JP2021009764A - 照明用アダプタ、取付具および照明器具 - Google Patents

照明用アダプタ、取付具および照明器具 Download PDF

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Yusuke Iwamura
祐輔 岩村
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Abstract

【課題】通信モジュールの通信感度を向上させることができる照明用アダプタを提供する。【解決手段】照明用アダプタ22は、アダプタ本体部221と、アダプタ係合部222と、通電部223と、通信モジュール4と、アダプタスイッチ部229とを備える。アダプタ係合部222は、アダプタ本体部221に設けられる。アダプタ係合部222は、取付具11と係合する。取付具11は、設置面Cに取り付けられている。通電部223は、アダプタ本体部221に設けられる。通電部223は、照明器具100に通電する。通信モジュール4は、アダプタ本体部221に設けられる。通信モジュール4は、アダプタ係合部222と通電部223との電気的接続を切り換える。アダプタスイッチ部229は、通信モジュール4から出力された切換信号に応じて、アダプタ係合部222と通電部223との導通と非導通とを切り換える。【選択図】図4

Description

本発明は、照明用アダプタ、取付具および照明器具に関する。
特許文献1には、人感センサーを備えたシーリングアダプタが開示されている。特許文献1に記載のシーリングアダプタは、アダプタ本体と、アームと、センサーとを備える。アームは、アダプタ本体の側方に張り出している。センサーは、アームの先端に保持されている。
特開2010−267544号公報
しかしながら、特許文献1に開示のシーリングアダプタでは、シーリングライトのような天井直付け灯に採用した場合、人感センサーが照明器具によって隠れる可能性がある。その結果、人感センサーの感度が悪くなる可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は通信モジュールの通信感度を向上させることができる照明用アダプタ、取付具および照明器具を提供することにある。
本願に開示する照明用アダプタは、アダプタ本体部と、アダプタ係合部と、通電部と、通信モジュールと、アダプタスイッチ部とを備える。前記アダプタ係合部は、前記アダプタ本体部に設けられる。前記アダプタ係合部は、取付具と係合する。前記取付具は、設置面に取り付けられている。前記通電部は、前記アダプタ本体部に設けられる。前記通電部は、照明器具に通電する。前記通信モジュールは、前記アダプタ本体部に設けられる。前記通信モジュールは、前記アダプタ係合部と前記通電部との電気的接続を切り換える。前記アダプタスイッチ部は、前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記アダプタ係合部と前記通電部との導通と非導通とを切り換える。
本願に開示する照明用アダプタは、アダプタ本体部と、アダプタ係合部と、通電部と、コネクタと、アダプタスイッチ部とを備える。前記アダプタ係合部は、前記アダプタ本体部に設けられる。前記アダプタ係合部は、取付具と係合する。前記取付具は、設置面に取り付けられている。前記通電部は、前記アダプタ本体部に設けられる。前記通電部は、照明器具に通電する。前記コネクタは、前記アダプタ本体部に設けられる。前記コネクタには、通信モジュールが挿入される。前記通信モジュールは、前記アダプタ係合部と前記通電部との電気的接続を切り換える。前記アダプタスイッチ部は、前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記アダプタ係合部と前記通電部との導通と非導通とを切り換える。
本願に開示する照明用アダプタにおいて、前記照明器具は、前記アダプタ本体部に取り付けられていることが好ましい。前記照明器具は、照明器具本体部を備えることが好ましい。照明器具本体部には、開口部が形成されていることが好ましい。前記アダプタ本体部は、露出部を有することが好ましい。前記露出部は、平面視において前記開口部から露出することが好ましい。前記通信モジュールは、平面視において前記露出部と対応する位置に配置されることが好ましい。
本願に開示する照明用アダプタにおいて、前記通信モジュールは、前記アダプタ本体部から露出していることが好ましい。
本願に開示する照明用アダプタにおいて、前記通信モジュールは、前記取付具よりも前記照明器具に近い側に配置されることが好ましい。
本願に開示する取付具は、設置面に照明用アダプタを取り付け、電気的に前記照明用アダプタと接続する。前記取付具は、取付具本体部と、取付具係合部と、配線接続部と、通信モジュールと、取付具スイッチ部とを備える。前記取付具係合部は、前記取付具本体部に設けられる。前記取付具係合部は、前記照明用アダプタと係合する。前記配線接続部は、前記取付具本体部に設けられる。前記配線接続部は、配線が接続される。前記通信モジュールは、前記取付具本体部に設けられる。前記通信モジュールは、前記配線接続部と前記取付具係合部との電気的接続を切り換える。前記取付具スイッチ部は、前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記配線接続部と前記取付具係合部との導通と非導通とを切り換える。
本願に開示する取付具は、設置面に照明用アダプタを取り付け、電気的に前記照明用アダプタと接続する。前記取付具は、取付具本体部と、取付具係合部と、配線接続部と、コネクタと、取付具スイッチ部とを備える。前記取付具係合部は、前記取付具本体部に設けられる。前記取付具係合部は、前記照明用アダプタと係合する。前記配線接続部は、前記取付具本体部に設けられる。前記配線接続部は、配線が接続される。前記コネクタは、前記取付具本体部に設けられる。前記コネクタは、通信モジュールが挿入される。前記通信モジュールは、前記配線接続部と前記取付具係合部との電気的接続を切り換える。前記取付具スイッチ部は、前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記配線接続部と前記取付具係合部との導通と非導通とを切り換える。
本願に開示する取付具において、前記通信モジュールは、前記設置面よりも前記照明用アダプタに近い側に配置されることが好ましい。
本願に開示する照明器具は、上記に記載の照明用アダプタおよび上記に記載の取付具のいずれかと、光源とを備える。前記光源は、光を出射する。
本発明に係る照明用アダプタによれば、通信モジュールの通信感度を向上させることができる。
実施形態1に係る照明器具を示す図である。 本実施形態に係る照明器具の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る照明器具の構成を示す分解斜視図である。 (a)および(b)は、本実施形態に係るアダプタの斜視図である。 本実施形態に係る無線通信部の構成を示す斜視図である。 (a)および(b)は、本実施形態に係る取付具の斜視図である。 照明器具の模式的な断面図である。 取付具とアダプタとの電気的接続を示す模式図である。 本実施形態に係る無線通信部の構成を示す斜視図である。 (a)および(b)は、実施形態2に係るアダプタの斜視図である。 照明器具の模式的な断面図である。 取付具とアダプタとの電気的接続を示す模式図である。 (a)および(b)は、実施形態3に係る取付具の斜視図である。 照明器具の模式的な断面図である。 取付具とアダプタとの電気的接続を示す模式図である。 (a)および(b)は、実施形態4に係る取付具の斜視図である。 照明器具の模式的な断面図である。 取付具とアダプタとの電気的接続を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、実施形態1に係る照明器具100について説明する。図1は、実施形態1に係る照明器具100を示す図である。
図1に示すように、照明器具100は、天井面Cのような設置面に取り付けられる。本実施形態において、照明器具100は、平面視略円形形状のシーリングライトである。天井面Cは、「設置面」の一例である。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係る照明器具100の構成について説明する。図2および図3は、本実施形態に係る照明器具100の構成を示す分解斜視図である。詳しくは、図2は、上方から見た照明器具100を示す。図3は、下方から見た照明器具100を示す。
図2および図3に示すように、照明器具100は、本体カバー1、取付具11、連結部材21、アダプタ22、電源部3、無線通信部、本体部6、光源部7、光源カバー8、およびセード9を備える。以下では、照明器具100のうち、本体カバー1が設けられる側を「照明器具100の上側」とし、その反対側を「照明器具100の下側」として本実施形態を説明する。また、照明器具100を平面視したときの径方向を「径方向DR」として、本実施形態を説明する。無線通信部については、図4および図5を参照して後述する。
本体カバー1は、本体部6と連結する。本実施形態において、本体カバー1は、ビスなどの締結部材によって本体部6と連結する。本体カバー1は、金属製の板状部材である。本体カバー1は、光源部7および電源部3の少なくとも一方から発せられる熱を吸収して外部へ放熱する材料であることが好ましい。本体カバー1は、例えば、鉄などの金属を材料として含む。
取付具11は、天井面Cにアダプタ22を取り付ける。取付具11は、電気的にアダプタ22と接続する。
連結部材21は、アダプタ22と本体カバー1とを連結する。アダプタ22は、電源部3に外部電源電圧を供給する。アダプタ22は、電源部3と取付具11とを電気的に接続する。取付具11は、天井面Cに設けられる。アダプタ22は、例えば、引掛けシーリングアダプタである。なお、アダプタ22は、「照明用アダプタ」の一例である。
電源部3は、無線通信部4および光源部7に電力を供給する。電源部3は、電源装置31および電源ケース32を有する。電源装置31は、電源回路および電力制御回路を含む。電源回路は、アダプタ22を介して供給される外部電源電圧を内部電源電圧に変換する。電源回路は、内部電源電圧を無線通信部4および光源部7へ供給する。電力制御回路は、電源回路が供給する内部電源電圧を制御する。詳しくは、電源回路が供給する電流の電流値が無線通信部4から送信される通信信号に対応する一定値となるように内部電源電圧を制御する。この結果、無線通信部4から送信される通信信号に対応する光量および相関色温度を有する光が照明器具100から出射される。電源装置31は、電源ケース32に収容される。電源ケース32は、本体部6に配置される。
本体部6は、本体カバー1、連結部材21、アダプタ22、電源部3、光源部7、光源カバー8、およびセード9を支持する。本体部6は、本体シャーシ61、および金具62を有する。本体シャーシ61は、中央部分が下方に凹む円盤状の金属部材である。本体シャーシ61の材料は、光源部7から発生される熱を吸収して外部へ放熱する材料であることが好ましい。本体シャーシ61は、例えば、鉄のような金属を材料として含む。本体シャーシ61は、「照明器具本体部」の一例である。
本体シャーシ61は、第1保持面61aおよび第1保持面61aとは反対側の第2保持面61bを有する。第1保持面61aと第2保持面61bとは平行である。本実施形態において、第1保持面61aは、本体シャーシ61の上面を構成し、第2保持面61bは、本体シャーシ61の下面を構成する。
本体シャーシ61は、開口部611、収容空間612、内周部613、中間部614および外周部615を有する。開口部611は、本体シャーシ61の略中央に設けられる。開口部611は、本体シャーシ61を貫通する。開口部611の形状は、平面視略円形形状である。開口部611には、アダプタ22が挿通される。
収容空間612は、本体シャーシ61の凹んだ部分に設けられる。詳しくは、収容空間612は、本体シャーシ61の第1保持面61a側に設けられる。収容空間612は、上方が開口する。収容空間612は、開口部611の外周に沿って設けられる。収容空間612は、内周部613の第1保持面61a、および中間部614の第1保持面61aによって構成される。
収容空間612には、電源部3が配置される。換言すると、電源部3は、本体シャーシ61の第1保持面61a側に配置される。したがって、本体シャーシ61は、電源装置31を収容する。
内周部613は、開口部611から径方向DRに外側へ向けて延びる。中間部614は、内周部613の外縁から径方向DRの外側へ延びる。詳しくは、中間部614の形状は、径方向DRの外側に向かうにつれて高くなる上傾斜である。外周部615は、中間部614の外縁から径方向DRの外側に向けて延びる。
本体カバー1は、第1保持面61aに配置される。本体カバー1は、収容空間612を覆うように本体シャーシ61と連結する。本体カバー1と本体シャーシ61とが連結すると、電源部3が本体カバー1によって覆われる。
金具62は、本体シャーシ61の第2保持面61bに配置される。本体シャーシ61は、金具62を介してセード9を保持する。
光源部7は、光を出射する。光源部7は、光源基板70を有する。本実施形態において、光源部7は、2つの光源基板70を有する。光源基板70は、プリント基板である。光源基板70は、例えば、ガラスエポキシ樹脂を材料として含む。
各光源基板70は、第1基板面70aおよび第1基板面70aとは反対側の第2基板面70bを有する。第1基板面70aと第2基板面70bとは平行である。本実施形態において、第1基板面70aは、光源基板70の下面を構成し、第2基板面70bは、光源基板70の上面を構成する。
2つの光源基板70の形状はそれぞれ、平面視略半円環状である。2つの光源基板70は、平面視略円環形状を形成するように本体シャーシ61の第2保持面61b側に配置される。詳しくは、2つの光源基板70は、第2基板面70bが第2保持面61bと接触するように本体シャーシ61に配置される。本実施形態において、2つの光源基板70は、ビスなどの締結部材によって、本体シャーシ61と連結する。
以下、2つの光源基板70のうち、一方を「第1光源基板71」と記載し、他方の光源基板70を「第2光源基板72」と記載する。
光源部7は、複数の光源73および2つの光源基板コネクタ74をさらに有する。光源73は、例えば、SMD(Surface Mount Device)チップである。
複数の光源73は、光を出射する。複数の光源73は、出射面73aを有する。複数の光源73は、出射面73a側に光を出射する。本実施形態において、出射面73a側は、下側である。複数の光源73は、第1光源基板71の第1基板面70aおよび第2光源基板72の第1基板面70aに分散して配置される。以下、複数の光源73のうち、第1光源基板71の第1基板面70aに配置される光源73を「第1光源731」と記載し、第2光源基板72の第1基板面70aに配置される光源73を「第2光源732」と記載する。第1光源基板71の第1基板面70aには、複数の第1光源731が配置される。第2光源基板72の第1基板面70aには、複数の第2光源732が配置される。
2つの光源基板コネクタ74は、第1光源基板71の第1基板面70aおよび第2光源基板72の第1基板面70aにそれぞれ配置される。以下、第1光源基板71の第1基板面70aに配置される光源基板コネクタ74を「第1光源基板コネクタ741」と記載し、第2光源基板72の第1基板面70aに配置される光源基板コネクタ74を「第2光源基板コネクタ742」と記載する。第1光源基板コネクタ741および第2光源基板コネクタ742は、電力線を介して電源装置31にそれぞれ接続する。
第1光源基板コネクタ741は、複数の第1光源731と電気的に接続する。第1光源731には、第1光源基板コネクタ741を介して電源部3から内部電源電圧が供給される。第2光源基板コネクタ742は、複数の第2光源732と電気的に接続する。第2光源732には、第2光源基板コネクタ742を介して電源部3から内部電源電圧が供給される。各光源73は、内部電源電圧が供給されると、光を出射する。
光源カバー8は、光源部7を覆う。光源カバー8は、平面視略円環形状である。光源カバー8は、光源部7を覆うように本体シャーシ61と連結する。光源カバー8は、例えば、ビスのような締結部材によって本体シャーシ61と連結する。本実施形態において、光源カバー8は、複数の光源73から出射される光を拡散させる。光源カバー8は、無線通信部4が送受信する電波が遮られることを抑制する素材を材料として含むことが好ましい。光源カバー8は、例えば、樹脂を材料として含む。
セード9は、金具62を介して、本体シャーシ61の第2保持面61bに着脱自在に配置される。セード9が第2保持面61bに配置されると、光源部7および光源カバー8がセード9によって覆われる。セード9は、無線通信部4が送受信する電波が遮られることを抑制する素材を材料として含むことが好ましい。セード9は、例えば、樹脂を材料として含む。
照明器具100は、緩衝部材100cをさらに備える。緩衝部材100cは、天井面Cに対する照明器具100の移動を抑制する。緩衝部材100cによって、照明器具100のガタツキが抑制される。
図2から図4(b)を参照して、本実施形態に係るアダプタ22についてさらに説明する。図4(a)および図4(b)は、本実施形態に係るアダプタ22の斜視図である。詳しくは、図4(a)は、上方から見たアダプタ22を示す。図4(b)は、下方から見たアダプタ22を示す。
図4(a)および図4(b)に示すように、アダプタ22は、アダプタ本体部221と、一対のアダプタ係合部222と、通電部223と、無線通信部4と、一対の突起部224と、一対のレバー225とを備える。なお、無線通信部4は、「通信モジュール」の一例である。
アダプタ本体部221は、略円柱状である。アダプタ本体部221は、上面221aと、側面221bと、下面221cとを有する。上面221aと、下面221cとは対向する。側面221bは、上面221aおよび下面221cと接続する。
一対のアダプタ係合部222は、金属部材である。一対のアダプタ係合部222は、アダプタ係合部222aと、アダプタ係合部222bとを含む。一対のアダプタ係合部222は、アダプタ本体部221に設けられる。詳しくは、一対のアダプタ係合部222は、上面221aに設けられる。一対のアダプタ係合部222は、径方向DRに対向する。一対のアダプタ係合部222は、例えば、上面221aの中心に対して対称に配置される。一対のアダプタ係合部222の各々は、起立部2221と、爪部2222とを有する。起立部2221は、上面221aに接続する。起立部2221は、上側に延びる。爪部2222は、径方向DR内側に延びる。一対のアダプタ係合部222は、天井面Cに取り付けられた取付具11と係合する。取付具11については、図6を参照して詳細に説明する。
通電部223は、アダプタ本体部221に設けられる。詳しくは、通電部223は、下面221cに設けられる。通電部223は、照明器具100に通電する。詳しくは、通電部223は、電源部3(図3参照)に外部電源電圧を供給する。
無線通信部4は、アダプタ本体部221に設けられる。無線通信部4は、同じ通信規格を利用して無線通信を行う通信機器と通信する。具体的には、無線通信部4は、通信機器から送信された信号(電波)を少なくとも受信する。無線通信部4は、「通信モジュール」の一例である。本実施形態に係る無線通信部4は、通信機器との間で各種信号(電波)を送受信する。無線通信部4および通信機器は、例えば、無線通信部4と通信機器とをペアリングするための設定信号を互いに送受信する。無線通信部4と通信機器とをペアリングすることにより、無線通信部4と通信機器との間で無線通信が可能になる。本実施形態において、無線通信部4は、ZIGBEE(登録商標)のような近距離無線規格を利用して無線通信を行う。また、通信機器は、照明器具100から出射される光の光量および相関色温度の少なくとも一方を制御する信号を送信する。通信機器は、例えば、ネットワークに接続されたブリッジである。なお、通信機器は、ブリッジに限定されず、例えば、ネットワークに接続されたルーターであってもよい。ネットワークは、例えば、無線LAN(Local Area Network)である。あるいは、通信機器は、スマートフォンであってもよい。
無線通信部4は、電源装置31(図2および図3)と接続する。無線通信部4は、通信機器から受信した電波に応じて電源装置31に通信信号を送信する。通信信号は、例えば、電源装置31に外部電源電圧を供給するか否かを制御する。また、無線通信部4は、電源装置31から照明器具100の状態を示す信号を受信する。無線通信部4は、照明器具100の状態を示す信号(電波)を通信機器へ送信する。照明器具100の状態を示す信号は、例えば、照明器具100の点灯状態を示す。
一対の突起部224は、アダプタ本体部221に設けられる。詳しくは、一対の突起部224は、側面221bに設けられる。一対の突起部224は、径方向DR外側に突起している。一対の突起部224は、突起部224aと、突起部224bとを含む。一対の突起部224は、例えば、上面221aの中心に対して対称に配置される。一対の突起部224によって、連結部材21が支持される。
一対のレバー225は、アダプタ本体部221に設けられる。詳しくは、一対のレバー225は、下面221cに設けられる。一対のレバー225は、レバー225aと、レバー225bとを含む。一対のレバー225は、径方向DRに移動可能である。詳しくは、一対のレバー225を径方向DR内側に移動させることによって、一対の突起部224が径方向DR内側に移動する。一対のレバー225は、弾性部材によって、径方向DR外側に付勢されている。弾性部材は、例えば、バネである。したがって、一対のレバー225に力が加えられていない場合には、弾性部材によって一対の突起部224が径方向DR外側に付勢され、側面221bから突起する。
続いて、図5を参照して、本実施形態に係る無線通信部4の構成について説明する。図5は、本実施形態に係る無線通信部4の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、無線通信部4は、本体基板41、アンテナ基板42、スイッチボタン43、ランプ44、および通信制御回路45を有する。
図5に示すように、本体基板41は、第1本体基板面41a、および第1本体基板面41aとは反対側の第2本体基板面41bを有する。第1本体基板面41aには、アンテナ基板42、スイッチボタン43、およびランプ44が配置される。
アンテナ基板42は、アンテナ423を含む。アンテナ423は、無線通信に使用される電波を送信または受信する。アンテナ基板42は、第1アンテナ基板面42a、および第1アンテナ基板面42aとは反対側の第2アンテナ基板面42bを有する。アンテナ423は、第2アンテナ基板面42bに設けられる。アンテナ基板42が第1本体基板面41aに配置された状態において、第1アンテナ基板面42aと第1本体基板面41aとは平行である。詳しくは、第1アンテナ基板面42aは、第1本体基板面41aに接触する。なお、第2アンテナ基板面42bは、「アンテナ実装面」の一例である。
アンテナ基板42は、アンテナ領域421を有する。アンテナ423は、アンテナ領域421に設けられる。アンテナ領域421は、平面視略矩形形状である。アンテナ423は、例えば、アンテナ基板42に形成された金属パターンである。
スイッチボタン43は、作業者により操作されることで、例えば、通信制御回路45の動作をリセットする。
ランプ44は、点滅または点灯することにより、通信制御回路45の通信状態または異常状態を通知する。ランプ44は、例えば、LEDである。
通信制御回路45は、無線通信を制御する。通信制御回路45は、アンテナ423が受信する電波に基づいて通信信号を生成する。
次に、図2〜図6(b)を参照して、取付具11についてさらに説明する。図6(a)および図6(b)は、本実施形態に係る取付具11の斜視図である。詳しくは、図6(a)は、上方から見た取付具11を示す。図6(b)は、下方から見た取付具11を示す。
図6(a)および図6(b)に示すように、取付具11は、取付具本体部112と、一対の係合孔114と、一対の固定具孔116と、一対の取付具係合部117と、配線接続部118とを備える。
取付具本体部112は、略円柱状である。取付具本体部112は、上面112aと、側面112bと、下面112cとを有する。上面112aと、下面112cとは対向する。側面112bは、上面112aおよび下面112cと接続する。
一対の係合孔114は、取付具本体部112に形成されている。詳しくは、一対の係合孔114は、下面112cに形成されている。一対の係合孔114は、係合孔114aと、係合孔114bとを含む。一対の係合孔114の各々は、挿入部1141と、ガイド部1142とを有する。挿入部1141は、ガイド部1142から径方向DRの内側へ突出している。挿入部1141には、アダプタ係合部222が挿入される。挿入部1141は、図4(a)および図4(b)に示す爪部2222が通過可能な大きさを有している。ガイド部1142は、取付具11の周方向に沿っている。ガイド部1142は、アダプタ係合部222をガイド部1142の端部1142aまで案内する。
一対の取付具係合部117は、取付具本体部112に設けられる。詳しくは、一対の取付具係合部117は、一対の係合孔114のガイド部1142の端部1142aに設けられる。一対の取付具係合部117は、取付具係合部117aと、取付具係合部117bとを含む。一対の取付具係合部117は、アダプタ22と係合する。詳しくは、図4(a)および図4(b)に示す一対のアダプタ係合部222が、一対の取付具係合部117と係合する。
配線接続部118は、取付具本体部112に設けられる。詳しくは、配線接続部118は、上面112aに設けられる。配線接続部118には、配線Wが接続される。配線接続部118とは、電源線を介して一対の取付具係合部117に電気的に接続している。
続いて、図7を参照して、無線通信部4の配置について説明する。図7は、照明器具100の模式的な断面図である。
図7に示すように、無線通信部4は、アダプタ22に内蔵されている。照明器具100は、アダプタ本体部221に取り付けられている。アダプタ本体部221は、露出部227を有する。露出部227は、平面視において開口部611から露出する。無線通信部4は、平面視において露出部227と対応する位置に配置される。なお、無線通信部4は、アダプタ本体部221から露出していてもよい。
無線通信部4は、取付具11よりも照明器具100に近い側に配置される。詳しくは、無線通信部4は、取付具11よりも本体シャーシ61に近い側に配置される。すなわち、無線通信部4は、アダプタ本体部221の下側に配置される。
次に、図8を参照して、照明器具100の点灯および消灯の切り換えについて説明する。図8は、取付具11とアダプタ22との電気的接続を示す模式図である。
図8に示すように、アダプタ22は、アダプタスイッチ部229をさらに備える。アダプタスイッチ部229は、例えば、トライアックである。なお、アダプタスイッチ部229は、例えば、リレースイッチまたは半導体スイッチでもよい。配線N1および配線N2は、接地側の配線である。配線L1および配線L2は、非接地側すなわち電圧側の配線である。配線L1の一端は、アダプタスイッチ部229に接続している。配線L2の一端は、アダプタスイッチ部229に接続している。
無線通信部4の出力は、アダプタスイッチ部229に接続している。無線通信部4は、アダプタスイッチ部229に切換信号を出力する。無線通信部4は、アダプタ係合部222と通電部223との電気的接続を切り換える。詳しくは、アダプタスイッチ部229は、切換信号に応じて、アダプタ係合部222と通電部223との導通と非導通とを切り換える。したがって、アダプタ係合部222と通電部223とが導通の場合、配線Wから供給された電力が、通電部223を介して電源部3に供給される。したがって、照明器具100が点灯する。一方、アダプタ係合部222と通電部223とが非導通の場合、電源部3に電力が供給されない。したがって、照明器具100が消灯する。このように、無線通信部4によって、照明器具100の点灯と消灯とを切り換えることができる。
以上、図1〜図8を参照して説明したように、照明器具100では、無線通信部4(通信モジュール)は、アダプタ本体部221に設けられる。したがって、無線通信部4が照明器具100の本体部6に隠れることを抑制することができる。その結果、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
また、アダプタ22は、無線通信可能である。したがって、一般的なアダプタから、本実施形態に係るアダプタ22に取り換えることによって、照明器具を無線通信対応に容易に変更することができる。
また、アダプタ本体部221は、露出部227を有する。露出部227は、平面視において開口部611から露出する。無線通信部4は、平面視において露出部227と対応する位置に配置される。一般的に照明器具の本体シャーシは、光源から出る熱の放熱性を高めるために金属で形成されることが多い。無線通信部4は、平面視において露出部227と対応する位置に配置されるため、本体シャーシが無線通信に与える影響を低減することができる。その結果、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
また、無線通信部4は、取付具11よりも照明器具100に近い側に配置される。したがって、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
[実施形態2]
まず、図9、図10(a)および図10(b)を参照して、実施形態2に係る照明器具100について説明する。図9は、実施形態2に係る無線通信部4の構成を示す斜視図である。図10(a)および図10(b)は、実施形態2に係るアダプタ22の斜視図である。詳しくは、図10(a)および図10(b)は、下方から見たアダプタ22を示す。図10(a)は、無線通信部4を取り付ける前の状態を示す斜視図である。図10(b)は、無線通信部4が取り付けられた状態を示す斜視図である。無線通信部4が着脱可能である点で、実施形態2に係る照明器具100は、実施形態1と主に異なる。実施形態1との重複部分については説明を省略する。
まず、図9を参照して、本実施形態に係る無線通信部4の構成について説明する。無線通信部4が端子部46をさらに備える点で、図9に示す無線通信部4は、図5に示す無線通信部4と異なる。図5に示す無線通信部4との重複部分については説明を省略する。
図9に示すように、無線通信部4は、本体基板41、アンテナ基板42、スイッチボタン43、ランプ44、通信制御回路45に加えて、端子部46をさらに有する。端子部46は、無線通信部4がコネクタ226に取り付けられている状態で、コネクタ226と電気的に接続する。
続いて、図10を参照して、本実施形態に係るアダプタ22について説明する。
図10(a)および図10(b)に示すように、アダプタ22は、アダプタ本体部221と、一対のアダプタ係合部222と、通電部223と、無線通信部4と、一対の突起部224と、一対のレバー225とに加えて、コネクタ226をさらに備える。
コネクタ226は、アダプタ本体部221に設けられる。詳しくは、コネクタ226は、下面221cに設けられる。コネクタ226は、下面221cの略中央に設けられる。コネクタ226には、無線通信部4が挿入される。無線通信部4は、アダプタ係合部222と通電部223との電気的接続を切り換える。無線通信部4は、アダプタ本体部221から露出している。
コネクタ226は、本体部226aと、差込口226bと、端子部226cとを有する。本体部226aは、例えば、略直方体状である。差込口226bは、本体部226aに設けられる。差込口226bの内周面には、端子部226cが設けられる。なお、無線通信部4の端子部46は、複数の電極を含む。図10(a)においては、端子部46の電極を簡略的に記載している。また、端子部226cは、端子部46の電極に対応するように、複数の電極から構成されている。図10(a)においては、端子部226cは、目視できない位置に設けられているため、複数の電極の記載を省略している。
図10(a)に示す状態から、無線通信部4を上方向に移動させ、無線通信部4を差込口226bに差し込むことによって、図10(b)に示すように、無線通信部4がコネクタ226に取り付けられる。無線通信部4がコネクタ226に取り付けられることによって、無線通信部4の端子部46と、コネクタ226の端子部226cとが接触する。したがって、無線通信部4は、コネクタ226と電気的に接続する。
続いて、図11を参照して、無線通信部4の配置について説明する。図11は、照明器具100の模式的な断面図である。
図11に示すように、無線通信部4は、アダプタ22に取り付けられている。照明器具100は、アダプタ本体部221に取り付けられている。アダプタ本体部221は、露出部227を有する。露出部227は、平面視において開口部611から露出する。無線通信部4は、平面視において露出部227と対応する位置に配置される。
無線通信部4は、取付具11よりも照明器具100に近い側に配置される。詳しくは、無線通信部4は、取付具11よりも本体シャーシ61に近い側に配置される。すなわち、無線通信部4は、アダプタ本体部221の下側に配置される。また、無線通信部4は、アダプタ本体部221から露出している。また、無線通信部4は、少なくともアンテナ423がアダプタ本体部221から露出している。
次に、図12を参照して、照明器具100の点灯および消灯の切り換えについて説明する。図12は、取付具11とアダプタ22との電気的接続を示す模式図である。アダプタ22がコネクタ226をさらに備える点で、図12に示すアダプタ22は、図8に示すアダプタ22と異なる。図8に示すアダプタ22との重複部分については説明を省略する。
図12に示すように、アダプタ22は、コネクタ226をさらに備える。コネクタ226に無線通信部4が取り付けられることによって、無線通信部4の出力は、アダプタスイッチ部229に接続される。実施形態1と同様に、無線通信部4は、アダプタ係合部222と通電部223との電気的接続を切り換える。したがって、無線通信部4によって、照明器具100の点灯と消灯とを切り換えることができる。
以上、図9〜図12を参照して説明したように、照明器具100において、アダプタ22はコネクタ226を備える。コネクタ226には、無線通信部4が挿入される。したがって、無線通信部4を照明器具100に容易に取り付けることができる。また、無線通信部4を照明器具100から容易に取り外すことができる。その結果、無線通信部4を容易に交換することができる。例えば、無線通信部4が故障して交換したい場合に、別の無線通信部4に容易に交換することができる。また、通信モジュールを別の通信規格の通信モジュールに容易に交換することができる。例えば、通信規格がZIGBEE(登録商標)の通信モジュールから、通信規格がブルートゥース(登録商標)の通信モジュールに交換することができる。
また、無線通信部4は、アダプタ本体部221から露出している。したがって、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
[実施形態3]
まず、図13(a)および図13(b)を参照して、実施形態3に係る照明器具100について説明する。図13(a)および図13(b)は、実施形態3に係る取付具11の斜視図である。詳しくは、図13(a)は、上方から見た取付具11を示す。図13(b)は、下方から見た取付具11を示す。無線通信部4が、アダプタ22ではなく、取付具11に内蔵されている点で、実施形態3に係る照明器具100は、実施形態1と主に異なる。実施形態1との重複部分については説明を省略する。
図13(b)に示すように、取付具11は、取付具本体部112と、一対の係合孔114と、一対の固定具孔116と、一対の取付具係合部117と、配線接続部118とに加えて、無線通信部4をさらに備える。無線通信部4は、取付具本体部112に設けられる。詳しくは、無線通信部4は、取付具本体部112に内蔵される。
続いて、図14を参照して、無線通信部4の配置について説明する。図14は、照明器具100の模式的な断面図である。
図14に示すように、無線通信部4は、取付具11に内蔵されている。無線通信部4は、天井面Cよりもアダプタ22に近い側に配置される。すなわち、無線通信部4は、取付具本体部112の下側に配置される。なお、無線通信部4は、取付具11から露出していてもよい。
次に、図15を参照して、照明器具100の点灯および消灯の切り換えについて説明する。図15は、取付具11とアダプタ22との電気的接続を示す模式図である。
図15に示すように、取付具11は、取付具スイッチ部119をさらに備える。取付具スイッチ部119は、例えば、トライアックである。なお、取付具スイッチ部119は、例えば、リレースイッチまたは半導体スイッチでもよい。
無線通信部4の出力は、取付具スイッチ部119に接続している。無線通信部4は、取付具スイッチ部119に切換信号を出力する。無線通信部4は、と配線接続部118と取付具係合部117との電気的接続を切り換える。詳しくは、取付具スイッチ部119は、切換信号に応じて、配線接続部118と取付具係合部117との導通と非導通とを切り換える。したがって、配線接続部118と取付具係合部117とが導通の場合、配線Wから供給された電力が、通電部223を介して電源部3に供給される。したがって、照明器具100が点灯する。一方、配線接続部118と取付具係合部117とが非導通の場合、電源部3に電力が供給されない。したがって、照明器具100が消灯する。このように、無線通信部4によって、照明器具100の点灯と消灯とを切り換えることができる。
以上、図13〜図15を参照して説明したように、照明器具100では、無線通信部4(通信モジュール)は、取付具本体部112に設けられる。したがって、無線通信部4が照明器具100の本体部6に隠れることを抑制することができる。その結果、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
[実施形態4]
まず、図16(a)および図16(b)を参照して、実施形態4に係る照明器具100について説明する。図16(a)および図16(b)は、実施形態4に係る取付具11の斜視図である。詳しくは、図16(a)および図16(b)は、下方から見た取付具11を示す。図16(a)は、無線通信部4を取り付ける前の状態を示す斜視図である。図16(b)は、無線通信部4が取り付けられた状態を示す斜視図である。無線通信部4が着脱可能である点で、実施形態4に係る照明器具100は、実施形態3と主に異なる。実施形態3との重複部分については説明を省略する。
図16(a)および図16(b)に示すように、取付具11は、取付具本体部112と、一対の係合孔114と、一対の固定具孔116と、一対の取付具係合部117と、配線接続部118とに加えて、コネクタ111をさらに備える。
コネクタ111は、取付具本体部112に設けられる。詳しくは、コネクタ111は、側面112bに設けられる。コネクタ111には、無線通信部4が挿入される。無線通信部4は、配線接続部118と取付具係合部117との電気的接続を切り換える。無線通信部4は、取付具本体部112から露出している。
コネクタ111は、本体部111aと、差込口111bと、端子部111cとを有する。本体部111aは、例えば、略直方体状である。差込口111bは、本体部111aに設けられる。差込口111bの内周面には、端子部111cが設けられる。なお、無線通信部4の端子部46は、複数の電極を含む。図16(a)においては、端子部46の電極を簡略的に記載している。また、端子部111cは、端子部46の電極に対応するように、複数の電極から構成されている。図16(a)においては、端子部111cは、目視できない位置に設けられているため、複数の電極の記載を省略している。
図16(a)に示す状態から、無線通信部4をコネクタ111の方向に移動させ、無線通信部4を差込口111bに差し込むことによって、図16(b)に示すように、無線通信部4がコネクタ111に取り付けられる。無線通信部4がコネクタ111に取り付けられることによって、無線通信部4の端子部46と、コネクタ111の端子部111cとが接触する。したがって、無線通信部4は、コネクタ111と電気的に接続する。
続いて、図17を参照して、無線通信部4の配置について説明する。図17は、照明器具100の模式的な断面図である。
図17に示すように、無線通信部4は、取付具11に取り付けられている。無線通信部4は、取付具本体部112から露出している。
次に、図18を参照して、照明器具100の点灯および消灯の切り換えについて説明する。図18は、取付具11とアダプタ22との電気的接続を示す模式図である。取付具11がコネクタ111をさらに備える点で、図18に示す取付具11は、図15に示す取付具11と異なる。図15に示す取付具11との重複部分については説明を省略する。
図18に示すように、取付具11は、コネクタ111をさらに備える。コネクタ111に無線通信部4が取り付けられることによって、無線通信部4の出力は、取付具スイッチ部119に接続される。実施形態1と同様に、無線通信部4は、配線接続部118と取付具係合部117との電気的接続を切り換える。したがって、無線通信部4によって、照明器具100の点灯と消灯とを切り換えることができる。
以上、図16〜図18を参照して説明したように、照明器具100において、取付具11はコネクタ111を備える。コネクタ111には、無線通信部4が挿入される。したがって、無線通信部4を照明器具100に容易に取り付けることができる。また、無線通信部4を照明器具100から容易に取り外すことができる。その結果、無線通信部4を容易に交換することができる。例えば、無線通信部4が故障して交換したい場合に、別の無線通信部4に容易に交換することができる。また、通信モジュールを別の通信規格の通信モジュールに容易に交換することができる。例えば、通信規格がZIGBEE(登録商標)の通信モジュールから、通信規格がブルートゥース(登録商標)の通信モジュールに交換することができる。
また、無線通信部4は、アダプタ本体部221から露出している。したがって、無線通信部4の通信感度を向上させることができる。
以上、図面(図1〜図18)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本発明の実施形態2では、アダプタ22は、コネクタ226を1つ備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、アダプタ22は、複数のコネクタ226を備えていてもよい。
(2)本発明の実施形態4では、取付具11は、コネクタ111を1つ備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、取付具11は、複数のコネクタ111を備えていてもよい。
(3)本発明の実施形態において、光源部7が複数の光源73を有したが、光源部7が有する光源73の数は1つであってもよい。
(4)本発明の実施形態において、光源部7が2つの光源基板70を有したが、光源部7が有する光源基板70の数は、1つまたは3つ以上であってもよい
(5)コネクタ226に無線通信部4を着脱可能に取り付ける構成の一例を説明する。例えば、コネクタ226の差込口226bまたは端子部226cには弾性部材が設けられている。コネクタ226に無線通信部4の端子部46を差し込むと、コネクタ226に設けられた弾性部材の圧力で無線通信部4の端子部46がコネクタ226に挟持される。その結果、無線通信部4の端子部46がコネクタ226に差し込まれた状態が保持される。一方、弾性部材の圧力に抗して無線通信部4に適度な力を加えて引き抜くことによって、無線通信部4の端子部46はコネクタ226から引き抜かれる。
4 無線通信部(通信モジュール)
11 取付具
22 アダプタ(照明用アダプタ)
61 本体シャーシ(照明器具本体部)
73 光源
100 照明器具
111 コネクタ
112 取付具本体部
117、117a、117b 取付具係合部
118 配線接続部
119 取付具スイッチ部
221 アダプタ本体部
222、222a、222b アダプタ係合部
223 通電部
226 コネクタ
227 露出部
229 アダプタスイッチ部
611 開口部
C 天井面(設置面)

Claims (9)

  1. アダプタ本体部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、設置面に取り付けられた取付具と係合するアダプタ係合部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、照明器具に通電する通電部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、前記アダプタ係合部と前記通電部との電気的接続を切り換える通信モジュールと、
    前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記アダプタ係合部と前記通電部との導通と非導通とを切り換えるアダプタスイッチ部と
    を備える、照明用アダプタ。
  2. アダプタ本体部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、設置面に取り付けられた取付具と係合するアダプタ係合部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、照明器具に通電する通電部と、
    前記アダプタ本体部に設けられ、前記アダプタ係合部と前記通電部との電気的接続を切り換える通信モジュールが挿入されるコネクタと、
    前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記アダプタ係合部と前記通電部との導通と非導通とを切り換えるアダプタスイッチ部と
    を備える、照明用アダプタ。
  3. 前記照明器具は、前記アダプタ本体部に取り付けられており、
    前記照明器具は、開口部が形成された照明器具本体部を備え、
    前記アダプタ本体部は、平面視において前記開口部から露出する露出部を有し、
    前記通信モジュールは、平面視において前記露出部と対応する位置に配置される、請求項1または請求項2に記載の照明用アダプタ。
  4. 前記通信モジュールは、前記アダプタ本体部から露出している、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明用アダプタ。
  5. 前記通信モジュールは、前記取付具よりも前記照明器具に近い側に配置される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明用アダプタ。
  6. 設置面に照明用アダプタを取り付け、電気的に前記照明用アダプタと接続する取付具であって、
    取付具本体部と、
    前記取付具本体部に設けられ、前記照明用アダプタと係合する取付具係合部と、
    前記取付具本体部に設けられ、配線が接続される配線接続部と、
    前記取付具本体部に設けられ、前記配線接続部と前記取付具係合部との電気的接続を切り換える通信モジュールと、
    前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記配線接続部と前記取付具係合部との導通と非導通とを切り換える取付具スイッチ部と
    を備える、取付具。
  7. 設置面に照明用アダプタを取り付け、電気的に前記照明用アダプタと接続する取付具であって、
    取付具本体部と、
    前記取付具本体部に設けられ、前記照明用アダプタと係合する取付具係合部と、
    前記取付具本体部に設けられ、配線が接続される配線接続部と、
    前記取付具本体部に設けられ、前記配線接続部と前記取付具係合部との電気的接続を切り換える通信モジュールが挿入されるコネクタと、
    前記通信モジュールから出力された切換信号に応じて、前記配線接続部と前記取付具係合部との導通と非導通とを切り換える取付具スイッチ部と
    を備える、取付具。
  8. 前記通信モジュールは、前記設置面よりも前記照明用アダプタに近い側に配置される、請求項6または請求項7に記載の取付具。
  9. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明用アダプタおよび請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の取付具のいずれかと、
    光を出射する光源と
    を備える、照明器具。
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