JP2021002873A - 無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置 - Google Patents

無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置を提供する。【解決手段】方法は、中継端末装置が遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信することと、中継端末装置が第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成することと、中継端末装置がネットワーク装置へ第二のアクセス層データパケットを送信することと、中継端末装置がネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信することと、中継端末装置が第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成することと、中継端末装置が遠隔端末装置へ第四のアクセス層データパケットを送信することとを含む。第一のアクセス層データパケットに遠隔端末装置の装置識別子がカプセル化され、第三のアクセス層データパケットに遠隔端末装置の装置識別子がカプセル化される。【選択図】図6

Description

本発明の実施例は通信分野に関し、且つより具体的には、無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置に関する。
現在、端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある場合、該端末装置がネットワーク装置と無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続を確立することができ、これにより、RRC接続に基づき、データ伝送を制御することができるという通信方法は知られている。
しかし、端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある場合、ネットワーク装置とシグナリング伝送を行うことができないため、RRC接続を確立することができない。
ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある端末装置に対してRRC接続を確立することができるという解決策を提供することが望ましい。
本発明は、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある端末装置に対してRRC接続を確立することができる、無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置を提供する。
第一の態様による遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置を備える通信システムで実行され、該遠隔端末装置と該中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づいて通信し、該中継端末装置と該ネットワーク装置が第二の通信プロトコルに基づいて通信するという無線リソース制御接続を確立するための方法であって、該中継端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信し、該第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該中継端末装置が該第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成し、該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することと、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信し、該第三のアクセス層データパケットが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該RRC接続確立メッセージが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づいて生成されるものであり、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成し、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該中継端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置へ該第四のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様の第一の実施形態では、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってL2層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該中継端末装置がL2層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該中継端末装置がL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第二の実施形態では、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってL2層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該中継端末装置がL2層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該中継端末装置がL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第三の実施形態では、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該中継端末装置がアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該中継端末装置がL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該中継端末装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第四の実施形態では、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってRRC層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってRRC層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第五の実施形態では、該方法は、さらに該中継端末装置が該第一のアクセス層データパケットから第一の論理チャネル識別子を取得し、該第一の論理チャネル識別子が遠隔端末装置によって第一のベアラに基づいて確定されるものであることと、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定し、ここで、該ネットワーク装置が該第二の論理チャネル識別子に基づいて該第一のベアラを確定することができることと、該中継端末装置が該第二の論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第六の実施形態では、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定することは、該第一の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定すること、該第一の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置に記憶された第一のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第一のプリセットルールの下で、該第一の論理チャネル識別子が該第一のベアラに対応する場合、該中継端末装置が第二のプリセットルールの下での該第一のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定し、該第二のプリセットルール情報が該ネットワーク装置に記憶されることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第七の実施形態では、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化し、該ネットワーク装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第八の実施形態では、該方法は、さらに該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットから第四の論理チャネル識別子を取得し、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって第二のベアラに基づいて確定されるものであることと、該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定し、ここで、該遠隔端末装置が該第五の論理チャネル識別子に基づいて該第二のベアラを確定することができることと、該中継端末装置が該第五の論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第九の実施形態では、該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定することは、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定すること、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該ネットワーク装置に記憶された第四のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第四のプリセットルールの下で、該第四の論理チャネル識別子が該第二のベアラに対応する場合、該中継端末装置が第五のプリセットルールの下での該第二のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定し、該第五のプリセットルール情報が該遠隔端末装置に記憶されることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十の実施形態では、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化し、ここで、該遠隔端末装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十一の実施形態では、該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成する前に、該方法は、さらに該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIが含まれることを確定し、該特定論理チャネル識別子が該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられ、該特定RNTIが該第三のアクセス層データパケットが中継であることを示すことに用いられることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十二の実施形態では、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することは、該中継端末装置が第一のマッピング関係情報を取得し、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むこと、該中継端末装置が該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第一のマッピング関係情報に基づき、第一のアップリンクチャネルを確定し、該第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応すること、該中継端末装置が該第一のアップリンクチャネルを介して該ネットワーク装置へリソースリクエストメッセージを送信すること、該中継端末装置が該ネットワーク装置から送信された第一のスケジューリング情報を受信し、該第一のスケジューリング情報が第一の伝送リソースを示すことに用いられ、該第一の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであること、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十三の実施形態では、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することは、該中継端末装置が第二のマッピング関係情報を取得し、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むこと、該中継端末装置が該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第二のマッピング関係情報に基づき、第一のプリアンブルを確定し、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応すること、該中継端末装置が該ネットワーク装置へ該第一のプリアンブルを送信すること、該中継端末装置が該ネットワーク装置から送信された第二のスケジューリング情報を受信し、該第二のスケジューリング情報が第二の伝送リソースを示すことに用いられ、該第二の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであること、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十四の実施形態では、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたデータパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたデータパケットである。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十五の実施形態では、該方法は、さらに該中継端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置から送信された第五のアクセス層データパケットを受信し、該第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置が該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、ここで、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該RRC接続確立完了メッセージが該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づいて生成されるものであること、該中継端末装置が該第五のアクセス層データパケットに基づき、第六のアクセス層データパケットを生成し、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれること、該中継端末装置が第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第六のアクセス層データパケットを送信することを含む。
第二の態様による遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置を備える通信システムで実行され、該遠隔端末装置と該中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づいて通信し、該中継端末装置と該ネットワーク装置が第二の通信プロトコルに基づいて通信するという無線リソース制御接続を確立するための方法であって、該遠隔端末装置が該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、第一のアクセス層データパケットを生成し、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第一のアクセス層データパケットを送信することと、該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づいて該中継端末装置から送信された該第四のアクセス層データパケットを受信し、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることとを含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様の第一の実施形態では、該方法は、さらに該遠隔端末装置がL層で遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該遠隔端末装置がL2層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
第二の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第二の態様の第二の実施形態では、該方法は、さらに該遠隔端末装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該遠隔端末装置がアダプテーション層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
第二の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第二の態様の第三の実施形態では、該方法は、さらに該遠隔端末装置がRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、該遠隔端末装置がRRC層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
第二の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第二の態様の第四の実施形態では、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該遠隔端末装置が該第四のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得し、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第四のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
第二の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第二の態様の第五の実施形態では、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたデータパケットである。
第二の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第二の態様の第六の実施形態では、該方法は、さらに該遠隔端末装置が該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づき、該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージを生成することと、該遠隔端末装置が該RRC接続確立完了メッセージをカプセル化して、第五のアクセス層データパケットを生成し、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第五のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
第三の態様による遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置を備える通信システムで実行され、該遠隔端末装置と該中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づいて通信し、該中継端末装置と該ネットワーク装置が第二の通信プロトコルに基づいて通信するという無線リソース制御接続を確立するための方法では、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信し、第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第二のアクセス層データパケットが該中継端末装置によって第一のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージ情報をカプセル化して生成されるものであることと、該ネットワーク装置が第二のアクセス層データパケットに含まれる該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づき、該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージを生成することと、該ネットワーク装置が該RRC接続確立メッセージをカプセル化して、第三のアクセス層データパケットを生成し、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第三のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
第三の態様と組み合わせ、第三の態様の第一の実施形態では、該方法は、さらに該ネットワーク装置がL2層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該ネットワーク装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第二の実施形態では、該方法は、さらに該ネットワーク装置がアダプテーション層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該ネットワーク装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第三の実施形態では、該方法は、さらに該ネットワーク装置がRRC層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、該ネットワーク装置がRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第四の実施形態では、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また該方法は、さらに該ネットワーク装置が該第二のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得し、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第二のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第五の実施形態では、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することは、該ネットワーク装置が第一のマッピング関係情報を取得し、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むこと、該ネットワーク装置が該中継端末装置から第一のアップリンクチャネルを介して送信されたリソースリクエストメッセージを受信し、ここで、第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応すること、該ネットワーク装置が該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づき、第一の伝送リソースを確定すること、該ネットワーク装置が該中継端末装置へ該第一のスケジューリング情報を送信し、該第一のスケジューリング情報が該第一の伝送リソースを示すことに用いられること、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第六の実施形態では、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することは、該ネットワーク装置が第二のマッピング関係情報を取得し、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むこと、該ネットワーク装置が該中継端末装置から送信された第一のプリアンブルを受信し、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応すること、該ネットワーク装置が該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づき、第二の伝送リソースを確定すること、該ネットワーク装置が該中継端末装置へ該第二のスケジューリング情報を送信し、該第二のスケジューリング情報が該第二の伝送リソースを示すことに用いられること、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第七の実施形態では、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたデータパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたデータパケットである。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第八の実施形態では、該方法は、さらに該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第六のアクセス層データパケットを受信し、該第六のアクセス層データパケットが第五のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、前記第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることを含む。
第三の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第三の態様の第九の実施形態では、該方法は、さらに該ネットワーク装置が該第三のアクセス層データパケットに特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIをカプセル化し、該特定論理チャネル識別子が該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられ、該特定RNTIが該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
第四の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、上記の第一の態様及び第一の態様の各実施形態における各ステップを実行するためのユニットを備える。
第五の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、上記の第二の態様及び第一の態様の各実施形態における各ステップを実行するためのユニットを備える。
第六の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、上記の第三の態様及び第一の態様の各実施形態における各ステップを実行するためのユニットを備える。
第七の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、メモリとプロセッサを備え、該メモリがコンピュータプログラムを記憶するように構成され、該プロセッサがメモリから該コンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成され、これにより、無線リソース制御接続を確立するための装置は上記の第一の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第八の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、メモリとプロセッサを備え、該メモリがコンピュータプログラムを記憶するように構成され、該プロセッサがメモリから該コンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成され、これにより、無線リソース制御接続を確立するための装置は上記の第二の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第九の態様による無線リソース制御接続を確立するための装置であって、メモリとプロセッサを備え、該メモリがコンピュータプログラムを記憶するように構成され、該プロセッサがメモリから該コンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成され、これにより、無線リソース制御接続を確立するための装置は上記の第三の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十の態様によるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードがネットワーク装置の受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット又は受信機、プロセッサ、送信機に実行される場合、中継端末装置が上記の第一の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十一の態様によるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードがネットワーク装置の受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット又は受信機、プロセッサ、送信機に実行される場合、遠隔端末装置が上記の第二の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十二の態様によるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードがネットワーク装置の受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット又は受信機、プロセッサ、送信機に実行される場合、ネットワーク装置が上記の第三の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十三の態様によるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを記憶し、前記プログラムにより中継ネットワーク装置が上記の第一の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十四の態様によるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを記憶し、前記プログラムにより遠隔ネットワーク装置が上記の第二の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
第十五の態様によるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを記憶し、前記プログラムにより中継ネットワーク装置が上記の第三の態様及びその各実施形態のいずれかの無線リソース制御接続を確立するための方法を実行する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
本発明の実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法及び装置に適する通信システムの概略的なフローチャートである。 本発明の実施例における各装置のプロトコルスタック構成の一例を示す図である。 本発明の実施例における各装置のプロトコルスタック構成の別の例を示す図である。 本発明の実施例における各装置のプロトコルスタック構成の別の例を示す図である。 本発明の実施例における各装置のプロトコルスタック構成の別の例を示す図である。 本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法のインタラクティブ図である。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置の概略的なブロック図である。
本発明の実施例の技術的な解決策をより明確に説明するために、以下に実施例に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
以下に本発明の実施例の図面を組み合わせながら、本発明の実施例に係る技術的解決策を明確で、全面的に説明し、明らかに、説明した実施例は本発明の一部の実施例だけであり、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要せずに得た他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
理解すべきものとして、本明細書では用語「システム」と「ネットワーク」は本明細書において常に互換的に使用される。本明細書では用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを記述する関連関係だけであり、3種類の関係が存在してもよいことを示し、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、AとBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を示すことができる。また、本明細書では文字「/」は、一般的に前後にある関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
本発明の実施例における解決策は従来のセルラー通信システム、例えばグローバルモバイル通信(英語全称がGlobal System for Mobile Communicationであり、英語略称がGSMであってもよい)、広帯域符号分割多元接続(英語全称がWideband Code Division Multiple Accessであり、英語略称がWCDMAであってもよい)、ロングタームエボリューション(英語全称がLong Term Evolutionであり、英語略称がLTEであってもよい)などのシステムに応用されてもよく、それにサポートされる通信は主に音声及びデータ通信のためのものである。一般的には、一つの従来の基地局にサポートされる接続数が限られ、また実現しやすい。
次世代移動通信システムは、従来の通信だけでなく、マシンツーマシン(英語全称がMachine to Machineであり、英語略称がMTCであってもよい)通信又はマシンタイプ通信(英語全称がMachine Type Communicationであり、英語略称がMTCであってもよい)通信をサポートする。予測によれば、2020年に、ネットワークに接続されるMTC装置は500−1000億に達し、これは現在の接続数をはるかに超える。M2M類サービスに対して、そのサービスの種類が大きく異なるため、ネットワークニューズは大きな違いがある。一般的に、以下のいくつかのニューズがある:
確実に伝送するが、遅延に敏感ではないこと、
遅延が低く、高い信頼性で伝送すること。
確実に伝送するが、遅延に敏感ではないというサービスに対して、処理しやすい。しかし、遅延が低く、高い信頼性で伝送するというサービスに対して、伝送する時に遅延が短いだけでなく、且つ信頼できることを要求し、例えばデバイスツーデバイス(英語全称がDevice to Deviceであり、英語略称がD2Dであってもよい)サービスである。伝送が信頼できない場合、再送信して伝送遅延が大き過ぎ、要求を満たすことができない。多数の接続が存在するため、将来の無線通信システムと従来の通信システムは大きな違いがある。多数の接続の場合、端末装置にアクセスするためにより多くのリソースを消費する必要があり、また端末装置のデータ伝送に関連するスケジューリングシグナリングの伝送のためにより多くのリソースを消費する必要がある。本発明の実施例の解決策により、上記のリソース消費問題を効果的に解決することができる。
図1は本発明の実施例の応用された無線通信システム100を示す図である。該無線通信システム100は少なくとも一つのネットワーク装置110を含むことができる。ネットワーク装置はネットワーク装置などの移動装置と通信するための装置であってもよく、ネットワーク装置はWLANにおけるアクセスポイント(英語全称がAccess Pointであり、英語略称がAPであってもよい)、GSM又は符号分割多重アクセスCDMA(英語全称:Code Division Multiple Accessであり、英語略称:CDMAであってもよい)における基地局(英語全称がBase Transceiver Stationであり、英語略称がBTSであってもよい)であってもよいし、WCDMAにおける基地局(英語全称がNodeBであり、英語略称がNBであってもよい)であってもよいし、LTEにおける進化型基地局(英語全称がEvolutional N ode Bであり、英語略称がeNB又はeNodeBであってもよい)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置又は将来の進化したPLMNネットワークにおけるネットワーク装置などであってもよい。
該無線通信システム100はさらにネットワーク装置110のカバレッジ範囲内にある複数の端末装置120を備える。該端末装置120は移動式又は固定式であってもよい。該端末装置120はユーザ装置(英語全称がUser Equipmentであり、英語略称がUEであってもよい)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動サイト、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザ装置と呼ばれてもよい。端末装置は無線ローカルエリアネットワーク(英語全称がローカルエリアネットワークWireless Local Area Networksであり、英語略称がWLANでってもよい)におけるステーション(英語全称がSTATIONであり、英語略称がSTである)であってもよし、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(英語全称がSession Initiation Protocolであり、英語略称がSIPであってもよい)電話、無線ローカルループ(英語全称がWireless Local Loopであり、英語略称がWLLであってもよい)サイト、パーソナルデジタル処理(英語全称がPersona1 Digita1 Assistantであり、英語略称がPDAであってもよい)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおける端末装置又は将来の進化した公衆陸上モバイルネットワーク(英語全称がPublic Land Mobile Networkであり、英語略称がPLMNであってもよい)における端末装置などであってもよい。
図1はネットワーク装置と6つの端末装置を例示的に示す。好ましくは、該無線通信システム100は複数のネットワーク装置を含むことができ、且つ各ネットワーク装置のカバレッジ範囲内に他の数量の端末装置が含まれてもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。また、該無線通信システム100はさらに移動管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、サービングゲートウェイ(S−GW :Serving Gateway)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW:Packet Data Network Gateway)などの他のネットワークエンティティを備えることができが、本発明の実施例はこれに限定されない。
具体的には、端末装置120はセルラー通信モード又はD2D通信モードで通信することができ、ここで、セルラー通信モードでは、端末装置はネットワーク装置を介して他の端末装置と通信することができ、D2D通信モードでは、端末装置はD2Dリンクを介して他の端末装置と直接通信することができる。
図1に示す複数の端末装置120には、セルラー端末装置、D2D端末装置と中継端末装置が含まれ、ここで、セルラー端末装置はセルラー通信技術(即ち第二の通信プロトコルに規定された通信技術の一例)を用いてネットワーク装置110と通信する。D2D端末装置は中継端末装置によりネットワーク装置とのデータ伝送を実現し、ここで、中継端末とD2D端末装置の間に例えばPC5インタフェースがあり、D2D通信技術(即ち第二の通信プロトコルに規定された通信技術の一例)を用いて通信し、該D2D通信技術は具体的にLTEにおけるサイドリンク(SL:SideLink)技術であってもよいし、WLANにおけるWEIFI又はブルートゥースなどの技術、又は他のD2D通信技術であってもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。中継端末装置とネットワーク装置の間に例えばUuインタフェースがあり、セルラー通信技術を用いて通信する。
選択可能に、該遠隔端末装置は該ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にあり、該中継端末装置は該ネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある。
本発明の実施例では、通信システム100の各装置に無線通信を実現するためのプロトコルスタック(Protocol Stack)が設定され、且つ、各装置におけるプロトコルスタックは同じであっても異なっていてもよいが、本発明は特に限定されない。
限定ではなく一例として、本発明の実施例において該プロトコルスタックはLTEなどの4Gネットワークに用いられるプロトコルスタックであってもよいし、将来の5Gネットワークに用いられるプロトコルスタックであってもよいし、D2D通信のためのプロトコルスタック(例えばWLANにおけるWIFI又はブルートゥースなどの技術に用いられるプロトコルスタック)であってもよい。以下に理解と区分を容易にするために、LTEにおける所定のプロトコルスタックを例として説明する。
プロトコルスタックは、ネットワークにおける各層のプロトコルの合計を指し、一つのネットワークにおけるファイル伝送のプロセス即ち上位層プロトコルから下位層プロトコルへ、さらに下位層プロトコルから上位層プロトコルへのプロセスを鮮やかに反映する。限定ではなく一例として、本発明の実施例では、無線通信に用いられるプロトコルスタックは以下の少なくとも一つのプロトコル層又は複数のプロトコル層の組み合わせを含むことができ、各層のプロトコルに多種のプロトコルエンティティが存在してもよく、限定ではなく一例として、本発明の実施例におけるプロトコルスタックは以下の一種類又複数種類のプロトコル層を含むことができる。
1.無線リソース制御(RRC:Radio Resource Contro)層
限定ではなく一例として、RRC層は主に、
ブロードキャストコアネットワーク非アクセス層によって提供された情報、UEとUTRANの間のRRC接続の確立、再確立、維持及び解放、RRC接続のための無線リソースの割り当て、再割り当て及び解放、RRC接続のモビリティ管理、ページング/通知機能、上位層PDUルーティング機能、要求される品質管理、UE測定レポート及びレポートの制御、開ループ電力制御、RRC制御閉ループ電力制御の設定、初期化セル選択及びアイドルモードのセル再選択、時間校正制御などの機能を含む。
2.パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)層
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、PDCP層は主に情報に対する圧縮及び解凍/暗号化及び暗号化解除に用いられる。
3.無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、RLC層は主に自動再送リクエスト(ARQ:Automatic Repeat Request)と関連する機能を実現し、情報をセグメント化及びカスケードし、又はセグメント化及びカスケードされた情報を再構成することに用いられる。
4.メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)層
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、MAC層は主に伝送フォーマット組み合わせの選択に用いられ、スケジューリングと混合自動再送リクエスト(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)と関連する機能を実現する。
5.物理層(Physical)層
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、PHY層は主にMAC層と上位層に情報伝送サービスを提供し、選択される伝送フォーマット組み合わせに基づいて符号化変調処理又は復調及び復号処理を行うことに用いられる。
6.アダプテーション(ADP:ADPtive)層
本発明の実施例では、アダプテーション層は、ユーザ識別子の識別に用いられてもよく、又は、ユーザ識別子はアダプテーション層で識別されることが可能である。且つ、本発明の実施例では、アダプテーション層は異なる通信プロトコルに属する二つのプロトコル層の間に構成されてもよく、これにより、そのうちの一つのプロトコル層の処理されたデータを、別のプロトコル層が識別して処理することができるデータに変換することができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置におけるプロトコルスタック構成方式は以下の方式を含むことができるが、これらに限定されない。
方式1
図2に示すように、遠隔端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#A1として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#A1は、
第一の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#A1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#A1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#A1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#A1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#A1として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ、図2に示すように、中継端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#B1として記述される)が構成される。
ここで、該プロトコルスタック#B1は、
第一の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#B1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#B1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#B1として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#B1として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
これにより、遠隔端末装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#B1によって処理されたデータを、プロトコルスタック#A1により処理することができ、それに応じて、中継端末装置は、遠隔端末装置のプロトコルスタック#A1によって処理されたデータをプロトコルスタック#B1により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層の構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれ、例えば、該プロトコルスタック#B1にPDCP層が構成されなくてもよく、又は、該プロトコルスタック#B1にPDCP層とRLC層が構成されなくてもよい。
図2に示すように、ネットワーク装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#C1として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#C1は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#C1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#C1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#C1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#C1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#C1として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ図2に示すように、中継端末装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#D1として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#D1は、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#D1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#D1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#D1として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#D1として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
これにより、ネットワーク装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#D1によって処理されたデータをプロトコルスタック#C1により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、ネットワーク装置のプロトコルスタック#C1によって処理されたデータをプロトコルスタック#D1により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれ、例えば、該プロトコルスタック#D1にPDCP層が構成されなくてもよく、又は、該プロトコルスタック#D1にPDCP層とRLC層が構成されなくてもよい。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、PDCP層#B1によって処理されたデータはPDCP層#D1に識別されることが可能であり、且つ、PDCP層#D1によって処理されたデータはPDCP層#B1に識別されることが可能である。
又は、RLC層#B1によって処理されたデータはRLC層#D1に識別されることが可能であり、且つ、RLC層#D1によって処理されたデータはRLC層#B1に識別されることが可能である。
これにより、中継端末装置は、遠隔端末装置からのデータをネットワーク装置が識別できるデータに変換することができ、且つ中継端末装置は、ネットワーク装置からのデータを遠隔端末装置が識別できるデータに変換することができる。
選択可能に、方式1では、中継端末装置のPDCP層#B1とPDCP層#D1の間に、フォーマット変換処理を行うためのアダプテーション層が構成されてもよく、又は、中継端末装置のRLC層#B1とRLC層#D1の間に、フォーマット変換処理を行うためのアダプテーション層が構成されてもよい。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、RRC層#A1はRRC層#C1からの情報を識別することができ、且つ、RRC層#C1はRRC層#A1からの情報を識別することができる。
方式1では、遠隔端末装置からのデータパケット(例えば第一のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層、RLC層又はPDCP層)に解析することができる。且つ、ネットワーク装置からのデータパケット(例えば第三のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層、RLC層又はPDCP層)に解析することができる。
方式2
図3に示すように、遠隔端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#A2として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#A2は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#A2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#A2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#A2として記述される)、
RLC層#A2とLTE/WLAN層A#の間のフォーマット変換処理に用いられてもよく、且つ、端末装置の装置識別子を識別することに用いられてもよいAPD層(以下に理解と説明を容易にするために、APD層#A2として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応する下位層プロトコル層(以下に理解と説明を容易にするために、LTE/WLAN層#A2として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。該D2D通信技術(即ち第一の通信プロトコルに規定された通信技術)が具体的にLTEのサイドリンク技術である場合、該LTE/WLAN層#A2は具体的にMAC層とPHY層であってもよく、該D2D通信技術が他の通信技術、例えばブルートゥース又はWIFI技術などである場合、該LTE/WLAN層#A2は該他の通信技術におけるMAC層と物理層に対応する層であってもよい。
且つ、図3に示すように、中継端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#B2として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#B2は、
第一の通信プロトコルに対応する下位層プロトコル層(以下に理解と説明を容易にするために、LTE/WLAN層#B2として記述される)を含むことができるが、これに限定されない。該D2D通信技術(即ち第一の通信プロトコルに規定された通信技術)が具体的にLTEのサイドリンク技術である場合、該LTE/WLAN層#B2は具体的にMAC層とPHY層であってもよく、該D2D通信技術が他の通信技術、例えばブルートゥース又はWIFI技術などである場合、該LTE/WLAN層#B2は該他の通信技術におけるMAC層と物理層に対応する層であってもよい。
これにより、遠隔端末装置は、中継端末装置のLTE/WLAN層#B2によって処理されたデータをLTE/WLAN層#A2により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、遠隔端末装置のLTE/WLAN層#A2によって処理されたデータをLTE/WLAN層#B2により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれる。例えば、該プロトコルスタック#B2にPDCP層が構成されてもよく、又は、該プロトコルスタック#B2にPDCP層とRLC層が構成されてもよい。
図3に示すように、ネットワーク装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#C2として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#C2は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#C2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#C2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#C2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するAPD層(以下に理解と説明を容易にするために、APD層#C2として記述される)であって、端末装置の装置識別子を識別することに用いられてもよいAPD層#C2、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#C2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#C2として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ図3に示すように、中継端末装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#D2として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#D2は、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#D2として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#D2として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
これにより、ネットワーク装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#D2によって処理されたデータをプロトコルスタック#C2により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、ネットワーク装置のプロトコルスタック#C2によって処理されたデータをプロトコルスタック#D2により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層の構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれる。例えば、該プロトコルスタック#D2にPDCP層が構成されてもよく、又は、該プロトコルスタック#D2にPDCP層とRLC層が構成されてもよい。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、LTE/WLAN層#B2によって処理されたデータはMAC層#D2に識別されてもよく、且つ、MAC層#D2によって処理されたデータはLTE/WLAN層#B2に識別されてもよい。
これにより、中継端末装置は、遠隔端末装置からのデータをネットワーク装置が識別できるデータに変換することができ、且つ中継端末装置は、ネットワーク装置からのデータを遠隔端末装置が識別できるデータに変換することができる。
また、限定ではなく一例として、本発明の実施例では、RRC層#A2はRRC層#C2からの情報を識別することができ、且つ、RRC層#C2はRRC層#A2からの情報を識別することができる。PDCP層#A2はPDCP層#C2からの情報を識別することができ、且つ、PDCP層#C2はPDCP層#A2からの情報を識別することができる。RLC層#A2はRLC層#C2からの情報を識別することができ、且つ、RLC層#C2はRLC層#A2からの情報を識別することができる。APD層#A2はAPD#C2からの情報を識別することができ、且つ、APD層#C2はAPD層#A2からの情報を識別することができる。
方式2では、遠隔端末装置からのデータパケット(例えば第一のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層)に解析することができる。且つ、ネットワーク装置からのデータパケット(例えば第三のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層)に解析することができる。
方式3
図4に示すように、遠隔端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#A3として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#A3は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#A3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#A3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#A3として記述される)、
APD層(以下に理解と説明を容易にするために、APD層#A3として記述される)であって、RLC層#A3とLTE/WLAN層#A3の間のフォーマット変換処理を行うことに用いられ、且つ、該端末装置の装置識別子を識別することに用いられてもよいAPD層#A3、
第一の通信プロトコルに対応する下位層プロトコル層(以下に理解と説明を容易にするために、LTE/WLAN層#A3として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。該D2D通信技術(即ち第一の通信プロトコルに規定された通信技術)が具体的にLTEのサイドリンク技術である場合、該LTE/WLAN層#A3は具体的にMAC層とPHY層であってもよく、該D2D通信技術が他の通信技術、例えばブルートゥース又はWIFI技術などである場合、該LTE/WLAN層#A3は該他の通信技術におけるMAC層と物理層に対応する層であってもよい。
且つ、図4に示すように、中継端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#B3として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#B3は、
第一の通信プロトコルに対応する下位層プロトコル層(以下に理解と説明を容易にするために、LTE/WLAN層#B3として記述される)を含むことができるが、これに限定されない。該D2D通信技術(即ち第一の通信プロトコルに規定された通信技術)が具体的にLTEのサイドリンク技術である場合、該LTE/WLAN層#B3は具体的にMAC層とPHY層であってもよく、該D2D通信技術が他の通信技術、例えばブルートゥース又はWIFI技術などである場合、該LTE/WLAN層#B3は該他の通信技術におけるMAC層と物理層に対応する層であってもよい。
これにより、遠隔端末装置は、中継端末装置のLTE/WLAN層#B3によって処理されたデータをLTE/WLAN層#A3により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、遠隔端末装置のLTE/WLAN層#A3によって処理されたデータをLTE/WLAN層#B3により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層の構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれる。例えば、該プロトコルスタック#B3にPDCP層が構成されてもよく、又は、該プロトコルスタック#B3にPDCP層とRLC層が構成されてもよい。
図4に示すように、ネットワーク装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#C3として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#C3は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#C3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#C3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#C3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#C3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#C3として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ図4に示すように、中継端末装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#D3として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#D3は、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#D3として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#D3として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
これにより、ネットワーク装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#D3によって処理されたデータをプロトコルスタック#C3により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、ネットワーク装置のプロトコルスタック#C3によって処理されたデータをプロトコルスタック#D3により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、通信を実現できる他のプロトコル層の構成がいずれも本発明の保護範囲に含まれる。例えば、該プロトコルスタック#D3にPDCP層が構成されてもよく、又は、該プロトコルスタック#D3にPDCP層とRLC層が構成されてもよい。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、LTE/WLAN層#B3とMAC層#D3の間にもAPD層(以下に以下に理解と説明を容易にするために、APD層#B3として記述される)が構成されてもよく、該APD層#B3はLTE/WLAN層#B3とMAC層#D3の間のフォーマット変換処理を行うことに用いられてもよく、且つ、該APD層#B3は端末装置の装置識別子を識別することに用いられてもよい。これにより、LTE/WLAN層#B3によって処理されたデータはMAC層#D3に識別されてもよく、且つ、MAC層#D2によって処理されたデータはLTE/WLAN層#B3に識別されてもよい。
これにより、中継端末装置は、遠隔端末装置からのデータをネットワーク装置が識別できるデータに変換することができ、且つ、中継端末装置はネットワーク装置からのデータを遠隔端末装置が識別であるデータに変換することができる。
また、限定ではなく一例として、本発明の実施例では、RRC層#A3はRRC層#C3からの情報を識別することができ、且つ、RRC層#C3はRRC層#A3からの情報を識別することができる。PDCP層#A3はPDCP層#C3からの情報を識別することができ、且つ、PDCP層#C3はPDCP層#A3からの情報を識別することができる。RLC層#A3はRLC層#C3からの情報を識別することができ、且つ、RLC層#C3はRLC層#A3からの情報を識別することができる。
方式3では、遠隔端末装置からのデータパケット(例えば第一のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層)に解析することができる。且つ、ネットワーク装置からのデータパケット(例えば第三のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL2層(即ちMAC層)に解析することができる。
方式4
図5に示すように、遠隔端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#A4として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#A4は、
第一の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#A4として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#A4として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#A4として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#A4として記述される)、
第一の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#A4として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ、図5に示すように、中継端末装置には第一の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#B4として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#B4は、
第一の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#B4として記述される)を含むことができるが、これに限定されない。
これにより、遠隔端末装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#B4によって処理されたデータをプロトコルスタック#A4により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、遠隔端末装置のプロトコルスタック#A4によって処理されたデータをプロトコルスタック#B4により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されない。
図5に示すように、ネットワーク装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#C4として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#C4は、
第二の通信プロトコルに対応するRRC層(以下に理解と説明を容易にするために、RRC層#C4として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPDCP層(以下に理解と説明を容易にするために、PDCP層#C4として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するRLC層(以下に理解と説明を容易にするために、RLC層#C4として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するMAC層(以下に理解と説明を容易にするために、MAC層#C4として記述される)、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#C4として記述される)を含むことができるが、これらに限定されない。
且つ図5に示すように、中継端末装置には第二の通信プロトコルに対応するプロトコルスタック(以下に理解と説明を容易にするために、プロトコルスタック#D4として記述される)が構成されている。
ここで、該プロトコルスタック#D4は、
第二の通信プロトコルに対応するPHY層(以下に理解と説明を容易にするために、PHY層#D4として記述される)を含むことができるが、これに限定されない。
これにより、ネットワーク装置は、中継端末装置のプロトコルスタック#D1によって処理されたデータをプロトコルスタック#C4により処理することができ、それに対応して、中継端末装置は、ネットワーク装置のプロトコルスタック#C4によって処理されたデータをプロトコルスタック#D4により処理することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙された各装置に構成されるプロトコルスタックに含まれるプロトコル層は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されない。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、PHY層#B4によって処理されたデータはPHY層#D4に識別されてもよく、且つ、PHY層#D4によって処理されたデータはPHY層#B4に識別されてもよい。
これにより、中継端末装置は、遠隔端末装置からのデータをネットワーク装置が識別できるデータに変換することができ、且つ中継端末装置は、ネットワーク装置からのデータを遠隔端末装置が識別できるデータに変換することができる。
説明すべきものとして、方式4では、第一の通信プロトコルと第二の通信プロトコルは同じであってもよく、又は、第一の通信プロトコルと第二の通信プロトコルは異なってもよく、本発明において特定に限定されない。且つ、本発明の実施例では、例えば、第一の通信プロトコルと第二の通信プロトコルが異なる場合、中継端末装置のPHY層#B4とPHY層#D4の間にフォーマット変換を行うためのアダプテーション層が構成されてもよい。
また、限定ではなく一例として、本発明の実施例では、RRC層#A4はRRC層#C4からの情報を識別することができ、且つ、RRC層#C3はRRC層#A4からの情報を識別することができる。PDCP層#A4はPDCP層#C4からの情報を識別することができ、且つ、PDCP層#C4はPDCP層#A4からの情報を識別することができる。RLC層#A4はRLC層#C4からの情報を識別することができ、且つ、RLC層#C4はRLC層#A4からの情報を識別することができる。MAC層#A4はMAC層#C4からの情報を識別することができ、且つ、MAC層#C4はMAC層#A4からの情報を識別することができる。
方式4では、遠隔端末装置からのデータパケット(例えば第一のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL1層(即ちPHY層)に解析することができる。且つ、ネットワーク装置からのデータパケット(例えば第三のアクセス層データパケット)に対して、中継端末装置はL1層(即ちPHY層)に解析することができる。
選択可能に、該アダプテーション層はMAC層とRLC層の間に位置してもよいし、RLC層とPDCP層の間に位置してもよく、本発明の実施例はこれに限定されない。本発明の実施例では、アダプテーション層はD2D端末装置の装置識別子を識別することに用いられてもよく、又は、選択可能に、アダプテーション層は中継伝送を示すための中継特定論理チャネル識別子(LCID:Logical Channel Identifier)を識別することに用いられてもよく、また、選択可能に、該アダプテーション層は、下位層から受信された、様々なD2D通信技術を用いて伝送されたデータを通信技術と関連しない形態に変換し、且つ選択可能に、処理されたデータを上位層に伝送して処理することに用いられてもよい。選択可能に、該中継特定論理チャネル識別子は中継データを識別することに用いられてもよい。即ち、本発明の実施例では、中継データを中継特定論理チャネル識別子で識別することができるが、本発明の実施例はこれに限定されない。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、遠隔端末装置におけるプロトコルスタック及びネットワーク装置におけるプロトコルスタックに少なくとも一つのプロトコル層(例えば図2から図5における遠隔端末装置とネットワーク装置の間に直線で接続されるプロトコル層)が対応し、即ち、遠隔端末装置とネットワーク装置は該対応するプロトコル層によって相手先からのデータ又は情報を識別することができる。
図6は中継端末装置を視点として説明する本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法200の概略的なフローチャートである。図6に示すように、該方法200は、S210〜S260を含む。
S210において、該中継端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信し、該第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S220において、該中継端末装置が該第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成し、該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S230において、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信する。
S240において、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信し、該第三のアクセス層データパケットが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該RRC接続確立メッセージが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づいて生成されるものであり、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S250において、該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成し、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S260において、該中継端末装置は該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置へ該第四のアクセス層データパケットを送信する。
具体的には、本発明の実施例では、遠隔端末装置がRRC接続を確立する必要がある場合、RRC接続確立リクエストメッセージ(RRC connection setup request message)を生成することができ、ここで、RRC接続確立リクエストメッセージを生成するための方法及びプロセスは従来技術と同様であってもよいので、ここで、繰り返し説明を避けるために、その詳細な説明を省略する。
その後、遠隔端末装置は遠隔端末装置に構成されるプロトコルスタック(又はプロトコル層)によってRRC接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、データパケット#1(即ち第一のアクセス層データパケットの一例)を生成することができる。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第一のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#1はMAC層PUDであってもよく、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを意味することができる。
又は、該データパケット#1はPHY層データパケットであってもよく、PHY層データパケットはデータ層の最外層又は最上層が装置のPHY層でカプセル化されることを意味することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#1の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#1がRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#1の最外層又は最上層がRLC層又はPDCP層である。
選択可能に、遠隔端末装置と中継端末装置のプロトコルスタックがさらにアダプテーション層を含む場合、データパケット#1の具体的な形態はPC5インタフェースに用いられるD2D通信技術に対応してもよい。例えば、該D2D通信技術がLTEのサイドリンク技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#1は具体的にMAC PDUであってもよく、該D2D通信技術がブルートゥース又はWIFI技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#1は具体的にブルートゥース又はWIFI技術におけるMAC PDUに対応するデータパケットであってもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。
且つ、該データパケット#1は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができ、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置を一意的に示すことに用いられ、且つ該遠隔端末装置の装置識別子が該中継端末装置に識別されてもよく、例えば、該中継端末装置はMAC層によって遠隔端末装置の装置識別子を識別することができるが、本発明の実施例はこれに限定されない。ここで、装置識別子は該端末装置の装置情報、例えば電話番号などであってもよい。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子は該遠隔端末装置の特定識別子を含むことができ、該遠隔端末装置の特定識別子が中継端末装置において該遠隔端末装置を一意的に識別することに用いられる。該特定識別子は予め定義されてもよいし、ネットワーク装置によって設定されてもよい。該特定識別子の長さはシグナリングオーバーヘッドを削減するように端末装置識別子の長さより短くてもよい。例えば、該特定識別子はL2層識別子、即ち装置のL2層でカプセル化及び解析された識別子であってもよい。ここで、該L2層識別子は予め定義されてもよく、又はネットワーク装置により遠隔端末装置に割り当てられてもよく、例えば該L2層識別子は、ネットワーク装置が該遠隔端末装置に対してベアラを確立する過程に該遠隔端末装置に割り当てたものであるが、本発明の実施例はこれに限定されない。選択可能に、該L2層識別子はPDCP層、RLC層又はMAC層に設定されてもよく、即ちPDCP層、RLC層又はMAC層によってカプセル化及び解析される。
選択可能に、該遠隔端末装置とネットワーク装置のL2がさらに独立したアダプテーション層を含む場合、該L2層識別子はアダプテーション層又はD2D通信技術における対応層に設定されてもよく、例えば、中継端末装置と遠隔端末装置の間のPC5インタフェースがサイドリンク技術を用いると、該L2層識別子はMAC層に設定されてもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。
遠隔端末装置とネットワーク装置が独立したアダプテーション層を有し、且つ該アダプテーション層によって遠隔端末装置の装置識別子をカプセル化及び解析する場合、遠隔端末装置又はネットワーク装置がデータを送信する必要がある時に、データを順次PDCP層、RLC層とアダプテーション層でカプセル化することができる。ここで、アダプテーション層に遠隔端末装置の装置識別子(例えばL2層識別子)を含むことができるが、本発明の実施例はこれに限定されない。選択可能に、遠隔端末装置とネットワーク装置が独立したアダプテーション層を有せず、且つMAC層によって遠隔端末装置の装置識別子を解析及びカプセル化する場合、遠隔端末装置又はネットワーク装置がデータを送信する必要がある時に、例えばネットワーク装置がネットワーク側の遠隔端末装置からのデータを受信した場合、データを順次PDCP層、RLC層とMAC層でカプセル化することができ、ここで、MAC層に該遠隔端末装置の装置識別子(例えばL2層識別子)を含むことができるが、本発明の実施例はこれに限定されない。
その後、遠隔端末装置は例えばPC5インタフェースを介して中継端末装置へ該データパケット#1を送信することができる。
本発明の実施例では、該データパケット#1は該遠隔端末装置と該中継端末装置の間の通信ルール(即ち第一の通信プロトコルルール)に従うデータパケットである。これにより、中継端末装置は該データパケット#1を受信することができ、且つ、該中継端末装置とネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に基づいて該データパケット#1をカプセル化し、該第二の通信プロトコルルールに従うデータパケット(即ち第二のアクセス層データパケットの一例であり、以下に理解と説明を容易にするために、データパケット#2と記述される)を生成することができる。
選択可能に、該第二のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第二のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#2はMAC層PUDであってもよく、ここで、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを示すことができる。
又は、該データパケット#2はPHY層データパケットであってもよく、ここで、PHY層データパケットはデータの最外層又は最上層が装置のPHY層でカプセル化されることを示すことができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#2の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#2はRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#2のデータの最外層又は最上層がRLC層又はPDU層である。
且つ、該データパケット層#2は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができる。
その後、中継端末装置は例えばuuインタフェースを介してネットワーク装置へ該データパケット#2を送信することができる。
本発明の実施例では、該データパケット#2は該中継端末装置と該ネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に従うデータパケットである。そのため、ネットワーク装置は該データパケット#2を受信することができ、且つ、該中継端末装置とネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に基づいて該データパケット#2をデカプセル化することができ、これにより、該遠隔端末装置の装置識別子、及びRRC接続確立リクエストを取得することができる。
さらに、ネットワーク装置は該遠隔端末装置の装置識別子に基づいて該遠隔端末装置を確定し、該RRC接続確立リクエストに基づいて該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立することができ、且つ、ネットワーク装置は該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージを生成することができる。
ここで、ネットワーク装置はRRC接続を確立及びRRC接続確立メッセージを生成するプロセスは従来技術と同様であってもよいので、繰り返し説明を避けるために、その詳細な説明を省略する。
その後、ネットワーク装置はネットワーク装置に構成されるプロトコルスタック(又はプロトコル層)によってRRC接続確立メッセージをカプセル化し、データパケット#3(即ち第三のアクセス層データパケットの一例)を生成することができる。
選択可能に、該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットである。
該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#3はMAC層PUDであってもよく、ここで、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを示すことができる。
又は、該データパケット#3はPHY層データパケットであってもよく、ここで、PHY層データパケットはデータの最外層又は最上層が装置のYHY層でカプセル化されることを意味することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#3の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#3はRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#1の最外層又は最上層はRLC層又はPDCP層である。
且つ、該データパケット#3は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができる。
その後、ネットワーク装置は例えばuuインタフェースを介して中継端末装置へ該データパケット#3を送信することができる。
本発明の実施例では、該データパケット#3は該ネットワーク装置と該中継端末装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に符合するデータパケットである。これにより、中継端末装置は該データパケット#3を受信することができ、且つ、該中継端末装置と遠隔端末装置の間の通信ルール(即ち第一の通信プロトコルルール)に基づいて該データパケット#3をデカプセル化し、該第一の通信プロトコルに符合するデータパケット(即ち第四のアクセス層データパケットの一例であり、以下に理解と説明を容易にするために、データパケット#4と記述される)を生成することができる。
選択可能に、該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#4はMAC層PUDであってもよく、ここで、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを意味することができる。
又は、該データパケット#4はPHY層データパケットであってもよく、ここで、PHY層データパケットはデータ層の最外層又は最上層が装置のPHY層でカプセル化されることを意味することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#4の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#4がRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#4の最外層又は最上層がRLC層又はPDCP層である。
選択可能に、遠隔端末装置と中継端末装置のプロトコルスタックがさらにアダプテーション層を含む場合、データパケット#4の具体的な形態はPC5インタフェースに用いられるD2D通信技術に対応してもよい。例えば、該D2D通信技術がLTEのサイドリンク技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#4は具体的にMAC PDUであってもよく、該D2D通信技術がブルートゥース又はWIFI技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#4は具体的にブルートゥース又はWIFI技術におけるMAC PDUに対応するデータパケットであってもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。
且つ、該データパケット#4は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができる。
その後、中継端末装置は例えばPC5インタフェースを介して該データパケット#4を遠隔端末装置に送信することができる。本発明の実施例では、該データパケット#4は該中継棚端末装置と該遠隔端末装置の間の通信ルール(即ち第一の通信プロトコルルール)に従うデータパケットである。これにより、遠隔端末装置は該データパケット#4を受信することができ、且つ、該遠隔端末装置におけるプロトコルスタックに基づいて該データパケット#4をデカプセル化することができ、これにより、該遠隔端末装置の装置識別子、及びRRC接続確立メッセージを取得することができる。
さらに、遠隔端末装置は該遠隔端末装置の装置識別子とRRC接続確立メッセージに基づき、ネットワーク装置が該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立したことを確定することができる。
選択可能に、該方法はさらに、
該中継端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置から送信された第五のアクセス層データパケットを受信し、該第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該RRC接続確立完了メッセージが該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づいて生成されるものであることと、
該中継端末装置が該第五のアクセス層データパケットに基づき、第六のアクセス層データパケットを生成し、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、
該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第六のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
具体的には、遠隔端末装置が該遠隔端末装置の装置識別子とRRC接続確立メッセージに基づき、ネットワーク装置が該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立したことを確定することができる場合、遠隔端末装置は、RRC接続確立完了メッセージを生成することができ、ここで、遠隔端末装置がRRC接続確立完了メッセージを生成するプロセスは従来技術と同様であってもよいので、繰り返し説明を避けるために、その詳細な説明を省略する。
その後、遠隔端末装置は遠隔端末装置に構成されるプロトコルスタック(又はプロトコル層)によってRRC接続確立完了メッセージをカプセル化し、データパケット#5(即ち第五のアクセス層データパケットの一例)を生成することができる。
選択可能に、該第五のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第五のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#5はMAC層PUDであってもよく、ここで、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを意味することができる。
又は、該データパケット#5はPHY層データパケットであってもよく、ここで、PHY層データパケットはデータ層の最外層又は最上層が装置のPHY層でカプセル化されることを意味することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#5の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#5はRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#1の最外層又は最上層はRLC層又はPDCP層である。
選択可能に、遠隔端末装置と中継端末装置のプロトコルスタックがさらにアダプテーション層を含む場合、データパケット#5の具体的な形態はPC5インタフェースに用いられるD2D通信技術に対応してもよい。例えば、該D2D通信技術がLTEのサイドリンク技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#5は具体的にMAC PDUであってもよく、該D2D通信技術がブルートゥース又はWIFI技術である場合、該PC5インタフェースによって伝送されるデータパケット#5は具体的にブルートゥース又はWIFI技術におけるMAC PDUに対応するデータパケットであってもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。
且つ、該データパケット#5は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができる。
その後、遠隔端末装置は例えばPC5インタフェースを介して中継端末装置へ該データパケット#5を送信することができる。
本発明の実施例では、該データパケット#5は該遠隔端末装置と該中継端末装置の間の通信ルール(即ち第一の通信プロトコルルール)に従うデータパケットである。これにより、中継端末装置は該データパケット#5を受信することができ、且つ、該中継端末装置とネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に基づいて該データパケット#5をカプセル化し、該第二の通信プロトコルルールに従うデータパケット(即ち第六のアクセス層データパケットの一例であり、以下に理解と説明を容易にするために、データパケット#6と記述される)を生成することができる。
選択可能に、該第六のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第六のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
具体的には、本発明の実施例では、例えば、該データパケット#6はMAC層PUDであってもよく、ここで、MAC層PUDはデータの最外層又は最上層が装置のMAC層でカプセル化されることを意味することができる。
又は、該データパケット#6はPHY層データパケットであってもよく、ここで、PHY層データパケットはデータの最外層又は最上層が装置のPHY層でカプセル化されることを意味することができる。
理解すべきものとして、以上に列挙されたデータパケット#6の形態は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、該データパケット#6はRLC PDU又はPDCP PDUであってもよく、即ち、該データパケット#6のデータの最外層又は最上層がRLC層又はPDU層であることを理解すべきである。
且つ、該データパケット層#6は遠隔端末装置の装置識別子(又は識別子情報)を含むことができる。
その後、中継端末装置は例えばuuインタフェースを介してネットワーク装置へ該データパケット#6を送信することができる。
本発明の実施例では、該データパケット#6は該中継端末装置と該ネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に従うデータパケットである。そのため、ネットワーク装置は該データパケット#6を受信することができ、且つ、該中継端末装置とネットワーク装置の間の通信ルール(即ち第二の通信プロトコルルール)に基づいて該データパケット#6をデカプセル化することができ、これにより、該遠隔端末装置の装置識別子、及びRRC接続確立完了を取得することができる。
さらに、ネットワーク装置は該遠隔端末装置の装置識別子に基づいて該遠隔端末装置を確定し、該RRC接続確立完了メッセージに基づいて
該RRC接続確立が完了されたことを確定することができる。
以下に本発明の実施例における遠隔端末装置の装置識別子の伝送方式を説明する。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、以下の方式により遠隔端末装置の装置識別子を伝送することができる。
方式a
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってL2層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また、
該方法はさらに、
該中継端末装置がL2層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、
該中継端末装置がL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
具体的には、例えば、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置におけるプロトコルスタックが図2に示すように構成される場合、中継端末装置にL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)が構成され、即ち、中継端末装置は受信されたデータパケットをL2層で解析することができる。
これにより、該遠隔端末装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子を該データパケット#1に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#1に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はL2層(MAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#2内にカプセル化することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#2に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
同様に、ネットワーク装置はL2層(MAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#3に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#3に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はL2層(MAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#4に追加することができる。
遠隔端末装置は該データパケット#4に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
さらに、該遠隔端末装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#5に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#5に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#6に追加することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#6に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
方式b
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子は該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子は該ネットワーク装置によってアダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
具体的には、例えば、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置におけるプロトコルスタックが図3に示すように構成される場合、遠隔端末装置とネットワーク装置の間にアダプテーション層が構成される。
これにより、該遠隔端末装置はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該データパケット#1に追加することができる。
この場合、中継端末装置にアダプテーション層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#1を直接カプセル化し、データパケット#2を生成することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#2に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
同様に、ネットワーク装置はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#3に追加することができる。
この場合、中継端末装置にアダプテーション層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#3を直接カプセル化し、データパケット#4を生成することができる。
遠隔端末装置は該データパケット#4に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
さらに、該遠隔端末装置はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#5に追加することができる。
この場合、中継端末装置にアダプテーション層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#5を直接カプセル化し、データパケット#6を生成することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#6に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#6に対してアダプテーション層の検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
方式c
該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また、
該方法はさらに、
該中継端末装置がアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該中継端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、
該中継端末装置がL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該中継端末装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
具体的には、例えば、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置におけるプロトコルスタックが図4に示すように構成される場合、遠隔端末装置と中継端末装置の間にアダプテーション層が構成され、即ち中継端末装置は受信されたデータパケットをアダプテーション層で解析することができる。
これにより、該遠隔端末装置はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該データパケット#1に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#1に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#2内にカプセル化することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#2に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
同様に、ネットワーク装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#3に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#3に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#4にカプセル化することができる。
遠隔端末装置は該データパケット#4に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
さらに、該遠隔端末装置はアダプテーション層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子を該データパケット#5に追加することができる。
中継端末装置は該データパケット#5に対してアダプテーション層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
且つ、中継端末装置はL2層(例えばMAC層、RLC層又はPDCP層)で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#6にカプセル化することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#6に対してL2層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
方式d
該遠隔端末装置の装置識別子は該遠隔端末装置によってRRC層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子は該ネットワーク装置によってRRC層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
具体的には、例えば、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置におけるプロトコルスタックが図5に示すように構成される場合、遠隔端末装置とネットワーク装置にRRC層が構成されるが、中継端末装置にRRC層が構成されないため、受信されたデータパケットに対してRRC層解析を行うことができない。
これにより、該遠隔端末装置はRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該データパケット#1に追加することができる。
この場合、中継端末装置にRRC層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#1を直接カプセル化し、データパケット#2を生成することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#2に対してRRC層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
同様に、ネットワーク装置はRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#3に追加することができる。
この場合、中継端末装置にRRC層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#3を直接カプセル化し、データパケット#4を生成することができる。
遠隔端末装置は該データパケット#4に対してRRC層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
さらに、該遠隔端末装置はRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子をデータパケット#5に追加することができる。
この場合、中継端末装置にRRC層が構成されず、例えば、該遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#5を直接カプセル化し、データパケット#6を生成することができる。
ネットワーク装置は該データパケット#6に対してRRC層検出を行って、該遠隔端末装置の装置識別子を取得することができる。
本発明の実施例では、遠隔端末装置、中継端末装置とネットワーク装置の間に伝送されるパケットに論理チャネル識別子(LCID:Logical Channel Identifier)フィールド(又はベアラ識別子フィールド)を含むこともできる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、以下の方式によりLCIDを追加することができる。
方式X
該方式Xでは、中継端末装置は遠隔端末装置によって該データパケット#1に追加されたLCIDを取得することができる。
これにより、本発明の実施例では、選択可能に、該方法は、さらに、
該中継端末装置が該第一のアクセス層データパケットから第一の論理チャネル識別子を取得し、該第一の論理チャネル識別子が遠隔端末装置によって第一のベアラに基づいて確定されるものであることと、
該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定し、ここで、該ネットワーク装置が該第二の論理チャネル識別子に基づいて該第一のベアラを確定することができることと、
該中継端末装置が該第二の論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
具体的には、本発明の実施例では、遠隔端末装置はプリセットルール(即ち第一のプリセットルール又は第三のプリセットルールの一例であり、以下に理解と区別を容易にするために、プリセットルール#1と記述される)又はネットワーク装置の指示に基づき、該データパケット#1に追加される必要があるLCID(即ち第一の論理チャネル識別子の一例であり、以下に理解と区分を容易にするために、LCID#1と記述される)を確定することができる。
次の表1は該プリセットルール#1の一例を示す。
理解すべきものとして、以上に列挙された表1におけるベアラとLCIDの間のマッピング関係は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されない。
且つ、本発明の実施例では、該LCID#1は、該遠隔端末装置がL2層(具体的にはMAC層)で該データパケット#1を処理するために用いる論理チャネルを表すことができ、且つ、該LCID#1は、該遠隔端末装置が該データパケット#1を処理(又は伝送)するために用いるベアラ(即ち第一のベアラの一例であり、以下に理解と区分を容易にするために、ベアラ#1と記述される)を示すことができる。
選択可能に、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定することは、
該第一の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定することを含む。
具体的には、本発明の実施例では、該LCID#1がネットワーク装置(例えば、中継端末装置によって転送されたRRCシグナリングにより)から該遠隔端末装置に割り当てられる場合、該中継端末装置はLCID#1(即ち第二の論理チャネル識別子の一例)をデータパケット2内に直接カプセル化することができ、これにより、ネットワーク装置は、該データパケット#2を受信した後、該LCID#1に基づいて該データパケット#2に対応するベアラを確定することができる。
又は、選択可能に、該中継端末装置が該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定することは、
該第一の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置に記憶された第一のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第一のプリセットルールの下で、該第一の論理チャネル識別子が該第一のベアラに対応する場合、該中継端末装置が第二のプリセットルールの下での該第一のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定し、ここで、該第二のプリセットルール情報が該ネットワーク装置に記憶されることを含む。
具体的には、該LCID#が遠隔端末装置によってプリセットルール#1に基づいて確定された場合、該中継端末装置はプリセットルール#1に基づき、LCID#1に対応するベアラ(即ちベアラ#1)を確定することができ、且つ、プリセットルール#2(即ち第二のプリセットルールの一例)での該ベアラ#1に対応するLCID(即ち第二の論理チャネル識別子の一例であり、以下に理解と説明を容易にするために、LCID#2と記述される)を確定することができる。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、該プリセットルール#2はネットワーク装置に記憶されたプリセットルールであり、且つ、ネットワーク装置はプリセットルール#2に基づいて各ベアラと各LCIDとの対応関係を確定する。
次の表2は該プリセットルール#1の一例を示す。
理解すべきものとして、以上に列挙された表2におけるベアラとLCIDの間のマッピング関係は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されない。
この場合、該中継端末装置はLCID#2をデータパケット#2にカプセル化することができ、これにより、ネットワーク装置は該データパケット#2を受信した後、該LCID#2に基づいて該表2から該LCID#2に対応するベアラ(即ちベアラ#1)を検索することができる。
同様の方式により、中継端末装置はデータパケット#4に追加された論理チャネル識別子を確定することができ、即ち、
該方法はさらに、
該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットから第四の論理チャネル識別子を取得し、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって第二のベアラに基づいて確定されるものであることと、
該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定し、ここで、該遠隔端末装置が該第五の論理チャネル識別子に基づいて該第二のベアラを確定することができることと、
該中継端末装置が該第五の論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
選択可能に、該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定することは、
該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該中継端末装置が該第四の論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定することと、
該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該ネットワーク装置に記憶された第四のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第四のプリセットルールの下で、該第四の論理チャネル識別子が該第二のベアラに対応する場合、該中継端末装置が第五のプリセットルールの下での該第二のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定し、ここで、該第五のプリセットルール情報が該遠隔端末装置に記憶されることとを含む。
方式Y
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該方法はさらに、
該中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化し、該ネットワーク装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が、該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
具体的には、本発明の実施例では、遠隔端末装置とネットワーク装置の間にアダプテーション層が構成され、且つ中継端末装置にアダプテーション層が構成されず、且つ、データパケット#1の論理チャネル識別子(LCID#1)が遠隔端末装置によってアダプテーション層でデータパケット#1に追加される場合、中継端末装置にアダプテーション層が構成されないため、中継端末装置はLCID#1を取得することができない。
且つ、本発明の実施例では、事前設定又は協議などの方式により、中継データを示すためのプリセット論理チャネル識別子(LCID#0と記述される)を規定することができ、且つ、ネットワーク装置と遠隔端末装置が該LCID#0を検出した場合に、該データをアダプテーション層に伝送し、且つアダプテーション層で該データのLCIDを取得する必要があることを規定することができる。
これにより、この場合、中継端末装置は該LCID#0をデータパケット#2に追加されたLCIDとすることができる。
さらに、ネットワーク装置は、該データパケット#2を受信し、且つデータパケット#2にLCID#0が含まれることを検出した場合、該データパケット#2が中継データであることを確定することができ、且つアダプテーション層で該データパケット#2に対して処理し、これによりLCID#1を取得することができる。
同様の方式により、中継端末装置はデータパケット#4に追加された論理チャネル識別子を確定することができ、即ち、
該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該方法はさらに、
該中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化し、該遠隔端末装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
本発明の実施例によるRRC接続を確立するための方法では、上記の方式でデータにLCIDを追加することにより、ネットワーク装置と遠隔端末装置は同じベアラを用いてデータパケットを処理することができ、それによってデータ処理の正確性を確保し、伝送の信頼性を向上させることができる。
選択可能に、該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成する前に、該方法はさらに、
該中継端末装置が該第三のアクセス層データパケットに特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIが含まれることを確定し、該特定論理チャネル識別子が該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられ、該特定RNTIが該第三のアクセス層データパケットが中継であることを示すことに用いられることを含む。
具体的には、本発明の実施例では、通信プロトコルの規定又は協議などの方式により特定論理チャネル識別子を定めることができ、一つのデータパケットに該特定論理チャネル識別子が含まれる場合、その受信側装置は該データパケットが中継データであり、即ち、他の装置に送信される必要があることを識別することができる。
これにより、ネットワーク装置は特定論理チャネル識別子を第三のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、限定ではなく一例として、ネットワーク装置はL2層(例えばMAC層)で該特定論理チャネル識別子を第三のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、これにより、中継端末装置にL2層プロトコル層が構成される場合、該L2層で該第三のアクセス層データパケットから特定論理チャネル識別子を取得し、さらに該第三のアクセス層データパケットにおけるデータが遠隔端末装置へ送信される必要があることを確定することができる。
又は、本発明の実施例では、通信プロトコルの規定又は協議などの方式により無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Tempory Identity)、例えば特定セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI: Cell Radio Network Temporary Identifier)を定めることができ、一つのデータパケットに該特定RNTI(例えば特定C−RNTI)が含まれる場合、その受信側装置は該データパケットが中継であり、即ち、他の装置に送信される必要があることを識別することができる。
これにより、ネットワーク装置は特定RNTIを第三のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、限定ではなく一例として、ネットワーク装置はL1層(例えばPHY層)で該特定RNTIを第三のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、それによって中継端末装置は該L1層(例えばPHY層)で該第三のアクセス層データパケットから特定RNTIを取得し、さらに該第三のアクセス層データパケットにおけるデータが遠隔端末装置に送信される必要があることを確定することができる。
本発明の実施例によるRRC接続を確立するための方法では、ネットワーク装置が特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIを第三のアクセス層データパケットにカプセル化することにより、中継端末装置は該特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIに基づき、第三のアクセス層データパケットに遠隔端末装置への送信を必要とする中継データが含まれることを確定することができ、それによって通信の信頼性をさらに向上させることができる。
選択可能に、該方法はさらに、
該中継端末装置が特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIを第二のアクセス層データパケットにカプセル化することを含む。
具体的には、本発明の実施例では、通信プロトコルの規定又は協議などの方式により特定論理チャネル識別子を定めることができ、一つのデータパケットに該特定論理チャネル識別子が含まれる場合、その受信側装置は該データパケットが中継データであり、即ち、他の装置に送信される必要があることを識別することができる。
これにより、中継端末装置は特定論理チャネル識別子を第二のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、限定ではなく一例として、中継端末装置はL2層(例えばMAC層)で該特定論理チャネル識別子を第二のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、これにより、ネットワーク装置は該第二のアクセス層データパケットを受信した後、L2層で該特定論理チャネル識別子を取得し、さらに該第二のアクセス層データパケットにおけるデータが中継データ(即ち遠隔端末装置から送信されるデータ)であることを確定することができる。
又は、本発明の実施例では、通信プロトコルの規定又は協議などの方式により無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Tempory Identity)、例えば特定セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI:Cell Radio Network Temporary Identifier)を定めることができ、一つのデータパケットに該特定RNTI(例えば特定C−RNTI)が含まれる場合、その受信側装置は該データパケットが中継であり、即ち、他の装置に送信される必要があることを識別することができる。
これにより、中継端末装置は特定RNTIを第二のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、限定ではなく一例として、ネットワーク装置はL1層(例えばPHY層)で該特定RNTIを第二のアクセス層データパケットにカプセル化することができ、それによってネットワーク装置は該L1層(例えばPHY層)で該第二のアクセス層データパケットから特定RNTIを取得し、さらに該第二のアクセス層データパケットにおけるデータが中継データ(即ち遠隔端末装置から送信されたデータ)であることを確定することができる。
本発明の実施例によるRRC接続を確立するための方法では、中継端末装置が特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIを第二のアクセス層データパケットにカプセル化することにより、ネットワーク装置は該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを容易に確定することができ、それによって処理効率及び通信の信頼性を向上させることができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、中継端末装置は以下の方式でネットワーク装置へデータパケット#2を送信することができ、即ち、
選択可能に、該中継端末装置は該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することは、
該中継端末装置が第一のマッピング関係を取得し、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むことと、
該中継端末装置が該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第一のマッピング関係情報に基づき、第一のアップリンクチャネルを確定し、該第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応することと、
該中継端末装置が該第一のアップリンクチャネルを介して該ネットワーク装置へリソースリクエストメッセージを送信することと、
該中継端末装置が該ネットワーク装置から送信された第一のスケジューリング情報を受信し、該第一のスケジューリング情報が第一の伝送リソースを示すことに用いられ、該第一の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであることと、
該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
具体的には、中継端末装置はPC5インタフェースにおける特定の変調レベルに応じて対応するデータ(即ちデータパケット#1)を復号することができ、且つ、該データパケット#1に基づいてデータパケット#2を生成することができる。
且つ、中継端末装置はデータパケット#1又はデータパケット#2のデータ量の大きさに応じて、特定の(例えば第一のマッピング関係に応じて確定された)PUCCHリソース(即ち第一のアップリンクチャネルの一例)を選択してリソースリクエストメッセージ(即ち第一のスケジューリング情報の一例)を送信することができる。ここで、特定のPUCCHとデータ量の大きさ又はデータ量区間は一定のマッピング関係が存在する(例えば第一のマッピング関係によって示される)。ネットワーク装置が該PUCCHにおけるリソースリクエストメッセージを受信した場合、マッピング関係(即ち第一のマッピング関係に示されるマッピング関係)に応じて、データパケット#2のデータ量の大きさを確定し、PDCCHにアップリンクグラントが含まれる。ここで、特定のPUCCHリソースは時間周波数リソースを含み、時間領域リソースが周期、オフセット値などを含むことができ、周波数領域リソースが異なる物理リソースブロックPRB位置などを含むことができる。
又は、選択可能に、該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することは、
該中継端末装置が第二のマッピング関係情報を取得し、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むことと、
該中継端末装置が該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第一のマッピング関係情報に基づき、第一のプリアンブルを確定し、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応することと、
該中継端末装置が該ネットワーク装置へ該第一のプリアンブルを送信することと、
該中継端末装置が該ネットワーク装置から送信された第二のスケジューリング情報を受信し、該第二のスケジューリング情報が第二の伝送リソースを示すことに用いられ、該第二の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであることと、
該中継端末装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信することを含む。
具体的には、中継端末装置がPC5インタフェースにおける特定の変調レベルに応じて対応するデータ(即ちデータパケット#1)を復号することができ、且つ、該データパケット#1に基づいてデータパケット#2を生成することができる。
且つ、中継端末装置は中継端末装置のデータ量の大きさに応じて対応する(例えば第二のマッピング関係に応じて確定された)プリアンブル(preamble)(即ち第一のプリアンブルの一例)を選択してUuインタフェースにおいて送信することができる。該プリアンブルと一定の大きさのデータ量又はデータ量区間はマッピング関係(即ち第二のマッピング関係情報によって示されるマッピング関係)が存在し、ネットワーク装置がプリアンブルを受信した場合、マッピング関係に基づいて、データパケット#2のデータ量の大きさを確定し、対応するアップリンクグラントを割り当てる。アップリンクグラントとUEに選択されるプリアンブルはダウンリンクPDCCHのDCIに含まれてもよく、同時にネットワーク装置によって割り当てられる一時C−RNTIを含む。中継端末装置は一時的に割り当てられるC−RNTIを用いてデータパケット#2をネットワーク装置に送信する。
図7は本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法のインタラクティブ図である。
図7に示すように、S310で、遠隔端末装置は発見処理を実行できるので、それにサービスを提供する中継端末装置を発見できる。
S315において、遠隔端末装置はRRC接続確立リクエストメッセージがカプセル化されたデータパケット#1を生成し、且つ、該データパケット#1に遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S320において、遠隔端末装置は例えばPC5インタフェースを介し、且つ例えば中継共通制御チャネル(RelayCCCH)を用い、中継端末装置へ該データパケット#1を送信することができる。
S325において、中継端末装置は該データパケット#1に基づいてRRC接続確立リクエストメッセージと遠隔端末装置の装置識別子が含まれるデータパケット#2を生成することができる。
S330において、中継端末装置は例えばUuインタフェースを介し、且つ例えば中継共通制御チャネル(RelayCCCH)を用い、ネットワーク装置へ該データパケット#2を送信することができる。
S335において、ネットワーク装置は該データパケット2#をデカプセル化し、RRC接続確立リクエストメッセージと遠隔端末装置の装置識別子を取得し、且つ遠隔端末装置の装置識別子に基づき、遠隔端末装置を確定し、RRC接続確立リクエストメッセージに基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立することができ、且つ、RRC接続確立メッセージを生成することができる。選択可能に、該ネットワーク装置は該遠隔端末装置に特定インテックス(specific index)を割り当てることもできる。その後、ネットワーク装置は該RRC接続確立メッセージ、該遠隔端末装置の装置識別子と特定インテックスをデータパケットにカプセル化することができる。
S340において、ネットワーク装置は例えばUuインタフェースを介し、且つ例えば中継共通制御チャネル(RelayCCCH)を用い、中継端末装置へ該データパケット#3を送信することができる。
S345において、中継端末装置は該データパケット#3に基づいてRRC接続確立メッセージ、遠隔端末装置の装置識別子と特定インテックスが含まれるデータパケット#4を生成することができる。
S350において、中継端末装置は例えばPC5インタフェース、且つ例えば中継共通制御チャネル(RelayCCCH)を用い、ネットワーク装置へ該データパケット#4を送信することができる。
S355において、該データパケット4#をデカプセル化し、RRC接続確立リクエストメッセージ、遠隔端末装置の装置識別子と特定インデックスを取得し、且つ遠隔端末装置の装置識別子とRRC接続確立リクエストメッセージに基づき、ネットワーク装置が該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立したことを確定することができ、且つ、RRC接続確立完了メッセージを生成することができる。遠隔端末装置はRRC接続確立完了メッセージが含まれるデータパケット#5を生成し、且つ該データパケット#5に遠隔端末装置の装置識別子又は特定インテックスが含まれる。
S360において、遠隔端末装置は例えばPC5インタフェースを介して中継端末装置へ該データパケット#5を送信することができる。
S365において、中継端末装置は該データパケット#5に基づいてRRC接続確立リクエストメッセージと遠隔端末装置の装置識別子(又は特定インデックス)が含まれるデータパケット#6を生成することができる。
S370において、中継端末装置は例えばUuインタフェースを介してネットワーク装置へ該データパケット#6を送信することができる。
S380において、ネットワーク装置は該データパケット6#をデカプセル化し、RRC接続確立リクエストメッセージと遠隔端末装置の装置識別子(又は特定インデックス)を取得し、且つ遠隔端末装置の装置識別子(又は特定インデックス)に基づき、遠隔端末装置を確定し、RRC接続確立完了メッセージに基づき、RRC接続確立が完了されたことを確定することができる。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための方法では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図8は遠隔端末を視点として説明する本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法400の概略的なフローチャートである。図8に示すように、該方法400は、S410〜S430を含む。
S410において、該中継端末装置が該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、第一のアクセス層データパケットを生成し、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S420において、該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第一のアクセス層データパケットを送信する。
S430において、該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づいて該中継端末装置から送信された第四のアクセス層データパケットを受信し、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
選択可能に、該方法はさらに、
該遠隔端末装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、
該遠隔端末装置がL2層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該遠隔端末装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、
該遠隔端末装置がアダプテーション層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該遠隔端末装置がRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化することと、
該遠隔端末装置がRRC層で該第四のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することとを含む。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によってアダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該方法はさらに、
該遠隔端末装置が該第四のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得し、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第四のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
選択可能に、該方法はさらに、
該遠隔端末装置が該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づき、該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージを生成することと、
該遠隔端末装置が該RRC接続確立完了メッセージをカプセル化して、第五のアクセス層データパケットを生成し、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることと、
該遠隔端末装置が該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第五のアクセス層データパケットを送信することとを含む。
該方法400における中継端末装置、遠隔端末装置及びネットワーク装置の動作が上記方法200における中継端末装置、遠隔端末装置及びネットワーク装置の動作と同様であり、ここで、繰り返し説明を避けるために、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための方法では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含むた第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図9はネットワーク装置を視点として説明する本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための方法500の概略的なフローチャートである。図9に示すように、該方法500は、S510〜S540を含む。
S510において、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信し、該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第二のアクセス層データパケットが該中継端末装置によって第一のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものである。
S520において、該ネットワーク装置が第二のアクセス層データパケットに含まれる該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づき、該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージを生成する。
S530において、該ネットワーク装置は該RRC接続確立メッセージをカプセル化し、第三のアクセス層データパケットを生成し、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
S540において、該ネットワーク装置は該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第三のアクセス層データパケットを送信する。
選択可能に、該方法はさらに、
該ネットワーク装置がL2層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該ネットワーク装置がL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該ネットワーク装置がアダプテーション層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該ネットワーク装置がアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該ネットワーク装置がRRC層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得することと、
該ネットワーク装置がRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化することとを含む。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該方法はさらに、
該ネットワーク装置が該第二のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得し、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第二のアクセスデータパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
選択可能に、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することは、
該ネットワーク装置が第一のマッピング関係情報を取得し、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むことと、
該ネットワーク装置が該中継端末装置から第一のアップリンクチャネルを介して送信されたリソースリクエストメッセージを受信し、第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応することと、
該ネットワーク装置が該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づき、第一の伝送リソースを確定することと、
該ネットワーク装置が該中継端末装置へ該第一のスケジューリング情報を送信し、該第一のスケジューリング情報が該第一の伝送リソースを示すことに用いられることと、
該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することとを含む。
選択可能に、該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することは、
該ネットワーク装置が第二のマッピング関係情報を取得し、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含むことと、
該ネットワーク装置が該中継端末装置から第一のプリアンブルを受信し、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応することと、
該ネットワーク装置が該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づき、第二の伝送リソースを確定することと、
該ネットワーク装置が該中継端末装置へ該第二のスケジューリング情報を送信し、該第二のスケジューリング情報が該第二の伝送リソースを示すことに用いられることと、
該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信することとを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該ネットワーク装置が該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第六のアクセス層データパケットを受信し、該第六のアクセス層データパケットが第五のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、前記第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることを含む。
選択可能に、該方法はさらに、
該ネットワーク装置が該第三のアクセス層データパケットに特定論理チャネル識別子又は特定無線ネットワーク一時識別子RNTIをカプセル化し、該特定論理チャネル識別子が該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられ、該特定RNTIが該第三のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを含む。
該方法500における中継端末装置、遠隔端末装置及びネットワーク装置の動作が上記方法200における中継端末装置、遠隔端末装置及びネットワーク装置の動作と同様であり、ここで、繰り返し説明を避けるために、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための方法では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
以上に図1〜図9を参照して本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための方法を詳細に説明した。以下に図10〜図12を本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置を詳細に説明する。
図10は本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置600の概略的なブロック図である。図10に示すように、該装置600は、
該第一の通信プロトコルに基づき、遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信するように構成され、該第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる受信ユニット610と、
該第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる処理ユニット620と、
該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように構成される送信ユニット630とを備える。
該受信ユニット610はさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信するように構成され、該第三のアクセス層データパケットが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該RRC接続確立メッセージが、該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づいて生成されるものであり、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
該処理ユニット620はさらに該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
該送信ユニット630はさらに該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置へ該第四のアクセス層データパケットを送信するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってL2層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットはさらにL2層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってアダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってRRC層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってRRC層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
選択可能に、該処理ユニットはさらに該第一のアクセス層データパケットから第一の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該第一の論理チャネル識別子が遠隔端末装置によって第一のベアラに基づいて確定されるものであり、
該処理ユニットはさらに該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定するように構成され、該ネットワーク装置が該第二の論理チャネル識別子に基づいて該第一のベアラを確定することができ、
該処理ユニットはさらに該第二の論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらに、該第一の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該装置が該第一の論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定するように構成され、
該処理ユニットはさらに、該第一の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置に記憶された第一のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第一のプリセットルールの下で、該第一の論理チャネル識別子が該第一のベアラに対応する場合、該装置が第二のプリセットルールの下での該第一のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定するように構成され、該第二のプリセットルール情報が該ネットワーク装置に記憶される。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットは、さらにプリセット論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、該ネットワーク装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該処理ユニットはさらに該第三のアクセス層データパケットから第四の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって第二のベアラに基づいて確定されるものであり、
該処理ユニットはさらに該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定するように構成され、該遠隔端末装置が該第五の論理チャネル識別子に基づいて該第二のベアラを確定することができ、
該処理ユニットはさらに該第五の論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらに該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該装置が該第四の論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定するように構成され、
該処理ユニットはさらに該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該ネットワーク装置に記憶された第四のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第四のプリセットルールの下で、該第四の論理チャネル識別子が該第二のベアラに対応する場合、該装置が第五のプリセットルールの下での該第二のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定するように構成され、該第五のプリセットルール情報が該遠隔端末装置に記憶される。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットはさらにプリセット論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、該遠隔端末装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該処理ユニットはさらに第一のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該処理ユニットはさらに該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第一のマッピング関係情報に基づき、第一のアップリンクチャネルを確定するように構成され、該第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該送信ユニットはさらに該第一のアップリンクチャネルを介して該ネットワーク装置へリソースリクエストメッセージを送信するように構成され、
該受信ユニットはさらに該ネットワーク装置から送信された第一のスケジューリング情報を受信するように構成され、該第一のスケジューリング情報が第一の伝送リソースを示すことに用いられ、該第一の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであり、
該送信ユニットはさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらに第二のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該処理ユニットはさらに該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第二のマッピング関係情報に基づき、第一のプリアンブルを確定するように構成され、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該送信ユニットはさらに該ネットワーク装置へ該第一のプリアンブルを送信するように構成され、
該受信ユニットはさらに該ネットワーク装置から送信された第二のスケジューリング情報を受信するように構成され、該第二のスケジューリング情報が第二の伝送リソースを示すことに用いられ、該第二の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであり、
該送信ユニットはさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように構成される。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットである。
該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
選択可能に、該受信ユニットはさらに該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置から送信された第五のアクセス層データパケットを受信するように構成され、該第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該RRC接続確立完了メッセージが該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づいて生成されるものであり、
該処理ユニットはさらに該第五のアクセス層データパケットに基づき、第六のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該送信ユニットはさらに第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第六のアクセス層データパケットを送信するように構成される。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置600は本発明の実施例の方法における中継端末装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置600の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図6における方法200の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図11は本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置700の概略的なブロック図である。図11に示すように、該装置700は、
該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、第一のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第一のアクセス層データパケットに該装置の装置識別子が含まれる処理ユニット710と、
該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第一のアクセス層データパケットを送信するように構成される送信ユニット720と、
該第一の通信プロトコルに基づいて該中継端末装置から送信された第四のアクセス層データパケットを受信するように構成され、該第四のアクセス層データパケットに該装置の装置識別子が含まれる受信ユニット730とを備える。
選択可能に、該処理ユニットはさらに該装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該第四のアクセス層データパケットから該装置の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該第四のアクセス層データパケットから該装置の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらにRRC層で該装置の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該処理ユニットはさらにRRC層で該第四のアクセス層データパケットから該装置の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該ネットワーク装置と該装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該装置に割り当てられるものであり、又は該第六の論理チャネル識別子が該装置によって該装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットはさらに該第四のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第四のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
選択可能に、該処理ユニットはさらに該装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づき、該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージを生成するように構成され、
該処理ユニットはさらに該RRC接続確立完了メッセージをカプセル化して、第五のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第五のアクセス層データパケットに該装置の装置識別子が含まれ、
該送信ユニットはさらに該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第五のアクセス層データパケットを送信するように構成される。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置700は本発明の実施例の方法における遠隔端末装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置700の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図8における方法400の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図12は本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置800の概略的なブロック図である。図12に示すように、該装置800は、
該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように構成され、第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第二のアクセス層データパケットが該中継端末装置によって第一のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものである受信ユニット810と、
第二のアクセス層データパケットに含まれる該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づき、該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージを生成するように構成され
さらに該RRC接続確立メッセージをカプセル化し、第三のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる処理ユニット820と、
該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第三のアクセス層データパケットを送信するように構成される送信ユニット830とを備える。
選択可能に、該処理ユニットはさらにL2層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらにRRC層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該処理ユニットはさらにRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該装置と遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該装置から該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該処理ユニットはさらに該第二のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第二のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該処理ユニットはさらに第一のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該受信ユニットはさらに該中継端末装置から第一のアップリンクチャネルを介して送信されたリソースリクエストメッセージを受信するように構成され、第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該処理ユニットはさらに該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づき、第一の伝送リソースを確定するように構成され、
該送信ユニットはさらに該中継端末装置へ該第一のスケジューリング情報を送信するように構成され、該第一のスケジューリング情報が該第一の伝送リソースを示すことに用いられ、
該受信ユニットはさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように構成される。
選択可能に、該処理ユニットはさらに第二のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該受信ユニットはさらに該中継端末装置から送信された第一のプリアンブルを受信するように構成され、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該処理ユニットはさらに該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づき、第二の伝送リソースを確定するように構成され、
該送信ユニットはさらに該中継端末装置へ該第二のスケジューリング情報を送信するように構成され、該第二のスケジューリング情報が該第二の伝送リソースを示すことに用いられ、
該受信ユニットはさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように構成される。
選択可能に、該受信ユニットはさらに該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第六のアクセス層データパケットを受信するように構成され、該第六のアクセス層データパケットが第五のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、前記第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれる。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置800は本発明の実施例の方法におけるネットワーク装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置800の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図9における方法500の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
以上に図1〜図9を参照して無線リソース制御接続を確立するための方法を説明した。以下に図13〜図15を参照して無線リソース制御接続を確立するための装置を詳細に説明する。
図13は本発明の一実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置900の概略的な構造図である。図13に示すように、該装置900は、プロセッサ910と送受信機920を備え、プロセッサ910が送受信機920に接続され、選択可能に、該装置900はさらにメモリ930をさらに備え、メモリ930がプロセッサ910に接続され、さらに選択可能に、該装置900はバスシステム940を備える。ここで、プロセッサ910、メモリ930と送受信機920はバスシステム940を介して接続されてもよく、該メモリ930はコマンドを記憶するように構成されてもよく、該プロセッサ910は該メモリ930に記憶されたコマンドを実行し、情報又は信号を送信するように送受信機920を制御するように構成され、
該プロセッサ910は、該第一の通信プロトコルに基づき、遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信するように送受信機920を制御するように構成され、該第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第一のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該処理プロセッサ910は該第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ910は、第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように送受信機920を制御するように構成され、
該処理プロセッサ910は該第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信するように送受信機920を制御するように構成され、該第三のアクセス層データパケットが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該RRC接続確立メッセージが該ネットワーク装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づいて生成されるものであり、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ910は、該第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第四のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ910は、該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置へ該第四のアクセス層データパケットを送信するように送受信機920を制御するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によって
L2層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ910は、L2層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ910は、L2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該プロセッサ910は、L2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ910は、L2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子は該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子は該ネットワーク装置によってアダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子は該遠隔端末装置によってアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子は該ネットワーク装置によってL2層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ910はアダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ910はL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該プロセッサ910はL2層で該第三のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ910はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該遠隔端末装置の装置識別子が該遠隔端末装置によってRRC層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該遠隔端末装置の装置識別子が該ネットワーク装置によってRRC層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである。
選択可能に、該プロセッサ910は該第一のアクセス層データパケットから第一の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該第一の論理チャネル識別子が遠隔端末装置によって第一のベアラに基づいて確定されるものであり、
該プロセッサ910は該第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定するように構成され、該ネットワーク装置が該第二の論理チャネル識別子に基づいて該第一のベアラを確定することができ、
該プロセッサ910は該第二の論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該第一の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該プロセッサ910は該第一の論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定するように構成され、
該第一の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置に記憶された第一のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第一のプリセットルールの下で、該第一の論理チャネル識別子が該第一のベアラに対応する場合、該プロセッサ910は第二のプリセットルールの下での該第一のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第二の論理チャネル識別子として確定するように構成され、該第二のプリセットルール情報が該ネットワーク装置に記憶される。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ910はプリセット論理チャネル識別子を該第二のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、該ネットワーク装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該プロセッサ910は該第三のアクセス層データパケットから第四の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって第二のベアラに基づいて確定されるものであり、
該プロセッサ910は該第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定するように構成され、該遠隔端末装置が該第五の論理チャネル識別子に基づいて該第二のベアラを確定することができ、
該プロセッサ910は該第五の論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、該プロセッサ910は該第四の論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定するように構成され、
該第四の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該ネットワーク装置に記憶された第四のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、ここで、第四のプリセットルールの下で、該第四の論理チャネル識別子が該第二のベアラに対応する場合、該プロセッサ910は第五のプリセットルールの下での該第二のベアラに対応する論理チャネル識別子を該第五の論理チャネル識別子として確定するように構成され、該第五のプリセットルール情報が該遠隔端末装置に記憶される。
選択可能に、該ネットワーク装置と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ910はプリセット論理チャネル識別子を該第四のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、該遠隔端末装置が該プリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得することができるように、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該プロセッサ910は、第一のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該プロセッサ910は該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第一のマッピング関係情報に基づき、第一のアップリンクチャネルを確定するように構成され、該第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該プロセッサ910は該第一のアップリンクチャネルを介して該ネットワーク装置へリソースリクエストメッセージを送信するように送受信機920を制御するように構成され、
該プロセッサ910は該ネットワーク装置から送信された第一のスケジューリング情報を受信するように送受信機920を制御するように構成され、該第一のスケジューリング情報が第一の伝送リソースを示すことに用いられ、該第一の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであり、
該プロセッサ910は該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように送受信機920を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ910は第二のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該プロセッサ910は該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と該第二のマッピング関係情報に基づき、第一のプリアンブルを確定するように構成され、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該プロセッサ910は該ネットワーク装置へ該第一のプリアンブルを送信するように送受信機920を制御するように構成され、
該プロセッサ910は該ネットワーク装置から送信された第二のスケジューリング情報を受信するように送受信機920を制御するように構成され、該第二のスケジューリング情報が第二の伝送リソースを示すことに用いられ、該第二の伝送リソースの大きさが該ネットワーク装置によって該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであり、
該プロセッサ910は該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該ネットワーク装置へ該第二のアクセス層データパケットを送信するように送受信機920を制御するように構成される。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットが該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットが該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
選択可能に、該プロセッサ910は該第一の通信プロトコルに基づき、該遠隔端末装置から送信された第五のアクセス層データパケットを受信するように送受信機920を制御するように構成され、該第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該RRC接続確立完了メッセージが該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づいて生成されるものであり、
該プロセッサ910は該第五のアクセス層データパケットに基づき、第六のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ910は第二の通信プロトコルに基づき、該ネットワーク装置へ該第六のアクセス層データパケットを送信するように送受信機920を制御するように構成される。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置900は本発明の実施例の方法における中継端末装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置900の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図6における方法200の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図14は本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置1000の概略的な構造図である。図14に示すように、該装置1000は、プロセッサ1010と送受信機1020を備え、プロセッサ1010が送受信機1020に接続され、選択可能に、該装置1000はさらにメモリ1030をさらに備え、メモリ1030がプロセッサ1010に接続され、さらに選択可能に、該装置1000はバスシステム1040を備える。ここで、プロセッサ1010、メモリ1030と送受信機1020はバスシステム1040を介して接続されてもよく、該メモリ1030はコマンドを記憶するように構成されてもよく、該プロセッサ1010は該メモリ1030に記憶されたコマンドを実行し、情報又は信号を送信するように送受信機1020を制御するように構成され、
該プロセッサ1010は、該ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御(RRC)接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、第一のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第一のアクセス層データパケットに該装置1000の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ1010は該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第一のアクセス層データパケットを送信するように送受信機1020を制御するように構成され、
該プロセッサ1010は該第一の通信プロトコルに基づいて該中継端末装置から送信された第四のアクセス層データパケットを受信するように送受信機1020を制御するように構成され、該第四のアクセス層データパケットに該装置1000の装置識別子が含まれる。
選択可能に、該プロセッサ1010はL層で該装置1000の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該プロセッサ1010はL層で該第四のアクセス層データパケットから該装置1000の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1010はアダプテーション層で該装置1000の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該プロセッサ1010はアダプテーション層で該第四のアクセス層データパケットから該装置1000の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1010はRRC層で該装置1000の装置識別子を該第一のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成され、
該プロセッサ1010はRRC層で該第四のアクセス層データパケットから該装置1010の装置識別子を取得するように構成される。
選択可能に、該ネットワーク装置と装置1000の間にアダプテーション層が構成され、該第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置により該装置1000に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が該プロセッサ1010によって該装置1000と該ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、該第六の論理チャネル識別子が該ネットワーク装置によって該アダプテーション層で該第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ1010は、該第四のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第六の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第四のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL1層データパケットであり、又は、
該第一のアクセス層データパケットと該第四のアクセス層データパケットは該第一の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットであり、該第二のアクセス層データパケットと該第三のアクセス層データパケットは該第二の通信プロトコルに規定されたL2層データパケットである。
選択可能に、該プロセッサ1010は該装置1000の装置識別子と該RRC接続確立メッセージに基づき、該ネットワーク装置への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージを生成するように構成され、
該プロセッサ1010は該RRC接続確立完了メッセージをカプセル化し、第五のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第五のアクセス層データパケットに該装置1000の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ1010は該第一の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第五のアクセス層データパケットを送信するように送受信機1020を制御するように構成される。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置1000は本発明の実施例の方法における中継端末装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置1000の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図8における方法400の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
図15は本発明の別の実施例における無線リソース制御接続を確立するための装置11000の概略的なブロック図である。図15に示すように、該装置1100は、プロセッサ1110と送受信機1120を備え、プロセッサ1110が送受信機1120に接続され、選択可能に、該装置1100はさらにメモリ1130をさらに備え、メモリ1130がプロセッサ1110に接続され、さらに選択可能に、該装置1100はバスシステム1140を備える。ここで、プロセッサ1110、メモリ1130と送受信機1120はバスシステム1140を介して接続されてもよく、該メモリ1130はコマンドを記憶するように構成されてもよく、該プロセッサ1110は該メモリ1130に記憶されたコマンドを実行し、情報又は信号を送信するように送受信機1120を制御するように構成され、
該プロセッサ1110は、該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように送受信機1120を制御するように構成され、該第二のアクセス層データパケットに該第二のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第二のアクセス層データパケットが該中継端末装置によって第一のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、第一のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該プロセッサ1110への送信を必要とするRRC接続確立リクエストメッセージをカプセル化して生成されるものであり、
該プロセッサ1110は第二のアクセス層データパケットに含まれる該遠隔端末装置の装置識別子と該RRC接続確立リクエストメッセージに基づき、該遠隔装置への送信を必要とするRRC接続確立メッセージを生成するように構成され、
該プロセッサ1110は該RRC接続確立メッセージをカプセル化し、第三のアクセス層データパケットを生成するように構成され、該第三のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
該プロセッサ1110は該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置へ該第三のアクセス層データパケットを送信するように送受信機1120を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1110はL2層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ1110はL2層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1110はアダプテーション層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ1110はアダプテーション層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1110はRRC層で該第二のアクセス層データパケットから該遠隔端末装置の装置識別子を取得するように構成され、
該プロセッサ1110はRRC層で該遠隔端末装置の装置識別子を該第三のアクセス層データパケットにカプセル化するように構成される。
選択可能に、該装置100と該遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、該第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、該第三の論理チャネル識別子が該装置1100から該遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該遠隔端末装置と該装置1100に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、該第三の論理チャネル識別子が該遠隔端末装置によって該アダプテーション層で該第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また
該プロセッサ1110は該第二のアクセス層データパケットに含まれるプリセット論理チャネル識別子に基づき、該アダプテーション層で該第三の論理チャネル識別子を取得するように構成され、該プリセット論理チャネル識別子が該中継端末装置によって該第二のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、該プリセット論理チャネル識別子が該第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられる。
選択可能に、該プロセッサ1110は第一のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該プロセッサ1110は該中継端末装置によって第一のアップリンクチャネルから送信されたリソースリクエストメッセージを受信するように送受信機1120を制御するように構成され、第一のアップリンクチャネルが該第二のアクセス層データパケットのデータの属するデータ量区間に対応し、
該プロセッサ1110は該第一のアップリンクチャネルと該第一のマッピング関係情報に基づき、第一の伝送リソースを確定するように構成され、
該プロセッサ1110は該中継端末装置へ該第一のスケジューリング情報を送信するように送受信機1120を制御するように構成され、該第一のスケジューリング情報が該第一の伝送リソースを示すことに用いられ、
該プロセッサ1110は該第二の通信プロトコルに基づき、該第一の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように送受信機1120を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1110は第二のマッピング関係情報を取得するように構成され、該第二のマッピング関係が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
該プロセッサ1110は該中継端末装置から送信された第一のプリアンブルを受信するように送受信機1120を制御するように構成され、該第一のプリアンブルが該第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
該プロセッサ1110は該第一のプリアンブルと該第二のマッピング関係情報に基づき、第二の伝送リソースを確定するように構成され、
該プロセッサ1110は該中継端末装置へ該第二のスケジューリング情報を送信するように送受信機1120を制御するように構成され、該第二のスケジューリング情報が該第二の伝送リソースを示すことに用いられ、
該プロセッサ1110は該第二の通信プロトコルに基づき、該第二の伝送リソースを介し、該中継端末装置から送信された第二のアクセス層データパケットを受信するように送受信機1120を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ1110は該第二の通信プロトコルに基づき、該中継端末装置から送信された第六のアクセス層データパケットを受信するように送受信機1120を制御するように構成され、該第六のアクセス層データパケットが第五のアクセス層データパケットに基づいて生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットが該遠隔端末装置によって該プロセッサ1110への送信を必要とするRRC接続確立完了メッセージをカプセル化して生成されるものであり、該第五のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、該第六のアクセス層データパケットに該遠隔端末装置の装置識別子が含まれることを含む。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置1100は本発明の実施例の方法におけるネットワーク装置に対応してもよく、且つ、無線リソース制御接続を確立するための装置1100の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図9における方法500の対応するプロセスを実現することに用いられ、簡潔にするため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例による無線リソース制御接続を確立するための装置では、ネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末装置がネットワーク装置のカバレッジ範囲内にある遠隔端末装置へRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第一のMAC PDUを送信し、且つ、中継端末装置が該第一のMAC PDUを解析して該RRC接続確立リクエストメッセージを取得し、ネットワーク装置へ該RRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を含む第二のMAC PDUを送信することにより、ネットワーク装置はRRC接続確立リクエストメッセージと該遠隔端末装置の装置識別子に基づき、該遠隔端末装置に対してRRC接続を確立し、該RRC接続の関連情報を搬送するためのRRC接続確立メッセージと該遠隔端末装置の装置識別子を第三のMAC PDUにカプセル化し、該第三のMAC PDUを中継端末装置に送信することができ、それによってネットワーク装置のカバレッジ範囲外にある遠隔端末に対してRRC接続を確立することができる。
注意すべきものとして、本発明の上記方法の実施例はプロセッサに応用されてもよいし、又はプロセッサによって実現されてもよい。プロセッサは、信号処理機能を備える集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上記方法の実施例における各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態のコマンドにより完了されてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェア部材であってもよい。本発明の実施例において開示される各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよい又は該プロセッサはいずれかの従来のプロセッサなどであってもよい。本発明の実施例と組み合わせて開示された方法のステップはハードウェア復号プロセッサによって実行されて完了され、又は復号プロセッサにおけるハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて完了されるように直接具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒質はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
本発明の実施例におけるメモリは揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置であってもよく、又は揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置両者を含むことができることが理解できる。ここで、不揮発性記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性記憶装置は外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のRAMは利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)である。注意すべきものとして、本明細書に記載のシステムと方法のメモリはこれらといずれかの他の適切なタイプのメモリを含むことを図るがこれらに限定されない。
理解すべきものとして、以上に列挙されたプロトコル層は例示的な説明だけであり、本発明で特に限定されず、具体的に応用されたネットワーク又はシステムに基づいて例えば名称又は機能を任意に変更することができ、例えばいくつかのプロトコル層の機能を新しいプロトコル層として統合することもでき、且つ、上記の各プロトコル層の機能は例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、従来技術における上記の各プロトコル層の実行可能な各機能がいずれも本発明の保護範囲内に含まれると理解すべきである。
理解すべきものとして、本発明の各方法の実施例では、前記各プロセスの番号の大きさが実行順序を意味せず、各プロセスの実行順序はその機能と内部ロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施プロセスのいかなる限定を構成すべきではない。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例と組み合わせて説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよいと理解できる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアで実行されるかどうかは技術的解決策の特定アプリケーションと設計約束条件に依存する。専門技術者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると考えられるべきではない。
当業者は便利且つ簡潔で説明するために、上述したシステム、装置とユニットの具体的な動作プロセスについて上記方法の実施例における対応するプロセスを参照でき、ここでは説明を省略することを明確に理解することができる。
本出願が提供するいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は他の方式により実現されてもよいと理解すべきである。例えば、上述した装置の実施例は例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの区分はロジック機能的区分だけであり、実際に実施する時に他の区分方式もあり得て、例えば複数のユニット又は部材は組み合わせられてもよい又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示される又は議論される相互結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットを介する間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
分離部材として説明された前記ユニットは物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示された部材は物理的ユニットであってもよく又は物理的ユニットでなくてもよく、すなわち一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてここでの一部又は全てのユニットを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは一つの処理ユニットに統合されてもよく、個々のユニットは単独で物理的に存在してもよく、二つ又は二つ以上のユニットは一つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、一つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本発明の技術的解決策は本質的にソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、又は従来技術に貢献する部分又は該技術的解決策の部分がソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は一つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置などあってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかのコマンドを含む記憶媒体に記憶すべきである。前記記憶媒体はUディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
以上は、本発明の最適的な実施例に過ぎず、本発明を制限せず、本分野の当業者に対して、本発明には各種類の変更と変化がある。本発明の主旨精神と原則の範囲内で、いかなる改修、同等の入れ替わり、改良等が、本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。

Claims (13)

  1. 無線リソース制御(RRC)接続を確立するための方法であって、前記方法は、
    中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づき、遠隔端末装置から送信された第一のアクセス層データパケットを受信することと、
    前記中継端末装置が前記第一のアクセス層データパケットに基づき、第二のアクセス層データパケットを生成することと、
    前記中継端末装置が第二の通信プロトコルに基づき、ネットワーク装置へ前記第二のアクセス層データパケットを送信することと、
    前記中継端末装置が前記第二の通信プロトコルに基づき、前記ネットワーク装置から送信された第三のアクセス層データパケットを受信することと、
    前記中継端末装置が前記第三のアクセス層データパケットに基づき、第四のアクセス層データパケットを生成することと、
    前記中継端末装置が前記第一の通信プロトコルに基づき、前記遠隔端末装置へ前記第四のアクセス層データパケットを送信することと、を含み、
    前記第一のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記第二のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記第三のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記第四のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記遠隔端末装置の装置識別子が前記遠隔端末装置によってアダプテーション層で前記第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、前記遠隔端末装置の装置識別子が前記ネットワーク装置によってアダプテーション層で前記第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、または、
    前記遠隔端末装置の装置識別子が前記遠隔端末装置によってRRC層で前記第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、前記遠隔端末装置の装置識別子が前記ネットワーク装置によってRRC層で前記第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものである、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記方法はさらに、
    前記中継端末装置が前記第一のアクセス層データパケットから第一の論理チャネル識別子を取得することと、
    前記中継端末装置が前記第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定することと、
    前記中継端末装置が前記第二の論理チャネル識別子を前記第二のアクセス層データパケットにカプセル化することと、を含み、
    前記第一の論理チャネル識別子が前記遠隔端末装置によって第一のベアラに基づいて確定されるものであり、
    前記ネットワーク装置が前記第二の論理チャネル識別子に基づいて前記第一のベアラを確定することができることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記中継端末装置が前記第一の論理チャネル識別子に基づき、第二の論理チャネル識別子を確定することは、
    前記第一の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置により前記遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、前記中継端末装置が前記第一の論理チャネル識別子を前記第二の論理チャネル識別子として確定することと、
    前記第一の論理チャネル識別子が前記遠隔端末装置によって前記遠隔端末装置に記憶された第一のプリセットルール情報に基づいて確定されるものである場合、前記中継端末装置が第二のプリセットルールの下での前記第一のベアラに対応する論理チャネル識別子を前記第二の論理チャネル識別子として確定することと、を含み、
    ここで、第一のプリセットルールの下で、前記第一の論理チャネル識別子が前記第一のベアラに対応し、前記第二のプリセットルール情報が前記ネットワーク装置に記憶されることを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク装置と前記遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、前記第一のアクセス層データパケットに第三の論理チャネル識別子が含まれ、前記第三の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置により前記遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は前記第三の論理チャネル識別子が前記遠隔端末装置によって前記遠隔端末装置と前記ネットワーク装置に記憶された第三のプリセットルール情報に基づいて確定されるものであり、前記第三の論理チャネル識別子が前記遠隔端末装置によって前記アダプテーション層で前記第一のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また、
    前記方法はさらに、
    前記中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を前記第二のアクセス層データパケットにカプセル化することを含み、ここで、前記ネットワーク装置が前記プリセット論理チャネル識別子に基づき、前記アダプテーション層で前記第三の論理チャネル識別子を取得することができるように、前記プリセット論理チャネル識別子が前記第二のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記方法はさらに、
    前記中継端末装置が前記第三のアクセス層データパケットから第四の論理チャネル識別子を取得することと、
    前記中継端末装置が前記第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定することと、
    前記中継端末装置が前記第五の論理チャネル識別子を前記第四のアクセス層データパケットにカプセル化することと、を含み、
    前記第四の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置によって第二のベアラに基づいて確定されるものであり、
    ここで、前記遠隔端末装置が前記第五の論理チャネル識別子に基づいて前記第二のベアラを確定することができることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記中継端末装置が前記第四の論理チャネル識別子に基づき、第五の論理チャネル識別子を確定することは、
    前記第四の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置により前記遠隔端末装置に割り当てられるものである場合、前記中継端末装置が前記第四の論理チャネル識別子を前記第五の論理チャネル識別子として確定することと、
    前記第四の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置によって前記ネットワーク装置に記憶された第四のプリセットルール情報に基づいて確定されるものである場合、前記中継端末装置が第五のプリセットルールの下での前記第二のベアラに対応する論理チャネル識別子を前記第五の論理チャネル識別子として確定することと、を含み、
    ここで、第四のプリセットルールの下で、前記第四の論理チャネル識別子が前記第二のベアラに対応し、前記第五のプリセットルール情報が前記遠隔端末装置に記憶されることを特徴とする
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記ネットワーク装置と前記遠隔端末装置の間にアダプテーション層が構成され、前記第三のアクセス層データパケットに第六の論理チャネル識別子が含まれ、前記第六の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置により前記遠隔端末装置に割り当てられるものであり、又は第六の論理チャネル識別子が前記遠隔端末装置によって前記遠隔端末装置と前記ネットワーク装置に記憶された第六のプリセットルールに基づいて確定されるものであり、前記第六の論理チャネル識別子が前記ネットワーク装置によって前記アダプテーション層で前記第三のアクセス層データパケットにカプセル化されるものであり、また、
    前記方法はさらに、
    前記中継端末装置がプリセット論理チャネル識別子を前記第四のアクセス層データパケットにカプセル化することを含み、ここで、前記遠隔端末装置が前記プリセット論理チャネル識別子に基づき、前記アダプテーション層で前記第六の論理チャネル識別子を取得することができるように、前記プリセット論理チャネル識別子が前記第四のアクセス層データパケットが中継データであることを示すことに用いられることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記中継端末装置が前記第二の通信プロトコルに基づき、前記ネットワーク装置へ前記第二のアクセス層データパケットを送信することは、
    前記中継端末装置が第一のマッピング関係情報を取得することと、
    前記中継端末装置が前記第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と前記第一のマッピング関係情報に基づき、第一のアップリンクチャネルを確定することと、
    前記中継端末装置が前記第一のアップリンクチャネルを介して前記ネットワーク装置へリソースリクエストメッセージを送信することと、
    前記中継端末装置が前記ネットワーク装置から送信された第一のスケジューリング情報を受信することと、
    前記中継端末装置が前記第二の通信プロトコルに基づき、前記第一の伝送リソースを介し、前記ネットワーク装置へ前記第二のアクセス層データパケットを送信することと、を含み、
    前記第一のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のアップリンクチャネルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
    前記第一のアップリンクチャネルが前記第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
    前記第一のスケジューリング情報が第一の伝送リソースを示すことに用いられ、前記第一の伝送リソースの大きさが前記ネットワーク装置によって前記第一のアップリンクチャネルと前記第一のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記中継端末装置が前記第二の通信プロトコルに基づき、前記ネットワーク装置へ前記第二のアクセス層データパケットを送信することは、
    前記中継端末装置が第二のマッピング関係情報を取得することと、
    前記中継端末装置が前記第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間と前記第二のマッピング関係情報に基づき、第一のプリアンブルを確定することと、
    前記中継端末装置が前記ネットワーク装置へ前記第一のプリアンブルを送信することと、
    前記中継端末装置が前記ネットワーク装置から送信された第二のスケジューリング情報を受信することと、
    前記中継端末装置が前記第二の通信プロトコルに基づき、前記第二の伝送リソースを介し、前記ネットワーク装置へ前記第二のアクセス層データパケットを送信することと、を含み、
    前記第二のマッピング関係情報が複数のデータ量区間と複数のプリアンブルとの1対1マッピング関係を示すことに用いられ、各データ量区間が少なくとも一つのデータ量を含み、
    前記第一のプリアンブルが前記第二のアクセス層データパケットのデータ量の属するデータ量区間に対応し、
    前記第二のスケジューリング情報が第二の伝送リソースを示すことに用いられ、前記第二の伝送リソースの大きさが前記ネットワーク装置によって前記第一のプリアンブルと前記第二のマッピング関係情報に基づいて確定されるものであることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第一のアクセス層データパケットと前記第四のアクセス層データパケットは前記第一の通信プロトコルに規定されたデータパケットであり、前記第二のアクセス層データパケットと前記第三のアクセス層データパケットは前記第二の通信プロトコルに規定されたデータパケットであることを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法はさらに、
    前記中継端末装置が前記第一の通信プロトコルに基づき、前記遠隔端末装置から送信された第五のアクセス層データパケットを受信することと、
    前記中継端末装置が前記第五のアクセス層データパケットに基づき、第六のアクセス層データパケットを生成することと、
    前記中継端末装置が第二の通信プロトコルに基づき、前記ネットワーク装置へ前記第六のアクセス層データパケットを送信することと、を含み、
    前記第五のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記第六のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれることを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 無線リソース制御接続(RRC)を確立するための方法であって、遠隔端末装置、中継端末装置、及びネットワーク装置を備える通信システムで実行され、前記遠隔端末装置と前記中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づいて通信し、前記中継端末装置と前記ネットワーク装置が第二の通信プロトコルに基づいて通信し、前記方法は、
    前記遠隔端末装置が前記ネットワーク装置への送信を必要とする無線リソース制御接続確立リクエストメッセージをカプセル化し、第一のアクセス層データパケットを生成することと、
    前記遠隔端末装置が前記第一の通信プロトコルに基づき、前記中継端末装置へ前記第一のアクセス層データパケットを送信することと、
    前記遠隔端末装置が前記第一の通信プロトコルに基づいて前記中継端末装置から送信された前記第四のアクセス層データパケットを受信することと、を含み、
    前記第一のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれ、
    前記第四のアクセス層データパケットに前記遠隔端末装置の装置識別子が含まれる、
    ことを特徴とする方法。
  13. 無線リソース制御接続(RRC)を確立するための中継端末装置であって、前記中継端末装置は通信システムに適用され、前記通信システムは遠隔端末装置、前記中継端末装置、及びネットワーク装置を備え、前記遠隔端末装置と前記中継端末装置が第一の通信プロトコルに基づいて通信し、前記中継端末装置と前記ネットワーク装置が第二の通信プロトコルに基づいて通信し、前記中継端末装置は、プロセッサを備え、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とする装置。
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