JP2020516275A - 超音波霧化式電子タバコ - Google Patents

Abstract

超音波霧化シートを含む超音波アトマイザーを備える超音波霧化式電子タバコにおいて、超音波霧化シートと電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、αの値の範囲は、５°〜８５°であり、好ましくは１５°〜５５°である。前記超音波霧化式電子タバコは、給気溝が設けられ、内部には第１のブラケットが設けられる電子タバコハウジングをさらに備え、第１のブラケットには、超音波アトマイザーを収容する収容室が形成されている。前記超音波霧化式電子タバコは、収容室を開放可能な上蓋ユニットと、上蓋ユニットをロック可能なロック構造とをさらに備えている。アトマイザー内の導液構造は、第１の導液層と第２の導液層とを備えた導液体を備え、第１の導液層の一側面が第２の導液層の一側面と超音波霧化面との間に介在されている。【選択図】図２

Description

本発明は、電子タバコの技術分野に属し、特に超音波霧化式電子タバコに関する。

従来の超音波霧化式電子タバコは、超音波アトマイザーと、それに給電するバッテリアセンブリとを備え、以下の欠陥を有する。
第一に、超音波アトマイザーにおける超音波霧化シートが電子タバコの長手方向と垂直又は平行であるため、使用又は保管過程でリキッドがアトマイザー内の超音波霧化シートを含浸しやすく、その結果、煙の噴出速度が低くなり、煙霧量が減少し、さらにリキッドを吸い込むことがあり、使用者の体験が悪くなる。

第二に、超音波アトマイザーがバッテリアセンブリと直接組み合わせて使用され、アトマイザー全体が露出しているため、使用者が喫煙する過程で、手がアトマイザーの外壁を持っている。超音波霧化シートが動作するとき、キャビテーション効果によって高温を引き起こし、それによりアトマイザーが熱くなり、使用者の手がやけどをする。また、アトマイザーからリキッドが漏れた場合、手がリキッドに接触しやすい。この他、アトマイザー全体が露出しているため、破損しやすく、使用コストが高い。

第三に、電子タバコの動作を制御するキースイッチボードにおけるキースイッチが一般的に小さく、電子タバコを起動するために使用者が１本の指で該キースイッチを押すしかない。このように小さなキースイッチを頻繁に押すと、指が痛くなり、押すことが困難になり、動作信頼性が低く、使用者の体験が悪い。

第四に、従来の超音波霧化式電子タバコにおける超音波アトマイザーに用いられる導液体は、すべて単層の導液層だけを備え、超音波霧化シートの霧化面に貼りつけられた単層導液体が超音波霧化シートの長時間の高周波振動で破損しやすく、その結果、使用者が、導液体の、振動粉砕により生じた粉砕物を吸いやすく、体に悪影響を与え、煙霧の口当たりが悪くなる。それ以外にも、導液体が粉砕されるため、導液が不順調になり、液体の伝導速度が遅くなり、超音波霧化シートの霧化効果に悪影響を与え、煙霧量が小さくなり、煙霧の口当たりが悪くなる。

従来の超音波霧化式電子タバコでは、超音波霧化シートが電子タバコの長さ方向と垂直又は平行であるため、リキッドに含浸されやすく、使用者がリキッドを吸いやすく、アトマイザー全体が露出しているため、破損されやすく、使用者の手がやけどし且つリキッドに接触することが発生しやすく、キースイッチが小さくて、押しにくく、使用者の体験が悪く、超音波アトマイザーに用いられる導液体がすべて単層の導液層だけを含み、振動によって破損されやすく、使用者が導液体の粉砕物を吸いやすく、導液が不順調になり、液体の伝導速度が低下する。本発明は、上記従来技術の欠陥に対して、アトマイザーにおける超音波霧化シートが電子タバコハウジング内に傾斜して設置され、使用時にも保管時にもリキッドに含浸されにくく、アトマイザーが内蔵され且つアトマイザーの外壁が電子タバコハウジングと直接接触しないことで、電子タバコハウジングの温度が低く、使用者の手がやけどをしたりリキッドに接触したりすることがなく、アトマイザーが破損されにくく、使用コストが低く、清潔で衛生性に優れ、キースイッチが操作しやすく、使用者の体験が良好であり、使用者が導液体の粉砕物を吸いにくく、液体の伝導がスムーズである超音波霧化式電子タバコを提供することを目的とする。

上記技術的課題を解決するために、本発明は、以下の技術案を用いる。

超音波霧化シートを備えた超音波アトマイザーを有する超音波霧化式電子タバコであって、前記超音波霧化シートと電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、αの値の範囲は、５°〜８５°であり、好ましくは１５°〜５５°であることを特徴とする。

上記構造により、電子タバコの使用又は保管過程で、超音波霧化シートにはリキッド浸漬現象が発生することがなく、煙の噴出速度が速く、煙霧量が大きく、使用者がリキッドを吸いにくい。

さらに、給気溝が開けられ、内部には第１のブラケットが設けられる電子タバコハウジングと、該電子タバコハウジングに接続されるマウスピースとをさらに備え、第１のブラケット内には、超音波アトマイザーを収容する収容室が形成され、前記収容室の中心軸線と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、給気溝、超音波霧化シートの霧化面、及びマウスピースが順に連通している。

上記構造により、超音波アトマイザーが電子タバコハウジングの内部に組み込まれた後、第１のブラケットに設けられた収容室が傾斜角度αを有するため、電子タバコハウジングの内部にも超音波アトマイザーが傾斜角度αを有し、それにより超音波霧化シートが電子タバコハウジングの内部においても傾斜角度αを有する状態となる。超音波アトマイザーが電子タバコハウジングの内部に取り付けられるため、使用する際に使用者がアトマイザーハウジングを手で直接持たず、従って、手がやけどをしたり、リキッドに接触したりすることが発生しにくく、また超音波アトマイザーが破損されにくい。

さらに、前記第１のブラケットの外側壁と電子タバコハウジングの内側壁との間には、キャビティが設けられ、給気溝、キャビティ、収容室の内側壁における通気溝、超音波霧化シートの霧化面、及びマウスピースが順に連通している。

上記構造により、気流が給気溝から電子タバコハウジングの内部のキャビティに入り、さらに収容室における通気溝を介して超音波アトマイザーに入り、超音波霧化シートによって生じた煙霧を取り出してマウスピースから使用者の口腔に入る。超音波アトマイザーが電子タバコハウジングと直接接触していないため、手がやけどをすることをさらに防止できるとともに、気流が一部の熱を取り出すことができる。

さらに、前記超音波アトマイザーは、第１のブラケットに着脱可能に接続され、前記収容室を開放可能な上蓋ユニットと、該上蓋ユニットをロック可能なロック構造とをさらに備える。

超音波アトマイザーは、独立した部材として、使用後に簡便に交換することができ、このため、使用上の利便性及びリキッドの口当たりの安定性が確保される。

好ましい態様として、前記上蓋ユニットは、反転カバーと、超音波アトマイザーを押し締め可能なシールパッドとを備え、シールパッド及びマウスピースは、それぞれ反転カバーの両端に位置し、前記反転カバーの一側は、第１のブラケットに枢動可能に接続され、反転カバーの他側にはロック溝が設けられ、前記ロック構造は、第１のブラケットに枢動可能に接続された回転バックルを備え、前記回転バックルは、ロック溝と嵌合するロックバックルが設けられる。

上記構造により、反転カバーの閉鎖は、第１のブラケットに設置される回転バックルによって保持される。超音波アトマイザーが収容室の内部に組み込まれた後、反転カバーに固定されたシールパッドが超音波アトマイザーを押し締め、揺れによる電極接触効果への影響を回避するとともに、気流の正常な流動を確保し、気体のブローバイや漏れを回避する。回転バックルの下側を押してロックバックルを反転カバーのロック溝から離脱させると、反転カバーが開かれ、それにより超音波アトマイザーを取り出せる。

さらに、前記電子タバコハウジングは、対向して設置される上側ハウジング及び下側ハウジングと、対向して設置されるサイドハウジング及び装飾ブロックとを備え、上側ハウジングがサイドハウジングを介して下側ハウジングに接続され、下側ハウジングの底部にはシールするための底蓋が設けられ、上側ハウジングの最上部にはシールするためのトップカバーが設けられ、装飾ブロックの一端が第１のブラケットに枢動可能に接続され、装飾ブロックの他端が上側ハウジング内に係合され、前記電子タバコハウジング内には、キースイッチが設けられたキースイッチボードが設けられ、前記装飾ブロックには、キースイッチと接触する押圧ボスが設けられる。

上記構造により、装飾ブロック全体を把持して押し、装飾ブロックにおける押圧ボスを利用してキースイッチを押し下げ、スイッチング動作を完成する。従来のような１本の指で押す場合に比べて、握持押圧操作の接触面積が大きくなり、握持押圧の操作性がよくなり、確実に動作でき、使用者の体験が良好である。

さらに、圧縮バネをさらに備え、前記押圧ボスは、前記第１のブラケットを通り抜けてキースイッチと接触し、前記圧縮バネは、一端が装飾ブロックの内側壁に当接され、他端が第１のブラケットの外側壁に当接される。

上記構造により、使用者がスイッチを握持して押圧するとき、圧縮バネは、常に外向きの押す力を有し、このように、使用者がスイッチを握持して押圧する強度を増加させ、手触りを改善し、製品の品質を向上させる。

さらに、前記反転カバーの一側が第１の回転軸を介して第１のブラケットに枢動可能に接続され、前記第１の回転軸には、第１のトーションバネが嵌設される。

上蓋ユニットの反転カバーが回転バックルにおけるロックバックルの係止部から離脱すると、上蓋ユニットが第１のトーションバネのトルクによって自動的に開かれ、このように超音波アトマイザーの着脱が容易になる。

さらに、前記回転バックルは、第２の回転軸を介して第１のブラケットに枢動可能に接続され、前記第２の回転軸には、第２のトーションバネが嵌設される。

回転バックルが反転カバーをロックすると、第２のトーションバネのトルクによって反転カバーが押し締められ、ロックの信頼性が確保される。

好ましい態様として、前記装飾ブロックの一端が第３の回転軸を介して第１のブラケットに枢動可能に接続される。

第３の回転軸を介して装飾ブロックが第１のブラケットに固定され、それにより装飾ブロックを正常に握持して押圧することができるとともに、揺れることなく十分な強度で支持できることを確保する。装飾ブロックの最上部の握持押圧ストロークが大きく、底部の握持押圧ストロークが小さく、握持押圧ストロークが下から上に向かって増大する。

さらに、前記電子タバコハウジングは、装飾ブロックの中央貫通領域に対向した透明ブロック（３９）をさらに備え、前記透明ブロックの内側壁が装飾ブロックの外側壁に密着し、且つ透明ブロックが第１のブラケットに係着される。

透明ブロック全体を握持して押圧し、装飾ブロックにおける押圧ボスを利用してキースイッチを押し下げ、スイッチング動作を完成する。透明ブロックの被覆面が大きいため、使用者が容易に握持して押圧できる。

装飾ブロックの先端には係止部が設けられ、係止部が第１のブラケットと上側ハウジングに設けられた溝に直接挿入され、使用者が透明ブロックを押した後に手を離すと、装飾ブロックが圧縮バネの付勢力で外へ復位し、このときに装飾ブロック及び透明ブロックが上側ハウジングに止められ、上側ハウジング外への脱落を防止される。

好ましい態様として、前記給気溝が前記装飾ブロックの外周縁に開けられている。

気流が装飾ブロックの周りの給気溝から電子タバコの内部のキャビティに入り、さらに収容室における通気溝を介して超音波アトマイザーに入り、超音波霧化シートによって生じた煙霧を取り出してマウスピースから使用者の口腔に入る。

さらに、前記超音波アトマイザーは、霧化スリーブを備え、前記超音波霧化シートが霧化スリーブ内に設けられ、霧化スリーブの内部には、貯液室、及び貯液室と超音波霧化シートとを連通させる導液構造がさらに設けられ、前記導液構造は、第１の導液層と、第２の導液層とを備えた導液体を備え、前記第１の導液層の一側面が第２の導液層の一側面と超音波霧化シートの霧化面との間に介在されている。

上記構造により、第２の導液層が第１の導液層の振動粉砕によって生じた粉砕物を吸着し、使用者が導液体の振動粉砕によって生じた粉砕物を吸うことを回避でき、体への有害な影響を減らし、煙霧の口当たりを向上させる。

好ましい態様として、前記第１の導液層及び第２の導液層は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層は、第２の導液層の外側を包み、第１の導液層の底面が第２の導液層の底面と超音波霧化シートとの間に介在されている。

別の好ましい態様として、前記第１の導液層は、カップ状であり、前記第２の導液層は、シート状であり、前記第２の導液層が第１の導液層の内底面を被覆する。

上記構造により、第２の導液層は、第１の導液層により生じた粉砕物を吸着できるだけではなく、第１の導液層にリキッドを適時に補充し、それにより導液がよりスムーズになり、超音波霧化シートの霧化効果が良好になり、煙霧量が大きく、煙霧の口当たりが良好である。第２の導液層がシート状構造である場合、第２の導液層は、第１の導液体の内底面に直接密着し、製品の組み立て操作の難度を軽減させ、生産コストを削減する。

好ましい態様として、前記第１の導液層は、耐摩耗材料で製造される。前記耐摩耗材料は、好ましくはセラミックである。

好ましい態様として、前記第２の導液層は、濾過網である。

第１の導液層及び第２の導液層の導液効果が異なり、第１の導液層は、主に超音波霧化シートの振動によって粉砕されないような役割を果たし、一方、第２の導液層は、主に導液用である。従って、第１の導液層は、所定の導液効果を有する超高耐摩耗材料（例えば微多孔セラミック等）で製造され、第２の導液層は、導液効果が良好な材質（例えば導液綿、高密度濾過網など）で製造されるようにする。

さらに、前記第１の導液層の底面には、第２の導液層の底面と超音波霧化シートの霧化面とを連通させる貫通孔が開けられている。

第１の導液層の霧化面に近い一面には、貫通孔が開けられていることにより、高周波振動による煙霧が導液体を迅速に通過できるようにし、煙霧の発生速度を向上させる。また、第２の導液層に吸着されたリキッドが該貫通孔を介して超音波霧化シートの表面に迅速にガイドできる。

さらに、前記導液構造は、第１の導液層の外側壁を包む貯液体（２）をさらに備える、貯液体（２）の外側壁が貯液室に連通する。

さらに、前記超音波アトマイザーは、ねじスリーブブラケットと、負極接触シートと、霧化ベースと、負極ねじスリーブと、正極導電性端子と、端子ベースとを備え、前記超音波霧化シートが霧化スリーブの軸線と垂直に該霧化スリーブ内に配置され、霧化ベースが負極ねじスリーブの最上部内に設けられ、負極ねじスリーブの外側壁の最上部がねじスリーブブラケットの内側壁の底部に螺合され、霧化スリーブの底端がねじスリーブブラケット外側に嵌設され、端子ベースが負極ねじスリーブの底部内に設けられ、正極導電性端子が端子ベースを通り抜けて超音波霧化シートの正極導電性層に当接され、負極接触シートの一端が超音波霧化シートの負極導電性層に密着し、負極接触シートの他端が霧化ベースを通り抜けて負極ねじスリーブと接触し、前記収容室の底面には、正極導電性端子に当接される弾性電極が設けられ、前記弾性電極が第１の接触シートを介してキースイッチボードに固定して接続され、前記収容室の側壁には、負極ねじスリーブに当接される第２の接触シートが設けられる。

第１のブラケットの収容室の底部には、弾性電極及び第２の接触シートが設置され、超音波アトマイザーの取り出し／挿入に対して押し／係止の効果を果たし、超音波アトマイザーの挿入及び取り出しを容易にする。

上記構造により、以下のような導電性能が確実になる。弾性電極は、第１のブラケット内に固定され、キースイッチボードに設置される第１の接触シートによって締め付けられて、正極電流を導通させ、第２の接触シートは、第１のブラケットに固定され、超音波アトマイザーが第１のブラケットの収容室内に組み込まれたとき、超音波アトマイザーの金属ハウジング（負極ねじスリーブ）が第２の接触シートに導通して、負極電流を導通させる。

さらに、前記超音波アトマイザーは、排気管と、チューブブラケットと、マウスピースと、霧化ブラケットと、ねじスリーブブラケットと、負極接触シートと、霧化ベースと、負極ねじスリーブと、正極導電性端子と、端子ベースとをさらに備え、前記超音波霧化シートが霧化スリーブの軸線と垂直になり、排気管の先端がマウスピースに連通しており、排気管の底端が導液体内に伸び、チューブブラケットの側壁先端には、給気孔が開けられ、排気管がチューブブラケット内に設けられ、チューブブラケットの内側壁と排気管の外側との間には、給気孔と排気管とを連通させる給気通路が形成され、チューブブラケットの外側壁の底部が霧化ブラケットの内側壁の最上部に螺合され、前記導液体の側壁が霧化ブラケットの側壁外側に嵌着され、貯液体の外側には、ねじスリーブブラケットが嵌着され、ねじスリーブブラケットには、貯液室と貯液体とを連通させる液体通過孔が開けられ、霧化ベースが負極ねじスリーブの最上部内に設けられ、負極ねじスリーブの外側壁の最上部がねじスリーブブラケットの内側壁の底部に螺合され、端子ベースが負極ねじスリーブの底部内に設けられ、正極導電性端子が端子ベースを通り抜けて超音波霧化シートの正極導電性層に当接され、負極接触シートの一端が超音波霧化シートの負極導電性層に密着し、負極接触シートの他端が霧化ベースを通り抜けて負極ねじスリーブと接触する。

上記構造を備えた超音波電子タバコアトマイザーは、導電性能が信頼でき、空気流路が詰まりにくく、リキッド通路がスムーズになる。

好ましい態様として、前記貯液室は、チューブブラケットの外側壁と、霧化スリーブの内側壁と、ねじスリーブブラケットの外側壁によって囲まれてなる。

さらに、前記超音波アトマイザーは、霧化カバーをさらに備え、排気管の先端が霧化カバーに固定して接続され且つマウスピースに連通しており、前記給気溝、キャビティ、収容室の内側壁における通気溝、給気孔、給気通路、超音波霧化シートの霧化面、排気管、及びマウスピースが順に連通している。

上記構造により、気流が収容室内の通気溝から給気孔を介して給気通路に入り、それにより超音波霧化シートに入り、超音波霧化シートで霧化された煙霧を排気管から取り出し、マウスピースを介して使用者の口に入る。

さらに、前記電子タバコハウジング内には、ＰＣＢ板がさらに設けられ、前記上側ハウジングには、ＰＣＢ板に対応した導光ストリップが設けられる。

さらに、前記収容室内には、バネがさらに設けられ、超音波アトマイザーが収容室内に配置されたとき、バネの底端は、収容室の底面に当接され、バネの先端は、超音波アトマイザーの内底面に当接される。

収容室内にはバネが設置されているため、上蓋ユニットが開かれると、該バネは、超音波アトマイザーを収容室外へ出るように付勢し、使用者が超音波アトマイザーを容易に交換できる。

従来技術に比べて、本発明に係る超音波霧化シートは、使用時にも保管時にもリキッド浸漬現象が発生することがなく、煙の噴出速度が速く、煙霧量が大きく、煙霧の口当たりが良好であり、使用者がリキッドを吸いにくく、使用する時に使用者の手がやけどをしたりリキッドに接触したりすることが発生しにくく、アトマイザーが破損されにくく、使用コストが低く、アトマイザーが着脱されやすく、キースイッチ操作が簡単であり、動作が信頼でき、使用者の体験が良好であり、使用者が導液体の振動粉砕により生じた粉砕物を吸うことを回避でき、体への有害な影響を減らし、導液がスムーズであり、霧化効果が良好であり、煙霧量が大きく、煙霧の発生速度が速く、煙霧の口当たりが良好である。

電子タバコの実施例１の外観概略図である。 図１の正面断面図である。 図１の握持押圧操作を示す概略図である。 図１の上蓋ユニットが開かれたときの構造概略図である。 図４の正面断面図である。 図４のユニットの分解図である。 図６の斜視断面図である。 図７の正面断面図である。 図１の分解図の上半部分である。 図１の分解図の下半部分である。 図１の分解図の左半部分である。 図１の分解図の右半部分である。 導液体の実施例１の構造概略図である。 導液体の実施例２の構造概略図である。 導液体の実施例３の構造概略図である。 アトマイザーの一実施例の正面断面図である。 図１６の分解図の上半部分である。 図１６の分解図の下半部分である。 電子タバコの実施例２のユニット分解図の断面図である。

電子タバコの実施例１
図１〜図１２に示すように、超音波霧化式電子タバコの実施例１は、超音波霧化シート１を含む超音波アトマイザーＩを備える。前記超音波霧化シート１１の動作周波数の範囲は、１．７ＭＨｚ〜２．４ＭＨｚである。前記超音波霧化シート１は、中実圧電セラミック式の超音波霧化シート１である。前記超音波霧化シート１と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、αの値の範囲は、５°〜８５°であり、好ましくは１５°〜５５°である。

電子タバコの使用又は保管過程で、超音波霧化シート１は、リキッド浸漬現象が発生することがなく、煙の噴出速度が速く、煙霧量が大きく、使用者がリキッドを吸いにくい。

電子タバコは、給気溝２０が開けられ、内部には第１のブラケット２１が設けられた電子タバコハウジングＩＩと、該電子タバコハウジングＩＩに接続されるマウスピース３とをさらに備え、第１のブラケット２１内には、超音波アトマイザーＩを収容する収容室２１１が形成され、前記収容室２１１の中心軸線と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、給気溝２０、超音波霧化シート１の霧化面、及びマウスピース３が順に連通している。

超音波アトマイザーＩが電子タバコハウジングＩＩの内部に組み込まれた後、第１のブラケット２１に設けられた収容室２１１が傾斜角度αを有するため、超音波アトマイザーＩが電子タバコハウジングＩＩの内部にも傾斜角度αを有し、それによって超音波霧化シート１が傾斜状態になる。超音波アトマイザーＩが電子タバコハウジングＩＩの内部に組み込まれるため、使用する際に使用者がアトマイザーハウジングを手で直接持たず、従って、手がやけどをしたり、リキッドに接触したりすることが発生しにくく、また超音波アトマイザーＩが破損されにくい。

前記第１のブラケット２１の外側壁と電子タバコハウジングＩＩの内側壁との間には、キャビティ２２が設けられ、給気溝２０、キャビティ２２、収容室２１１の内側壁における通気溝２１２、超音波霧化シート１の霧化面、及びマウスピース３が順に連通している。

気流が給気溝２０から電子タバコハウジングＩＩの内部のキャビティ２２に入り、さらに収容室２１１における通気溝２１２を介して超音波アトマイザーＩに入り、超音波霧化シート１により生じた煙霧を取り出した後、マウスピース３を介して使用者の口腔に入る。超音波アトマイザーＩが電子タバコハウジングＩＩと直接接触していないため、手がやけどをすることを防止できるとともに、気流が一部の熱を取り出すことができる。

前記超音波アトマイザーＩは、第１のブラケット２１に着脱可能に接続され、前記収容室２１１を開放可能な上蓋ユニットＩＩＩと、該上蓋ユニットＩＩＩをロック可能なロック構造ＩＶとをさらに備える。

超音波アトマイザーＩは、独立した部材として、使用後に簡便に交換することができ、使用上の利便性及びリキッドの口当たりの安定性が確保される。

前記上蓋ユニットＩＩＩは、反転カバー２３と、超音波アトマイザーＩを押し締め可能なシールパッド２４とを備えている。シールパッド２４及びマウスピース３は、それぞれ反転カバー２３の両端に位置し、前記反転カバー２３の一側は、第１のブラケット２１に枢動可能に接続され、反転カバー２３の他側にはロック溝２３１が設けられ、前記ロック構造ＩＶは、第１のブラケット２１に枢動可能に接続された回転バックル２５を備え、回転バックル２５には、ロック溝２３１と嵌合するロックバックル２５１が設けられる。上蓋ユニットＩＩＩは、反転カバー２３とマウスピース３との間に嵌設されるマウスピースシールリング４３をさらに備える。

反転カバー２３の閉鎖は、第１のブラケット２１に設置される回転バックル２５によって保持される。超音波アトマイザーＩが収容室２１１の内部に組み込まれた後、反転カバー２３に固定されたシールパッド２４が超音波アトマイザーＩを押し締め、揺れによる電極接触効果への影響を回避するとともに、気流の正常な流動を確保し、気体のブローバイや漏れを回避する。回転バックル２５の下側を押してロックバックル２５１を反転カバー２３のロック溝２３１から離脱させると、反転カバー２３が開かれ、それにより超音波アトマイザーＩを取り出せる。

前記電子タバコハウジングＩＩは、対向して設置される上側ハウジング２６及び下側ハウジング２７と、対向して設置されるサイドハウジング２８及び装飾ブロック２９とを備えている。上側ハウジング２６がサイドハウジング２８を介して下側ハウジング２７に接続され、下側ハウジング２７の底部にはシールするための底蓋３０が設けられている。上側ハウジング２６の最上部にはシールするためのトップカバー３１が設けられ、装飾ブロック２９の一端が第１のブラケット２１に枢動可能に接続され、装飾ブロック２９の他端が上側ハウジング２６内に係合され、前記電子タバコハウジングＩＩ内には、キースイッチ３２１を設けたキースイッチボード３２が設けられ、前記装飾ブロック２９には、キースイッチ３２１と接触する押圧ボス２９１が設けられる。

装飾ブロック２９全体を握持して押し、装飾ブロック２９における押圧ボス２９１を利用してキースイッチ３２１を押し下げ、スイッチング動作を完成する。従来の１本の指で押す場合に比べて、握持押圧操作の接触面積が大きくなり、握持押圧の操作性がよくなり、動作が信頼でき、使用者の体験が良好である。

電子タバコは、圧縮バネ３３をさらに備え、前記押圧ボス２９１は、前記第１のブラケット２１を通り抜けてキースイッチ３２１と接触し、前記圧縮バネ３３は、一端が装飾ブロック２９の内側壁に当接され、他端が第１のブラケット２１の外側壁に当接される。

使用者がスイッチを握持して押圧するとき、圧縮バネ３３は、常に外向きの押す力を有し、このように、使用者がスイッチを握持して押圧する強度を増加させ、手触りを改善し、製品の品質を向上させる。

前記反転カバー２３の一側が第１の回転軸３４を介して第１のブラケット２１に枢動可能に接続され、前記第１の回転軸３４には、第１のトーションバネ３５が嵌設される。

上蓋ユニットＩＩＩの反転カバー２３が回転バックル２５におけるロックバックル２５１の係止位置から離脱すると、第１のトーションバネ３５のトルクによって上蓋ユニットＩＩＩが自動的に開かれ、このように超音波アトマイザーＩの着脱が容易になる。

前記回転バックル２５は、第２の回転軸３６を介して第１のブラケット２１に枢動可能に接続され、前記第２の回転軸３６には、第２のトーションバネ３７が嵌設される。

回転バックル２５が反転カバー２３をロックすると、第２のトーションバネ３７のトルクによって反転カバー２３が押し締められ、ロックの信頼性が確保される。

前記装飾ブロック２９の一端が第３の回転軸３８を介して第１のブラケット２１に枢動可能に接続される。

第３の回転軸３８を介して装飾ブロック２９が第１のブラケット２１に固定され、それにより装飾ブロック２９を正常に握持して押圧することができるとともに、揺れることなく十分な強度で支持できることを確保する。装飾ブロック２９の最上部の握持押圧ストロークが大きく、底部の握持押圧ストロークが小さく、握持押圧ストロークが下から上に向かって増大する。

前記電子タバコハウジングＩＩは、装飾ブロック２９の中央貫通領域に対向した透明ブロック３９をさらに備え、前記透明ブロック３９の内側壁が装飾ブロック２９の外側壁に密着し、前記透明ブロック３９が第１のブラケット２１に係着される。

透明ブロック３９全体を握持して押圧し、装飾ブロック２９における押圧ボス２９１を利用してキースイッチ３２１を押し下げ、スイッチング動作を完成する。透明ブロック３９の被覆面が大きいため、使用者が容易に握持して押圧できる。

装飾ブロック２９の先端には係止部が設けられ、係止部が第１のブラケット２１と上側ハウジング２６に設けられた溝内に直接挿入され、使用者が透明ブロック３９を押した後に手を離すと、装飾ブロック２９が圧縮バネ３３の付勢力で外へ復位し、このときに装飾ブロック２９及び透明ブロック３９が上側ハウジング２６に止められ、上側ハウジング２６外への脱落を防止される。

前記給気溝２０が前記装飾ブロック２９の外周縁に開けられている。

気流が装飾ブロック２９の周りの給気溝２０から電子タバコの内部のキャビティ２２に入り、さらに収容室２１１における通気溝２１２を介して超音波アトマイザーＩに入り、超音波霧化シート１によって生じた煙霧を取り出してマウスピース３から使用者の口腔に入る。

前記超音波アトマイザーＩは、霧化スリーブ５を備え、前記超音波霧化シート１が該霧化スリーブ５内に設けられ、霧化スリーブ５の内部には貯液室６、及び貯液室６と超音波霧化シート１とを連通させる導液構造がさらに設けられている。前記導液構造は、第１の導液層４１と第２の導液層４２とを備えた導液体４を備え、前記第１の導液層４１の一側面が第２の導液層４２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記超音波アトマイザーＩは、ねじスリーブブラケット１０と、負極接触シート１１と、霧化ベース１２と、負極ねじスリーブ１３と、正極導電性端子１４と、端子ベース１５とを備え、前記超音波霧化シート１が霧化スリーブ５の軸線と垂直に該霧化スリーブ５内に配置されている。霧化ベース１２が負極ねじスリーブ１３の最上部内に設けられ、負極ねじスリーブ１３の外側壁の最上部がねじスリーブブラケット１０の内側壁の底部に螺合され、霧化スリーブ５の底端がねじスリーブブラケット１０外側に嵌設され、端子ベース１５が負極ねじスリーブ１３の底部内に設けられ、正極導電性端子１４が端子ベース１５を通り抜けて超音波霧化シート１の正極導電性層に当接され、負極接触シート１１の一端が超音波霧化シート１の負極導電性層に密着し、負極接触シート１１の他端が霧化ベース１２を通り抜けて負極ねじスリーブ１３と接触している。前記収容室２１１の底面には、正極導電性端子１４に当接される弾性電極４０が設けられ、前記弾性電極４０が第１の接触シート４１を介してキースイッチボード３２に固定して接続され、前記収容室２１１の側壁には、負極ねじスリーブ１３に当接される第２の接触シート４２が設けられる。

超音波霧化シート１の正極導電性層が底面に設けられ、超音波霧化シート１の負極導電性層が天面から超音波霧化シート１の側辺に沿って超音波霧化シート１の底面まで延在しており、従って、実施例における正極導電性端子１４が超音波霧化シート１の底面の正極導電性層に当接され、負極接触シート１１が超音波霧化シート１の底面の負極導電性層に密着している。

第１のブラケット２１の収容室２１１の底部には、弾性電極４０及び第２の接触シート４２が設置され、超音波アトマイザーＩの取り出し／挿入に対して押し／係止の効果を有し、超音波アトマイザーＩの挿入及び取り出しを容易にする。

本発明では、以下のような導電性能が確実になる。弾性電極４０は、第１のブラケット２１内に固定され、キースイッチボード３２に設置される第１の接触シート４１によって締め付けられて、正極電流を導通させ、第２の接触シート４２は、第１のブラケット２１に固定され、超音波アトマイザーＩが第１のブラケット２１の収容室２１１内に組み込まれたとき、超音波アトマイザーＩの金属ハウジング（負極ねじスリーブ１３）が第２の接触シート４２に導通して、負極電流を導通させる。

前記超音波アトマイザーＩは、排気管７と、チューブブラケット８と、霧化カバー１９と、霧化ブラケット９とを備え、排気管７の先端が霧化カバー１９に固定して接続され且つマウスピース３に連通しており、排気管７の底端が導液体４のキャビティ内に伸び、チューブブラケット８の側壁の先端には、給気孔８１が開けられている。排気管７がチューブブラケット８内に設けられ、チューブブラケット８の内側壁と排気管７の外側との間には、給気孔８１と排気管７とを連通させる給気通路１６が形成され、前記給気溝２０、キャビティ２２、収容室２１１の内側壁における通気溝２１２、給気孔８１、給気通路１６、超音波霧化シート１の霧化面、排気管７、及びマウスピース３が順に連通している。チューブブラケット８の外側壁の底部が霧化ブラケット９の内側壁の最上部に螺合され、前記導液体４の側壁が霧化ブラケット９の側壁外側に嵌着され、貯液体２の外側には、ねじスリーブブラケット１０が嵌設され、ねじスリーブブラケット１０には、貯液室６と貯液体２とを連通させる液体通過孔が開けられている。

気流が収容室２１１内の通気溝２１２から給気孔８１を介して給気通路１６に入り、さらに超音波霧化シート１に入り、超音波霧化シート１によって霧化された煙霧を排気管７から取り出し、マウスピース３を介して使用者の口に入る。図２の矢印で示されている方向は、気流の流れ方向である。

超音波アトマイザーＩは、コットン押圧バネ１８をさらに備え、コットン押圧バネ１８の先端が排気管７内に伸び且つ排気管７の内側壁の底端に当接され、コットン押圧バネ１８の底端が導液体４の内底面に当接される。

前記貯液室６は、チューブブラケット８の外側壁と、霧化スリーブ５の内側壁と、ねじスリーブブラケット１０の外側壁によって囲まれてなる。

前記ねじスリーブブラケット１０の外側壁と霧化スリーブ５の内側壁との間には、リキッドをシールするシールリング１７がさらに設けられる。

前記電子タバコハウジングＩＩ内には、ＰＣＢ板４４がさらに設けられ、前記上側ハウジング２６には、ＰＣＢ板４４に対応した導光ストリップ４５が設けられる。

電子タバコハウジングＩＩ内には、第２のブラケット４６がさらに設けられ、電池コア４７が第２のブラケット４６における配置キャビティ内に配置され、ＰＣＢ板４４が第２のブラケット４６に固定して設けられる。ＰＣＢ板４４にはＵＳＢ充電インターフェース４４１がさらに設けられる。

図１３に示すように、導液体の実施例１は、第１の導液層４１と、第２の導液層４２とを備え、前記第１の導液層４１の一側面が第２の導液層４２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１及び第２の導液層４２は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層４１は、第２の導液層４２の外側を包み、第１の導液層４１の底面が第２の導液層４２の底面と超音波霧化シート１との間に介在されている。

図１４に示すように、導液体の実施例２は、第１の導液層４１と、第２の導液層４２とを備え、前記第１の導液層４１の一側面が第２の導液層４２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１及び第２の導液層４２は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層４１は、第２の導液層４２の外側を包み、第１の導液層４１の底面が第２の導液層４２の底面と超音波霧化シート１との間に介在されている。前記第１の導液層４１の底面には、第２の導液層４２の底面と超音波霧化シート１の霧化面とを連通させる貫通孔４１１が開けられている。

前記第１の導液層４１は、超高耐摩耗材料（例えばセラミックなど）で製造され、第２の導液層４２は、導液綿で製造される。

図１５に示すように、導液体の実施例３は、第１の導液層４１と、第２の導液層４２とを備え、前記第１の導液層４１の一側面が第２の導液層４２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１は、カップ状であり、前記第２の導液層４２は、シート状であり、前記第２の導液層４２が第１の導液層４１の内底面を被覆する。前記第１の導液層４１の底面には、第２の導液層４２の底面と超音波霧化シート１の霧化面とを連通させる貫通孔４１１が開けられている。

前記第２の導液層４２は、高密度濾過網である。

図１６〜図１８に示すように、超音波電子タバコアトマイザーの実施例は、霧化スリーブ５を備え、前記霧化スリーブ５内には、貯液室６、超音波霧化シート１、及び貯液室６と超音波霧化シート１とを連通させる導液構造が設けられ、前記導液構造が実施例２に記載の導液体４を備える。前記導液構造は、第１の導液層４１の外側壁を包む貯液体２を備え、前記貯液体２の外側壁が貯液室６に連通している。前記超音波霧化シート１は、中実圧電セラミックプレートである。

超音波電子タバコアトマイザーは、排気管７と、チューブブラケット８と、マウスピース３と、霧化ブラケット９と、ねじスリーブブラケット１０と、負極接触シート１１と、霧化ベース１２と、負極ねじスリーブ１３と、正極導電性端子１４と、端子ベース１５とを備えている。前記超音波霧化シート１が霧化スリーブ５の軸線と垂直になり、排気管７の先端がマウスピース３に連通しており、排気管７の底端が導液体４のキャビティ内に伸び、チューブブラケット８の側壁の先端には、給気孔８１が開けられ、排気管７がチューブブラケット８内に嵌設され、チューブブラケット８の内側壁と排気管７の外側との間には、給気孔８１と排気管７とを連通させる給気通路１６が形成されている。チューブブラケット８の外側壁の底部が霧化ブラケット９の内側壁の最上部に螺合され、前記導液体４の側壁が霧化ブラケット９の側壁外側に嵌着され、貯液体２の外側には、ねじスリーブブラケット１０が嵌着され、ねじスリーブブラケット１０には、貯液室６と貯液体２とを連通させる液体通過孔１０１が開けられ、霧化ベース１２が負極ねじスリーブ１３の最上部内に設けられ、負極ねじスリーブ１３の外側壁の最上部がねじスリーブブラケット１０の内側壁の底部に螺合されている。端子ベース１５が負極ねじスリーブ１３の底部内に設けられ、正極導電性端子１４が端子ベース１５を通り抜けて超音波霧化シート１の正極導電性層に当接され、負極接触シート１１の一端が超音波霧化シート１の負極導電性層に密着し、負極接触シート１１の他端が霧化ベース１２を通り抜けて負極ねじスリーブ１３と接触する。

超音波霧化シート１の正極導電性層が底面に設けられ、超音波霧化シート１の負極導電性層は、天面から超音波霧化シート１の側辺に沿って超音波霧化シート１の底面まで伸び、従って実施例における正極導電性端子１４が超音波霧化シート１の底面の正極導電性層に当接され、負極接触シート１１が超音波霧化シート１の底面の負極導電性層に密着している。

超音波電子タバコアトマイザーは、コットン押圧バネ１８をさらに備え、コットン押圧バネ１８の先端が排気管７内に伸び且つ排気管７の内側壁の底端に当接され、コットン押圧バネ１８の底端が導液体４の内底面に当接される。

前記貯液室６は、チューブブラケット８の外側壁と、霧化スリーブ５の内側壁と、ねじスリーブブラケット１０の外側壁によって囲まれてなる。

前記ねじスリーブブラケット１０の外側壁と霧化スリーブ５の内側壁との間には、リキッドをシールするシールリング１７がさらに設けられる。

電子タバコの実施例２
図１９に示すように、前記収容室２１１内にはバネ４８がさらに設けられ、超音波アトマイザーＩが収容室２１１内に配置されたとき、バネ４８の底端が収容室２１１の底面に当接され、バネ４８の先端が超音波アトマイザーＩの内底面に当接される以外、電子タバコの実施例２の構造は、実施例１と同様である。

収容室２１１内にはバネ４８が設置されるため、上蓋ユニットＩＩＩが開かれると、該バネ４８は、超音波アトマイザーＩを収容室２１１外へ出るように付勢し、使用者が超音波アトマイザーＩを容易に交換できる。

以上、図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明は、上記した特定の実施形態に限定されるものではない。上記した特定の実施形態は、例示的なものにすぎず、限定的なものではない。当業者であれば、本発明の示唆下で本発明の趣旨及び特許請求の範囲から逸脱せずに多くの形態を想到しうるが、これら形態は、すべて本発明の保護範囲に属する。

Ｉ 超音波アトマイザー
ＩＩ 電子タバコハウジング
ＩＩＩ 上蓋ユニット
ＩＶ ロック構造
１ 超音波霧化シート
２ 貯液体
３ マウスピース
４ 導液体
４１ 第１の導液層
４１１ 貫通孔
４２ 第２の導液層
５ 霧化スリーブ
６ 貯液室
７ 排気管
８ チューブブラケット
８１ 給気孔
９ 霧化ブラケット
１０ ねじスリーブブラケット
１０１ 液体通過孔
１１ 負極接触シート
１２ 霧化ベース
１３ 負極ねじスリーブ
１４ 正極導電性端子
１５ 端子ベース
１６ 給気通路
１７ シールリング
１８ コットン押圧バネ
１９ 霧化カバー
２０ 給気溝
２１ 第１のブラケット
２１１ 収容室
２１２ 通気溝
２２ キャビティ
２３ 反転カバー
２３１ ロック溝
２４ シールパッド
２５ 回転バックル
２５１ ロックバックル
２６ 上側ハウジング
２７ 下側ハウジング
２８ サイドハウジング
２９ 装飾ブロック
２９１ 押圧ボス
３０ 底蓋
３１ トップカバー
３２ キースイッチボード
３２１ キースイッチ
３３ 圧縮バネ
３４ 第１の回転軸
３５ 第１のトーションバネ
３６ 第２の回転軸
３７ 第２のトーションバネ
３８ 第３の回転軸
３９ 透明ブロック
４０ 弾性電極
４１ 第１の接触シート
４２ 第２の接触シート
４３ マウスピースシールリング
４４ ＰＣＢ板
４４１ ＵＳＢ充電インターフェース
４５ 導光ストリップ
４６ 第２のブラケット
４７ 電池コア
４８ バネ

上記構造により、第２の導液層は、第１の導液層により生じた粉砕物を吸着できるだけではなく、第１の導液層にリキッドを適時に補充し、それにより導液がよりスムーズになり、超音波霧化シートの霧化効果が良好になり、煙霧量が大きく、煙霧の口当たりが良好である。第２の導液層がシート状構造である場合、第２の導液層は、第１の導液層の内底面に直接密着し、製品の組み立て操作の難度を軽減させ、生産コストを削減する。

電子タバコの実施例１
図１〜図１２に示すように、超音波霧化式電子タバコの実施例１は、超音波霧化シート１を含む超音波アトマイザーＩを備える。前記超音波霧化シート１の動作周波数の範囲は、１．７ＭＨｚ〜２．４ＭＨｚである。前記超音波霧化シート１は、中実圧電セラミック式の超音波霧化シート１である。前記超音波霧化シート１と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、αの値の範囲は、５°〜８５°であり、好ましくは１５°〜５５°である。

前記超音波アトマイザーＩは、霧化スリーブ５を備え、前記超音波霧化シート１が該霧化スリーブ５内に設けられ、霧化スリーブ５の内部には貯液室６、及び貯液室６と超音波霧化シート１とを連通させる導液構造がさらに設けられている。前記導液構造は、第１の導液層４１０と第２の導液層４１２とを備えた導液体４を備え、前記第１の導液層４１０の一側面が第２の導液層４１２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

図１３に示すように、導液体の実施例１は、第１の導液層４１０と、第２の導液層４１２とを備え、前記第１の導液層４１０の一側面が第２の導液層４１２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１０及び第２の導液層４１２は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層４１０は、第２の導液層４１２の外側を包み、第１の導液層４１０の底面が第２の導液層４１２の底面と超音波霧化シート１との間に介在されている。

図１４に示すように、導液体の実施例２は、第１の導液層４１０と、第２の導液層４１２とを備え、前記第１の導液層４１０の一側面が第２の導液層４１２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１０及び第２の導液層４１２は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層４１０は、第２の導液層４１２の外側を包み、第１の導液層４１０の底面が第２の導液層４１２の底面と超音波霧化シート１との間に介在されている。前記第１の導液層４１０の底面には、第２の導液層４１２の底面と超音波霧化シート１の霧化面とを連通させる貫通孔４１１が開けられている。

前記第１の導液層４１０は、超高耐摩耗材料（例えばセラミックなど）で製造され、第２の導液層４１２は、導液綿で製造される。

図１５に示すように、導液体の実施例３は、第１の導液層４１０と、第２の導液層４１２とを備え、前記第１の導液層４１０の一側面が第２の導液層４１２の一側面と超音波霧化シート１の霧化面との間に介在されている。

前記第１の導液層４１０は、カップ状であり、前記第２の導液層４１２は、シート状であり、前記第２の導液層４１２が第１の導液層４１０の内底面を被覆する。前記第１の導液層４１０の底面には、第２の導液層４１２の底面と超音波霧化シート１の霧化面とを連通させる貫通孔４１１が開けられている。

前記第２の導液層４１２は、高密度濾過網である。

図１６〜図１８に示すように、超音波電子タバコアトマイザーの実施例は、霧化スリーブ５を備え、前記霧化スリーブ５内には、貯液室６、超音波霧化シート１、及び貯液室６と超音波霧化シート１とを連通させる導液構造が設けられ、前記導液構造が実施例２に記載の導液体４を備える。前記導液構造は、第１の導液層４１０の外側壁を包む貯液体２を備え、前記貯液体２の外側壁が貯液室６に連通している。前記超音波霧化シート１は、中実圧電セラミックプレートである。

Ｉ 超音波アトマイザー
ＩＩ 電子タバコハウジング
ＩＩＩ 上蓋ユニット
ＩＶ ロック構造
１ 超音波霧化シート
２ 貯液体
３ マウスピース
４ 導液体
４１０ 第１の導液層
４１１ 貫通孔
４１２ 第２の導液層
５ 霧化スリーブ
６ 貯液室
７ 排気管
８ チューブブラケット
８１ 給気孔
９ 霧化ブラケット
１０ ねじスリーブブラケット
１０１ 液体通過孔
１１ 負極接触シート
１２ 霧化ベース
１３ 負極ねじスリーブ
１４ 正極導電性端子
１５ 端子ベース
１６ 給気通路
１７ シールリング
１８ コットン押圧バネ
１９ 霧化カバー
２０ 給気溝
２１ 第１のブラケット
２１１ 収容室
２１２ 通気溝
２２ キャビティ
２３ 反転カバー
２３１ ロック溝
２４ シールパッド
２５ 回転バックル
２５１ ロックバックル
２６ 上側ハウジング
２７ 下側ハウジング
２８ サイドハウジング
２９ 装飾ブロック
２９１ 押圧ボス
３０ 底蓋
３１ トップカバー
３２ キースイッチボード
３２１ キースイッチ
３３ 圧縮バネ
３４ 第１の回転軸
３５ 第１のトーションバネ
３６ 第２の回転軸
３７ 第２のトーションバネ
３８ 第３の回転軸
３９ 透明ブロック
４０ 弾性電極
４１ 第１の接触シート
４２ 第２の接触シート
４３ マウスピースシールリング
４４ ＰＣＢ板
４４１ ＵＳＢ充電インターフェース
４５ 導光ストリップ
４６ 第２のブラケット
４７ 電池コア
４８ バネ

Claims (19)

1. 超音波霧化シート（１）を備えた超音波アトマイザー（Ｉ）を有する超音波霧化式電子タバコであって、前記超音波霧化シート（１）と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、αの値の範囲は、５°〜８５°であり、好ましくは１５°〜５５°であることを特徴とする超音波霧化式電子タバコ。
2. 給気溝（２０）が開けられ、内部には第１のブラケット（２１）が設けられる電子タバコハウジング（ＩＩ）と、該電子タバコハウジング（ＩＩ）に接続されるマウスピース（３）とをさらに備え、第１のブラケット（２１）内には、超音波アトマイザー（Ｉ）を収容する収容室（２１１）が形成され、前記収容室（２１１）の中心軸線と電子タバコの中心軸線との間の夾角をαとし、給気溝（２０）、超音波霧化シート（１）の霧化面、及びマウスピース（３）が順に連通していることを特徴とする請求項１に記載の超音波霧化式電子タバコ。
3. 前記第１のブラケット（２１）の外側壁と電子タバコハウジング（ＩＩ）の内側壁との間には、キャビティ（２２）が設けられ、給気溝（２０）、キャビティ（２２）、収容室（２１１）の内側壁における通気溝（２１２）、超音波霧化シート（１）の霧化面、及びマウスピース（３）が順に連通していることを特徴とする請求項２に記載の超音波霧化式電子タバコ。
4. 前記超音波アトマイザー（Ｉ）は、第１のブラケット（２１）に着脱可能に接続され、前記収容室（２１１）を開放可能な上蓋ユニット（ＩＩＩ）と、該上蓋ユニット（ＩＩＩ）をロック可能なロック構造（ＩＶ）とをさらに備えることを特徴とする請求項２に記載の超音波霧化式電子タバコ。
5. 前記上蓋ユニット（ＩＩＩ）は、反転カバー（２３）と、超音波アトマイザー（Ｉ）を押し締め可能なシールパッド（２４）とを備え、シールパッド（２４）及びマウスピース（３）は、それぞれ反転カバー（２３）の両端に位置し、前記反転カバー（２３）の一側は、第１のブラケット（２１）に枢動可能に接続され、反転カバー（２３）の他側にはロック溝（２３１）が設けられ、前記ロック構造（ＩＶ）は、第１のブラケット（２１）に枢動可能に接続された回転バックル（２５）を備え、前記回転バックル（２５）には、ロック溝（２３１）と嵌合するロックバックル（２５１）が設けられることを特徴とする請求項４に記載の超音波霧化式電子タバコ。
6. 前記電子タバコハウジング（ＩＩ）は、対向して設置される上側ハウジング（２６）及び下側ハウジング（２７）と、対向して設置されるサイドハウジング（２８）及び装飾ブロック（２９）とを備え、上側ハウジング（２６）がサイドハウジング（２８）を介して下側ハウジング（２７）に接続され、下側ハウジング（２７）の底部にはシールするための底蓋（３０）が設けられ、上側ハウジング（２６）の最上部にはシールするためのトップカバー（３１）が設けられ、装飾ブロック（２９）の一端が第１のブラケット（２１）に枢動可能に接続され、装飾ブロック（２９）の他端が上側ハウジング（２６）内に係合され、前記電子タバコハウジング（ＩＩ）内には、キースイッチ（３２１）が設けられたキースイッチボード（３２）が設けられ、前記装飾ブロック（２９）には、キースイッチ（３２１）と接触する押圧ボス（２９１）が設けられることを特徴とする請求項２に記載の超音波霧化式電子タバコ。
7. 圧縮バネ（３３）をさらに備え、前記押圧ボス（２９１）は、前記第１のブラケット（２１）を通り抜けてキースイッチ（３２１）と接触し、前記圧縮バネ（３３）は、一端が装飾ブロック（２９）の内側壁に当接され、他端が第１のブラケット（２１）の外側壁に当接されることを特徴とする請求項６に記載の超音波霧化式電子タバコ。
8. 前記電子タバコハウジング（ＩＩ）は、装飾ブロック（２９）の中央貫通領域に対向した透明ブロック（３９）をさらに備え、前記透明ブロック（３９）の内側壁が装飾ブロック（２９）の外側壁に密着し、且つ透明ブロック（３９）が第１のブラケット（２１）に係着されることを特徴とする請求項６に記載の超音波霧化式電子タバコ。
9. 前記超音波アトマイザー（Ｉ）は、霧化スリーブ（５）を備え、前記超音波霧化シート（１）が霧化スリーブ（５）内に設けられ、霧化スリーブ（５）の内部には、貯液室（６）、及び貯液室（６）と超音波霧化シート（１）とを連通させる導液構造がさらに設けられ、前記導液構造は、第１の導液層（４１）と、第２の導液層（４２）とを備えた導液体（４）を備え、前記第１の導液層（４１）の一側面が第２の導液層（４２）の一側面と超音波霧化シート（１）の霧化面との間に介在されていることを特徴とする請求項２に記載の超音波霧化式電子タバコ。
10. 前記第１の導液層（４１）及び第２の導液層（４２）は、いずれもカップ状であり、前記第１の導液層（４１）は、第２の導液層（４２）の外側を包み、第１の導液層（４１）の底面が第２の導液層（４２）の底面と超音波霧化シート（１）との間に介在されていることを特徴とする請求項９に記載の超音波霧化式電子タバコ。
11. 前記第１の導液層（４１）は、カップ状であり、前記第２の導液層（４２）は、シート状であり、前記第２の導液層（４２）が第１の導液層（４１）の内底面を被覆することを特徴とする請求項９に記載の超音波霧化式電子タバコ。
12. 前記第１の導液層（４１）は、耐摩耗材料で製造されることを特徴とする請求項９に記載の超音波霧化式電子タバコ。
13. 前記第２の導液層（４２）は、濾過網であることを特徴とする請求項９に記載の超音波霧化式電子タバコ。
14. 前記第１の導液層（４１）の底面には、第２の導液層（４２）の底面と超音波霧化シート（１）の霧化面とを連通させる貫通孔（４１１）が開けられていることを特徴とする請求項９に記載の超音波霧化式電子タバコ。
15. 前記導液構造は、第１の導液層（４１）の外側壁を包む貯液体（２）をさらに備える、前記貯液体（２）外側壁が貯液室（６）に連通することを特徴とする請求項１０又は１１に記載の超音波霧化式電子タバコ。
16. 前記超音波アトマイザー（Ｉ）は、ねじスリーブブラケット（１０）と、負極接触シート（１１）と、霧化ベース（１２）と、負極ねじスリーブ（１３）と、正極導電性端子（１４）と、端子ベース（１５）とを備え、前記超音波霧化シート（１）が霧化スリーブ（５）の軸線と垂直に該霧化スリーブ（５）内に配置され、霧化ベース（１２）が負極ねじスリーブ（１３）の最上部内に設けられ、負極ねじスリーブ（１３）の外側壁の最上部がねじスリーブブラケット（１０）の内側壁の底部に螺合され、霧化スリーブ（５）の底端がねじスリーブブラケット（１０）外側に嵌設され、端子ベース（１５）が負極ねじスリーブ（１３）の底部内に設けられ、正極導電性端子（１４）が端子ベース（１５）を通り抜けて超音波霧化シート（１）の正極導電性層に当接され、負極接触シート（１１）の一端が超音波霧化シート（１）の負極導電性層に密着し、負極接触シート（１１）の他端が霧化ベース（１２）を通り抜けて負極ねじスリーブ（１３）と接触し、前記収容室（２１１）の底面には、正極導電性端子（１４）に当接される弾性電極（４０）が設けられ、前記弾性電極（４０）が第１の接触シート（４１）を介してキースイッチボード（３２）に固定して接続され、前記収容室（２１１）の側壁には、負極ねじスリーブ（１３）に当接される第２の接触シート（４２）が設けられることを特徴とする請求項２に記載の超音波霧化式電子タバコ。
17. 前記超音波アトマイザー（Ｉ）は、排気管（７）と、チューブブラケット（８）と、マウスピース（３）と、霧化ブラケット（９）と、ねじスリーブブラケット（１０）と、負極接触シート（１１）と、霧化ベース（１２）と、負極ねじスリーブ（１３）と、正極導電性端子（１４）と、端子ベース（１５）とをさらに備え、前記超音波霧化シート（１）が霧化スリーブ（５）の軸線と垂直になり、排気管（７）の先端がマウスピース（３）に連通しており、排気管（７）の底端が導液体（４）のキャビティ内に伸び、チューブブラケット（８）の側壁先端には、給気孔（８１）が開けられ、排気管（７）がチューブブラケット（８）内に設けられ、チューブブラケット（８）の内側壁と排気管（７）の外側との間には、給気孔（８１）と排気管（７）とを連通させる給気通路（１６）が形成され、チューブブラケット（８）の外側壁の底部が霧化ブラケット（９）の内側壁の最上部に螺合され、前記導液体（４）の側壁が霧化ブラケット（９）の側壁外側に嵌着され、貯液体（２）の外側には、ねじスリーブブラケット（１０）が嵌着され、ねじスリーブブラケット（１０）には、貯液室（６）と貯液体（２）とを連通させる液体通過孔（１０１）が開けられ、霧化ベース（１２）が負極ねじスリーブ（１３）の最上部内に設けられ、負極ねじスリーブ（１３）の外側壁の最上部がねじスリーブブラケット（１０）の内側壁の底部に螺合され、端子ベース（１５）が負極ねじスリーブ（１３）の底部内に設けられ、正極導電性端子（１４）が端子ベース（１５）を通り抜けて超音波霧化シート（１）の正極導電性層に当接され、負極接触シート（１１）の一端が超音波霧化シート（１）の負極導電性層に密着し、負極接触シート（１１）の他端が霧化ベース（１２）を通り抜けて負極ねじスリーブ（１３）と接触することを特徴とする請求項１５に記載の超音波霧化式電子タバコ。
18. 前記超音波アトマイザー（Ｉ）は、霧化カバー（１９）をさらに備え、排気管（７）の先端が霧化カバー（１９）に固定して接続され且つマウスピース（３）に連通しており、前記給気溝（２０）、キャビティ（２２）、収容室（２１１）の内側壁における通気溝（２１２）、給気孔（８１）、給気通路（１６）、超音波霧化シート（１）の霧化面、排気管（７）、及びマウスピース（３）が順に連通していることを特徴とする請求項１７に記載の超音波霧化式電子タバコ。
19. 前記収容室（２１１）内には、バネ（４８）がさらに設けられ、超音波アトマイザー（Ｉ）が収容室（２１１）内に配置されたとき、バネ（４８）の底端は、収容室（２１１）の底面に当接され、バネ（４８）の先端は、超音波アトマイザー（Ｉ）の内底面に当接されることを特徴とする請求項４に記載の超音波霧化式電子タバコ。