JP2020504948A - 通信パラメータの設定方法及び機器 - Google Patents

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Abstract

本願は、通信パラメータの設定方法及び機器を提供する。当該方法は、ネットワーク機器が、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末装置に送信するステップとを含む。本願に係る通信パラメータの設定方法及び機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、より詳しくは、通信パラメータの設定方法及び機器に関する。
従来の無線ネットワークにおけるパラメータの設定方法は主に、静的設定方法、準静的設定方法及び動的設定方法という三つがある。1つの具体的なパラメータは、これら3つの方法のうちのいずれかで設定されなければならない。
将来の無線ネットワークには、非常に多くのシーンとパラメータを用いている。1つのパラメータを1種の設定方法だけで設定するのでは、通信システムの需要を満たせない。
そのため、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することのできる通信パラメータの設定方法を提供する必要がある。
本発明は、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することのできる通信パラメータの設定方法及び機器を提供するためになされるものである。
本発明の第1の態様として、通信パラメータの設定方法を提供する。当該方法は、ネットワーク機器がN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するステップとを含む。
本発明に係る通信パラメータの設定方法によれば、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、端末機器に通信パラメータの設定モードを指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本発明の第1の態様に基づく第1の態様の1つの実施形態において、前記ネットワーク機器がN種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することを含み、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が前記端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することを含む、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRC情報によって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定することを含む、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することを含む、又は、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第2の態様として、通信パラメータの設定方法を提供する。当該方法は、端末機器が、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するステップと、前記端末機器が、前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、前記端末機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するステップとを含む。
本発明に係る通信パラメータの設定方法によれば、端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
第2の態様に基づく第2の態様の1つの実施形態において、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層情報によって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態は、前記N種の通信パラメータが、アップリンク波形方式を含むことを特徴とするものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度に基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信するステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定に含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報に設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む、又は、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することを含む。
第3の態様として、本発明の第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するためのネットワーク機器を提供する。詳しくは、当該ネットワーク機器が、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための機能モジュールを含む。
第4の態様として、前記の第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための端末機器を提供する。詳しくは、当該端末機器が、前記第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための機能モジュールを含む。
第5の態様として、プロセッサと、メモリと、トランシーバーとを含むネットワーク機器を提供する。前記プロセッサと、前記メモリと、前記トランシーバーとは内部の接続バスを通じて互いに通信し、制御信号及び/又はデータ信号を伝送することにより、前記ネットワーク機器は、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行する。
第6の態様として、プロセッサと、メモリと、トランシーバーとを含む端末機器を提供する。前記プロセッサと、前記メモリと、前記トランシーバーとは内部の接続バスを通じて互いに通信し、制御信号及び/又はデータ信号を伝送することにより、前記端末機器は、前記第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行する。
第7の態様として、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。当該コンピュータプログラムは、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態を実行するためのコマンドを含む。
第8の態様として、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。当該コンピュータプログラムは、本発明の第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態を実行するためのコマンドを含む。
本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法のプロセスを概略的に示すフローチャートである。 本願の別の実施例に係る通信パラメータの設定方法のプロセスを概略的に示すフローチャートである。 本願の実施例に係るネットワーク機器を概略的に示すブロック図である。 本願の実施例に係る端末機器を概略的に示すブロック図である。 本願の別の実施例に係るネットワーク機器を概略的に示すブロック図である。 本願の別の実施例に係る端末機器を概略的に示すブロック図である。
本願に係る各実施例における図面を参照しながら、明確かつ完全に説明する。
本願に係る実施例の解決手段は、グローバル移動体通信(Global System of Mobile communication、略称GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略称GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略称TDD)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略称WiMAX)システムなど既存の通信システム、次世代の5G New Radio(NR)通信システムなど、様々な通信システムに用いられることができる。
本願の実施例において、端末機器は、移動局(Mobile Station、略称MS)、携帯端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ユーザ機器(User Equipment、略称UE)、移動電話(handset)及びポータブルデバイス(portable equipment)、自動車(vehicle)などを含み、これらに限定されない。当該端末機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略称RAN)によって1つ以上のコアネットワークと通信することができる。例えば、端末機器は、携帯電話(セルラー方式の移動電話)、無線通信機能を備えるコンピュータなどであってもよい。端末機器は、携帯式、ポケット式、ハンドヘルド式、コンピュータに内蔵される装置又は車載の移動装置であってもよい。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、無線アクセスネットワークに配置され、端末機器に無線通信機能提供するための機器である。当該ネットワーク機器は、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイントなどを含む基地局であってもよい。異なる無線アクセス技術を採用するシステムにおいて、基地局機能を備える機器の名称は異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて、進化型ノードB(Evolved NodeB、略称eNB又はeNodeB)と称され、第3世代(3rd Generation、略称3G)通信ネットワークにおいて、ノードB(NodeB)と称される。
図1は、本願の一実施例に係る通信パラメータの設定方法を示す。図1に示すように、方法100は、ネットワーク機器が、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップS110と、
ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するステップS120とを含む。
本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法によれば、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
また、一例として、ネットワーク機器は、1種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するたびに、端末機器に設定モード指示情報を送信して、当該種の通信パラメータに対応する設定モードを端末機器に通知する。又は、ネットワーク機器は、複数種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、1件の設定モード指示情報によって、当該複数種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを端末機器に通知してもよい。
例えば、ステップS120における設定モード指示情報の具体的な形態は、表であってもよい。当該表は、各種の通信パラメータ及び対応する設定モードを規定し、表1には表の1つの可能なフォーマットを示している。
Figure 2020504948
且つ、または、設定モード指示情報(表1)は、ネットワーク機器がブロードキャストの方式で端末機器に対して設定するものであってもよく、ネットワーク機器が専用シグナリングにより端末機器に対して設定するものであってもよい。当該専用情報は、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、略称RRC)シグナリングであってもよい。且つ、ある1種の通信パラメータに対応する設定モードが「Void」である場合に、システムは今回当該通信パラメータの設定モードを指定せず、後にシグナリングによって規定することになる。これにより、システムは柔軟に実施することができる。
さらに、ネットワーク機器が端末機器に対して上記表を設定した上で、ネットワーク機器は後に、専用情報によって、一つ又は幾つかの通信パラメータの設定モードを補正することができる。当該専用情報は、例えば、RRCシグナリング又はダウンリンク制御シグナリング(Downlink Control Information、略称DCI)であってもよい。
本願の実施例において、または、ネットワーク機器は、各通信パラメータに対応する設定モードを確定する時、各種の通信パラメータによって、オプショナル設定モードから各種の通信パラメータに対応する設定モードを選択してもよい。オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(Medium Access Control、略称MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
上記物理層シグナリングは、具体的にDCIであってよい。ネットワーク機器は、DCIによって通信パラメータを設定する時、明示的な指示方式を採用して通信パラメータを指示してもよく、暗黙的な指示方式を採用して通信パラメータを指示してもよい。例えば、通信パラメータがアップリンク波形であることを例とすると、DCIフォーマット0は、端末機器のアップリンク波形がシングルキャリア周波数分割多元接続方式(Single−carrier Frequency−Division Multiple Access、略称SC−FDMA)であることを暗黙的に指示し、DCIフォーマット1は、端末機器のアップリンク波形が直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略称OFDM)であることを暗黙的に指示することができる。
本願の実施例において、または、N種の通信パラメータは、アップリンク波形を含む。なお、将来の通信システム(例えば、5G通信システム)においてアップリンクには、SC−FDMA及びOFDMの2種類の波形がある。当該2種のアップリンク波形の選択は、端末機器の位置するチャネル環境、ネットワーク機器との距離に密接に関係する。そのため、ネットワーク機器は、アップリンク波形に対応する設定モードを確定する時、端末機器の位置するチャネル環境及び/又は端末機器の移動速度に基づき、オプショナル設定モードにおいて、アップリンク波形に対応する設定モードを確定する。
詳しくは、いくつかの実施例において、チャネル状態が安定し、且つ移動速度が遅い端末機器に対し、ネットワーク機器は、低速のアップリンク波形設定モードを選択することができ、例えば、RRCシグナリングによってアップリンク波形を設定すると、端末機器は、RRCシグナリングによって設定されるアップリンク波形のみを使用する。又は、チャネル状態が安定せず、もしくは移動速度が速い端末機器に対し、ネットワーク機器は、アップリンク波形を動的に設定する必要がある。例えば、ネットワーク機器は、物理層シグナリング(例えば、DCI)又はMAC層シグナリングによってアップリンク波形を設定すると、端末機器は、物理層シグナリング、又はMAC層シグナリングによって設定されるアップリンク波形のみを使用する。又は、端末機器の位置するチャネル状態が安定せず、端末機器の移動速度が遅い場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用すると、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定したアップリンク波形はSC−FDMAであり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定したアップリンク波形はOFDMになり、そして端末機器は、アップリンク波形をSC−FDMAからOFDMに切り替える。
本願の実施例において、または、N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔(又は基本パラメータセット)を含み、ネットワーク機器は、端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおいて、サブキャリア間隔に対応する設定モードを確定する。
詳しくは、いくつかの実施例において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する目標設定モードに確定する。又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定する。
さらに、ネットワーク機器は、システム情報(System Information)により、サブキャリア間隔の設定モードを端末機器に指示してもよい。端末機器は、システム情報に基づき、セルが用いるサブキャリア間隔(基本パラメータセット)を如何に取得するかを知ることができる。
例えば、端末機器は、ネットワーク機器がシステム情報によってサブキャリア間隔を設定することを確定する場合に、端末機器は、システム情報によって設定されるサブキャリア間隔のみを使用する。又は、端末機器は、ネットワーク機器がRRCシグナリングによってサブキャリア間隔を設定することを確定する場合に、端末機器は、RRCシグナリングによって設定されるサブキャリア間隔のみを使用する。
なお、セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用してもよく、これに対応し、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定されたサブキャリア間隔は15kHzであり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定したサブキャリア間隔は20kHzになり、そして端末機器は、セルのサブキャリア間隔が15kHzから20kHzに切り替わることを確定する。
本願の実施例において、または、N種の通信パラメータは、複信方式を含み、ネットワーク機器は、端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定するとしてもよい。
詳しくは、いくつかの実施例において、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、前記物理層シグナリングによって設定される設定モードと、前記MAC層シグナリングによって設定される設定モードと、前記RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する。
さらに、ネットワーク機器は、システム情報及び/又はRRCシグナリングによって端末機器に複信方式の設定モードを指示してもよい。端末機器は、システム情報及び/又はRRCシグナリングに基づき、セルが用いる複信方式を如何に取得するかを知ることができる。
同様に、セルが複数種の複信方式を用いる場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用してもよい。これに応じて、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定された複信方式は、周波数分割複信(Frequency Division Duplexing、略称FDD)であり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定する複信方式は時分割複信(Time Division Duplexing、略称TDD)になり、そして端末機器は、セルの複信方式がFDDからTDDに切り替わることを確定する。
上記実施形態において、または、セルが用いるサブキャリア間隔は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むとしてもよい。
上記全ての実施例において、または、ネットワーク機器と端末機器は、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係を予め取り決めてもよい。これにより、ネットワーク機器が設定モード指示情報によりパラメータの設定モードを指示する時、設定モードの番号のみを指示すれば、端末機器は設定モードの番号と予め取り決めた対応関係によって、具体的な設定モードを確定することができる。
例を挙げて、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係は、表2に示すとおりであってもよい。表2は、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係の1種を示すものに過ぎず、対応関係について限定を加えるものではない。
Figure 2020504948
なお、上記実施例では、通信パラメータがアップリンク波形、サブキャリア間隔及び複信方式を含む場合を例として説明しているが、本願の実施例は、上記複数種の通信パラメータに限定されるものではない。その他の通信パラメータについても、本願の実施例による通信パラメータの設定方法に基づいて設定することができる。
上記内容は、図1を参照して、ネットワーク機器側に基づき、本願の実施例による通信パラメータの設定方法を詳しく説明した。次に、図2を参照して、端末機器側に基づき、本願の実施例による通信パラメータの設定方法を詳しく説明する。端末機器側について説明する端末機器とネットワーク機器とのインタラクションは、ネットワーク機器側に基づく説明と同じであり、説明の重複を避けるために、関連する内容を適当に省略する。
図2は、本願の別の実施例による通信パラメータの設定方法を示す。図2に示すように、方法200は、端末機器が、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するステップS210と、
端末機器が、前記設定モードの指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップS220と、
端末機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するステップS230とを含む。
本願に係る通信パラメータの設定方法によれば、端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施形態において、または、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層情報によって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度による確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、または、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい、
本願の実施例において、または、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、
前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定は、前記オプショナル設定に含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、
前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードである。
本願の実施例において、または、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む、又は、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することである。
上記内容は、図1及び図2を参照して、本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法を詳しく説明した。次に、図3を参照して、本願の実施例に係るネットワーク機器を詳しく説明する。図3に示すように、ネットワーク機器10は、
N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュール11と、
前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するための送受信モジュール12とを含む。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例において、または、前記処理モジュール11は具体的に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定し、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードを確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記処理モジュール11は具体的に、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記処理モジュール11は具体的に、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、システムによって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信する、又は、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することとしてもよい。
本願の実施例に係るネットワーク機器においては、本願の実施形態に係る方法100の関連するプロセスを参照することができ、且つ、当該ネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法100における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図4は、本願の実施例に係る端末機器を示す。図4に示すように、端末機器20は、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するための送受信モジュール21と、
前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュール22とを含み、
前記処理モジュール22はさらに、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するのに用いられる。
本願の実施例に係る端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例において、または、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、または、送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定に含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることとしてもよい。
本願の実施例において、または、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、または、前記送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信する、又は、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例に係る端末機器については、本願の実施形態に係る方法200の関連するプロセスを参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法200における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図5は、本願の別の実施例によるネットワーク機器を示す。図5に示すように、ネットワーク機器100は、プロセッサ110と、トランシーバー120とを含む。プロセッサ110がトランシーバー120に接続される。または、ネットワーク機器100は、プロセッサ110に接続されるメモリ130をさらに含む。プロセッサ110と、メモリ130と、トランシーバー120とは、内部の接続バスによって互いに通信することができる。プロセッサ110は、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するのに用いられ、トランシーバー120は、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信する。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例に係るネットワーク機器100については、本発明の実施形態に係るネットワーク機器10を参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法100における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図6は、本願の別の実施による端末機器を概略的に示すブロック図である。図6に示すように、端末機器200は、プロセッサ210と、トランシーバー220とを含み、プロセッサ210がトランシーバー220に接続される。または、端末機器200は、プロセッサ210に接続されるメモリ230をさらに含む。プロセッサ210と、メモリ230と、トランシーバー220とは、内部の接続バスによって互いに通信することができる。プロセッサ220は、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するのに用いられ、トランシーバー210は、前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定し、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するのに用いられる。
本願の実施例に係る端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例に係る端末機器200については、本願の実施形態に係る端末機器20を参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法200における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
本発明の実施形態におけるプロセッサは、信号処理能力を備える集積回路チップであってもよい。当該プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略称FPGA)、又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートトランジスタもしくはトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェア部品であってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実施又は実行することができる。そのうち汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又は任意の一般的なプロセッサなどであってもよい。
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリ、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むものである。そのうち不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、略称PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、略称EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、略称EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。そのうち揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)であってもよく、外部キャッシュとして用いられる。限定を加えない例示的なものとして、様々な形態のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、略称SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、略称DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、略称SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、略称DDR SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、略称ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、略称SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、略称DR RAM)を用いることができる。なお、本明細書に記載されているシステム及び方法に係るメモリは、上記メモリ及びその他の適切なあらゆるタイプのメモリを含み、これらに限定されない。
当業者にとって自明なように、本明細書に開示されている各実施形態に記載の例示的なユニット、アルゴリズム及びステップは、電子ハードウェア、又は電子ハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせにより実施することができる。該当機能はハードウェアで実行するか、それともソフトウェアで実行するかは、該当発明の特定の用途及び設計上の制限条件に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに異なる方法を用いて当該機能を実施することができ、このような実施は本発明の範囲を逸脱するものではない。
当業者にとって自明なように、上記のように説明されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、上記方法に関する実施形態の対応するプロセスを参照することができるため、説明の便宜上、詳細な説明を省略する。
本願のいくつかの実施例に披露されているシステム、装置及び方法は、その他の形態によっても実施できる。上記のように説明されている装置に関する実施形態は、例示的なものに過ぎない。上記に記載のとおり各ユニットを設定しているのは、論理上の機能区分に過ぎず、実施する際に別の形態で区分することもでき、例えば、複数のユニット又は部品を別のシステムに組み合わせるかもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、上記のように説明されている直接的な接続又は通信接続などの部品間の接続形態は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを用いた間接的接続又は通信接続であってもよく、電気的形態、機械的形態又は他の形態であってもよい。
分離部品として説明されている上記各ユニットは、物理的に分離されるものでも、そうでないものであってもよい。ユニットとして表示される各部品は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい。すなわち、同一の場所に設けられるものであってもよく、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。必要に応じて、そのうち一部のユニットのみを用いるか、又は全てのユニットを用いて当該実施形態に係る目的を達成することができる。
本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが単独で物理的な部品として存在する、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
本明細書に記載されている各機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形態で実施され、且つ独立する製品として販売又は使用する場合に、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶することができる。これにより、本発明の趣旨、すなわち従来技術に対して貢献する発明又は当該発明の一部は、ソフトウェア製品の形態で実施することができる。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、コンピュータデバイス(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器など)が本発明の各実施形態に記載の方法の全てのステップ又はその一部を実行するためのいくつかのコマンドを含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュメモリ、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなど、プロクラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
本明細書に記載されている内容は、本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限定されない。当業者が本発明に開示されている技術範囲において容易に想到し得る変更や置換などは、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。これにより、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の内容に準拠すべきである。
本発明は、通信分野に関し、より詳しくは、通信パラメータの設定方法及び機器に関する。
従来の無線ネットワークにおけるパラメータの設定方法は主に、静的設定方法、準静的設定方法及び動的設定方法という三つがある。1つの具体的なパラメータは、これら3つの方法のうちのいずれかで設定されなければならない。
将来の無線ネットワークには、非常に多くのシーンとパラメータを用いている。1つのパラメータを1種の設定方法だけで設定するのでは、通信システムの需要を満たせない。
そのため、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することのできる通信パラメータの設定方法を提供する必要がある。
本発明は、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することのできる通信パラメータの設定方法及び機器を提供するためになされるものである。
本発明の第1の態様として、通信パラメータの設定方法を提供する。当該方法は、ネットワーク機器がN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するステップとを含む。
本発明に係る通信パラメータの設定方法によれば、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、端末機器に通信パラメータの設定モードを指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本発明の第1の態様に基づく第1の態様の1つの実施形態において、前記ネットワーク機器がN種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することを含み、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するチャネル環境又は前記端末機器の移動速度の少なくとも1つに基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が前記端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定することは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することを含む、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRC情報によって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定する前記ステップは、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定することを含む、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定することを含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含む。
本発明の第1の態様及び上記実施形態に基づく本発明の第1の態様の別の実施形態において、前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することを含む、又は、前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することを含む。
本発明の第2の態様として、通信パラメータの設定方法を提供する。当該方法は、端末機器が、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するステップと、前記端末機器が、前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、前記端末機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するステップとを含む。
本発明に係る通信パラメータの設定方法によれば、端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
第2の態様に基づく第2の態様の1つの実施形態において、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層情報によって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態は、前記N種の通信パラメータが、アップリンク波形方式を含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するチャネル環境又は前記端末機器の移動速度の少なくとも1つに基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信するステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することを含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報に設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードである。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含む。
第2の態様及び上記実施形態に基づく第2の態様の別の実施形態において、前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む、又は、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することを含む。
第3の態様として、本発明の第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するためのネットワーク機器を提供する。詳しくは、当該ネットワーク機器が、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための機能モジュールを含む。
第4の態様として、前記の第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための端末機器を提供する。詳しくは、当該端末機器が、前記第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態による方法を実行するための機能モジュールを含む。
第5の態様として、プロセッサと、メモリと、トランシーバーとを含むネットワーク機器を提供する。前記プロセッサと、前記メモリと、前記トランシーバーとは内部の接続バスを通じて互いに通信し、制御信号及び/又はデータ信号を伝送することにより、前記ネットワーク機器は、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行する。
第6の態様として、プロセッサと、メモリと、トランシーバーとを含む端末機器を提供する。前記プロセッサと、前記メモリと、前記トランシーバーとは内部の接続バスを通じて互いに通信し、制御信号及び/又はデータ信号を伝送することにより、前記端末機器は、前記第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行する。
第7の態様として、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。当該コンピュータプログラムは、前記第1の態様又は第1の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行するためのコマンドを含む。
第8の態様として、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。当該コンピュータプログラムは、本発明の第2の態様又は第2の態様に係る任意可能な実施形態における方法を実行するためのコマンドを含む。
本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法のプロセスを概略的に示すフローチャートである。 本願の別の実施例に係る通信パラメータの設定方法のプロセスを概略的に示すフローチャートである。 本願の実施例に係るネットワーク機器を概略的に示すブロック図である。 本願の実施例に係る端末機器を概略的に示すブロック図である。 本願の別の実施例に係るネットワーク機器を概略的に示すブロック図である。 本願の別の実施例に係る端末機器を概略的に示すブロック図である。
本願に係る各実施例における図面を参照しながら、明確かつ完全に説明する。
本願に係る実施例の解決手段は、グローバル移動体通信(Global System of Mobile communication、略称GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略称GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略称TDD)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略称WiMAX)システムなど既存の通信システム、次世代の5G New Radio(NR)通信システムなど、様々な通信システムに用いられることができる。
本願の実施例において、端末機器は、移動局(Mobile Station、略称MS)、携帯端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ユーザ機器(User Equipment、略称UE)、移動電話(handset)及びポータブルデバイス(portable equipment)、自動車(vehicle)などを含み、これらに限定されない。当該端末機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略称RAN)によって1つ以上のコアネットワークと通信することができる。例えば、端末機器は、携帯電話(セルラー方式の移動電話)、無線通信機能を備えるコンピュータなどであってもよい。端末機器は、携帯式、ポケット式、ハンドヘルド式、コンピュータに内蔵される装置又は車載の移動装置であってもよい。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、無線アクセスネットワークに配置され、端末機器に無線通信機能提供するための機器である。当該ネットワーク機器は、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイントなどを含む基地局であってもよい。異なる無線アクセス技術を採用するシステムにおいて、基地局機能を備える機器の名称は異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて、進化型ノードB(Evolved NodeB、略称eNB又はeNodeB)と称され、第3世代(3rd Generation、略称3G)通信ネットワークにおいて、ノードB(NodeB)と称される。
図1は、本願の一実施例に係る通信パラメータの設定方法を示す。図1に示すように、方法100は、ネットワーク機器が、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップS110と、
ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するステップS120とを含む。
本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法によれば、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
一実施例において、ネットワーク機器は、1種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するたびに、端末機器に設定モード指示情報を送信して、当該種の通信パラメータに対応する設定モードを端末機器に通知する。又は、ネットワーク機器は、複数種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、1件の設定モード指示情報によって、当該複数種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを端末機器に通知してもよい。
例えば、ステップS120における設定モード指示情報の具体的な形態は、表であってもよい。当該表は、各種の通信パラメータ及び対応する設定モードを規定し、表1には表の1つの可能なフォーマットを示している。
Figure 2020504948
且つ、一実施例において、設定モード指示情報(表1)は、ネットワーク機器がブロードキャストの方式で端末機器に対して設定するものであってもよく、ネットワーク機器が専用シグナリングにより端末機器に対して設定するものであってもよい。当該専用情報は、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、略称RRC)シグナリングであってもよい。且つ、ある1種の通信パラメータに対応する設定モードが「Void」である場合に、システムは今回当該通信パラメータの設定モードを指定せず、後にシグナリングによって規定することになる。これにより、システムは柔軟に実施することができる。
さらに、ネットワーク機器が端末機器に対して上記表を設定した上で、ネットワーク機器は後に、専用情報によって、一つ又は幾つかの通信パラメータの設定モードを補正することができる。当該専用情報は、例えば、RRCシグナリング又はダウンリンク制御シグナリング(Downlink Control Information、略称DCI)であってもよい。
本願の実施例において、ネットワーク機器は、各通信パラメータに対応する設定モードを確定する時、各種の通信パラメータによって、オプショナル設定モードから各種の通信パラメータに対応する設定モードを選択してもよい。オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(Medium Access Control、略称MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含む。
上記物理層シグナリングは、具体的にDCIであってよい。ネットワーク機器は、DCIによって通信パラメータを設定する時、明示的な指示方式を採用して通信パラメータを指示してもよく、暗黙的な指示方式を採用して通信パラメータを指示してもよい。例えば、通信パラメータがアップリンク波形であることを例とすると、DCIフォーマット0は、端末機器のアップリンク波形がシングルキャリア周波数分割多元接続方式(Single−carrier Frequency−Division Multiple Access、略称SC−FDMA)であることを暗黙的に指示し、DCIフォーマット1は、端末機器のアップリンク波形が直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略称OFDM)であることを暗黙的に指示することができる。
本願の実施例において、N種の通信パラメータは、アップリンク波形を含む。なお、将来の通信システム(例えば、5G通信システム)においてアップリンクには、SC−FDMA及びOFDMの2種類の波形がある。当該2種のアップリンク波形の選択は、端末機器の位置するチャネル環境、ネットワーク機器との距離に密接に関係する。そのため、ネットワーク機器は、アップリンク波形に対応する設定モードを確定する時、端末機器の位置するチャネル環境又は端末機器の移動速度の少なくとも1つに基づき、オプショナル設定モードにおいて、アップリンク波形に対応する設定モードを確定する。
詳しくは、いくつかの実施例において、チャネル状態が安定し、且つ移動速度が遅い端末機器に対し、ネットワーク機器は、低速のアップリンク波形設定モードを選択することができ、例えば、RRCシグナリングによってアップリンク波形を設定すると、端末機器は、RRCシグナリングによって設定されるアップリンク波形のみを使用する。又は、チャネル状態が安定せず、もしくは移動速度が速い端末機器に対し、ネットワーク機器は、アップリンク波形を動的に設定する必要がある。例えば、ネットワーク機器は、物理層シグナリング(例えば、DCI)又はMAC層シグナリングによってアップリンク波形を設定すると、端末機器は、物理層シグナリング、又はMAC層シグナリングによって設定されるアップリンク波形のみを使用する。又は、端末機器の位置するチャネル状態が安定せず、端末機器の移動速度が遅い場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用すると、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定したアップリンク波形はSC−FDMAであり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定したアップリンク波形はOFDMになり、そして端末機器は、アップリンク波形をSC−FDMAからOFDMに切り替える。
本願の実施例において、N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔(又は基本パラメータセット)を含み、ネットワーク機器は、端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおいて、サブキャリア間隔に対応する設定モードを確定する。
詳しくは、いくつかの実施例において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する目標設定モードに確定する。又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定する。
さらに、ネットワーク機器は、システム情報(System Information)により、サブキャリア間隔の設定モードを端末機器に指示してもよい。端末機器は、システム情報に基づき、セルが用いるサブキャリア間隔(基本パラメータセット)を如何に取得するかを知ることができる。
例えば、端末機器は、ネットワーク機器がシステム情報によってサブキャリア間隔を設定することを確定する場合に、端末機器は、システム情報によって設定されるサブキャリア間隔のみを使用する。又は、端末機器は、ネットワーク機器がRRCシグナリングによってサブキャリア間隔を設定することを確定する場合に、端末機器は、RRCシグナリングによって設定されるサブキャリア間隔のみを使用する。
なお、セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用してもよく、これに対応し、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定されたサブキャリア間隔は15kHzであり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定したサブキャリア間隔は20kHzになり、そして端末機器は、セルのサブキャリア間隔が15kHzから20kHzに切り替わることを確定する。
本願の実施例において、N種の通信パラメータは、複信方式を含み、ネットワーク機器は、端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定するとしてもよい。
詳しくは、いくつかの実施例において、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器は、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、前記物理層シグナリングによって設定される設定モードと、前記MAC層シグナリングによって設定される設定モードと、前記RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する。
さらに、ネットワーク機器は、システム情報又はRRCシグナリングの少なくとも1つによって端末機器に複信方式の設定モードを指示してもよい。端末機器は、システム情報又はRRCシグナリングの少なくとも1つに基づき、セルが用いる複信方式を如何に取得するかを知ることができる。
同様に、セルが複数種の複信方式を用いる場合に、ネットワーク機器は、RRCシグナリング及び物理層シグナリング(又はMAC層シグナリング)の両方で設定される設定モードを採用してもよい。これに応じて、端末機器は、直近受信した設定で直前の設定を置き換える。例えば、接続を確立した直後、RRCシグナリングにより端末機器に対して設定された複信方式は、周波数分割複信(Frequency Division Duplexing、略称FDD)であり、端末機器の位置するチャネル環境が変更すると、ネットワーク機器がDCIにより端末機器に対して設定する複信方式は時分割複信(Time Division Duplexing、略称TDD)になり、そして端末機器は、セルの複信方式がFDDからTDDに切り替わることを確定する。
上記実施形態において、セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むとしてもよい。
上記全ての実施例において、ネットワーク機器と端末機器は、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係を予め取り決めてもよい。これにより、ネットワーク機器が設定モード指示情報によりパラメータの設定モードを指示する時、設定モードの番号のみを指示すれば、端末機器は設定モードの番号と予め取り決めた対応関係によって、具体的な設定モードを確定することができる。
例を挙げて、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係は、表2に示すとおりであってもよい。表2は、具体的な設定モードと設定モードの番号との対応関係の1種を示すものに過ぎず、対応関係について限定を加えるものではない。
Figure 2020504948
なお、上記実施例では、通信パラメータがアップリンク波形、サブキャリア間隔及び複信方式を含む場合を例として説明しているが、本願の実施例は、上記複数種の通信パラメータに限定されるものではない。その他の通信パラメータについても、本願の実施例による通信パラメータの設定方法に基づいて設定することができる。
上記内容は、図1を参照して、ネットワーク機器側に基づき、本願の実施例による通信パラメータの設定方法を詳しく説明した。次に、図2を参照して、端末機器側に基づき、本願の実施例による通信パラメータの設定方法を詳しく説明する。端末機器側について説明する端末機器とネットワーク機器とのインタラクションは、ネットワーク機器側に基づく説明と同じであり、説明の重複を避けるために、関連する内容を適当に省略する。
図2は、本願の別の実施例による通信パラメータの設定方法を示す。図2に示すように、方法200は、端末機器が、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するステップS210と、
端末機器が、前記設定モードの指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップS220と、
端末機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するステップS230とを含む。
本願に係る通信パラメータの設定方法によれば、端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施形態において、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層情報によって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するチャネル環境又は前記端末機器の移動速度の少なくとも1つによる確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、
前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定に含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、
前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードである。
本願の実施例において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、ステップS210は具体的に、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することを含む、又は、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することである。
上記内容は、図1及び図2を参照して、本願の実施例に係る通信パラメータの設定方法を詳しく説明した。次に、図3を参照して、本願の実施例に係るネットワーク機器を詳しく説明する。図3に示すように、ネットワーク機器10は、
N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュール11と、
前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するための送受信モジュール12とを含む。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例において、前記処理モジュール11は具体的に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定し、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するチャネル環境又は前記端末機器の移動速度の少なくとも1つに基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードを確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信することとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、前記処理モジュール11は具体的に、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、システム情報によって設定される前記設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定することとしてもよい。
本願の実施例において、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
前記処理モジュール11は具体的に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定することとしてもよい。
本願の実施例において、前記処理モジュール11は具体的に、前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、システムによって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定する、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記送受信モジュール12は具体的に、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信する、又は、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することとしてもよい。
本願の実施例に係るネットワーク機器においては、本願の実施形態に係る方法100の関連するプロセスを参照することができ、且つ、当該ネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法100における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図4は、本願の実施例に係る端末機器を示す。図4に示すように、端末機器20は、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するための送受信モジュール21と、
前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュール22とを含み、
前記処理モジュール22はさらに、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するのに用いられる。
本願の実施例に係る端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例において、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するチャネル環境又は前記端末機器の移動速度の少なくとも1つに基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信することとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例において、前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器に、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードである、又は、前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることとしてもよい。
本願の実施例において、前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むこととしてもよい。
本願の実施例において、前記送受信モジュール21は具体的に、前記ネットワーク機器が送信した前記モード設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信する、又は、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するのに用いられることとしてもよい。
本願の実施例に係る端末機器については、本願の実施形態に係る方法200の関連するプロセスを参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法200における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図5は、本願の別の実施例によるネットワーク機器を示す。図5に示すように、ネットワーク機器100は、プロセッサ110と、トランシーバー120とを含む。プロセッサ110がトランシーバー120に接続される。一実施例において、ネットワーク機器100は、プロセッサ110に接続されるメモリ130をさらに含む。プロセッサ110と、メモリ130と、トランシーバー120とは、内部の接続バスによって互いに通信することができる。プロセッサ110は、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するのに用いられ、トランシーバー120は、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信する。
本願の実施例に係るネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを確定した上で、通信パラメータの設定モードを端末機器に指示する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例に係るネットワーク機器100については、本発明の実施形態に係るネットワーク機器10を参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法100における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
図6は、本願の別の実施による端末機器を概略的に示すブロック図である。図6に示すように、端末機器200は、プロセッサ210と、トランシーバー220とを含み、プロセッサ210がトランシーバー220に接続される。一実施例において、端末機器200は、プロセッサ210に接続されるメモリ230をさらに含む。プロセッサ210と、メモリ230と、トランシーバー220とは、内部の接続バスによって互いに通信することができる。プロセッサ220は、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するのに用いられ、トランシーバー210は、前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定し、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するのに用いられる。
本願の実施例に係る端末機器は、ネットワーク機器が送信した通信パラメータの設定モードを指示するための指示情報を受信し、受信した指示情報に基づき通信パラメータを取得する。これにより、ネットワーク機器は、通信パラメータに対応する設定モードを動的に確定して、将来の無線ネットワークの需要にも満たせるように、通信パラメータを柔軟に設定することができる。
本願の実施例に係る端末機器200については、本願の実施形態に係る端末機器20を参照することができ、且つ、当該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記その他の動作及び/又は機能は、方法200における対応するプロセスをそれぞれ実施するためのものであるので、説明の便宜上、ここで説明を省略する。
本発明の実施形態におけるプロセッサは、信号処理能力を備える集積回路チップであってもよい。当該プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略称FPGA)、又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートトランジスタもしくはトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェア部品であってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実施又は実行することができる。そのうち汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又は任意の一般的なプロセッサなどであってもよい。
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリ、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むものである。そのうち不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、略称PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、略称EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、略称EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。そのうち揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)であってもよく、外部キャッシュとして用いられる。限定を加えない例示的なものとして、様々な形態のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、略称SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、略称DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、略称SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、略称DDR SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、略称ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、略称SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、略称DR RAM)を用いることができる。なお、本明細書に記載されているシステム及び方法に係るメモリは、上記メモリ及びその他の適切なあらゆるタイプのメモリを含み、これらに限定されない。
当業者にとって自明なように、本明細書に開示されている各実施形態に記載の例示的なユニット、アルゴリズム及びステップは、電子ハードウェア、又は電子ハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせにより実施することができる。該当機能はハードウェアで実行するか、それともソフトウェアで実行するかは、該当発明の特定の用途及び設計上の制限条件に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに異なる方法を用いて当該機能を実施することができ、このような実施は本発明の範囲を逸脱するものではない。
当業者にとって自明なように、上記のように説明されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、上記方法に関する実施形態の対応するプロセスを参照することができるため、説明の便宜上、詳細な説明を省略する。
本願のいくつかの実施例に披露されているシステム、装置及び方法は、その他の形態によっても実施できる。上記のように説明されている装置に関する実施形態は、例示的なものに過ぎない。上記に記載のとおり各ユニットを設定しているのは、論理上の機能区分に過ぎず、実施する際に別の形態で区分することもでき、例えば、複数のユニット又は部品を別のシステムに組み合わせるかもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、上記のように説明されている直接的な接続又は通信接続などの部品間の接続形態は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを用いた間接的接続又は通信接続であってもよく、電気的形態、機械的形態又は他の形態であってもよい。
分離部品として説明されている上記各ユニットは、物理的に分離されるものでも、そうでないものであってもよい。ユニットとして表示される各部品は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい。すなわち、同一の場所に設けられるものであってもよく、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。必要に応じて、そのうち一部のユニットのみを用いるか、又は全てのユニットを用いて当該実施形態に係る目的を達成することができる。
本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが単独で物理的な部品として存在する、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
本明細書に記載されている各機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形態で実施され、且つ独立する製品として販売又は使用する場合に、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶することができる。これにより、本発明の趣旨、すなわち従来技術に対して貢献する発明又は当該発明の一部は、ソフトウェア製品の形態で実施することができる。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、コンピュータデバイス(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器など)が本発明の各実施形態に記載の方法の全てのステップ又はその一部を実行するためのいくつかのコマンドを含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュメモリ、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなど、プロクラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
本明細書に記載されている内容は、本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限定されない。当業者が本発明に開示されている技術範囲において容易に想到し得る変更や置換などは、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。これにより、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の内容に準拠すべきである。

Claims (48)

  1. 通信パラメータの設定方法であって、
    ネットワーク機器が、N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するステップとを含むことを特徴とする通信パラメータの設定方法。
  2. 前記ネットワーク機器が、N種の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するサブステップを含み、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は前記端末機器の移動速度に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形モードに対応する設定モードを確定するサブステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信するサブステップを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
    前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定するサブステップを含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定する前記ステップは、
    前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定するサブステップ、又は、
    前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、前記MAC層シグナリングによって設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定するサブステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信するサブステップを含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
    前記ネットワーク機器が、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定するサブステップを含むことを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ネットワーク機器が、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定するステップは、
    前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するサブステップ、又は、
    前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記ネットワーク機器が、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するサブステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記ネットワーク機器が、端末機器に設定モード指示情報を送信する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信するサブステップ、又は、
    前記ネットワーク機器が、前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信するサブステップを含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 通信パラメータの設定方法であって、
    端末機器が、ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するステップと、
    前記端末機器が、前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するステップと、
    前記端末機器が、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するステップとを含むこと特徴とする通信パラメータの設定方法。
  14. 前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モード、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は端末機器の移動速度に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、
    前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信するサブステップを含むことを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードであり、又は、
    前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、
    前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するサブステップを含むことを特徴とする請求項18又は19に記載の方法。
  21. 前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項14〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードであり、又は
    前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応するモードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むことを特徴とする請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記端末機器が、ネットワーク機器が送信した設定モード指示情報を受信する前記ステップは、
    前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信するサブステップ、又は、
    前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するサブステップを含むことを特徴とする請求項22又は23に記載の方法。
  25. ネットワーク機器であって、
    N種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュールと、
    前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を端末機器に送信するための送受信モジュールとを含むことを特徴とするネットワーク機器。
  26. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するのに用いられ、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むことを特徴とする請求項25に記載のネットワーク機器。
  27. 前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むことを特徴とする請求項26に記載のネットワーク機器。
  28. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記端末装置の位置するチャネル環境及び/又は端末装置の移動速度に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形モードに対応する設定モードを確定するために用いられることを特徴とする請求項27に記載のネットワーク機器。
  29. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末装置に送信するために用いられることを特徴とする請求項27又は28に記載のネットワーク機器。
  30. 前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、
    前記処理モジュールは具体的に、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔に対応する設定モードを確定するために用いられるを特徴とする請求項26〜29のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  31. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記システム情報によって設定される設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定するために用いられ、又は、
    前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、サブキャリア間隔に対応する設定モードに確定するために用いられることを特徴とする請求項30に記載のネットワーク機器。
  32. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信するために用いられることを特徴とする請求項30又は31に記載のネットワーク機器。
  33. 前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、
    前記処理モジュールは具体的に、
    前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づき、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードを確定するために用いられることを特徴とする請求項26〜32のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  34. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記セルが1種の複信方式を用いることを確定する場合に、システム情報によって設定される設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するために用いられ、又は、
    前記セルが複数種の複信方式を用いることを確定する場合に、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、前記RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードを、複信方式に対応する設定モードに確定するために用いられることを特徴とする請求項33に記載のネットワーク機器。
  35. 前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むことを特徴とする請求項33又は34に記載のネットワーク機器。
  36. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを前記端末機器に送信するために用いられ、又は、
    前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を前記端末機器に送信することを特徴とする請求項34又は35に記載のネットワーク機器。
  37. 端末機器であって、
    ネットワーク機器が送信したN種(Nは1以上の正の整数)の通信パラメータの各種の通信パラメータに対応する設定モードを指示するための設定モード指示情報を受信するための送受信モジュールと、
    前記設定モード指示情報に基づき、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードを確定するための処理モジュールとを含み、
    前記処理モジュールはさらに、前記各種の通信パラメータに対応する設定モードに基づき、前記各種の通信パラメータを取得するために用いられることを特徴とする端末機器。
  38. 前記各種の通信パラメータに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記各種の通信パラメータ及びオプショナル設定モードに基づいて確定されるものであり、前記オプショナル設定モードは、システム情報によって設定される設定モードと、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される設定モードと、物理層シグナリングによって設定される設定モードと、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリングによって設定される設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとから選ばれる少なくとも1種の設定モードを含むことを特徴とする請求項37に記載の端末機器。
  39. 前記N種の通信パラメータは、アップリンク波形方式を含むことを特徴とする請求項38に記載の端末機器。
  40. 前記オプショナル設定モードにおけるアップリンク波形方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するチャネル環境及び/又は端末機器の移動速度に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項39に記載の端末機器。
  41. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信するために用いられることを特徴とする請求項39又は40に記載の端末機器。
  42. 前記N種の通信パラメータは、サブキャリア間隔を含み、前記オプショナル設定モードにおけるサブキャリア間隔モードに対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いるサブキャリア間隔の種類の数に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項38〜41のいずれか1項に記載の端末機器。
  43. 前記セルが1種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードであり、又は、
    前記セルが複数種のサブキャリア間隔を用いる場合に、サブキャリア間隔に対応する設定モードは、前記オプショナル設定に含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることを特徴とする請求項42に記載の端末機器。
  44. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信することを特徴とする請求項42又は請求項43に記載の端末機器。
  45. 前記N種の通信パラメータは、複信方式を含み、前記オプショナル設定モードにおける複信方式に対応する設定モードは、前記ネットワーク機器により、前記端末機器の位置するセルが用いる複信方式の種類の数に基づいて確定されるものであることを特徴とする請求項38〜44のいずれか1項に記載の端末機器。
  46. 前記セルが1種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、システム情報によって設定される設定モードであり、又は、
    前記セルが複数種の複信方式を用いる場合に、複信方式に対応する設定モードは、前記オプショナル設定モードに含まれる、RRCシグナリングによって設定される前記設定モードと、物理層シグナリングによって設定される前記設定モードと、MAC層シグナリングによって設定される前記設定モードと、RRCシグナリング及び物理層シグナリングの両方で設定される設定モードとの設定モードから選ばれる1種の設定モードであることを特徴とする請求項45に記載の端末機器。
  47. 前記セルが用いる複信方式は、周波数分割複信(FDD)と、時分割複信(TDD)と、全複信とから選ばれる少なくとも1種の複信方式を含むことを特徴とする請求項45又は46に記載の端末機器。
  48. 前記送受信モジュールは具体的に、
    前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるRRCシグナリングを受信するために用いられ、又は、
    前記ネットワーク機器が送信した前記設定モード指示情報が含まれるシステム情報を受信するために用いられることを特徴とする請求項46又は47に記載の端末機器。
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