JP2021001731A - 目視検査用照明 - Google Patents
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Abstract
【課題】目視検査用照明において、拡大鏡を着脱自在に取り付けることができ、検査方向の角度調整を可能とし、小型化、軽量化を行い、作業員の作業率向上を実現することができる目視検査用照明を提供することにある。【解決手段】照明光源とスタンドと拡大鏡がそれぞれ着脱自由に分解でき、照明光源とスタンドの高さ調整を行い固定した後に拡大鏡を装着することができるので安全性、作業性が向上し、且つ、照明とレンズが一体ではないので、レンズケースを小型化することができ、レンズ中心からレンズケースまでの距離が短くすることができることにより、作業員が疲れにくい体勢での作業が行いやすくなり作業効率を向上させるとともに、検査対象に合わせて、拡大鏡の検査方向の角度調整が可能なため、最適な角度を選択することができ、教育の簡略化、作業効率の向上を可能とすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、加工ライン等において、製品の表面の目視検査を行う時に用いる照明および照明に取り付けることのできる拡大鏡に関する物である。
加工ラインにおいて、加工機で加工した製品にキズやバリが無いかを検査する必要があり、検査方法には作業者が目視検査を行う場合や、カメラで撮影した画像を画像処理装置で判別する方法が行われている。
カメラで撮影した画像を画像処理装置で判別する方法は、大量生産された単一の製品を検査するのに適しているが、多品種少量生産される製品に対しては、製品毎に検査する箇所がそれぞれ違うため、作業者が目視で検査する方法がとられている。
目視による検査において、製品の表面が暗いと傷やバリを見落としやすいので、照明を当てて明るくする必要があり、そのための方法として、特許文献1、特許文献2のような目視検査用照明が提案されている。
しかしながら、かかる提案の目視検査用照明では、照明と拡大鏡が一体となっており、製品に照射する光の角度と目視検査の方向が同じため、上面に光を当てて影を作る検査しかできない。また、拡大鏡と照明が一体となっているために大型化し、拡大鏡のレンズケースには金属などが用いられているために重量があるなどの問題がある。
本発明は、目視検査用照明において、拡大鏡を着脱自在に取り付けることができ、検査方向の角度調整を可能とし、小型化、軽量化を行い、作業員の作業率向上を実現することができる目視検査用照明を提供することにある。
本発明の目視検査用照明の第一の態様は、基板上に複数のLEDをライン上に配置し、導光板を用いて面発光させた照明光源において、照明光源に着脱自在に固定され、屈曲自在に高さや角度を変形保持する所定長さのスタンドと、照明光源に着脱自在に固定される拡大鏡により構成されることを特徴とする。
従来では、拡大鏡が一体であるために重量が重くなり、また、重心が先端に集中しているために角度や高さ調整をする際にモーメント荷重が大きいことで、安全性、作業性が悪かったが、本態様によれば、照明光源とスタンドと拡大鏡がそれぞれ着脱自由に分解できるので、総重量の分散を行いつつ、照明光源とスタンドの高さ調整を行い固定した後に拡大鏡を装着することができるので安全性、作業性が向上することができる。
また、照明光源と拡大鏡が一体ではないので、レンズケースを小型化することができ、レンズ中心からレンズケースまでの距離が短くすることができることにより、作業員が検査対象を移動させる距離が短くなり、作業効率を向上することができる。
本発明の目視検査用照明の第二の態様は、前記第一の態様の目視検査用照明において、前記拡大鏡は、拡大レンズと、前記拡大レンズを取り付けるケースと、前記ケースの角度調整を行うことができる角度調整機構と、前記照明光源に固定可能な固定ブラケットにより構成されることを特徴とする。
従来は、照明光源と拡大鏡が一体のため一定の検査しかできず、検査項目によって検査対象を最適な角度に傾けて検査を行う必要があり、作業員の目の高さなどが変わるために最適な角度に個人差が生じてしまい、教育が難しかった。本態様によれば、検査対象に合わせて、拡大鏡の検査方向の角度調整が可能なため、最適な角度を選択することができ、すべての作業員が同じように検査を行うことができるため、教育の簡略化、作業効率の向上を可能とすることができる。
本発明の目視検査用照明の第三の態様は、前記第一及び第二の態様の目視検査用照明において、前記ケースは、材質が硬質ゴム材で作られていることを特徴とする。
本態様によれば、拡大鏡自体の重量軽減を行いつつ、レンズの保護の両立を行うことができる。
本発明の目視検査用照明の第四の態様は、前記第一から第三の態様の目視検査用照明において、前記照明光源は、一つ又は複数の色の調光手段を有し、ポテンションメータによる電流制御を行っていることを特徴とする
従来では、パルス幅変調方式を使用することにより、LED素子の点灯時間と消灯時間をコントロールすることで調光を行うが、点灯と消灯を行い続けていることにより、人の目にちらつきとして認識され目の負担となる可能性がある。本態様によれば、LED照明の調光手段にポテンションメータによる電流制御を行うことにより、光の瞬きを防止することで、目にかかる負担を軽減することができるので、作業員の作業効率を向上することができる。
以上のように、本発明によれば、照明光源、スタンド、拡大鏡をそれぞれ着脱自由に分解できるので、総重量の分散を行いつつ、照明光源とスタンドの高さ調整を行い固定した後に拡大鏡を装着することができるので安全性、作業性が向上することができる。
さらに照明光源と拡大鏡が一体ではないので、レンズケースを小型化することができ、レンズ中心からレンズケースまでの距離が短くすることができることにより、作業員が検査対象を移動させる距離が短くなり、作業効率を向上させることができる。
さらに、検査対象に合わせて、拡大鏡の検査方向の角度調整が可能なため、最適な角度を選択することができ、すべての作業員が同じように検査を行うことができるため、教育の簡略化、作業効率の向上を可能とすることができる。
さらに、拡大鏡のケースを硬質ゴム材にすることで、拡大鏡自体の重量軽減を行いつつ、レンズの保護を両立することができる。
さらに、LED照明の調光手段にポテンションメータによる電流制御を行うことにより、光の瞬きを防止することで、目にかかる負担を軽減することができるので、作業員の作業効率を向上することができる目視検査用照明を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図1〜5に基づいて説明する。
図1、2に示すように、目視検査用照明1は、照明光源2と、スタンド3と、拡大鏡4と、コントローラ5と、電源6により構成されている。
照明光源2と、スタンド3と、拡大鏡4と、は自由に着脱可能であり、スタンド3をクランプ部7で机などに固定し、照明光源2の高さ調整を行った後に、拡大鏡4を照明光源2に固定することができる。
コントローラ5及び電源6は、ケーブルによって照明光源2に接続されており、コントローラ5は、照明光源2の点灯のON/OFFを行うことができる一つ又は複数の波動スイッチと、照明光源2の調光を行うことができる一つ又は複数の調光調整つまみを備えており、調光手段にポテンションメータによる電流制御を行うことで、光の瞬きを防止し、作業員の目にかかる負担を軽減することができる。本実施例では、照明光源2に3色のフルカラーLEDを使用しているために波動スイッチ及び調光調整つまみは3個だが、単色の場合は、それぞれ1個に変化させてもいい。
図3、4に示すように、拡大鏡4は、拡大レンズ11と、ケース12と、固定ブラケット13と、角度調整機構14と、固定ネジ15により構成されている。
照明光源2の筐体10に、固定ブラケット13を固定ネジ15によって、自由に着脱可能であり、照明光源2を固定した後に拡大鏡4を取り付けることができるので、目視検査用照明1を調整、固定する際に、安全性、作業性の向上をしている。
図5に示すように、筐体10の表面は、三角形の溝を掘ることで自然空冷が行いやすい放熱フィン構造をしており、筐体10の放熱面積を広くすることによって、筐体温度の低下を行うことができる。
さらに、上記構造では、筐体10に作業員が触れた場合、接触面積が小さくなることによって、熱が伝わりにくく、体感温度を低く感じるので、作業員が不快に感じることがなくなることにより、作業性の向上を可能としている。
ケース12は、硬質なゴム材によって作られており、拡大レンズ11の保護を行うとともに、ケース12自体の軽量化を可能としている。
図6に示すように、ケース12は、角度調整機構14を支点にして180度の角度調整を行うことができ、拡大レンズ11を覗いたときの屈折により、照明光源2が見えない位置になるように構成されており、角度調整のしやすさ及び目視対象の見やすさを両立している。
また、検査対象に合わせて、拡大鏡の検査方向の角度調整が可能なため、最適な角度を選択することができ、すべての作業員が同じように検査を行うことができるため、教育の簡略化、作業効率の向上を可能としている。
固定用ブラケット13は、拡大鏡4を照明光源2に後付するための形状をしており、且つ、拡大鏡4の角度、及びスタンド3の角度調整時にかかる荷重に耐えうることのできるアーチ橋構造にすることで、強度の向上と軽量化を可能としている。
1 目視検査用照明
2 照明光源
3 スタンド
4 拡大鏡
5 コントローラ
6 電源
7 クランプ部
10 筐体
11 拡大レンズ
12 ケース
13 固定ブラケット
14 角度調整機構
15 固定ネジ
2 照明光源
3 スタンド
4 拡大鏡
5 コントローラ
6 電源
7 クランプ部
10 筐体
11 拡大レンズ
12 ケース
13 固定ブラケット
14 角度調整機構
15 固定ネジ
Claims (4)
- 基板上に複数のLEDをライン上に配置し、導光板を用いて面発光させた照明光源において、照明光源に着脱自在に固定され、屈曲自在に高さや角度を変形保持する所定長さのスタンドと、照明光源に着脱自在に固定される拡大鏡により構成されることを特徴とする目視検査用照明。
- 前記拡大鏡は、拡大レンズと、前記拡大レンズを取り付けるケースと、前記ケースの角度調整を行うことができる角度調整機構と、前記照明光源に固定可能な固定ブラケットにより構成されることを特徴とする請求項1記載の目視検査用照明。
- 前記ケースは、材質が硬質ゴム材で作られていることを特徴とする請求項1及び2記載の目視検査用照明。
- 前記照明光源は、一つ又は複数の色の調光手段を有し、ポテンションメータによる電流制御を行っていることを特徴とする請求項1記載の目視検査用照明。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019113952A JP2021001731A (ja) | 2019-06-19 | 2019-06-19 | 目視検査用照明 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019113952A JP2021001731A (ja) | 2019-06-19 | 2019-06-19 | 目視検査用照明 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021001731A true JP2021001731A (ja) | 2021-01-07 |
Family
ID=73994870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019113952A Pending JP2021001731A (ja) | 2019-06-19 | 2019-06-19 | 目視検査用照明 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021001731A (ja) |
-
2019
- 2019-06-19 JP JP2019113952A patent/JP2021001731A/ja active Pending
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