JP2021011854A - タンク内部材への取付部材の取付構造 - Google Patents
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Description
先ず、図1及び図2に基づいて、燃料タンク10内に配設される燃料供給装置20の配置構成を説明する。なお、本実施形態では、燃料供給装置20を燃料供給装置本体部材16と燃料供給装置20の付属装置である液面検出装置部材18に区分して説明する。図1は燃料タンク10内に装備される燃料供給装置20全体の正面図を示し、図2は燃料供給装置20全体を斜め上方位置から見た斜視図を示す。図1に示すように、燃料タンク10は、上壁部11及び底壁部12を有する中空容器状に形成されている。燃料タンク10は、樹脂製であり、タンク内圧によって変形、主に上下方向に膨張及び収縮する。上壁部11には、円形孔状の上面開口部13が形成されている。燃料タンク10内には液体燃料としてのガソリンが貯留される。
本実施形態の燃料供給装置20は、上述したように燃料供給装置本体部材16と燃料供給装置20の付属装置である液面検出装置部材18を備える。付属装置の液面検出装置部材18は、本実施形態の説明ではセンダゲージ18として説明する。燃料供給装置本体部材16は、本実施形態では液面検出装置部材(センダゲージ)18以外の各種部材を指しており、本実施形態では、主にポンプユニット24と蓋部材22等が該当する。なお、本開示技術における「タンク内部に配置されるタンク内部材」としても、本実施形態ではポンプユニット24が該当する。
図1に示されるように、ポンプユニット24は燃料タンク10の底壁部12の上面部に配置される。そして、ポンプユニット24を形成するユニットケース38内部には、燃料をエンジンに供給するための各種機器が配置される。例えば、燃料供給機器として、周知の、サブタンク、燃料ポンプ、プレッシャレギュレータ等が配置される。そして、ポンプユニット24のユニットケース38の外面にセンダゲージ18が配置される。
次に、燃料供給装置20の付属装置である液面検出装置部材18、すなわちセンダゲージ18について説明する。センダゲージ18は、燃料タンク10内の燃料の残量、すなわち液面位置を検出する機器である。図1及び図2に示すように、センダゲージ18は、ゲージボディ40と、アーム42と、フロート44とを有する。ゲージボディ40は、ユニットケース38の外周面39に取付けられる。ゲージボディ40には回路基板等が設けられている。ゲージボディ40の表面側にはアームホルダ46が水平軸回りに回動可能に設けられている。アーム42の基端部は、アームホルダ46に取付けられている。フロート44は、アーム42の先端部に取付けられている。なお、ゲージボディ40及びフロート44は樹脂製であり、アーム42は金属製である。
図1及び図2に示すように、センダゲージ18のゲージボディ40はユニットケース38の外周面39に対して上方から下方へ一方向にスライドさせることにより取付けられる。図8から図11はその取付過程を示すものであり、詳細は後述する。したがって、本実施形態におけるゲージボディ40が、本開示技術の取付部材に相当する。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、センダゲージ18が取付けられる個所のユニットケース38の外周面39に、レール部48が形成されている。レール部48は外周面39に等間隔で3本以上の複数本が配設されている。レール部48は上下方向の縦方向に配設されており、すべてのレール部48が上下方向に対して同じ位置関係で、同じ長さで配設されている。レール部48は棒状の円柱形状で形成されており、円柱の周上の一部が外周面39に接続されて固定されている。したがって、本実施形態では、レール部48は、ユニットケース38の外周面39に配置される支柱取付部50を除いた残りの外周面39に対して周方向に等間隔(例えば30°間隔)で並列的に複数本(例えば10数本)配設されている。なお、かかる本実施形態の構成におけるユニットケース38は、本開示技術のタンク内部材に相当し、ユニットケース38の外周面39は、タンク内部材の取付面に相当する。
次に、前述のレール部48にスライド移動可能に取付けられるゲージボディ40について説明する。図3から図7にゲージボディ40の全体構成が示される。図3はゲージボディ40の裏面側を左側上方から見た斜視図、図4は同様に右側上方から見た斜視図、図5は裏面側の正面図、図6は前面側の正面図、図7は下方から見た底面図である。なお、裏面側とはポンプユニット24のユニットケース38の外周面39に面合わして取付けられる側の面を指す。図3から図5に良く示されるように、本実施形態は、ゲージボディ40に設定される取付部52の取付列が3個の場合である。そして、この3個の取付部52が
ユニットケース38(図1、図2参照)に形成されたレール部48(図1、図2参照)にスライド可能に嵌合する構成となっている。なお、説明の都合上、個別に指称する必要があるときは、中央部位置に配設される取付列を第1取付部52Aとし、両側における裏面側から見て右側位置に配設される取付列を第2取付部52Bとし、左側位置に配設される取付列を第3取付部52Cとして説明する。区別する必要のないときは単に取付部52として説明する。なお、それぞれの取付部の取付列を仮想線で示した。
図3〜図5に示されるように、第2取付部52Bは、スナップフィット構成56と、レール部48に圧入嵌合されて取付けられる第2案内ガイド部位54Bとから構成される。スナップフィット構成56は第2取付部52Bの下方位置に配置されており、第2案内ガイド部位54Bは上方位置に配置されている。スナップフィット構成56と第2案内ガイド部位54Bは第2取付部52Bの同一軸線上に配設されている。
スナップフィット構成56は、図5に良く示されるように、レール部48(図1、図2参照)の両側に位置するように配置される支柱58と、支柱58の下端部を橋架して配設される係止部60とから構成されている。係止部60の縦断面形状は下面が傾斜した三角形状とされており、レール部48の上端がスライド移動により下方から当接した際に、支柱58が撓んで、レール部48が係止部60を乗り越えて移動できる構成とされている。すなわち、本実施形態のスナップフィット構成56は周知のスナップフィット構成と同様に構成されている。したがって、本実施形態のスナップフィット構成56によれば、レール部48が係止部60を乗り越えて、支柱58の撓み変形が戻った状態では、レール部48の底面に係止部60が当接する位置状態とされて、レール部48に対するゲージボディ40の位置決めがされる構成とされている。
第2案内ガイド部位54Bは、図7に良く示されるように、同図で見て、上方が一部欠如されて開口した形状とされているが、レール部48を包囲する形状として形成されている。この包囲形状の径の大きさは、レール部48(図1、図2参照)がスライド嵌合する時、圧入嵌合される大きさとされている。したがって、第2取付部52Bにおける第2案内ガイド部位54Bは、レール部48と圧入嵌合により取付けられる構成とされている。なお、第2案内ガイド部位54Bの上端部は閉鎖構造とされている。
第3取付部52Cは、上方部に第3案内ガイド部位54Cが構成されている。この第3案内ガイド部位54Cの構成は、前述の第2案内ガイド部位54Bの構成と同じである。その上下方向の長さも略同じ長さであり、上下方向における上端位置および下端位置も同じ位置関係とされている。したがって、第3案内ガイド部位54Cにレール部48が嵌合を開始する位置は、第2案内ガイド部位54Bの連結位置K1と同じ上下方向の位置K2の位置である。すなわち、このK2の位置も、第1取付部52Aにおける下段案内ガイド部位54Aaの位置より上方位置とされている。
次に、ゲージボディ40のユニットケース38への取付け作用を説明する。ゲージボディ40は、燃料供給装置本体部材16のユニットケース38の外周面39に、上方から下方に向けた一方向のスライド移動により取付けられる。その取付けは、ユニットケース38の外周面39に形成されたレール部48に、ゲージボディ40に設定された取付部52の案内ガイド部位54が嵌合されることにより行われる。なお、ゲージボディ40のレール部48への取付けは、ユニットケース38の外周面39におけるセンダゲージ18を配置する位置に配設された3本のレール部48に対して行なわれる。したがって、本実施形態においては、レール部48はユニットケース38の外周面39の周上にくまなく形成されているので、センダゲージ18は周上の任意の位置に設定することができる。以下、図8から図11により順を追って説明する。
本明細書に開示の技術は、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
11 上壁部
12 底壁部
13 上面開口部
14 フィルタ部材
15 係止取付具
16 燃料供給装置本体部材
18 センダゲージ(液面検出装置部材)
20 燃料供給装置
22 蓋部材
24 ポンプユニット(タンク内部材)
26 蓋板部
27 嵌合筒部
28 フランジ部
30 燃料吐出ポート
32 電気コネクタ部
34 スタンドオフ部
35 筒柱部
36 湾曲壁部
38 ユニットケース(タンク内部材)
39 外周面(取付面)
40 ゲージボディ(取付部材)
42 アーム
44 フロート
46 アームホルダ
48 レール部
50 支柱取付部
52 取付部
52A 第1取付部
52B 第2取付部
52C 第3取付部
54 案内ガイド部位
54A 第1案内ガイド部位
54Aa 下段案内ガイド部位
54Ab 中2段案内ガイド部位
54Ac 中1段案内ガイド部位
54Ad 上段案内ガイド部位
54B 第2案内ガイド部位
54C 第3案内ガイド部位
56 スナップフィット構成
58 支柱
60 係止部
62 第1挿通部構成
64 第2挿通部構成
Claims (3)
- タンク内部に配置されるタンク内部材と、前記タンク内部材の取付面に対して該取付面の一方向からのスライドにより前記タンク内部材に取付ける取付部材と、前記タンク内部材の取付面に配設され、前記スライド方向に少なくとも3本が並行に設けられたレール部と、前記取付部材に設けられ、前記タンク内部材に形成された前記少なくとも3本のレール部にスライド可能に嵌合する少なくとも3個の取付部と、を備えたタンク内部材への取付部材の取付構造であって、
前記レール部と前記取付部には前記スライド方向にスライド可能に嵌合する案内ガイド部位が構成されており、前記案内ガイド部位の前記スライド方向に対する配置位置は、少なくとも3つが並行配置される前記案内ガイド部位のうち両側に配置される前記案内ガイド部位に比べ該両側間に配置される少なくとも一つの案内ガイド部位が、前記スライド方向の移動に際して他の案内ガイド部位のスライド嵌合に先立ってスライド嵌合される配置構成とされる、タンク内部材への取付部材の取付構造。 - 請求項1に記載のタンク内部材への取付部材の取付構造であって、
前記取付部は前記レール部に対してスナップフィット構成により取付けられる構成であると共に、前記取付部は前記レール部に圧入嵌合されて取付けられる構成である、タンク内部材への取付部材の取付構造。 - 請求項1に記載のタンク内部材への取付部材の取付構造であって、
前記タンク内部材は自動車等車両の燃料タンク内に装備される燃料供給装置の燃料供給装置本体部材であり、前記取付部材は前記燃料供給装置の付属装置である液面検出装置部材である、タンク内部材への取付部材の取付構造。
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