JP2020516527A - クライアントのビークルを捕捉するためのシステムおよび関連方法 - Google Patents

クライアントのビークルを捕捉するためのシステムおよび関連方法 Download PDF

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Abstract

捕捉組立体および適合する延伸組立体は、宇宙船の液体エンジンのノズルの中に挿入されるのに利用される。捕捉組立体が、ノズルの中に挿入されるためのプローブなどの装置と、プローブの前方部分内で少なくとも部分的に包囲される組立体とを有することができる。組立体が、ノズルの中にプローブを挿入するときにプローブから外側に配備するための複数の作動フィンガを有することができる。適合する延伸組立体が、プローブを軸方向に移動させるために、捕捉組立体に接続されるハウジング内で少なくとも部分的に包囲され得る。適合する延伸組立体が、後退位置と延伸位置との間でのプローブの軸方向の移動を促進することができ、ここでは、プローブがハウジングを基準として前方に延伸させられる。【選択図】図1

Description

優先権の主張
本出願は、「Spacecraft with Docking and Capture Assembly」と題される、2017年4月13日に出願された米国仮特許出願第62/484,965号、および「Systems for Capturing a Client Vehicle」と題される、2017年12月1日に出願された米国特許出願第15/829,807号の出願日の利益を請求するものであり、これらの各々の開示が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は宇宙船ドッキングのためのシステム、デバイス、組立体、装置、および方法に関し、より詳細には、宇宙船のエンジンの挿入および捕捉のための装置を有する捕捉組立体、および関連方法に関する。
例えば、遠隔通信、GPSナビゲーション、天気予報、およびマッピング、を含めた多様な機能を実施するために数千もの宇宙船が地球を周回している。すべての機械と同様に、宇宙船は、それらの機能寿命を伸ばすための改修作業を定期的に必要とする。改修作業には、例えば、構成要素の修理、燃料補給、軌道上昇、ステーション維持、運動量バランシング、または他の保守管理が含まれてよい。これを達成するために、改修作業用宇宙船(servicing spacecraft)が、保守管理を必要とするクライアントの宇宙船とドッキングするために、およびドッキング後にクライアントの宇宙船上で寿命を伸ばすための保守管を実施するために、軌道に送られ得る。宇宙船ドッキングは、一般に、「協働的な」ターゲットを伴い、ここでは、第1の宇宙船が、ドッキングを行うように設計される第2の宇宙船に取り付けられる。しかし、多様な宇宙船が専用のドッキング構造部を有さない。このような宇宙船は、しばしば、液体アポジエンジンと、打上ロケット分離リングとを有することになる。それでもこれらの宇宙船は改修作業から恩恵を受けるが、専用のドッキング構造部を有さないことを理由として困難さが増す。寿命を延ばすための保守管理を行わない場合、これらの宇宙船は稼働停止に陥る可能性がある。一般に、交換を行うことは法外に高価であり、数年ものリードタイムを有する可能性もある。
宇宙船に対してドッキングを行う概念的な方法は複雑な機械的実装形態から構成される。多様な特許および刊行物がこのような方法を考察している:これには、米国特許第3,508,723号、第4,219,171号、第4,391,423号、第4,588,150号、第4,664,344号、第4,898,348号、第5,005,786号、第5,040,749号、第5,094,410号、第5,299,764号、第5,364,046号、第5,372,340号、第5,490,075号、第5,511,748号、第5,735,488号、第5,803,407号、第5,806,802号、第6,017,000号、第6,299,107号、第6,330,987号、第6,484,973号、第6,523,784号、第6,742,745号、第6,843,446号、第6,945,500号、第6,969,030号、第7,070,151号、第7,104,505号、第7,207,525号、第7,216,833号、第7,216,834号、第7,240,879号、第7,293,743号、第7,370,834号、第7,438,264号、第7,461,818号、第7,484,690号、第7,513,459号、第7,513,460号、第7,575,199号、第7,588,213号、第7,611,096号、第7,611,097号、第7,624,950号、第7,815,149号、第7,823,837号、第7,828,249号、第7,857,261号、第7,861,974号、第7,861,975号、第7,992,824号、第8,006,937号、第8,006,938号、第8,016,242号、第8,056,864号、第8,074,935号、第8,181,911号、第8,196,870号、第8,205,838号、第8,240,613号、第8,245,370号、第8,333,347号、第8,412,391号、第8,448,904号、第8,899,527号、第9,108,747号、第9,302,793号、第9,321,175号,および第9,399,295号;米国特許出願公開第2004/0026571号、第2006/0145024号、第2006/0151671号、第2007/0228220号、第2009/0001221号、第2012/0112009号、第2012/0325972号、第2013/0103193号、第2015/0008290号、第2015/0314893号、第2016/0039543号,および第2016/0039544号;欧州特許EP0541052、0741655B1、0741655B2、および1654159;PCT Pub.Nos.2005/110847、2005/118394、2014/024,199、および2016/030890;日本特許JPH01282098;Automated Rendezvous and Docking of Spacecraft、Fehse、Wigbert、Cambridge University Press(2003);On−Orbit ServicingMissions:Challenges and Solutions for Spacecraft Operations、Sellmaier,Fら、SpaceOps 2010 Conference、AIAA2010−2159(2010);Towards a standardized grasping and refueling on−orbit servicing for geo spacecraft、Medina、Albertoら、Acta Astronautica vol.134、pp.1−10(2017);DEOS − The In−Flight Technology Demonstration of German’s Robotics Approach to Dispose Malfunctioned Satellites、Reintsema,Dら、が含まれ、これらの各々の開示が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。しかし、機械的複雑さにより構成要素が故障する可能性が増し、その結果としてドッキングおよび保守管理プロセスが失敗する可能性がある。したがって、宇宙船に対してドッキングを行うための改善される捕捉組立体が所望される。
本開示のいくつかの実施形態が、クライアントのビークルの液体エンジンに対してドッキングを行うための捕捉組立体を備える、ミッション延長ビークル(MEV:mission extension vehicle)としても知られる、サービサー宇宙船(servicer spacecraft)を対象とする。いくつかの実施形態では、MEVが、クライアントの宇宙船を握持するための部分を有する捕捉組立体と、適合する延伸組立体とを有する。握持するための部分が、液体アポジエンジンのノズルの中に挿入されるためのプローブなどの装置を備えることができる。適合する延伸組立体がプローブを延伸および後退させるのを実現することができる。プローブが、液体アポジエンジンの燃焼室の内部表面に係合される配備可能な組立体を前方部分に有することができる。
本開示のいくつかの実施形態が、クライアントは、例えば打上ロケット分離リング(例えば、4ポイントマウント)を有する捕捉組立体および液体アポジエンジンとドッキングするように設計されてない可能性があるがその捕捉組立体および液体アポジエンジンに接続されるのに適する設計フィーチャを有する事例において、宇宙船(例えば、サービサー(servicer))が別の宇宙船(例えば、クライアント)とドッキングするのを可能にする。例えば、本開示の実施形態が、特別に指定されるドッキングハードウェアおよび/またはドッキング補助構造部を有さない、静止通信衛星または多様な他の宇宙船に対してドッキングを行うのに使用され得る。
いくつかの実施形態が、信頼性および安全性を改善するための適合性を有する、つまり宇宙船にダメージを与えるのを防止する、比較的単純なドッキングアーキテクチャの形態の利益を提供する。例えば、いくつかの実施形態が、ドッキングプロセスのために2つのモータを利用することによるドッキング装置の機械的複雑さを低減することができる。この実施形態では、1つのモータがプローブの延伸および後退のために使用され得、別のモータがフィンガ組立体の作動のために使用され得、それにより捕捉組立体内の故障のポイントを低減する。いくつかの実施形態が、作動されるばねではなく、モータによって能動的に駆動されて開閉されるフィンガ組立体のデザインを利用する。いくつかの実施形態では、フィンガ組立体がばね組立体によって駆動されて開閉され得る。
フィンガ組立体が、プローブボディ部分の前方部分に配置される複数のフィンガを有することができる。第1のアクチュエータが、複数のフィンガをプローブに位置合わせして配置される非配備位置と、枢動可能に接続される後方部分を中心として複数のフィンガの各々を回転させてそれにより実質的に円筒形の側壁を基準として前方先端部を延伸させる配備位置との間で、複数のフィンガを設定するのを容易にすることができる。1つまたは複数の実施形態では、捕捉組立体が、ハウジング内に少なくとも部分的に包囲される延伸部材を有する。延伸部材が後方部分に接続され得、プローブの軸方向の運動のための第2のアクチュエータに協働可能に接続される。プローブの軸方向の運動が、プローブを少なくともハウジングに隣接させて配置する後退位置と、ハウジングを基準としてプローブを前方に延伸させる延伸位置との間で、捕捉組立体を位置決めすることができる。
上記の概要は示される各実施形態または本開示のすべての実装形態を説明することを意図されない。
本出願に含まれる図面が本明細書に組み込まれて本明細書の一部を形成する。これらは本開示の実施形態を示しており、記述と併せて、本開示の原理を説明する働きをする。図面は単に特定の実施形態を説明するものであり、本開示を限定しない。
1つまたは複数の実施形態による、サービサー宇宙船およびクライアントの衛星を示す側面図である。 1つまたは複数の実施形態による捕捉組立体を示す等角図である。 1つまたは複数の実施形態による捕捉組立体を示す部分断面側面図である。 1つまたは複数の実施形態による捕捉組立体を示す部分断面図である。 1つまたは複数の実施形態によるプローブ先端部を示す上面図である。 1つまたは複数の実施形態によるプローブ先端部を示す側面図である。 1つまたは複数の実施形態によるプローブ先端部を示す側断面図である。 1つまたは複数の実施形態によるプローブ先端部を示す側断面図である。 1つまたは複数の実施形態によるプローブ先端部を示す側断面図である。 1つまたは複数の実施形態による、クライアントのビークルのエンジンおよびプローブ組立体を示す断面図である。 1つまたは複数の実施形態による、クライアントのビークルのエンジンおよびプローブ組立体を示す断面図である。 1つまたは複数の実施形態による捕捉組立体を示す全体の部分断面側面図である。 1つまたは複数の実施形態による適合する延伸組立体を示す斜視図である。 1つまたは複数の実施形態による適合する延伸組立体を示す斜視図である。 1つまたは複数の実施形態による適合する延伸組立体を示す斜視図である。
本開示は種々の修正形態および代替形態を許容するが、図面には本開示の細目が例として示されており、これらの詳細に説明する。しかし、本開示を説明される特定の実施形態に限定しないことが意図されることを理解されたい。逆に、本開示の範囲内にあるすべての修正形態、均等物、および代替形態を包含することが意図される。
本明細書で使用される場合の、所与のパラメータを参照する「実質的に」という用語は、所与のパラメータ、特性、または条件が許容される製造公差の範囲内にあるなどといったように差異を小さくして適合している、ということを当業者が理解するような程度を意味するものであり、そのような程度を含むものである。例えば、実質的に適合するというパラメータは、少なくとも約90%、少なくとも約95%、またはさらには少なくとも99%適合するものであってよい。
図1は本開示の側面図を描いており、ここでは、サービサー宇宙船10が、本開示の1つまたは複数の実施形態に従って、クライアントのビークル11に接近するように、クライアントのビークル11を捕捉するように、クライアントのビークル11にドッキングするように、またはクライアントのビークル11に改修作業を行うように、動作させられ得る。サービサー宇宙船10およびクライアントのビークル11の各々が、天体の周りの軌道内に位置する衛星または他の宇宙船であってよい。サービサー宇宙船10が、クライアントのビークル11に接近するように、クライアントのビークル11を捕捉するように、クライアントのビークル11にドッキングするように、クライアントのビークル11からアンドッキングするように、またはクライアントのビークル11に改修作業を行うように、設計される宇宙船であってよい。サービサー宇宙船10が、ステーション維持、軌道上昇、運動量バランシング、姿勢制御、再配置、軌道離脱、燃料補給、修理、または軌道上で実施され得る他の改修作業、を含めた、改修作業をクライアントのビークル11に対して実施するのを容易にすることができる。サービサー宇宙船10は2つ以上のクライアントのビークル11に対して改修作業を実施するように設計され得、したがって、複数のクライアントのビークル11のドッキングおよび複数のクライアントのビークル11からのアンドッキングをサービサー宇宙船10が行うのを可能にするドッキング機構を装備することができ、ここでは、クライアントのビークル11のうちの1つまたは複数のビークル11が、他のクライアントのビークル11のうちの1つまたは複数のビークル11とは異なる、多様なサイズまたは形状のエンジン18を備えることが含まれる。サービサー宇宙船10が、概して、宇宙船本体12と、ドッキングプラットフォーム14と、スタンチョン16と、メインスラスタ17と、ジンバルスラスタ18.2と、捕捉組立体20とを備える。
クライアントのビークル11が、サービサー宇宙船10によって捕捉され得る宇宙船である。クライアントのビークル11が、低地球軌道、中高度地球軌道、地球同期軌道、地球同期軌道を越える軌道、または地球などの天体の周りの別の軌道にあってよい。クライアントのビークル11が、本体11.2と、エンジン18と、分離リング19とを有する。エンジン18は宇宙船のための任意の種類の適切なエンジンであってよい。例えば、いくつかの実施形態では、エンジン18が、液体アポジエンジン、固体燃料モータ、RCSスラスタ、あるいは他の種類のエンジンまたはモータである。エンジン18がクライアントのビークル11の天頂デッキ(zenith deck)上に配置され、天頂デッキは、地球を周回する宇宙船の事例では、地球の反対側に実質的に配置される宇宙船のデッキである。
サービサー宇宙船10の捕捉組立体20がエンジン18のところでクライアントのビークル11を捕捉するように構成され得、ドッキングを行うためにクライアントのビークル11およびサービサー宇宙船10を引くように構成され得る。ドッキングするとき、スタンチョン16がクライアントのビークル11の分離リング19に当接され得、捕捉組立体20がそれぞれの宇宙船を一体に保持することができる。
図2は、特定の実施形態による、サービサー宇宙性10の捕捉組立体20の等角図を描いている。特定の実施形態では、捕捉組立体20が、捕捉組立体20の構成要素の支持を提供するバス支持構造21を有する。捕捉組立体20がプローブ組立体22を有する(図1も参照されたい)。プローブ組立体22が、サービサー宇宙船10がクライアントのビークル11とドッキングするのを容易にするためにプローブ組立体22の一部分を延伸または後退させるのを可能にする機能を有することができる。サービサー宇宙船10がクライアントのビークル11にドッキングされるとき、プローブ組立体22の一部分がエンジン18の中に挿入され得る。捕捉組立体20が、適合するブーム43(図13を参照)を備えるランスを有することできる適合する延伸組立体23(図1を参照)と、いくつかの実施形態では適合するブーム43を収容するためのシース24とをさらに有することができる。適合する延伸組立体23のブーム43が、動作中、サービサー宇宙船10の天底デッキ(nadir deck)13(図1を参照)から実質的に離れる方向に延伸させられ得るかまたは天底デッキ13の方を実質的に向く方向に後退させられ得る。クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングには、実質的にクライアントのビークル11のエンジン18の方を向く方向においてシース24からブーム43を延伸することが含まれてよい。いくつかの実施形態では、適合する延伸組立体23のブーム43がシース24から2メートル以上上方に延伸させられ得る。捕捉組立体20が、プローブ組立体22とサービサー宇宙船10との間の電気接続を形成するためのハーネス25をさらに有することができる。ハーネス25がブーム43の延伸または後退を容易にするための螺旋状のハーネスとして提供され得る。
図3は、一実施形態による、プローブ組立体22の斜視部分断面図を示す。プローブ先端部26がプローブ組立体22の遠位端に配置される。プローブ先端部26は、その遠位端に配置される、2つ以上の、ローラ、ホイール、または他の摩擦低減装置28を有することできる。種々の実施形態で、プローブ先端部26の遠位端に配置される、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上のローラ、ホイール、または他の摩擦低減装置28が存在してもよい。摩擦低減装置28は潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比(spindle ratio)を有することができる。プローブ先端部26がプローブ組立体22に移動可能に取り付けられ得る。特定の実施形態では、プローブ組立体22がブーム圧縮ばね31を有することができる。ブーム圧縮ばね31が、クライアントのビークル11の任意の部分に対してプローブ先端部26が接触するときにブーム43がダメージを受けるのを防止するのを補助することができる。
いくつかの実施形態では、プローブ先端部26が1つまたは複数のフィンガ27を有することができる。種々の実施形態で、プローブ先端部26が、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上のフィンガを有することができる。フィンガ27がばねまたは他のデバイスにより開位置へと付勢され得る。フィンガ27は、クライアントのビークル11に対するサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時にフィンガ27に加えられる付勢力によってプローブ先端部26の方向にフィンガ27を枢動させることができるように、適合され得る。ホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置が1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置され得、それによりクライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時にフィンガ27によって加えられるいかなる摩擦力を低減する。1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置されるホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。
プローブ組立体22がつば組立体29を有することができる。つば組立体29が1つまたは複数のローラ30を備えることができる。種々の実施形態で、つば組立体29が、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上のローラ30を有することができる。ローラ30が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。つば組立体29が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングを容易にするためにプローブ組立体22を基準として移動可能であってよい。いくつかの実施形態では、つば組立体29が、プローブ先端部26の方にまたはプローブ先端部26から離れるようにつば組立体29が軸方向に平行移動するのを可能にする平行移動ジョイントスライドを有することができる。クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキング時に、ローラ30が、ドッキング中にクライアントのビークル11を基準としてサービサー宇宙船10の回転を制限することができるような形でクライアントのビークル11のエンジン18の側壁に接触することができる(例えば、クライアントのビークル11を把持または他の形で固定する)。プローブ組立体22がアクチュエータ32をさらに有することができる。アクチュエータ32が、プローブ組立体22の構成要素の線形動作を作動させるための動作を実現するように構成され得る。アクチュエータ32が、プローブ先端部26の内部部分を、クライアントのビークル11の方にまたはクライアントのビークル11から離れるように移動させることができ、それによりクライアントのビークル11のサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキングを補助することができる。アクチュエータ32が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキングを容易にするためにフィンガ27をプローブ先端部26の方向に後退させることができる。特定の実施形態では、プローブ組立体22が、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間に予め加えられる張力を提供するのを、ならびにサービサー宇宙船10およびクライアントのビークル11のドッキング時に存在する予め加えられる張力の量を決定するのを、容易にするブーム張力インジケータばね33または他の構成要素を有することができる。
以下の考察は、図3に描かれる実施形態による、クライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10をドッキングするのに捕捉組立体20の構成要素が使用され得るような形で実施例の概略を提供する。クライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10が接近するとき、適合する延伸組立体23のブーム43がシース24から部分的に延伸させられ得る。いくつかの実施形態では、ドッキングが開始される前につば29が後退させられる。ブーム43によりプローブ組立体22の少なくとも一部分をエンジン18の中まで延伸させるのを可能にする距離の範囲内でクライアントのビークル11を基準としてサービサー宇宙船10が配置される場合、ブーム43がエンジン18のノズルの中まで延伸させられる。ブーム43の延伸の速度は捕捉事象中に摩擦が存在し得る時間量を短縮するように実装され得、これは、いくつかの実施形態では、毎秒15メートル以上であってよい。フィンガ27がエンジン18の最も細い部分に接近するとき(場合によっては、頂点またはスロート32と称される(図10および図11を参照))、フィンガ27がプローブ先端部26の方に後退することができる。プローブ先端部26がエンジン18の頂点またはスロート39を通過するとき、ばねまたは他の装置38がプローブ先端部26から外側へフィンガ27(図9を参照)を付勢して配備位置に置くことができる(例えば、クライアントのビークルに接触すること、固定すること、把持することを目的とする)。例えば、フィンガ27(および/または、つば29)が延伸させられ得、および/または配置位置において受動的に固定され得る(例えば、モータ付きのアクチュエータを使用しない)。いくつかの実施形態では、エンジン18の中にプローブ先端部26を挿入することが、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間で毎秒5ミリメートル以下のデルタ速度を発生させることができる。次いで、スタンチョン16が分離リング19に接触するようになるまで、ブーム43がサービサー宇宙船10の方に後退させられ得る。つば29が後退させられた実施形態では、つば29がつば29とエンジン18の側部との間での接触を可能にするように延伸させられ得る(例えば、クライアントのビークルに接触すること、セキュアすること、把持することを目的とする)。ブーム張力インジケータばね33あるいは他のスイッチまたはインジケータを起動するのに、サービサー宇宙線10とクラインとのビークル11との間に十分な張力が存在するようになるまで、ブーム43がサービサー宇宙船10まで継続して後退する。
以下の考察は、クライアントのビークル11からサービサー宇宙船10をアンドッキングするのに捕捉組立体20の構成要素を使用することができるような形で実施例の概略を提供する。ブーム張力インジケータばね33あるいは他のスイッチまたはインジケータによって示される、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間の張力が解放されるようになるまで、適合する延伸組立体23のブーム43がサービサー宇宙船10から離れてクライアントのビークル11の方に延伸させられ得る。いくつかの実施形態では、つば29がアンドッキングの前に後退させられ得る。ブーム43が、プローブ先端部26に向かう方向にフィンガ29を後退させるためのクリアランスを可能にするのに十分な量だけ延伸させられ、次いでサービサー宇宙船10に向かう方向に後退させられる。サービサー宇宙船10がクライアントのビークル11から離れるように動かすことができる。特定の実施形態では、ブーム43が後退させられてサービサー宇宙船10がクライアントのビークル11から離れるように動かす前に、アンドッキングを容易にするためにクライアントのビークル11に力を加えることを目的としてクライアントのビークル11の方にサービサー宇宙船10からブーム43をさらに延伸させることが有利である可能性がある。
図4は、別の実施形態によるプローブ組立体22の全体の部分断面図を示す。プローブ先端部26がプローブ組立体22の遠位端に配置される。プローブ先端部26が2つ以上のフィンガ27を有することができる。プローブ先端部26が、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上のフィンガを有することができる。フィンガ27がばねまたは他のデバイスにより閉位置まで付勢され得る。フィンガ27が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時に、フィンガ27に加えられる付勢力により、プローブ先端部26の方に向かう方向にまたはプローブ先端部26から離れる方向にフィンガ27を枢動させるのを可能にするように、適合され得る。ホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置28が1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置され得、それによりクライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時にフィンガ27によって加えられるいかなる摩擦力も低減する。ローラ28が、フローティングピン上に設けられる1つまたは複数の先端部ローラによって提供され得る。1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置されるホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置28が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。プローブ先端部26がプローブ組立体22に移動可能に取り付けられ得る。特定の実施形態では、プローブ組立体22がブーム圧縮ばね31を有することができる。ブーム圧縮ばね31が、クライアントのビークル11の任意の部分に対してプローブ先端部26が接触するときにブーム43(図13を参照)がダメージを受けるのを防止するのを補助することができる。特定の実施形態では、プローブ組立体22が1つまたは複数のスロート検出器(throat detector)35をさらに有することができる。スロート検出器35が、それらの先端部上に、ローラ、ホイール、または他の摩擦低減装置を装備することができる。スロート検出器35が、ホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。スロート検出器35が、クライアントのビークル11のエンジン18内のプローブ先端部26の相対位置を感知することによりプローブ組立体22を補助する。
プローブ組立体22がつば組立体29を有することができる。つば組立体29が1つまたは複数のローラ30を備えることができる。つば組立体29が、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、またはそれ以上のローラ30を有することができる。ローラ30が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。つば組立体29が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングおよびプリロードを容易にするためにプローブ先端部26を基準として移動可能であってよい。クライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10のドッキング時、ローラ30が、ドッキング中にクライアントのビークル11を基準としてサービサー宇宙船10の回転を制限することができるような形でクライアントのビークル11のエンジン18の側壁に接触することができる。プローブ組立体22がアクチュエータ32をさらに有することができる。アクチュエータ32が、プローブ組立体22の構成要素の線形動作を作動させるための動作を実現するように構成され得る。アクチュエータ32が、プローブ先端部26の内部構成要素を、クライアントのビークル11の方にまたはクライアントのビークル11から離れるように移動させることができ、それによりクライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキングを補助することができる。アクチュエータ32が、つば組立体29によりエンジン18のスロート39の頂点を把持することができる(図10および図11を参照)。アクチュエータ32が、クライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキングを容易にすることを目的として、フィンガ27を配置位置または収容位置まで作動させるためにプローブ先端部26を基準としてカムバー34(図11を参照)を平行移動させることができる。特定の実施形態では、プローブ組立体22が、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間に予め加えられる張力を提供するのを、ならびにサービサー宇宙船10およびクライアントのビークル11のドッキング時に存在する予め加えられる張力の量を決定するのを、容易にするブーム張力インジケータばね33または他の構成要素を有することができる。いくつかの実施形態では、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間の予め加えられる張力が66.723324N(15lbf)以上である。ブーム圧縮ばね31が衝撃荷重のピークレベルを制限することができる。
図5〜9は、一実施形態によるプローブ先端部26の上面図および側面図ならびに断面図を描いている。図5は、一実施形態による、2つフィンガ27および4つのローラ28を描いている、プローブ先端部26の上面図である。図6は、一実施形態による、2つのフィンガ27、およびローラ28を描いている、プローブ先端部26の側面図である。図6は、フィンガ27の枢動動作を実現するフィンガ枢動ピン37をさらに描いている。図7は、後退位置にあるフィンガ27を描いている、プローブ先端部26の側断面図である。フィンガ27が1つまたは複数のスプレイローラ36を装備することができる。スプレイローラ36が、プローブ先端部26の遠位端の方にカムバー34(図11を参照)を延伸させるときにフィンガ27を枢動動作の配備するのを容易にする。図8は、配置位置にあるフィンガ27を描いている、プローブ先端部26の側断面図である。フィンガ27が1つまたは複数のスプレイローラ36を装備することができる。図8に示されるように、カムバー34がプローブ先端部26の遠位端の方に向かって延伸させられ得、それによりスプレイローラ36に力を提供してフィンガ27を枢動動作で配備する。図9は、配置位置にあるフィンガ27を描いている、プローブ先端部26の側断面図である。フィンガ27を非配備位置に付勢するのにばねまたは他の装置38が使用され得る。いくつかの実施形態では、1つのフィンガ27に対して、1つ、2つ、またはそれ以上のばね38が存在してよい。
図4〜9に描かれるプローブ組立体22によるドッキングは、図10および図11によってさらに情報を与えられて図3に関連して説明される手法と同様の手法で達成され得る。図10および図11は、プローブ先端部26の挿入時のエンジン18の断面図を描いている。図10に描かれるように、プローブ組立体22がドッキングのために配置されていることをスロート検出器35が感知するまで、プローブ先端部26がエンジン18のスロート39を通して挿入されている。図11に描かれるように、カムバー34が延伸させられており、それによりフィンガ27を配備してスロート39に接触させている。つば組立体29が、エンジン18のスロート39の頂点に把持荷重を適用するのを容易にするように配備されている。
図12は、別の実施形態によるプローブ組立体22の全体の部分断面側面図を示す。プローブ先端部26がプローブ組立体22の遠位端に配置される。プローブ先端部26が1つまたは複数のフィンガ27を有することができる。プローブ先端部26が、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上のフィンガを有することができる。フィンガ27がばねまたは他のデバイスによって開位置または閉位置まで付勢され得る。フィンガ27が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時に、フィンガ27に加えられる付勢力により、プローブ先端部26の方に向かう方向にまたはプローブ先端部26から離れる方向にフィンガを枢動させるのを可能にするように、適合され得る。ホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置28が1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置され得、それによりクライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキング時にフィンガ27によって加えられるいかなる摩擦力も低減する。1つまたは複数のフィンガ27の端部に配置されるホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。プローブ先端部26が、その遠位端に配置される1つまたは複数のローラ、ホイール、または他の摩擦低減装置28を有することができる。プローブ先端部26の遠位端に配置される、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上のローラ、ホイール、または他の摩擦低減装置28が存在してもよい。ホイール、ローラ、または他の摩擦低減装置28が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。プローブ先端部26がプローブ組立体22に移動可能に取り付けられ得る。いくつかの実施形態が、プローブ組立体22内にブーム圧縮ばね31を有することができる。ブーム圧縮ばね31が、クライアントのビークル11の任意の部分に対してプローブ先端部26が接触するときにブーム43(図13を参照)がダメージを受けるのを防止するのを補助することができる。
プローブ組立体22がつば組立体29を有することができる。つば組立体29が1つまたは複数のローラ30を備えることができる。つば組立体29が、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上のローラ30を有することができる。ローラ30が潤滑した乾燥フィルムであってよく、3以上のスピンドル比を有することができる。つば組立体29がエンジン18のスロート39の頂点を把持するように移動可能であってよい(図10および図11)。プローブ組立体22がアクチュエータ32をさらに有することができる。アクチュエータ32が、プローブ組立体22の構成要素の線形動作を作動させるための動作を実現するように構成され得る。アクチュエータ32が、プローブ先端部26の内部構成要素を、クライアントのビークル11の方にまたはクライアントのビークル11から離れるように移動させることができ、それによりクライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10のドッキングまたはアンドッキングを補助することができる。アクチュエータ32が、つば組立体29によりエンジン18のスロート39の頂点を把持することができる。特定の実施形態では、プローブ組立体22が、サービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間に予め加えられる張力を提供するのを、ならびにサービサー宇宙船10およびクライアントのビークル11のドッキング時に存在する予め加えられる張力の量を決定するのを、容易にするブーム張力インジケータばね33または他の構成要素を有することができる。当業者であれば認識するであろうが、図12に描かれるプローブ組立体22によるドッキングは、図3〜11に関連して説明される手法と同様の手法で達成され得る。
図13〜15は、一実施形態によるランスシステム40の形態の適合する延伸組立体23を描いている。ランスシステム40が、クライアントのビークル11に対してサービサー宇宙船10をドッキングするのを容易にするために捕捉組立体20と組み合わせて使用され得る。ランスシステム40が、ランスモータ41と、駆動システム42と、シース24と、ブーム43とを備えることができる。先端部プラグ47がブーム43の遠位端に設けられ、ブーム43とプローブ組立体22(図1および図2)との間に機械的インターフェースを提供する。ランスモータ41が、駆動システム42を使用して、シース24からブーム43を延伸させることまたはシース24の中にブーム43を後退させることを動作可能に制御するように係合され得る。駆動システム42がランスモータ41とブーム43との間に機械的インターフェースを提供し、トラクタ駆動システム44の形態で提供され得、トラクタ駆動システム44が、1つまたは複数のピン付きガイドプーリ46を駆動することができる1つまたは複数の歯車45を有することができる。ブーム43が、ピン付きガイドプーリ46上のピンに対応するピン孔48を装備することができる。動作中、図13〜15に描かれる実施形態が、ランスモータ41により駆動システム42の歯車45を駆動することにより、動作させられ得る。それにより歯車45がピン付きガイドプーリ46の回転を駆動し、その回転により、ピン付きガイドプーリ46とブーム43のピン孔48との間の相互作用によりブーム43を延伸または後退させる。シース24がサービサー宇宙船10の天底デッキ13から延伸させられていないブーム43の一部分を収容する。いくつかの実施形態では、ブーム43が、クライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングを容易にするために実質的に剛体となるように設計され得る。いくつかの実施形態では、ブーム43が、プローブ組立体22によりクライアントのビークル11に及ぼされる法線力を低減することによりプローブ組立体22とエンジン18との間の摩擦を低減することによりクライアントのビークル11に対してのサービサー宇宙船10のドッキングを容易にするために実質的に可撓性となるように設計され得る。このような法線力はドッキング中のプローブ組立体22の位置がずれることを原因として存在する可能性がある。ブーム43の可撓性により、ドッキング中のサービサー宇宙船10とクライアントのビークル11との間の法線力を、1.112055N(0.25lbf)以下に低減することができる。
いくつかの実施形態では、サービサー宇宙船10が、捕捉組立体20、適合する延伸組立体23、またはその両方に通信接続される制御装置を装備することができる。制御装置は、無線信号を介して、または他の適切な無線通信方法を介して、サービサー宇宙船10に通信接続される、地球上に設置されるコンピュータシステムであってよい。別法として、制御装置がサービサー宇宙船10に含まれてよいか、サービサー宇宙船10に連通されるクライアントのビークル11などの第3の宇宙船内に含まれてもよい。他の実施形態では、制御装置機能が、地球上に設置されるか、サービサー宇宙船に設置されるか、または第3の宇宙船に設置される制御装置の任意の組み合わせによって達成され得る。制御装置は、クライアントのビークル11の対してのサービサー宇宙船10のドッキングのためのセットの命令を実行するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアの組み合わせであってよい。ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または上記の組み合わせが制御装置に含まれてよく、サービサー宇宙船10を制御するためのセットの命令を実行するように構成され得る。例えば、サービサー宇宙船10およびクライアントのビークル11がいつ捕捉組立体20のドッキングレンジの範囲内にあるかを決定するために、制御装置はサービサー宇宙船10内にあるセンサを利用することができる。制御装置が、ブーム43の延伸または後退、およびプローブ組立体22の係合、脱着、または動作を制御することができる。制御装置は、エンジン18の中にプローブ組立体22が成功裏に挿入されてプローブ組立体22のプローブ先端部26のフィンガ27を配備したときにそのことを決定することができる。制御装置がブーム43を後退させるようにサービサー宇宙船10を制御することができ、それによりフィンガ27をエンジン18に係合させ、クライアントのビークル11を捕捉する。制御装置がブーム43を延伸させるようにサービサー宇宙船10を制御することができ、それによりクライアントのビークル11からサービサー宇宙船10をアンドックする。
さらなる例示の実施形態を以下で開示する。
実施形態1:宇宙でクライアントのビークルを捕捉するためのシステムであって、クライアントのビークルがエンジンを有し、システムが、宇宙でシステムを動かすための推進機構と;クライアントのビークルに対してシステムを少なくとも一時的に接合するための捕捉機構とを備え、捕捉機構が摩擦低減要素を備えるプローブを有する。
実施形態2:実施形態1のシステムであって、捕捉機構が、クライアントのビークルのエンジンによって画定されるキャビティの中まで挿入されるように構成され、1つまたは複数の回転可能な要素がクライアントのビークルのエンジンに係合されるように構成され、あるいは捕捉機構がクライアントのビークルのエンジン内にキャビティとドッキングするように構成され、エンジンが液体アポジエンジンを備える。
実施形態3:実施形態1のシステムであって、摩擦低減要素が実質的にプローブの遠位端に配置される。
実施形態4:実施形態3のシステムであって、摩擦低減要素が、プローブの遠位端にある構造的に重要である第1のアイテムである。
実施形態5:実施形態1のシステムであって、摩擦低減要素が1つまたは複数のローラである。
実施形態6:実施形態5のシステムであって、1つまたは複数のローラが潤滑した乾燥フィルムである。
実施形態7:実施形態5のシステムであって、1つまたは複数のローラが3以上のスピンドル比を有する。
実施形態8:実施形態1のシステムであって、プローブが、プローブの遠位端の近くに配置される1つまたは複数のつばを有する。
実施形態9:実施形態8のシステムであって、1つまたは複数のつばのうちの少なくとも1つのつばがローラを有する。
実施形態10:実施形態9のシステムであって、ローラを有する、1つまたは複数のつばのうちの少なくとも1つのつばが、プローブの遠位端にある構造的に重要である第1または第2のアイテムである。
実施形態11:実施形態9のシステムであって、ローラが潤滑した乾燥フィルムである。
実施形態12:実施形態9のシステムであって、ローラが3以上のスピンドル比を有する。
実施形態13:実施形態1のシステムであって、プローブがエンジンの中へと作動されるように配置される。
実施形態14:実施形態13のシステムであって、プローブが、捕捉事象中に摩擦が存在し得る時間量を短縮する速度で作動させられ得る。
実施形態15:実施形態14のシステムであって、速度が毎秒15ミリメートル以上である。
実施形態16:実施形態1のシステムであって、プローブが、受動的捕捉テクニックを利用してクライアントのビークルを捕捉するのに採用され得る。
実施形態17:実施形態16のシステムであって、プローブがばね式バーブフィンガを備える。
実施形態18:実施形態17のシステムであって、プローブが少なくとも2つのばね式バーブフィンガを備える。
実施形態19:実施形態18のシステムであって、プローブおよびばね式バーブフィンガがエンジンの中に挿入される。
実施形態20:実施形態19のシステムであって、エンジンの中へのばね式バーブフィンガの挿入により、システムとクライアントのビークルとの間で毎秒5ミリメートル以下のデルタ速度を発生させる。
実施形態21:実施形態1のシステムであって、プローブがエンジンの中に挿入され、プローブがばねを備える。
実施形態22:実施形態21のシステムであって、ばねがエンジンのスロートを検出するのに使用される。
実施形態23:実施形態21のシステムであって、ばねがスロートを受動的に把持するのに使用される。
実施形態24:実施形態21のシステムであって、ばねが、1つまたは複数のばね式つばを使用してスロートを受動的に把持するのに使用される。
実施形態25:実施形態24のシステムであって、ばねがバーブフィンガを受動的に戻すのに使用される。
実施形態26:実施形態21のシステムであって、ばねが張力の適合を実現に使用される。
実施形態27:実施形態26のシステムであって、張力の適合を実現するばねが、ばねを完全な延伸または完全な圧縮に到達させることなく第1の速度から第2の速度までクライアントのビークルを加速するのを可能にする。
実施形態28:実施形態26のシステムであって、張力の適合を実現するばねが、66.723324N(15lbf)以上でクライアントのビークルの予め荷重を加えるための機構をシステムに提供する。
実施形態29:実施形態21のシステムであって、ばねが圧縮の適合を実現する。
実施形態30:実施形態29のシステムであって、圧縮の適合を実現するばねが、ばねを完全な延伸または完全な圧縮に到達させることなく第1の速度から第2の速度までクライアントのビークルを加速するのを可能にする。
実施形態31:実施形態29のシステムであって、圧縮の適合を実現するばねが、サービサー宇宙船によりクライアントのビークルに加えられる摩擦力を低減する。
実施形態32:宇宙でクライアントのビークルを捕捉するためのシステムであって、クライアントのビークルがエンジンを有し、システムが、宇宙でシステムを動かすための推進機構と;クライアントのビークルに対してシステムを少なくとも一時的に接合するための捕捉機構と、捕捉機構を担持するためのおよびクライアントのビークルを基準として捕捉機構を移動可能に配置するためのブームと、を備える。
実施形態33:実施形態32のシステムであって、ブームが可撓性である。
実施形態34:実施形態33のシステムであって、プローブがエンジンの中まで作動されるように配置される。
実施形態35:実施形態34のシステムであって、ブームが、システムによりクライアントのビークルに及ぼされる法線力を低減することにより摩擦を低減するのに十分な可撓性を有する。
実施形態36:実施形態35のシステムであって、クライアントのビークルに及ぼされる法線力は、作動してエンジンの中に入る時にプローブの位置がずれることを原因とする。
実施形態37:実施形態36のシステムであって、法線力が1.112055N(0.25lbf)以下に低減される。
実施形態38:捕捉機構を使用して宇宙でクライアントのビークルを捕捉するための方法であって、クライアントのビークルがエンジンを有し、この方法が、エンジンの近傍まで捕捉機構を動かすことと;エンジンに対して捕捉機構が接触するときに捕捉機構とエンジンとの間の摩擦を低減するために捕捉機構上に摩擦低減要素を提供することと;エンジンの中に捕捉機構を挿入することと;エンジンに対して捕捉機構を取り外し可能に接合するために捕捉機構を作動させることと、を含む。
実施形態39:実施形態38の方法であって、クライアントのビークルのエンジンが液体アポジエンジンである。
実施形態40:実施形態38の方法であって、提供される摩擦低減要素が、実質的に、捕捉機構の遠位端に配置される。
実施形態41:実施形態40の方法であって、提供される摩擦低減要素が、プローブの遠位端に配置される構造的に重要である第1のアイテムである。
実施形態42:実施形態38の方法であって、提供される摩擦低減要素が1つまたは複数のローラである。
実施形態43:実施形態42の方法であって、1つまたは複数のローラが潤滑した乾燥フィルムである。
実施形態44:実施形態42の方法であって、1つまたは複数のローラが3以上のスピンドル比を有する。
実施形態45:実施形態38の方法であって、捕捉機構が、捕捉事象中に摩擦が存在し得る時間量を短縮する速度でエンジンの中に挿入される。
実施形態46:実施形態45の方法であって、速度が毎秒15ミリメートル以上である。
実施形態47:実施液体38の方法であって、捕捉機構が、ばね式バーブフィンガを使用してエンジンに対して捕捉機構を取り外し可能に接合する。
実施形態48:実施形態47の方法であって、捕捉機構が少なくとも2つのばね式バーブフィンガを備える。
実施形態49:実施形態47の方法であって、エンジンの中に捕捉機構を挿入することが、方法とクライアントのビークルとの間で毎秒5ミリメートル以下のデルタ速度を発生させる。
実施形態50:実施形態38の方法であって、方法がエンジンのスロートを検出することをさらに含む。
実施形態51:実施形態50の方法であって、方法がばねを用いてエンジンのスロートを検出することを含む。
実施形態52:実施形態51の方法であって、方法が、スロートを受動的に把持するためにばねを使用することをさらに含む。
実施形態53:実施形態51の方法であって、方法が、1つまたは複数のばね式つばを使用してスロートを受動的に把持するためにばねを使用することをさらに含む。
実施形態54:実施形態51の方法であって、方法が、張力の適合を実現するためにばねを使用することをさらに含む。
実施形態55:実施形態54の方法であって、方法が、張力の適合を実現するばねを使用して、ばねを完全な延伸または完全な圧縮に到達させることなく第1の速度から第2の速度までクライアントのビークルを加速するのを可能にすることをさらに含む。
実施形態56:実施形態54の方法であって、方法が、張力の適合を実現するばねを使用して、66.723324N(15lbf)以上でクライアントのビークルの予め荷重を加えるための機構を捕捉機構に提供することをさらに含む。
実施形態57:実施形態51の方法であって、方法が、圧縮の適合を実現するためにばねを使用することをさらに含む。
実施形態58:実施形態57の方法であって、方法が、圧縮の適合を実現するばねを使用して、ばねを完全な延伸または完全な圧縮に到達させることなく第1の速度から第2の速度までクライアントのビークルを加速するのを可能にすることをさらに含む。
実施形態59:実施形態57の方法であって、方法が、圧縮の適合を実現するばねを使用して、サービサー宇宙船によりクライアントのビークルに加える摩擦力を低減することをさらに含む。
実施形態60:捕捉機構を担持するためのブームを使用して宇宙でクライアントのビークルを捕捉するための方法であって、クライアントのビークルがエンジンを有し、この方法が、エンジンの近傍まで捕捉機構を動かすことと;ブームを使用してエンジンを基準として捕捉機構を移動させることと;エンジンの中に捕捉機構を挿入することと;エンジンに対して捕捉機構を取り外し可能に接合するために捕捉機構を作動させることと、を含む。
実施形態61:実施形態60の方法であって、ブームが可撓性である。
実施形態62:実施形態61の方法であって、ブームが、本方法によりクライアントのビークルに及ぼされる法線力を低減することにより摩擦を低減するのに十分に可撓性である。
実施形態63:実施形態62の方法であって、クライアントのビークルに及ぼされる法線力は、作動してエンジンの中に入る時にプローブの位置がずれることを原因とする。
実施形態64:実施形態63の方法であって、法線力が1.112055N(0.25lbf)以下に低減される。
実施形態65:宇宙でクライアントのビークルを捕捉するためのシステムであって、クライアントのビークルがエンジンを有し、システムが、宇宙でシステムを動かすための推進機構と;クライアントのビークルに対してシステムを少なくとも一時的に接合するための捕捉機構とを備え、捕捉機構が把持する能力を有するプローブを有する。
実施形態66:実施形態65のシステムであって、クライアントのビークルのエンジンが液体アポジエンジンである。
実施形態67:実施形態65のシステムであって、把持がエンジンの少なくとも2つの側部に接触することを含む。
実施形態68:実施形態67のシステムであって、把持がエンジンのスロートの頂点の少なくとも2つの側部に接触することを含む。
実施形態69:実施形態68のシステムであって、把持する能力が受動的である。
実施形態70:実施形態69のシステムであって、把持する能力がばね式スライドを介して有効となる。
実施形態71:実施形態68のシステムであって、把持が頂点を中心としたクライアントのビークルの動作を約±3度の間に制限する。
実施形態72:捕捉機構を使用して宇宙でクライアントのビークルを捕捉するための方法であって、クライアントのビークルがエンジンを有し、この方法が、宇宙でエンジンの近傍まで捕捉機構を動かすことと;把持する能力を有するプローブを使用してクライアントのビークルに対して捕捉機構を接合することと、を含む。
実施形態73:実施形態72の方法であって、クライアントのビークルのエンジンが液体アポジエンジンである。
実施形態74:実施形態72の方法であって、把持する能力を有するプローブによりクライアントのビークルに対して捕捉機構を接合することが、エンジンの少なくとも2つの側部に接触することをさらに含む。
実施形態75:実施形態74の方法であって、把持する能力を有するプローブを使用してクライアントのビークルに対して捕捉機構を接合することが、エンジンのスロートの頂点の少なくとも2つの側部に接触することをさらに含む。
実施形態76:実施形態75の方法であって、把持する能力が受動的である。
実施形態77:実施形態76の方法であって、把持する能力がばね式スライドを介して有効となる。
実施形態78:実施形態75の方法であって、把持が頂点を中心としたクライアントのビークルの動作を約±3度の間に制限する。
上記で説明されて添付図面の図に示される本開示の実施形態は本開示の範囲を限定するものではない。その理由は、これらの実施形態が単に本開示の実施形態の例にすぎないためである。本開示は添付の特許請求の範囲およびそれらの法的均等物によって定義される。任意の等価の実施形態が本開示の範囲内にある。実際には、本明細書で示されて説明される実施形態に加えて、説明される要素の代替の有用な組み合わせなどの、本開示の種々の修正形態が、本記述から当業者には明らかとなろう。このような修正形態および実施形態も添付の特許請求の範囲およびそれらの法的均等物の範囲内にある。本明細書で使用される用語は、実施形態の原理、実際的な用途、または市場で見られるテクノロジに対しての技術的改善を説明するために、あるいは本明細書で開示される実施形態を当業者が理解するのを可能にするために、選択されたものである。

Claims (19)

  1. エンジンを有するクライアントのビークルを捕捉するためのシステムであって、前記システムが:
    宇宙で前記システムを動かすための推進機構と;
    前記クライアントのビークルに対して前記システムを少なくとも一時的に接合するための捕捉機構であって、
    前記捕捉機構が、プローブの遠位端に配置される1つまたは複数の回転要素を備えるプローブを有し、前記プローブの前記遠位端が前記クライアントのビークルのキャビティの中に挿入されるようになっている、
    捕捉機構と
    を備える
    システム。
  2. 前記捕捉機構が、前記クライアントのビークルの前記エンジンによって画定されるキャビティの中まで挿入されるように構成され、前記1つまたは複数の回転可能な要素が前記クライアントのビークルの前記エンジンに係合されるように構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記1つまたは複数の回転要素が3以上のスピンドル比を有する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記プローブが前記プローブの遠位端の近くに配置される1つまたは複数のつばを有し、前記1つまたは複数のつばのうちの少なくとも1つのつばがローラを有する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ローラが3以上のスピンドル比を有する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記プローブが、前記クライアントのビークルの捕捉中に摩擦の量を最小にするために毎秒10ミリメートル以上の速度で作動されるように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記プローブが、前記クライアントのビークルの前記キャビティの中に挿入されるようになっている少なくとも2つのばね式バーブフィンガを備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記プローブがばねを備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記ばねが前記クライアントのビークルの前記エンジンのスロートを検出するのに使用されるようになっている、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記ばねが前記スロートを受動的に把持するのに使用されるようになっている、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記ばねが、サービサー宇宙船により前記クライアントのビークルに加えられる摩擦力を低減するようになっている、請求項8に記載のシステム。
  12. 前記捕捉機構を担持し、前記クライアントのビークルを基準として前記捕捉機構を移動可能に配置するための組立体をさらに備え、前記組立体の少なくとも一部分が可撓性である、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 前記組立体が、前記システムにより前記クライアントのビークルに及ぼされる法線力を低減することにより摩擦を低減するのに十分に可撓性である、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記組立体が、作動して前記エンジンの中に入る時の前記プローブの位置のずれを原因とする法線力を低減することにより、摩擦を低減するように構成される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記捕捉機構が前記クライアントのビークルの前記エンジン内の前記キャビティとドッキングするように構成され、前記エンジンが液体アポジエンジンを備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  16. クライアントのビークルを捕捉するためのシステムであって、前記システムが:
    宇宙で前記システムを動かすための推進機構と;
    前記クライアントのビークルに対して前記システムを少なくとも一時的に接合するための捕捉機構であって
    前記捕捉機構が把持機構を備えるプローブを有する
    捕捉機構と
    を備える
    システム。
  17. 前記把持機構が、前記クライアントのビークルのエンジンのスロートの頂点の少なくとも2つのポイントで接触するように構成される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記把持機構が、前記クライアントのビークルを基準として前記把持機構を移動させるように構成されるばね式スライドを備える、請求項16または17に記載のシステム。
  19. クライアントのビークルを捕捉する方法であって、前記方法が:
    推進機構を用いて前記クライアントのビークルまで捕捉システムを動かすステップと;
    捕捉機構を用いて前記クライアントのビークルに対して前記捕捉システムを接合するステップであって:
    プローブの遠位端に配置される1つまたは複数の回転可能な要素を有する前記捕捉機構のプローブを前記クライアントのビークルのキャビティの中に挿入して、前記1つまたは複数の回転可能な要素を用いて前記キャビティの中に前記クライアントのビークルを係合するステップ;あるいは
    前記キャビティを画定する前記クライアントのビークルのくびれた側壁に向かって前記プローブに沿って1つまたは複数のつば組立体を平行移動させて、前記1つまたは複数の回転可能な要素を用いて前記クライアントのビークルの側壁を1つまたは複数のつば組立体に係合するステップ
    のうちの少なくとも1つのステップを含む、ステップと
    を含む
    方法。
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