JP2020527363A - 円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法、および該方法により得られたケーシング - Google Patents

円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法、および該方法により得られたケーシング Download PDF

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Abstract

本発明は、円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法、および、該方法によって得られたケーシングに関し、この方法は、熱収縮の調整による、直線状のコラーゲンケーシングに対する後工程での丸み付けに基づく。【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法、および該方法により得られたケーシングに関し、この方法は、直線状のコラーゲンケーシングに対する後工程での丸み付けに基づく。
[発明の背景]
天然ケーシングの大半は、例えばリング状のボローニャソーセージ、リング状のレバーソーセージ、メットヴルスト等、非常に汎用性のある丸い形を呈している。人工ケーシング業界は、競争力のある代替品の開発に向けて継続的に努力している。
米国特許出願第4356201号には、ガスで膨張させたコラーゲンチューブを押出すことによって製造される、丸みのあるコラーゲンケーシングが記載されており、当該コラーゲンチューブは、直線状の当該チューブを連続的に変形させて丸みのある形状にすることと、さらにそれを架橋および乾燥しながらさらに生産ラインを介してそのまま搬送することと、を担う特別に設計された複数の回転セグメント上に置かれる。
この基本的技術の変形例においては、押出されたコラーゲンチューブは、薄肉の食用円形物に係る公開番号US6436456の特許に記載されているように、内側のアンモニア処理と外側の塩水溶液とによって即座に凝固させてもよく、あるいは、より厚肉の非食用円形物については、酸性状態で押出しおよび乾燥を行ってもよい。
この一般的技術では、乾燥に多くのエネルギーが消費され、複雑な生産ラインの稼動と保守に多くの人手が必要となる。さらに、押出速度には制限がある。技術的に避けられない摩擦により、コラーゲンの一部が「擦り落とされ」て、回転する搬送ローラ上に蓄積する。
このため、結果として得られた円形状のケーシングは擦れによる損傷のため薄弱になり、また、洗浄のため定期的に生産を中断させることとなる。
円形状の人工食用品の感覚特性は、一般的にその天然代替品よりも著しく劣る。
これらの不利益は当業者に周知であり、適用されている製造技術に起因して原則的に避けられないと考えられている。
したがって、当技術分野において公知のことから推論すると、円形状のコラーゲンケーシングおよびそれを得るための方法を開発することは、依然として非常に関心が高い。
[発明の概要]
発明者らは、円形状のコラーゲンケーシングを得る方法を見出した。
本方法は、ケーシングの熱収縮、湿度、および可塑剤を調整することによる、直線状のコラーゲンケーシングに対する後工程での丸み付けに基づく。コラーゲンの熱収縮は周知であるが、直線状のコラーゲンケーシングに対する後工程での丸み付けに適用されることはなかった。発明者らは、コラーゲンの構造的損傷が予想/想定されるがゆえに除外されてきた、と推測している。驚くべきことに、発明者らは、上述のパラメータが適切に調整されればコラーゲンの大きな損傷が回避可能であることを解明した。
したがって、本発明の一態様は、円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法に関し、該方法は、
a)直線状の膨張したコラーゲンケーシングを伝熱ユニットまで導く工程であって、該コラーゲンケーシングは、ケーシングの総重量に対して12%〜30%の湿度を有し、ケーシングの総重量に対して12%〜24%のコラーゲン可塑剤を含み、20〜700mbarの内部ガス圧を有する、工程と、
b)円形状のコラーゲンケーシングを得るために、伝熱ユニットによってケーシングに熱エネルギーを伝達する工程であって、ケーシングの最も内側の輪において到達される温度は、コラーゲンケーシングの収縮温度よりも高い、工程と、
c)円形状のコラーゲンケーシングを円形の要素によって支持する工程と、
を含む。
本発明では、ケーシングの最も内側の輪と最も外側の輪の長さを異なるように縮減することによって円形状が得られる。より高温に到達する輪は長さがより縮減し、この輪は最も内側の輪と称される。最も内側の輪は最も外側の輪よりも収縮し、円形が得られる。円形のケーシングの各部が説明されている図3を参照されたい。図3は、後工程での丸み付けがなされたケーシングをそのパラメータにて説明している。パラメータとは、後工程での丸み付けがなされたケーシングの最も内側の輪(13)、後工程での丸み付けがなされたケーシングの最も外側の輪(14)、後工程での丸み付けがなされたケーシングの内輪直径(15)、後工程での丸み付けがなされたケーシングの外輪直径(16)、および後工程での丸み付けがなされたケーシングの内径(17)である。
コラーゲンケーシングが、本発明の第1の態様で言及されているよりも高い湿度の割合および高い可塑剤の割合を有する場合、ケーシングが熱分解するリスクが高まる。
本発明の丸み付けされたコラーゲンケーシングは、従来の製造技術による円形状のコラーゲンケーシングとは明確に区別され得る。なぜなら、熱によりコラーゲン構造が改変されてしまったため、熱収縮したケーシング領域は、無傷のコラーゲンの典型的な特性を示さないからである。熱収縮したケーシング領域におけるコラーゲンの変性は、例えば偏光顕微鏡によって区別され得る複屈折性のような、天然コラーゲンから変性コラーゲンに移行する際の特性の変化を追跡する従来の技術を用いて、容易に確認され得る。また、熱収縮したケーシング領域では、無傷のコラーゲンの特徴的なX線干渉が低下する。トリプシン消化によって達成可能な消化の程度、またはシリウスレッド(Sirius Red)などのコラーゲンのための典型的な染色を用いた分染といった化学的検出方法によって、本発明に係るケーシングのゾーン間での相違が明らかにされ得る。本方法実施中の簡易な目視検査により、コラーゲンが、丸み付けされたケーシングの内輪の表面の周囲に擦り落とされていないことが見て取れ、本発明の対象物と従来の方法の対象物とが区別される。
したがって、本発明の別の態様は、本発明の方法によって得られた円形状のコラーゲンケーシングである。
本発明の特徴の理解を促進する目的で、本発明の好ましい実施の形態に準じて、また、本明細書を補完するために、例示的かつ非限定的な特徴を有する以下の図面を、本明細書の不可欠な部分として添付する。
本発明に係る、後工程での丸み付け方法の例示的設計を概略的に示す。 熱収縮前の膨張したケーシングチューブを示す。 熱収縮により、後工程での丸み付けがなされたケーシングに変形した後の、膨張したケーシングチューブを示す。 後工程での丸み付けがなされたケーシングを説明するための表示を解説する。
[発明の詳細な説明]
上述したように、本発明の一態様は、円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法に関し、該方法は、
a)直線状の膨張したコラーゲンケーシングを伝熱ユニットまで導く工程であって、該コラーゲンケーシングは、ケーシングの総重量に対して12%〜30%の湿度を有し、ケーシングの総重量に対して12%〜24%のコラーゲン可塑剤を含み、20〜700mbarの内部ガス圧を有する、工程と、
b)円形状のコラーゲンケーシングを得るために、伝熱ユニットによってケーシングに熱を伝達する工程であって、ケーシングの最も内側の輪において到達される温度は、コラーゲンケーシングの収縮温度よりも高い、工程と、
c)円形状のコラーゲンケーシングを円形の要素によって支持する工程と、
を含む。
直線状のコラーゲンケーシングは、ウシ、ブタ、ヒツジ、またはそれらの混合物を含む任意の他の繊維状コラーゲン資源から押出された、非架橋の、または、化学的もしくは物理的に(例えば熱的または紫外線)架橋された、任意の直線状のコラーゲンケーシングであることが好ましい。
直線状のケーシングは、ライン中のシャーリングに先立って生産ドライヤの終盤に直接後工程での丸み付けが行われてもよく、または、リールからリールへと別々に行われてもよい。
熱ユニットと最も内側の輪との距離と、最も外側の輪との距離と、は異なっていることが好ましい。伝熱ユニットは、送風装置または温度調節されたホイーラ(wheeler)から選択されることが好ましい。円形の要素は、温度調節された円形の要素であることが好ましい。円形の要素は、ローラまたはホイーラから選択されることが好ましい。特定の実施形態では、伝熱ユニットと円形の要素とは同じものであり、温度調節されたホイーラである。
伝熱ユニットと円形の要素とが同じものでなく、円形の要素がローラである場合、ローラを室温とコラーゲンケーシングの収縮温度との間の温度に維持し、膨張したコラーゲンケーシングが、ローラの周囲を、少なくとも円周の1/4にわたって囲むことがより好ましい。
本発明の一実施形態では、直線状の膨張したコラーゲンケーシングの湿度は、ケーシングの総重量に対して15%〜25%、より好ましくは17.5%〜22.5%である。直線状の膨張したコラーゲンケーシングは、ケーシングの総重量に対して14%〜22%のコラーゲン可塑剤、より好ましくは16.5%〜20%のコラーゲン可塑剤を含むことがより好ましい。コラーゲン可塑剤は、グリセロールであることが特に好ましい。
膨張したコラーゲンケーシングは、50〜400mbar、より好ましくは75〜300mbarの内部ガス圧を有することが好ましい。
直線状の膨張したコラーゲンケーシングが、ケーシングの総重量に対して12%〜30%の湿度を有し、12%〜24%のコラーゲン可塑剤を含み、20〜700mbarの内部ガス圧を有する場合、水中で80℃で測定された、後工程での丸み付けがなされたケーシングの最も内側および最も外側の輪の表面から加工方向に直接切り取られた5mm幅の細片の長手方向の熱収縮の測定値は非常に信頼性が高い。これにより、内輪の細片の熱収縮は外輪の細片よりもはるかに小さくなり、以下の数式に従っている。
長手方向の外輪の収縮度/長手方向の内輪の収縮度 > 1.25
従来の方法に従って製造された円形状のコラーゲンケーシングから切り取られた対応するケーシング細片は、同様の挙動を示すがより重く、常に以下の数式を満たしている。
長手方向の外輪の収縮度/長手方向の内輪の収縮度 < 1.25
後工程での丸み付けがなされたケーシングの長手方向の熱収縮は、参照により本明細書に含まれる、IUP規格第16:Leder 15,85(1964年)に記載された方法に従って測定される。
したがって、本発明の別の態様は、長手方向の外輪の収縮度/長手方向の内輪の収縮度の割合が1.25よりも大きい、円形状のコラーゲンケーシングである。
図1では、円形状のコラーゲンケーシングを得るための特定の方法が説明されている。
マザーリール(1)から、または、直接的に生産ドライヤ(2)から、直線状のコラーゲンケーシングは、1対の搬送ローラ(3)によって環状の水噴霧装置(5)および環状の送風装置(6)を通るように導かれる。図示されていないが、環状の送風装置(6)には加熱空気が供給される。温度調節ローラ(7)は、平坦化のための小ローラ(8)と共に1対の取込みローラを構成する。開始時点での直線状のコラーゲンケーシングは、既に求められる湿度に調整されていてもよいし、あるいは、環状の水噴霧装置(5)を通過することによってライン中で再給湿されてもよい。
恒久的に捕捉された膨張したケーシングバブル(4)は、1対の搬送ローラ(3)の間、および1対の取込みローラ、すなわち温度調節ローラ(7)と小ローラ(8)との間に保持される。1対の搬送ローラ(3)は、図示されない直径レーザ測定ユニットによって指示される軸方向の前後移動のために設計され、後工程での丸み付けに先立って膨張圧を調節し、その結果、直線状のケーシングの内径を調節する。膨張したケーシングバブル(4)が、外径が最大750mm、好ましくは最大350mm、特に65mm〜200mmである温度調節ローラ(7)の周囲を、少なくとも円周の1/4にわたって、好ましくは4/5にわたって、任意に円周の1回転分以上にわたって囲むようにする。
続いて、1対の搬送ローラ(3)と、温度調節ローラ(7)および小ローラ(8)と、の両方の回転が始められる。コラーゲンの収縮温度を超える温度に加熱した加圧空気が、ローラ(7)の直前に配置された環状の送風装置(6)を介して(4)に沿って円周方向に向けられる。ローラ(7)は、詳細に図示されていないが、連続的な水循環によって内部で温度調節されている。環状の送風装置(6)およびケーシングバブル(4)は、偏心性を有している。環状の送風装置(6)は、ケーシングバブル(4)が温度調節ローラ(7)の周囲を囲む間に、側面に向けられた追加の加熱空気送風装置によって任意に補助され得る。環状の送風装置(6)を通過すると、膨張したケーシングバブル(4)はその内輪の表面に沿って熱収縮し、こうして後工程での丸み付けがなされたこととなる。続いて、後工程での丸み付けがなされたケーシングは、完成品、すなわち後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)として、巻取りユニット(10)にさらに搬送されるか、あるいはシャーリング機(11)の中へと直接搬送される。
ステンレス鋼製の温度調節ローラ(7)の直径が小さいほど、結果として得られた、後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)の内輪直径(15)は小さくなる。温度調節ローラ(7)の表面温度は、室温と、開始時点でのケーシングの収縮温度と、の間に維持される。
ケーシングバブル(4)内の膨張圧を高くすると、後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)の内輪直径(15)は最小になり、温度調節ローラ(7)の直径とますます同等になる。ケーシングバブル(4)内の膨張圧を低くすると、それに従い、結果として得られた後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)の内輪直径(15)が大きくなる。
ケーシングバブル(4)と温度調節ローラ(7)との接触時間によって、後工程での丸み付けの速度が決まる。接触時間を長くすると、後工程での丸み付けをより速くすることができ、逆の場合には逆の結果となる。できる限り長く、ケーシングバブル(4)が温度調節ローラ(7)の周囲を囲むようにすることが好ましい。
1以上の送風装置(6)を介する空気流の温度は、ケーシングの収縮温度よりも常に高い。しかしながら、後工程での丸み付けがなされたコラーゲンケーシング(9)の過度の熱分解を避けるために、できるだけ低温に調整される。
ケーシングバブル(4)の周囲に加熱空気を円周方向に効率よく行き渡らせることを実現する最良の方法は、環状の送風装置(6)を図1に示すように温度調節ローラ(7)にできるだけ近く配置することである。加熱空気の流量は、ケーシングバブル(4)の熱収縮を引き起こすのに十分でなければならない。
結果として得られた、後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)の内輪直径(15)は、取込みローラ、すなわち温度調節ローラ(7)および小ローラ(8)が速く回転するほど大きくなり、逆の場合には逆の結果となる。取込みローラ、すなわち温度調節ローラ(7)および小ローラ(8)は、しかしながら、後工程での丸み付けを実現するために、1対の搬送ローラ(3)よりも原則的に低速で回転する。
重度に架橋されたコラーゲンケーシングでは、熱収縮のために送風装置(6)を介して吹き付けられる空気がより高温である必要があり、逆の場合には逆のこととなる。しかしながら、後工程での丸み付け中に過度にコラーゲンが分解しないように、収縮温度が高すぎることは原則的に避けるべきである。
本発明に係る方法は、平均的な研究者によるこれらの教示に従って、本発明の枠組みから外れることなく最適化され得る。
本発明の利点の幾つかは次の通りである。本方法はコンパクトな丸み付けユニットにおいて実行され、該ユニットは、直線状のケーシング生産のためのライン中に設置するか、あるいは、ライン外に別個に設置することが可能であり、従来技術と比較して限られたスペースしか必要としない。本発明に記載される方法のエネルギー需要は、最小限に抑えられる。直線状のコラーゲンケーシングのマザーリールがほぼ全ての内径において標準規格であるため、生産ロジスティクスが極めて簡素化される。したがって、顧客への配送が速やかになる。集中的メンテナンスおよび多くの人手を必要とする従来方法の複雑な回転セグメントは、図1に例示するようなシンプルで十分に自動化された、後工程での丸み付けユニットに置き換えられる。コラーゲンが「擦り落とされる」ことはなく、それゆえ、より薄い壁厚を有する、後工程での丸み付けがなされたコラーゲンケーシングの製造が可能となり、改善された齧り特性や噛み特性が提供される。従来の常套的方法の特定の技術によって制限されることがなくなるため、ケーシングの性能が全面的に改善される。
以下の実施例において、本発明はより詳細に説明されるが、本発明はそれらによって限定されない。
[実施例]
<比較例A>
米国特許第6,436,456号明細書に記載されている、スペイン/Viscofan S.A.社の市販のSCC 内径21は、従来の方法で製造された円形状の人工コラーゲンである。これは、本発明実施例1および2との比較を目的として選択されている。
<比較例B>
市販されている天然のSheep Saitling コードA 内径20/22は、本発明実施例1および2との比較を目的としてさらに選択されている。
<比較例C>
市販されているスペイン/Viscofan S.A.社の「Kranzdarm」内径39は、従来の方法で製造された円形状の非食用人工ケーシングである。これは、本発明実施例3に準じて後工程での丸み付けがなされた「Kranzdarm 内径39」との直接比較を目的として選択されている。
<実施例1>
スペイン/Viscofan S.A.社によって商品化されている、湿度が22%であり、その総重量に対して17%のグリセロールを可塑剤として含む、直線状のコラーゲンNDXケーシング 内径21に、熱収縮による後工程での丸み付けを行う。
化学的に架橋されたNDXケーシングのマザーリール(1)は手動で繰り出され、図1に記載されるように、1対の搬送ローラ(3)、さらには温度調節ローラ(7)近傍の環状の送風装置(6)を通るように搬送され、温度調節ローラ(7)と小ローラ(8)とにより構成される1対の取込みローラまで搬送される。
NDXケーシングを200mbarまで空気で膨張させ、そのバブルは、1対の搬送ローラ(3)の間、そして温度調節ローラ(7)と小ローラ(8)とにより構成される一対のローラの間に捕捉される。次に、ケーシングバブル(4)が、直径115mmの温度調節ローラ(7)の周囲を、3/4周分、張った状態で囲むようにする。これにより、ケーシングバブル(4)は、図2aに示すようにその最も内側の輪(13)に沿って半径方向の座屈(12)を形成する。
図1に示されない直径レーザは、1対の搬送ローラ(3)を搭載したプラットフォームを前方および/または後方に移動させることによって、捕捉されたケーシングバブル(4)の所望の膨張直径を20.80mmに調節する。
1対の搬送ローラ(3)は、13.3m/分で回転し、温度調節ローラ(7)と小ローラ(8)とにより構成された1対の取込みローラは、10m/分で回転する。膨張したケーシングバブル(4)が温度調節ローラ(7)に接触する直前に、82℃に加熱された十分な空気流が、膨張したケーシングバブル(4)を囲む環状の送風装置(6)を介して円周方向に吹き付けられる。
温度調節ローラ(7)は、内部に温水を循環させることによって40℃に温度調節される。詳細に図示されないU字型の送風装置を用いて、82℃の追加の空気流を、温度調節ローラ(7)を囲むケーシングバブル(4)の輪に対して特に向けることも可能である。
これにより、捕捉されたケーシングバブル(4)は、その最も内側の輪(13)に沿って熱収縮し、図2bに示すように連続的に丸み付けされた状態になるとともに、その半径方向の座屈(12)が消滅する。丸み付けされたケーシングは、温度調節ローラ(7)と小ローラ(8)とによって平坦化され取り込まれる。結果として得られた、後工程での丸み付けがなされたケーシング(9)は、続いてさらに巻取りユニット(10)に搬送されるか、あるいはライン中のシャーリング機(11)の中に搬送される。
結果として得られた、後工程での丸み付けがなされたケーシングを200mbarまで再膨張させると、その内輪直径(15)は165mm、その内径17は20.8mmという測定結果である。
簡易な目視検査では、「擦り落とされた」コラーゲンは全く見られない。
後工程での丸み付けがなされたケーシングの最も内側の輪および最も外側の輪の周縁部から直接切り取られた、2つの5mm幅の長手方向の細片を、IUP規格第16:Leder 15,85(1964年)に記載された方法に従って、80℃の熱湯中で熱収縮させる。
最も外側の輪の長手方向の収縮度:Sor
最も内側の輪の長手方向の収縮度:Sir
Sor/Sir=1.364
結果として得られた、本発明実施例1の、後工程での丸み付けがなされたケーシングを、比較例AおよびBのケーシングと直接比較する。
Sor/Sir=1.19
最も内側の輪には、「擦り落とされた」コラーゲンの典型的な外観が見られる。
<実施例2>
スペイン/Viscofan S.A.社によって商品化されている、直線状のコラーゲンケーシング Colfan B 内径19のリールに、本発明実施例1において記述されたものと同じ技術を適用することによって、後工程での丸み付けを行う。
架橋 熱架橋
湿度 総重量に対して21%
グリセロール 総重量に対して16%
膨張圧 150mbar
膨張内径のレーザ読取値 17.9mm
ステンレス鋼製ローラ7の直径 130mm
後工程での丸み付けのために6を介して吹き付けられる熱風の温度 75℃
ステンレス鋼製ローラ7の外表面温度 35℃
後工程での丸み付けの速度 20m/min.
後工程での丸み付けがなされたケーシングの内輪直径15 150mm
後工程での丸み付けがなされたケーシングの膨張内径17 17.8mm
「擦り落とされた」コラーゲンなし。
Sir/Sor 1.35
結果として得られた、本発明実施例2の、後工程での丸み付けがなされたケーシングを、比較例AおよびBのケーシングとさらに比較する。
「擦り落とされた」コラーゲンを内輪に沿って明瞭に目視検出。
Sir/Sor 1.19
<実施例3>
R2L−SRは、スペイン/パンプローナのViscofan S.A.社によって商品化されている、非食用の直線状コラーゲンケーシングである。これに、以下の本発明実施例1に準じてライン中で後工程での丸み付けを行う。
生産ドライヤから直接送られたR2L 内径39は、まず、速度のずれを補正するための図1に示されないケーシングコレクタバッファに沿って導かれる。
図1に記載されているような環状の水噴霧装置(5)を通過しながら、ケーシング湿度が高められる。
R2L−SRに、本発明実施例1において記載されているように後工程での丸み付けを行う。
架橋 化学的架橋+熱架橋
ドライヤを離れる際のケーシングの湿度 総重量に対して11.7%
湿度を高めた後 総重量に対して18.7%
グリセロール 総重量に対して14.0%
膨張圧 300mbar
膨張内径のレーザ読取値 39.3mm
ステンレス鋼製ローラ7の直径 180mm
6を介して吹き付けられる熱風の温度 85℃
ローラ7の外表面温度 50℃
後工程での丸み付けの速度 31m/min.
結果として得られた内輪直径15 195mm
結果として得られた膨張内径17 39.4mm
擦り落とされたコラーゲンなし。
Sir/Sor 1.30
結果として得られた、本発明実施例3の、後工程での丸み付けがなされたケーシングを、比較例Cのケーシングと直接比較する。
擦り落とされたコラーゲンを内輪に沿って明瞭に目視検出。
Sir/Sor 1.10
後工程での丸み付けがなされたケーシングは、図1に示されない第2のケーシングバッファを通過し、続いてライン中のシャーリング機の中にさらに搬送される。
<実施例4>
スペイン/Viscofan S.A.社によって商品化されている、直線状の薄いコラーゲンケーシング Colfan JF 内径17のリールに、本発明実施例1において記述されたものと同じ技術を適用することによって、後工程での丸み付けを行う。結果として得られたケーシングは、小さい輪を有する。
架橋 非架橋
湿度 総重量に対して19.2%
グリセロール 総重量に対して21%
膨張圧 350mbar
膨張内径のレーザ読取値 15.0mm
ステンレス鋼製ローラ7の直径 130mm
後工程での丸み付けのために6を介して吹き付けられる熱風の温度 245℃
ステンレス鋼製ローラ7の外表面温度 27.5℃
後工程での丸み付けの速度 10m/min.
「擦り落とされた」コラーゲンなし。
Sir/Sor 1.30
[適用試験]
食材:「ウィンナソーセージ」(伝統的製法)
22kg 赤身豚肉
18kg 豚脂
12kg 氷
1.040kg 亜硝酸塩含有漬け塩(NPS)
0.052kg 二リン酸塩
0.520kg ウィンナスパイス混合物
0.052kg 白コショウ
0.026kg 調味料
豚肉、NPS、および二リン酸塩を、最初に中程度のブレード回転にて細断する。氷の1/3を加え、ブレード回転を増して細断を続ける。0℃でさらに氷の1/3を加え、細断を続ける。最後の工程をもう一度繰り返す。3℃のエマルジョン温度で、ウィンナスパイス混合物および調味料を加える。4℃で豚脂を加え、ブレード回転を増して12℃になるまで細断を続ける。最後の工程として、さらに60秒間、中程度のブレード回転にて肉エマルジョンをガス抜きする。
Handtmann社のVF80真空充填機にて、比較例AおよびBならびに本発明実施例2および3のケーシングサンプルに、このウィンナエマルジョンを充填し、自動のHandtmann社のPA30−7にて分割および連結して、それぞれ80gのソーセージからなる鎖状ソーセージにする。
全てのサンプルが、充填、分割、および連結に耐え、中断を起こすことはなかった。
続いて、標準的なガイドラインに従って、それらを折り返し毎に2つのソーセージとなるよう吊るし、76℃で低温殺菌する。全てのウィンナがこの熱処理に耐え、廃物になることはなかった。
6人からなる専門家パネルが、まず完成したウィンナの外観をチェックし、その結果は、以下のことを明確に示している。本発明実施例1および2の、後工程での丸み付けを行ったサンプルで加工されたウィンナは、競争力のある全体的外観を示し、感覚特性に関しては、両者とも比較例AのSCCよりも優れ、比較例Bの天然のSheep Saitlingとほぼ同等に良好である。

Claims (9)

  1. 円形状のコラーゲンケーシングを得るための方法であって、
    a)直線状の膨張したコラーゲンケーシングを伝熱ユニットまで導く工程であって、該コラーゲンケーシングは、前記ケーシングの総重量に対して12%〜30%の湿度を有し、前記ケーシングの総重量に対して12%〜24%のコラーゲン可塑剤を含み、20〜700mbarの内部ガス圧を有する、工程と、
    b)円形状のコラーゲンケーシングを得るために、伝熱ユニットによって前記ケーシングに熱エネルギーを伝達する工程であって、前記ケーシングの最も内側の輪において到達される温度は、コラーゲンケーシングの収縮温度よりも高い、工程と、
    c)前記円形状のコラーゲンケーシングを円形の要素によって支持する工程と、
    を含む方法。
  2. 前記直線状の膨張したコラーゲンケーシングは、前記ケーシングの総重量に対して15%〜25%の湿度を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記直線状の膨張したコラーゲンケーシングは、該ケーシングの総重量に対して14%〜22%のコラーゲン可塑剤を含む、請求項1から2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記可塑剤はグリセロールである、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記伝熱ユニットは送風装置である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記円形の要素は、温度調節された円形の要素である、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記膨張したコラーゲンケーシングが、ローラの周囲を少なくとも円周の1/4にわたって囲むようにするともに、前記ローラを、室温と前記コラーゲンケーシングの前記収縮温度との間の温度に維持する、請求項1から6に記載の方法。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の方法によって得られた、円形状のコラーゲンケーシング。
  9. 円形状であることを特徴とするコラーゲンケーシングであって、長手方向の外輪の収縮度/長手方向の内輪の収縮度の割合は1.25よりも大きい、コラーゲンケーシング。
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