-20 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム Pending JP2021013403A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017204045A JP2021013403A (ja) 2017-10-20 2017-10-20 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム
PCT/JP2018/036179 WO2019077969A1 (ja) 2017-10-20 2018-09-28 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017204045A JP2021013403A (ja) 2017-10-20 2017-10-20 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021013403A true JP2021013403A (ja) 2021-02-12

Family

ID=66174508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017204045A Pending JP2021013403A (ja) 2017-10-20 2017-10-20 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2021013403A (ja)
WO (1) WO2019077969A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5094326B2 (ja) * 2007-10-18 2012-12-12 株式会社日立製作所 生体計測装置
WO2014187849A1 (de) * 2013-05-22 2014-11-27 Nemodevices Ag Messsystem und -verfahren zur messung von parametern in einem körpergewebe
JP6189701B2 (ja) * 2013-10-04 2017-08-30 日本光電工業株式会社 センサ、および固定具
WO2017179103A1 (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 株式会社フジタ医科器械 酸素飽和度測定センサ及び酸素飽和度測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019077969A1 (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6914934B2 (ja) 自動化された流体応答測定のためのシステムおよび方法
US11642104B2 (en) Systems and methods for automated fluid response measurement
KR102407094B1 (ko) 생체정보 측정 장치 및 방법
US20170027461A1 (en) Biosignal measurement with electrodes
US20170105633A1 (en) Bio-signal measuring apparatus which operates differently according to target
US20150126865A1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic measuring device
WO2017032793A1 (en) Device and system for monitoring of pulse-related information of a subject
JP5578100B2 (ja) 脈波計測装置およびプログラム
JP3180987U (ja) 画像式脈波伝播速度測定装置
JP6181576B2 (ja) 血行動態測定装置及び血行動態測定方法
KR102562817B1 (ko) 혈압 측정을 위한 전자 장치 및 그의 동작 방법
CN111386087A (zh) 声源确定系统
JP3209577U (ja) 生理検出装置
JP7462572B2 (ja) ストレスおよび/または疼痛レベルを決定するための装置、システム、該システムの作動方法、該システムの作動方法を実行するコンピュータ可読コードを有するコンピュータ可読媒体
US20190029573A1 (en) Biological information display apparatus
JP2021013403A (ja) 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム
TW202027673A (zh) 生命體徵估計器的生命體徵估計裝置和校準方法
JP2016067480A (ja) 生体情報検出装置
US10314539B2 (en) Apparatus and method for measuring biological signal
WO2019087633A1 (ja) 生体情報測定装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム
US20220047166A1 (en) Biological information detector
JP2019083860A (ja) 生体情報測定装置、操作対象装置、情報処理装置、生体情報測定方法、およびプログラム
US11974834B2 (en) Apparatus and method for estimating bio-information
CN113509163A (zh) 具有生物信号感测功能的无线声音转换系统
WO2018066674A1 (ja) 測定装置、測定方法及び測定プログラム