JP2020502826A - 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン - Google Patents

局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン Download PDF

Info

Publication number
JP2020502826A
JP2020502826A JP2019553161A JP2019553161A JP2020502826A JP 2020502826 A JP2020502826 A JP 2020502826A JP 2019553161 A JP2019553161 A JP 2019553161A JP 2019553161 A JP2019553161 A JP 2019553161A JP 2020502826 A JP2020502826 A JP 2020502826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
segment
power
segments
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019553161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7422542B2 (ja
Inventor
アリフ・エーゲ・エンジン
ジェラルド・アギーレ
クラウス−ディエター・ラング
イワン・ンディプ
Original Assignee
サン・ディエゴ・ステート・ユニバーシティ・リサーチ・ファンデーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サン・ディエゴ・ステート・ユニバーシティ・リサーチ・ファンデーション filed Critical サン・ディエゴ・ステート・ユニバーシティ・リサーチ・ファンデーション
Publication of JP2020502826A publication Critical patent/JP2020502826A/ja
Priority to JP2022191742A priority Critical patent/JP2023024490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7422542B2 publication Critical patent/JP7422542B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • H05K1/0224Patterned shielding planes, ground planes or power planes
    • H05K1/0227Split or nearly split shielding or ground planes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0236Electromagnetic band-gap structures
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/07Electric details
    • H05K2201/0776Resistance and impedance
    • H05K2201/0792Means against parasitic impedance; Means against eddy currents
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/09Shape and layout
    • H05K2201/09209Shape and layout details of conductors
    • H05K2201/0929Conductive planes
    • H05K2201/09309Core having two or more power planes; Capacitive laminate of two power planes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/09Shape and layout
    • H05K2201/09209Shape and layout details of conductors
    • H05K2201/0929Conductive planes
    • H05K2201/09345Power and ground in the same plane; Power planes for two voltages in one plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

本明細書に記載の実施形態は、配電ネットワークのための方法及び装置に関する。本装置は、複数の集積回路(IC)用の配電ネットワークを含むことができる。実施形態によれば、この配電ネットワークは、複数の重なり合う電源/グランド(PG)プレーンセグメントと、1つ又は複数の重なり合わない(no−PG)プレーンセグメントと、を含む。それぞれの重なり合うPGプレーンセグメントは、少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントによって、別の重なり合うPGプレーンセグメントから分離されている。no−PGプレーンセグメントは、何れのPGプレーンのグランド基準も有さない多層電源(P)プレーンセグメントと、何れのPGプレーンの電源基準も有さない多層グランド(G)プレーンセグメントと、の少なくとも1つを含むことができる。

Description

[連邦政府による資金提供を受けた研究又は開発についての記述]
本発明は、国立科学財団によって授与された賞番号1408637の下で政府の支援を受けてなされた。政府は本発明において、一定の権利を有する。
[関連出願]
本出願は、2016年12月15日に出願された「局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン」という名称の以前に提出された仮出願62/434,414の出願日を請求する;その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、チップパッケージ及び基板(board)における電源及びグランドプレーンの分野に関する;より具体的には、配電ネットワーク設計における電源プレーンノイズの抑制のための重なり合わない電源/グランドプレーンに関する。
チップパッケージ及びプリント回路基板は、2つの主な側面において、パワーインテグリティを改善するために電源/グランド(PG)プレーンを利用する:それらはチップ端子から電源への低抵抗(すなわち低IRドロップ)接続を提供する;また、それらは低いインダクタンスを提供する。IRドロップを制御するために、厚い金属を有するスタックアップにおいて多数のPG層を使用することができる。より高い周波数では、PG層が交互に積層されている場合、同じPGプレーンがオフチップのデカップリングコンデンサへの低インダクタンス接続を提供することもできる。多くのパッケージ及び基板のスタックアップでは、従って、PGプレーンに交互に幾つかの層を割り当てるのが一般的な方法である。
しかしながら、PGプレーンの低IRドロップ及び低インダクタンス特性は、必ずしも高周波数で低インピーダンスを提供するわけではない。PGプレーンは、それらがデカップリングコンデンサと相互作用するとき又はそれらのサイズが波長の半分を超える場合に、望ましくない反共振を引き起こす。この高いインピーダンスは特に、ミックスドシグナル基板、高速I/O、及び電磁両立性にとって問題になる。そのようなノイズを制御することは、より速いコンピュータシステム及び小型のタブレット/電話を可能にする。一般的な背景は、「電磁バンドギャップ構造合成のためのシステム及び方法(Systems and Methods for Electromagnetic Band Gap Structure Synthesis)」という名称の特許文献1に見出すことができ、その全体は参照により本明細書に組み入れられる。
典型的な4層基板のスタックアップを図1に示す。オフチップのデカップリングコンデンサの低インダクタンス接続のためには、狭い間隔のPGプレーンが望ましい。従って、局所的にマルチチップ基板上の各ICは、従来の交互のPG層の上に配置されると推測される。しかしながら、この層のスタックアップ内のPGプレーンは平行板導波路として振る舞い、そして、特に反共振周波数で、基板全体にわたる全体的なスイッチングノイズの伝播を可能にする。
ミックスドシグナル基板において、敏感なアナログ/RF回路は、スイッチングノイズからの高レベルのアイソレーションを必要とする可能性がある。高速I/Oは、PGプレーンを介して全体的に結合されたクロストークノイズを経験することがある。最後に、PGプレーンからのエッジ放射は、電磁干渉の主な原因の1つである。これらの場合におけるスイッチングノイズの結合は、配電ネットワークの伝達インピーダンスに依存する。
スイッチングノイズを制御するための1つの従来の解決策は、デカップリングコンデンサに基づくが、それは、ギガヘルツ周波数領域におけるそれらのインダクタンスにより無効になる。従って、電源島(power island)/群島(archipelago)又は電磁バンドギャップ構造などの特別なパターン化された電源プレーンが伝達インピーダンスを低減するために使用されてきた。これらの設計は、狭い誘導ブリッジにより接続された電源プレーン上に容量性パッチを生成することによって、ローパスフィルタ応答を提供する。しかしながら、これらの狭いブリッジは、PGプレーンのIRドロップを大幅に増加させ、電源プレーンにおけるスリットをまたぐ必要があるI/Oに対してシグナルインテグリティの問題をもたらす。
別の手法は、ディスクリートデカップリングコンデンサに対する分散型の代替物として4分の1波長の共振器を使用することに基づいている。設計周波数において、共振器はPGプレーン間にAC短絡を作り出す。そして、そのような共振器のアレイを電気的に短い間隔で配置して、仮想グランドフェンスを作り出すことができる。この帯域阻止(bandstop)型のフィルタは主に、4分の1波長の共振器の性質により、狭帯域システムに適している。
米国特許第8,060,457号
本明細書に記載の実施形態は、例えば複雑な電磁分析を必要とせずに、チップパッケージ又はプリント回路基板上の配電ネットワークを介してギガヘルツノイズ結合のアイソレーションを提供することに関する。
本明細書に記載の一実施形態は、配電のための装置に関する。本装置は、複数の集積回路(IC)用の配電ネットワークを含むことができる。実施形態によれば、配電ネットワークは、複数の重なり合う電源/グランド(PG)プレーンセグメントと、1つ又は複数の重なり合わないPG(no−PG)プレーンセグメントと、を含む。それぞれの重なり合うPGプレーンセグメントは、少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントによって、別の重なり合うPGプレーンセグメントから分離されている。no−PGプレーンセグメントは、何れのPGプレーンのグランド基準(reference)も有さない多層電源(P)プレーンセグメントと、何れのPGプレーンの電源基準も有さない多層グランド(G)プレーンセグメントと、の少なくとも1つを含むことができる。
別の実施形態は、複数のIC用の配電ネットワークを組み立てる方法に関する。本方法は、電源及びグランドプレーンの複数のPGプレーンセグメントを重ね合わせることを含むことができる。本方法はさらに、電源及びグランドプレーンの少なくとも1つの少なくとも一部分を、1つ又は複数のno−PGプレーンセグメントを形成するように形成して、それぞれの重なり合うPGプレーンセグメントが少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントによって別の重なり合うPGプレーンセグメントから分離されるようにすることを含むことができる。no−PGプレーンセグメントは、何れのPGプレーンのグランド基準も有さない多層Pプレーンセグメントと、何れのPGプレーンの電源基準も有さない多層Gプレーンセグメントと、の少なくとも1つを含むことができる。
特定の実施形態において、本方法は、直流用の並列電流経路を提供するために複数のビアを使用して少なくとも1つの多層Pプレーンセグメント内の電源プレーンを互いに短絡させること、及び/又は、直流用の並列電流経路を提供するために複数のビアを使用して少なくとも1つの多層Gプレーンセグメント内のグランドプレーンを互いに短絡させることを含むことができる。本方法はさらに、寄生ギャップ容量を低減するために所定のギャップによって各多層Gプレーンセグメントから各多層Pプレーンセグメントを分離することを含むことができる。
さらに別の実施形態は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに本明細書に記載の様々な機能的方法ステップを実行するための命令をその上に記憶する、一時的又は非一時的媒体に関する。
以下の詳細な説明及び図面に照らして、様々な他の特徴及び利点が当業者には明らかになるであろう。
本明細書に組み込まれてその一部を形成する添付の図面は、本開示の幾つかの態様を例示しており、その記述と共に本開示の原理を説明するのに役立つ。
例示的実施形態による、典型的な4層基板における従来のPG層を示す図である。 例示的実施形態による、電源/電源(PP)又はグランド/グランド(GG)層として設計された例示的なno−PG層を示す図である。 例示的実施形態による、PP及びGGセグメントによって互いに隔離された(isolated)3×2のPGセグメントを有する例示的なレイアウトを示す図である。 例示的実施形態による、no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図4Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図4Aの基板のグランドプレーンを示す図である。 例示的実施形態による、P及びGセグメントを用いて互いに隔離された2×2のPGセグメントを有する図4Aの基板に対応するレイアウト分割を示す図である。 例示的実施形態による、no−PGプレーン設計に対するハードウェア相関についてのシミュレーションを示す図である。 例示的実施形態による、図5Aにプロットした測定値をシミュレーションデータなしで、対数目盛で示す図である。 例示的実施形態による、図5Aで測定されたno−PG設計の測定された入力インピーダンスを示す図である。 例示的実施形態による、no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図6Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図6Aの基板のグランドプレーンを示す図である。 例示的実施形態による、2×2及び2×1のPGセグメントを有する基板の測定されたアイソレーションレベルのグラフである。 例示的実施形態による、no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図7Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図7Aの基板のグランドプレーンを示す図である。 例示的実施形態による、2×2のPGセグメント及び様々なポート位置を有する基板の測定されたアイソレーションレベルのグラフである。 例示的実施形態による、対数目盛での図7Dの測定値のグラフである。 例示的実施形態による、no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図8Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図8Aの基板のグランドプレーンを示す図である。 例示的実施形態による、測定された阻止帯域のグラフである。 例示的実施形態による、no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図9Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図9Aの基板のグランドプレーンを示す図である。 例示的実施形態による、測定された阻止帯域のグラフである。 例示的実施形態による、ビアを有する多層no−PGプレーンセグメントを有する例示的な基板の3D図である。 例示的実施形態による、図10Aの基板の上面図である。 例示的実施形態による、図10Aの基板の底面を示す図である。 例示的実施形態による、測定された阻止帯域のグラフである。 例示的実施形態による、複数の集積回路用の配電ネットワークを組み立てる方法を示す例示的なフローチャートである。
以下の説明では、多数の具体的な詳細が述べられている。しかしながら、本発明の実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが理解される。他の例では、この説明の理解を不明瞭にしないために、よく知られている回路、構造、及び技法は詳細には示されていない。当業者であれば、含まれる説明により、過度の実験をすることなく適切な機能を実装することができるだろう。
本明細書中の「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施形態」などへの言及は、説明された実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、あらゆる実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を必ずしも含まなくてもよいことを示す。さらに、そのような表現は、必ずしも同じ実施形態を参照しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性が実施形態に関連して説明される場合、明示的に説明されているか又はされていない他の実施形態に関連してそのような特徴、構造、又は特性を実施することは当業者の知識の範囲内であると提示されている。
以下の説明及び特許請求の範囲では、「結合された(coupled)」及び「接続された(connected)」との用語をそれらの派生語と共に使用することがある。これらの用語は互いに同義語として意図されていないことを理解されたい。「結合された」は、互いに直接的に物理的又は電気的接触していてもいなくてもよい2つ以上の要素が互いに協働又は相互作用することを示すために使用される。「接続された」は、互いに結合されている2つ以上の要素間の伝達(communication)の確立を示すために使用される。
下記の実施形態は、当業者が実施形態を実施することを可能にするための情報を表し、実施形態を実施する最良の形態を例示する。添付の図面に照らして以下の説明を読むことで、当業者は本開示の概念を理解し、本明細書では特に言及されていないこれらの概念の用途を認識するであろう。これらの概念及び用途は本開示の範囲内にあることを理解されたい。
本明細書に記載されるのは、ギガヘルツ電源プレーンノイズのフィルタリングのための重なり合わないPG(no−PG)プレーン設計方法論である。この手法は、チップパッケージ又は基板上で全体的にスイッチングノイズの結合を直接制御する。その設計手順により、広帯域のアイソレーションを得ることができる。基板上の各ICの配電ネットワークを局所的に設計するために、従来の交互PG層を利用することができる。配電ネットワークは、最終的なノイズアイソレーションを提供するno−PGプレーンを使用して互いに接続され得る。提示されたno−PGプレーン設計方法論は、IRドロップを増加させる狭い誘導ブリッジを回避しながら、電源プレーンノイズの広帯域フィルタリングを提供する。
図2は、例示的実施形態による、平行板電流を実質的に排除するPG層の例示的なスタックアップを示す。ここで、スタックアップ内の電源/電源(PP)及びグランド/グランド(GG)セグメントは、PP又はGGプレーンの形態でno−PGプレーンセグメントを生成し、スイッチングノイズを全体的にフィルタリングする。この実施形態において、PP及びGGセグメントは、レイアウトにおけるDC接続性を維持しながら、PGセグメント間の隔離された要素として機能するために使用される。次に、図3に示すような、低IRドロップで相互接続されているが高周波数では互いに隔離された3×2のPGセグメントが存在する例示的なレイアウトを見ることができる。特定の実施形態によれば、次いで、例示的なレイアウト内の2つの空の正方形などの任意の小さなギャップを、PP又はGGセグメントで充填することができる。単一のPGプレーン対が例示されているが、当業者には理解されるように、本開示の範囲から逸脱することなく、実質的に同様の設計手法を任意の数のPG層を有する設計に拡張することができる。
no−PGプレーンの性能を実証するために、図4A〜図4Dに示すように、2層基板を設計することができる。図4Aは、3D視点からの、no−PGプレーンを有する例示的な液晶ポリマー(LCP)基板を示す。当然のことながら、LCP基板が1つの特定の例示的な材料として説明されているが、任意の他の適切な材料を同様に利用することができる。この例示的実施形態において、電源プレーン400は、(図4Cに図示された)グランドプレーン420の上に積層されている。図4Bは基板の上面図を示す。対応するレイアウト分割が図4Dに示されており、それは、P及びGセグメントを使用して互いに隔離されたPGセグメントを含む。この例示的な基板は、P及びGセグメントと相互接続された2×2のPGセグメントを含む。この例示的な設計では、概念を容易に視覚化することができるように、P及びGセグメントが好まれた。隔離されたP及びGセグメントは、低いIRドロップを維持するためにビアを使用して、それぞれPP及びGGセグメント(又はPPP又はGGGセグメントなどの任意の数のno−PG層)に拡張することができる。
実用的な基板設計において、PGプレーンは任意の形状にすることができ、カットアウト又はビアホールを含むことができる。そのような任意のプレーン形状に対して、隔離されたセグメントにおけるPGプレーンの重なりを回避することによって、同じ設計原理を同様に適用することができる。図4A〜図4Dに示す正方形の設計は例示目的のみのためであり、当業者は任意の設計又は形状が同様に実施され得ることを理解するであろう。
伝送ラインのシグナルインテグリティも考慮する必要がある。カット領域の上をまたぐ伝送ラインには、リターンパスの不連続性があるかもしれない。しかしながら、この問題は、狭いブリッジを必要とする電磁バンドギャップ構造又は電源島ほど深刻ではない。本明細書に記載されている幅広いP及びGセグメントは、隔離されたセグメントを横切って走る伝送ラインに対する連続的な幅広いリターンパスを可能にすることができる。本明細書に記載されているスタックアップの1つの興味深い態様は、PP及びGGセグメントを隔離することによる伝送ラインのビア遷移である。従来のPGセグメントとは異なり、両方の伝送ラインが同じ電圧プレーンを基準にしているため、電流リターンパスの不連続性は小さくなる。
図5A〜図5Cは、図4A〜図4Dのno−PGプレーン設計での様々なシミュレーションを示す。このテスト例によると、基板の合計サイズは5cm×5cmである。マイクロプローブを使用して、3mm厚のプレキシガラスを使用して基板を測定チャックから隔離することにより、測定を行った。シミュレーションは、アイソレーション帯域の幅に対するオンセット周波数及びオフセット周波数を正確に予測する。
図5Aは、no−PGプレーンに対するハードウェア相関についてのシミュレーションを示す。no−PG設計では、測定値は0.6〜8GHzで50dB以上のアイソレーションを示し、中実(solid)PGプレーンで構成されるベースラインのケースの高レベルの結合を排除する。アイソレーションに対するこの帯域幅は優れており、典型的には、電源島/群島、電磁バンドギャップ構造、又は仮想グランドフェンスなどの既存の手法では達成できない。図5Bは、明確性のためにシミュレーションデータなしでプロットされた同じ測定値を、対数目盛で示す。アイソレーション周波数帯域外では、図5Bに示すように、結合が実際に増加する可能性がある。この例示的実施形態によれば、no−PGのケースが中実PGプレーンよりも高いアイソレーションを有する場合のクロスオーバーは、約450MHzで発生する。図5Cは、その阻止帯域において抑制されたキャビティ共振を有する、no−PG設計の測定された入力インピーダンスを示す。しかしながら、その入力インピーダンスは、低周波数において中実PGプレーンのインピーダンスを超える。テスト基板は、これらの低い周波数でのカップリング及び増加したインピーダンスの問題の幾つかに対処することができるデカップリングコンデンサを含まなかった。
no−PGプレーンの設計は、例えば、基板サイズ、ポート位置、セグメント離隔、セグメントサイズ、及びIRドロップの考慮事項のうちの任意の1つ又は複数に依存し得る。
[A.基板サイズ]
図6Aの3D斜視図に示すように、電源プレーン400及びグランドプレーン420を有する5cm×2cmのサイズの例示的な長方形サイズの基板が考慮される。この設計は2×1のPGセグメントを含み、従って、単一の隔離されたセグメントによってアイソレーションが提供される。しかしながら、(図6Dに示す)結果として得られるアイソレーションレベルは、図4A〜図4Dにおけるより大きい2×2の基板と同様である。高レベルのアイソレーションを達成するために複数のユニットセルを必要とする従来の設計とは異なり、この例は、単一の隔離されたP及びGセグメントが電源プレーンノイズをフィルタリングするために既に有効であることを論証する。図6Bは基板の上面図を示し、図6Cはグランドプレーン420のみを示す。様々な他の基板サイズ及び形状も同様に採用できることを理解されたい。本明細書に記載されている基板サイズは、セグメントの数と共に、例示目的にのみ提供されており、限定することを意図するものではない。
[B.ポート位置]
図7Aに示すように、電源プレーン400及びグランドプレーン420を有して、3×2のPGセグメントを有する8cm×5cmのサイズのより大きな基板が考慮される。図7Bは基板の上面図を示し、図7Cはグランドプレーン420のみを示す。様々なPGセグメント間で高いアイソレーションが達成される。阻止帯域のオンセット周波数は、ポートが互いにさらに離れている場合に小さくなる。この場合、複数のP及びGセグメントを介して接続が達成される。阻止帯域の測定されたオフセット周波数は、図7Dに示すように異なるポート位置に対して同様であり、図7Eでは、明確性のためにより低い周波数において対数目盛でプロットされた。
[C.セグメント分離]
図4Cの上面図から分かるように、電源プレーンからグランドプレーンまでの寄生ギャップ容量を低減するために、no−PG設計においてPセグメントとGセグメントとの間に意図的なギャップが存在することがある。このギャップ容量の影響を調べるために、図8A〜図8Cにおいて、ギャップが除去されている隙間のない(tight)設計を検討する。図8Aは電源プレーン400及びグランドプレーン420の3D斜視図を示し、図8Bは上面図を示し、図8Cはグランドプレーン420のみを示す。その結果は、図8Dのシミュレーションに示すように、ギャップ容量が阻止帯域のオンセット周波数にのみ影響を与えることを示唆している。
[D.セグメントサイズ]
隔離されたPP及びGGセグメントの長さは、必要に応じてさらに短くすることができる。より小さなセグメントを有する変更された設計は、図9A〜図9Cにおいて考慮され、ここでは、より短く隔離されたセグメントにより、基板の全体サイズが4.2cm×4.2cmに縮小されている。図9Aは、電源プレーン400及びグランドプレーン420の3D斜視図を示す。図9Bは上面図を示し、図9Cはグランドプレーン420のみを示す。図9Dのシミュレーションに示すように、隔離された部分の長さは主に、阻止帯域のオンセット周波数に影響を与える。
[E.低IRドロップ]
最も低いIRドロップは、中実PGプレーンに対して達成される。P及びGセグメントのカットアウトのために、それらのIRドロップは、隙間のない設計を想定して電流密集(current crowding)を無視すると、中実PGプレーンと比較して倍増する可能性がある。しかしながら、この増加は、狭いPセグメントを必要とする電磁バンドギャップ構造又は電源島によるIRドロップほど顕著ではない可能性がある。IRドロップをさらに低減するために、図4A〜図4DにおけるP及びGセグメントの代わりに、図10A〜図10CのようにPP及びGGセグメント(又は任意の他の数の層)を使用することができる。図10Aは、上部層1000及び底部層1020から作られた様々なPP及びGGセグメントの3D斜視図を示す。例えば、PP及びGGセグメント内のプレーンは、任意の数のビア1010を使用して互いに短絡させることができる。これは、DC電流のための並列電流経路を提供し、ビア抵抗及び電流密集効果を無視した場合にIRドロップが中実PGプレーンのそれに近づく手助けをする。図10Bは、グランドセグメントGを取り囲む電源セグメントPを有する上部層1000を含む上面図を示し、図10Cは、グランドパッチG間で電源Pに対する4つの小さなパッチを含む底部層1020を示す。こうして、ビア1010は、異なる層上のPプレーンセグメント及び/又は異なる層上のGプレーンセグメントを接続して、多層の隔離されたセグメント(この例では、PP又はGGセグメント)を形成する。P及びGのセグメントは互いに接触又は接続すべきではないが、そのことは、電源のグランドへの短絡を引き起こす可能性がある。
本明細書で述べたように、そのようなプレーン、セグメント及びパッチの形状及び設計は単なる例示であり、様々な他の設計及びそれらの組み合わせも本開示の範囲内で実施することができる。P及びGセグメントを使用することと比較して、阻止帯域のオンセット周波数を示す図10Dのシミュレーションに示すように、これらのビア1010並びにPP及びGGプレーンセグメントの存在は、高周波性能に影響を及ぼさない。
図11は、複数の集積回路用の配電ネットワークを組み立てる方法を示す例示的なフローチャートである。図11に示すように、ステップ1100で、電源及びグランドプレーンの電源及びグランドセグメントを重ね合わせて、PGセグメントを形成する。特定の実施形態によれば、例えばマルチチップ基板上の各ICは、重なり合うPGセグメント上に配置することができる。ステップ1100から、プロセスはステップ1110に進み、そこで、電源及びグランドプレーンの少なくとも1つの少なくとも一部分が、no−PGプレーンセグメントが形成されるように形成される。本明細書に記載したように、それぞれの重なり合うPGセグメントは、少なくとも1つのno−PGセグメントによって分離することができる。no−PGセグメントは、単純にP又はGセグメントとすることができ、あるいは、PP又はGGセグメント(又は任意の他の数の層)などの多層セグメントとすることができる。
任意選択で、ステップ1120において、多層アイソレーションセグメントを実装する場合、任意の数のビア1010を使用して、電源プレーンセグメントを互いに短絡させることができ、グランドプレーンセグメントを互いに短絡させることができる。この短絡は、DC電流のための並列電流経路を提供し、それにより、高周波性能に影響を及ぼすことなくIRドロップを改善する。任意選択で、ステップ1130において、各多層Pセグメントは、選択可能かつ所定の厚さのギャップによって、各多層Gセグメントから分離することができる。
当然のことながら、例示的な方法ステップの順序は単に1つの可能な順序であり、当業者であれば、本開示の範囲内で任意の組み合わせ及び任意の順序でステップを実行することができることを認識するであろう。例えば、プリント回路基板用のチップパッケージ上にそのような配電ネットワークを自動的に組み立てるための任意の従来のハードウェア、機械、プロセッサ又はシステムは、本明細書に記載される機能を実行するために実装され得、参照により組み込まれる。
本明細書に記載の実施形態は、no−PGプレーンを使用して優れたアイソレーションレベル及び帯域幅を提供する。本明細書に記載の手法は、IRドロップを増大させてリターンパスの不連続性を引き起こす狭い電源プレーンブリッジを有することが必要とされないため、ギガヘルツのパワーインテグリティのための既存の手法の主な欠点の幾つかを克服する。配電ネットワークを介したギガヘルツノイズ結合のアイソレーションは、様々な設計オプションに対して観察されており、複雑な電磁解析を必要としない堅牢な設計手法を示している。本明細書の手法を使用してPGプレーンをセグメント化することは、局所的配電ネットワーク設計を可能にし、現在の配電ネットワーク設計プロセスを根本的に単純化することができる。
本明細書に記載の方法は、ソフトウェアとして実装され、汎用コンピュータによって実行され得る。例えば、そのような汎用コンピュータは、メモリ、EPROM、及び制御ハードウェアと結合された制御ユニット/コントローラ又は中央処理ユニット(「CPU」)を含むことができる。CPUは、コンピュータ及びその構成要素の動作を制御するように構成されたプログラム可能なプロセッサとすることができる。例えば、CPUは、マイクロコントローラ(「MCU」)、汎用ハードウェアプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(「DSP」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又は本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、又はマイクロコントローラとすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わされた1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成として実装することができる。そのような動作は、例えば、オンサイト又はリモートメモリによって記憶及び/又は実行されてもよい。
具体的には示されていないが、一般的なコンピュータは、コンピュータシステムに典型的な追加のハードウェア及びソフトウェア(例えば、電力、冷却、オペレーティングシステム)を含むことが望ましい。他の実装形態では、異なる構成のコンピュータ(例えば、異なるバス又は記憶構成又はマルチプロセッサ構成)を使用することができる。幾つかの実装形態は、プログラマブルプロセッサ又はコンピュータによって実行される1つ又は複数のコンピュータプログラムを含む。一般に、各コンピュータは、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のデータ記憶構成要素(例えば、揮発性又は不揮発性メモリモジュール、並びに、ハード及びフロッピーディスクドライブ、CD−ROMドライブ、及び磁気テープデバイスなどの持続性の光学及び磁気記憶デバイス)、1つ又は複数の入力デバイス(マウスやキーボードなど)、及び1つ又は複数の出力デバイス(ディスプレイコンソール及びプリンタなど)を含んでもよい。
本発明を幾つかの実施形態に関して説明してきたが、当業者は、本発明に記載された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内で修正及び変更を加えて実施できることを認識するであろう。特に、本開示は、本明細書に記載の装置を形成するために使用されるハードウェア及び材料に関して修正することができる。本開示の範囲内で、任意の従来の又は他の既知の材料を実装することができる。本説明は従って、限定的ではなく例示的と見なされるべきである。
400 電源プレーン
420 グランドプレーン
1000 上部層
1100 ビア
1200 底部層

Claims (22)

  1. 複数の集積回路(IC)用の配電ネットワークを含む、配電のための装置であって、
    前記配電ネットワークは、複数の重なり合う電源/グランド(PG)プレーンセグメントと、1つ又は複数の重なり合わないPG(no−PG)プレーンセグメントと、を含み、
    それぞれの重なり合うPGプレーンセグメントは、少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントによって、別の重なり合うPGプレーンセグメントから分離されている、装置。
  2. 前記少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントのそれぞれは、電源(P)プレーンセグメント又はグランド(G)プレーンセグメントを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 各Pプレーンセグメントは、寄生ギャップ容量を低減するために、所定のギャップによって各Gプレーンセグメントから分離されている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記1つ又は複数のno−PGプレーンセグメントは、何れのPGプレーンのグランド基準も有さない多層電源(P)プレーンセグメントと、何れのPGプレーンの電源基準も有さない多層グランド(G)プレーンセグメントと、の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
  5. 少なくとも1つの前記多層Pプレーンセグメント内の電源プレーンは、直流用の並列電流経路を提供するために、複数のビアを使用して互いに短絡される、請求項4に記載の装置。
  6. 少なくとも1つの前記多層Gプレーンセグメント内のグランドプレーンは、直流用の並列電流経路を提供するために、複数のビアを使用して互いに短絡される、請求項4に記載の装置。
  7. それぞれの多層Pプレーンセグメントは、寄生ギャップ容量を低減するために、所定のギャップによってそれぞれの多層Gプレーンセグメントから分離されている、請求項4に記載の装置。
  8. 各ICは、重なり合うPGプレーンセグメント上に組み立てられる、請求項1に記載の装置。
  9. プリント回路基板である、請求項1に記載の装置。
  10. チップパッケージである、請求項1に記載の装置。
  11. 複数の集積回路(IC)用の配電ネットワークを組み立てる方法であって、
    電源及びグランドプレーンの複数の電源/グランド(PG)プレーンセグメントを重ね合わせることと、
    前記電源及びグランドプレーンの少なくとも1つの少なくとも一部分を、1つ又は複数の重なり合わないPG(no−PG)プレーンセグメントを形成するように形成して、それぞれの重なり合うPGプレーンセグメントが少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントによって別の重なり合うPGプレーンセグメントから分離されるようにすることと、
    を含む、方法。
  12. 前記少なくとも1つのno−PGプレーンセグメントのそれぞれは、電源(P)プレーンセグメント又はグランド(G)プレーンセグメントを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 各Pプレーンセグメントは、寄生ギャップ容量を低減するために、所定のギャップによって各Gプレーンセグメントから分離されている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記1つ又は複数のno−PGプレーンセグメントは、何れのPGプレーンのグランド基準も有さない多層電源(P)プレーンセグメントと、何れのPGプレーンの電源基準も有さない多層グランド(G)プレーンセグメントと、の少なくとも1つを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 直流用の並列電流経路を提供するために、複数のビアを使用して、少なくとも1つの前記多層Pプレーンセグメント内の電源プレーンを互いに短絡させること
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 直流用の並列電流経路を提供するために、複数のビアを使用して、少なくとも1つの前記多層Gプレーンセグメント内のグランドプレーンを互いに短絡させること
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 寄生ギャップ容量を低減するために、所定のギャップによって、それぞれの多層Pプレーンセグメントをそれぞれの多層Gプレーンセグメントから分離させること
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 各ICは、重なり合うPGプレーンセグメント上に組み立てられる、請求項11に記載の方法。
  19. 前記1つ又は複数のno−PGプレーンセグメントを形成することは、1つ又は複数の基板サイズ、1つ又は複数のポート位置、プレーン及びグランドセグメントの離隔距離、no−PGプレーンセグメントの所望の長さ、及びIRドロップに基づいて、電源及び/又はグランドプレーンのどの部分がno−PGプレーンセグメントのための位置であるかを決定することを含む、請求項11に記載の方法。
  20. 前記配電ネットワークは、プリント回路基板上に組み立てられる、請求項11に記載の方法。
  21. 前記配電ネットワークは、チップパッケージ上に組み立てられる、請求項11に記載の方法。
  22. 1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに請求項11〜21の何れか1項に記載の方法を実行するための命令をその上に記憶する、非一時的又は一時的コンピュータ可読媒体。
JP2019553161A 2016-12-15 2017-12-14 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン Active JP7422542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022191742A JP2023024490A (ja) 2016-12-15 2022-11-30 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662434414P 2016-12-15 2016-12-15
US62/434,414 2016-12-15
PCT/US2017/066542 WO2018112279A1 (en) 2016-12-15 2017-12-14 Non-overlapping power/ground planes for localized power distribution network design

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022191742A Division JP2023024490A (ja) 2016-12-15 2022-11-30 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020502826A true JP2020502826A (ja) 2020-01-23
JP7422542B2 JP7422542B2 (ja) 2024-01-26

Family

ID=62559712

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019553161A Active JP7422542B2 (ja) 2016-12-15 2017-12-14 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン
JP2022191742A Pending JP2023024490A (ja) 2016-12-15 2022-11-30 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022191742A Pending JP2023024490A (ja) 2016-12-15 2022-11-30 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11330699B2 (ja)
JP (2) JP7422542B2 (ja)
CN (1) CN110192437A (ja)
DE (1) DE112017006314B4 (ja)
WO (1) WO2018112279A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001217348A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Kyocera Corp 多層配線基板
US20010047588A1 (en) * 1993-03-01 2001-12-06 The Board Of Trustees Of The University Of Arkansas Electronic interconnection medium having offset electrical mesh plane
JP2003124377A (ja) * 2001-09-20 2003-04-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 半導体チップキャリアおよびラインの相互接続方法
JP2008305074A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Corp 電子機器設計支援装置及びプログラム
JP2014064264A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Nec Tokin Corp 共振器
WO2015198839A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 ソニー株式会社 半導体装置およびその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5300899A (en) * 1993-02-02 1994-04-05 Ast Research, Inc. Thin, flexible, stripline flex cable having two shielding ground planes formed as grids having mutually offset grid patterns
US6160316A (en) 1998-03-04 2000-12-12 Advanced Micro Devices, Inc. Integrated circuit utilizing an air gap to reduce capacitance between adjacent metal linewidths
US6465890B1 (en) 2000-11-28 2002-10-15 National Semiconductor Corporation Integrated circuit package having offset segmentation of package power and/or ground planes and methods for reducing delamination in integrated circuit packages
GB2409337B (en) * 2002-09-04 2005-08-03 Teraview Ltd An emitter
US8060457B2 (en) 2006-09-13 2011-11-15 Georgia Tech Research Corporation Systems and methods for electromagnetic band gap structure synthesis
TWI330048B (en) 2007-09-05 2010-09-01 Tatung Co Signal transmission structure and layout method thereof
JP5444619B2 (ja) 2008-02-07 2014-03-19 株式会社ジェイテクト 多層回路基板およびモータ駆動回路基板
US8288657B2 (en) * 2009-10-12 2012-10-16 International Business Machines Corporation Noise coupling reduction and impedance discontinuity control in high-speed ceramic modules
US8488329B2 (en) 2010-05-10 2013-07-16 International Business Machines Corporation Power and ground vias for power distribution systems
CN105307390B (zh) * 2015-11-13 2018-12-11 廖建兴 一种pcb板结构

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20010047588A1 (en) * 1993-03-01 2001-12-06 The Board Of Trustees Of The University Of Arkansas Electronic interconnection medium having offset electrical mesh plane
JP2001217348A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Kyocera Corp 多層配線基板
JP2003124377A (ja) * 2001-09-20 2003-04-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 半導体チップキャリアおよびラインの相互接続方法
JP2008305074A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Corp 電子機器設計支援装置及びプログラム
JP2014064264A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Nec Tokin Corp 共振器
WO2015198839A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 ソニー株式会社 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE112017006314B4 (de) 2022-12-29
JP7422542B2 (ja) 2024-01-26
US11330699B2 (en) 2022-05-10
US20210153341A1 (en) 2021-05-20
CN110192437A (zh) 2019-08-30
DE112017006314T5 (de) 2019-09-19
JP2023024490A (ja) 2023-02-16
WO2018112279A1 (en) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7626216B2 (en) Systems and methods for electromagnetic noise suppression using hybrid electromagnetic bandgap structures
JP5613244B2 (ja) 貫通電極型ウィルキンソン電力分配器のための方法、構造体及び設計構造体
KR100769537B1 (ko) 회로기판에 장착된 성분을 테스트하는 장치 및 방법
US9627736B1 (en) Multi-layer microwave crossover connected by vertical vias having partial arc shapes
US8749322B2 (en) Multilayer circuit board structure and circuitry thereof
Orlandi et al. Electromagnetic Bandgap (EBG) Structures: Common Mode Filters for High Speed Digital Systems
US20160381797A1 (en) Capacitor structure and capacitor using the same
Wu et al. Delaunay–Voronoi modeling of power-ground planes with source port correction
Feng et al. Analysis of simultaneous switching noise coupling in multilayer power/ground planes with segmentation method and cavity model
JP7422542B2 (ja) 局在的配電ネットワーク設計のための重なり合わない電源/グランドプレーン
US7307492B2 (en) Design, layout and method of manufacture for a circuit that taps a differential signal
JP5567658B2 (ja) オンチップ遅波構造体、その製造方法および設計構造
Engin et al. Virtual ground fence options for shielding power plane noise
Khorrami Optimized virtual ground fence for power delivery filtering of mixed-signal systems
JP3111990B2 (ja) 平面インダクタの評価方法
Engin et al. Virtual ground fence: A methodology for GHz power filtering on printed circuit boards
Di Febo et al. Impact of planar electromagnetic band-gap structures on IR-DROP and signal integrity in high speed printed circuit boards
Kamgaing et al. Inductance-enhanced high-impedance surfaces for broadband simultaneous switching noise mitigation in power planes
De Paulis et al. Routing strategies for improving common mode filter performances in high speed digital differential interconnects
Salari et al. The effect of electromagnetic waves on multilayer orthogonal microstrip lines with and without defected microstrip structure
Carter Circuit board layout techniques
Engin et al. Nonoverlapping power/ground planes for suppression of power plane noise
Engin et al. Non-overlapping power/ground planes for localized power distribution network design
Engin et al. Power distribution network design and characterization using virtual ground fence
Oo et al. New circuit model for modeling differential pair of through-hole vias in multilayered electronic packages

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221130

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221130

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221213

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221219

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20230217

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20230227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20231012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20231012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7422542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150