JP2021008990A - 浴室空調機 - Google Patents

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【課題】天井壁の厚みが極端に厚い場合であっても送風路とカバーの吹出口とを隙間が生じないように接続可能とする浴室空調機を提供する。【解決手段】浴室空調機は、浴室の天井裏に配設される下面開放箱状の本体ケース11と、本体ケース11下面のケース開口部を覆うようにして天井下面に配設されるカバー15と、本体ケース11内に導入された空気をカバー15の吹出口17へ導く送風路24を備える。送風路24は、本体ケース11内にてケース開口部へ向かって延設される本体筒部5と、上下移動可能に本体筒部5に取り付けられて下端開口部61がカバー15の吹出口17に接続される可動筒部6とで構成される。前記本体筒部5と前記可動筒部6とを繋ぐように前記本体筒部5と前記可動筒部6との間に取り付け可能に構成され、且つ前記可動筒部6が上下移動可能に取り付けられる筒状の延長部材7を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、浴室の天井に埋め込み式に設置される浴室空調機に関する。
従来、天井埋設型の浴室空調機としての浴室暖房乾燥機は、浴室の天井裏に配設される下面開放箱状の本体ケースと、本体ケース下面のケース開口部を覆うようにして天井下面に配設されるカバーと、本体ケース内に導入された空気をカバーの吹出口へ導く送風路とを備えている。本体ケース内には、ファンや熱交換器が収容されている。送風路は、本体ケース内にてファンの空気送出部からケース開口部へ向かって延設される本体筒部と、上下移動可能に本体筒部に取り付けられてカバーの吹出口に接続される可動筒部とで構成されている。この浴室暖房乾燥機について、本体ケースを先付け施工する施工現場では、予め本体ケースを浴室の天井裏に吊下げ状態で設置し、本体ケースとカバーとで天井壁を上下から挟み付けるようにして設置される。この際、天井壁の厚みに応じて可動筒部を下方移動させて可動筒部の下端開口部をカバーの吹出口に接続することにより、送風路とカバーの吹出口との間に隙間が生じないように設置される(特許文献1、2)。
特開2016−138693号公報 特開2001−208413号公報 特開平7−113535号公報
しかしながら、前記浴室暖房乾燥機における送風路は、可動筒部の上下移動する可動範囲が限られているから可動筒部の長さ以上に伸ばすことができない。そのため、断熱材一体型の天井、強度を増大させた天井等のような天井壁の厚みが極端に厚い場合は、可動筒部を下方移動させても天井下面のカバーにとどかず、可動筒部の下端開口部をカバーの吹出口に接続できないという問題があった。
なお、特許文献3には、天井埋込型の空気調和機において延長用補助ダクトを設けて空気調和機の高さを増大させるものが開示されている。しかしながら、この天井埋込型空気調和機は、ドレン高さを大きくとる必要がある場合や天井高さが低い場合に延長用補助ダクトを設けて空気調和機の高さを大幅に増大させるものであり、天井壁の厚みに対応するものではなかった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、天井壁の厚みが極端に厚い場合であっても送風路とカバーの吹出口とを隙間が生じないように接続可能とする浴室空調機を提供することを目的とする。
本発明に係る浴室空調機は、
浴室の天井裏に配設される下面開放箱状の本体ケースと、本体ケース下面のケース開口部を覆うようにして天井下面に配設されるカバーと、本体ケース内に導入された空気をカバーの吹出口へ導く送風路とを備え、送風路は、本体ケース内にてケース開口部へ向かって延設される本体筒部と、上下移動可能に本体筒部に取り付けられて下端開口部がカバーの吹出口に接続される可動筒部とで構成される浴室空調機であって、
前記本体筒部と前記可動筒部とを繋ぐように前記本体筒部と前記可動筒部との間に取り付け可能に構成され、且つ前記可動筒部が上下移動可能に取り付けられる筒状の延長部材を有するものである。
前記構成より、延長部材を前記本体筒部と前記可動筒部とを繋ぐように本体筒部と可動筒部との間に取り付けることにより、既存構造の送風路を延長することができる。延長部材は、可動筒部を上下移動可能とする既存構造を保持して取り付けることができる。これにより、本体先付け施工の施工現場において、天井壁の厚みが極端に厚い場合は、延長部材を取り付けて送風路を延長することにより可動筒部を下方移動させて下端開口部をカバーの吹出口に接続することができ、送風路とカバーの吹出口との間に隙間が生じないように設置することができる。従って、天井壁の厚みが極端に厚い場合であっても、施工現場にて延長部材を取り付けるだけで浴室空調機の性能を低下させることなく浴室空調機を設置することができる。また、断熱性の向上や強度の強化等という目的で天井壁の厚みを極端に厚くした浴室においても浴室の性能を低下させることなく浴室空調機を設置することができる。なお、天井壁の厚みが極端に厚くない場合は、延長部材を取り付けることなく可動筒部を下方移動させて下端開口部をカバーの吹出口に接続することができる。
前記本体筒部と前記可動筒部とは、オスメス関係に接続する嵌合構造を有し、
前記延長部材は、前記本体筒部と前記可動筒部との各々に対してオスメス関係に接続する入れ子式の嵌合構造を有することが好ましい。これにより、本体筒部と可動筒部とのオスメス関係の嵌合構造として既存構造を変更することなく、延長部材によって送風路の延長が可能となる。延長部材は、本体筒部と可動筒部との各々に対して入れ子式に嵌合接続するので、延長部材を取り付けても送風路を流れる空気に抵抗を与えることもない。従って、浴室空調機の性能を低下させることなく浴室に浴室空調機を設置することができる。
前記可動筒部には、前記延長部材の非取り付け状態では当該可動筒部が落下しないように前記本体ケース側又は前記本体筒部側に設けた係合部と係合する引っ掛け部が設けられており、
前記延長部材には、当該延長部材が支持されるように前記本体ケース側又は前記本体筒部側に既設の係合部に係合可能な支持部と、前記可動筒部が落下しないように前記可動部材に既設の引っ掛け部を引っ掛け可能とするフック部とが設けられていることが好ましい。これにより、延長部材の取り付け状態では、支持部により本体ケース側又は本体筒部側に既設の係合部を利用して延長部材自身の支持機能を確保することができ、また、フック部により可動部材に既設の引っ掛け部を利用して可動筒部の落下防止機能を確保することができる。
前記延長部材は、前記本体筒部に対して上下移動可能に接続される構成を有することが好ましい。これにより、送風路の長さを更に延長し且つ長さ調節することが可能となり、天井壁の厚みが極端に厚く、天井壁の厚みに色々な違いがあっても十分対応することができる。
実施形態の浴室暖房乾燥機の構成を示す概略図である。 延長部材を取り付けていない送風路を示す概略図である。 延長部材を取り付けていない送風路を示す図であり、同図(a)は本体筒部と可動筒部とを組み付けた状態を示す模式図、同図(b)は本体筒部と可動筒部とを分解した状態を示す模式図である。 可動筒部が上方位置で仮固定されている状態を示す概略図である。 本体ケースに取り付けられている係合金具を示す斜視図である。 天井壁の厚みが厚いため延長部材を取り付けた送風路を示す概略図である。 延長部材を取り付けた送風路を示す図であり、同図(a)は本体筒部と可動筒部との間に延長部材を取り付けた状態を示す模式図、同図(b)は本体筒部と可動筒部と延長部材とを分解した状態を示す模式図である。 延長部材に設けられた支持部及びフック部を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は上面図である。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示す実施形態は、天井埋設型の浴室暖房乾燥機1であるが、本発明は、浴室暖房乾燥機に限らず、暖房機能のみ又は乾燥機能のみ有する浴室空調機をも含む。実施形態の浴室暖房乾燥機1は、浴室4の天井裏空間に吊下げボルト(図示せず)によって吊下げ状態で設置される下面開放箱状の本体ケース11と、吸込口16及び吹出口17を有して天井下面に設置されるカバー15とを備えている。浴室暖房乾燥機1を取り付ける天井壁40部分は、取付口41が開設されており、カバー15は、取付口41にて本体ケース11下面のケース開口部12を覆うようにして配設される。
本体ケース11内には、ファン21と熱交換器23とが組み込まれ、また、ファン21の空気送出口22からカバー15の吹出口17に向って延びる送風路24が形成されている。ファン21は、シロッコファン等で構成する給気手段であり、このファン21の駆動により、浴室4内の空気をカバー15の吸込口16から本体ケース11内に取り込み、送風路24を通してカバー15の吹出口17から浴室4内へ吹き出すようにし、また、送風路24に設けたダンパ25で風路を切り替えることにより、本体ケース11内に取り込んだ空気を本体ケース11外面に接続する排気筒14を通して浴室4外へ排出する。熱交換器23は、図示しない熱源機から供給される熱媒を循環させて空気を加熱する加熱手段であり、この熱交換器23は、送風路24の下流端寄りの位置に組み込まれ、浴室4から取り込んだ空気を加熱する。なお、熱交換器23は、ファン21より上流側位置に配置されてもよく、また、加熱手段としては熱交換器23に限らずヒータ等の他の加熱手段を用いてもよい。
送風路24は、ファン21の空気送出口22からケース開口部12へ向かって延設される本体筒部5と、本体筒部5の下流端部51からカバー15の吹出口17へ向かって延設される可動筒部6とで構成される。本体筒部5は、本体ケース11に対して位置固定状態に形成され、可動筒部6は、上下移動可能に本体筒部5に取り付けられている。
本体筒部5の下流端部51と可動筒部6とは、左右方向に長い略矩形筒状に形成され、オスメス関係に嵌合接続されている。すなわち、可動筒部6の内径は、本体筒部5の下流端部51の外径よりも大径に形成されており、可動筒部6が本体筒部5の下流端部51の外面にスライド自在に嵌合接続されている。これにより、可動筒部6は、ケース開口部12より下方へ突出する所定の下位置と、本体ケース11内に略全体が収容される所定の上位置との間で上下に移動可能に設けられている。可動筒部6には、運転時に空気の吹出し方向を変更し、運転停止時に下端開口部61を塞ぐルーバ26が取り付けられている。
本体ケース11の下端部には、全周にわたって外向きに突出するフランジ13が形成されている。浴室暖房乾燥機1を浴室4の天井に本体先付け施工する施工現場では、本体ケース11のフランジ13を取付口41外周の天井壁40の上面に当接させ、カバー15の外周枠18を取付口41外周における天井壁40の下面に当接させ、本体ケース11のフランジ13とカバー15の外周枠18とで天井壁40を上下から挟むようにして固定ネジ27を締め付けてカバー15を本体ケース11に固定する。また、送風路24における可動筒部6を下方移動させて可動筒部6の下端開口部61をカバー15の吹出口17の外周上面に当接させ、取付ネジ28を締め付けて可動筒部6を吹出口17と接続する。これにより、天井壁40の厚みが異なっても送風路24とカバー15の吹出口17との間に隙間が生じないように設置される。なお、本浴室暖房乾燥機1は、本体後付け施工により浴室4の天井に設置することもできる。
図2〜図5に示すように、可動筒部6の前壁6Aの外側面には、上面視略コ字状の台部31が形成され、台部31の前面中央には、前方へ突出する三角形状の突起32が形成されている。突起32は、下端が台部31に片持ち状に形成されている。一方、本体ケース11の前壁11Aの内側面には、側面視略L字状の係合金具(係合部)34が設けられている。なお、図3では、係合金具34を取り付けた本体ケース11を図示していない。また、係合金具34は、本体ケース11に直接取り付けられたものに限らず、他の部材等を介して本体ケース11側に設けられていてもよいし、また本体ケース11側に限らず、本体筒部5側に直接的又は間接的に設けられていてもよい。係合金具34は、下端部に突起32の前端より後方位置まで突出する係止片35(図5参照)が形成されている。可動筒部6を上位置に移動させた際、突起32と係止片35とが係合し、可動筒部6が上位置に仮固定状態に支持される(図4参照)。これにより、可動筒部6の下端開口部61をカバー15の吹出口17に接続する際、可動筒部6を上位置に仮固定した状態で取付ネジ28の締め付けを行うことができ、取付ネジ28の締め付けに伴って可動筒部6が下方へ移動して下端開口部61をカバー15の吹出口17と接続することができる。従って、可動筒部6とカバー15の吹出口17との接続に手間がかからず、設置作業を円滑に行うことができる。
また、台部31の上部には、前方へ突出する横棒状の引っ掛け部33が形成されている。係合金具34の係止片35には、その後端の左右各位置に上向きの爪片36(図5参照)が突出形成されている。従って、可動筒部6が一定以上に下方移動すると、引っ掛け部33が係合金具34の係止片35及び爪片36と係合する。よって、突起32と係止片35とが非係合状態の場合にカバー15を本体ケース11から取り外しても、引っ掛け部33が係止片35及び爪片36と係合することにより、可動筒部6は、本体ケース11の係合金具34に引掛かった状態で保持されて落下しない(落下防止機能)。
以上がこの浴室暖房乾燥機1の基本構成である。
図6、図7に示すように、本実施形態の浴室暖房乾燥機1では、浴室4の天井壁40が極端に厚い場合にも対応できるように送風路24に取り付け可能とする略矩形筒状に形成された延長部材7を有する。延長部材7は、可動筒部6を本体筒部5から一旦取り外して、これら本体筒部5と可動筒部6とを繋ぐように本体筒部5と可動筒部6との間に取り付け可能に構成されている。延長部材7は、上側部71と下側部72とから形成され、上側部71を本体筒部5の下流端部51と接続し、下側部72を可動筒部6と接続する構成とする。
上述のとおり、本体筒部5の下流端部51と可動筒部6とは、オスメス関係に接続する嵌合構造を有する。延長部材7は、この本体筒部5の下流端部51と可動筒部6との間の嵌合構造を変更することなく、本体筒部5の下流端部51と可動筒部6との各々に対してオスメス関係に接続する入れ子式の嵌合構造を有する。すなわち、延長部材7の筒状の上側部71は、内面形状が可動筒部6の内面形状に沿った形状を有する。上側部71の内径は、可動筒部6の内径と同径に設定されており、本体筒部5の下流端部51の外径よりも大径に形成されている。これにより、延長部材7の上側部71は、既存構造の本体筒部5における下流端部51の外面とオスメス関係に嵌合接続される。一方、延長部材7の筒状の下側部72は、外面形状が本体筒部5の下流端部51の外面形状に沿った形状を有する。下側部72の外径は、本体筒部5の下流端部51と同径に設定されており、可動筒部6の内径よりも小径に形成されている。これにより、延長部材7の下側部72は、既存構造の可動筒部6の内面とオスメス関係に嵌合接続される。
このように、延長部材7は、本体筒部5の下流端部51と可動筒部6とのオスメス関係の嵌合構造として既存の構造をそのまま保持しながら、本体筒部5と可動筒部6との間に取り付けることができる。従って、本体筒部5及び可動筒部6の既存構造を一切変更することなく、延長部材7を取り付けることにより送風路24の延長が可能となる。また、延長部材7は、本体筒部5及び可動筒部6の既存構造を変更せずに入れ子式に嵌合接続するので、延長部材7を取り付けても送風路24を流れる空気に抵抗を与えることもない。
延長部材7は、可動筒部6を本体筒部5から一旦取り外して、これら本体筒部5と可動筒部6とを繋ぐように本体筒部5と可動筒部6との間に取り付けることにより、可動筒部6を下側に配置して送風路24を延長することができる。また、延長部材7は、下側部72の外面形状を本体筒部5の下流端部51の外面形状に沿った形状とすることにより、可動筒部6がスライド自在に接続される。従って、延長部材7は、可動筒部6を上下移動可能とする既存構造を保持して取り付けることができる。よって、本体先付け施工の施工現場において、天井壁40の厚みが極端に厚い場合は、延長部材7を取り付けて送風路24を延長することにより可動筒部6を下方移動させて下端開口部61をカバー15の吹出口17に接続することができ、送風路24とカバー15の吹出口17との間に隙間が生じないように設置することができる。以上より、天井壁40の厚みが極端に厚い場合であっても、浴室暖房乾燥機1の性能を低下させることなく浴室4に浴室暖房乾燥機1を設置することができる。
また、天井壁40の厚みが極端に厚い場合であっても、施工現場にて可動筒部6を本体筒部5から一旦取り外して、これら本体筒部5と可動筒部6とを繋ぐように本体筒部5と可動筒部6との間に延長部材7を取り付けるだけで、これまでと同様に本体先付け施工により浴室暖房乾燥機1の設置を行うことができる。従って、断熱性の向上や強度の強化等という目的で天井壁40の厚みを極端に厚くした浴室4においても浴室4の性能を低下させることなく浴室暖房乾燥機1を設置することができる。
延長部材7は、上側部71の内面形状を可動筒部6の内面形状に沿った形状とすることにより、本体筒部5の下流端部51にスライド自在に接続される。従って、延長部材7は、本体筒部5に対して上下移動可能に取り付けられる。よって、延長部材7を下方移動させることにより、送風路24の長さを更に延長し、また長さ調整を可能とするので、天井壁40の厚みが極端に厚く、且つ天井壁40の厚みに色々な違いがあっても十分対応することができる。
上述のとおり、本体ケース11には、係合金具34が設けられ、可動筒部6には、引っ掛け部33が設けられ、延長部材7の非取り付け状態では、カバー15が本体ケース11から取り外されると、可動筒部6の引っ掛け部33が本体ケース11の係合金具34に引っ掛かって可動筒部6が落下しない構造を備えている。ところで、延長部材7を本体筒部5と可動筒部6との間に取り付けると、可動筒部6の引っ掛け部33が係合金具34よりも下方へ配置されるため、このような可動筒部6の落下防止機能が確保されなくなる。
そこで、延長部材7には、この延長部材7が支持されるように本体ケース11に既設の係合金具34に係合可能な支持部73が設けられるとともに、可動筒部6が落下しないように可動筒部6に既設の引っ掛け部33を係止可能とするフック部74が設けられている。なお、図7では、係合金具34を取り付けた本体ケース11を図示していない。また、係合金具34は、上述のとおり、本体ケース11側又は本体筒部5側に設けたものでもよい。
支持部73は、図7、図8を参照して、延長部材7の前壁7A上部の外側面に突出形成する一対のアーム73aにより構成されている。各アーム73aの先端部には、鉤形の被係合部73bが形成されている。延長部材7の上側部71を本体筒部5の下流端部51に取り付ける際、各アーム73aの被係合部73bが係合金具34より上方に配置されるように組み付ける。これにより、延長部材7を取り付けた状態では、各アーム73aの被係合部73bが係合金具34と係合し、延長部材7は、本体筒部5に接続した状態で本体ケース11に既設の係合金具34によって支持される。従って、延長部材7を取り付けた状態では、支持部73により本体ケース11に既設の係合金具34を利用して延長部材7自身の支持機能を確保することができる。なお、延長部材7は、この支持部73が係合金具34と係合する位置を最下位置として上下に移動可能となっている。
フック部74は、図7、図8を参照して、延長部材7の前壁7A上部の外側面から前方へ延びて下方へ折れ曲がって垂下する垂下片74aと、垂下片74aの下端で前方へ延びて前端を上向きに形成する係止片74bとにより構成されている。延長部材7の下側部72に可動筒部6を取り付ける際、可動筒部6の引っ掛け部33が延長部材7のフック部74の係止片74bより上方に配置されるように組み付ける。これにより、延長部材7を取り付けた状態では、カバー15が本体ケース11から取り外されて可動筒部6が支持されなくなっても、可動筒部6の引っ掛け部33が延長部材7のフック部74に引っ掛かって保持され、落下しないようになる。従って、延長部材7の取り付け状態では、フック部74により可動筒部6に既設の引っ掛け部33を利用して可動筒部6の落下防止機能を確保することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で様々な変更を施すことが可能である。
例えば、本体筒部5の下流端部51と可動筒部6とのオスメス関係に接続する嵌合構造として、実施形態とは逆の関係、すなわち、可動筒部6が本体筒部5の下流端部51の内面に嵌合接続される構造としてもよい。この場合、延長部材7は、上側部71が本体筒部5の下流端部51の内面に嵌合接続され、下側部72が可動筒部6の外面に嵌合接続される入れ子構造とする。
1 浴室暖房乾燥機
4 浴室
5 本体筒部
6 可動筒部
6A 可動筒部の前壁
7 延長部材
7A 延長部材の前壁
11 本体ケース
11A 本体ケースの前壁
12 ケース開口部
13 フランジ
14 排気筒
15 カバー
16 吸込口
17 吹出口
18 外周枠
21 ファン
22 空気送出口
23 熱交換器
24 送風路
25 ダンパ
26 ルーバ
27 固定ネジ
28 取付ネジ
31 台部
32 突起
33 引っ掛け部
34 係合金具(係合部)
35 係止片
36 爪片
40 天井壁
41 取付口
51 下流端部
61 下端開口部
71 上側部
72 下側部
73 支持部
73a アーム
73b 被係合部
74 フック部
74a 垂下片
74b 係止片

Claims (4)

  1. 浴室の天井裏に配設される下面開放箱状の本体ケースと、本体ケース下面のケース開口部を覆うようにして天井下面に配設されるカバーと、本体ケース内に導入された空気をカバーの吹出口へ導く送風路とを備え、送風路は、本体ケース内にてケース開口部へ向かって延設される本体筒部と、上下移動可能に本体筒部に取り付けられて下端開口部がカバーの吹出口に接続される可動筒部とで構成される浴室空調機であって、
    前記本体筒部と前記可動筒部とを繋ぐように前記本体筒部と前記可動筒部との間に取り付け可能に構成され、且つ前記可動筒部が上下移動可能に取り付けられる筒状の延長部材を有する浴室空調機。
  2. 請求項1に記載の浴室空調機において、
    前記本体筒部と前記可動筒部とは、オスメス関係に接続する嵌合構造を有し、
    前記延長部材は、前記本体筒部と前記可動筒部との各々に対してオスメス関係に接続する入れ子式の嵌合構造を有する浴室空調機。
  3. 請求項1又は2に記載の浴室空調機において、
    前記可動筒部には、前記延長部材の非取り付け状態では当該可動筒部が落下しないように前記本体ケース側又は前記本体筒部側に設けた係合部と係合する引っ掛け部が設けられており、
    前記延長部材には、当該延長部材が支持されるように前記本体ケース側又は前記本体筒部側に既設の係合部に係合可能な支持部と、前記可動筒部が落下しないように前記可動筒部に既設の引っ掛け部を引っ掛け可能とするフック部とが設けられている浴室空調機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴室空調機において、
    前記延長部材は、前記本体筒部に対して上下移動可能に接続される構成を有する浴室空調機。
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