JP2020519372A - 低温飲料の調製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、飲料を混合及び収容するための機器(1)を用いて低温飲料を調製する方法であって、機器は、床部(21)と、床部から上縁部(221)まで上向きにかつ長手方向に延びる側壁(22)とを備える容器本体(2)、容器本体内部に配置された、取り外し可能で回転可能な混合装置(23)、及び混合装置を回転させるために、容器本体の床部を通って混合装置(23)と連動するモータ(3)、を備え、方法は、一部が氷で覆われている混合装置(23)を用意するステップと、モータと連動させるために混合装置を容器本体(2)内に配置するステップと、容器本体内に少なくとも1つの飲料液体を導入するステップと、モータ(3)を作動させて少なくとも1つの飲料液体中で混合装置を回転させるステップと、を含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、低温飲料を調製する装置及び方法に関する。
飲用カップ内に熱湯を用いてインスタントコーヒーなどの可溶性飲料粉末を溶解することによって、飲料を迅速に調製することが知られている。可溶性飲料は、通常、ジャーから、又はスティックから投入され、水はケトルで加熱される。この調製は、全く便利かつ迅速であるが、飲料の最適な再構成を可能にすることはめったにない。
混合容器を提供することによってそのような調製を改善することが提案されている。これらの容器は、通常、容器の底部の撹拌装置と、任意選択的に容器の床部又は側壁内の加熱器とを備える飲用容器内に存在する。撹拌装置は、飲料粉末の溶解を、それと共に導入される希釈液の温度にかかわらず改善し、最終的に飲料の泡立ちを可能にする。加熱器は、低温希釈液の使用を可能にし、水を加熱するためのケトルの使用は、もはや必要とされない。
このような装置では、低温飲料を調製しなければならない場合、加熱器はスイッチが切られ、周囲温度の水が使用される。更に、周囲温度の水は、通常、約20℃の温度を呈する。その結果、生成された飲料は十分に冷たいわけではなく、10℃未満の温度を得ることはできない。
本発明の目的は、飲料を混合し、収容し、及び飲用するための機器を用いて、低温飲料の調製を可能にする方法を提供することである。
周囲温度の水から、初期の周囲温度よりもはるかに低い温度を有する最終的な低温飲料を作製することが有益であろう。
本発明の第1の態様では、飲料を混合及び保持する機器を用いて低温飲料を調製する方法であって、機器は、
床部と、床部から上縁部まで上向きにかつ長手方向に延びる側壁とを備える容器本体、
容器本体内部に配置された、取り外し可能で回転可能な混合装置、及び
混合装置を回転させるために、容器本体の床部を通って混合装置と連動するモータ、を備え、
本方法は、
一部が氷で覆われている混合装置を用意するステップと、
モータと連動させるために混合装置を容器本体内に配置するステップと、
容器本体内に少なくとも1つの飲料液体を導入するステップと、
モータを作動させて少なくとも1つの飲料液体中で混合装置を回転させるステップと、を含む。
好ましい実施形態によると、本方法で使用される機器は、消費者が機器から飲料を直接飲用することを可能にするように構成されている。その実施形態では、機器は、本質的にカップ、ガラス、又はマグなどの飲用容器である。
実施形態のいずれにおいても、機器は容器本体を備える。容器本体は、床部と、床部から上縁部まで長手方向にかつ上向きに延びる側壁とを備える。容器本体は、1つのモードでは、冷却されるべき少なくとも1つの飲料液体を導入することを可能にし、又は第2のモードでは、飲料原材料の導入及び原材料の混合によって低温飲料を調製することを可能にする。
第1のモードでは、飲料液体は、コーヒー、ティーチョコレート、フルーツジュースのような、冷却される必要があるレディ・トゥ・ドリンク飲料であり得る。レディ・トゥ・ドリンク飲料は、コーヒー、茶若しくはチョコレート用のマシン、又はスムージー若しくはフルーツジュースを再構成するためのマシン、例えば、カプセル、サッシェ、パケット若しくはパウチから飲料を調製するマシン、のような飲料調製機器で先に調製した結果であり得る。容器内に、コーヒーとミルク、ティーとミルクのような液体混合物を導入することもできる。
第2のモードでは、飲料原材料のうちの少なくとも1つは液体であり、一般に、少なくとも1つの可溶性飲料原材料の溶解を可能にする水性液体希釈剤である。液体希釈剤は、通常、水、及び/又はミルクである。可溶性飲料原材料は、飲料粉末又は飲料濃縮物であり得る。飲料粉末は、インスタントコーヒー粉末、3−in−1コーヒーミックス、乳粉末、インスタント茶粉末、チョコレート粉末、スープ粉末、フルーツジュース粉末であり得る。飲料濃縮物は、コーヒー濃縮物、茶濃縮物、チョコレート濃縮物、シロップ、フルーツジュース濃縮物であり得る。
好ましい一実施形態によると、容器本体は、1人分の飲料、すなわち、マグの容積分を調製するように構成された内容積を呈する。容器本体は、約300mLの内容積を呈することができる。そのような内容積は、液体が容器本体内で旋回可能であるため、約200mLの体積を有する飲料の調製を可能にする。
機器は、容器本体内に配置された混合装置を備える。この混合装置は、容器本体内に導入された、少なくとも1つの可溶性飲料原材料と少なくとも1つの水性液体希釈剤とを混合するように構成されている。この混合装置は、飲料をかき混ぜるように構成された、ブレード、ホイッパ、撹拌機、トロイダル形状コイルなどの泡立て器、又は任意の同等の装置であり得る。混合装置は、一般的に、容器本体の床部上に、又はそれに近接して配置される。一般に、混合装置は、容器本体の長手方向軸の周りを回転するように構成されている。
機器は、混合装置を回転させるためのモータを備える。モータは、一般に、容器本体の床部を介して混合装置と直接的又は間接的に連動する駆動シャフトを備える回転モータである。
1つのモードによると、混合装置は、モータのシャフトに機械的に取り付けられ得る、又は接続可能であり得る(直接的連動)。
別の好ましいモードによると、モータは、容器本体の床部を通る磁気駆動効果を介して混合装置を駆動し得る(間接的連動)。
一般に、混合装置は、機器の容器本体の床部の対応する位置合わせ手段と取り外し可能に係合するように設計された接続手段を備える。
この位置合わせ手段により、混合装置を効率的に駆動するために、モータのシャフトに対する、混合装置の正確な位置合わせが可能になる。
好ましくは、混合装置は少なくとも1つの磁気的に追従する部分を備え、モータは、容器内に回転磁界を発生させることによって混合装置を駆動するように配置されている。
この実施形態によると、好ましくは、容器本体の床部における位置合わせ手段は、容器本体の床部から盛り上がったバンプ又はレリーフであり、混合装置の接続手段は、バンプ又はレリーフと係合するように設計されたスロットである。
好ましくは、特に、機器が本質的に、カップ、ガラス、又はマグのような飲用容器である場合、機器は、容器本体の上縁部と協働するように構成された取り外し可能な蓋を備える。蓋は、飲料原材料の導入及び機器の洗浄を可能にするために取り外し可能である。蓋が上縁部と協働すると、蓋は、容器本体を密閉する。蓋及び容器の上縁部は、ねじ止め手段を介して、又は協働するスロットと摺動可能に係合する隆起した部品のような、若しくはスナップ嵌めによって係合する協働する部品のような、任意の他の手段を介して協働することができる。
通常、蓋は1つの第1の開口部の飲用孔を備える。開口部とは、底部から頂部まで蓋を通り抜け、容器本体と大気との間の流体連通を可能にする穴を意味する。この第1の開口部は、飲料出口として構成される。その機能は、顧客が飲料を飲用することを可能にすることである。それは、蓋の縁部に近接して配置される。それは、好ましくは、飲料の飲用する流れを供給するのに十分に大きい。
好ましくは、蓋は、空気ポートとして構成された1つの第2の開口部を備える。その主な機能は、加圧空気又は気体が容器本体から逃げることを可能にすることである。好ましくは、この第2の開口部は、第1の開口部と比較して小さな断面を呈する。
通常、蓋は、第1の開口部を閉鎖又は開放するように構成され、第1の閉鎖位置と第2の開放位置との間で移動可能な部材を備える。この部材の機能は、特に混合動作中又は移動中に、飲料が予期せずに溢れるリスクがあるステップ中に飲料出口を閉鎖することである。これとは反対に、この部材は、飲用する間に飲料出口を開放することを可能にする。
上記機器を用いて低温飲料を調製する方法では、混合装置が用意され、この混合装置の一部は氷で包まれている、又は氷で覆われている。氷によって部分的に覆われたこの混合装置は、モータと連動するために容器本体内に配置されている。次いで、飲料の調製に必要な少なくとも1つの可溶性飲料原材料及び少なくとも1つの水性液体希釈剤が容器内に導入され、モータが作動されて混合装置が液体中で回転される。
混合装置が液体中で回転する間、混合装置の一部を取り囲む氷は、調製中に飲料を冷却する。同時に、氷は融解し、飲料調製用の追加の液体を提供する。調製の終了時には、飲料の温度は、容器内に導入された液体の温度よりも低い。
一実施形態によると、機器は、2つの部品のアセンブリとすることができる。1つの上部部品にはモータが無く、容器と混合装置とを備える一方で、1つの下部部品はドッキングステーションであり、モータとエネルギー供給部とを備え、容器本体を収容するように設計されている。混合動作は、容器がドッキングステーション内に収容された場合にだけ生じる。混合動作が終了すると、容器はドッキングステーションから取り外されて、移動すること及び飲用することができる。
別の実施形態によると、混合装置を作動させるモータ、加熱装置、これら装置にエネルギーを供給する電池は、装置の底部における、容器本体の床部の下に配置される。
一実施形態では、機器は加熱器を備えることができ、モータを作動させて少なくとも1つの飲料液体中で混合装置を回転させるステップの前及び/又は開始時に、加熱器のスイッチを入れることができる。
加熱器は、容器本体の外側面上に配置することができ、例えば、加熱装置は加熱抵抗リングであり得る。
加熱装置は、容器本体の底部に配置することができ、例えば、加熱装置は加熱スティック又はセリグラフ加熱プレートであり得る。
この方法では、短い加熱ステップは、混合装置を覆う氷の表面、特に容器の床部の上に置かれている、混合装置の表面を溶融させることを目的としている。その結果、混合装置を覆う氷が不完全な平面を画定している場合、表面は急速に溶融し、混合装置の回転は効率的なままである。
第2の態様では、飲料を混合、収容、及び飲用するための機器の混合装置の周囲で水から氷成形体を凍結させるための型が提供され、混合装置は、機器内部で回転するように構成されており、混合装置は、機器内の位置合わせ手段と取り外し可能に係合するように設計された接続手段を備え、
型は、水及び混合装置を受け入れるとともに収容するための区画を備え、
区画の底部は、混合装置を区画内に固定する固定手段を提供し、固定手段は、混合装置の接続手段と係合する。
混合装置を区画内部に固定するための手段により、凍結動作中に区画内において混合装置を正確に配置することが可能になり、氷が所望の通りに混合装置を取り囲むことが保証される。
その上、この固定手段は、機器内部で位置合わせ手段と取り外し可能に係合するように設計された、混合装置の接続手段と係合する。結果として、固定手段は、混合装置のこの接続手段における氷の凍結を防止する。
一般に、区画の固定手段は、混合装置の接続手段と整合するように設計された形状を呈する。一般に、区画の固定手段は、機器の位置合わせ手段の外形と少なくとも同じ大きさの形状を呈する。同じ大きさとは、固定手段の形状が、機器の位置合わせ手段の形状を備えることができることを意味する。
好ましくは、区画は、混合装置が区画の固定手段と係合している場合に、混合装置のうち接続手段とは反対側の端部が区画の上縁部を超えて突出するように設計された形状を呈する。
その結果、区画内の水が凍結した後、混合装置の端部は氷で取り囲まれておらず、容易に持ち上げて区画から取り外し、更に機器の容器内に挿入することができる。
一般に、区画は少なくとも1つの上部開口部を備える。
好ましくは、区画の底部の上面は、混合装置の下面の輪郭に合っている。結果として、氷は混合装置の底面を覆うことができず、混合し、収容し、及び飲用するための機器において、容器本体の床部を通しての、混合装置とモータとの連動は影響を受けない。
それに応じて、区画の底部は、一般に、固定手段の周りに凹部を有し、この凹部は、混合装置の底面と嵌合するように設計されている。
更により好ましくは、区画の底部の上面は、混合装置の下面の輪郭に完全に合う。
好ましくは、型は可撓性かつ弾性の材料で作製されている。可撓性かつ弾性とは、低温においてさえも、少しの間、変形することができ、その元の形状を取り戻すことができる材料を意味する。それに応じて、使用者が、氷によって部分的に取り囲まれた混合装置を型から取り外すことが容易になる。材料は、シリコーンプラスチックのような軟質プラスチックであり得る。
好ましい実施形態によると、区画の容積は、35〜45mLを含み、好ましくは約40mLである。それに応じて、混合装置を取り囲む氷の体積は45mL未満のままであり、飲料を冷却するために使用される場合、得られる解凍された水が一杯分の飲料を著しく希釈することはない。それでも、この氷の体積は、約180mLの飲料の温度を低下させるのに十分であり、約20℃の温度を10℃未満、更には5℃未満の最終温度にする。
好ましくは、区画の内部形状は、混合装置の周囲で氷成形体を成形するように設計されており、この成形体は、混合装置の回転軸の周りの回転対称性を呈する。
その結果、結果として得られる、氷で覆われた混合装置は回転対称性を呈し、非対称形状を有する混合装置と比較して、このような混合装置の回転は促進される。モータによる非対称形状の回転は、より困難であり、氷の急速な溶解には至らないであろう。
例えば、区画の内部形状は、混合装置の周囲の氷の円筒、又は混合装置の上の円錐若しくは頂部の輪郭に合うように設計することができる。
一実施形態では、区画は、分解可能な上部部品と下部部品とのアセンブリであり、部品は、部品の一方が他方に取り付けられた場合に、混合装置を取り囲むように構成されている。
この実施形態は、冷凍器内に導入された場合に水を含む型を保持するより確実な方法、及び氷によって取り囲まれた混合装置を型から取り外すより容易な方法を提供するという利点を有する。加えて、上部部品は、冷凍器内に収容された他の冷凍食品から氷を保護し、最終飲料の味に影響を及ぼし得る氷の相互汚染を回避する。
好ましくは、上部及び下部の分解可能な部品のアセンブリにおいて、上部部品は、水用の上部入口とオーバーフロー孔とを備える。
上部部品は、型の容易な充填を可能にする。通常、オーバーフロー孔は、混合装置の上端部が凍結されることを防止するレベルに設定される。
第3の態様によると、システムであって、
飲料を混合及び収容するための機器であって、
床部と、床部から上縁部まで上向きにかつ長手方向に延びる側壁とを備える容器本体、
容器本体内部に配置された、取り外し可能で回転可能な混合装置、及び
混合装置を回転させるために、容器本体の床を通って混合装置と連動するモータ、を備える機器と、
機器の混合装置の周囲で水から氷成形体を凍結させるための型と、を備え、
型は、水を及び混合装置を受け入れるとともに収容するための区画を備える、
システムが提供される。
好ましくは、このシステムでは、
機器の混合装置は、機器内の位置合わせ手段と取り外し可能に係合するように設計された接続手段を備え、
型の区画の底部は、機器の混合装置を区画内に固定する固定手段を提供し、固定手段は、混合装置の接続手段と係合する。
第4の態様によると、上述したような型を用いて、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法が提供され、本方法は、
a)混合装置の接続手段を、型の区画の底部における固定手段と係合させることによって、混合装置を型の区画内に固定するステップと、
b)型の区画を水で充填するステップと、
c)型内の水を凍結させるステップと、
d)型で覆われた混合装置を型から取り外すステップと、を含む。
第5の態様によると、水から氷成形体を凍結させるための型が提供され、氷成形体は、飲料を混合し、収容し、及び飲用するための機器の混合装置の周囲に適合するように作られ、混合装置は、機器の内部で回転するように構成されており、
型は、水を受け入れるとともに収容するための区画を備え、
区画の中心部が、混合装置の外形を再現するように設計されている。
その結果、型で形成された氷成形体は、混合装置の外部形状に相補的な形状を呈し、この成形された氷成形体は、混合の周囲に配置することができ、これは氷で覆われるようになる。
第6の態様によると、上述の第4の態様による型を用いて、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法が提供され、本方法は、
a)型の区画を水で充填するステップと、
b)型内の水を凍結させるステップと、
c)成形された凍結氷片を型から取り外すステップと、
d)成形された凍結氷片で混合装置を覆うステップと、を含む。
本出願では、用語「上」、「下」、及び「底部」は、本発明の特徴部の相対的な位置を説明するために用いられる。これらの用語は、図6及び図3にそれぞれ示すように、氷を凍結させるように配置された場合には通常の向きにある型を、及び、飲料の製造のためには通常の向きにある機器を指すことを理解されたい。
本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図との関連で、より良好に理解されるであろう。
本発明で使用されるような飲料を混合し、収容し、及び飲用するための機器の斜視図である。 図1の機器の蓋及び容器本体の斜視図である。 図1の機器の鉛直断面図である。 混合装置が取り付けられた容器本体の底部を示す。 混合装置がない容器本体の底部を示す。 本発明による、混合装置の周囲で氷を凍結させるための型の斜視図である。 図6の平面Pに沿った、型及び混合装置の鉛直断面図である。 型の固定手段と、機器の容器本体の位置合わせ手段との形状を比較する図である。 混合装置の鉛直断面図である。 混合装置の底部の斜視図である。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 第3の態様による、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。 本発明の第4の態様による方法で使用される型の斜視図である。 図10aの型の鉛直断面図である。 図10aの型で形成された氷成形体の斜視図である。
図1は、本発明で使用される、飲料を混合し、収容し、及び飲用するための機器1を示す。機器は、飲料を調製し、この飲料を収容するように構成されている。好ましくは、機器は、消費者が移動中に行動しながら飲用することが可能なように輸送されるように構成されている。
機器は、飲料を収容する容器本体2を備える。一般に、この容器本体は、飲料を所望の温度に保つために、断熱材料で作製される。通常、機器は使い捨てではない。
機器は、容器本体2を閉じるための蓋3を備える。この蓋は、機器を閉じ、そこを通して消費者が飲用することを可能にするように構成されている。したがって、蓋は、飲用の開口部を備える。図1では、この開口部は、可動部材41によって閉鎖されている。
図2は、容器本体2から分離された蓋3を示す。容器は、その上縁部221において、蓋3を縁部に取り付けるための手段222を提供し、蓋3は、対応する協働する取り付け手段34を備える。図示した実施形態では、協働する取り付け手段は、隆起部222及びトラック34である。更に、ねじ式手段又はスナップ嵌め手段などの、任意の他の現行の取り付け手段を使用することができる。
図2は、容器本体の内側を示す。底部に、容器本体2は、床部21を備える。側壁22は、そこから上縁部221まで上向きにかつ長手方向に延びる。
図示されるように、機器1は、容器本体2内に混合装置23を備える。好ましくは、図示のように、混合装置23は、容器本体の床部21に、又はそれに近接して配置される。一般に、混合装置は、容器本体の長手方向軸XX’(図3に図示)の周囲で回転される。結果として、回転中、飲料は、容器本体内で回転し、容器本体の側壁22に沿って旋回する。
混合装置は、泡立て器、ホイッパ、撹拌機、又は飲料を攪拌するための既知の任意の他の装置とすることができる。図示した実施形態では、混合装置23はトロイダル形状コイル231を備える。
好ましさが劣る実施形態では、混合装置23は、容器本体の床部21を通って延びる回転モータのシャフトに直接取り付けられ得る。
更に、図3に示すように、好ましい実施形態では、機器1は、混合装置との間接的な結合を提供する磁気駆動手段を備える。駆動手段は、床部21の下に配置されたモータ3を備え、シャフト31の回転を作動させる。シャフトは、長手方向軸線XX’に沿って延びる。シャフトの端部は、強磁性材料で作製された2つの要素32を備える。結果として、シャフトの回転は、回転磁界を誘発する。混合装置23は、強磁性材料で作製された2つの要素232を備える。これらの要素は、シャフトの回転によって誘発される磁界に追従する。
図3、及び機器の容器本体の底部21の斜視図である図4では、床部は位置合わせ手段211を備え、位置合わせ手段211は、混合装置の対応する接続手段233と取り外し可能に係合するように構成されている。位置合わせ手段211は、床面から盛り上がったバンプである。床部の表面の反対側では、このバンプはモータのシャフトの端部を備える。
混合装置23の側面上において、接続手段は混合装置の中心にある凹部233であり、バンプに適合しバンプを取り囲むように設計されている(図3)。
位置合わせ手段211は、回転係合状態において接続手段233を受け入れるように、接続手段233を補完する形状を有する。
図5は、機器の容器本体の底部21の斜視図であり、混合装置は取り外され、位置合わせ手段として使用されるバンプ211の形状が見えている。
図6は、図1〜図5に示されるような機器の混合装置23の周囲で水から氷成形体を凍結させるための型4の斜視図である。
型は、混合装置23を導入及び固定できる区画41を備える。区画の底部411は、混合手段23と協働するように構成された固定手段42を備える。厳密には、固定手段42は、混合装置の接続手段233と係合することができる。図示した実施形態、特に図7では、固定手段42は、混合装置の接続手段233によって画定された空間と完全に一致する形状を呈し、図示した実施形態では、この形状はドーム形状である。更に他の種類の形状を実装することができる。
結果として、混合装置は、区画の底部に効率的に固定される。固定手段42は区画の中心に配置され、これは、区画41が水で充填され、冷凍器内の水平なトレー内に配置されたときに、水が混合装置の周囲で均一に凍結できることを意味する。混合装置を機器内に更に容易に導入すること、並びに混合装置を効率的に回転させて機器内の飲料を冷却及び混合すること、を可能にするために、氷部品を有する混合装置の均一及び対称な最終形状が重要である。
好ましくは、型は、シリコーンプラスチックのような可撓性かつ弾性の軟質材料で作製されている。このタイプの材料は部分的に圧縮可能であるという利点を呈し、固定手段42の形状は、混合装置の接続手段233によって画定される空間を、たとえその空間がわずかに大きくても、完全に充填することができる。その時、凍結後は、混合装置のこの部分における氷の存在が回避される。
固定手段42が混合装置の協働手段233と係合する結果として、固定手段42は、混合装置の接続手段233における氷の凍結を防止する。それに応じて、混合装置の一部が氷に巻かれた混合装置が機器内に配置された場合、混合装置は、モータと連動するために容器本体内に依然として正確に配置され得る。
一般に、図8aに示すように、区画の固定手段は、機器の位置合わせ手段の外形B(点線で示す)と少なくとも同じ大きさの形状A(点線で示す)を呈する。結果として、混合装置と、機器の位置合わせ手段との境界面が氷で充填されないことは確実である。
好ましくは、区画41は、混合装置23が区画の固定手段42と係合している場合、接続手段233とは反対側の混合装置の上端部234が区画の上縁部412の上に突出するような高さh(図7)を呈する。これにより、混合装置が氷で完全に覆われることが防止され、それにより、使用者が混合装置を機器内に戻すために、混合装置を容易に把持することが可能になる。
加えて、区画の底部の表面411は、混合装置23が型4内に固定された場合に、混合装置の下面の輪郭に合うように構成された形状を呈する。特定の示されたモードでは、区画の底部の上面411は、混合装置の底面の輪郭を再現する凹部4111を有する。
図8b及び図8cに示すように実際は、混合装置の底面は完全に平坦ではなく、強磁性要素232を保持する中央部分(図8cで灰色で着色)は、コイル231の下面の上に突出している。型の底部の表面は、混合装置の底部の形状を完全に再現している。型の表面と混合装置との間のこの完全な一致により、混合装置の底面において、及び接続手段233内又は混合装置の表面下のいずれかにおける接続部において氷は凍結できない。混合装置が型から取り外される時、混合装置の底部には氷の層は存在しない。その時、氷で覆われた混合装置が機器内に導入される場合、氷は混合装置の回転を妨げない。
図示した実施形態では、区画の内部形状は、混合装置の周囲で氷の円筒を成形するように設計されている。更に他の形状を作製することができる。
氷成形体の最大外形寸法は、機器の容器本体の直径よりも小さいものとする。
図9a〜図9fは、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法を示す。2つの分離可能な部品41a、41bで作製された特定の型を用いて、方法が示される。
図9aでは、型の区画を形成する2つの部品41a、41bは分離され、混合装置23が内部に配置されている。混合装置の接続手段233を、型の区画の底部における固定手段42と係合させることによって、混合装置23が下部区画41a内に固定される。その時、区画の上部部品41bは、下部部品41aに取り付けられ、それに応じて、得られた区画は混合装置23を取り囲んでいる。
区画の上部部品41bは、図9bに示すように、上部開口部413を備え、混合装置の上端234が通過することができる。図示するように、上部開口部は、そこを通して水で充填することが可能なように十分に大きい。好ましくは、この開口部は、水での充填を促進するホッパの形状を呈する。上部部品は、容器内に注がれる水のレベルを、結果として、混合装置を包む氷の形状を制御する、オーバーフロー孔43を備え得る。この形状はまた、上部区画及び下部区画41a、41bの内部形状によって制御される。
図9cでは、型は、水平支持体上の冷凍器内に配置され、水は混合装置の周囲で凍結する。
低温飲料が調製される場合、型は冷凍器から取り出され、氷で包まれた混合装置は、図9d及び図9eに示すように、上部部品及び下部部品41a、41bを取り外すことにより型から抜き出される。図9fは、得られた混合装置を示す。
図10a及び図10bは、本発明の第4の態様による方法で使用される型を示す。型4は、水を受け入れるとともに収容するための区画41を備える。区画の中心は、区画の底部411から直立し、区画の中心での氷の凍結を回避するように設計された形状414を備える。この形状414は、混合装置の上部外面を再現している。
図10cは、図10a及び図10bの型から生成された氷片5を示す。氷片の外部形状は円筒である。円筒の中心は、混合装置の外側上部形状と一致するように設計された形状を有する空間51を有する。その結果、この成形された氷片を混合装置の上端部234上で摺動させ、混合装置の上面を覆わせ、氷によって覆われた混合装置を提供することができる。混合装置の底部は氷で覆われておらず、依然として機器の位置合わせ手段と協働することができる。
実施例−低温コーヒーの調製
第1の調製ステップでは、氷で包まれた混合装置を、図6に示す型を用いて調製した。
型を40mLの水で充填し、冷凍器内で−18℃で凍結させた。
数時間後、型を冷凍器から取り出し、次に混合装置を型から取り外した。次に、氷で包まれた混合装置を、図1〜図3に示す機器内に導入した。
20.8℃の水166mL、及びインスタントコーヒー粉末3gを機器内に導入し、モータを1500rpmの速度で少なくとも35秒間作動させた。
35秒後、得られたコーヒー飲料は、温度が5℃となり、その上部に発泡体の薄層を呈した。
60秒後、得られたコーヒー飲料は、温度が4.6℃となり、その上部に5mmの発泡体の薄層を呈した。
本発明は、上記で例示された実施形態を参照して説明されているが、特許請求される本発明は、決してこれらの例示された実施形態によって限定されるものではないことが理解されるであろう。
「特許請求の範囲」で定義されるような、本発明の範囲を逸脱することなく、変形及び修正が実施可能である。更に、特定の特徴に対して既知の均等物が存在する場合、かかる均等物は、本明細書中で具体的に言及されているかのように組み込まれるものである。
本明細書で使用するとき、用語「備える」、「備えている」、及び同様の語は、排他的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは、「〜を含むが、それらに限定されない」ことを意味するものとする。
1 機器
2 容器本体
21 床部
211 位置合わせ手段
22 側壁
221 上縁部
222 隆起部
23 混合装置
231 トロイダル形状コイル
232 強磁性要素
233 接続手段
234 上端部
4 型
41 区画
41a 下部部品
41b 上部部品
411 底部
4111 凹部
412 上縁部
413 上部開口部
414 形状
42 固定手段
43 オーバーフロー孔
5 氷片
51 空間

Claims (16)

  1. 飲料を混合及び保持する機器(1)を用いて低温飲料を調製する方法であって、前記機器は、
    床部(21)と、前記床部から上縁部(221)まで上向きにかつ長手方向に延びる側壁(22)とを備える容器本体(2)と、
    前記容器本体内に配置された、取り外し可能で回転可能な混合装置(23)と、
    前記混合装置を回転させるために、前記容器本体の前記床部を通って前記混合装置(23)と連動するモータ(3)と、を備え、
    前記方法は、
    一部が氷で覆われている混合装置(23)を用意するステップと、
    前記モータと連動させるために前記混合装置を前記容器本体(2)内に配置するステップと、
    前記容器本体内に少なくとも1つの飲料液体を導入するステップと、
    前記モータ(3)を作動させて前記少なくとも1つの飲料液体中で前記混合装置を回転させるステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記少なくとも1つの飲料液体は、レディ・トゥ・ドリンク飲料であり、好ましくは、飲料調製機器による従前の調製により得られたレディ・トゥ・ドリンク飲料である、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つの可溶性飲料原材料、及び少なくとも1つの水性液体希釈剤が、前記容器本体内に導入される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記混合装置(23)は、前記機器の前記容器本体の前記床部にある対応する位置合わせ手段(211)と取り外し可能に係合するように設計された接続手段(233)を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記機器は、加熱器を備え、前記加熱器は、前記モータ(3)を作動させて前記少なくとも1つの飲料液体中で前記混合装置を回転させるステップの前及び/又は開始時に、スイッチが入れられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 飲料を混合、収容、及び飲用するための機器の混合装置(23)の周囲で水から氷成形体を凍結させるための型(4)であって、前記混合装置は、前記機器内部で回転するように構成されており、前記混合装置は、前記機器(1)内部の位置合わせ手段(211)と取り外し可能に係合するように設計された接続手段(233)を備え、
    前記型(4)は、水及び前記混合装置(23)を受け入れるとともに収容するための区画(41)を備え、
    前記区画の底部(411)は、前記混合装置を前記区画内部に固定する固定手段(42)を有し、前記固定手段は、前記混合装置の前記接続手段(233)と係合する、型(4)。
  7. 前記区画の前記底部の上面は、前記混合装置の下面の輪郭に合っている、請求項6に記載の型。
  8. 前記区画は、前記混合装置が前記区画の前記固定手段と係合している場合に、前記混合装置のうち前記接続手段(233)とは反対側の端部(234)が前記区画の上縁部(412)を越えて突出するように設計された形状を有する、請求項6又は7に記載の型。
  9. 前記区画の内部形状は、前記混合装置の周囲で氷成形体を成形するように設計されており、前記成形体は、前記混合装置の回転軸の周りの回転対称性を有する、請求項6〜8のいずれか一項に記載の型。
  10. 前記区画は、分解可能な上部部品と下部部品(41a、41b)とのアセンブリであり、前記部品は、前記部品の一方が他方に取り付けられた場合に前記混合装置(23)を取り囲むように構成されている、請求項6〜9のいずれか一項に記載の型。
  11. 前記上部部品(41b)は、水用の上部開口部(413)とオーバーフロー孔(43)とを備える、請求項10に記載の型。
  12. システムであって、
    飲料を混合及び収容するための機器(1)であって、
    床部(21)と、前記床部から上縁部(221)まで上向きにかつ長手方向に延びる側壁(22)とを備える容器本体(2)、
    前記容器本体内に配置された、取り外し可能で回転可能な混合装置(23)、及び
    前記混合装置を回転させるために、前記容器本体の前記床部を通って前記混合装置(23)と連動するモータ(3)、を備える機器(1)と、
    前記機器の前記混合装置(23)の周囲で水から氷成形体を凍結させるための型と、を備え、
    前記型(4)は、水及び前記混合装置(23)を受け入れるとともに収容するための区画(41)を備える、
    システム。
  13. 前記機器の前記混合装置は、前記機器内部の位置合わせ手段(211)と取り外し可能に係合するように設計された接続手段(233)を備え、
    前記型の前記区画の底部(411)は、前記機器の前記混合装置を前記区画内部に固定する固定手段(42)を有し、前記固定手段は、前記混合装置の前記接続手段(233)と係合する、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 請求項6〜11のいずれか一項に記載の型(4)を用いて、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法であって、
    a)前記混合装置の前記接続手段(233)を、前記型の前記区画の底部における前記固定手段(42)と係合させることによって、前記混合装置(23)を前記型の前記区画(41)内に固定するステップと、
    b)前記型の前記区画(41)を水で充填するステップと、
    c)前記型内の水を凍結させるステップと、
    d)氷で覆われた前記混合装置(23)を前記型から取り外すステップと、
    を含む、方法。
  15. 水から氷成形体を凍結させるための型(4)であって、前記氷成形体は、飲料を混合、収容、及び飲用するための機器(1)の混合装置の周囲に適合するように作られ、前記混合装置は、前記機器の内部で回転するように構成されており、
    前記型(4)は、水を受け入れるとともに収容するための区画(41)を備え、
    前記区画の中心部が、前記混合装置の外形を再現するように設計されている、型。
  16. 請求項15に記載の型を用いて、一部が氷で覆われている混合装置を作製する方法であって、
    a)前記型の前記区画(41)を水で充填するステップと、
    b)前記型内の水を凍結させるステップと、
    c)成形された凍結氷片(5)を前記型から取り外すステップと、
    d)前記成形された凍結氷片(5)で前記混合装置(23)を覆うステップと、
    を含む、方法。
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