JP2020508095A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 患者の冠静脈洞の内部の挿入に適合させられて前記冠静脈洞の壁の運動を感知するように構成された細長い本体を含む留置プローブと、
   前記冠静脈洞の壁の運動を示す感知データを受信し、心機能障害をモニタリングするために前記感知データを処理するための前記プローブに連結されたプロセッサと、を含み、
   前記処理は、
   前記感知データに基づいて体積測定的変化量のデータを判定することと、
   前記体積測定的変化量のデータとベースラインデータとを比較することと、
   前記比較に基づいて心臓壁運動障害の表示を生成することと、
   を含む心機能障害をモニタリングする装置。
2. 前記心機能障害は、心嚢液貯留である、請求項１に記載の装置。
3. 前記心機能障害は、心臓タンポナーデである、請求項１に記載の装置。
4. 前記感知データは、加速度データを含む、請求項１、２または３に記載の装置。
5. 前記留置プローブが、前記細長い本体の遠位端にまたはそれに隣接して位置する３軸加速度計を含む、請求項４に記載の装置。
6. 前記細長い本体に沿って縦方向に離間した２つ以上の３軸加速度計を含む、請求項５に記載の装置。
7. 体積測定的変化量のデータを判定することは、前記加速度データから第１の変化量データを判定する第１の計算を行うこと含むとともに前記第１の変化量データから前記体積測定的変化量のデータを判定する第２の計算を行うことをさらに含む、請求項４、５または６に記載の装置。
8. 前記プローブが、前記細長い本体の外面に配置された少なくとも１つの電極をさらに含み、前記少なくとも１つの電極が心活動から電位図を検出するように構成されている、請求項１〜７のいずれか一項に記載の装置。
9. 前記少なくとも１つの電極が、前記細長い本体に沿って縦方向に離間した２つ以上の前記電極を含む、請求項８に記載の装置。
10. 前記処理装置は、前記少なくとも１つの電極によって記録された電位図に由来する拍動から拍動までの心周期タイミングデータを算出するように構成されている、請求項８または９に記載の装置。
11. 前記プロセッサは、前記プローブの変化量ドリフトを考慮して前記拍動から拍動までの心周期タイミングデータを使用して前記第１の変化量データを補正するように構成されている、請求項１０に記載の装置。
12. 前記プロセッサは、前記記録された加速度データをフィルタリングして信号の乱れを除去するように構成されており、前記信号の乱れが呼吸運動、心臓の異所性興奮、及び患者の移動の１つ以上を含む、請求項４〜１１のいずれか一項に記載の装置。
13. 前記プロセッサに連結された１つ以上のセンサをさらに含み、前記１つ以上のセンサが追加の参照データを提供するように構成されている、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の装置。
14. 前記１つ以上のセンサが、皮膚表面電極、超音波プローブ、無線周波パッチ、誘導コイル、Ｘ線透視検査、及び三次元電気解剖学マッピングシステムの１つ以上を含み、
    前記追加の参照データは、心電図、心エコー図、生体インピーダンスデータ、誘導コイルデータ、Ｘ線透視データ、カテーテル位置決め情報、解剖学的構造の１つ以上を含む、請求項１３に記載の装置。
15. 前記留置プローブが、５〜８Ｆｒ（１．７〜２．７ｍｍ）の範囲の直径を有する、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の装置。
16. 前記留置プローブは６５ｃｍ〜１１５ｃｍの範囲の長さを有する、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の装置。