JP2020531244A - 液体噴射成形器および噴霧成形器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体(6)から液体(6)の複数の副噴射から成る噴射を成形する為の噴射成形器および噴霧成形器(30)に関する。噴射成形器(1)は、噴霧形成器(2)および噴霧分配器(3)を備える。噴霧形成器(2)は、液体(6)から、周囲条件下で噴霧円錐(5)の形状の液体(6)の噴霧を発生させるように配置される。噴霧分配器(3)は、液体(6)の噴霧から、液体(6)の噴射を成形するように配置され、液体(6)の噴射は、相互に重ならない液体(6)の副次的噴射(4)から成る。噴霧形成器(2)は、噴霧成形器出口(11)および飛行チャンバ(10)を備える。飛行チャンバ(10)は、噴霧の液滴が、噴霧形成器出口(11)から噴霧分配器(3)に向かって、本質的に直線で飛行経路を辿れるように配置される。また、本発明は、液体(6)の複数の副噴射(4)から成る噴射を成形する為の方法に関するが、噴霧円錐内側の液体液滴は、本質的に直線の飛行経路を辿る。【選択図】 図7

Description

本発明の第1態様は、液体噴射成形器の分野に関する。それは、対応する独立請求項の序文に記載されるように液体噴射成形器に関する。液体噴射成形器は、たとえば、蛇口エアレーター(タップエアレーターとも呼ばれる)又はシャワーヘッドであり、液体噴射成形器は、液体噴射成形器に入る液体から液体噴射を成形する。言い換えると、液体噴射成形器は、液体を液体噴射に形成するが、液体噴射は、液体噴射成形器に入る液体とは異なる空間分布を特徴とする。
本発明の第2態様は、噴霧成形器の分野に関する。
液体噴射成形器は、たとえば、一般に液体(特に、水または石鹸液のような水ベースの液体)の噴射を使用した手洗い及び個人衛生に使用できる。液体噴射成形器は、たとえば、皿および/または食物(野菜、フルーツ)等の物体の洗浄、および/または衛生設備の蛇口が使用される他の任意の用途に使用することができる。
既知の液体噴射成形器の一態様は、液体を節約する為に液体噴射を形成することである。
多くの場合、液体は水であり、噴射成形器は、水の消費および/または溢れを減らす為に使用される。
液体を節約するために、既知の液体噴射成形器(要するに、噴射成形器)に入る液体は、液体の流出口噴射が、噴射成形器に入る液体とは異なる流れ、一貫性、および/またはエネルギを特徴とするように、噴射成形器の内側で扱われる。液体の噴射は、噴射成形器を通っていない液体のような同一用途に液体の噴射を使用できる形態で、噴射成形器を出る。ただし、噴射成形器を通る液体流動は、噴射成形器を通っていない液体の流動よりも小さいため、液体が節約される。
たとえば、既知の噴射成形器は、液体に空気を追加し、それによって泡を生成する。したがって、噴射成形器を出る液体噴射は泡を含む。他の既知の噴射成形器は、単純に噴射成形器に入る液体を、(単純なシャワーヘッドまたは複数の出口穴を備えた水まき缶などのような)液体の複数の小さなストリームに分離する。
既知の噴射成形器を使用しない場合と比較して、既知の噴射成形器を使用すると液体を節約できるが、既知の噴射成形器には様々な欠点がある。一つの欠点は、噴射成形器から出る液体の噴射が低エネルギであることである。これは、たとえば、泡又は少しずつ流れる液体ストリームの場合である。低エネルギの液体噴射は、洗浄目的には適さず、高エネルギの液体噴射の方がより効果的である。エネルギを増加させないために、既知の噴射成形器は液体流を増加させなければならないので、液体を節約する効果を減少させなければならない。
既知の噴射成形器は、触感が好ましくない液体噴射を発生させる。(多くの場合、泡や少しずつ流れる複数の小さなストリームの場合のように)どの液体の噴射も柔らかすぎる。または、液体の噴射が硬すぎたり、チクチクしたり、さらに/または(たとえば、高速で出る非常に小さいストリームの場合のように)乏しい。触感の好ましくない側面が減少される場合(たとえば、泡の中の空気の減少、小さなストリームに分割される流れの増加、及び/又は小さなストリームの大きさの増加)、既知の噴射成形器による液体節約の効果が減少する。
既知の噴射成形器は、複雑な設計を特徴とする。液体を節約する高い効果のために、成形器は複雑な方法で構築されている。液体の噴射に高レベルのエネルギを与えることができるようにするため、および/または、液体を節約する良い効果を特徴としながら、良好な触感を特徴とする液体の噴射を与えることができるようにするため、既知の噴射成形器は複数の要素、チャンバ、処理ステップ及び段階、エネルギ源、制御/測定/操縦要素、その他の多くの構成要素を特徴とすることができる。複雑な設計と構造を有する噴射成形器は、壊れ易く、誤動作し易く、詰まり易く、修理および/または清掃が複雑であり、生産コストが高く、サイズが大きく、更に/又は重たい。
一部の既知の噴射成形器は、適切に機能するために、たとえば、電気形式の外部エネルギを必要とする。このような噴射成形器は、設置、保守、修理が困難である。
さらに、電気は噴射成形器自体の使用に関して(例えば、絶縁不良により)危険な場合があり、さらに/または、噴射成形器に出入りする液体との組合せで危険な場合がある。
そのため、本発明の第1態様は、前述した不利益のうち少なくとも一つを少なくとも部分的に克服する、最初に言及した形式の噴射成形器を生み出すことを目的とする。
この目的は、請求項1による噴射成形器と、請求項15に係る噴射を成形する為の方法によって達成される。
本発明の第1態様による発明性のある噴射成形器は、液体から液体の複数の副次的噴射から成る噴射を成形する為に、噴霧形成器および噴霧分配器を備える。噴霧形成器は、周囲条件の下で、液体から、噴霧円錐の形状で液体の噴霧を発生させるように配置される。噴霧分配器は、液体の噴霧から、液体の噴射を成形するように配置される。液体の噴射は、複数の副次的噴射から成り、複数の副次的噴射は、相互に重なり合っていない。噴霧形成器は、噴霧形成器出口および飛行チャンバを備える。噴霧形成器出口は、発生される噴霧の為の流出点として配置される。飛行チャンバは、噴霧の液滴が、噴霧形成器出口から噴霧分配器に向かう本質的に直線の飛行経路を辿れるように配置される。
噴霧は、気体によって分離される液体の複数の液滴である。
換言すると、噴霧は、気体に分散された液体である。噴霧は、気体媒体に分散した複数の個々の液滴である。たとえば、空気中にある水の液滴が噴霧である。噴霧中の液体の液滴は、小さな液滴が、それ自体の運動量を保てるのに十分な大きさの質量を特徴とする。
液体の液滴が噴霧するには小さすぎる場合、これらの液滴は、周囲の気体中に浮遊し、噴霧ではなくミストになる。そのため、噴霧は、ミストとは異なる。
また、噴霧は、気泡(foam)とも異なる。気泡は、液相で分散した気相(即ち、液体媒体中の気体の泡)である。これとは対照的に、噴霧は、気体媒体中の液体の液滴である。
噴霧中の液体の液滴の典型的な大きさは、直径が500マイクロメートル以下であるが、200マイクロメートルほどである。
周囲条件とは、平均的な人間の為の通常の環境における条件を意味する。そのため、周囲条件とは、1℃〜55℃の範囲の周囲圧力および温度を意味する。周囲条件の下での液体の噴霧の発生は、液体の温度とは無関係である。液体の温度は、1℃〜55℃の範囲でもよい。液体の温度は、1℃より低くてもよい。液体の温度は、55℃より高くてもよい。
噴霧形成器は、噴霧形成器を通る液体から液体の噴霧を発生させるように配置される。噴霧形成器を出る液体の噴霧は、噴霧円錐の形状を特徴とする。液体の噴霧は、周囲条件下で、空間へと噴霧形成器を出る。したがって、噴霧円錐は、周囲条件下で発生される。
噴霧形成器は、噴霧液滴の噴霧を発生させるように配置される。噴霧は、気体中に分散した液体の複数の噴霧液滴である。これらの噴霧液滴(要するに、液滴)は、それらの全ての飛行経路で噴霧円錐に広がる。噴霧円錐の液滴の飛行経路は、本質的に直線である。噴霧円錐の内側には、ミストおよび逆流が存在しない。噴霧円錐は、全ての液滴が噴霧形成器出口から本質的に直線の飛行経路を辿るので、噴霧の蓄積が無い(即ち、液滴の詰まりが無い)。液滴は、噴霧円錐の内側で互いに交差しない。
飛行経路は、「本質的に」直線の飛行経路であり、飛行経路は、「本質的に直線方向」であることを意味する。「本質的に」という表現は、この状況において、所定方向から45度以下の偏差が「本質的に所定方向である」ことを意味する。任意的に、所定方向から30度以下の偏差は、「本質的に所定方向である」ことを意味する。あるいは、所定方向から15度以下の偏差は、「本質的に所定方向である」ことを意味する。
液滴の本質的に直線の飛行経路は、これらの液滴を含む噴霧の流れが層流であることを意味する。
本質的に直線の飛行経路を辿る液滴を含む噴霧の層流の流れと対照的に、噴霧の流れは、この噴霧に含まれる液滴が不規則に辿る(即ち、不安低な経路である)とき、乱れてもよい。
噴霧分配器は、液体の噴霧(要するに、噴霧)から液体の噴射(要するに、噴射)を成形するように配置される。成形するとは、空間的構成を形成すること(即ち、変更すること)を意味する。噴霧分配器は、噴霧を噴射形状に、誘導、偏向および/または分配する。噴射は、液体の複数の副次的噴射(要するに、副次的噴射)から成る。複数の副次的噴射は、相互に重複がない(副次的噴射が相互に接触せず、合流しないことを意味する。複数の副次的噴射は、周囲条件下の環境で、大気へと噴射成形器を出る。
噴霧分配器は、噴霧を複数の副次的噴射に成形するように配置され、これは、副次的噴射に噴霧の液滴を集めることを意味する。噴霧分配器は、噴射を成形するのに必要な程度にのみ液滴の速度およびエネルギに影響を与えつつ、副次的噴射を成形するために、液滴の飛行経路に影響を与えるように配置される。言い換えると、噴霧分配器は、副次的噴射を成形する間、噴霧液滴の速度およびエネルギを可能な限り保つように配置される。副次的噴射を成形する以外の理由で、噴霧液滴の速度および/またはエネルギを減少させることは噴霧分配器では予測できない。
エネルギに関して、噴射成形器は、以下の段落で説明されるように(本質的に方法に寄与しない軽度の副作用には言及していない)本質的に機能するように配置され、液体の流入は、位置エネルギと、場合によっては噴射成形器の方向への液体の供給チャネル内側の流れからの小さな運動成分とを特徴とする。さらに、液体の供給チャネル内の液体には(少なくとも、独自の重量によって生じる圧力、即ち、液柱圧力/水柱圧力の下で)一定の圧力がかかっている。噴霧形成器は、噴霧を発生させ、噴霧円錐内の噴霧液滴は、噴霧形成器に液体と比較すると、高い運動エネルギを特徴とする。液滴の、この高い運動エネルギは、供給チャネル内の液体の圧力および位置エネルギから生じる。液体から液滴を発生させる為に(即ち、噴霧を生成する為に)液体の表面張力を克服する為のエネルギは、供給チャネル内の液体の圧力及び位置エネルギから生じる。噴霧分配器は、必要なだけ液滴を偏向することによって噴霧から副次的噴射を成形するので、副次的噴射への偏向によって液滴の速度およびエネルギを減少させる(偏向は、液滴の摩擦のため(即ち、熱のため)エネルギ損失を生じる)。
噴射成形器を出ている噴射の内側で(即ち、噴射成形器を出る副次的噴射の内側で)、液滴は、液滴に圧力(環境の大気圧を除く)がかからず、噴射成形器によって与えられる速度およびエネルギと液滴の位置エネルギとで飛行経路を辿る。副次的噴射の液滴は、一方では、環境の空気との摩擦(空気抵抗、空力)により減速される。他方で、副次的噴射の液滴は、重力方向に加速され、それらの位置エネルギの(液滴は、空気中を落下する)ために速度を得る。
副次的噴射が対象物(噴射成形器の用途によるが、たとえば、手、野菜または皿のような洗浄される本体部分または対象物)に当たるとき、液滴の運動エネルギが(摩擦によって)対象物上の圧力および熱に変換され、運動エネルギの残りが液滴を生じさせ、対象物上の衝突場所から遠くに移動する(異なる方向に飛散する液滴を遠くに流し、はね返し、反射させ、又は、反らされる)。
本発明の噴射成形器は、液滴の噴射(即ち、複数の副次的噴射)を発生させ、これが、既知の噴射成形器と比べて、大量の液体を節約でき、或いは、噴射成形器を使用しない。本発明の噴射成形器を用いた噴射の発生は、液体消費において効率的である。言い換えると、本発明の噴射成形器は、低消費を特徴とする。
噴射成形器によって発生された噴射は、所定範囲の大きさ及び速度の液滴を特徴とする。噴射成形器の特定の構成のため、所定条件(圧力、温度、流量など)の下での液体の提要のため、発生された噴霧の液滴の大きさ及び速度は、所定範囲内になる。そのため、液滴の大きさ及び/又は速度における著しい相違が最小限に抑えられ、或いは、避けられる。有利な結果として、水及び/又はエネルギの浪費が最小限に抑えられ、又は、避けられる(液滴が小さ過ぎる更に/又は遅すぎる、即ち、所定の範囲外であると、所望の効果が得られないため無駄になる)。さらに、否定的効果は、最小限に抑えられ、或いは、避けられる(液体が大きすぎる、更に/又は、速すぎる、即ち、所定の範囲外であると、たとえば、不快に感じたり、傷つける場合さえある)。その上、加熱された水の場合、小さすぎる液滴は、それらの熱を非常に急速に失うが(自由飛行で数cm)、これは、所定範囲内の大きさ及び速度の液滴の発生によって避けることができる。任意的に、発生された噴霧液滴は、本質的に同一の大きさ及び同一の速度を特徴とする。
対象物に当たる副次的噴射は、(例えば、洗浄目的のような)所望の用途に十分な所定量の速度及び質量を特徴とするが、同時に、液体の流量が少ない噴射成形器によって生成、即ち、大量の液体を節約する。液滴のエネルギは、高く、所望の用途に使用できるため、高流量の液体および/または高速の液体を避けることができる。
副次的噴射は、噴霧分配器のため、特定方向および/または形状を特徴とする。そのため、発生された噴射は、ある用途の為に特に選択された副次的噴射の所定の空間的構成を特徴とする。これにより、液体を効率的に使用することができる。液体の浪費および/またはエネルギは、最小限に抑えられ、或いは、排除される。副次的噴射は、副次的噴射の特定の空間的構成で特定の衝突領域を狙うように配置できる。
噴射成形器は、低消費を特徴とするが、同時に、好ましい触覚を提供する。対象物に当たる間、副次的噴射内の液滴は、対象物に圧力を作用させ、対象物は、所望の所定範囲にある(柔らか過ぎより高く、硬過ぎより低い、ピリピリし過ぎ(too tingly)及び/又は僅か過ぎ(too stingy))。副次的噴射は、人体の一部に当たるとき、良好な満足した液体の流れの感情を発生させる。副次的噴射は、肌に豊かさと重さの感覚を与える。噴射成形器を出る液体噴射は、集められた噴霧液滴の特別成形された噴射である一方で、柔らかく、完全で、心地よく、豊かな液体の流れとして体験される。
噴射成形器は、環境条件下で、噴霧および副次的噴射を発生させる。噴霧円錐内および噴霧分配器後の圧力は、実質的に上昇も、実質的に低下もないため、噴射成形器は安全装置になる。噴射成形器は、外部エネルギを有することなく、噴射成形器に入る液体によって与えられたエネルギ(位置エネルギおよび圧力)だけで機能する。噴射成形器は、安全であり、外部エネルギ源とは無関係に機能する。
噴射成形器は、単純な構成を特徴とする。噴射成形器は、数個の部品だけで組み立てられる。そのため、噴射成形器の生産は、安く単純である。噴射成形器の設置、点検、修理は簡単であり、費用対効果が良い。噴射成形器は、信頼性良く機能する。単純設計は、噴射成形器の詰まりを防止する。噴射成形器は、サイズがコンパクトであり、軽量である。
噴射成形器は、噴霧形成器と、噴霧分配器とを備える。噴霧形成器だけが単独で、噴霧を発生させるだけであり、噴霧は、この噴霧が当たった対象物に十分な圧力を生成しない、或いは、同時に、この噴霧が当たった物体に十分な圧力をかけるのに十分な速さである十分な噴霧を運ぶとき液体を節約できない。噴霧形成器は、単独で、通常は明確に定められていない方向に空間的に広がる噴霧を発生させる。分配器だけが、単独で、気泡または液体流を成形するので、やはり、あまり液体節約は効率的ではない。噴霧形成器と、更に下流の噴霧分配器との組合せが、前述した利点を特徴とする。噴霧形成器および噴霧分配器は、ともに、共存する方法で機能する。噴霧形成器および噴霧分配器は、組合せにおいて、非常に効率の良い噴射成形器を作ることができる。
任意的特徴として、噴射成形器の副次的噴射は、噴霧分配器の下流の少なくとも30cmの距離で、相互に重ならない。噴射成形器の副次的噴射は、たとえば、噴霧分配器の下流の少なくとも100cmの距離で相互に重ならない。噴射成形器の副次的噴射は、噴霧分配器の下流の少なくとも200cmの距離で相互に重ならなくてもよい。
液体は、たとえば、水である。液体は、他の実施例では、水をベースとした溶液である。液体は、水を含む乳濁液でもよい。
任意的に、噴射成形器は、衛生的取付け部品専用に使用される。特に、蛇口、たとえば、手洗い用蛇口に使用される。
噴射成形器は、異なる用途に使用できる。噴射成形器の用途は、たとえば、手洗い、ヘアケア、個人衛生、食品(野菜/果物)洗浄、および/または他の対象物の洗浄を行うことができる。
更なる実施形態は、従属形式請求項から明らかである。装置の請求項の特徴は、方法の請求項の特徴と組み合わせることができ、逆に、方法の請求項の特徴は装置の請求項の特徴と組み合わせることができる。
任意的な特徴として、噴霧円錐の開口角は、20度で始まり、160度で終わる範囲内にある。
円錐の回転軸は、噴霧円錐の回転対称に関する軸を意味するが、円錐軸と呼ばれる。噴霧円錐の開口角は、円錐の円錐軸と円錐の外部表面の間に囲まれた角度の2倍である。噴霧円錐の開口角は、たとえば、50度で始まり140度で終わる範囲内にある。噴霧円錐の開口角は、80度で始まり120度で終わる範囲内でもよい。
言い換えると、開口角は、噴霧円錐の開口である。
噴射成形器における噴霧円錐は、三次元の実際の単語オブジェクトであり、先端に幾何学的尖端を有する純粋な幾何学的円錐ではない。厳密な幾何学的表現で、噴霧円錐は、円錐台として説明される場合がある。噴霧円錐の開口角は、円錐台の幾何学的形状の開口とみなすことができ、これは、ときどき、円錐の台とも呼ばれる。
選択的に、噴霧形成器は、噴霧円錐に均等に配置される噴霧を発生させるように配置される。
言い換えると、噴霧円錐全体が噴霧で満たされる。
そのような噴霧円錐は、完全噴霧円錐と呼ばれる。完全噴霧円錐は、中空ではなく、円錐内側のカーテン又はブレードのような形態の噴霧を特徴としない。完全噴霧円錐により、円錐内側の液体から多くの液滴を含む噴霧を生成することができる。
他の実施形態において、噴霧円錐は中空である。
中空噴霧円錐は、噴霧円錐が、噴霧円錐の内側にある、噴霧液滴の無い容積を特徴とすることを意味する。
中空噴霧円錐は、噴霧円錐の外部表面に近い区域に液滴が分布していることを特徴とする。中空噴霧円錐により、噴霧円錐の外部表面の区域に噴霧液滴を集中させることができる。
任意的に、噴霧形成器は、噴霧形成器の一つの旋回軸周りに液体の回転運動を誘発する液体の為に少なくとも一つの誘導要素を備える。この回転運動は、噴霧円錐の円錐軸が噴霧形成器の旋回軸に対して平行である噴霧を発生させる。
少なくとも一つの誘導要素は、噴霧形成器内の静止要素である。誘導要素は、受動的に機能し、駆動部を持たない。言い換えると、誘導要素は、液体を誘導し、導き、さらに/または偏向することによって機能するが、液体を積極的に移動させない。
回転運動は、サイクロン効果として説明し得る方法で(あるいは、遠心式ノズルを使用して)噴霧を発生させる。液体の回転エネルギの少なくとも一部は、液体から液滴を分離させる為に使用され、これらの液滴が、後に噴霧を形成する。そのため、液体は、噴霧を生じさせるときにエネルギを失う。なぜなら、少なくとも一つの回転エネルギが表面張力を克服する為に使用されるからである。回転エネルギ、即ち、回転運動のため、液滴が形成され、液滴は、飛行経路内の液体から飛び去る。その後、これらの液滴が噴霧円錐を生じさせる。
言い換えると、液滴は、回転流体から引き離され、これらの液滴は、回転流体から引き離されると、流体とは無関係の飛行経路を辿る。これらの液滴の飛行経路は、本質的に直線を辿る。
あるいは、噴霧形成器は、(ノズルおよび圧力のみ、流体の回転運動を有することなく)圧力噴霧器の噴霧を発生させるように配置される。
選択的に、液体の副次的噴射の数nは、液体の為の誘導要素の数mに等しい又はその整数倍である。表現式は、n = x*mであり、xは、1以上の整数である。
これは、噴霧分配器の副次的噴射の数nと噴霧形成器の誘導要素の数mの比が整数であることを意味する。言い換えると、各誘導要素に、副次的噴射の整数の数xを割り当てることが数学的に可能である。
選択的に、xは、1〜5の範囲内の整数である。
たとえば、xは1〜3の範囲内の整数である。整数xは、1でもよい。
そのような整数比の利点は、特に副次的噴射に関する噴射の均質分布である。これは、噴霧分布が限定数の誘導要素のため(定義による各誘導要素が運動を誘発するので、局所的不均質性を生じさせるため)完全でなくても、誘導要素によって引き起こされた可能な不均質性を、副次的噴射に関して都合の良い方法で配置できることを意味する。言い換えると、複数の誘導要素によって引き起こされ得る密度変動は、特に誘導要素が対称に配置される場合、対称的な空間分布を特徴とする場合がある。この対照的な空間分布は、前述した整数比の場合、副次的噴射の対称パターンに一致および/または割り当てることができる。
選択的な特徴として、誘導要素の数mは、2から始まり20で終わる範囲内にある。
誘導要素の数mは、たとえば、4から始まり16で終わる範囲内にあってもよい。たとえば、誘導要素の数mは、6から始まり12で終わる範囲内にある。
選択的な特徴として、液体の為の誘導要素は、液体通路を通過する液体の回転運動を誘発する為の液体通路を備え、その液体の回転運動は、旋回軸周りである。液体通路は、噴霧形成器内の円周で囲まれた開口の形式に配置され、その開口は、旋回軸に沿った構成要素とともに、旋回軸の周りの構成要素とともに広がっている。
液体通路は、円周方向に囲まれているので、側方に閉じた溝、あるいは、言い換えると、ホース、チューブ、閉じたダクトおよび/またはパイプのような構造体を形成する。
液体通路は、端部毎に一つの開口を備えることができ、即ち、液体用の一つの入射、液体用の一つの流出口を備えることができる。液体通路は、複数の端部を特徴としてもよく、たとえば、2つの入射が一つの流出口に合流するので、本質的にY形状の形を特徴とする。
液体通路の横断面の形状は、たとえば、円形、正方形、長方形、台形、湾曲または不規則でもよい。液体通路の横断面の形状および/または大きさは、液体通路の延長部分に沿って変化してもよい。液体通路の横断面の領域は、液体通路の更に下流で徐々に減少してもよい。液体通路の横断面の形状および/または大きさは、たとえば、液体通路の延長部分に沿って一定のままでもよい。
「旋回軸周りの」構成要素は、旋回軸周りの円形通路に至る構成要素でもよい(この場合、旋回軸周りの円形通路に対して接する構成要素であろう)。「旋回軸周りの」構成要素は、たとえば、広がる旋回または狭まる旋回の形式の旋回軸周りの通路に至る構成要素でもよい。狭まる旋回の形式の通路は、旋回軸周りに少なくとも180°広がり、これは、旋回軸周りに少なくとも中間を意味する。
旋回軸に沿った構成要素と旋回軸周りの構成要素との組合せのため、液体通路は、旋回軸周りで螺旋状に実質的に広がる。
選択的特徴として、噴霧形成器を通る全ての液体は、少なくとも一つの液体通路を通って噴霧形成器を通る。
あるいは、噴霧形成器は、突起および/または凹部の形式で誘導要素を備えることができる。また、少なくとも一つの液体通路と少なくとも一つの他の形式の誘導要素との組合せも可能である。
噴霧形成器は、一つの誘導要素を含むことができる。また、2つの誘導要素も可能である。噴霧形成器は、たとえば、3つの誘導要素を含む。噴霧形成器は、4つの誘導要素を含むことができる。また、5つ以上の誘導要素が噴霧形成器内に存在し得る。
選択的に、噴霧形成器内の全ての誘導要素は同一形状を特徴とする。他の実施例において、誘導要素は、互いに異なる形状を特徴とすることができる。
他の選択的特徴として、噴霧形成器の旋回軸は、噴霧円錐の円錐軸と同心である。円錐軸と同心の旋回軸は、噴霧形成器のコンパクトな設計を可能にする。
あるいは、旋回軸は、円錐軸に関してオフセットしている。そのような設計は、偏心(噴霧円錐に関する偏心)通路に沿った流体の運動を誘発することが可能である。
噴霧形成器は、噴霧形成器出口および飛行チャンバを備える。噴霧形成器出口は、噴霧が発生する為の流出点として配置される。飛行チャンバは、噴霧の液滴が、噴霧分配器に向かう本質的に直線で、噴霧形成器出口からの飛行経路を辿れるように配置される。
噴霧形成器出口は、ノズルとも呼べる。そのため、噴霧形成器出口は、噴霧円錐の最上部に配置、あるいは、言い換えると、噴霧円錐の頭部に置かれる。噴霧形成器出口は、たとえば、円錐軸周りに回転対称に配置される。
飛行チャンバにより、液滴は、乱れない方法で、噴霧分配器に向かって飛行することをでき、その結果、液滴の飛行経路の為に本質的に直線が生じる。これは、液滴が飛行チャンバの壁と接触しないことを意味する。言い換えると、液滴は、飛行チャンバ壁によって反射されず、反らされない。液滴は、飛行チャンバ内側の噴霧分配器の方向で、噴霧形成器出口からの飛行経路を辿ることができる。そのため、飛行チャンバを通る液滴の飛行経路は、まっすぐである。飛行チャンバを通る同一横断面において、飛行チャンバの横断面は、噴霧円錐の横断面と少なくとも同一の大きさである。
「本質的に」直線とは、本質的に直線の飛行経路に類似して定義される(上記参照)。
飛行チャンバとは、噴霧形成器出口と噴霧分配器との間の三次元空間である。飛行チャンバは、噴霧円錐を囲む。
言い換えると、飛行チャンバは、噴霧形成器出口(小さい端部、即ち、噴霧円錐の先端部)で開始し、噴霧分配器(噴霧円錐の広い端部)で終わる。飛行チャンバは、噴霧円錐を取り囲む。飛行チャンバは、噴霧液滴が噴霧円錐の内側で噴霧形成器出口から噴霧分配器までの経路を辿らせる空間である。
飛行チャンバは、飛行チャンバハウジングのような限定された空間の内側に形成できる。飛行チャンバは、一つ以上の開口を備えた飛行チャンバハウジングのような部分的に限定された空間の内側に形成できる。
液滴が乱れない方法で飛行できる飛行チャンバの利点は、どの液滴も保持されないことである。これは、飛行チャンバに、あらゆる形態(発泡、液体層、霧)の液体が本質的に保持または反射されていないことを意味する。そのため、噴霧円錐の飛行経路を辿る液滴は、飛行チャンバを通る途中で邪魔されず、したがって、そのエネルギを可能な限り保つことができる。
飛行チャンバは、環境から噴霧を保護する。噴霧は、飛行チャンバが(乾燥した)空気と噴霧の接触を制限することから、たとえば、乾燥から保護される。そのため、噴霧の液滴の乾燥は、飛行チャンバによって減少または排除できる。噴霧の乾燥が少ないか全く無い場合、たとえば、水からの残留物として噴射成形器に蓄積され得る石灰石が少ないか全く無い等、液体からの残留物は少ないか又は全く無くなる。その結果、噴射成形器は、効率良く動作できる。噴射成形器は、点検が容易である。噴射成形器は、部分的または完全な閉塞、つまり噴射成形器の部品の詰まりを防ぐために潜在的な残留物に必要なマージンを有することなく構築できる。これにより、詰まりの危険性を僅かにして(流れ、噴霧および/または液滴としての)液体の為の噴射成形器の通路を小さな絶対サイズで実現できる。
飛行チャンバは、たとえば、円錐形状を特徴とする。飛行チャンバは、円錐台形状を特徴とする。
選択的に、噴霧形成器の旋回軸の直角投影において、最小の誘導要素の最も遠い点は、噴霧形成器出口の最も遠い点から最大で5ミリメートル離れている。
言い換えると、噴霧形成器は、旋回軸に沿った寸法がコンパクトである。少なくとも一つの誘導要素の開始部から噴霧形成器出口までの(旋回軸に沿った)距離は、5ミリメートル以下である。別の表現によると、噴霧形成器出口に下る最も高い誘導要素の第1の点から噴霧形成器部分の高さは、5ミリメートルである。誘導要素の開始部から噴霧形成器出口までの噴霧形成器の部分は、5ミリメートルの高さを有する。
特に、噴霧形成器の旋回軸における直角投影において、最小の誘導要素の最も遠い点は、噴霧形成器出口から最大で4ミリメートル離れている。特に、噴霧形成器の旋回軸における直角投影において、最小の誘導要素の最も遠い点は、噴霧形成器出口から最大で3ミリメートル離れている。
そのようなコンパクトな配置の利点は、全体の噴射成形器の大きさを減少できることである。そのようなコンパクトな噴射成形器は、本発明の第1態様を、既存の構成における上記利点(たとえば、液体即ち節水など)と統合し、さらに/または、それを、制限または限られた空間の環境に適用することを可能にする。
また、コンパクトな寸法は、低い液体消費の利点がある。デバイスは、少量の液体で満たされるため、デバイスは、すぐに満たされ、短時間で動作する。コンパクトな寸法のため、液体内の圧力降下は低い。
選択的に、誘導要素の数mは、最も高い誘導要素の第1の点から噴霧形成器出口まで下る噴霧成形器の高さに逆比例する。
たとえば、この高さをミリメートルで掛け算し、誘導要素の数mを掛けると、常に20ミリメートルになる。これは、20ミリメートルの高さの為に、一つの誘導要素が使用されることを意味する。10ミリメートルの高さの為には、2つの誘導要素が使用される。
などなど。
噴霧形成器の寸法がコンパクトになるほど、噴霧円錐における均等な噴霧分布を与えるため、より多くの誘導要素が使用される。
選択的に、円錐軸に直交する面における飛行チャンバの最大横断面は、たとえば、30ミリメートルの直径を有する円錐軸周りの円と5ミリメートルの直径を有する円錐軸周りの円との間の領域に含むことができる。最大横断面とは、噴霧円錐の最大、即ち、最も広い又は最も広がった部分を意味する。
更なる選択的特徴として、噴霧形成器出口は、0.3ミリメートルで始まり5ミリメートルで終わる範囲にある直径の円形開口を特徴とする。
噴霧形成器出口が円形開口とは異なる形状の開口を特徴とする場合、この本文で与えられた直径の円形の領域に相当する噴霧形成器出口の横断面の領域を意味する。これは、たとえば、5ミリメートルの直径の円形開口が19.6平方ミリメートルの領域を意味する。
0.3ミリメートルの直径を持つ円形開口の噴霧形成器出口は、噴霧形成器出口の詰まりを防止する為に十分に大きな領域を特徴とする。
噴霧形成器出口の直径は、たとえば、0.5ミリメートルで始まり3ミリメートルで終わる範囲にあってもよい。他の実施例において、噴霧形成器出口の直径は、1ミリメートルから始まり2ミリメートルで終わる範囲にある。
噴霧形成器出口は、空気中を直線で飛行するのに十分な大きさと速さの液滴を生成する大きさ及び形状で配置される。言い換えると、噴霧形成器によって発生される液滴は、霧を形成するには大き過ぎ、それらは、空気による実質的な反射や偏向の無いほど十分に大きく、液滴は、空気抵抗によって減速されるが、液滴が飛行している空気によって飛行経路を実質的に変更しない。
しかしながら、噴霧生成中、霧を形成するのに十分に小さい少数の液滴が、噴霧形成器出口によって生成される可能性がある。そのような小さな液滴の生成は、回避されることが好ましいが、噴霧生成の副産物として僅かに起こり得る。
たとえば、霧を形成するのに十分に小さい液滴は、直径が200ミクロンメートル未満の液滴である。特に、霧を形成するのに十分に小さい液滴は、直径が140ミクロンメートル未満の液滴である。霧を形成するのに十分に小さい液滴は、直径が60ミクロンメートル未満の液滴でもあり得る。
霧を形成するのに十分に小さい液滴は、たとえば、噴霧形成器出口を通る液体流全体の5%未満である。特に、霧を形成するのに十分に小さい液滴は、噴霧形成器出口を通る液体流全体の3%未満を構成する。選択的に、霧を形成するのに十分に小さい液滴は、噴霧形成器出口を通る液体流全体の1%未満を構成する。
噴霧形成器出口で僅かな霧が生成される場合、飛行チャンバは、霧を噴射分配器まで導くのに役立つ。霧は、飛行チャンバ内および/または噴霧分配器によって、より重い液滴に凝縮され、副次的噴射に追加される。霧を形成できる小さな、これらの液滴は、噴霧の他の液滴とは対照的に、たとえば、飛行チャンバ壁によって、飛行チャンバ内で反射および/または反らされる。
選択的に、噴射成形器は、噴霧形成器出口がミリメートルで測定される一定の直径の円形噴霧形成器出口を特徴とするように配置されるが、これは、噴霧形成器出口の直径で割った液体流の(0.1で始まり2で終わる)比で、噴射成形器を通る(毎分リットルで測定された)液体流に関連する。
前述した比は、たとえば、0.15で始まり1.5で終わる範囲でもよい。この比は、たとえば、0.2で始まり1で終わる範囲でもよい。一実施形態において、この比は、0.22で始まり0.8で終わる範囲である。
既に上記で述べたように、上記で定義した比にも適用可能:噴霧形成器出口が、円形開口とは異なる形状の開口を特徴とする場合、本文で与えられた直径の円形の領域に相当する噴霧器出口の横断面の領域を意味する。
選択的な特徴として、副次的噴射の数nは、2つの副次的噴射で始まり20の副次的噴射で終わる範囲にある。
副次的噴射の数nは、たとえば、4つの副次的噴射で始まり、16の副次的噴射で終わる範囲でもよい。副次的噴射の数nは、たとえば、6つの副次的噴射で始まり12の副次的噴射で終わる範囲にある。
副次的噴射用ダクトの流出口は、噴霧分配器の副次的噴射用ダクト(要するにダクト)の下流端部の開口である。一つの副次的噴射は、ダクト流出口の各々で噴霧分配器を出る。そのため、噴霧分配器内のダクト流出口の数は、噴射成形器によって発生される副次的噴射の数nに等しい。
噴霧分配器内のダクトは、噴霧液滴に噴霧分配器を通らせるように、更に、副次的噴射内で噴霧分配器を出られるように配置された噴霧分配器内の開口である。ダクトは、デフレクタとして機能し、副次的噴射に液滴を導く。
ダクト流出口が円形形状とは異なる形状を特徴とする場合、上記段落で説明されたような円形形状のダクトのダクト流出口の同等の領域は、非円形形状のダクト流出口に適用可能できる。これは、噴霧成形機出口の大きさを限定した説明に類似する。
必要に応じて、1分当たりのリットルで測定される噴射成形器を通る液体流に関連して、平方ミリメートルで測定される噴霧分配器出口全表面(即ち、全ての副次的噴射ダクト出口領域の合計)が、0.03で始まり0.12で終わる噴霧形成器出口全表面によって除した液体流の比の範囲になるように、噴射成形器が配置される。
前述した比は、たとえば、0.034で始まり、0.08で終わる範囲内でもよい。この比は、たとえば、0.035で始まり、0.05で終わる範囲内でもよい。
大きさ、形状、数、空間的配置に関して、噴霧分配器のダクトについて説明された特徴は、(該当する場合)噴霧形成器の液体通路に適用可能であり、その逆も適用可能である。ダクトは、液体通路と異なる大きさ、形状でもよい。
ダクトは、たとえば、噴霧分配器内の円周方向に囲まれた開口の形式で配置され、開口は、円錐軸に沿った構成要素と共にのみ延びている。そのようなダクトは、円錐軸周りの構成要素を有することなく延びてもよい。
選択的な機能として、副次的噴射は、副次的ダクト流出口で噴霧分配器を出るが、副次的ダクト出口は、全て、噴霧分配器上の1本の直線または1本の実質的に丸い線のみに配置される。
実質的に丸い線は、たとえば、楕円形の線、円形の線、腎臓形の線、または、梨形の線を意味する。たとえば、円からの半径の偏差が30パーセント未満の連続線は、実質的に丸い。
実質的に丸い線は、たとえば、円錐軸周りの回転に対して対称的に位置する。
副次的噴射ダクト流出口の実質的に丸い線は、たとえば、噴霧円錐の外部表面の区域に配置される。上記の中空噴霧円錐と組み合わせて、噴霧形成器は、飛行速度および飛行方向が副次的噴射に大きく変化することなく、液滴が噴霧分配器によって向け直される区域で、液滴を主に提供することができる。
あるいは、ダクト流出口は、規則正しい二次元格子、すなわち、グリッドで配置されている。たとえば、正方形セルを有するグリッドまたは六角形セルを有するグリッドである。
ダクト流出口は、不規則的な方法で噴霧分配器に配置されてもよい。
噴霧分配器は、ダクト流出口の無い円錐軸において円錐軸に近い区域を特徴としてもよい。この場合、噴霧分配器は、選択的に、円錐軸から離れた噴霧液滴を誘導する中央デフレクタを特徴としてもよい。噴霧分配器も同様に、中央デフレクタが無くてもよい。
他の実施例として、噴霧分配器は、円錐軸において円錐軸に近い区域内部のダクト流出口を特徴としてもよい。
ダクトは、大きな横断面を上流に、小さな横断面を下流に位置する円錐形状を特徴としてもよい。
選択的特徴として、噴霧形成器は、空気入口を備える。
噴霧形成器内の空気入口は、空気が飛行チャンバに入ることを可能にする。これによって、空気を噴霧(即ち、飛行する噴霧液滴のストリーム)に追加することができる。空気入口は、たとえば、噴霧形成器流出口および噴霧分配器の間に位置する。選択的に、空気入口は、噴霧形成器出口に近い区域内の飛行チャンバに位置する。空気入口は、たとえば、噴霧形成器出口の上流で噴霧形成器内に位置してもよい。あるいは、空気は、噴霧形成器の周りの方向で(by ways)飛行チャンバにアクセスできる。
飛行チャンバ内の空気は、噴霧液滴間の空間を満たす。言い換えると、噴霧には、空気が豊富に含まれている。
空気入口は、飛行チャンバのエンクロージャに一つ以上の開口を備えてもよい。
空気入口を通って飛行チャンバに追加された空気は、噴霧が層流方式で流れることに役立つ。空気入口は、噴霧円錐内の乱流を減少または排除するのに役立つ。空気入口を通って飛行チャンバに追加された空気は、飛行する噴霧液滴に沿って移動することができ、飛行噴霧液滴を反らし得る噴霧円錐内の空気圧力差を防止する。
選択的な特徴として、噴射成形器は、10バール以下の噴射成形器に入る液体の圧力のみに耐えるように配置され、あるいは、噴射成形器は、液体流の方向に対して噴霧形成器の上流に配置された圧力制限器を備え、10バール以下の噴射成形器に入る液体の圧力を制限する。
噴射成形器が耐えるように配置される最大圧力は、たとえば、3バールである。あるいは、噴射成形器が耐えるように配置される最大圧力は、1.5バールである。
これは、噴射形成器が最大10バール(又は、それぞれ3バールまたは1.5バール)の圧力で機能すると予測されることを意味する。したがって、噴射成形器は、比較的低圧の用途向けに設計されている。噴射成形器は、最大圧力より高い圧力に耐える必要はないことから、噴射成形器の材料および構成は、この圧力範囲で特に選択される。低圧において、材料上の応力は、比較的に小さいので、費用対効果の良い材料の使用および設計が可能である。
圧力制限器は、液体の圧力を噴射成形器が最大限に耐えられるように配置された圧力以下に制限する。
選択的に、圧力制限器は、指定圧力範囲内で一定の液体流を与えるように配置される。圧力制限器は、その後、流量制限器として作用する。
圧力制限器は、その後、上流側から圧力制限器に作用する液体の圧力とは無関係に一定の液体流を与えるように配置される。
圧力制限器は、液体圧力、選択的には液体流も制限することができる。そのため、圧力制限器は、液体圧力および選択的に液体流のような境界条件とは無関係に噴射成形器を使用することを可能にする。たとえば、建物の蛇口で噴射成形器を使用する場合、液体の圧力と液体流は建物毎に、建物自体の内部(たとえば、異なる高さのフロア間)で変化する場合がある。そのような圧力制限器を用いて、同一の噴射成形器を何も変更することなく、建物内で、更に、異なる用途向けに、異なる環境で使用することができる。
あるいは、噴射成形器は、圧力制限器を有することなく、使用することができる。噴射成形器は、たとえば、1.5バールより高い液体圧力に耐えるように配置されてもよい。
特に、噴射成形器は、低い圧力で機能する。たとえば、噴射成形器は、(噴射成形器に対する入力圧力として)0.2〜1バールの範囲の圧力で機能する。
選択的に、噴射成形器は、1分当たり2リットル以下の噴射成形器を通る液体流の為に配置される。
噴射成形器を通る液体流は、1分当たり1リットル以下でもよい。噴射成形器を通る液体流は、本質的に1分当たり0.55リットル以下である。
特定最大量の液体流の為に配置される噴射成形器は、噴射成形器が、この特定最大量の液体流の為に特に選択された空間的制約(たとえば、噴霧形成器出口及び/又は対象ダクトの大きさおよび/または形状)を特徴とすることを意味する。特定最大量を超える液体流は、噴射成形器をブロックおよび/または氾濫させる可能性がある。
前述したように最大液体流用に配置された噴射成形器の利点は、たとえば、特定液体圧力のみに耐える噴射成形器の為に前述されたものに類似する。
選択的な特徴として、噴射成形器は、噴霧形成器の下流に位置する液滴サイズ制限器を備えるが、この液滴サイズ制限器は、逆流の無い噴霧液体の通過を可能にするように配置される。
液滴サイズ制限器は、たとえば、所定の大きさおよび/形状の開口を持つグリッドまたはメッシュとして配置される。液滴サイズ制限器は、液滴が大きすぎる場合、液滴の大きさを減少させる為に配置される。液滴サイズ制限器は、噴霧内の液滴の最大の大きさを制御する為に配置される。十分に小さい液滴は、飛行の方向および速度を本質的に維持しつつ、大きすぎる液滴は、その飛行の方向を維持するが、大きさが減少するため速度が低下する。言い換えると、噴霧液滴の飛行方向は、全ての液滴については本質的に維持されるが、小さな液滴は、その飛行速度で液滴サイズ制限器を通過し、大きすぎる液滴は、液滴サイズ制限器を出る前に小さな液滴へと縮小される。
液滴サイズ制限器を通過した後の液滴の最大の大きさは、たとえば、400ミクロンメートルである。液滴サイズ制限器を通過した後の液滴の最大の大きさは、直径が300ミクロンメートルでもよい。液滴サイズ制限器を通過した後の液滴の最大の大きさは、直径が250ミクロンメートルでもよい。
液滴サイズ制限器は、液滴または液体の逆流を防止するように配置される。言い換えると、液滴サイズ制限器の上流の液滴または液体の蓄積は、液滴サイズ制限器の設計によって避けられる。
一実施形態において、液滴サイズ制限器は、薄いワイヤで作成されたメッシュを備える。
選択的に、液滴サイズ制限器の厚さは、1ミリメートル以下である。本質的に、液滴サイズ制限器の厚さは、0.5ミリメートル以下である。液滴サイズ制限器の厚さは、0.3ミリメートル以下でもよい。液滴サイズ制限器の厚さは、液滴が本質的にその方向と飛行速度を維持しながら液滴サイズ制限器を通過する場合に、液滴が液滴サイズ制限器に出入り間に通過しなければならない距離である。
噴射成形器は、液滴サイズ制限器を持たなくてもよい。
選択的特徴として、噴射成形器は、副次的噴射が噴射成形器を出る方向(即ち、副次的噴射が出る方向)に対して実質的に平行である噴射成形器に入る液体の液体入射方向の為に配置される。
そのような液体入射方向および副次的噴射の出る方向の配置は、重力の力を効率的に利用できるため、有利である。
液体入射方向は、たとえば、円錐軸に対して垂直でもよい。液体入射方向は、たとえば、円錐軸に対して、20〜70度の角度で傾斜される。
選択的な特徴として、噴射成形器は設備に装着され、重力の方向に実質的に沿って、噴射成形器を出る副次的噴射が、空気が通る軌道を辿るように配置される。
噴射成形器を出る副次的噴射の軌道は、たとえば、重力の方向に対して傾斜してもよい。
選択的に、副次的噴射軌道は、円錐軸に対して本質的に平行である。
選択的特徴として、噴射成形器を出る副次的噴射は、噴射成形器から、噴射成形器の少なくとも最大100センチメートル下流へと、本質的に一方向に沿った軌道を辿る。
選択的に、噴射成形器を出る全ての副次的噴射は、本質的に平行軌道を辿る。
本発明の第1態様に従う、液体の噴射を液体から成形する為の方法は、
a)液体から液体の噴霧円錐を発生させるステップであって、噴霧円錐の内側の液体液滴は、噴霧円錐内の本質的に直線の飛行経路を辿るステップと、
b)噴霧円錐の端部で液体の噴霧円錐から液体の噴射を成形するステップであって、液体の噴射は、相互に重ならない液体の複数の副次的噴射から成る、ステップと、を含む。
本発明の第2態様は、噴霧成形器の分野に関する。噴霧成形器は、液体から噴霧を生じさせるデバイスである。
既知の噴霧成形器は、圧力、熱、電気エネルギ、静的エネルギおよび/または運動エネルギを使用して液体から噴霧を生じさせる。これらの既知の噴霧成形器は、適切に動作する為に大量のエネルギを使用する。そのため、これらは、全ての条件下で適切に動作するわけではない。一部の既知の噴霧成形器において、エネルギを使用することによって、噴霧成形器自体の大きな圧力低下を引き起こす。一定の既知の噴霧成形器では、適切な噴霧生産の為に大量の液体を必要とする。特に、限られたリソースおよび/または限られたエネルギ源を有する環境では既知の噴霧成形器は、不十分に動作するか、全く動作しない。既知の噴霧成形器は、周囲条件で全てが正常に動作するわけではない。
既知の噴霧成形器は、大きなデバイスにあり得る。噴霧の生産は、空間的に拡張されたデバイス内で起こる。したがって、限られた空間の環境および/またはデバイス内に噴霧成形器を含めることはできない。既知の噴霧成形器は、コンパクトなデバイスに統合するのが困難である。
既知の噴霧成形器では、生み出された噴霧が不均一に分布している場合がある。これは、設計、エネルギ不足、および/または空間不足が原因である可能性がある。この原因は、いずれも、生み出される噴霧に不均一性をもたらし、さらに/または、既知の噴霧成形器を正しく動作させない可能性がある。
したがって、本発明の第2態様の目的は、上記欠点の少なくとも一つを少なくとも部分的に克服する、最初に述べた形式の噴霧成形器を作ることである。
この目的は、本発明の第2態様による噴霧成形器によって達成される。
周囲の条件下で噴霧円錐を液体から成形する為の本発明の第2態様による噴霧成形器は、噴霧成形本体と、噴霧成形本体上にあり噴霧成形本体に固定された噴霧成形出口と、噴霧成形器の旋回軸に対して垂直な面に対して30度以下の傾斜角度で、噴霧成形器の一つの旋回軸周りに液体の回転運動を誘発する液体の為の少なくとも一つの誘導要素と、を備え、液体の回転運動は、噴霧成形器の出口を通って噴霧成形器を出る噴霧円錐を発生させ、噴霧円錐の円錐軸は、噴霧成形器の旋回軸に対して平行である。
噴霧成形器の旋回軸に対して垂直な面に対する、液体の回転運動の傾斜角度とは、噴霧成形器の出口への方向において誘導要素を離れる、回転運動における液体ストリーム(即ち、液体粒子経路)の角度を意味する。
噴霧成形器の旋回軸に対して垂直な面に対する液体の回転運動の傾斜角度は、20度以下でもよい。特に、噴霧成形器の旋回軸に対して垂直な面に対する液体の回転運動の傾斜角度は、10度である。
噴射成形器の一部として、噴霧成形器は、噴射成形器の説明で更に説明されている。より正確には、噴射成形器における噴霧成形器は、噴霧形成器の一部である。前述された噴射成形器の噴霧形成器は、噴霧成形器および飛行チャンバを備える。言い換えると、飛行チャンバを持たない前述した噴霧形成器は、噴霧成形器を備えたデバイス、または、噴霧成形器であるとさえみなすことができる。したがって、噴霧成形器の一部の要素は、噴霧成形器の部品として指定され、噴霧成形器では、噴霧形成器の部品として指定されるが、これらは、同一要素である。たとえば、噴霧成形器の噴霧成形器出口は、噴霧形成器では噴霧形成器出口と呼ばれる。
本発明の第2態様に従う周囲条件下で液体の噴霧を液体から成形する為の方法は、
a)噴霧成形器の旋回軸に対して30以下の傾斜角度で噴霧成形器の一つの旋回軸周りに液体の回転運動を含めること、
b)液体の回転運動が噴霧円錐を発生させ、噴霧円錐の円錐軸が噴霧成形器の旋回軸に対して平行であること、
を含む。
本発明の第1態様(噴射成形器)について前述した全ての定義は、本発明の第2態様(噴霧成形器)にも同様に適用される。
上記の(本発明の第1態様における)噴射成形器の要素の全ての特徴および利点は、噴霧成形器(本発明の第2態様)の類似要素および方法のステップに適用される。
既に記載したように、デバイスのクレームの機能は、方法クレームの機能と組み合わせることができ、逆もまた可能である。対応する利点は、デバイスにも方法にも適用される。
以下、添付された図面に図示された例示的実施形態を参照して、以下の本文でより詳細に本発明の対象を説明する。
図1は、側面図で噴射成形器を通って切断した原理略図を示す。 図2は、側面図で噴射成形器の第1実施形態の構成要素を概略的に示す。 図3は、組み立てられた状態で、図2の噴射成形器を概略的に示す。 図4は、側面図で噴射成形器の第2実施形態の構成要素を概略的に示す。 図5は、組み立てられた状態で、図4の噴射成形器を概略的に示す。 図6は、側面図で噴射成形器の第3実施形態の構成要素を概略的に示す。 図7は、組み立てられた状態で、図6の噴射成形器を概略的に示す。 図8は、底面図で、図7の噴射成形器の誘導要素ユニットを概略的に示す。 図9は、上面図で、図8の誘導要素ユニットを概略的に示す。 図10は、底面図で、図8の誘導要素ユニット、上面図からの要素を破線で概略的に示す。 図11は、側面図で、図8の誘導要素ユニットの切断を概略的に示す。 図12は、6つの副次的噴射の為の噴射分配器を概略的に示す。 図13は、5つの副次的噴射の為の噴射分配器を概略的に示す。 図14は、3つの副次的噴射の為の噴射分配器を概略的に示す。 図15は、底面図で、誘導要素ユニットの第2変形例を概略的に示す。 図16は、上面図で、誘導要素ユニットの第2変形例を概略的に示す。 図17は、斜視図で、誘導要素ユニットの第2変形例を概略的に示す。 図18は、側面図で、誘導要素ユニットの第2変形例を通る切断を概略的に示す。 図19は、底面図で、誘導要素ユニットの第3変形例を概略的に示す。 図20は、上面図で、誘導要素ユニットの第3変形例を概略的に示す。 図21は、斜視図で、誘導要素ユニットの第3変形例を概略的に示す。 図22は、側面図で、誘導要素ユニットの第3変形例を通る切断を概略的に示す。 図23は、斜視図で、本発明の第2態様による噴霧成形器を概略的に示す。 図24は、分解斜視図で、図23の噴霧成形器を概略的に示す。 図25は、底面図で、図23の噴霧成形器を概略的に示す。 図26は、側面図で、図23の噴霧成形器を通る切断を概略的に示す。 図27は、上面図で、図23の噴霧成形器を概略的に示す。
発明の詳細な説明
原則として、図面において、同一要素には同一参照符合を付ける。
図1は、噴射成形器1の実施形態の一実施例を切断する原理図を側面図で示す。重力の方向gは、図1の最上部(即ち、図1の作図面の上縁部)から、図1の底部(即ち、図1の作図面の下縁部)まで続く。噴射成形器1は、噴霧形成器2と噴霧分配器3とを備え、噴霧形成器2は、噴射成形器1の最上部に配置され、噴霧分配器3は、噴射成形器1の底部に配置される。液体6は、重力の方向gに対して平行である液体入射方向22において、噴射成形器1に流入する。
液体6は、噴霧形成器2と、噴霧形成器2内に配置された誘導要素14aに入る。誘導要素14aは、旋回軸21を中心とした液体6の回転運動を発生させる。液体6の回転運動のため、液体6は、噴霧形成器出口11で噴霧の液滴に分散される。噴霧の液滴は、開口角と円錐軸20で噴霧円錐5に広がる。この実施形態では、円錐軸20は旋回軸21と一致する。噴霧円錐5は、噴霧円錐5を含む飛行チャンバと接触しない。空気入口15は、空気を飛行チャンバに与える。噴霧円錐5内の液滴は、噴霧形成器出口から飛行チャンバ10を通って噴霧分配器3に向かう直線飛行経路を辿る。
噴霧分配器3において、狭くなる円錐形の噴霧分配器ダクト12が偏向し、噴霧円錐5からの液滴を副次的噴射4に集める。副次的噴射4は、副次的噴射流出方向23で副次的噴射ダクト流出口13を通って噴霧分配器3を離れる。副次的噴射の流出方向23は、液体入射方向22に対して平行である。
図2は、噴射成形器1の第1実施形態の一部の構成要素を側面図で概略的に示す。図3は、全ての構成要素が組み立てられた状態で、図2のような噴射成形器1の同一実施形態を概略的に示す。この、噴射成形器1の第1実施形態は、噴霧形成器2の最上部領域に配置された流量制限器17を備える。流量制限器17は、一方では、流量を制限し、噴霧形成器2に入る液体の流量を一定に保つ。他方では、流量制限器17は、噴射成形器1の液体6の圧力を1バール以下で一定に保つ(即ち、液体6は、噴霧形成器2に入る前に1バール以下の圧力を有する)。この第1実施形態では、旋回軸21は、円錐軸20に関してオフセットされる。そのため、液体6の回転運動は、円錐軸20に関して偏心している。
図4は、類似した方法で、噴射成形器1の第2実施形態の一部の構成要素を側面図で概略的に示す。図5は、全ての構成要素が組み立てられた状態で、図4のような噴射成形器1の同一実施形態を示す。図4および図5の第2実施形態は、図2および図3の第1実施形態の噴霧分配器3の形状とは異なる形状を持つ噴霧分配器3を特徴とする。しかし、第1実施形態および第2実施形態の両方は、円錐軸20からオフセットされて配置された旋回軸21を特徴とし、両方の実施形態は、噴霧形成器2の最上部領域の流量制限器17を特徴とする。しかし、図4および図5の噴射成形器1の第2実施形態は、液滴サイズの制限器16を更に備える。液滴サイズ制限器16は、噴霧形成器2の底端部に配置され、ちょうど噴霧分配器3の最上部、噴霧円錐5の底端部に配置される。液滴サイズ制限器16は、十分に小さい液滴を通過させ、液滴の飛行方向を本質的に保ちつつ、大きすぎる液滴のサイズを減少させる。
図6は、噴射成形器1の第3実施形態の一部の構成要素を側面図で概略的に示す。図7は、組み立てられた状態で、図6の噴射成形器1の同一の第3実施形態を概略的に示す。第3実施形態では、円錐軸20は旋回軸21と一致する。第3実施形態は、流量制限器17と、メッシュ形態の液滴サイズ制限器16とを備える。さらに、噴射成形器1の第3実施形態は、誘導要素14bを備え、誘導要素14bは、噴霧形成器2から取り外すことができ、液体通路を特徴とする。液体通路は、旋回軸21を中心として螺旋状に配置された小さなチューブ形状を特徴とする。噴射成形器1を通る全ての液体6は、これらの液体通路を通り、液体通路によって誘発される回転運動をもって液体通路を出る。
図8は、図7の噴射成形器の誘導要素ユニット14bを底面図で概略的に示す。この誘導要素ユニット14bは、液体通路18を特徴とする。図9および図11は、図8の同一誘導要素ユニット14bを、それぞれ、上面図および側面図の切断で示す。図10は、他方で、液体通路18の開口の相対的な位置で、より良好な図示の為に破線として上面図からの要素と共に、図8の同一の誘導要素ユニット14bを底面図で概略的に示す。4つの液体通路18は、環状セクタ(二次元リングのセクタ)形式または換言すると、(ブルズアイ以外のダーツボード上の領域のような)2つの湾曲側面を持つ台形の形式の横断面を特徴とする。
4つの液体通路18の横断面は、流体の流量方向に沿って小さくなるにつれて、その形状を保つ。さらに、液体通路18は、旋回軸21に沿った構成要素および旋回軸周りの構成要素と共に広がり、旋回軸21周りに螺旋開口が生じる。
言い換えると、誘導要素14bは、4つの個々の誘導要素を特徴とし、これらは、4つの液体通路18を形成するように成形されている。これは、誘導要素ユニット14bにおける誘導要素の数mが4に等しいことを意味する。
図12は、6つの副次的噴射4の為の噴霧分配器3を概略的に示し、図13は、5つの副次的噴射4の為の噴霧分配器3を概略的に示し、図14は、3つの副次的噴射4の為の噴霧分配器3を概略的に示す。図12,図13,図14の各々は、図の最上部に噴霧分配器3の図を上面図、上面図の下に側面図、図の下端に底面図を示す。副次的噴射4は、副次的噴射ダクト流出口13を流出している。分かり易いように、噴霧分配器3毎に1つの噴霧分配器流出口13のみが参照符合によって参照されている。図12,図13,図14における全ての分配器ダクト流出口13は、円形線に沿って、等間隔分布で円形線に配置されている。
図15〜図18は、誘導要素ユニットの第2変形例14cを示す。図19〜図22には、誘導要素ユニットの第3変形例が示されている。
図15は、誘導要素ユニットの第2変形例を底面図で、図16は、上面図で概略的に示す。図17は、第2誘導要素ユニットの変形例14cを斜視図で、図18は、第2誘導要素ユニットの変形例14cを通る断面を側面図で、概略的に示す。図18に見られるように、誘導要素ユニット14cの高さは、その幅と比べて小さい。最も高い誘導要素の第1の点(即ち、液体通路18の開始部)から下がって誘導要素ユニット14cの端部までの噴霧形成部の高さは2mmである。組み立てられた噴射成形器1において、最も高い第1の点(即ち、液体通路18の開始部)から下がって噴霧形成部出口の端部までの噴霧形成部の高さは、3.8mmになる。
図19は、誘導要素ユニットの第3変形例14dを底面図で、図20は、上面図で概略的に示す。図21は、誘導要素ユニットの第3変形例14dを斜視図で概略的に示し、図22は、誘導要素ユニットの第3変形例14dを通る切断を側面図で概略的に示す。いったん噴射成形器1に組み立てられると、誘導要素の第2変形例14cおよび第3変形例14dの両方とも同じ高さであり、両方とも誘導要素の最も高い第1の地点(即ち、液体通路18の開始部)から下がった噴霧形成部出口の端部の高さが3.8mmであることを特徴として配置されている。
誘導要素ユニットの第2変形例14cおよび第3変形例14dの両方は、4つの個々の誘導要素を特徴とし、これらは、4つの液体通路18を形成するように成形されている。これは、誘導要素ユニットの第2変形例14cおよび第3変形例14dの誘導要素の数mが4に等しいことを意味する。
図23は、本発明の第2態様による噴霧成形器30を斜視図で概略的に示し、図24は、同一の噴霧成形器30を分解斜視図で示す。噴霧成形器30は、噴霧成形器本体を備え、噴霧成形器本体は、2つの分離した部品、すなわち、誘導要素ユニット31と、出口ユニット32とを備える。図24には、噴霧成形器35の旋回軸周りの噴霧成形器30(したがって、その構成要素である誘導要素ユニット31および出口ユニット32)の同心の対称形状が示されている。図23〜図27に示された噴霧成形器の変形例において、噴霧成形器30の旋回軸35は、噴霧円錐36の円錐軸に対して平行であるだけでなく、均一性(even)は一致している。
図25は、図23の噴霧成形器を底面図で、図26は側面図で、図27は上面図で概略的に示す。誘導要素ユニット31は、旋回軸35を中心として対称配置で5つの誘導要素33を備える。出口ユニット32は、旋回軸35に対して同心で配置された円形噴霧成形器出口34を特徴とする。噴霧成形器30の旋回軸35に対して直交する面に対する液体の回転運動の傾斜角度は、20°である。噴霧成形器30の高さは、3.8mmであり、誘導要素33の最も高い部分から噴霧成形器出口34の最も遠い部分までの高さに等しい。言い換えると、噴霧成形器30の旋回軸35における正射影において、最も小さい(the least)1つの誘導要素33の最も遠い点は、噴霧成形器出口34の最も遠い点から3.8mm離れている。
本発明を本実施形態で説明してきたが、本発明は、それらに限定されず、特許請求の範囲内で、様々に具体化され、実施することができることは明確に理解されている。

Claims (15)

  1. 液体(6)から、前記液体(6)の複数の副噴射(4)から成る噴射を成形する為の噴射成形器において、
    前記噴射成形器(1)は、噴霧形成器(2)および噴霧分配器(3)を備え、前記噴霧形成器(2)は、周囲条件下で噴霧円錐(5)の形状で、前記液体(6)の噴霧を発生させるように配置され、前記噴霧分配器(3)は、前記液体(6)の前記噴霧から、前記液体(6)の前記噴射を成形するように配置され、前記液体(6)の前記噴射は、相互に重ならない前記液体(6)の副次的噴射(4)から成る、噴射成形器であって、
    前記噴霧形成器(2)は、噴霧形成器出口(11)および飛行チャンバ(10)を備え、前記噴霧形成器出口(11)は、発生される前記噴霧の為の流出点として配置され、前記飛行チャンバ(10)は、前記噴霧の液滴が、前記噴霧形成器出口(11)から前記噴霧分配器(3)に向かって本質的に直線で飛行経路を辿れるように配置される、噴射成形器。
  2. 前記噴霧形成器(2)は、前記液体(6)が前記噴霧形成器(2)の一つの旋回軸を中心に前記液体(6)の回転運動を誘発するように少なくとも一つの誘導要素(14a)を備え、前記回転運動は、前記噴霧円錐(5)の円錐軸(20)が前記噴霧形成器(2)の前記旋回軸(21)に対して平行である噴霧を発生させることを特徴とする、請求項1に記載の噴射成形器(1)。
  3. 前記液体(6)の副次的噴射(4)の数nは、前記液体(6)の為の誘導要素(14a)の数mに等しい又はその整数倍(即ち、n=x*m、xは1以上の整数)であることを特徴とする、請求項2に記載の噴射成形器(1)。
  4. 前記液体(6)の為の前記誘導要素(14a)は、液体通路(18)を備え、前記液体経路(18)を通過する前記液体(6)の前記回転運動を誘発し、前記液体通路(18)は、前記噴霧形成器(2)内で、円周方向に囲まれた開口の形で配置され、前記開口は、前記旋回軸(21)に沿った構成要素および前記旋回軸(21)周りの構成要素と共に延びていることを特徴とする、請求項2または3に記載の噴射成形器(1)。
  5. 前記噴霧形成器(2)の前記旋回軸(21)は、前記噴霧円錐(5)の前記円錐軸(20)と一致することを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  6. 前記噴霧形成器(2)の前記旋回軸(21)上の正射影において、前記少なくとも一つの誘導要素(14a)の最も遠い点は、前記噴霧形成器出口(11)から最大で5mm離れていることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  7. 前記噴霧形成器出口(11)の直径は、0.3mmで始まり、5mmで終わる範囲にあることを特徴とする、請求項5または6に記載の噴射成形器(1)。
  8. 副次的噴射(4)の数は、2個の副次的噴射(4)から始まり、20個の副次的噴射(4)で終わる範囲にあることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  9. 副次的噴射(4)は、副次的ダクト流出口(13)で前記噴霧分配器(3)を出て、前記副次的ダクト流出口(13)は、すべて、前記噴霧分配器(3)における1つのみの直線または1つのみの実質的に丸い線のみに配置されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  10. 前記噴霧形成器(2)は、空気入口(15)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  11. 前記噴射成形器(1)は、前記噴射成形器(1)を通る前記液体(6)の液体の流れが2リットル/分以下になるように配置されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  12. 前記噴射成形器(1)は、液滴サイズ制限器(16)を備え、前記液滴サイズ制限器(16)は、前記噴霧形成器(2)の下流に位置し、前記液滴サイズ制限器(16)は、逆流の無い前記噴霧液滴の通過を可能にするように配置されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  13. 前記噴射成形器(1)は、前記噴射成形器(1)に入る前記液体(6)の液体入射方向(22)が副次的噴射流出方向(23)に対して実質的に平行になるように配置されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  14. 前記噴射成形器(1)は、設備に装着され、前記噴射成形器(1)から出る前記副次的噴射が本質的に重力方向(g)に沿って、空気を通る軌道を辿るように配置されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の噴射成形器(1)。
  15. 液体(6)から前記液体(6)の噴射を成形する為の方法において、
    a)前記液体(6)から前記液体(6)の噴霧円錐を発生させるステップであって、前記噴霧円錐の内側の前記液体の液滴は、前記噴霧円錐内の本質的に直線の飛行経路を辿る、前記ステップと、
    b)前記噴霧円錐の端部で、前記液体(6)の前記噴霧円錐から前記液体(6)の前記噴射を成形するステップであって、前記液体の前記噴射は、相互に重ならない複数の前記液体(6)の副次的噴射(4)から成る、前記ステップと、
    を含む、方法。
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