JP2021003374A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、サイクロン式電気掃除機は、形状が大きく重量が大きいと使用時の取扱性が悪い。そのため、小型、軽量化が望まれている。
図1に、本発明に係る実施形態の電気掃除機Sの外観斜視図を示す。なお、上下方向、左右方向、前後方向については図1に示す方向とする。なお、左右方向は、掃除機本体1側から見たものである。
吸口体7は、塵埃などを吸込む。掃除機本体1は、吸口体7からの吸引力を発生させる電動送風機14が内蔵されている。集塵装置10には、吸口体7で吸込んだ塵埃などのごみが収集される。
図3に、電気掃除機Sから延長管6を外した状態の上面図を示す。
車輪15aは、中央部15a1が外側に膨らんだ形状としている。これにより、車輪15aの断面二次モーメントIを大きくしてEIを高めて強度を高くしている。そのため、車輪15aを薄く構成し、小型・軽量化を図っている。
掃除機本体1には、利用者が電気掃除機Sを持ち運ぶ際に把持される本体ハンドル19が取り付けられている。
図4に、掃除機本体1から集塵装置10を取り外した状態の外観斜視図を示す。
掃除機本体1は、上ケース1aと下ケース1cとが組み合わされ外殻が形成されている。上ケース1aや下ケース1cは、軽量な樹脂材料、例えば軽量なPP(ポリプロピレン)で形成されている。
ここで、PPの比重は、約0.95〜0.97であり、一般的な電気掃除機の外郭で使用されることの多いABSは比重が約1.1であり、PPはABSより軽量である。
下ケース1cの前部には、塵埃を含む空気が吸い込まれるホース取り付け口(本体吸気口)11が開口されている。
図6に、掃除機本体1を側方から見た図3のI−I断面を示す。
掃除機本体1内の右側には、導入管20を介して内部を気体が流通するように流体的に接続される導入管出口12が備わっている。導入管出口12は、掃除機本体1に着脱される集塵装置10に気体が流通するように流体的に接続される。集塵装置10は、吸口体7(図1参照)で吸込んだ塵埃などを含む空気から塵埃を分離し、塵埃を収容する。
集塵装置10は、図2Aの矢印α1、α2に示すように、上部が後側に傾斜した状態で着脱自在に取り付けられる。集塵装置10は、塵埃が外筒30内に溜まった際に、図2Aに示す矢印α2方向に移動させることで、掃除機本体1から取り外される。一方、外筒30内の塵埃排出(ごみ捨て)後に、集塵装置10を矢印α1方向に移動させることで、掃除機本体1に取り付けられる。
図6に示す電動送風機14を収納するモータケース16は、掃除機本体1右側後方に配置され、左側後方にはコンセント等から電動送風機14などへ電力を供給するための電源コード23a(図5A参照)を収納するためのコードリール23が配置されている。
掃除機本体1の左右方向にて、コードリール23(図5A参照)の位置する側とは反対側に導入管20の出口の導入管出口12が設けられる。
そこで、本実施形態では、モータケース16およびコードリール23の配置を勘案して、導入管20および導入管出口12を右側に配置している。導入管20および導入管出口12を右側に配置することで掃除機本体1を左右方向の寸法を抑え、全体小型化している。そのため、電気掃除機Sの軽量化にもなる。
図6に示すように、導入管20は、掃除機本体1の所定位置に載置されることで設けられる。
図7Aに、導入管20の左側面図を示し、図7Bに、導入管20の図7AのII方向矢視図を示す。図7Cに、パッキン20pの外観斜視図を示し、図7Dの図7CのIII−III断面図を示す。
導入管20は、集塵装置10の位置決め用の上ケース20uの位置決め孔1a6を塞ぐ構造としている。これにより、集塵装置10を外した際に位置決め孔1a6に異物が混入することを抑制できる。
図7Aに示すように、上ケース20uにはホース取り付け口11と導入管出口12(図4参照)とが形成されている。
上ケース20uの下ケース20sとの接合部である周端部20u1には、下ケース20sの側に凸形状のパッキン抑え20u2が周回して形成されている。
この構成により、上ケース20uと下ケース20sとを固定するネジが無くなる。そのため、部品数が削減され、組立て性が向上する。
また、ネジが無くなるので、軽量化できる。
図6に示すように、導入管20の上方には、集塵装置10を通って塵埃を除去した空気がダクト口21aから吸込まれるダクト21が配設されている。ダクト21の下部開口21oの周囲には、ダクトベース21sの複数の爪部21s1(図5A参照)がそれぞれ係合する係合孔が複数を設けられている。
また、上ケース1aには、集塵装置10の蓋部のレバー(図示せず)が係合する係合孔1a7がダクト口21aの両側方に形成されている。
集塵装置10が掃除機本体1に取り付けられた状態では、縦断面図の図6に示すように、ホース取り付け口11から高捕塵フィルタ29に至るまで、一連の流路となっている。
図1、図4に示すように、下ケース1cと上ケース1aとの間には、本体ハンドル19が取り付けられている。
本体ハンドル19は、電気掃除機Sを持ち運ぶ際に利用者に把持される部材である。
本体ハンドル19は樹脂を用いて略コの字状に形成されている。本体ハンドル19は、把持部19aと把持部19aの両端からそれぞれ下方に延びる一対の支持部19bとを有している。
一方、上ケース1aの側には、本体ハンドル19のコの字形状のリブ19b1に前後が挟まれるように案内支持部1a2を設けている。案内支持部1a2は、側方に向けて凸形状を成して上下方向に延びて形成されている。案内支持部1a2は、先端部1a21が次第に細くなる形状としている。
このように、本体ハンドル19の一対の支持部19bのリブ19b1と上ケース1aの案内支持部1a2は、本体ハンドル19の掃除機本体1への取付け性の向上と位置決めの役割を果たしている。
また、上ケース1aには、本体ハンドル19の後部に当接するように、第1支持部1a1が設けられる。
本体ハンドル19に後方への外力(図2Aの矢印α11)が加わった際、本体ハンドル19が後部の上ケース1aの支持部1a1に当接するとともに、本体ハンドル19のコの字形状のリブ19b1が上ケース1aの案内支持部1a2に当接する。これにより、本体ハンドル19に加わる外力を上ケース1aの支持部1a1と案内支持部1a2とで支持できる。
こうして、本体ハンドル19を上ケース1aで支えることで、本体ハンドル19の後方への曲げモーメントが抑えられ耐荷重性を向上させられる。そのため、本体ハンドル19の後方への変形を抑制できる。
したがって、本体ハンドル19の支持構造を設けることで、本体ハンドル19の曲げモーメントを抑えて、強度向上を図れる。
図10に、メイン基板22周りを下方から上方に見た図を示す。
メイン基板22は、掃除機本体1の内部下方に設けられている。
電気掃除機Sは、制御を担うメイン基板22と、操作表示を行うLED基板24(図5B参照)とがある。
メイン基板22は、2箇所のツメ22tの係合と、1箇所のネジ22n止めとで固定している。3本のネジで固定するものに対し、本構成では、2本のネジを減らしており、軽量化を図っている。
1本のネジを用いて固定するものに対し、本構成では、1本のネジを減らしており、軽量化を図っている。
図6に示すように、お知らせ用LED24aの上方の上ケース1aには、お知らせ用LED24aの光を通す光通過孔1a8が形成されている。
上ケース1aの光通過孔1a8を覆って半透明の樹脂シート25が貼られている。
半透明の樹脂シート25には、お知らせ用LED24aの上に白色が印刷された表示25aが配置されている。そして、樹脂シート25には、表示25a上に横一列に予め表示25aに緑が点灯するとECOモードの表示25bと、表示25aに緑が点滅するとアイドリング&ストップを示す表示25cと、表示25aに赤が点灯するとフィルタの目詰まりを示す25dが印刷されている。
図12に、掃除機本体1の後部を下にして床面Yに立てた状態の斜視図を示す。
次に、電気掃除機Sの未使用時の構成について説明する。
図1に示す電気掃除機Sの未使用時には、掃除機本体1から延長管6を外して、掃除機本体1の後部1k(図3参照)を下にして床面Yに立てる。そして、掃除機本体1の延長管被係止部11c1(図12参照)に延長管6の鉤状の係止部(図示せず)を係止して載置される。
従って、電気掃除機Sの小型・軽量化を図れる。
また、電気掃除機Sの部品点数を削減でき、組立性の向上を実現できる。
利点がある。
1.なお、前記実施形態では、図8に示すように、本体ハンドル19にコの字形状のリブ19b1を設ける場合を示したが、本体ハンドル19のリブ19b1が上ケース1aの案内支持部1a3を摺動して位置決めできれば、リブ19b1の形状はその他の形状でもよい。
1a1 支持部(第1支持部)
1a2 案内支持部(支持部、案内支持部、第1案内支持部、第2案内支持部)
10 集塵装置
14 電動送風機
19 本体ハンドル
19b1 リブ(案内リブ、支持部、案内支持部、第1案内支持部)
S 電気掃除機
Claims (5)
- 電動送風機を備える掃除機本体と、
該掃除機本体に対して着脱自在な集塵装置と、
前記掃除機本体に取り付けられ、前記掃除機本体を持ち運びする際に把持される本体ハンドルとを備え、
前記掃除機本体は、
前記本体ハンドルに外力が加わった際に前記本体ハンドルに当接して支持する支持部を有している
ことを特徴とする電気掃除機。 - 電動送風機を備える掃除機本体と、
該掃除機本体に対して着脱自在な集塵装置と、
前記掃除機本体に取り付けられ、前記掃除機本体を持ち運びする際に把持される本体ハンドルとを備え、
前記掃除機本体は、
前記本体ハンドルが取り付けられる際に前記本体ハンドルを案内するとともに、前記本体ハンドルに外力が加わった際に前記本体ハンドルに当接して支持する案内支持部を有している
ことを特徴とする電気掃除機。 - 電動送風機を備える掃除機本体と、
該掃除機本体に対して着脱自在な集塵装置と、
前記掃除機本体に取り付けられ、前記掃除機本体を持ち運びする際に把持される本体ハンドルとを備え、
前記掃除機本体は、
前記本体ハンドルに外力が加わった際に前記本体ハンドルに当接して支持する第1支持部と、
前記本体ハンドルが取り付けられる際に前記本体ハンドルを案内するとともに、前記本体ハンドルに外力が加わった際に前記本体ハンドルに当接して支持する第1案内支持部とを有している
ことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項3に記載の電気掃除機において、
前記本体ハンドルは、案内リブが形成され、
前記案内リブは、前記本体ハンドルが取り付けられる際に前記第1案内支持部が摺動するように構成されている
ことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項3に記載の電気掃除機において、
前記本体ハンドルは、第2案内支持部が形成され、
前記第1案内支持部は、前記本体ハンドルが取り付けられる際に前記第2案内支持部が摺動する案内リブである
ことを特徴とする電気掃除機。
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JP2019118898A JP7092711B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 電気掃除機 |
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JPS6364359U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | ||
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JP2004041540A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機 |
JP2013220223A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機 |
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2019
- 2019-06-26 JP JP2019118898A patent/JP7092711B2/ja active Active
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