JP2020523169A - 鋸刃 - Google Patents

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Abstract

本発明は、鋸歯列が遠位に配置または構成された好ましく交換可能な骨鋸装置の鋸刃に関し、鋸刃を骨鋸装置の振動回転ツールレセプタクルに結合するための近位に配置または構成された結合領域を有し、鋸刃は、略S形状の2つの異方向回転湾曲部または曲げ部を備えるように設計してある。

Description

本発明は、請求項1の前提部による振動式医療/外科鋸装置用の交換可能な外科鋸刃に関する。
発明の背景
最新の外科医療においては、股関節、胸骨、などの骨を切断するために、特に本出願人によって開発、製造されているもののような電動骨鋸装置が使用されている。このタイプの骨鋸装置は、ハウジングを有し、これは同時に握り部の形状でもあり、その内部には、振動ヘッドを揺動駆動するための駆動ユニットが収納されている。前記振動ヘッドは、ツールレセプタクルを有し、ここに、鋸刃が取り外し可能に、したがって、交換可能に挿入される。
前記鋸刃は、およそ、振動ヘッドに対して遠位側のその前端部においては鋸歯列を備えて概略的に舌の形状を呈し、前記振動ヘッドが振動回転運動すると、前記鋸歯列が動いて軌道上で揺動し、それによって、例えば、骨に対して鋸切断作用を与える。
従来技術
従来、上に定義したタイプの鋸刃は知られており、それは、とりわけ本出願人によって流通されている。前記鋸刃は、平面視で、実質的に矩形形状を呈し、当該矩形形状の長手方向に位置する一端部に配置されたパンチング(打ち抜き)として好ましくは構成された接続領域と、前記矩形形状の前記長手方向からみて前記鋸歯の他方の前端部の鋸歯列、とを備えている。好適なパンチングによって、一般的に知られている骨鋸装置のツールレセプタクルに形成される適切に構成されたロック/クリック機構と取り外し可能に係合可能なタイプの弾性で旋回可能なロック舌が構成される。
より良い理解のために、図5に、このタイプの骨鋸装置が図示されている。
従って、前記公知の骨鋸装置は、好ましくは、プラスチック、アルミニウム材、チタン材料またはステンレス鋼から形成されるスリーブ状またはピストル式のハウジングを有し、このハウジング内には、図示されない駆動装置、より詳しくは、適切な制御用電子装置を備えた電気モータ、などが収納される。前記ハウジングの遠端部には、振動ヘッドが配設され、そこに、前記ツールレセプタクル、具体的には、プラグイン接続部が回転可能に支持されている。ギア機構を介して、前記電気駆動装置/モータの駆動運動は、前記ツールレセプタクル、特に、プラグイン接続部に伝達され、これによって、後者が所定の周波数の振動回転運動を行う。
前記ツールレセプタクルは、好ましくは、その蟻継ぎガイドの二つの両側の固定レール間にクリック/ロック機構を内蔵する一種の蟻継ぎガイドを形成する。したがって、上述の鋸刃がその長手方向において前記蟻継ぎガイド(当該蟻継ぎガイドの固定レール間)に導入または挿入されると、前記ロック舌が前記クリック/ロック機構と最終的に係合し、それによって鋸刃をツールレセプタクルに固定する。
前記骨鋸刃装置を作動させる時は、前記ツールレセプタクルを振動回転運動させ、これが鋸刃に伝達される。これにより、前記鋸歯列が、その半径が前記ツールレセプタクルの回転軸心と鋸刃の遠位側自由前端部との間の距離に対応する軌道上で往復動する。
そのような構造の骨鋸刃装置の取り扱いを容易にするために、前記鋸刃の遠位側自由前端部は、直線状ではなく、前記所定の軌跡に対応して湾曲して形成されている。これは、前記鋸歯列の各最後の歯が、骨の材料に引っかかって、その結果、骨鋸刃装置の振動が制御不能となることを防止するのに役立つ。
しかしながら、前記鋸刃の上述した形状には、例えば、胸骨を鋸刃切断する時に、鋸刃を患者の皮膚の下に長手方向に案内することが困難であるという欠点があることが判った。たとえ、前記ツールレセプタクルを設計位置において適切に回転させることによって、まっすぐな鋸刃を装置ハウジングに対して、例えば約45度の角度でアライメントしたとしても、患者の皮膚を傷つけることなく、鋸歯を、鋸切断方向において患者の皮膚の下に良好に押し込むことはできない。さらに、前記骨鋸刃装置は、適切な調節を許容しなければならず、これによって、装置が高価なものとなる。
最後に、患者の皮膚に対する鋸刃の角度位置のいかんにかかわらず、装置の制御されない揺動中に、特に、鋸歯列の最後の鋸歯が軟質組織に接触し、それを切ることによって軟組織の損傷が生じる可能性があることが判った。
発明の簡単な説明
上述した問題に鑑みて、本発明の課題は、例えば、患者皮膚の下の胸骨を鋸刃切断する時に、取扱の改善を可能にする骨鋸刃装置用の鋸刃を提供することにある。患者の軟組織が不意に損傷を受けるリスクを大きく最小化することが特に望ましい課題である。
この課題は、請求項1の特徴構成を有する鋸刃によって達成される。本発明の好適な構成が従属請求項の課題である。
基本的に、特に、骨鋸刃装置用の、鋸刃は、近位側に配置または構成された接続領域を有し、これは、接続または挿入方向を規定するとともに、振動回転の軸心回りで回転する骨鋸刃装置のツールレセプタクル内に前記鋸歯を接続または挿入するように提供および構成されている。さらに、前記鋸刃は当該鋸刃の遠位側前端部に配置または構成された鋸歯列を有し、これは、当該鋸歯列に対して垂直にアラインメントされたその中央軸心が、前記鋸刃が前記ツールレセプタクル(12)に接続また挿入された時に、前記鋸刃の前記接続領域、好ましくは、前記回転軸心、を交差するように構成されている。これにより、前記鋸歯列は、前記ツールレセプタクルが振動回転する時に、軌道に沿って実質的に接戦方向に移動する。本発明のコアは、前記定義により、前記中央軸心(M)と前記接続または挿入方向とが、互いに対して0度と異なる角度、特に180度と異なる角度、好ましくは約45度、に等しい角度で配置、アラインメントもしくは、アラインメント可能であることにある。
これによって、たとえ、その規定の挿入方向が上に定義した中央軸心から逸脱するツールレセプタクル内にも鋸刃を挿入することが可能となる。
一具体的好適実施例において、前記鋸刃は、直線状ではなく略S字形状である二つの(異方向回転する)湾曲部を備えて構成される。これにより、オプションとして前記ツールレセプタクルの前記挿入方向(挿入接続)に対して、前記実質的S字形状(鋸歯の列が形成/構成される場所)の一方の自由脚部を介して鋸刃の鋸切断方向を傾斜させ、また同時に、他方の自由脚部(そこに、前記接続領域、好ましくは、ロック舌、が形成/配置されている)を適切に傾斜させることによって、骨鋸刃装置によって決まるツールレセプタクルの回転位置/挿入方向(挿入接続)を(それらを苦労して変える必要無く)利用することが特に容易に可能になる。
前記略S形状の前記二つの自由脚部を接続する中間ウェブを、オプションとして、この場合には、前記一方の自由/遠位側脚部(そこに前記鋸歯列が形成/配置されている)の中央軸心も形成する、前記鋸歯列の中央軸心の直線延出部分が、前記鋸刃の前記接続領域、好ましくは、前記ツールレセプタクルの回転の軸心を交差して、それによって、前記鋸歯列が前記選択された軌道に沿って接戦方向に往復動するように、容易に寸法構成することができる。この点に関して、更に、前記「鋸切断方向(sawing direction)」とは、前記鋸歯列に対して垂直に延出し、したがって、前記鋸歯列の、特に、前記S形状の一方の自由/遠位側脚部、の前記中央軸心に対応する方向であると理解される。
上記実施例に代えて、前記接続領域を形成する前記近位側脚部を、前記鋸歯列を形成/支持する前記遠位側脚部から分離する一つの湾曲部のみを設けることも考えられ、この場合は(単に)、前記鋸歯列は、当該鋸歯列の中央軸心が前記遠位側脚部の中央軸心に対して0度以外または180度以外の角度で延出するように、前記遠位側脚部の前記中央軸心に対してアラインメント/傾斜される。これによって、前記鋸歯列の前記中央軸心が、前記接続領域、そして、好ましくは、前記ツールレセプタクルの回転軸心、を交差する構成を再び達成することが可能となる。
換言すると、本発明の第1態様による骨切断用の鋸刃は、前記ツールレセプタクル、特に、前記骨鋸装置の前記挿入接続部への挿入(及びロック)のための接続領域を有する。前記接続領域は、その構成によって、それに沿って前記鋸刃を前記骨鋸装置の前記ツールレセプタクルに挿入可能な所定の挿入方向を規定する。例えば、この目的のための前記ツールレセプタクルは、その間に、鋸刃に対してトルクを伝達可能となるべく鋸刃が挿入されるタイプの蟻継ぎガイドまたは、二つの対向するクランプレール/クランプジョーを有する。さらに、前記クランプジョー間には、好ましくは、完全挿入状態で鋸刃の適切に成形されたロック部材/ロック部分とロックして、それによって、鋸刃がツールレセプタクルから不意に外れることを防止するツールレセプタクルの回転軸心の領域に、戻り止めラグまたは凹部を形成することができる。
最後に、前記接続領域内に位置する前記回転軸心(鋸によって予め決められている)は、その回転軸心回りでの前記ツールレセプタクル/挿入接続部の回転振動運動によって、挿入された鋸刃が、鋸歯列が軌道に沿ってまたは軌道上で実質的に接戦方向に移動する前記ツールレセプタクル/挿入接続部との回転振動運動を行うように、固定されている。前記ツールレセプタクル/挿入接続部の回転軸心に対して少なくとも実質的に接戦方向に沿って最終的に延出する前記鋸歯列(鋸歯とも称する)は、前記所定の鋸送り方向、特に、その歯列の中央軸心(前記鋸刃方向に対して実質的に垂直)が、前記挿入方向と、180度(または0度)ではない角度、好ましくは15度ないし80度の範囲、特に30度ないし60度、更に好ましくは45度(+/−5度の誤差)で回転/ねじれている。
独立的に、または、上記特徴構成との組み合わせでクレームされる本発明のもう一つのコアによれば、前記鋸歯列(歯列)は、本発明の鋸刃の前記遠位側自由前端部全体に渡っては延出せず、それを、当該遠位側自由前端部の二つの歯無し端部間に挿入するように構成され、ここで、前記遠位側自由前端部の二つの歯無し端部は、そのそれぞれが前方/側方凸湾曲を形成する、鋸刃の側方端部へと合流する。これにより、前記前方鋸歯、特に、その最後の歯部分が、装置が(不意に)揺動された時に、軟組織に係合することが大きく防止される。
以下、本発明を、添付の図面を参照して好適実施例により、詳細に例示する。
本発明の好適実施例による鋸刃が取り付けられた骨鋸装置を示す平面図である。 本発明の前記好適実施例による鋸刃が取り付けられた図1の骨鋸装置を示す側面図である。 本発明の前記好適実施例による前記鋸刃の右側平面図である。 本発明の前記好適実施例による前記鋸刃の左側平面図である。 従来から知られている鋸刃が取り付けられた骨鋸装置の側面図である。
実施例
図1及び2は、本発明の好適実施例による好ましくは交換可能型である鋸刃2を備える骨鋸刃装置1を図示し、ここでは、鋸刃2は、従来技術と違って、直線状ではなく概略S形状である二つの(異方向回転)湾曲部(counter-rotating curvatures)または曲げ部(bends)、を備えて構成される。
本発明による前記鋸刃2は、互いに対して0度以外、または、180度以外の角度(ここでは約45度)でアラインメントされた、第1遠位脚部2dと第2近位脚部2pとを有する。略S字状に湾曲された前記鋸刃2の前記二つの脚部2d,2pは、中間ウェブ2zを介して互いに接続(一つの部材として形成)されている。
前記第1遠位脚部2dは、好ましくは直線状に構成され、当該第1遠位脚部2dの中央軸心Mに対して略直角/垂直に延出する、好ましくは20mm以下の歯列長さ(各最も外側の歯の間で測定)の歯列/鋸歯の列4が形成される、または、設けられる第1遠位側前端部を有する。前記第2近位脚部2pも、同様に、好ましくは直線状に構成され、その遠位端部に、本明細書により従来からすでに知られているように、接続領域6を有する。したがって、この点に関しては上記段落を参照することができる。この接続領域6は、骨鋸装置の前記(一般的に知られている)ツールレセプタクル/挿入接続部と(ロック)係合するように構成されている。
前記骨鋸装置1は図1及び2に略図示され、この場合は、スリーブ状ハウジング8を有し、これはハンドルピースとしても作用するとともに、プッシュボタンスイッチ10などの操作ハンドルを備えている。その内部に収納されたモータ(図示せず)が、従来技術に関して前に説明したように、前記ツールレセプタクル/挿入接続部12を駆動して、それを、回転軸心R回りで振動運動させ、この振動運動が前記ツールレセプタクル12にしっかりと固定された鋸刃2に伝達される。前記鋸歯列4は、その中心が前記ツールレセプタクルの回転軸心Rを形成する軌道Kに沿って往復運動する。
前記鋸歯列4が、前記鋸刃2の略S形状にも関わらず、前記軌道Kに対して実質的に接戦方向にアラインメントされるように、図3及び図4の上述した中間ウェブ2zは、好ましくは前記第2近位脚部2pに対して直角で延出し、前記第1遠位脚部2d(その仮想延出部分において)の中心軸Mが、鋸刃が前記ツールレセプタクルに正しく挿入された時に、前記ツールレセプタクル12の、特に、前記挿入接続部の、前記回転軸心Rに交差するように選択された長さを有する。この実施例において、前記鋸刃の枢支点は、その前記接続部、好ましくは、前記近位脚部2pに形成された前記固定舌、に位置している。
前記鋸歯列4は、直線状ではなく湾曲しており、その曲率半径は、それが、それに沿って往復運動する前記軌道Kの曲率半径に実質的に対応する。さらに、図3及び4の前記鋸歯列4は、鋸刃2の前記遠位前端部の長さよりも短く、当該遠位前端部の歯無し残り部分14,14’が鋸歯列4の二つの端部のそれぞれに接続/とどまっている。これら二つの残り部分14,14’は、遠位方向及び側方向において凸湾曲し、これにより、鋸刃2の各側方端部と湾曲形状で合流している。この点に関して、前記二つの脚部と前記中間ピースとの間のすべての端部遷移が損傷のリスクを最小化するべく同様に丸みを帯びていることが指摘される。
最後に、図1及び2に図示の前記骨鋸装置は、一例に過ぎず、図5の骨鋸装置と置き換えることが可能である。また、最初に図示し記載した鋸刃とツールレセプタクルとの間の接続部は、確かに多数の鋸刃切断装置(したがって、それは一般的に知られている従来技術である)に見られるものである。しかしながら、それは、単に、鋸刃をツールレセプタクルに場合によっては交換可能に接続する機能を持つにすぎず、本発明の前記コア無しで、すなわち、鋸刃をいかにしてツールレセプタクルに接続するかにかかわらず、別の接続構造によって置き換え可能であって、基本的に、鋸刃の前記略S形状によって近位脚部を個別に各接続部に対してアラインメントすることが可能であり、例えば、ツールレセプタクルおよび前記長手装置軸心に対して示された傾斜方向に遠位脚を維持することが可能である。ここで、前記中間ピースの長さを、前記遠位脚部の前記中央軸心が前記接続部の領域においてツールレセプタクルの回転軸心と交差するように個々に調節することが可能である。
以上要約すると、本発明は、骨鋸装置の好ましくは交換可能な鋸刃に関し、これは、遠位側に配置また構成された鋸歯列と、鋸刃を前記骨鋸装置の振動回転ツールレセプタクルと接続する近位側に配置または構成された接続領域とを有し、前記鋸刃は、略S形状で二つの異方向回転湾曲部または曲げ部を備えている。

Claims (12)

  1. 骨鋸装置(1)用の鋸刃であって、
    近位側に配置または構成されるとともに回転軸心(R)を中心に振動回転する前記骨鋸装置(1)のツールレセプタクル(12)を前記鋸刃(2)に接続または挿入するための接続または挿入方向を規定する接続領域(6)を備え、
    そして、前記鋸刃(1)の遠位前端部に配置また構成される鋸歯列(4)を備え、これは、当該鋸歯列(4)に対して垂直にアラインメントされるその中央軸心(M)が、前記鋸刃(2)が前記ツールレセプタクル(12)に接続または挿入される時に、前記接続領域(6)、そして好ましくは、前記回転軸心(R)に実質的に交差するように構成されており、
    前記中央軸心(M)と前記接続または挿入方向とが、互いに対して、0度及び180度以外の角度で、好ましくは15度ないし60度の範囲内、更に好ましくは、30度ないし60度の範囲、更に好ましくは約45度の角度であることを特徴とする鋸刃。
  2. 前記鋸刃(2)は、S形状のように、二つの異方向回転湾曲部または曲げ部を備えている請求項1に記載の鋸刃。
  3. 前記鋸刃(2)は、前記二つの異方向回転湾曲部または曲げ部の構成によって、互いに対して0度及び180度以外の角度、好ましくは約45度で、アラインメントされた、第1遠位脚部(2d)と第2近位脚部(2p)とを有する請求項1または2に記載の鋸刃。
  4. 前記鋸刃(2)の前記二つの脚部(2d,2p)は、好ましくは一つのピースとして、中間ウェブ(2z)を介して互いに接続されている請求項2に記載の鋸刃。
  5. 第1遠位脚部(2d)は、直線状に構成されて、前記鋸歯列(4)が構成または設けられた遠位端部を有し、前記鋸歯列(4)の前記中央軸心(M)は、同時に、前記第1遠位脚部(2d)の前記中央軸心でもあり、そして、第2近位脚部(2p)は同様に直線状に構成されるとともに、その近位側端部において前記接続領域(6)を有するかまたは形成している請求項3または4に記載の鋸刃。
  6. 前記鋸歯列(4)は、それに沿ってそれが、前記ツールレセプタクル(12)に挿入された状態において当該ツールレセプタクル(12)の振動回転運動によって往復移動する軌道(K)に対して実質的に接戦方向にアラインメントされ、この目的のために、前記鋸刃(2)が前記ツールレセプタクル(12)に接続または挿入される時に、中間ウェブ(2z)は、前記第1遠位脚部(2d)の前記中央軸心(M)が前記接続領域(6)、好ましくは前記ツールレセプタクル(12)の回転軸心(R)と実質的に交差するような長さを有する請求項5に記載の鋸刃。
  7. 前記鋸歯列(4)は湾曲し、その曲率半径は、前記ツールレセプタクル(12)が振動回転するときにおいて、前記ツールレセプタクル(12)に挿入された状態において往復移動する軌跡(K)の曲率半径に実質的に対応する請求項1〜6の何れか一項に記載の鋸刃。
  8. 前記鋸刃は、医療用、好ましくは最小侵襲構成の外科ツールである請求項1〜7の何れか一項に記載の鋸刃。
  9. 前記鋸歯列(4)は、20mm以下の長さを有する請求項1〜8の何れか一項に記載の鋸刃。
  10. 前記鋸歯列(4)は、当該鋸歯列(4)が、前記遠位前端部の歯の無い残り部分(14,14’)が当該鋸歯列(4)の二つの端部のそれぞれに接続または残るように構成または配設される前記鋸刃(2)の遠位端部の長さよりも短い請求項1〜9の何れか一項に記載の鋸刃。
  11. 前記二つの残り部分(14,14’)は、遠位方向と側方向とにおいて凸湾曲形成され、前記鋸刃(2)の各側方端部に湾曲形状で合流する請求項10に記載の鋸刃。
  12. 外科骨鋸装置であって、
    装置ハウジング(8)に収納された駆動装置、好ましくは電動モータを含む骨鋸装置(1)を有し、前記駆動装置は、その振動回転のためにツールレセプタクル(12)に作動接続され、当該ツールレセプタクル(12)は前記装置ハウジング(8)の遠位端部に支持されており、そして、
    前記ツールレセプタクル(12)とともに振動回転するように当該ツールレセプタクル(12)に交換可能に接続または挿入される鋸刃(2)を有し、
    前記鋸刃(2)は、請求項1〜11の何れかの特徴構成を有する外科骨鋸装置。
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