JP2020503328A - マスカラ組成物及びパッケージング - Google Patents

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Abstract

本発明は、弾性ポリウレタンマイクロスフェアと非圧縮性で非多孔質のポリメチルシルセスキオキサンマイクロスフェアの組み合わせを含有する、高いワックス含量のマスカラに関する。マスカラは、配合物を混合するように、指圧によって変形することができる可撓性部分が提供された容器に詰められている。本発明は、前記組成物及びパッケージングを使用する、まつ毛に化粧品を適用する方法にも関する。【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本特許出願はまつ毛の化粧又はケアの分野に関し、より詳細には、高い割合のワックスを含有するマスカラ組成物に関する。この組成物は、ワックス、少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子、少なくとも1種の第2ポリマーの固体粒子、及び顔料が分散している少なくとも1つの液相を含む。
本発明は、マスカラ組成物及びパッケージングを含むアセンブリにも関する。
[従来技術]
まつ毛を太くすることによってまつ毛にボリュームを与えるために、多くのクリームマスカラ及び防水マスカラが探し求められている。まつ毛により多くの材料を堆積させることによって配合者が化粧結果を改善するのは、固体化合物、とりわけワックスの量を調節することによる。
しかしながら、まつ毛を凝集させることなく、太くする作用又はボリュームを出す作用を得ることは困難である。具体的には、高い固形分は粘着性の触感につながり、それが塗布中に製品の塊を生じさせ、製品をより良好に広げるために、まつ毛を数回ブラッシングしたり又は数回連続して塗布することが必要となる。
したがって、製品のいかなる塊もなく滑らかで均一に塗布することができる、ボリュームを出すマスカラを提案することが望ましい。
まさに最初の塗布からボリュームを出す特性が改善され、まつ毛にとどまる力が1日全体を通して延長されるマスカラを提案することも望ましい。目の輪郭上にマスカラが流れたりあふれ出ることがなく、まつ毛を被覆している製品の崩壊が制限されることも望まれる。
クリームマスカラでは、まさに防水マスカラでのように、ワックスは、ワックスが分散している液体に粘稠性を提供する構造化(structuring)ネットワークを形成する。ワックスの結晶のこのネットワークは、経時的に不可逆的に脆くなる傾向があり、これは使用の緩やかな経過で化粧の質を低減する。結果的に、製品の使用の全体を通して最適な化粧結果を保存するように、パッケージングでその構造が経時的に安定している、マスカラを提供する必要性が残っている。
ワックスがパッケージングで均一に分散しており、製品の使用期間の全体にわたって恒常的に分散し続け、まつ毛に多量の堆積を得るために大量に存在するマスカラを提案する必要性も残っている。
高含量のワックスを含む組成物に、2つの特定のポリマーを組み合わせることによって、塗布時にボリュームを出す作用が改善され、触感が流動性でクリーム状であるマスカラを得ることができることが、ここに発見された。この組み合わせによって、ワックスの結晶のネットワークが経時的に崩壊するのを遅くすることができる。最終的に、例えば、手の圧力によって変形することができるチューブに組成物を配置した場合、これらの各ポリマーは、マスカラブラシのより実質的な装填量に関与する。
[発明の説明]
したがって、本発明は、液体、例えば水又は油を含む、まつ毛の化粧又はケアのための組成物であって、液体にワックス、少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子、少なくとも1種の第2ポリマーの固体粒子、及び顔料が分散しており、第1ポリマーが架橋ポリウレタンから選択され、第2ポリマーがポリメチルシルセスキオキサン及び架橋ポリメタクリル酸メチルから選択される、組成物を記載する。
本発明はまた、手の圧力をかけることによって変形することができる可撓性の壁を有するパッケージング及び塗布アセンブリに配置された化粧組成物を含む化粧方法であって、前記組成物が液体を含み、液体にワックス及び少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子が分散しており、ポリマーが、架橋ポリウレタン、ポリメチルシルセスキオキサン、架橋ポリメタクリル酸メチル、及びこれらの混合物から選択される、方法を記載する。
本発明はまた、まつ毛を化粧する方法であって、少なくとも以下のステップ:
使用者に、架橋ポリウレタン、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリメタクリル酸メチル及びこれらの混合物から選択されるポリマーを含有する、高いワックス含量のマスカラ組成物を提供するステップであって、i)液切り(draining)手段、及び容器の少なくとも1つの内表面又は外表面に可撓性部分を装備した容器、並びにii)組成物に浸漬された塗布ブラシがしっかり固定されているストッパー、を含むパッケージング及び塗布アセンブリに前記組成物が詰められているステップ、
容器に収容されている組成物を混合するように、使用者が前記可撓性部分を押すステップ、
チューブを開き、ストッパーを除去することによって、組成物で覆われたブラシを液切りするステップ、並びに
まつ毛にブラッシングするステップ
を含む、方法を記載する。
2種のポリマーの特定の組み合わせ、又は1種のポリマーとコンディショニングアセンブリの特定の組み合わせによって、配合物をまつ毛に塗布する直前に配合物を軟化できるようにすることは有利である。この軟化は、パッケージングの変形しやすい部分に圧力をかけることによって得ることができる。マスカラは、ワックスの高濃度に起因して高粘度を有し、より恒常的に塗布することができ、まつ毛をより滑らかに覆うようにすることができ、まさに最初の塗布からまつ毛をより太くすることができる。
本発明の文脈で提案する、2種のポリマーの組み合わせ、又は1種のポリマーとパッケージングアセンブリの組み合わせによって、各塗布ごとに及び製品の耐用年数全体を通して、ボリュームを出す作用を増加させるように、ワックスネットワークを再構成することもできるようになる。1日の全体を通してボリュームを出す作用を、従来技術のマスカラよりも長い期間にわたって延長することもできる。
本発明はまた、まつ毛の化粧又はケアのための組成物であって、液体、ワックス、少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子、第1のものと異なる少なくとも1種の第2ポリマーの固体粒子、及び顔料を含み、第1ポリマーの粒子が弾性であり、第2ポリマーの粒子が非常に低い吸油性及び吸水性を有する、組成物も記載する。
この組成物はより具体的には、機械的応力下で変形し、応力が除去された後少なくとも部分的にその形状を回復する第1固体粒子と、第1のものと異なり、非多孔質であり、液体分散媒に親和性を有さず、かけた機械的応力に関係なくその形状を保存する第2固体粒子の組み合わせを含むことができる。
これら2つのカテゴリーの出発物質は、組成物を収容するパッケージングにかけた圧力によって、又は製品の液切り若しくは製品の塗布時に製品を装填したブラシの剪断応力によって、使用者による製品の使用ごとに組成物の混合に関与する。
この混合はいくつかの結果、例えば、製品の貯蔵期間及び使用期間の全体を通したワックスネットワーク構造の維持、まつ毛への製品のより容易な塗布、並びに速やかで実質的なボリュームを出す化粧結果の獲得を有する。
加えて、製品は塗布性を損なうことなくクリーム状の触感を有する。それは太いが重くなく、多くの材料を提供する。
[発明の詳細な説明]
したがって第1の態様では、本発明は、少なくとも1つの液相、ワックス、少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子、少なくとも1種の第2ポリマーの固体粒子、及び顔料を含み、
液相は30重量%〜60重量%、好ましくは40重量%〜55重量%を占め、
ワックスは15重量%〜40重量%、好ましくは25重量%〜40重量%を占め、
顔料は5重量%〜15重量%を占め、
第1ポリマーの量及び第2ポリマーの量の合計は、0.01重量%〜5重量%の間にあり、
第1ポリマーは架橋ポリウレタンから選択され、第2ポリマーはポリメチルシルセスキオキサンから選択されることを特徴とし、
百分率は組成物の重量に対して表される、
マスカラ組成物に関する。
本発明の製品の触感は、改善されその上速やかなボリュームを出す作用を与え、それは1日の間良好に維持される。まつ毛ははるかに太く、より長く、うまくカールし、しなやかで、柔らかく、感じがよい。本発明のマスカラは、根元から末端まで均一にまつ毛を覆う。製品を連続して堆積することによって、1つのパス(passage)から別のパスへうまく重なり、装填はまさに最初のブラッシングから十分である。
本特許出願はまた、少なくとも1つの液相、ワックス、少なくとも1種の第1ポリマーの固体粒子、少なくとも1種の第2ポリマーの固体粒子、及び顔料を含み、第1ポリマーの粒子が弾性であり、第2ポリマーの粒子が非常に低い吸油性及び吸水性を有する、マスカラ組成物を記載する。
第1ポリマーは、極めて低い硬度(圧縮性としても知られる)を有するマイクロスフェアの形態にあることが有利であり、硬度は様々な方法を介して測定することができる。例えば、第1ポリマーの粒子の硬度は、Shimadzu Microcompression Testing Machine MCTM−500基準圧縮機を用いて、指数Kの10%変形(K(10%)と表示)を得るのに必要な力を測定することによって、10N/mm未満であってもよい。指数Kの10%変形(K(10%)と表示)を得るのに必要な力を測定することによって評価した粒子の硬度は、0.01〜1N/mmの間、より好ましくは0.1〜0.5N/mmの間であることが有利である。この方法は前記粒子の弾性変形の百分率の評価も可能にし、この百分率は10%を超えることが好ましい。
ASTM D2240(ショア硬度)法によって測定した、第1ポリマーの粒子の硬度は、10°D未満、好ましくは1°D未満であってもよい。
第1ポリマーの粒子は弾性であることが有利であり、それらの弾性値は、当業者に公知の様々な方法を介して決定することができる。
弾性変形度として表される粒子の弾性は、Shimadzu Microcompression Testing Machine MCTM−500基準圧縮機を用いて測定することができる。弾性変形度は、5%を超えることが好ましく、10%、15%、20%、25%、30%を超えることがより好ましく、又は、とりわけ圧縮力が前に述べたK(10%)に相当してかけられた場合は、35%でさえある。
第1ポリマーの粒子の弾性は、ISO 178(2010)規格によって測定される、1000MPa未満、好ましくは500MPa未満、より好ましくは100MPa未満の弾性係数によっても、特徴づけることができる。
第2ポリマーは、好ましくはマイクロスフェアの形態をしており、その比表面積は30m/g未満であり、比表面積は当業者に公知の方法、とりわけISO 9277(2010)規格を介して測定される。
第2ポリマーの粒子は、非常に低い吸水及び吸油能力を有することが好ましい。第2ポリマーの粒子の吸油量は、当業者に公知の方法によって25℃で測定することができ:例えば、ASTM D281−8規格の条件下で、0〜0.9g/1gの油である。本発明の特定の実施形態によれば、この方法によって25℃で測定した第2ポリマーの粒子の吸油量は、0〜0.6g/1gの範囲の油である。
DIN 53 472規格によって20℃で評価した、第2ポリマーの粒子の吸水量は、1%未満であってもよい。最終的にISO 62(2008)規格によって20℃で評価した粒子の吸水値も、1%未満であってもよい。
第1ポリマーの粒子は、第2ポリマーの粒子より高い又は低い吸油性及び吸水性を有することができる。
他方では、第2ポリマーの粒子は、第1ポリマーの粒子よりはるかに高い硬度及びはるかに低い弾性を有することが好ましい。第2ポリマーの粒子は、詰まっていて非多孔質であることも好ましい。
本発明による製品は多かれ少なかれ流動性でクリーム状の触感を有し:その粘度は150,000mPa.sを超えることが好ましく、200,000〜600,000mPa.sの間が有利である。組成物の粘度は、組成物の粘稠性に応じて選択されるMS−R1、MS−R2、MS−R3、MS−R4又はMS−R5スピンドルを装備し、200rpmの回転速度で回転するRheomat 180(LAMY社製)を使用して、25℃で測定することができる。測定は10分間の回転の後に行われる。
組成物は1つ又は複数の液相を含有してもよく、液相は脂肪性又は水性であってもよい。
例えば、組成物は、水を含む単一の液相、又は少なくとも1種の油を含む単一の液相を含有する。組成物は、その製造プロセス中に水が添加されないという意味で、無水であってもよい。
組成物は、水、及び油を含む液体脂肪相を含む2つの液相の乳濁液であってもよい。この場合、組成物は油中水型乳濁液又は水中油型乳濁液であってもよい。
1つ又は複数の液相に加えて、組成物は、固体であって少なくとも1つの液相に分散する、少なくとも1つの他の相も含有してもよい。組成物は、例えば、水性液相又は油性液相中の固体粒子の分散系である。
油は、揮発性又は不揮発性ジメチコン、シクロメチコン、イソドデカン、イソヘキサデカン又はイソデカン、流動パラフィン、水素化ポリデセン、プロピレンカーボネート、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオペンタン酸トリデシル(オクタン酸セチル)、不揮発性シリコーン油、とりわけフェニルトリメチコンから選択することができる。液体脂肪相は、主に又は限定的にさえ、ゲル形態の揮発油、例えば、有機変性粘土鉱物でゲル化された、揮発性ジメチコン、シクロメチコン、イソドデカン、イソヘキサデカン又はイソデカンを含むことが好ましい。
液相又は液相混合物は、例えば、マスカラ組成物の質量に対して30質量%〜60質量%、好ましくは40質量%〜55質量%を占める。液相は水又はイソドデカンが好ましい。例えば、水又はイソドデカンは、マスカラ組成物の質量に対して30質量%〜60質量%、好ましくは40質量%〜55質量%を占める。
本発明の一実施形態によれば、液体は40重量%〜55重量%を占め、ワックスは20重量%〜25重量%を占め、顔料は8重量%〜12重量%を占める。
第1ポリマーは、1種若しくは複数種のポリウレタンポリマーからなる粒子の形態であってもよく、又は、有機若しくは鉱物の非ポリウレタンコアとポリウレタンシェルを含む複合粒子の形態であってもよい。ポリウレタンは、ポリウレタンポリマー又は部分的にウレタン単位を含むコポリマーであってもよい。
第1ポリマーの粒子の組成物に含まれるポリウレタンは、架橋していることが好ましい。
第1ポリマーの粒子は、例えば、ポリウレタン被覆ポリメタクリル酸メチルコア、又はポリウレタン被覆シリカコアからなる。第1ポリマーの粒子は、ポリウレタンからなってもよい。
第1ポリマーの粒子は、弾性特性を有することが好ましい。したがって、第1ポリマーは、弾性がゼロであるウレタン−アクリレートコポリマーではないことが好ましい。
ハードコアとポリウレタン被覆を有する複合粉末では、コアと被覆の相対量は、十分な弾性及び硬度を得るように調節されるであろう。
本発明の目的に対して、ポリウレタンは、アニオン性ポリウレタンの形態、例えば、一般にマスカラの配合物でフィルム形成ポリマーとして使用されるポリウレタンラティス(lattice)の水性分散系では、組成物へ導入されない。
第1ポリマーは、好ましくは直鎖の脂肪族ジイソシアネート(典型的には100〜300g.mol−1の間の分子量)、好ましくは低分子量(典型的には100〜150g.mol−1の間)の脂肪族トリオール、及び任意選択でラクトンの共重合によって得られる、架橋ポリウレタンのマイクロスフェアの形態であることができる。例えば、INCI名がHDI/トリメチロールヘキシルラクトンクロスポリマーであるポリマーを、第1ポリマーとして使用することができる。こうしたポリマーは、プラスチックパウダー(Plastic Powder)(登録商標)D−400というブランド名の下で販売されている。
ジイソシアネートモノマーとトリオールモノマーの間のモル百分率は、所望の圧縮特性を得るように使用されるであろう。ポリウレタン粒子は、親油性溶媒で前に述べたモノマーの重縮合によって製造されることが好ましい。
第1ポリマー、好ましくは架橋ポリウレタンの粒子の百分率は、例えば、0.01重量%〜5重量%の間、好ましくは0.05重量%〜2重量%の間、0.08重量%〜1.5重量%の間、0.1重量%〜1.5重量%の間、又は、0.2重量%〜1.0%の間若しくは0.2重量%〜0.5重量%の間でさえある。
第1ポリマーの粒子は、1〜40ミクロン、好ましくは1〜25ミクロンの範囲の平均サイズを有する。それらは、マイクロスフェアの形態であることが好ましい。
第2ポリマーの粒子は、1〜40ミクロン、好ましくは1〜25ミクロンの範囲の平均サイズを有する。それらは、マイクロスフェアの形態であることが好ましい。
第1ポリマーの粒子及び第2ポリマーの粒子は、1〜25ミクロンの範囲の平均サイズを有することが好ましい。
ポリウレタンは親油性であって、組成物のワックスに分散していることが好ましい。
第2ポリマーは、1種若しくは複数種のポリメチルシルセスキオキサンポリマーからなる粒子の形態であってもよく、又は非−ポリメチルシルセスキオキサンコア(例えば、アクリルポリマー)とポリメチルシルセスキオキサンシェルを含む複合粒子の形態であってもよい。
一実施形態によれば、第2ポリマーは、架橋した、好ましくは高度に架橋したポリメチルシルセスキオキサンである。
ポリメチルシルセスキオキサンは親油性であって、両親媒性及び乳化性を全く有しないことが好ましい。ブランド名がシルダームエマルシファイイング(Silderm Emulsifying)(登録商標)BG又はシルダームエマルシファイイング(登録商標)CSである、ポリメチルシルセスキオキサンの両親媒性シリコーン樹脂の例は、したがって、本発明の部分を形成しない。本発明の目的に対して、「親油性」という用語は、組成物の脂肪性又は親油性成分と相溶性であるポリマー、例えば、ワックスを指す。
したがって、親油性のポリメチルシルセスキオキサンは、ワックス中に分散していることが有利である。これは第1ポリマーのケースも同様である。
第2ポリマーの粒子は、それらがいったん組成物へ導入されたらそれらの固有の硬度を維持し、機械的応力の作用下で組成物の他の成分、とりわけワックスを混合するように、液体、例えば油及び水を吸収する非常に低い能力を有することが有利である。第2ポリマーの粒子の吸油及び吸水能力の値、及びそれを測定する方法は、前記記載に従ってもよい。
例えば、第2ポリマーの粒子は、1g/1g未満、より好ましくは0.60g/1g未満のASTM D281−84規格により測定した吸油量を有する。
第2ポリマーは市販品のトスパール(Tospearl)(登録商標)に相当してもよく、これは2.0〜6.0ミクロンの範囲の平均サイズを有する疎水性マイクロスフェアの形態にある。
第2ポリマー、好ましくはポリメチルシルセスキオキサンの粒子の百分率は、例えば、0.01重量%〜5重量%の間、好ましくは0.05重量%〜2重量%の間、0.08重量%〜1.5重量%の間、0.1重量%〜1.5重量%の間、又は0.2重量%〜1.0重量%の間若しくは0.2重量%〜0.5重量%の間でさえある。
第1ポリマーの量と第2ポリマーの量の合計は、例えば、0.01重量%〜5重量%の間、好ましくは0.05重量%〜2重量%の間、0.08重量%〜1.5重量%の間、0.1重量%〜1.5重量%の間、又は0.2重量%〜1.0重量%の間若しくは0.2重量%〜0.5重量%の間でさえある。
第1ポリマーの粒子と第2ポリマーの粒子の質量比は、1/5〜5/1の間、1/2〜4/1の間、好ましくは1/2〜3/1の範囲であってもよい。
ワックスは当業者に公知であり、みつろう、カルナウバろう、カンデリラろう、水素化ホホバワックス、水素化パーム油、コメヌカろう、セレシンろう、モンタンろう、オゾセライトワックス、ミクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、アルコール−ポリエチレンワックス、固体脂肪アルコール、例えば、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコール、前に述べたワックスのポリアルキレングリコール誘導体、例えば、みつろう又はカルナウバろうのポリオキシエチレン化誘導体(PEG6−20)、固体脂肪酸トリグリセリド、並びにこれらの混合物から選択することができる。
当業者によって理解されるように、ワックスは結晶質相を含む25℃で固体外観の化合物である。その融点は、この化合物の溶融開始に相当する融点又は化合物の吸熱ピークに相当する温度として規定することができ、これらの大きさは、ISO 11357−3規格によるDSC(示差走査熱量測定法)によって測定することができる。ワックスの融点は30℃以上あることが好ましい。
マスカラ配合物の当業者に公知である任意のワックスを使用することができる。
マスカラの製造に使用するワックスは、水中の微粒分散形態、又は粉末若しくはペレットの形態にある、組成物の他の成分と混合することができる。
ワックスは、組成物の質量に対して、18質量%〜40質量%、好ましくは25質量%〜35質量%、より好ましくは28質量%〜32質量%を占める。
マスカラ組成物は、組成物の5重量%〜15重量%、例えば8質量%〜12質量%を占める顔料を含む。
顔料は、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄(黒、黄色又は赤)、マンガンバイオレット、群青、クロム水和物及びフェリックブルー、金属粉末、例えばアルミニウム粉末又は銅粉末から選択することが好ましい。有機顔料の中で、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、及びレーキを挙げることができる。反射顔料及び真珠光沢顔料も挙げることができる。
組成物は、まつ毛の被覆を増加させるように意図された、少なくとも1種のフィルム形成ポリマーを含有してもよい。フィルム形成ポリマーの量は、組成物の全重量に対して、0.1重量%〜12重量%、好ましくは5重量%〜10重量%、さらに良いのは6重量%〜8重量%の範囲であってもよい。
本発明の組成物に含まれ得るフィルム形成ポリマーには、ポリブテン、エチルセルロース、及びビニルピロリドン(VP)コポリマー、例えば、VP/エイコセン又はVP/ヘキサデケン、並びにこれらの混合物がある。
フィルム形成ポリマーの中で、セルロースポリマー、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、ビニルポリマー、例えば、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、ガーゴム、キサンタン誘導体、及びこれらの混合物も挙げられる。
組成物は化粧品分野で一般的であるアジュバント、例えば、界面活性剤、親水性又は親油性ゲル化剤、親水性又は親油性活性剤、ペースト状脂肪族化合物、保存剤、酸化防止剤、pH調節剤及びフレグランスを含有してもよい。
本発明による組成物で優先的に使用される界面活性剤は、例えば、オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化エーテル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール重縮合物、スクロース又はソルビタンの脂肪酸エステル及びエーテル、グリセロール又はソルビトールの脂肪酸エステル、例えば、ステアリン酸グリセリル、並びに脂肪酸塩、例えば、ステアリン酸トリエタノールアミンから選択される。本発明の文脈では、ステアリン酸トリエタノールアミンを使用することが好ましいであろう。
本特許出願は、前記組成物のうちの1つを含有し得る又は含有し得ないマスカラを詰め、塗布するためのアセンブリを記載する。前記アセンブリは:
マスカラを収容するように意図され、内空間を画定する壁及び開口部を含み、壁の少なくとも1つの第1部分は剛性で、壁の少なくとも1つの第2部分は第1の剛性部分より可撓性であって膨張した位置から押し込まれた(forced)位置に動かすことができる、中空容器、
前記開口部を脱着可能に封鎖するように意図された閉鎖手段、及び
閉鎖手段にしっかり固定された柄(stem)に支えられたアプリケーター先端部であって、閉鎖手段の閉鎖位置で、前記中空容器内でマスカラに接して配置できるように取り付けられている、アプリケーター先端部
を含む。
壁の第2の可撓性部分に圧力をかけることによって、その静止粘度(resting viscosity)を壊し、効率的な流動化を確実にして、したがってマスカラブラシの十分な装填及び容器でのマスカラのより良好な分布を確実にするように、使用者は一般にチキソトロピーのマスカラを混合することができる。
「剛性の」及び「可撓性である」という用語は、互いに対して、すなわち、第1の剛性部分は第2の可撓性部分より剛性で、第2の可撓性部分は第1の剛性部分より可撓性であると解釈されることが、理解される。加えて、剛性部分は、使用者がこの部分に指圧をかけた場合、実質的に静止したままでその形状を保存するように配置された部分である。例えば、剛性部分に指圧をかけた場合、その変形は肉眼で見えない可能性がある。変形が0.5ミリメートル未満である場合、変形は肉眼に見えないものと考えられる。指圧は、例えば使用者の指、とりわけ向き合った2本の指によってかけることができる圧力であってもよい。
可撓性の部分は、指圧がその上にかけられた場合、実質的に、とりわけ肉眼で見えるように、変形するように配置された部分である。したがって膨張した位置及び押し込まれた位置は、肉眼によって区別することができる。膨張した位置と押し込まれた位置は、少なくとも0.5ミリメートルに等しい距離によって、少なくとも1つの点で分離されることが好ましい。
任意選択で、第1の剛性部分は、第2の可撓性部分によって封鎖された少なくとも1つの窓を有する。したがって壁は、窓では可撓性である。したがって使用者は、前に説明した混合作用を得るために、彼女がどこに圧力をかけることができるか、容易に知る。
任意選択で、第1の剛性部分は軸方向及び円周方向に窓の境界を定める。第1の剛性部分が窓を完全に包囲し、壁の第2の可撓性部分は変形する可能性があるにもかかわらず、第1の剛性部分によって容器はその形状が確実に維持されることが理解される。
任意選択で、柄は、閉鎖手段の閉鎖位置で、アプリケーター先端部が窓と軸方向に少なくとも部分的に面しているように、配置される。換言すれば、前記閉鎖位置で、アプリケーター先端部は窓に面しているように軸方向に配置される。これらの条件によって、混合作用はアプリケーター先端部の領域で直接得ることができる。そのうえ第2の可撓性部分にかける圧力によって、使用者はアプリケーター上へ製品を直接堆積することを可能にできる。閉鎖手段の閉鎖位置で、アプリケーターも窓と完全に軸方向に面することができることが好ましい。
第1の剛性部分は、容器の漏れない壁を形成するように、漏れない(leaktight)様式で第2の可撓性部分上に組み立てられる。一例によれば、第2の可撓性部分は第1の剛性部分上に熱密閉してもよい。
任意選択で、壁は第1の剛性部分を形成する管状体を含む。
任意選択で、壁は第2の可撓性部分を形成する膜を含む。
任意選択で、膜は管状体上に管状体の外側へ半径方向に組み立てられる。ある特定の実施形態では、第2の可撓性部分は、壁の外側を形成することができる。これらの条件は、容器の製造を促進し、その外観を改善する。
任意選択で、管状体はリング及び前記リングに対して半径方向にへこんだ(recessed)スカートを含む。スカートは、リングから半径方向に伸びてもよい。一例によれば、リング及びスカートは円錐台形の一部及び/又はショルダーを介して連結されてもよい。適切な場合には、窓はスカートに提供されてもよい。膜は、リングの軸の延長部分にスカートの外側へ半径方向に配置されてもよい。
任意選択で、アセンブリは前記壁にしっかり固定された少なくとも1つの首も含む。
任意選択で、アセンブリは、前記首にしっかり固定された少なくとも1つの液切り手段も含む。
任意選択で、前記アプリケーター先端部はフロックトキル(flocked quill)、フェルト、粗いブラシ又は細いブラシである。
任意選択で、第1の剛性部分は、ポリエチレン、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び異なる密度のポリエチレンの混合物;ポリオキシメチレン;ポリプロピレン;ポリ(塩化ビニル);ポリエステル;ポリアミド;ナイロン;並びに他のプラスチックの混合物、例えば、ポリカーボネートの混合物及びポリプロピレンの混合物;並びにこれらの混合物によって形成される群から選択される材料を含む。前記材料は、ポリオキシメチレンであることが好ましい。
任意選択で、第2の可撓性部分は、エラストマー又は熱可塑性材料、例えば、シリコーン、フロロシリコーン、ブチルゴム、ニトリルゴム、VITON、エチレン−酢酸ビニル(EVA)コポリマー、ポリエーテルアミドブロックコポリマー、ポリエステルエラストマー、エチレン及びプロピレンゴム、ポリウレタン、スチレン−エチレン−スチレン(SES)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン、スチレン/ブチレン−エチレン/スチレン、合成又は非合成ラテックス、及びゴム、並びにこれらの混合物を含む。
一実施形態によれば、マスカラのパッケージング及び塗布アセンブリは、マスカラを収容するように意図された中空容器、前記容器を閉鎖するための手段及びアプリケーター先端部を含む。
中空容器は内空間を画定する壁及び開口部を含み、開口部はこの場合首によって画定される。壁は、比較的剛性である第1部分及び比較的可撓性である第2部分を含む。比較的剛性の第1部分は、この場合管状体によって形成されている。この実施形態では、管状体は軸方向に沿って伸び、上述の首、リング、スカート及び底壁(bottom wall)を軸方向で連続的に含む。
この実施形態では、リングは実質的に円柱状である。円柱は、任意の形状の閉曲線を描く一定方向の直線(母線)によって画定される表面であることが想起される。この場合、リングは円形基部を有する円柱円錐台(cylinder frustum)であってもよい。
窓は管状体、より具体的にはスカートに作られる。この実施形態では、2つの窓がスカートに作られる。しかしながら、任意の数の窓を想定することができる。この実施形態では、窓は、半径方向に、すなわち上述の軸方向と直方向に正反対にある。そのうえ、各窓は、丸みを帯びた又は丸みのない角を有する、曲線状又は多角形状であってもよい。例えば、窓は長方形、楕円形(oval)、長楕円形(oblong)又は長円形(elliptical)であってもよい。
この実施形態では、窓の存在に加えて、スカートは、例えば円形基部を有する実質的に円柱状である。
底壁は、管状体、とりわけスカートの軸端部に、首の反対側で提供される。底壁は、管状体を封鎖する。底壁は、実質的に半径方向に伸びてもよい。底壁は、到達できないゾーンでのマスカラの蓄積を回避するように、少なくとも容器の内側の面は、平坦であってもよい。容器の外側である底壁の面は、例えば容器の安定性を改善するために、平坦又は所望の形状を有してもよい。
そのうえ、比較的可撓性の第2部分は、この場合、膜、好ましくは弾性膜によって形成される。膜の弾性限界は、膨張した位置と押し込まれた位置の間で膜に応力がかけられた場合、膜がその弾性変形の範囲内に残るようなものであると理解される。
この実施形態では、膜は管状体に提供された窓を封鎖する。したがって窓では、容器の壁はその可撓性の第2部分で削減される。より具体的には、窓では、容器の壁はもっぱら膜からなる。
前に示したように、可撓性の第2部分は、膨張した位置から押し込まれた位置に動かすことができる。可撓性の第2部分のこの動きは、直接又は間接的に影響される可能性がある。一例によれば、指が膜を押すことによって圧力をかけることができるように、窓は、少なくとも1方向では、平均的な人間の指より大きく提供される。例えば、窓は、幅が少なくとも実質的に1センチメートルにわたって広がっていてもよい。別の実施例によれば、任意選択で縮小率(reduction ratio)を有して、力又は可撓性の第2部分の動きを伝達する、任意選択の関節式(articulated)可動性ボタンによって、圧力を間接的に可撓性の第2部分にかけてもよい。
この実施形態では、とりわけ管状体への膜の組み立てを促進するために、管状体の外側形状を少なくとも部分的に、及び窓を含む管状体の一部を少なくとも部分的に採用するように膜は配置される。より具体的には、この場合、膜は、スカート及び底壁の形状を、特にこれらの外側に採用する。容器の壁の耐漏えい性を確実にするように、膜は窓が提供される開口部を含まないことが理解される。
この場合、膜は実質的に回転対称の形状である。この例では、膜は円柱円錐台及び円柱円錐台の末端に提供される閉鎖ディスクを含む。円柱円錐台は管状体のリングの軸の延長部分で提供される。加えて、円柱円錐台の内側はスカートの外側に接している。したがって、スカートはリングに対して、膜、とりわけ円柱円錐台の半径方向の厚みと実質的に等しい距離だけ、半径方向にへこんでいる。これらの条件は、アセンブリの美容的な作用に対して寄与する。
さらにアセンブリの美容学を改善するために、特に窓に関して膜の厚みを変えてもよい。一例によれば、窓に関して可撓性の第2部分を薄くしてもよい。そのうえ、壁の第2部分は装飾模様、例えば描かれた、彫られた若しくは印刷された模様、又はそれ自体公知の他の方法を介して作られた模様を含んでもよい。
前に示したように、壁はそれ自体が漏れないアセンブリを形成する。したがって、剛性の第1部分は可撓性の第2部分へ漏れない様式で組み立てられる。より具体的には、管状体及び膜は漏れない様式、例えば、一緒に熱密閉されて組み立てられる。
前記開口部を脱着可能に封鎖するように意図された閉鎖手段は、例えば、容器に、とりわけ首にクリップ留め、ねじ締め又は係合するキャップであってもよい。適切な場合、容器又は首は、補足的なクリップ留め、ねじ締め又は係合する手段を含んでもよい。他の閉鎖手段は当業者に公知である。これらの閉鎖手段は密閉手段を含んでもよく、その例は当業者に公知である。
前に示したように、アプリケーター先端部は閉鎖手段にしっかり固定されたシャフトに支えられ、前記アプリケーター先端部は、閉鎖手段の閉鎖位置で、前記中空容器内でマスカラに接して配置され得るように取り付けられている。
本特許出願はまた、まつ毛を化粧する方法であって、前述の本発明の第1の主題の態様の1つによる組成物を収容するパッケージングを含む、方法を記載する。
より詳細には、本発明は、以下:
少なくとも1つの液相、ワックス、ポリマーの固体粒子、及び顔料を含むマスカラ組成物であって、
液相が30重量%〜60重量%を占め、
ワックスが15重量%〜40重量%、好ましくは20重量%〜35重量%を占め、
顔料が5重量%〜15重量%を占め、
ポリマーがポリメチルシルセスキオキサン、架橋ポリメタクリル酸メチル及び架橋ポリウレタンから選択され、ポリマーは0.01重量%〜5重量%の間を占め、
百分率が組成物の重量に対して表される、
マスカラ組成物、並びに
パッケージングに収容されている前記組成物の混合をもたらすように、手の圧力をかけることによって変形することができる可撓性の壁を有する、パッケージング及び塗布アセンブリ
を含むマスカラ製品を記載する。
パッケージングは、前述の記載に従ってもよい。
組成物の成分も、前述の記載に従ってもよい。
本特許出願の明細書の別の部分は、まつ毛を化粧する方法であって、前記まつ毛へ本特許出願による組成物を塗布することを含む、方法である。
この方法は、少なくとも以下のステップ:
i)液切り手段、及び容器の少なくとも1つの内表面又は外表面に可撓性部分を装備した容器、並びに、ii)組成物中に浸漬されたアプリケーターブラシがしっかり固定されているストッパーを含む、パッケージング及び塗布アセンブリに詰められたマスカラ組成物を使用者に提供するステップであって、前記組成物が、前述の記載に従うステップ、
容器に収容されている組成物を混合するように、使用者が前記可撓性部分を押すステップ、
チューブを開き、ストッパーを除去することによって、組成物で覆われたブラシを液切りするステップ、並びに
まつ毛にブラッシングするステップ
を含む化粧方法からなってもよい。
ブラシは当業者に公知の装填ブラシ、例えば、撚り線によって保持されたナイロン(Nylon)(登録商標)繊維からなるボトルブラシタイプのブラシ、又は合成材料(HDPE、LDPE、シリコーン誘導体、POM)の熱可塑性成形によって得られるブラシであってもよい。ブラシは可撓性の柄を介してストッパーに連結することができる。
以下の実施例では、特に断りのない限り、すべての百分率は組成物の重量に対して重量ベースで与えられ、温度は摂氏であり、圧力は大気圧である。
[実施例1:マスカラ組成物]
以下のマスカラを調製した。成分の質量百分率及びこれらを組成物へ組み込む順序を、表1に詳述する。
Figure 2020503328
(調製方法)
組成物は以下の方法により調製した。
脂肪相B:
主ビーカーでB1を、Staroブレンダーを使用して攪拌しながら85℃の水浴で溶融する。いったん混合物が溶融したら、B2を添加する。
液体水相A:
第2ビーカーにA1を秤量し、Staroブレンダーを使用して撹拌しながら85℃の水浴にそれを配置する。いったん混合物が均一になったら、撹拌しながらA2をその中に分散させる。
乳濁液の調製:
水相Aを主ビーカーBに、85℃で5分にわたって添加する。加熱を停止し、徐々に撹拌を減らしながら配合物を冷却させる。
(化粧特性)
本発明の実施例1の製品を、従来の塗布条件下で1日に1回、1週間の使用期間について、盲検でパネルが評価し、対照製品と比較した。パネルは、公正に分布した26〜45歳の59人の女性からなり、選択市場のマスカラ愛用者である。
この試験の間、本発明の製品の特性を、HDI/トリメチロールヘキシルラクトンクロスポリマー、又はポリメチルシルセスキオキサンのどちらも含まない対照製品の特性と比較した。対照製品では、除外された2つの化合物の総量は、水の量に持ち越された。
ここにあるのは、本発明の製品のために収集した評価の概要である。得られた数値の平均が有意であることを確認した。
塗布:マスカラは、根元から末端まで均一にまつ毛を覆い、1回の塗布から別の塗布まで良好に覆い、まつ毛周辺は直ちに覆われる。
ボリューム作用:触感は超ボリューム出し(ultra−volumizing)であり、ボリューム出しは目覚ましく、華々しく、朝から夕方まで不変のままである。
全体的な化粧結果:まつ毛はよく覆われ、はるかに太く、良好に延ばされ、良好にカールする。
化粧結果:最初の塗布で満足な装填であり、速やかに得られ、まつ毛は柔軟であり、柔らかく快適である。
組成物を対照製品とともに評価すると、触感はより被覆されている(90%対76%)、まつ毛はより延ばされている(86%対68%)、朝から夕方までのボリュームの持続性はより良好である(84%対64%)、触感ははるかにより多くボリュームを出している(72%対59%)、ボリューム結果ははるかにより華々しい(62%対39%)ことを消費者は見出した。
[実施例2:マスカラ組成物]
以下のマスカラ組成物を調製した。成分の質量百分率及びこれらを組成物へ組み込む順序を、表2に詳述する。
Figure 2020503328
組成物は以下の方法により調製した。
脂肪相B:
主ビーカーでB1を、Staroブレンダーを使用して撹拌しながら85℃の水浴で溶融する。いったん混合物が溶融したら、B2を添加する。
液体水相A:
第2ビーカーにA1を秤量し、Staroブレンダーを使用して撹拌しながら85℃の水浴にそれを配置する。いったん混合物が均一になったら、撹拌しながらA2をその中に分散させる。混合物が均一な場合、乳濁液の前に85℃でA3を添加する。
乳濁液の調製:
水相Aを主ビーカーBに、85℃で5分にわたって添加する。加熱を停止し、徐々に撹拌を減らしながら配合物を冷却させる。
[実施例3:マスカラ組成物]
以下のマスカラ組成物を調製した。成分の質量百分率及び組成物へこれらを組み込む順序を、表3に詳述する。
Figure 2020503328
組成物は以下の方法により調製した:
相Aの調製:
主ビーカーで、水浴(90℃)でA1を溶融する。相が溶融して均一になったら、A2を添加する。高温のうちに速やかに均一化し、均一なペーストが得られるまでビーカーを再度水浴(90℃)に浸す。
液相Bの調製:
第2ビーカーで、加熱せずRayneriブレンダーを使用して撹拌しながら、イソドデカンに変性ヘクトライトを分散させる。相が均一になったら、プロピレンカーボネートを添加する。均一なゲルが得られるまで、Rayneriブレンダーを使用して分散する。
相Aに相Bを添加し、スパチュラで速やかに均一化する。滑らかで光沢のある配合物が得られるまで、混合物を3本ロールミルで3回処理する。
相Cを添加する。滑らかで光沢のある配合物が得られるまで、Rayneriブレンダーで均一化する。

Claims (8)

  1. 30重量%〜60重量%の少なくとも1つの液相、15重量%〜40重量%のワックス、及び5重量%〜20重量%の顔料を含み、架橋ポリウレタン第1ポリマーのマイクロスフェア及び架橋ポリメチルシルセスキオキサン第2ポリマーのマイクロスフェアも含み、前記第1ポリマーの量及び前記第2ポリマーの量の合計が0.01重量%〜5重量%の間にあり、百分率が組成物の重量に対して表される、マスカラ組成物。
  2. 前記マイクロスフェアが、1〜40ミクロンの範囲の平均サイズを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のマスカラ組成物。
  3. 前記第1ポリマーの量及び前記第2ポリマーの量の前記合計が0.1%〜2%の間にあることを特徴とする、請求項1又は2に記載のマスカラ組成物。
  4. 前記第1ポリマーが、直鎖脂肪族ジイソシアネート、脂肪族トリオール及びラクトンの共重合によって得られる架橋ポリウレタンであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマスカラ組成物。
  5. 前記液相が水又はイソドデカンであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマスカラ組成物。
  6. 前記第1ポリマー及び前記第2ポリマーが前記ワックスに分散していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のマスカラ組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のマスカラ組成物、並びに
    パッケージングに収容されている前記組成物の混合をもたらすように、手の圧力をかけることによって変形することができる可撓性の壁を有する、パッケージング及び塗布アセンブリ
    を含むマスカラ製品。
  8. 少なくとも以下のステップ:
    i)液切り手段、及び容器の少なくとも1つの内表面又は外表面に可撓性部分を装備した容器、並びにii)組成物に浸漬されたアプリケーターブラシがしっかり固定されているストッパーを含む、パッケージング及び塗布アセンブリに詰められたマスカラ組成物を使用者に提供するステップであって、前記組成物が請求項1〜6のいずれか一項に記載されているものである、ステップ、
    容器に収容されている前記組成物を混合するように、使用者が前記可撓性部分を押すステップ、
    チューブを開き、ストッパーを除去することによって、組成物で覆われたブラシを液切りするステップ、並びに
    まつ毛にブラッシングするステップ
    を含む化粧方法。
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