JP2021002757A - 通信ネットワークシステム - Google Patents

通信ネットワークシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2021002757A
JP2021002757A JP2019115642A JP2019115642A JP2021002757A JP 2021002757 A JP2021002757 A JP 2021002757A JP 2019115642 A JP2019115642 A JP 2019115642A JP 2019115642 A JP2019115642 A JP 2019115642A JP 2021002757 A JP2021002757 A JP 2021002757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wireless
optical fiber
radio
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019115642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7318349B2 (ja
Inventor
聖 成川
Satoshi Narukawa
聖 成川
達也 福井
Tatsuya Fukui
達也 福井
誉人 桐原
Masato Kirihara
誉人 桐原
勝也 南
Katsuya Minami
勝也 南
池田 智
Satoshi Ikeda
智 池田
俊介 猿渡
Shunsuke Saruwatari
俊介 猿渡
渡辺 尚
Takashi Watanabe
尚 渡辺
木下 和彦
Kazuhiko Kinoshita
和彦 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2019115642A priority Critical patent/JP7318349B2/ja
Priority to US17/620,969 priority patent/US11804900B2/en
Priority to PCT/JP2020/022804 priority patent/WO2020255815A1/ja
Publication of JP2021002757A publication Critical patent/JP2021002757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7318349B2 publication Critical patent/JP7318349B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2575Radio-over-fibre, e.g. radio frequency signal modulated onto an optical carrier
    • H04B10/25752Optical arrangements for wireless networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】本開示は、複雑な中継ネットワークや複数の無線中継機を用いることなく、多数かつ任意の無線端末間で同時に通信を確立可能にすることを目的とする。【解決手段】本開示は、無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する複数の光無線変換機521−1〜521−nと、複数の光無線変換機521−1〜521−nと光ファイバ伝送路531−1〜531−nで接続され、複数の光無線変換機521−1〜521−nのうちの任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号が当該光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路から入力され、複数の光無線変換機521−1〜521−nのうちの設定された光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路に出力する方路制御機と、を備える通信ネットワークシステムである。【選択図】図7

Description

本開示は、無線通信において無線伝搬距離範囲外の無線端末同士が通信を行うことを可能とするための通信ネットワークシステムに関する。
無線端末は、他の無線端末と無線を用いて通信を行う際、通信に用いる無線方式の無線信号が到達可能な無線伝搬距離範囲内に無線端末同士が存在する場合に限り、無線通信を確立することが可能である(例えば、非特許文献1を参照)。
無線端末同士が無線伝搬距離範囲外に存在する場合、それぞれの無線端末は、それぞれの無線伝搬距離範囲内に設置された無線親機に接続し、無線親機同士はネットワークスイッチやネットワークルータ等によって構成された中継ネットワークを介して対向の無線親機に接続する構成とすることにより、通信を確立することが可能となる。又は、それぞれの無線端末が、それぞれの無線伝搬距離範囲内に設置された無線中継機に接続し、無線中継機同士が無線通信を確立することにより、無線端末同士の通信を確立することも可能である。
図1は、無線端末が中継ネットワークを介して接続される通信ネットワークシステムの形態の一例である。図1に示す通信ネットワークシステムは、無線端末111、112と、無線親機121、122と、中継ネットワーク151を用いて構成される。無線親機121は、アンテナ部131と伝送機能部141を備える。無線親機122は、アンテナ部132と伝送機能部142を備える。
このとき、無線端末111は無線親機121のアンテナ部131と無線接続され、無線親機121は中継ネットワーク151を介して無線親機122に接続され、無線親機122のアンテナ部132は無線端末112と無線接続される。ここで、無線親機121は、伝送機能部141を介して中継ネットワーク151と接続され、無線親機122は伝送機能部142を介して中継ネットワーク151と接続される。また、中継ネットワーク151は、一般的に複数のネットワークスイッチやネットワークルータを用いて構成される。
図2は、無線端末が無線中継機を介して接続される通信ネットワークシステムの形態の一例である。図2に示す通信ネットワークシステムは、無線端末211、212と、無線中継機221、222、223によりを備える。無線中継機221は、アンテナ部231、232と伝送機能部241を備える。無線中継機222は、アンテナ部233、234と伝送機能部242を備える。無線中継機223は、アンテナ部235、236と伝送機能部243を備える。
このとき、無線端末211は無線中継機221のアンテナ部231と無線接続され、無線中継機221と222はそれぞれを構成するアンテナ部232と233同士で無線接続され、無線中継機222と223はそれぞれを構成するアンテナ部234と235同士で無線接続され、無線中継機223のアンテナ部236は無線端末212と無線接続される。無線中継機221を構成するアンテナ部231、232は、伝送機能部241を介して接続され、無線中継機222を構成するアンテナ部233、234は、伝送機能部242を介して接続され、無線中継機223を構成するアンテナ部235、236は、伝送機能部243を介して接続される。
図2では無線中継機を3台接続した場合の例を示しているが、無線中継機が3台の構成に限らず、無線中継機が1台の構成においても、2台以上の複数台の構成においても、いずれの場合でも通信を確立することが可能であり、無線中継機の台数が多くなるほど遠距離の無線端末の通信を行うことが可能となる。
しかしながら、図1のような無線端末が中継ネットワークを介して接続される形態では、中継ネットワークを構成するために複数のネットワークスイッチやネットワークルータが必要となりネットワーク構成が複雑化する。
図2のような無線端末が無線中継機を介して接続される形態では、無線端末同士の距離が遠距離となる場合、複数の無線中継機を介して通信を確立する必要があり、構成が複雑化する。複雑化を避けるため少数の無線中継機を用いて構成した場合、無線端末同士の通信距離に制限が生じることとなる。
さらに、中継ネットワークを構成する機器や無線中継機は、設定、制御および保守を行う必要があるため、機器管理のための仕組みを別途構成しなければならない。このとき、簡易に無線信号(高周波信号)を長距離伝送するための手段として、低損失、広帯域な光ファイバ伝送路を介して無線信号を送受信するRoF(Radio over Fiber)技術および、送信される無線信号がアンテナで受信されることによって生じる回り込み無線信号または回り込み光ファイバ無線信号(ここでは、無線信号から変換された光ファイバ伝送可能な光信号を光ファイバ無線信号と呼ぶ)による品質劣化を防止する回り込み信号除去機の利用がある(例えば、非特許文献2、非特許文献3を参照)。
図3は、無線端末がRoF技術を用いて接続される通信ネットワークシステムの形態の一例である。図3に示す通信ネットワークシステムは、無線端末311、312と、光無線変換機321、322と、光ファイバ伝送路371を備える。光無線変換機321は、送信アンテナ331及び受信アンテナ332を含むアンテナ部341と、光無線変換部361を備える。光無線変換機322は、送信アンテナ333及び受信アンテナ334を含むアンテナ部342と、光無線変換部362を備える。
このとき、無線端末311は光無線変換機321のアンテナ部341と無線接続され、光無線変換機321は光ファイバ伝送路371を介して光無線変換機322に接続され、光無線変換機322のアンテナ部342は無線端末312と無線接続される。光無線変換機321は光無線変換部361を介して光ファイバ伝送路371と接続され、光無線変換機322は光無線変換部362を介して光ファイバ伝送路371と接続される。
光無線変換部361および362は、無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する機能を有する。例えば、光無線変換部361は、受信アンテナ332の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換し、光ファイバ伝送路371に出力する。また、光無線変換部361は、光ファイバ伝送路371で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換し、アンテナ部341に出力する。これにより、光無線変換機321及び322は、無線信号をRoF伝送する。
無線端末311から送信された無線信号は、受信アンテナ332により受信され、光無線変換部361で光ファイバ無線信号となって光ファイバ伝送路371内を伝送される。光ファイバ無線信号は、光無線変換部362で無線信号となり、送信アンテナ333より無線端末312へ送信される。一方、無線端末312から送信された無線信号は、受信アンテナ334により受信され、光無線変換部362により光ファイバ無線信号となって光ファイバ伝送路371内を伝送される。光ファイバ無線信号は、光無線変換部361により無線信号となって送信アンテナ331より無線端末311へ送信される。
このような、図3に示す通信ネットワークシステムは、中継ネットワークで用いられるネットワークスイッチやネットワークルータを介することなく、光ファイバ伝送路のみを用いて光無線変換機を直接接続することができ、光無線変換機自体の構成も簡易なものとすることが可能である。
電子情報通信学会 知識ベース 知識の森(http://www.ieice−hbkb.org/portal/)、4群 モバイル・無線、1編 無線通信基礎、2章 無線伝搬路/9章 無線回線の設計・基準Ver.1 2010.11.9 猿渡俊介、福井達也、成川聖、桐原誉人、南勝也、池田智、木崎一廣、木下和彦、渡辺尚、『振幅遅延制御回路とRoFによるIoT端末同士の通信エリア拡張に関する検討』、電子情報通信学会 2018年総合大会、B−18−7 石岡卓将、福井達也、成川聖、桐原誉人、南勝也、池田智、木下和彦、小林真、木崎一廣、猿渡俊介、渡辺尚、『振幅遅延制御回路を用いたRoFによるIoT通信エリア拡張技術の実現性評価』、電子情報通信学会 2018年ソサイエティ大会、B−8−1
しかしながら、図3のような2拠点の接続を行う通信ネットワークシステムの形態を拡張し、図4に示すような3拠点以上の多拠点を接続する場合、以下に示すような課題が生じる。図4に示す通信ネットワークシステムは、複数の無線端末411−1、411−2ないし411−nと、複数の光無線変換機421−1、421−2ないし421−nと、複数の光ファイバ伝送路431−1、431−2ないし431−nと、光リピータハブ441を備える。光無線変換機421−1、421−2ないし421−nは、図3に示す光無線変換機321と同等の構成であり、それぞれ光ファイバ伝送路431−1、431−2ないし431−nを介して光リピータハブ441に接続される構成である。光リピータハブ441は、例えば単数又は複数の光スプリッタを用いて構成され、光無線変換機421−1、421−2ないし421−nより送信される光ファイバ無線信号を、送信元の光無線変換機を除き、すべての光無線変換機421−1、421−2ないし421−nに送信する。
このとき、光無線変換機421−1、421−2ないし421−nより送信される光ファイバ無線信号がすべて同じ光波長で送信される場合、複数の光無線変換機から同時に光ファイバ無線信号が送信されると光ファイバ無線信号が衝突し、光ファイバ無線信号同士の干渉により、光無線変換機421−1、421−2ないし421−nで正しく受信することができなくなる。この場合、光無線変換機421−1、421−2ないし421−nから送信される光ファイバ無線信号を、異なる時間に送信(時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing))する、又は、異なる波長で送信(波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing))することで、光ファイバ無線信号の衝突を回避することが可能となる。
図5は、図4に示す通信ネットワークシステムにおいて時分割多重を用いて光ファイバ無線信号の衝突を回避した例である。理解が容易になるよう、図5においては、図4に示す符号の一部は省略している。無線端末411−1より送信された無線信号は、光無線変換機421−1により光波長λを持つ光ファイバ無線信号451−1に変換され、光ファイバ伝送路431−1を介して光リピータハブ441へ送信される。光リピータハブ441は光ファイバ無線信号451−1を分岐し、光ファイバ無線信号461−2ないし461−nとして、光ファイバ伝送路431−2ないし431−nを介して、送信元の光無線変換機421−1を除くすべての光無線変換機421−2ないし421−nにそれぞれ送信する。光無線変換機421−2ないし421−nはそれぞれ無線端末411−2ないし411−nへ無線信号を送信する。このとき、光無線変換機421−1が光ファイバ無線信号451−1を送信している時間は、その他の光無線変換機421−2ないし421−nは光ファイバ無線信号を送信しないように制御することで、光ファイバ無線信号同士の衝突を回避する仕組みである。
時分割多重を用いて光ファイバ無線信号の衝突を回避する場合、無線信号の衝突回避のために各拠点で無線信号の周波数を異なるチャネルに設定したとしても、光ファイバ無線信号の衝突回避のために全拠点の無線端末のうち同時に無線信号を送信可能な無線端末は1台のみとなることから、通信効率が大幅に低下する。特に、光無線変換機が多数接続される大規模な通信ネットワークシステムの場合、無線端末あたりに割り当てられる送信可能時間が大きく減少するため、影響が顕著となる。
図6は、図4に示す通信ネットワークシステムにおいて波長分割多重を用いて光ファイバ無線信号の衝突を回避した例である。理解が容易になるよう、図6においては、図4に示す符号の一部は省略している。無線端末411−1より送信された無線信号は、光無線変換機421−1により光波長λを持つ光ファイバ無線信号471−1に変換され、光ファイバ伝送路431−1を介して光リピータハブ441へ送信される。他の無線端末411−2ないし411−nより送信された無線信号についても同様に、それぞれ光無線変換機421−2ないし421−nによりそれぞれ光波長λないしλを持つ光ファイバ無線信号471−2ないし471−nに変換され、それぞれ光ファイバ伝送路431−2ないし431−nを介して光リピータハブ441へ送信される。光リピータハブ441はすべての光ファイバ無線信号471−1ないし471−nを分岐し、光ファイバ無線信号481−1ないし481−nとして、光ファイバ伝送路431−1ないし431−nを介してすべての光無線変換機421−1ないし421−nにそれぞれ送信する。なお、光ファイバ無線信号481−1ないし481−nは、それぞれの送信元の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号を除く、光ファイバ無線信号471−1ないし471−nのすべての信号を合波した成分を有する。このとき、光無線変換機421−1ないし421−nは、光無線変換部において例えば光波長フィルタを用いて目的の光波長を有する光ファイバ無線信号を受信することで、光ファイバ無線信号同士の衝突を回避する仕組みである。
波長分割多重を用いて光ファイバ無線信号の衝突を回避する場合、受信側の光無線変換部において光波長フィルタ等により目的の光ファイバ無線信号を選択受信することにより複数の無線端末が同時に無線信号を送信可能となるが、光無線変換機内部の光無線変換部が出力する光波長をそれぞれ異なる波長となるよう制御する、又は異なる波長を出力する光送信機を用意する必要があることから、光無線変換機の構成や管理が複雑化する。特に、光無線変換機が多数接続される大規模な通信ネットワークシステムの場合、光無線変換機の送信する光波長を多数用意する必要が生じるため、影響が顕著となる。
さらに、図4の構成では、光無線変換機421−1は、自装置で発生した回り込み無線信号に加え、光無線変換機421−2〜421−nから送信された回り込み光ファイバ無線信号を受信する。光無線変換機421−2〜421−nについても同様である。これにより、図5及び図6の構成を採用したとしても、それぞれの所望の無線信号が受信されると同時に、不要な無線信号が受信されることとなり、信号品質が劣化する。信号品質が劣化すると、無線伝搬範囲が小さくなる、伝送帯域が小さくなるといった不都合が生じ、最悪の場合通信を確立することが不可能となる。
そこで、本開示は、複雑な中継ネットワークや複数の無線中継機を用いることなく、多数かつ任意の無線端末間で同時に通信を確立可能にすることを目的とする。
本開示は、RoFを用いて複数の無線端末を接続する通信ネットワークシステムにおいて、光スイッチ又は電気スイッチなどの光ファイバ伝送路の方路を制御する手段を設けることとした。
具体的には、本開示に係る通信ネットワークシステムは、
無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する複数の光無線変換機と、
前記複数の光無線変換機と光ファイバ伝送路で接続され、前記複数の光無線変換機のうちの任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号が当該光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路から入力され、前記複数の光無線変換機のうちの設定された光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路に出力する方路制御機と、
を備える。
具体的には、本開示に係る通信ネットワークシステムは、
無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する複数の光無線変換機が光リピータハブに接続され、前記光リピータハブが前記複数の光無線変換機に含まれる任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号を前記複数の光無線変換機のうちの送信元以外の光無線変換機に送信する、複数の通信ネットワークと、
前記複数の通信ネットワークに備わる前記光リピータハブと光ファイバ伝送路で接続され、複数の光リピータハブのうちの任意の光リピータハブから送信された光ファイバ無線信号が当該光リピータハブに接続されている光ファイバ伝送路から入力され、前記複数の光リピータハブのうちの設定された光リピータハブに接続されている光ファイバ伝送路に出力する方路制御機と、
を備える。
本開示に係る通信ネットワークシステムでは、前記方路制御機は、接続されている複数の光ファイバ伝送路のうちの任意の光ファイバ伝送路同士の導通経路を設定する光スイッチを備えてもよい。
本開示に係る通信ネットワークシステムでは、
前記方路制御機は、
予め定められた光ファイバ伝送路と接続され、光ファイバ伝送路から入力される光ファイバ無線信号を無線信号に変換し、無線信号を光ファイバ無線信号に変換して光ファイバ伝送路に出力する、光ファイバ伝送路ごとに備わる複数の方路制御機側光無線変換部と、
前記複数の方路制御機側光無線変換部で変換された無線信号を、出力先の光ファイバ伝送路で定められる前記方路制御機側光無線変換部に出力する、電気スイッチ部と、
を備えてもよい。
本開示に係る通信ネットワークシステムでは、
前記複数の光無線変換機は、
無線端末と無線信号を送受信するアンテナ部と、
前記アンテナ部の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換して前記光ファイバ伝送路に出力し、前記光ファイバ伝送路で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換して前記アンテナ部に出力する光無線変換機側光無線変換部と、
前記光無線変換機側光無線変換部から前記アンテナ部に出力される無線信号を分岐し、分岐された無線信号を用いて、前記アンテナ部に出力される無線信号が前記アンテナ部で受信されることで生じた回り込み無線信号を抑圧する、第1の回り込み信号抑圧回路と、
を備えていてもよい。
本開示に係る通信ネットワークシステムでは、
前記複数の光無線変換機は、
無線端末と無線信号を送受信するアンテナ部と、
前記アンテナ部の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換して前記光ファイバ伝送路に出力し、前記光ファイバ伝送路で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換して前記アンテナ部に出力する光無線変換機側光無線変換部と、
前記アンテナ部から前記光無線変換機側光無線変換部に出力される無線信号を分岐し、分岐された無線信号を用いて、前記アンテナ部から前記光無線変換機側光無線変換部に出力される無線信号が前記複数の光無線変換機のうちの前記設定された光無線変換機に備わるアンテナ部で受信されることで生じた回り込み光ファイバ無線信号を抑圧する、第2の回り込み信号抑圧回路と、
を備えていてもよい。
なお、上記各開示は、可能な限り組み合わせることができる。
本開示は、相互に無線伝搬距離範囲外の複数の無線端末同士が通信を行う場合において、複雑な中継ネットワークや複数の無線中継機を用いることなく、多数かつ任意の無線端末同士が同時に通信を確立することができるための通信機および通信ネットワークシステムを提供することができる。
本開示に関連する通信ネットワークシステムの第一例を示す。 本開示に関連する通信ネットワークシステムの第二例を示す。 本開示に関連する通信ネットワークシステムの第三例を示す。 本開示に関連する通信ネットワークシステムの第四例を示す。 図4に示す通信ネットワークシステムにおける信号の一例を示す。 図4に示す通信ネットワークシステムにおける信号の別例を示す。 第一の実施形態に係る通信ネットワークシステムの一例を示す。 図7に示す通信ネットワークシステムにおける信号の一例を示す。 キャンセル回路を用いた回り込み無線信号の除去の一例を示す。 キャンセル回路を用いた回り込み光ファイバ無線信号の除去の一例を示す。 キャンセル回路の構成例を示す。 第二の実施形態に係る通信ネットワークシステムの一例を示す。 図12に示す通信ネットワークシステムにおける信号の一例を示す。 第三の実施形態に係る通信ネットワークシステムの一例を示す。 第四の実施形態に係る通信ネットワークシステムの一例を示す。 第五の実施形態に係る通信ネットワークシステムの一例を示す。 本開示の通信形態の第一例を示す。 図17に示す通信ネットワークシステムにおける無線伝搬距離範囲外の無線通信確立の例を示す図である。 図18における具体的な動作の第一例を示す。 図18における具体的な動作の第二例を示す。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本開示は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(第一の実施形態)
図7は、本開示における通信ネットワークシステムの第一の例を示す図である。図7に示す通信ネットワークシステムは、複数の無線端末511−1、511−2ないし511−nと、複数の光無線変換機521−1、521−2ないし521−nと、複数の光ファイバ伝送路531−1、531−2ないし531−nと、方路制御機として機能する光スイッチ541を備える。ここで、nは、2以上の任意の整数である。光無線変換機521−1、521−2ないし521−nは、送信アンテナ551および受信アンテナ552を備えるアンテナ部561と、キャンセル回路571と、光無線変換部581を備え、それぞれ光ファイバ伝送路531−1、531−2ないし531−nを介して光スイッチ541に接続される。
光無線変換部581は、無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する機能を有する。例えば、光無線変換機521−1に備わる光無線変換部581は、受信アンテナ552の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換し、光ファイバ伝送路531−1に出力する。これにより、光無線変換機521−1は、無線端末511−1から送信された無線信号を、光ファイバ伝送路531−1で伝送可能にする。また、光無線変換機521−1に備わる光無線変換部581は、光ファイバ伝送路531−1で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換し、光無線変換機521−1に備わるアンテナ部561に出力する。これにより、光無線変換機521−1は、光ファイバ伝送路531−1で伝送された光ファイバ無線信号を、無線端末511−1に送信する。他の光無線変換機521−2〜521−nについても同様である。
光スイッチ541は、光ファイバ無線信号の導通経路を制御する。例えば光無線変換機521−1が光無線変換機521−2に光ファイバ無線信号を送信する場合、光スイッチ541は、光ファイバ伝送路531−1と光ファイバ伝送路531−2が導通するように制御する。これにより、本実施形態は、その他の光無線変換機へ不要な光ファイバ無線信号を送信せず、目的となる光無線変換機521−2のみに光ファイバ無線信号を送信することができる。
図8は、図7に示す通信ネットワークシステムにおける光スイッチによる通信経路制御例を示す図である。理解が容易になるよう、図8においては、図7に示す構成及び符号の一部は省略している。無線端末511−1より送信された無線信号は、光無線変換機521−1により光波長λを持つ光ファイバ無線信号591−1に変換され、光ファイバ伝送路531−1を介して光スイッチ541へ送信される。光スイッチ541は、光ファイバ無線信号591−1の宛先を制御し、光ファイバ無線信号591−2として光ファイバ伝送路531−2を介して光無線変換機521−2に送信する。また、無線端末511−2より送信された無線信号は、光無線変換機521−2により光波長λを持つ光ファイバ無線信号591−2に変換され、光ファイバ伝送路531−2を介して光スイッチ541へ送信する。光スイッチ541は光ファイバ無線信号531−2の宛先を制御し、光ファイバ無線信号591−1として光ファイバ伝送路531−1を介して光無線変換機521−1に送信する。これにより、無線端末511−1と無線端末511−2の通信を確立する。
光スイッチ541は、接続されている複数の光ファイバ伝送路531−1〜531−nのうちの光ファイバ伝送路531−1と531−2の導通経路を設定可能な任意の光デバイスを用いることができる。例えば、光スイッチ541は、入力ポートに光ファイバ伝送路531−1〜531−nが接続され、出力ポートに光ファイバ伝送路531−1〜531−nが接続されている、n×nポートの光スイッチを用いることができる。入力ポートに対する出力ポートの設定は、光ファイバ無線信号591−1、591−2の送信前の任意のタイミングで行われる。なお、導通経路の制御方法は任意であり、例えば、電気光学効果、磁気光学効果、音響光学効果、熱光学効果または光カー効果を用いた光スイッチや、半導体ゲート型光スイッチ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型光スイッチ等を単一または複数組み合わせることによって構成することができる。
他の無線端末より送信された無線信号についても同様となるが、例えば無線端末511−nより送信された無線信号は、光無線変換機521−nにより光波長λを持つ光ファイバ無線信号591−nに変換され、光ファイバ伝送路531−nを介して光スイッチ541へ送信する。光スイッチ541は光ファイバ無線信号531−nの宛先を制御し、光ファイバ無線信号591−mとして他の光ファイバ伝送路を介して他の光無線変換機に送信する。ここで、mは、1以上n以下の任意の整数である。
このように、本実施形態では、光スイッチ541により光ファイバ無線信号の導通経路を制御することで、任意の光無線変換機同士のみでの光ファイバ無線信号の送受信が可能となる。
また、本実施形態は、光無線変換機521−1〜521−nは、回り込み信号抑圧回路として機能するキャンセル回路571を、アンテナ部561と光無線変換部581の間に備える。
図9は、図7に示す通信ネットワークシステムにおける信号の伝搬および伝送について示したものである。理解が容易になるよう、図9においては、図7に示す構成及び符号の一部は省略している。
無線端末511−1から送信された無線信号181は、光無線変換機521−1において光ファイバ無線信号182に変換され、光ファイバ伝送路531−1及び531−2内を伝送される。光ファイバ無線信号182は、光無線変換機521−2において無線信号183に変換され、無線端末511−2へ送信される。このとき、光無線変換機521−2において、無線信号183は、受信アンテナ552により受信され、回り込み無線信号184となってキャンセル回路571へ伝搬される。回り込み無線信号184は、キャンセル回路571において、無線信号183を用いて除去される。
一方、無線端末511−2から送信された無線信号191は、光無線変換機521−2において光ファイバ無線信号192に変換され、光ファイバ伝送路531−2及び531−1内を伝送される。光ファイバ無線信号192は、光無線変換機521−1において無線信号193に変換され、無線端末511−1へ送信される。このとき、光無線変換機521−1において、無線信号193は受信アンテナ552により受信され、回り込み無線信号194となってキャンセル回路571へ伝搬される。キャンセル回路571は、無線信号193を用いて回り込み無線信号194を除去する。
このように、光ファイバ無線信号591−2が光無線変換機521−2で無線信号に変換され、無線端末511−2へ送信される際に生じる回り込み無線信号は、光無線変換機521−2に備わるキャンセル回路571において除去される。また、光ファイバ無線信号591−1が光無線変換機521−1で無線信号に変換され、無線端末511−1へ送信される際に生じる回り込み無線信号は、光無線変換機521−1に備わるキャンセル回路571において除去される。他の光無線変換機521−3〜521−nについても同様である。
図10は、図7に示す通信ネットワークシステムにおける信号の伝搬および伝送について示したものである。理解が容易になるよう、図10においては、図7に示す構成及び符号の一部は省略している。
無線端末511−1から送信された無線信号281は、光無線変換機521−1において光ファイバ無線信号282に変換され、光ファイバ伝送路531−1及び531−2内を伝送される。光ファイバ無線信号282は、光無線変換機521−2において無線信号283に変換され、無線端末511−2へ送信される。このとき、光無線変換機521−2において、無線信号283は、受信アンテナ552により受信され、光無線変換部581により回り込み光ファイバ無線信号284となって、光ファイバ伝送路531−2及び531−1内を伝送される。回り込み光ファイバ無線信号284は、光無線変換機521−1において、光無線変換部561で回り込み無線信号285に変換され、キャンセル回路571へ伝搬される。回り込み無線信号285は、キャンセル回路571において、無線信号281を用いて除去される。
無線端末511−2から送信された無線信号291は、光無線変換機521−2において光ファイバ無線信号292に変換され、光ファイバ伝送路531−2及び531−1内を伝送される。光ファイバ無線信号292は、光無線変換機521−1において無線信号293に変換され、無線端末511−1へ送信される。このとき、光無線変換機521−1において、無線信号293は、受信アンテナ552により受信され、光無線変換部581により回り込み光ファイバ無線信号294となって、光ファイバ伝送路531−1及び531−2内を伝送される。回り込み光ファイバ無線信号294は、光無線変換機521−2において、光無線変換部581で回り込み無線信号295に変換され、キャンセル回路571へ伝搬される。回り込み無線信号295は、キャンセル回路571において、無線信号291を用いて除去される。
このように、本実施形態では、光ファイバ無線信号591−2が光無線変換機521−2で無線信号に変換され、無線端末511−2へ送信される際に生じる回り込み光ファイバ無線信号は、光無線変換機521−1に備わるキャンセル回路571において除去される。また、光ファイバ無線信号591−1が光無線変換機521−1で無線信号に変換され、無線端末511−1へ送信される際に生じる回り込み光ファイバ無線信号は、光無線変換機521−2に備わるキャンセル回路571において除去される。他の光無線変換機521−3〜521−nについても同様である。
キャンセル回路571は、例えば図11のような構成とすることが可能である。図11に示すキャンセル回路は、分岐器1611、遅延器1621、減衰器1631、合成器1641を備える。無線信号1651、1661および無線信号1651の回り込み無線信号1654がキャンセル回路571に入力され、無線信号1652、1662がキャンセル回路571から出力される。
キャンセル回路571へ入力された無線信号1651は、分岐器1611により無線信号1652、1653に分岐され、無線信号1652はキャンセル回路571から出力される。無線信号1653は遅延器1621および減衰器1631で回り込み無線信号1654の逆位相の信号となるよう所望の遅延と減衰を与えられ、抑圧信号となる。抑圧信号となった無線信号1653は、キャンセル回路571へ入力された無線信号1661および回り込み無線信号1654と合成器1641により合成される。無線信号1653と回り込み無線信号1654は遅延器1621および減衰器631により同じ強度で逆位相の関係となるよう制御されているため、合成器1641により合成されるとお互いに打ち消し合い、結果として無線信号1661がそのまま無線信号1662として出力される。
無線信号1651及び回り込み無線信号1654は、例えば、図9に示す無線信号183及び回り込み無線信号184である。無線信号1651及び回り込み無線信号1654は、例えば、図10に示す無線信号281及び回り込み無線信号285である。
なお、抑圧信号の生成方法は遅延器及び減衰器を用いた方法に限定されず、無線信号1653を用いて回り込み無線信号1654と同じ強度で逆位相の信号が生成可能な任意の方法を採用することができる。また、抑圧信号の信号強度は、回り込み無線信号1654と同一に限らず、回り込み無線信号1654が抑圧可能な任意の強度でありうる。
また、本実施形態では、キャンセル回路571が回り込み無線信号及び回り込み光ファイバ無線信号の両方を抑圧する例を示すが、本開示はこれに限定されない。例えば、キャンセル回路571は、回り込み無線信号及び回り込み光ファイバ無線信号の少なくともいずれかを抑圧する機能を備える。また、本開示は、回り込み無線信号を抑圧するキャンセル回路と、回り込み光ファイバ無線信号を抑圧するキャンセル回路と、は個別の機能部として備わっていてもよい。
このような、図7に示す通信ネットワークシステムによって、それぞれの光無線変換機へ光ファイバ無線信号を送信するため、図5に示すような時分割多重により通信効率が大幅に低下する、又は、図6に示すような波長分割多重により光無線変換機の構成や管理が複雑化する、という課題を解消することができる。
また、キャンセル回路571によって不要な無線信号を除去することが可能となり、信号品質の劣化を回避し、無線伝搬範囲が小さくなる、伝送帯域が小さくなるといった効果を得ることができる。さらに、キャンセル回路571の副次的な効果として無線信号を同時に送受信することができるようになるため、一般的に時分割多重により半二重通信を行っていた無線通信を、全二重通信に拡張することも可能となる。
また、本実施形態は、光スイッチにより導通経路を制御するため、電気処理を行う場合と比較し低遅延かつ、無線信号の種別に依存しない導通経路制御が可能となる。したがって、本実施形態は、遅延の要求条件が厳しい通信ネットワークや、多種多様な無線信号を収容する通信ネットワークに適用する場合に効果的である。
なお、図7のような形態においても、時分割多重や波長分割多重と組み合わせることにより、無線端末や光無線変換機の接続数を増加させてもよい。また、光ファイバ伝送路上で同一波長を用いて双方向通信を行うことで生じる、反射光により受信信号が劣化する影響を回避するため、光ファイバ伝送路を2芯以上で構成することや、双方向の光ファイバ無線信号を異なる波長にすることも可能である。
(第二の実施形態)
図12は、本開示における通信ネットワークシステムの第二の例を示す図である。図12に示す通信ネットワークシステムは、複数の無線端末611−1、611−2ないし611−nと、複数の光無線変換機621−1、621−2ないし621−nと、複数の光ファイバ伝送路631−1、631−2ないし631−nと、方路制御機として機能する電気スイッチ641を備える。電気スイッチ641は、複数の光無線変換部651−1、651−2ないし651−nと、電気スイッチ部661を備える。ここで、nは、2以上の任意の整数である。
光無線変換機621−1、621−2ないし621−nは、送信アンテナ551および受信アンテナ552を備えるアンテナ部561と、キャンセル回路571と、光無線変換部581を備え、それぞれ光ファイバ伝送路631−1、631−2ないし631−nを介して電気スイッチ部661に接続される構成である。電気スイッチ部661は、光無線変換部651−1、651−2ないし651−nを介して光ファイバ伝送路631−1、631−2ないし631−nに接続される。アンテナ部561、キャンセル回路571及び光無線変換部581の機能及び動作は、第一の実施形態において述べたとおりである。
電気スイッチ部661は、光ファイバ無線信号の導通経路を制御する。例えば、光無線変換機621−1が光無線変換機621−2に光ファイバ無線信号を送信する場合、電気スイッチ部661は、光無線変換部651−1と光無線変換部651−2が導通するように制御する。これにより、本実施形態は、その他の光無線変換機へ不要な光ファイバ無線信号を送信せず、目的となる光無線変換機621−2のみに光ファイバ無線信号を送信することができる。
図13は、図12に示す通信ネットワークシステムにおける電気スイッチによる通信経路制御例を示す図である。理解が容易になるよう、図13においては、図12に示す構成及び符号の一部は省略している。無線端末611−1より送信された無線信号は、光無線変換機621−1により光波長λを持つ光ファイバ無線信号671−1に変換され、光ファイバ伝送路631−1を介して電気スイッチ641へ送信する。電気スイッチ641は内部の光無線変換部651−1により光ファイバ無線信号671−1を無線信号681−1に変換し、電気スイッチ部661へ送信する。電気スイッチ部661は無線信号681−1の宛先を制御し、無線信号681−2として光無線変換部651−2に送信する。光無線変換部651−2は、無線信号681−2を光ファイバ無線信号671−2に変換し、光ファイバ伝送路631−2を介して光無線変換機621−2に送信する。また、無線端末611−2より送信された無線信号は、光無線変換機621−2により光波長λを持つ光ファイバ無線信号671−2に変換され、光ファイバ伝送路631−2を介して電気スイッチ641へ送信する。電気スイッチ641は内部の光無線変換部651−2により光ファイバ無線信号671−2を無線信号681−2に変換し、電気スイッチ部661へ送信する。電気スイッチ部661は無線信号681−2の宛先を制御し、無線信号681−1として光無線変換部651−1に送信する。光無線変換部651−1は、無線信号681−1を光ファイバ無線信号671−1に変換し、光ファイバ伝送路631−1を介して光無線変換機621−1に送信する。これにより、無線端末611−1と無線端末611−2の通信を確立する。
電気スイッチ部661は、無線信号681−1を出力先の光ファイバ伝送路631−2で定められる光無線変換部651−2に出力可能な任意のデバイスを用いることができる。例えば、電気スイッチ部661は、入力ポートに光ファイバ伝送路631−1〜631−nが接続され、出力ポートに光ファイバ伝送路631−1〜631−nが接続されている、n×nポートの電気スイッチを用いることができる。入力ポートに対する出力ポートの設定は、光ファイバ無線信号671−1、671−2の送信前の任意のタイミングで行われる。なお、導通経路の制御方法は任意であり、例えば電気スプリッタや周波数変換器、電気方路切替器等を単一または複数組み合わせることによって構成することができる。
他の無線端末より送信された無線信号についても同様となるが、例えば無線端末611−nより送信された無線信号は、光無線変換機621−nにより光波長λを持つ光ファイバ無線信号671−nに変換され、光ファイバ伝送路631−nを介して電気スイッチ641へ送信する。電気スイッチ641は内部の光無線変換部651−nおよび電気スイッチ部661により光ファイバ無線信号671−nの宛先を制御し、光ファイバ無線信号671−mとして他の光ファイバ伝送路を介して他の光無線変換機に送信する。ここで、mは、1以上n以下の任意の整数である。
このように、本実施形態では、電気スイッチ641により光ファイバ無線信号の導通経路を制御することで、任意の光無線変換機同士のみでの光ファイバ無線信号の送受信が可能となる。
また、本実施形態は、光無線変換機621−1〜621−nは、回り込み信号抑圧回路として機能するキャンセル回路571を備える。このため、光ファイバ無線信号671−2が光無線変換機621−2で無線信号に変換され、無線端末611−2へ送信される際に生じる回り込み無線信号は、光無線変換機621−2に備わるキャンセル回路571において除去される。また、光ファイバ無線信号671−1が光無線変換機621−1で無線信号に変換され、無線端末611−1へ送信される際に生じる回り込み無線信号は、光無線変換機621−1に備わるキャンセル回路571において除去される。他の光無線変換機621−3〜621−nについても同様である。
また、本実施形態では、光ファイバ無線信号671−2が光無線変換機621−2で無線信号に変換され、無線端末611−2へ送信される際に生じる回り込み光ファイバ無線信号は、光無線変換機621−1に備わるキャンセル回路571において除去される。また、光ファイバ無線信号671−1が光無線変換機621−1で無線信号に変換され、無線端末611−1へ送信される際に生じる回り込み光ファイバ無線信号は、光無線変換機621−2に備わるキャンセル回路571において除去される。他の光無線変換機621−3〜621−nについても同様である。
このような、図12に示す通信ネットワークシステムによって、図4に示すようなすべての光無線変換機へ光ファイバ無線信号を送信するため、時分割多重により通信効率が大幅に低下する、又は、波長分割多重により光無線変換機の構成や管理が複雑化する、という課題を解消することができる。
また、キャンセル回路571によって不要な無線信号を除去することが可能となり、信号品質の劣化を回避し、無線伝搬範囲が小さくなる、伝送帯域が小さくなるといった効果を得ることができる。さらに、キャンセル回路571の副次的な効果として無線信号を同時に送受信することができるようになるため、一般的に時分割多重により半二重通信を行っていた無線通信を、全二重通信に拡張することも可能となる。
また、本実施形態は、電気スイッチにより導通経路を制御するため、任意の電気回路を用いた無線信号の処理を行うことができる。例えば、無線信号の周波数単位での導通経路制御が可能となるため、無線信号の周波数チャネルを変更する、光ファイバ無線信号の光波長を変更する等、光処理より細かい制御が必要となる通信ネットワークに適用する場合に効果的である。
なお、図12のような形態においても、時分割多重や波長分割多重と組み合わせることにより、無線端末や光無線変換機の接続数を増加させてもよい。また、光ファイバ伝送路上で同一波長を用いて双方向通信を行うことで生じる、反射光により受信信号が劣化する影響を回避するため、光ファイバ伝送路を2芯以上で構成することや、双方向の光ファイバ無線信号を異なる波長にすることも可能である。
(第三の実施形態)
図14は、本開示における通信ネットワークシステムの第三の例を示す図である。
図14に示す通信ネットワークシステムは、無線端末711−1、711−m、711−m+1、711−n、711−pを含む複数の無線端末711−1ないし711−qと、光無線変換機721−1〜721−m、721−m+1〜721−n、721−p〜721−qを含む複数の光無線変換機721−1ないし721−qと、光ファイバ伝送路731−1〜731−m、731−m+1〜731−n、731−p〜731−qを含む複数の光ファイバ伝送路731−1ないし731−qおよび751−1ないし751−xと、光スイッチ741−1、741−2ないし741−xおよび761を備える。
光無線変換機721−1ないし721−qは、図3に示す光無線変換機321と同等の構成であり、それぞれ光ファイバ伝送路731−1ないし731−qを介してそれぞれ光スイッチ741−1ないし741−xに接続される構成である。光スイッチ741−1ないし741−xおよび761は、図7に示す光スイッチ541と同等の構成であり、光スイッチ741−1ないし741−xはそれぞれ光ファイバ伝送路751−1ないし751−xを介して光スイッチ761に接続される構成である。
このような、図14に示す通信ネットワークシステムによって、図7に示す通信ネットワークシステムをさらに広範囲に接続することが可能となる。本実施形態では、光スイッチ761は、光スイッチ741−1ないし741−xからの光ファイバ無線信号を、光ファイバ伝送路751−1と光ファイバ伝送路751−xのうちの設定された方路に出力する。
なお、図14では光スイッチを2段階で接続する例を示しているが、3段階以上を接続する形態でもかまわない。また、2段階接続と3段階接続が混在するなど、様々な段数が混在する形態でもかまわない。
(第四の実施形態)
図15は、本開示における通信ネットワークシステムの第四の例を示す図である。
図15に示す通信ネットワークシステムは、無線端末811−1、811−m、811−m+1、811−n、811−pを含む複数の無線端末811−1ないし811−qと、光無線変換機821−1〜821−m、821−m+1〜821−n、821−p〜821−qを含む複数の光無線変換機821−1ないし821−qと、光ファイバ伝送路831−1〜831−m、831−m+1〜831−n、831−p〜831−qを含む複数の光ファイバ伝送路831−1ないし831−qおよび851−1ないし851−xと、電気スイッチ841−1、841−2ないし841−xおよび861を備える。
光無線変換機821−1ないし821−qは、図3に示す光無線変換機321と同等の構成であり、それぞれ光ファイバ伝送路831−1ないし831−qを介してそれぞれ電気スイッチ841−1ないし841−xに接続される構成である。電気スイッチ841−1ないし841−xおよび861は、図12に示す電気スイッチ641と同等の構成であり、電気スイッチ841−1ないし841−xはそれぞれ光ファイバ伝送路851−1ないし851−xを介して電気スイッチ861に接続される構成である。
このような、図15に示す通信ネットワークによって、図12に示す通信ネットワークをさらに広範囲に接続することが可能となる。本実施形態では、電気スイッチ861は、電気スイッチ841−1ないし841−xから受信した無線信号を、必要に応じて周波数チャネルの変更を行い、予め設定された方路に任意の光波長で出力する。
なお、図15では電気スイッチを2段階で接続する例を示しているが、3段階以上を接続する形態でもかまわない。また、2段階接続と3段階接続が混在するなど、様々な段数が混在する形態でもかまわない。
(第五の実施形態)
図16は、本開示における通信ネットワークシステムの第五の例を示す図である。
図16に示す通信ネットワークシステムは、無線端末911−1、911−m、911−m+1、911−n、911−pを含む複数の無線端末911−1ないし911−qと、光無線変換機921−1〜921−m、921−m+1〜921−n、921−p〜921−qを含む複数の光無線変換機921−1ないし921−qと、光ファイバ伝送路931−1〜931−m、931−m+1〜931−n、931−p〜931−qを含む複数の光ファイバ伝送路931−1ないし931−qおよび951−1ないし951−xと、方路制御機941−1、941−2ないし941−xおよび961を備える。
光無線変換機921−1ないし921−qは、図3に示す光無線変換機321と同等の構成であり、それぞれ光ファイバ伝送路931−1ないし931−qを介してそれぞれ方路制御機941−1ないし941−xに接続される構成である。
方路制御機941−1ないし941−xおよび961は、図4に示す光リピータハブ441と同等の構成または図7に示す光スイッチ541と同等の構成または図12に示す電気スイッチ641と同等の構成を個別かつ任意にとることが可能である。ただし、方路制御機941−1ないし941−xおよび961のうちのいずれかは図8に示す光スイッチ541と同等の構成または図12に示す電気スイッチ641と同等の構成を備える。方路制御機941−1ないし941−xはそれぞれ光ファイバ伝送路951−1ないし951−xを介して方路制御機961に接続される構成である。
このような、図16に示す通信ネットワークシステムによって、図4ないし図15に示す通信ネットワークシステムに対し、光リピータハブと光スイッチと電気スイッチを任意に利用することにより、特定の拠点間において遅延の要求条件が厳しい場合や、多種多様な無線信号を収容する場合、無線信号の周波数チャネルを変更する、光ファイバ無線信号の光波長を変更する等、光処理より細かい制御が必要となる場合等に、最適な方路制御機を配置することが可能となり、さらに効率的に広範囲に拡大できる。
なお、図16では方路制御機を2段階で接続する例を示しているが、3段階以上を接続する形態でもかまわない。また、2段階接続と3段階接続が混在するなど、様々な段数が混在する形態でもかまわない。
(通信形態の例)
図17、18、19および20は、本開示における第一〜第五の実施形態およびそれらの複合形態を用いた通信形態の例を示す図である。図17に示す通信ネットワークシステムは、無線端末1011−1ないし1011−4、1012−1ないし1012−4、1013−1ないし1013−4および、1014−1ないし1014−4と、光無線変換機1021−1ないし1021−4、1022−1ないし1022−4、1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4と、光ファイバ伝送路1031−1ないし1031−4、1032−1ないし1032−4、1033−1ないし1033−4、1034−1ないし1034−4、1051ないし1054、1071および1072と、光リピータハブ1041ないし1044と、光スイッチ1061および1062と、電気スイッチ1081を備える。
本実施形態は、複数の通信ネットワークを備える。例えば、本実施形態では、複数の通信ネットワークは、複数の光無線変換機1021−1〜1021−4が光リピータハブ1041に接続されている通信ネットワークと、複数の光無線変換機1022−1〜1022−4が光リピータハブ1042に接続されている通信ネットワークと、複数の光無線変換機1023−1〜1023−4が光リピータハブ1043に接続されている通信ネットワークと、複数の光無線変換機1024−1〜1024−4が光リピータハブ1044に接続されている通信ネットワークと、を備える。
光無線変換機1021−1ないし1021−4、1022−1ないし1022−4、1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4は、図3に示す光無線変換機321と同等の構成である。光無線変換機1021−1ないし1021−4はそれぞれ光ファイバ伝送路1031−1ないし1031−4を介して光リピータハブ1041と接続され、光無線変換機1022−1ないし1022−4はそれぞれ光ファイバ伝送路1032−1ないし1032−4を介して光リピータハブ1041と接続され、光無線変換機1023−1ないし1023−4はそれぞれ光ファイバ伝送路1033−1ないし1033−4を介して光リピータハブ1043と接続され、光無線変換機1024−1ないし1024−4はそれぞれ光ファイバ伝送路1034−1ないし1034−4を介して光リピータハブ1044と接続される構成である。
光リピータハブ1041ないし1044は、図4に示す光リピータハブと同等の構成である。例えば、光リピータハブ1041は、複数の光無線変換機1021−1〜1021−4に含まれる任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号を複数の光無線変換機1021−1〜1021−4のうちの送信元以外の光無線変換機に送信する。本実施形態では、前述の光無線変換機1021−1ないし1021−4、1022−1ないし1022−4、1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4との接続に加え、それぞれ光ファイバ伝送路1051ないし1054を介して光スイッチ1061または1062に接続される構成である。
光スイッチ1061ないし1062は、図7に示す光スイッチと同等の構成であり、前述の光リピータハブ1041ないし1044との接続に加え、それぞれ光ファイバ伝送路1071または1072を介して電気スイッチ1081と接続される構成である。
電気スイッチ1081は、図12に示す電気スイッチと同等の構成である。
光無線変換機1021−1ないし1021−4、1022−1ないし1022−4、1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4は、それぞれの上位に接続される光リピータハブ1041ないし1044に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4、10102−1ないし10102−4、10103−1ないし10103−4および、10104−1ないし10104−4を送信する。光リピータハブ1041ないし1044は、それぞれの下位に接続される光無線変換機1021−1ないし1021−4、1022−1ないし1022−4、1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10111−1ないし10111−4、10112−1ないし10112−4、10113−1ないし10113−4および、10114−1ないし10114−4を送信すると共に、それぞれの上位に接続される光スイッチ1061または1062に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10121ないし10124を送信する。光スイッチ1061、1062は、それぞれの下位に接続される光リピータハブ1041ないし1044に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10131ないし10134を送信すると共に、上位に接続される電気スイッチ1081に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10141、10142を送信する。電気スイッチ1081は、下位に接続される光スイッチ1061、1062に対し、それぞれ光ファイバ無線信号10151、10152を送信する。
図18は、図17に示す通信ネットワークシステムにおける、無線伝搬距離範囲外の無線通信確立の例を示す図である。無線端末1011−1ないし1011−4は、光無線変換機1021−1ないし1021−4と光ファイバ伝送路1031−1ないし1031−4と光リピータハブ1041により、図4と同様に、相互に無線伝搬距離範囲外の複数の無線端末同士が、多数かつ任意の無線端末同士が同時に通信を確立することができる。このとき確立した通信範囲を図18中で仮想無線エリア1091として表している。無線端末1012−1ないし1012−4、1013−1ないし1013−4および、1014−1ないし1014−4についても同様に、それぞれ仮想無線エリア1092、1093、1094として通信を確立することができる。このとき、光スイッチ1061ないし1062および、電気スイッチ1081によって光リピータハブ1041ないし1044を接続する構成を取っていることから、その方路制御によって仮想無線エリア1091ないし1094を任意に接続し、さらに広範囲の無線端末同士の接続を確立することができる。
図19は、図18における、具体的な動作の一例を示す図であり、仮想無線エリア1091と1092を同一の仮想無線エリアとし、仮想無線エリア1093と1094を同一の仮想無線エリアとした場合の設計を示している。
光無線変換機1021−1ないし1021−4および、1022−1ないし1022−4の送信する光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4および、10102−1ないし10102−4が、それぞれ光波長λないしλを持つように設計している。光無線変換機1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4の送信する光ファイバ無線信号10103−1ないし10103−4および、10104−1ないし10104−4が、それぞれ光波長λないしλを持つように設計している。
光リピータハブ1041は、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1021−1ないし1021−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10121として光スイッチ1061へ送信する。
光リピータハブ1042は、光ファイバ無線信号10102−1ないし10102−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1022−1ないし1022−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10102−1ないし10102−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10122として光スイッチ1061へ送信する。
この際、光スイッチ1061は光ファイバ伝送路1051と1052が導通するように制御を行っており、光ファイバ無線信号10131は光ファイバ無線信号10122と同じ信号成分および光波長を有する。また、光ファイバ無線信号10132は光ファイバ無線信号10121と同じ信号成分および光波長を有する。
その結果、光リピータハブ1041は、光ファイバ無線信号10131についても下位の光無線変換機1021−1ないし1021−4に送信することとなり、光リピータハブ1042は、光ファイバ無線信号10132についても下位の光無線変換機1022−1ないし1022−4に送信することとなるため、光ファイバ無線信号10111−1ないし10111−4および、10112−1ないし10112−4は、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除く、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4および、10102−1ないし10102−4のすべての信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号となる。光無線変換機1021−1ないし1021−4および、1022−1ないし1022−4では、受信側の光無線変換部において光波長フィルタ等により目的の光ファイバ無線信号を選択受信することにより、仮想無線エリア1091と1092を同一の仮想無線エリアとなるよう、通信を確立する。
仮想無線エリア1093と1094についても同様に、それぞれの光無線変換機の送信する光ファイバ無線信号を波長および光スイッチの経路について設計および制御を行うことで、同一の無線エリアとなるよう通信を確立する。
このような設計および制御により、通信を確立することが可能な無線端末の範囲を拡大することが可能となる。
図20は、図18における、図19とは異なる具体的な動作の一例を示す図であり、仮想無線エリア1091と1093を同一の仮想無線エリアとした場合の設計を示している。
光無線変換機1021−1ないし1021−4および、1022−1ないし1022−4の送信する光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4および、10102−1ないし10102−4が、それぞれ光波長λないしλを持つように設計している。光無線変換機1023−1ないし1023−4および、1024−1ないし1024−4の送信する光ファイバ無線信号10103−1ないし10103−4および、10104−1ないし10104−4が、それぞれ光波長λないしλを持つように設計している。
光リピータハブ1041は、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1021−1ないし1021−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10121として光スイッチ1061へ送信する。
光リピータハブ1042は、光ファイバ無線信号10102−1ないし10102−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1022−1ないし1022−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10102−1ないし10102−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10122として光スイッチ1061へ送信する。
この際、光スイッチ1061は光ファイバ伝送路1051と1071が導通するように制御を行っており、光ファイバ無線信号10131は光ファイバ無線信号10151と同じ信号成分および光波長を有する。また、光ファイバ無線信号10132は無信号となる。
光リピータハブ1043は、光ファイバ無線信号10103−1ないし10103−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1023−1ないし1023−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10103−1ないし10103−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10123として光スイッチ1062へ送信する。
光リピータハブ1044は、光ファイバ無線信号10104−1ないし10104−4のうち、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除き、他の信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号として光無線変換機1024−1ないし1024−4へ送信すると共に、光ファイバ無線信号10104−1ないし10104−4すべてを合波した信号成分および光波長を持つ光ファイバ無線信号10124として光スイッチ1062へ送信する。
この際、光スイッチ1062は光ファイバ伝送路1053と1072が導通するように制御を行っており、光ファイバ無線信号10133は光ファイバ無線信号10152と同じ信号成分および光波長を有する。また、光ファイバ無線信号10134は無信号となる。
電気スイッチ1081は、光ファイバ伝送路1071と1072が導通するように制御を行うと共に、光ファイバ無線信号の光波長を変更して送信を行うよう制御を行っており、光波長λないしλを持つファイバ無線信号10141を、同一の信号成分かつ異なる光波長λないしλを持つファイバ無線信号10152に変換して光スイッチ1062へ送信し、光波長λないしλを持つファイバ無線信号10142を、同一の信号成分かつ異なる光波長λないしλを持つファイバ無線信号10151に変換して光スイッチ1061へ送信する。
その結果、光リピータハブ1041は、光ファイバ無線信号10151と同じ信号成分および光波長を有する光ファイバ無線信号10131についても下位の光無線変換機1021−1ないし1021−4に送信することとなり、光リピータハブ1043は、光ファイバ無線信号10152と同じ信号成分および光波長を有する光ファイバ無線信号10133についても下位の光無線変換機1023−1ないし1023−4に送信することとなるため、光ファイバ無線信号10111−1ないし10111−4および、10113−1ないし10113−4は、送信元の光無線変換機より送信された光ファイバ無線信号を除く、光ファイバ無線信号10101−1ないし10101−4および、10103−1ないし10103−4のすべての信号成分を持ち、一部光波長が異なる光ファイバ無線信号となる。光無線変換機1021−1ないし1021−4および、1023−1ないし1023−4では、受信側の光無線変換部において光波長フィルタ等により目的の光ファイバ無線信号を選択受信することにより、仮想無線エリア1091と1093を同一の仮想無線エリアとなるよう、通信を確立する。
図19および図20は一例であり、光波長設計、方路制御機配置、光ファイバ伝送路接続構成、経路制御設計等により、仮想無線エリアの接続方法を任意に変更することが可能となる。また、機器構成についても、第五の実施形態において述べたように、図17に限らず、様々な段数、方路制御機配置、光無線変換機数等が混在する形態でもかまわない。
本開示は情報通信産業に適用することができる。
111、112、211、212、311、312、411−1、411−2、411−n、511−1、511−2、511−n、611−n、611−2、611−n、711−1、711−m、711−m+1、711−n、711−p、711−q、811−1、811−m、811−m+1、811−n、811−p、811−q、911−1、911−m、911−m+1、911−n、911−p、911−q、1011−1、1011−2、1011−3、1011−4、1012−1、1012−2、1012−3、1012−4、1013−1、1013−2、1013−3、1013−4、1014−1、1014−2、1014−3、1014−4:無線端末
121、122:無線親機
141、142、241、242、243:伝送機能部
151:中継ネットワーク
221、222、223:無線中継機
131、132、231、232、233、234、235、236、561:アンテナ部
321、322、421−1、421−2、421−n、521−1、521−2、521−n、621−1、621−2、621−n、721−1、721−m、721−m+1、721−n、721−p、721−q、821−1、821−m、821−m+1、821−n、821−p、821−q、921−1、921−m、921−m+1、921−n、921−p、921−q
1021−1、1021−2、1021−3、1021−4、1022−1、1022−2、1022−3、1022−4、1023−1、1023−2、1023−3、1023−4、1024−1、1024−2、1024−3、1024−4:光無線変換機
371、431−1、431−2、431−n、531−1、531−2、531−n、631−1、631−2、631−n、731−1、731−m、731−m+1、731−n、731−p、731−q、751−1、751−2、751−x、831−1、831−m、831−m+1、831−n、831−p、831−q、851−1、851−2、851−x、931−1、931−m、931−m+1、931−n、931−p、931−q、951−1、951−2、951−x、1031−1、1031−2、1031−3、1031−4、1032−1、1032−2、1032−3、1032−4、1033−1、1033−2、1033−3、1033−4、1034−1、1034−2、1034−3、1034−4:光ファイバ伝送路
331、333、551:送信アンテナ
332、334、552:受信アンテナ
571:キャンセル回路
361、362、581、651−1、651−2、651−n:光無線変換部
441、1041、1042、1043、1044:光リピータハブ
541、741−1、741−2、741−x、761、1061、1062:光スイッチ
641、841−1、841−2、841−x、861、1081:電気スイッチ
661:電気スイッチ部
941−1、941−2、941−x、961:方路制御機
1611:分岐器
1621:遅延器
1631:減衰器
1641:合成器

Claims (6)

  1. 無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する複数の光無線変換機と、
    前記複数の光無線変換機と光ファイバ伝送路で接続され、前記複数の光無線変換機のうちの任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号が当該光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路から入力され、前記複数の光無線変換機のうちの設定された光無線変換機に接続されている光ファイバ伝送路に出力する方路制御機と、
    を備える通信ネットワークシステム。
  2. 無線信号と光ファイバ無線信号とを互いに変換する複数の光無線変換機が光リピータハブに接続され、前記光リピータハブが前記複数の光無線変換機に含まれる任意の光無線変換機から送信された光ファイバ無線信号を前記複数の光無線変換機のうちの送信元以外の光無線変換機に送信する、複数の通信ネットワークと、
    前記複数の通信ネットワークに備わる前記光リピータハブと光ファイバ伝送路で接続され、複数の光リピータハブのうちの任意の光リピータハブから送信された光ファイバ無線信号が当該光リピータハブに接続されている光ファイバ伝送路から入力され、前記複数の光リピータハブのうちの設定された光リピータハブに接続されている光ファイバ伝送路に出力する方路制御機と、
    を備える通信ネットワークシステム。
  3. 前記方路制御機は、接続されている複数の光ファイバ伝送路のうちの任意の光ファイバ伝送路同士の導通経路を設定する光スイッチを備える、
    請求項1又は2に記載の通信ネットワークシステム。
  4. 前記方路制御機は、
    予め定められた光ファイバ伝送路と接続され、光ファイバ伝送路から入力される光ファイバ無線信号を無線信号に変換し、無線信号を光ファイバ無線信号に変換して光ファイバ伝送路に出力する、光ファイバ伝送路ごとに備わる複数の方路制御機側光無線変換部と、
    前記複数の方路制御機側光無線変換部で変換された無線信号を、出力先の光ファイバ伝送路で定められる前記方路制御機側光無線変換部に出力する、電気スイッチ部と、
    を備える、
    請求項1又は2に記載の通信ネットワークシステム。
  5. 前記複数の光無線変換機は、
    無線端末と無線信号を送受信するアンテナ部と、
    前記アンテナ部の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換して前記光ファイバ伝送路に出力し、前記光ファイバ伝送路で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換して前記アンテナ部に出力する光無線変換機側光無線変換部と、
    前記光無線変換機側光無線変換部から前記アンテナ部に出力される無線信号を分岐し、分岐された無線信号を用いて、前記アンテナ部に出力される無線信号が前記アンテナ部で受信されることで生じた回り込み無線信号を抑圧する、第1の回り込み信号抑圧回路と、
    を備える、
    請求項1から4のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。
  6. 前記複数の光無線変換機は、
    無線端末と無線信号を送受信するアンテナ部と、
    前記アンテナ部の受信した無線信号を光ファイバ無線信号に変換して前記光ファイバ伝送路に出力し、前記光ファイバ伝送路で伝送された光ファイバ無線信号を無線信号に変換して前記アンテナ部に出力する光無線変換機側光無線変換部と、
    前記アンテナ部から前記光無線変換機側光無線変換部に出力される無線信号を分岐し、分岐された無線信号を用いて、前記アンテナ部から前記光無線変換機側光無線変換部に出力される無線信号が前記複数の光無線変換機のうちの前記設定された光無線変換機に備わるアンテナ部で受信されることで生じた回り込み光ファイバ無線信号を抑圧する、第2の回り込み信号抑圧回路と、
    を備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。
JP2019115642A 2019-06-21 2019-06-21 通信ネットワークシステム Active JP7318349B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115642A JP7318349B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 通信ネットワークシステム
US17/620,969 US11804900B2 (en) 2019-06-21 2020-06-10 Communication network system
PCT/JP2020/022804 WO2020255815A1 (ja) 2019-06-21 2020-06-10 通信ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115642A JP7318349B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 通信ネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021002757A true JP2021002757A (ja) 2021-01-07
JP7318349B2 JP7318349B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=73995238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115642A Active JP7318349B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 通信ネットワークシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11804900B2 (ja)
JP (1) JP7318349B2 (ja)
WO (1) WO2020255815A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024057490A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 日本電信電話株式会社 伝送システム及び伝送方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240187099A1 (en) * 2021-04-14 2024-06-06 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical communication system, optical transmitting and receiving apparatus, and optical communication method
JP7448508B2 (ja) * 2021-09-06 2024-03-12 矢崎総業株式会社 信号処理装置、RoF送受信機、光ファイバ無線システム、及び信号処理方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000023246A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Toshiba Corp 通信システム
JP2004048200A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Kddi Corp 無線中継装置
JP2004242224A (ja) * 2003-02-10 2004-08-26 Fujitsu Access Ltd 反射波信号除去装置
JP2005110150A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線中継装置
JP2008060615A (ja) * 2004-01-08 2008-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光機能回路
JP2010268224A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ダイバーシチ通信装置
JP2014160967A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線アクセス網における冗長化システム及び方法
JP2017017667A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 富士通株式会社 通信装置及び受信方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324393A (ja) * 2002-02-26 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向光伝送システム並びにそれに用いられる親局及び子局
JP2005159751A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Toshiba Corp 光伝送システムおよび光中継装置
WO2007015296A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National Institute Of Information And Communications Technology Incorporated Administrative Agency 無線通信システム
DE102008013245A1 (de) * 2008-03-08 2009-09-17 Andrew Wireless Systems Gmbh Repeater und Verfahren zum Betrieb eines solchen Repeaters
US8155525B2 (en) * 2009-05-15 2012-04-10 Corning Cable Systems Llc Power distribution devices, systems, and methods for radio-over-fiber (RoF) distributed communication
US20160380668A1 (en) * 2015-06-26 2016-12-29 Fujitsu Limited Communication device and receiving method

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000023246A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Toshiba Corp 通信システム
JP2004048200A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Kddi Corp 無線中継装置
JP2004242224A (ja) * 2003-02-10 2004-08-26 Fujitsu Access Ltd 反射波信号除去装置
JP2005110150A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線中継装置
JP2008060615A (ja) * 2004-01-08 2008-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光機能回路
JP2010268224A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ダイバーシチ通信装置
JP2014160967A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線アクセス網における冗長化システム及び方法
JP2017017667A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 富士通株式会社 通信装置及び受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024057490A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 日本電信電話株式会社 伝送システム及び伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11804900B2 (en) 2023-10-31
WO2020255815A1 (ja) 2020-12-24
US20220360332A1 (en) 2022-11-10
JP7318349B2 (ja) 2023-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020255815A1 (ja) 通信ネットワークシステム
US10212497B2 (en) Hybrid circuit-packet switch
CA2154017C (en) Tunable add/drop optical filtering method and apparatus
CA2241106A1 (en) System and method for photonic facility and line protection switching
CN111614429A (zh) 发送装置和传输系统
Meng et al. Field trial of a novel SDN enabled network restoration utilizing in-depth optical performance monitoring assisted network re-planning
JP6739771B2 (ja) 光ネットワークのためのセグメントルーティング
Vasko et al. Optical high-speed data network in space-an update on HydRON's system concept
EP1014613A2 (en) Shared optical protection in an optical communications network
US5357503A (en) Dynamic management system for a set of equipments interconnected by a telecommunication network
WO2017157138A1 (zh) 一种天线端口间射频信号交换方法及装置
WO2019208196A1 (ja) 光伝送システム
WO2021220503A1 (ja) 光信号処理装置及び光信号処理方法
JP3537420B2 (ja) データ圧縮装置及び方法
JP3730172B2 (ja) ルーター及びデータ処理方法
JP2019153945A (ja) 光無線変換機、回り込み信号除去機、通信ネットワーク及び回り込み信号除去方法
JP6099855B1 (ja) 光中継装置、ネットワーク管理装置、光伝送システムおよび設定変更方法
Iovanna et al. Network convergence in 5G transport
CN114124227B (zh) 一种光收发装置和光信号处理方法
US10667024B2 (en) Transport network and method
Hattori et al. Passive Optical Metro Network based on NG-PON2 with Sharing Burst-mode Receiver between Continuous-mode and Burst-mode Transmitters to Support Cloud
WO2023188233A1 (ja) 海底光通信システム
CN117915225A (zh) 一种用于数据中心的光交换架构及光交换方法
CN110971882A (zh) 一种cmts光纤到户方法
Daniel Development of a Fully Interconnected Optical Network Architecture (FIONA)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7318349

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150