JP2020505645A - 自動車音増強 - Google Patents

自動車音増強 Download PDF

Info

Publication number
JP2020505645A
JP2020505645A JP2019540353A JP2019540353A JP2020505645A JP 2020505645 A JP2020505645 A JP 2020505645A JP 2019540353 A JP2019540353 A JP 2019540353A JP 2019540353 A JP2019540353 A JP 2019540353A JP 2020505645 A JP2020505645 A JP 2020505645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
audio signal
signal
vehicle
modified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019540353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6920447B2 (ja
Inventor
サミュエル・サンミン・リー
木下 隆志
隆志 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bose Corp
Original Assignee
Bose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bose Corp filed Critical Bose Corp
Publication of JP2020505645A publication Critical patent/JP2020505645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6920447B2 publication Critical patent/JP6920447B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/02Synthesis of acoustic waves
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/12Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/48Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use
    • G10L25/51Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use for comparison or discrimination
    • G10L25/54Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use for comparison or discrimination for retrieval
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3005Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/13Acoustic transducers and sound field adaptation in vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

オーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法。オーディオシステムは、オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を有する。特定の車両音を表す初期オーディオ信号が、提供され、初期オーディオ信号は、複数の信号特性を有する。変更されたオーディオ信号が次いで、オーディオシステムに、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて提供される。変更されたオーディオ信号は、初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含む。少なくとも1つの信号特性は、車両動作条件に関係する変更プロセスによって変更される。

Description

この開示は、自動車における音を増強することに関する。
いくつかの自動車製造業者は、より高性能のスポーツカーにおいて広まっているアフタファイア音をまねる音を生成することを望む。アフタファイア音は一般に、排気システム内での燃料発火から生じると理解される。生成されるアフタファイア音は、実際のアフタファイア音をまねるべきである。
米国特許第9,299,337号
以下で述べられるすべての例および特徴は、任意の技術的に可能な方法で組み合わされてもよい。
一態様では、オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法は、特定の車両音を表す初期オーディオ信号を提供するステップであって、初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含む、ステップと、オーディオシステムに、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて、変更されたオーディオ信号を提供するステップであって、変更されたオーディオ信号は、初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含み、少なくとも1つの信号特性は、車両動作条件に関係する変更プロセスによって変更される、ステップとを含む。限定されない一例では、初期オーディオ信号は、アフタファイア音を表す。限定されない一例では、現在の車両動作条件は、1分間当たりのエンジン回転数(RPM)、エンジン負荷、ギア位置、および車両速度を含んでもよい。限定されない一例では、変更プロセスは、ランダムプロセスである。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。初期オーディオ信号は、複数の別個の音部分であって、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含んでもよく、初期オーディオ信号特性は、特定の車両音のレベル、特定の車両音を構成する別個の音部分の量、特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、およびトリガと特定の車両音を構成する別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間のうちの少なくとも1つを含んでもよい。レベル、ピッチ、継続時間、およびデッドタイムは、別個の音部分の各々に関して可変であってもよく、特定の車両音を構成する別個の音部分の遅延時間および量は、オーディオ信号に関して可変であってもよいが、しかし別個の音部分の各々に関しては可変でなくてもよい。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。初期オーディオ信号は、ベース信号および信号エンベロープを含んでもよい。ベース信号は、時系列オーディオデータを含んでもよい。ランダム変更プロセスは、変更の所定の範囲内で少なくとも1つの信号特性の変更をもたらしてもよい。変更されたオーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含んでもよく、複数のオーディオ信号の各々の組み合わせへの寄与は、ランダム変更プロセスによって決定される。初期オーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含んでもよく、複数のオーディオ信号の各々の組み合わせへの寄与は、ランダム変更プロセスによって決定される。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。ランダム変更プロセスは、可変車両動作条件の現在値に基づいて少なくとも1つの信号特性の変更をもたらしてもよい。変更プロセスは、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の現在値を使用することを含んでもよい。ルックアップテーブルは、少なくとも1つの信号特性に対して複数の異なる変化量を含んでもよい。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。変更されたオーディオ信号は、トリガイベント後に少なくとも1つの電気音響変換器に提供されてもよい。トリガイベントは、現在の車両動作条件および前の車両動作条件のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。変更されたオーディオ信号は、その後に遅延時間が続くトリガイベント後に少なくとも1つの電気音響変換器に提供されてもよい。遅延時間は、可変であってもよい。
別の態様では、オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法は、車両アフタファイア音を表す初期オーディオ信号を提供するステップであって、初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含む、ステップを含む。初期オーディオ信号は、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含む。初期オーディオ信号特性は、特定の車両音のレベル、特定の車両音を構成する別個の音部分の量、特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、およびトリガと特定の車両音を構成する別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間のうちの少なくとも1つを含む。変更されたオーディオ信号は、オーディオシステムに、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて提供される。変更されたオーディオ信号は、初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含む。少なくとも1つの信号特性は、ランダム変更プロセスによって変更される。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。レベル、ピッチ、継続時間、およびデッドタイムは、別個の音部分の各々に関して可変であってもよく、特定の車両音を構成する別個の音部分の遅延時間および量は、オーディオ信号に関して可変であってもよいが、しかし別個の音部分の各々に関しては可変でなくてもよい。ランダム変更プロセスは、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の現在値を使用することを含んでもよい。
別の態様では、オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法は、車両アフタファイア音を表す初期オーディオ信号を提供するステップを含む。初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含む。初期オーディオ信号は、複数の別個の音部分であって、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含む。初期オーディオ信号特性は、特定の車両音のレベル、特定の車両音を構成する別個の音部分の量、特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、特定の車両音を構成する別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、およびトリガと特定の車両音を構成する別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間のうちの少なくとも1つを含む。レベル、ピッチ、継続時間、およびデッドタイムは、別個の音部分の各々に関して可変であり、特定の車両音を構成する別個の音部分の遅延時間および量は、オーディオ信号に関して可変であるが、別個の音部分の各々に関しては可変でない。変更されたオーディオ信号は、オーディオシステムの少なくとも1つの電気音響変換器に、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて提供される。変更されたオーディオ信号は、初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含む。信号特性は、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の現在値を使用することを含む変更プロセスによって変更される。ルックアップテーブルは、少なくとも1つの信号特性に対して複数の異なる変化量を含む。変更プロセスは、変更の所定の範囲内で信号特性の変更をもたらす。変更されたオーディオ信号は、トリガイベント後に電気音響変換器に提供される。トリガイベントは、現在の車両動作条件および前の車両動作条件のうちの少なくとも1つに基づいている。
実施形態は、次の特徴の1つ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。変更されたオーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含んでもよく、複数のオーディオ信号の各々の組み合わせへの寄与は、ランダム変更プロセスによって決定される。変更されたオーディオ信号は、その後に可変遅延時間が続くトリガイベント後に電気音響変換器に提供されてもよい。
自動車音増強システムの概略図である。 アフタファイア音を例示するオーディオ信号振幅対時間のグラフである。 アフタファイア音が生成可能である仕方を概略的に例示する図である。 アフタファイア音が生成可能である仕方を概略的に例示する図である。
本自動車音増強は、実際のアフタファイア音を厳密にまねる音を生成する能力がある。これは、少なくとも部分的に、変更プロセスによって変更されるベース音から各アフタファイア音を生成することによって成し遂げることができる。変更プロセスは好ましくは、結果として生じるアフタファイア音が、少なくともある仕方で、他のアフタファイア音とは異なるように設計される。結果は、運転者または乗客が、音におけるどんなパターンも検出する可能性がより少なく、それで音が実際のアフタファイア音であると信じる可能性がより高いということである。そのような異なる結果は、希望する流儀で成し遂げることができる。限定されない一例では、本明細書では「ランダム」変更プロセスと呼ばれる、不規則な結果が、成し遂げられる。ランダム変更プロセスは、少なくとも部分的に、ランダムまたは疑似ランダムプロセスによって生成される1つの(または複数の)数に基づいているプロセスである。ランダム変更プロセスは、少数のベース音から多種多様なアフタファイア音を生成することができる。それ故に、運転者または乗客が実際のアフタファイア音でないと実感することもある繰り返し音を生成する可能性はより少ない。別の限定されない例では、不規則な結果は、1つまたは複数の現在の車両動作条件(operating condition)に基づいている変更プロセスを用いて成し遂げられる。
図の要素は、ブロック図では離散要素として示され、述べられる。これらは、アナログ回路構成またはデジタル回路構成の1つまたは複数として実施されてもよい。別法として、または追加として、それらは、ソフトウェア命令を実行する1つまたは複数のマイクロプロセッサを用いて実施されてもよい。ソフトウェア命令は、デジタル信号処理命令を含むことができる。動作は、アナログ回路構成によってまたはアナログ動作の等価なものを行うソフトウェアを実行するマイクロプロセッサによって行われてもよい。信号ラインは、離散的アナログもしくはデジタル信号ラインとして、別個の信号を処理することができる適切な信号処理を有する離散的デジタル信号ラインとして、かつ/または無線通信システムの要素として実施されてもよい。
プロセスが、ブロック図において表されるまたは暗示されるとき、ステップは、1つの要素または複数の要素によって行われてもよい。ステップは、一緒にまたは異なる時間に行われてもよい。活動を行う要素は、互いに物理的に同じもしくは最も近いものであってもよく、または物理的に分離していてもよい。1つの要素は、1つよりも多いブロックのアクションを行ってもよい。オーディオ信号は、エンコードされてもよくまたはされなくてもよく、デジタルかまたはアナログの形で伝送されてもよい。従来のオーディオ信号処理装置および動作は、場合によっては図面から省略される。
図1は、自動車音増強システム10の概略的ブロック図である。システム10は、コントローラおよび増幅器サブシステム14、ならびに自動車客室12内で音を生成するために構築され、配置される電気音響変換器(スピーカ)16および18を備える。システム10は、1つの、または1つよりも多いスピーカを含むことができる。サブシステム14は、入力20によって示されるような車両動作条件に関係する情報を受け取る。限定されない本例では、この情報は、車両CANバスで入手できる。当業者は、1つまたは複数の自動車動作条件がシステム10によってアクセスされてもよい他の仕方があり、それらのいずれかまたはすべてが、本開示の範囲内であることを認識することになる。
システム10は、特定の車両関連音を生成するように適合される。音は、スピーカに提供されるオーディオ信号から生成することができる。システム10は、実際のアフタファイア音をまねることを意図される「アフタファイア」音、エンジンおよび排気システムによって作られる音を増強することを意図されるエンジン高調波増強(EHE)音(その開示が参照により全体として本明細書に組み込まれる米国特許第9,299,337号において開示されるなどの)、ならびにギアシフトと関連する音を含むが、しかしそれらに限定されない、様々なタイプの車両関連音を生成することができる。
実際のアフタファイア音は、特定の車両動作条件の下で起こることもあり、それらは、アップシフト、ダウンシフト、ならびにエンジン負荷および/または燃料空気比の急変(それは、自動車のアクセルペダルを踏み込み次いでアクセルペダルから足をすぐに持ち上げることによって引き起こされることもある)を含むこともあるがしかしそれらに限定されない。サブシステム14は、変換器16および18に送られるオーディオ信号を発生させるように適合される。これらのオーディオ信号は、特定の車両音(アフタファイア「ポップ」音、またはエンジン高調波音などの)を表す1つまたは複数の初期オーディオ信号から生成することができる。初期オーディオ信号は、サブシステム14のメモリに記憶することができる。
システム10では、変換器16および18に提供されるオーディオ信号は、初期オーディオ信号の変更された形である。限定されない一例では、初期オーディオ信号になされる変更は、入力20を通じて受け取られる1つまたは複数の現在の車両動作条件に基づいてもよい。そのような変更をする1つの限定されない仕方は、初期オーディオ信号および/またはオーディオ信号を使用して作成される音の1つまたは複数の特性(property)を変更することに関係する。変更された特性は、信号のレベル(または利得)、音の継続時間、音のピッチ、および音がトリガされるときと自動車客室内での音生成が始まるときとの間の遅延時間などの特性を含んでもよい。
いくつかの限定されない場合には、客室内で生成される音は、2つ以上の別個の音部分を含む。例えば、アフタファイア音は、互いにすぐに追随する別個の複数の「ポップ」音から成ってもよい。オーディオ信号がいくつかの別個の音部分を含むことができる場合には、別個の音部分は、それらの間のデッドタイム(すなわち、静かな時間)によって分離されてもよい。別個の音部分はまた、継続時間およびピッチを各々有してもよい。特定の車両音を構成する別個の音部分の量、特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、特定の車両音を構成する別個の音部分の継続時間、および特定の車両音を構成する別個の音部分のピッチのいずれか1つまたは複数は、変更されたオーディオ信号の生成における、1つまたは複数の現在の車両動作条件に基づいて変更することができる初期オーディオ信号の特性であってもよい。
上で説明された特性が例示される、アフタファイア音の一例が、図2に描写される。アフタファイア音30は、デッドタイム38、42、および46によって分離された、4つの別個の音部分36、40、44、および48を含む。遅延時間34は、アフタファイア・イベントトリガ(それは、定義により時間0に生じる)と第1の音部分36の始まりとの間のデッドタイムである。音部分36は、その他の音部分の各々がそうであるように、継続時間を有する。音部分36のレベル(すなわち、振幅)もまた、例示される。各音部分はまた、ピッチも有し、ピッチは、周波数に関係する音の知覚的特性であり、当業者によってよく理解されている。図2に例示されるアフタファイア音が、本自動車音増強に従って生成することができるアフタファイア音の無数の可能性のほんの1つであることに留意すべきである。アフタファイア音は、音部分36などの、1つの、または1つよりも多い「ポップ」音を有することができる。
アフタファイア音を生成するために使用することができる初期オーディオ信号は、任意の知られていないまたは後から開発される手段を使用して、サブシステム14のメモリに記憶することができる。例は、ベース信号および信号エンベロープの時系列データとしての記憶か、またはおそらくはスペクトルデータとしての記憶を含む。限定されない例は、図3Aに例示され、そこではピッチ制御のために調整されてもよいベース信号62、および継続時間制御のために調整されてもよいエンベロープ64が、示される。限定されない一例では、エンベロープは、実際のアフタファイア記録のポップ音から得られることもあり得る、目標/所望のポップ音信号のヒルベルト変換の絶対値に基づいて計算されるエンベロープのピークに基づく疑似エンベロープとすることができる。エンベロープおよびベース信号は、アフタファイア音として再生される(または、それどころか、アフタファイア音を構成する1つもしくは複数の音部分もしくは「ポップ」の各々を生成するために使用される)オーディオ信号68を生成するために、一緒に乗算されてもよい66。信号68の継続時間は、エンベロープの継続時間を変えることによって制御することができる。信号68のピッチもまた、例えば表メモリからの時系列サンプル探索についてインデックスインクリメントを調整することによって、制御することができる。
アフタファイア音の各別個の音部分を生成するために変更される初期オーディオ信号として使用することができるポップ音を生成する代替の仕方は、図3Bに描写される。図3Aに示されるようなベース信号およびエンベロープの2つのセットが、メモリに記憶されてもよく、片方のセットは、ポップ信号A、82によって表され、もう一方のものは、ポップ信号B、84によって表される。2つは、ポップ音92を生成するために混合される。混合は、可変増幅器86および88によって表されるような、信号AおよびBの寄与の可変比、ならびに総和90を用いて成し遂げられてもよい。限定されない一例では、可変比は、1つまたは複数の車両動作条件の現在の状態に基づく変更を含むがしかしそれに限定されない、この文書内の他の場所で述べられるそれらなどの変更プロセスを使用して決定されてもよく、変更は、ランダムであってもよい(またはそうでなくてもよい)。アフタファイア音を構成する音のための基礎として使用することができる新しいポップ音を生成するための2つのポップ音の混合のランダム変動は、より多くの変動をアフタファイア音に挿入し、それにより、アフタファイア音がより自然に聞こえるようにする。
限定されない一例では、システム10によって再生されるアフタファイア音の任意の1つまたは複数は、次の通りに生成することができる。変更されるオーディオ信号の特性は、アフタファイア音を構成する別個の音部分の量、アフタファイア音を構成する別個の音部分の各々のレベル、アフタファイア音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、トリガ信号と初期音部分の開始との間の遅延時間、アフタファイア音を構成する別個の音部分の各々の継続時間、アフタファイア音を構成する別個の音部分の各々のピッチ、および変更される音への2つの異なるポップ音の寄与の比を含む。これらの特性の任意の1つまたは複数は、本明細書で述べられるそれらなどの、ランダム変更プロセスを使用して変更することができる。
初期オーディオ信号のランダム変更プロセスを成し遂げる1つの仕方は、次の通りである。可変車両動作条件の現在値(それは、車両CANバスから受け取る信号から取得することができる)は、メモリから、例えばルックアップテーブル(LUT)から、情報を引き出すために使用することができる。別法として、現在の時間(例えば、秒単位での)などの、他の非車両動作条件ベースの変数の現在値が、使用されてもよい。各LUTは、上で述べられたそれらなどの、オーディオ信号の1つの特性についていくつかの可能な値を含むことができる。LUTにおける可能な値は、要望通りに、制約される必要がなくてもよいだけである。典型的には、任意の特定の特性における変動は、結果として生じるオーディオ信号が、再生されるとき、アフタファイア音のポップのように聞こえるように制約されることになる。簡単な一例として、ベースオーディオ信号に適用される利得(レベル)は、本明細書で時々「ベース」信号と呼ばれる、初期(変更されない)オーディオ信号のレベルの-2倍と+2倍との間で変わるように制約されてもよい。ルックアップテーブルは、0から9の10エントリを有してもよい。10エントリの各々は、特定のオーディオ信号特性について1つの値を割り当てられ、この例では、10エントリの各々は、-2、-1、0、+1、または+2の値を割り当てられる。可変車両動作条件の現在値、好ましくは、結果がランダム、またはおそらくは疑似ランダム(例えば、エンジンRPM)と考えられるように、本音増強プロセスによって制御されないまたは影響を受けないところのものは、それが0〜9からランダムに生成される数として使用されることを可能にする方法で解釈されてもよい。例えば、RPMは通常、4または5桁で追跡され、最後の桁は、RPMの単一値(singles value)である。最後の桁は、もちろん、常に0から9の間であることになり、それでランダム数として使用することができる。このランダム数は、適切なLUTに対処するために使用される。LUTからの処理された値は次いで、アフタファイア音において使用される変更されたオーディオ信号を生成するために、ベース信号の適切な特性を変更するために使用される。典型的には、各変更された特性について、この仕方で処理され、使用されるLUTがある。本明細書でまた使用されても
よいコンピュータアルゴリズムを使用してランダムまたは疑似ランダム数を発生させるための多くの他の方法がある。
アフタファイア音を生成するための、ベース信号のいくつかの特性の変更の1つの具体的な、説明に役立つ、限定されない例は、次の通りである。この特定の例は、アップシフト時のアフタファイア音を生成するために使用される。アフタファイア音は、各アップシフトにおいては生成されない。むしろ、アフタファイア音は、「トリガ」イベントの各事例の後に生成されることになる。トリガイベントは、ある定義済みの条件に基づいて、典型的にはある車両動作パラメータの現在の状態に基づいて生成される。トリガイベントは、以下でさらに述べられる。この例(アップシフト)では、アフタファイア音を構成することになる別個の音部分の量は、シフトチェンジによるRPMの変化、およびランダム数に基づいて得られ、この場合、次いで、2つのLUTがあり、これらのLUTからの2つの数は、この量を構成するために一緒に加算される。音部分の利得は、エンジン負荷、車両速度、ギア位置、およびランダム数に基づいて得られる。デッドタイム、遅延時間、継続時間因子、ピッチ因子、および混合比は、ランダム数に基づいて各々得られる。同様のオーディオ信号特性変更スキームは、アフタファイア音を生成することが望まれる他の状況について開発されてもよい。
アフタファイア音を生成することが望まれる各状況についてのトリガイベントは、所望の仕方で決定されてもよい。典型的には、高レベルにおいて、この決定は、CANバスから受け取られる、自動車の1つまたは複数の動作パラメータの現在の状態に基づいている。別法として、この決定は、車両動作パラメータの変化率を計算し、それをしきい値と比較することなどによって、車両動作パラメータの前の状態に基づいてもよい。説明に役立つ、限定されない例は、次の通りであり、アップシフトについては、目標ギアが現在のギアよりも大きいときはいつでも入力されるアップシフト・トリガレディ状態がある。アフタファイア音は次いで、ギアシフトチェンジによるRPMの変化が、定義済みのしきい値を下回るとき、トリガされる。同様のトリガイベント生成スキームは、アフタファイア音を生成することが望まれる他の状況(ダウンシフトおよび加速オフなどの)について開発されてもよい。
上で述べられたシステムおよび方法の実施形態は、当業者には明らかであることになるコンピュータコンポーネントおよびコンピュータ実施ステップを含む。例えば、コンピュータ実施ステップが、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、フラッシュROM、不揮発性ROM、およびRAMなどのコンピュータ可読媒体上にコンピュータ実行可能命令として記憶されてもよいことは、当業者によって理解されるはずである。さらに、コンピュータ実行可能命令が、例えば、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、ゲートアレイ、その他などのいろいろなプロセッサ上で実行されてもよいことは、当業者によって理解されるはずである。説明を容易にするために、上で述べられたシステムおよび方法のすべてのステップまたは要素が、コンピュータシステムの一部として本明細書で述べられるとは限らないが、しかし当業者は、各ステップまたは要素が、対応するコンピュータシステムまたはソフトウェアコンポーネントを有してもよいということを認識することになる。そのようなコンピュータシステムおよび/またはソフトウェアコンポーネントは従って、それらの対応するステップまたは要素(すなわち、それらの機能性)を述べることによって使用可能であり、本開示の範囲内である。
いくつかの実施が、述べられている。それにもかかわらず、追加の変更が、本明細書で述べられる発明概念の範囲から逸脱することなくなされてもよく、それに応じて、他の実施形態が、次の請求項の範囲内であるということは、理解されよう。
10 自動車音増強システム、システム
12 自動車客室
14 コントローラおよび増幅器サブシステム、サブシステム
16 電気音響変換器(スピーカ)、変換器
18 電気音響変換器(スピーカ)、変換器
20 入力
30 アフタファイア音
34 遅延時間
36 別個の音部分、第1の音部分
38 デッドタイム
40 別個の音部分
42 デッドタイム
44 別個の音部分
46 デッドタイム
48 別個の音部分
62 ベース信号
64 エンベロープ
66 一緒に乗算される
68 オーディオ信号、信号
82 ポップ信号A
84 ポップ信号B
86 可変増幅器
88 可変増幅器
90 総和
92 ポップ音

Claims (24)

  1. オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法であって、
    特定の車両音を表す初期オーディオ信号を提供するステップであって、前記初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含む、ステップと、
    前記オーディオシステムに、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて、変更されたオーディオ信号を提供するステップであって、前記変更されたオーディオ信号は、前記初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含み、前記少なくとも1つの信号特性は、車両動作条件に関係する変更プロセスによって変更される、ステップと
    を含む、音を変更するための方法。
  2. 前記初期オーディオ信号は、アフタファイア音を表す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記初期オーディオ信号は、複数の別個の音部分であって、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含み、前記初期オーディオ信号の信号特性は、
    前記特定の車両音のレベル、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分の量、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム、
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、および
    トリガと前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記レベル、前記ピッチ、前記継続時間、および前記デッドタイムは、前記別個の音部分の各々に関して可変であり、前記特定の車両音を構成する別個の音部分の前記遅延時間および量は、前記オーディオ信号に関して可変であるが、前記別個の音部分の各々に関しては可変でない、請求項3に記載の方法。
  5. 前記初期オーディオ信号は、ベース信号および信号エンベロープを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ベース信号は、時系列オーディオデータを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記変更プロセスは、可変車両動作条件の現在値に基づいて前記少なくとも1つの信号特性の前記変更をもたらす、請求項1に記載の方法。
  8. 前記変更プロセスは、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の前記現在値を使用することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ルックアップテーブルは、前記少なくとも1つの信号特性に対して複数の異なる変化量を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記変更プロセスは、変更の所定の範囲内で前記少なくとも1つの信号特性の前記変更をもたらす、請求項1に記載の方法。
  11. 前記変更されたオーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含み、前記複数のオーディオ信号の各々の前記組み合わせへの寄与は、前記変更プロセスによって決定される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記変更されたオーディオ信号は、トリガイベント後に少なくとも1つの電気音響変換器に提供される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記トリガイベントは、現在の車両動作条件および前の車両動作条件のうちの少なくとも1つに基づいている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記変更されたオーディオ信号は、その後に遅延時間が続く前記トリガイベント後に少なくとも1つの電気音響変換器に提供される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記遅延時間は、可変である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記現在の車両動作条件は、1分間当たりのエンジン回転数(RPM)、エンジン負荷、ギア位置、および車両速度を含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記初期オーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含み、前記複数のオーディオ信号の各々の前記組み合わせへの寄与は、車両動作条件に関係する変更プロセスによって決定される、請求項1に記載の方法。
  18. 前記変更プロセスは、ランダム変更プロセスを含む、請求項1に記載の方法。
  19. オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法であって、
    車両アフタファイア音を表す初期オーディオ信号を提供するステップであって、前記初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含み、前記初期オーディオ信号は、複数の別個の音部分であって、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含み、前記初期オーディオ信号の信号特性は、
    前記特定の車両音のレベル、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分の量、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、および
    トリガと前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記オーディオシステムに、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて、変更されたオーディオ信号を提供するステップであって、前記変更されたオーディオ信号は、前記初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含み、前記少なくとも1つの信号特性は、ランダム変更プロセスによって変更される、ステップと
    を含む、音を変更するための方法。
  20. 前記レベル、前記ピッチ、前記継続時間、および前記デッドタイムは、前記別個の音部分の各々に関して可変であり、前記特定の車両音を構成する別個の音部分の前記遅延時間および量は、前記オーディオ信号に関して可変であるが、前記別個の音部分の各々に関しては可変でない、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ランダム変更プロセスは、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の現在値を使用することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. オーディオ信号から音を生成する少なくとも1つの電気音響変換器を備えるオーディオシステムを有する自動車における音を変更するための方法であって、
    車両アフタファイア音を表す初期オーディオ信号を提供するステップであって、前記初期オーディオ信号は、複数の信号特性を含み、前記初期オーディオ信号は、複数の別個の音部分であって、それらの間のデッドタイムによって分離された複数の別個の音部分を含み、前記初期オーディオ信号の信号特性は、
    前記特定の車両音のレベル、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分の量、
    前記特定の車両音を構成する別個の音部分間のデッドタイム
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数の継続時間、
    前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分のうちの1つまたは複数のピッチ、および
    トリガと前記特定の車両音を構成する前記別個の音部分の第1の音部分の開始との間の遅延時間
    のうちの少なくとも1つを含み、
    前記レベル、前記ピッチ、前記継続時間、および前記デッドタイムは、前記別個の音部分の各々に関して可変であり、前記特定の車両音を構成する別個の音部分の前記遅延時間および量は、前記オーディオ信号に関して可変であるが、前記別個の音部分の各々に関しては可変でない、ステップと、
    前記オーディオシステムの少なくとも1つの電気音響変換器に、少なくとも1つの現在の自動車動作条件に基づいて、変更されたオーディオ信号を提供するステップであって、前記変更されたオーディオ信号は、前記初期オーディオ信号のそれとは異なる少なくとも1つの変更された信号特性を含み、前記少なくとも1つの信号特性は、ルックアップテーブルから情報を引き出すために可変車両動作条件の現在値を使用することを含む変更プロセスによって変更され、前記ルックアップテーブルは、前記少なくとも1つの信号特性に対して複数の異なる変化量を含み、前記変更プロセスは、変更の所定の範囲内で前記少なくとも1つの信号特性の前記変更をもたらす、ステップと、
    を含み、
    前記変更されたオーディオ信号は、トリガイベント後に前記少なくとも1つの電気音響変換器に提供され、前記トリガイベントは、現在の車両動作条件および前の車両動作条件のうちの少なくとも1つに基づいている、音を変更するための方法。
  23. 前記変更されたオーディオ信号は、複数のオーディオ信号の組み合わせを含み、前記複数のオーディオ信号の各々の前記組み合わせへの寄与は、ランダム変更プロセスによって決定される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記変更されたオーディオ信号は、その後に可変遅延時間が続く前記トリガイベント後に少なくとも1つの電気音響変換器に提供される、請求項23に記載の方法。
JP2019540353A 2017-01-31 2018-01-31 自動車音増強 Active JP6920447B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/420,136 US9941855B1 (en) 2017-01-31 2017-01-31 Motor vehicle sound enhancement
US15/420,136 2017-01-31
PCT/US2018/016079 WO2018144502A1 (en) 2017-01-31 2018-01-31 Motor vehicle sound enhancement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020505645A true JP2020505645A (ja) 2020-02-20
JP6920447B2 JP6920447B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=61563459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019540353A Active JP6920447B2 (ja) 2017-01-31 2018-01-31 自動車音増強

Country Status (5)

Country Link
US (2) US9941855B1 (ja)
EP (1) EP3577644B1 (ja)
JP (1) JP6920447B2 (ja)
CN (1) CN110235196B (ja)
WO (1) WO2018144502A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4314236A (en) * 1977-01-12 1982-02-02 Atari, Inc. Apparatus for producing a plurality of audio sound effects
US6356185B1 (en) * 1999-10-27 2002-03-12 Jay Sterling Plugge Classic automobile sound processor
US20050040935A1 (en) * 2003-08-21 2005-02-24 Ewert Roger D. Vehicle mounted animal alerting device
US20090080672A1 (en) * 2007-09-21 2009-03-26 United Parcel Service Of America, Inc. Synthetic engine sound for electronic vehicle
US20110010269A1 (en) * 2009-07-07 2011-01-13 Ballard Claudio R Vehicle audio system for producing synthetic engine sound
US20160016087A1 (en) * 2014-07-16 2016-01-21 Traxxas Lp On-board audio system for a model vehicle
JP2016088100A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 周 文三 シール・ポンプアップ装置構造
JP2016206372A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 日本電信電話株式会社 環境音伝送システム及び環境音伝送方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4701750A (en) * 1984-08-06 1987-10-20 Audio Science Investors Limited Partnership Motorcycle sound simulator for non-motorized vehicle
US6959094B1 (en) * 2000-04-20 2005-10-25 Analog Devices, Inc. Apparatus and methods for synthesis of internal combustion engine vehicle sounds
US6859539B1 (en) * 2000-07-07 2005-02-22 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle sound synthesizer
JP2005134749A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Roland Corp 自動車音処理装置
US7501934B2 (en) * 2004-09-15 2009-03-10 At&T Intellectual Property I, Lp System and methods for vehicle sound font creation, playback, and networking
US7787633B2 (en) * 2005-01-20 2010-08-31 Analog Devices, Inc. Crossfade sample playback engine with digital signal processing for vehicle engine sound simulator
JP4209461B1 (ja) * 2008-07-11 2009-01-14 株式会社オトデザイナーズ 合成音声作成方法および装置
US8320581B2 (en) * 2010-03-03 2012-11-27 Bose Corporation Vehicle engine sound enhancement
US9299337B2 (en) 2011-01-11 2016-03-29 Bose Corporation Vehicle engine sound enhancement
JP5793445B2 (ja) * 2012-02-17 2015-10-14 本田技研工業株式会社 車両用能動型効果音発生装置
US9682652B2 (en) * 2015-10-06 2017-06-20 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle acoustic apparatus, and methods of use and manufacture thereof

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4314236A (en) * 1977-01-12 1982-02-02 Atari, Inc. Apparatus for producing a plurality of audio sound effects
US6356185B1 (en) * 1999-10-27 2002-03-12 Jay Sterling Plugge Classic automobile sound processor
US20050040935A1 (en) * 2003-08-21 2005-02-24 Ewert Roger D. Vehicle mounted animal alerting device
US20090080672A1 (en) * 2007-09-21 2009-03-26 United Parcel Service Of America, Inc. Synthetic engine sound for electronic vehicle
US20110010269A1 (en) * 2009-07-07 2011-01-13 Ballard Claudio R Vehicle audio system for producing synthetic engine sound
US20160016087A1 (en) * 2014-07-16 2016-01-21 Traxxas Lp On-board audio system for a model vehicle
JP2016088100A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 周 文三 シール・ポンプアップ装置構造
JP2016206372A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 日本電信電話株式会社 環境音伝送システム及び環境音伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN110235196A (zh) 2019-09-13
US9941855B1 (en) 2018-04-10
JP6920447B2 (ja) 2021-08-18
EP3577644B1 (en) 2021-08-04
WO2018144502A1 (en) 2018-08-09
CN110235196B (zh) 2023-07-14
US10277187B2 (en) 2019-04-30
EP3577644A1 (en) 2019-12-11
US20180219522A1 (en) 2018-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102383462B1 (ko) 엔진음 실시간 능동 구현 방법 및 차량
US9365158B2 (en) Engine sound enhancement based on vehicle selected mode
JP5778163B2 (ja) 模擬マルチギア車両音響生成のためのシステム
EP1865494A1 (en) Engine sound processing device
US20050094826A1 (en) Processing equipment of the sound of a car
JP6006401B2 (ja) エンジンハーモニックス増強制御
JP6837214B2 (ja) 騒音マスキング装置、車両、及び、騒音マスキング方法
CN107277685B (zh) 用于电子声音增强调谐的系统和方法
US9944127B2 (en) System and method for synthesizing an engine sound
KR20220150692A (ko) 차량의 가상 엔진 사운드 생성 시스템 및 방법
JP7454119B2 (ja) 車両用音生成装置
US11062690B2 (en) Apparatus for the active control of the sound of the engine of a land vehicle and corresponding method
JP6920447B2 (ja) 自動車音増強
Park et al. Development of personalized engine sound system using active sound design technology
JP2018036494A (ja) エンジン音出力装置及びエンジン音出力方法
US9330655B2 (en) Increasing the number of cylinders in an internal combustion engine in a virtual fashion
US10803849B2 (en) Sound pressure signal output apparatus, sound pressure signal output method, and program for sound pressure signal output
US11654827B2 (en) Driving sound generation device and driving sound generation method
JP4887988B2 (ja) エンジン音加工装置
JP2022152679A (ja) 走行音生成装置、及び、走行音生成方法
WO2023140009A1 (ja) 疑似音生成装置
JP4635931B2 (ja) 波形生成装置およびプログラム
US20200007981A1 (en) Method for generating a sound data set for output through a loudspeaker of a motor vehicle
KR20240037465A (ko) 셰퍼드 톤이 적용된 차량의 가상 엔진음 생성 시스템 및 그 방법
JPH05303389A (ja) 音源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6920447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150