JP2021012319A - 押し込み式撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より好適に配管内を撮像することができる押し込み式撮像装置を実現する。【解決手段】押し込み式撮像装置1のカメラヘッド100は、外筒ケース10内に回動自在に支持されている軸部材20の姿勢をバランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって調整し、検査対象の配管内での軸部材20の姿勢をローリング方向に対して一定にすることができるので、その軸部材20に取り付けられている各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)の向きを配管内で一定に保つことができる。検査対象の配管内に押し込んだカメラヘッド100に設けられている各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)は、配管内での撮像方向を一定に保つことができるので、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)はそのカメラに割り当てられた撮像方向の映像を選択的に撮像することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、狭隘な配管内に押し込んでその内部を撮像する押し込み式撮像装置に関する。
従来、狭隘な各種配管内を検査対象とする装置として、弾発性を有するハードケーブルの先端に取り付けられているカメラヘッドを、ハードケーブルによって検査対象の配管内へ押し込んで、その配管内を撮影する押し込み式のカメラ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特開2010−102244号公報
しかしながら、上記特許文献1のカメラ装置のように、カメラヘッドが検査対象の配管の底を摺動しながら内周壁を撮像する場合、配管の内径とカメラヘッドの外径との径差が大きい程、カメラのレンズ中心と内周壁の上壁面と下壁面との距離差が大きくなり、配管内を全周壁に亘って撮像し難く、全周壁に亘る鮮明な映像を撮像することができないという問題があった。
本発明の目的は、より好適に配管内を撮像することができる押し込み式撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明は、
検査対象の配管内を進退させるカメラヘッドを備えている押し込み式撮像装置であって、
前記カメラヘッドは、
少なくとも一部に撮像窓が設けられている外筒ケースと、
前記外筒ケース内に回動自在に支持されている軸部材と、
前記軸部材に固定されており、自重により前記軸部材を回動させて、その軸部材の周面における上面側と下面側を定めて、前記配管内での前記軸部材の姿勢をローリング方向に対して一定にするバランサーと、
を備え、
前記軸部材には、その軸部材の先端部に取り付けられ、前記外筒ケースの先端側の撮像窓を介して前記配管内の前方を撮像する第1カメラと、前記軸部材の周面の上面側に取り付けられ、前記外筒ケースの周囲側面側の撮像窓を介して前記配管内の上方を撮像する第2カメラと、前記軸部材の周面の左右の側面側に取り付けられ、前記外筒ケースの周囲側面側の撮像窓を介して前記配管内の左右の側方を撮像する一対の第3カメラと、が設けられているようにした。
かかる構成の押し込み式撮像装置のカメラヘッドは、外筒ケース内に回動自在に支持されている軸部材の姿勢をバランサーによって調整し、検査対象の配管内での軸部材の姿勢をローリング方向に対して一定にすることができるので、その軸部材に取り付けられている各カメラ(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)の向きを配管内で一定に保つことができる。
つまり、検査対象の配管内に押し込んだカメラヘッドに設けられている各カメラ(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)は、配管内での撮像方向を一定に保つことができるので、各カメラ(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)はそのカメラに割り当てられた撮像方向の映像(画像)を選択的に撮像することができる。
具体的には、軸部材の先端部に取り付けられている第1カメラによって、配管内の前方の映像を撮像でき、特に映像の上下方向を配管内の鉛直方向に対応させて撮像することができる。
また、軸部材の上面側に取り付けられている第2カメラによって、配管内の上方の映像を撮像することができ、軸部材の左右の側面側に取り付けられている一対の第3カメラによって、配管内の左右の側方の映像を撮像することができる。
このような押し込み式撮像装置によれば、カメラヘッドに設けられている各カメラ(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)によって、配管内の前方と上方と左右側方をそれぞれ撮像できるので、従来技術(特開2010−102244号公報)のカメラ装置のように、前方カメラのみで配管内を撮像するのに比べ、より好適に配管内を撮像することができる。
また、望ましくは、
前記バランサーは、前記軸部材の一部をその内側に収容するとともに、錘部材が取り付けられている内筒ケースであり、
前記内筒ケース内には、前記錘部材との間に前記軸部材を挟む位置に、前記錘部材よりも軽い当該装置用の電子基板が取り付けられているようにする。
内筒ケース内において、錘部材との間に軸部材を挟む位置に電子基板が取り付けられていれば、バランサーの作用によって電子基板は軸部材よりも上に配置されるので、外筒ケース内に水が浸入してしまうことがあっても、電子基板が水に晒され難くすることができる。
また、望ましくは、
前記外筒ケースには、前記第1カメラの撮像方向を照らす前面照明部と、前記配管内の周方向の全周を照らす全周照明部と、が設けられているようにする。
前面照明部が設けられていれば、検査対象の配管内が暗い場合でも第1カメラによって配管内の前方を撮像することができる。
また、全周照明部が設けられていれば、検査対象の配管内が暗い場合でも第2カメラや第3カメラによって配管内の上方や側方を撮像することができる。
また、望ましくは、
前記カメラヘッドには、前記外筒ケース内にエアーを送り込むエアーホースが接続されており、
前記外筒ケースにおける先端側の撮像窓の近傍には第1貫通孔が形成され、前記外筒ケースにおける周囲側面側の撮像窓の近傍には第2貫通孔が形成されており、
前記外筒ケース内に送り込まれたエアーは、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔を通じて、それぞれの撮像窓の外面に吹き付けられるように構成されているようにする。
第1貫通孔と第2貫通孔から撮像窓の外面にエアーを吹き付けることで、撮像窓の外面に付着した水滴や塵などをエアーで吹き飛ばすように除去することができるので、各カメラ(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)が撮像窓を介して配管内を好適に撮像することができる。
本発明によれば、より好適に配管内を撮像することができる押し込み式撮像装置が得られる。
本実施形態の押し込み式撮像装置(カメラヘッド)を示す上面図である。 本実施形態の押し込み式撮像装置(カメラヘッド)を示す側面図である。 本実施形態の押し込み式撮像装置(カメラヘッド)を断面視して示す側面図である。 カメラヘッドの内筒ケース部分を断面視して示す説明図である。 押し込み式撮像装置のカメラヘッドを示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る押し込み式撮像装置の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態の押し込み式撮像装置1は、例えば、図1〜図5に示すように、弾発性を有するハードケーブル2と、ハードケーブル2の先端に取り付けられているカメラヘッド100を備えている。
押し込み式撮像装置1は、カメラヘッド100をハードケーブル2によって検査対象の配管内へ押し込み、カメラヘッド100を配管内で進退させて、その配管内を撮影する検査装置である。
カメラヘッド100は、少なくとも一部に撮像窓Wが設けられ、略円筒状を呈している外筒ケース10と、外筒ケース10内に回動自在に支持されている軸部材20と、軸部材20に固定されておりバランサーとしても機能する内筒ケース30と、軸部材20に取り付けられている複数のカメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)と、カメラの撮像方向を照らす照明部(前面照明部51、全周照明部52)等を備えている。
ハードケーブル2は、電源ケーブル2aと映像信号ケーブル2bとエアーホース2cとが一体化された長尺なケーブルである。
このハードケーブル2は、所定のリールに巻かれて保管されており、カメラヘッド100を検査対象の配管内へ押し込む際にリールから繰り出される。
電源ケーブル2aは、カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)や照明部(前面照明部51、全周照明部52)に電力を供給するケーブルである。
映像信号ケーブル2bは、カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)が撮像した映像のデータを配管の外に設置されるモニター装置などに伝送するケーブルである。
エアーホース2cは、カメラヘッド100の外筒ケース10内にエアーを送り込むためのホースであり、カメラヘッド100とは反対側のホース端部には、エアーコンプレッサーが繋がれている。
外筒ケース10は、大径筒部10aと小径筒部10bと先端筒部10cとで構成されており、大径筒部10aの内部空間に内筒ケース30が収容され、小径筒部10bの内部空間に第2カメラ42と第3カメラ43が収容され、先端筒部10cの内部空間に第1カメラ41が収容されている。
大径筒部10aと小径筒部10bの周囲側面部分は光透過性を有する材料で形成されており、小径筒部10bの周囲側面の全周は撮像窓Wとして機能する。また、略円錐台形状を呈する先端筒部10cの先端面には、光透過性を有する材料で形成された撮像窓Wが設けられている。
この外筒ケース10の長手方向に沿った軸心に、軸部材20がベアリング11を介して回動自在に配設されている。
また、外筒ケース10の大径筒部10aにハードケーブル2(電源ケーブル2a、映像信号ケーブル2b、エアーホース2c)が繋がれている。
外筒ケース10の大径筒部10aに収容されている内筒ケース30は略円筒形状を有しており、その内側に軸部材20の一部を収容するように軸部材20に固定されている。
この内筒ケース30における偏心した位置であって、内筒ケース30の内周面の所定位置には錘部材31が取り付けられており、その錘部材31の自重により軸部材20を回動させ、回動した軸部材20が所定の姿勢を維持するようになっている。
具体的には、錘部材31とその錘部材31が取り付けられて軸部材20に固定されている内筒ケース30が、自重により軸部材20を回動させて、その軸部材20の周面における上面側と下面側を定めて、配管内での軸部材20の姿勢をローリング方向に対して一定にするバランサーとして機能している。
また、図3、図4に示すように、内筒ケース30内には、錘部材31との間に軸部材20を挟む位置に、当該装置用の電子基板32が取り付けられている。ここでは、内筒ケース30内における軸部材20の上面側に電子基板32が取り付けられている。
その内部に電子基板32が配設されている内筒ケース30は、密閉ケースであることが好ましい。内筒ケース30が密閉性を有するケースであれば、外筒ケース10内に水が浸入してしまうことがあっても、その内部の電子基板32を好適に保護することができる。
電子基板32は、カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)や照明部(前面照明部51、全周照明部52)を駆動制御するものである。
この電子基板32に、外筒ケース10の大径筒部10aに繋がれたハードケーブル2の電源ケーブル2aと映像信号ケーブル2bがスリップリングを介して接続されている。
なお、電子基板32は錘部材31よりも軽い。
外筒ケース10の先端筒部10cに収容されている第1カメラ41は、軸部材20の先端部21に取り付けられている。
軸部材20の先端部21に取り付けられた第1カメラ41は、外筒ケース10(先端筒部10c)の先端側の撮像窓Wを介して配管内の前方を撮像する。
特に、軸部材20はバランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって配管内での姿勢がローリング方向に対して一定に維持されるので、第1カメラ41が撮像した映像(画像)の上下方向は配管内の鉛直方向に対応するようになる。
また、外筒ケース10の先端筒部10cには、第1カメラ41の撮像方向を照らす前面照明部51が設けられている。
前面照明部51は、例えば図5に示すように、第1カメラ41を環状に囲むように配設された複数のLED素子51aによって構成されている。
このような前面照明部51が先端筒部10cに設けられているので、検査対象の配管内が暗い場合でも第1カメラ41によって配管内の前方を撮像することができる。
外筒ケース10の小径筒部10bに収容されている第2カメラ42は、バランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって姿勢が定められた軸部材20における上面側に取り付けられている。
軸部材20の上面側に取り付けられた第2カメラ42は、外筒ケース10(小径筒部10b)の周囲側面側の撮像窓Wを介して配管内の上方を撮像する。
特に、軸部材20はバランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって配管内での姿勢がローリング方向に対して一定に維持されるので、第2カメラ42は常に配管内の上方の映像(画像)を撮像できる。
外筒ケース10の小径筒部10bに収容されている第3カメラ43は、バランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって姿勢が定められた軸部材20における左右の側面側に取り付けられている。
軸部材20の左右の側面側に取り付けられた一対の第3カメラ43は、外筒ケース10(小径筒部10b)の周囲側面側の撮像窓Wを介して配管内の左右の側方を撮像する。
特に、軸部材20はバランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって配管内での姿勢がローリング方向に対して一定に維持されるので、第3カメラ43は常に配管内の側方の映像(画像)を撮像できる。
なお、この押し込み式撮像装置1のカメラヘッド100は、検査対象の配管の底を摺動するように進退されてその配管内を撮像するものであるので、軸部材20における下面側にカメラを取り付けても、そのカメラは配管に近過ぎてカメラヘッド100の真下を撮像するのは不向きであるため、軸部材20の周面には上方を撮像する第2カメラ42と左右側方を撮像する一対の第3カメラ43を取り付けるようにし、真下を撮像するカメラは不要とした。
そして、検査対象の配管の底については、配管内の前方を撮像する第1カメラ41によって撮像するようにした。
なお、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)が撮像した四方向の映像(画像)は、配管の外に設置されたモニター装置の画面を四分割して同時に表示するようにしても、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)が撮像した映像(画像)を1つずつ切り替えて表示するようにしてもよい。
また、外筒ケース10の小径筒部10bには、配管内の周方向の全周を照らす全周照明部52が設けられている。
全周照明部52は、図1〜図3に示すように、小径筒部10bの内周面に沿う態様の環状部材52aの外面に複数のチップLED52bが等間隔に配設された構造を有している。
このような全周照明部52が小径筒部10b内に配設されているので、検査対象の配管内が暗い場合でも第2カメラ42や第3カメラ43によって配管内の上方や側方を撮像することができる。
カメラヘッド100には、外筒ケース10内にエアーを送り込むエアーホース2cが接続されており、外筒ケース10内にはエアーホース2cを通じてエアーコンプレッサーによって常にエアーが送り込まれている。
外筒ケース10の大径筒部10a内に送り込まれたエアーは、所定の通気孔12(図3参照)を通じて小径筒部10bや先端筒部10cに送り込まれる。
そして、先端筒部10cにまで送り込まれたエアーは、先端筒部10cの先端面の撮像窓Wの近傍に形成されている第1貫通孔13(図3参照)を通じて撮像窓Wの外面に吹き付けられるようになっている。
また、大径筒部10aに送り込まれたエアーは、小径筒部10bの周囲側面側の撮像窓Wの近傍に形成されている第2貫通孔14(図3参照)を通じて撮像窓Wの外面に吹き付けられるようになっている。
このように第1貫通孔13や第2貫通孔14から撮像窓Wの外面にエアーを吹き付けることで、撮像窓Wの外面に付着した水滴や塵などをエアーで吹き飛ばすように除去することができるので、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)が撮像窓Wを介して配管内を好適に撮像することが可能になる。
また、カメラヘッド100の外筒ケース10内に常にエアーを送り込み、その内圧を高めにすることで、配管内の水溜りにカメラヘッド100が浸かった際に外筒ケース10内に水が浸入するのを防いでいる。
また、何らかのトラブルで外筒ケース10内へのエアーの供給が停止し、外筒ケース10内に水が浸入してしまうことがあっても、電子基板32が水没し難いように、電子基板32は内筒ケース30内における軸部材20の上面側に取り付けている。
なお、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)は防水カメラであり、各照明部(前面照明部51、全周照明部52)には防水仕様のLEDを用いている。
以上のように、本実施形態の押し込み式撮像装置1のカメラヘッド100は、外筒ケース10内に回動自在に支持されている軸部材20の姿勢をバランサー(錘部材31および内筒ケース30)によって調整し、検査対象の配管内での軸部材20の姿勢をローリング方向に対して一定にすることができるので、その軸部材20に取り付けられている各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)の向きを配管内で一定に保つことができる。
つまり、検査対象の配管内に押し込んだカメラヘッド100に設けられている各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)は、配管内での撮像方向を一定に保つことができるので、各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)はそのカメラに割り当てられた撮像方向の映像(画像)を選択的に撮像することができる。
具体的には、軸部材20の先端部21に取り付けられている第1カメラ41によって、配管内の前方の映像を撮像でき、特に映像の上下方向を配管内の鉛直方向に対応させて撮像することができる。
また、軸部材20の上面側に取り付けられている第2カメラ42によって、配管内の上方の映像を撮像することができ、軸部材20の左右の側面側に取り付けられている一対の第3カメラ43によって、配管内の左右の側方の映像を撮像することができる。
このように、本実施形態の押し込み式撮像装置1によれば、カメラヘッド100に設けられている各カメラ(第1カメラ41、第2カメラ42、第3カメラ43)によって、配管内の前方と上方と左右側方をそれぞれ撮像できるので、従来技術(特開2010−102244号公報)のカメラ装置のように、前方カメラのみで配管内を撮像するのに比べ、より好適に配管内を撮像することができる。
そして、配管内の各部を撮像した映像に基づき、ユーザーが配管内の異常の有無を判断することができる。
また、エアーホース2cを通じてカメラヘッド100の外筒ケース10内に送り込んだエアーを第1貫通孔13や第2貫通孔14から撮像窓Wの外面に吹き付けて、撮像窓Wの外面に付着した水滴や塵などを吹き飛ばすように除去することができるので、より好適に撮像窓Wを介して配管内を撮像することができる。
なお、以上の実施の形態においては、軸部材20の左右の側面側の三時の位置と九時の位置に取り付けられている一対の第3カメラ43によって、配管内の左右の側方の真横側の映像を撮像するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、左右一対の第3カメラ43を軸部材20の左右の側面側の二時の位置と十時の位置に取り付けて、配管内の左右の側方の斜め上側の映像を撮像するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 押し込み式撮像装置
2 ハードケーブル
2a 電源ケーブル
2b 映像信号ケーブル
2c エアーホース
10 外筒ケース
10a 大径筒部
10b 小径筒部
10c 先端筒部
11 ベアリング
12 通気孔
13 第1貫通孔
14 第2貫通孔
20 軸部材
21 先端部
30 内筒ケース(バランサー)
31 錘部材(バランサー)
32 電子基板
41 第1カメラ
42 第2カメラ
43 第3カメラ
51 前面照明部
51a LED素子
52 全周照明部
52a 環状部材
52b チップLED
100 カメラヘッド
W 撮像窓

Claims (4)

  1. 検査対象の配管内を進退させるカメラヘッドを備えている押し込み式撮像装置であって、
    前記カメラヘッドは、
    少なくとも一部に撮像窓が設けられている外筒ケースと、
    前記外筒ケース内に回動自在に支持されている軸部材と、
    前記軸部材に固定されており、自重により前記軸部材を回動させて、その軸部材の周面における上面側と下面側を定めて、前記配管内での前記軸部材の姿勢をローリング方向に対して一定にするバランサーと、
    を備え、
    前記軸部材には、その軸部材の先端部に取り付けられ、前記外筒ケースの先端側の撮像窓を介して前記配管内の前方を撮像する第1カメラと、前記軸部材の周面の上面側に取り付けられ、前記外筒ケースの周囲側面側の撮像窓を介して前記配管内の上方を撮像する第2カメラと、前記軸部材の周面の左右の側面側に取り付けられ、前記外筒ケースの周囲側面側の撮像窓を介して前記配管内の左右の側方を撮像する一対の第3カメラと、が設けられていることを特徴とする押し込み式撮像装置。
  2. 前記バランサーは、前記軸部材の一部をその内側に収容するとともに、錘部材が取り付けられている内筒ケースであり、
    前記内筒ケース内には、前記錘部材との間に前記軸部材を挟む位置に、前記錘部材よりも軽い当該装置用の電子基板が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の押し込み式撮像装置。
  3. 前記外筒ケースには、前記第1カメラの撮像方向を照らす前面照明部と、前記配管内の周方向の全周を照らす全周照明部と、が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の押し込み式撮像装置。
  4. 前記カメラヘッドには、前記外筒ケース内にエアーを送り込むエアーホースが接続されており、
    前記外筒ケースにおける先端側の撮像窓の近傍には第1貫通孔が形成され、前記外筒ケースにおける周囲側面側の撮像窓の近傍には第2貫通孔が形成されており、
    前記外筒ケース内に送り込まれたエアーは、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔を通じて、それぞれの撮像窓の外面に吹き付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の押し込み式撮像装置。
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