JP2020528300A - 内視鏡装置のための制御要素、及びこの制御要素を備える内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、取付具(1)と、内視鏡装置(A)における制御のための、ワイヤ長手方向に前後移動可能な少なくとも1つの制御ワイヤ(2)と、取付具(1)に案内された制御ワイヤ引き要素(3)であって、制御ワイヤ(2)が支持されている、制御ワイヤ引き要素(3)と、取付具(1)で支えられていて、制御ワイヤ(2)の微調整をもたらすために制御ワイヤ引き要素(3)を取付具(1)に相対して移動可能である変位力付加装置(4)と、を備える、内視鏡装置(A)のための制御要素(100)に関する。本発明は、さらに、内視鏡装置(A)のための制御要素(200)であって、ガイド(1100)を有するハウジング要素(1000)と、内視鏡装置(A)における制御のための少なくとも1つの制御ワイヤ(2000)と、ハウジング要素(1000)のガイド(1100)においてハウジング要素(1000)の長手方向に変位可能であり、少なくとも1つの制御ワイヤ(2000)が固定されているレバー要素(3000)と、を備える制御要素に関する。レバー要素(3000)において、前記制御ワイヤ(2000)の固定場所(3300)がハウジング要素(1000)のガイド(1100)におけるレバー要素(3000)の変位経路に対して偏心している。
Description
本発明は、内視鏡装置のための制御要素、さらにそのような制御要素を有する内視鏡装置に関する。
より厳密に言えば、本発明は、取付具と、内視鏡装置における制御のための、ワイヤ長手方向に前後移動可能な少なくとも1つの制御ワイヤと、を有する制御要素に関する。
そのような制御要素は、制御ワイヤをワイヤ長手方向に前後移動させる多数の内視鏡装置に適用可能である。
例えば、そのような制御要素は屈曲部を有する可撓性内視鏡に使用され、制御ワイヤは、その固定場所が内視鏡の中心線から離れるように屈曲部の遠位端に固定されている。制御ワイヤは、内視鏡の近位側に配置された制御要素まで屈曲部を通り抜ける。したがって、制御要素は近位側から操作される。制御要素を操作することによって制御ワイヤを緊張させ、それにより屈曲部が曲げられる。
実地では、屈曲部を可能な限り正確に曲げることが望ましい。すなわち、使用者が制御要素を操作することによって屈曲部の意図した曲げを可能な限り正確に達成できるようにすべきである。
したがって、本発明の課題は、簡単な操作で屈曲部の正確な曲げが行われる、内視鏡装置のための制御要素、およびそのような制御要素を有する内視鏡装置を提供することである。
第1態様において、上記課題は請求項1の特徴を有する制御要素により解決される。
内視鏡装置に関して、上記課題は請求項11の特徴を有する内視鏡装置により解決される。
内視鏡装置に関して、上記課題は請求項11の特徴を有する内視鏡装置により解決される。
有利な展開形態は従属請求項の主題である。
第1態様において、内視鏡装置のための制御要素は、取付具と、内視鏡装置における制御のための、ワイヤ長手方向に前後移動可能な少なくとも1つの制御ワイヤと、
取付具に案内された制御ワイヤ引き要素であって、制御ワイヤが支持されている、制御ワイヤ引き要素と、取付具で支えられていて、制御ワイヤの微調整をもたらすために制御ワイヤ引き要素を取付具に相対して移動可能である変位力付加装置と、を有する。
取付具に案内された制御ワイヤ引き要素であって、制御ワイヤが支持されている、制御ワイヤ引き要素と、取付具で支えられていて、制御ワイヤの微調整をもたらすために制御ワイヤ引き要素を取付具に相対して移動可能である変位力付加装置と、を有する。
変位力付加装置によって制御ワイヤ引き要素を取付具に相対して移動させることができる。したがって、制御ワイヤ引き要素の簡単な操作によって、制御ワイヤ引き要素に支持された制御ワイヤを的確に精密制御することができる。
取付具がレールを有してもよく、制御ワイヤ引き要素が、制御ワイヤ引き要素の長手方向に延在する溝を有してもよく、かつ溝へのレールの係合によって、制御ワイヤ引き要素が取付具に沿って変位可能であってもよい。制御ワイヤ引き要素が取付具に沿って変位することによって、制御ワイヤを直接その長手方向に変位させることができる。
変位力付加装置は、雌ねじを有する制御ホイールとして形成されていてもよく、制御ホイールの雌ねじは、制御ワイヤ引き要素が取付具に相対して移動可能であるように制御ワイヤ引き要素の雄ねじとねじ係合している。それによって、制御ホイールから制御ワイヤ引き要素への簡単かつ直接的な力の伝達が実現される。制御ホイールで行われる回転運動によって制御ワイヤの変位運動が実現される。この設計では、制御ホイールで加えられる回転運動と、その結果として生じる制御ワイヤの変位経路の変換比が簡単に設定される。それによって制御ワイヤの変位経路の特に有利な微調整が可能になる。
制御ホイールは、外周面にローレットを有していてもよい。それによって制御ホイールの操作が簡単かつ容易になる。ローレットを備えた制御ホイールの回転は使用者によく知られている。ローレットを指で動かすことができ、それと同時にしっかり保持することができる。それによって、うっかりした誤操作を低減することができる。
変位力付加装置は、電気モータとして、または圧電素子として形成されていてもよい。それによって、制御ワイヤの変位経路のモータによる調整をもたらすことができる。それによって、制御ワイヤの変位経路のさらに正確な微調整が可能になる。
制御ワイヤ引き要素は、中空空間を有するねじとして形成されていてもよく、中空空間において、少なくとも1つの制御ワイヤのための制御ワイヤニップルが支持されている。制御ワイヤは容易に取り外すことができる。
取付具の近位側に、指または親指を挿入可能なアイレットが形成されていてもよい。それによって、使用者は取付具を確実に掴むことができ、かつ親指および指がアイレットおよび制御ホイールに係合することによって制御ワイヤが的確に、かつコントロールされて前後移動することができる。
制御ワイヤ引き要素において、少なくとも1つの制御ワイヤの近位端が支持されていてもよい。
制御要素は、制御ワイヤが制御要素に向かって方向を変えるように案内されている折り曲げられたワイヤ案内要素を有してもよい。したがって、制御要素は、これが接続されている内視鏡から離れる方向に延在する。それによって、使用者は、例えば内視鏡の他の要素に邪魔されることなく取付具を確実に掴むことができる。
内視鏡装置は、上記の制御要素を備えている。
内視鏡装置は、可撓性内視鏡であってもよい。
これに代えて、内視鏡装置は剛性内視鏡であってもよい。
本発明による制御要素は、制御されるべき要素を制御するために制御ワイヤを用いるあらゆる種類の内視鏡に使用することができる。
第2態様において、上記課題は請求項12の特徴を有する制御要素により解決される。
内視鏡装置に関して、上記課題は請求項22の特徴を有する内視鏡装置によって解決される。
内視鏡装置に関して、上記課題は請求項22の特徴を有する内視鏡装置によって解決される。
有利な展開形態は従属請求項の主題である。
第2態様において、内視鏡装置のための制御要素は、ガイドを有するハウジング要素と、内視鏡装置における制御のための少なくとも1つの制御ワイヤと、ハウジング要素のガイドにおいてハウジング要素の長手方向に変位可能であり、少なくとも1つの制御ワイヤが固定されているレバー要素と、を有し、レバー要素において、制御ワイヤの固定場所がハウジング要素のガイドにおけるレバー要素の変位経路に対して偏心している。
したがって、制御ワイヤをハウジング要素の長手方向に的確に引くことができる制御要素が提供される。制御ワイヤの非常に正確かつ精密な緊張が可能になる。
レバー要素は、ハウジング要素に相対して旋回可能であってもよい。
レバー要素は、ハウジング要素のガイドにおけるレバー要素の変位経路上に位置する回転中心を中心としてハウジング要素に相対して回転可能であってもよい。
この場合、制御ワイヤをハウジング要素の長手方向に的確に引くことができるだけでなく、レバー要素の旋回運動によって付加的にさらに緊張させることもできる制御要素が提供される。制御ワイヤの緊張時のさらに正確な精密制御が達成される。
レバー要素は、それぞれ1つの制御ワイヤのための2つの固定場所を有し、かつ2つの固定場所は、ハウジング要素のガイドにおけるレバー要素の変位経路に対して互いに等しい距離で離隔されていてもよい。
それにより、レバー要素の唯一の動きによって2つの制御ワイヤを同時に緊張または緊張解除させることができる。この場合、一方のワイヤの緊張の強度と他方のワイヤの緊張解除の強度とは等しい。
レバー要素は、それぞれ1つの制御ワイヤのための2つの固定場所を有し、かつ2つの固定場所は、ハウジング要素のガイドにおけるレバー要素の変位経路に対して互いに等しくない距離で離隔されていてもよい。
それにより、レバー要素の唯一の動きによって2つの制御ワイヤを同時に緊張または緊張解除させることができる。しかしこの場合、一方のワイヤの緊張の強度と他方のワイヤの緊張解除の強度とは異なる。
レバー要素は、レバー要素の端部にリング区分を有していてもよい。それによって、使用者は、レバー要素の端部を確実に掴むことができ、リング区分に指を挿入することによって、制御ワイヤが的確に、かつコントロールされて前後移動することができる。
リング区分は、制御ワイヤの固定場所の隣に配置されていてもよい。それによって、制御要素全体の構造サイズが小さく抑えられる。
ハウジング要素において、ハウジング要素の、内視鏡装置の接続部とは反対の側にあるハウジング要素の端部にリング区分が配置されていてもよい。使用者は、このリング区分に親指を挿入することによってハウジング要素を確実に保持することができる。
レバー要素は、ハウジング要素の延在に対して垂直に延在してもよく、かつレバー要素の回転中心は、レバー要素の長手方向に関してレバー要素の中心に配置されていてもよい。それによって、使用者は、1つの制御ワイヤまたは複数の制御ワイヤを様々に精密制御することができる明快かつ簡単に取り扱い可能な制御要素を自由に使うことができる。
レバー要素の回転中心は、レバー要素の重心に配置されていてもよい。
内視鏡装置は、上記の制御要素を備えている。
内視鏡装置は、可撓性内視鏡であってもよい。
これに代えて、内視鏡装置は剛性内視鏡であってもよい。
本発明による制御要素は、制御されるべき要素を制御するために制御ワイヤを用いるあらゆる種類の内視鏡に使用することができる。
本発明の上述した態様を適当に組み合わせることができる。
以下、本発明について実施例をもとにして図を参照しながら詳しく説明する。
第1実施例
以下、本発明の第1実施例について図1〜図9を参照しながら説明する。
以下、本発明の第1実施例について図1〜図9を参照しながら説明する。
本発明による制御要素100は、例えば内視鏡Aにおける制御要素100の接続場所に設けられているねじ結合Bを介して内視鏡Aに連結されている。
制御要素100は、制御ワイヤ2の遠位側に設けられている作業要素を制御するべく制御ワイヤ2をワイヤ長手方向に緊張および緊張解除するために用いられる。
単に一例として、制御要素100は、屈曲部を有する可撓性内視鏡Aにおいて使用されてもよい。この場合、制御ワイヤ2は、その固定場所が内視鏡チューブの中心線から離れるように屈曲部の遠位端に固定されている。制御ワイヤ2は、内視鏡Aの近位側に配置された制御要素100まで屈曲部を通り抜ける。したがって、制御要素100は近位側から操作される。制御要素100を操作することによって、制御ワイヤ2を緊張させることができ、それにより屈曲部が曲げられる。
以下に、制御要素100の詳しい構造および機能について説明する。
制御要素100は、取付具1として機能するハウジングを有する。ワイヤ案内要素6は、内視鏡Aにおける接続部Bから、内視鏡Aから離れて近位方向に延在する。ワイヤ案内要素6は管として形成されている。ワイヤ案内要素6に制御ワイヤ2が案内されている。ワイヤ案内要素6は、適当な箇所にワイヤ出口開口部を有し、制御ワイヤ2は、このワイヤ出口開口部でワイヤ案内要素6から、例えば横に、またはこれに代えてワイヤ案内要素6の(図示されない)軸方向に出て行くことができる。ワイヤ出口開口部の領域において、取付具1の接続要素10がワイヤ案内要素6を取り囲む。接続要素10は取付具1に形成されており、取付具1をワイヤ案内要素6に適当に取り付けるために用いられる。必要な場合に取付具1をワイヤ案内要素6から取り去るために、接続要素10をワイヤ案内要素6から取り外すことが可能である。取付具1は長手方向延在を有する。接続要素10は、制御ワイヤ2がワイヤ案内要素6のワイヤ出口開口部から取付具1の長手方向延在の方向へ出て行けるように形成されている。
ワイヤ案内要素6は、制御要素100を内視鏡Aから適当に離隔させるためのスペーサ要素として機能する。それにより、内視鏡Aの要素に邪魔されることなく制御要素100に手が届きやすくなるので、制御要素100の取り扱いやすさを改善することができる。
制御ワイヤ2は、ワイヤ案内要素6の内部で取付具1に向かって方向を変えるように近位方向に延びる。それによって、ワイヤ案内要素6は、制御ワイヤ2が取付具1に向かって方向を変えるように案内されている折り曲げられたワイヤ案内要素として機能する。
ワイヤ案内要素6の、接続部Bとは反対側の端にアダプタDが設けられていてもよい。必要な場合、アダプタDには、内視鏡Aに使用可能な他の、例えばベビースコープ、マイクロ工具接続部、洗浄水のための洗浄接続部、液体を吸い出すための吸引接続部などの装置が接続されてもよい。
接続要素10は、接続部BとアダプタDとの間に配置されている。
図3および図7に示されるように、取付具1は軸対称のフレーム要素をなす。より厳密に言えば、取付具1はその長手方向延在軸を中心として鏡対称である。接続要素10から、2つの平行の第1軸方向支柱12が取付具1の軸方向に延在する。軸方向支柱12の、接続要素10とは反対側の端にはそれぞれ第1径方向支柱13が取付具1の長手軸と直角をなして延出する。第1径方向支柱13の、取付具1の長手軸とは反対側の端には、それぞれ第2軸方向支柱14が取付具1の長手軸に対して平行に延在する。第2軸方向支柱14の、第1径方向支柱13とは反対側の端には、それぞれ第2径方向支柱15が取付具1の長手軸と直角をなして延在する。第2径方向支柱15の、第2軸方向支柱14とは反対側の端には、それぞれ軸方向の末端支柱16が取付具1の長手軸に対して平行に延在する。軸方向末端支柱16の、第2径方向支柱15とは反対の側にはアイレット5が設けられている。
取付具1はプラスチックまたは金属から製作されていてもよい。
第1軸方向支柱12の中心軸または長手軸の方を指す側にそれぞれ1つのレール11が設けられている(図7を参照)。2つの第1軸方向支柱12の各レール11は互いに平行であるとともに、互いに向かい合わせである。
レール11は、制御ワイヤ引き要素3を案内する。制御ワイヤ引き要素3は、図9により明確に示されている。制御ワイヤ引き要素3は、2つの平行の溝31を有する円筒状要素であり、2つの平行の溝は、制御ワイヤ引き要素3の外周において制御ワイヤ引き要素3の長手方向に、互いに逆の方向に開放するように形成されている。制御ワイヤ引き要素3は、溝31のそれぞれ1つがレール11の1つに沿って案内されるように第1軸方向支柱12に挿通される。
制御ワイヤ引き要素3の外周には、さらに雄ねじ32が設けられている。制御ワイヤ引き要素3は内部が中空であり、遠位端側に中心穴33を具備する。近位端側にはフランジリング34が設けられている。したがって制御ワイヤ引き要素3は、中空室を有するねじとして形成されている制御ワイヤ引き要素3の内部の中空室には、制御ワイヤ2が中心穴33を遠位方向に通り抜けるように、制御ワイヤ2のための制御ワイヤニップルが支持されている。制御ワイヤニップルは、制御ワイヤ2の近位端をなす。
したがって、制御ワイヤ2は、ワイヤ案内要素6のワイヤ出口開口部から制御ワイヤ引き要素3の内部領域へ延在し、そこで固定されている。
制御ワイヤ引き要素3は、制御ホイール4として形成された変位力付加装置に相対変位可能に埋め込まれている。
制御ホイール4は図8に示されており、ディスク状のホイールとして形成されている。制御ホイール4は中心貫通穴を具備し、中心貫通穴の内周には雌ねじ41が形成されている。雌ねじ41は、制御ワイヤ引き要素3の雄ねじ32とねじ係合している。換言すると、制御ワイヤ引き要素3(ねじ)は制御ホイール4にねじ込まれている。フランジリング34の前の、すなわち遠位の面が、制御ホイール4の近位の面における制御ワイヤ引き要素3の近位端側に当接するまで制御ワイヤ引き要素3を制御ホイール4にねじ込むことができる。
制御ホイール4は、制御ホイール4の容易な係合および操作(回転)を可能にする凹部と凸部とからなるローレット42をその内周に有する。
制御ホイール4は、保持要素1において、第1径方向支柱13と第2軸方向支柱14と第2径方向支柱15とによって区画された内部空間から生じる自由空間に位置決めされている(図2および図3を参照)。その際、制御ホイール4の前側、すなわち遠位側が第1径方向支柱13の近位側に当接する。
保持要素1において、軸方向末端支柱16の内側の端の領域に遠位突出部17が、第1径方向支柱13と第2軸方向支柱14と第2径方向支柱15とによって区画される内部空間内に遠位方向に突出する。遠位突出部17は、保持要素1に組み込まれた制御ホイール4に向かって突出する。遠位突出部17には、遠位方向に制御ホイール4まで延在するばね要素7が装着されている。この実施例において、制御ワイヤ引き要素3の近位端領域が近位方向に延在する近位突出部35を有する。近位突出部35は、フランジリング34上に着座する。近位突出部35は、ばね要素7の遠位端を収容する。したがって、ばね要素7は、近位突出部35と遠位突出部17との間に付勢された状態で挿入されている。換言すると、ばね要素7は、制御ホイール4と制御ワイヤ引き要素3とからなるアセンブリを遠位方向に付勢する。
保持要素1の近位側には、軸方向末端支柱16の近位端の領域にアイレット5としてのリング要素が形成されている。アイレット5は、軸方向末端支柱16によって保持される。アイレット5は、保持要素1から近位方向に突出する。アイレット5の内径は、使用者の指または親指の挿入を可能にする大きさである。
機能
使用者は、指または親指をアイレット5に挿入することができる。それにより、制御要素100の保持要素1が確実に保持される。使用者は、別の指(または親指が使われていない場合は親指)を制御ホイール4のローレット42上に置くことができ、制御ホイール4をその軸線を中心として回転させる。
使用者は、指または親指をアイレット5に挿入することができる。それにより、制御要素100の保持要素1が確実に保持される。使用者は、別の指(または親指が使われていない場合は親指)を制御ホイール4のローレット42上に置くことができ、制御ホイール4をその軸線を中心として回転させる。
制御ワイヤ2を近位方向に引くためには、制御ワイヤ引き要素3が近位方向に移動するように制御ホイール4を回転させる。制御ワイヤ引き要素3は、いわば制御ホイール4に「ねじ込まれる」。
制御ホイール4は、ばね要素7によって制御ワイヤ引き要素3を介して遠位方向に付勢されるので、制御ワイヤ引き要素3は、制御ホイール4に相対して近位方向に変位し、引き続き制御ホイール4は支柱13に当接する。したがって制御ワイヤ引き要素3は、レール11に案内されて遠位方向に移動する。それにより、制御ワイヤ2は近位方向に引かれる。
制御ホイール4の回転運動は、制御ワイヤ2の非常に精密に制御可能な長手方向運動を可能にする。
他の代替案
実施例において、変位力付加装置が雌ねじ41を有する制御ホイール4として形成されている。
実施例において、変位力付加装置が雌ねじ41を有する制御ホイール4として形成されている。
一代替案において、変位力付加装置は電気モータとして、または圧電素子として形成されていてもよい。電気モータまたは圧電素子は、取付具1に支持されており、制御ワイヤ引き要素3に回転力を加えるために制御ワイヤ引き要素3と機械的に接続されている。電気モータまたは圧電素子の制御は、制御ワイヤ2のワイヤ長手方向に非常に小さい動きを生成することができる精密制御であってもよい。したがって、特に繊細な精密制御が可能である。
実施例において、制御要素100は、ねじ結合Bにより内視鏡Aに連結されている。本発明はそれに限定されない。内視鏡Aへの制御要素100の、例えばプラグイン接続、ルーアロック接続など任意の連結を適用することができる。
実施例において、ワイヤ案内要素6は、内視鏡Aから離れて近位方向に延在する。一代替案において、特定の用途に有利であるならば、ワイヤ案内要素6は内視鏡Aから離れて遠位方向に延在してもよい。
ワイヤ案内要素6は省略されてもよい。ワイヤ案内要素6を断念する場合、制御要素100を内視鏡Aのより近くに配置することができ、このことは小型サイズをもたらす。
アダプタDは省略されてもよい。
アダプタDは省略されてもよい。
第2実施例
以下、図10〜図15を参照しながら本発明の第2実施例について説明する。
以下、図10〜図15を参照しながら本発明の第2実施例について説明する。
本発明による制御要素200は、例えば内視鏡Aへの制御要素200の接続場所に設けられているねじ結合により、接続要素Bを介して内視鏡Aに連結されている。内視鏡Aへの制御要素200の接続場所は、実施例において、内視鏡Aのコントロール体に設けられてもよいが、それに限定されない。
制御要素200は、制御ワイヤ2000の遠位側に設けられている作業要素を制御するべく制御ワイヤ2000をワイヤ長手方向に緊張、および緊張解除するために用いられる。
単に一例として、制御要素200は、屈曲部を有する可撓性内視鏡Aにおいて使用されてもよい。この場合、制御ワイヤ2000は、その固定場所が内視鏡チューブの中心線から離れるように屈曲部の遠位端に固定される。制御ワイヤ2000は内視鏡Aの近位側に配置された制御要素200まで屈曲部を通り抜ける。したがって、屈曲部は、制御要素200によって近位側から操作される。制御要素200を操作することによって、制御ワイヤ2000を緊張させることができ、それにより屈曲部が曲げられる。
以下に、制御要素200の詳しい構造および機能について説明する。
制御要素200は、ハウジング要素1000を有している。内視鏡Aにおける接続要素Bから、ハウジング要素1000が使用者の方を指す方向に延在する。換言すると、ハウジング要素1000は、接続要素Bから離れて近位方向に延在する。接続要素Bは、管として形成されている。接続要素Bに制御ワイヤ2000が案内されている。接続要素Bは、適当な箇所にワイヤ出口開口部を有し、制御ワイヤ2000は、この出口開口部で接続要素Bから、例えば横に、またはこれに代えて接続要素Bの(図示されない)軸方向にハウジング要素1000に向かって出て行くことができる(ワイヤ出口開口部は図面に図示されない)。制御要素200は、ワイヤ出口開口部の領域において接続要素Bの管に対して略直角をなして接続要素Bから離れる方向に延在する。
接続要素Bは、さらに、制御要素200を内視鏡Aから適当に離隔させるためのスペーサ要素として機能する。それによって、内視鏡Aの要素に邪魔されることなく制御要素200に手が届きやすくなるので、制御要素200の取り扱いやすさを改善することができる。
制御ワイヤ2000は、接続要素Bの内部で制御要素200に向かって方向を変え、すなわち折れ曲がるように近位方向に延びる。それによって、ワイヤ出口開口部を有する接続要素Bは、制御ワイヤ2000が制御要素200に向かって方向を変えるように案内されている折り曲げられたガイドとして機能する。
接続要素Bの、接続部Bとは反対側の端にアダプタDが設けられていてもよい(図10を参照)。必要な場合、アダプタDには、内視鏡Aに使用可能な他の、例えばベビースコープ、マイクロ工具接続部、洗浄水のための洗浄接続部、液体を吸い出すための吸引接続部などの装置が接続されてもよい。
制御要素200のハウジング要素1000は、軸対称のフレーム要素を形成する。これは図11〜図15に示されている。より厳密に言えば、ハウジング要素1000は、その長手方向延在軸を中心として鏡対称である。ハウジング要素1000は、2つの平行の軸方向支柱によって形成され、これらの軸方向支柱は、接続要素Bの領域から近位方向に延在し、これらの軸方向支柱間に所定距離を置いて中間空間が形成されている。ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱の近位側にはリング区分1700がアイレットとして形成されている。
図12に示されるように、ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱の各々は、長手方向延在に形成された開口部がガイド1100として形成されるように設けられている。2つのガイド1100は、
接続要素Bの領域からリング区分1700に向かって近位方向に延在し、同じ構造および互いに平行である。ガイド1100は、以下に説明するレバー要素3000を案内するために用いられる。
接続要素Bの領域からリング区分1700に向かって近位方向に延在し、同じ構造および互いに平行である。ガイド1100は、以下に説明するレバー要素3000を案内するために用いられる。
ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱のそれぞれの内面は、以下に説明するレバー要素3000を案内するための面をなす。
ハウジング要素1000は、プラスチックまたは金属から形成されていてもよい。
2つのガイド1100は、制御ワイヤ引き要素として機能するレバー要素3000を案内する。レバー要素3000は数字の八の形の平形要素である。レバー要素3000の厚さ(上下方向の高さ)は、レバー要素3000がガイド1100においてハウジング要素1000の長手方向に摺動できるように寸法設定されている。例えば、レバー要素3000の厚さ(上下方向の高さ)は、ガイド1100の幅(上下方向の高さ)よりわずかに小さくてもよい。
レバー要素3000の八の2つの開口部はそれぞれ1つのリング区分3700をなす。レバー要素3000の中央領域には、それぞれ両側(上と下)に突出する円筒状ピンの形の回転中心要素3500が形成されている。この回転中心要素3500の外径は、ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱のそれぞれの内面間の中間空間において回転中心要素3500がハウジング要素1000の長手方向に摺動できるように寸法設定されている。例えば回転中心要素3500の外径は、ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱のそれぞれの内面間の距離よりわずかに小さくてもよい。
制御ワイヤ2000は、接続要素Bのワイヤ出口開口部からレバー要素3000に向かってハウジング要素1000の内部領域へ延在し、レバー要素3000に固定されている。
より厳密に言えば、2つの制御ワイヤ2000は、レバー要素3000における固定場所3300に向かって延在する。制御ワイヤの固定場所3300は、レバー要素3000の変位経路に対して偏心して、ハウジング要素1000のガイド1100に設けられている。
レバー要素3000における固定場所3300は、特定の形態に特には限定されていない。図に示されるように、それぞれの固定場所3300は、レバー要素3000において、例えば上側へ突出するピン要素の形態で形成されている。ピン要素は、ピン要素を取り囲む溝を(例えばレーザで)形成することによって形成されていてもよい。
図11に示されるように、第1制御ワイヤS1は、第1固定場所3300(図11の上に示されたピン要素)に向かって近位方向に延在する。ピン要素の例において、第1制御ワイヤS1は、ピン要素の軸の周りに一回巻き付けられ、固定場所3300の領域を出て、小さい溝3400に嵌め込まれ、溝3400の端において分離される。それによって、制御ワイヤの有効長さ、すなわち固定場所3300までの長さを自由に選定することができる。
同様に、第2制御ワイヤS2は、第2固定場所3300(図11の下に示されたピン要素)に向かって近位方向に延在する。上記の例において、第2制御ワイヤS2は、第2ピン要素の軸の周りに一回巻き付けられ、固定場所3300の領域を出て、小さい溝3400に嵌め込まれ、溝3400の端において分離される。
それぞれの制御ワイヤ2000(S1またはS2)が嵌め込まれた後に、固定場所3300および溝3400を適当な封止手段によって封止してもよい。封止手段の硬化後、固定場所3300および溝3400において制御ワイヤ2000のそれぞれの近位端が隠される。
ハウジング要素1000において、リング区分1700の外周で突出部1600がハウジング要素1000の2つの軸方向支柱間を遠位方向にハウジング要素1000の内部空間内に突出する(図11および図12を参照)。
レバー要素3000の中央領域の遠位側には、レバー負荷要素1500が設けられている。レバー負荷要素1500は、回転中心要素3500と類似に、それぞれ両側(上および下)へ突出する円筒状ピン要素を有する。このピン要素の外径は、ピン要素がハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱のそれぞれの内面間の中間空間においてハウジング要素1000の長手方向に摺動できるように寸法設定されている。例えば、ピン要素の外径は、ハウジング要素1000の2つの平行の軸方向支柱のそれぞれの内面間の距離よりわずかに小さくてもよい。レバー負荷要素1500で、突出部がハウジング要素1000の2つの軸方向支柱間を近位方向にハウジング要素1000の内部空間内に突出する。
レバー負荷要素1500の突出部と突出部1600との間にはばね7000が配置されている。ばね7000は、レバー要素3をリング区分1700に向かって引いた場合にばね7000が圧縮されるようにレバー要素3000を付勢する。したがって、ばね要素7000は、レバー要素3000とリング区分1700との間に設置されている。換言すると、ばね要素7000は、レバー要素3000を遠位方向に付勢する。
ばね7000の長さと硬さとは、図11および図12に示される静止位置にあるときにレバー要素3000がハウジング要素1000において遠位位置にあり、かつリング区分1700に向かって近位方向に引くことができるように選定されている。
リング区分1700の内径は、使用者の指、理想的には親指の挿入を可能にする大きさである。それぞれのリング区分3700の内径は、使用者の指、理想的には人差し指および中指の挿入を可能にする大きさである。
機能
使用者は、リング区分1700に親指を挿入することができる。それによって、制御要素200のハウジング要素1000が確実に保持される。使用者の人差し指が一方のリング区分3700に挿入され、使用者の中指が他方のリング区分3700に挿入される。
使用者は、リング区分1700に親指を挿入することができる。それによって、制御要素200のハウジング要素1000が確実に保持される。使用者の人差し指が一方のリング区分3700に挿入され、使用者の中指が他方のリング区分3700に挿入される。
2つの制御ワイヤ2000(S1およびS2)を近位方向に引くために、人差し指と中指とによってレバー要素3000がリング区分1700に向かって引かれる。この引き動作ではばね7000のばね力に抗して引かれる。それにより、ばね7000の抵抗が増すにつれて制御ワイヤ2000(S1およびS2)の引き動作が行われる。それにより、使用者は、ばね抵抗が増すにつれて制御ワイヤ2000(S1およびS2)がより強度に緊張するという感覚をもつ。
さらに、使用者は、回転中心要素3500を中心としたレバー要素300の回転によって、2つの制御ワイヤ2000(S1およびS2)のうちの一方を的確に緊張させることができ、2つの制御ワイヤ2000(S1およびS2)のうちの他方を緊張解除させることができる。
どちらの機能も同じ制御要素200によって実現される。
レバー要素3000の中央における回転中心要素3500を中心とした回転運動は、長手方向に行われるレバー要素3000の引きの可能性と組み合わせて、選定された制御ワイヤ2000の非常に精密に制御可能な的確な緊張運動または緊張解除運動を可能にする。
他の代替案
実施例において、レバー要素3000は、制御要素200のハウジング要素1000において常に自由に動くことができ、使用者によって任意に動かされる。
実施例において、レバー要素3000は、制御要素200のハウジング要素1000において常に自由に動くことができ、使用者によって任意に動かされる。
一代替案において、回転中心要素3500は、雌ねじを備えた中心の長手方向孔または底付き孔を有していてもよい。この孔に適合するねじをねじ込むことができ、ねじの頭部はハウジング要素1000のそれぞれの軸方向支柱のそれぞれの面と重なる。このねじを引き締めることによって、頭部をハウジング要素1000の軸方向支柱に締め付けることができる。それにより使用者によって選定されたハウジング要素1000の長手方向の特定の位置でレバー要素3000をロックすることができる。それによって、レバー要素3000をハウジング要素1000の長手方向の特定の場所位置でロックできるとともに、回転中心要素3500を中心としてハウジング要素1000に相対して回転させ特定角度でロックできる。
実施例において、制御要素200は、ねじ結合Bを介して内視鏡Aに連結されている。本発明はそれに限定されない。内視鏡Aへの制御要素200の、例えばプラグイン接続、ルーアロック接続などの任意の連結を使用することができる。
実施例において、レバー要素3000における固定場所3300は、突出するピン要素の外周面と凹部の内周面との間で制御ワイヤがピン要素の周りに巻き付けられ、次いで制御ワイヤの近位端が分離されるように凹部から突出するピン要素の形態で形成されている。これに代えて、凹部は、突出するピン要素なしに形成されていてもよく、ワイヤニップルの外周形状に対応する内周形状を有してもよい。制御ワイヤの近位端がワイヤニップルを備えていてもよい。ワイヤニップルは、上記の凹部に嵌め込まれる。この代替案では、制御ワイヤの有効長さ、すなわち固定場所3300までの長さが予め定められている。
実施例において、接続要素Bは、内視鏡Aから離れる近位方向に(図10において斜め上へ)延在する。一代替案において、ワイヤ案内要素6000は、特定の用途に有利であるならば、内視鏡Aから離れて遠位方向に(図10において斜め下へ)延在してもよい。
接続要素Bは短くされてもよい。接続要素Bが短くされる場合、制御要素200は、内視鏡Aのより近くに配置することができ、このことは小型サイズをもたらす。
アダプタDは省略されてもよい。
2つの制御ワイヤ2000(S1およびS2)のうちの1つが省略されてもよい。この代替案において、まだある制御ワイヤ2の近位端は、レバー要素3の変位経路に対して偏心して支持されている。
レバー要素3000は、実施例においてそれぞれ1つの制御ワイヤに対して2つの固定場所3300を有することができるが、2つの固定場所3300は、ハウジング要素1000のガイド1100におけるレバー要素3000の変位経路に対して等しくない距離で離隔されている。それにより、レバー要素3000の唯一の動きによって2つの制御ワイヤ2000(S1およびS2)を同時に緊張または緊張解除させることができ、その際、一方のワイヤの緊張の強度と他方のワイヤの緊張解除の強度とは異なる。
本発明は、胃内視鏡、大腸内視鏡、またはそれに類する内視鏡において有利に使用可能である。本発明の原理を他の任意の種類の内視鏡にも使用することができる。本発明は、可撓性の内視鏡に特に良好に適しているが、剛性の内視鏡にも使用することができる。
1 取付具
2 制御ワイヤ
3 制御ワイヤ引き要素
4 変位力付加装置、制御ホイール
5 アイレット
6 ワイヤ案内要素
7 ばね要素
10 接続要素
11 レール
12 第1軸方向支柱
13 第1径方向支柱
14 第2軸方向支柱
15 第2径方向支柱
16 軸方向末端支柱
17 遠位突出部
31 溝
32 雄ねじ
33 穴
34 フランジリング
35 近位突出部
41 雌ねじ
42 ローレット
100 制御要素
A 内視鏡
B ねじ結合、内視鏡における接続部
D アダプタ
200 制御要素
1000 ハウジング要素
2000 制御ワイヤ
3000 レバー要素
7000 ばね要素
1100 ガイド
1500 レバー負荷要素
1600 突出部
1700 リング区分、アイレット
3300 制御ワイヤの固定場所、ピン要素
3400 近位引きロープ端のための溝
3500 回転中心要素
3700 リング区分
2 制御ワイヤ
3 制御ワイヤ引き要素
4 変位力付加装置、制御ホイール
5 アイレット
6 ワイヤ案内要素
7 ばね要素
10 接続要素
11 レール
12 第1軸方向支柱
13 第1径方向支柱
14 第2軸方向支柱
15 第2径方向支柱
16 軸方向末端支柱
17 遠位突出部
31 溝
32 雄ねじ
33 穴
34 フランジリング
35 近位突出部
41 雌ねじ
42 ローレット
100 制御要素
A 内視鏡
B ねじ結合、内視鏡における接続部
D アダプタ
200 制御要素
1000 ハウジング要素
2000 制御ワイヤ
3000 レバー要素
7000 ばね要素
1100 ガイド
1500 レバー負荷要素
1600 突出部
1700 リング区分、アイレット
3300 制御ワイヤの固定場所、ピン要素
3400 近位引きロープ端のための溝
3500 回転中心要素
3700 リング区分
Claims (22)
- 取付具(1)と、
内視鏡装置(A)における制御のための、ワイヤ長手方向に前後移動可能な少なくとも1つの制御ワイヤ(2)と、
前記取付具(1)に案内された制御ワイヤ引き要素(3)であって、前記制御ワイヤ(2)が支持されている、制御ワイヤ引き要素(3)と、
前記取付具(1)で支えられている変位力付加装置(4)であって、前記制御ワイヤ(2)の微調整をもたらすために、前記変位力付加装置(4)によって前記制御ワイヤ引き要素(3)が前記取付具(1)に相対して移動可能である、変位力付加装置(4)と、
を備える、内視鏡装置(A)のための制御要素(100)。 - 前記取付具(1)がレール(11)を有し、
前記制御ワイヤ引き要素(3)が、前記制御ワイヤ引き要素(3)の長手方向に延在する溝(31)を有し、
前記溝(31)への前記レール(11)の係合によって、前記制御ワイヤ引き要素(3)が前記取付具(1)に沿って変位可能である、請求項1に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。 - 前記変位力付加装置(4)は、雌ねじ(41)を有する制御ホイール(4)として形成されており、前記制御ホイール(4)の前記雌ねじ(41)は、前記制御ワイヤ引き要素(3)が前記取付具(1)に相対して移動可能であるように前記制御ワイヤ引き要素(3)の雄ねじ(32)とねじ係合している、請求項1または2に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記制御ホイール(4)は、外周面にローレット(42)を有する、請求項3に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記変位力付加装置(4)は、電気モータとして、または圧電素子として形成されている、請求項1または2に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記制御ワイヤ引き要素(3)は、中空空間を有するねじとして形成されており、前記中空空間において、前記少なくとも1つの制御ワイヤ(2)のための制御ワイヤニップルが支持されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記取付具(1)の近位側に、指または親指を挿入可能なアイレット(5)が形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記制御ワイヤ引き要素(3)において、前記少なくとも1つの制御ワイヤ(2)の近位端が支持されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記制御要素(100)は、前記制御ワイヤ(2)が前記制御要素(100)に向かって方向を変えるように案内されている、折り曲げられたワイヤ案内要素(6)を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 前記制御ワイヤ引き要素(3)は、中空空間を有するねじとして形成されており、前記中空空間において、前記制御ワイヤ(2)が支持されており、前記制御ワイヤ引き要素(3)は、前記変位力付加装置(4)の雌ねじ(41)とねじ係合している雄ねじ(32)を有し、前記制御ワイヤ引き要素(3)は、前記制御ワイヤ引き要素(3)の長手方向に延在する溝(31)を有し、前記取付具(1)と前記溝(31)との係合によって前記制御ワイヤ引き要素(3)が前記取付具(1)に沿って変位可能である、請求項1に記載の内視鏡装置のための制御要素(100)。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御要素(100)を備える内視鏡装置(A)。
- 内視鏡装置(A)のための制御要素(200)であって、
ガイド(1100)を有するハウジング要素(1000)と、
前記内視鏡装置(A)における制御のための少なくとも1つの制御ワイヤ(2000)と、
前記ハウジング要素(1000)の前記ガイド(1100)において前記ハウジング要素(1000)の長手方向に変位可能であり、前記少なくとも1つの制御ワイヤ(2000)が固定されているレバー要素(3000)と、を備え、
前記レバー要素(3000)において、前記制御ワイヤ(2000)の前記固定場所(3300)が前記ハウジング要素(1000)の前記ガイド(1100)における前記レバー要素(3000)の変位経路に対して偏心している、制御要素。 - 前記レバー要素(3000)は、前記ハウジング要素(1000)に相対して旋回可能である、請求項12に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 前記レバー要素(3000)は、前記ハウジング要素(1000)の前記ガイド(1100)における前記レバー要素(3000)の変位経路上に位置する回転中心(3500)を中心として前記ハウジング要素(1000)に相対して回転可能である、請求項12または13に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 前記レバー要素(3000)は、それぞれ1つの制御ワイヤ(2000)のための2つの固定場所(3300)を有し、かつ
前記2つの固定場所(3300)は、前記ハウジング要素(1000)の前記ガイド(1100)における前記レバー要素(3000)の変位経路に対して互いに等しい距離で離隔されている、請求項12〜14のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。 - 前記レバー要素(3000)は、それぞれ1つの制御ワイヤ(2000)のための2つの固定場所(3300)を有し、
前記2つの固定場所(3300)は、前記ハウジング要素(1000)の前記ガイド(1100)における前記レバー要素(3000)の変位経路に対して互いに等しくない距離で離隔されている、請求項12〜14のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。 - 前記レバー要素(3000)は、前記レバー要素(3000)の端部にリング区分(3700)を有する、請求項12〜16のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 前記リング区分(3700)が前記制御ワイヤ(2000)の前記固定場所(3300)の隣に配置されている、請求項17に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 前記ハウジング要素(1000)において、前記ハウジング要素(1000)の、前記内視鏡装置(A)の接続部とは反対の側にある前記ハウジング要素(1000)の端部にリング区分(1700)が配置されている、請求項12〜18のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 前記レバー要素(3000)は、前記ハウジング要素(1000)の延在に対して垂直に延在し、かつ
前記レバー要素(3000)の前記回転中心(3500)は、前記レバー要素(3000)の長手方向に関して前記レバー要素(3000)の中心に配置されている、請求項14〜19のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。 - 前記レバー要素(3000)の前記回転中心(3500)は、前記レバー要素(3000)の重心に配置されている、請求項14〜20のいずれか1項に記載の内視鏡装置のための制御要素(200)。
- 請求項12〜21のいずれか1項に記載の制御要素(200)を備える内視鏡装置(A)。
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