本出願は、2017年1月6日に中国特許庁に出願された「REFERENCE SIGNAL TRANSMISSION METHOD, AND APPARATUS」と題する中国特許出願第201710011019.X号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、モバイル通信技術の分野に関し、特に、参照信号送信方法および装置に関する。
モバイル通信技術の発展とともに、通信レートおよび容量についての要件がますます増加している。第3世代パートナーシッププロジェクト3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、次世代の発展型無線システム(New Radio、NR)におけるシステム設計に高周波数帯域を考慮に入れている。高周波数帯域上では、カバレージは、ビームフォーミング技術を使用することによって向上され得る。基地局と端末とは、複数のビームを使用することによって互いに通信し得る。ダウンリンク送信では、基地局側での最適な送信ビームと端末側での最適な受信ビームとを決定するために、基地局は、複数のビーム上でチャネル状態情報参照信号(Channel state information reference signal、CSI−RS)を送る必要がある。端末は、参照信号を受信するために複数のビームを使用し、測定を通して参照信号受信電力(Reference Signal Reception Power、RSRP)または信号対干渉雑音比(Signal to Interference and Noise Ratio、SINR)を別々に取得した後に測定情報を報告する。基地局は、最適なビームを決定する。
上記の測定情報の報告解決策は、最適化される必要がある。
本出願は、報告された測定情報によって占有されるチャネルリソースの量を低減するための参照信号送信方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、参照信号送信方法であって、
ネットワークノードによって、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングすることによって参照信号を送ることであって、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを備える、ことと、
端末からネットワークノードによって、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信することと
を含む、参照信号送信方法が提供される。
第1の態様に関して、第1の可能な実装では、本方法は、
ネットワークノードによって、端末に参照信号の構成情報を送ること
をさらに含む。
第1の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第1の態様の第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第8の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第3から第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、
同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第10の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値との情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の第10の可能な実装に関して、第11の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様によれば、参照信号送信方法であって、
端末によって、ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信することと、
構成情報に基づいて、端末によって、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信し、測定することであって、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを備える、ことと、
ネットワークノードに、端末によって、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送ることと
を含む、参照信号送信方法が提供される。
第2の態様に関して、第1の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第2の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第2から第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装では、同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の第9の可能な実装に関して、第10の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、ネットワークノードであって、
少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングするように構成されたプロセッサであって、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを備える、プロセッサと、
参照信号を送り、端末から、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信するように構成されたトランシーバと
を含む、ネットワークノードを提供する。
第3の態様に関して、第1の可能な実装では、
トランシーバは、端末に参照信号の構成情報を送るようにさらに構成される。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第3の態様の第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第8の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第3から第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、
同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第10の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の第10の可能な実装に関して、第11の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値とプリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様によれば、端末であって、
ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信し、構成情報に基づいて、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信するように構成されたトランシーバであって、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを備える、トランシーバと、
受信された参照信号を測定するように構成されたプロセッサと
を含み、
トランシーバは、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送るようにさらに構成された、
端末を提供する。
第4の態様に関して、第1の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第4の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第2から第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装では、同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の第9の可能な実装に関して、第10の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
可能な設計では、本出願で提供されるネットワークノードは、上記の方法でネットワークノードの挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
可能な設計では、本出願で提供される端末は、上記の方法で端末の挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
第5の態様によれば、通信システムが提供され、システムは、第3の態様および第4の態様において説明したネットワークノードと端末とを含むか、またはネットワークノードと、端末と、コアネットワークとを含む。
第6の態様によれば、コンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ記憶媒体は、上記の第1から第4の態様の実装に関係するプログラムを含む。
第7の態様によれば、リソース要求方法であって、
ネットワークノードによって、端末から参照信号送信要求を受信することであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、こと
を含む、リソース要求方法が提供される。
第8の態様によれば、リソース要求方法であって、
端末によって、ネットワークノードに参照信号送信要求を送ることであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、こと
を含む、リソース要求方法が提供される。
第9の態様によれば、ネットワークノードであって、
端末から参照信号送信要求を受信するように構成されたトランシーバと、
参照信号送信要求から、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成されたプロセッサと
を含む、ネットワークノードが提供される。
第10の態様によれば、端末であって、
参照信号送信要求を生成するように構成されたプロセッサであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサと、
ネットワークノードに参照信号送信要求を送るように構成されたトランシーバと
を含む、端末が提供される。
可能な設計では、本出願で提供されるネットワークノードは、上記の方法でネットワークノードの挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
可能な設計では、本出願で提供される端末は、上記の方法で端末の挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
第11の態様によれば、通信システムが提供され、システムは、第9の態様および第10の態様において説明されたネットワークノードと端末とを含むか、またはネットワークノードと、端末と、コアネットワークとを含む。
第12の態様によれば、コンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ記憶媒体は、上記の第7から第10の態様の実装に関係するプログラムを含む。
本出願の別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供され、命令がコンピュータ上で動作するとき、コンピュータは、上記の態様で方法を実行することが可能になる。
本発明の実施形態または従来技術における技術的な解決法をより明確に説明するために、以下は、実施形態または従来技術を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に説明する。
本発明の一実施形態を実装するための可能なシステムの概略構造図である。
本発明の実施形態による、参照信号送信方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、リソース要求方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ビーム指示方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、基地局の概略構造図である。
本発明の一実施形態による、端末の概略構造図である。
添付の図面を参照しながら、以下に、本発明において提供される実施形態について詳細に説明する。本発明の実施形態において説明するネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本発明の実施形態における技術的解決策についてより明確に説明することを目的とするが、本発明の実施形態において提供される技術的解決策を限定することは意図されない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発展し、新しいサービスシナリオが出現するとともに、本発明の実施形態において提供される技術的解決策もまた、同様の技術的問題に適用可能になることを知り得る。
図1は、本発明における可能なシステムネットワークの概略図である。図1に示すように、少なくとも1つの端末10は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略してRAN)と通信する。RANは、少なくとも1つの基地局(Base Station、略してBS)20を含む。明確化のために、ただ1つの基地局と1つのUEとを図に示す。RANは、コアネットワーク(Core Network、略してCN)に接続される。任意選択で、CNは、インターネットおよび公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、略してPSTN)などの1つまたは複数の外部ネットワーク(External Network)に結合され得る。
理解を容易にするために、以下に、本出願中に含まれる用語について部分的に説明する。
本出願における、「ネットワーク」および「システム」という用語は、通常は、交換可能に使用されるが、用語の意味は当業者によって理解され得る。ユーザ機器(英語:User Equipment、略してUE)は、通信機能を有する端末デバイスであり、端末と呼ばれることもあり、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、またはコンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイスなどを含み得る。ユーザ機器は、異なるネットワークでは異なる名前、たとえば、端末、移動局、加入者ユニット、局、セルラー電話、携帯情報端末、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、およびワイヤレスローカルループ局を有し得る。説明を容易にするために、本出願では、これらのデバイスは、ユーザ機器UEまたは端末と呼ばれる。基地局(Base Station、略してBS)は、基地局デバイスと呼ばれることもあり、ワイヤレス通信機能を提供するために無線アクセスネットワーク中に展開されるデバイスである。基地局は、異なる無線アクセスシステムでは異なる名前を有し得る。たとえば、基地局は、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、略してUMTS)ネットワークではノードB(NodeB)と呼ばれ、基地局は、LTEネットワークでは発展型ノードB(evolved NodeB、略してeNBまたはeノードB)と呼ばれ、基地局は、将来の5Gシステムでは送受信ポイント(Transmission Reception Point、TRP)、ネットワークノード、またはgノードB(g−NodeB、gNB)と呼ばれることがある。
本発明の一実施形態は、参照信号送信方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図2に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ201.ネットワークノードは、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングすることによって参照信号を送り、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを含む。
ステップ202.ネットワークノードは、端末から、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信する。
任意選択で、上記の方法は以下のステップをさらに含み得る。
ステップ203.ネットワークノードは、端末に参照信号の構成情報を送る。
任意選択で、ステップ203は、ステップ201の前に実行され得る。
上記の解決策では、端末は、参照信号の構成情報に基づいて、報告する測定情報の部分を選択し、したがって、測定情報によって占有されるチャネルリソースの量が低減される。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、参照信号は、チャネル状態情報参照信号(Channel state information reference signal、CSI−RS)である。
本発明のこの実施形態では、リソースユニットとサブリソースユニットとはそれぞれ、チャネルリソースのセグメントを意味する。リソースユニットとサブリソースユニットとは、時間によって区別され得、それぞれ、時間単位(time unit、TU)およびサブ時間単位(sub−time unit、サブTU)と呼ばれることがある。同じTU中の異なるサブTUは、時分割多重TDMまたはインターリーブ周波数分割多元接続IFDMA(Interleaved Frequency Division Multiple Access、IFDMA)であり得る。代替的に、異なるリソースユニットおよび異なるサブリソースユニットの双方は、周波数によって区別され得る。代替的に、異なるリソースユニットおよび異なるサブリソースユニットの双方は、時間、周波数、および/またはコードによって区別され得る。ネットワークノードは、1つまたは複数のビームを使用することによって各サブリソースユニット上でCSI−RSを送り得る。
任意選択で、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、リソースユニットシーケンスは、異なるリソースユニットタイプの一連の複数のリソースユニットであり得る。
任意選択で、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
任意選択で、同じ参照信号特性は、同じ送信ビームと、同じプリコーディングと、同じビーム識別子と、同じプリコーディング識別子と、同じ発射角と、同じアンテナポートとの特性のうちの少なくとも1つを含み、関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーション(Quasi Co−Location、QCL)関係を含む。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、QCL関係は、参照信号アンテナポートが同じパラメータを有することを意味するか、またはQCL関係は、端末が、アンテナポートのパラメータに基づいて、アンテナポートとのQCL関係を有するアンテナポートのパラメータを決定し得ることを意味するか、またはQCL関係は、2つのアンテナポートが同じパラメータを有することを意味するか、またはQCL関係は、2つのアンテナポート間のパラメータ差がしきい値よりも小さいことを意味する。パラメータは、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均遅延、平均利得、到来角(Angle of Arrival、AOA)、平均AOA、AOA拡散、発射角(Angle of Departure、AOD)、平均発射角AOD、AOD拡散、受信アンテナ空間相関パラメータ、送信アンテナ空間相関パラメータ、送信ビーム、受信ビーム、およびリソース識別子のうちの少なくとも1つであり得る。ビームは、プリコーディングと、重みシーケンス番号と、ビームシーケンス番号とのうちの少なくとも1つを含む。角度は、異なる寸法での分解値または異なる寸法での分解値の組合せであり得る。アンテナポートは、異なるアンテナポート数を有するアンテナポート、ならびに/または同じアンテナポート数を有し、異なる時間、周波数、および/もしくはコード領域リソース上で情報を送信もしくは受信するために使用されるアンテナポート、ならびに/または異なるアンテナポート数を有し、異なる時間、周波数、および/もしくはコード領域リソース上で情報を送信もしくは受信するために使用されるアンテナポートである。リソース識別子は、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)リソース識別子またはSRSリソース識別子を含み、リソース上のビームを示すために使用される。
測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、測定値、および参照信号リソースインデックの情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末がサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を報告することは、複数のケースを含み得る。たとえば、端末は、リソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、またはサブリソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、または測定値の部分のみを報告するか、または1つのリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、または、測定情報の部分のみを報告する、たとえば、測定値と、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスとのうちの1つまたは2つのみを報告する。例を使用することによって詳細な説明が以下に提供される。
以下は、本発明のこの実施形態における構成情報に基づいて端末が報告される測定情報をどのように決定するのかについて説明するために例を使用する。説明を容易にするために、リソースユニットとサブリソースユニットとがそれぞれTUおよびサブTUであり、1つのTUが4つのサブTUを含み、同じ参照信号特性が同じ送信ビームである例が説明のために以下で使用される。
シナリオ1:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ2:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ3:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ4:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ5:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することと、別のTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUについて報告がシナリオ1の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUについて報告がシナリオ3の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
図3から図7では、TxBおよびRxBはそれぞれ、基地局の送信ビームおよび端末の受信ビームを表す。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ5では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重みと、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択で、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットに基地局によってマッピングされた参照信号が関連付けられた参照信号特性を有するかどうかをリソースユニットタイプが示す例が説明のために以下で使用される。
任意選択で、この例では、関連付けられた参照信号特性は、参照信号QCL関係である。参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含む場合、以下のシナリオが含まれる。
シナリオ6:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ7:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ8:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ9:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ10:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることと、別のTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないこととを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUについて報告がシナリオ6の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUについて報告がシナリオ8の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
任意選択で、この例では、関連付けられた参照信号特性は、参照信号QCL関係である。参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含む場合、以下のシナリオが含まれる。
シナリオ11:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ12:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ13:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ14:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ15:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことと、別のTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUについて報告がシナリオ11の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUについて報告がシナリオ13の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
同じ参照信号特性が同じ受信ビームである例が説明のために以下で使用される。
シナリオ16:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ17:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ18:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ19:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ20:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することと、別のTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUについて報告がシナリオ1の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUについて報告がシナリオ3の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
任意選択で、シナリオ16からシナリオ20では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中のサブTUは、さらに、参照信号リソースまたは別のサブリソースユニットであり得、シナリオ1からシナリオ5中のサブTUインデックスは、さらに、参照信号リソースインデックスまたは別のサブリソースユニットインデックスであり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中の端末によって報告された測定情報は、測定値以外の測定情報を含み、すなわち、測定値を含まない。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中の端末によって報告された測定情報中の測定値は、m個の最適な測定値とn個の最悪の測定値とを含み、mおよびnは、0以上の値であり、m+nは、1以上であり、mは、基地局によって構成されるかまたはあらかじめ定義されており、nは、基地局によって構成されるかまたはあらかじめ定義されている。
任意選択で、端末が測定情報を報告する前に、基地局は、端末に参照信号測定報告指示を送る。参照信号測定報告指示は、報告された測定情報が測定情報が報告された後に存在するアップリンク送信またはダウンリンク送信に関係があるかどうかを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットタイプに関係があるかどうかを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含むかどうかを示すために使用される。参照信号測定報告指示は、報告された測定情報が測定情報が報告された後に存在するアップリンク送信またはダウンリンク送信に関係しないことを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットタイプに関係しないことを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含むことを示すために使用される場合、端末によって報告された測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値と、またはサブリソースユニットインデックスと測定値と、またはサブリソースユニットインデックス、またはリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含む。場合によっては、端末によって報告された測定情報は、シナリオ1からシナリオ20中の方式に従ってリソースユニットタイプに基づいて決定される。
任意選択で、端末によって報告された測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値と、またはサブリソースユニットインデックスと測定値と、またはサブリソースユニットインデックス、またはリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含む。
任意選択で、上記のシナリオでは、報告されたインデックスの量と報告された測定値の量とは異なり得る。たとえば、1つのインデックスは複数の測定値に対応していることがある。端末は、インデックスのみを報告し得る。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、基地局は、端末によって報告された測定情報を構成し得、端末は、構成に基づいて参照信号のリソースユニットタイプを決定する。
任意選択で、1つのリソースユニットが、1つのサブリソースユニットしか含まない(すなわち、リソースユニットがサブリソースユニットに分割されない)とき、サブリソースユニットがリソースユニットであることが理解され得る。
本発明の別の実施形態は、リソース要求方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図8に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ801.端末は、ネットワークノードに参照信号送信要求を送る。
参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
ステップ802.ネットワークノードは、参照信号送信要求を受信する。
任意選択で、参照信号は、ダウンリンク測定のために使用される参照信号、たとえば、CSI−RSであり得るか、またはアップリンク測定のために使用される参照信号、たとえば、サウンディング参照シンボル(Sounding Reference Symbol、SRS)であり得る。
上記の実施形態では、基地局は、端末の要求に基づいて、対応する参照信号を送るために使用されるリソースを決定し得る。
以下は、本発明のこの実施形態において端末が参照信号送信要求を送るステップについて説明するために例を使用する。
任意選択で、端末がCSI−RS送信要求を送ることは以下のシナリオを含む。
CSI−RSリソース要求シナリオ1:任意選択で、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ2:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、CSI−RSリソース要求シナリオ1および2では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重み、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
CSI−RSリソース要求シナリオ3:任意選択で、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ4:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、CSI−RSリソース要求シナリオ3および4では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
CSI−RSリソース要求シナリオ5:端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ6:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないものである。
任意選択で、端末がSRS送信要求を送ることは以下のシナリオを含む。
SRSリソース要求シナリオ1:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
SRSリソース要求シナリオ2:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、SRSリソース要求シナリオ1および2では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重み、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
SRSリソース要求シナリオ3:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
SRSリソース要求シナリオ4:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、SRSリソース要求シナリオ3および4では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
SRSリソース要求シナリオ5:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があるものである。
SRSリソース要求シナリオ6:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないものである。
本発明の別の実施形態は、リソース指示方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図9に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ901.基地局は、端末に構成情報を送り、構成情報は、端末のリソースを示す。
ステップ902.端末は、構成情報を受信する。
任意選択で、リソースは、受信または送信ビーム、受信または送信ビームインデックス、受信または送信プリコーディング、受信または送信プリコーディングインデックス、受信または送信アンテナポート、および空間リソースのリソースのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、リソースが、受信ビーム、受信ビームインデックス、受信プリコーディング、受信プリコーディングインデックス、受信アンテナポート、および空間リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、リソースは、ダウンリンク送信、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル送信、物理ダウンリンク制御チャネル送信、またはCSI−RS送信のために使用され得る。
任意選択で、リソースが、送信ビーム、送信ビームインデックス、送信プリコーディング、送信プリコーディングインデックス、送信アンテナポート、および空間リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、リソースは、アップリンク送信、たとえば、物理アップリンク共有チャネル送信、物理アップリンク制御チャネル送信、SRS送信、またはスケジューリング要求送信のために使用され得る。
任意選択で、構成情報は、基地局の送信ビーム、基地局の受信ビーム、端末の送信ビーム、端末の受信ビーム、時間領域リソース、周波数領域リソース、コード領域リソース、および関連付けられたポート特性のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ビームは、プリコーディング、重みシーケンス番号、ビームシーケンス番号、およびビーム範囲のうちの少なくとも1つを含む。関連付けられたポート特性は、ポート間のQCL関係を含む。
任意選択で、ビーム範囲は、固定されたビーム範囲または相対的なビーム範囲を含む。
任意選択で、構成情報が、時間領域リソース、周波数領域リソース、およびコード領域リソースのうちの少なくとも1つを含むとき、構成情報によって示されるリソースと端末のリソースを使用することによって実行される送信とは同じポート特性または関連付けられたポート特性を有する。任意選択で、同じポート特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、関連付けられたポート特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
以下は、本発明のこの実施形態において基地局が端末のリソースを構成するステップについて説明するために例を使用する。
例1:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、端末の受信ビーム、たとえば、端末の受信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の端末の受信ビームのシーケンス番号に基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の端末の受信ビームのシーケンス番号と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいて送信ビームを決定する。
例2:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、端末の送信ビーム、たとえば、端末の送信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の端末の送信ビームのシーケンス番号に基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の端末の送信ビームのシーケンス番号と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例3:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、基地局の送信ビーム、たとえば、基地局の送信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の基地局の送信ビームのシーケンス番号と基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の基地局送信ビームのシーケンス番号と、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例4:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、基地局の受信ビーム、たとえば、基地局の受信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の基地局の受信ビームのシーケンス番号と基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の基地局の受信ビームのシーケンス番号と、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例5:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソースと、コード領域リソースと、周波数領域リソースとのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される端末の受信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される受信ビームと、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいて送信ビームを決定する。
例6:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される端末の送信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される送信ビームと、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例7:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームペア関係とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例8:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
任意選択で、例5から例8中の構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースは、アップリンク送信またはダウンリンク送信と時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソース上の部分との間のQCL関係であり得る。端末は、例5から例8中の方法に従ってアップリンク送信の送信ビームまたはダウンリンク送信の受信ビームを決定するために、QCL関係と、構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースとに基づいて時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソース上のビームを決定する。
任意選択で、例5から例8中の構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースがダウンリンクまたはアップリンク測定の参照信号を送信するために使用される時間/周波数/コードリソースである場合、時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースは、リソースユニットおよび/またはサブリソースユニットであり得る。測定参照信号のリソースユニットタイプは、リソースユニット中のサブリソースユニットが同じ参照信号特性を有するものであるか、または参照信号QCL関係によって示された参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係があるか、または参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がない場合、構成情報は、サブリソースユニット識別子を含む。測定参照信号のリソースユニットタイプは、リソースユニット中のサブリソースユニットが異なる参照信号特性を有するものであるか、または参照信号QCL関係によって示された参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がないか、または参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がある場合、構成情報は、サブリソースユニット識別子を含む。
任意選択で、参照信号のリソースユニット量が1であるとき、構成情報はリソースユニット識別子を含まない。
任意選択で、端末がアップリンク送信またはダウンリンク送信を実行する前に、基地局は、端末によって報告された参照信号の測定情報を受信する。この場合、構成情報は、端末によって報告された参照信号の測定情報の識別子および/または参照信号の測定構成の識別子を含む。
参照信号の測定情報の識別子は、測定値の識別子、リソースユニットインデックスの識別子、サブリソースユニットインデックスの識別子、および参照信号リソースインデックスの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
参照信号の測定構成の識別子は、参照信号の測定情報を1回報告するように端末を構成するために使用される構成情報の識別子または端末が測定情報を1回報告する処理またはイベントの識別子を含む。
端末は、アップリンク送信またはダウンリンク送信のためのビームを決定するために、参照信号の測定情報の識別子と参照信号の測定構成の識別子とに基づいて、参照信号の測定情報が参照信号の測定構成における測定を通して取得されるリソース上のビームを決定する。
以下は、本発明において端末のリソースを構成するために、基地局が参照信号の測定情報の識別子と参照信号の測定構成の識別子とを使用するステップについて説明するために例を使用する。
例9:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の受信ビームに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の受信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例10:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の送信ビームに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の送信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例11:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の受信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例12:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の送信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
任意選択で、例1から例12中の構成情報は、ビーム範囲をさらに含み得る。ビーム範囲が相対範囲である場合、例1から例12中の方法に従ってビームを決定した後に、端末はビーム範囲中のビームを選択する。たとえば、例1から例12に基づいて決定されたビームの水平角が30度であり、ビーム範囲が−10度から10度である場合、端末は、20度から40度の範囲中でビームを選択する。別の例では、例1から例12中で決定されたビームのビームシーケンス番号が5であり、ビーム範囲が−2から2である場合、端末は、ビームシーケンス番号が{3,4,5,6,7}であるビームからビームを選択する。ビーム範囲が絶対範囲である場合、端末は、構成されたビーム範囲中でビームを選択する。たとえば、ビーム水平角は、20度から40度に及ぶ。別の例では、ビームシーケンス番号の範囲は、{3,4,5,6,7}である。
任意選択で、いくつかの報告された測定情報の量が1であるとき、測定情報識別子を示す必要がない。
任意選択で、アップリンク送信またはダウンリンク送信の前に、基地局は、端末に、測定情報が構成情報に関連付けられるかどうかを示す指示をさらに送る。基地局は、端末によって送られた測定情報が構成情報に関連付けられないことを構成する場合、構成情報は、端末によって報告された参照信号の測定情報の識別子を含まない。
本発明のこの実施形態では、構成情報と報告された測定情報との意味について、上記の参照信号の送信方法における説明を参照されたい。詳細についてここで再び説明しない。
上記の複数の方法実施形態では、様々な解決策における一部のまたはすべてのステップおよび技術的実装の詳細が使用のために組み合わされ得ることに留意されたい。
本発明の実施形態は、方法実施形態におけるステップおよび方法を実装するための装置実施形態をさらに提供する。方法実施形態における方法、ステップ、技術的詳細、および技術的効果も装置実施形態に適用可能であるが、詳細についてここで再び説明しない。
図10は、基地局の概略構造図である。基地局は、図1に示すシステムに適用され得る。基地局20は、1つまたは複数のリモート無線ユニット(Remote Radio Unit、RRU)201と1つまたは複数のベースバンドユニット(Baseband Unit、BBU)202とを含む。RRU201は、トランシーバユニット、トランシーバ、トランシーバ回路、トランシーバなどと呼ばれることがあり、少なくとも1つのアンテナ2011と無線周波数装置2012とを含み得る。RRU201は、主に、無線周波信号を受信/送信し、無線周波信号とベースバンド信号との間の変換を実行するように構成され、たとえば、端末に上記の実施形態におけるシグナリング指示および/または参照信号を送るように構成され得る。BBU202は、主に、ベースバンド処理を実行し、基地局を制御するように構成される。RRU201とBBU202とは、物理的に一緒に配設され得るか、または、物理的に分離され、すなわち、分散基地局であり得る。
BBU202は、基地局の制御センターであり、処理ユニットと呼ばれることもあり、主に、チャネルコーディング、多重化、変調、またはスペクトラム拡散などのベースバンド処理機能を実装するように構成される。一例では、BBU202は、1つまたは複数のボードを含み得、複数のボードは、単一のアクセス標準の(5Gネットワークなどの)無線アクセスネットワークを一緒にサポートし得るか、または、異なるアクセス規格の無線アクセスネットワークを別々にサポートし得る。BBU202は、メモリ2021とプロセッサ2022とをさらに含む。メモリ2021は、必要な命令とデータとを記憶するように構成される。プロセッサ2022は、必要な行為を実行するように基地局を制御するように構成される。メモリ2021とプロセッサ2022とは、1つまたは複数のボードをサービスし得る。言い換えれば、メモリとプロセッサとは、各ボード上に独立して配設され得る。代替的に、複数のボードは、同じメモリとプロセッサとを使用し得る。さらに、必要な回路は、各ボード上にさらに配設される。
基地局は、上記の方法実施形態における参照信号の送信方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
プロセッサは、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングするように構成され、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを含む。
トランシーバは、参照信号を送り、端末から、サブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信するように構成される。
任意選択で、トランシーバは、端末に参照信号の構成情報を送るようにさらに構成される。
基地局はまた、上記の方法実施形態におけるリソース要求方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
トランシーバは、端末から参照信号送信要求を受信するように構成される。
プロセッサは、参照信号送信要求から、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成される。
基地局はまた、上記の方法実施形態におけるリソース指示方法を実装するように構成され得る。
図11は、端末の概略構造図である。端末は、図1に示すシステムに適用され得る。説明を容易にするために、図11に、端末の主要構成要素のみを示す。図11に示すように、端末10は、プロセッサと、メモリと、制御回路と、アンテナと、入力/出力装置とを含む。プロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理することと、端末全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラムとデータとを記憶する、たとえば、上記の実施形態において説明したコードブックを記憶するように構成される。制御回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波信号との間の変換を実行することと、無線周波信号を処理することとを行うように構成される。制御回路とアンテナとの組合せは、電磁波の形態で無線周波信号を受信/送信するように主に構成されるトランシーバと呼ばれることもある。タッチスクリーン、ディスプレイスクリーン、またはキーボードなどの入力/出力装置は、主に、ユーザによって入力されたデータを受信することと、ユーザにデータを出力することとを行うように構成される。
端末が電源投入された後、プロセッサは、メモリ中のソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を解釈および実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理する。データをワイヤレス方式で送る必要があるとき、プロセッサは、送るデータに対してベースバンド処理を実行し、次いで、無線周波数回路にベースバンド信号を出力する。ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行した後に、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって電磁波の形態で無線周波信号を送る。データが端末に送られると、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって無線周波信号を受信し、ベースバンド信号に無線周波信号を変換し、プロセッサにベースバンド信号を出力する。プロセッサは、データにベースバンド信号を変換し、データを処理する。
説明を容易にするために、図11にただ1つのメモリと1つのプロセッサとを示すことを当業者は理解し得る。実際に、端末は、複数のプロセッサとメモリとを含み得る。メモリは、記憶媒体、ストレージデバイスなどと呼ばれることもある。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
随意の実装では、プロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとを含み得る。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理するように構成され、中央処理ユニットは、主に、端末全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成される。図11中のプロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとの機能と一体化される。ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとは、独立したプロセッサであり得、バスなどの技術を使用することによって相互接続される。端末が、様々なネットワーク規格に適応するために複数のベースバンドプロセッサを含み得、端末が、端末の処理能力を向上させるために複数の中央処理ユニットを含み得、端末のすべての構成要素が、様々なバスを使用することによって互いに接続され得ることを当業者は理解し得る。ベースバンドプロセッサはまた、ベースバンド処理回路またはベースバンド処理チップとして表され得る。中央処理ユニットはまた、中央処理回路または中央処理チップとして表され得る。通信プロトコルと通信データとを処理する機能は、プロセッサ中に埋め込まれ得るか、またはソフトウェアプログラムの形態でメモリ中に記憶され得、プロセッサは、ベースバンド処理機能を実施するためにソフトウェアプログラムを実行する。
たとえば、本発明のこの実施形態では、受信および送信機能を有するアンテナと制御回路とは、端末10のトランシーバユニット101と見なされ得、処理機能を有するプロセッサは、端末10の処理ユニット102と見なされ得る。図11に示すように、端末10は、トランシーバユニット11と処理ユニット102とを含む。トランシーバユニットは、トランシーバ、トランシーバ、トランシーバ装置などと呼ばれることもある。任意選択で、トランシーバユニット101中にある、受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信ユニットと見なされ得、トランシーバユニット101中にある、送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信ユニットと見なされ得、すなわち、トランシーバユニット101は、受信ユニットと送信ユニットとを含む。たとえば、受信ユニットは、受信機、受信機、受信機回路などと呼ばれることもあり、送信ユニットは、送信機、送信機、送信回路などと呼ばれることもある。
端末は、上記の方法実施形態における参照信号の送信方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
トランシーバは、ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信し、構成情報に基づいて、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信するように構成され、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを含む。
プロセッサは、受信された参照信号を測定するように構成される。
トランシーバは、サブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送るようにさらに構成される。
端末はまた、上記の方法実施形態におけるリソース要求方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
プロセッサは、参照信号送信要求を生成するように構成され、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
トランシーバは、ネットワークノードに参照信号送信要求を送るように構成される。
端末はまた、上記の方法実施形態におけるリソース指示方法を実装するように構成され得る。
本発明の実施形態に記載されている様々な例示的な論理ブロックおよびステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組合せを使用することによって実装され得ることを当業者はさらに理解し得る。機能がハードウェアによって実装されるのか、またはソフトウェアによって実装されるのかは、特定の適用例およびシステム全体の設計要件に依存する。特定の適用例ごとに、当業者は、機能を実装するために様々な方法を使用し得る。しかしながら、この実装が本発明の実施形態の保護範囲を越えると見なしてはならない。
本発明の実施形態において説明する様々な例示的な論理ユニットおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理装置、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または任意のそれらの組合せの設計を使用することによって説明する機能を実装し得るかまたは動作させ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得る。任意選択で、汎用プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアをもつ1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他の同様の構成などのコンピューティング装置の組合せを使用することによって実装され得る。
本発明の実施形態において説明する方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアユニット、またはそれらの組合せに直接埋め込まれ得る。ソフトウェアユニットは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、CD−ROM、または当技術分野における任意の他の形態の記憶媒体中に記憶され得る。たとえば、記憶媒体はプロセッサに接続され得、したがって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込み得る。任意選択で、記憶媒体はプロセッサに統合され得る。プロセッサと記憶媒体とはASIC中に配設され得、ASICはUE中に配設され得る。任意選択で、プロセッサと記憶媒体とは、UEの異なる構成要素中に配設され得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、本発明の実施形態において説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。機能がソフトウェアを使用することによって実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体中に記憶され得るか、または1つもしくは複数の命令もしくはコードの形態でコンピュータ可読媒体に送信される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体とコンピュータプログラムをある位置から別の位置に移動することを可能にする通信媒体とを含む。記憶媒体は、任意の汎用または特殊コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体であり得る。たとえば、そのようなコンピュータ可読媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは別の光ディスクストレージ、ディスクストレージもしくは別の磁気ストレージ装置、またはプログラムコードを担持または記憶するために使用され得る任意の他の媒体を含み得、プログラムコードは、命令もしくはデータ構造の形態に、または汎用もしくは特殊コンピュータによってまたは汎用もしくは特殊プロセッサによって読み取られ得る形態にある。さらに、いかなる接続も、適宜に、コンピュータ可読媒体として定義され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)を使用することによってまたは赤外線、無線、またはマイクロ波などのワイヤレス方式でウェブサイト、サーバ、または別のリモートリソースから送信される場合、ソフトウェアは、定義されたコンピュータ可読媒体中に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、圧縮ディスクと、レーザーディスクと、光ディスクと、DVDと、フロッピーディスクと、ブルーレイディスクとを含む。ディスク(disk)は、概して、磁気手段によってデータをコピーし、ディスク(disc)は、概して、レーザー手段によって光学的にデータをコピーする。上記の組合せはまた、コンピュータ可読媒体中に含まれ得る。
本発明における本明細書の上記の説明により、当業者は、本発明のコンテンツを使用または実装することが可能になり得る。開示するコンテンツに基づいて行われるいかなる修正も当技術分野において明らかであると見なすべきである。本発明において説明する基本原理は、本発明の本質および範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本発明に開示したコンテンツは、説明する実施形態および設計に限定されず、さらに、本発明の原理および本発明に開示した新しい特徴に一致する最大範囲に拡張され得る。
本出願は、2017年1月6日に中国特許庁に出願された「REFERENCE SIGNAL TRANSMISSION METHOD, AND APPARATUS」と題する中国特許出願第201710011019.X号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、モバイル通信技術の分野に関し、特に、参照信号送信方法および装置に関する。
モバイル通信技術の発展とともに、通信レートおよび容量についての要件がますます増加している。第3世代パートナーシッププロジェクト3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、次世代の発展型無線システム(New Radio、NR)におけるシステム設計に高周波数帯域を考慮に入れている。高周波数帯域上では、カバレージは、ビームフォーミング技術を使用することによって向上され得る。基地局と端末とは、複数のビームを使用することによって互いに通信し得る。ダウンリンク送信では、基地局側での最適な送信ビームと端末側での最適な受信ビームとを決定するために、基地局は、複数のビーム上でチャネル状態情報参照信号(Channel state information reference signal、CSI−RS)を送る必要がある。端末は、参照信号を受信するために複数のビームを使用し、測定を通して参照信号受信電力(Reference Signal Reception Power、RSRP)または信号対干渉雑音比(Signal to Interference and Noise Ratio、SINR)を別々に取得した後に測定情報を報告する。基地局は、最適なビームを決定する。
上記の測定情報の報告解決策は、最適化される必要がある。
本出願は、報告された測定情報によって占有されるチャネルリソースの量を低減するための参照信号送信方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、参照信号送信方法であって、
ネットワークノードによって、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングすることによって参照信号を送ることであって、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを備える、ことと、
端末からネットワークノードによって、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信することと
を含む、参照信号送信方法が提供される。
第1の態様に関して、第1の可能な実装では、本方法は、
ネットワークノードによって、端末に参照信号の構成情報を送ること
をさらに含む。
第1の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第1の態様の第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第8の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第1の態様の第3から第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、
同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第10の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値との情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の第10の可能な実装に関して、第11の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様によれば、参照信号送信方法であって、
端末によって、ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信することと、
構成情報に基づいて、端末によって、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信し、測定することであって、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを備える、ことと、
ネットワークノードに、端末によって、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送ることと
を含む、参照信号送信方法が提供される。
第2の態様に関して、第1の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第2の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第2の態様の第2から第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装では、同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の第9の可能な実装に関して、第10の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、ネットワークノードであって、
少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングするように構成されたプロセッサであって、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを備える、プロセッサと、
参照信号を送り、端末から、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信するように構成されたトランシーバと
を含む、ネットワークノードを提供する。
第3の態様に関して、第1の可能な実装では、
トランシーバは、端末に参照信号の構成情報を送るようにさらに構成される。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第3の態様の第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、
リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第2のまたは第3の可能な実装に関して、第8の可能な実装では、
リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第3の態様の第3から第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、
同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第10の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の第10の可能な実装に関して、第11の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値とプリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様によれば、端末であって、
ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信し、構成情報に基づいて、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信するように構成されたトランシーバであって、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを備える、トランシーバと、
受信された参照信号を測定するように構成されたプロセッサと
を含み、
トランシーバは、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送るようにさらに構成された、
端末を提供する。
第4の態様に関して、第1の可能な実装では、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを備える。
第4の態様の第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装では、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第3の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第4の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分のインデックスと複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第5の可能な実装では、リソースユニット量は1であり、リソースユニットタイプは、1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値を備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第6の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの1つの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、複数のリソースユニットの部分のインデックスと複数のリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第1のまたは第2の可能な実装に関して、第7の可能な実装では、リソースユニット量は2以上であり、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットのうちの第1のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有することと、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が異なる参照信号特性または関連付けられていない参照信号特性を有することとを示すとき、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報は、少なくとも1つのリソースユニットの第2のリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスとサブリソースユニットの部分に対応する参照信号の測定値とを備える。
第4の態様の第2から第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装では、同じ参照信号特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、
関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
上記の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装では、測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、および測定値の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の第9の可能な実装に関して、第10の可能な実装では、測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含む。
可能な設計では、本出願で提供されるネットワークノードは、上記の方法でネットワークノードの挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
可能な設計では、本出願で提供される端末は、上記の方法で端末の挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
第5の態様によれば、通信システムが提供され、システムは、第3の態様および第4の態様において説明したネットワークノードと端末とを含むか、またはネットワークノードと、端末と、コアネットワークとを含む。
第6の態様によれば、コンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ記憶媒体は、上記の第1から第4の態様の実装に関係するプログラムを含む。
第7の態様によれば、リソース要求方法であって、
ネットワークノードによって、端末から参照信号送信要求を受信することであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、こと
を含む、リソース要求方法が提供される。
第8の態様によれば、リソース要求方法であって、
端末によって、ネットワークノードに参照信号送信要求を送ることであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、こと
を含む、リソース要求方法が提供される。
第9の態様によれば、ネットワークノードであって、
端末から参照信号送信要求を受信するように構成されたトランシーバと、
参照信号送信要求から、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成されたプロセッサと
を含む、ネットワークノードが提供される。
第10の態様によれば、端末であって、
参照信号送信要求を生成するように構成されたプロセッサであって、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサと、
ネットワークノードに参照信号送信要求を送るように構成されたトランシーバと
を含む、端末が提供される。
可能な設計では、本出願で提供されるネットワークノードは、上記の方法でネットワークノードの挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
可能な設計では、本出願で提供される端末は、上記の方法で端末の挙動を実行する対応するモジュールを含み得、モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであり得る。
第11の態様によれば、通信システムが提供され、システムは、第9の態様および第10の態様において説明されたネットワークノードと端末とを含むか、またはネットワークノードと、端末と、コアネットワークとを含む。
第12の態様によれば、コンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ記憶媒体は、上記の第7から第10の態様の実装に関係するプログラムを含む。
本出願の別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供され、命令がコンピュータ上で動作するとき、コンピュータは、上記の態様で方法を実行することが可能になる。
本発明の実施形態または従来技術における技術的な解決法をより明確に説明するために、以下は、実施形態または従来技術を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に説明する。
本発明の一実施形態を実装するための可能なシステムの概略構造図である。
本発明の実施形態による、参照信号送信方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、別のタイプのビーム構成の概略図である。
本発明の一実施形態による、リソース要求方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ビーム指示方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態による、基地局の概略構造図である。
本発明の一実施形態による、端末の概略構造図である。
添付の図面を参照しながら、以下に、本発明において提供される実施形態について詳細に説明する。本発明の実施形態において説明するネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本発明の実施形態における技術的解決策についてより明確に説明することを目的とするが、本発明の実施形態において提供される技術的解決策を限定することは意図されない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発展し、新しいサービスシナリオが出現するとともに、本発明の実施形態において提供される技術的解決策もまた、同様の技術的問題に適用可能になることを知り得る。
図1は、本発明における可能なシステムネットワークの概略図である。図1に示すように、少なくとも1つの端末10は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略してRAN)と通信する。RANは、少なくとも1つの基地局(Base Station、略してBS)20を含む。明確化のために、ただ1つの基地局と1つのUEとを図に示す。RANは、コアネットワーク(Core Network、略してCN)に接続される。任意選択で、CNは、インターネットおよび公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、略してPSTN)などの1つまたは複数の外部ネットワーク(External Network)に結合され得る。
理解を容易にするために、以下に、本出願中に含まれる用語について部分的に説明する。
本出願における、「ネットワーク」および「システム」という用語は、通常は、交換可能に使用されるが、用語の意味は当業者によって理解され得る。ユーザ機器(英語:User Equipment、略してUE)は、通信機能を有する端末デバイスであり、端末と呼ばれることもあり、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、またはコンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイスなどを含み得る。ユーザ機器は、異なるネットワークでは異なる名前、たとえば、端末、移動局、加入者ユニット、局、セルラー電話、携帯情報端末、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、およびワイヤレスローカルループ局を有し得る。説明を容易にするために、本出願では、これらのデバイスは、ユーザ機器UEまたは端末と呼ばれる。基地局(Base Station、略してBS)は、基地局デバイスと呼ばれることもあり、ワイヤレス通信機能を提供するために無線アクセスネットワーク中に展開されるデバイスである。基地局は、異なる無線アクセスシステムでは異なる名前を有し得る。たとえば、基地局は、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、略してUMTS)ネットワークではノードB(NodeB)と呼ばれ、基地局は、LTEネットワークでは発展型ノードB(evolved NodeB、略してeNBまたはeノードB)と呼ばれ、基地局は、将来の5Gシステムでは送受信ポイント(Transmission Reception Point、TRP)、ネットワークノード、またはgノードB(g−NodeB、gNB)と呼ばれることがある。
本発明の一実施形態は、参照信号送信方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図2に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ201.ネットワークノードは、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングすることによって参照信号を送り、少なくとも1つのリソースユニットが、複数のサブリソースユニットを含む。
ステップ202.ネットワークノードは、端末から、複数のサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信する。
任意選択で、上記の方法は以下のステップをさらに含み得る。
ステップ203.ネットワークノードは、端末に参照信号の構成情報を送る。
任意選択で、ステップ203は、ステップ201の前に実行され得る。
上記の解決策では、端末は、参照信号の構成情報に基づいて、報告する測定情報の部分を選択し、したがって、測定情報によって占有されるチャネルリソースの量が低減される。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、参照信号は、チャネル状態情報参照信号(Channel state information reference signal、CSI−RS)である。
本発明のこの実施形態では、リソースユニットとサブリソースユニットとはそれぞれ、チャネルリソースのセグメントを意味する。リソースユニットとサブリソースユニットとは、時間によって区別され得、それぞれ、時間単位(time unit、TU)およびサブ時間単位(sub−time unit、サブTU)と呼ばれることがある。同じTU中の異なるサブTUは、時分割多重TDMまたはインターリーブ周波数分割多元接続IFDMA(Interleaved Frequency Division Multiple Access、IFDMA)であり得る。代替的に、異なるリソースユニットおよび異なるサブリソースユニットの双方は、周波数によって区別され得る。代替的に、異なるリソースユニットおよび異なるサブリソースユニットの双方は、時間、周波数、および/またはコードによって区別され得る。ネットワークノードは、1つまたは複数のビームを使用することによって各サブリソースユニット上でCSI−RSを送り得る。
任意選択で、参照信号の構成情報は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、リソースユニットシーケンスは、異なるリソースユニットタイプの一連の複数のリソースユニットであり得る。
任意選択で、リソースユニットタイプは、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットにネットワークノードによってマッピングされた参照信号が同じ参照信号特性または関連付けられた参照信号特性を有するかどうかを示す。
任意選択で、同じ参照信号特性は、同じ送信ビームと、同じプリコーディングと、同じビーム識別子と、同じプリコーディング識別子と、同じ発射角と、同じアンテナポートとの特性のうちの少なくとも1つを含み、関連付けられた参照信号特性は、擬似コロケーション(Quasi Co−Location、QCL)関係を含む。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、QCL関係は、参照信号アンテナポートが同じパラメータを有することを意味するか、またはQCL関係は、端末が、アンテナポートのパラメータに基づいて、アンテナポートとのQCL関係を有するアンテナポートのパラメータを決定し得ることを意味するか、またはQCL関係は、2つのアンテナポートが同じパラメータを有することを意味するか、またはQCL関係は、2つのアンテナポート間のパラメータ差がしきい値よりも小さいことを意味する。パラメータは、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均遅延、平均利得、到来角(Angle of Arrival、AOA)、平均AOA、AOA拡散、発射角(Angle of Departure、AOD)、平均発射角AOD、AOD拡散、受信アンテナ空間相関パラメータ、送信アンテナ空間相関パラメータ、送信ビーム、受信ビーム、およびリソース識別子のうちの少なくとも1つであり得る。ビームは、プリコーディングと、重みシーケンス番号と、ビームシーケンス番号とのうちの少なくとも1つを含む。角度は、異なる寸法での分解値または異なる寸法での分解値の組合せであり得る。アンテナポートは、異なるアンテナポート数を有するアンテナポート、ならびに/または同じアンテナポート数を有し、異なる時間、周波数、および/もしくはコード領域リソース上で情報を送信もしくは受信するために使用されるアンテナポート、ならびに/または異なるアンテナポート数を有し、異なる時間、周波数、および/もしくはコード領域リソース上で情報を送信もしくは受信するために使用されるアンテナポートである。リソース識別子は、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)リソース識別子またはSRSリソース識別子を含み、リソース上のビームを示すために使用される。
測定情報は、リソースユニットインデックス、サブリソースユニットインデックス、測定値、および参照信号リソースインデックの情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
測定値は、参照信号受信電力RSRP、RSRP量子化値、チャネル品質インジケータCQI、信号対干渉雑音比SINR、SINR量子化値、プリコーディング行列指示PMI、およびランク指示RIの情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末がサブリソースユニットの部分に関係する測定情報を報告することは、複数のケースを含み得る。たとえば、端末は、リソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、またはサブリソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、または測定値の部分のみを報告するか、または1つのリソースユニットのサブリソースユニットの部分のインデックスと対応する参照信号の測定値とのみを報告するか、または、測定情報の部分のみを報告する、たとえば、測定値と、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスとのうちの1つまたは2つのみを報告する。例を使用することによって詳細な説明が以下に提供される。
以下は、本発明のこの実施形態における構成情報に基づいて端末が報告される測定情報をどのように決定するのかについて説明するために例を使用する。説明を容易にするために、リソースユニットとサブリソースユニットとがそれぞれTUおよびサブTUであり、1つのTUが4つのサブTUを含み、同じ参照信号特性が同じ送信ビームである例が説明のために以下で使用される。
シナリオ1:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ2:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ3:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ4:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ5:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有することと、別のTUの複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有することとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号が異なる送信ビームを有するTUについて報告がシナリオ1の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号が同じ送信ビームを有するTUについて報告がシナリオ3の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
図3から図7では、TxBおよびRxBはそれぞれ、基地局の送信ビームおよび端末の受信ビームを表す。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ5では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重みと、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択で、少なくとも1つのリソースユニットの複数のサブリソースユニットに基地局によってマッピングされた参照信号が関連付けられた参照信号特性を有するかどうかをリソースユニットタイプが示す例が説明のために以下で使用される。
任意選択で、この例では、関連付けられた参照信号特性は、参照信号QCL関係である。参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含む場合、以下のシナリオが含まれる。
シナリオ6:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ7:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ8:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ9:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ10:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることと、別のTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないこととを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUについて報告がシナリオ6の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUについて報告がシナリオ8の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
任意選択で、この例では、関連付けられた参照信号特性は、参照信号QCL関係である。参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含む場合、以下のシナリオが含まれる。
シナリオ11:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ12:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ13:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ14:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ15:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないことと、別のTUの複数のサブTUの参照信号のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があることとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUが複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有するTUについて報告がシナリオ11の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号がすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係を有しないTUについて報告がシナリオ13の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
同じ参照信号特性が同じ受信ビームである例が説明のために以下で使用される。
シナリオ16:図3に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ17:図4に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ18:図5に示すように、TU量が1であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、サブTUの部分に対応する参照信号の測定値を含む。
シナリオ19:図6に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、1つのTUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することを示すとき、報告された測定情報は、TUの部分のインデックスとTUの部分に対応する参照信号の測定値とを含む。
シナリオ20:図7に示すように、TU量が2以上であり、リソースユニットタイプは、TUの複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有することと、別のTUの複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有することとを示すとき、異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUの前にあるものである場合、報告された測定情報は、複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUのサブTUのインデックスとサブTUに対応する参照信号の測定値とを含む。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUが複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUの後にあるものである場合、複数のサブTUの参照信号が同じ受信ビームを有するTUについて報告がシナリオ1の方法に従って実行され、複数のサブTUの参照信号が異なる受信ビームを有するTUについて報告がシナリオ3の方法に従って実行される。異なるリソースユニットタイプのリソースユニットのシーケンスは、あらかじめ定義され得るか、または参照信号の構成情報中に基地局によって構成され得る。
任意選択で、シナリオ16からシナリオ20では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中のサブTUは、さらに、参照信号リソースまたは別のサブリソースユニットであり得、シナリオ1からシナリオ5中のサブTUインデックスは、さらに、参照信号リソースインデックスまたは別のサブリソースユニットインデックスであり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中の端末によって報告された測定情報は、測定値以外の測定情報を含み、すなわち、測定値を含まない。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ20中の端末によって報告された測定情報中の測定値は、m個の最適な測定値とn個の最悪の測定値とを含み、mおよびnは、0以上の値であり、m+nは、1以上であり、mは、基地局によって構成されるかまたはあらかじめ定義されており、nは、基地局によって構成されるかまたはあらかじめ定義されている。
任意選択で、端末が測定情報を報告する前に、基地局は、端末に参照信号測定報告指示を送る。参照信号測定報告指示は、報告された測定情報が測定情報が報告された後に存在するアップリンク送信またはダウンリンク送信に関係があるかどうかを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットタイプに関係があるかどうかを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含むかどうかを示すために使用される。参照信号測定報告指示は、報告された測定情報が測定情報が報告された後に存在するアップリンク送信またはダウンリンク送信に関係しないことを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットタイプに関係しないことを示すために使用されるか、または報告された測定情報がリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含むことを示すために使用される場合、端末によって報告された測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値と、またはサブリソースユニットインデックスと測定値と、またはサブリソースユニットインデックス、またはリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含む。場合によっては、端末によって報告された測定情報は、シナリオ1からシナリオ20中の方式に従ってリソースユニットタイプに基づいて決定される。
任意選択で、端末によって報告された測定情報は、リソースユニットインデックスと、サブリソースユニットインデックスと、測定値と、またはサブリソースユニットインデックスと測定値と、またはサブリソースユニットインデックス、またはリソースユニットインデックスとサブリソースユニットインデックスとを含む。
任意選択で、上記のシナリオでは、報告されたインデックスの量と報告された測定値の量とは異なり得る。たとえば、1つのインデックスは複数の測定値に対応していることがある。端末は、インデックスのみを報告し得る。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、基地局は、端末によって報告された測定情報を構成し得、端末は、構成に基づいて参照信号のリソースユニットタイプを決定する。
任意選択で、1つのリソースユニットが、1つのサブリソースユニットしか含まない(すなわち、リソースユニットがサブリソースユニットに分割されない)とき、サブリソースユニットがリソースユニットであることが理解され得る。
本発明の別の実施形態は、リソース要求方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図8に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ801.端末は、ネットワークノードに参照信号送信要求を送る。
参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
ステップ802.ネットワークノードは、参照信号送信要求を受信する。
任意選択で、参照信号は、ダウンリンク測定のために使用される参照信号、たとえば、CSI−RSであり得るか、またはアップリンク測定のために使用される参照信号、たとえば、サウンディング参照シンボル(Sounding Reference Symbol、SRS)であり得る。
上記の実施形態では、基地局は、端末の要求に基づいて、対応する参照信号を送るために使用されるリソースを決定し得る。
以下は、本発明のこの実施形態において端末が参照信号送信要求を送るステップについて説明するために例を使用する。
任意選択で、端末がCSI−RS送信要求を送ることは以下のシナリオを含む。
CSI−RSリソース要求シナリオ1:任意選択で、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ2:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、CSI−RSリソース要求シナリオ1および2では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重み、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
CSI−RSリソース要求シナリオ3:任意選択で、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ4:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、CSI−RSリソース要求シナリオ3および4では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
CSI−RSリソース要求シナリオ5:端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があるものである。
CSI−RSリソース要求シナリオ6:たとえば、端末は、以下の情報を含むCSI−RS送信要求を送る。CSI−RSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないものである。
任意選択で、端末がSRS送信要求を送ることは以下のシナリオを含む。
SRSリソース要求シナリオ1:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
SRSリソース要求シナリオ2:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる送信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、SRSリソース要求シナリオ1および2では、送信ビームは、さらに、送信ビーム識別子、送信重み、プリコーディング、プリコーディング識別子、発射角、送信アンテナポート、および送信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
SRSリソース要求シナリオ3:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、異なる受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
SRSリソース要求シナリオ4:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、同じ受信ビームがリソースユニットのサブリソースユニット上で使用されるものである。
任意選択で、SRSリソース要求シナリオ3および4では、受信ビームは、さらに、受信ビーム識別子、受信重み、到来角、受信アンテナポート、および受信端空間特性のうちの少なくとも1つであり得る。
SRSリソース要求シナリオ5:端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係があるものである。
SRSリソース要求シナリオ6:たとえば、端末は、以下の情報を含むSRS送信要求を送る。SRSのリソースユニットサイズが4つのサブリソースユニットであり、リソースユニット量が2であり、リソースユニットタイプは、リソースユニットのサブリソースユニット上のすべてのアンテナポートまたは同じアンテナポートの間にQCL関係がないものである。
本発明の別の実施形態は、リソース指示方法を提供する。本方法は、図1に示すシステムに適用され得る。図9に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ901.基地局は、端末に構成情報を送り、構成情報は、端末のリソースを示す。
ステップ902.端末は、構成情報を受信する。
任意選択で、リソースは、受信または送信ビーム、受信または送信ビームインデックス、受信または送信プリコーディング、受信または送信プリコーディングインデックス、受信または送信アンテナポート、および空間リソースのリソースのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、リソースが、受信ビーム、受信ビームインデックス、受信プリコーディング、受信プリコーディングインデックス、受信アンテナポート、および空間リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、リソースは、ダウンリンク送信、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル送信、物理ダウンリンク制御チャネル送信、またはCSI−RS送信のために使用され得る。
任意選択で、リソースが、送信ビーム、送信ビームインデックス、送信プリコーディング、送信プリコーディングインデックス、送信アンテナポート、および空間リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、リソースは、アップリンク送信、たとえば、物理アップリンク共有チャネル送信、物理アップリンク制御チャネル送信、SRS送信、またはスケジューリング要求送信のために使用され得る。
任意選択で、構成情報は、基地局の送信ビーム、基地局の受信ビーム、端末の送信ビーム、端末の受信ビーム、時間領域リソース、周波数領域リソース、コード領域リソース、および関連付けられたポート特性のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ビームは、プリコーディング、重みシーケンス番号、ビームシーケンス番号、およびビーム範囲のうちの少なくとも1つを含む。関連付けられたポート特性は、ポート間のQCL関係を含む。
任意選択で、ビーム範囲は、固定されたビーム範囲または相対的なビーム範囲を含む。
任意選択で、構成情報が、時間領域リソース、周波数領域リソース、およびコード領域リソースのうちの少なくとも1つを含むとき、構成情報によって示されるリソースと端末のリソースを使用することによって実行される送信とは同じポート特性または関連付けられたポート特性を有する。任意選択で、同じポート特性は、同じ送信ビーム、同じプリコーディング、同じビーム識別子、同じプリコーディング識別子、同じ発射角、および同じアンテナポートの特性のうちの少なくとも1つを含み、関連付けられたポート特性は、擬似コロケーションQCL関係を含む。
以下は、本発明のこの実施形態において基地局が端末のリソースを構成するステップについて説明するために例を使用する。
例1:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、端末の受信ビーム、たとえば、端末の受信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の端末の受信ビームのシーケンス番号に基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の端末の受信ビームのシーケンス番号と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいて送信ビームを決定する。
例2:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、端末の送信ビーム、たとえば、端末の送信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の端末の送信ビームのシーケンス番号に基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の端末の送信ビームのシーケンス番号と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例3:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、基地局の送信ビーム、たとえば、基地局の送信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の基地局の送信ビームのシーケンス番号と基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の基地局送信ビームのシーケンス番号と、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例4:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、基地局の受信ビーム、たとえば、基地局の受信ビームのシーケンス番号を含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の基地局の受信ビームのシーケンス番号と基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の基地局の受信ビームのシーケンス番号と、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例5:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソースと、コード領域リソースと、周波数領域リソースとのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される端末の受信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される受信ビームと、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいて送信ビームを決定する。
例6:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される端末の送信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される送信ビームと、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例7:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームペア関係とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の受信ビームと端末の送信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例8:任意選択で、基地局が端末に構成情報を送り、構成情報は、時間領域リソース、コード領域リソース、および周波数領域リソースのうちの少なくとも1つを含む場合、端末は、アップリンク送信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係とに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、ダウンリンク受信を実行するために構成情報中の時間/周波数/コードリソースと、時間/周波数/コードリソースに対して実行される送信中で使用される基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
任意選択で、例5から例8中の構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースは、アップリンク送信またはダウンリンク送信と時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソース上の部分との間のQCL関係であり得る。端末は、例5から例8中の方法に従ってアップリンク送信の送信ビームまたはダウンリンク送信の受信ビームを決定するために、QCL関係と、構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースとに基づいて時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソース上のビームを決定する。
任意選択で、例5から例8中の構成情報中の時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースがダウンリンクまたはアップリンク測定の参照信号を送信するために使用される時間/周波数/コードリソースである場合、時間領域リソース、コード領域リソース、または周波数領域リソースは、リソースユニットおよび/またはサブリソースユニットであり得る。測定参照信号のリソースユニットタイプは、リソースユニット中のサブリソースユニットが同じ参照信号特性を有するものであるか、または参照信号QCL関係によって示された参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係があるか、または参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がない場合、構成情報は、サブリソースユニット識別子を含む。測定参照信号のリソースユニットタイプは、リソースユニット中のサブリソースユニットが異なる参照信号特性を有するものであるか、または参照信号QCL関係によって示された参照信号パラメータが、送信ビーム、発射角、平均発射角、送信アンテナ空間相関パラメータ、リソース識別子などの送信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がないか、または参照信号QCL関係によって示される参照信号パラメータが、受信ビーム、到来角、平均到来角、受信アンテナの空間相関パラメータ、リソース識別子などの受信端関連パラメータのうちの少なくとも1つを含み、すべてのポートまたは同じポートの間にQCL関係がある場合、構成情報は、サブリソースユニット識別子を含む。
任意選択で、参照信号のリソースユニット量が1であるとき、構成情報はリソースユニット識別子を含まない。
任意選択で、端末がアップリンク送信またはダウンリンク送信を実行する前に、基地局は、端末によって報告された参照信号の測定情報を受信する。この場合、構成情報は、端末によって報告された参照信号の測定情報の識別子および/または参照信号の測定構成の識別子を含む。
参照信号の測定情報の識別子は、測定値の識別子、リソースユニットインデックスの識別子、サブリソースユニットインデックスの識別子、および参照信号リソースインデックスの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
参照信号の測定構成の識別子は、参照信号の測定情報を1回報告するように端末を構成するために使用される構成情報の識別子または端末が測定情報を1回報告する処理またはイベントの識別子を含む。
端末は、アップリンク送信またはダウンリンク送信のためのビームを決定するために、参照信号の測定情報の識別子と参照信号の測定構成の識別子とに基づいて、参照信号の測定情報が参照信号の測定構成における測定を通して取得されるリソース上のビームを決定する。
以下は、本発明において端末のリソースを構成するために、基地局が参照信号の測定情報の識別子と参照信号の測定構成の識別子とを使用するステップについて説明するために例を使用する。
例9:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の受信ビームに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の受信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
例10:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の送信ビームに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の端末の送信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例11:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の受信ビームとに基づいてアップリンク送信ビームを決定するか、または端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の受信ビームと、基地局の受信ビームと端末の送信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてダウンリンク受信ビームを決定する。
例12:任意選択で、基地局は、測定情報の識別子が2であり、参照信号の測定構成の識別子が1であることを示す場合、端末は、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の送信ビームとに基づいてダウンリンク受信ビームを決定するか、または端末は、最初の測定報告中の第2の測定情報が測定を通して取得されるリソース上の基地局の送信ビームと、基地局の送信ビームと端末の受信ビームとの間のビームのペア関係と、端末の送信ビームと端末の受信ビームとの間の対応とに基づいてアップリンク送信ビームを決定する。
任意選択で、例1から例12中の構成情報は、ビーム範囲をさらに含み得る。ビーム範囲が相対範囲である場合、例1から例12中の方法に従ってビームを決定した後に、端末はビーム範囲中のビームを選択する。たとえば、例1から例12に基づいて決定されたビームの水平角が30度であり、ビーム範囲が−10度から10度である場合、端末は、20度から40度の範囲中でビームを選択する。別の例では、例1から例12中で決定されたビームのビームシーケンス番号が5であり、ビーム範囲が−2から2である場合、端末は、ビームシーケンス番号が{3,4,5,6,7}であるビームからビームを選択する。ビーム範囲が絶対範囲である場合、端末は、構成されたビーム範囲中でビームを選択する。たとえば、ビーム水平角は、20度から40度に及ぶ。別の例では、ビームシーケンス番号の範囲は、{3,4,5,6,7}である。
任意選択で、いくつかの報告された測定情報の量が1であるとき、測定情報識別子を示す必要がない。
任意選択で、アップリンク送信またはダウンリンク送信の前に、基地局は、端末に、測定情報が構成情報に関連付けられるかどうかを示す指示をさらに送る。基地局は、端末によって送られた測定情報が構成情報に関連付けられないことを構成する場合、構成情報は、端末によって報告された参照信号の測定情報の識別子を含まない。
本発明のこの実施形態では、構成情報と報告された測定情報との意味について、上記の参照信号の送信方法における説明を参照されたい。詳細についてここで再び説明しない。
上記の複数の方法実施形態では、様々な解決策における一部のまたはすべてのステップおよび技術的実装の詳細が使用のために組み合わされ得ることに留意されたい。
本発明の実施形態は、方法実施形態におけるステップおよび方法を実装するための装置実施形態をさらに提供する。方法実施形態における方法、ステップ、技術的詳細、および技術的効果も装置実施形態に適用可能であるが、詳細についてここで再び説明しない。
図10は、基地局の概略構造図である。基地局は、図1に示すシステムに適用され得る。基地局20は、1つまたは複数のリモート無線ユニット(Remote Radio Unit、RRU)201と1つまたは複数のベースバンドユニット(Baseband Unit、BBU)202とを含む。RRU201は、トランシーバユニット、トランシーバ、トランシーバ回路、トランシーバなどと呼ばれることがあり、少なくとも1つのアンテナ2011と無線周波数装置2012とを含み得る。RRU201は、主に、無線周波信号を受信/送信し、無線周波信号とベースバンド信号との間の変換を実行するように構成され、たとえば、端末に上記の実施形態におけるシグナリング指示および/または参照信号を送るように構成され得る。BBU202は、主に、ベースバンド処理を実行し、基地局を制御するように構成される。RRU201とBBU202とは、物理的に一緒に配設され得るか、または、物理的に分離され、すなわち、分散基地局であり得る。
BBU202は、基地局の制御センターであり、処理ユニットと呼ばれることもあり、主に、チャネルコーディング、多重化、変調、またはスペクトラム拡散などのベースバンド処理機能を実装するように構成される。一例では、BBU202は、1つまたは複数のボードを含み得、複数のボードは、単一のアクセス標準の(5Gネットワークなどの)無線アクセスネットワークを一緒にサポートし得るか、または、異なるアクセス規格の無線アクセスネットワークを別々にサポートし得る。BBU202は、メモリ2021とプロセッサ2022とをさらに含む。メモリ2021は、必要な命令とデータとを記憶するように構成される。プロセッサ2022は、必要な行為を実行するように基地局を制御するように構成される。メモリ2021とプロセッサ2022とは、1つまたは複数のボードをサービスし得る。言い換えれば、メモリとプロセッサとは、各ボード上に独立して配設され得る。代替的に、複数のボードは、同じメモリとプロセッサとを使用し得る。さらに、必要な回路は、各ボード上にさらに配設される。
基地局は、上記の方法実施形態における参照信号の送信方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
プロセッサは、少なくとも1つのリソースユニットに参照信号をマッピングするように構成され、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを含む。
トランシーバは、参照信号を送り、端末から、サブリソースユニットの部分に関係する測定情報を受信するように構成される。
任意選択で、トランシーバは、端末に参照信号の構成情報を送るようにさらに構成される。
基地局はまた、上記の方法実施形態におけるリソース要求方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
トランシーバは、端末から参照信号送信要求を受信するように構成される。
プロセッサは、参照信号送信要求から、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成される。
基地局はまた、上記の方法実施形態におけるリソース指示方法を実装するように構成され得る。
図11は、端末の概略構造図である。端末は、図1に示すシステムに適用され得る。説明を容易にするために、図11に、端末の主要構成要素のみを示す。図11に示すように、端末10は、プロセッサと、メモリと、制御回路と、アンテナと、入力/出力装置とを含む。プロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理することと、端末全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラムとデータとを記憶する、たとえば、上記の実施形態において説明したコードブックを記憶するように構成される。制御回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波信号との間の変換を実行することと、無線周波信号を処理することとを行うように構成される。制御回路とアンテナとの組合せは、電磁波の形態で無線周波信号を受信/送信するように主に構成されるトランシーバと呼ばれることもある。タッチスクリーン、ディスプレイスクリーン、またはキーボードなどの入力/出力装置は、主に、ユーザによって入力されたデータを受信することと、ユーザにデータを出力することとを行うように構成される。
端末が電源投入された後、プロセッサは、メモリ中のソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を解釈および実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理する。データをワイヤレス方式で送る必要があるとき、プロセッサは、送るデータに対してベースバンド処理を実行し、次いで、無線周波数回路にベースバンド信号を出力する。ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行した後に、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって電磁波の形態で無線周波信号を送る。データが端末に送られると、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって無線周波信号を受信し、ベースバンド信号に無線周波信号を変換し、プロセッサにベースバンド信号を出力する。プロセッサは、データにベースバンド信号を変換し、データを処理する。
説明を容易にするために、図11にただ1つのメモリと1つのプロセッサとを示すことを当業者は理解し得る。実際に、端末は、複数のプロセッサとメモリとを含み得る。メモリは、記憶媒体、ストレージデバイスなどと呼ばれることもある。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
随意の実装では、プロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとを含み得る。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理するように構成され、中央処理ユニットは、主に、端末全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成される。図11中のプロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとの機能と一体化される。ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとは、独立したプロセッサであり得、バスなどの技術を使用することによって相互接続される。端末が、様々なネットワーク規格に適応するために複数のベースバンドプロセッサを含み得、端末が、端末の処理能力を向上させるために複数の中央処理ユニットを含み得、端末のすべての構成要素が、様々なバスを使用することによって互いに接続され得ることを当業者は理解し得る。ベースバンドプロセッサはまた、ベースバンド処理回路またはベースバンド処理チップとして表され得る。中央処理ユニットはまた、中央処理回路または中央処理チップとして表され得る。通信プロトコルと通信データとを処理する機能は、プロセッサ中に埋め込まれ得るか、またはソフトウェアプログラムの形態でメモリ中に記憶され得、プロセッサは、ベースバンド処理機能を実施するためにソフトウェアプログラムを実行する。
たとえば、本発明のこの実施形態では、受信および送信機能を有するアンテナと制御回路とは、端末10のトランシーバユニット101と見なされ得、処理機能を有するプロセッサは、端末10の処理ユニット102と見なされ得る。図11に示すように、端末10は、トランシーバユニット11と処理ユニット102とを含む。トランシーバユニットは、トランシーバ、トランシーバ、トランシーバ装置などと呼ばれることもある。任意選択で、トランシーバユニット101中にある、受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信ユニットと見なされ得、トランシーバユニット101中にある、送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信ユニットと見なされ得、すなわち、トランシーバユニット101は、受信ユニットと送信ユニットとを含む。たとえば、受信ユニットは、受信機、受信機、受信機回路などと呼ばれることもあり、送信ユニットは、送信機、送信機、送信回路などと呼ばれることもある。
端末は、上記の方法実施形態における参照信号の送信方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
トランシーバは、ネットワークノードから参照信号の構成情報を受信し、構成情報に基づいて、少なくとも1つのリソースユニットにマッピングされた参照信号を受信するように構成され、少なくとも1つのリソースユニットは、複数のサブリソースユニットを含む。
プロセッサは、受信された参照信号を測定するように構成される。
トランシーバは、サブリソースユニットの部分に関係する測定情報を送るようにさらに構成される。
端末はまた、上記の方法実施形態におけるリソース要求方法を実装するように構成され得、詳細は以下の通りである。
プロセッサは、参照信号送信要求を生成するように構成され、参照信号送信要求は、リソースユニットタイプ、リソースユニットサイズ、リソースユニット量、参照信号マッピング方式、およびリソースユニットシーケンスの情報のうちの少なくとも1つを含む。
トランシーバは、ネットワークノードに参照信号送信要求を送るように構成される。
端末はまた、上記の方法実施形態におけるリソース指示方法を実装するように構成され得る。
本発明の実施形態に記載されている様々な例示的な論理ブロックおよびステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組合せを使用することによって実装され得ることを当業者はさらに理解し得る。機能がハードウェアによって実装されるのか、またはソフトウェアによって実装されるのかは、特定の適用例およびシステム全体の設計要件に依存する。特定の適用例ごとに、当業者は、機能を実装するために様々な方法を使用し得る。しかしながら、この実装が本発明の実施形態の保護範囲を越えると見なしてはならない。
本発明の実施形態において説明する様々な例示的な論理ユニットおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理装置、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または任意のそれらの組合せの設計を使用することによって説明する機能を実装し得るかまたは動作させ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得る。任意選択で、汎用プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアをもつ1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他の同様の構成などのコンピューティング装置の組合せを使用することによって実装され得る。
本発明の実施形態において説明する方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアユニット、またはそれらの組合せに直接埋め込まれ得る。ソフトウェアユニットは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、CD−ROM、または当技術分野における任意の他の形態の記憶媒体中に記憶され得る。たとえば、記憶媒体はプロセッサに接続され得、したがって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込み得る。任意選択で、記憶媒体はプロセッサに統合され得る。プロセッサと記憶媒体とはASIC中に配設され得、ASICはUE中に配設され得る。任意選択で、プロセッサと記憶媒体とは、UEの異なる構成要素中に配設され得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、本発明の実施形態において説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。機能がソフトウェアを使用することによって実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体中に記憶され得るか、または1つもしくは複数の命令もしくはコードの形態でコンピュータ可読媒体に送信される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体とコンピュータプログラムをある位置から別の位置に移動することを可能にする通信媒体とを含む。記憶媒体は、任意の汎用または特殊コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体であり得る。たとえば、そのようなコンピュータ可読媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは別の光ディスクストレージ、ディスクストレージもしくは別の磁気ストレージ装置、またはプログラムコードを担持または記憶するために使用され得る任意の他の媒体を含み得、プログラムコードは、命令もしくはデータ構造の形態に、または汎用もしくは特殊コンピュータによってまたは汎用もしくは特殊プロセッサによって読み取られ得る形態にある。さらに、いかなる接続も、適宜に、コンピュータ可読媒体として定義され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)を使用することによってまたは赤外線、無線、またはマイクロ波などのワイヤレス方式でウェブサイト、サーバ、または別のリモートリソースから送信される場合、ソフトウェアは、定義されたコンピュータ可読媒体中に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、圧縮ディスクと、レーザーディスクと、光ディスクと、DVDと、フロッピーディスクと、ブルーレイディスクとを含む。ディスク(disk)は、概して、磁気手段によってデータをコピーし、ディスク(disc)は、概して、レーザー手段によって光学的にデータをコピーする。上記の組合せはまた、コンピュータ可読媒体中に含まれ得る。
本発明における本明細書の上記の説明により、当業者は、本発明のコンテンツを使用または実装することが可能になり得る。開示するコンテンツに基づいて行われるいかなる修正も当技術分野において明らかであると見なすべきである。本発明において説明する基本原理は、本発明の本質および範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本発明に開示したコンテンツは、説明する実施形態および設計に限定されず、さらに、本発明の原理および本発明に開示した新しい特徴に一致する最大範囲に拡張され得る。