JP2020502918A - 上りリンク伝送制御方法及びその装置、通信システム - Google Patents

上りリンク伝送制御方法及びその装置、通信システム Download PDF

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Abstract

上りリンク伝送制御方法及びその装置、通信システムが提供される。ネットワーク装置は制御シグナリングによりRACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示する。ユーザ装置(UE)はRACHリソースを選択した後に該RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、選択したRACHリソースが可用のときに、UEは、直接、該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信し、選択したRACHリソースが使用不可のときに、UEは、基地局の設定又は指示に基づいてRACHリソースをさらに選択し、あるRACHリソースが可用であると確定するときに、該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信する。これにより、UEの正常なランダムアクセスを保証し、他のUEへの干渉を低減することができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、上りリンク伝送制御方法及びその装置、通信システムに関する。
LTE(Long Term Evolution)では、FDD(Frequency Division Dual)及びTDD(Time Division Duplexing)がサポートされ、この2種類の二重化モードでは、対(pair)になった周波数スペクトル及び対になっていない周波数スペクトルがそれぞれサポートされる。TDDの場合、セルは、単一のキャリア周波数において時間分割方式で上り下りリンク伝送を実現する。異なる上り下りリンク流量(flow)比に適応するために、LTEでは、7種類の上りリンク及び/又は下りリンク(UL/DL、Uplink/Downlink)設定がサポートされ、セルは、第一システム情報ブロック(SIB1、System Information Block 1)により、選択したあるUL/DL設定をブロードキャストでユーザ装置(UE、User Equipment)に通知する。一般的に言えば、該UL/DL設定が相対的に静的なものであるため、比較的長い時間間隔においてUL/DL設定を、変化したトラフィックモデルに適応するために変更することのみが許される。
図1に示すように、トラフィックモデルの動的変化に適応するために、LTEでは、リリース12(Release-12、Rel-12)にeIMTA(enhanced Interference Management and Traffic Adaptation)を導入することで、フレームに基づくUL/DL動的設定をサポートする。基地局は、UE専用シグナリングにより、eIMTAをサポートするUE(eIMTA UEと称する)のために、eIMTA-RNTI(eIMTA-Radio Network Temporary Identifier)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)モニタリング時間、及び参照UL/DL設定を構成する。eIMTA UEは、eIMTA-RNTIでスクランブルされるPDCCHをモニタリングすることにより、現在の周期における実際のUL/DL設定を把握し、これに対し、eIMTAをサポートしないUE(non-eIMTA UEと称する)は、SIB1中で構成されるUL/DL設定に従う。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術の一部に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、NR(New Radio;新無線と称する)の研究過程において、URLLC(ultra-Reliable Low Latency Communication)などの複数種類のトラフィック類型及び応用シナリオを定義し、また、動的TDD(Dynamic TDD)を提案することで、トラフィックモデルの動的変化により一層適応し、異なるトラフィック類型の通信要求を満足することができる。Dynamic TDDは、スロット(slot、mini-slot、又はsub-slot)に基づいて、上り下りリンク伝送方向を動的に設定することができる。このような柔軟な上り下りリンク伝送方向の設定方式は、セル中の静的又は半静的に設定される上りリンクリソースの可用性に影響を与える可能性がある。例えば、図2に示すように、ブロードキャスト信号及び/又はブロードキャストチャネル及び/又はその他のチャネルにより事前設定される静的又は半静的なRACH(Random Access Channel)リソースの所在する時間領域位置が下りリンク伝送と動的に調整される可能性があるため、基地局は、対応するRACHリソース上でUE送信のランダムアクセスリクエストを受信することができない恐れがある。UEが依然として該位置でランダムアクセスリクエストを送信する場合、該ランダムアクセスリクエストが失敗し、余計なアクセスディレイが導入される可能性がある。また、UEの上りリンク伝送は、下りリンクデータを受信する他のUEに干渉を与えることもある。
上述のシナリオを考慮して、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減するために、本発明の実施例は、上りリンク伝送制御方法及びその装置、通信システムを提供する。
本実施例の第一側面によれば、上りリンク伝送制御方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ネットワーク装置が制御シグナリングにより明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することを含む。
本実施例の第二側面によれば、上りリンク伝送制御方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置が、選択したRACHリソースを使用する前に、選択したRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし;及び
前記ユーザ装置が、前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定することを含み、
そのうち、ネットワーク装置が、前記制御シグナリングにより明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示している。
本実施例の第三側面によれば、上りリンク伝送制御装置が提供され、そのうち、前記装置は、
第一指示ユニットであって、制御シグナリングにより明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示するためのものを含む。
本実施例の第四側面によれば、上りリンク伝送制御装置が提供され、そのうち、前記装置は、
モニタリングユニットであって、選択されたRACHリソースを使用する前に、選択されたRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングするためのもの;及び
第一確定ユニットであって、前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定するためのものを含み、
そのうち、ネットワーク装置が、前記制御シグナリングにより明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示している。
本実施例の第五側面によれば、ネットワーク装置が提供され、そのうち、前記ネットワーク装置は、前述の第三側面に記載の装置を含む。
本実施例の第六側面によれば、ユーザ装置が提供され、そのうち、前記ユーザ装置は、前述の第四側面に記載の装置を含む。
本実施例の第七側面によれば、通信システムが提供され、前記通信システムは、前述の第五側面に記載のネットワーク装置及び前述の第六側面に記載のユーザ装置を含む。
本発明の実施例の第八側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、上りリンク伝送制御装置又はネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記上りリンク伝送制御装置又はユーザ装置に、本発明の実施例の第一側面に記載の上りリンク伝送制御方法を実行させる。
本発明の実施例の第九側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、上りリンク伝送制御装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第一側面に記載の上りリンク伝送制御方法を実行させる。
本発明の実施例の第十側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、上りリンク伝送制御装置又はユーザ装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記上りリンク伝送制御装置又はユーザ装置に、本発明の実施例の第二側面に記載の上りリンク伝送制御方法を実行させる。
本発明の実施例の第十一側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、上りリンク伝送制御装置又はユーザ装置に、本発明の実施例の第二側面に記載の上りリンク伝送制御方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、本発明の実施例の方法、装置及びシステムにより、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれらによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施方式について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
本発明の1つの図面又は1つの実施形態に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施形態に示した要素及び特徴と組み合わせることができる。また、図面では、類似した符号は、幾つの図面中の対応する部品を示し、複数の実施形態に用いる対応部品を示すためにも用いられる。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示し、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載される図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
TDD eIMTA UL/DL設定を示す図である。 動的TDDのときにRACHリソースを利用することができない問題を示す図である。 実施例1の上りリンク伝送制御方法を示す図である。 プリアンブルのみを伝送するRACHリソースの一例を示す図である。 プリアンブル及びデータを伝送するRACHリソースの一例を示す図である。 静的又は半静的なRACHリソース集合の設定を示す図である。 静的又は半静的なRACHリソース集合の設定を示す他の図である。 RACHリソース可用性の指示を示す図である。 RACHリソース可用性の指示を示す他の図である。 RACHリソース可用性の指示を示す他の図である。 RACHリソースの指定を示す図である。 RACHリソースの指定を示す他の図である。 RACHリソースの指定を示す他の図である。 実施例2の上りリンク伝送制御方法を示す図である。 実施例2においてUEが制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて使用可能なRACHリソースを確定する一実施方式を示す図である。 ネットワーク装置とユーザ装置との情報のやり取りを示す図である。 実施例3の上りリンク伝送制御装置を示す図である。 実施例4のネットワーク装置を示す図である。 実施例5の上りリンク伝送制御装置を示す図である。 実施例5の第一確定ユニットを示す図である。 実施例6のユーザ装置を示す図である。 実施例7の通信システムを示す図である。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態を開示しているが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内での全ての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本発明の実施例では、用語“通信ネットワーク”又は“無線通信ネットワーク”は、次のような任意の通信規格に準拠するネットワーク、例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE- Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などであっても良い。
また、通信システム中の装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、通信プロトコルは、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、将来の5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、他の既知の又は将来開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語“ネットワーク装置”は、例えば、通信システム中の、端末装置を通信ネットワークに接続して該端末装置にサービスを提供する装置であっても良い。ネットワーク装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、Access Point)、送信受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、移動管理実体(MME、Mobile Management Entity)、Gateway、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、5G基地局(gNB)などであり、また、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)、又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。用語“基地局”は、それらの幾つか又は全ての機能を含んでも良く、各基地局は、特定の地理的領域にカバレッジを提供することができる。また、用語“セル”が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする領域であっても良い、これは、該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語“ユーザ装置”(UE、User Equipment)又は“端末装置”(TE、Terminal Equipment)は、例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、そして、ネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は、固定したもの又は移動するものであっても良く、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、ユーザステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、Access Terminal)、ステーションなどとも称される。
そのうち、ユーザ装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、例えば、携帯電話(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、マシン型通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、さらに、監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、マシン型通信(MTC、Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などである。
本発明の実施例では、ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する。ユーザ装置(UE)は、RACHリソースを選択し、該RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、制御シグナリングの受信状況に基づいて、選択したRACHリソースを利用することができるときに、UEは、直接、該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信し、また、選択したRACHリソースを利用することができないときに、UEは、基地局の設定又は指示に基づいて、さらにRACHリソースを選択し、このような処理は、あるRACHリソースが利用可能と確定され、UEが該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信するまで繰り返して行われる。これにより、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本発明の実施例では、該ランダムアクセスリクエストは、メッセージ1(msg1)によりキャリー(carry)されても良く、プリアンブル(preamble)、或いは、プリアンブル及びUE_IDなどのデータを含んでも良い。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
本実施例は、上りリンク伝送制御方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置に応用され、図3は、該方法を示す図であり、図3に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、明示又は暗示にRACH(RACH)リソースの動的スケジューリング情報を指示する。
本実施例では、事前設定のRACHリソースの集合及び/又はpreambleの集合について、ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示し、UEは、該動的スケジューリング情報に基づいてRACHリソースを選択することで、ランダムアクセスリクエストを送信することができる。これにより、UEが全部又は一部の時間領域位置で下りリンクのRACHリソース上でランダムアクセスリクエストを送信するように動的にスケジューリングされることによるランダムアクセス失敗の問題、及び、下りリンクデータを受信するUEへの干渉を避け、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例では、UEのランダムアクセスをサポートするために、ネットワーク装置は、予めRACHリソースの集合及び/又はpreambleの集合を設定することができ、例えば、ブロードキャスト信号及び/又はブロードキャストチャネル及び/又は他のチャネルにより、静的又は半静的に該RACHリソースの集合及び/又はpreambleの集合を設定し、そのうち、ブロードキャスト信号は、同期信号であっても良く、例えば、プライマリー同期信号(PSS)及び/又はセカンダリー同期信号(SSS)、新無線プライマリー同期信号(NR-PSS)及び/又は新無線セカンダリー同期信号(NR-SSS)などであり、ブロードキャストチャネルは、例えば、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、新無線物理ブロードキャストチャネル(NR-PBCH)、新無線物理ブロードキャストチャネル1(NR-PBCH_1)、新無線物理ブロードキャストチャネル2(NR-PBCH_2)などであり、他のチャネルは、例えば、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)、新無線物理下りリンク共有チャネル(NR-PDSCH)などであるが、本実施例は、これに限定されない。本実施例では、上述のpreamble(又は、preambleの集合)は、RACHリソース(又は、RACHリソースの集合)と、固定したマッピング関係を有しても良い。ネットワーク装置がpreamble(又は、preambleの集合)のみを設定するときに、その対応するRACHリソース(又は、プリアンブルの集合)は、暗示に設定されると黙認する。
本実施例では、ネットワーク装置は、同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定しても良く、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定しても良い。異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用する可能性があり、異なる信号ヌメロロジー(numerology)を採用する可能性があり、異なるpreambleを伝送するために用いられる可能性があり、又は、異なるpreamble及びUE_IDなどのデータを伝送するために用いられる可能性もある。
図4aは、preambleを伝送するRACHリソースの一例を示し、図4bは、preamble及びUE_IDなどのデータを伝送するRACHリソースの一例を示す。しかし、本実施例は、図4a及び図4bに示す構成に限定されない。
なお、異なる類型のRACHリソースは、時間領域でオーバーラップするときに、同一時間領域位置にあると見なすことができる。スロットに基づくself-contain構造を例とすると、セル内の静的/半静的に設定されるRACHリソース集合は、図5a及び図5bに示すようである。ここで、self-contain構造とは、単一のリソーススケジューリング単位(例えば、サブフレーム(subframe)、スロット(slot又はmini-slot又はsub-slot)など)に上り下りリンク制御領域及びデータ領域が含まれることを指すが、本実施例は、self-contain構造に限定されず、図5a及び図5bに示すself-contain構造中の各領域の相対位置にも限定されない。
図5aでは、ネットワーク装置は、同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースのみを設定する。
図5bでは、ネットワーク装置は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソース、例えば、設定0(configuration#0)に対応するRACHリソース及び設定1(configuration#1)に対応するRACHリソースをサポート又は設定することができ、そのうち、設定0及び設定1に基づくRACHリソースの時間長、占用するサブキャリア数などは、異なっても良い。本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応する可能性がある。例えば、時間長が比較的短く又は占用するサブキャリア数が比較的少ないRACHリソースは、比較的短いpreambleシーケンス及び/又は比較的少ないpreambleシーケンスの重複(repeated)伝送回数に対応する可能性がある。また、例えば、preambleのみを伝送するために用いられ、及び、preamble及びUE_IDなどのデータを伝送するために用いられるRACHリソースは、異なるpreambleシーケンスに対応し、及び/又は、異なるpreambleシーケンスの重複伝送回数などに対応する。ここで、異なるpreambleシーケンスは、例えば、異なるルートシーケンス、WCDMA(登録商標)巡回シフト長、シーケンス長さなどである。
図5a及び図5bは、RACHリソースが複数のシンボル(リソーススケジューリング単位の一部)を占用することを例とするが、本実施例は、これに限定されず、実際のニーズに応じて、RACHリソースは、複数のリソーススケジューリング単位を占用するように構成されても良く、例えば、複数のサブフレーム(subframe)又は複数のスロット(slot又はmini-slot又はsub-slot)などを占用する。
本実施例では、トラフィックモデルの動的変化に適応し、又は、異なるトラフィック類型の通信要求(例えば、URLLC)などを満たすために、ネットワーク装置は、上り下りリンク伝送方向を動的に設定する可能性があり、これは、事前設定の静的又は半静的なRACHリソースの所在する全部又は一部の時間領域位置が下りリンク伝送と動的に調整されるようにさせる可能性があり、これにより、該RACHリソースは、ランダムアクセスリクエストの伝送のために用いることができない恐れがある。ステップ301では、全てのランダムアクセス待ちUEが正常にランダムアクセスを行うことを保証し、また、他のUEへの干渉を低減するために、ネットワーク装置は、制御シグナリング(例えば、PDCCH、NR-PDCCH)により、明示又は暗示にRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することができ、これにより、UEは、RACHリソースを選択した後に、選択した該RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、該制御シグナリングの受信状況(制御シグナリングを受信したか)に基づいて、又は、該RACHリソースの動的スケジューリング情報(該制御シグナリングを受信した場合)に基づいて、該RACHリソースを利用することができるかを確定する。ここでの“制御シグナリング”は、総称であり、それは、制御機能を実現し得る全ての信号、チャネル、メッセージなどの内容を含み、即ち、幾つかの実施方式では、制御シグナリングは、制御チャネル又は制御信号又は制御メッセージと称されても良いが、説明の便宜のため、本実施例では、制御シグナリングを総称する。
上述のランダムアクセス待ちUEは、RRC_IDLE(RRCアイドル)やRRC_CONNECTED(RRC接続)状態にある可能性があり、そのうち、RRC_CONNECTED状態は、RRC_ACTIVE(RRCアクティブ)、RRC_INACTIVE(RRC非アクティブ)状態などを含む。
ステップ301の一実施方式では、ネットワーク装置は、RACHリソースを利用することができるかを指示することにより、上述のRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する。即ち、本実施方式では、該ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、RACHリソースを利用することができるかを明示又は暗示に指示することで、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することができる。即ち、UEが上述のRACHリソース集合内の使用不可のリソース以外のRACHリソースを自主的に選択する必要があるかを指示する。
本実施方式の一例では、該RACHリソースを利用することができるかは、伝送設定により暗示に指示することができる。該伝送設定は、例えば、伝送方向情報を含んでも良く、該伝送方向情報により、RACHリソースの所在する時間領域位置の伝送方向を指示することができ、ネットワーク装置は、該伝送方向情報により、UEに、ある時間領域位置でのRACHリソースを利用することができるかを暗示に通知することができる。なお、本実施例は、これに限定されず、本例では、伝送設定中の他の指示情報により、RACHリソースを利用することができるかを暗示に指示しても良い。
本例では、制御シグナリングのフォーマット、制御シグナリングの有無、制御シグナリングの具体的な内容のなど方式で、伝送方向を指示することができ、即ち、該伝送方向情報は、制御シグナリングのフォーマット、制御シグナリングの有無、制御シグナリングの具体的な内容などであっても良い。
例えば、ネットワーク装置は、DCI format 1により、対応する時間領域位置が下りリンク伝送であることを指示し、DCI format 0により、対応する時間領域位置が上りリンク伝送であることを指示することができる。UEは、制御シグナリングのフォーマットがDCI format 1であることを検出したときに、対応する時間領域位置が下りリンク伝送であることを把握することができ、この場合、UEは、RACHリソース集合のうちから、もう1つの時間領域位置のRACHリソースを選択する必要がある。
本実施方式のもう1つの例では、該RACHリソースを利用することができるかは、ランダムアクセスリクエスト中でpreamble及びデータを伝送することが許されるかを指示することにより、指示することができる。該指示情報により、ネットワーク装置は、UEに、ある時間領域位置での、preamble及びデータの伝送をサポートするRACHリソースを利用することができるかを暗示に通知することができる。例えば、UEは、ランダムアクセスリクエスト中でのpreamble及びデータの伝送が許されないと制御シグナリングにより指示されることを検出したときに、preamble及びデータの伝送のためのRACHリソースが使用不可であることを把握することができ、この場合、preambleのみを伝送するためのRACHリソースを再選択する必要がある。
本実施方式の他の例では、該RACHリソースを利用することができるかは、RACHリソース指示情報により明示に指示することができる。即ち、ネットワーク装置は、該RACHリソース指示情報により、直接、RACHリソースを利用することができるかを指示する。
本例では、同様に、制御シグナリングのフォーマット、制御シグナリングの有無、制御シグナリングの具体内容など方式で、RACHリソースを利用することができるかを指示することができる。例えば、上述のRACHリソース指示情報を送信しないときに、RACHリソースが可用であることを表す。RACHリソースが使用不可であることが指示されるときに、UEは、ネットワーク装置設定のRACHリソースの集合のうちから、他のRACHリソースを自主的に選択することができる。
図6〜図8は、該実施方式でRACHリソースの指示を行う3つの例である。図6及び図7に示すように、ネットワーク装置は、スロット#1で、制御シグナリングにより、次のようなことを指示することができ、即ち、この時間間隔内でのRACHリソースが使用不可であることを指示し、即ち、この時間間隔内で可用のRACHリソースが無く;また、スロット3内でのRACHリソースが選択可能(optional)である。図8に示すように、ネットワーク装置は、スロット#1で、制御シグナリングにより、使用不可のRACHリソース(図8のスロット#1中の比較的長いRACHリソース)を指示するが、スロット#1では、もう1つのRACHリソースが可用であり(図8のスロット#1中の比較的短いRACHリソース);また、スロット3内でのRACHリソースは、選択可能である。
本実施方式では、伝送方向を指示し、又は、使用不可のRACHリソースを指示することを例として、ステップ301について説明したが、本実施例は、これに限定されず、具体的な実施に当たっては、他の指示情報により、ある時間領域位置でのRACHリソースを利用することができるかを暗示に指示しても良い。
ステップ301のもう1つの実施方式では、ネットワーク装置は、可用のRACHリソースを指示することにより、上述のRACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する。即ち、本実施方式では、ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、可用のRACHリソースを明示又は暗示に指示することで、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することができる。
本実施方式では、ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、ランダムアクセス待ちUEが使用すべきRACHリソース(指定されるRACHリソース)を指示することができ、例えば、ネットワーク装置は、制御シグナリングにより、指定されるRACHリソースをUEに通知することができ(明示に指示する);また、例えば、ネットワーク装置は、RACHリソースとpreambleとの対応関係に基づいて、制御シグナリングを用いて、RACHリソースにマッチするpreambleを指示することで、可用のRACHリソースを指示することができ(暗示に指示する)、即ち、preambleの動的設定情報により、可用のRACHリソースを暗示に指示し;また、例えば、ネットワーク装置は、ランダムアクセスリクエスト中でpreamble及びデータを伝送することが許されるかを指示することで、可用のRACHリソースを指示することができる。
図9〜図11は、該実施方式でRACHリソースの指示を行う3つの例であり、そのうち、図9は、UEが、事前設定のRACHリソース集合内のもう1つのRACHリソースを用いることを指示し、図10は、UEが、事前設定のRACHリソース集合以外のRACHリソースを用いることを指示し、図11は、ある時間領域位置でどの種類のRACH設定を用いるかを指示する。図9に示すように、ネットワーク装置は、スロット#1で、制御シグナリングにより、スロット#3内のRACHリソースを指示しており、この場合、スロット#3内のRACHリソースは、ネットワーク装置指定のRACHリソースとされ、ランダムアクセス待ちUEは、該RACHリソースを用いて、対応するランダムアクセスリクエストを送信することができる。図10に示すように、ネットワーク装置は、スロット#1で、制御シグナリングにより、スロット#1内の事前設定のRACHリソース集合以外の比較的短いRACHリソースを設定しており、この場合、該比較的短いRACHリソースは、ネットワーク装置指定のRACHリソースとされ、ランダムアクセス待ちUEは、該RACHリソースを用いて、対応するランダムアクセスリクエストを送信することができる。図11に示すように、ネットワーク装置は、スロット#1で、制御シグナリングにより、比較的長いRACHリソースを指示しており、この場合、該比較的長いRACHリソースは、ネットワーク装置指定のRACHリソースとされ、ランダムアクセス待ちUEは、該比較的長いRACHリソースを用いて、対応するランダムアクセスリクエストを送信することができる。同様に、ネットワーク装置が、スロット#3で、制御シグナリングにより、スロット#3内の比較的短いRACHリソースを指示しており、この場合、該比較的短いRACHリソースは、ネットワーク装置指定のRACHリソースとされ、ランダムアクセス待ちUEは、該RACHリソースを用いて、対応するランダムアクセスリクエストを送信することができる。
本実施方式では、事前設定又は黙認のRACHリソースが可用のときに、ネットワーク装置は、制御シグナリングを送信しなくても良い。このような方式で、事前設定又は黙認のRACHリソースが可用のRACHリソースであると暗示に指示することができる。
本実施方式では、ネットワーク装置は、さらに、制御シグナリングにより、指定されるRACHリソースにマッチするpreambleを動的に設定することができる。
本実施例では、該ネットワーク装置は、さらに、上述のブロードキャスト信号/ブロードキャストチャネル、又は、上述の制御シグナリングにより、UEが初回の又は再び選択したRACHリソースを使用する前に該RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを明示又は暗示に指示することができる。これにより、UEは、制御シグナリングをモニタリングする必要があるか、制御シグナリングを受信したか、及び/又は、制御シグナリングの内容(指示情報)などに基づいて、可用のRACHリソースを確定することができる。
本実施例の上りリンク伝送制御方法により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、上りリンク伝送制御方法を提供し、該方法は、ユーザ装置に応用され、実施例1の方法に対応するユーザ装置側の処理である。そのため、ここでは、実施例1と同じ内容の重複説明が省略される。
図12は、本実施例の上りリンク伝送制御方法を示す図である。図12に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1201:ユーザ装置(UE)は、選択したRACHリソースを使用する前に、選択したRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし;
ステップ1202:前記UEは、前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定する。
本実施例では、ネットワーク装置は、上述の制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示しており、指示の方式は、実施例1に記載のようであるから、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、ランダムアクセス待ちUEは、ネットワーク装置が事前設定したRACHリソースの集合のうちからRACHリソースを選択することができる。ここで、ネットワーク装置がRACHリソースの集合を事前設定する方式及び内容については、実施例1を参照することができるので、ここでは、その詳細な記載を省略する。
ステップ1201では、UEは、基地局の指示又は設定に基づいて、制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを判断することができる。制御シグナリングに対してのモニタリングが不要と判断した場合、ユーザ装置は、選択したRACHリソースを可用と見なし、直接該RACHリソースを用いて該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信することができる。制御シグナリングに対してのモニタリングが必要と判断した場合、ユーザ装置は、選択したRACHリソースを使用する前に、選択したRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、そして、該制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定することができる。
ステップ1202では、ネットワーク装置が上述の制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示しているため、UEは、制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定することができる。
図13は、該UEが該制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて可用のRACHリソースを確定する一実施方式を示す図である。図13に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1301:前記制御シグナリングに基づいて、選択した前記RACHリソースを利用することができるかを判断し、「はい」と判断したときに、ステップ1302を実行し、「いいえ」と判断したときに、ステップ1303を実行し;
ステップ1302:選択した前記RACHリソースが可用のRACHリソースであると判断し;
ステップ1303:RACHリソースを再選択して、可用のRACHリソースを確定する。
本実施方式では、実施例1に記載のように、制御シグナリングにより、RACHリソースを利用することができるかを指示することにより、又は、可用のRACHリソースを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示しているため、ユーザ装置は、該制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、その選択したRACHリソースを利用することができるかを確定することができる。選択したRACHリソースが可用のときに、UEは、直接、選択したRACHリソースを用いて、該リソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信することができ、選択したリソースが使用不可のときに、UEは、ネットワーク装置送信の制御シグナリング(実施例1における図3のステップ301)に基づいて、RACHリソースを再び選択し、このような処理を、選択したあるRACHリソースを可用と見なし、該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信するまで繰り返して行われる。ここで、RACHリソースを再選択した後、UEは、再び、制御シグナリングをさらにモニタリングする必要があるかを判断することができ、即ち、図13の処理フローを行うことができるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施方式では、UEは、RACHリソースを再び選択するときに、ネットワーク装置設定の上述のRACHリソース集合内の使用不可のリソース以外のRACHリソースを自主的に選択することができ、又は、ネットワーク装置が上述の制御シグナリングにより指示している可用のRACHリソースを選択することができ、即ち、上述の、ネットワーク装置により指定されるRACHリソースを選択することができる。
本実施例の上りリンク伝送制御方法により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
以上、ネットワーク装置側及びユーザ装置側から本実施例の上りリンク伝送制御方法についてそれぞれ説明した。図14は、本実施例の上りリンク伝送制御方法のネットワーク装置とUEとの情報のやり取りを示す図であり、図14に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1401:ネットワーク装置は、RACH設定をブロードキャストし、それは、RACHリソースの集合及び/又はpreambleの集合を含み;
ステップ1402:UEは、RACHリソースを選択し;
ステップ1403:UEは、制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを判断し、「はい」と判断された場合、ステップ1404を実行し、そうでない場合、ステップ1406を実行し;
ステップ1404:UEは、制御シグナリングをモニタリングし;
ステップ1405:UEは、選択したRACHリソースを利用することができるかを判断し、「はい」と判断した場合、ステップ1406を実行し、そうでない場合、ステップ1402に戻り;
ステップ1406:UEは、選択したRACHリソースを用いて、該RACHリソースにマッチするランダムアクセスリクエストを送信する。
本発明の実施例では、図14に示すように、ネットワーク装置が、制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示することができ、これにより、UEは、制御シグナリングをモニタリングするか、又は、制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定することができる。よって、UEの正常なランダムアクセスを保証し、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、上りリンク伝送制御装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は、実施例1の方法に類似しているため、その具体的な実施は、実施例1の方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じ重複説明が省略される。
図15は、本実施例の上りリンク伝送制御装置を示す図である。図15に示すように、該装置1500は、第一指示ユニット1501を含み、該第一指示ユニット1501は、制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示する。
本実施例では、RACHリソースの集合及び/又はpreambleの集合の設定方式は、実施例1に記載のようであるため、ここでは、その詳細な説明を割愛する。
本実施例では、該第一指示ユニット1501は、RACHリソースを利用することができるかを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することができる。ここで、RACHリソースを利用することができるかは、制御シグナリング中の伝送方式指示情報により、暗示に指示することができ、制御シグナリング中のRACHリソース指示情報により、明示に指示することができ、又は、ランダムアクセスリクエスト中でpreamble及びデータを伝送することが許されるかを指示することにより、暗示に指示することができる。なお、本実施例は、これに限定されず、RACHリソースを利用することができるかは、制御シグナリング中の他の情報により、暗示に指示することもできる。
本実施例では、該第一指示ユニット1501は、可用のRACHリソースを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示することができる。ここで、可用のRACHリソースは、preambleの動的設定情報により、暗示に指示することができ、又は、直接指示することもできる。オプションとして、該第一指示ユニット1501は、さらに、該制御シグナリングにより、上述の可用のRACHリソースにマッチするpreambleを設定することもできる。
本実施例では、図15に示すように、該装置1500は、さらに、第二指示ユニット1502を含んでも良く、それは、UEが、選択したRACHリソースを使用する前に、選択した前記RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを指示することができる。
本実施例では、図15に示すように、該装置1500は、さらに、設定ユニット1503を含んでも良く、それは、同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定する。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用し、又は、異なる類型のRACHリソースは、異なる信号ヌメロロジーを採用し、又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreambleを伝送するために用いられ、又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble及びデータを伝送するために用いられる。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応する。
本実施例では、前述のように、該設定ユニット1503は、さらに、preambleの集合を設定しても良いが、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の上りリンク伝送制御装置により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置は、実施例3に記載のような上りリンク伝送制御装置1500を含む。
図16は、本発明の実施例におけるネットワーク装置を示す図である。図16に示すように、ネットワーク装置1600は、処理器(processor)1601及び記憶器1602を含んでも良く、記憶器1602は、処理器1601に接続される。そのうち、該記憶器1602は、各種のデータを記憶することができ、また、さらに情報処理用のプログラム1603を記憶し、且つ処理器1701の制御下で該プログラム1603を実行することで、ユーザ装置送信の各種の情報を受信し、ユーザ装置に各種の情報を送信することができる。
一実施方式では、上りリンク伝送制御装置1500の機能は、中央処理器1701に集積することができる。そのうち、処理器1601は、次のように構成されても良く、即ち、制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示する。
そのうち、処理器1601は、次のように構成されても良く、RACHリソースを利用することができるかを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する。該RACHリソースを利用することができるかは、制御シグナリング中の伝送設定により、暗示に指示することができ、制御シグナリング中のRACHリソース指示情報により、明示に指示することができ、又は、ランダムアクセスリクエスト中でpreamble及びデータを伝送することが許されるかを指示することにより、暗示に指示することができる。
そのうち、処理器1601は、次のように構成されても良く、即ち、可用のRACHリソースを指示することで、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する。該可用のRACHリソースは、preambleの動的設定情報により、暗示に指示する。オプションとして、処理器1601は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、前記制御シグナリングにより、前記可用のRACHリソースにマッチするpreambleを設定する。
そのうち、処理器1601は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、UEが、選択したRACHリソースを用いる前に、選択した前記RACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを指示する。
もう1つの実施方式では、上りリンク伝送制御装置1500は、処理器1601と別々に配置されても良く、例えば、上りリンク伝送制御装置1500を、処理器1601に接続されるチップとして構成し、処理器1601の制御により上りリンク伝送制御装置1500の機能を実現することもできる。
また、図16に示すように、ネットワーク装置1600は、さらに、送受信機1604、アンテナ1605などを含んでも良く、そのうち、これらの部品の機能は、従来技術に類似しているため、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置1600は、図16中の全ての部品を含む必要ない。また、ネットワーク装置1600は、さらに、図16中に無いものを含んでも良いが、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例のネットワーク装置により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、上りリンク伝送制御装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は、実施例2の方法に類似しているため、その具体的な実施は、実施例2の方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じ重複説明が省略される。
図17は、本実施例の上りリンク伝送制御装置を示す図である。図17に示すように、該装置1700は、モニタリングユニット1701及び第一確定ユニット1702を含み、該モニタリングユニット1701は、選択されているRACHリソースを用いる前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、該第一確定ユニット1702は、前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定する。本実施例では、ネットワーク装置は、前記制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示している。
本実施例の一実施方式では、図17に示すように、該装置1700は、さらに以下のものを含む。
第一判断ユニット1703:それは、ネットワーク装置が、選択されているRACHリソースが使用される前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングに対してのモニタリングを指示又は設定しているかを判断する。モニタリングユニット1801は、第一判断ユニット1703の判断結果が「はい」のときに、選択されているRACHリソースが使用される前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする。
本実施例の一実施方式では、図17に示すように、該装置1700は、さらに以下のものを含む。
第二確定ユニット1704:それは、第一判断ユニット1703の判断結果が「いいえ」のときに、上述の選択されているRACHリソースが可用のRACHリソースであると確定する。
本実施例では、図18に示すように、第一確定ユニット1702は、第二判断ユニット1801、第三確定ユニット1802、及び選択ユニット1803を含み、第二判断ユニット1801は、上述の制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、上述の選択されているRACHリソースを利用することができるかを判断し、第三確定ユニット1802は、第二判断ユニット1801の判断結果が「はい」のときに、上述の選択されているRACHリソースが可用のRACHリソースであると確定し、選択ユニット1803は、第二判断ユニット1801の判断結果が「いいえ」のときに時、RACHリソースを再選択して、可用のRACHリソースを確定する。
本実施方式では、選択ユニット1803は、上述のネットワーク装置設定の上述のRACHリソースの集合のうちから、上述の使用不可のRACHリソース以外のRACHリソースを選択し、又は、上述のネットワーク装置が上述の制御シグナリングにより指示している可用のRACHリソースを、上述の可用のRACHリソースとして選択する。
本実施方式では、制御シグナリングは、前記選択されているRACHリソースを利用することができるかを指示し、又は、可用のRACHリソースを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示している。
本実施例の上りリンク伝送制御装置により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、ユーザ装置を提供し、該ユーザ装置は、実施例5に記載の上りリンク伝送制御装置1700を含む。
図19は、本発明の実施例のユーザ装置1900を示す図である。図19に示すように、該ユーザ装置1900は、処理器(processor)1901及び記憶器1902を含み、記憶器1902は、処理器1901に接続される。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに、該構造に対して、他の類型の構造を以て補充又は代替を行うことで、電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
一実施方式では、上りリンク伝送制御装置1700の機能は、処理器1901に統合することができる。そのうち、処理器1901は、次のように構成されても良く、即ち、選択されているRACHリソースを使用する前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、そして、前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、可用のRACHリソースを確定し、そのうち、ネットワーク装置は、前記制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示している。
そのうち、処理器1901は、次のように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置が、選択されているRACHリソースが使用される前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングに対してのモニタリングを指示又は設定しているかを判断し、「はい」と判断したときに、選択されているRACHリソースを使用する前に、選択されているRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングし、「いいえ」と判断したときに、前記選択されているRACHリソースが可用のRACHリソースであると確定する。
そのうち、処理器1901が、以下のように構成されても良く、即ち、
前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、前記選択されているRACHリソースを利用することができるかを判断し;
「はい」と判断したときに、前記選択されているRACHリソースが可用のRACHリソースであると確定し;
「いいえ」と判断したときに、RACHリソースを再選択して、可用のRACHリソースを確定する。
そのうち、前記制御シグナリングは、選択されている前記RACHリソースを利用することができるかを指示し、又は、可用のRACHリソースを指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示している。
そのうち、処理器1901は、以下のように構成されても良く、即ち、
前記ネットワーク装置設定の前記RACHリソースの集合のうちから、前記使用不可のRACHリソース以外のRACHリソースを選択し;又は
前記ネットワーク装置が前記制御シグナリングにより指示している可用のRACHリソースを、前記可用のRACHリソースとして選択する。
もう1つの実施方式では、上りリンク伝送制御装置1700は、処理器1901と別々に配置されても良く、例えば、上りリンク伝送制御装置1700を、処理器1901に接続されるチップとして構成し、処理器1901の制御により、上りリンク伝送制御装置1700の機能を実現することもできる。
図19に示すように、該ユーザ装置1900は、さらに、通信モジュール1903、入力ユニット1904、表示器1905、電源1906を含んでも良い。なお、ユーザ装置1900は、図19中の全ての部品を含む必要がない。また、ユーザ装置1900は、さらに、図19中に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
図19に示すように、処理器1901は、制御器又は操作コントローラと称される場合があり、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでも良く、該処理器1901は、入力を受信し、ユーザ装置1900の各部品の操作を制御することができる。
そのうち、記憶器1902は、例えば、バッファ、フレッシュメモリ、HDD、移動可能な媒体、揮発性記憶器、不揮発性記憶器、又は他の適切な装置のうちの1つ又は複数であってもよい。また、各種のデータを記憶することができ、また、情報処理のためのプログラムを記憶することができる。処理器1901は、該記憶器1902に記憶の該プログラムを実行することで、情報記憶又は処理などを実現することができる。なお、他の部品の機能は、従来と類似しているため、ここでは、その詳しい説明を省略する。ユーザ装置2100の各部品は、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はその組み合わせにより実現することもできるが、これらは、全て、本発明の範囲に属する。
本実施例のユーザ装置により、UEの正常なランダムアクセスを保証し、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、通信システムを提供し、実施例4に記載のネットワーク装置及び実施例6に記載のユーザ装置を含む。
図20は、本発明の実施例の通信システムを示す図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置を例とするケースを示している。図20に示すように、通信システム2000は、ネットワーク装置2001及びユーザ装置2002を含んでも良い(説明の便宜のため、図20では、1つのユーザ装置を例とする)。
本実施例では、ネットワーク装置2001及びユーザ装置2002間は、従来のトラフィック又は将来実施可能なトラフィックを行うことができる。例えば、これらのトラフィックは、次のようなものを含んでもよいが、それに限定されず、即ち、eMBB(enhanced Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などである。
そのうち、ユーザ装置2002は、ネットワーク装置2001にデータを送信することができ、例えば、グラントフリー(grant free)伝送方式を用いても良い。ネットワーク装置2001は、1つ又は複数のユーザ装置2002送信のデータを受信し、ユーザ装置2002に情報(例えば、確認(ACK)/非確認(NACK)情報)をフィードバックすることができ、ユーザ装置2002は、フィードバック情報に基づいて、伝送プロセスが終了していることを確定することができ、或いは、新しいデータの伝送をさらに行い、又は、データの再送を行うことができる。
本実施例の通信システムにより、UEの正常なランダムアクセスを保証し、また、他のUEへの干渉を低減することができる。
本実施例は、RACHリソース設定方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置に応用され、該方法は、以下のステップを含む。
S1:ネットワーク装置は、同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定する。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用することができ、異なる信号ヌメロロジーを採用することができ、異なるpreambleを伝送するために用い、又は、異なるpreamble及びデータ(例えば、UE ID)を伝送するために用いることができる。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応することができる。
実施例1において該ネットワーク装置がRACHリソースを設定する方式について既に詳細に説明しているため、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の方法により、ネットワーク装置は、異なる類型のRACHリソースを設定することができる。
本実施例は、RACHリソース設定装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は、実施例8の方法に類似しているため、その具体的な実施は、実施例8の方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じ重複説明が省略される。
本実施例では、該装置は、以下のようなものを含む。
設定ユニット:それは、同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定する。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用することができ、異なる信号ヌメロロジーを採用することができ、異なるpreambleを伝送するために用いることができ、又は、異なるpreamble及びデータ(例えば、UE ID)を伝送するために用いることができる。
本実施例では、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応することができる。
なお、実施例1において該ネットワーク装置がRACHリソースを設定する方式について既に詳細に説明したので、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の装置により、ネットワーク装置は、異なる類型のRACHリソースを設定することができる。
本実施例は、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置は、実施例9に記載のRACHリソース設定装置を含む。
本実施例のネットワーク装置により、異なる類型のRACHリソースを設定することができる。
以上のユーザ装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、次のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述のユーザ装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、専用の集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組む合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意のこのような構成として構成されても良い。
また、以上の実施例などに関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
RACHリソース設定方法であって、
ネットワーク装置が同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定することを含む、方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なる信号ヌメロロジーを採用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreambleを伝送するために用いられ;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble及びデータを伝送するために用いられる、方法。
(付記3)
付記1に記載の装置であって、
異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応する、方法。
(付記4)
RACHリソース設定装置であって、
同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定するための設定ユニットを含む、装置。
(付記5)
付記4に記載の装置であって、
異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なる信号ヌメロロジーを採用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreambleを伝送するために用いられ;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble及びデータを伝送するために用いられる、装置。
(付記6)
付記4に記載の装置であって、
異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応する、装置。
(付記7)
ネットワーク装置であって、
前記ネットワーク装置は、付記4〜付記6のうちの任意の1つに記載の装置を含む、ネットワーク装置。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (17)

  1. 上りリンク伝送制御装置であって、
    制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示するための第一指示ユニットを含む、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第一指示ユニットは、前記RACHリソースを利用することができるかを明示又は暗示に指示することで、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する、装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記RACHリソースを利用することができるかは、前記制御シグナリング中の伝送設定により暗示に指示され、又は、制御シグナリング中のRACHリソース指示情報により明示に指示され、又は、ランダムアクセスリクエストにおいてプリアンブル(preamble)及びデータを伝送することが許されるかを指示することにより暗示に指示される、装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第一指示ユニットは、使用可能なRACHリソースを明示又は暗示に指示することで、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示する、装置。
  5. 請求項4に記載の装置であって、
    前記使用可能なRACHリソースは、プリアンブル(preamble)の動的設定情報により暗示に指示される、装置。
  6. 請求項4に記載の装置であって、
    前記第一指示ユニットは、さらに、前記制御シグナリングにより、前記使用可能なRACHリソースにマッチするプリアンブル(preamble)を設定する、装置。
  7. 請求項1に記載の装置であって、さらに、
    UEが、選択するRACHリソースを使用する前に、前記選択するRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする必要があるかを指示するための第二指示ユニットを含む、装置。
  8. 請求項1に記載の装置であって、さらに、
    同一時間領域位置で単一類型のRACHリソースを設定し、又は、同一時間領域位置で複数類型のRACHリソースを設定するための設定ユニットを含む、装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、
    異なる類型のRACHリソースは、異なる時間長及び/又は周波数領域幅及び/又はサブキャリア数を占用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なる信号ヌメロロジーを採用し;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreambleを伝送するために用いられ;又は、異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble及びデータを伝送するために用いられる、装置。
  10. 請求項8に記載の装置であって、
    異なる類型のRACHリソースは、異なるpreamble設定に対応する、装置。
  11. 上りリンク伝送制御装置であって、
    選択されるRACHリソースを使用する前に、選択されるRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングするためのモニタリングユニット;及び
    前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、使用可能なRACHリソースを確定するための第一確定ユニットを含み、
    ネットワーク装置が、前記制御シグナリングにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を明示又は暗示に指示している、装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、さらに、
    ネットワーク装置が、選択されるRACHリソースが使用される前に、選択されるRACHリソースに対応する制御シグナリングに対してのモニタリングを指示又は設定しているかを判断するための第一判断ユニットを含み、
    前記モニタリングユニットは、前記第一判断ユニットにより「はい」と判断された場合、選択されるRACHリソースが使用される前に、選択されるRACHリソースに対応する制御シグナリングをモニタリングする、装置。
  13. 請求項12に記載の装置であって、さらに、
    前記第一判断ユニットにより「いいえ」と判断されたときに、選択される前記RACHリソースが使用可能なRACHリソースであると確定するための第二確定ユニットを含む、装置。
  14. 請求項13に記載の装置であって、
    前記第一確定ユニットは、
    前記制御シグナリングに対してのモニタリング結果に基づいて、選択される前記RACHリソースを利用することができるかを判断するための第二判断ユニット;
    前記第二判断ユニットにより「はい」と判断されたときに、選択される前記RACHリソースが使用可能なRACHリソースであると確定するための第四確定ユニット;及び
    前記第二判断ユニットにより「いいえ」と判断されたときに、RACHリソースを再選択して使用可能なRACHリソースを確定するための選択ユニットを含む、装置。
  15. 請求項14に記載の装置であって、
    前記選択ユニットは、前記ネットワーク装置が設定する前記RACHリソースの集合のうちから、使用不可なRACHリソース以外のRACHリソースを選択し;又は、前記ネットワーク装置が前記制御シグナリングにより指示している使用可能なRACHリソースを、前記使用可能なRACHリソースとして選択する、装置。
  16. 請求項11に記載の装置であって、
    前記制御シグナリングは、選択される前記RACHリソースを利用することができるかを明示又は暗示に指示し、又は、使用可能なRACHリソースを明示又は暗示に指示することにより、RACHリソースの動的スケジューリング情報を指示している、装置。
  17. 通信システムであって、
    前記通信システムは、ネットワーク装置及びユーザ装置を含み、
    前記ネットワーク装置は、請求項1〜10の任意の1項に記載の上りリンク伝送制御装置を含み、前記ユーザ装置は、請求項11〜16の任意の1項に記載の上りリンク伝送制御装置を含む、通信システム。
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