JP2021009516A - 商品推奨装置、商品推奨方法、及び商品推奨プログラムならびに提案装置、提案方法、及び提案プログラム - Google Patents

商品推奨装置、商品推奨方法、及び商品推奨プログラムならびに提案装置、提案方法、及び提案プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】倉庫の在庫を管理しつつ、管理している商品の中から、ユーザに対して商品を推奨することができる商品推奨装置を提供することを目的とする。【解決手段】商品推奨装置は、商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部と、顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得部と、取得部が取得した嗜好情報と、棚情報とに基づいて、顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに商品を推奨する商品推奨装置、販売者に販売戦略を提案する提案装置及びそれらの方法並びにプログラムに関する。
近年、各種のEコマース事業が展開されている。Eコマースとは、インターネット上で商品やサービスの売買を行う電子商取引のことであるが、インターネット上でユーザが商品を購入した場合に、販売者は、購入された商品の在庫を調べ、在庫の商品をユーザの元に配送するよう配送の手配等を行う。したがって、販売者にとって、在庫の管理が重要になってくる。特許文献1には、会社の営業戦略を反映した在庫管理を実現することができる技術が開示されている。
特開2017−182448号公報
ところで、上記特許文献1に開示の技術では、営業戦略にしたがって、商品の推奨供給元や輸送手段を決定することはできるものの、実際に商品を購入するユーザに対して、在庫を管理するサーバが、商品を配送する以外のサービスを提供することはなかった。今後、複数の販売者からそれぞれの商品を管理し、その商品が購入された場合の配送を行う事業の展開が考えられるが、その場合に、倉庫を管理するサーバで、ユーザからの商品の購入を受け付けることも考えられる。そのような場合に、このサーバは、一般のユーザが顧客であると同時に、商品の販売を依頼する販売者も顧客となる。しかし、このような場合に、両顧客にとって得となるようなリコメンドをユーザに対して行うものはなかった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、商品を購入するユーザにとっても、商品の販売を依頼する販売者にとっても、利益のあるリコメンドをユーザにすることができる倉庫管理サーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品推奨装置は、商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部と、顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得部と、取得部が取得した嗜好情報と、棚情報とに基づいて、顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨部を備える。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品推奨方法は、商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得した嗜好情報と、棚情報とに基づいて、顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨ステップとを実行する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品推奨プログラムは、商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得機能と、取得機能が取得した嗜好情報と、棚情報とに基づいて、顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨機能とを実行させる。
上記商品推奨装置において、商品推奨部は、棚情報で示される残余数が所定の商品閾値以上であり、かつ、顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドすることとしてもよい。
上記商品推奨装置において、棚情報は、商品の所定期間内の売れ行きを示す販売情報を含み、商品推奨部は、販売情報で示される売れ行きが所定の第2閾値以下であり、かつ、顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドすることとしてもよい。
上記商品推奨装置において、棚情報は、商品を販売する販売者から商品を保管する期間として契約した保管期間を示す契約情報を含み、商品推奨部は、契約情報で示される保管期限までの時間が所定の第3閾値以下であり、かつ、顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドすることとしてもよい。
また、一態様に係る提案装置は、商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付部と、少なくとも商品の残余数と、商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部と、棚情報に基づいて、販売者に対して、商品に係る販売戦略を提案する提案部とを備える。
また、一態様に係る提案方法は、少なくとも商品の残余数と、商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付ステップと、棚情報に基づいて、販売者に対して、商品に係る販売戦略を提案する提案ステップとを実行する。
また、一態様に係る提案プログラムは、少なくとも商品の残余数と、商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付ステップ機能と、棚情報に基づいて、販売者に対して、商品に係る販売戦略を提案する提案機能とを実現させる。
上記提案装置において、提案部は、商品の残余数が所定の第1閾値以上であり、かつ、保管期間が示す保管期限までの時間が所定の第2閾値以下である場合に、販売戦略を提案することとしてもよい。
上記提案装置において、提案部は、商品の所定期間の売れ行きに基づき、保管期間が示す保管期限までに商品が所定数売れ残ると推定した場合に、販売戦略を提案することとしてもよい。
上記提案装置において、提案部は、販売戦略として、商品の値下げを提案することとしてもよい。
上記提案装置において、提案部は、販売戦略として、商品の広告を行うことを提案することとしてもよい。
上記提案装置において、提案部は、商品の所定期間の売れ行きに基づき、保管期間が示す保管期限までに商品が所定数売れ残ると推定した場合に、保管期間の延長を提案することとしてもよい。
本発明の一態様に係る商品推奨装置は、倉庫における棚情報に基づいて、ユーザに対する商品のリコメンドを行うことができる。このリコメンドはユーザの嗜好にも基づいて行われることから、商品を販売する販売者とユーザとの双方にとって利益のあるリコメンドを商品推奨装置は実行することができる。
配送システムのシステム構成例を示す図である。 倉庫管理サーバの構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 販売者の端末の構成例を示すブロック図である。 棚情報の構成例を示すデータ概念図である。 ユーザ情報の構成例を示すデータ概念図である。 倉庫管理サーバのユーザの商品推薦処理の一例を示すフローチャートである。 倉庫管理サーバの販売者への販売戦略の提案処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ端末の動作の一例を示すフローチャートである。 販売者端末の動作の一例を示すフローチャートである。
<実施形態>
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<概要>
図1は、本実施形態に係る配送システム1の構成例を示すシステム図である。図1に示すように配送システム1においては、商品を販売する販売者が、自身の販売者端末300から、倉庫101に対応する倉庫管理サーバ100に対して、商品の管理及び販売された場合の顧客への配送を依頼する。即ち、販売者端末300は、倉庫管理サーバ100に対して、商品の管理、どの商品の管理、その数量、管理期間などの情報を含む商品管理依頼104を送信する。これを受けて、倉庫管理サーバ100は、適切な対価を以て、商品の管理を行う。倉庫管理サーバ100は、複数の異なる販売者からの依頼を受けてもよいし、固定の販売者からの依頼を受けるものであってもよい。また、図1においては、倉庫管理サーバ100は、倉庫101のみを管理する態様を示しているが、これは、その限りではなく、倉庫管理サーバ100は、複数の倉庫を管理することとしてもよいし、逆に、複数の倉庫管理サーバで1つの倉庫を倉庫内の区域をわけて管理する態様としてもよい。
一方で、一般の商品を購入する顧客となるユーザ10は、自身のユーザ端末200を用いて、例えば、倉庫管理サーバ100が運営する商品を販売するためのウェブサイト等にアクセスして、気に入った商品があれば、商品を購入する。即ち、ユーザ端末200から、倉庫管理サーバ100に対して、商品購入依頼を送信する。これを受けて、倉庫管理サーバ100は、指定された商品のユーザ端末200のユーザ10への商品の配送を手配し、商品を配送する。
このような配送システム1において、倉庫管理サーバ100は、ユーザ10に対して、自身が管理する商品の中で、ユーザ10の嗜好に合致する商品のリコメンドを行う機能を有する。即ち、倉庫管理サーバ100は、ユーザ端末200に対して、ユーザ10がこれまでに購入したことがない商品であって、ユーザ10が気に入る可能性が高いお薦めの商品を示す商品推薦情報102を送信する。なお、倉庫管理サーバ100は、ユーザが過去に購入したことのある商品を含めてお勧めの商品を示す商品推薦情報102を送信することとしてもよい。このリコメンドは、ユーザ10の嗜好に合致するとともに、倉庫管理サーバ100の商品管理状況を示す棚情報を用いたリコメンドを行う。即ち、倉庫管理サーバ100は、ユーザ10にとっても、商品を販売する販売者にとっても利得のある商品の推薦を行うことができる。即ち、倉庫管理サーバ100は、ユーザに対してお薦めの商品をリコメンドする商品推奨装置として機能する。
また、更には、倉庫管理サーバ100は、販売者端末300に対しても、棚情報を利用して、販売戦略情報103を送信する。販売戦略情報とは、販売者に対して、売れ行きの悪い商品についての値下げや管理期間の加増、売れ行きの良い商品の増産、想定保管期間、予想金額、プロモーション金額、効果及び種類などを提案するための情報である。想定保管期間は、販売を依頼されている商品を保管しておくことになると推定される期間であり、予想金額は倉庫における対応する商品を保管する場合の販売者が倉庫管理サーバ100に対して支払うことになる倉庫の利用料の予想金額であり、プロモーション金額は販売する商品のプロモーションを行うにあたって必要と推定される金額であり、効果とは対応するプロモーションを行った場合に見込める効果を示す情報であり、種類とはプロモーションについてどのようなオプションがあるのかを示す情報のことを意味する。この場合に、倉庫管理サーバ100は、販売者に対して販売戦略を提案する提案装置として機能する。
以下、配送システム1に係る各装置について詳細に説明する。なお、図1に示すユーザ端末200の台数や販売者端末300の台数は1台に限定するものではない。
<構成>
<倉庫管理サーバ100の構成例>
図2は、倉庫管理サーバ100の構成例を示すブロック図である。倉庫管理サーバ100は、倉庫101内に格納されている商品や顧客情報を管理する機能を有するコンピュータシステムである。ここで、倉庫管理サーバ100の顧客には、商品を販売する販売者と、その商品を購入する一般ユーザの2種類の顧客が存在する。即ち、倉庫管理サーバ100は、通常の商品管理業務並びに商品配送業務の他、一般ユーザに対するリコメンドと、販売者に対するリコメンドとを行う。
図2に示すように、倉庫管理サーバ100は、受信部110と、記憶部120と、制御部130と、送信部140とを備える。
受信部110は、倉庫管理サーバ100に宛てられたメッセージを受信し、制御部130に伝達する機能を有する。受信部110は、ネットワーク400を介して、ユーザ端末200や販売者端末300から送信された信号を受信し、制御部130に伝達する。一方、送信部140は、制御部130から、指定されたデータを、指定された宛先に送信する機能を有する。送信部140は、制御部130から指定されたデータを、ネットワーク400を介して、ユーザ端末200や販売者端末300に送信する。送信部140は、ユーザ端末200には、倉庫管理サーバ100が提供するウェブサイトの情報や、ユーザに対して推奨する商品の情報を示す商品推薦情報を送信する。また、送信部140は、販売者端末300には、倉庫管理サーバ100で管理している販売者の商品についての販売戦略を提案する販売戦略情報を送信する。受信部110と、送信部140とは、外部の装置と通信を行うための通信インターフェースであり、受信部110と送信部140とを合わせて通信部と呼称されてもよい。
なお、ネットワーク400は、各種の機器との間を相互に接続させるためのネットワークであり、例えば、無線ネットワークや有線ネットワークである。具体的には、ネットワークは、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(登録商標)、イーサネット(登録商標)などである。また、ネットワークは、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、ブルートゥースローエナジー(Bluetooth Low Energy)、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、衛星通信網などであってもよく、どのようなネットワークであってもよい。ネットワークは、ユーザの住居に備えられる場合には、ホームネットワークと呼称されることもある。また、ネットワークは、例えば、NB−IoT(Narrow Band IoT)や、eMTC(enhanced Machine Type Communication)であってもよい。なお、NB−IoTやeMTCは、IoT向けの無線通信方式であり、低コスト、低消費電力で長距離通信が可能なネットワークである。また、ネットワークは、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワークは、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワークは、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネットなどの有線ネットワークとを含むものであってもよい。
記憶部120は、倉庫管理サーバ100が動作上必要とするプログラム並びにデータを記憶する機能を有する。記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど、各種の記録媒体により実現することができるが、これらに限定するものではない。記憶部120が、記憶しているプログラムとしては、倉庫管理サーバ100が管理する商品の在庫状況とユーザの嗜好とから、ユーザに対して商品を推薦するためのプログラムや、倉庫管理サーバ100が管理する商品の在庫状況から販売者に対して、商品の販売戦略に係る提案をするプログラムなどが含まれてよい。制御部130がこれらのプログラムを実行することにより、倉庫管理サーバ100が果たすべき機能を実現する。また、記憶部120は、棚情報121と、ユーザ情報122とを記憶している。棚情報121とユーザ情報122との詳細については、後述する。
制御部130は、倉庫管理サーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部130は、記憶部120に記憶されている各種のプログラムを実行し、記憶部120に記憶されているデータを利用して、倉庫管理サーバ100の各種の機能を実現する。
制御部130は、制御部130が果たすべき機能として、取得部131と、商品推奨部132と、提案部133とを備える。また、制御部130は、販売部134と、学習部135とを備えてもよい。
取得部131は、倉庫管理サーバ100が管理するウェブサイトを利用するユーザの嗜好情報を取得する。取得部131は、記憶部120に記憶されているユーザ情報から、ユーザの嗜好(好み)を示す嗜好情報を取得し、商品推奨部132に伝達する。なお、ここでは、取得部131は、ユーザの嗜好情報を記憶部120から取得することとしているが、これは、ネットワーク上のユーザに関する情報から取得するものであってもよく、例えば、ユーザのホームページやブログなどから、取得することとしてもよい。
商品推奨部132は、ユーザ端末200のユーザ10に対して、倉庫管理サーバ100が管理する商品のうち、お薦めの商品をリコメンドする機能を有する。商品推奨部132は、棚情報121と、ユーザ情報122と、を用いて、ユーザ10に対してリコメンドする商品を特定する。具体的には、商品推奨部132は、棚情報121を参照して、商品が所定の条件を満たすものがあるか否かを判定する。
ここで、所定の条件は、例えば、商品の残余数が所定の閾値を上回っていることであってよく、その際に、さらに、倉庫管理サーバ100が販売者端末300と商品の販売管理の契約をしてから、所定の期間が経過していることを条件としてよい。残余数が所定の閾値を上回っているということは、その商品が売れ残っていることを意味する。また、販売者と契約してから所定の期間が経過していて残余数が所定以上あるということは、その商品の売れ行きが悪いことを意味している。そのような商品は、倉庫管理サーバ100にとって、商品を載置するためのスペースを占有する期間が長くなるため好ましくないとともに、販売者にとっても商品の売り上げが上がっていないことを意味する。そこで、商品推奨部132は、そのような商品を検索してピックアップする。次に、商品推奨部132は、そのような売れ行きの悪い商品の中で、ユーザ端末200のユーザ10の嗜好に合致する商品があるか否かを判定する。即ち、商品推奨部132は、取得部131が取得したユーザの嗜好情報を参照し、その嗜好情報で示される嗜好に合致する商品があるか否かを判定する。商品の売れ行きが悪くとも、ユーザ10の嗜好に合致すれば、その商品を購入してもらえる可能性が高くなるので、商品推奨部132は、そのような商品をユーザ10に推奨する商品として特定する。
また、所定の条件は、商品の所定期間における売れ行きが悪いことであってよい。ここで、商品の所定期間における売れ行きは、例えば、所定期間にその商品が販売された個数そのものであってもよいし、所定期間中に販売した個数を所定期間の長さで除した値であってもよい。そして、商品の所定期間における売れ行きが悪いというのは、例えば、その所定期間にその商品が販売された個数が予め定められた所定の閾値以下となる、あるいは、所定期間中に販売した個数を所定期間の長さで除した値が予め定められた所定の閾値を以下となることである。ここで、所定期間は、任意の期間であってよく、販売者端末300の販売者が契約時に決定することとしてもよいし、倉庫管理サーバ100が自動で定型の期間を定めることとしてもよい。また、所定期間は、商品ごとに個別に定められてよく、商品の種別によって異なってもよい。所定期間は、例えば、商品推奨部132が商品の推奨を行うときから遡ってXヶ月間(現在から過去の所定期間)としてもよいし、契約した日から現在までの期間(日数)としてもよい。そして、商品推奨部132は、そのような売れ行きの悪い商品であって、取得部131から伝達されたユーザ10の嗜好情報で示される嗜好に合致する商品を、ユーザ10に対して推奨する商品として、特定する。
また、所定の条件は、人気の高い商品を推奨するためのものであってもよい。ここで、所定の条件として、人気の高い商品は、例えば、商品の残余数が所定の閾値以下である商品、あるいは、所定期間での商品の売れ行きが所定の閾値以上である商品であってよく、そのような商品の中で、ユーザの嗜好に合致する商品をユーザ10に薦めることとしてもよい。
このように、商品推奨部132は、棚情報121で示される商品の中から所定の条件を満たすものを抽出し、その中で、ユーザの嗜好に合致する商品をユーザに対して薦めることで、ユーザと販売者の双方にとって得となるリコメンドを実行する。
提案部133は、販売者端末300の販売者(オペレータ)に対して、倉庫管理サーバ100が販売、配送を依頼されている商品についての販売戦略を提案する機能を有する。提案部133は、記憶部120に記憶されている棚情報121を用いて、販売者端末300に対応する各商品について、販売戦略を示す販売戦略情報を生成し、送信部140を介して、販売者端末300に送信する。
具体的には、提案部133は、棚情報121で示される販売者が販売を依頼している各商品について、残余数が所定の閾値以上である商品を特定する。残余数が所定の閾値以上であるということは、商品の売れ行きが悪いことを示し、販売者にとって好ましくない状態であるといえ、何らかの販売戦略を講じる必要がある状態であるといえる。このとき、提案部133は、残余数が所定の閾値以上であり、かつ、販売者がその商品について管理を依頼している契約期限まで所定日数以下である商品を特定することとしてもよい。このような商品が抽出できた場合に、提案部133は、その商品の売れ行きが向上するような販売戦略を提案する。例えば、提案部133は、その商品についての広告数を挙げたり、その商品を値下げしたりなどを販売戦略情報として生成し、生成した販売戦略情報を、送信部140を介して販売者端末300に送信する。
また、提案部133は、棚情報121で示される販売者が販売を依頼している各商品について、売れ行きが所定の閾値以下である商品を特定する。ここで、商品の売れ行きは、例えば、所定期間中に販売された(ユーザにより購入された)商品数を、所定期間で除することで算出することができる。この値が、所定の閾値以下であるということは、商品の売れ行きが悪い(単位時間当たりの販売数が低い)ことを意味する。このとき、提案部133は、売れ行きが所定の閾値以下であり、かつ、販売者がその商品について管理を依頼している契約期限まで所定日数以下である商品を特定することとしてもよい。このような商品が抽出できた場合に、提案部133は、その商品の売れ行きが向上するような販売戦略を提案する。例えば、提案部133は、その商品についての広告数を挙げたり、その商品を値下げしたりなどを販売戦略情報として生成し、生成した販売戦略情報を、送信部140を介して販売者端末300に送信する。
また、提案部133は、棚情報121で示される所定期間の販売数から、契約期間の満了時に、所定数(0を含む)以上の売れ残りが発生するかどうかを所定の条件として、販売戦略情報を生成することとしてもよい。即ち、提案部133は、所定期間の販売数から単位時間当たりの販売数を算出し、契約期間の満了までの時間をその単位時間で除することで、満了までに販売できると目される個数を特定する。そして、その個数を残余数から減算することで、売れ残る可能性のある商品の個数を特定する。そして、その個数が所定の閾値以上かどうかで、販売者が定める売れ残りの状態になるかどうかを判定することができる。
また、提案部133は、逆に、売れ行きのよい商品について、商品の補充を、販売戦略として提案することとしてもよい。即ち、提案部133は、棚情報121で示される商品の残余数が所定の閾値以下である商品や、所定期間における商品の売れ行きが所定の閾値以上である商品について、補充を提案する販売戦略を作成することとしてもよい。商品の残余数が所定の閾値以下であるということは、その商品がよく売れていることがわかる。また、所定期間における商品の売れ行きとしては、所定の期間(例えば、現在から過去にさかのぼって1ヶ月、あるいは、契約してから現在までの期間)に販売された商品数を所定の期間で除した値を用いることとしてよい。
販売部134は、ユーザ端末200からの注文依頼を受信部110から伝達されて、注文依頼で示される商品を、ユーザ端末200のユーザに指定されている場所までの配送の手配を行う。
学習部135は、ユーザ端末200のユーザ10が購入した商品から、ユーザ10の嗜好を学習する。そして、学習した内容を、ユーザ情報122に反映させる。学習部135は、従来からある学習アルゴリズムを用いて、ユーザの嗜好を学習することとしてよい。例えば、学習部135は、購入した商品に付されているメタデータを用いて、ユーザ10の嗜好を学習する。
以上が、倉庫管理サーバ100の構成の説明である。
<ユーザ端末200の構成例>
図3は、ユーザ端末200の構成を示すブロック図である。ユーザ端末200は、通信機能並びにウェブ閲覧機能を有する情報処理装置であればよく、例えば、PC、ノートPC、タブレット端末、携帯電話、スマートフォンなどにより実現することができるが、これらに限定するものではない。図3に示すように、ユーザ端末200は、受信部210と、記憶部220と、制御部230と、送信部240と、入力部250と、表示部260と、音声出力部270とを備える。
受信部210と、送信部240とは、外部の装置と通信を実行するための通信インターフェースである。受信部210は、ユーザ端末200に宛てられた信号を受信し、制御部230に伝達する機能を有する。受信部210は、倉庫管理サーバ100から、倉庫管理サーバ100が運営するウェブサイトの情報や、商品を推奨する商品推奨情報を受信する。一方、送信部240は、制御部230から、指定されたデータを、指定された宛先に送信する機能を有する。送信部240は、例えば、ユーザにより選択された商品の購入依頼を倉庫管理サーバ100に送信する。
記憶部220は、ユーザ端末200が動作上必要とするプログラム並びにデータを記憶する機能を有する。記憶部220は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど、各種の記録媒体により実現することができるが、これらに限定するものではない。
制御部230は、ユーザ端末200の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部230は、記憶部220に記憶されている各種のプログラムを実行し、記憶部220に記憶されているデータを利用して、ユーザ端末200の各種の機能を実現する。
注文部231は、ユーザからの入力にしたがって、倉庫管理サーバ100に対して、倉庫管理サーバ100が管理している商品の購入に対する注文を行う機能を有する。
入力部250は、ユーザからの入力を受け付けて、制御部230に伝達する機能を有する。入力部250は、ユーザからの入力を受け付けることができればどのように実現されてもよく、例えば、タッチパネル、ハードウェアキー、マイク(音声入力)などにより実現されてよいが、これらに限定するものではない。
表示部260は、制御部230からの指示にしたがって、指定された画像を表示する機能を有するモニタである。表示部260は、例えば、倉庫管理サーバ100が管理するウェブサイトの情報や、倉庫管理サーバ100から送信された商品推奨情報を表示する。
音声出力部270は、制御部230から指定された音声を出力する機能を有する。音声出力部270は、例えば、スピーカにより実現される。音声出力部270は、例えば、制御部230からの指示により、商品推奨情報で示される商品に関する音声を出力する。
以上が、ユーザ端末200の構成である。
<販売者端末300の構成例>
図4は、販売者端末300の構成を示すブロック図である。販売者端末300は、通信機能並びにウェブ閲覧機能を有する情報処理装置であればよく、例えば、PC、ノートPC、タブレット端末、携帯電話、スマートフォンなどにより実現することができるが、これらに限定するものではない。図4に示すように、販売者端末300は、受信部310と、記憶部320と、制御部330と、送信部340と、入力部350と、表示部360と、音声出力部370とを備える。
受信部310と、送信部340とは、外部の装置と通信を実行するための通信インターフェースである。受信部310は、販売者端末300に宛てられた信号を受信し、制御部330に伝達する機能を有する。受信部310は、倉庫管理サーバ100から、倉庫管理サーバ100が管理している商品についての販売戦略に関する販売戦略情報を受信する。また、受信部310は、倉庫管理サーバ100から、商品の在庫状況などの情報や、商品が購入されたことを示す情報なども受信してよい。一方、送信部340は、制御部330から、指定されたデータを、指定された宛先に送信する機能を有する。
記憶部320は、販売者端末300が動作上必要とするプログラム並びにデータを記憶する機能を有する。記憶部320は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど、各種の記録媒体により実現することができるが、これらに限定するものではない。
制御部330は、販売者端末300の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部330は、記憶部320に記憶されている各種のプログラムを実行し、記憶部320に記憶されているデータを利用して、販売者端末300の各種の機能を実現する。制御部330は、制御部330が果たす機能の一つとして、依頼部331を備える。
依頼部331は、販売者端末300のオペレータからの入力にしたがって、販売者端末300に係る販売者が販売する商品であって、倉庫管理サーバ100に販売並びに購入された場合のユーザへの配送までの処理を依頼するための商品販売依頼を、倉庫管理サーバ100に対して送信する。商品販売依頼の倉庫管理サーバ100への送信ならびに倉庫管理サーバ100による承認を以て、契約が成立し、契約成立後に、販売者の商品が、倉庫管理サーバ100に格納され、管理されるようになる。
入力部350は、オペレータからの入力を受け付けて、制御部330に伝達する機能を有する。入力部350は、オペレータからの入力を受け付けることができればどのように実現されてもよく、例えば、タッチパネル、ハードウェアキー、マイク(音声入力)などにより実現されてよいが、これらに限定するものではない。
表示部360は、制御部330からの指示にしたがって、指定された画像を表示する機能を有するモニタである。表示部360は、例えば、倉庫管理サーバ100が管理するウェブサイトの情報や、倉庫管理サーバ100から送信された商品推奨情報を表示する。
音声出力部370は、制御部330から指定された音声を出力する機能を有する。音声出力部370は、例えば、スピーカにより実現される。音声出力部370は、例えば、制御部330からの指示により、販売戦略情報で示される販売戦略に関する音声を出力する。
以上が、販売者端末300の構成である。
<データ>
図5は、棚情報121の構成例を示すデータ概念図である。棚情報121は、倉庫101に格納されている商品に関する情報であり、倉庫に管理を依頼した販売者の情報や、各商品の残余数の情報が登録されたデータベースである。
図5に示すように、棚情報121は、棚ID501と、契約日502と、契約期間503と、契約者504と、商品ID505と、残余数506と、販売履歴507と、商品属性情報508とが対応付けられた情報であるが、これに限定するものではなく、その他の商品に係る他の情報が対応付けられていてもよい。
棚ID501は、倉庫管理サーバ100内において、商品を格納する領域(棚)を、倉庫管理サーバ100が一意に特定可能な識別情報である。
契約日502は、商品を販売する販売者との間で対応する商品の販売、配送の委託契約を締結した日付を示す情報である。
契約期間503は、対応する商品の販売、配送を行う期限を示す情報であり、対応する契約日502からいつまで販売、配送を行うかの期間を示す情報である。
契約者504は、対応する商品の販売、配送の依頼を行った販売者を一意に特定可能な識別情報である。
商品ID505は、対応する商品を、倉庫管理サーバ100が一意に特定可能な識別情報である。
残余数506は、対応する商品を、倉庫管理サーバ100がどれだけの数だけ管理しているかを示す情報である。残余数506は、初期は、販売者端末300から依頼された販売個数の総数を示す情報で設定され、倉庫管理サーバ100が対応する商品を販売する度に、販売した個数分だけ、残余数から減算することで更新される。
販売履歴507は、倉庫管理サーバ100がユーザに対して、商品を販売した日付と個数を示す情報である。販売履歴507は、対応する商品が購入されるたびに、制御部130の販売部134により更新される。
残余数506並びに販売履歴507は、商品推奨部132がユーザに対してお薦めの商品を推奨する際や、提案部133が販売者に対して商品の販売戦略を提案する際に参照される。
商品属性情報508は、対応する商品の属性、即ち、特徴を示す情報である。商品属性情報508は、商品に対応する契約者504が設定できることとしてよい。商品属性情報508は、例えば、どういう種別の商品で、どういった形状をしており、どのようなユーザに購入されたかなどの情報が含まれてよい。商品属性情報508は、商品推奨部132がユーザの嗜好に合致する商品かどうかを判定する際に参照される。
なお、倉庫管理サーバ100の一つの棚には、複数の異なる種別の商品が格納されてよい。また、倉庫管理サーバ100の一つの棚には、複数の異なる契約者の商品が格納されてよい。
図6は、ユーザ情報122の構成例を示すデータ概念図である。ユーザ情報122は、倉庫管理サーバ100が運営するウェブサイト(販売者から販売を依頼された商品を販売する販売サイト)を利用するユーザについての属性を示す情報である。図6に示すように、ユーザ情報122は、ユーザID601と、名前602と、住所603と、性別604と、年齢605と、購入履歴606と、嗜好情報607とが対応付けられた情報である。
ユーザID601は、倉庫管理サーバ100が運営する販売サイトを利用するユーザを一意に特定可能な識別情報である。
名前602は、対応するユーザIDで示されるユーザの名前の情報である。
住所603は、対応するユーザIDで示されるユーザの住所の情報であり、基本的にはユーザが購入した商品の配送先となる情報である。
性別604は、対応するユーザIDで示されるユーザの性別の情報である。
年齢605は、対応するユーザIDで示されるユーザの年齢の情報である。
購入履歴606は、対応するユーザIDで示されるユーザが、倉庫管理サーバ100が管理する商品の中で過去に購入したことがある商品を示す情報である。
嗜好情報607は、対応するユーザIDで示されるユーザの嗜好を示す情報であり、どのような商品に興味を示すのか、どういうものや色、香りを好むのかなどの情報を含んでよい。
住所603、性別604、年齢605、購入履歴606、嗜好情報607は、商品推奨部132により、ユーザに商品を推奨する際に参照される。また、購入履歴606は、学習部135によって、嗜好情報607を生成する際に参照されてもよい。
ユーザ情報122に示される各情報は、倉庫管理サーバ100のウェブサイトを利用してユーザ登録する際に、ユーザ端末200のユーザが入力する情報であり、ユーザ情報122があることにより、倉庫管理サーバ100は、ユーザの好みにあう商品を推奨することができる。
<動作>
ここから、倉庫管理サーバ100の動作について説明する。なお、倉庫管理サーバ100の商品販売業務、商品配送業務については、従来の処理と変わらないので、詳細な説明を省略する。
図7は、倉庫管理サーバ100による、ユーザ端末200のユーザ10に対して商品を推奨する商品推奨処理の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、倉庫管理サーバ100の受信部110は、ユーザ端末200からのアクセスを受け付ける(ステップS701)。即ち、ユーザ10は、ユーザ端末200を用いて、制御部130の販売部134が提供する販売サイトにアクセスする。受信部110は、ユーザ端末から販売サイトへのアクセス要求を受け付けると、制御部130に伝達する。制御部130の販売部134は、販売サイトの情報を、送信部140を介して、ユーザ端末200に送信する。
一方、倉庫管理サーバ100の取得部131は、アクセスしているユーザ端末200のユーザを特定し、対応するユーザのユーザ情報122を取得する(ステップS702)。取得部131は取得したユーザ情報122を商品推奨部132に伝達する。取得部131は、例えば、ユーザ端末200による倉庫管理サーバ100へのアクセス時に入力されるユーザIDから、対応するユーザ情報122を取得する。また、倉庫管理サーバ100の商品推奨部132は、記憶部120から、棚情報121を取得する(ステップS703)。なお、ステップS702と、ステップS703の処理順序は前後してよい。
商品推奨部132は、取得した棚情報121の中に所定の条件を満たす商品があるか否かを判定する(ステップS704)。所定の条件は、前述の通り、例えば、売れ行きの悪い商品があるか否か、もしくは、逆に、売れ行きのよい商品を抽出するための条件であり、一例として、商品推奨部132は、残余数が所定の閾値以上ある商品があるか否かに基づいて判定する。棚情報121の中に、所定の条件を満たす商品がある場合に(ステップS704のYES)、所定の条件を満たした商品の中で、ユーザの嗜好に合致する商品があるか否かを判定する(ステップS705)。所定の条件を満たす商品の中に、ユーザの嗜好に合致するか否かは、その商品の、商品属性情報508と、ユーザ情報122の性別604、年齢605、嗜好情報607と、を用いて、ユーザの嗜好に合致するか否かを判定する。
棚情報121が示す商品の中に、所定の条件を満たす商品があり、かつ、ユーザの嗜好に合致する商品があった場合に(ステップS705のYES)、商品推奨部132は、抽出できた商品を、アクセスしているユーザに対してリコメンドする(ステップS706)。即ち、商品推奨部132は、ステップS705において抽出(特定)できた商品を、ユーザに対して購入を推奨する商品であるとして、その商品を示す商品推奨情報として、ユーザ端末200に送信し、処理を終了する。
なお、棚情報121に、所定の条件を満たす商品がない場合(ステップS704のNO)や、所定の条件を満たす商品があるものの、その中にユーザの嗜好に合致する商品がない場合(ステップS705のNO)には、倉庫管理サーバ100は、処理を終了する。
以上の処理により、倉庫管理サーバ100は、ユーザ端末200のユーザ10に対して、ユーザの好みの商品であって、販売者が販売したい在庫の商品をリコメンドすることができる。
なお、ここでは、ユーザが、倉庫管理サーバ100のウェブサイトを閲覧しているときに、商品の推奨を行うこととしているが、これはその限りではなく、任意のタイミングで実行されてよい。商品推奨部132は、定期的(例えば、一週間ごと)に商品の推奨を行ってもよく、その場合には、例えば、メール等を用いて、ユーザに対して商品を推奨する商品推奨情報を送信することとしてよい。
図8は、倉庫管理サーバ100が、販売者端末300の販売者に対して、販売、配送を依頼されている商品についての販売戦略を提案する動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、倉庫管理サーバ100の提案部133は、記憶部120から棚情報121を取得する(ステップS801)。
提案部133は、取得した棚情報121で示される各商品について、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS802)。ここで所定の条件とは上述の通りであり、提案部133は、例えば、残余数が所定の数以上あり、かつ、契約期間で示される期限まで所定日数以下となっている商品があるかを特定する。
提案部133は、所定の条件を満たす商品があった場合に(ステップS802のYES)、その商品についての販売戦略情報を生成し、販売者端末300の販売者にリコメンドする。即ち、提案部133は、売れ行きの悪い商品があった場合、つまり、残余数が所定数以上あり、契約期間の期限まで所定期間切った商品があった場合、その商品の購買数が増加するように、その商品について広告を増加する提案を示す販売戦略情報や、その商品について値下げを提案する販売戦略情報を生成する。そして、提案部133は、送信部140を介して、販売者端末300に生成した販売戦略情報を送信する。
棚情報121に所定の条件を満たす商品がなかった場合には(ステップS802のNO)、処理を終了する。
なお、倉庫管理サーバ100は、図8に示す処理をいつ実行してもよく、例えば、毎日一回実行することとしてもよいし、一週間に一回実行することとしてもよい。また、あるいは、逐次、ステップS802の処理を実行し、条件を満たした商品が発生した場合に、販売者にリコメンドする構成としてもよい。
図9は、ユーザ端末200の動作を示すフローチャートである。図9に示すようにユーザ10は、ユーザ端末200を用いて、倉庫管理サーバ100が提供するウェブサイト(販売サイト)にアクセスする(ステップS901)。即ち、送信部140は、ウェブサイトへのアクセス要求を倉庫管理サーバ100に送信し、受信部110は、アクセス要求に応じて倉庫管理サーバ100から送信されたウェブサイトの情報を受信する。受信部110は、受信したウェブサイトの情報を制御部230に伝達する。
制御部230は、伝達されたウェブサイトの情報を表示部260に表示させる(ステップS902)。
制御部230は、倉庫管理サーバ100から商品推奨情報を受信したか否かを判定する(ステップS903)。受信していない場合には(ステップS903のNO)、ステップS905の処理に移行する。商品推奨情報を受信していた場合には(ステップS903のYES)、制御部230は、受信した商品推奨情報を、表示部260に表示させる。これにより、ユーザ端末200のユーザ10の嗜好に合致しつつも、倉庫管理サーバ100においては管理されている数が多い商品についての購入のリコメンドを受けることができる。このとき、表示部260は、商品推奨情報をどのような態様で表示してもよく、ウェブサイト中の広告枠に商品推奨情報で示される商品の広告を表示するようにしてもよいし、ウェブサイトのブラウザでポップアップにより商品推奨情報を表示してもよい。なお、ここにあげた商品推奨情報の表示態様は一例であり、これらに限定されるものではない。
制御部230は、入力部250に対して、ユーザからウェブブラウジング終了の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS905)。受け付けていない場合は(ステップS903のNO)、ステップS902の処理に戻って、ユーザはブラウジングを継続する。ウェブブラウジング終了の入力を受け付けた場合には(ステップS903のYES)、処理を終了する。
図10は、販売者端末300の動作を示すフローチャートである。販売者端末300は、販売者から入力部350を介して、倉庫管理サーバ100に対する商品の管理依頼、即ち、販売と配送の委託に関する入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS1001)。受け付けていない場合には(ステップS1001のNO)、ステップS1003の処理に移行する。受け付けていた場合には(ステップS1001のYES)、依頼部331は、受け付けた入力内容にしたがって、送信部340を介して、倉庫管理サーバ100に対して、商品の販売依頼情報を送信する(ステップS1002)。この依頼が倉庫管理サーバ100により受け付けられ場合に、商品の販売、配送が倉庫管理サーバ100によって行われるようになる。
受信部310は、倉庫管理サーバ100から販売戦略情報を受信しているか否かを判定する(ステップS1003)。販売戦略情報を受信していない場合には(ステップS1003のNO)、ステップS1005の処理に移行する。販売戦略情報を受信している場合には(ステップS1003のYES)、受信部310は、受信した販売戦略情報を制御部330に伝達する。そして、制御部330は、伝達された販売戦略情報を、表示部360に表示させる。これにより、販売者は、売れ行きが悪い商品があることを認識したり、その商品の売れ行きについての改善策の提案を受けとったりすることができる。
制御部330は、入力部350を介して終了入力(例えば、シャットダウンや電源を切る)を受け付けているか否かを判定する(ステップS1005)。受け付けていない場合には(ステップS1005のNO)、ステップS1001の処理に戻り、受け付けていた場合には(ステップS1005のYES)、処理を終了する。このように、販売者端末300は、倉庫管理サーバ100により提案された販売戦略情報を表示することができ、販売者に、商品についての販売戦略を認識させることができる。
以上が、配送システム1に係る各装置の動作である。
<まとめ>
倉庫管理サーバ100は、自身で管理している在庫状況である棚情報121を利用して、売れ行きの悪い商品を特定することができる。一方で、そのような売れ行きの悪い商品の中にも、ユーザによっては好みに合致し、購入する可能性のある商品もある。本実施の形態係る倉庫管理サーバ100は、そのような商品を各ユーザ毎に特定して、商品推奨情報として提示することで、ユーザにとっての好みの商品をリコメンドしつつ、販売者の売れ残っている商品の購入を提案することで、販売者にとっても徳になるリコメンドを行うことができる。
また、更には、倉庫管理サーバ100は、商品の販売、配送を依頼されている商品についての販売戦略情報を生成して、販売者に提示することができる。販売者は一度倉庫管理サーバ100に販売を依頼した後は基本的に何もしなくてもよいが、その商品の売れ行きが悪い場合も気づくことができない。倉庫管理サーバ100は、そのような売れ行きの悪い商品についての販売戦略情報を販売者端末300に送信することで、販売者は、売れ行きが悪いことを認識するとともに、その商品の取り扱いについての提案を受けることができる。また、逆に売れ行きが良い商品について、商品の追加を販売戦略情報として受けることで、商品の売り時を逃すことがなくなる。
<補足>
上記実施形態に係る装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。
(1)本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。記憶媒体は、HDDやSSDなどの任意の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
なお、倉庫管理サーバ100は、例えば、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。また、当該プログラムは、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、倉庫管理サーバ100に提供されてもよい。倉庫管理サーバ100は、例えば、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
なお、当該プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective―C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
倉庫管理サーバ100における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、倉庫管理サーバ100の各機能部は、上記実施形態に示した機能を実現する1または複数の回路によって実現されてもよく、1の回路により複数の機能部の機能が実現されることとしてもよい。
(2)本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 配送システム
100 倉庫管理サーバ
110 受信部
120 記憶部
130 制御部
131 取得部
132 商品推奨部
133 提案部
134 販売部
135 学習部
140 送信部
200 ユーザ端末
210 受信部
220 記憶部
230 制御部
231 注文部
240 送信部
250 入力部
260 表示部
270 音声出力部
300 販売者端末
310 受信部
320 記憶部
330 制御部
331 依頼部
340 送信部
350 入力部
360 表示部
370 音声出力部

Claims (14)

  1. 商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部と、
    顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した嗜好情報と、前記棚情報とに基づいて、前記顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨部を備える
    ことを特徴とする商品推奨装置。
  2. 前記商品推奨部は、前記棚情報で示される残余数が所定の商品閾値以上であり、かつ、前記顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドする
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品推奨装置。
  3. 前記棚情報は、前記商品の所定期間内の売れ行きを示す販売情報を含み、
    前記商品推奨部は、前記販売情報で示される売れ行きが所定の第2閾値以下であり、かつ、前記顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の商品推奨装置。
  4. 前記棚情報は、前記商品を販売する販売者から前記商品を保管する期間として契約した保管期間を示す契約情報を含み、
    前記商品推奨部は、前記契約情報で示される保管期限までの時間が所定の第3閾値以下であり、かつ、前記顧客の嗜好に合致する商品をリコメンドする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  5. 商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
    顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得した嗜好情報と、前記棚情報とに基づいて、前記顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨ステップとを実行する
    商品推奨方法。
  6. 商品を保管する倉庫における少なくとも商品の残余数を含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    顧客の嗜好に関する嗜好情報を取得する取得機能と、
    前記取得機能が取得した嗜好情報と、前記棚情報とに基づいて、前記顧客への商品のリコメンドを行う商品推奨機能とを実行させる
    商品推奨プログラム。
  7. 商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付部と、
    少なくとも前記商品の残余数と、前記商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部と、
    前記棚情報に基づいて、前記販売者に対して、前記商品に係る販売戦略を提案する提案部とを備える提案装置。
  8. 前記提案部は、前記商品の残余数が所定の第1閾値以上であり、かつ、前記保管期間が示す保管期限までの時間が所定の第2閾値以下である場合に、前記販売戦略を提案する
    ことを特徴とする請求項7に記載の提案装置。
  9. 前記提案部は、前記商品の所定期間の売れ行きに基づき、前記保管期間が示す保管期限までに前記商品が所定数売れ残ると推定した場合に、前記販売戦略を提案する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の提案装置。
  10. 前記提案部は、前記販売戦略として、前記商品の値下げを提案する
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の提案装置。
  11. 前記提案部は、前記販売戦略として、前記商品の広告を行うことを提案する
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の提案装置。
  12. 前記提案部は、前記商品の所定期間の売れ行きに基づき、前記保管期間が示す保管期限までに前記商品が所定数売れ残ると推定した場合に、前記保管期間の延長を提案する
    ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の提案装置。
  13. 少なくとも商品の残余数と、前記商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
    前記商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付ステップと、
    前記棚情報に基づいて、前記販売者に対して、前記商品に係る販売戦略を提案する提案ステップとを実行する提案方法。
  14. 少なくとも商品の残余数と、前記商品を保管する保管期間とを含む棚情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    前記商品を販売する販売者から商品の保管並びに配送の依頼を受け付ける受付ステップ機能と、
    前記棚情報に基づいて、前記販売者に対して、前記商品に係る販売戦略を提案する提案機能とを実現させる提案プログラム。
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