JP2021002912A - モータ、送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に設けられた接地用の電極とハウジングの導電部との電気的な接続を簡易な構成で確保したモータを提供する。【解決手段】モータは、接地用のランド電極41が設けられた板状の基板4と、ハウジング3と、導通部材5と、を備える。ハウジングは、導電性を有する導電部32を有し、基板を収容する。導通部材は、ランド電極と導電部とを電気的に接続する。導通部材は、取り付け部51を有する。取り付け部は、基板に取り付けられて、ランド電極と電気的に接続される。導通部材は、基板が広がる方向に平行な第1方向D1に移動可能である。第1方向において導通部材が移動可能な長さは、取り付け部とランド電極との接触部分の第1方向における最長の長さよりも短い。【選択図】図2A
Description
本発明は、モータ、送風装置に関する。
従来、モータのハウジングなどの導電部、又は基板に取り付けた導電性の接続部材を介して、基板に設けられた配線パターンの接地用の電極を導電部と電気的に接続する技術が知られている。(たとえば特表2017−527253号公報参照)
しかしながら、半田付け、溶接、或いは螺子止めなどによって導電部又は基板に接続部材を固定すると、接続部材を介して接地用の電極を導電部に導通させる構成が複雑化し、製造工程が増える。そのため、モータの生産性が低下する可能性がある。
本発明は、基板に設けられた接地用の電極とハウジングの導電部との電気的な接続を簡易な構成で確保することを目的とする。
本発明の例示的なモータは、接地用のランド電極が設けられた板状の基板と、ハウジングと、導通部材と、を備える。前記ハウジングは、導電性を有する導電部を有し、前記基板を収容する。前記導通部材は、前記ランド電極と前記導電部とを電気的に接続する。前記導通部材は、取り付け部を有する。前記取り付け部は、前記基板に取り付けられて、前記ランド電極と電気的に接続される。前記導通部材は、前記基板が広がる方向に平行な第1方向に移動可能である。第1方向において前記導通部材が移動可能な長さは、前記取り付け部と前記ランド電極との接触部分の第1方向における最長の長さよりも短い。
本発明の例示的な送風装置は、インペラと、前記インペラを駆動する上記のモータと、を備える。前記インペラは、上下方向に延びる中心軸を中心に回転可能な複数の羽根を有する。
本発明の例示的なモータ、送風装置によれば、基板に設けられた接地用の電極とハウジングの導電部との電気的な接続を簡易な構成で確保することができる。
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、送風装置500及びモータ100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向のうち、後述するブラケット312からハブ11への向きを「上方」と呼び、ハブ11からブラケット312への向きを「下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、上方における端部を「上端部」と呼び、軸方向における上端部の位置を「上端」と呼ぶ。さらに、下方における端部を「下端部」と呼び、軸方向における下端部の位置を「下端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、上方を向く面を「上面」と呼び、下方を向く面を「下面」と呼ぶ。
また、中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸CAへと近づく向きを「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向における内端部の位置を「径方向内端」と呼ぶ。さらに、外方における端部を「径方向外端部」と呼び、径方向における外端部の位置を「径方向外端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
また、中心軸CAを中心とする回転方向を「周方向」と呼ぶ。
また、本明細書において、後述する基板4に対して後述する導通部材5が移動可能な方向を「第1方向D1」と呼ぶ。第1方向D1は、基板4が広がる方向と平行である。第1方向D1のうちの一方の向きを「第1方向一方D1a」と呼び、第1方向D1のうちの他方の向きを「第1方向他方D1b」と呼ぶ。また、基板4が広がる方向に垂直な方向を「第2方向D2」と呼ぶ。第2方向D2のうちの一方の向きを「第2方向一方D2a」と呼び、第2方向D2のうちの他方の向きを「第2方向他方D2b」と呼ぶ。また、後述する導通部材5の延伸部52が延びる方向を「第3方向」と呼ぶ。なお、本明細書において、第1方向D1は軸方向と垂直であり、第2方向D2は軸方向と平行である。さらに、第2方向一方D2aは下方と同じ向きであり、第2方向他方D2bは上方と同じ向きである。但し、これらの例示に限定されず、第1方向D1は、軸方向と垂直でなくてもよい。及び/又は、第2方向D2は、軸方向と交わる方向であってもよい。
また、本明細書において、「環状」は、中心軸CAを中心とする周方向の全域に渡って切れ目の無く連続的に一繋がりとなる形状のほか、中心軸CAを中心とする全域の一部に1以上の切れ目を有する形状を含む。また、中心軸CAを中心として、中心軸CAと交差する曲面において閉曲線を描く形状も含む。
なお、以上に説明した事項は、実際の機器に組み込まれた場合において厳密に適用されるものではない。
<1.実施形態>
<1−1.送風装置>
実施形態に係る送風装置500は、遠心ファンである。図1は、送風装置500の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む仮想の平面で切断した送風装置500の断面構造を示している。
<1−1.送風装置>
実施形態に係る送風装置500は、遠心ファンである。図1は、送風装置500の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む仮想の平面で切断した送風装置500の断面構造を示している。
図1に示すように、送風装置500は、モータ100と、インペラ200と、を備える。また、送風装置500は、ケース300をさらに備える。送風装置500がモータ100を備えることによって、後述するように、送風装置500に搭載されるモータ100において、基板4に設けられた接地用のランド電極41とハウジング3の導電部との電気的な接続を簡易な構成で実現できる。
モータ100は、インペラ200を駆動する。なお、モータ100の構成は、後に説明する。
インペラ200は、モータ100の駆動により中心軸CAを中心に回転可能である。インペラ200は、複数の羽根201を有する。複数の羽根201は、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして回転可能である。また、インペラ200は、ベース部202と、シュラウド203と、をさらに有する。複数の羽根201は、ベース部202及びシュラウド203の軸方向間において、周方向に並べて配置される。ベース部202及びシュラウド203はそれぞれ、中心軸CAを中心とする環状である。ベース部202及びシュラウド203の中央部には、開口(符号省略)が設けられる。ベース部202及びシュラウド203には、複数の羽根201が接続される。各々の羽根201の下端はベース部202の上面に接続され、各々の羽根201の上端はシュラウド203の下面に接続される。
ケース300は、モータ100及びインペラ200を収容する。ケース300の上面には、ケース300の外部から空気を吸引するための吸気口501が設けられる。ケース300の径方向外側面には、ケース300の外部に空気を排出するための排気口502が設けられる。インペラ200の回転により、空気が、吸気口501を介してケース300の外部から内部に流入し、気流となってインペラ200よりも径方向外方に送出される。送出された気流は、ケース300の径方向内方を向く内側面に沿って周方向に流れ、排気口502を介してケース300の外部に排気される。
また、ケース300の上方を向く内底面には、上方に向かって開口する有蓋筒状のカバー収容部301が設けられる。カバー収容部30には、後述するホルダカバー32が収容される。
<1−2.モータ>
次に、図1を参照して、モータ100の構成を説明する。モータ100は、シャフト10と、ロータ1と、ステータ2と、備える。また、モータ100は、ハウジング3と、板状の基板4と、導通部材5と、をさらに備える。
次に、図1を参照して、モータ100の構成を説明する。モータ100は、シャフト10と、ロータ1と、ステータ2と、備える。また、モータ100は、ハウジング3と、板状の基板4と、導通部材5と、をさらに備える。
シャフト10は、ロータ1の回転軸であり、ロータ1を支持し、中心軸CAを中心にしてロータ1とともに回転可能である。なお、この例示に限定されず、シャフト10は、ステータ2に取り付けられる固定軸であってもよい。なお、シャフト10が固定軸である場合、ロータ1には、シャフト10との間にベアリングが設けられる。
ロータ1は、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして、ステータ2に対して回転可能である。ロータ1は、ハブ11と、ロータホルダ12と、マグネット13と、を有する。ハブ11は、シャフト10の軸方向上部に取り付けられる。ロータホルダ12は、マグネット13を保持する有蓋筒状の部材である。ロータホルダ12の蓋部分は、ハブ11から径方向外側に広がる。ロータホルダ12の筒部分は、蓋部分の径方向外端部から下方に延びる筒状である。該筒部分の径方向外側面には、インペラ200のベース部202の径方向内端部が接続される。マグネット13は、ロータホルダ12の筒部分の径方向内側面に固定されて中心軸CAを囲む。マグネット13は、ステータ2よりも径方向外側に位置し、ステータ2の径方向外側面と径方向に対向する。
ステータ2は、中心軸CAを中心とする環状である。モータ100が駆動する際、ステータ2は、ロータ1を駆動して周方向に回転させる。ステータ2は、ステータコア21と、インシュレータ22と、コイル部23と、を有する。ステータコア21は、中心軸CAを中心とする環状の磁性体であり、本実施形態では複数の電磁鋼板が軸方向に積層された積層体である。インシュレータ22は、ステータコア21の表面の少なくとも一部を覆う。インシュレータ22には、たとえば樹脂材料などの絶縁材料が用いられる。コイル部23は、インシュレータ22を介して、ステータコア21に導線(符号省略)が巻き付けられた部材である。該導線の端部は、基板4と電気的に接続される。
ハウジング3は、樹脂製のステータホルダ31と、金属製のホルダカバー32と、を有する。
ステータホルダ31は、ステータ2を保持する。ステータホルダ31の下端部は、下方に向かって開口する。ステータホルダ31は、ベアリングホルダ311と、ブラケット312と、環状の周壁313と、を有する。ベアリングホルダ311は、軸方向に延びる筒状であり、ベアリング310を介してシャフト10を回転可能に支持する。ベアリング310は、本実施形態ではボールベアリングであるが、この例示に限定されず、スリーブベアリングなどであってもよい。また、ベアリングホルダ311の径方向外側面には、ステータコア21が固定される。ブラケット312は、ベアリングホルダ311の下端部から径方向外方に広がる。周壁313は、ブラケット312の径方向外端部から下方に延びる。なお、ベアリングホルダ311、ブラケット312、及び周壁313は、本実施形態では、それぞれ同じ部材の異なる一部分である。但し、この例示に限定されず、これらのうちの少なくとも1つは、別部材であってもよい。
ホルダカバー32は、上方に向かって開口する有蓋筒状であり、ステータホルダ31の下端部を覆う。ホルダカバー32は、カバー収容部301に嵌め込まれ、ネジ止めによりカバー収容部301に固定される。ホルダカバー32の蓋部分は、ステータホルダ31の下端部と軸方向に対向する。該蓋部分は、中心軸CAから径方向外方に広がる。ホルダカバー32の筒部分は、蓋部分の径方向外端部から上方に延び、ステータホルダ31の周壁313の下端部に接続される。
なお、上述の例示に限定されず、ステータホルダ31には、周壁313が設けられなくてもよい。この場合、ホルダカバー32の筒部分は、たとえば、ステータホルダ31のブラケット312に接続されてもよい。
また、ハウジング3は、導電性を有する導電部を有し、基板4を収容する。本実施形態では、導電部は、金属製のホルダカバー32である。但し、この例示に限定されず、導電部は、ステータホルダ31の少なくとも一部であってもよい。たとえば、ブラケット312及び周壁313のうちの少なくとも一方が、金属製の導電部であってもよい。この際、ホルダカバー32は、樹脂製であってもよい。
また、ハウジング3は、収容室33をさらに有する。収容室33は、ステータホルダ31のブラケット312及び周壁313とホルダカバー32とで囲まれた空間であり、基板4と導通部材5とを収容する。
基板4は、ブラケット312よりも下方に設けられ、中心軸CAから径方向外方に広がる。基板4には、電子部品(図示省略)及び配線パターン(図示省略)が設けられる。該配線パターンには、後述の図2Aなどに示すように、接地用のランド電極41が設けられる。つまり、板状の基板4には、接地用のランド電極41が設けられる。なお、ランド電極41の構成は、後述する。
導通部材5は、ランド電極41と導電部とを電気的に接続する。導通部材5は、導電性を有する弾性材料を用いて形成される。導通部材5は、たとえば、金属製の板を用いて形成された、いわゆる板バネである。導通部材5の一部は、基板4に取り付けられ、ランド電極41に接する。導通部材5の他の一部は、金属製のホルダカバー32に弾性を有して接する。これらにより、導通部材5は、ランド電極41及びホルダカバー32と電気的に接続される。
<1−3.導通部材を介したランド電極と導電部との電気的な接続の実施例>
次に、図2A及び図2Bを参照して、導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造の実施例を説明する。図2Aは、実施例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。図2Bは、ランド電極41と導通部材5との電気的な接続を示す平面図である。なお、図2Aは、図1の破線で囲まれた部分Aを拡大した断面図である。また図2Bは、図2Aの二点鎖線B−Bから基板4の上面を見た図である。
次に、図2A及び図2Bを参照して、導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造の実施例を説明する。図2Aは、実施例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。図2Bは、ランド電極41と導通部材5との電気的な接続を示す平面図である。なお、図2Aは、図1の破線で囲まれた部分Aを拡大した断面図である。また図2Bは、図2Aの二点鎖線B−Bから基板4の上面を見た図である。
図2Aに示すように、ランド電極41は、接地用の第1ランド電極411と、接地用の第2ランド電極412と、を含む。第1ランド電極411は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向き(つまり第2方向一方D2a)を向く基板4の面に設けられ、本実施形態では基板4の下面に設けられる。第2ランド電極412は、第2方向D2のうちの他方の向き(つまり第2方向他方D2b)を向く基板4の面に設けられ、本実施形態では基板4の上面に設けられる。
また、図2Aに示すように、導通部材5は、取り付け部51を有する。取り付け部51は、基板4に取り付けられて、ランド電極41と電気的に接続される。たとえば、導通部材5の取り付け部51は、第1ランド電極411及び第2ランド電極412に接するとともに電気的に接続される。
ここで、導通部材5は、基板4が広がる方向に平行な第1方向D1に移動可能である。この際、図2Aに示すように、第1方向D1において導通部材5が移動可能な長さdaは、取り付け部51とランド電極41との接触部分の第1方向D1における最長の長さよりも短い。なお、該最長の長さは、第1ランド電極411と取り付け部51との第1方向D1における最長の長さdb1と、第2ランド電極412と取り付け部51との第1方向D1における最長の長さdb2とのうちの長い方である。図2Aでは、db1<db2であるため、上述の最長の長さはdb2である。また、上述の長さdaは、図2Aでは、第1方向D1における基板4の外縁部とステータホルダ31の周壁313との間の間隔に応じて決まる。より具体的には、後述する凹部42の第1方向一方D1aを向く面と周壁313の第1方向他方D1bを向く内側面との間隔と、取り付け部51の後述する第1片部511の厚さとの差が上述の長さdaとなる。
こうすれば、導通部材5が第1方向D1に移動しても、取り付け部51とランド電極41との電気的な接続を維持できる。従って、基板4に設けられた接地用のランド電極41とハウジング3の導電部との導通を簡易な構成で確保できる。よって、たとえば、静電気などによってハウジング3に溜まる電荷をランド電極41に逃がすことができる。また、ハウジング3が接地されている場合には、本実施形態とは逆に、基板4に溜まる電荷を確実にハウジング3の導電部へ逃がすことも可能である。
取り付け部51は、第1片部511を有する。本実施形態では、第1片部511は、第1方向D1に垂直な方向に広がる板状である。第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第1片部511は第2方向D2に延びる。第1片部511は、基板4が広がる方向に平行な第1方向D1において、基板4の外縁部と接する。たとえば、導通部材5の取り付け部51を基板4に取り付ける際、第1方向D1において第1片部511を基板4の外縁部と接触させる。これにより、基板4の外縁部における取り付け部51の第1方向D1における位置決めを容易にできる。従って、導通部材5の取り付け作業を容易にできる。
また、取り付け部51は、第2片部512と、第3片部513と、を有する。本実施形態では、第2片部512及び第3片部513は、第2方向D2に垂直な方向に広がる板状である。
第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第2片部512は、第1片部511の第2方向一方D2aにおける端部から第1方向他方D1bに延びる。第2片部512は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向きを向く基板4の面に接する。本実施形態では、第2片部512は、第2方向一方D2aを向く基板4の下面に接する。さらに、第2片部512は、第2方向D2から見て第1ランド電極411と重なり、第1ランド電極411に接して電気的に接続される。
第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第3片部513は、第1片部511の第2方向他方D2bにおける端部から第1方向他方D1bに延びる。第3片部513は、第2方向D2のうちの他方の向きを向く基板4の面に接する。本実施形態では、第3片部513は、第2方向他方D2bを向く基板4の上面に接する。さらに、第3片部513は、図2Bに示すように第2方向D2から見て第2ランド電極412と重なり、第2ランド電極412に接して電気的に接続される。
第2方向D2から見て、第2片部512の少なくとも一部は、第3片部513の少なくとも一部と重なる。つまり、第2片部512の少なくとも一部は、基板4を介して第3片部513の少なくとも一部と第2方向D2に配列される。こうすれば、取り付け部51の第2片部512と第3片部513とで基板4を挟むことができる。従って、導通部材5の取り付け部51を基板4に対して移動し難くすることができる。従って、取り付け部51を基板4に固定し易くなり、導通部材5の取り付け部51と基板4のランド電極41との電気的な接続を安定的に維持できる。
また、本実施形態では、基板4の外縁部には、凹部42が設けられる。凹部42は、基板4が広がる方向に平行な第1方向D1において、基板4の外縁部から内側に凹む。凹部42には、取り付け部51の一部が収容される。たとえば図2Aのように、第1片部511が凹部42に収容される。
導通部材5には、たとえば、周方向の力が作用することがある。なお、周方向は、取り付け部51が移動可能な第1方向D1と、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2との両方に垂直な方向の一例であり、たとえば基板4の外縁部に沿う方向である。このような場合、導通部材5の取り付け部51の一部が凹部42に収容されることにより、凹部42の内側面が取り付け部51の第1片部511に当たる。これにより、上記の方向への取り付け部51の移動を抑制又は防止できる。従って、基板4に対して導通部材5が上記の方向に動くことを抑制又は防止できる。
次に、図2Aに示すように、導通部材5は、延伸部52をさらに有する。延伸部52は、取り付け部51から第3方向D3に延びる。第3方向D3は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向きを方向成分として含む。本実施形態では、第3方向は、第2方向一方D2aを方向成分として含む。延伸部52は、第2片部512の第1方向他方D1bにおける端部から第3方向D3に延び、第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向にさらに広がる板状である。但し、この例示に限定されず、延伸部52は、第3方向D3に延びる棒状であってもよい。
延伸部52の先端部分521は、ハウジング3の導通部に弾性を有して接する。本実施形態では、先端部分521は、ホルダカバー32の上面に弾性を有して接する。こうすれば、より確実に延伸部52を導電部に物理的に接触させるとともに電気的に接続することができる。なお、図2Aでは、先端部分521は、ホルダカバー32の筒部分の上面と接するが、この例示に限定されず、ホルダカバー32の蓋部分の上面と弾性を有して接してもよい。或いは、ステータホルダ31のブラケット312、周壁313が導通性を有する導通部である場合、本実施形態の例示に限定されず、延伸部52は第2方向他方D2bを方向成分として含む方向に延び、先端部分521はステータホルダ31の導通部と弾性を有して接してもよい。
延伸部52は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向きに向かうにつれて、基板4が広がる方向に平行な第1方向D1のうちの基板4の内側から外縁部に向かう一方の向きに延びる。たとえば、図2Aでは、延伸部52は、第2方向一方D2aに向かうにつれて、第1方向一方D1aに延びる。言い換えると、延伸部52が取り付け部51から延びる方向は、方向成分として、第1方向一方D1aをさらに含む。そのため、延伸部52の先端部分521がハウジング3の導電部と弾性を有して接することによって第2方向他方D2bを向く力を受ける際、延伸部52の根元部分において、取り付け部51には、基板4の外縁部から内側に向かう第1方向他方D1bを向く力が作用する。従って、取り付け部51が第1方向一方D1aに移動し難くなるので、導通部材5の取り付け部51と基板4のランド電極41との電気的な接続をより安定的に維持できる。
以上の実施例では、基板4には第1ランド電極411及び第2ランド電極412の両方が設けられる。但し、この例示に限定されず、基板4には、第1ランド電極411及び第2ランド電極412のうちの一方が設けられてもよい。つまり、ランド電極41は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向きを向く基板4の面に設けられ、且つ、取り付け部51と電気的に接続される接地用の第1ランド電極411と、第2方向D2のうちの他方の向きを向く基板4の面に設けられ、且つ、取り付け部51と電気的に接続される接地用の第2ランド電極412とのうちの少なくとも一方を含んでいればよい。
たとえば、ランド電極41が第1ランド電極411及び第2ランド電極412の両方を含む場合においては、基板4の上面及び下面の両方で、導通部材5の取り付け部51と基板4のランド電極41との導通を確保できる。さらに、取り付け部51がランド電極41と接する面積がより広くなるので、導通部材5とランド電極41との導通状態を向上できる。よって、静電気などによってハウジング3に溜まる電荷をより確実に基板4へ逃がすことができる。
また、ランド電極41が第1ランド電極411及び第2ランド電極412のうちの少なくとも一方を含むことにより、たとえば基板4の上面及び下面のうちの少なくとも一方に接地用のランド電極41を設けることができる。従って、ランド電極41を含む配線パターン設計の自由度が向上する。
また、モータ100が備える導通部材5は、1つである。但し、この例示に限定されず、導通部材5は、複数であってもよい。導通部材5が複数であれば、基板4の接地用のランド電極41とハウジング3の導電部とを電気的に接続する経路を複数設けることができる。従って、静電気などによってハウジング3に溜まる電荷をさらに確実に基板4へ逃がすことができる。
<1−4.導通部材を介したランド電極と導電部との電気的な接続の変形例>
次に、導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造の第1変形例から第4変形例を説明する。以下に説明する各々の変形例では、上述の実施例及び他の変形例と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
次に、導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造の第1変形例から第4変形例を説明する。以下に説明する各々の変形例では、上述の実施例及び他の変形例と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<1−4−1.第1変形例>
図3は、第1変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図3は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
図3は、第1変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図3は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
第1変形例では、導通部材5の先端部分521は、ホルダカバー32の筒部分の第1方向他方D1bを向く内側面と弾性を有して接する。こうすれば、先端部分521には、弾性的な接触の反作用によってホルダカバー32の内側面から第1方向他方D1bに向かう力が作用する。さらに、導通部材5に第1方向一方D1aを向く他の力が作用しても、先端部分521がホルダカバー32の内側面に当たる。これらにより、基板4に対して導通部材5が第1方向一方D1aに動くことを効果的に抑制又は防止できる。
<1−4−2.第2変形例>
図4Aは、第2変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。図4Bは、第2変形例におけるランド電極41と導通部材5との電気的な接続を示す平面図である。なお、図4Aは、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。また図4Bは、図4Aの二点鎖線C−Cから基板4の上面を見た図である。
図4Aは、第2変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。図4Bは、第2変形例におけるランド電極41と導通部材5との電気的な接続を示す平面図である。なお、図4Aは、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。また図4Bは、図4Aの二点鎖線C−Cから基板4の上面を見た図である。
第2変形例では、基板4の外縁部に設けられる凹部42は、第1凹部421と、第2凹部422と、を含む。第1凹部421は、第1方向D1において、基板4の外縁部から内側に向かう第1方向他方D1bに凹む。第2凹部422は、第1凹部421の第1方向他方D1bにおける端部から、第1方向D1及び第2方向D2の両方と垂直な方向のうちの一方の向きに凹む。第2凹部422には、取り付け部51の一部が収容される。たとえば、第1片部511の少なくとも一部が、第2凹部422に収容される。さらに、取り付け部51は、少なくとも、第2凹部422の縁部に沿う基板4の外縁部に取り付けられる。
こうすれば、第1方向D1において導通部材5が移動可能な長さdaを第2方向D2から見た凹部42のサイズに応じて決定できる。たとえば、図4Bでは、上述の長さdaは、第2凹部422の第1方向D1における幅に応じて決まる。より具体的には、該幅と第1片部511の厚さとの差が上述の長さdaとなる。従って、ハウジング3の収容室33内での基板4の配置に関わらず、第1方向D1において導通部材5が移動可能な長さdaをより自由に決定できる。
さらに、たとえば第2凹部422が凹む方向の力が導通部材5に作用しても、第2凹部422の内側面が取り付け部51の第1片部511に当たることにより、第2凹部422が凹む方向への取り付け部51の移動を抑制又は防止できる。従って、基板4に対して導通部材5が第2凹部422の凹む方向に動くことを抑制又は防止できる。
<1−4−3.第3変形例>
図5は、第3変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図5は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
図5は、第3変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図5は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
第3変形例では、ハウジング3の導電部には、傾斜面321が設けられる。傾斜面321は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2のうちの一方の向きに向かうにつれて、基板4が広がる方向に平行な第1方向D1のうちの基板4の外縁部から内側に向かう他方の向きに延びる。たとえば、図5では、傾斜面321は、第2方向一方D2aに向かうにつれて、第1方向他方D1bに延びる。なお、傾斜面321は、図5では第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、直線的に傾斜する。但し、図5の例示に限定されず、該方向から見た傾斜面321は、第1方向一方D1a及び第2方向一方D2aに向かって突出する曲線状であってもよいし、第1方向他方D1b及び第2方向他方D2bに向かって突出する曲線状であってもよい。
傾斜面321は、図5では、ホルダカバー32に設けられる。但し、図5の例示に限定されず、ステータホルダ31が導電部を有する場合には、ステータホルダ31に設けられてもよい。
延伸部52の先端部分521は、ハウジング3の導電部の傾斜面321に弾性を有して接する。こうすれば、延伸部52の先端部分521が導電部の傾斜面321に弾性を有して接する際、延伸部52には、基板4の外縁部から内側に向かう第1方向他方D1bを向く力が作用する。従って、さらに、取り付け部51が第1方向一方D1aに移動し難くなる。よって、導通部材5の取り付け部51と基板4のランド電極41との電気的な接続をさらに安定的に維持できる。
<1−4−4.第4変形例>
図6は、第4変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図6は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
図6は、第4変形例において導通部材5を介してランド電極41がハウジング3の導電部と電気的に接続される構造を示す部分的な断面図である。なお、図6は、図1の破線で囲まれた部分Aに対応する断面図である。
第4変形例では、基板4には、貫通孔43が設けられる。貫通孔43は、基板4が広がる方向に垂直な第2方向D2に基板4を貫通する。貫通孔43には、取り付け部51の一部が収容される。これにより、導通部材5の取り付け部51は、基板4に取り付けられる。こうすれば、たとえば第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向の力が導通部材5に作用しても、貫通孔43の内側面が取り付け部51の第1片部511に当たることにより、上記の方向への取り付け部51の移動を抑制又は防止できる。従って、基板4に対して導通部材5が上記の方向に動くことを抑制又は防止できる。
導通部材5の取り付け部51は、第1片部511、第2片部512、及び第3片部513に加えて、第4片部514と、第5片部515と、第6片部516と、弾性部517と、を有する。
第1片部511は、第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第2方向D2に延びる。第1片部511は、貫通孔43に収容される。第2片部512及び第3片部513は、第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第1方向D1に延びる。第2片部512の第1方向一方D1aにおける端部は、第1片部511の第2方向一方D2aにおける端部に接続される。第2片部512の第1方向他方D1bにおける端部は、延伸部52の第2方向他方D2bにおける端部に接続される。第2片部512は、第1ランド電極411に接して電気的に接続される。第3片部513の第1方向一方D1aにおける端部は、第1片部511の第2方向他方D2bにおける端部に接続される。第3片部513は、第2ランド電極412に接して電気的に接続される。
第4片部514は、第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第2方向D2に延びる。第4片部514は、貫通孔43に収容される。第5片部515及び第6片部516は、第1方向D1及び第2方向D2の両方に垂直な方向から見て、第1方向D1に延びる。第5片部515の第1方向他方D1bにおける端部は、第4片部514の第2方向他方D2bにおける端部に接続される。第5片部515は、基板4の上面に接する。第6片部516の第1方向他方D1bにおける端部は、第4片部514の第2方向一方D2aにおける端部に接続される。第6片部516は、基板4の下面と接する。
弾性部517はたとえば帯状又は線状の部材が折り曲げられた形状であり、その両端は同じ第2方向一方D2aを向く。弾性部517の一方端は、第3片部513の第1方向他方D1bにおける端部に接続される。弾性部517の他方端は、第5片部515の第1方向一方D1aにおける端部に接続される。弾性部517は、第3片部513を介して、第1方向他方D1bの力を第1片部511に作用させる。これにより、第1片部511は、貫通孔43の第1方向一方D1aを向く内側面と弾性を有して接する。また、弾性部517は、第5片部515を介して、第1方向一方D1aの力を第4片部514に作用させる。これにより、第4片部514は、貫通孔43の第1方向他方D1bを向く内側面と弾性を有して接する。第1片部511及び第4片部514が貫通孔43の内側面と弾性を有して接することにより、導通部材5は、基板4に取り付けられる。
第4変形例では、第1方向D1において導通部材5が移動可能な長さdaは、貫通孔43の第1方向D1における幅に応じて決まる。より具体的には、該幅と、第1片部511の厚さ及び第4片部514の厚さの和との差が上述の長さdaとなる。従って、ハウジング3の収容室33内での基板4の配置に関わらず、第1方向D1において導通部材5が移動可能な長さdaをより自由に決定できる。
なお、図6では、接地用のランド電極41は、基板4の第2方向一方D2aを向く面と第2方向他方D2bを向く面とにそれぞれ設けられている。但し、この例示に限定されず、接地用のランド電極41の一部が、貫通孔43の第1方向D1を向く内面にも配置されてもよい。これにより、導通部材5とランド電極41とを、より確実に電気的に接続させることができる。
<3.その他>
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾が生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾が生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、たとえば、基板に設けられた接地用の電極と導電性を有する部材とを電気的に接続する機構を有する装置に有用である。
500・・・送風装置、501・・・吸気口、502・・・排気口、100・・・モータ、200・・・インペラ、201・・・羽根、202・・・ベース部、203・・・シュラウド、300・・・ケース、301・・・カバー収容部、1・・・ロータ、10・・・シャフト、11・・・ハブ、12・・・ロータホルダ、13・・・マグネット、2・・・ステータ、21・・・ステータコア、22・・・インシュレータ、23・・・コイル部、3・・・ハウジング、31・・・ステータホルダ、310・・・ベアリング、311・・・ベアリングホルダ、312・・・ブラケット、313・・・周壁、32・・・ホルダカバー、321・・・傾斜面、33・・・収容室、4・・・基板、41・・・ランド電極、411・・・第1ランド電極、412・・・第2ランド電極、42・・・凹部、421・・・第1凹部、422・・・第2凹部、43・・・貫通孔、5・・・導通部材、51・・・取り付け部、511・・・第1片部、512・・・第2片部、513・・・第3片部、514・・・第4片部、515・・・第5片部、516・・・第6片部、517・・・弾性部、52・・・延伸部、521・・・先端部分、CA・・・中心軸、D1・・・第1方向、D1a・・・第1方向一方、D1b・・・第1方向他方、D2・・・第2方向、D2a・・・第2方向一方、D2b・・・第2方向他方、D3・・・第3方向
Claims (11)
- 接地用のランド電極が設けられた板状の基板と、
導電性を有する導電部を有し且つ前記基板を収容するハウジングと、
前記ランド電極と前記導電部とを電気的に接続する導通部材と、
を備え、
前記導通部材は、前記基板に取り付けられて前記ランド電極と電気的に接続される取り付け部を有し、
前記導通部材は、前記基板が広がる方向に平行な第1方向に移動可能であり、
第1方向において前記導通部材が移動可能な長さは、前記取り付け部と前記ランド電極との接触部分の第1方向における最長の長さよりも短い、モータ。 - 前記取り付け部は、前記基板が広がる方向に平行な第1方向において、前記基板の外縁部と接する第1片部を有する、請求項1に記載のモータ。
- 前記基板の外縁部には、前記基板が広がる方向に平行な第1方向において、前記基板の外縁部から内側に凹む凹部が設けられ、
前記凹部には、前記取り付け部の一部が収容される、請求項1又は請求項2に記載のモータ。 - 前記基板には、前記基板が広がる方向に垂直な第2方向に前記基板を貫通する貫通孔が設けられ、
前記貫通孔には、前記取り付け部の一部が収容される、請求項1又は請求項2に記載のモータ。 - 前記取り付け部は、
前記基板が広がる方向に垂直な第2方向のうちの一方の向きを向く前記基板の面に接する第2片部と、
第2方向のうちの他方の向きを向く前記基板の面に接する第3片部と、
を有し、
第2方向から見て、前記第2片部の少なくとも一部は、前記第3片部の少なくとも一部と重なる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記導通部材は、前記取り付け部から、前記基板が広がる方向に垂直な第2方向のうちの一方の向きを方向成分として含む第3方向に延びる延伸部をさらに有し、
前記延伸部の先端部分は、前記ハウジングの前記導通部に弾性を有して接する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記延伸部は、前記基板が広がる方向に垂直な第2方向のうちの一方の向きに向かうにつれて、前記基板が広がる方向に平行な第1方向のうちの前記基板の内側から外縁部に向かう一方の向きに延びる、請求項6に記載のモータ。
- 前記ハウジングの前記導電部には、前記基板が広がる方向に垂直な第2方向のうちの一方の向きに向かうにつれて、前記基板が広がる方向に平行な第1方向のうちの前記基板の外縁部から内側に向かう他方の向きに延びる傾斜面が設けられ、
前記延伸部の先端部分は、前記導電部の前記傾斜面に弾性を有して接する、請求項6又は請求項7に記載のモータ。 - 前記ランド電極は、
前記基板が広がる方向に垂直な第2方向のうちの一方の向きを向く前記基板の面に設けられ、且つ、前記取り付け部と電気的に接続される接地用の第1ランド電極と、
第2方向のうちの他方の向きを向く前記基板の面に設けられ、且つ、前記取り付け部と電気的に接続される接地用の第2ランド電極と
のうちの少なくとも一方を含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記導通部材は、複数である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のモータ。
- 上下方向に延びる中心軸を中心に回転可能な複数の羽根を有するインペラと、
前記インペラを駆動する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のモータと、
を備える、送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114654A JP2021002912A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | モータ、送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114654A JP2021002912A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | モータ、送風装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021002912A true JP2021002912A (ja) | 2021-01-07 |
Family
ID=73994372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019114654A Pending JP2021002912A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | モータ、送風装置 |
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-
2019
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