JP2020516958A - 光変換のための組み合わせホイール - Google Patents

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Abstract

本開示は、カラーホイールおよび蛍光体ホイールを統合する、光学光変換デバイスに関する。光学光変換デバイスは、例えば、投影ディスプレイシステムにおいて、波長変換によってカラーシーケンシャル照明を生成するために使用されることができる。カラーフィルタと、カラーフィルタと同軸方向に整合され、その表面上にある、反射性基板と、反射性基板上の異なる色の発光蛍光体区画と、拡散板区画とを備える、組み合わせホイールが、開示される。青色レーザ発生器および一連のダイクロイックフィルタおよびミラーと併用されると、組み合わせホイールは、後続光学システムによって集光されることになる光を調整および変換する。

Description

本開示は、カラーホイールおよび蛍光体ホイールを統合する、光学光変換デバイスに関する。光学光変換デバイスは、例えば、投影ディスプレイシステムにおいて、波長変換によってカラーシーケンシャル照明を生成するために使用されることができる。
蛍光体ホイールは、デジタル光処理(DLP)技術を使用して、投影ベースまたは他の写真生成システム等の種々の光学デバイスにおいて使用される。蛍光体ホイールは、ハブ部分を備え、これは、モータに結合されると、回転子として作用する、円筒体である。光学活性半径方向部分は、ハブ部分に取り付けられる、またはそれと統合される。光学活性半径方向部分上の波長変換材料(蛍光体)は、異なる波長の放出光を入射励起光から生成する。
現在のソリッドステートレーザ光源(ソリッドステート照明またはSSI)は、青色レーザを使用して、蛍光体ホイールを刺激し、放出光を生成し、これは、蛍光体粉末に応じて、緑色、黄色、または赤色であり得る。モノクロ光波が、次いで、ともに混合され、白色光を生産する。
モノクロ光は、蛍光体ホイールによって生産されるが、蛍光体は、通常、標準的プロジェクタの色域、すなわち、プロジェクタ上で利用可能な色の全範囲を達成することができない。その結果、色は、カラーフィルタによって調整されなければならない。概して、カラーフィルタはまた、蛍光体ホイールと同期速度で回転する、ホイールの形態である。カラーホイールでは、光学活性部分は、典型的には、入射光をフィルタリングするための1つ以上のカラーフィルタを含む。これらは、典型的には、波長依存様式において光を反射または透過させるために、薄膜でコーティングされた平面ガラス区画である。複数のカラーフィルタは、カラーホイールの回転が入射光をこれらの異なる部分によって異なるように影響させるように、半径方向光学活性部分の異なるセクションに提供されてもよい。
典型的には、蛍光体ホイールは、カラーホイールとともに使用されなければならない。別個の蛍光体ホイールおよびカラーホイールの欠点を克服する、高出力源、例えば、レーザプロジェクタと動作可能な光学光変換デバイスを作成することが望ましいであろう。特に、蛍光体ホイールおよびカラーホイールの機能を単一構造の中に統合し、現在のモータ荷重以上を要求せず、フレキシブルな色調節を達成し、より少ない構成要素を用いて作製されることができ、低コスト構成要素を使用する、光学光変換デバイスを作成することが望ましいであろう。
本開示は、したがって、蛍光体ホイールおよびカラーホイールの両方の機能を実施し得る、組み合わせホイールに関する。また、本明細書に開示されるのは、組み合わせホイールと、励起青色光を生産する、青色レーザ発生器と、後続光学システムによって集光されることになる光を調整および変換するために使用される、一連のダイクロイックフィルタおよびミラーとを備える、装置である。
本明細書の種々の実施形態に開示されるのは、カラーフィルタと、少なくとも2つの蛍光体区画を伴う反射性基板と、拡散板区画とを備える、組み合わせホイールである。カラーフィルタは、少なくとも3つの異なる色に区画化される。反射性基板は、カラーフィルタの第1の表面上でカラーフィルタと同軸方向に整合される。反射性基板は、楔状部または扇状部が除去されている、円形/円筒形の形態である。反射性基板は、360°未満の中心角度を有するように説明されることができる。第1の発光蛍光体区画が、反射性基板の第1の扇状部上に堆積される。第2の発光蛍光体区画が、反射性基板の第2の扇状部上に堆積される。拡散板区画が、カラーフィルタの第1の表面上で反射性基板に隣接して位置し、楔状部または扇状部が反射性基板から除去された場所を充填するように説明されることができる。
特定の実施形態では、第1の発光蛍光体区画は、緑色発光蛍光体を含み、第2の発光蛍光体区画は、赤色または黄色発光蛍光体を含む。続けると、第1の発光蛍光体区画は、カラーフィルタの緑色区画と半径方向に整合され、第2の発光蛍光体区画は、カラーフィルタの赤色または黄色区画と半径方向に整合され、拡散板区画は、カラーフィルタの青色区画と半径方向に整合される。
いくつかの実施形態では、反射性基板は、カラーフィルタの表面上の高反射率コーティングである。これらの実施形態は、「単一基板」ホイールと見なされ得る。他の実施形態では、反射性基板は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の反射金属である。そのような実施形態は、「二重基板」ホイールと見なされ得る。カラーフィルタは、適切なコーティングをその上に伴う、ガラス基板を備えてもよい。
組み合わせホイールはさらに、モータに結合されるハブを備えてもよく、カラーフィルタは、ハブに結合される。
また、開示されるのは、本明細書に説明されるような組み合わせホイールと、(A)励起青色光を生産し、(B)反射性基板および拡散板区画と整合される、青色レーザ発生器と、青色レーザ発生器と組み合わせホイールとの間に位置する、第1のダイクロイックフィルタであって、青色光は、第1のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、第1のダイクロイックフィルタによって反射される、第1のダイクロイックフィルタと、他の色の光が、組み合わせホイールのカラーフィルタを通して通過し、調整された他の色の光を生産するように調整されるように、第1のダイクロイックフィルタからの他の色の光を組み合わせホイールのカラーフィルタに向かって再指向するように位置する、第1のミラーと、調整された他の色の光を受光するように整合される、光学システムとを備える、装置である。
本装置はさらに、組み合わせホイールと光学システムとの間に位置する、第2のダイクロイックフィルタと、第2のミラーとを備えてもよく、第2のダイクロイックフィルタおよび第2のミラーは、調整された他の色の光および調整された青色光が光学システムに向かって指向されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第2のダイクロイックフィルタは、組み合わせホイールと光学システムとの間に位置し、調整された他の色の光は、第2のダイクロイックフィルタを通して通過し、青色光は、第2のダイクロイックフィルタによって反射され、第2のミラーは、青色光が、再び、第2のダイクロイックフィルタによって光学システムに向かって反射されるように、組み合わせホイールの拡散板区画を通して通過する青色光を第2のダイクロイックフィルタに向かって再指向するように位置する。
他の実施形態では、第2のダイクロイックフィルタは、組み合わせホイールと光学システムとの間に位置し、青色光は、第2のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、第2のダイクロイックフィルタによって反射され、第2のミラーは、調整された他の色の光が、再び、第2のダイクロイックフィルタによって光学システムに向かって反射されるように、調整された他の色の光を第2のダイクロイックフィルタに向かって再指向するように位置する。
また、開示されるのは、少なくとも2つの異なる色に区画化され、360°未満の中心角度を有する、カラーフィルタと、カラーフィルタの第1の表面上でカラーフィルタと同軸方向に整合される、反射性基板と、反射性基板の第1の扇状部上に堆積される、第1の発光蛍光体区画と、反射性基板の第2の扇状部上に堆積される、第2の発光蛍光体区画と、カラーフィルタに隣接して位置し、カラーフィルタの半径と等しい半径を有する、拡散板区画とを備える、組み合わせホイールである。これらの実施形態では、カラーフィルタは、楔状部または扇状部が除去されている、円形/円筒形の形態である。拡散板区画は、楔状部または扇状部がカラーフィルタから除去された場所を充填するように説明されることができる。
第1の発光蛍光体区画は、緑色発光蛍光体を含むことができ、第2の発光蛍光体区画は、赤色または黄色発光蛍光体を含むことができる。第1の発光蛍光体区画は、カラーフィルタの緑色区画と半径方向に整合されてもよく、第2の発光蛍光体区画は、カラーフィルタの赤色または黄色区画と半径方向に整合されてもよい。
反射性基板は、高反射率コーティングであってもよい。カラーフィルタは、緑色区画および赤色または黄色区画に区画化されることができる。カラーフィルタは、適切なコーティングをその上に伴う、ガラス基板を備えてもよい。
本組み合わせホイールを使用する装置はまた、(A)励起青色光を生産し、(B)反射性基板および拡散板区画と整合される、青色レーザ発生器と、青色レーザ発生器と組み合わせホイールとの間に位置する、第1のダイクロイックフィルタであって、青色光は、第1のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、第1のダイクロイックフィルタによって反射される、第1のダイクロイックフィルタと、他の色の光が、組み合わせホイールのカラーフィルタを通して通過し、調整された他の色の光を生産するように調整されるように、第1のダイクロイックフィルタからの他の色の光を組み合わせホイールのカラーフィルタに向かって再指向するように位置する、第1のミラーと、調整された他の色の光を受光するように整合される、光学システムとを含む。本装置はさらに、励起青色光を調整し、調整された青色光を生産するための青色カラーフィルタを備えてもよい。本装置はまた、組み合わせホイールと光学システムとの間に位置する、第2のダイクロイックフィルタと、第2のミラーとをさらに備えることができ、第2のダイクロイックフィルタおよび第2のミラーは、調整された他の色の光および調整された青色光が光学システムに向かって指向されるように構成される。そのような装置もまた、上記にさらに説明される。
本開示のこれらおよび他の非限定的特性が、下記により具体的に開示される。
以下は、本明細書に開示される例示的実施形態を図示する目的のために提示され、それを限定する目的のためではない、図面の簡単な説明である。
図1Aは、従来のRGBカラーホイールの平面図である。図1Bは、それを通した光学経路を示す、側面図である。
図2は、図1AのカラーホイールのRGBカラーフィルタスペクトルを示す。
図3Aは、従来の反射性蛍光体ホイールの平面図である。図3Bは、それを通した光学経路を示す、側面図である。
図4は、R/G/Y蛍光体および青色レーザ色スペクトルを示す。y−軸は、透過率であって、x−軸は、ナノメートル単位の波長である。
図5Aは、従来の透過性蛍光体ホイールの平面図である。図5Bは、それを通した光学経路を示す、側面図である。
図6は、青色ダイクロイックフィルタの色スペクトルを示す。y−軸は、透過率であって、x−軸は、ナノメートル単位の波長である。
図7は、反射性蛍光体ホイールおよび別個のカラーホイールを含む、適用される光学システムを通した光学経路を示す。
図8は、透過性蛍光体ホイールおよび別個のカラーホイールを含む、適用される光学システムを通した光学経路を示す。
図9Aは、透過性蛍光体ホイールとカラーホイールを組み合わせる、従来のサンドイッチ構造の平面図である。図9Bは、それを通した光学経路を示す、側面図である。
図10は、図9のサンドイッチ構造の組み合わせホイールを含む、適用される光学システムを通した光学経路を示す。
図11Aは、本開示の組み合わせホイールの第1の例示的実施形態の平面図である。本実施形態は、二重基板構造である。図11Bは、組み合わせホイールの側面断面図であって、また、それを通した光学経路を図示する。
図12Aは、本開示の組み合わせホイールの第2の例示的実施形態の平面図である。本実施形態は、単一基板構造である。図12Bは、組み合わせホイールの側面断面図であって、また、それを通した光学経路を図示する。
図13Aは、本開示の組み合わせホイールの第3の例示的実施形態の平面図である。本実施形態は、より薄い構造を有する。図13Bは、組み合わせホイールの側面断面図であって、また、それを通した光学経路を図示する。
図14は、図11Aの二重基板構造を含む、適用される光学システムを通した光学経路を示す。
図15は、図13Aの構造を含む、適用される光学システムを通した光学経路を示す。
本明細書に開示される構成要素、プロセス、および装置のより完全な理解が、付随の図面を参照することによって得られることができる。これらの図は、単に、便宜および本開示の容易な実証に基づく概略表現であり、したがって、デバイスまたはその構成要素の相対的サイズおよび寸法を示すこと、および/または例示的実施形態の範囲を定義または限定することは意図されない。
具体的用語が明確にするために以下の説明において使用されるが、これらの用語は、図面における図示のために選択された実施形態の特定の構造のみを指すことが意図され、本開示の範囲を定義または限定することは意図されない。図面および以下に続く説明では、同様の数字指定は、同様の機能の構成要素を指すことを理解されたい。
単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別様に明確に示さない限り、複数指示物を含む。
本明細書および請求項において使用されるように、本明細書で使用されるような用語「〜を備える(comprise)」、「〜を含む(include)」、「〜を有する(having)」、「〜を有する(has)」、「〜できる(can)」、「〜を含有する(contain)」、およびそれらの変形は、挙げられた原料/ステップの存在を要求し、他の原料/ステップの存在を可能にする、非限定的移行語句、用語、または単語であることが意図される。しかしながら、そのような説明は、それからもたらされ得る任意の不可避の不純物とともに、挙げられた原料/ステップのみの存在を可能にし、他の原料/ステップを排除する、列挙された原料/ステップ「から成る」および「本質的にそれから成る」ような組成物またはプロセスも同様に説明するように解釈されるべきである。
本明細書および本願の請求項における数値は、同数の有効数字まで丸められたときに同一である数値と、値を決定するために本願に説明されるタイプの従来の測定技法の実験誤差未満だけ記載される値と異なる数値とを含むように理解されるべきである。
本明細書に開示される全ての範囲は、列挙される端点を包括し、独立して組み合わせ可能である(例えば、「2グラム〜10グラム」の範囲は、端点2グラムおよび10グラムおよび全ての中間値を包括する)。
用語「約」および「およそ」は、その値の基本的機能を変化させることなく変動し得る任意の数値を含むために使用されることができる。ある範囲と併用されるとき、「約」および「およそ」はまた、2つの端点の絶対値によって定義される範囲を開示し、例えば、「約2〜約4」はまた、範囲「2〜4」を開示する。概して、用語「約」および「およそ」は、示される数の±10%を指し得る。
本明細書で使用されるように、用語「励起光」および「光を励起させる」は、例えば、レーザベースの照明源または他の光源からの入力光を指すために使用され、用語「放出光」および「光を放出する」は、本明細書では、カラーホイールから変換され反射された光を指すために使用される。
参照のために、赤色は、通常、約780ナノメートル〜約622ナノメートルの波長を有する光を指す。緑色は、通常、約577ナノメートル〜約492ナノメートルの波長を有する光を指す。青色は、通常、約492ナノメートル〜約455ナノメートルの波長を有する光を指す。黄色は、通常、約597ナノメートル〜約577ナノメートルの波長を有する光を指す。しかしながら、これは、状況に依存し得る。例えば、これらの色は、時として、種々の部分を標識化し、それらの部分を相互から区別するために使用される。
ダイクロイックフィルタは、本明細書で使用されるように、ある波長範囲の光を選択的に通過させながら、他の光を反射させる、フィルタを指す。
本開示は、蛍光体ホイールおよびカラーホイールの両方の機能を果たすが、それらの機能を単一構造の中に統合し、したがって、1つのモータのみを要求する、組み合わせホイールに関する。これは、全体的装置がより小さいサイズとなることを可能にし得る。組み合わせホイールが機能する方法を説明するために、最初に、従来の蛍光体ホイールおよびカラーホイールが動作する方法を精査することが有用であり得る。
従来のカラーホイール設計は、図1Aおよび図1Bに示される。既知のそのようなカラーホイール設計の実施例は、図1に示される。区画構造モジュール111は、ダイシングまたはスクライブプロセスによって、3つの(または所望に応じて、それを上回る)区画に分離される。ここでは、区画構造モジュール111は、3つの区画、すなわち、緑色区画111aと、赤色区画111bと、青色区画111cとを有する。これは、カラーホイールが3つの原色(RGB)を達成することを可能にする。より豊かな色を得るために、シアン色、マゼンタ色、および黄色の区画が、追加され、かつ白色区画も追加され、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)と協調されるとき、さらなる明度を達成することができる。区画構造モジュール111は、図1Bに示されるように、モータ112に接合され、カラーホイール110を生産する。図1Bに見られるように、入射光113aが、区画構造モジュール111を通して通過し、調整された光113bを生産する。
RGBカラーホイールのための典型的カラーフィルタスペクトルは、図2に示される。ここに見られるように、スペクトル全体にわたる透過率は、3つの色区画の組み合わせに起因して、非常に高い(1.0に近い)。
蛍光体ホイールは、異なる色の光を順次生成するために使用される。蛍光体等の光変換(または波長変換)材料が、蛍光体ホイール上で使用される。蛍光体ホイールは、通常、いくつかの扇形区画を有し、これは、異なるタイプの蛍光体を含有し、励起光を緑色、黄色、または赤色に変換する。典型的には、青色光レーザ(約440nm〜約460nmの波長を有する)が、蛍光体ホイール上の蛍光体区画を励起させるために使用される。蛍光体ホイールはまた、1つ以上の間隙を有し、青色源光を未変換のまま通過させることができる。蛍光体ホイールは、2つの基本構造、すなわち、反射性および透過性を有する。
反射性蛍光体ホイールでは、青色光レーザの励起光は、蛍光体を刺激する前に、基板を通して通過しない。図3Aおよび図3Bは、反射性蛍光体ホイールの典型的構造を示す。蛍光体粉末は、結合剤と混合され、概して、高度に反射性のフィルムによってコーティングされた金属基板(例えば、アルミニウム)である、基板312上に堆積される、蛍光体混合物を作製する。規定または所望の温度で硬化後、蛍光体層311は、基板に緊密に接合される。図3Aに図示されるように、蛍光体層は、3つの区画、すなわち、緑色区画311aと、赤色区画311bと、青色区画311cとを有し、RGB光を達成する。これらの3つの区画は、円形(平面図から)基板312の周上に位置する。青色区画は、蛍光体粉末を含有せず(励起光は、典型的には、青色光であるため)、むしろ、代わりに、拡散板を含有することに留意されたい。これは、スペックルを低減させる。その上に赤色区画および緑色区画が位置する、基板312の部分は、高度に反射性である。その上に青色区画が位置する、基板の部分は、基板の残りと異なる材料から作製されるか、または基板を通してスロットを含むかのいずれかであって、異なる材料/スロットは、青色光が、反射される代わりに、ホイールを通して通過することを可能にする。図3Bに図示されるように、基板312は、次いで、モータ313に搭載され、蛍光体ホイール310を取得する。
図3Bに図示されるように、励起青色光314aは、赤色および緑色の蛍光体311を刺激し、放出光314bは、基板312によって反射され、次いで、後続光学システムによって集光される。このように、励起光は、基板312を通して通過せず、蛍光体を刺激して、放出される光を取得する。赤色および緑色の放出される光は、基板312を通して通過しない。しかしながら、青色光は、基板(異なる非反射材料から作製される、またはスロットを含有する)を通して通過する。
赤色蛍光体は、比較的に低変換効率を有するため、時として、黄色蛍光体が、赤色蛍光体の代わりに使用され、赤色は、黄色スペクトルから抽出される。図4は、R/G/Y蛍光体および青色レーザのための典型的色スペクトルを示す。ここに見られるように、青色レーザは、440nmと460nmとの間で急激に透過する。緑色(G)蛍光体は、左にあって、次いで、黄色(Y)蛍光体は、中心にあって、赤色(R)蛍光体は、右にある。YおよびR蛍光体は、約622nmから開始する有意な重複を有する。
第2のタイプの蛍光体ホイールは、透過性蛍光体ホイールである。透過性蛍光体ホイールでは、励起光は、蛍光体を刺激する前に、基板を通して通過する。図5Aおよび図5Bは、典型的透過性蛍光体ホイール構造を示す。再び、蛍光体粉末が、結合剤と混合され、基板512上に堆積される蛍光体混合物を作製する。ここに図示されるように、蛍光体層511は、3つの区画、すなわち、緑色区画511aと、赤色区画511bと、青色区画511cとを有する。但し、反射性基板の代わりに、透過性蛍光体ホイールでは、基板512全体が、青色ダイクロイックフィルムでコーティングされた透明基板である。概して、ガラスまたはサファイアが、基板材料として使用される。青色光は、基板を通して通過することができる一方、蛍光体によって放出される赤色、緑色、および黄色(RGY)の光は、反射される。
図5Bに図示されるように、励起青色光514aが、最初に、基板を通して通過し(すなわち、蛍光体ホイールの背面から透過され)、次いで、蛍光体511を刺激する。放出光514bは、後続光学システムによって集光される。
図6は、透過性蛍光体ホイールにおいて使用される基板の典型的スペクトルを示す。基板は、青色ダイクロイックフィルタとして作用し、青色光のみが透過される(すなわち、通過する)ことを可能にする。
図7は、反射性蛍光体ホイール(図5A参照)および別個のカラーホイールの両方を使用するときに必要とされる、典型的光学経路を示す。青色レーザ発生器730が、青色ダイクロイックフィルタ740を通して通過する、青色レーザ光を生産する。励起青色光790aは、反射性蛍光体ホイール720上の蛍光体を刺激する。赤色/緑色/黄色(RGY)光790bが、反射性蛍光体ホイール720の基板の反射部分によって、青色ダイクロイックフィルタ740に向かって反射され、そこで、ミラー750に向かって反射される。ミラー750は、RGY光を第2のダイクロイックフィルタ760に向かって再指向する。ダイクロイックフィルタ760は、ダイクロイックフィルタ740と比較して、逆スペクトルを有する。換言すると、青色光が、反射され、他の色が、透過される(すなわち、フィルタを通して通過する)。RGY光は、参照番号790dによって示されるように、第2のダイクロイックフィルタ760を通して、かつ着色光を調整する、カラーホイール710を通して通過する。調整された色の光790eは、次いで、後続光学システム780によって集光される。青色放出光は、参照番号790cによって示されるように、蛍光体ホイールを通して通過する(基板の本部分のために使用される異なる材料またはスロットまたは基板内のスロットが、青色光が通過することを可能にするため)。青色光は、ミラー770によって、第2のダイクロイックフィルタ760に向かって再指向され、これは、次いで、青色光を光学システム780に向かって反射させる。
図8は、透過性蛍光体ホイールおよび別個のカラーホイールを使用する、典型的光学経路を示す。青色レーザ発生器820は、青色レーザ光850aを生産し、これは、透過性蛍光体ホイール830の基板を通して通過し、それによって、蛍光体粉末を刺激し、RGY放出光850bを生産する。RGY放出光850bは、次いで、カラーホイール810を通して通過し、これは、光を調整する。調整された色の光850cは、次いで、後続光学システム840によって集光される。本システムは、図7のものよりはるかに単純であって、付加的ダイクロイックフィルタまたはミラーの必要がない。
サンドイッチ構造が、透過性蛍光体ホイールおよびカラーホイールを単一ホイールの中に統合するように作成されている。図9Aおよび図9Bは、サンドイッチ構造を有する、組み合わせホイールを示す。本サンドイッチ構造では、図9Bに見られるように、蛍光体層911は、基板912とカラーフィルタ915との間に挟み込まれる。図9Aに見られるように、蛍光体層は、3つの異なる色区画(R、G、B)を基板912の周上に伴って図示される。カラーフィルタは、蛍光体色に対応するカラーフィルタと同様に、3つの異なる区画915a、915b、915cから成る。ここでは、例えば、赤色フィルタは、赤色蛍光体区画の上部にある。カラーフィルタは、次いで、モータ913に取り付けられる。
図9Bに戻って参照すると、励起青色光914aが、基板912を通して通過し、蛍光体層911を刺激する。蛍光体からの放出光は、次いで、カラーフィルタ915を通して通過し、直ちに調整される。調整された色の光914bは、次いで、集光されることができる。
サンドイッチ構造のカラーフィルタおよび別個のカラーホイールは、概して、同一スペクトル需要を有する。そのわずかな差異は、入射角である。独立カラーホイールに関して、AOIは、小さく、概して、30°未満であることができる。しかしながら、サンドイッチ構造では、AOIは、45°を上回り、概して、60°のAOIを有するように設計される。これは、蛍光体の放出光がLambertian分布(すなわち、Lambertの余弦定理によって定義される)を有し、光エネルギーの80%が+/−60°範囲内に集中することを意味するためである。可能な限り多くの放出光を集光するために、サンドイッチ構造のカラーフィルタの入射光のAOIは、可能な限り大きくある必要がある(蛍光体とカラーフィルタとの間のより小さい距離に起因して)。
図10は、サンドイッチ構造の組み合わせホイールを使用する、典型的光学経路を示す。本光学経路は、図8のものに非常に類似するが、別個のカラーホイールは、存在しない。ここでは、青色レーザ発生器1020が、サンドイッチ構造の組み合わせホイール1010を通して通過し、蛍光体粉末を刺激し、カラーフィルタを通して通過し、放出される光を調整する、440〜460nm青色レーザ光1040aを生産する。調整された色の光1040bは、次いで、後続光学システム1030によって集光される。
透過性蛍光体ホイールは、より単純な光学経路を有し、より少量の光学部分を要求し、典型的には、より小さく、より軽量であって、かつより安価なパッケージにおいて生産可能である。しかしながら、透過性蛍光体ホイールは、より低い熱消散効率およびより低い明度(概して、プロジェクタ用途では、2000ANSIを上回らない)等の明確に異なる不利点を有する。したがって、透過性蛍光体ホイールのみとしては、反射性蛍光体ホイールの変換効率の約70〜80%を有し、それらを低性能SSIプロジェクタにおいてのみ有用にする。
反射性蛍光体ホイールは、概して、アルミニウムを基板材料として採用し、これは、高反射フィルムでコーティングされる。95%を上回る放出光が、反射されている。アルミニウム基板は、高熱伝導性(220W/m・kを上回る)を有するため、反射性蛍光体ホイールは、より良好な熱消散効率を有する。それらは、したがって、10,000ANSIを達成することが可能な高性能SSIプロジェクタのために好適である。しかしながら、反射性蛍光体ホイールは、より多くの光学部分を要求し、典型的には、より大きいおよびより重いパッケージ内にのみフィットする、複雑な光学経路構造等の他の固有の欠陥を呈する。別個のカラーホイールもまた、プロジェクタ用途のために、必要な色調整を達成するために必要とされる。
本開示は、反射性蛍光体ホイールおよびカラーホイールを統合する、組み合わせホイールに関する。少なくとも3つの異なる実施形態が、図11A−13Bに図示されるように、検討される。
図11Aおよび図11Bは、二重基板構造を図示する。図11Aは、平面図であって、図11Bは、側面断面図である。カラーフィルタ1115は、少なくとも3つの異なる色(ここでは、RGB)に区画化される。図11Aに見られるように、3つの区画1115a、1115b、1115cは、任意の中心角度を有することができる。ここでは、G区画1115aは、180°の中心角度を有する一方、R区画1115bおよびB区画1115cはそれぞれ、90°の中心角度を有する。R区画は、赤色光を通過させる、赤色ダイクロイックフィルタとして作用し、G区画は、緑色光を通過させる、緑色ダイクロイックフィルタとして作用し、B区画は、青色光を通過させる、青色ダイクロイックフィルタとして作用する(他の色は反射される)。
反射性基板1112は、カラーフィルタ1115と同軸方向に整合され、カラーフィルタの第1の表面1116上に位置する。反射性基板は、楔状部が除去されている、換言すると、360°未満の中心角度を有する、円筒形の形状である。図11Aに見られるように、反射性基板1112は、270°の中心角度を有する。2つの発光蛍光体区画1111a、1111bが、反射性基板の周(カラーフィルタの周と異なる)上に存在する。G蛍光体区画1111aは、Gカラーフィルタ区画1115aと半径方向に整合され、R蛍光体区画1111bは、Rカラーフィルタ区画1115bと半径方向に整合される。ここでは、反射性基板1112は、高度に反射性の金属(例えば、アルミニウム)または高反射フィルムがその上に形成される金属から形成される。反射性基板は、例えば、スタンピングまたはパンチングによって作製されることができる。カラーフィルタ1115の半径は、反射性基板1112の半径を上回ることに留意されたい。例えば、カラーフィルタの半径は、約25ミリメートル(mm)であることができる一方、反射性基板の半径は、約15mmである。
拡散板区画1118は、カラーフィルタの第1の表面1116上で反射性基板1112に隣接して位置する。拡散板区画は、反射性基板から除去された楔状部を充填するように説明され得る。図11Aに見られるように、拡散板区画1118は、Bカラーフィルタ区画1115cと半径方向に整合される。拡散板1118は、例えば、ガラスまたはサファイアから作製されることができ、拡散板パターンは、エッチングおよび圧縮成型によって達成される。拡散板区画および反射性基板は、同一厚さであってもよい。カラーフィルタ1115、反射性基板1112、および拡散板区画1118は、次いで、モータ1113上に搭載される。
図11Bに図示されるように、励起青色光1114aが、蛍光体区画1111を刺激する。蛍光体からの放出光1114bは、反射性基板によって反射され、次いで、他の光学素子(図示せず)によって反射され、カラーフィルタ1115を通して通過する。調整された色の光1114cは、次いで、後続光学システムによって集光される。青色光が、拡散板区画1118を通して、次いで、他の光学素子によって反射されずに、直接、青色カラーフィルタ区画1115cを通して通過する。ここでは、青色光は、図7におけるように、蛍光体ホイールの周ではなく、組み合わせホイールの中心部分における反射性基板に照準されることに留意されたい。
図11の実施形態は、二重基板構造を使用する。2つの基板は、カラーフィルタおよび反射性基板であって、反射性基板は、蛍光体粉末を搬送するために使用される。本構造は、より高いモータ荷重およびより複雑な配設につながる。概して、反射性基板は、カラーフィルタおよび拡散板区画と異なる材料から作製される。反射性基板は、金属/金属合金から作製されることができるが、また、セラミック、サファイア、または類似材料でもあり得る。拡散板およびカラーフィルタは、概して、ガラス材料であるが、また、セラミック、サファイア、または類似材料からも作製され得る。
図12Aおよび図12Bは、単一基板構造を図示し、これは、二重基板構造に比較的に類似する。カラーフィルタ1215は、少なくとも3つの異なる色(ここでは、RGB)に区画化される。図12Aに見られるように、3つの区画1215a、1215b、1215cは、任意の中心角度を有することができる。ここでは、G区画1215aは、180°の中心角度を有する一方、R区画1215bおよびB区画1215cはそれぞれ、90°の中心角度を有する。
本単一基板構造では、付加的反射性基板が存在しない。代わりに、カラーフィルタの中心部分1217が、青色光のための色調整器として作用する。2つの発光蛍光体区画1211a、1211bが、次いで、中心部分1217上に存在する。高度に反射性の材料が、蛍光体区画の真下の中心部分上にコーティングされる。G蛍光体区画1211aは、Gカラーフィルタ区画1215aと半径方向に整合され、R蛍光体区画1211bは、Rカラーフィルタ区画1215bと半径方向に整合される。
拡散板区画1218は、カラーフィルタの第1の表面1216上に位置する。拡散板区画1218は、Bカラーフィルタ区画1215cと半径方向に整合される。
図12Bに図示されるように、励起青色光1214aが、蛍光体区画1211を刺激する。蛍光体からの放出光1214bは、高度に反射性の材料によって反射され、次いで、反射性の他の光学素子(図示せず)によって反射され、カラーフィルタ1215を通して通過する。調整された色の光1214cは、次いで、後続光学システムによって集光される。青色光が、拡散板区画1218を通して、次いで、他の光学素子によって反射されずに、直接、青色カラーフィルタ区画1215cを通して通過する。
厚さをさらに低減させるために、図12A−12Bの単一基板実施形態は、図13Aおよび図13Bに示されるように、修正されることができる。ここでは、拡散板区画1318は、全体的に、青色カラーフィルタ区画に取って代わり、これは、厚さを低減させる。図13A−13Bのより薄い単一基板実施形態は、そうでなければ、図12の単一基板実施形態と同じである。
カラーフィルタ1315は、少なくとも2つの異なる色(ここでは、RG)に区画化される。全体的カラーフィルタ1315は、360°未満の中心角度を有する(残りは、拡散板区画1318によって充填される)。図13Aに見られるように、G区画1315aは、180°の中心角度を有する一方、R区画1315bは、90°の中心角度を有する。
カラーフィルタの中心部分1317は、反射体として作用する。2つの発光蛍光体区画1311a、1311bが、次いで、中心部分1317上に存在する。高度に反射性の材料が、蛍光体区画の真下の中心部分上にコーティングされる。G蛍光体区画1311aは、Gカラーフィルタ区画1315aと半径方向に整合され、R蛍光体区画1311bは、Rカラーフィルタ区画1315bと半径方向に整合される。
拡散板区画1318は、カラーフィルタ1315に隣接して位置する。拡散板区画の半径は、カラーフィルタ1315の半径と等しい。青色光は、後続光学部分によって調整されるであろう。
図13Bに図示されるように、励起青色光1314aが、蛍光体区画1311を刺激する。蛍光体からの放出光1314bは、蛍光体区画とカラーフィルタとの間に位置する、高度に反射性の材料によって反射され、次いで、他の光学素子(図示せず)によって反射され、カラーフィルタ1315を通して通過する。調整された色の光1314cは、次いで、後続光学システムによって集光される。青色光は、拡散板区画1318を通して、次いで、他の光学素子によって反射されずに、直接、青色カラーフィルタ区画1315cを通して通過する。
図14は、図11A−11Bの二重基板構造を含む、適用される光学システムを通した光学経路を図示する。青色レーザ発生器1420が、第1の青色ダイクロイックフィルタ1430を通して通過する、440〜460nm青色レーザ光を生産する。青色ダイクロイックフィルタ1430は、青色光を通過させ、他の色を反射させる。第1の青色ダイクロイックフィルタ1430を通して通過後、青色光1480aは、組み合わせホイール1410上の蛍光体を刺激する。RGY放出光1480bが、組み合わせ蛍光体/カラーホイール1410の反射性基板によって第1の青色ダイクロイックフィルタに向かって反射される。RGY光1480b(すなわち、青色以外の色)は、ダイクロイックフィルタ1430によって反射され、再び、ミラー1440によって、組み合わせホイール1410のカラーフィルタに向かって再指向される。RGY光は、組み合わせホイール1410によって調整される。調整された色の光は、次いで、第2のダイクロイックフィルタ1450を通して通過する。ダイクロイックフィルタ1450は、ダイクロイックフィルタ1440と比較して、逆スペクトルを有する、言い換えると、他の色(例えば、RGY)の光を通過させ、青色光を反射させる。RGY光は、第2のダイクロイックフィルタ1450を通して通過する。調整されたRGY光1480dは、次いで、後続光学システム1470によって集光される。組み合わせホイール1410の拡散板および青色ダイクロイックカラーフィルタ区画を通して通過した青色光1480cは、第2のミラー1460によって、第2のダイクロイックフィルタ1450に向かって再指向され、これは、青色光を光学システム1470に反射させる。
図12A−12Bおよび図13A−13Bの組み合わせホイールを使用する、適用される光学システムを通した光学経路は、図14に描写されるものに実質的に類似するであろう。しかしながら、図13A−13Bの組み合わせホイールに関して、青色光は、後続光学部分によって、調整され、例えば、ダイクロイックフィルムコーティングによって、調整された青色光を取得し得る。
図14では、光学システム1470は、RGY光1480bと整合される。光学システム1470は、代わりに、図15に図示されるように、青色光1480aと整合され得る。また、図15では、図13Aの組み合わせホイール1413が、代わりに使用される。組み合わせホイール1413を用いることで、青色光1480aは、拡散板区画を通して通過し、調整されないままである。調整されない青色光1480cは、青色カラーフィルタ1490を通して通過し、調整された青色光1480eは、次いで、第2の青色ダイクロイックフィルタ1460を通して通過し、これは、調整された青色光を光学システム1470に通過させる。蛍光体によって放出されるRGY光1480bは、第1の青色ダイクロイックフィルタ1430によって反射され、次いで、第1のミラー1440によって再指向され、カラーフィルタを通して通過し、調整された他の色(例えば、RGY)の光1480dになる。調整された他の色の光は、次いで、第2のミラー1450によって、第2の青色ダイクロイックフィルタ1460に再指向され、これは、調整された他の色の光1480dを光学システム1470に向かって反射させる。
これらの組み合わせ蛍光体/カラーホイールは、励起光を青色光から別の色に変換するために使用される。例えば、組み合わせ蛍光体/カラーホイールは、特に、レーザ投影ディスプレイシステムにおいて、青色光を黄色光または緑色光に変換してもよい。
本開示は、好ましい実施形態を参照して説明された。修正および改変が、前述の詳細な説明の熟読および理解に応じて他者に想起されるであろう。本開示は、それらが添付される請求項またはその均等物の範囲内に該当する限りにおいて、全てのそのような修正および改変を含むものとして解釈されることが意図される。

Claims (20)

  1. 組み合わせホイールであって、
    少なくとも3つの異なる色に区画化されたカラーフィルタと、
    反射性基板であって、前記反射性基板は、前記カラーフィルタの第1の表面上で前記カラーフィルタと同軸方向に整合され、360°未満の中心角度を有する、反射性基板と、
    前記反射性基板の第1の扇状部上に堆積される第1の発光蛍光体区画と、
    前記反射性基板の第2の扇状部上に堆積される第2の発光蛍光体区画と、
    前記カラーフィルタの第1の表面上で前記反射性基板に隣接して位置する拡散板区画と
    を備える、組み合わせホイール。
  2. 前記第1の発光蛍光体区画は、緑色発光蛍光体を含み、前記第2の発光蛍光体区画は、赤色または黄色発光蛍光体を含む、請求項1に記載の組み合わせホイール。
  3. 前記第1の発光蛍光体区画は、前記カラーフィルタの緑色区画と半径方向に整合され、前記第2の発光蛍光体区画は、前記カラーフィルタの赤色または黄色区画と半径方向に整合され、前記拡散板区画は、前記カラーフィルタの青色区画と半径方向に整合される、請求項2に記載の組み合わせホイール。
  4. 前記反射性基板は、高反射率コーティングである、請求項1に記載の組み合わせホイール。
  5. 前記反射性基板は、反射金属である、請求項1に記載の組み合わせホイール。
  6. 前記反射性基板は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る、請求項5に記載の組み合わせホイール。
  7. 前記カラーフィルタは、ガラス基板を備える、請求項1に記載の組み合わせホイール。
  8. モータに結合されるハブをさらに備え、前記カラーフィルタは、前記ハブに結合される、請求項1に記載の組み合わせホイール。
  9. 装置であって、
    請求項1に記載の組み合わせホイールと、
    青色レーザ発生器であって、前記青色レーザ発生器は、(A)励起青色光を生産し、(B)前記反射性基板および前記拡散板区画と整合される、青色レーザ発生器と、
    前記青色レーザ発生器と前記組み合わせホイールとの間に位置する第1のダイクロイックフィルタであって、青色光は、前記第1のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、前記第1のダイクロイックフィルタによって反射される、第1のダイクロイックフィルタと、
    第1のミラーであって、前記第1のミラーは、前記他の色の光が、前記組み合わせホイールのカラーフィルタを通して通過し、調整された他の色の光を生産するように調整されるように、前記第1のダイクロイックフィルタからの前記他の色の光を前記組み合わせホイールのカラーフィルタに向かって再指向するように位置する、第1のミラーと、
    前記調整された他の色の光を受光するように整合される光学システムと
    を備える、装置。
  10. 前記組み合わせホイールと前記光学システムとの間に位置する第2のダイクロイックフィルタであって、前記調整された他の色の光は、前記第2のダイクロイックフィルタを通して通過し、青色光は、前記第2のダイクロイックフィルタによって反射される、第2のダイクロイックフィルタと、
    第2のミラーであって、前記第2のミラーは、前記青色光が、再び、前記第2のダイクロイックフィルタによって前記光学システムに向かって反射されるように、前記組み合わせホイールの拡散板区画を通して通過する青色光を前記第2のダイクロイックフィルタに向かって再指向するように位置する、第2のミラーと
    をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  11. 前記組み合わせホイールと前記光学システムとの間に位置する第2のダイクロイックフィルタであって、青色光は、前記第2のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、前記第2のダイクロイックフィルタによって反射される、第2のダイクロイックフィルタと、
    第2のミラーであって、前記第2のミラーは、前記調整された他の色の光が、再び、前記第2のダイクロイックフィルタによって前記光学システムに向かって反射されるように、前記調整された他の色の光を前記第2のダイクロイックフィルタに向かって再指向するように位置する、第2のミラーと
    をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  12. 組み合わせホイールであって、
    カラーフィルタであって、前記カラーフィルタは、少なくとも2つの異なる色に区画化され、360°未満の中心角度を有する、カラーフィルタと、
    前記カラーフィルタの第1の表面上で前記カラーフィルタと同軸方向に整合される反射性基板と、
    前記反射性基板の第1の扇状部上に堆積される第1の発光蛍光体区画と、
    前記反射性基板の第2の扇状部上に堆積される第2の発光蛍光体区画と、
    拡散板区画であって、前記拡散板区画は、前記カラーフィルタに隣接して位置し、前記カラーフィルタの半径と等しい半径を有する、拡散板区画と
    を備える、組み合わせホイール。
  13. 前記第1の発光蛍光体区画は、緑色発光蛍光体を含み、前記第2の発光蛍光体区画は、赤色または黄色発光蛍光体を含む、請求項12に記載の組み合わせホイール。
  14. 前記第1の発光蛍光体区画は、前記カラーフィルタの緑色区画と半径方向に整合され、前記第2の発光蛍光体区画は、前記カラーフィルタの赤色または黄色区画と半径方向に整合される、請求項13に記載の組み合わせホイール。
  15. 前記反射性基板は、高反射率コーティングである、請求項12に記載の組み合わせホイール。
  16. 前記カラーフィルタは、緑色区画および赤色または黄色区画に区画化される、請求項12に記載の組み合わせホイール。
  17. 前記カラーフィルタは、ガラス基板を備える、請求項12に記載の組み合わせホイール。
  18. 装置であって、
    請求項12に記載の組み合わせホイールと、
    青色レーザ発生器であって、前記青色レーザ発生器は、(A)励起青色光を生産し、(B)前記反射性基板および前記拡散板区画と整合される、青色レーザ発生器と、
    前記青色レーザ発生器と前記組み合わせホイールとの間に位置する第1のダイクロイックフィルタであって、青色光は、前記第1のダイクロイックフィルタを通して通過し、他の色の光は、前記第1のダイクロイックフィルタによって反射される、第1のダイクロイックフィルタと、
    第1のミラーであって、前記第1のミラーは、前記他の色の光が、前記組み合わせホイールのカラーフィルタを通して通過し、調整された他の色の光を生産するように調整されるように、前記第1のダイクロイックフィルタからの前記他の色の光を前記組み合わせホイールのカラーフィルタに向かって再指向するように位置する、第1のミラーと、
    前記調整された他の色の光を受光するように整合される光学システムと
    を備える、装置。
  19. 前記励起青色光を調整し、調整された青色光を生産するための青色カラーフィルタをさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記組み合わせホイールと前記光学システムとの間に位置する第2のダイクロイックフィルタと、
    第2のミラーと
    をさらに備え、
    前記第2のダイクロイックフィルタおよび前記第2のミラーは、前記調整された他の色の光および前記調整された青色光が前記光学システムに向かって指向されるように構成される、請求項19に記載の装置。
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