JP2021011672A - 衣類 - Google Patents

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Anna Shintaku
アンナ 新宅
友美 角野
Tomomi Sumino
友美 角野
美由紀 森田
Miyuki Morita
美由紀 森田
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Abstract

【課題】本発明の課題は、上半身を覆う衣類を女性が着用したときにボディーラインを男性的に見せることができる衣類を提供することである。【解決手段】本発明の衣類(100)は、前身頃(101)と後身頃(103)とを備えた身体の上半身を覆う衣類であって、前身頃(101)の左右の少なくとも一方に第1の収納部(11)を設け、第1の収納部(11)は、第1の膨出部材(11a)を収納するように構成されているものである。【選択図】図2

Description

本発明は、衣類に関し、特に、性同一性障害を持つ女性の上半身を覆うための衣類に関するものである。
従来から、女性用の下着には、身体のラインを女性らしく美しく見せるブラジャー、ガードル、ボディースーツなどがある。
また近年は、男性が身体を男らしく見せるために着用する体形補正具も開発されている。例えば、特許文献1には、このような体形補正具として、衣服を通して腹筋が浮き上がって見えるようにしたものが開示されている。
登録実用新案第3202147号公報
ところで、性同一性障害を持つ女性にとって女性用の下着を着用することは精神的なストレスになる。そのため、そのような女性は、むしろ男性用の下着を身に着けたり、身体を男性らしく見せるための体形補正具を着用したりすることで、精神的なストレスを回避する傾向にある。
しかしながら、特許文献1に記載の体形補正具は、腹部を男性のように腹筋が浮き上がった形状に見せるものであるが、それ以外の部分、また身体全体を男性しく見せることができなかった。
本発明は、上半身を覆う衣類を女性が着用したときに女性に特徴的なボディーラインの形成を抑制し、男性的に見せることができる衣類を提供することを目的とする。
本発明は、以下の項目を提供する。
(項目1)
前身頃と、
後身頃と
を備えた身体の上半身を覆う衣類であって、
前記前身頃の左右両肩部の少なくとも一方に第1の収納部が設けられ、
前記第1の収納部は、第1の膨出部材を収納するように構成されている、衣類。
(項目2)
前身頃と、
後身頃と、
前記前身頃と後身頃との間の左右少なくとも一方に側部
を備えた身体の上半身を覆う衣類であって、
前記側部は、第2の収納部を有し、
前記第2の収納部には、第2の膨出部材が収納されるように構成されている、衣類。
(項目3)
前記前身頃と後身頃との間の左右少なくとも一方に側部をさらに備え、
前記側部は、第2の収納部を有し、
前記第2の収納部には、第2の膨出部材が収納されるように構成されている、項目1に記載の衣類。
(項目4)
前記前身頃の胸部より下部に、少なくとも1つの第3の収納部が設けられ、
前記第3の収納部には、第3の膨出部材を収納するように構成されている、項目1から項目3のいずれか一項に記載の衣類。
(項目5)
前記前身頃は、表地および裏地を含み、
前記裏地は、伸縮性布地を含む、項目1から項目4のいずれか一項に記載の衣類。
本発明によれば、上半身を覆う衣類を女性が着用したときに女性に特徴的なボディーラインの形成を抑制し、男性的に見せることができる衣類を得ることができる。
図1は、上半身を覆う衣類100の構造を説明するための図であり、図1(a)は前側から見た衣類100の形状を示し、図1(b)は後側から見た衣類100の形状を示す。 図2は、図1に示す上半身を覆う衣類100を裏返し、前身頃101、後身頃103および左右の側部102の構造を説明するための図である。 図3は、図2に示す前身頃101を表地101aと裏地101bとに分解して示す図である。 図4は、本発明の上半身用衣類100と従来の上半身用衣類100aとを対比して示し、図4(a)および図4(b)はそれぞれ、本発明の上半身用衣類100の斜視図、上半身用衣類100を裏返して前身頃101の裏側から見た平面図であり、図4(c)および図4(d)はそれぞれ、従来の上半身用衣類100aの斜視図、上半身用衣類100aを裏返して前身頃101の裏側から見た平面図である。
以下、本発明を説明する。本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての専門用語および科学技術用語は、本発明の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義を含めて)が優先する。
本明細書において、「約」とは、後に続く数字の±10%の範囲内をいう。
本発明は、上半身を覆う衣類を女性が着用したときに女性に特徴的なボディーラインの形成を抑制し、男性的に見せることができる衣類を提供することを課題とし、
前身頃と、
後身頃と
を備えた身体の上半身を覆う衣類であって、
前記前身頃の左右の肩部の少なくとも一方に第1の収納部が設けられ、
前記第1の収納部は、第1の膨出部材を収納するように構成されている衣類を提供することによって、上記課題を解決した。
また、本発明は、
前身頃と、
後身頃と、
前記前身頃と後身頃との間の左右少なくとも一方に側部
を備えた身体の上半身を覆う衣類であって、
前記側部は、第2の収納部を有し、
前記第2の収納部には、第2の膨出部材が収納されるように構成されている衣類を提供することによって、上記課題を解決した。
すなわち、本発明の上半身を覆う衣類は、前身頃の左右の肩部の少なくとも一方に側部を備え、側部には、第1の膨出部材が収納されるように構成された第1の収納部を備えることにより、着用した際に肩部から胸部にあたって形成される盛り上がりが抑制され、その結果、女性に特徴的なボディーラインの印象を緩和することができる。また、第1の収納部を備えることにより、肩部の周りのサイズが大きくなり、その結果、男性に特徴的な胸厚のボディーラインを形成することが可能となる。
また、本発明の上半身を覆う衣類は、前身頃と後身頃との間の左右少なくとも一方に側部を備え、側部には、第2の膨出部材が収納されるように構成された第2の収納部を備えることにより、着用した際に胸部周りや腰部周りのサイズが大きくなる。その結果、女性に特徴的な胸部から腰部にかけて形成されるくびれのあるボディーラインが抑制される。
従って、1つの実施形態において、本発明の上半身を覆う衣類は、前身頃の左右の肩部の少なくとも一方に側部を備え、側部には、第1の膨出部材が収納されるように構成された第1の収納部を備えているものであれば、その他の構成は任意であり得る。
したがって、上半身を覆う衣類の形態としては、任意の形態でありえる。例えば、Tシャツあるいはノースリーブ、キャミソール、スリップなどが挙げられる。好ましい実施形態としては、着用した際に男性的なボディーラインの印象が形成しやすいノースリーブまたはTシャツである。
本発明の第1の膨出部材は、前身頃の左右の肩部の少なくとも一方に側部に設けられた第1の収納部に収納され、上半身を覆う衣類を着用した際に生じる女性に特徴的な胸の隆起と肩部との間の段差を補うための部材である。
第1の膨出部材の形状や大きさは、着用した際に形成される胸の膨らみにより肩部との間に形成される段差が補えれば任意の形態であり得る。例えば、略平板状、略円板状、略直方体状、略球体状であってもよい。
第1の膨出部材の材質は、任意の材料であり得る。例えば、樹脂、不織布などの弾力性の低い材質であってもよいし、ゴム、ウレタンスポンジ材などの弾力性の高い材質であってもよい。また、第1の膨出部材は、ウレタンスポンジ材など伸縮率の高い材質を伸縮率の少ない布地(例えば、天竺編み、トリコット、スムース、マーキz(経編のラッセル編機で編んだもの))で包み込んだクッション部材であってもよいし、不織布など伸縮率の低い材質を上述の伸縮率の少ない布地で包み込んだものであってもよいし、伸縮率の高い布地で包み込んだものであってもよい。
本発明の第1の収納部は、前身頃の左右の肩部の少なくとも一方に設けられ、第1の膨出部材を収納するように構成されている。
また、第1の収納部の形状や大きさは、その中の収納される第1の膨出部材の形状や大きさに応じて任意の形態であり得る。設けられる第1の収納部の数などは任意であり得る。例えば、左右および/または上下に複数設けてもよい。
さらに、第1の収納部はその中に第1の膨出部材を収納した状態で密封していてもよいし、第1の開口を有していてもよい。好ましい実施形態において、第1の収納部は第1の開口を有している。開口を有するようにすることで、第1の膨出部材を交換することが可能となる。
前身頃および後身頃の素材の形態は任意であり得る。表地だけであってもよいし、表地と裏地(裏当て布地)とを備えていてもよい。
例えば、前身頃および後身頃に用いられる素材(表地および/または裏地(裏当て布地))の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、コットン、ナイロン、シルク、レーヨン、麻、ウール、またはこれらの任意の組み合わせの繊維を含む布地であり得る。
また、布地の組織は任意であり得る。例えば、編物であってもよいし、織物であってもよい。編物としては、例えば、平編み、丸編み(例えば、天竺編み、フライス編み)などであってもよい。また、織物としては、平織り、綾織りや朱子織りなどであってもよい。
表地および裏地(裏当て布地)の伸縮率は特に限定されるものではないが、好ましい実施形態において、一般に入手可能な布地の伸縮率である約150%〜約200%の範囲である。
なお、前身頃と後身頃とで表地および/または裏地(裏当て布地)の材質を異ならせてもよいし、同じ材質であってもよい。
また、前身頃の裏地は、裏当て布地だけであってもよいし、伸縮率が高い伸縮性布地だけであってもよいし、裏当て布地と伸縮性の高い伸縮性布地とを含むものであってもよい。ここで、伸縮性布地とは、一般に入手可能な布地の伸縮率である約150%〜約200%よりも伸縮率の高い布地のことを言う。好ましい実施形態において、伸縮性布地は、ポリウレタンを含む伸縮率が約200%〜約350%の布地である。
前身頃の裏地に伸縮性布地を設けることによって、上半身を覆う衣類を着用した際に前身頃が肌に沿うように押さえつけることになる。その結果、肩部の第1収納部に収納された第1の膨出部材および/または腹部の第3収納部に収納された第3の膨出部材の盛り上がりをより強調でき、男性に特徴的なボディーラインを形成することが可能となる。
また、裏地を伸縮性布地と裏当て布地とを含むようにすることにより、伸縮性布地による肌への押し付けが緩和され、着用者の着心地を良好にすることが可能となる。
なお、本明細書において、「部材Aの伸縮率がX%」という場合、部材Aを引っ張ったとき、部材Aの元の長さに対する最も伸びたときの全体の長さの割合である伸縮率(%)のことを意味する。
また、本発明の上半身を覆う衣類は、前身頃と後身頃との間の左右少なくとも一方に側部を備え、側部には、第2の膨出部材が収納されるように構成された第2の収納部を備えるように構成されているものであれば、その他の構成は任意であり得る。
本発明の第2の膨出部材は、前身頃と後身頃との間の側部に設けられる収納部に収納され、上半身を覆う衣類を着用した際に、胸部周りや腰部周りのサイズを大きくすることによって、女性に特徴的な胸部から腰部にかけて形成されるくびれのあるボディーラインを抑制し、また男性的なボディーラインを形成する部材である。
第2の膨出部材の形状や大きさは、任意の形態であり得る。例えば、略平板状、略円板状、略直方体状、略球体状であってもよい。
第2の膨出部材の材質は、任意の材料であり得る。例えば、剛体(樹脂、シリコン、不織布などの弾力性の低い材質)であってもよいし、弾力性材料(ゴム、ウレタンスポンジ材などの弾力性の高い材質)であってもよい。また、第2の膨出部材は、ウレタンスポンジ材を伸縮率の高い布地で包み込んだクッション部材であってもよいし、不織布などを伸縮率の高い布地で包み込んだものであってもよい。
また、第2の収納部の形状や大きさは、その中の収納される第2の膨出部材の形状や大きさに応じて任意の形態であり得る。設けられる第2の収納部の数などは任意であり得る。例えば、左右および/または上下に複数設けてもよい。
さらに、第2の収納部はその中に第2の膨出部材を収納した状態で密封していてもよいし、第2の開口を有していいてもよい。好ましい実施形態において、第2の収納部は第2の開口を有している。開口を有するようにすることで、第2の膨出部材を交換することが可能となる。
側部の素材の形態は任意であり得る。表地だけであってもよいし、表地と裏地とを備えていてもよい。例えば、側部(表地および/または裏地)の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、コットン、ナイロン、シルク、レーヨン、麻、ウール、またはこれらの任意の組み合わせの繊維を含む布地であり得る。
側部に用いる布地(表地および/または裏地)の伸縮率は特に限定されるものではないが、好ましい実施形態において、伸縮率が約200%〜約350%の伸縮性布地である。
なお、側部は表地および裏地の材質を異ならせてもよいし、同じ材質であってもよい。
本発明の上半身を覆う衣類は、前身頃の胸部より下部(例えば、腹部)に、第3の膨出部材を収納するように構成された第3の収納部を少なくとも1つ設けてもよい。
設けられる第3の収納部の数などは任意であり得る。例えば、左右および/または上下に複数設けてもよい。
第3の膨出部材は、第3の収納部に収納されることにより、着用した際に腹部に男性に特徴的な筋肉の盛り上がりのボディーラインを形成する部材である。
第3の膨出部材の形状や大きさは、任意の形態であり得る。例えば、略平板状、略円板状、略直方体状、略球体状であってもよい。また、第3の膨出部材の設ける数は任意であり得る。1つであってもよいし、複数であってもよい。また、複数設ける場合に、上下に設けてもよいし、左右に設けてもよいし、上下かつ左右に設けてもよい。
第3の膨出部材の材質は、任意の材料であり得る。例えば、剛体(樹脂、シリコン、不織布などの弾力性の低い材質)であってもよいし、弾力性材料(ゴム、ウレタンスポンジ材などの弾力性の高い材質)であってもよい。好ましい実施形態において、第3の膨出部材の材質はウレタンスポンジ材を伸縮率の高い布地で包み込んだクッション部材であるが、これに限定されない。例えば、不織布などを伸縮率の高い布地で包み込んだものであってもよい。
また、第3の収納部の形状や大きさは、その中の収納される第3の膨出部材の形状や大きさに応じて任意の形態であり得る。さらに、第3の収納部はその中に第3の膨出部材を収納した状態で密封していてもよいし、第3の開口を有していてもよい。好ましい実施形態において、第3の収納部は第3の開口を有している。開口を有するようにすることで、第3の膨出部材を交換することが可能となる。開口を収納部のどの位置に設けるかは任意であり得る。
(実施形態1)
図1は、上半身を覆う衣類100の構造を説明するための図であり、図1(a)は前側から見た衣類100の形状を示し、図1(b)は後側から見た衣類100の形状を示す。
この上半身を覆う衣類100は、性同一性障害の女性用の下着(ノースリーブ)であり、女性が着用したときに胸部に外見において膨らみが現われる女性に特徴なボディーラインを抑制し、また男性的なボディーラインを形成する構造を有している。
すなわち、この上半身を覆う衣類100は、前身頃101、後身頃103、側部102を含み、これらを縫合で繋ぎ合わせて形成されている。しかし、繋ぎ合わせる手段は任意であり得る。接着であってもよい。前身頃101、後身頃103はそれぞれ、約200%の伸縮率を有する同一種類の布地(表地)で構成されている。また、側部102は、約250%〜約350%の伸縮率を有する伸縮性布地である。
図2は、図1に示す上半身を覆う衣類100を裏返し、前身頃101、後身頃103および左右の側部102の構造を説明するための図である。
図2に示すように、前身頃101の肩部には、左右にそれぞれ1つの略円盤状の第1の膨出部材11aを有し、それを収納する第1の収納部11を有している。また、第1の収納部11aには、第1の膨出部材11aを出し入れするための開口11bが設けられている。
前身頃101の腹部には、上下2段の第3の収納部が設けられ、第3の収納部13には左右に延びる1つの平板状の第3の膨出部材13aが収納されている。また、第3の収納部13aには、第3の膨出部材13aを出し入れするための開口13bが設けられている。
図3は、図2に示すように、前身頃101を、表地101aと裏地101bとに分解して示す図である。図3に示すように、具体的には、前身頃101は、表地101aと裏地101bとから構成され、また裏地101bは、裏当て布地111と伸縮性布地112とから構成されている。表地101aは、例えば、伸縮率が高いポリエステルを含む天竺(ベア天竺)や2WAYトリコットであり、裏当て布地111は、コットンを含む天竺(綿天竺)や綿混トリコットである。それに対して、伸縮性布地112は、ポリウレタンを含む伸縮率が約300%の布地または不織布である。
第1の収納部11および第3の収納部13は、それぞれ裏当て布地111と伸縮性布地112との繋ぎ合わせにより形成される。また、図3に示す実施形態において、裏地101b(裏当て布地111および伸縮性布地112)は前身頃101の肩部から腹部までの間に設けているが、本発明はこれに限定されず、肩部から腹部よりも下までであってもよい。
図3に示す実施形態において、第1の収納部11は左右に延びる形状であり1つ設けているが、これに限定されない。例えば、左右にそれぞれ1つもしくは複数設けてもよい。また、上下に複数設けてもよい。
また、図3に示す実施形態において、第3の収納部13は、腹部に上下2つ設けているが、これに限定されない。例えば、上下左右にそれぞれ設けてもよいし、上下および左右に3段以上設けてもよい。また設ける場所は胸部の下であれば腹部以外の場所を含んでいてもよい。
図2に示すように、前身頃101と後身頃103との間の左右両側には、側部102が設けられている。側部102には、腹部に近接する位置に1つの第2の収納部12が設けられ、第2の収納部12には第2の膨出部材12aが収納される。また、第2の収納部12には、第2の膨出部材12aを出し入れするための開口12bが設けられている。図2に示す実施形態において、第2の収納部12は腹部の近接する位置に1つ設けているが、その数や位置は任意であり得る。例えば、腹部および下腹部に近接する位置に上下2つの第2の収納部12を設けてもよいし、腹部および下腹部に近接する位置に大きい1つの第2の収納部を設け、その中に、1つもしくは複数の第2の膨出部材を設けるようにしてもよい。
図4に示すように、本発明の上半身を覆う衣類100は、前身頃101の肩部に第1の膨出部材11aを収納する第1の収納部11を設けることにより、肩部周りのサイズが大きくなる。その結果、着用した際に女性に特徴的な肩部から胸部にかけて膨らみを有するボディーラインが形成されるのを抑制することが可能となる。また、肩部周りのサイズが大きくなるため、男性に特徴的な肩厚のボディーラインを形成することが可能となる(例えば、図4のR部を参照)。
また、第1の収納部11には開口11bを設けてあるので、第1の膨出部材が出し入れでき、所望の第1の膨出部材11aに交換することが可能となる。
また、本発明の上半身を覆う衣類100は、側部102に第2の膨出部材12aを収納する第2の収納部12を設けることによって、脇(特に腹部)周りのサイズが大きくなる。その結果、着用した際に女性に特徴的な胸部から腹部にかけてくびれを有するボディーラインが形成されるのを抑制することが可能となる。また、第2の収納部11には開口12bを設けてあるので、第2の膨出部材12aが出し入れでき、所望の第2の膨出部材12aに交換可能である(例えば、図4のB部を参照)。
また、本発明の上半身を覆う衣類100は、前身頃101の胸部よりも下部(例えば、腹部)に第3の膨出部材13aを収納する第3の収納部13を設けることによって、着用した際に胸部よりも下部に盛り上がりを形成される。その結果、女性に特徴的な腰部から胸部の膨らみを有するボディーラインが形成されるのを抑制することが可能となる。また、胸部の下部周りのサイズが大きくなるため、男性に特徴的な筋肉を有するボディーラインを模倣することが可能となる。また、第3の収納部13には開口13bを設けてあるので、第3の膨出部材13bが出し入れでき、所望の第3の膨出部材13aに交換することが可能となる(例えば、図4のB部を参照)。
さらに、本発明の上半身を覆う衣類100は、前身頃101が裏地101bを有し、裏地101bは、伸縮率が約250%〜約350%であるポリウレタンを含む伸縮性布地を含むようにすることによって、着用した際に、前身頃101が肌に沿って押し付けられる。その結果、肩部に設けられた第1の膨出部材11aや胸部より下部に設けられた第3の膨出部材13aによって形成される盛り上がりをより効果的に表すことが可能となる。また、裏地101bには裏当て布地111を設けていることから、伸縮性布地112による肌への押し付けが緩和され、着用者の着心地を良好にすることが可能となる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、上半身を覆う衣類の分野において、女性が着用したときに女性に特徴的なボディーラインの形成を抑制し、男性的に見せることができる衣類を提供できるものとして有用である。
11 第1の収納部
11a 第1の膨出部材
12 第2の収納部
12a 第2の膨出部材
13 第3の収納部
13a 第3の膨出部材
100 上半身を覆う衣類
101 前身頃
102 側部
103 後身頃

Claims (1)

  1. 明細書に記載の発明。
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