JP2020505185A - Iol案内構造体を有する眼内レンズ挿入器カートリッジ - Google Patents
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Abstract
眼内レンズ挿入器のカートリッジは、遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルと、近位挿入チャネルを有する挿入ノズルに対して近位のIOLを受け入れて折り畳むための眼内レンズ(IOL)折り畳みステージと、IOL案内構造体とを含む。IOL案内構造体は、IOL折り畳みステージに形成された第1の近位案内溝又は第1の近位案内リブ又は両方を含むことができる。眼内レンズ挿入器は、挿入器シリンダと、部分的に挿入器シリンダ内のプッシュロッドと、遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルを含むカートリッジを受け入れるためのカートリッジ受け入れ挿入端と、近位挿入チャネルを有する挿入ノズルに対して近位のIOL折り畳みステージと、IOL案内構造体とを含む。【選択図】図4
Description
本発明は、眼内レンズ挿入器、より具体的には、眼内レンズ挿入器のためのカートリッジ内の案内構造体に関する。
白内障手術の技術は、絶えず見事な進歩を遂げている。次の世代の水晶体超音波乳化吸引術プラットフォーム及び新しく発明された外科レーザは、眼内レンズ(IOL)の配置の精度を絶えず改善し、望ましくない医学的転帰を絶えず低減している。
典型的な白内障手順では、IOLは、カートリッジの中に置かれて折り畳まれ、それは、次に、挿入器の先端の中に置かれる。その後に、挿入器の先端でのカートリッジのノズルが、外科的に生成された切開部を通って眼の中に挿入され、眼胞に到達する。次に、IOLは、プッシュロッドによって挿入チャネルを通ってカートリッジから眼胞の中に押し出され、そこで、それは、術前計画に従って位置決めされ、向きが定められ、かつ回転され、次に安定化される。
より正確にIOLが眼胞内に置かれるほど、医学的転帰は良好である。IOLの正確な配置は、術前計画作業中に決定されるような計画された向きで計画された場所にIOLを置くことを伴っている。これは、計画された確実な視力矯正を達成するためにその光軸が数度以内の計画された向きで位置合わせされる必要がある高性能円環、回折、及び非球面IOLにとって特に重要である。
典型的な白内障手順では、切開部の長さを最小にするために、カートリッジの挿入ノズルは、先細にされ、その直径は、できるだけ小さくされる。IOLがこの狭くて先細の挿入ノズルを通過することができるようにするために、IOLは、それがカートリッジの中に置かれる時に折り畳まれて実質的に圧縮される。しかし、挿入ノズルの狭さ及び切開部の短さに関連付けられた利得は、強く圧縮搾されたIOLはそれが先細ノズルに通して押される間に回転する傾向があるので、相当な犠牲を払ってもたらされる。この回転に起因して、IOLの向き及びその触覚は、挿入後に外科的に計画された向きから逸脱することが多い。これは、特に、円環、回折、及び非球面IOLのような高性能IOL及びIOLの向き又はその触覚が重要であるあらゆる他の眼内レンズ設計が関わる時に、白内障手順の医療利益を損ねる望ましくない結果である。従って、IOLの回転をそれが挿入ノズルに沿って押される時に低減する及び潜在的に排除する深刻な必要性が存在する。
上述の医療上の必要性は、遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルと、挿入ノズルに対して近位のかつ近位挿入チャネルを有するIOLを受け入れて折り畳むための眼内レンズ(IOL)折り畳みステージと、IOL案内構造体とを含む眼内レンズ挿入器のカートリッジによって満たすことができる。IOL案内構造体は、IOL折り畳みステージに形成された第1の近位案内溝又は第1の近位案内リブ又は両方を含むことができる。一部の実施形態では、眼内レンズ挿入器は、挿入器シリンダと、部分的に挿入器シリンダ内のプッシュロッドと、遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルを含むカートリッジを受け入れるためのカートリッジ受け入れ挿入端と、近位挿入チャネルを有する挿入ノズルに対して近位のIOL折り畳みステージと、IOL案内構造体とを含む。
本明細書では、上述の医療上の必要性に関する改善を提供する眼科挿入器及びそれらのカートリッジの実施形態を説明する。
図1は、眼内レンズ(IOL)10を外科医によって形成された切開部を通して眼胞に挿入するために白内障手術に使用される挿入器100を示している。挿入器100の主要構成要素は、プッシュロッド110、挿入器シリンダ120、及びカートリッジ受け入れ先端130を含む。一部の挿入器100は、再利用可能であり、他は、単回使用使い捨てデバイスである。再使用可能な挿入器100は、チタン又は他の適切な金属又はプラスチックで製造することができ、オートクレーブ可能とすることができる。
挿入器100の典型的な使用は、以下の段階を含むことができる。(1)IOL10を配置又は装填し、その後にカートリッジ200の中に折り畳む。(2)カートリッジ200を挿入器100のカートリッジ受け入れ先端130に置く。(3)カートリッジ200の遠位先端又は挿入ノズルを外科医によって先に形成された切開部を通して眼に挿入する。(4)図2及び図3は、カートリッジ200の遠位先端を眼に挿入した後に、IOL10が、プッシュロッド110を前進させることによって前方に押し進められることを示している。IOL10は、最終的にカートリッジ200から排出され、従って、カートリッジ200から眼に挿入される。プッシュロッド110は、図示のようにネジを回すことにより、又は直接的に押すことにより、又は様々な他の公知の機械的ソリューションによって前進させることができる。一部の実施形態では、挿入器シリンダ120は、主本体と呼ぶことができ、カートリッジ受け入れ先端130は、カバーと呼ぶことができる又はそれを含むことができる。
上述のように、IOL10を好ましい又は予め決められた位置合わせ及び向きで眼胞に挿入することに関連付けられる明確な医療上の利益がある。IOL10は、IOL10がプッシュロッド110によってカートリッジ200の小径遠位端を通して押し通される時に好ましい向きから離れる方向に回転する可能性があり、かつ多くの場合に回転するので、IOL10を計画された向きでカートリッジ200に装填することで十分ではないことに注意されたい。これは、眼の非点収差の軸線との埋め込まれた円環IOLの主経線の不整合のような望ましくない医学的転帰に至る可能性がある。この問題は、計画された方向から円環レンズの数度の不整合さえも患者には相当な不快に至る可能性があるので、実質的に重要である。一見小さい不整合でさえも、一部の患者がIOLを回転させる又は恐らくはIOLを眼から全く除去する第2の手順を求めるほど厄介であることは、繰返し起こる事象である。特に高品質な結果を約束する「費用患者負担」手順では、そのような手術結果は非常に望ましくない。
本明細書に説明するカートリッジ200の実施形態は、挿入作業中の望ましくないこのIOL回転を低減する、抑制する、最小にする、及び恐らくは排除するように設計される。
図4〜図9Bは、遠位挿入チャネル220−dを有する挿入ノズル210、近位挿入チャネル220−pを有する挿入ノズル210に対して近位の眼内眼科レンズ(IOL)折り畳みステージ230、及びIOL案内構造体240を含むカートリッジ200の実施形態を示している。いくらか詳細には、図4〜図6は、カートリッジ200の実施形態の構造を異なる視野から説明し、図7〜図9Bは、カートリッジ200へのIOL10の装填及び異なる視野からの及び異なる段階でのIOL10の挿入を示している。以下の説明では、IOL案内構造体240の様々な実施形態及び変形に着目する。
図4は、一部の実施形態では、IOL案内構造体240は、lOL折り畳みステージ230に形成された第1の近位案内溝240g−plを含むことができることを示している。この第1の近位案内溝240g−plは、以下で詳細に説明するように、IOL10を挿入中に案内し、回転を抑制することができる。以下の説明において、ラベル「p」及び「d」は、典型的に「近位」又は「遠位」である要素を指す。更に、図では、用語「第1」及び「第2」は、それぞれ追加されたラベル「1」及び「2」だけによって表される。
IOL案内構造体240は、同じくIOL折り畳みステージ230に形成された第2の近位案内溝240g−p2、及びIOL折り畳みステージ230に対して遠位に形成された第1の遠位案内溝240g−dlを更に含むことができる。一部の実施形態では、第1の遠位案内溝240g−dlは、挿入ノズル210の一部として形成される。他の実施形態では、第1の遠位案内溝240g−dlは、IOL折り畳みステージ230に対して遠位に、ただし、図6に示すように、挿入ノズル210に対して近位に形成することができる。案内溝240g−dl、240g−pl、及び240g−p2は、案内溝240gとして互いに参照されることになる。これらの案内溝の各々は、IOL10を挿入中に案内することができ、回転を抑制することができる。図4は、1つの遠位案内溝240g−dlを示すだけであるが、一部の実施形態は、明示的に示されていない追加の遠位案内溝240g−d2を含むことができる。
IOL折り畳みステージ230は、IOL10を部分的に受け入れる折り畳み可能lOL折り畳みウイング231、及びIOL10を部分的に受け入れる固定IOL折り畳みウイング232を含むことができる。一部の実施形態では、第1の近位案内溝240g−plは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に、他の実施形態では固定IOL折り畳みウイング232に、又は部分的に両方に形成することができる。図示の例では、第1の近位案内溝240g−plは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に形成されるように示されることになるが、第1の近位案内溝240g−plが固定IOL折り畳みウイング232に形成された鏡面対称実施形態も他の実施形態では使用される。
第1の近位案内溝240g−pl及び第2の近位案内溝240g−p2の両方を有する実施形態では、第1の近位案内溝240g−plは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に形成することができ、第2の近位案内溝240g−p2は、固定IOL折り畳みウイング232に形成することができ、その結果、IOL折り畳みウイング231及び232は、近位案内溝240g−pl又は240g−p2を有する。固定IOL折り畳みウイング232は、挿入ノズル210に対して固定することができる。
図4、図5B、及び図9A〜図9Bは、一部の実施形態では、近位挿入チャネル220−pが、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231が留め金270で固定IOL折り畳みウイング232に留め付けられるか又は取り付けられた時に、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231内の第1の近位挿入チャネル220−plにより、及び固定IOL折り畳みウイング232内の第2の近位挿入チャネル220−p2によって形成される又は定められることを示している。
図7は、IOL10がカートリッジ200の中に装填される時に、それは、第1及び第2の近位挿入チャネル220−pl及び220−p2にわたって折り畳み可能IOL折り畳みウイング231の上に、及び固定IOL折り畳みウイング232の上に位置決めされることを示している。折り畳み可能IOL折り畳みウイング231及び固定IOL折り畳みウイング232は、この意味で、IOL10を部分的に受け入れるように構成される。
案内溝240gの主な機能は、挿入中にIOL10を案内し、その結果、IOL10の想定外の回転を抑制及び低減することである。いくらか詳細には、第1の近位案内溝240g−plは、IOL10の縁部を捕捉し、その後に、この縁部をIOL10の挿入中に案内するように構成することができ、その結果、IOL10近位挿入チャネル220−pに沿って移動する時にIOL10の回転が抑制される。案内をより確実にするために、カートリッジ200の実施形態は、IOL10の対向縁部を捕捉する第2の近位案内溝240g−p2を含むことができる。カートリッジ200のそのような実施形態は、より確実な案内をもたらし、IOL10挿入中に回転することをより効率的に制約することができる。案内溝240gの一部の実施形態は、IOL10の回転を特に効率的に低減、抑制、又は制約することができる。これらの実施形態は、挿入中のIOL10の回転を最小にし、防止することさえ可能である。IOL10が円形であるので、IOL10の縁部は、典型的にIOL10の円形周囲の短い第1のセグメントを指し、対向縁部は、第1のセグメントの対角線上に反対側にある短い第2のセグメントを指すことができる。
図7〜図9Aは、近位案内溝240g−p(第1及び第2の近位案内溝240g−p1及び240g−p2を指す)が1よりも多い機能を有することができることを示している。一部の実施形態では、第1の近位案内溝240g−pl、又は第2の近位案内溝240g−p2、又はその両方は、折り畳み作業の一部としてIOL10の縁部を捕捉することによってIOL10を折り畳むことを助けるようにも構成することができる。実際に、一部の典型的な場合に、IOL10の装填は、第1及び第2の近位挿入チャネル220−pl及び220−p2の2つの半シリンダ上に又はそれにわたってIOL10を単に置くことで開始することができる。その後に、オペレータは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231を折り畳み始めることができる。機械的拘束又は抑制力がなければ、IOL10は、近位挿入チャネル220−pl及び220−p2から急に出るか又は滑り出る可能性があり、IOL10の制御された折り畳みが妨げられる。この課題は、近位案内溝240g−pl又は240g−p2、又はその両方によって制御することができ、IOL10の縁部が捕捉され、従って、急な飛び出し又は滑り出しが防止され、その結果、IOL10の十分に制御された折り畳みが可能である。IOL折り畳みの初期段階は、図7に示されており、折り畳みの中間段階は、図8に示されており、折り畳みの終了は、図9Aに示されている。
図6は、カートリッジ200の一部の実施形態が第1の遠位案内溝240g−dlを有することができることを示している。第1の遠位案内溝240g−dlは、IOL折り畳みステージ230に対して遠位に形成することができる。第1の遠位案内溝240g−dlは、挿入ノズル210に形成されることがある。図6は、一部の他の設計において、カートリッジ200が、IOL折り畳みステージ230に対して遠位であるが挿入ノズル210に対して近位である短い中間セグメントを含むことができることを示している。そのような設計において、第1の遠位案内溝240g−dlは、本質的に第1の近位案内溝240g−plの続きとしてこの中間セグメントに形成することができる。第1の遠位案内溝240g−dlは、IOL10の縁部を眼へのIOLの挿入中に案内するように構成することができ、その結果、IOL10の回転は、遠位挿入チャネル220−dに沿って移動する時に抑制される。
一部の設計において、固定IOL折り畳みウイング232に形成される第2の近位案内溝240g−p2は、第1の近位案内溝240g−plよりも長いとすることができる。図6の実施形態では、第2の近位案内溝240g−p2は、第1の近位案内溝240g−pl及び対応する第1の遠位案内溝240g−dlを結合したものと同じ程度長い。第1の遠位案内溝240g−dlと平行な第2の近位案内溝240g−p2の末端部分は、名目上、第2の遠位案内溝240g−d2と呼ぶことができるが、構造的には、この末端部分は、単に一部の実施形態での第2の近位案内溝240g−p2の続きである。
一部の実施形態では、第1の遠位案内溝240g−dlは、第1の近位案内溝240g−plと位置合わせすることができる。そのような実施形態では、IOL10の案内される縁部は、プッシュロッド110がIOL10を近位挿入チャネル220−pから遠位挿入チャネル220−dまで前進させる時に第1の近位案内溝240g−plから第1の遠位案内溝240g−dlまで滑らかに通過することができる。
図6は、IOL10全体は、それを挿入中により狭くて先細の挿入ノズル210に向けて前進する時に圧縮する必要があるので、案内溝が先細方式で終端することができることも示している。位置合わせされた第1の案内溝240g−pl/240g−d1は、案内溝241−1の先細端部で終端することができ、第2の近位案内溝240g−p2は、案内溝241−2の先細端部で終端することができる。第2の近位案内溝240g−p2は、IOL折り畳みステージ230を超えて延びることができ、その結果、先細端部241−2は、位置合わせされた第1の案内溝240g−pl/240g−dlの先細端部241−1と位置合わせすることができる。先細設計の理由の1つは、挿入ノズル210自体を先細とすることができ、外径が遠位先端に向けて益々小さい値に減少し、その結果、挿入ノズル210が外科医によって作られた切開部に収まることができることである。典型的な白内障手術において、切開部は、長さ2.5〜3mmとすることができ、従って、挿入ノズル210の遠位先端の外径は、1〜3mmの範囲に低減することができる。一部の実施形態では、挿入ノズルの外径は、1〜2mm範囲とすることができる。
図9A〜図9Bは、IOL10の挿入の初期及びその後の段階を示している。図9Aは、折り畳みが完了した後のカートリッジ200のIOL折り畳みステージ230の内側の折り畳まれたIOL10を示している。容易に見ることができるように、この切り取り図において、近位挿入チャネル220−p及び遠位挿入チャネル220−dを形成するカートリッジ200の内壁のみが示されている。図9Aは、プッシュロッド110がIOL10を近位挿入チャネル220−pから遠位挿入チャネル220−dまで押し進めているIOL挿入段階を示している。図9Bは、IOL10が殆ど遠位挿入チャネル220−dに押し込まれた時の段階を示している。目視できるように、案内溝240gは、なんとか挿入のこれらの段階中にIOL10の回転を低減及び制約することができている。
次に、IOL案内構造体240の別の実施形態を説明する。図4及び図5Bは、一部の実施形態では、IOL案内構造体240が、IOL折り畳みステージ230に形成された近位挿入チャネル220−pに突出する第1の近位案内リブ240r−plを含むことができることを示している。
以前のように、一部の実施形態では、IOL折り畳みステージ230は、IOL10を部分的に受け入れるために折り畳み可能lOL折り畳みウイング231、かつIOL10を部分的に受け入れるために固定IOL折り畳みウイング232を含むことができる。一部の実施形態では、第1の近位案内リブ240r−plは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に形成することができる。他の実施形態では、第1の近位案内リブ240r−plは、固定IOL折り畳みウイング232に形成することができ、図示の例では、第1の近位案内リブ240r−plは、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に形成されるように示されることになるが、第1の近位案内リブ240r−plが固定IOL折り畳みウイング232に形成された鏡面対称実施形態も他の実施形態に使用される。
図5Bに示すように、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231及び固定IOL折り畳みウイング232は、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231が留め金270で固定IOL折り畳みウイング232に留め付けられるか又は取り付けられた時に近位挿入チャネル220−pを形成することができる。
一部の実施形態は、2つの近位案内リブ240r−p、すなわち、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231に形成された第1の近位案内リブ240r−pl、及び固定IOL折り畳みウイング232に形成された第2の近位案内リブ240r−p2を含むことができ、その結果、IOL折り畳みウイング231及び232の両方は、近位案内リブ240r−pl又は240r−p2を有する。
図5B及び図6は、カートリッジ200の一部の実施形態が、IOL折り畳みステージ230から遠位に形成された第1の遠位案内リブ240r−dlを含むこともできることを示している。一部の実施形態では、第1の遠位案内リブ240r−dlは、IOL折り畳みステージ230に対して遠位に形成することができる。図6の実施形態では、第1の遠位案内リブ240r−dlは、挿入ノズル210に形成される。図6は、一部の他の設計において、カートリッジ200が、IOL折り畳みステージ230に対して遠位であるが挿入ノズル210に対して近位である短い中間セグメントを含むことができることを示している。図示していない一部の設計において、第1の遠位案内リブ240r−dlは、この中間セグメント内に少なくとも部分的に形成することができる。第1の遠位案内リブ240r−dlは、IOL10の縁部を眼へのIOLの挿入中に案内するように構成することができ、その結果、IOL10の回転は、遠位挿入チャネル220−dに沿って移動する時に抑制される。図5B及び図6は、1つの遠位案内リブ240r−dlを示すだけであるが、一部の実施形態は、明示的に示されていない追加の遠位案内リブ240r−d2を含むことができる。
案内リブ240r−pl、240r−p2、及び240r−dlの主な機能は、IOL10の縁部を挿入中に案内することである。いくらか詳細には、案内リブ240r−pl、240r−p2、及び240r−dlは、IOL挿入中にIOL10の縁部を案内するために近位挿入チャネル220−p及び遠位挿入チャネル220−dに突出するように構成することができ、その結果、IOL10が挿入中にプッシュロッド110によって前方に押し進められる時にIOL10の回転が低減及び抑制される。
図8は、一部の実施形態では、近位案内リブ240r−pl及び240r−p2が、折り畳み作業の一部としてIOL10の縁部を捕捉することによってIOL10の折り畳みを補助するという追加の機能を有することができることを示している。以前のように、図7は、平坦なIOL10が、両方ともIOL10を部分的に受け入れる折り畳み可能IOL折り畳みウイング231及び固定IOL折り畳みウイング232上に位置決めされる場合のIOL10を折り畳む作業の始まりを示している。図8は、第1及び第2の近位案内リブ240r−pl及び240r−p2の各々がIOL10の縁部を捕捉し、従って、折り畳み可能IOL折り畳みウイング231が折り畳まれる時にIOL10の折り畳みを制御する折り畳みの中間段階を示している。図9Aは、IOL10が完全に折り畳まれた場合の前進した折り畳みステージを示している。
第1の近位案内リブ240r−pl及び第1の遠位案内リブ240r−dlの両方を含む実施形態では、第1の遠位案内リブ240r−dlは、第1の近位案内リブ240r−p1と位置合わせすることができる。そのような実施形態では、IOL10の捕捉された縁部は、プッシュロッド110がIOL10を近位挿入チャネル220−pから遠位挿入チャネル220−dまで前進させる時に第1の近位案内リブ240r−plから第1の遠位案内リブ240r−dlまで滑らかに通過することができる。
図6は、第1の近位案内リブ240r−pl及び第1の遠位案内リブ240r−dlの両方を含む一部の他の実施形態では、第1の遠位案内リブ240r−dlは、第1の近位案内リブ240r−p1と位置合わせすることができないことを示している。そのような実施形態では、IOL10の捕捉された縁部は、プッシュロッド110がIOL10を近位挿入チャネル220−pから遠位挿入チャネル220−dまで前進させる時にIOL10が第1の近位案内リブ240r−plから第1の遠位案内リブ240r−dlまで通過する時に予め決められた好ましい角度で回転する。IOL10のこの計画された回転は、IOL10を最も好ましい向きに到達させるために挿入作業の機械的考察により、又は医学的な考察によって決定又は選択することができる。
図6は、第1の遠位案内リブ240r−dlが先細であって挿入ノズル210内で途中で終端することができることを示している。以前のように、この設計の1つの理由は、挿入ノズル210全体が先細であることとすることができ、従って、IOL10が先細の挿入ノズル210の更に余裕のない空間内に更に圧縮される時に突出する第1の遠位案内リブ240r−dlを低減して段階的に消すことが有用である。
最後に、IOL案内構造体240は、上述の設計を組み合わせる他の実施形態を有することができる。これらの実施形態は、1又は2以上の案内溝240g−pl、240g−p2、及び240g−dl、及び1又は2以上の案内リブ240r−pl、240r−p2、及び240r−dlを様々な組合せで含むことができる。案内溝240g及び案内リブ240rの両方を有することは、挿入中にIOL10の回転を低減又は制御する主機能を達成し、並びにIOL折り畳み作業を支援するなどのその追加の機能を達成する際にIOL案内構造体240全体をより効率的にすることができる。
本明細書は、多くの具体例、詳細、及び数値範囲を含有するが、これらは、本発明の範囲及び特許請求の範囲の制限としてではなく、むしろ、本発明の特定の実施形態固有の特徴の説明として解釈しなければならない。別々の実施形態の関連で本明細書に説明するある一定の特徴は、単一実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一実施形態の関連で説明する様々な特徴は、別々に又はあらゆる適切な部分組合せで複数の実施形態に実施することもできる。更に、特徴は、特定の組合せで作用し、かつそのようなものとして最初に権利を主張することができるとさえ上述したが、権利主張する組合せに属する1又は2以上の特徴は、恐らくは組合せから除外することができ、権利主張する組合せは、部分組合せ又は部分組合せの変形に向けられる場合がある。
210 挿入ノズル
230 lOL折り畳みステージ
231 折り畳み可能IOL折り畳みウイング
232 固定IOL折り畳みウイング
240 IOL案内構造体
230 lOL折り畳みステージ
231 折り畳み可能IOL折り畳みウイング
232 固定IOL折り畳みウイング
240 IOL案内構造体
Claims (23)
- 眼内レンズ挿入器のカートリッジであって、
遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルと、
前記挿入ノズルに対して近位であり、かつ近位挿入チャネルを有する、IOLを受け入れて折り畳むための眼内レンズ(IOL)折り畳みステージと、
IOL案内構造体と、
を含むことを特徴とするカートリッジ。 - 前記IOL案内構造体は、
前記IOL折り畳みステージに形成された第1の近位案内溝、
を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記IOL折り畳みステージは、
前記IOLを部分的に受け入れるための固定IOL折り畳みウイングと、
前記IOLを部分的に受け入れるための折り畳み可能IOL折り畳みウイングと、
を含み、
前記第1の近位案内溝は、前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングのうちの少なくとも一方に形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。 - 前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングは、該折り畳み可能IOL折り畳みウイングが該固定IOL折り畳みウイングに取り付けられた時に前記近位挿入チャネルを形成する、
ことを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。 - 第2の近位案内溝であって、前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングの各々が前記第1の近位案内溝及び該第2の近位案内溝のうちの一方を有するように形成された前記第2の近位案内溝、
を含むことを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。 - 前記第1の近位案内溝は、眼の中への前記IOLの挿入中に該IOLの縁部を案内し、それによって該IOLの回転をそれが前記近位挿入チャネルに沿って移動する時に抑制するように構成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。 - 前記第1の近位案内溝は、前記IOLの縁部を該IOLの折り畳みの一部として捕捉するように構成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。 - 前記IOL折り畳みステージに対して遠位に形成された第1の遠位案内溝、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。 - 前記第1の遠位案内溝は、前記第1の近位案内溝に位置合わせされる、
ことを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。 - 前記第1の遠位案内溝は、眼の中への前記IOLの挿入中に該IOLの縁部を案内し、それによって該IOLの回転をそれが前記遠位挿入チャネルに沿って移動する時に抑制するように構成される、
ことを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。 - 前記IOL案内構造体は、
前記近位挿入チャネルの中に突出するように前記IOL折り畳みステージに形成された第1の近位案内リブ、
を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記IOL折り畳みステージは、
前記IOLを部分的に受け入れるための固定IOL折り畳みウイングと、
前記IOLを部分的に受け入れるための折り畳み可能IOL折り畳みウイングと、
を含み、
前記第1の近位案内リブは、前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングのうちの少なくとも一方に形成される、
ことを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングは、該折り畳み可能IOL折り畳みウイングが該固定IOL折り畳みウイングに取り付けられた時に前記近位挿入チャネルを形成する、
ことを特徴とする請求項12に記載のカートリッジ。 - 第2の近位案内リブであって、前記固定IOL折り畳みウイング及び前記折り畳み可能IOL折り畳みウイングの各々が前記第1の近位案内リブ及び該第2の近位案内リブのうちの一方を有するように形成された前記第2の近位案内リブ、
を含むことを特徴とする請求項12に記載のカートリッジ。 - 前記第1の近位案内リブは、眼の中への前記IOLの挿入中に該IOLの縁部を案内し、それによって該IOLの回転をそれが前記近位挿入チャネルに沿って移動する時に抑制するように構成される、
ことを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 前記第1の近位案内リブは、前記IOLの縁部を該IOLの折り畳みの一部として捕捉するように構成される、
ことを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 前記遠位挿入チャネルの中に突出するように前記IOL折り畳みステージに対して遠位に形成された第1の遠位案内リブ、
を含むことを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 前記第1の遠位案内リブは、前記第1の近位案内リブに位置合わせされる、
ことを特徴とする請求項17に記載のカートリッジ。 - 前記第1の遠位案内リブは、前記第1の近位案内リブに位置合わせされない、
ことを特徴とする請求項17に記載のカートリッジ。 - 前記第1の遠位案内リブは、眼の中への前記IOLの挿入中に該IOLの縁部を案内し、それによって該IOLの回転をそれが前記遠位挿入チャネルに沿って移動する時に抑制するように構成される、
ことを特徴とする請求項17に記載のカートリッジ。 - 前記IOL案内構造体は、
1又は2以上の案内溝と、
1又は2以上の案内リブと、
を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 挿入器シリンダと
部分的に前記挿入器シリンダ内のプッシュロッドと、
遠位挿入チャネルを有する挿入ノズルを含むカートリッジを受け入れるためのカートリッジ受け入れ挿入端と、
前記挿入ノズルに対して近位であり、かつ近位挿入チャネルを有する、IOLを受け入れて折り畳むための眼内眼科レンズ(IOL)折り畳みステージと、
IOL案内構造体と、
を含むことを特徴とする眼内レンズ挿入器。 - 前記IOL案内構造体は、
案内溝、及び
案内リブ、
のうちの少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする請求項22に記載の眼内レンズ挿入器。
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