JP3236767U - 着用物品 - Google Patents

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李世子 前泊
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株式会社ミューディア
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【課題】骨盤付近をボリュームアップさせることで、相対的にウエストが細く見せて、全体として砂時計のような下半身形状の外観を呈することのできる着用物品の提供。【解決手段】着用物品10の着用物品本体20は、弾性伸縮性を有する身生地21を含み、着用物品本体20の内面側の横方向の両側には一対のポケット40が配置されていて、ポケットは着用者の骨盤近傍と対向して位置しており、ポケット40には、パッド材50が着脱可能に収容されている。【選択図】図2

Description

本考案は、着用物品に関する。
従来、着用物品、特に女性用の着用物品(ショーツ)は、公知である。例えば、特許文献1には、女性の身体の補正を目的とした着用物品が開示されている。
特開平9-302502号公報
特許文献1に開示された着用物品では、身生地に複数の弾性伸長性を有する生地を使用することで、着用したときに女性のヒップが持ち上げられて、所要のヒップアップ効果を図ることができる。
しかしながら、特許文献1の着用物品では、一定のヒップアップ効果を図ることができるが、全体として骨盤付近を大きくボリュームアップさせた外観を与えることはできない。近年、韓国を中心として,骨盤付近を大きく見せることで相対的にウエストを細く見せて、全体として砂時計(Sandglass)のようなグラマラス型の下半身形状になることが女性の美的外観として望まれている。
本考案は、従来の着用物品の改良であって、骨盤付近をボリュームアップさせることで、相対的にウエストを細く見せて、全体として砂時計のような下半身形状の外観を呈することのできる着用物品の提供に関する。
前記課題を解決するために、本考案は、縦方向及び横方向を有し、前身頃と、後身頃と、前記前後身頃間に位置する股下域と、ウエスト開口とを含む着用物品本体を備えた着用物品に関する。
本考案に係る着用物品は、前記着用物品本体は、弾性伸縮性を有する身生地を含み、前記着用物品本体の内面側の前記横方向の両側には一対のポケットが配置されており、前記ポケットは着用者の骨盤近傍と対向して位置しており、前記ポケットには、パッド材が着脱可能に収容されていることを特徴とする。
本考案に係る着用物品の一つ以上の実施態様においては、着用物品本体の内面側の横方向の両側にはポケットが配置されていて、ポケットは着用者の骨盤近傍と対向して位置しており、ポケットにはパッド材が着脱可能に収容されていることから、着用者の骨盤近傍をボリュームアップさせて、相対的にウエストを細く見せることで、全体として砂時計のようなグラマラスな外観の下半身形状を呈することができる。
図面は、本考案の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本考案に係る、着用状態における着用物品を正面から視た斜視図。 着用物品の内面側の正面図。 着用物品の内面側の平面図。 着用物品の側面図。 図4のV―V線に沿う断面図。 (a)着用状態における、パッド材をポケットに収容していない場合の着用物品の背面図。(b)着用状態における、パッド材をポケットに収容している場合の着用物品の背面図。
下記の実施の形態は、図1~図6に示す着用物品10に関し、考案の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。各図において、説明の便宜上、着用物品本体20の一部には、網掛けをしている。なお、本考案に関する着用物品10は、下着のほかに、スパッツ、レギンスパンツ、インナーパンツ、さらには、運動用の被服等も含む。また、着用物品10は、性別を問わず、男性、女性、トランスジェンダーのいずれもが使用することができる。
図1~図6を参照すると、本考案の着用物品の一例として示す、着用物品10は、縦方向Y及び横方向Xと、着用状態における前後方向Zとを有し、ウエスト開口18及び一対のレッグ開口19と、前身頃11と、後身頃12と、前後身頃11,12間に位置する股下域13とを備えた着用物品本体20とを有する。着用物品本体20(着用物品10)は、その横方向Xの寸法を2等分する縦断中心線Pと、その内面側において横方向Xの両側に位置する一対のポケット40とを有する。ポケット40は、着用状態において着用者の骨盤近傍と対向するように位置している。
図2及び図3を参照すると、、着用物品10は、着用物品本体20の外形(外面全体)を形成する伸縮性の身生地21を有する。着用物品本体20の内面側には、身生地21の内側に縫合された前側伸縮生地22及び後側伸縮生地23と、身生地21及び前側伸縮生地22に縫合された、前側から後側に向かって斜め下方へ延びる一対のサイド伸縮生地24と、前側伸縮生地22と後側伸縮生地23との間に位置する楕形状のポケット形成生地30と、前側伸縮生地22の下端とサイド伸縮生地24の後側部分とに縫合された股下生地26とが配置されている。身生地21は、前後身頃11,12及び股下域13をそれぞれ形成する部分を互いに縫合して形成されている。
前ウエスト開口縁部は、身生地21と前側伸縮生地22とに縫合された前側ウエストゴム27から形成されている。前側ウエストゴム27は、縦断中心線P上において互いに交差するように接合された2本のテープ状又はリボン状の平ゴムから形成されていて、前ウエスト開口縁部は下方へ凸となるような形状を有する。
後側伸縮生地23は身生地21と同じ生地で形成されていて、該生地を折り曲げて形成された後ウエスト開口縁部には、テープ状又はリボン状のゴムからなる後側ウエストゴム28が取付られている。また、後側伸縮生地23と股下生地26との間には、テープ状又はリボン状のゴム又はウレタンからなる縦断弾性体29が配置されている。縦断弾性体29は、着用状態において着用者の臀溝に沿って延びている。
身生地21及び後側伸縮生地23は、編み組織によって縦方向Yと横方向Xとに弾性的に伸縮可能な伸縮生地(ツーウエイストレッチ生地)から形成されている。伸縮性生地は、伸縮性を有するとともに、着用者の汗を素早く吸収して乾かすことのできる吸湿速乾性に優れた公知の素材から形成することができ、例えば、吸湿(水)性の繊維からなる糸と伸縮性に優れた繊維とから形成された糸とを用いることができる。吸湿(水)性の繊維としては、コットン、麻等の植物繊維、ウール等の獣毛繊維、親水性の付与されたポリエステル等の合成繊維、キュプラ、レーヨン、アセテートの再生繊維等が挙げられる。また、伸縮性に優れた繊維としては、ポリウレタン(例えば、スパンデックス等)、エラストマー系ポリマー(例えば、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等の熱可塑性エラストマー)等が挙げられる。
前側伸縮生地22及びサイド伸縮生地24には、通気性に優れた公知の素材を用いることができ、伸縮性のメッシュ生地が好適に用いられる。伸縮性のメッシュ生地は、例えば、メリヤス(天竺)、トリコットやラッセルなどの編機により製造される、編物の表面に貫通孔を有する編物布帛を意味する。伸縮性のメッシュ生地を構成する繊維としては、スパンデックス等のポリウレタン系繊維或いはポリウレタン系繊維と他のナイロン、アクリル等との混紡繊維などを挙げることができる。
股下生地26には、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維及びアクリル繊維等の合成繊維からなる防水加工された編地を好適に用いることができる。
着用物品10は、吸湿速乾性の伸縮性生地からなる身生地21をベースとして、その内面側に通気性に優れた生地をバランスよく配置することで、女性が着用した際に、蒸れた感じがせずに、さらさらとした清涼感のある触感によって、快適な着用感を与えることができる。
図4及び図5を参照すると、ポケット形成生地30は、半円形状の上側部分31と半円形の下側部分32とから構成されていて、上側部分31の一部と下側部分32の一部とは、上側部分31が外面に位置した状態で互いに重なり合っている。ポケット形成生地30は、外周縁に位置する縫合ライン以外は身生地21に固定されておらず、内部には楕形状のポケット40が形成されている。
ポケット40の内部には、ウレタンフォームからなるパッド材50が着脱可能に収容される。パッド材50は、ポケット40の形状に沿う楕円形であって、ポケット40内に配置された状態において外面側へ凸曲するようなドーム状を有する。パッド材50は、縦寸法15~25cm、横寸法10~20cmの大きさを有する。なお、図示例では、ポケット40及びパッド材50は楕円形であるが、本考案の技術的効果を奏する限りにおいて、円形状、三角形状、矩形状等の各種公知の形状であってもよい。ただし、ポケット40及びパッド材50が楕円形を有することで、着用者の骨盤近傍が丸みを帯びた外形を有し、より女性的な身体形状を呈することができる。
ポケット40は、ポケット形成生地30の上側部分31と下側部分32とを互いに重なり合った状態から互いに離間させることで形成されるポケット開口を有し、ポケット開口からパッド材50を容易に出し入れすることができる。また、パッド材50がポケット40に収容された状態において、上側部分31の一部と下側部分32の一部とが互いに重なり合うことでポケット開口が閉止されていることから、着用中に不意にパッド材50が外部に飛び出すことはない。
図6(a),(b)を参照すると、パッド材50をポケット40に収容することによって、収容していない状態に比べて、着用者の骨盤付近の横幅が大きくなり、相対的にウエストが括れて細く見えて、全体として砂時計のような下半身形状の外見を呈することができる。従来の補正下着では、下半身全体を締め付けることで骨盤付近もスリムに見せることを目的するものが多く存在していたが、近年、韓国を中心に、あえて骨盤付近をボリュームアップさせて盛ることでスリム型ではなく、グラマラス型のシルエットを求める女性の需要が高まっている。
本考案に係る着用物品10によれば、伸縮性を有する身生地21や前後側ウエストゴム27,28の締め付け力によって、着用者のウエストや大腿部がスリムになるのに対し、骨盤近傍において横方向Xにおいて対向するように一対のパッド材50を配置してボリュームアップさせることで、全体としてよりメリハリのある砂時計のような外見を付与することができる。
本考案では、パッド材50は着脱可能にポケット40に収容されていることから、着用状況に合わせて、パッド材50を外した状態で着用して、着用物品10を通常の補正下着のように下半身全体をスリムに見せるものとして使用することもできる。また、複数のパッド材50を互いに重ね合わせるようにポケット40に収容することでボリューム感を調整したり、ポケット40内にパッド材50を止着するためのメカニカルファスナ等からなる止着手段を設けることでパッド材50を安定的に収容することもできる。
以上に記載した本考案に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。
縦方向及び横方向を有し、前身頃と、後身頃と、前記前後身頃間に位置する股下域と、ウエスト開口とを含む着用物品本体を備えた着用物品において、前記着用物品本体は、弾性伸縮性を有する身生地を含み、前記着用物品本体の内面側の前記横方向の両側には一対のポケットが配置されており、前記ポケットは着用者の骨盤近傍と対向して位置しており、前記ポケットには、パッド材が着脱可能に収容されていることを特徴とする。
上記段落0028に開示した本考案は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)前記着用物品本体の内面側には、前記身生地に縫合されたポケット形成生地が配置されていて、前記ポケット形成生地は上側部分と下側部分とを有し、前記上側部分の一部と前記下側部分の一部とが互いに重なり合っている。
(2)前記着用物品本体は、前記横方向の寸法を2等分する縦断中心線をさらに有し、前ウエスト開口縁部は、前記縦断中心線上において互いに交差するように接合された2本のテープ状又はリボン状の平ゴムからなる前側ウエストゴムから形成されていて、前記前ウエスト開口縁部は、下方へ凸となる形状を有する。
着用物品10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。
10 着用物品
11 前身頃
12 後身頃
13 股下域
18 ウエスト開口
20 着用物品本体
21 身生地
27 前側ウエストゴム
40 ポケット
50 パッド材
P 縦断中心線
X 横方向
Y 縦方向

Claims (3)

  1. 縦方向及び横方向を有し、前身頃と、後身頃と、前記前後身頃間に位置する股下域と、ウエスト開口とを含む着用物品本体を備えた着用物品において、
    前記着用物品本体は、弾性伸縮性を有する身生地を含み、
    前記着用物品本体の内面側の前記横方向の両側には一対のポケットが配置されており、
    前記ポケットは着用者の骨盤近傍と対向して位置しており、
    前記ポケットには、パッド材が着脱可能に収容されていることを特徴とする前記着用物品。
  2. 前記着用物品本体の内面側には、前記身生地に縫合されたポケット形成生地が配置されていて、前記ポケット形成生地は上側部分と下側部分とを有し、前記上側部分の一部と前記下側部分の一部とが互いに重なり合っている請求項1に記載の着用物品。
  3. 前記着用物品本体は、前記横方向の寸法を2等分する縦断中心線をさらに有し、前ウエスト開口縁部は、前記縦断中心線上において互いに交差するように接合された2本のテープ状又はリボン状の平ゴムからなる前側ウエストゴムから形成されていて、前記前ウエスト開口縁部は、下方へ凸となる形状を有する請求項1又は2に記載の着用物品。
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