JP2020504554A - 参照信号構成方法、装置、およびシステム - Google Patents

参照信号構成方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、参照信号構成方法、装置、およびシステムを提供するものである。この方法は、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするステップと、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るステップとを含む。本発明の実施形態では、PTRSと、副搬送波間隔、または変調および符号化方式、または帯域幅との間の対応が、PTRSの時間-周波数位置を暗示的に指示するために使用される。従来技術と比較して、明示的な指示は不要であり、シグナリングのオーバヘッドが低減される。

Description

本発明は通信技術の分野に関し、詳細には、参照信号構成方法、装置、およびシステムに関する。
5G通信システムは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムよりも高い搬送波周波数(高周波数と称される)を使用する。現在の規格によれば、一般に6GHz以上の周波数は高周波数であると規定されている。より広い帯域幅およびより高い伝送速度を伴うワイヤレス通信を実施するために、28GHz、38GHz、および72GHzなどの周波数帯域が現在注目され、研究されている。しかしながら、高周波のシステムは、従来の低周波の通信と比較して、より深刻な中間の無線周波数ひずみがあり、特により強い位相ノイズの影響がある。加えて、周波数が増加するにつれて、ドップラーシフトおよび搬送波周波数オフセット(Carrier Frequency Offset、CFO)の影響が増加する可能性がある。
一例として、多重入出力の直交周波数分割多重化(Massive input massive output-Orthogonal Frequency Division Multiplexing、MIMO-OFDM)が使用される。受信側と送信側の両方における位相ノイズおよび搬送波周波数オフセットを考慮した、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナに関する受信の式は、受信側において、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、FFT)を行った後に
となり、ここで
であり、この場合
である。
は、k番目の副搬送波におけるm番目の送信アンテナからn番目の受信アンテナへのチャネルを指示し、
は、k番目の副搬送波におけるm番目のアンテナの送られたデータを指示し、
は、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナにおけるノイズを指示し、
は、受信側において位相ノイズおよびCFOによって生じる、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナ上の位相オフセットを指示し、
は、送信側において位相ノイズおよびCFOによって生じる、k番目の副搬送波におけるm番目の受信アンテナ上の位相オフセットを指示する。この式から、OFDM性能に対する位相ノイズの影響は、主として、同相誤差(Common Phase Error、CPE)と搬送波間干渉(Inter-carrier Interference、ICI)の2つの態様であり、OFDM性能に対するCFOの影響は主としてICIにあることが分かる。実際のシステムでは、性能に対するICIの影響はCPEの影響よりも弱い。したがって、通常、CPEは、好ましくは位相ノイズ補償の解決策において補償される。
一例として位相ノイズを使用する。周波数帯域が増加するとき、位相ノイズレベルは20*log(f1/f2)で低下する。例として2GHzの周波数帯域および28GHzの周波数帯域を使用する。28GHzの周波数帯域の位相ノイズレベルは、2GHzの周波数帯域のものよりも23dB高い。図1A〜図1Cに示されるように、位相ノイズレベルがより高いことは、同相誤差(Common Phase Error、CPE)の影響がより大きく、CPEが原因で生じる位相誤差がより大きいことを指示する。
同一のOFDMシンボルにおける異なる副搬送波に対して、CPEの影響は同一である。ホワイトガウスノイズの影響のために、異なる副搬送波における位相誤差は異なったものになる。したがって、周波数領域では、特定の量の位相ノイズ参照信号を使用することによって複数の推定位相ノイズ値が取得され、複数の推定位相ノイズ値の平均をとってCPEが取得され、ホワイトガウスノイズの影響が最大限まで低減される。理論上、大量の位相ノイズ参照信号は、より優れた平均化効果と、より正確なCPEの推定を指示する。時間領域では、位相ノイズが不連続的に変化し、また、異なるシンボル間には線形関係がないため、時間領域パイロットがまばらであるほど、性能はより劣ったものになる。加えて、位相ノイズ参照信号の量がより多いことは、時間-周波数リソースがより多く占有され、オーバヘッドがより大きくなることを指示する。したがって、位相ノイズ参照信号の量を決定するためには、性能とオーバヘッドの間で折り合いをつける必要がある。
従来技術は、図2A-1、図2A-2、図2B-1および図2B-2に示されるような位相トラッキング参照信号(参照信号はパイロットとも称され得る)の設計解を提供する。復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)および位相補償参照信号(Phase compensation Reference Signal、PCRS)(位相トラッキング参照信号(Phase tracking Reference Signal、PTRS)とも称され得、PCRSおよびPTRSは、産業界において現在一律に名付けられているわけではなく、本発明では、説明の容易さのために、以下ではPTRSと総称される)は、チャネル推定、位相ノイズ推定、およびデータ復調を完全なものにするために、共にアップリンクとダウンリンクの両方に使用される。DMRSはチャネル推定およびデータ復調に使用され、PTRSは残留位相誤差をトラッキングするために使用される。DMRS用およびPTRS用の複数のポートがある。アップリンクではPTRS用およびDMRS用に同一のアンテナポートが使用され、DMRS用の複数のポートが、ダウンリンクの同一のPTRSポートに対応する。時間領域ではPTRSは連続的にマッピングされ、具体的には、PTRSはDMRSの後の各シンボルにマッピングされる。周波数領域では、異なるポートの間で周波数分割の手法が使用される。時間領域の密度および周波数領域の密度は固定値に設定される(アップリンクの密度は1/96であり、ダウンリンクの密度は1/48である)。有効帯域幅が拡大するにつれて参照信号の量が増加する。データ帯域幅が比較的小さいとき、参照信号の量は比較的小さく、データ帯域幅が4RB未満であるときには、図2A-1、図2A-2、図2B-1および図2B-2に示されるようにPTRSはマッピングされない。
加えて、PTRS関連の構成を指示するために、2ビットのダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)または1ビットのアップリンク制御情報(Uplink Control Information、UCI)が、それぞれダウンリンクおよびアップリンクに使用される。一例としてダウンリンクを使用する。基地局がPTRSを送るべきか否か、および基地局がPTRSを送る場合にはどのポートを使用するべきか、ということを指示するために2ビットのDCIが使用される。詳細はTable 1(表1)に示す。
従来技術には、PTRSが時間領域において連続しており、周波数領域における複数のポートに対して周波数分割手法が使用される、という不利益がある。また、時間領域の密度および周波数領域の密度が固定値であり、比較的大量の副搬送波が占有され、データ帯域幅が大きいときオーバヘッドが比較的大きくなる。加えて、従来技術では、異なる位相ノイズレベルおよび異なる移動速度などの異なるシナリオに、固定された時間領域の密度および固定された周波数領域の密度が使用されるので、融通性が十分でない。
本発明の実施形態は、参照信号構成方法を提供するものである。これは、従来技術と比較して、リソースのオーバヘッドを低減することができ、より融通性があり、将来の異なる5Gのシナリオの要件によりよく適応する。
第1の態様によって提供される参照信号構成方法は、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするステップと、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るステップとを含む。
可能な設計では、この方法は、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップは、変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む。
別の可能な設計では、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップは、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつ変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む。
別の可能な設計では、この方法は、副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む。
別の可能な設計では、SCとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、PTRSの周波数領域密度は、1つのPTRSが、周波数領域におけるいくつかの副搬送波ごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間は異なるPTRSの周波数領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、MCSとPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なるMCS区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、MCSとPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なるMCS区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この方法は、変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルは、PDSCHまたはPUSCHのうちのいくつかまたはすべてのシンボルである。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第2の態様によって提供される参照信号構成方法は、送信デバイスから1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するステップと、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップとを含む。
可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップは、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得するステップと、
副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定するステップと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップは、
現在のスロットの変調および符号化方式MCSを取得するステップと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定するステップと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される送信デバイスは、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするように構成されたプロセッサと、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るように構成されたトランシーバとを含む。
可能な設計では、プロセッサは、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するようにさらに構成されている。
可能な設計では、プロセッサは、変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつ変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成されており、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。
別の可能な設計では、SCとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間は異なるPTRSの周波数領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSとPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSとPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するように構成されたトランシーバと、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定するように構成されたプロセッサとを含む。
可能な設計では、プロセッサは、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得することと、
副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定することであって、PTRSの時間領域密度が、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、判定することと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のスロットの変調および符号化方式MCSを取得することと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定することと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される通信システムは、第3の態様による送信デバイスまたは第4の態様による受信デバイスを含む。
本発明の実施形態では、PTRSと、副搬送波間隔、または変調および符号化方式、または帯域幅との間の対応は、PTRSの時間-周波数位置を暗示的に指示するために使用される。従来技術と比較して、明示的な指示は不要であり、シグナリングのオーバヘッドが低減される。
本発明の実施形態または従来技術の技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下は、本発明の実施形態または従来技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明するものである。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すのみであり、当業者なら、創造的な努力をしなくてもこれらの添付図面から他の図面を導出し得る。
64QAM変調信号が位相ノイズの影響を受けないコンステレーションポイントを示す図である。 64QAM変調信号が2GHzの周波数帯域における位相ノイズの影響を受けるコンステレーションポイントを示す図である。 64QAM変調信号が28GHzの周波数帯域における位相ノイズの影響を受けるコンステレーションポイントを示す図である。 従来技術におけるアップリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるアップリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるダウンリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるダウンリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 本発明の一実施形態によるネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の一実施形態による参照信号設計パターンの概略図である。 本発明の一実施形態による参照信号構成方法の概略図である。 本発明の一実施形態によるPTRSの時間領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの時間領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態によるPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による送信デバイスの概略構造図である。 本発明の一実施形態による受信デバイスの概略構造図である。
図3は、本発明の一実施形態による適用シナリオの概略構造図である。図3に示されるネットワークアーキテクチャは、主として基地局31および端末32を含む。基地局31は、低周波数(主に6GHz以下)または比較的高い周波数(6GHz以上)のミリメートル波帯域を使用して端末32と通信してよい。たとえば、ミリメートル波帯域は、28GHz、38GHz、または比較的小さいカバレッジエリアを伴うデータ面の拡張帯域幅(E帯域)の帯域、たとえば70GHz以上の周波数帯域でよい。基地局31のカバレッジにある端末32は、低周波数または比較的高い周波数のミリメートル波帯域を使用して基地局31と通信してよい。
本発明の端末32は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用して1つまたは複数のコアネットワークと通信してよい。端末32は、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置でよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、略してSIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、略してWLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略してPDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピュータデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車両内デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークの端末などでよい。
本発明における基地局31は、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)局、LTEにおけるeNodeB、もしくは、たとえば5G基地局gNB、スモールセル、マイクロ基地局といった次世代通信の基地局でよく、または高周波数帯域で動作する中継ノード、アクセスポイント、車両内デバイス、ウェアラブルデバイスなどでもよい。
本発明の実施形態において設計された参照信号が図4に示されている(水平軸は時間領域を指示し、垂直軸は周波数領域を指示する)。1つの送信スロットにおいて、PTRSは、特定の時間領域密度および特定の周波数領域密度において1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングされる。PTRSは、通常、急速なチャネル変動を追跡するために使用され、たとえば搬送波周波数オフセット(Carrier Frequency Offset、CFO)、位相ノイズ(Phase noise、PN)、およびドップラーシフトの変動を追跡する。PTRSは、通常、周波数領域においていくつかの副搬送波を占有し、時間領域では、PTRSがマッピングされるすべてのOFDMシンボルを占有する可能性、特定の区間においていくつかのOFDMシンボルを占有する可能性、または別のルールに従っていくつかのOFDMシンボルを占有する可能性がある。ルールは規格で規定されてよく、送信デバイス上および受信デバイス上に事前に構成されるかまたは事前に記憶されてよい。
任意選択で、PTRSがマッピングされるOFDMシンボルは、物理ダウンリンク共用チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)もしくは物理アップリンク共用チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)におけるすべてのシンボル、またはDMRSがマッピングされるOFDMシンボルを除いたすべてのOFDMシンボルであり、あるいは別の制御チャネルによって占有されたOFDMシンボルでもよい。これは、本発明では限定されない。
図5に示されるように、本発明の一実施形態は参照信号構成方法を提供する。この方法は以下のステップを含む。
S502。送信デバイスは、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングする。
S504。送信デバイスは、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送る。
S506。受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信して、1つまたは複数のOFDMシンボルから、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づき、PTRSを判定する。
本発明のこの実施形態において言及される送信デバイスは、基地局または端末でよいことを理解されたい。送信デバイスが基地局であるときには受信デバイスは端末であり、または、送信デバイスが端末であるときには受信デバイスは基地局である。
この方法は、任意選択で、ステップS502の前にステップS501をさらに含む。
S501: 位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングするべきかどうかを判定する。
位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングするべきかどうかを判定するステップS501は、以下の実装形態を特に含む。
可能な実装形態において、変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングすることが決定される。
たとえば、MCSが閾値M0未満であるとき、送信デバイスは位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングせず、または、MCSが閾値M0よりも大きいとき、基地局は1つまたは複数のOFDMシンボルに位相トラッキング参照信号をマッピングする。M0は、PTRSをマッピングするべきかどうかを判定するための閾値を指示し、0よりも大きい整数であり、より大きなMCSは、より高い変調および符号化の速度を指示する。
たとえば、変調および符号化方式MCSの値はMCSインデックス(index)と称される。LTEでは、MCSは変調次数およびビット速度を指示するために使用され、1つのMCSインデックスは1つの変調次数および1つのビット速度に対応する。一例として3GPPのR14プロトコルを使用する。1つのMCSインデックスが1つの変調次数および1つのトランスポートブロックサイズ(Transport Block Size、TBS)に対応し、Table 2(表2)に示されるように、TBSのインデックスはビット速度に対応するパラメータである。
したがって、本発明のこの実施形態において言及されたMCSとM0の間の比較は、実際には、Table 2(表2)におけるIMCSとM0の間の比較であり、M0は0よりも大きい整数である。
現在、IMCSの特定の値は規格において判定されず、将来のIMCS値は既存のLTE(たとえばTable 2(表2))のものとは異なり得ることをさらに理解されたい。本発明のこの実施形態ではIMCS値に対する制限はない。
別の可能な実装形態では、位相トラッキング参照信号をマッピングする必要があるかどうかが、MCSと帯域幅(bandwidth、BW)の両方に基づいて判定されてよい。たとえば、IMCSがM0未満であるとき、またはIMCSがM1未満であり、BWが事前設定された閾値B0未満であるとき、基地局は位相トラッキング情報をマッピングせず、そうでなければ、基地局は、1つまたは複数のOFDMシンボルに位相トラッキング情報をマッピングする必要がある。M0は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するための第1の閾値を指示し、M1は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するための第2の閾値を指示し、B0は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するためのBW閾値を指示する。
上記で言及された閾値M0、B0、およびM1は、規格で規定された定数でよく、または動的に調節されてもよいことを理解されたい。閾値を動的に調節する必要がある場合、基地局側が能動的に閾値調節を起動してよく、または端末側が能動的に調節要求を起動してもよい。
たとえば、基地局は、異なるシナリオおよび条件に適合するために、MCS閾値M0を調節するように命令するか、またはMCS閾値M1およびBW閾値B0を調節するように命令するのに、上位層のシグナリングを使用してよい。たとえば、MCS閾値M0、またはMCS閾値M1およびBW閾値B0は、以下の2つの手法のシグナリングを使用して調節される。
手法1では、新規のMCS閾値M0、または新規のMCS閾値M1および新規のBW閾値B0は、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)または媒体アクセス制御の制御要素(Media Access Control Control Element、MAC CE)などの上位層シグナリングを使用して直接構成される。
手法2では、複数のMCS閾値を含むサブセットが上位層に記憶される。異なるMCSサブセットは異なる構成の解決策を表現する。MCS閾値を上方または下方へLレベルだけ調節するための命令は、上位層シグナリングを使用して構成される。MCS閾値は、物理層における命令に基づき、対応してLレベルだけ増減される。Lは1以上の整数である。この手法では、上位層シグナリングは複数のビットを含み得、1つのビットがMCS閾値を増加させるか、または減少させるかどうかを指示するのに使用され、その他のビットが特定のレベルを指示するのに使用されることを理解されたい。
前述の実施形態で言及した事前設定された条件が満たされないとき、PTRS関連の動作は終結し、前述の実施形態で言及した事前設定された条件が満たされたとき、PTRSの時間領域密度およびPTRSの周波数領域密度を、以下の実施形態で提供される情報に基づいて判定する必要があることに留意されたい。
PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするステップS502については、ステップS502の前に、送信デバイスは、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報を事前に構成するかまたは事前に記憶する必要があることを理解されたい。
具体的には、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報は、規格で直接規定され、送信デバイスによってメモリに記憶されてよい。あるいは、PTRSがマッピングされる前に、送信デバイスは、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報を事前に構成する。
具体的には、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報は、時間領域および周波数領域の2つの次元を含む。以下に、時間領域および周波数領域の2つの次元の説明を別個に提供する。
時間領域の解決策
時間領域では、PTRSは、PTRSがマッピングされるすべてのOFDMシンボルを占有してよく、またはPTRSがマッピングされ得るいくつかのOFDMシンボルを特定の区間において占有してよく、または事前設定されたルールに従っていくつかのOFDMシンボルを占有してもよい。
一例として、1つのリソースブロック(Resource Block、RB、12個のリソース要素(Resource Element、RE)を含む)を使用する。1つの送信スロットが14個のOFDMシンボル(0〜13の番号を与えられている)であり、PTRSがマッピングされ得るOFDMシンボルは3〜13の番号を与えられていると想定する。たとえば、図6Aおよび図6Bにおいて2つの特定の実施形態が与えられ、それぞれ、PTRSが、時間領域においてマッピングされ得るすべてのOFDMシンボルにマッピングされる例、およびPTRSがOFDMシンボルの約半分しか占有しない例に対応する。
基地局は、時間領域密度と副搬送波間隔SCまたはMCSとの間の対応の表を事前に構成するかまたは事前に記憶し、次いで、この表と、現在のスロットのSC情報およびMCS情報とに基づいて、現在のスロットのPTRSの時間領域密度の構成情報を取得する。この時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。たとえば、時間領域密度が1/3であれば、1つのPTRSが3つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示し、時間領域密度が1/4であれば、1つのPTRSが4つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示する。
本発明のこの実施形態では、受信デバイスは、SCおよび/またはMCSに基づいてPTRSの時間領域密度を判定して、次いでPTRSを取得し得る。従来技術と比較して、受信側に通知するための追加の指示情報が不要である。
PTRSの時間領域密度とSCおよび/またはMCSとの間には複数のマッピングルールがある。以下では複数の実施形態を使用して説明する。
実施形態1:副搬送波間隔SCと時間領域密度との間の一対一の対応を確立する。
具体的には、より大きい副搬送波間隔はより小さいPTRSの時間領域密度を指示し、このことは
または
によって表現される。Densityは時間領域密度を指示する。たとえば、Densityの値が1/3であれば、1つのPTRSが3つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示する。SCは現在の副搬送波間隔を指示し、SC0は参照副搬送波間隔であり、α0は定数であり、
および
は、それぞれ切捨ておよび切上げを指示する。
たとえばSC0=60k、およびα0=1である。Table 3(表3)に示されるように、SC=60kのときPTRSの時間領域密度は1、SC=120kのときPTRSの時間領域密度は1/2、SC=240kのときPTRSの時間領域密度は1/4、などである。
時間領域密度は、1/(シンボルの合計量)以上かつ1以下であることを理解されたい。時間領域密度Densityが1を超えるとき、Densityは1に直接設定され、具体的には、PTRSはすべてのシンボルにマッピングされる。Densityが1/(シンボルの合計量)未満のとき、Densityは1/(シンボルの合計量)に直接設定され、具体的には、PTRSはシンボルのうちの1つのみにマッピングされる。この点で、シンボルの合計量は、1つのスロットにおいてPTRSがマッピングされ得るシンボルの合計量である。以下で詳細を繰返し説明することはない。
さらに、たとえば時間領域密度が1未満のとき、時間領域密度は1/5であり、合計10個のOFDMシンボルがあり、PTRSは、2つのOFDMシンボルにマッピングされる必要があり、PTRSは、事前設定されたルールに従ってシンボルのうちの2つにマッピングされてよい。たとえば、事前設定されたルールは、PTRSを最初の2つのシンボルにマッピングするものであってよく、またはシンボル4とシンボル9にマッピングするものであってよく、またはアルゴリズムまたは公式を基にPTRSをマッピングしてもよい。
事前設定されたルールは、送信デバイス上および受信デバイス上に事前に記憶されてよい。受信デバイスは、時間領域密度を取得するとき、事前に記憶されたルールに従ってPTRSの特定の時間-周波数位置を判定し得る。
任意選択で、時間領域密度は、副搬送波間隔と時間領域密度との間の対応の表が確立された後に、変調および符号化方式MCSに基づいて補正されてよい。具体的には、時間領域密度は、α0の値を補正することによって調節され得る。たとえば、MCSはx個のレベルに分類されてよく、xは1以上である。Table 4(表4)に示されるように、各MCSレベルがαの1つの値に対応する。この場合、システムは、Table 4(表4)に示されるようなSCと時間領域密度との間の対応の事前設定された表を基に、MCSレベルを参照して、現在のスロットのPTRSの時間領域密度を取得してよい。
Table 4(表4)におけるMCS区間の分類は単なる例であり、区間は(MSC0, MSC1]、(MSC1, MSC2]、(MSC2, MSC3]などでよいことを理解されたい。これは、本発明では限定されない。
MCSの値は正整数である。
このようにして、補正された時間領域密度は
となり、α0の値はもはや定数ではないが、Table 3(表3)に記録された異なるMCS区間に基づいて異なるα0、α1、およびαxに対応する。この場合、最終的な時間領域密度はSCとMCSの両方に関連付けられる。
実施形態1の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得し、
副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定し、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用され、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定してよい。
実施形態2:時間領域密度とSCとの間の一対一の対応を確立する。
具体的には、SCはK個のレベルに分類されてよく、各レベルが1つのSC区間に対応し、レベルkに対応する副搬送波間隔区間は(SCk-1, SCk]である。加えて、1つのSCレベルが1つの時間領域密度に対応する。Table 5(表5)は、SCレベルおよび時間領域密度の特定の例を与えるものである。
任意選択で、SCと時間領域密度との間の対応の表が確立された後に、事前設定された表がMCSに基づいて補正されてよい。
具体的には、時間領域密度はSCレベルを補正することによって調節され得る。たとえば、Table 6(表6)に示されるように、MCSは2*xレベルに分類され得、各MCSレベルが1つのSCレベル補正量に対応する。たとえば、MCSレベルの値が0のとき、SCと時間領域密度との間の対応の表は補正されず、または、MCSレベルの値がxであるとき、SCレベルはxレベルだけ増加し、または、MCSレベルの値が-xであるとき、SCレベルはxレベルだけ減少する。より大きなMCSはより大きな時間領域密度を指示する。この場合、システムは、Table 6(表6)に示されるようなSCと時間領域密度との間の対応の事前設定された表を基に、MCSレベルを参照して、現在のスロットのPTRSの時間領域密度を取得してよい。
たとえば、Table 5(表5)に基づいて、SCが80kであって[60k, 120k)の区間内にあるとき、対応する時間領域密度は1/2である。Table 6(表6)を参照して、MCSの値が区間[MSCm+1, MSCm+2)内に入るとき、対応するSCレベル補正量は1であり、元のSCレベル2がSCレベル3に増加されることを指示する。Table 5(表5)に基づいて、補正された時間領域密度が1/4であることが明らかになり得る。
任意選択で、新規のシナリオおよび条件に適合するために、ある解決策において、上位層シグナリングは、MCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応を調節し、かつ/またはSCレベルとSCレベルに対応するSC区間との間の対応を調節するように命令するのにも使用され得る。
たとえば、Table 5(表5)またはTable 6(表6)に示されたMCSレベルおよび/またはSCレベルが増減される量またはレベルの量は、上位層シグナリングを使用することによって直接調節され得る。
実施形態2の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得し、
副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定し、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用され、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定してよい。
周波数領域の解決策
周波数領域におけるPTRSのマッピングについては、MCSおよび/またはBWと、周波数領域における各OFDMシンボルにおいてPTRSがマッピングされる副搬送波の量との間の対応の表が、特定の基準に従って確立されてよく、あるいは周波数領域密度とMCSおよび/またはBWとの間の対応の表が特定の基準に従って確立されてもよい。本発明のこの実施形態では、PTRSの周波数領域構成情報は、MCSおよび/またはBWに基づいて指示されてよく、受信側に通知するための追加の指示情報は不要である。
PTRSの周波数領域のマッピングパターンとMCSおよび/またはBWとの間には複数のマッピングルールがある。以下は、説明のために複数の実施形態を使用する。
PTRSは、周波数領域においていくつかの副搬送波を占有し、伝送帯域幅において均一に分配されるかまたは連続的に分配される。一例として1つのリソースブロックを使用する。時間領域においてPTRSがすべてのOFDMシンボル(3〜13)にマッピングされると想定されている。図7A、図7B、および図7Cが与える3つの特定の実施形態では、PTRSは、周波数領域において均一にマッピングされ、隣接した副搬送波にマッピングされる。
実施形態3:BWとPTRSの周波数領域の量との間の対応を確立する。
たとえば、Table 7(表7)に示されるように、対応表は特定の基準に従って確立されてよい。
たとえば、帯域幅が区間[BW0, BW1)内にあるとき、Table 7(表7)から、PTRSの周波数領域の量がP1であることが明らかになり得る。周波数領域に合計10個の副搬送波があり、P1の値は3であると想定し、このことは、PTRSが10個の副搬送波のうちの合計3つを占有することを指示する。3つの副搬送波は、事前設定されたルールに従って選択されてよい。たとえば、事前設定されたルールは、最初の3つの副搬送波を選択するもの、最後の3つの副搬送波を選択するもの、公式またはアルゴリズムに基づいて副搬送波のうちの3つを選択するもの、あるいはPTRSを10個の副搬送波のうちの3つに対して等間隔にマッピングするものである。
事前設定されたルールは規格で規定されてよく、送信デバイスおよび受信デバイスにおいて事前に構成されるかまたは事前に記憶されてよい。
実施形態3の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
実施形態4:BWとPTRSの周波数領域密度Tとの間の対応を確立する。
周波数領域密度は、各スケジューリング帯域幅におけるPTRSの密度またはPTRSの周波数領域の量を指示するために使用される。
たとえば、Table 8(表8)に示されるように、対応表は特定の基準に従って確立されてよい。たとえば、周波数領域密度が1/12であり、スケジューリング帯域幅(スケジューリング帯域幅は基地局が端末に割り当てた既知の帯域幅である)が4つのRBである場合、すなわち48の副搬送波(各RBが12個の副搬送波を含む)がある場合には、合計4つのPTRS(48*1/12=4)が、4つのRBのスケジューリング帯域幅にマッピングされる。4つのPTRSはスケジューリング帯域幅に対して等間隔でマッピングされてよく、4つの連続した副搬送波にマッピングされてもよく、または別のルールに従い、ハッシングによって4つの不連続の副搬送波にマッピングされてもよい。詳細はTable 8(表8)に示す。
任意選択で、ある解決策において、BWレベルとBWレベルに対応するBW区間との間の対応を調節するように命令するのに、上位層シグナリングが使用され得る。具体的には、BWレベルが、上位層シグナリングを使用する調節によってxレベルだけ直接増減されてよく、xはK以下の整数である。
実施形態4の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
実施形態5:MCSとBWの両方と、周波数領域パイロットの量(K)または周波数領域密度との間の一対一の対応を確立する。
たとえば、K*Mの次元の対応表を取得するために、Table 9(表9)に示されるように、BWはK個のレベル(Table 9(表9)の列)に分類され、MCSはM個のレベル(Table 9(表9)の行)に分類される。
たとえば、基地局によって端末に割り当てられるスケジューリング帯域幅BWは区間[BW1, BW2)内に含まれ、基地局が使用するMCSの値は区間[MCS0, MCS1)内に含まれる。Table 9(表9)のマッピング情報に基づき、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度がT23であることが明らかになり得る。この点で、T23は10進数すなわち整数でよい。
T23がPTRSの周波数領域の量を指示する場合、T23の切上げまたは切捨ての後に取得される整数はPTRSの周波数領域の量を指示する。
T23がPTRSの周波数領域密度を指示する場合、T23は丸められなくてよい。
さらに、T23がPTRSの周波数領域の量を指示するとき、受信デバイスは、事前設定されたルールまたは事前設定されたアルゴリズムに従って、PTRSがマッピングされている特定の副搬送波を判定してよい。
たとえば、事前設定されたルールは、最初の副搬送波から始めてT23個のPTRSを等間隔でマッピングするもの、5番目の副搬送波から始めてT23個のPTRSを連続的にマッピングするもの、または、1つのPTRSを、最初の副搬送波から始めて、すべてのPTRSがマッピングされるまで1つおきの副搬送波にマッピングするものでよい。
事前設定されたルールまたは事前設定されたアルゴリズムは規格において直接規定されてよく、送信デバイスおよび受信デバイスにおいて事前に記憶されるかまたは事前に構成されてよい。
任意選択で、ある解決策において、BWレベルとBWレベルに対応するBW区間との間の対応を調節するように命令するため、またはMCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応を調節するように命令するため、またはBWレベルとBWレベルに対応するBW区間との対応と、MCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応との両方を調節するように命令するために、上位層シグナリングが使用され得る。BWレベルおよび/またはMCSレベルは、上位層シグナリングを使用する構成によって、XレベルまたはYレベルだけ直接増減されてよい。XおよびYは1以上の整数である。
実施形態5の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける変調および符号化方式MCSを取得し、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定し、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
本発明の方法によれば、受信デバイスは、MCS、BW、およびSCなどの情報を使用して、PTRS関連の構成情報を取得し得る。これは、従来技術と比較してシグナリングのオーバヘッドを低減することができる。
図8は、本発明の別の実施形態による送信デバイス800の概略ブロック図である。送信デバイス800は、プロセッサ810、メモリ820、トランシーバ830、アンテナ840、バス850、およびユーザインターフェース860を含む。
具体的には、プロセッサ810は、送信デバイス800の動作を制御するものであり、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用の集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または別のプログラム可能論理デバイスでよい。
トランシーバ830は送信器832および受信器834を含み、送信器832は信号を送信するように構成されており、受信器834は信号を受信するように構成されている。1つまたは複数のアンテナ840があり得る。送信デバイス800は、キーボード、マイクロフォン、ラウドスピーカ、および/またはタッチスクリーンなどのユーザインターフェース860をさらに含み得る。ユーザインターフェース860は、コンテンツおよび制御動作を基地局800に転送してよい。
送信デバイス800のすべての構成要素は、バス850を使用して互いに結合されている。バス850は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。しかしながら、説明の明瞭さのために、図では様々なバスがバス850として示されている。ネットワーク要素の構造に関する前述の説明が本発明の実施形態に適用され得ることに留意されたい。
メモリ820は、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、または情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスを含み得、あるいは磁気ディスク記憶装置でもよい。メモリ820は、本発明の実施形態において提供される関連方法を実施するための命令を記憶するように構成され得る。実行可能命令は、基地局800のプロセッサ810、キャッシュ、および長期メモリのうちの少なくとも1つにプログラムされるかまたはロードされることが理解されよう。
特定の実施形態では、プロセッサ810は、PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするように構成されている。
トランシーバ830は、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを端末に送るように構成されている。
任意選択で、プロセッサ810は、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するようにさらに構成される。
さらに、プロセッサ810は、変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
さらに、プロセッサ810は、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつ変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
任意選択で、メモリ820は、副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成され、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。特定の対応に関しては実施形態1および実施形態2の説明が参照され、この点で詳細を再び説明することはない。
任意選択で、メモリ820は、帯域幅と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ820は、MCSと、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ820は、変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
図8に示された送信デバイスは基地局または端末でよいことを理解されたい。
図8に示された送信デバイスは前述の方法の実施形態における送信デバイスに対応するものであり、方法の実施形態のすべての詳細に関する説明が、送信デバイスの装置の実施形態について説明するために使用され得ることをさらに理解されたい。送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用の詳細に関しては、前述の説明を参照されたい。詳細を再び説明することはない。
図9は、本発明の別の実施形態による受信デバイス900の概略ブロック図である。受信デバイス900は、プロセッサ910、メモリ920、トランシーバ930、アンテナ940、バス950、およびユーザインターフェース960を含む。
具体的には、プロセッサ910は、受信デバイス900の動作を制御するものであり、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用の集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または別のプログラム可能論理デバイスでよい。
トランシーバ930は送信器932および受信器934を含み、送信器932は信号を送信するように構成されており、受信器934は信号を受信するように構成されている。1つまたは複数のアンテナ940があり得る。受信デバイス900は、キーボード、マイクロフォン、ラウドスピーカ、および/またはタッチスクリーンなどのユーザインターフェース960をさらに含み得る。ユーザインターフェース960は、コンテンツおよび制御動作を受信デバイス900に転送してよい。
受信デバイス900のすべての構成要素は、バス950を使用して互いに結合されている。バス950は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。しかしながら、説明の明瞭さのために、図では様々なバスがバス950として示されている。ネットワーク要素の構造に関する前述の説明が本発明の実施形態に適用され得ることに留意されたい。
メモリ920は、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、または情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスを含み得、あるいは磁気ディスク記憶装置でもよい。メモリ920は、本発明の実施形態において提供される関連方法を実施するための命令を記憶するように構成され得る。実行可能命令は、受信デバイス900のプロセッサ910、キャッシュ、および長期メモリのうちの少なくとも1つにプログラムされるかまたはロードされることが理解されよう。特定の実施形態では、メモリは、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成されている。プログラムコードは命令を含み、命令がプロセッサによって実行されるとき、ネットワーク要素は命令によって以下の動作を行うことができる。
トランシーバ930は、基地局から1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するように構成されている。
プロセッサ910は、位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、帯域幅BW、および副搬送波間隔SCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルから、PTRSを判定するように構成されている。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得することと、
副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定することであって、PTRSの時間領域密度が、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、判定することと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、メモリ920は、副搬送波間隔SCまたは変調および符号化方式MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成され、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける変調および符号化方式MCSを取得することと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定することと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、メモリ920は、帯域幅と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ920は、変調および符号化方式MCSと、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ920は、変調および符号化方式MCSと帯域幅BWの両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するようにさらに構成される。
任意選択で、メモリ920は、変調および符号化方式MCSと帯域幅BWの両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するようにさらに構成される。
受信デバイスに含まれたプロセッサによって動作を遂行する特定の実装形態については、方法の実施形態において受信デバイスによって遂行される対応するステップを参照されたい。本発明のこの実施形態において詳細を再び説明することはない。
図9に示された受信デバイスは前述の方法の実施形態における受信デバイスに対応するものであり、方法の実施形態のすべての詳細に関する説明が、受信デバイスの装置の実施形態について説明するために使用され得ることを理解されたい。送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用の詳細に関しては、前述の説明を参照されたい。詳細を再び説明することはない。
本発明の一実施形態は、送信デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体をさらに提供するものである。コンピュータソフトウェア命令は、前述の実施形態を遂行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態は、前述の受信デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体をさらに提供するものである。コンピュータソフトウェア命令は、前述の実施形態を遂行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態は、送信デバイスおよび受信デバイスを含む通信ネットワークシステムをさらに提供するものである。
送信デバイスは、方法の実施形態において送信デバイスによって遂行されるステップを遂行するように構成されている。
受信デバイスは、方法の実施形態において受信デバイスによって遂行されるステップを遂行するように構成されている。
送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用のプロセスに関しては、方法の実施形態における説明が参照され、この点で詳細を再び説明することはない。
本発明の実施形態では、副搬送波間隔または変調および符号化方式または帯域幅は、PTRSの時間-周波数位置を暗示的に指示するのに使用され、そのため、明示的DCI指示は不要である。従来技術と比較してシグナリングのオーバヘッドが低減される。
本発明の明細書、特許請求の範囲、および添付図面では、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、異なる対象同士を区別するように意図されているが、特定の順序を指示するわけではない。その上に、「含む」、「含有する」という用語およびそれらの何らかの他の変形は、非排他的な包含を対象として含むように意図されている。たとえば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列記されたステップまたはユニットに限定されず、任意選択で、リストに無記載のステップまたはユニットをさらに含むか、あるいは、任意選択で、プロセス、方法、システム、製品、またはデバイスの、別の固有のステップまたはユニットをさらに含む。
前述の実施形態のうちのすべてまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せを使用して実施され得る。ソフトウェアが実施形態を実施するように使用されるとき、実施形態のうちのすべてまたはいくつかはコンピュータプログラム製品の形態で実施され得る。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されるとき、本発明の実施形態によるプロシージャまたは機能のすべてまたは一部分が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置でよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ、有線(たとえば同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者ライン(DSL))、またはワイヤレス(たとえば赤外線、無線、またはマイクロ波)の手法で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによるアクセスが可能な任意の使用可能な媒体でよく、あるいは1つまたは複数の使用可能な媒体を組み込んだサーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスでもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえばフロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえばDVD)、半導体媒体(たとえばソリッドステートディスクSolid State Disk(SSD))などでよい。
上記で開示されているのは本発明の実施形態の例でしかなく、もちろん、本発明の特許請求の範囲を制限するように意図されたものではない。したがって、本発明の特許請求の範囲に従って作られた等価な変形形態は、本発明の範囲内に含まれるものとする。
31 基地局
32 端末
800 送信デバイス
810 プロセッサ
820 メモリ
830 トランシーバ
832 送信器
834 受信器
840 アンテナ
850 バス
860 ユーザインターフェース
900 受信デバイス
910 プロセッサ
920 メモリ
930 トランシーバ
932 送信器
934 受信器
940 アンテナ
950 バス
960 ユーザインターフェース
本発明は通信技術の分野に関し、詳細には、参照信号構成方法、装置、およびシステムに関する。
5G通信システムは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムよりも高い搬送波周波数(高周波数と称される)を使用する。現在の規格によれば、一般に6GHz以上の周波数は高周波数であると規定されている。より広い帯域幅およびより高い伝送速度を伴うワイヤレス通信を実施するために、28GHz、38GHz、および72GHzなどの周波数帯域が現在注目され、研究されている。しかしながら、高周波のシステムは、従来の低周波の通信と比較して、より深刻な中間の無線周波数ひずみがあり、特により強い位相ノイズの影響がある。加えて、周波数が増加するにつれて、ドップラーシフトおよび搬送波周波数オフセット(Carrier Frequency Offset、CFO)の影響が増加する可能性がある。
一例として、多重入出力の直交周波数分割多重化(Massive input massive output-Orthogonal Frequency Division Multiplexing、MIMO-OFDM)が使用される。受信側と送信側の両方における位相ノイズおよび搬送波周波数オフセットを考慮した、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナに関する受信の式は、受信側において、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、FFT)を行った後に
となり、ここで
であり、この場合
である。
は、k番目の副搬送波におけるm番目の送信アンテナからn番目の受信アンテナへのチャネルを指示し、
は、k番目の副搬送波におけるm番目のアンテナの送られたデータを指示し、
は、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナにおけるノイズを指示し、
は、受信側において位相ノイズおよびCFOによって生じる、k番目の副搬送波におけるn番目の受信アンテナ上の位相オフセットを指示し、
は、送信側において位相ノイズおよびCFOによって生じる、k番目の副搬送波におけるm番目の送信アンテナ上の位相オフセットを指示する。この式から、OFDM性能に対する位相ノイズの影響は、主として、同相誤差(Common Phase Error、CPE)と搬送波間干渉(Inter-carrier Interference、ICI)の2つの態様であり、OFDM性能に対するCFOの影響は主としてICIにあることが分かる。実際のシステムでは、性能に対するICIの影響はCPEの影響よりも弱い。したがって、通常、CPEは、好ましくは位相ノイズ補償の解決策において補償される。
一例として位相ノイズを使用する。周波数帯域が増加するとき、位相ノイズレベルは20*log(f1/f2)で低下する。例として2GHzの周波数帯域および28GHzの周波数帯域を使用する。28GHzの周波数帯域の位相ノイズレベルは、2GHzの周波数帯域のものよりも23dB高い。図1A〜図1Cに示されるように、位相ノイズレベルがより高いことは、同相誤差(Common Phase Error、CPE)の影響がより大きく、CPEが原因で生じる位相誤差がより大きいことを指示する。
同一のOFDMシンボルにおける異なる副搬送波に対して、CPEの影響は同一である。ホワイトガウスノイズの影響のために、異なる副搬送波における位相誤差は異なったものになる。したがって、周波数領域では、特定の量の位相ノイズ参照信号を使用することによって複数の推定位相ノイズ値が取得され、複数の推定位相ノイズ値の平均をとってCPEが取得され、ホワイトガウスノイズの影響が最大限まで低減される。理論上、大量の位相ノイズ参照信号は、より優れた平均化効果と、より正確なCPEの推定を指示する。時間領域では、位相ノイズが不連続的に変化し、また、異なるシンボル間には線形関係がないため、時間領域パイロットがまばらであるほど、性能はより劣ったものになる。加えて、位相ノイズ参照信号の量がより多いことは、時間-周波数リソースがより多く占有され、オーバヘッドがより大きくなることを指示する。したがって、位相ノイズ参照信号の量を決定するためには、性能とオーバヘッドの間で折り合いをつける必要がある。
従来技術は、図2A-1、図2A-2、図2B-1および図2B-2に示されるような位相トラッキング参照信号(参照信号はパイロットとも称され得る)の設計解を提供する。復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)および位相補償参照信号(Phase compensation Reference Signal、PCRS)(位相トラッキング参照信号(Phase tracking Reference Signal、PTRS)とも称され得、PCRSおよびPTRSは、産業界において現在一律に名付けられているわけではなく、本発明では、説明の容易さのために、以下ではPTRSと総称される)は、チャネル推定、位相ノイズ推定、およびデータ復調を完全なものにするために、共にアップリンクとダウンリンクの両方に使用される。DMRSはチャネル推定およびデータ復調に使用され、PTRSは残留位相誤差をトラッキングするために使用される。DMRS用およびPTRS用の複数のポートがある。アップリンクではPTRS用およびDMRS用に同一のアンテナポートが使用され、DMRS用の複数のポートが、ダウンリンクの同一のPTRSポートに対応する。時間領域ではPTRSは連続的にマッピングされ、具体的には、PTRSはDMRSの後の各シンボルにマッピングされる。周波数領域では、異なるポートの間で周波数分割の手法が使用される。時間領域の密度および周波数領域の密度は固定値に設定される(アップリンクの密度は1/96であり、ダウンリンクの密度は1/48である)。有効帯域幅が拡大するにつれて参照信号の量が増加する。データ帯域幅が比較的小さいとき、参照信号の量は比較的小さく、データ帯域幅が4RB未満であるときには、図2A-1、図2A-2、図2B-1および図2B-2に示されるようにPTRSはマッピングされない。
加えて、PTRS関連の構成を指示するために、2ビットのダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)または1ビットのアップリンク制御情報(Uplink Control Information、UCI)が、それぞれダウンリンクおよびアップリンクに使用される。一例としてダウンリンクを使用する。基地局がPTRSを送るべきか否か、および基地局がPTRSを送る場合にはどのポートを使用するべきか、ということを指示するために2ビットのDCIが使用される。詳細はTable 1(表1)に示す。
従来技術には、PTRSが時間領域において連続しており、周波数領域における複数のポートに対して周波数分割手法が使用される、という不利益がある。また、時間領域の密度および周波数領域の密度が固定値であり、比較的大量の副搬送波が占有され、データ帯域幅が大きいときオーバヘッドが比較的大きくなる。加えて、従来技術では、異なる位相ノイズレベルおよび異なる移動速度などの異なるシナリオに、固定された時間領域の密度および固定された周波数領域の密度が使用されるので、融通性が十分でない。
本発明の実施形態は、参照信号構成方法を提供するものである。これは、従来技術と比較して、リソースのオーバヘッドを低減することができ、より融通性があり、将来の異なる5Gのシナリオの要件によりよく適応する。
第1の態様によって提供される参照信号構成方法は、PTRSと、変調および符号化方式(Modulation and Coding Scheme、MCS)、副搬送波間隔(subcarrier spacing、SC)、および帯域幅(bandwidth、BW)のうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、位相トラッキング参照信号(PTRS)を1つまたは複数の直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルにマッピングするステップと、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るステップとを含む。
可能な設計では、この方法は、位相トラッキング参照信号(PTRS)を1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、位相トラッキング参照信号(PTRS)を1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップは、MCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む。
別の可能な設計では、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップは、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつMCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む。
別の可能な設計では、この方法は、SCおよび/またはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む。
別の可能な設計では、SCとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、PTRSの周波数領域密度は、1つのPTRSが、周波数領域におけるいくつかの副搬送波ごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間は異なるPTRSの周波数領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、MCSとPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なるMCS区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、MCSとPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この対応は、異なるMCS区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、この方法は、MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、この方法は、MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルは、物理ダウンリンク共用チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)または物理アップリンク共用チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)のうちのいくつかまたはすべてのシンボルである。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第2の態様によって提供される参照信号構成方法は、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信するステップと、PTRSと、MCSSC、およびBWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するステップとを含む。
可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するステップは、
現在のスロットのSCならびに/あるいはMCSを取得するステップと、
SCならびに/あるいはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定するステップと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するステップは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するステップは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するステップは、
現在のスロットのMCSを取得するステップと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定するステップと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される送信デバイスは、PTRSと、MCSSC、およびBWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするように構成されたプロセッサと、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るように構成されたトランシーバとを含む。
可能な設計では、プロセッサは、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するようにさらに構成されている。
可能な設計では、プロセッサは、MCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつMCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、SCならびに/あるいはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成されており、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。
別の可能な設計では、SCとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応は、異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、この対応は、異なる帯域幅区間は異なるPTRSの周波数領域密度に対応する、というものである。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSとPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSとPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスはメモリをさらに含み、メモリは、MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信するように構成されたトランシーバと、PTRSと、MCSSC、およびBWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルからPTRSを判定するように構成されたプロセッサとを含む。
可能な設計では、プロセッサは、
現在のスロットのSCならびに/あるいはMCSを取得することと、
SCおよび/またはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定することであって、PTRSの時間領域密度が、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、判定することと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、プロセッサは、
現在のスロットのMCSを取得することと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定することと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている。
別の可能な設計では、送信デバイスは基地局または端末である。
別の可能な設計では、受信デバイスは端末または基地局である。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態によってさらに提供される通信システムは、第3の態様による送信デバイスおよび/または第4の態様による受信デバイスを含む。
本発明の実施形態では、PTRSと、副搬送波間隔、または変調および符号化方式、または帯域幅との間の対応は、PTRSの時間-周波数位置を暗示的に指示するために使用される。従来技術と比較して、明示的な指示は不要であり、シグナリングのオーバヘッドが低減される。
本発明の実施形態または従来技術の技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下は、本発明の実施形態または従来技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明するものである。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すのみであり、当業者なら、創造的な努力をしなくてもこれらの添付図面から他の図面を導出し得る。
64QAM変調信号が位相ノイズの影響を受けないコンステレーションポイントを示す図である。 64QAM変調信号が2GHzの周波数帯域における位相ノイズの影響を受けるコンステレーションポイントを示す図である。 64QAM変調信号が28GHzの周波数帯域における位相ノイズの影響を受けるコンステレーションポイントを示す図である。 従来技術におけるアップリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるアップリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるダウンリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 従来技術におけるダウンリンク位相トラッキングパイロットの解決策の概略図である。 本発明の一実施形態によるネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の一実施形態による参照信号設計パターンの概略図である。 本発明の一実施形態による参照信号構成方法の概略図である。 本発明の一実施形態によるPTRSの時間領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの時間領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態によるPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による別のPTRSの周波数領域マッピングの概略図である。 本発明の一実施形態による送信デバイスの概略構造図である。 本発明の一実施形態による受信デバイスの概略構造図である。
図3は、本発明の一実施形態による適用シナリオの概略構造図である。図3に示されるネットワークアーキテクチャは、主として基地局31および端末32を含む。基地局31は、低周波数(主に6GHz以下)または比較的高い周波数(6GHz以上)のミリメートル波帯域を使用して端末32と通信してよい。たとえば、ミリメートル波帯域は、28GHz、38GHz、または比較的小さいカバレッジエリアを伴うデータ面の拡張帯域幅(E帯域)の帯域、たとえば70GHz以上の周波数帯域でよい。基地局31のカバレッジにある端末32は、低周波数または比較的高い周波数のミリメートル波帯域を使用して基地局31と通信してよい。
本発明の端末32は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用して1つまたは複数のコアネットワークと通信してよい。端末32は、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置でよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピュータデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車両内デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークの端末などでよい。
本発明における基地局31は、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)局、LTEにおけるeNodeB、もしくは、たとえば5G基地局gNB、スモールセル、マイクロ基地局といった次世代通信の基地局でよく、または高周波数帯域で動作する中継ノード、アクセスポイント、車両内デバイス、ウェアラブルデバイスなどでもよい。
本発明の実施形態において設計された参照信号が図4に示されている(水平軸は時間領域を指示し、垂直軸は周波数領域を指示する)。1つの送信スロットにおいて、PTRSは、特定の時間領域密度および特定の周波数領域密度において1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングされる。PTRSは、通常、急速なチャネル変動を追跡するために使用され、たとえば搬送波周波数オフセット(Carrier Frequency Offset、CFO)、位相ノイズ(Phase noise、PN)、およびドップラーシフトの変動を追跡する。PTRSは、通常、周波数領域においていくつかの副搬送波を占有し、時間領域では、PTRSがマッピングされるすべてのOFDMシンボルを占有する可能性、特定の区間においていくつかのOFDMシンボルを占有する可能性、または別のルールに従っていくつかのOFDMシンボルを占有する可能性がある。ルールは規格で規定されてよく、送信デバイス上および受信デバイス上に事前に構成されるかまたは事前に記憶されてよい。
任意選択で、PTRSがマッピングされるOFDMシンボルは、物理ダウンリンク共用チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)もしくは物理アップリンク共用チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)におけるすべてのシンボル、またはDMRSがマッピングされるOFDMシンボルを除いたすべてのOFDMシンボルであり、あるいは別の制御チャネルによって占有されたOFDMシンボルでもよい。これは、本発明では限定されない。
図5に示されるように、本発明の一実施形態は参照信号構成方法を提供する。この方法は以下のステップを含む。
S502。送信デバイスは、PTRSと、変調および符号化方式(MCS)、帯域幅(BW)、および副搬送波間隔(SC)のうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングする。
S504。送信デバイスは、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送る。
S506。受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信して、1つまたは複数のOFDMシンボルから、PTRSと、MCSBW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づき、PTRSを判定する。
本発明のこの実施形態において言及される送信デバイスは、基地局または端末でよいことを理解されたい。送信デバイスが基地局であるときには受信デバイスは端末であり、または、送信デバイスが端末であるときには受信デバイスは基地局である。
この方法は、任意選択で、ステップS502の前にステップS501をさらに含む。
S501: 位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングするべきかどうかを判定する。
位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングするべきかどうかを判定するステップS501は、以下の実装形態を特に含む。
可能な実装形態において、変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、位相トラッキング参照信号PTRSをマッピングすることが決定される。
たとえば、MCSが閾値M0未満であるとき、送信デバイスはPTRSをマッピングせず、または、MCSが閾値M0よりも大きいとき、送信デバイスは1つまたは複数のOFDMシンボルに位相トラッキング参照信号をマッピングする。M0は、PTRSをマッピングするべきかどうかを判定するための閾値を指示し、0よりも大きい整数であり、より大きなMCSは、より高い変調および符号化の速度を指示する。
たとえば、変調および符号化方式MCSの値はMCSインデックスと称される。LTEでは、MCSは変調次数およびビット速度を指示するために使用され、1つのMCSインデックスは1つの変調次数および1つのビット速度に対応する。一例として3GPPのR14プロトコルを使用する。1つのMCSインデックスが1つの変調次数および1つのトランスポートブロックサイズ(Transport Block Size、TBS)に対応し、Table 2(表2)に示されるように、TBSのインデックスはビット速度に対応するパラメータである。
したがって、本発明のこの実施形態において言及されたMCSとM0の間の比較は、実際には、Table 2(表2)におけるIMCSとM0の間の比較であり、M0は0よりも大きい整数である。
現在、IMCSの特定の値は規格において判定されず、将来のIMCS値は既存のLTE(たとえばTable 2(表2))のものとは異なり得ることをさらに理解されたい。本発明のこの実施形態ではIMCS値に対する制限はない。
別の可能な実装形態では、位相トラッキング参照信号をマッピングする必要があるかどうかが、MCSと帯域幅(BW)の両方に基づいて判定されてよい。たとえば、IMCSがM0未満であるとき、またはIMCSがM1未満であり、BWが事前設定された閾値B0未満であるとき、送信デバイスは位相トラッキング情報をマッピングせず、そうでなければ、送信デバイスは、1つまたは複数のOFDMシンボルに位相トラッキング情報をマッピングする必要がある。M0は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するための第1の閾値を指示し、M1は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するための第2の閾値を指示し、B0は、PTRSをマッピングするべきかどうか判定するためのBW閾値を指示する。
上記で言及された閾値M0、B0、およびM1は、規格で規定された定数でよく、または動的に調節されてもよいことを理解されたい。閾値を動的に調節する必要がある場合、基地局側が能動的に閾値調節を起動してよく、または端末側が能動的に調節要求を起動してもよい。
たとえば、基地局は、異なるシナリオおよび条件に適合するために、MCS閾値M0を調節するように命令するか、またはMCS閾値M1およびBW閾値B0を調節するように命令するのに、上位層のシグナリングを使用してよい。たとえば、MCS閾値M0、またはMCS閾値M1およびBW閾値B0は、以下の2つの手法のシグナリングを使用して調節される。
手法1では、新規のMCS閾値M0、または新規のMCS閾値M1および新規のBW閾値B0は、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)または媒体アクセス制御の制御要素(Media Access Control Control Element、MAC CE)などの上位層シグナリングを使用して直接構成される。
手法2では、複数のMCS閾値を含むサブセットが上位層に記憶される。異なるMCSサブセットは異なる構成の解決策を表現する。MCS閾値を上方または下方へLレベルだけ調節するための命令は、上位層シグナリングを使用して構成される。MCS閾値は、物理層における命令に基づき、対応してLレベルだけ増減される。Lは1以上の整数である。この手法では、上位層シグナリングは複数のビットを含み得、1つのビットがMCS閾値を増加させるか、または減少させるかどうかを指示するのに使用され、その他のビットが特定のレベルを指示するのに使用されることを理解されたい。
前述の実施形態で言及した事前設定された条件が満たされないとき、PTRS関連の動作は終結し、前述の実施形態で言及した事前設定された条件が満たされたとき、PTRSの時間領域密度およびPTRSの周波数領域密度を、以下の実施形態で提供される情報に基づいて判定する必要があることに留意されたい。
PTRSと、MCSBW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするステップS502については、ステップS502の前に、送信デバイスは、PTRSと、MCS、帯域幅BW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報を事前に構成するかまたは事前に記憶する必要があることを理解されたい。
具体的には、PTRSと、MCSBW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報は、規格で直接規定され、送信デバイスによってメモリに記憶されてよい。あるいは、PTRSがマッピングされる前に、送信デバイスは、PTRSと、MCSBW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報を事前に構成する。
具体的には、PTRSと、MCSBW、およびSCのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報は、時間領域および周波数領域の2つの次元を含む。以下に、時間領域および周波数領域の2つの次元の説明を別個に提供する。
時間領域の解決策
時間領域では、PTRSは、PTRSがマッピングされるすべてのOFDMシンボルを占有してよく、またはPTRSがマッピングされ得るいくつかのOFDMシンボルを特定の区間において占有してよく、または事前設定されたルールに従っていくつかのOFDMシンボルを占有してもよい。
一例として、1つのリソースブロック(Resource Block、RB、12個のリソース要素(Resource Element、RE)を含む)を使用する。1つの送信スロットが14個のOFDMシンボル(0〜13の番号を与えられている)であり、PTRSがマッピングされ得るOFDMシンボルは3〜13の番号を与えられていると想定する。たとえば、図6Aおよび図6Bにおいて2つの特定の実施形態が与えられ、それぞれ、PTRSが、時間領域においてマッピングされ得るすべてのOFDMシンボルにマッピングされる例、およびPTRSがOFDMシンボルの約半分しか占有しない例に対応する。
基地局は、時間領域密度とSCまたはMCSとの間の対応の表を事前に構成するかまたは事前に記憶し、次いで、この表と、現在のスロットのSC情報およびMCS情報とに基づいて、現在のスロットのPTRSの時間領域密度の構成情報を取得する。この時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。たとえば、時間領域密度が1/3であれば、1つのPTRSが3つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示し、時間領域密度が1/4であれば、1つのPTRSが4つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示する。
本発明のこの実施形態では、受信デバイスは、SCおよび/またはMCSに基づいてPTRSの時間領域密度を判定して、次いでPTRSを取得し得る。従来技術と比較して、受信側に通知するための追加の指示情報が不要である。
PTRSの時間領域密度とSCおよび/またはMCSとの間には複数のマッピングルールがある。以下では複数の実施形態を使用して説明する。
実施形態1:副搬送波間隔(SC)と時間領域密度との間の一対一の対応を確立する。
具体的には、より大きい副搬送波間隔はより小さいPTRSの時間領域密度を指示し、このことは
または
によって表現される。Densityは時間領域密度を指示する。たとえば、Densityの値が1/3であれば、1つのPTRSが3つのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示する。SCは現在の副搬送波間隔を指示し、SC0は参照副搬送波間隔であり、α0は定数であり、
および
は、それぞれ切捨ておよび切上げを指示する。
たとえばSC0=60k、およびα0=1である。Table 3(表3)に示されるように、SC=60kのときPTRSの時間領域密度は1、SC=120kのときPTRSの時間領域密度は1/2、SC=240kのときPTRSの時間領域密度は1/4、などである。
時間領域密度は、1/(シンボルの合計量)以上かつ1以下であることを理解されたい。時間領域密度Densityが1を超えるとき、Densityは1に直接設定され、具体的には、PTRSはすべてのシンボルにマッピングされる。Densityが1/(シンボルの合計量)未満のとき、Densityは1/(シンボルの合計量)に直接設定され、具体的には、PTRSはシンボルのうちの1つのみにマッピングされる。この点で、シンボルの合計量は、1つのスロットにおいてPTRSがマッピングされ得るシンボルの合計量である。以下で詳細を繰返し説明することはない。
さらに、たとえば時間領域密度が1未満のとき、時間領域密度は1/5であり、合計10個のOFDMシンボルがあり、PTRSは、2つのOFDMシンボルにマッピングされる必要があり、PTRSは、事前設定されたルールに従ってシンボルのうちの2つにマッピングされてよい。たとえば、事前設定されたルールは、PTRSを最初の2つのシンボルにマッピングするものであってよく、またはシンボル4とシンボル9にマッピングするものであってよく、またはアルゴリズムまたは公式を基にPTRSをマッピングしてもよい。
事前設定されたルールは、送信デバイス上および受信デバイス上に事前に記憶されてよい。受信デバイスは、時間領域密度を取得するとき、事前に記憶されたルールに従ってPTRSの特定の時間-周波数位置を判定し得る。
任意選択で、時間領域密度は、副搬送波間隔と時間領域密度との間の対応の表が確立された後に、変調および符号化方式(MCS)に基づいて補正されてよい。具体的には、時間領域密度は、α0の値を補正することによって調節され得る。たとえば、MCSはx個のレベルに分類されてよく、xは1以上である。Table 4(表4)に示されるように、各MCSレベルがαの1つの値に対応する。この場合、システムは、Table 4(表4)に示されるようなSCと時間領域密度との間の対応の事前設定された表を基に、MCSレベルを参照して、現在のスロットのPTRSの時間領域密度を取得してよい。
Table 4(表4)におけるMCS区間の分類は単なる例であり、区間は(MCS 0, MCS 1 ]、(MCS 1, MCS 2]、(MCS 2, MCS 3]などでよいことを理解されたい。これは、本発明では限定されない。
MCSの値は正整数である。
このようにして、補正された時間領域密度は
となり、α0の値はもはや定数ではないが、Table 4(表4)に記録された異なるMCS区間に基づいて異なるα0、α1、およびαxに対応する。この場合、最終的な時間領域密度はSCとMCSの両方に関連付けられる。
実施形態1の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得し、
副搬送波間隔SCおよび/または変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定し、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用され、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定してよい。
実施形態2:時間領域密度とSCとの間の一対一の対応を確立する。
具体的には、SCはK個のレベルに分類されてよく、各レベルが1つのSC区間に対応し、レベルkに対応する副搬送波間隔区間は(SCk-1, SCk]である。加えて、1つのSCレベルが1つの時間領域密度に対応する。Table 5(表5)は、SCレベルおよび時間領域密度の特定の例を与えるものである。
任意選択で、SCと時間領域密度との間の対応の表が確立された後に、事前設定された表がMCSに基づいて補正されてよい。
具体的には、時間領域密度はSCレベルを補正することによって調節され得る。たとえば、Table 6(表6)に示されるように、MCSは2*xレベルに分類され得、各MCSレベルが1つのSCレベル補正量に対応する。たとえば、MCSレベルの値が0のとき、SCと時間領域密度との間の対応の表は補正されず、または、MCSレベルの値がxであるとき、SCレベルはxレベルだけ増加し、または、MCSレベルの値が-xであるとき、SCレベルはxレベルだけ減少する。より大きなMCSはより大きな時間領域密度を指示する。この場合、システムは、Table 6(表6)に示されるようなSCと時間領域密度との間の対応の事前設定された表を基に、MCSレベルを参照して、現在のスロットのPTRSの時間領域密度を取得してよい。
たとえば、Table 5(表5)に基づいて、SCが80kであって[60k, 120k)の区間内にあるとき、対応する時間領域密度は1/2である。Table 6(表6)を参照して、MCSの値が区間[MCS m+1, MCS m+2)内に入るとき、対応するSCレベル補正量は1であり、元のSCレベル2がSCレベル3に増加されることを指示する。Table 5(表5)に基づいて、補正された時間領域密度が1/4であることが明らかになり得る。
任意選択で、新規のシナリオおよび条件に適合するために、ある解決策において、上位層シグナリングは、MCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応を調節し、かつ/またはSCレベルとSCレベルに対応するSC区間との間の対応を調節するように命令するのにも使用され得る。
たとえば、Table 5(表5)またはTable 6(表6)に示されたMCSレベルおよび/またはSCレベルが増減される量またはレベルの量は、上位層シグナリングを使用することによって直接調節され得る。
実施形態2の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得し、
副搬送波間隔(SC)および/または変調および符号化方式(MCS)と、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定し、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用され、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定してよい。
周波数領域の解決策
周波数領域におけるPTRSのマッピングについては、MCSおよび/またはBWと、周波数領域における各OFDMシンボルにおいてPTRSがマッピングされる副搬送波の量との間の対応の表が、特定の基準に従って確立されてよく、あるいは周波数領域密度とMCSおよび/またはBWとの間の対応の表が特定の基準に従って確立されてもよい。本発明のこの実施形態では、PTRSの周波数領域構成情報は、MCSおよび/またはBWに基づいて指示されてよく、受信側に通知するための追加の指示情報は不要である。
PTRSの周波数領域のマッピングパターンとMCSおよび/またはBWとの間には複数のマッピングルールがある。以下は、説明のために複数の実施形態を使用する。
PTRSは、周波数領域においていくつかの副搬送波を占有し、伝送帯域幅において均一に分配されるかまたは連続的に分配される。一例として1つのリソースブロックを使用する。時間領域においてPTRSがすべてのOFDMシンボル(3〜13)にマッピングされると想定されている。図7A、図7B、および図7Cが与える3つの特定の実施形態では、PTRSは、周波数領域において均一にマッピングされ、隣接した副搬送波にマッピングされる。
実施形態3:BWとPTRSの周波数領域の量との間の対応を確立する。
たとえば、Table 7(表7)に示されるように、対応表は特定の基準に従って確立されてよい。
たとえば、帯域幅が区間[BW0, BW1)内にあるとき、Table 7(表7)から、PTRSの周波数領域の量がP1であることが明らかになり得る。周波数領域に合計10個の副搬送波があり、P1の値は3であると想定し、このことは、PTRSが10個の副搬送波のうちの合計3つを占有することを指示する。3つの副搬送波は、事前設定されたルールに従って選択されてよい。たとえば、事前設定されたルールは、最初の3つの副搬送波を選択するもの、最後の3つの副搬送波を選択するもの、公式またはアルゴリズムに基づいて副搬送波のうちの3つを選択するもの、あるいはPTRSを10個の副搬送波のうちの3つに対して等間隔にマッピングするものである。
事前設定されたルールは規格で規定されてよく、送信デバイスおよび受信デバイスにおいて事前に構成されるかまたは事前に記憶されてよい。
実施形態3の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
実施形態4:BWとPTRSの周波数領域密度Tとの間の対応を確立する。
周波数領域密度は、各スケジューリング帯域幅におけるPTRSの密度またはPTRSの周波数領域の量を指示するために使用される。
たとえば、Table 8(表8)に示されるように、対応表は特定の基準に従って確立されてよい。たとえば、周波数領域密度が1/12であり、スケジューリング帯域幅(スケジューリング帯域幅は基地局が端末に割り当てた既知の帯域幅である)が4つのRBである場合、すなわち48の副搬送波(各RBが12個の副搬送波を含む)がある場合には、合計4つのPTRS(48*1/12=4)が、4つのRBのスケジューリング帯域幅にマッピングされる。4つのPTRSはスケジューリング帯域幅に対して等間隔でマッピングされてよく、4つの連続した副搬送波にマッピングされてもよく、または別のルールに従い、ハッシングによって4つの不連続の副搬送波にマッピングされてもよい。詳細はTable 8(表8)に示す。
任意選択で、ある解決策において、BWレベルとBWレベルに対応するBW区間との間の対応を調節するように命令するのに、上位層シグナリングが使用され得る。具体的には、BWレベルが、上位層シグナリングを使用する調節によってxレベルだけ直接増減されてよく、xはK以下の整数である。
実施形態4の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
実施形態5:MCSとBWの両方と、周波数領域パイロットの量(K)または周波数領域密度との間の一対一の対応を確立する。
たとえば、K*Mの次元の対応表を取得するために、Table 9(表9)に示されるように、BWはK個のレベル(Table 9(表9)の列)に分類され、MCSはM個のレベル(Table 9(表9)の行)に分類される。
たとえば、基地局によって端末に割り当てられるスケジューリング帯域幅(BW)は区間[BW1, BW2)内に含まれ、基地局が使用するMCSの値は区間[MCS0, MCS1)内に含まれる。Table 9(表9)のマッピング情報に基づき、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度がT23であることが明らかになり得る。この点で、T23は10進数すなわち整数でよい。
T23がPTRSの周波数領域の量を指示する場合、T23の切上げまたは切捨ての後に取得される整数はPTRSの周波数領域の量を指示する。
T23がPTRSの周波数領域密度を指示する場合、T23は丸められなくてよい。
さらに、T23がPTRSの周波数領域の量を指示するとき、受信デバイスは、事前設定されたルールまたは事前設定されたアルゴリズムに従って、PTRSがマッピングされている特定の副搬送波を判定してよい。
たとえば、事前設定されたルールは、最初の副搬送波から始めてT23個のPTRSを等間隔でマッピングするもの、5番目の副搬送波から始めてT23個のPTRSを連続的にマッピングするもの、または、1つのPTRSを、最初の副搬送波から始めて、すべてのPTRSがマッピングされるまで1つおきの副搬送波にマッピングするものでよい。
事前設定されたルールまたは事前設定されたアルゴリズムは規格において直接規定されてよく、送信デバイスおよび受信デバイスにおいて事前に記憶されるかまたは事前に構成されてよい。
任意選択で、ある解決策において、BWレベルとBWレベルに対応するBW区間との間の対応を調節するように命令するため、またはMCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応を調節するように命令するため、またはBWレベルとBWレベルに対応するBW区間との対応と、MCSレベルとMCSレベルに対応するMCS区間との間の対応との両方を調節するように命令するために、上位層シグナリングが使用され得る。BWレベルおよび/またはMCSレベルは、上位層シグナリングを使用する構成によって、XレベルまたはYレベルだけ直接増減されてよい。XおよびYは1以上の整数である。
実施形態5の構成では、受信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数のOFDMシンボルを受信した後に、
現在のネットワークにおける変調および符号化方式(MCS)を取得し、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得し、
MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定し、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定する、
ようにして、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定し得る。
本発明の方法によれば、受信デバイスは、MCS、BW、およびSCなどの情報を使用して、PTRS関連の構成情報を取得し得る。これは、従来技術と比較してシグナリングのオーバヘッドを低減することができる。
図8は、本発明の別の実施形態による送信デバイス800の概略ブロック図である。送信デバイス800は、プロセッサ810、メモリ820、トランシーバ830、アンテナ840、バス850、およびユーザインターフェース860を含む。
具体的には、プロセッサ810は、送信デバイス800の動作を制御するものであり、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用の集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または別のプログラム可能論理デバイスでよい。
トランシーバ830は送信器832および受信器834を含み、送信器832は信号を送信するように構成されており、受信器834は信号を受信するように構成されている。1つまたは複数のアンテナ840があり得る。送信デバイス800は、キーボード、マイクロフォン、ラウドスピーカ、および/またはタッチスクリーンなどのユーザインターフェース860をさらに含み得る。ユーザインターフェース860は、コンテンツおよび制御動作を送信デバイス800に転送してよい。
送信デバイス800のすべての構成要素は、バス850を使用して互いに結合されている。バス850は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。しかしながら、説明の明瞭さのために、図では様々なバスがバス850として示されている。送信デバイスの構造に関する前述の説明が本発明の実施形態に適用され得ることに留意されたい。
メモリ820は、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、または情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスを含み得、あるいは磁気ディスク記憶装置でもよい。メモリ820は、本発明の実施形態において提供される関連方法を実施するための命令を記憶するように構成され得る。実行可能命令は、送信デバイス800のプロセッサ810、キャッシュ、および長期メモリのうちの少なくとも1つにプログラムされるかまたはロードされることが理解されよう。
特定の実施形態では、プロセッサ810は、PTRSと、変調および符号化方式(MCS)、帯域幅(BW)、および副搬送波間隔(SC)のうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするように構成されている。
トランシーバ830は、PTRSがマッピングされている1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスに送るように構成されている。
任意選択で、プロセッサ810は、位相トラッキング参照信号PTRSを1つまたは複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルにマッピングすることを決定するようにさらに構成される。
さらに、プロセッサ810は、MCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
さらに、プロセッサ810は、帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつMCSが事前設定された条件を満たすとき、PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている。
任意選択で、メモリ820は、副搬送波間隔および/またはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成され、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。特定の対応に関しては実施形態1および実施形態2の説明が参照され、この点で詳細を再び説明することはない。
任意選択で、メモリ820は、帯域幅と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ820は、MCSと、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ820は、MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
図8に示された送信デバイスは基地局または端末でよいことを理解されたい。
図8に示された送信デバイスは前述の方法の実施形態における送信デバイスに対応するものであり、方法の実施形態のすべての詳細に関する説明が、送信デバイスの装置の実施形態について説明するために使用され得ることをさらに理解されたい。送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用の詳細に関しては、前述の説明を参照されたい。詳細を再び説明することはない。
図9は、本発明の別の実施形態による受信デバイス900の概略ブロック図である。受信デバイス900は、プロセッサ910、メモリ920、トランシーバ930、アンテナ940、バス950、およびユーザインターフェース960を含む。
具体的には、プロセッサ910は、受信デバイス900の動作を制御するものであり、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用の集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または別のプログラム可能論理デバイスでよい。
トランシーバ930は送信器932および受信器934を含み、送信器932は信号を送信するように構成されており、受信器934は信号を受信するように構成されている。1つまたは複数のアンテナ940があり得る。受信デバイス900は、キーボード、マイクロフォン、ラウドスピーカ、および/またはタッチスクリーンなどのユーザインターフェース960をさらに含み得る。ユーザインターフェース960は、コンテンツおよび制御動作を受信デバイス900に転送してよい。
受信デバイス900のすべての構成要素は、バス950を使用して互いに結合されている。バス950は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。しかしながら、説明の明瞭さのために、図では様々なバスがバス950として示されている。ネットワーク要素の構造に関する前述の説明が本発明の実施形態に適用され得ることに留意されたい。
メモリ920は、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、または情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスを含み得、あるいは磁気ディスク記憶装置でもよい。メモリ920は、本発明の実施形態において提供される関連方法を実施するための命令を記憶するように構成され得る。実行可能命令は、受信デバイス900のプロセッサ910、キャッシュ、および長期メモリのうちの少なくとも1つにプログラムされるかまたはロードされることが理解されよう。特定の実施形態では、メモリは、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成されている。プログラムコードは命令を含み、命令がプロセッサによって実行されるとき、受信デバイスは命令によって以下の動作を行うことができる。
トランシーバ930は、送信デバイスから1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するように構成されている。
プロセッサ910は、位相トラッキング参照信号(PTRS)と、変調および符号化方式(MCS)、帯域幅(BW)、および副搬送波間隔(SC)のうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルから、PTRSを判定するように構成されている。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のスロットの副搬送波間隔(SC)ならびに/あるいは変調および符号化方式(MCS)を取得することと、
副搬送波間隔および/またはMCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定することであって、PTRSの時間領域密度が、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、判定することと、
PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、メモリ920は、副搬送波間隔またはMCSとPTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成され、PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSがいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、プロセッサ910は、
現在のネットワークにおける変調および符号化方式(MCS)を取得することと、
現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
変調および符号化方式MCSと帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度を判定することと、
PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度に基づいて、1つまたは複数のOFDMシンボルにおけるPTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成される。
任意選択で、メモリ920は、帯域幅と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ920は、MCSと、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成される。
任意選択で、メモリ920は、変調および符号化方式MCSとBWの両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するようにさらに構成される。
任意選択で、メモリ920は、MCSBWの両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するようにさらに構成される。
受信デバイスに含まれたプロセッサによって動作を遂行する特定の実装形態については、方法の実施形態において受信デバイスによって遂行される対応するステップを参照されたい。本発明のこの実施形態において詳細を再び説明することはない。
図9に示された受信デバイスは前述の方法の実施形態における受信デバイスに対応するものであり、方法の実施形態のすべての詳細に関する説明が、受信デバイスの装置の実施形態について説明するために使用され得ることを理解されたい。送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用の詳細に関しては、前述の説明を参照されたい。詳細を再び説明することはない。
本発明の一実施形態は、送信デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体をさらに提供するものである。コンピュータソフトウェア命令は、前述の実施形態を遂行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態は、前述の受信デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体をさらに提供するものである。コンピュータソフトウェア命令は、前述の実施形態を遂行するように設計されたプログラムを含む。
本発明の一実施形態は、送信デバイスおよび受信デバイスを含む通信ネットワークシステムをさらに提供するものである。
送信デバイスは、方法の実施形態において送信デバイスによって遂行されるステップを遂行するように構成されている。
受信デバイスは、方法の実施形態において受信デバイスによって遂行されるステップを遂行するように構成されている。
送信デバイスと受信デバイスの間の相互作用のプロセスに関しては、方法の実施形態における説明が参照され、この点で詳細を再び説明することはない。
本発明の実施形態では、副搬送波間隔または変調および符号化方式または帯域幅は、PTRSの時間-周波数位置を暗示的に指示するのに使用され、そのため、明示的DCI指示は不要である。従来技術と比較してシグナリングのオーバヘッドが低減される。
本発明の明細書、特許請求の範囲、および添付図面では、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、異なる対象同士を区別するように意図されているが、特定の順序を指示するわけではない。その上に、「含む」、「含有する」という用語およびそれらの何らかの他の変形は、非排他的な包含を対象として含むように意図されている。たとえば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列記されたステップまたはユニットに限定されず、任意選択で、リストに無記載のステップまたはユニットをさらに含むか、あるいは、任意選択で、プロセス、方法、システム、製品、またはデバイスの、別の固有のステップまたはユニットをさらに含む。
前述の実施形態のうちのすべてまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せを使用して実施され得る。ソフトウェアが実施形態を実施するように使用されるとき、実施形態のうちのすべてまたはいくつかはコンピュータプログラム製品の形態で実施され得る。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されるとき、本発明の実施形態によるプロシージャまたは機能のすべてまたは一部分が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置でよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ、有線(たとえば同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者ライン(DSL))、またはワイヤレス(たとえば赤外線、無線、またはマイクロ波)の手法で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによるアクセスが可能な任意の使用可能な媒体でよく、あるいは1つまたは複数の使用可能な媒体を組み込んだサーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスでもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえばフロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえばDVD)、半導体媒体(たとえばソリッドステートディスクSolid State Disk(SSD))などでよい。
上記で開示されているのは本発明の実施形態の例でしかなく、もちろん、本発明の特許請求の範囲を制限するように意図されたものではない。したがって、本発明の特許請求の範囲に従って作られた等価な変形形態は、本発明の範囲内に含まれるものとする。
31 基地局
32 端末
800 送信デバイス
810 プロセッサ
820 メモリ
830 トランシーバ
832 送信器
834 受信器
840 アンテナ
850 バス
860 ユーザインターフェース
900 受信デバイス
910 プロセッサ
920 メモリ
930 トランシーバ
932 送信器
934 受信器
940 アンテナ
950 バス
960 ユーザインターフェース

Claims (38)

  1. 位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、前記PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするステップと、
    前記PTRSがマッピングされている前記1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るステップとを含む、参照信号構成方法。
  2. 前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定する前記ステップが、
    前記変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定する前記ステップが、
    前記帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつ前記変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するステップを特に含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記副搬送波間隔SCおよび/または前記変調および符号化方式MCSとPTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、前記PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記SCと前記PTRSの時間領域密度との間の対応が、
    異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記MCSと前記PTRSの時間領域密度との間の対応が、
    異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである、請求項5に記載の方法。
  8. 前記帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記対応が、異なる帯域幅区間はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、というものである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、前記PTRSの周波数領域密度は、1つのPTRSが、周波数領域におけるいくつかの副搬送波ごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記対応が、
    異なる帯域幅区間は異なるPTRSの周波数領域密度に対応する、というものである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方とPTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に構成するかまたは事前に記憶するステップであって、前記PTRSの周波数領域密度は、1つのPTRSが、周波数領域におけるいくつかの副搬送波ごとにマッピングされることを指示するように使用される、ステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  14. 送信デバイスから1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するステップと、
    位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルから前記位相トラッキング参照信号PTRSを判定するステップとを含む、参照信号構成方法。
  15. 前記1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定する前記ステップが、
    現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得するステップと、
    前記副搬送波間隔SCおよび/または前記変調および符号化方式MCSと、前記PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、PTRSの時間領域密度を判定するステップと、
    前記PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定する前記ステップが、
    現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
    前記帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定する前記ステップが、
    現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
    前記帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む、請求項14または15に記載の方法。
  18. 前記1つまたは複数のOFDMシンボルから位相トラッキング参照信号PTRSを判定する前記ステップが、
    前記現在のスロットの前記変調および符号化方式MCSを取得するステップと、
    現在のネットワークにおける帯域幅を取得するステップと、
    前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、前記PTRSの周波数領域の量または前記PTRSの周波数領域密度を判定するステップと、
    前記PTRSの周波数領域の量または前記PTRSの周波数領域密度に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定するステップとを特に含む、請求項14または15に記載の方法。
  19. 位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、前記PTRSを1つまたは複数のOFDMシンボルにマッピングするように構成されたプロセッサと、
    前記PTRSがマッピングされている前記1つまたは複数のOFDMシンボルを受信デバイスへ送るように構成されたトランシーバとを備える送信デバイス。
  20. 前記プロセッサが、前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するようにさらに構成されている、請求項19に記載の送信デバイス。
  21. 前記プロセッサが、
    前記変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている、請求項20に記載の送信デバイス。
  22. 前記プロセッサが、
    前記帯域幅が事前設定された条件を満たし、かつ前記変調および符号化方式MCSが事前設定された条件を満たすとき、前記位相トラッキング参照信号PTRSを前記1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルにマッピングすることを決定するように特に構成されている、請求項20に記載の送信デバイス。
  23. メモリをさらに備え、前記メモリが、前記副搬送波間隔SCおよび/または前記変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する情報を事前に記憶するように構成されており、前記PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、請求項19から22のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  24. 前記SCと前記PTRSの時間領域密度の間の対応が、
    異なるSCは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるSC区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである、請求項23に記載の送信デバイス。
  25. 前記MCSと前記PTRSの時間領域密度の間の対応が、
    異なるMCSは異なるPTRSの時間領域密度に対応する、または異なるMCS区間は異なるPTRSの時間領域密度に対応する、というものである、請求項23に記載の送信デバイス。
  26. 前記メモリをさらに備え、前記メモリが、前記帯域幅または前記変調および符号化方式MCSと、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている、請求項19から25のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  27. 前記対応が、異なる帯域幅間隔はPTRSの周波数領域の異なる量に対応する、または、異なるMCS区間は周波数領域の異なる量に対応する、というものである、請求項26に記載の送信デバイス。
  28. 前記メモリをさらに備え、前記メモリが、前記帯域幅または前記変調および符号化方式MCSと、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている、請求項19から25のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  29. 前記メモリをさらに備え、前記メモリが、前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量との間の対応を事前に記憶するように構成されている、請求項19から25のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  30. 前記メモリをさらに備え、前記メモリが、前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域密度との間の対応を事前に記憶するように構成されている、請求項19から25のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  31. 基地局または端末である、請求項19から30のいずれか一項に記載の送信デバイス。
  32. 送信デバイスから1つまたは複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルを受信するように構成されたトランシーバと、
    位相トラッキング参照信号PTRSと、変調および符号化方式MCS、副搬送波間隔SC、および帯域幅BWのうちの1つまたは複数との間の対応に関する情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルから前記位相トラッキング参照信号PTRSを判定するように構成されたプロセッサとを備える受信デバイス。
  33. 前記プロセッサが、
    現在のスロットの副搬送波間隔SCならびに/あるいは変調および符号化方式MCSを取得することと、
    前記副搬送波間隔SCおよび/または前記変調および符号化方式MCSと、PTRSの時間領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、前記PTRSの時間領域密度を判定することであって、前記PTRSの時間領域密度は、1つのPTRSが時間領域におけるいくつかのOFDMシンボルごとにマッピングされることを指示するように使用される、判定することと、
    前記PTRSの時間領域密度および事前設定されたルールに基づいて前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている、請求項32に記載の受信デバイス。
  34. 前記プロセッサが、
    現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
    前記帯域幅とPTRSの周波数領域の量との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている、請求項32または33に記載の受信デバイス。
  35. 前記プロセッサが、
    現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
    前記帯域幅とPTRSの周波数領域密度との間の対応に関する、事前に構成されているかまたは事前に記憶されている情報に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている、請求項32または33に記載の受信デバイス。
  36. 前記プロセッサが、
    現在のネットワークにおける変調および符号化方式MCSを取得することと、
    前記現在のネットワークにおける帯域幅を取得することと、
    前記変調および符号化方式MCSと前記帯域幅の両方と、PTRSの周波数領域の量またはPTRSの周波数領域密度との間の事前に構成されているかまたは事前に記憶されている対応に基づいて、前記PTRSの周波数領域の量または前記PTRSの周波数領域密度を判定することと、
    前記PTRSの周波数領域の量または前記PTRSの周波数領域密度に基づいて、前記1つまたは複数のOFDMシンボルにおける前記PTRSの前記時間-周波数位置を判定することとを行うように特に構成されている、請求項32または33に記載の受信デバイス。
  37. 端末または基地局である、請求項32から36のいずれか一項に記載の受信デバイス。
  38. 請求項19から31に記載の送信デバイスと、請求項32から37に記載の受信デバイスとを備える通信システム。
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