JP2021004732A - 試薬カートリッジ及び自動分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】試薬の分注精度を簡易な構成で向上させる。【解決手段】試薬カートリッジ200は、吐出部210と、試薬を収容する容器221と、筒状部材222とを備える。筒状部材222は、吐出部210が設けられた先端222aとは反対側の終端222bにおいて試薬供給ポンプユニット230による吸引により、容器221から試薬が吸引され、終端222bにおいて試薬供給ポンプユニット230によって送出される媒体により、吸引された試薬が吐出部先端210aから吐出される。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、試薬カートリッジ及び自動分析システムに関する。
例えば、自動分析システムでは、分注アームを回動及び上下移動させることにより、分注アームに取り付けられた分注プローブを試薬容器と反応容器との間で移動させ、ポンプユニットを駆動することにより、分注プローブに試薬を分注させる。すなわち、分注プローブに試薬容器の試薬を吸引させ、当該試薬を反応容器に吐出させる。このように、自動分析システムでは、試薬の分注精度を、分注プローブ、分注アーム及びポンプユニットにより確保している。
特開2018−20283号公報 特開平7−289881号公報 特開2008−224672号公報
本発明が解決しようとする課題は、試薬の分注精度を簡易な構成で向上させることである。
実施形態に係る試薬カートリッジは、吐出部と、試薬を収容する第1収容部と、筒状部材とを備える。前記筒状部材は、前記吐出部が設けられた先端とは反対側の終端において送入送出部による吸引により、前記第1収容部から前記試薬が吸引され、前記終端において前記送入送出部によって送出される媒体により、前記吸引された試薬が前記吐出部から吐出される。
図1は、本実施形態に係る試薬カートリッジが適用される自動分析システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態における分析装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態における分析装置の構成の一例を示す側断面図である。 図4は、本実施形態に係る試薬カートリッジの構成の一例を示す側断面図である。 図5は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図6は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図7は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図8は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図9は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図10は、本実施形態に係る試薬カートリッジを用いた処理の一例を示す側断面図である。 図11は、本実施形態の第1の変形例における試薬カートリッジの構成の一例を示す側断面図である。 図12は、本実施形態の第1の変形例における分析装置の構成の一例を示す側断面図である。 図13は、本実施形態の第2の変形例における分析装置の構成の一例を示すブロック図である。 図14は、本実施形態の第2の変形例における分析装置の構成の一例を示す側断面図である。 図15は、本実施形態の第3の変形例における分析装置の構成の一例を示す側断面図である。 図16は、本実施形態の第4の変形例における試薬カートリッジの構成の一例を示す側断面図である。
以下、図面を参照して、試薬カートリッジが適用される自動分析システムの実施形態について詳細に説明する。なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る試薬カートリッジが適用される自動分析システム100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す自動分析システム100は、分析装置70と、駆動装置80と、処理装置90とを備えている。
分析装置70は、各検査項目の標準試料や被検体から採取された被検試料(血液や尿などの生体試料)と、各検査項目の分析に用いる試薬との混合液を測定して、標準データや被検データを生成する。分析装置70は、試料の分注、試薬の分注等を行う複数のユニットを備え、駆動装置80は、分析装置70の各ユニットを駆動する。処理装置90は、駆動装置80を制御して分析装置70の各ユニットを作動させる。
処理装置90は、入力装置50と、出力装置40と、処理回路30と、記憶回路60とを有する。
入力装置50は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、各検査項目の分析パラメータを設定するための入力、被検試料の被検識別情報及び検査項目を設定するための入力等を行う。
出力装置40は、プリンタと、ディスプレイとを備えている。プリンタは、処理回路30で生成された検量データや分析データの印刷を行う。ディスプレイは、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶パネルなどのモニタであり、処理回路30で生成された検量データや分析データの表示を行う。
記憶回路60は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
処理回路30は、システム全体を制御する。例えば、処理回路30は、図1に示すように、データ生成機能31及び分析制御機能32を実行する。分析制御機能32は、駆動装置80を制御して分析装置70の各ユニットを作動させる。データ生成機能31は、分析装置70で生成された標準データや被検データを処理して各検査項目の検量データや分析データを生成する。
ここで、例えば、処理回路30の構成要素であるデータ生成機能31及び分析制御機能32が実行する各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路60に記録されている。処理回路30は、各プログラムを記憶回路60から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路30は、図1の処理回路30内に示された各機能を有することとなる。ここで、データ生成機能31は、データ生成部の一例である。分析制御機能32は、分析制御部の一例である。
なお、図1においては、単一の処理回路30にて、以下に説明する各処理機能が実現されるものとして説明するが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路60に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路60にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
図2は、本実施形態における分析装置70の構成の一例を示す斜視図である。
分析装置70は、複数の試料容器11を保持するサンプルディスク5を備えている。試料容器11は、各検査項目の標準試料や被検試料等の試料を収容する。
分析装置70は、更に、円周上に配置された複数の反応容器3と、複数の反応容器3の各々を回転移動可能に保持する反応ディスク4とを備えている。
分析装置70は、更に、試料分注プローブ16と、試料分注アーム10と、試料分注ポンプユニット16aと、試料検出器16bと、洗浄槽16cとを備えている。試料分注プローブ16は、試料の分注を行う。具体的には、試料分注プローブ16は、サンプルディスク5に保持された試料容器11内の試料を検査項目毎に吸引して、当該検査項目の分析パラメータとして設定された量の試料を反応容器3内へ吐出する。試料分注アーム10は、試料分注プローブ16を回動及び上下移動可能に支持する。試料分注ポンプユニット16aは、試料分注プローブ16に試料の吸引及び吐出を行わせる。試料検出器16bは、サンプルディスク5に保持された試料容器11内の試料の液面に、当該液面の上方から下降した試料分注プローブ16の先端部が接触することにより、試料容器11内の試料を検出する。例えば、試料検出器16bは、試料分注プローブ16と電気的に接続され、試料分注プローブ16の先端部が試料容器11内の試料と接触したときの静電容量の変化により、試料容器11内の試料を検出する。洗浄槽16cは、試料分注プローブ16を試料の分注終了毎に洗浄する。
分析装置70は、更に、複数の試薬カートリッジ6と、複数の試薬カートリッジ6の各々を格納する試薬庫1と、複数の試薬カートリッジ7と、複数の試薬カートリッジ7の各々を格納する試薬庫2とを備えている。試薬カートリッジ6は、試料に含まれる各検査項目の成分と反応する成分を含有する試薬を収容する。例えば、試薬カートリッジ6は、1試薬系の試薬又は2試薬系の第1試薬を収容する。試薬庫1は、各検査項目の試薬カートリッジ6を回動可能に保持するターンテーブルである試薬ラック1aを備えている。試薬カートリッジ7は、各検査項目の2試薬系の第2試薬を収容する。試薬庫2は、各検査項目の試薬カートリッジ7を回動可能に保持するターンテーブルである試薬ラック2aを備えている。
試薬カートリッジ6、7は、それぞれ、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬を試薬供給プローブ6a、7aにより反応容器3内に吐出する。
分析装置70は、更に、測定部13と、反応容器洗浄ユニット12とを備えている。測定部13は、試料及び試薬の混合液を収容する反応容器3に、光を照射して混合液を測定する。具体的には、測定部13は、回転移動している測定位置の反応容器3に光を照射し、この照射により反応容器3内の試料及び試薬の混合液を透過した光を検出する。そして、測定部13は、検出した信号を処理してデジタル信号で表される標準データや被検データを生成して処理装置90の処理回路30に出力する。反応容器洗浄ユニット12は、測定部13による測定が終了した反応容器3内を洗浄する。
駆動装置80は、分析装置70の各ユニットを駆動する。
駆動装置80は、分析装置70のサンプルディスク5を駆動する機構を備え、各試料容器11を回動移動させる。また、駆動装置80は、試薬庫1の試薬ラック1aを駆動する機構を備え、各試薬カートリッジ6を回動移動させる。また、駆動装置80は、試薬庫2の試薬ラック2aを駆動する機構を備え、各試薬カートリッジ7を回動移動させる。また、駆動装置80は、反応ディスク4を駆動する機構を備え、各反応容器3を回転移動させる。
また、駆動装置80は、試料分注アーム10を回動及び上下移動させる機構を備え、試料分注プローブ16を試料容器11と反応容器3との間で移動させる。また、駆動装置80は、試料分注ポンプユニット16aを駆動する機構を備え、試料分注プローブ16に試料を分注させる。すなわち、試料分注プローブ16に試料容器11の試料を吸引させ、当該試料を反応容器3に吐出させる。
また、駆動装置80は、図2及び図3に示すように、試薬供給ポンプユニット8、9を備えている。図3は、本実施形態における分析装置70の構成の一例を示す側断面図である。ここで、図3において、図2に示すサンプルディスク5、試料分注アーム10、試料容器11、試料分注プローブ16、試料分注ポンプユニット16a、試料検出器16b、洗浄槽16c、反応容器洗浄ユニット12、測定部13などの図示が省略されている。
試薬カートリッジ6は、試薬供給プローブ6aと試薬供給ユニット6bとを備えている。試薬供給ユニット6bは、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬を試薬供給プローブ6aにより反応容器3内に吐出させる。試薬カートリッジ7は、試薬供給プローブ7aと試薬供給ユニット7bとを備えている。試薬供給ユニット7bは、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬を試薬供給プローブ7aにより反応容器3内に吐出させる。試薬供給ユニット6b、7bの構成については後述する。
試薬供給ポンプユニット8は、ポンプヘッド8aと端子8bとを備えている。試薬供給ポンプユニット9は、ポンプヘッド9aと端子9bとを備えている。試薬庫1、2は反応ディスク4の上方に設けられ、ポンプヘッド8a、9aは、それぞれ、試薬庫1、2に格納された複数の試薬カートリッジ6、7のうち、試薬を吐出させる試薬カートリッジ6、7の試薬供給ユニット6b、7bと接続される。端子8b、9bは、それぞれ、試薬供給ポンプユニット8、9を移動可能に支持するアームと接続され、駆動装置80は、当該アームを移動させる機構を備える。また、駆動装置80は、試薬供給ポンプユニット8、9を駆動する機構を備える。試薬供給ポンプユニット8、9や駆動装置80の動作等については後述する。
以上、本実施形態に係る試薬カートリッジ6、7が適用される自動分析システム100の全体構成について説明した。以下、本実施形態に係る試薬カートリッジ6、7を、図4に示す試薬カートリッジ200として説明する。
図4は、本実施形態に係る試薬カートリッジ200の構成の一例を示す側断面図である。図4に示すように、本実施形態に係る試薬カートリッジ200は、ケース240と、ケース240に内蔵された試薬供給プローブ210及び試薬供給ユニット220とを備えている。
ここで、試薬供給プローブ210の先端部210aは、例えば、図3に示す試薬供給プローブ6a、7aに相当する。例えば、ケース240の底面部には貫通した孔が形成され、試薬供給プローブ210の先端部210aは、ケース240の底面部の孔から露出する。試薬供給プローブ210は、吐出部の一例である。
また、試薬供給ユニット220は、例えば、図3に示す試薬供給ユニット6b、7bに相当する。試薬供給ユニット220は、容器221と、シリンダー222と、一方弁223、224と、容器225と、電磁弁226とを備えている。容器221は、第1収容部の一例である。シリンダー222は、筒状部材の一例である。一方弁223は、第1弁の一例であり、一方弁224は、第2弁の一例である。容器225は、第2収容部の一例である。電磁弁226は、第3弁の一例である。
容器221は、試薬を収容する。例えば、容器221は、金属又はポリマ材料によって形成されている。
一方弁223は、シリンダー222と容器221との間に設けられている。具体的には、一方弁223は、シリンダー222の先端222a側の側面と、容器221の底面部221a側の側面との間に設けられている。例えば、後述の試薬供給ポンプユニット230による媒体の吸引により、一方弁223は、容器221内からシリンダー222内に試薬を流す。ここで、一方弁223は、シリンダー222から容器221の方向への逆流を防止する。
一方弁224は、シリンダー222と試薬供給プローブ210との間に設けられている。具体的には、一方弁224は、シリンダー222の先端222aと、試薬供給プローブ210の先端部210aとは反対側の他端部側との間に設けられている。例えば、後述の試薬供給ポンプユニット230による媒体の送出により、一方弁224は、シリンダー222内から試薬供給プローブ210を経由して試薬を吐出させる。ここで、一方弁224は、試薬供給プローブ210からシリンダー222の方向への逆流を防止する。
シリンダー222には、媒体が吸引又は送出される。具体的には、シリンダー222の先端222aとは反対側の終端222bにおいて、後述の試薬供給ポンプユニット230により媒体が吸引されたときに、容器221から一方弁223を経由してシリンダー222内に試薬が流入する。ここで、シリンダー222内には、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬が流入する。また、シリンダー222の終端222bにおいて、後述の試薬供給ポンプユニット230により媒体が送出されたときに、シリンダー222内に流入した試薬が一方弁224を経由して試薬供給プローブ210から吐出される。
容器225は、容器221と隣接し、容器225の内部には、シリンダー222の終端222bが収納されている。具体的には、シリンダー222の終端222bは、容器225の底面部225aを貫通して容器225の内部に収納されている。容器225は、容器221から一方弁223を経由してシリンダー222内に試薬が流入する際に、シリンダー222の終端222bから溢れた試薬を収容する。
ここで、容器225の底面部225aは、容器221の側面部221bに近づくにつれて試薬庫の設置面に近づくように傾斜している。すなわち、容器225の底面部225aは、シリンダー222の終端222bから溢れた試薬が容器225に収容されるときに、容器225内において、容器221の側面部221b側に試薬が流れるような形状となっている。
電磁弁226は、容器225の底面部225aと容器221の側面部221bとが交わる領域に設けられ、開放時に容器225と容器221とを繋げる。例えば、電磁弁226は、後述の処理装置90の制御により開放し、試薬が容器225から電磁弁226を介して容器221に流れる。すなわち、容器225に収容された試薬が容器221に戻される。
図4に示すように、試薬供給ポンプユニット230は、ポンプヘッド230aと端子230bとを備えている。ここで、試薬供給ポンプユニット230は、図3に示す試薬供給ポンプユニット8、9に相当する。また、ポンプヘッド230aは、図3に示すポンプヘッド8a、9aに相当し、端子230bは、図3に示す端子8b、9bに相当する。試薬供給ポンプユニット230は、送入送出部の一例である。
図5〜図10は、本実施形態に係る試薬カートリッジ200を用いた処理の一例を示す側断面図である。
まず、試薬の分注が行われる場合、試薬供給ポンプユニット230の端子230bは、試薬供給ポンプユニット230を移動可能に支持するアームと接続される。例えば、処理装置90の分析制御機能32は、試薬を吐出させる試薬カートリッジ200と試薬供給ポンプユニット230とを接続させる制御信号を駆動装置80に出力する。この場合、駆動装置80は、当該制御信号に応じて、試薬供給ポンプユニット230を移動可能に支持するアームを移動させて、図5に示すように、当該試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220の容器225の上面部225bと試薬供給ポンプユニット230のポンプヘッド230aとを接続させる。具体的には、ケース240の上面部には開口部が形成され、容器225の上面部225bは、当該開口部から露出する。また、露出した上面部225bには貫通した孔が形成され、当該孔の周辺には、例えば、ゴム製のオーリングが設けられている。そして、当該オーリングをポンプヘッド230aが覆う又は掴むことにより、容器225の上面部225bとポンプヘッド230aとが接続される。
次に、処理装置90の分析制御機能32は、例えば、所定量の試薬を試薬カートリッジ200に吸引させるための媒体を試薬供給ポンプユニット230に吸引させる制御信号を駆動装置80に出力する。この場合、駆動装置80は、当該制御信号に応じて、試薬供給ポンプユニット230を駆動して、当該媒体をポンプヘッド230aから吸引するように、試薬供給ポンプユニット230を制御する。例えば、試薬供給ポンプユニット230の端子230bには、駆動装置80からアームを介して試薬カートリッジ200に媒体を吐出したり、試薬カートリッジ200からアームを介して駆動装置80に媒体を吸引したりする管が設けられている。また、試薬供給ポンプユニット230の端子230bには、駆動装置80がアームを介して試薬供給ポンプユニット230を制御するための信号線が接続されている。駆動装置80は、当該制御信号に応じて、管を通してポンプヘッド230aから媒体を吸引するように、試薬供給ポンプユニット230を信号線により制御する。この場合、容器225の内部に収納されたシリンダー222の終端222bにおいて、試薬供給ポンプユニット230により媒体が吸引される。これにより、図6に示すように、容器221から一方弁223を経由してシリンダー222内に試薬が流入する。
ここで、所定量の試薬は、検査項目の分析パラメータとして設定された量よりも僅かに多い。そのため、図7に示すように、容器221から一方弁223を経由してシリンダー222内に試薬が流入する際に、シリンダー222内には、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬が流入すると共に、シリンダー222の終端222bから僅かに溢れた試薬が容器225に収容される。このとき、容器225の底面部225aが傾斜しているため、容器225内において、試薬は容器221の側面部221b側に流れる。
次に、処理装置90の分析制御機能32は、試薬を吐き出すための媒体を試薬供給ポンプユニット230から試薬カートリッジ200に注入させる制御信号を駆動装置80に出力する。この場合、駆動装置80は、当該制御信号に応じて、試薬供給ポンプユニット230を駆動して、当該媒体をポンプヘッド230aから送出するように、試薬供給ポンプユニット230を制御する。例えば、駆動装置80は、当該制御信号に応じて、管を通してポンプヘッド230aから媒体を送出するように、試薬供給ポンプユニット230を信号線により制御する。この場合、容器225の内部に収納されたシリンダー222の終端222bにおいて、試薬供給ポンプユニット230により媒体が送出される。これにより、図8に示すように、シリンダー222内に流入した試薬が一方弁224を経由して試薬供給プローブ210から吐出される。
ここで、電磁弁226により、容器225に収容された試薬を容器221に戻すことができる。具体的には、電磁弁226は、本体部と弁とを有し、処理装置90の分析制御機能32は、当該弁を開放するための制御信号を、例えば無線信号により当該本体部に出力する。当該本体部は、処理装置90から出力された制御信号に応じて、当該弁を開放する。このとき、図9に示すように、試薬が容器225から電磁弁226を介して容器221に流れる。
試薬の分注が完了した場合、処理装置90の分析制御機能32は、例えば、試薬を吐出させた試薬カートリッジ200と試薬供給ポンプユニット230との接続を解除させる制御信号を駆動装置80に出力する。この場合、駆動装置80は、当該制御信号に応じて、図10に示すように、当該試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220の容器225の上面部225bと試薬供給ポンプユニット230のポンプヘッド230aとの接続を解除させる。
なお、本実施形態において、容器225内の試薬を容器221に戻す処理は、試薬が吐出された後に毎回行われなくてもよい。例えば、当該処理は、試薬が複数回吐出された後に行われるような間欠運転でもよい。
また、本実施形態において、試薬カートリッジ200の容器225には、僅かな量の試薬しか収容されないため、容器225内の試薬を容器221に戻す処理は行われなくてもよい。すなわち、容器225に収容される試薬が極微量であれば、容器225内の試薬は廃棄されてもよい。この場合、電磁弁226の設置が不要になる。
以上、説明したとおり、本実施形態では、試薬カートリッジ200に試薬供給プローブ210と試薬供給ユニット220とを内蔵している。すなわち、本実施形態では、試薬供給ユニット220のシリンダー222の終端222bにおいて、試薬供給ポンプユニット230による媒体の吸引により、容器221から一方弁223を経由して試薬がシリンダー222内に流入する。このとき、シリンダー222内には、検査項目の分析パラメータとして設定された量の試薬が流入すると共に、シリンダー222の終端222bから僅かに溢れた試薬が容器225に収容される。また、シリンダー222の終端222bにおいて、試薬供給ポンプユニット230による媒体の送出により、シリンダー222内に流入した試薬が一方弁224を経由して試薬供給プローブ210から吐出される。これにより、本実施形態によれば、試薬の分注精度を試薬カートリッジ200の内部で確保することができる。また、本実施形態によれば、試薬の分注精度を簡易な構成で向上させることにより、分注プローブに試薬容器の試薬を吸引させたり、分注プローブに当該試薬を反応容器に吐出させたりする高精度のポンプユニットが不要となり、システムの簡易化を図ることができる。
また、試薬の分注精度を分注プローブ、分注アーム及びポンプユニットにより確保するようなシステムでは、試薬容器は輸送後に開栓された状態で試薬庫に格納されるため、試薬が空気と接触し、劣化しやすい。一方、本実施形態では、試薬の分注精度を試薬カートリッジ200の内部で確保するため、試薬カートリッジ200は、輸送後に開栓されない。このため、本実施形態に係る試薬カートリッジ200によれば、試薬と空気との接触を避けることができ、試薬の寿命を長くすることができる。また、本実施形態に係る試薬カートリッジ200によれば、試薬と空気との接触を避けることで、試薬の常温保存が可能になり利便性が増す。常温保存は、製品の流通過程、使用場所での保管、試薬庫への保管時に適用されるため、利便性の観点において有効である。
(第1の変形例)
本実施形態では、試薬カートリッジ200は、試薬供給プローブ210と試薬供給ユニット220とを内蔵しているが、これに限定されない。例えば、本実施形態の第1の変形例では、図11に示すように、試薬カートリッジ200は、更に、試薬供給ポンプユニット230を内蔵してもよい。
図12は、本実施形態における分析装置70の構成の一例を示す側断面図である。ここで、図12において、図2に示すサンプルディスク5、試料分注アーム10、試料容器11、試料分注プローブ16、試料分注ポンプユニット16a、試料検出器16b、洗浄槽16c、反応容器洗浄ユニット12、測定部13などの図示が省略されている。ここで、図12において、試薬カートリッジ6、7は、それぞれ、試薬供給ポンプユニット8、9を備えている。なお、図12には、試薬供給ポンプユニット8、9として、それぞれ、端子8b、9bが図示されている。図12に示す試薬カートリッジ6、7は、図11に示す試薬カートリッジ200に相当する。図12に示す試薬供給ポンプユニット8、9は、図11に示す試薬供給ポンプユニット230に相当する。
(第2の変形例)
本実施形態では、駆動装置80は、試薬庫の試薬ラックを駆動する機構により、試薬カートリッジ6、7を回動移動させているが、これに限定されない。例えば、本実施形態の第2の変形例では、図13、図14に示すように、駆動装置80は、当該機構により、試薬カートリッジ6、7を平行移動させてもよい。この場合、図13、図14に示す試薬カートリッジ6、7は、図4に示す試薬カートリッジ200に相当する。
(第3の変形例)
本実施形態の第2の変形例では、試薬カートリッジ6、7は、試薬供給プローブ6a、7aと試薬供給ユニット6b、7bとを内蔵しているが、これに限定されない。例えば、本実施形態の第3の変形例では、図15に示すように、試薬カートリッジ6、7は、更に、試薬供給ポンプユニット8、9を内蔵してもよい。なお、図15には、試薬供給ポンプユニット8、9として、それぞれ、端子8b、9bが図示されている。この場合、図15に示す試薬カートリッジ6、7は、図11に示す試薬カートリッジ200に相当する。図15に示す試薬供給ポンプユニット8、9は、図11に示す試薬供給ポンプユニット230に相当する。
(第4の変形例)
本実施形態では、試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220のシリンダー222の終端222bは、容器225の内部に収納されているが、これに限定されない。例えば、本実施形態の第4の変形例では、試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220は、容器225を備えていなくてもよい。
この場合、図16に示すように、試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220のシリンダー222の終端222bと試薬供給ポンプユニット230のポンプヘッド230aとが接続される。具体的には、ケース240の上面部には貫通した孔が形成され、シリンダー222の終端222bは、当該孔から露出する。また、露出した終端222bには、例えば、ゴム製のオーリングが設けられ、当該オーリングをポンプヘッド230aが覆う又は掴むことにより、シリンダー222の終端222bとポンプヘッド230aとが接続される。
(第5の変形例)
本実施形態では、試薬カートリッジ200の試薬供給ユニット220の容器221は、金属又はポリマ材料によって形成されているが、これに限定されない。例えば、本実施形態の第5の変形例では、容器221は、二重構造で、内部が袋であってもよい。
例えば、容器221は、ケースと、ケースに内蔵された袋部とを備えている。容器221において、袋部は、ケースよりも柔軟な部材で形成され、例えば、樹脂フィルムによって形成されている。袋部の材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、及び、ポリブチレン等で構成されたグループから選択されたポリマ材料が使用される。袋部は、当該選択されたポリマ材料のフィルム(樹脂フィルム)によって形成される。
容器221の袋部には、折り癖がつけられていて、容器221から一方弁223を経由してシリンダー222内に試薬が流入する際、容器221の袋部の内部の試薬が少なくなる。これに伴って、容器221の袋部に収容された試薬の液面の位置が下がり、折り癖がついた袋部は、しぼむ。これにより、本実施形態の第5の変形例では、試薬カートリッジ200は、試薬カートリッジ200の輸送時や、試薬カートリッジ200の輸送後に行われるターンテーブルの回転動作時などの移動時において、試薬の泡の発生を抑制する。具体的には、容器221において、柔軟な部材である樹脂フィルムによって形成された袋部に試薬を収容しているため、試薬の液面の波立ちによる泡が発生しにくい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、試薬の分注精度を簡易な構成で向上させることができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本発明の実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 自動分析システム
200 試薬カートリッジ
210 試薬供給プローブ
220 試薬供給ユニット
221 容器
222 シリンダー
222a 先端
222b 終端
223 一方弁
224 一方弁
225 容器
226 電磁弁

Claims (6)

  1. 吐出部と、
    試薬を収容する第1収容部と、
    前記吐出部が設けられた先端とは反対側の終端において送入送出部による吸引により、前記第1収容部から前記試薬が流入し、前記終端において前記送入送出部によって送出される媒体により、前記吸引された試薬が前記吐出部から吐出される筒状部材と、
    を備える試薬カートリッジ。
  2. 前記筒状部材に設けられ、前記筒状部材から前記第1収容部の方向への逆流を防止する第1弁と、
    前記筒状部材の前記先端側に設けられ、前記吐出部から前記筒状部材の方向への逆流を防止する第2弁と、
    を更に備える請求項1に記載の試薬カートリッジ。
  3. 前記第1収容部から前記筒状部材内に前記試薬が流入する際に前記筒状部材の前記終端から溢れた前記試薬を収容する第2収容部、
    を更に備える請求項1又は2に記載の試薬カートリッジ。
  4. 前記第2収容部に収容された前記試薬を前記第1収容部に戻す第3弁、
    を更に備える請求項3に記載の試薬カートリッジ。
  5. 前記送入送出部、
    を更に備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の試薬カートリッジ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の試薬カートリッジと、
    前記試薬カートリッジに前記媒体を吸引又は吐出する駆動装置と、
    を備える自動分析システム。
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