JP2020529695A - 指静脈画像取得装置 - Google Patents
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Abstract
本開示内容は、多様な類型の指静脈センサに関する。一部の実施例において、指静脈センサは、イメージセンサ及び赤外線光源を含む。イメージセンサは、標的人間の指の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする。イメージセンサは、下をむき、指静脈センサの最上部に位置設定される。赤外線光源は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)を含むことができ、このような赤外線発光ダイオードは、一つ以上の行と一つ以上の列で配列され、指静脈センサの最下部に位置設定される。指は、赤外線光源とイメージセンサ間に位置設定される。赤外線光源からの赤外線光は、最下部から垂直に指を照射してイメージセンサ上に指の指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、イメージセンサは、指の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする。
Description
本開示内容は、一般的にユーザー認証に関し、より詳細には、より良好な指静脈パターンを提供し、汚染を防止するいくつかの指静脈センサに関する。
指静脈センサは、ユーザー認証に広く使われてきた。しかし、従来の指静脈センサには、改善される必要があるいくつかの問題点がある。図4aおよび図4bの従来技術に図示された通り、指静脈センサ400は、センサ本体401、指静脈パターン感知面405、および赤外線発光ダイオード(LED)409を含む。赤外線発光ダイオード(LED)409は、赤外線を指407上に照射し、指静脈パターン感知面405上に指静脈パターンを生成する。指静脈パターン感知面405は、ユーザー認証のための指静脈パターンをキャプチャーする。図4aおよび図4bに図示された通り、指静脈パターン感知面405は、指407の大きさに比べて相対的に小さい。したがって、指静脈パターンの小さい部分のみがユーザー認証のためにキャプチャーされる。指407は、指静脈パターン感知面405としばしば接触し、指407の表面上の任意の汚染がキャプチャーされた指407の指静脈パターンを歪曲させ得、これは、認証エラーを引き起こし得る。又、センサ本体401は、指静脈パターン感知面405の上に小さい空間403を形成する。この空間403に水があると、指静脈センサ400が故障するであろう。したがって、従来の指静脈センサは、室内応用分野だけでのみ広く使われる。
したがって、当業界では、前述した欠陥と問題点を解決するように、これまで取り扱われていない要求が依然として存在する。
一態様において、本開示内容は、指静脈センサに関する。一部の実施例において、指静脈センサは、イメージセンサおよび赤外線光源を含む。イメージセンサは、標的人間の指の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする。イメージセンサは、垂直方向に下を向き、指静脈センサの最上部に位置設定される。赤外線光源は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含むことができる。赤外線LEDと赤外線電球は、一つ以上の行と一つ以上の列で配列され得、指静脈センサの最下部に位置設定され得る。指は、赤外線光源とイメージセンサ間に位置設定される。赤外線光源からの赤外線光は、最下部から垂直に指を照射してイメージセンサ上に指の指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、イメージセンサは、指の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする。
他の態様において、本開示内容は、指静脈センサに関する。一部の実施例において、指静脈センサは、イメージセンサ、赤外線光源、及び、光反射器を含む。イメージセンサは、標的人間の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーする。イメージセンサは、水平方向に標的人間と対面し、指静脈センサの最上部に位置設定される。赤外線光源は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含む。赤外線LED、及び、赤外線電球は、一つ以上の行、及び、一つ以上の列で配列され得、指静脈センサの最下部に位置設定され得る。光反射器は反射ミラー、三角形反射ガラス、又は、他の任意の光反射装置を含む。光反射器は、指静脈パターンの垂直配向された赤外線イメージを水平配向されたイメージセンサで反射するようにイメージセンサと赤外線光源の間に位置設定される。
一部の実施例において、指は、赤外線光源とイメージセンサ間に位置設定され、赤外線光源からの赤外線光は、指を最下部から垂直に照射して指の指静脈パターンの赤外線イメージを垂直方向に生成し、指の指静脈パターンの赤外線イメージは、光反射器によって反射して水平配向されたイメージセンサによってキャプチャーされる。
さらに他の一態様において、本開示内容は、指静脈センサに関する。一部の実施例において、指静脈センサは、イメージセンサ、赤外線光源、及び、光反射器を含む。イメージセンサは、標的人間の指の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーする。一実施例において、イメージセンサは、水平方向に指静脈センサの中心と対面し、指静脈センサの最上部の右側に位置設定される。他の一実施例において、イメージセンサは、水平方向に指静脈センサの中心と対面し、指静脈センサの最上部の左側に位置設定される。赤外線光源は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含む。赤外線LED、及び、赤外線電球は、一つ以上の行、及び、一つ以上の列で配列され得、指静脈センサの最下部に位置設定され得る。光反射器は、反射ミラー、三角形反射ガラス、又は、他の任意の光反射装置を含む。光反射器は、指の指静脈パターンの垂直配向された赤外線イメージを水平配向されたイメージセンサで反射するようにイメージセンサと赤外線光源の間に位置設定される。指は、赤外線光源とイメージセンサ間に位置設定され、赤外線光源からの赤外線は、指を最下部から垂直に照射して垂直方向に指の指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、指の指静脈パターンの赤外線イメージは、光反射器によって反射して水平配向されたイメージセンサによってキャプチャーされる。
一部の実施例において、指静脈センサは、指とイメージセンサ間に位置設定されたレンズ、及び、指の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善するように、レンズとイメージセンサ間に位置設定された赤外線フィルターを含むことができる。
一部の実施例において、指静脈センサは、指静脈センサエンクロージャーも含むことができる。指静脈センサエンクロージャーは、下側区画部と上側区画部を含む。赤外線光源は、下側区画部内に位置設定される。イメージセンサとレンズは、上側区画部内に位置設定される。一部の実施例において、下側区画部の上側面は、透明指載置面を形成する。上側区画部の下側面は、透明な面である。
本開示内容のこれらの態様、及び、他の態様は、後述する図面と関連して取った好ましい実施例の説明から明白となるであろうが、本開示内容の新規概念の思想、及び、範囲を逸脱することなくその変形、及び、修正がなされ得る。
添付図面は、本開示内容の一つ以上の実施例を図示し、本開示内容の特徴と利点、及び、書面の説明と共に本発明の原理を説明する役割をする。できるだけ、実施例の同一、又は、類似する要素を指し示すように図面の全体に亘って同じ参照番号が使われる。
本開示内容は、例示的なものに過ぎず、意図された後述する下記で説明される例についてさらに具体的に説明し、通常の技術者には、下記の例の多くの修正と変形が可能であることは、明白である。したがって、本開示内容の多様な実施例をより詳細に説明する。図面を参照すると、類似する番号は、存在するのであれば、図面の全体に亘って類似する構成要素を示す。本明細書の詳細な説明と後述される特許請求の範囲の全体に亘って使われるように、「ある」、「一つ」、及び、「その」の意味は、文脈上明白に異なって指示されない限り複数の言及を含む。又、本明細書の詳細な説明と後述される特許請求の範囲の全体に亘って使われるように、「内」(in)の意味は、文脈上明白に別途に指示しない限り、「内」、及び、「上」(on)を含む。さらに、題名、又は、副題は、読者の便宜のために明細書で使われ得、これは、本開示内容の範囲に影響を及ぼさないであろう。又、本明細書で使われる一部の用語は、下記でより具体的に定義される。
本明細書で使われる用語は、一般的に技術分野において、本開示内容の脈絡でそして各用語が使われる特定の脈絡で各自の一般的な意味を有する。本開示内容の説明に使われる一部の用語は、本開示内容の説明に関する追加の指針を通常の技術者に提供するように、下記で、又は、明細書の他の所で説明される。便宜上、例えば、イタリック体、及び/又は、引用符を使って一部の用語を強調することができる。強調表示の使用は、用語の範囲と意味に影響を及ぼさず、用語の範囲と意味は、強調表示の有無にかかわらず、同一文脈において同一である。同一なものを一つより多い方式で表現できるという点が理解できるであろう。結果として、代替言語、及び、同義語が本明細書で説明された用語のうち、任意の一つ以上の用語に使われ得、用語が本明細書で詳細化されるか説明されるかの可否に対して、いかなる特別な意味も付与されない。一部の用語に対する同義語を提供する。一つ以上の同義語の説明は、他の同義語の使用を排除しない。本明細書で説明された任意の用語の例を含んで、本明細書のいずれにもある例の使用は、例示に過ぎず、本開示内容、又は、任意の例示された用語の範囲、及び、意味を制限するものではない。同様に、本開示内容は、本明細書に提供された多様な実施例に制限されない。
別途に定義されない限り、本願に使われたすべての技術用語と科学用語は、本開示内容が属する技術分野の通常の技術者が一般的に理解する用語と同じ意味を有する。衝突がある場合、定義を含んでいる本願が優先する。
本願で使われるように、「およそ」(around)、「約」(about)、又は、「概略」(approximately)は、一般的に与えられた値、又は、範囲の20%以内、好ましくは、10%以内、さらに好ましくは、5%以内を意味する。本願に提供された数値は、近似値であり、これは、「およそ」、「約」、又は、「概略」という用語が明示的に言及されなければ推論できることを意味する。
本願で使われるように、「複数」は、二個以上を意味する。
本願で使われるように、「含む」(comprising)、「含む」(including)、「返送する」(carrying)、「有する」(having)、「含有する」(containing)、「含む」(involving)等の用語は、開放型、すなわち、含むものの、これに限定されないことを意味すると理解されるべきである。
本願で使われるように、「A、B、Cのうち一つ以上」という句は、非排他的論理和ORを使って論理(A、又は、B、又は、C)を意味するものと解釈されるべきである。方法内の一つ以上の段階は、本開示内容の原理を変更せずに異なる順序で(又は、通常的に)実行され得ることが理解されるべきである。
以下、本開示内容の実施例が図示された添付図面を参照して本開示内容をさらに詳細に説明する。しかし、本開示内容は、多様な異なる形態で具体化され得、ここで説明する実施例に限定されるものとして解釈されてはならず、かえって、これらの実施例は、本開示内容が徹底し、完全であり、本開示内容の範囲を通常の技術者に完全に伝達するように提供されたものである。類似する番号は、明細書全体に亘って類似する要素を指し示す。
従来技術である図4aと図4bに図示された通り、従来の指静脈センサ400には、特に次のような短所がある。指静脈パターン感知面405は、指407の大きさに比べて相対的に小さい。したがって、指静脈パターンの小さい部分のみがユーザー認証のためにキャプチャーされる。指407は、指静脈パターン感知面405にしばしば接触し、指407の表面上の任意の汚染は、キャプチャーされた指407の指静脈パターンを歪曲させ得、これは、認証エラーを引き起こし得る。又、センサ本体401は、指静脈パターン感知面405の上に小さい空間403を形成する。空間403に水があると、指静脈センサ400が故障するであろう。本開示内容は、指静脈パターンイメージの大きさを増加させ、センサ表面の汚染によって引き起こされる認証エラーを除去し、センサ表面上の水分、又は、水によって引き起こされる認証失敗を防止するいくつかの新しい改善点を開示する。
図1aと図1bを参照すると、一態様において、本開示内容は、指静脈センサ100に関する。一部の実施例において、指静脈センサ100は、イメージセンサ1006、及び、赤外線光源1001を含む。
一部の実施例において、赤外線光源1001は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含むことができる。図1aと図1bの指静脈センサ100の側面図に図示された通り、赤外線光源1001は、第1赤外線LED10011、第2赤外線LED10012、及び、第3赤外線LED10013を含む。赤外線LED、又は、赤外線電球は、一つ以上の行、及び、一つ以上の列で配列され得、指静脈センサ100の最下部に位置設定され得る。図1aと図1bに図示されたような3個のLEDは、赤外線光源1001の一つの列を形成する。赤外線光源1001は、赤外線LEDの一つより多い列を含むことができる(図1aと図1bには、図示されていない)。このような赤外線光源1001は、標的人間の指1004を透過するように、高強度でありながら均一に分布された赤外線光を提供することによって大きい大きさの指静脈パターンイメージをさらに鮮明に生成する。
一部の実施例において、イメージセンサ1006は、指1004の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーする。イメージセンサ1006は、垂直方向に下を向き、指静脈センサ100の最上部に位置設定される。指1004は、赤外線光源1001とイメージセンサ1006の間に位置設定される。赤外線光源1001からの赤外線光は、最下部から垂直に指1004を照射してイメージセンサ1006上に指1004の指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、これに伴い、イメージセンサ1006は、指1004の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする。
一部の実施例において、指静脈センサ100は、指1004を載置するための透明指載置面1002を含むことができる。このような透明指載置面1002は、ユーザーがその載置面上に指1004を載置できるようにし、固定された位置で一定の指静脈パターンイメージを生成する。これは、指1004が上下に動く時の不一致を防止する。
一部の実施例において、指静脈センサ100は、レンズ1005も含むことができる。レンズ1005は、指1004とイメージセンサ1006の間に位置設定される。レンズ1005は、透明指載置面1002の上に生成された指静脈パターンにフォーカシングされるように調整される。レンズ1005と透明指載置面1002の組み合わせは、イメージセンサ1006が一定の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるようにし、指1004の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善できるようにする。
一部の実施例において、指静脈センサ100は、赤外線フィルタ1007も含むことができる。赤外線フィルタ1007は、レンズ1005とイメージセンサ1006の間に配置され得る。赤外線フィルタ1007は、赤外線光が通過できるようにし、赤外線以外の任意の光の干渉を除去する。したがって、赤外線フィルタ1007を付着することによって、指1004の指静脈パターンの赤外線イメージの品質をさらに改善する。
一部の実施例において、指静脈センサ100は、図1bに図示された通り、指静脈センサエンクロージャー1003も含むことができる。指静脈センサエンクロージャー1003は、下側区画部と上側区画部を含む。赤外線光源1001は、下側区画部内に位置設定され、下側区画部から垂直に透明指載置面1002を通じて赤外線光を提供する。レンズ1005、赤外線フィルタ1007、及び、イメージセンサ1006は、上側区画部内に位置設定される。上側区画部の下側面10031は、イメージセンサ1006が透明指載置面1002の上に形成された指1004の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるように透明な面である。
指静脈センサ100の構成は、従来の指静脈センサより大きい大きさの指静脈パターンイメージを生成する。従来の指静脈センサは、ユーザーが指静脈センサの画像形成面を接触できるようにし、指静脈センサの画像形成面上の任意の汚染は、従来の静脈センサによってキャプチャーされ、これは、認証エラーを引き起こす。指静脈センサ100は、このようなエラーが発生することを防止する。指1004の表面上のホコリ、透明指載置面1002上に蓄積されたホコリ、又は、透明指載置面1002上に残った指紋のような任意の汚染は、イメージセンサ1006によりキャプチャーされない。透明指載置面1002上に蓄積された水シミ、又は、水は、水が透明であり、指1004の指静脈パターンを歪曲しないため、いかなる認証エラーも引き起こさない。
図1aと図1bに図示された通り、大きい大きさの指静脈パターンイメージを生成するために、イメージセンサ1006は、指静脈センサエンクロージャー1003の最下部から最上部までの直線状の赤外線光経路のため、透明指載置面1002上に載置された指1004から十分な距離を有さなければならない。このため、指静脈センサエンクロージャー1003が大きくなり得る。指静脈センサエンクロージャー1003の高さを減少させるために、指静脈センサのいくつかの例示的な実施例について、次の通り説明する。一部の実施例において、指静脈センサエンクロージャー1003の最下部から最上部までの直線状の赤外線光経路は、光反射器によって反射されて水平の赤外線光経路となり得る。
図2a〜図2dを参照すると、他の一態様において、本開示内容は、指静脈センサ102に関する。一部の実施例において、指静脈センサ102は、イメージセンサ1026、赤外線光源1021、及び、光反射器1028を含む。
一部の実施例において、赤外線光源1021は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含むことができる。指静脈センサ102の側面図に図示された通り、赤外線光源1021は、第1赤外線LED10211、第2赤外線LED10212、及び、第3赤外線LED10213を含む。赤外線LED、又は、赤外線電球は、一つ以上の行、及び、一つ以上の列で配列され得、指静脈センサ102の最下部に位置設定され得る。図1aと図1bに図示されたような3個のLEDは、赤外線光源1021の一つの列を形成する。赤外線光源1021は、赤外線LEDの一つより多い列を含むことができる(図2a〜図2dには、図示されていない)。このような赤外線光源1021は、標的人間の指1024を透過するように、高強度でありながら均一に分布された赤外線光を提供することによって大きい大きさの指静脈パターンイメージをさらに鮮明に生成する。
一部の実施例において、イメージセンサ1026は、指1024の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーする。イメージセンサ1026は、水平方向に標的人間と対面し、指静脈センサ102の最上部に位置設定される。指1024は、赤外線光源1021とイメージセンサ1026の間に位置設定される。赤外線光源1021からの赤外線光は、指1024を最下部から垂直に照射して指1024の指静脈パターンの赤外線イメージを生成する。光反射器1028は、図2aと図2bに図示されたような反射ミラー10281、図2cと図2dに図示されたような三角形反射ガラス10282、又は、他の任意の光反射装置(図2a〜2dには、図示されていない)を含む。光反射器1028は、指1024の指静脈パターンの垂直配向された赤外線イメージを、水平配向されたイメージセンサ1026に反射するように、イメージセンサ1026と赤外線光源1021の間に位置設定される。
一部の実施例において、指1024は、赤外線光源1021とイメージセンサ1026の間に位置設定され、赤外線光源1021からの赤外線光は、指1024を最下部から垂直に照射して指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、指1024の指静脈パターンの赤外線イメージは、光反射器1028により反射されて、水平配向されたイメージセンサ1026によりキャプチャーされる。
一部の実施例において、指静脈センサ102は、指1024を載置するための透明指載置面1022を含むことができる。このような透明指載置面1022は、ユーザーが指1024を載置面上に載置され得るようにし、固定された位置で一定の指静脈パターンイメージを生成する。これは、指1024が上下に動く時の不一致を防止する。
一部の実施例において、指静脈センサ102は、レンズ1025も含むことができる。レンズ1025は、指1024とイメージセンサ1026の間に位置設定される。レンズ1025は、透明指載置面1022の上に生成された指静脈パターンにフォーカシングされるように調整される。レンズ1025と透明指載置面1022の組み合わせは、イメージセンサ1026が一定の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるようにし、指1024の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善できるようにする。
一部の実施例において、指静脈センサ102は、赤外線フィルタ1027も含むことができる。赤外線フィルタ1027は、レンズ1025とイメージセンサ1026の間に配置され得る。赤外線フィルタ1027は、赤外線光が通過できるようにし、赤外線以外の任意の怒りの干渉を除去する。したがって、赤外線フィルタ1027を付着することによって、指1024の指静脈パターンの赤外線イメージの品質をさらに改善する。
一部の実施例において、指静脈センサ102は、図2bと図2dに図示された通り、指静脈センサエンクロージャー1023も含むことができる。指静脈センサエンクロージャー1023は、下側区画部と上側区画部を含む。赤外線光源1021は、下側区画部内に位置設定され、下側区画部から垂直に透明指載置面1022を通じて赤外線光を提供する。レンズ1025、赤外線フィルタ1027、及び、イメージセンサ1026は、上側区画部内に水平に位置設定される。上側区画部の下側面10231は、イメージセンサ1026が透明指載置面1022の上に形成された指1024の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるように透明な面である。指1024の垂直指静脈パターンイメージは、光反射器1028により反射され、水平配向されたイメージセンサ1026によりキャプチャーされるように、指1024の水平指静脈パターンイメージに変換される。
水平配向されたイメージセンサ1026が標的人間と対面するようにすることの他にも、指1024の垂直に生成された指静脈パターンは、光反射器1028により反射され得、指静脈センサ102の両側面に位置設定された水平配向されたイメージセンサ1026によりキャプチャーされ得る。図3a〜図3hを参照すると、さらに他の一態様において、本開示内容は、指静脈センサ104に関する。一部の実施例において、指静脈センサ104は、イメージセンサ1046、赤外線光源1041、及び、光反射器1048を含む。イメージセンサ1046は、標的人間の指1044の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーする。一実施例において、イメージセンサ1046は、水平方向に指静脈センサ104の中心と対面し、指静脈センサ104の最上部の右側に位置設定される。他の一実施例において、イメージセンサ1046は、水平方向に指静脈センサ104の中心と対面し、指静脈センサ104の最上部の左側に位置設定される。
一部の実施例において、赤外線光源1041は、予め定められた個数の赤外線発光ダイオード(LED)、予め定められた個数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含むことができる。指静脈センサ104の正面図に図示された通り、赤外線光源1041は、第1赤外線LED10411、第2赤外線LED10412、及び、第3赤外線LED10413を含む。指静脈センサ104の側面図に図示された通り、赤外線光源1041は、第3赤外線LED10413、第4赤外線LED10414、及び、第5赤外線LED10415を含む。図3aと図3bに図示された例示的な実施例において、赤外線LED、又は、赤外線電球は、3個の行、及び、3個の列で配列され得、指静脈センサ104の最下部に位置設定され得る。このような赤外線光源1041は、標的人間の指1044を透過するように、高強度でありながら均一に分布された赤外線光を提供することによって大きい大きさの指静脈パターンイメージをさらに鮮明に生成する。
一部の実施例において、光反射器1048は、図3a〜図3dに図示されたような反射ミラー10481、図3e〜図3hに図示されたような三角形反射ガラス10482、又は、他の任意の光反射装置(図3a〜3hには、図示されていない)を含む。光反射器1048は、指1044の指静脈パターンの垂直配向された赤外線イメージを、水平配向されたイメージセンサ1046に反射するように、イメージセンサ1046と赤外線光源1041の間に位置設定される。
一部の実施例において、指1044は、赤外線光源1041とイメージセンサ1046の間に位置設定され、赤外線光源1041からの赤外線光は、指1044を最下部から垂直に照射されて、指1044の指静脈パターンの赤外線イメージを垂直方向に生成し、指1044の指静脈パターンの垂直配向された赤外線イメージは、光反射器1048により反射されて、水平配向されたイメージセンサ1046によりキャプチャーされる。
一部の実施例において、指静脈センサ104は、指1044を載置するための透明指載置面1042を含むことができる。このような透明指載置面1042は、ユーザーが指1044を載置面上に載置され得るようにし、固定された位置で一定の指静脈パターンイメージを生成する。これは、指1044が上下に動く時の不一致を防止する。
一部の実施例において、指静脈センサ104は、レンズ1045も含むことができる。レンズ1045は、指1044とイメージセンサ1046の間に位置設定される。レンズ1045は、透明指載置面1042の上に生成された指静脈パターンにフォーカシングされるように調整される。レンズ1045と透明指載置面1042の組み合わせは、イメージセンサ1046が一定の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるようにし、指1044の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善できるようにする。
一部の実施例において、指静脈センサ104は、赤外線フィルタ1047も含むことができる。赤外線フィルタ1047は、レンズ1045とイメージセンサ1046の間に配置され得る。赤外線フィルタ1047は、赤外線光が通過できるようにし、赤外線以外の任意の光の干渉を除去する。したがって、赤外線フィルタ1047を付着することによって、指1044の指静脈パターンの赤外線イメージの品質をさらに改善する。
一部の実施例において、指静脈センサ104は、図3c、図3d、図3g、及び、図3hに図示されたような指静脈センサエンクロージャー1043も含むことができる。指静脈センサエンクロージャー1043は、下側区画部と上側区画部を含む。赤外線光源1041は、下側区画部内に位置設定され、赤外線を下側区画部から垂直に透明指載置面1042を通じて提供する。レンズ1045、赤外線フィルタ1047、及び、イメージセンサ1046は、上側区画部内に水平で位置設定される。上側区画部の下側面10431は、イメージセンサ1046が透明指載置面1042の上に形成された指1044の指静脈パターンイメージをキャプチャーできるように透明な面である。指1044の垂直指静脈パターンイメージは、光反射器1048により反射され、水平配向されたイメージセンサ1046によりキャプチャーされるように指1044の水平指静脈パターンイメージに変換される。
本開示内容の例示的な実施例に対する前述した説明は、例示、及び、説明の目的でのみ提示されたのであり、本開示内容を徹底したものにするためのものではなく、又は、本開示内容を開示された正確な形態に制限しようとするものではない。前述した教示に照らして多くの修正、及び、変形が可能である。
実施例は、通常の技術者が本開示内容、及び、多様な実施例を利用して考慮する特定の用途に適合な多様な変形を利用できるように、本開示内容の原理、及び、その原理の実際の適用を説明するように選択され、記述された。代替実施例は、本開示内容の思想、及び、範囲を逸脱することなく、関連された通常の技術者に明白であろう。したがって、本開示内容の範囲は、前述した説明、及び、本願に説明された例示的な実施例ではなく、添付された特許請求の範囲によって定義される。
Claims (20)
- 指静脈センサであって、
標的人間の指の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーし、垂直方向に下をむき、前記指静脈センサの最上部に位置設定されたイメージセンサ;及び、
前記指静脈センサの最下部に位置設定された赤外線光源、を含み、
前記指は、前記赤外線光源と前記イメージセンサ間に位置設定され、前記赤外線光源からの赤外線光は、前記最下部から垂直に前記指を照射して、前記イメージセンサ上に前記指の指静脈パターンの赤外線イメージを生成し、前記イメージセンサは、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージをキャプチャーする、指静脈センサ。 - 前記赤外線光源は、複数の赤外線発光ダイオード(LED)、複数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源、を含み、前記複数の赤外線LEDと前記複数の赤外線電球は、一つ以上の行と、一つ以上の列、で配列される、請求項1に記載の指静脈センサ。
- 前記指と前記イメージセンサ間に位置設定されたレンズ、及び、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善するように、前記レンズと前記イメージセンサ間に位置設定された赤外線フィルター、をさらに含む、請求項1に記載の指静脈センサ。
- 透明な指載置面上に前記指を載置するための前記透明な指載置面、をさらに含む、請求項3に記載の指静脈センサ。
- 前記赤外線光源を位置設定するための下側区画部、及び、前記イメージセンサと前記レンズを位置設定するための上側区画部、を有する指静脈センサエンクロージャー、をさらに含む、請求項4に記載の指静脈センサ。
- 前記下側区画部の上側面は、前記透明な指載置面を形成し、前記上側区画部の下側面は、透明な面を含む、請求項5に記載の指静脈センサ。
- 指静脈センサであって、
標的人間の指の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーし、前記標的人間と水平方向に対面され、前記指静脈センサの最上部に位置設定されたイメージセンサ;
前記指静脈センサの最下部に位置設定された赤外線光源;及び、
前記指の指静脈パターンの垂直に配向された赤外線イメージを、水平に配向させて前記イメージセンサに反射するように、前記イメージセンサと前記赤外線光源の間に位置設定された光反射器を含み、
前記指は、前記赤外線光源と前記イメージセンサ間に位置設定され、前記赤外線光源からの赤外線光は、前記最下部から垂直に前記指を照射して、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージを垂直方向に生成し、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージは、前記光反射器によって反射されて、水平に配向された前記イメージセンサによってキャプチャーされる、指静脈センサ。 - 前記赤外線光源は、複数の赤外線LED、複数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含み、前記複数の赤外線LEDと前記複数の赤外線電球は、一つ以上の行と、一つ以上の列、で配列される、請求項7に記載の指静脈センサ。
- 前記光反射器は、反射ミラー、三角形反射ミラー、又は、他の任意の光反射装置を含む、請求項7に記載の指静脈センサ。
- 前記指と前記イメージセンサ間に位置設定されたレンズ、及び、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善するように、前記レンズと前記イメージセンサ間に位置設定された赤外線フィルター、をさらに含む、請求項7に記載の指静脈センサ。
- 透明な指載置面上に、前記指を載置するための、前記透明な指載置面、をさらに含む、請求項10に記載の指静脈センサ。
- 前記赤外線光源を位置設定するための下側区画部、及び、前記イメージセンサと前記レンズを位置設定するための上側区画部、を有する指静脈センサエンクロージャー、をさらに含む、請求項11に記載の指静脈センサ。
- 前記下側区画部の上側面は、前記透明な指載置面を形成し、前記上側区画部の下側面は、透明な面を含む、請求項12に記載の指静脈センサ。
- 指静脈センサであって、
標的人間の指の指静脈パターンの少なくとも一つの赤外線イメージをキャプチャーし、水平方向に前記指静脈センサの中心と対面し、前記指静脈センサの最上部の右側に位置設定されたイメージセンサ;
前記指静脈センサの最下部に位置設定された赤外線光源;及び、
前記指の指静脈パターンの垂直に配向された赤外線イメージを、水平に配向された前記イメージセンサに反射するように、前記イメージセンサと前記赤外線光源の間に位置設定された光反射器、を含み、
前記指は、前記赤外線光源と前記イメージセンサ間に位置設定され、前記赤外線光源からの赤外線光は、前記最下部から垂直に前記指を照射して、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージを垂直方向に生成し、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージは、前記光反射器によって反射され、水平に配向された前記イメージセンサによってキャプチャーされる、指静脈センサ。 - 前記赤外線光源は、複数の赤外線LED、複数の赤外線電球、及び/又は、他の任意の赤外線光源を含み、前記複数の赤外線LEDと前記複数の赤外線電球は、一つ以上の行と、一つ以上の列、で配列される、請求項14に記載の指静脈センサ。
- 前記イメージセンサは、水平方向に前記指静脈センサの中心と対面し、前記指静脈センサの最上部の左側に位置設定される、請求項14に記載の指静脈センサ。
- 前記光反射器は、反射ミラー、三角形反射ミラー、又は、他の任意の光反射装置、を含む、請求項14に記載の指静脈センサ。
- 前記指と前記イメージセンサ間に位置設定されたレンズ、及び、前記指の指静脈パターンの赤外線イメージの品質を改善するように、前記レンズと前記イメージセンサ間に位置設定された赤外線フィルター、をさらに含む、請求項14に記載の指静脈センサ。
- 前記赤外線光源を位置設定するための下側区画部、及び、前記イメージセンサと前記レンズを位置設定するための上側区画部、を有する指静脈センサエンクロージャー、をさらに含む、請求項18に記載の指静脈センサ。
- 前記下側区画部の上側面は、透明な指載置面を形成し、前記上側区画部の下側面は、透明な面を含む、請求項19に記載の指静脈センサ。
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