JP2020503786A - 信号を復調するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、ガウスホワイトノイズのみが考慮されるが、位相ノイズは第1の方式では対応して扱われないので、計算されたLLRは正確ではないかもしれない。
しかしながら、第2の方式で位相ノイズを検証すると、受信端の受信性能が劣化し、復調効率が低下する可能性がある。
信号を復調するための方法は、位相ノイズ信号が含まれる受信信号を取得するステップと、受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立するステップであって、前記位相ノイズパラメータは位相ノイズ信号を表し、確率変数である前記確立するステップと、尤度確率比積分モデルに対して位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得るステップであって、前記位相回転角は位相ノイズ信号似基づいて得られた位相回転角を表す前記得るステップと、尤度確率比離散化モデルに基づいて、受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得るステップとを備える。
実際の用途では、基地局は送信装置によって送信された受信信号を取得する。任意選択で、送信装置は基地局、商用端末、または試験端末とすることができる。
実際の用途では、基地局は、受信信号の変調方法に基づいて予め設定されたビット、ビットのシーケンス番号およびコンステレーション点の間の関連付け関係を取得する。任意選択で、変調方法は4 QAM(Quadrature Amplitude Modulation,QAM)、16QAMまたは64 QAMでありえる。
実際の用途では、基地局は、予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて受信信号の位相回転角を決定する。ここで、位相回転角は、eの複素インデックスが位相ノイズパラメータであるパラメータ即ちejθと正に相関する。
任意選択で、受信信号モデルは以下の式で示される。
y=xejθ+n
任意選択で、コンステレーション点確率モデルは以下の式で示される。
実際の用途では、ステップ105を実行する場合、任意選択で、尤度確率比積分モデルは以下の式で示される。
実際の用途では、ステップ106を実行する場合、抽出変換パラメータは、eの複素インデックスが位相ノイズパラメータの負の値であるパラメータと正に相関し、尤度確率比位相補償モデルは、位相回転のための、受信信号に対する位相補償を行うことを表す。
各第2のコンステレーション点の集合に含まれるコンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立する。ここで、1ビットに対応する第2の尤度確率モデルは、1ビットに対応する第2のコンステレーション点の集合に含まれる各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルの和と正に相関する。
本発明に係る実施例では、位相ノイズ信号が含まれる受信信号を取得し、受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立し、ここで、位相ノイズパラメータは、位相ノイズ信号を表し、確率変数でありし、尤度確率比積分モデルに対して位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得、ここで、位相回転角は位相ノイズ信号に基づいて得られた位相回転角を表す;尤度確率比離散化モデルに基づいて、受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得る。このようにして、受信信号に対応する尤度確率比積分モデルを確立し、尤度確率比積分モデルに基づいて受信信号に対して位相補償および離散処理を行って受信信号に対応する尤度確率比を決定することにより、復調結果を得、したがって位相ノイズが対処され、信号の受信性能、信号復調の効率および信号復調精度を改善した。
本出願は、2016年12月29日に中国特許局に提出し、出願番号が201611248829.9であり、発明名称が「信号を復調するための方法および装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
Claims (12)
- 位相ノイズ信号が含まれる受信信号を取得するステップと、
前記受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立するステップであって、ここで、前記位相ノイズパラメータは、前記位相ノイズ信号を表し、確率変数である前記確立するステップと、
前記尤度確率比積分モデルを位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得るステップであって、前記位相回転角は前記位相ノイズ信号に基づいて得られた位相回転角を表す前記得るステップと、
前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得るステップとを備えることを特徴とする信号を復調するための方法。 - 前記受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立する場合、
前記受信信号に含まれる各ビットと各ビットに対応するシーケンス番号を取得し、
予め設定されたビットと、ビットのシーケンス番号とコンステレーション点との間の関連付け関係に基づいて、各ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合および第2のコンステレーション点の集合をそれぞれ決定し、ここで、1ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合は前記一个ビットが0のとき対応するコンステレーション点の集合であり、1ビットに対応する第2のコンステレーション点の集合は前記一个ビットが1のとき対応するコンステレーション点の集合であり、
各第1のコンステレーション点の集合および前記位相ノイズパラメータに基づいて各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立し、また、第2のコンステレーション点の集合及び前記位相ノイズパラメータに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立し、ここで、1ビットに対応する第1の尤度確率モデルはビットが0のとき対応する尤度確率を表し、1ビットに対応する第2の尤度確率モデルはビットが1のとき対応する尤度確率を表し、
各ビットの第1の尤度確率モデルと対応する第2の尤度確率モデルの比の対数に基づいて、各ビットに対応する尤度確率比積分モデルをそれぞれ確立することを特徴とする請求項1に記載の信号を復調するための方法。 - 各第1のコンステレーション点の集合および前記位相ノイズパラメータに基づいて各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立する場合、
前記位相ノイズパラメータに基づいて位相回転角を決定し、
各コンステレーション点と前記位相回転角との積に基づいて各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルを確立し、
各第1のコンステレーション点の集合に含まれるコンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルに基づいて、各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立し、
1ビットに対応する第1の尤度確率モデルは、前記1ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合に含まれる各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルの和と正に相関し、
前記位相回転角は、eの複素インデックスが前記位相ノイズパラメータであるパラメータと正に相関することを特徴とする請求項2に記載の信号を復調するための方法。 - 第2のコンステレーション点の集合及び前記位相ノイズパラメータに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立する場合、
前記位相ノイズパラメータに基づいて位相回転角を決定し、
各コンステレーション点と前記位相回転角との積に基づいて各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルを確立し、
各第2のコンステレーション点の集合に含まれるコンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立し、
1ビットに対応する第2の尤度確率モデルは、前記1ビットに対応する第2のコンステレーション点の集合に含まれる各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルの和と正に相関し、
前記位相回転角は、eの複素インデックスが前記位相ノイズパラメータであるパラメータと正に相関することを特徴とする請求項2に記載の信号を復調するための方法。 - 前記尤度確率比積分モデルを位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得る場合、
前記尤度確率比積分モデルの分子および分母を予め設定された抽出変換パラメータと乗算し、尤度確率比位相補償モデルを得、
前記尤度確率比位相補償モデルに対して離散和を行い、max−log−mapアルゴリズムに基づいて近似処理を行い、尤度確率比離散化モデルを得、
前記尤度確率比離散化モデルは、第1のユークリッド距離と第2のユークリッド距離との差と正に相関し、前記第1のユークリッド距離は、ビットが0であるとき対応する第1のコンステレーション点の集合内のそれぞれのコンステレーション点の最短ユークリッド距離を表し、前記第2のユークリッド距離は、ビットが1であるとき対応する第2のコンステレーション点の集合内のそれぞれのコンステレーション点の最短ユークリッド距離を表し、
前記抽出変換パラメータは、eの複素インデックスが前記位相ノイズパラメータの負の値であるパラメータと正に相関し、前記尤度確率比位相補償モデルは、位相回転のための、前記受信信号に対する位相補償を表すことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の信号を復調するための方法。 - 前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得る場合、
前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号の各ビットに対応する第1のユークリッド距離および対応する第2のユークリッド距離をそれぞれ決定し、
前記受信信号の各ビットに対応する第1のユークリッド距離および対応の第2のユークリッド距離に基づいて、各ビットに対応する尤度確率比をそれぞれ決定し、
前記受信信号の各ビットに対応する尤度確率比に基づいて、前記受信信号的復調結果を決定し、
ここで、1ビットに対応する尤度確率比は、前記1ビットに対応する第1のユークリッド距離と前記1ビットに対応する第2のユークリッド距離との差と正に相関することを特徴とする請求項5に記載の信号を復調するための方法。 - 位相ノイズ信号が含まれる受信信号を取得するための取得ユニットと、
前記受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立する確立ユニットであり、前記位相ノイズパラメータは、前記位相ノイズ信号を表し、確率変数である前記確立ユニットと、
前記尤度確率比積分モデルを位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得る離散ユニットであり、前記位相回転角は前記位相ノイズ信号に基づいて得られた位相回転角を表す前記離散ユニットと、
前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得るための決定ユニットとを備えることを特徴とする信号を復調するための装置。 - 前記受信信号および予め設定された位相ノイズパラメータに基づいて尤度確率比積分モデルを確立する場合、前記確立ユニットは、
前記受信信号に含まれる各ビットと各ビットに対応するシーケンス番号を取得し、予め設定されたビットと、ビットのシーケンス番号とコンステレーション点との間の関連付け関係に基づいて、各ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合および第2のコンステレーション点の集合をそれぞれ決定し、ここで、1ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合は前記一个ビットが0のとき対応するコンステレーション点の集合であり、1ビットに対応する第2のコンステレーション点の集合は前記一个ビットが1のとき対応するコンステレーション点の集合であり、
各第1のコンステレーション点の集合および前記位相ノイズパラメータに基づいて各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立し、また、第2のコンステレーション点の集合及び前記位相ノイズパラメータに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立し、ここで、1ビットに対応する第1の尤度確率モデルはビットが0のとき対応する尤度確率を表し、1ビットに対応する第2の尤度確率モデルはビットが1のとき対応する尤度確率を表し、各ビットの第1の尤度確率モデルと対応する第2の尤度確率モデルの比の対数に基づいて、各ビットに対応する尤度確率比積分モデルをそれぞれ確立することを特徴とする請求項7に記載の信号を復調するための装置。 - 各第1のコンステレーション点の集合および前記位相ノイズパラメータに基づいて各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立する場合、前記確立ユニットは、
前記位相ノイズパラメータに基づいて位相回転角を決定し、ここで、前記位相回転角は、eの複素インデックスが前記位相ノイズパラメータであるパラメータと正に相関し、
各コンステレーション点と前記位相回転角との積に基づいて各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルを確立し、
各第1のコンステレーション点の集合に含まれるコンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルに基づいて、各ビットに対応する第1の尤度確率モデルを確立し、ここで、1ビットに対応する第1の尤度確率モデルは、前記1ビットに対応する第1のコンステレーション点の集合に含まれる各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルの和と正に相関することを特徴とする請求項8に記載の信号を復調するための装置。 - 第2のコンステレーション点の集合及び前記位相ノイズパラメータに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立する場合、前記確立ユニットは、
前記位相ノイズパラメータに基づいて位相回転角を決定し、ここで、前記位相回転角は、eの複素インデックスが前記位相ノイズパラメータであるパラメータと正に相関し、
各コンステレーション点と前記位相回転角との積に基づいて各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルを確立し、
各第2のコンステレーション点の集合に含まれるコンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルに基づいて、各ビットに対応する第2の尤度確率モデルを確立し、ここで、1ビットに対応する第2の尤度確率モデルは、前記1ビットに対応する第2のコンステレーション点の集合に含まれる各コンステレーション点に対応するコンステレーション点確率モデルの和と正に相関することを特徴とする請求項8に記載の信号を復調するための装置。 - 前記尤度確率比積分モデルを位相回転角抽出変換処理および離散化処理して、尤度確率比離散化モデルを得る場合、前記離散ユニットは、
前記尤度確率比積分モデルの分子および分母を予め設定された抽出変換パラメータと乗算し、尤度確率比位相補償モデルを得、
前記尤度確率比位相補償モデルに対して離散和を行い、max−log−mapアルゴリズムに基づいて近似処理を行い、尤度確率比離散化モデルを得、ここで、前記尤度確率比離散化モデルは、第1のユークリッド距離と第2のユークリッド距離との差と正に相関し、前記第1のユークリッド距離は、ビットが0であるとき対応する第1のコンステレーション点の集合内のそれぞれのコンステレーション点の最短ユークリッド距離を表し、前記第2のユークリッド距離は、ビットが1であるとき対応する第2のコンステレーション点の集合内のそれぞれのコンステレーション点の最短ユークリッド距離を表し、
前記抽出変換パラメータは、複素インデックスが前記位相ノイズパラメータの負の値であるパラメータと正に相関し、前記尤度確率比位相補償モデルは、位相回転のための、前記受信信号に対する位相補償を表すことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の信号を復調するための装置。 - 前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号に対応する尤度確率比を決定し、復調結果を得る場合、前記決定ユニットは、
前記尤度確率比離散化モデルに基づいて、前記受信信号の各ビットに対応する第1のユークリッド距離および対応する第2のユークリッド距離をそれぞれ決定し、
前記受信信号の各ビットに対応する第1のユークリッド距離および対応の第2のユークリッド距離に基づいて、各ビットに対応する尤度確率比をそれぞれ決定し、
前記受信信号の各ビットに対応する尤度確率比に基づいて、前記受信信号的復調結果を決定し
ここで、1ビットに対応する尤度確率比は、前記1ビットに対応する第1のユークリッド距離と前記1ビットに対応する第2のユークリッド距離との差と正に相関することを特徴とする請求項11に記載の信号を復調するための装置。
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