JP2021009124A - 状態判定装置および状態判定システム - Google Patents

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里奈 小笠原
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祐希 瀬戸
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悠祐 新村
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Abstract

【課題】圧力センサの洗浄状態を判定する。【解決手段】状態判定装置は、洗浄対象の圧力センサ1の温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部200と、取得された温度計測値に基づいて圧力センサ1の洗浄状態を判定する判定部202とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、状態判定装置および状態判定システムに関するものである。
従来より、差圧あるいは圧力を検出する圧力センサとして、例えば半導体ダイアフラムにピエゾ抵抗を形成した半導体ピエゾ抵抗式圧力センサが知られている(特許文献1参照)。
特開2018−048859号公報
例えばサニタリー用途の圧力センサなどの、清浄性が求められる圧力センサは、清浄性を保つために、蒸気洗浄または温水洗浄などの洗浄方法によって洗浄される場合がある。しかしながら、洗浄が行われた圧力センサの洗浄状態を簡便に判定する方法がないことから、圧力センサの洗浄状態を判定することが可能な方法が求められている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、圧力センサの洗浄状態を判定することが可能な、新規かつ改良された状態判定装置、および状態判定システムを提供することを目的とする。
本発明の状態判定装置は、洗浄対象の圧力センサの温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部と、取得された前記温度計測値に基づいて前記圧力センサの洗浄状態を判定する判定部と、を備えるものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第1の実施例)において、前記判定部は、前記圧力センサの洗浄が正常に行われたときにおける前記温度計測値に対応する温度である理想温度と、取得された前記温度計測値との比較結果に基づいて、前記洗浄状態が正常に洗浄が行われた状態であるかを判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第2の実施例)は、前記温度計測値と前記圧力センサの洗浄状態の判定結果とが関連付けられている対象データの集合である、データセットに基づいて、前記温度計測値に対応する前記圧力センサの洗浄状態を学習する学習部をさらに備え、前記判定部は、学習結果と取得された前記温度計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第3の実施例)は、前記圧力センサによって計測された圧力計測値を取得する圧力取得部をさらに備え、前記判定部は、取得された前記温度計測値と前記圧力計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第3の実施例)において、前記判定部は、前記圧力センサの洗浄が正常に行われたときにおける前記温度計測値に対応する温度である理想温度を、取得された前記圧力計測値に基づき設定し、設定された前記理想温度と取得された前記温度計測値との比較結果に基づいて、前記洗浄状態が正常に洗浄が行われた状態であるかを判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第4の実施例)は、前記温度計測値、圧力計測値、および前記圧力センサの洗浄状態の判定結果が関連付けられている対象データの集合である、データセットに基づいて、前記温度計測値および前記圧力計測値の組み合わせに対応する前記圧力センサの洗浄状態を学習する学習部をさらに備え、前記判定部は、学習結果、および取得された前記温度計測値と前記圧力計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第1、第3の実施例)において、前記判定部は、前記温度計測値が前記理想温度以上である場合、または、前記温度計測値が前記理想温度を超えた場合に、正常に洗浄が行われた状態であると判定するものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例(第1〜第4の実施例)は、前記圧力センサの洗浄状態の判定結果を通知する通知部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の状態判定装置の1構成例は、圧力を計測する圧力計測部をさらに備え、圧力センサとして機能し、前記温度取得部は、自装置に対応する前記温度計測値を取得し、前記判定部は、自装置の洗浄状態を判定するものである。
また、本発明の状態判定システムは、洗浄対象の圧力センサと、状態判定装置と、を有し、前記状態判定装置は、前記圧力センサの温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部と、取得された前記温度計測値に基づいて前記圧力センサの洗浄状態を判定する判定部と、を備えるものである。
本発明によれば、圧力センサの洗浄状態を判定することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る圧力センサの断面図である。 図2は、本発明の第1の実施例に係る圧力センサと配管との接続構造を示す断面図である。 図3は、本発明の第1の実施例に係る状態判定システムの構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の第1の実施例に係る状態判定システムの動作を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の第1の実施例における理想温度の1例を示す図である。 図6は、本発明の第1の実施例において圧力センサによって計測された温度計測値の1例を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施例において理想温度と温度計測値との温度差の1例を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施例に係る状態判定システムの構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の第2の実施例に係る状態判定システムの学習部の動作を説明するフローチャートである。 図10は、本発明の第2の実施例に係る状態判定システムの判定動作を説明するフローチャートである。 図11は、本発明の第3の実施例に係る状態判定システムの構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の第3の実施例に係る状態判定システムの動作を説明するフローチャートである。 図13は、本発明の第3の実施例における圧力と閾値との関係を説明する図である。 図14は、本発明の第4の実施例に係る状態判定システムの構成を示すブロック図である。 図15は、本発明の第4の実施例に係る状態判定システムの学習部の動作を説明するフローチャートである。 図16は、本発明の第4の実施例に係る状態判定システムの判定動作を説明するフローチャートである。 図17は、本発明の第1〜第4の実施例に係る状態判定装置を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。
[発明の原理]
発明者は、温度計測機能を備えた圧力センサであれば、圧力センサによって計測された温度計測値が圧力センサの洗浄状態を示し、かつ温度計測値と圧力センサの洗浄状態との関係の再現性が期待できることに着眼した。
具体的には、圧力センサの洗浄の実施毎に温度計測値や圧力計測値をモニタリングしながら、例えば理想状態と温度計測値との差異量を算出し、閾値判定などの処理をすることで、圧力センサの洗浄状態を判定できることに想到した。温度計測値は、必ずしも複数箇所の温度情報を要するものではなく、例えばある1点の温度情報でも本発明を適用可能である。
[第1の実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る圧力センサの断面図、図2は図1の圧力センサと配管との接続構造を示す断面図である。圧力センサ1は、図1、図2に示すように、ダイアフラム20と、ダイアフラム20の周縁部を支持するハウジング30とから構成されるセンサボディ40を備えている。さらに、圧力センサ1は、ダイアフラム20の変形量を検出するセンシング部50と、センサボディ40上の少なくとも2つの位置の温度を測定する温度測定部60とを備えている。
センサボディ40の下端面41の一部を形成するダイアフラム20は、測定対象の流体から圧力を受ける薄膜状の要素である。ダイアフラム20は、例えば円盤状に薄く成形されたステンレス鋼(SUS)からなるが、セラミックスまたはチタン等の他の耐食性の高い材料を用いて成形してもよい。ダイアフラム20の下面は、流体と接して圧力を受ける接液面21(第1主面)を形成し、ダイアフラム20の上面は、センシング部50が配設される変形測定面22(第2主面)を形成する。変形測定面22は、例えば、大気圧を受ける受圧面としても機能する。なお、導圧用封入液(オイル等)を介してセンシング部50を配設することも可能である。
ダイアフラム20と共にセンサボディ40を構成するハウジング30は、円筒状を呈した要素であって、ダイアフラム20の周縁部を支持する。ただし、ハウジング30の形状は、円筒に限定されるものではなく、例えば角筒であっても構わない。ダイアフラム20およびハウジング30は、例えば、耐食性の高いステンレス鋼(SUS)からなるが、セラミックスまたはチタン等の他の耐食性の高い材料を用いて成形してもよい。ハウジング30の外周縁には、図1、図2に示すように、半径方向外側に向かって突出したフェルールフランジ部30fが設けられており、配管Hの接合端部にもフェルールフランジ部Hfが設けられている。
圧力センサ1と配管Hとは、図2に示すように、ハウジング30のフェルールフランジ部30fと配管Hのフェルールフランジ部Hfとが互いに重なり合い、これらがクランプによって上下方向に挟持されることで互いが連結する構造(いわゆる、フェルール継手構造)となっている。なお、圧力センサ1と配管Hとを連結する構造は、フェルール継手構造に限定されるものではなく、他の継手種(ネジマウント、袋ナット等)を用いても構わない。ハウジング30の内周側壁面30Aは、測定対象の流体が流れる配管Hの内部と隔絶された円柱状の空間をダイアフラム20と共に形成している。この空間にセンシング部50が配設されている。
センシング部50は、ダイアフラム20の変形を検出し、ダイアフラム20の接液面21に印加される圧力と変形測定面22に印加される圧力との差圧Pに対応する電気信号(電圧)を出力する。センシング部50は、例えばダイアフラム20の変形測定面22上に立設された複数の構造体51a,51b,51c,51eと、これら構造体51a,51b,51c,51eによって支持された半導体チップ51とから構成される。半導体チップ51は、例えば平面視正方形状に形成されたSi等の半導体材料からなる基板と、例えば不純物拡散またはイオン打ち込みの技術によって基板に形成されたピエゾ抵抗素子として機能する複数の歪みゲージと、基板に形成されたホイートストンブリッジ回路とを含む。複数の歪みゲージは、例えば基板の4辺のそれぞれの中点付近に形成されている。ホイートストンブリッジ回路により、例えば測定対象の流体のゲージ圧を計測することができる。半導体ピエゾ抵抗式圧力センサで使用されるホイートストンブリッジ回路の構成については周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
構造体51a,51b,51c,51eを介さずに、半導体チップ51を直接、変形測定面22に貼設してもよい。
なお、本発明の圧力センシング方式は、半導体ピエゾ抵抗式に限定されるものでなく、例えば、静電容量式、金属歪みゲージ式、抵抗ゲージをスパッタ等により成膜した方式を用いたセンシング方法であってもよい。
温度測定部60は、センサボディ40上の少なくとも2つの位置の温度を測定する複数の温度センサからなる。図1の例では、温度測定部60は、2つの位置の温度を測定する2つの温度センサ60−1,60−2からなる。2つの温度センサ60−1,60−2は、センサボディ40上の異なる2つの位置にそれぞれ貼設された熱電対によって構成されている。
ただし、本発明の温度センサ60−1,60−2は、熱電対に限定されるものでなく、例えば白金温度センサ、サーミスタを用いても構わない。また、圧力センサ計測機能部に集積化(1つのチップ内に圧力計測部と温度計測部とを形成)されていてもよい。
以下、温度センサ60−1が配置される位置を第1温度測定位置N1とし、温度センサ60−2が配置される位置を第2温度測定位置N2とする。第1温度測定位置N1と第2温度測定位置N2とは、洗浄媒体からの熱が加わることで生じるセンサボディ40の温度分布を検出できる位置にあることが望ましい。このため、第1温度測定位置N1と第2温度測定位置N2とは、熱衝撃が加わる接液面21に垂直な方向、換言すれば、円筒状を呈したハウジング30の軸心が延在する方向(図1、図2上下方向)に沿って離間していることが望ましい。例えば、本実施例では、温度センサ60−1がダイアフラム20の変形測定面22に設けられ、温度センサ60−2がハウジング30の上端面32に設けられている。
第1温度測定位置N1および第2温度測定位置N2は、上述した2つの位置に限定されるわけではない。また、温度測定部60を構成する温度センサの数は、2つに限定されるわけではなく、3つ以上であってもよい。3つ以上の温度センサ60−w(wは3以上の整数)を、ダイアフラム20の接液面21に垂直な方向に沿って離間するように配設することによって、センサボディ40の温度分布をより高い精度で検出することができる。
圧力センサの洗浄状態の管理においては、接液面21に印加される温度が重要であるが、従来の圧力センサでは、接液面21の温度を正確に管理することが困難である。従来技術では、一般に、配管Hの途中のインライン温度センサを用いて流体温度を計測する。しかしながら、配管H内で流体温度が一定ではないため、接液面21の正確な温度を把握することはできない。
これに対して本実施例の圧力センサ1によれば、接液面21の反対側の変形測定面22に設けた温度センサ60−1によって温度を取得することができるので、本発明にとって好適である。
ただし、圧力センサ1は本発明の適用対象となる圧力センサの1例であって、本発明は圧力センサ1の構成に限るものではなく、少なくとも1点の温度情報が取得できる圧力センサであれば、本発明を適用可能である。
次に、本実施例の状態判定システムについて説明する。図3は本実施例の状態判定システムの構成を示すブロック図である。状態判定システムは、圧力センサ1と、圧力センサ1の洗浄状態を判定する状態判定装置2とから構成される。
状態判定装置2は、圧力センサ1の温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部200と、記憶部201と、取得された温度計測値に基づいて圧力センサ1の洗浄状態を判定する判定部202と、圧力センサの洗浄状態の判定結果を通知する通知部203とを備えている。
上記の圧力センサ1では、仮に高温蒸気による洗浄の結果として温度変化(温度分布の変化)がほとんど発生しないのであれば、圧力センサ1のセンシング部50が出力する電気信号に対して洗浄による悪影響は発生していないという、圧力計測にとって好ましい状態と解釈できる。一方、洗浄の目的は衛生面の観点からのものなので、圧力センサ1が本来あるべき最低限の高温状態に到達しない場合は、好ましくない洗浄状態と解釈しなければならない。そこで、本実施例では、圧力センサ1によって計測された温度に基づいて洗浄状態を判定する。
図4は状態判定装置2の動作を説明するフローチャートである。状態判定装置2の温度取得部200は、圧力センサ1の温度センサ60−1によって計測された温度計測値T1と、温度センサ60−2によって計測された温度計測値T2とを取得する(図4ステップS100)。
状態判定装置2の記憶部201には、圧力センサ1の配管Hを介して高温蒸気または温水が供給され圧力センサ1の接液面21が洗浄されたときに、洗浄が理想状態の場合の温度計測値T1,T2である理想温度T1R,T2Rが予め記憶されている。図5に理想温度T1R,T2Rの1例を示す。なお、図5の例では、圧力センサ1の洗浄開始時点(高温蒸気印加開始時点)を時間0とし、理想温度T1R,T2Rの時間変化を示している。また、図5の例では、温度T1Rの飽和温度を1.0とする温度比を縦軸としている。
さらに、記憶部201には、後述する閾値E1,E2が予め記憶されている。理想温度T1R,T2Rおよび閾値E1,E2は、圧力センサ1の洗浄試験を行い、温度計測値T1,T2の取得とメンテナンス作業者による圧力センサ1の洗浄状態の確認とを行うことにより、予め設定することが可能である。
状態判定装置2の判定部202は、温度取得部200によって取得された温度計測値T1,T2と、記憶部201に記憶されている理想温度T1R,T2Rおよび閾値E1,E2とに基づいて、圧力センサ1の洗浄状態を判定する(図4ステップS101)。具体的には、判定部202は、理想温度T1Rと温度計測値T1との差T1R−T1が閾値E1を超えるか、または理想温度T2Rと温度計測値T2との差T2R−T2が閾値E2を超える場合、圧力センサ1の洗浄状態が好ましくないと判定する。また、判定部202は、理想温度T1Rと温度計測値T1との差T1R−T1が閾値E1以下で、かつ理想温度T2Rと温度計測値T2との差T2R−T2が閾値E2以下の場合、圧力センサ1の洗浄状態が好ましい状態と判定する。
状態判定装置2の通知部203は、理想温度T1Rと温度計測値T1との差T1R−T1が閾値E1を超えたことにより、判定部202によって圧力センサ1の洗浄状態が好ましくないと判定された場合、第1のアラーム出力を行う。また、通知部203は、理想温度T2Rと温度計測値T2との差T2R−T2が閾値E2を超えたことにより、判定部202によって圧力センサ1の洗浄状態が好ましくないと判定された場合、第2のアラーム出力を行う(図4ステップS102)。
アラーム出力の方法としては、例えばアラーム発生を知らせる表示灯を点灯させたり、アラーム発生を知らせる内容を表示したり、アラーム発生を知らせる音声を出力したり、アラーム発生を知らせる情報を外部に送信したりする等の方法がある。また、通知部203は、エラー判定結果を記録・蓄積するようにしてもよい。これにより、メンテナンス作業者が必要なタイミングでエラー判定結果を参照することが可能になる。また、通知部203は、アラームを出すことに限られず、圧力センサ1の洗浄状態が正常であることを通知するようにしてもよい。以上のような通知部203の動作は、以降の実施例の通知部においても同様である。
図6の例のように圧力センサ1によって計測された温度計測値T1,T2が低い場合、温度差T1R−T1,T2R−T2は図7のようになり、圧力センサ1の洗浄開始から80秒以上が経過した時点で、T1R−T1>E1かつT2R−T2>E2となるため、第1のアラーム出力と第2のアラーム出力の両方が行われる。
なお、圧力センサ1の洗浄開始から特定時間経過後の時点で図4の処理を1回行うようにしてよいし、圧力センサ1の洗浄開始から一定時間毎に図4の処理を行うようにしてよい。状態判定装置2には、例えば圧力センサ1の洗浄実行を通知する洗浄実行通知信号がオペレータによって入力される。これにより、状態判定装置2は、圧力センサ1の洗浄実行を認識することができる。
図5の例では、理想温度T1R,T2Rの時間変化を記憶部201に記憶させているが、圧力センサ1の洗浄開始から特定時間経過後の時点で図4の処理を1回行う場合には、圧力センサ1の洗浄開始から特定時間経過後の時点の理想温度T1R,T2Rを記憶部201に記憶させておくようにすればよい。
こうして、本実施例では、圧力センサ1の洗浄状態を判定することができ、信頼性の高い装置管理を実現することができる。
なお、本実施例では、2つの温度計測値T1,T2を取得できる圧力センサ1の例で説明しているが、温度計測値T1に基づく判定と温度計測値T2に基づく判定とは独立に行うことが可能であるから、少なくとも1つの温度計測値が取得できる圧力センサであれば、本実施例を適用可能である。
なお、本発明では、理想温度T1R,T2Rと温度計測値T1,T2との比較結果に基づいて、圧力センサ1の洗浄状態を判定すればよく、洗浄状態を複数段階で判定してもよい。この場合には、温度測定位置毎に閾値を複数段階設定すればよい。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図8は本実施例の状態判定システムの構成を示すブロック図である。本実施例の状態判定システムは、圧力センサ1と、状態判定装置2aとから構成される。
状態判定装置2aは、温度取得部200と、判定結果取得部204と、判定モデル205(判定部)と、温度計測値に対応する圧力センサ1の洗浄状態を学習する学習部206と、圧力センサの洗浄状態の判定結果を通知する通知部207とを備えている。
判定モデル205は、重回帰式またはニューラルネットワークにより入力変数(圧力センサ1の洗浄開始時点以後の温度計測値T1,T2の時系列データ)から出力変数(判定結果)を得るものである。
学習部206は、判定モデル205の機械学習(重回帰分析またはニューラルネットワークの学習)を行う。ここで、洗浄状態の判定処理の前に予め行われる学習動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。
圧力センサ1の洗浄試験時に、状態判定装置2aの温度取得部200は、圧力センサ1によって計測された温度計測値T1,T2の時系列データを取得する(図9ステップS200)。
状態判定装置2aの判定結果取得部204は、圧力センサ1の洗浄試験時に、メンテナンス作業者が経験上から判断した洗浄状態の判定結果を取得する(図9ステップS201)。判定結果は、良否の2段階判定だけでなく、複数段階の判定結果でもよい。
判定モデル205が重回帰式を用いる場合、学習部206は、温度取得部200によって取得された温度計測値T1,T2の時系列データを入力変数とし、判定結果取得部204によって取得された判定結果を出力変数として、入力変数と出力変数の集合であるデータセットに基づいて重回帰分析を行い、入力変数と出力変数との関係を示す重回帰式を算出する学習を行う(図9ステップS202)。また、判定モデル205がニューラルネットワークを用いる場合、学習部206は、温度計測値T1,T2の時系列データを入力変数とし、判定結果取得部204によって取得された判定結果を出力変数として、入力変数と出力変数の集合であるデータセットに基づいて、目的とする出力変数が得られるようニューラルネットワークの学習を行う(ステップS202)。このように判定モデル205の機械学習を行うことで、判定精度を向上させることができる。なお、機械学習の方法は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
図10は状態判定装置2aの判定動作を説明するフローチャートである。圧力センサ1の洗浄実行時に、状態判定装置2aの温度取得部200は、圧力センサ1によって計測された温度計測値T1,T2の時系列データを取得する(図10ステップS300)。
状態判定装置2aの判定モデル205は、温度取得部200によって取得された温度計測値T1,T2の時系列データを入力として、重回帰式またはニューラルネットワークにより圧力センサ1の洗浄状態の判定結果を出力する(図10ステップS301)。
状態判定装置2aの通知部207は、判定モデル205によって圧力センサ1の洗浄状態が好ましくないと判定された場合、アラーム出力を行う(図10ステップS302)。
こうして、本実施例では、第1の実施例と同様に、圧力センサ1の洗浄状態を判定することができる。また、本実施例では、メンテナンス作業者の専門知識(経験則など)を判定に反映させることができ、第1の実施例よりも複雑な判断を行うことができる。
なお、本実施例では、2つの温度計測値T1,T2を取得できる圧力センサ1の例で説明しているが、3つ以上の温度計測値が取得できる圧力センサにも本実施例を適用可能である。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例について説明する。本実施例では、温度計測値に加えて、洗浄実行時に圧力センサによって計測された圧力計測値も含めて複合判定を行う。特に滅菌を目的とした洗浄の場合など、熱影響度を管理指標とすべき場合には、本実施例の構成が好適である。
滅菌を目的とする洗浄の場合は、被洗浄対象に与える熱影響度が重要であるが、この熱影響度は、熱媒体の熱量の大きさや供給量によって変化するものである。例えば、熱媒体が飽和蒸気である場合、蒸気圧が高いほど熱量は大きくなり、供給量も増加する。つまり、圧力センサに生じる温度分布が同じであっても、圧力が高い方ほど熱影響度が大きいとみなすことができ、温度分布および圧力を用いて複合的に判定することで、より厳密な洗浄状態の管理が可能となる。
図11は本実施例の状態判定システムの構成を示すブロック図である。本実施例の状態判定システムは、圧力センサ1と、状態判定装置2bとから構成される。
状態判定装置2bは、温度取得部200と、記憶部201bと、判定部202と、通知部203と、圧力取得部208と、閾値決定部209とを備えている。
図12は状態判定装置2bの動作を説明するフローチャートである。状態判定装置2bの温度取得部200の動作(図12ステップS400)は、第1の実施例で説明したとおりである。
状態判定装置2bの圧力取得部208は、圧力センサ1によって計測された圧力計測値Pを取得する(図12ステップS401)。
状態判定装置2bの記憶部201bには、第1の実施例で説明した理想温度T1R,T2Rが予め記憶されている。また、記憶部201bには、閾値E1を決定するための調整係数α1(α1<0),β1(β1>0)と、閾値E2を決定するための調整係数α2(α2<0),β2(β2>0)とが予め記憶されている。調整係数α1,β1,α2,β2は、圧力センサ1の洗浄試験を行い、温度計測値T1,T2の取得とメンテナンス作業者による圧力センサ1の洗浄状態の確認とを行うことにより、予め設定することが可能である。また、予め、圧力と熱影響度との関係性を机上計算、シミュレーション、代表条件でのテスト結果などにより推定することで、調整係数α1,β1,α2,β2を決定して設定しておくことも可能である。
状態判定装置2bの閾値決定部209は、圧力取得部208によって取得された圧力計測値Pと、記憶部201bに記憶されている調整係数α1,β1,α2,β2とに基づいて閾値E1,E2を設定する(図12ステップS402)。具体的には、閾値決定部209は、例えば、以下のような関係式により閾値E1,E2を決定する。
E1=α1P+β1 ・・・(1)
E2=α2P+β2 ・・・(2)
なお、関係式は必ずしも1次式に限定されず、オペレータの専門知識(経験則)により変更可能である。
本実施例では、調整係数α1,α2を0より小さい値としているため、図13のように圧力Pが高い程、閾値E1,E2が低くなる関係となっている。なお、図13の圧力は、圧力センサ1の洗浄が理想状態の場合の理想圧力値を1とする相対値である。図13の閾値E1,E2は、それぞれ圧力センサ1の洗浄が理想状態の場合の閾値E1,E2を1とする相対値を示している。
状態判定装置2bの判定部202と通知部203の動作(図12ステップS403,S404)は、第1の実施例と同様である。
第1の実施例で説明したとおり、圧力センサ1の洗浄開始から特定時間経過後の時点で図12の処理を1回行うようにしてよいし、圧力センサ1の洗浄開始から一定時間毎に図12の処理を行うようにしてよい。
こうして、本実施例では、第1の実施例よりも厳密な洗浄状態の管理が可能となる。本実施例では、2つの温度計測値T1,T2を取得できる圧力センサ1の例で説明しているが、温度計測値T1に基づく判定と温度計測値T2に基づく判定とは独立に行うことが可能であるから、少なくとも1つの温度計測値が取得できる圧力センサであれば、本実施例を適用可能である。
第1の実施例で説明したとおり、圧力センサ1の洗浄状態を複数段階で判定してもよい。この場合には、温度測定位置毎に閾値を複数段階設定すればよい。
また、本実施例の判定部202は、記憶部201bに記憶されている理想温度T1R,T2Rを使用するのではなく、圧力値と理想温度とが対応付けられているテーブルまたはデータベースを参照することによって、取得される圧力計測値Pから理想温度T1R,T2Rを一意に決めるようにしてもよい。上記のテーブルまたはデータベースにおいて圧力値に対応付けられる理想温度としては、例えば圧力値が示す圧力下で、圧力センサ1の洗浄が正常に行われるために必要な熱量を満たす温度、が挙げられる。また、予め設定された圧力値と理想温度との関係式を用いて、取得される圧力計測値Pから理想温度T1R,T2Rを算出するようにしてもよい。圧力計測値Pに基づく理想温度T1R,T2Rの決定方法は、上記に限られないことは言うまでもない。
また、閾値決定部209は、式(1)、式(2)のような関係式ではなく、圧力値と閾値とが対応付けられているテーブルまたはデータベースを参照することによって、取得される圧力計測値Pから閾値E1,E2を一意に決めるようにしてもよい。
[第4の実施例]
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図14は本実施例の状態判定システムの構成を示すブロック図である。本実施例の状態判定システムは、圧力センサ1と、状態判定装置2cとから構成される。
状態判定装置2cは、温度取得部200と、判定結果取得部204と、判定モデル205c(判定部)と、学習部206cと、通知部207と、圧力取得部208とを備えている。
判定モデル205cは、重回帰式またはニューラルネットワークにより入力変数(圧力センサ1の洗浄開始時点以後の温度計測値T1,T2の時系列データ、温度計測値T1とT2との差T1−T2の時系列データ、圧力計測値Pの時系列データ)から出力変数(判定結果)を得るものである。
学習部206cは、判定モデル205cの機械学習を行う。洗浄状態の判定処理の前に予め行われる学習動作について、図15のフローチャートを参照して説明する。
圧力センサ1の洗浄試験時に、状態判定装置2cの温度取得部200は、圧力センサ1によって計測された温度計測値T1,T2の時系列データを取得する(図15ステップS500)。
状態判定装置2cの圧力取得部208は、圧力センサ1によって計測された圧力計測値Pの時系列データを取得する(図15ステップS501)。
状態判定装置2cの判定結果取得部204は、圧力センサ1の洗浄試験時に、メンテナンス作業者が経験上から判断した洗浄状態の判定結果を取得する(図15ステップS502)。
判定モデル205cが重回帰式を用いる場合、学習部206cは、温度取得部200によって取得された温度計測値T1,T2の時系列データと、温度計測値T1とT2との差T1−T2の時系列データと、圧力取得部208によって取得された圧力計測値Pの時系列データとを入力変数とし、判定結果取得部204によって取得された判定結果を出力変数として、入力変数と出力変数の集合であるデータセットに基づいて重回帰分析を行い、入力変数と出力変数との関係を示す重回帰式を算出する学習を行う(図15ステップS503)。
また、判定モデル205cがニューラルネットワークを用いる場合、学習部206cは、温度計測値T1,T2の時系列データと、温度計測値T1とT2との差T1−T2の時系列データと、圧力計測値Pの時系列データとを入力変数とし、判定結果取得部204によって取得された判定結果を出力変数として、入力変数と出力変数の集合であるデータセットに基づいて、目的とする出力変数が得られるようニューラルネットワークの学習を行う(ステップS503)。
図16は状態判定装置2cの判定動作を説明するフローチャートである。圧力センサ1の洗浄実行時に、状態判定装置2cの温度取得部200は、圧力センサ1によって計測された温度計測値T1,T2の時系列データを取得する(図16ステップS600)。
圧力センサ1の洗浄実行時に、状態判定装置2cの圧力取得部208は、圧力センサ1によって計測された圧力計測値Pの時系列データを取得する(図16ステップS601)。
状態判定装置2cの判定モデル205cは、温度取得部200によって取得された温度計測値T1,T2の時系列データと、温度計測値T1とT2との差T1−T2の時系列データと、圧力取得部208によって取得された圧力計測値Pの時系列データとを入力とし、重回帰式またはニューラルネットワークにより圧力センサ1の洗浄状態の判定結果を出力する(図16ステップS602)。
状態判定装置2cの通知部207は、判定モデル205cによって圧力センサ1の洗浄状態が好ましくないと判定された場合、アラーム出力を行う(図16ステップS604)。
こうして、本実施例では、第1の実施例と同様に、圧力センサ1の洗浄状態を判定することができる。また、本実施例では、T1,T2の温度差と圧力計測値Pとメンテナンス作業者の専門知識(経験則など)とを判定に反映させることができ、第1の実施例よりも複雑な判断を行うことができる。
なお、第1〜第4の実施例では、圧力センサ1の洗浄時のみ判定を行う形態、または常時判定を行う形態のいずれも適用可能である。圧力センサ1の洗浄時のみ判定を行う場合は、例えば通常モードと洗浄時の状態判定モードとを切り替えるスイッチング部を設けることにより、洗浄時のみ図4、図10、図12、図16の処理を実行させることが可能となる。
常時判定を行う場合は、例えば予めユーザーが設定した一定期間内または洗浄予定日に、温度計測値が洗浄に相当する所定温度に到達しない場合、または温度計測値が洗浄に相当する所定温度に到達せず、かつ圧力計測値が洗浄に相当する所定圧力に到達しない場合に、図4、図10、図12、図16の処理を実行させるなどの実施が可能である。これにより、不要なタイミングでのアラーム通知を回避することができ好適である。
第1〜第4の実施例では、圧力センサ1と状態判定装置2,2a〜2cとを別体としているが、圧力センサ1内に状態判定装置2,2a〜2cを設けるようにしてもよい。
また、圧力センサ1が温度計測機能を有しておらず、温度センサが圧力センサ1から独立したセンサであってもよい。
第1〜第4の実施例で説明した状態判定装置2,2a〜2cは、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインターフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図17に示す。コンピュータは、CPU300と、記憶装置301と、インターフェース装置(以下、I/Fと略する)302とを備えている。I/F302には、圧力センサ1等が接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の状態判定方法を実現させるためのプログラムは記憶装置301に格納される。CPU300は、記憶装置301に格納されたプログラムに従って第1〜第4の実施例で説明した処理を実行する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、様々な変形例に想到しうることは明らかであり、これらの変形例についても、当然に本発明の技術的範囲に属する。
1…圧力センサ、2,2a〜2c…状態判定装置、20…ダイアフラム、30…ハウジング、40…センサボディ、50…センシング部、60…温度測定部、200…温度取得部、201,201b…記憶部、202…判定部、203,207…通知部、204…判定結果取得部、205,205c…判定モデル、206,206c…学習部、208…圧力取得部、209…閾値決定部。

Claims (10)

  1. 洗浄対象の圧力センサの温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部と、
    取得された前記温度計測値に基づいて前記圧力センサの洗浄状態を判定する判定部と、
    を備える、状態判定装置。
  2. 前記判定部は、前記圧力センサの洗浄が正常に行われたときにおける前記温度計測値に対応する温度である理想温度と、取得された前記温度計測値との比較結果に基づいて、前記洗浄状態が正常に洗浄が行われた状態であるかを判定する、請求項1に記載の状態判定装置。
  3. 前記温度計測値と前記圧力センサの洗浄状態の判定結果とが関連付けられている対象データの集合である、データセットに基づいて、前記温度計測値に対応する前記圧力センサの洗浄状態を学習する学習部をさらに備え、
    前記判定部は、学習結果と取得された前記温度計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定する、請求項1に記載の状態判定装置。
  4. 前記圧力センサによって計測された圧力計測値を取得する圧力取得部をさらに備え、
    前記判定部は、取得された前記温度計測値と前記圧力計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定する、請求項1に記載の状態判定装置。
  5. 前記判定部は、
    前記圧力センサの洗浄が正常に行われたときにおける前記温度計測値に対応する温度である理想温度を、取得された前記圧力計測値に基づき設定し、
    設定された前記理想温度と取得された前記温度計測値との比較結果に基づいて、前記洗浄状態が正常に洗浄が行われた状態であるかを判定する、請求項4に記載の状態判定装置。
  6. 前記温度計測値、圧力計測値、および前記圧力センサの洗浄状態の判定結果が関連付けられている対象データの集合である、データセットに基づいて、前記温度計測値および前記圧力計測値の組み合わせに対応する前記圧力センサの洗浄状態を学習する学習部をさらに備え、
    前記判定部は、学習結果、および取得された前記温度計測値と前記圧力計測値とに基づいて、前記圧力センサの洗浄状態を判定する、請求項1に記載の状態判定装置。
  7. 前記判定部は、前記温度計測値が前記理想温度以上である場合、または、前記温度計測値が前記理想温度を超えた場合に、正常に洗浄が行われた状態であると判定する、請求項2または5に記載の状態判定装置。
  8. 前記圧力センサの洗浄状態の判定結果を通知する通知部をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の状態判定装置。
  9. 圧力を計測する圧力計測部をさらに備え、圧力センサとして機能し、
    前記温度取得部は、自装置に対応する前記温度計測値を取得し、
    前記判定部は、自装置の洗浄状態を判定する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の状態判定装置。
  10. 洗浄対象の圧力センサと、
    状態判定装置と、
    を有し、
    前記状態判定装置は、
    前記圧力センサの温度を計測した温度計測値を取得する温度取得部と、
    取得された前記温度計測値に基づいて前記圧力センサの洗浄状態を判定する判定部と、
    を備える、状態判定システム。
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