JP2021005907A - 電子機器、データ通信方法、プログラム、及び撮影システム - Google Patents

電子機器、データ通信方法、プログラム、及び撮影システム Download PDF

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宗幸 石原
Muneyuki Ishihara
宗幸 石原
剛 堀口
Takeshi Horiguchi
剛 堀口
宗士 鈴木
Soshi Suzuki
宗士 鈴木
藤田 健
Takeshi Fujita
健 藤田
健人 森松
Takehito MORIMATSU
健人 森松
俊啓 木内
Toshihiro Kiuchi
俊啓 木内
智彦 村上
Tomohiko Murakami
智彦 村上
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Naoya Okamoto
直也 岡本
卓也 小磯
Takuya Koiso
卓也 小磯
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【課題】撮像装置の数に応じて通信すべき画像のデータ量を適切に調整する。【解決手段】レシーバー10は、接続されているデジタルカメラ30−1〜30−nのうち、1台のデジタルカメラからの画像データをライブビューイメージとして表示する場合には、他のデジタルカメラを、通信状態を維持したままスリープ状態に遷移させるとともに、1台のデジタルカメラからQVGAサイズの画像データを受信してライブビューイメージとしてシングルビュー表示する。一方、接続されている全てのデジタルカメラからの画像データを表示する場合には、スリープ状態のデジタルカメラを復帰させた後、デジタルカメラ30−1〜30−nからQQVGAサイズの画像データを受信してライブビューイメージとしてマルチライブビュー表示する。【選択図】図9

Description

本発明は、電子機器、データ通信方法、プログラム、及び撮影システムに関する。
従来、複数のカメラと電子機器とを接続し、電子機器に複数のカメラからのライブビューイメージを一覧表示(マルチライブビュー表示)する技術が知られている。
例えば、2つの撮像装置で無線より画像データを送受する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。具体的には、撮像装置同士の距離が近い場合には、撮像装置の所持者同士で双方の撮像装置の表示画面に表示された画像が視認可能なので、通信による画像の送受は行わない。一方、撮像装置同士の距離が遠い場合には、所持者同士で表示画面に表示された画像の視認が困難なので、無線通信により画像を送信し、自身の撮像装置で撮像された画像とともに受信した画像を表示し、その際は、自身で撮像した画像と受信した画像とは分割して一画面として表示される。
特開2008−187499号公報
上述した特許文献1に記載された技術は、自身の撮像装置で撮像した画像と、受信した画像とを分割して表示するケースを記載したものだが、画像データを送信する撮像装置が複数存在する場合、これに対応した表示は想定されていない。つまり、画像データを送信する撮像装置の数に変化が生じても対応できないという問題があった。
本発明は、撮像装置の数に応じて通信すべき画像のデータ量を適切に調整することを目的とする。
この発明に係る電子機器は、複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係るデータ通信方法は、複数の撮像装置との間で通信を確立する通信確立ステップと、前記通信が確立された前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信ステップと、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得ステップと、前記取得ステップにて取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明に係るプログラムは、電子機器のコンピュータを、複数の撮像装置との間で通信する通信手段、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段、として機能させることを特徴とする。
この発明に係る撮影システムは、複数の撮像装置と電子機器とからなる撮影システムであって、前記電子機器は、前記複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、を備え、前記複数の撮像装置は、各々、撮像手段と、前記撮像手段によって撮像される画像データを、前記制御手段によって制御された前記画像データのデータ量に基づいて前記電子機器に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、撮像装置の数に応じて通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができる。
本発明の実施形態によるレシーバー10と複数のデジタルカメラ30−1〜30−nとを用いた撮影システム1の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるレシーバー10とデジタルカメラ30−1〜nの構成を示すブロック図である。 本実施形態によるレシーバー10の表示例(マルチビュー表示)を示す模式図である。 本実施形態によるレシーバー10の表示例(シングルビュー表示)を示す模式図である。 本実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による撮影システム1の動作(マルチビュー設定処理)を説明するためのシーケンス図である。 本実施形態による撮影システム1の動作(シングルビュー設定処理)を説明するためのシーケンス図である。 本実施形態による撮影システム1の動作(マルチビューからシングルビューへの遷移)を説明するためのシーケンス図である。 本実施形態による撮影システム1の動作(シングルビューからマルチビュー、更にシングルビューへの遷移)を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるレシーバー10と複数のデジタルカメラ30−1〜30−nとを用いた撮影システム1の構成を示すブロック図である。図において、レシーバー10は、例えば、スマートフォンや、タブレット端末、あるいは専用の端末などからなる。該レシーバー10は、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nとの間で無線通信(例えばBluetooth(登録商標))20−1〜20−nを行うためのデバイスやプログラムを備えている。なお、本実施形態では、最大7台のデジタルカメラ30−1〜30−7(n=7)が接続されることを想定している。
複数のデジタルカメラ30−1〜30−nは、基本機能として、撮像する機能、撮像した画像を保存する機能、及び、撮像した画像データを他のデジタルカメラ又はレシーバー10に送信する機能を備えている。これら基本機能を備えていれば、光学系の性能(レンズ口径、F値など)、撮像系の性能(解像度、センササイズなど)、記憶容量などの他の機能については夫々のデジタルカメラ固有であっても構わない。
複数のデジタルカメラ30−1〜30−nは、上記撮像に関する機能以外に、レシーバー10との間で無線通信20−1〜20−nを行うためのデバイスやプログラムを備えている。デジタルカメラ30−1〜30−nは、無線通信20−1〜20−nを介して、レシーバー10からの要求に応じて、QQVGA(160×120ドット)又はQVGA(320×240ドット)のどちらかの一方の画像データをレシーバー10に逐次送信する。
レシーバー10は、専用のプログラム又はアプリケーションを実行することにより、無線通信20−1〜20−nを用いて、デジタルカメラ30−1〜30−nとの通信を確立する。レシーバー10は、ユーザの指定に応じて、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nの少なくとも1つ以上からの画像データを受信する。また、レシーバー10は、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nから画像データを並行して受信している場合には、表示部の画面上に複数のライブビューイメージを一覧表示(マルチライブビュー表示)する。
一方、レシーバー10は、1つのデジタルカメラから1つの画像データを受信している場合には、表示部の画面上に1つのライブビューイメージを全画面で逐次表示(シングルビュー表示)する。マルチライブビュー表示とするか、シングルビュー表示とするかは、ユーザの指定により切り換え可能となっている。なお、画像データの受信手順や、マルチライブビュー表示とシングルビュー表示との切り換え手順の詳細については後述する。
また、レシーバー10は、デジタルカメラ30−1〜30−nの各々に割り当てられた識別情報としてPIN(Parsonal Identification Number)を予めROM14、又は、RAM15の所定の記憶領域に記憶するとともに、これと対応するようにRAM15に管理テーブルを設定して、デジタルカメラ30−1〜30−nの夫々について少なくとも2つの通信モード(connect、sniff)を設定・管理することが可能となっている。第1の通信モード(connect)は、デジタルカメラを常時接続した状態として画像データを受信する通信モードであり、第2の通信モード(sniff)は、接続状態の維持のため一定の時間間隔で通信するポーリング状態の通信モードである。そして、接続されている全てのデジタルカメラに対し、第1の通信モード(connect)に設定した場合、第1の通信モードが設定されたデジタルカメラの数を計数・取得して画像データを受信し、ライブビューイメージとして取得された数分の画像データによるライブビューイメージを一覧表示する、マルチライブビュー表示とする。
一方、1台のデジタルカメラのみを第1の通信モード(connect)とし、他のデジタルカメラを第2の通信モード(sniff)に設定した場合、第1の通信モード(connect)のデジタルカメラだけから画像データを受信し、ライブビューイメージとして全画面で逐次表示するシングルビュー表示とする。このように、ライブビューイメージを表示しないデジタルカメラを第2の通信モード(sniff)とすることで、通信状態を維持したまま、省電力化が実現できる。また、通信状態を維持したままであるので、当該デジタルカメラを第2の通信モード(sniff)から再び第1の通信モード(connect)へ復帰させるのに要する時間を短縮することができる。
図2(a)は、本実施形態によるレシーバー10の構成を示すブロック図であり、図2(b)は、本実施形態によるデジタルカメラ30−n(n=1〜7)の構成を示すブロック図である。図2(a)において、レシーバー10は、通信部(Bluetooth(登録商標))11、表示部12、操作部(タッチパネル)13、ROM14、RAM15、及び制御部16を備えている。通信部11は、自身に設定されたPIN(Parsonal Identification Number)を記憶する領域を有し、Bluetooth(登録商標)を用いて、デジタルカメラ30−nとの間で各種コマンドや画像データなどを送受信する。
表示部12は、液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなり、特定の機能やアプリケーションなどに紐付けられているアイコンや、アプリケーション画面、各種のメニュー画面などを表示する。操作部(タッチパネル)13は、指やスタイラス(ペン)などの直接接触、あるいは、近接を検出する。なお、操作部(タッチパネル)13には、電源ボタンや音量ボタンなどの機械的なスイッチ類が含まれてもよい。
ROM14は、後述する制御部16により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。RAM15は、後述する制御部16がプログラムを実行した際の一時的なデータや、各種アプリケーションプログラム、アプリケーションプログラムの実行に必要な各種パラメータ、デジタルカメラ30−1〜30−nから受信した画像データなどを記憶する。
制御部16は、上述したROM14に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。特に、本実施形態では、制御部16は、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nから画像データを受信している場合には、表示部12の画面上に複数のライブビューイメージを一覧表示(マルチライブビュー表示)する。一方、制御部16は、1つのデジタルカメラから1つの画像データを受信している場合には、表示部の画面上に1つのライブビューイメージを全画面で逐次表示(シングルビュー表示)する。
また、制御部16は、全てのデジタルカメラ30−1〜30−nが接続されている状態から、いずれか1つのデジタルカメラからの画像データに基づくライブビューイメージをシングルビュー表示する状態に切り替える際には、画像データを送信させない他のデジタルカメラをスリープ状態に設定する。一方、全てのデジタルカメラ30−1〜30−nが接続されている状態を維持し、これら全てのデジタルカメラ30−1〜30−nからの画像データに基づくライブビューイメージをマルチライブビュー表示する状態にする際には、これら全てのデジタルカメラ30−1〜30−nがスリープ状態であれば、このスリープ状態から復帰させるように、これら全てのデジタルカメラ30−1〜30−nの動作モードを設定する。
図2(b)において、デジタルカメラ30−n(n=1〜7)は、通信部31、操作部32、撮像部33、ROM34、RAM35、記録媒体36、及び制御部37を備えている。通信部31は、Bluetooth(登録商標)を用いて、レシーバー10との間で画像データや、各種コマンドなどを送受信する。
操作部32は、電源スイッチ、シャッタスイッチ、ズームスイッチ、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号を出力する。撮像部33は、光学レンズ群からなるレンズブロックと、CCDや、CMOSなどの撮像素子からなり、レンズブロックから入った画像を撮像素子によりデジタル信号に変換して出力する。
ROM34は、後述する制御部37により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。RAM35は、撮像部33によって撮像された画像ファイルを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、制御部37のワーキングメモリとして使用される。記録媒体36は、撮像された画像ファイルなどを保存する。
制御部37は、上述したROM34に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。特に、本実施形態では、制御部37は、レシーバー10から画像データの要求を受信する度に、該要求に応じて画像データを送信する。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ30−nは、表示部を備えていないが、一般的なデジタルカメラのように液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなる表示部を備えていてもよい。
図3は、本実施形態によるレシーバー10の表示例(マルチビュー表示)を示す模式図である。図3に示すように、レシーバー10は、デジタルカメラ30−1〜30−nからの画像データを、表示部12の画面に、ライブビューイメージとしてタイル状に表示するマルチライブビュー表示モードを備えている。図示の例は、2つのデジタルカメラ(便宜的にデジタルカメラ30−1、30−2とする)からの画像データを逐次受信し、2分割した画面にタイル状に表示するマルチライブビュー表示を示している。表示部12の左側には、ライブビューイメージA42が表示され、右側には、ライブビューイメージB43が表示されている。
なお、ライブビューイメージA42は、デジタルカメラ30−1が超広角、魚眼或いは全天周を撮影範囲として撮影できる能力を持ち、その撮影に基づいた画像データは歪曲補正処理をしていないイメージサークルの形状を有している。その結果、デジタルカメラ30−1のライブビューイメージは撮影光軸を中心に円形になっている。
また、ライブビューイメージB43は、デジタルカメラ30−2が一般的なデジタルカメラが有する撮像素子の有効範囲を示すもの所定のアスペクト比からなる矩形形状になっている。ただし、2分割された各表示エリアは縦長の矩形になっているため、ライブビューイメージB43は表示エリアの上下をブランク(黒)としたレターボックス表示となっている。
また、夫々のライブビューイメージA42、ライブビューイメージB43の上には、いずれのデジタルカメラからのライブビューイメージであることを示すアイコン40、41が表示されている。また、アイコン44は、デジタルカメラ30−1、30−2に対しインターバル撮影を指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。アイコン45は、デジタルカメラ30−1、30−2に対し再生モード(記録済みの画像をリサイズしてレシーバー10に無線送信させるモード)を指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。アイコン46、48は、夫々デジタルカメラ30−1、30−2のステータス(状態)として電池残量を示すものであり、これは上記第1の通信モードにおいてデジタルカメラ30−1、30−2から送信される。アイコン47は、レシーバー10のステータス(状態)として電池残量を示すものである。アイコン49は、当該撮影モードからのモード抜けを指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。マルチライブビュー表示において、ユーザがどちらかのライブビューイメージのみを表示させたいと思った場合、ユーザは、アイコン40、41のうち、所望するライブビューイメージの上部に位置するアイコンをタッチする。レシーバー10では、タッチされたアイコン側のライブビューイメージのみを、表示部12の全画面に逐次表示するシングルビュー表示に切り換えるようになっている。
図4は、本実施形態によるレシーバー10の表示例(シングルビュー表示)を示す模式図である。図3に示すように、レシーバー10は、ユーザに選択されたライブビューイメージを、表示部12の全画面で逐次表示するシングルビュー表示モードを備えている。図示の例は、図3に示す状態で、ユーザが、所望するデジタルカメラ30−2から逐次送信された画像データに基づく、ライブビューイメージB43の上部に位置するアイコン41をタッチした場合のシングルビュー表示を示している。表示部12の右上には、マルチライブビュー表示に切り替えるためのアイコン50が表示されている。
アイコン51は、デジタルカメラ30−2及びレシーバー10に対し各種設定(撮影条件設定、動作環境設定、及び、再生モードにおける表示設定)を指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。アイコン52は、撮影環境に基づいて自動的に最適な撮影条件をデジタルカメラ30−2に設定して撮影を行わせる撮影モードを指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。アイコン53は、レシーバー10以外の通信装置とワイヤレスLANを用いて接続させる場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。アイコン54は、デジタルカメラ30−2に対しインターバル撮影を指示する場合、ユーザからのタッチを検出するためのものである。
なお、アイコン44へのタッチ検出に基づくインターバル撮影開始のトリガーは、デジタルカメラ30−1、30−2に双方に一斉に送信されるのに対し、アイコン54へのタッチ検出に基づくインターバル撮影開始のトリガーは、デジタルカメラ30−2のみに送信される。
すなわち、表示部12に表示される各アイコンは、第1の通信モードで接続されているデジタルカメラの機能や接続台数と深く関連している。
シングルビュー表示において、ユーザは、接続されているデジタルカメラからの画像データを、ライブビューイメージとして一覧表示するマルチライブビュー表示に切り替えたい場合には、アイコン42をタッチする。レシーバー10では、接続されているデジタルカメラ30−1〜30−nから受信した全ての画像データをライブビューイメージとして一覧表示するマルチライブビュー表示に切り換えるようになっている。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図5は、本実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明では、1台のデジタルカメラ30−1、もしくは2台のデジタルカメラ30−1、30−2が接続される場合について説明するが、3台以上であっても基本的な動作は同じである。
レシーバー10において、制御部16は、通信部11を介して、デジタルカメラ30(30−1〜n)との接続処理を実行する(ステップS10)。なお、無線通信(Bluetooth(登録商標))による接続手順については既存の技術であるので説明を省略する。次に、制御部16は、デジタルカメラ30−1と接続したか否かを判断する(ステップS12)。そして、デジタルカメラ30−1と接続した場合には(ステップS12のYES)、デジタルカメラ30−1から受信した画像データを、ライブビューイメージとしてシングルビュー表示する(ステップS14)。
より具体的には、レシーバー10の制御部16は、接続したデジタルカメラ30−1に対して、QVGA(320×240)サイズの画像データの送信を要求する。これに応答して、デジタルカメラ30−1からQVGAサイズの画像データが送信されてくるので、レシーバー10の制御部16は、図4に示すように、受信したQVGAサイズの画像データを表示部12の全画面上にライブビューイメージとして表示するシングルビュー表示を実行する。以後、レシーバー10は、状況が変化するまでは、ステップS12に戻り、シングルビュー表示を継続するが、他のデジタルカメラ30−2〜30−nが接続されるなどして、接続する台数が増加することがあればステップS12の判断がYESとなり、ステップS16に進む。
一方、2台のデジタルカメラ30−1、30−2と接続した場合には(ステップS12のNO)、制御部16は、マルチライブビュー設定処理を実行する(ステップS16)。マルチライブビュー設定処理では、接続されている2台のデジタルカメラ30−1、30−2に対して、QQVGA(160×120)サイズの画像データの送信を要求し、これに応答したデジタルカメラ30−1、30−2からQQVGAサイズの画像データを受信する。なお、マルチライブビュー設定処理の詳細については後述する。
次に、制御部16は、デジタルカメラ30−1、30−2から受信したQQVGAサイズの画像データを、図3に示すように、表示部12の画面を接続台数に応じて分割した領域に、ライブビューイメージとしてタイル状に配置して表示するマルチライブビュー表示を実行する。マルチライブビュー表示では、画像データのデータ量をQQVGAサイズにすることでフレームレートの低下を防ぐことができ、2台のデジタルカメラ30−1、30−2からの画像データを画面上に並べて円滑に表示することができる。
次に、制御部16は、ユーザによって、シングルビュー表示へ切り替えるためのアイコン40、41(図3参照)のいずれかがタッチされたか否かを判断する(ステップS20)。そして、アイコン40、41のいずれもタッチされない場合には(ステップS20のNO)、制御部16は、シングルビュー表示へ切り替え指示がないと判断し、ステップS18に戻り、マルチライブビュー表示を継続する。
一方、マルチライブビュー表示において、ユーザによって、シングルビュー表示へ切り替えるためのアイコン40、41(図3参照)のいずれかへのタッチが検出された場合には(ステップS20のYES)、制御部16は、シングルビュー表示へ切り替え指示があったと判断し、シングルビュー設定処理を実行する(ステップS22)。シングルビュー設定処理では、ユーザにより選択されなかったデジタルカメラ30(例えばデジタルカメラ30−1)に対してSniff要求(後述)を出して第2の通信モードに移行させてスリープ状態にするとともに、選択されたデジタルカメラ30(例えばデジタルカメラ30−2)に対して、QVGA(320×240)サイズの画像データを送信するように要求し、これに応答した当該選択されたデジタルカメラ30からQVGAサイズの画像データを受信する。なお、シングルビュー設定処理の詳細については後述する。
上記Sniff要求は、デジタルカメラをスリープ状態にするコマンドである。複数のデジタルカメラが接続された状態、すなわちマルチ接続時に、シングルビュー表示へ切り替える場合、ライブビューイメージを表示しない側のデジタルカメラが、レシーバー10から画像データ要求待ち状態で動作していると、このデジタルカメラの電池寿命が短くなる。
また、このデジタルカメラ(ライブビューイメージを表示しない側のデジタルカメラ)の電源をオフにしてしまうと、再接続の際にネゴシエーション処理に時間がかかり操作性が低下する。そこで、本実施形態では、省電力、かつ再表示時間短縮のために、Buluetooth(登録商標)のSniff機能を用いる。表示しない側のデジタルカメラをSniff状態でスリープ状態とすることで、デジタルカメラとレシーバー10との接続状態を維持しながら省電力モードに状態遷移させることができる。表示しない側のデジタルカメラをこの状態に遷移させることで、省電力化と接続復帰後の表示までの時間短縮の両立を実現している。
次に、制御部16は、デジタルカメラ30−2から受信したQVGAサイズの画像データを、図4に示すように、ライブビューイメージとして表示部12の全画面上に表示するシングルビュー表示を実行する。シングルビュー表示では、再度、画像データをQQVGAサイズからQVGAサイズに戻すことでシングルビュー表示の高画質化を実現している。
次に、制御部16は、ユーザによって、マルチライブビュー表示へ切り替えるためのアイコン50(図4参照)へのタッチが検出されたか否かを判断する(ステップS26)。そして、アイコン50へのタッチが検出されない場合には(ステップS26のNO)、制御部16は、マルチライブビュー表示への切り替え指示がないと判断し、ステップS24に戻り、シングルビュー表示を継続する。
一方、ユーザによってアイコン50へのタッチが検出された場合には(ステップS26のYES)、制御部16は、ステップS16に戻り、上述したマルチライブビュー表示へと移行し、以下、上述した処理を繰り返す。
図6は、本実施形態による撮影システム1の動作(マルチライブビュー設定処理)を説明するためのシーケンス図である。レシーバー10の制御部16は、まず、シングルビュー表示からの移行であるか否かを判断する(ステップS30)。そして、シングルビュー表示からの移行でない場合には(ステップS30のNO)、デジタルカメラ30−1、30−2とのマルチ接続によるマルチライブビュー表示の状態なので、制御部16は、接続された2台のデジタルカメラ30−1、30−2に対して、QQVGA(160×120)サイズの画像データの送信を要求する(ステップS36)。
次に、制御部16は、デジタルカメラ30−1、30−2から応答としてQQVGAサイズの画像データを受信したか否かを判断する(ステップS38)。そして、接続された全てのデジタルカメラ30−1、30−2からQQVGAサイズの画像データを受信するまで待機し(ステップS28のNO)、受信すると(ステップS38のYES)、上述したメインのフローチャートに戻る。
一方、シングルビュー表示からの移行である場合には(ステップS30のYES)、現在、2台のデジタルカメラ30−1、30−2と接続されており、且つ、表示されていない側のデジタルカメラ(ここでは、デジタルカメラ30−1とする)がスリープ状態になっていることを意味するので、制御部16は、選択されていなかったデジタルカメラ30−1に対してSniff解除要求を送信する(ステップS32)。
デジタルカメラ30−1は、Sniff解除要求を受信すると、レシーバー10に対してSniff解除応答を送信するとともに、スリープ状態から復帰する。
レシーバー10の制御部16は、デジタルカメラ30−1からSniff解除応答を受信したか否かを判断する(ステップS34)。そして、Sniff解除応答を受信するまで待機し(ステップS34のNO)、Sniff解除応答を受信すると(ステップS34のYES)、接続されている全てのデジタルカメラ、すなわち2台のデジタルカメラ30−1、30−2に対して、QQVGA(160×120)サイズの画像データを要求する(ステップS36)。
次に、制御部16は、全てのデジタルカメラ30−1、30−2からQQVGAサイズの画像データを受信したか否かを判断する(ステップS38)。そして、デジタルカメラ30−1、30−2からQQVGAサイズの画像データを受信するまで待機し(ステップS38のNO)、受信すると(ステップS38のYES)、上述したメインのフローチャートに戻る。
図7は、本実施形態による撮影システム1の動作(シングルビュー設定処理)を説明するためのシーケンス図である。レシーバー10の制御部16は、まず、ユーザによって選択されなかったデジタルカメラ30−1に対してSniff要求を送信する(ステップS50)。デジタルカメラ30−1は、Sniff要求を受信すると、レシーバー10に対してSniff応答を送信するとともに、通信状態を維持したままスリープ状態へ遷移する。
レシーバー10の制御部16は、デジタルカメラ30−1からSniff応答を受信したか否かを判断する(ステップS52)。そして、デジタルカメラ30−1からSniff応答を受信するまで待機し(ステップS52のNO)、デジタルカメラ30−1からSniff応答を受信すると(ステップS52のYES)、ユーザによって選択されたデジタルカメラ30−2に対して、QVGA(320×240)サイズの画像データの送信を要求する(ステップS54)。
次に、制御部16は、デジタルカメラ30−2からQVGAサイズの画像データを受信したか否かを判断する(ステップS56)。そして、デジタルカメラ30−2からQVGAサイズの画像データを受信するまで待機し(ステップS56のNO)、デジタルカメラ30−2からQVGAサイズの画像データを受信すると(ステップS56のYES)、上述したメインのフローチャートに戻る。
図8は、本実施形態による撮影システム1の動作(マルチビューからシングルビューへの遷移)を説明するためのシーケンス図である。上述したように、1台のデジタルカメラ30−1、もしくは2台のデジタルカメラ30−1、30−2が接続される場合について説明するが、3台以上であっても基本的な動作は同じである。
まず、レシーバー10に2台のデジタルカメラ30−1、30−2が接続されたマルチ接続状態、すなわちマルチライブビュー表示の状態にあるとする(ステップSS1)。このマルチライブビュー表示の状態で、デジタルカメラ30−1から逐次送信される画像データの表示、すなわちシングルビューに切り替える場合には、レシーバー10からデジタルカメラ30−2に対してSniff要求が送信される(ステップSS2)。該Sniff要求に応じて、デジタルカメラ30−2からレシーバー10に対してSniff応答が送信される(ステップSS3)。この段階で、デジタルカメラ30−2は、通信状態を維持したままスリープ状態に遷移する。
次に、レシーバー10からデジタルカメラ30−1に対してQVGA(320×240)サイズの画像データを送信するように画像データ要求が送信される(ステップSS4)。該画像データ要求#1に応じて、デジタルカメラ30−1からレシーバー10に対してQVGAサイズの画像データが逐次送信される(ステップSS5)。レシーバー10では、デジタルカメラ30−1からのQVGAサイズの画像データを、ライブビューイメージとして表示部12に全画面で逐次表示するシングルビュー表示が実行される(ステップSS6)。
また、マルチ接続状態、すなわちマルチライブビュー表示の状態で(ステップSS1)、デジタルカメラ30−2から逐次送信される画像データの表示、すなわちシングルビューに切り替える場合には、レシーバー10からデジタルカメラ30−1に対してSniff要求が送信される(ステップSS10)。該Sniff要求に応じて、デジタルカメラ30−1からレシーバー10に対してSniff応答が送信される(ステップSS11)。この段階で、デジタルカメラ30−1は、通信状態を維持したままスリープ状態に遷移する。
次に、レシーバー10からデジタルカメラ30−2に対してQVGA(320×240)サイズの画像データの送信を要求する(ステップSS12)。該要求に応じて、デジタルカメラ30−2からレシーバー10に対してQVGAサイズの画像データが逐次送信される(ステップSS13)。レシーバー10では、デジタルカメラ30−2からのQVGAサイズの画像データを、ライブビューイメージとして表示部12に全画面で逐次表示するシングルビュー表示が実行される(ステップSS14)。
図9は、本実施形態による撮影システム1の動作(シングルビューからマルチビュー、もしくはシングルビューへの遷移)を説明するためのシーケンス図である。レシーバー10に2台のデジタルカメラ30−1、30−2が接続されたマルチ接続状態で、デジタルカメラ30−2がスリープ状態となっており、デジタルカメラ30−1によるシングルビュー表示の状態にあるとする(ステップSS20)。このシングルビュー表示の状態で、マルチライブビュー表示に切り替える場合には、まず、レシーバー10からスリープ状態のデジタルカメラ30−2に対してSniff解除要求が送信される(ステップSS21)。該Sniff解除要求に応じて、デジタルカメラ30−2からレシーバー10に対してSniff解除応答が送信される(ステップSS22)。この段階で、デジタルカメラ30−2は、スリープ状態から復帰する。
次に、レシーバー10からデジタルカメラ30−1に対してQQVGA(160×120)サイズの画像データの送信を要求し(ステップSS23)、デジタルカメラ30−2に対してQQVGA(160×120)サイズの画像データの送信を要求する(ステップSS24)。上記要求に応じて、デジタルカメラ30−1からレシーバー10に対してTQQVGAサイズの画像データが逐次送信され(ステップSS25)、また、デジタルカメラ30−2からレシーバー10に対してQQVGAサイズの画像データが逐次送信される(ステップS26)。レシーバー10では、デジタルカメラ30−1、30−2から逐次送信されるQQVGAサイズの画像データを、表示部12の画面を分割した領域にライブビューイメージとしてタイル状に表示するマルチライブビュー表示が実行される(ステップSS27)。
また、ステップSS20の状態、すなわち、レシーバー10に2台のデジタルカメラ30−1、30−2が接続されたマルチ接続状態で、且つ、デジタルカメラ30−2がスリープ状態のとき、ユーザによってデジタルカメラ30−2が選択され、デジタルカメラ30−2のシングルビュー表示に切り替える場合には、レシーバー10からデジタルカメラ30−1に対してSniff要求が送信される(ステップSS28)。該Sniff要求に応じて、デジタルカメラ30−1からレシーバー10に対してSniff応答が送信される(ステップSS29)。この段階で、デジタルカメラ30−1は、通信状態を維持したままスリープ状態に遷移する。
次に、レシーバー10からデジタルカメラ30−2に対してQVGA(320×240)サイズの画像データの送信を要求する(ステップSS30)。該要求に応じて、デジタルカメラ30−2からレシーバー10に対してQVGAサイズの画像データが逐次送信される(ステップSS31)。レシーバー10では、デジタルカメラ30−2から逐次送信されるQVGAサイズの画像データを、ライブビューイメージとして表示部12に全画面で逐次表示するシングルビュー表示が実行される(ステップSS32)。
なお、上述した実施形態では、2台までのデジタルカメラ30−1、30−2についてのみ説明したが、これに限らず、3台以上であっても、同様の処理にて対応することが可能である。この場合、各デジタルカメラからの画像データは、接続された台数に応じて分割された領域にライブビューイメージとして表示されることになる。つまり、1つ1つのライブビューイメージに対する領域のサイズは台数が増えることに反比例して小さくなるので、レシーバー10からデジタルカメラ30−1〜30−nに対して、その領域のサイズに応じたデータ量(画像サイズ)の画像データを要求するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、マルチライブビュー表示においては、接続されている全てのデジタルカメラ30−1〜30−nからの画像データを、ライブビューイメージとしてマルチライブビュー表示するように説明したが、これに限らず、全数より少ない数でユーザが選択した複数のデジタルカメラからの画像データを、ライブビューイメージとしてマルチライブビュー表示するようにしてもよい。すなわち、7台のデジタルカメラ30−1〜30−7と接続されている場合であっても、例えば、ユーザが任意に選択したデジタルカメラ30−1、30−2、30−5、30−7からの画像データを、ライブビューイメージとしてマルチライブビュー表示してもよい。
また、上述した実施形態では、デジタルカメラの数に応じて画像データのサイズを、QVGAか、QQVGAのどちらかとしたが、データ量としては、サイズ以外にも、データ圧縮率や、色数などを設定するようにしてもよい。
上述した実施形態によれば、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nの数に基づいて、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nに要求する画像データのデータ量を設定するようにしたので、通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができ、フレームレートの低下を防ぐことができる。
上述した実施形態によれば、表示部12の表示領域を複数のデジタルカメラ30−1〜30−nの数に応じて分割し、受信した画像データを、分割された表示領域の各々にライブビューイメージとして表示するようにしたので、通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができ、フレームレートの低下を防ぐことができる。
上述した実施形態によれば、表示部12の分割された表示領域に表示されるライブビューイメージの表示サイズに基づいて、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nに送信を要求する画像データのサイズを設定するようにしたので、通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができ、フレームレートの低下を防ぐことができる。
上述した実施形態によれば、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nが接続されているマルチ接続において、画像データの受信を行うと設定されたデジタルカメラの数に基づいて、表示部12の表示領域を分割するようにしたので、通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができ、フレームレートの低下を防ぐことができる。
上述した実施形態によれば、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nが接続されているマルチ接続において、シングルビュー表示する場合には、非表示のデジタルカメラをスリープ状態とし、マルチライブビュー表示する場合には、全てのデジタルカメラ30−1〜30−nをスリープ状態から復帰させるように、接続されているデジタルカメラ30−1〜30−nの動作モードを制御するようにしたので、通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができ、再表示に要する時間を短縮することができる。
上述した実施形態によれば、複数のデジタルカメラ30−1〜30−nは、逐次撮影した画像の画像データを送信するようにしたので、リアルタイムで通信すべき画像のデータ量を適切に調整することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、表示手段と、前記表示手段の表示領域を前記撮像装置の数に応じて分割し、前記受信手段によって受信された画像データを、前記分割された表示領域の各々に表示するよう制御する表示制御手段と、を備えることを特徴とする付記1に記載の電子機器である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記制御手段は、前記表示制御手段による制御により前記分割された表示領域に表示されるべき表示サイズに基づいて、前記複数の撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する、ことを特徴とする付記2に記載の電子機器である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記複数の撮像装置の各々に対し、前記通信手段に少なくとも2つの通信モードの何れかを設定する通信モード設定手段と、この通信モード設定手段によって設定された通信モードが何れかであるかに基づいて、前記受信手段に対して前記画像データの受信を行うか否かを設定する受信設定手段と、を更に備え、前記表示制御手段は、前記受信設定手段によって前記画像データの受信を行うと設定された撮像装置の数に基づいて、前記表示手段の表示領域を分割する、ことを特徴とする付記2又は3に記載の電子機器である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記2つの通信モードとは、常時接続してデータ通信を行う第1の通信モードと所定の時間間隔で通信状態を維持する第2の通信モードであって、前記通信モード設定手段によって前記第1の通信モードに設定されたときに、前記受信設定手段は、前記受信手段に対して前記画像データの受信を行う旨を設定する、ことを特徴とする付記4に記載の電子機器である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記複数の撮像装置は、逐次撮影した画像の画像データを送信する、ことを特徴とする付記1乃至5の何れかに記載の電子機器である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記制御手段は、前記複数の撮像装置の数と反比例するように、前記複数の撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御することを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の電子機器である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、複数の撮像装置との間で通信を確立する通信確立ステップと、前記通信が確立された前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信ステップと、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得ステップと、前記取得ステップにて取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とするデータ通信方法である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、電子機器のコンピュータを、複数の撮像装置との間で通信する通信手段、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
(付記10)
付記10に記載の発明は、複数の撮像装置と電子機器とからなる撮影システムであって、前記電子機器は、前記複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、を備え、前記複数の撮像装置は、各々、撮像手段と、前記撮像手段によって撮像される画像データを、前記制御手段によって制御された前記画像データのデータ量に基づいて前記電子機器に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする撮影システムである。
1 撮影システム
10 レシーバー
11 通信部
12 表示部
13 操作部(タッチパネル)
14 ROM
15 RAM
16 制御部
20−1〜20−n 無線通信
30−1〜30−n デジタルカメラ
31 通信部
32 操作部
33 撮像部
34 ROM
35 RAM
36 記録媒体
37 制御部

本発明は、複数の装置から受信したデータとともに前記複数の装置のステータスを確認できるようにすることを目的とする。
この発明に係る電子機器は、通信手段と、前記通信手段により前記複数の装置から並行して送信されるデータと前記複数の装置のステータスとを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記複数の装置からのデータと前記ステータスとを対応付けて同時に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明に係るデータ通信方法は、通信部を介して前記複数の装置から並行して送信されるデータと前記複数の装置のステータスとを受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された前記複数の装置からのデータと前記ステータスとを対応付けて同時に表示部に表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明に係るプログラムは、通信部と表示部とを備えた電子機器のコンピュータを、前記通信部により前記複数の装置から並行して送信されるデータと前記複数の装置のステータスとを受信する受信手段、前記受信手段によって受信された前記複数の装置からのデータと前記ステータスとを対応付けて前記表示部に同時に表示する表示手段、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、複数の装置から受信したデータとともに前記複数の装置のステータスを確認できる

Claims (10)

  1. 複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、
    この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、
    前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 表示手段と、
    前記表示手段の表示領域を前記撮像装置の数に応じて分割し、前記受信手段によって受信された画像データを、前記分割された表示領域の各々に表示するよう制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記表示制御手段による制御により前記分割された表示領域に表示されるべき表示サイズに基づいて、前記複数の撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記複数の撮像装置の各々に対し、前記通信手段に少なくとも2つの通信モードの何れかを設定する通信モード設定手段と、
    この通信モード設定手段によって設定された通信モードが何れかであるかに基づいて、前記受信手段に対して前記画像データの受信を行うか否かを設定する受信設定手段と、
    を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記受信設定手段によって前記画像データの受信を行うと設定された撮像装置の数に基づいて、前記表示手段の表示領域を分割する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器。
  5. 前記2つの通信モードとは、常時接続してデータ通信を行う第1の通信モードと所定の時間間隔で通信状態を維持する第2の通信モードであって、
    前記通信モード設定手段によって前記第1の通信モードに設定されたときに、前記受信設定手段は、前記受信手段に対して前記画像データの受信を行う旨を設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記複数の撮像装置は、逐次撮影した画像の画像データを送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、前記複数の撮像装置の数と反比例するように、前記複数の撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子機器。
  8. 複数の撮像装置との間で通信を確立する通信確立ステップと、
    前記通信が確立された前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信ステップと、
    前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ通信方法。
  9. 電子機器のコンピュータを、
    複数の撮像装置との間で通信する通信手段、
    この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段、
    前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 複数の撮像装置と電子機器とからなる撮影システムであって、
    前記電子機器は、
    前記複数の撮像装置との間で通信する通信手段と、
    この通信手段により前記複数の撮像装置から並行して送信される画像データを受信する受信手段と、
    前記画像データを送信する撮像装置の数を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された撮像装置の数に基づいて、前記撮像装置から送信される前記画像データのデータ量を制御する制御手段と、を備え、
    前記複数の撮像装置は、各々、
    撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像される画像データを、前記制御手段によって制御された前記画像データのデータ量に基づいて前記電子機器に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮影システム。
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