JP2020507596A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2020507596A5
JP2020507596A5 JP2019543851A JP2019543851A JP2020507596A5 JP 2020507596 A5 JP2020507596 A5 JP 2020507596A5 JP 2019543851 A JP2019543851 A JP 2019543851A JP 2019543851 A JP2019543851 A JP 2019543851A JP 2020507596 A5 JP2020507596 A5 JP 2020507596A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antigen
binding fragment
subject
pharmaceutical composition
bladder cancer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019543851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020507596A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2018/018513 external-priority patent/WO2018152415A1/en
Publication of JP2020507596A publication Critical patent/JP2020507596A/ja
Publication of JP2020507596A5 publication Critical patent/JP2020507596A5/ja
Priority to JP2023216425A priority Critical patent/JP2024038034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

本発明の他の特徴及び利点は、詳細な説明、及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明は以下の実施形態に関する。
[1] 治療が必要な対象の膀胱癌を治療する方法であって、以下:前記膀胱癌を治療するために、前記対象に、抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片を10mg/kg〜20mg/kgの量で2〜4週間毎(Q2W〜Q4W)に投与するステップを含む方法。
[2] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、デュルバルマブ又はその抗原結合断片である、上記[1]に記載の方法。
[3] 前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)並びに/又は尿管、尿道、尿膜管及び/若しくは腎盂を含む膀胱の関連構造及び組織の癌である、上記[1]又は[2]に記載の方法。
[4] 前記膀胱癌が、尿路上皮癌、進行性UC、又は転移性UCである、上記[3]に記載の方法。
[5] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、10mg/kgの量で2週間毎(Q2W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[6] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、20mg/kgの量で2週間毎(Q2W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[7] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、10mg/kgの量で3週間毎(Q3W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[8] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、20mg/kgの量で3週間毎(Q3W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[9] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、10mg/kgの量で4週間毎(Q4W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[10] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、20mg/kgの量で4週間毎(Q4W)に投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[11] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、静脈内注入により投与される、上記[5]に記載の方法。
[12] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、30〜90分にわたって投与される、上記[11]に記載の方法。
[13] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、60分にわたって投与される、上記[12]に記載の方法。
[14] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象において全生存奏功、完全奏功、進行、又は許容不可能な毒性の到達まで、前記対象に投与される、上記[5]に記載の方法。
[15] 抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に共投与される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[16] 前記CTLA4抗体が、トレメリムマブである、上記[15]に記載の方法。
[17] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、1500mg Q4Wの量で投与され;トレメリムマブが、約75mg Q4Wの量で投与される、上記[16]に記載の方法。
[18] 前記対象が、より低い、若しくは低いレベルのPD−L1発現(PD−L1−低)、又は無視できる程度から低いPD−L1発現(PD−L1−低/neg)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[19] 前記対象が、高レベルのPD−L1発現(PD−L1−高)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[20] 膀胱癌細胞の25%未満が、PD−L1染色を呈示するとき、前記膀胱癌は、PD−L1低又はPD−L1−低/negである、上記[18]に記載の方法。
[21] 治療が必要な対象の膀胱癌を治療する方法であって、前記膀胱癌を治療するために、膀胱癌を有する前記対象に、デュルバルマブ又はその抗原結合断片を10mg/kg Q2Wの量で投与するステップを含む方法。
[22] 前記対象の前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)、進行性UC、又は転移性UCである、上記[21]に記載の方法。
[23] 前記デュルバルマブが、静脈内(IV)注入により投与される、上記[22]に記載の方法。
[24] 前記IV注入が、60分にわたって行われる、上記[23]に記載の方法。
[25] UCを有する対象の少なくとも20%が、全奏効率を達成する、上記[22]に記載の方法。
[26] 前記対象が、初期治療後から1〜12ヵ月後に治療応答を達成する、上記[22]に記載の方法。
[27] 前記対象のUCが、PD−L1発現について、PD−L1−低又はPD−L1低/negとして同定される、上記[22]に記載の方法。
[28] 前記対象のUCが、PD−L1発現について、PD−L1−高として同定される、上記[22]に記載の方法。
[29] PD−L1−低/neg又はPD−L1−高として同定されるUCを有する対象の約5%が、完全奏功(CR)を達成する、上記[27]又は上記[28]に記載の方法。
[30] 前記対象のデュルバルマブ又はその抗原結合断片による治療に対する応答までの時間が、少なくとも6ヵ月である、上記[21]又は上記[22]に記載の方法。
[31] 前記対象が、プラチナ薬又は別の抗癌剤と組み合わせたプラチナ薬を含む第1選択癌療法を以前受けたことがある、上記[1]、[2]、又は[4]のいずれかに記載の方法。
[32] 前記対象が、プラチナ薬又は別の抗癌剤と組み合わせたプラチナ薬を含む第1選択癌療法を以前受けたことがある、上記[21]又は[22]に記載の方法。
[33] 尿路上皮癌(UC)を有する対象を治療する方法であって、10mg/kgのデュルバルマブを前記対象に2週間毎(Q2W)に投与し、これにより、前記対象のUCを治療することを含む方法。
[34] 前記対象のUCが、PD−L1−低又はPD−L1−低/negとして同定される、上記[33]に記載の方法。
[35] 前記対象のUCが、PD−L1−高として同定される、上記[33]に記載の方法。
[36] 前記投与が、静脈内注入によって行われる、上記[33]〜[35]のいずれかに記載の方法。
[37] 前記対象が、プラチナ薬又は別の抗癌剤と組み合わせたプラチナ薬を含む第1選択癌療法を以前受けたことがある、上記[33]〜[35]のいずれかに記載の方法。
[38] デュルバルマブ又はその抗原結合断片の投与と同時に、又は異なる時間に、有効量の抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片を前記対象に投与するステップをさらに含む、上記[33]に記載の方法。
[39] プラチナ薬又は別の抗癌剤と組み合わせたプラチナ薬を含む第1選択癌療法による治療後に癌が進行した膀胱癌を有する対象を治療する方法であって、前記第1選択癌療法による治療を以前受けたことがある前記対象に、抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片を10mg/kg〜20mg/kgの量で2〜4週間毎(Q2W〜Q4W)に投与するステップを含む方法。
[40] 前記第1選択癌療法が、シスプラチン、シスプラチンとゲムシタビン、シスプラチンとメトトレキサート、ビンブラスチン、ADRIAMYCIN(商標)(ドキソルビシン)、又はカルボプラチン及びゲムシタビンダブレット併用から選択される治療法を含む、上記[39]に記載の方法。
[41] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、デュルバルマブ又はその抗原結合断片である、上記[39]又は[40]に記載の方法。
[42] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、10mg/kgの量で2週間毎(Q2W)に投与される、上記[41]に記載の方法。
[43] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、10mg/kgの量で4週間毎(Q2W)に投与される、上記[41]に記載の方法。
[44] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、20mg/kgの量で2週間毎(Q2W)に投与される、上記[41]に記載の方法。
[45] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、20mg/kgの量で4週間毎(Q2W)に投与される、上記[41]に記載の方法。
[46] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片が、前記対象に、静脈内注入により投与される、上記[42]〜[45]のいずれかに記載の方法。
[47] 前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)、進行性UC、又は転移性UCである、上記[39]〜[45]のいずれかに記載の方法。
[48] 前記対象のUCが、PD−L1−低又はPD−L1−低/negとして同定される、上記[47]に記載の方法。
[49] 前記対象のUCが、PD−L1−高として同定される、上記[47]に記載の方法。
[50] 癌細胞の25%未満が、PD−L1染色を呈示するとき、前記膀胱癌は、PD−L1−低又はPD−L1−低/negである、上記[48]に記載の方法。
[51] 前記抗PD−L1抗体又はその抗原結合断片の投与と同時若しくは異なる時間に、抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片の有効量が、膀胱癌を有する前記対象に共投与される、上記[39]〜[45]のいずれかに記載の方法。
[52] 前記抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片が、トレメリムマブ又はその抗原結合断片である、上記[51]に記載の方法。
[53] 前記PD−L1が、免疫組織化学を用いて検出される、上記[18]〜[20]、[27]、[28]、[34]、[35]、[48]、又は[49]のいずれかに記載の方法。
[54] 前記免疫組織化学が、ホルマリン固定及びパラフィン包埋された癌細胞に対して実施される、上記[53]に記載の方法。
[55] 前記処置によって、前記対象における全生存率、無増悪生存、又は完全奏功の増加がもたらされる、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[56] 前記治療応答までの時間中央値が、約1ヵ月〜8ヵ月である、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[57] 前記対象が、少なくとも6ヵ月〜12ヵ月以上にわたって奏功を維持する、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[58] 治療応答が、膀胱癌又は腫瘍に高いPD−L1発現を有する対象の約30%に検出される、上記[1、21、33、又は39]のいずれかに記載の方法。
[59] 治療応答が、膀胱癌又は腫瘍に低/neg PD−L1発現を有する対象の約8%に検出される、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[60] 治療が必要な対象の膀胱癌を治療する方法であって、膀胱癌を治療するために、2〜4週間毎に50〜150mgの量でトレメリムマブ又はその抗原結合断片を対象に投与するステップと組み合わせて、デュルバルマブ又はその抗原結合断片を、2〜4週間毎(Q2W〜Q4W)に50〜2000mgの量で膀胱癌を有する前記対象に投与するステップを含む方法。
[61] 前記デュルバルマブ又はその抗原結合断片が、4週間毎(Q4W)に1500mgの量で投与され、前記トレメリムマブ又はその抗原結合断片が、4週間毎(Q4W)に75mgの量で投与される、上記[60]に記載の方法。
[62] 前記デュルバルマブ及びトレメリムマブ又はそれらの抗原結合断片が、1サイクルにつき最大4用量まで投与される、上記[60]又は[61]に記載の方法。
[63] 前記デュルバルマブ及びトレメリムマブ又はそれらの抗原結合断片が、同時又は異なる時間に投与される、上記[60]又は[62]に記載の方法。
[64] 前記対象が、より低い若しくは低レベルのPD−L1発現(PD−L1−低)、又は無視できる程度から低いPD−L1発現(PD−L1−低/neg)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、上記[60]に記載の方法。
[65] 前記対象が、高レベルのPD−L1発現(PD−L1−高)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、上記[60]に記載の方法。
[66] 前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)並びに/又は尿管、尿道、尿膜管及び/若しくは腎盂を含む膀胱関連構造及び組織の癌である、上記[60]〜[65]のいずれかに記載の方法。
[67] 前記膀胱癌が、尿路上皮癌、進行性UC、又は転移性UCである、上記[60]〜[65]のいずれかに記載の方法。
[68] PD−L1−高として同定される膀胱癌を有し、治療を受けた対象の65%超が、6ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[19]、[28]、[35]、[49]、又は[65]のいずれかに記載の方法。
[69] PD−L1−高として同定される膀胱癌を有し、治療を受けた対象の約65%が、9ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[19]、[28]、[35]、[49]、又は[65]のいずれかに記載の方法。
[70] PD−L1−高として同定される膀胱癌を有し、治療を受けた対象の約60%が、12ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[19]、[28]、[35]、[49]、又は[65]のいずれかに記載の方法。
[71] PD−L1−低/negとして同定される膀胱癌を有し、治療を受けた対象の40%超が、6ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[18]、[27]、[34]、[48]、又は[64]のいずれかに記載の方法。
[72] PD−L1−低/negとして同定される膀胱癌を有し、治療を受けた対象の35%超が、9ヵ月時点及び12ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[18]、[27]、[34]、[48]、又は[64]のいずれかに記載の方法。
[73] 治療を受けた対象の約60%が、6ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[74] 治療を受けた対象の55%超が、9ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。
[75] 治療を受けた対象の50%超が、12ヵ月時点で全生存奏功を有する、上記[1]、[21]、[33]、又は[39]のいずれかに記載の方法。

Claims (14)

  1. 治療が必要な対象の膀胱癌を治療する方法に使用するための、デュルバルマブ又はその抗原結合断片を含む医薬組成物であって、前記方法は、前記膀胱癌を治療するために、前記対象に10mg/kg Q2Wのデュルバルマブ又はその抗原結合断片を与える量でデュルバルマブ又はその抗原結合断片を投与するステップを含む、医薬組成物
  2. 前記対象の前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)、進行性UC、又は転移性UCである、請求項に記載の医薬組成物
  3. 前記対象のUCが、PD−L1発現について、PD−L1−低又はPD−L1低/negとして同定される、請求項に記載の医薬組成物
  4. 前記対象のUCが、PD−L1発現について、PD−L1−高/陽性として同定される、請求項に記載の医薬組成物
  5. 前記対象が、プラチナ薬又は別の抗癌剤と組み合わせたプラチナ薬を含む第1選択癌療法を以前受けたことがある、請求項又はに記載の医薬組成物
  6. 前記方法が、デュルバルマブ又はその抗原結合断片の投与と同時に、又は異なる時間に、有効量の抗CTLA抗体又はその抗原結合断片を前記対象に投与するステップをさらに含む、請求項に記載の医薬組成物
  7. 前記第1選択癌療法が、シスプラチン、シスプラチンとゲムシタビン、シスプラチンとメトトレキサート、ビンブラスチン、ADRIAMYCIN(商標)(ドキソルビシン)、又はカルボプラチン及びゲムシタビンダブレット併用から選択される治療法を含む、請求項に記載の医薬組成物
  8. 前記方法において、デュルバルマブ又はその抗原結合断片の投与と同時若しくは異なる時間に、抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片の有効量が、膀胱癌を有する前記対象に共投与される、請求項に記載の医薬組成物
  9. 前記抗CTLA4抗体又はその抗原結合断片が、トレメリムマブ又はその抗原結合断片である、請求項に記載の医薬組成物
  10. 治療が必要な対象の膀胱癌を治療する方法に使用するための、デュルバルマブ又はその抗原結合断片を含む医薬組成物であって、前記方法は、膀胱癌を治療するために、2〜4週間毎に50〜150mgの量でトレメリムマブ又はその抗原結合断片を対象に投与するステップと組み合わせて、デュルバルマブ又はその抗原結合断片を、2〜4週間毎(Q2W〜Q4W)に50〜2000mgのデュルバルマブ又はその抗原結合断片を与える量で膀胱癌を有する前記対象に投与するステップを含む、医薬組成物
  11. 前記方法において、前記デュルバルマブ又はその抗原結合断片が、4週間毎(Q4W)に1500mgの量で投与され、前記トレメリムマブ又はその抗原結合断片が、4週間毎(Q4W)に75mgの量で投与される、請求項10に記載の医薬組成物
  12. 前記対象が、低下した若しくは低レベルのPD−L1発現(PD−L1−低)、又は無視できる程度低いPD−L1発現(PD−L1−低/neg)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、請求項10に記載の医薬組成物
  13. 前記対象が、高レベルのPD−L1発現(PD−L1−高)を伴う膀胱癌を有するとして同定される、請求項10に記載の医薬組成物
  14. 前記膀胱癌が、尿路上皮癌(UC)並びに/又は尿管、尿道、尿膜管及び/若しくは腎盂を含む膀胱関連構造及び組織の癌である、請求項1又は10のいずれか1項に記載の医薬組成物
JP2019543851A 2017-02-16 2018-02-16 膀胱癌の抗pd−l1抗体治療 Pending JP2020507596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023216425A JP2024038034A (ja) 2017-02-16 2023-12-22 膀胱癌の抗pd-l1抗体治療

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762459700P 2017-02-16 2017-02-16
US62/459,700 2017-02-16
PCT/US2018/018513 WO2018152415A1 (en) 2017-02-16 2018-02-16 Anti-pd-l1 antibody treatment of bladder cancer

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023216425A Division JP2024038034A (ja) 2017-02-16 2023-12-22 膀胱癌の抗pd-l1抗体治療

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020507596A JP2020507596A (ja) 2020-03-12
JP2020507596A5 true JP2020507596A5 (ja) 2021-04-01

Family

ID=63169615

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019543851A Pending JP2020507596A (ja) 2017-02-16 2018-02-16 膀胱癌の抗pd−l1抗体治療
JP2023216425A Pending JP2024038034A (ja) 2017-02-16 2023-12-22 膀胱癌の抗pd-l1抗体治療

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023216425A Pending JP2024038034A (ja) 2017-02-16 2023-12-22 膀胱癌の抗pd-l1抗体治療

Country Status (12)

Country Link
US (2) US20190359715A1 (ja)
EP (1) EP3582805A4 (ja)
JP (2) JP2020507596A (ja)
KR (2) KR20190117014A (ja)
CN (2) CN118001389A (ja)
AU (1) AU2018221822A1 (ja)
CA (1) CA3052652A1 (ja)
EA (1) EA201991870A1 (ja)
IL (2) IL302777A (ja)
MA (1) MA47509A (ja)
SG (1) SG11201907211TA (ja)
WO (1) WO2018152415A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2702332C2 (ru) * 2014-05-13 2019-10-08 Медиммьюн Лимитед Антитела к в7-н1 и к ctla-4 для лечения немелкоклеточного рака легкого
NZ759442A (en) 2017-06-01 2024-07-05 Cytomx Therapeutics Inc Activatable anti-pdl1 antibodies, and methods of use thereof
JP2023526400A (ja) * 2020-05-21 2023-06-21 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 局所進行性又は転移性尿路上皮がんにおける免疫療法に対する感受性に関連する遺伝子変異量

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7947261B2 (en) * 2003-05-23 2011-05-24 Nektar Therapeutics Conjugates formed from polymer derivatives having particular atom arrangements
RU2702332C2 (ru) * 2014-05-13 2019-10-08 Медиммьюн Лимитед Антитела к в7-н1 и к ctla-4 для лечения немелкоклеточного рака легкого
ES2789500T5 (es) * 2015-05-29 2023-09-20 Hoffmann La Roche Procedimientos terapéuticos y de diagnóstico para el cáncer
US20180364240A1 (en) * 2015-12-10 2018-12-20 Medimmune, Llc Methods for treatment and selection of patients responsive to immune mediated cancer therapy
SG11201807474SA (en) * 2016-04-25 2018-11-29 Medimmune Llc Compositions comprising coformulation of anti-pd-l1 and anti-ctla-4 antibodies

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018522850A5 (ja)
Guan et al. Adverse events of monoclonal antibodies used for cancer therapy
Wehler et al. A randomized, phase 2 evaluation of the CHK1 inhibitor, LY2603618, administered in combination with pemetrexed and cisplatin in patients with advanced nonsquamous non‐small cell lung cancer
Souglakos et al. Phase II trial of capecitabine and oxaliplatin (CAPOX) plus cetuximab in patients with metastatic colorectal cancer who progressed after oxaliplatin-based chemotherapy
JP2013520442A5 (ja)
US20200002428A1 (en) Treatment of c1013g/cxcr4-associated waldenstrom's macroglobulinemia with an anti-cxcr4 antibody
CN108498532A (zh) 骨髓抑制的治疗
JP2020507596A5 (ja)
Song et al. Current status and prospects of camrelizumab, a humanized antibody against programmed cell death receptor 1
CA2939464A1 (en) Use of anti-ccr5 antibodies in graft versus host disease
Andre et al. Combination of nivolumab (nivo)+ ipilimumab (ipi) in the treatment of patients (pts) with deficient DNA mismatch repair (dMMR)/high microsatellite instability (MSI-H) metastatic colorectal cancer (mCRC): CheckMate 142 study
JP2024038034A5 (ja)
Rose et al. A phase I study of concurrent weekly topotecan and cisplatin chemotherapy with whole pelvic radiation therapy in locally advanced cervical cancer: a gynecologic oncology group study
Hyung et al. Clinical benefit of maintenance therapy for advanced biliary tract cancer patients showing no progression after first-line gemcitabine plus cisplatin
Fujimoto et al. A phase II trial of first-line combination chemotherapy with cisplatin, pemetrexed, and nivolumab for unresectable malignant pleural mesothelioma: a study protocol
Fiorentini et al. Locoregional therapy and systemic cetuximab to treat colorectal liver metastases
Sun et al. Programmed cell death 1 (PD‐1)/PD‐ligand 1 (PD‐L1) inhibitors‐related pneumonitis in patients with advanced non–small cell lung cancer
Satolli et al. Gastric cancer: The times they are a-changin’
Nardi et al. FOLFOX-4 regimen as first-line chemotherapy in elderly patients with advanced gastric cancer: a safety study
Takeda et al. Phase I study of YS110, a recombinant humanized monoclonal antibody to CD26, in Japanese patients with advanced malignant pleural mesothelioma
Umemura et al. Modified FOLFIRINOX for locally advanced and metastatic pancreatic cancer patients resistant to gemcitabine and S-1 in Japan: a single institutional experience
TW202031291A (zh) 治療對pd-1/pd-l1傳訊抑制劑無反應的癌症之方法及藥物
US9770462B2 (en) Method of treating ovarian, tubal and peritoneal cancer
JP7556468B2 (ja) Cd47阻害物質、免疫チェックポイント阻害物質および標準療法の併用によるがん治療法
CN109073650A (zh) 包括对西地尼布进行固定的间歇给药的方法