JP2021004688A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品の鮮度を光学的に検出する際に、検知する可視光域の波長が、赤色(約700nm)、緑色(約546nm)、青色(約436nm)のRGB三成分では、そのピーク波長から外れた波長の検知は行うことができず、非常に精度の悪い検出となる。また、検出精度が悪いため、鮮度判定も予め管理する食品の種類を入力しておく必要があり、冷蔵庫に収納された食品の種類や鮮度を冷蔵庫自身が特定できないという課題を有していた。【解決手段】食品23に可視光を照射する光源24と、光波長可視光域の4つ以上の波長を検出する多波長スペクトルセンサーとした光センサー25と、その食品23から反射された光の光強度を検出する光センサー25の結果に基づいて、使用する検出波長を変えて判定する制御部26を備えた。これにより、冷蔵庫に収納された食品の種類や鮮度を冷蔵庫自身で特定が行えるものである。【選択図】図4

Description

本発明は、生鮮食品の種類または収納量、またその食品の鮮度等の状態検知を行う冷蔵庫に関する。
近年では、食品廃棄が世界的な課題として浮上し、食品ロス低減が求められている。冷蔵庫においても、保管された食品を十分な鮮度を有する間に消費することが、使用者にとって重要な事項である。
このような鮮度を検知する課題に対して、光源からの光を食品に照射し、その食品から反射された光の所定波長域の光強度に基づいて、鮮度の判定機能を有する冷蔵庫がある。
特開2018−96712号公報
特許文献1には、複数種類の食品、具体的には豚肉、マグロ、レタス、モモそれぞれに対応する光強度の閾値と、その閾値に対応する鮮度とが定義されている。しかしながら、特許文献1には、冷蔵庫に収納された食品の種類や鮮度を冷蔵庫自身がどのように特定するか、具体的な手法が開示されていない。
本発明は、冷蔵庫に収納された食品の種類や鮮度を冷蔵庫自身が特定できる仕組みを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、食品を収納する収容部と、前記収容部に収納されている食品に光を照射する光源と、前記食品から反射された反射光を受光する光センサーと、前記反射光の特定の波長の反射率に基づいて、前記食品の種類を特定する制御部とを備えたものである。
これにより、冷蔵庫に収納された食品の種類や鮮度等の状態検知を冷蔵庫自身が特定することができる。
本発明の冷蔵庫は、保存した生鮮食品の状態を光学的な反射率で検出する方法で、細かな波長値の組合せで状態検知するので、食品の種類が判別でき、非常に精度よく食品の種類や鮮度が判断できる。また、光源と光センサーの間に収容部を設けることで、光の減衰量による収納量検知を精度良く行うことができる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図 同、冷蔵庫の食品収容部の要部断面図 (a)従来の光センサーの3波長スペクトル特性図、(b)本発明の実施の形態1による冷蔵庫の光センサーの多波長スペクトル特性図 同、冷蔵庫の食品検知の制御ブロック図 同、冷蔵庫の光センサーの内部構成図 同、冷蔵庫の食品別の分光反射スペクトル特性図 同、冷蔵庫の肉類の分光反射スペクトル特性図 同、冷蔵庫の牛肉の劣化前後の分光反射スペクトル特性図 同、冷蔵庫のリンゴの劣化前後の分光反射スペクトル特性図 同、冷蔵庫の食品分類検知の動作フローチャート 同、冷蔵庫の肉類の種類判定の動作フローチャート 同、冷蔵庫の牛肉の鮮度判定の動作フローチャート 同、冷蔵庫のリンゴの鮮度判定の動作フローチャート 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷蔵室の正面断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図、図2は同、冷蔵庫の食品収容部の要部断面図、図3は同、冷蔵庫の光センサー受光スペクトル特性図、図4は同、冷蔵庫の食品検知の制御ブロック図、図5は同、冷蔵庫の光センサーの内部構成図、図6A〜図6Dは同、冷蔵庫の食品別の反射スペクトル図、図7は同、冷蔵庫の食品分類検知の動作フローチャート、図8は同、冷蔵庫の肉類の種類判定の動作フローチャート、図9は同、冷蔵庫の牛肉の鮮度判定の動作フローチャート、図10は同、冷蔵庫のリンゴの鮮度判定の動作フローチャートである。
まず、図1、2において、冷蔵庫1の断熱箱体2は、主に鋼板を用いた外箱3と、ABSなどの樹脂で成型された内箱4と、外箱3と内箱4との間の空間に充填発泡される例えば硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材とからなり、周囲と断熱し、複数の貯蔵室に区分されている。
最上部には第一の貯蔵室としての冷蔵室5が設けられ、その冷蔵室5の下部に左右に並んで第四の貯蔵室としての切替室6と第五の貯蔵室としての製氷室7(図示せず)が横並びに設けられ、その切替室6と製氷室7の下部に第二の貯蔵室としての野菜室8が設けられ、そして最下部に第三の貯蔵室としての冷凍室9が配置される構成となっている。
冷蔵室5は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、野菜室8は、冷蔵室5と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。冷凍室9は、冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
切替室6は、1℃〜5℃で設定される冷蔵温度帯、2℃〜7℃で設定される野菜用温度帯、通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切換えることができる。切替室6は製氷室7に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引出し扉19を備えることが多い。
尚、本実施の形態では、切替室6を、冷蔵、冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は、冷蔵室5、野菜室8、冷凍は、冷凍室9に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切替えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯に固定された貯蔵室でもかまわない。製氷室7は、冷蔵室5内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
断熱箱体2の天面部は、冷蔵庫1の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室を形成して圧縮機10、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機10を配設する機械室は、冷蔵室5内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
尚、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体2の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて、そこに圧縮機10を配置するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。また、冷凍室9と野菜室8の配置を入れ替えた、いわゆるミッドフリーザーの構成の冷蔵庫1であっても構わない。
次に、野菜室8と冷凍室9の背面には冷気を生成する冷却室11が設けられ、野菜室8と冷却室11の間もしくは冷凍室9と冷却室11との間には、断熱性を有する各室への冷気の搬送風路が各室と断熱区画するために構成された奥面仕切り壁12で構成されている。
冷却室11内には、冷却器13が配設されており、冷却器13の上部空間には強制対流方式により冷却器13で冷却した冷気を冷蔵室5、切替室6、製氷室7、野菜室8、冷凍室9に送風する冷却ファン14が配置され、冷却器13の下部空間には、冷却時に冷却器13やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ15が設けられ、さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン16、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブ17が構成され、その下流側の庫外に蒸発皿18が構成されている。
切替室6は、上部の冷蔵室5と第一の仕切り壁21、下部の野菜室8と第二の仕切り壁22とで断熱区画されており、前面には引出し扉19を設け、外部からの食品23の出し入れが行える。また、切替室6の内部には食品を収納する容器として収容部20が設置されている。
切替室6の天面の第一の仕切り壁21には、光源24と光センサー25が埋設されており、光源24からの光は収容部20内の食品23を照射する位置と角度で設置されている。光センサー25は、光源24からの照射で食品23から反射した反射光が、最も受光できる位置と角度で設置されている。
尚、冷蔵庫1の各貯蔵室の内壁は白色が一般的であるが、小さな散乱光であっても内壁で反射増幅され外乱要因となる可能性がある。そこで、今回説明している食品23の検知を行う切替室6においては、その内壁を可視光域の波長を吸収する色調(黒系)や、素材を採用することで外乱光による誤検知を防ぐようにすることもできる。
ここで使用する光源24としては可視光域(約400nm〜800nm)の波長を連続的に含む、白熱灯やハロゲンランプが好ましいが発熱という課題もあり、低コスト化も目論める白色LEDが一般的である。尚、LEDについては、後に述べる検出に必要なピーク波長を選択に含むものを用いることが好ましい。また、光源24は引出し扉19が閉扉した食品状態検出時に使用するだけでなく、使用者が食品23を出し入れする開扉状態で視認性を向上させる庫内照明と兼用する様に制御すれば良い。
次に、光センサー25について、図3(a)、図3(b)に示す受光スペクトル特性図を用いて説明する。可視光域での波長を検出するセンサーとしては、RGBカラーセンサーが一般的であり、図3(a)に示す特性を持っている。すなわち、赤色(約700nm)、緑色(約546nm)、青色(約436nm)のRGB三成分のみに透過率が高いピーク波長があり、その波長を少しでも外れると極端に透過率が下がり、検出精度が低下するものである。前述で説明した先行技術文献についても図3(a)に示す特性の光センサーを採用している。
本実施の形態で採用する光センサー25は、図3(b)に示す多波長で複数のピーク波長をもつ多波長スペクトルセンサーである。例えば、複数個のピーク波長を等間隔に波長幅約30nmとすると、図3(b)に示す様に12個(図中の○印のピーク)の波長成分で検出することができる。
従来の場合は図3(a)に示す様に3個(図中の□印のピーク)なので、非常に詳細な検出が可能になる。具体的には、光を電気信号に変化するイメージセンサーの前に、バンドパスフィルターや回析フィルター、或いは孔径とピッチの距離を目的の波長に合わせた構造体を用いることで光センサー25の構成が可能になる。
また、この光センサー25をX及びY方向に複数個配置したり、一方向に複数個配置してスイングさせる機構を設けるようにし、切替室6の天面の第一の仕切り壁21に設置すれば、食品23からの反射光を二次元データとして取得でき、広範囲で食品23の状態検知ができる。
次に、具体的に食品23の状態を検知するための、電気的な構成を図4を用いて説明する。光源24と光センサー25は制御部26に接続され、光源24は制御部26から信号S1入力し、光センサー25は信号S2を制御部26へ出力する。
制御部26には、食品23の種類を判定する種類判定部、食品23の鮮度状態を判定する鮮度判定部、食品23の収納量を判定する収納量判定部、さらに各負荷(圧縮機10や冷却ファン14等)を制御する負荷制御部が内蔵されている。さらに、制御部26からは信号S3を通信機器27へ出力できる構成となっている。
ここで、もう少し具体的に光センサー25を図5の内部構成図を用いて説明する。光源24から照射された可視光は、食品23で反射・吸収があり、その反射光が光センサー25の受光面に均一に入光される。受光面には特定の波長のみを透過させる複数の波長選択手段400a〜400l(前述したバンドパスフィルター、回析フィルターや構造体)があり、透過した可視光は波長選択手段400a〜400lと1対1に対応した光強度が測定できるフォトダイオード401a〜400l(前述したイメージセンサーの一例)が受光する。また各フォトダイオード401a〜400lは制御部26に接続され、制御部26からの指令によりそれぞれ個別の波長の光強度が測定できる。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を図6A〜図6Dおよび図7〜図10を用いて説明する。まず、食品の分類検知について、図6Aおよび図7を用いて説明する。
図6Aは、冷蔵庫1に保存される生鮮食品を3分類し、代表例で肉類の牛肉を実線、野菜類のホウレンソウを点線、果物類のリンゴを一点鎖点として、各食品の分光反射スペクトルを示した図である。この3分類の中では、一般に肉類はたんぱく質、野菜類はビタミンやクロロフィル、果実類は糖類の含有が豊富で、この分類の食品であれは同様のスペクトル特性の傾向があると考えられる。
図6Aに示す様に、波長520nmでは果実類、波長625nmでは肉類、波長660nmでは野菜類が、他の分類と比較してその反射率が大きく異なっていることが判る。すなわち、この3波長成分を光センサー25が受光する検出波長に設定すれば、各波長における食品23の反射率結果により、食品の分類ができる。
具体的にはまず、図7において引出し扉19が開扉され、収容部20に食品23が収納され(ステップ1)、引出し扉19の閉扉を扉スイッチ(図示せず)等で判断すると食品23の状態検知が開始される(ステップ2)。まず、食品23の分類検知として、制御部26から信号S1が光源24へ出力され、可視光波長の光源24が点灯されて、食品23が照射される(ステップ3)。照射光は食品23で光の吸収と反射が行われ、反射光のみを光センサー25が受光される。そして、制御部26から波長520mmの可視光強度を測定するフォトダーオード401cの動作が許可され、第1の波長として520nmが選定される(ステップ4)。その波長520nmの反射光は、フォトダイオード401cに対応した波長選択手段400cから入光され、強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定される(ステップ5)。その反射率が0.35〜0.5であれば食品は果物と判定され(ステップ6)、そうでなければ論理をステップ7に進める。
次に、ステップ7では、第1の波長選定と同様に、波長選定手段400hとフォトダイオード401hにより、第2の波長として625nmが選定され、その波長625nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定される(ステップ8)。その反射率が0.5〜0.7であれば食品は肉類と判定され(ステップ9)、そうでなければ論理をステップ10に進める。
そして同様に、ステップ10では、波長選定手段400iとフォトダイオード401iにより、第3の波長として660nmが選定され、その波長660nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定される(ステップ11)。その反射率が0.1〜0.3であれば食品は野菜類と判定され(ステップ12)、そうでなければ食品は3分類以外の他類と判定される(ステップ13)。
尚、上記説明では選定した3波長を1回の順列的判定としたが、結果の組合せ判断や、複数回行う判断にすれば、検出精度はさらに向上する。また、説明では3分類としたが、魚類やその他の食品についても、同様に他食品との違いのある検出波長を見出せば分類が可能である。
以上で食品分類が判定できたので、続いて具体的な食品の種類およびその鮮度状態の検知について説明する。
まず、各食品の分類に応じた検出波長が設定されると(ステップ14)、可視光波長の光源24が点灯されて(ステップ15)、食品23が照射され反射光のみを光センサー25が受光し、その光強度を信号S2として制御部26へ入力し、設定された検出波長での反射率が測定される(ステップ16)。次に、制御部26で算出された反射率の結果により、食品23の種類および経時後にはその鮮度が推論され、食品投入直後の種類判定、経時後の劣化状態判定が可能になっていれば、論理をステップ18へ進め、そうでなれれば論理をステップ15に戻す(ステップ17)。
最後に、制御部26に内蔵されている各負荷制御部により、鮮度劣化であれば劣化を遅らせるために、食品鮮度の劣化に応じて自動で最適な保存温度にコントロールして、鮮度劣化の進行を抑制する。例えば保存温度を上げ下げする様に、圧縮機10、冷却ファン14等の制御負荷をコントロールして最適な冷却運転を行う(ステップ18)。
また別に、制御部26から信号S3を通信機器27へ出力し、表示装置や端末機器を用いて使用者に庫内に保存される食品の種類や鮮度状態をお知らせしたりする(ステップ19)。
もう少し具体的な種類検知方法の一例として、肉類と分類された食品23の種類判定について、図6Bおよび図8を用いて説明する。
図6Bは、実線が牛肉、一点鎖線が豚肉、点線が鶏肉の分光反射スペクトルを示したものである。波長580nmでは各肉とも同じような反射率であり、肉類ということが確認できるとともに、この波長を基準(変化しない波長)にすることで検知精度が向上できる。次に、波長525nmでは鶏肉の反射率が、他2種類より大きく鶏肉は判断できる。また、波長625nmでは豚肉と牛肉との間にも反射率差が発生するので、これらを検出波長に設定すれば肉類の種類区別を行うことができる。
具体的には、まず図8において、肉類の応じた検出波長として580nmが選定され(ステップ20)、制御部26から信号S1が光源24へ出力され食品23(ここでは肉類)が照射される(ステップ21)。次に、その波長580nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定される(ステップ22)。その反射率が0.4〜0.6であれば食品は肉類と判定され(ステップ24)、そうでなければ食品はその他類と判定される。(ステップ23)。
続けて同様に、ステップ25では鶏肉に応じた検出波長として525nmが選定され、その波長525nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定され、その結果が信号S3として制御部26へ出力される(ステップ26〜27)。その反射率が0.4〜0.6であれば食品は鶏肉と判定され(ステップ28)、そうでなければ食品は他の肉類と判定される(ステップ29)。
最後に、ステップ29では豚肉と牛肉を判別する検出波長として625nmが選定され、その波長625nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定され、その結果が信号S3として制御部26へ出力される(ステップ30〜31)。その反射率が0.65〜0.75であれば食品は豚肉と判定され(ステップ32〜33)、反射率が0.55〜0.63であれば牛肉と判定される(ステップ34〜35)。
ここでは肉類の種類判別について説明したが、野菜や果実の他類についても、各食品に応じて反射率が異なる検出波長を見出し、同様の検知を行えば種類判別が可能である。
以上で食品23の種類が判別できたので、次にその鮮度検知について牛肉とリンゴを例として説明する。まず、牛肉について、図6Cおよび図9を用いて説明する。
図6Cは、実線が劣化のない新鮮な状態、点線が劣化した状態の牛肉の分光反射スペクトルを示したものである。波長550nmでは劣化前後とも同じような反射率であるので、この波長を基準(変化しない波長)にすることで検知精度が向上できる。次に、波長610nmでは劣化前後の反射率が大きく異なるので、この610nmを検出波長に設定すれば鮮度状態の判定を行うことができる。
具体的には、まず図9において、牛肉劣化の検出波長として610nmが選定され(ステップ36)、制御部26から信号S1が光源24へ出力され牛肉が照射される(ステップ37)。次に、その波長610nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定され、その結果が信号S3として制御部26へ出力される(ステップ38)。その反射率が0.35〜0.5であれば劣化と判定され(ステップ39〜40)、反射率が0.55〜0.65であれば劣化はなく新鮮と判定される(ステップ41〜42)。
この様な鮮度検知は、牛肉やマグロなど赤身肉の劣化特にメト化の検出に有効であり、外観(色)が顕著に悪化するために食品としての価値が大きく低減して廃棄するロス低減できる。また、肉眼による検知よりも早期に検知できるために、通信機器27への出力と組み合わせることによって、ユーザーに早めの消費を喚起することが可能になる。また、検知結果を制御部26に内蔵された負荷制御部によって、メト化進行を遅らせて肉眼で識別できるレベルまでのメト化を防止するとなおよい。
続けて、リンゴの鮮度検知について、図6Dおよび図10を用いて説明する。図6Dは、実線が劣化のない新鮮な状態、点線が劣化した状態のリンゴの分光反射スペクトルを示したものである。波長490nmでは劣化前後とも同じような反射率であるので、この波長を基準(変化しない波長)にすることで検知精度が向上できる。
次に、波長625nmでは劣化前後の反射率が大きく異なるので、この625nmを検出波長に設定すれば鮮度状態の判定を行うことができる。
具体的には、まず図10において、リンゴ劣化の検出波長として625nmが選定され(ステップ43)制御部26から信号S1が光源24へ出力されリンゴが照射される(ステップ44)。次に、その波長625nmの反射光の強度を信号S2として制御部26へ入力し反射率が測定される(ステップ45)。その反射率が0.5〜0.6であれば劣化と判定され(ステップ46〜47)、反射率が0.25〜0.35であれば劣化はなく新鮮と判定される(ステップ48〜49)。
以上のように、本実施の形態においては、食品23の収容部20と、収容部20の中に配置された食品23に可視光を照射する光源24と、可視光が照射された食品23から反射された光を受光し、受光した光の検出波長を変えて食品の種類ならびに鮮度を検出する光センサー25を設けたことにより、食品23の種類ならびに鮮度の判定を光学的に非接触で検出するので、食品23に触れることなく衛生的に保存しながら検知が行える。
また、光センサー25を光波長可視光域の4つ以上の波長で検出可能な多波長スペクトルセンサーとしたことにより、検出に使用する波長域を細かく細分化して多数の波長で食品23の状態を検知するので、その波長を組み合わせることで、精度良く食品23の種類、鮮度の判定が可能になる。
具体的には、前述で説明した先行技術文献のRGB波長の光学センサーを用いる方式では、外観や色が似通った食品(例えば、トマトとリンゴ、醤油とコーラなど)の種類を正確に認識することが困難であった。認識精度を上げるためには数千枚以上もの画像データを用いて深層学習うことが必要であり、実用までに多くの手間と時間を要した。
本実施の形態の多波長スペクトルセンサーを用いた場合は、肉眼では分かりづらい色調の差をより高精度に検知できるため、色の似た食品でも多くの供試データを用いることなく認識精度を上げることが可能になる。
また、食品23の種類により異なる反射光の波長成分に応じて、受光した反射光の検出波長を変化させて検出し、制御部26により食品の鮮度状態の判定を行うようにしたことにより、使用者は保存管理する食品の種類を予め設定入力する煩わしい作業の必要がないので、非常に操作性の良い機能が提供できる。
また、光源24を冷蔵庫1の庫内照明と兼用としたことにより、新たに光源24を設ける必要がないので、スペース確保も光センサー25のみの最小限で良く、低価格で検出システムが構成できる。
また、光源24を波長の異なる複数のLEDで構成したことにより、検出に必要な波長にピークがあるLEDを選択して必要最小限搭載すれば良く、検出波長における反射率の変化量が大きく取れるので、精度の良い検知が可能になる。
また、収容部20の内壁は可視光を吸収する色または素材としたことにより、光源24から照射された不要な散乱光を内壁が吸収するので、外乱要因がない正確な反射光が光センサー25に入光されるので、食品の種類、鮮度等の状態検知の更なる精度向上が可能になる。
また、食品23の種類または鮮度等状態、または収納量の検知結果を、通信機器27を介して他の機器へ出力するようにしたことにより、例えば表示装置に接続すれば、冷蔵庫1を開扉することなく食品23の保存状態が確認できる。さらに、携帯端末機器やサーバーに接続すれば外出先でも検知結果の確認が可能になり、買い物などの際に役立つ情報が受け取れる、非常に利便性の高いシステムが提供できる。
(実施の形態2)
図11は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷蔵室の正面断面図である。図11は分かりやすくするために冷蔵室5の扉(一般に観音式扉)を外した状態を図示しており、冷蔵室5内は食品収納のためのトレイ棚30a〜dが下から順に挿入されており、本実施の形態では下から二段目を食品23の収容部20としている。
トレイ棚30a〜30dは可視光の透過率が高い透明性のあるガラスあるいはプラスチック製であり、冷蔵室5の内箱4は可視光の反射率が高い白色の樹脂製が一般的である。
さらに、断熱箱体2の左側および右側には、冷蔵室5の空間を照らす照明として、左側LED31a〜31eおよび右側LED32a〜32eが埋設されている。本実施の形態ではこの右側の庫内照明用LED32a〜32eを食品状態検知用の光源24として兼用する。
また、左側LED31a〜31eの下側の断熱箱体2には光源24からの光が受光できる深さで光センサー25が埋設されている。すなわち、図10に示す様に光源24と光センサー25は冷蔵室5の空間内で対向する配置であり、その間の収容部20に食品23が収納される位置関係となっている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵室5の扉を開扉し食品23が収容部20に投入されると、右側LED32bのみを光源24として点灯させる。光源24からの光は基本的には指向性があり、食品23の方向すなわち光センサー25へ向かう光軸の強度が最も強い設計となっている。
従って、食品23の量が少ないと光軸を遮断する物体量が小さいので、光センサー25が受光する光の減衰はあまりない。逆に、食品23の量が多いと光軸を遮断する物体量が大きいので、光センサー25が受光する光は大きく減衰する。つまり、光センサー25が受光する光の減衰量によって食品23の収納量を判断することができる。
もう少し詳細に説明すると、基本的には図10に示す右側LED32bからの光軸bとcの成分が主となり、その食品23での反射光b′とc′による光センサー25が受光する光強度により収納量判定が行える。
但し、右側LED32bからは微小な強度だが光軸aやdからの照射があり、内箱4の白色に反射して、光センサー25の受光量に影響する可能性がある。従って、右側LED32a〜eを各1個ずつ照射した時の減衰量の総和で判断する方が、検知精度は向上する。
また、本実施の形態では上から四段目のトレイ棚を収納部としたが、このように順次点灯することで別棚での検知や、冷蔵室5内の全収納量の検知が可能になる。
しかしながら、食品23の表面が可視光に対して、反射率が極端に大きな白色等の場合には、多い収納量でも食品反射により光センサー25が受光する光は大きくなり、減衰量は小さい、すなわち収納量は少ないと誤検知してしまう。そこで、青色波長域は白色物体に対して、他の赤色や緑色の反射率よりも大きくなる原理を応用して、青色のみをまず光センサー25の検出波長として判断することで、収納された食品が反射率の高いものか否かがまず判定できる。
そして、食品23の反射率の違いに応じた減衰量判定を行うことで、誤検知を回避することが可能になる。そして、検知した収納量の結果に応じて、実施の形態1で述べた様に、各負荷制御部28により最適な冷却運転に制御したり、通信機器27によって外部へ収納量を報知することができる。
以上のように、本実施の形態においては、食品23の収納量の検知を、光センサー25と光源24を対向位置としてその間に収容部20を設けて食品23を配置し、光センサー25が受光する減衰量から収納量の判定を行うようにしたことにより、光源からの光を食品が遮断して光センサーが受光するので、食品の収納量に反比例した受光量が光センサーで得られるので、複雑な機構や高価なセンサーを用いることなく、食品の収納量の検知が可能になる。
さらに光センサー25を多波長で複数のピーク波長をもつ多波長スペクトルセンサーとしたことにより、画像認識装置や複雑で高価なセンサーを用いることなく、食品23の収納量の検知が可能になり、反射率の高い食品23対しても誤検知しないので、検知の信頼性が向上できる。
また、実施の形態1と同様に、食品23の収納量検知結果を、通信機器27で他の機器へ出力するようにすれば、外出先で収納状態が判断できるので、買い物のアシストに役立つ。さらに、サーバー接続して在庫管理すれば、宅配連携した食品23の自動発注も可能になる。
尚、上記の実施の形態1において、食品23の種類ならびに鮮度の判定結果を、冷蔵庫1に備えた表示手段あるいは通信機器27を介して接続された携帯端末機器やサーバー接続機器の表示部に表示させて使用者に通知し、その結果が正しいか否かを使用者が確認できかつ、承認か非承認を冷蔵庫1の制御部26にフィードバックできるシステムを設けることも可能である。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、食品の種類や鮮度、収納量を可視光域の光を食品に照射した時の反射率を用い光学的に非接触で検知できるので、家庭用又は業務用冷蔵庫に対して実施することはもちろん、食品の状態管理が必要な流通、倉庫などの用途にも適用できる。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 外箱
4 内箱
5 冷蔵室
6 切替室
7 製氷室
8 野菜室
9 冷凍室
10 圧縮機
11 冷却室
12 奥面仕切り壁
13 冷却器
14 冷却ファン
15 ラジアントヒータ
16 ドレンパン
17 ドレンチューブ
18 蒸発皿
19 引出し扉
20 収容部
21 第一の仕切り壁
22 第二の仕切り壁
23 食品
24 光源
25 光センサー
26 制御部
27 通信機器
30 トレイ棚
31 左側LED
32 右側LED
400(400a〜400l) 波長選択手段
401(401a〜401l) フォトダイオード

Claims (10)

  1. 食品を収納する収容部を有する冷蔵庫であって、
    前記収容部に収納されている食品に光を照射する光源と、
    前記食品から反射された反射光を受光する光センサーと、
    前記反射光の特定の波長の反射率に基づいて、前記食品の種類を特定する制御部とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記反射光の第1の波長の反射率が第1の範囲に含まれている場合、前記制御部は、前記食品の種類を第1の種類であると特定し、
    前記反射光の第2の波長の反射率が第2の範囲に含まれている場合、前記制御部は、前記食品の種類を第2の種類であると特定し、
    前記反射光の第3の波長の反射率が第3の範囲に含まれている場合、前記制御部は、前記食品の種類を第3の種類であると特定することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記食品の種類を特定した後に、前記反射光の鮮度判定用の波長の反射率に基づいて前記食品の鮮度を更に判定し、
    前記鮮度判定用の波長は、特定した前記食品の種類によって決定することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 食品鮮度が鮮度判定により鮮度劣化の判定であれば、前記制御部により、食品劣化を遅らせるよう、圧縮機と冷却ファンの少なくともいずれかを制御して保存温度をコントロールし、最適な冷却運転を行うようにした請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記光センサーは、前記光源と対向した位置に配置され、前記光センサーと前記光源との間に前記収容部を設けたことにより、前記制御部は、前記光センサーが受光する減衰量から前記食品の収納量の判定を行うようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記光センサーは、光波長可視光域の4つ以上の波長で検出可能な多波長ペクトルセンサーとした請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記光源は、波長の異なる複数のLEDで構成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御部は、前記食品の種類または鮮度等状態または収納量の検知結果を、他の通信機器に出力するようにした請求項1〜7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記収容部の内壁は、可視光を吸収する色または素材とした請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記光源は、冷蔵庫の庫内照明と兼用とした請求項1〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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