JP2020501391A - 仮想現実4dコンテンツ上映システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法に関し、コンテンツまたは効果制御信号を提供する映像サーバと、前記コンテンツを表示するHMD(頭装着型ディスプレイ、Head−Mounted Display)装置と、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する4D装置と、を備える。

Description

本発明は、仮想現実4D(4次元)コンテンツ上映システム及びその方法に係り、さらに詳しくは、上映館におけるコンテンツの上映時、そのコンテンツに似合う4D効果と仮想現実効果を提供する仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法に関する。
劇場や映画館などの映像の上映施設において、従来は、観客に映像のみを上映していたが、最近では、映像の上映とともに様々な効果を観客に提供している。
一般的な映像を上映する映画館が2D(2次元)映画館であり、観客が映像を鑑賞するときに立体感を感じるように特殊に撮影された映像を上映する映画館が3D(3次元)映画館であるとすれば、視聴覚に加えて、触覚、嗅覚などを刺激して五感により感じながら映像を鑑賞可能な映画館が4D映画館である。
4D映画館においては、観客が着座した椅子を動かすモーションベースが椅子の下に設けられており、観客に様々な効果を提供する特殊効果装置が椅子及び映画館の内壁(または天井など)に設けられている。
観客は、椅子に着座して映画を鑑賞するとき、単に映像のみを見るわけではなく、映像と同期化したモーションと、水、風、煙、閃光、熱、香りなどの効果を自ら体感しながら映像への興味及び没入感を高めることができる。このように、観客の興味を増加させるために、劇場は、4D映画館に設置されたモーションチェアと特殊効果装置を用いて五感による体験を提供している。
しかしながら、4D映画館において上映する映像は、実際のような距離感のみが感じられるように製作されたものであり、立体感は感じられるが、仮想現実を現実のように感じるのには限界があった。
韓国公開特許第2016−0082493号公報(2016.07.08.公開)
本発明は、上映館におけるコンテンツの上映時、そのコンテンツに似合う4D効果と仮想現実効果を提供する仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法を提供することを目的とする。
本発明は、モバイル機器を用いて上映すべきコンテンツを受信し、そのコンテンツをHMD(頭装着型ディスプレイ、Head−Mounted Display)装置から見られる仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法を提供することを他の目的とする。
本発明は、観客が着用したHMD装置の焦点を自動的に設定可能な仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法を提供することをまた他の目的とする。
一方、本発明が解決しようとする技術的課題は、上述した技術的課題に制限されず、以降の記載から通常の技術者に明確に理解される範囲内で様々な技術的課題が含まれ得る。
上述した課題を解決するための本発明の一側面によれば、コンテンツまたは効果制御信号を提供する映像サーバと、前記コンテンツを表示するHMD装置と、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する4D装置と、を備える仮想現実4Dコンテンツ上映システムが提供される。
前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定することができる。
前記仮想現実4Dコンテンツ上映システムは、有線または無線通信を介して前記HMD装置と連結され、前記映像サーバからコンテンツを受信するモバイル機器をさらに備え、前記HMD装置は、前記モバイル機器からコンテンツを受信して表示することができる。
前記HMD装置は、コンテンツ再生時間情報をリアルタイムで前記映像サーバに送信し、前記映像サーバは、前記時間情報を用いて前記4D装置との通信を介して同期化を行うことができる。
前記4D装置は、前記効果制御信号により、チクラー(tickler)、振動、エアーショット、ウォーターショット、香りショット、ヒーターショットのうちのいずれか一つ以上の効果を実現する4Dチェアであってもよい。
また、前記4D装置は、上映館内に設けられ、前記効果制御信号により、雪、雨、風、露、霧、暴雨、稲光、香り、光のうちの少なくとも一つの効果を実現する4D効果装置であってもよい。
前記仮想現実4Dコンテンツ上映システムは、各上映館に設けられた映像サーバを制御するセントラルサーバをさらに備え、前記映像サーバは、前記セントラルサーバに新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートすることができる。
前記HMD装置は、コンテンツの表示時、仮想現実効果を提供することができる。
本発明の他の側面によれば、現在上映すべきコンテンツをHMD装置またはHMD装置と連結されたモバイル機器に送信するコンテンツサービス部と、前記HMD装置からコンテンツ再生による時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果に対する制御信号を当該4D装置に送信する効果制御部と、を備える映像サーバが提供される。
前記コンテンツサービス部は、セントラルサーバに新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートすることができる。
前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定するHMD装置焦点設定部をさらに備えてもよい。
本発明のまた他の側面によれば、コンテンツを受信する通信部と、前記受信されたコンテンツを表示するディスプレイ部と、前記コンテンツを前記ディスプレイ部に表示されるように制御する制御部と、を備えるHMD装置が提供される。
前記HMD装置は、前記コンテンツが前記ディスプレイ部に表示されるように焦点を調節する焦点調節スイッチをさらに備えてもよい。
前記制御部は、コンテンツ再生による時間情報を映像サーバに送信することができる。
本発明のまた他の側面によれば、(a)映像サーバは、現在上映すべきコンテンツをHMD装置に送信する段階と、(b)前記HMD装置は、前記コンテンツを表示し、コンテンツ再生による時間情報を前記映像サーバに送信する段階と、(c)前記映像サーバは、前記時間情報を用いて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する段階と、(d)前記4D装置は、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する段階と、を含む仮想現実4Dコンテンツ上映方法が提供される。
前記仮想現実4Dコンテンツ上映方法は、前記(a)段階以前に、前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定する段階をさらに含んでもよい。
本発明のまた他の側面によれば、(a)映像サーバは、現在上映すべきコンテンツをHMD装置と連結されたモバイル機器に送信する段階と、(b)前記モバイル機器は、前記コンテンツを保存し、前記映像サーバからコンテンツ再生開始信号が受信されると、前記保存されたコンテンツをHMD装置に送信する段階と、(c)前記HMD装置は、前記コンテンツを表示し、コンテンツ再生による時間情報を前記映像サーバに送信する段階と、(d)前記映像サーバは、前記時間情報を用いて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する段階と、(e)前記4D装置は、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する段階と、を含む仮想現実4Dコンテンツ上映方法が提供される。
前記仮想現実4Dコンテンツ上映方法は、前記(a)段階以降、前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定する段階をさらに含んでもよい。
一方、上述した前記「仮想現実4Dコンテンツ上映方法」は、プログラムの形態で実現されてから、電子装置が読取り可能な記録媒体に記録され、またはプログラムダウンロード管理装置(サーバなど)を介して配布されてもよい。
本発明によれば、4Dシステムに仮想現実技術をつなぎ合わせ、観客に仮想現実を提供し、これによるモーション及び環境効果を体感させることにより、仮想現実による視覚効果と一緒に五感を刺激し、観客にさらに大きな興味と没入感を提供することができる。
また、4Dシステムに仮想現実技術をつなぎ合わせることにより、観客にバーチャル広告を提供することができる。
また、これにより、チケット価格を上げ、またはさらに多くの顧客を誘致するようになり、結果として劇場の輸入増加に寄与することができる。
また、劇場運営会社は、仮想現実コンテンツを提供することにより、広告収入を増加させることができ、劇場で仮想現実映像を大衆が容易に接することにより、仮想現実コンテンツ関連製作会社の量的・質的成長が予想される。すなわち、大衆化した仮想現実技術により、広告売上及び市場が活性化され得る。
また、4D上映館において仮想現実コンテンツを提供することにより、劇場を訪問した観客にさらなる喜びを与え、特定機関や学校の場合、フィールドワークを低コストで劇場で行うことができる。例えば、小学生に火事の危険性を仮想現実で経験させ、火事が生じたとき、取るべき行動などを劇場で教育することができる。
一方、本発明の効果は、上述した効果に制限されず、以降の記載から通常の技術者に明確に理解される範囲内で様々な効果が含まれ得る。
図1は、本発明に係る仮想現実4Dコンテンツ上映システムを示す図である。 図2は、本発明に係るHMD装置の例示図である。 図3は、本発明に係る映像サーバの構成を概略的に示すブロック図である。 図4は、本発明に係るHMD装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る仮想現実4Dコンテンツ上映方法を示す図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係る仮想現実4Dコンテンツ上映方法を示す図である。
本発明の上述した目的と技術的構成及びそれによる作用効果に関する詳細な事項は、本発明の明細書に添付された図面に基づく以下の詳細な説明によりさらに明確に理解される筈である。
以下、添付図面に基づき、本発明に係る「仮想現実4Dコンテンツ上映システム及びその方法」について詳細に説明する。説明する実施形態は、本発明の技術思想を当業者が理解し易いように提供されるものであり、これにより本発明が限定されることはない。なお、添付図面に表現した事項は、本発明の実施形態を説明し易くするために図式化したものであり、実際に実現される形態とは異なる場合がある。
一方、以下で表現する各構成要素は、本発明を実現するための一例に過ぎない。よって、本発明の他の実現においては、本発明の思想及び範囲を逸脱しない範囲内において他の構成要素が使用可能である。また、各構成要素は、単にハードウェアまたはソフトウェアの構成のみにより実現されてもよいが、同じ機能を行う様々なハードウェア及びソフトウェアの構成の組合せにより実現されてもよい。なお、一つのハードウェアまたはソフトウェアにより二つ以上の構成要素が一緒に実現されてもよい。
また、ある構成要素を「備える」という表現は「開放型」の表現であり、単に当該構成要素が存在することを指すものに過ぎず、さらなる構成要素を排除するものと理解されてはならない。
図1は、本発明に係る仮想現実4Dコンテンツ上映システムを示す図であり、図2は、本発明に係るHMD装置の例示図である。
図1を参照すると、仮想現実4Dコンテンツ上映システムは、映像サーバ100、HMD装置200、4D装置300を備え、これらは、通信網を介して連結される。ここで、通信網は、有線通信や無線通信のような通信形態を問わず構成されてもよく、近距離通信ネットワーク(LAN;Local Area Network)、都市規模ネットワーク(MAN;Metropolitan Area Network)、広域ネットワーク(WAN;Wide Area Network)などの様々な通信網で構成されてもよい。
映像サーバ100は、各上映館に設けられ、現在上映すべきコンテンツまたはコンテンツによる効果制御信号を提供する。ここで、コンテンツは、映画、広告、フィールドワークなどのように映像(イメージ)を含める情報であってもよく、効果制御信号は、チクラー、振動効果、雪、雨、風、露、霧、香り、及び光のうちのいずれか一つ以上の効果を実現させる信号であってもよい。
映像サーバ100は、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、HMD装置200の焦点を設定する。ここで、HMD装置着用メッセージは、HMD装置着用を告知するメッセージであって、音声、映像などの様々な形態で出力される。HMD装置着用メッセージを聞いたり見たりした観客は、HMD装置200を着用するようになる。
映像サーバ100は、別途作製された焦点調節告知映像をコンテンツの前部に加えて、観客が着用したHMD装置200の焦点を合わせるべき空き時間を与える。すなわち、映像サーバ100は、焦点調節告知映像の提供後、既設定された一定時間(例えば、3〜5秒)が経過すると、観客のフォーカシングを中央にセットする作業を進行する。観客がHMD装置200を正常に着用すればかまわないが、首を左側や右側に回した状況で、HMD装置200を着用したら、HMD装置200の方向が左側や右側に偏ることになる。この場合、HMD装置200を着用した観客は、正常の映像の中央が見られないので、HMD装置200には、別途のスイッチがあり、ユーザが手動でフォーカシングを正面にセットすることができる。
映像サーバ100は、状況に応じて、4D装置300の効果を制御するための効果制御信号を生成し、生成した効果制御信号を一つ以上の4D装置300に送信する。すなわち、映像サーバ100は、HMD装置200からコンテンツ再生時間情報をリアルタイムで受信し、前記時間情報を用いて、4D装置300との通信を介して同期化を行い、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する。
このように、映像サーバ100は、HMD装置の着用を告知し、観客にHMD装置200を着用させる。その後、映像サーバ100は、現在上映すべきコンテンツを観客が着用したHMD装置200に提供し、仮想現実効果を実現するとともに、当該コンテンツに合う効果制御信号を4D装置300に提供し、様々な効果を実現することができる。
HMD装置200は、映像サーバ100と連結され、映像サーバ100からコンテンツを受信して表示する。HMD装置200は、コンテンツの表示時、仮想現実効果を提供する。例えば、コンテンツがジェットコースターであると仮定すると、HMD装置200は、実際、ジェットコースターに乗る感じをHMD装置200を着用した観客に提供する。
HMD装置200は、コンテンツ再生時間情報をリアルタイムで映像サーバ100に送信する。すると、映像サーバ100は、前記時間情報を用いて4D装置300との同期化を行う。
HMD装置200は、上映館内の座席別または個人別に配置され、HMD装置の着用が告知されると、観客がHMD装置200を自分の頭に着用する。
このようなHMD装置200は、例えば、通信機能及びデータ処理機能を有し、図2に示すように、ユーザの頭に着用される形態であってもよく、ユーザにより着用されたHMD装置200は、画面上にコンテンツをディスプレイする。このとき、HMD装置200は、既設定された位置に既設定されたサイズによりコンテンツを表示する。また、HMD装置200は、眼鏡の形態を有してもよい。HMD装置200は、フレームなどによりユーザの頭に仮固定されてもよい。
HMD装置200は、その自体に中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)及びディスプレイを有する第1タイプと、HMD装置200にモバイル機器500を取り付けて使う第2タイプとがある。第2タイプの場合、モバイル機器500は、HMD装置200がコンテンツをディスプレイするように制御する役割をする。
第1タイプは、図1の(a)に示す構造であって、HMD装置200は、映像サーバ100からコンテンツを受信して表示する。
第2タイプは、図1の(b)に示す構造であって、HMD装置200は、有線または無線通信を介してモバイル機器500と連結される。モバイル機器500は、映像サーバ100からコンテンツを受信し、HMD装置200は、モバイル機器500からコンテンツを受信して表示する。
第2タイプの場合、HMD装置200は、モバイル機器500及び映像サーバ100と通信連結されてもよく、HMD装置200は、モバイル機器500から送信されたコンテンツを出力するように設計される。このとき、HMD装置200は、モバイル機器500からミラキャスト技術などを介してコンテンツを受信し、受信したコンテンツをディスプレイに表示する。
HMD装置200と連結されたモバイル機器500は、スマートフォン、タブレット型パソコン、パソコン、スマートテレビ、携帯電話、携帯端末(PAD;Personal Digital Assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤー、マイクロサーバ、全地球測位システム(GPS;Global Positioning System)装置、電子書籍端末、デジタル放送用端末、ナビゲーション、キオスク、MP3プレーヤー、デジタルカメラ、及びその他のモバイルコンピューティング装置であってもよいが、これに制限されない。また、モバイル機器500は、通信機能及びデータ処理機能を有する時計、バンドなどであってもよいが、これに制限されない。
このように、有線または無線通信を介して、モバイル機器500及びHMD装置200が相互接続されている。HMD装置200及びモバイル機器500間のデータペアリングのために、ミラキャスト技術やWiFiダイレクト技術などが適用されてもよい。
4D装置300は、映像サーバ100と連結され、映像サーバ100から送信された効果制御信号により、コンテンツと同期化した効果を発生させる。
このような4D装置300は、コンテンツを鑑賞するとき、ユーザが着座する4Dチェア310、またはコンテンツと連動して観客に様々な効果を提供するために上映館の内壁または天井などに設けられた4D効果装置320を有してもよい。4Dチェア310は、コンテンツが始まると、そのコンテンツに合わせてモーション及び振動を提供し、4D効果装置320は、コンテンツに合わせてリアルタイムで雪、雨、風、露、霧、暴雨、稲光、香り、光などの4D効果を発生させる。
4D装置300は、内部的に実際の特殊効果を実現する装置、すなわち、複数個の効果装置を駆動させるための機能部を含んでいるが、この機能部には、各効果装置を制御するのに必要なプログラム、すなわち、ファームウェアがインストールされている。ファームウェアとは、通常、機能部内の保存スペース、さらに具体的にはROM(Read−Only Memory)に記録されているものであって、4D装置300を構成する全ての効果装置に対する制御コマンドを含める。このようなファームウェアがインストールされた機能部は、映像サーバ100から効果制御信号を受信してからファームウェアを介して各効果装置を制御するようになる。
4D装置300は、コンテンツの上映中、リアルタイムで映像サーバ100と相互通信を行うためにタイムコードを同期化する。すなわち、映像サーバ100と4D装置300は、コンテンツの上映が始まると、相互参照する時間情報を同一に合わせるためにタイムコード同期化を行い、これにより、映像サーバ100は、コンテンツ上映中に4D装置300を別途に制御しようとするときや、突然エラーが発生して初期化しようとするときなどの突発変数が発生しても、4D装置300と共有するタイムコードを参照して、適切な時刻に適切な措置を取るようになる。
一方、このように構成された仮想現実4Dコンテンツ上映システムは、各上映館に設けられた映像サーバ100を制御するセントラルサーバ400をさらに備えてもよい。
セントラルサーバ400は、複数の映像サーバ100を制御し、各上映館に設けられた映像サーバ100にコンテンツを提供する。映像サーバ100は、セントラルサーバ400に新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートする。
ここでは、一つの映像サーバ100のみを図示しているが、セントラルサーバ400は、複数の映像サーバ100を制御することができるのは自明である。
図3は、本発明に係る映像サーバの構成を概略的に示すブロック図である。
図3を参照すると、映像サーバ100は、データベース110、通信部120、コンテンツサービス部130、効果制御部140を有する。
データベース110には、上映中または上映予定のコンテンツ、各コンテンツに対する情報が保存される。
通信部120は、様々な電子装置とデータを送受信するための構成である。具体的に、通信部120は、映像サーバ100をHMD装置または4D装置と有線通信網または無線通信網を介して連結する構成である。
コンテンツサービス部130は、現在上映すべきコンテンツをデータベース110から抽出し、HMD装置またはHMD装置と連結されたモバイル機器に送信する。
コンテンツサービス部130は、セントラルサーバに新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートする。
効果制御部140は、HMD装置からコンテンツ再生による時間情報を受信し、その時間情報に基づいて4D装置との通信を介して同期化を行い、当該時間に発生すべき効果に対する効果制御信号を当該4D装置に送信する。ここで、効果制御信号は、チクラー、振動効果、雪、雨、風、露、霧、香り、及び光のうちのいずれか一つ以上の効果を実現させる信号であってもよい。
このように構成された映像サーバ100は、HMD装置焦点設定部150をさらに有してもよい。
HMD装置焦点設定部150は、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を中央に設定する。HMD装置着用メッセージは、音声、映像などの様々な形態で出力され、観客は、HMD装置着用メッセージを見てHMD装置を着用するようになる。
HMD装置焦点設定部150は、焦点調節告知映像を提供して、HMD装置を着用した観客のフォーカシングを中央にセットする作業を進行する。焦点調節告知映像は、コンテンツサービス部130が提供するコンテンツの前部に加えて提供し、または別途に作製して提供することができる。
一方、コンテンツサービス部130、効果制御部140、HMD装置焦点設定部150のそれぞれは、コンピューティング装置の上で、プログラムを実行するために必要なプロセッサなどによりそれぞれ実現される。このように、コンテンツサービス部130、効果制御部140、HMD装置焦点設定部150のそれぞれは、物理的に独立したそれぞれの構成により実現されてもよく、一つのプロセッサ内において機能的に区分される形態で実現されてもよい。
制御部160は、データベース110、通信部120、コンテンツサービス部130、効果制御部140、HMD装置焦点設定部150を含める映像サーバ100における様々な構成部の動作を制御する構成である。このような制御部160は、少なくとも一つの演算装置を有するが、ここで、前記演算装置としては、汎用の中央演算処理装置(CPU)、特定目的に合うように実現されたプログラマブル素子{結合プログラム可能論理回路(CPLD;Complex Programmable Logic Device)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA;Field Programmable Gate Array)}、特定用途向け集積回路(ASIC;Application Specific Integrated Circuits)またはマイクロコントローラーチップであってもよい。
図4は、本発明に係るHMD装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図4を参照すると、HMD装置200は、通信部210、ディスプレイ部220、制御部230、メモリ240を有する。
通信部210は、様々な電子装置とデータを送受信するための構成である。具体的に、通信部210は、HMD装置200がコンテンツをディスプレイし、ディスプレイされたコンテンツを変更するために必要な情報を映像サーバまたはモバイル機器と送受信するための構成である。
ディスプレイ部220は、HMD装置200で処理される情報をディスプレイする。特に、ディスプレイ部220は、現在上映すべきコンテンツをディスプレイする。
また、ディスプレイ部220は、焦点調節告知映像をディスプレイする。
ディスプレイ部220から出力されるコンテンツは、一般視野にオーパーラップして表示される。
メモリ240は、HMD装置200がコンテンツをディスプレイし、ディスプレイされたコンテンツを変更するために必要な情報を保存する。
制御部230は、通常、HMD装置200の全般の動作を制御する。例えば、制御部230は、メモリ240に保存されたプログラムを実行することにより、ディスプレイ部220及び通信部210を制御する。
制御部230は、通信部210から受信したコンテンツをディスプレイ部220に表示するように制御する。
また、制御部230は、コンテンツ再生による時間情報をリアルタイムで映像サーバに提供する。
このようなHMD装置200は、映像サーバ及びモバイル機器のうちの少なくとも一つと連結され、モバイル機器及び映像サーバのうちの少なくとも一つからコンテンツを受信することにより、HMD装置200の画面上にコンテンツをディスプレイする。
このように構成されたHMD装置200は、コンテンツがディスプレイ部220に表示されるように焦点を調節する焦点調節スイッチ250をさらに有してもよい。
観客がHMD装置200を正常に着用すればかまわないが、首を左側や右側に回した状況で、HMD装置200を着用したら、HMD装置200の方向が左側や右側に偏ることになる。この場合、HMD装置200を着用した観客は、正常の映像の中央が見られないので、HMD装置200には、焦点調節スイッチ250が別途に設けられ、ユーザが手動でフォーカシングを正面にセットすることができる。
制御部230は、通信部210、ディスプレイ部220、メモリ240、焦点調節スイッチ250を含めるHMD装置200における様々な構成部の動作を制御する構成である。このような制御部230は、少なくとも一つの演算装置を有するが、ここで、前記演算装置としては、汎用の中央演算処理装置(CPU)、特定目的に合うように実現されたプログラマブル素子(CPLD、FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)またはマイクロコントローラーチップであってもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係る仮想現実4Dコンテンツ上映方法を示す図である。
図5を参照すると、映像サーバは、HMD装置の着用を告知し(S502)、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を調節する(S504)。すなわち、映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、観客は、HMD装置着用メッセージを見てHMD装置を着用するようになる。映像サーバは、焦点調節告知映像を提供し、HMD装置を着用した観客のフォーカシングを中央にセットする作業を進行する。
その後、映像サーバは、現在上映すべきコンテンツをHMD装置に送信し(S506)、HMD装置は、コンテンツを表示し(S508)、コンテンツ再生による時間情報を映像サーバに送信する(S510)。HMD装置がコンテンツを表示すると、仮想現実効果が提供される。
映像サーバは、HMD装置から送信された時間情報に基づいて4D装置との通信を介して同期化を行い(S512)、当該時間に発生すべき効果に対する効果制御信号を当該4D装置に送信する(S514)。効果制御信号は、HMD装置が再生するコンテンツに合う効果を発生させる信号である。
効果制御信号を受信した4D装置は、現在再生されるコンテンツと同期化した効果を発生する(S516)。すなわち、4Dチェアは、コンテンツが始まると、そのコンテンツに合わせてモーション及び振動を提供し、4D効果装置は、コンテンツに合わせてリアルハイムで雪、雨、風、露、霧、暴雨、稲光、香り、光などの4D効果を発生する。
図6は、本発明の他の実施形態に係る仮想現実4Dコンテンツ上映方法を示す図である。
図6を参照すると、映像サーバは、現在再生すべきコンテンツをHMD装置と連結されたモバイル機器に送信し(S602)、モバイル機器は、送信されたコンテンツを保存する(S604)。
その後、映像サーバは、HMD装置の着用を告知し(S606)、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を調節する(S608)。
その後、映像サーバは、コンテンツ再生開始信号をモバイル機器に送信し(S610)、モバイル機器は、コンテンツをHMD装置に送信する(S612)。このとき、モバイル機器は、ミラキャスト技術やWiFiダイレクト技術などを介してHMD装置にコンテンツを送信する。
すると、HMD装置は、コンテンツを表示し(S614)、コンテンツ再生時間情報を映像サーバに送信する(S616)。
映像サーバは、HMD装置から送信された時間情報を用いて4D装置との通信を介して同期化を行い(S618)、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する(S620)。
効果制御信号を受信した4D装置は、現在再生されるコンテンツと同期化した効果を発生する(S622)。
一方、仮想現実4Dコンテンツ上映方法は、プログラムで作成可能であり、プログラムを構成するコード及びコードセグメントは、当該分野のプログラマーにより容易に推論される。また、仮想現実4Dコンテンツ上映方法に関するプログラムは、電子装置が読取り可能な情報保存媒体(または可読媒体)に保存され、電子装置により読み取られて実行される。
このように、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明が、その技術的思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な実施形態で実施され得ることに認知することができるだろう。したがって、上述した実施形態は、例示的なものに過ぎず、その範囲を制限しておいた限定的なものではないと理解すべきである。また、図示されたフローチャートは、本発明を実施するにあたり、最も好ましい結果を達成するために例示的に示された順次的順序に過ぎず、他の追加段階が提供され、または一部の段階が削除され得るのはもちろんである。
本明細書で記述する技術的特徴とこれを実行する実現物は、デジタル電子回路で実現され、または本明細書で記述する構造及びその構造的な等価物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェアで実現され、またはこれらのうちの一つ以上の組合せで実現され得る。また、本明細書で記述する技術的特徴を実行する実現物は、コンピュータプログラム製品、すなわち、処理システムの動作を制御するために、またはこれによる実行のために類型のプログラム記録媒体上にエンコードされたコンピュータプログラムコマンドに関するモジュールとして実現されることも可能である。
一方、本明細書で“装置”や“システム”とは、例えば、プロセッサ、コンピュータまたは多重プロセッサやコンピュータを含めてデータを処理するためのあらゆる機構、装置及び機械を包括する。処理システムは、ハードウェアに付け加えて、例えばプロセッサファームウェアを構成するコード、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、またはこれらのうち一つ以上の組合せなど、要請時コンピュータプログラムに対する実行環境を形成するコードを含むことができる。プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプトまたはコードとしても知られているコンピュータプログラムは、コンパイルまたは解釈された言語やアプリオリまたは手続き型言語を含むプログラミング言語の如何なる形態でも作成されてもよく、独立型プログラムやモジュール、コンポーネント、サブルーティンまたはコンピュータ環境での使用に適した他のユニットを含めて如何なる形態でも実現され得る。
本明細書に添付された図面に示されているブロック図及びフローチャートに含まれている本発明の技術的特徴を実行する構成は、これらの構成間の論理的な境界を意味する。しかし、ソフトウェアまたはハードウェアの実施形態によれば、図示された構成とその機能は、独立型ソフトウェアモジュール、モノリシックソフトウェア構造、コード、サービス、及びこれらの組み合わせで実行され、保存されたプログラムコード、コマンドなどを実行することが可能なプロセッサを備えたコンピュータで実行可能な媒体に保存されてそれらの機能が実現できるので、このような全ての実施形態も本発明の権利範囲内に属するものと見なすべきである。
したがって、添付図面とそれに対する技術は、本発明の技術的特徴を説明するが、このような技術的特徴を実現するためのソフトウェアの特定の配列が明らかに言及されない限り、単純に推論されてはならない。すなわち、上述した様々な実施形態が存在することができ、それらの実施形態が本発明と同じ技術的特徴を保有しながらも一部変形できるので、これも本発明の権利範囲内に属するものと見なすべきである。
また、フローチャートは、特定の順序で動作を描写しているが、これは最も好ましい結果を得るために図示したものであって、図示した特定の順序や順次的順序でそれらの動作が必ず実行されなければならないとか、全ての図示した動作が必ず実行されなければならないものと理解されてはならない。特定の場合、マルチタスク機能と並列処理が有利であり得る。併せて、上述した実施形態の様々なシステムコンポーネントの分離は、そのような分離を全ての実施形態で要求するものと理解されてはならず、説明したプログラムコンポーネント及びシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に一緒に統合され、または多重のソフトウェア製品にパッケージングされ得るという点を理解すべきである。
このように、本明細書は、その提示された具体的な用語によって本発明を制限しようとするものではない。したがって、上述した実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、本実施形態に対する改造、変更及び変形を加えることができる。本発明の範囲は、上記の詳細な説明よりは、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲そしてその等価概念から導き出される全ての変更または変形形態も本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
100 映像サーバ
110 データベース
120、210 通信部
130 コンテンツサービス部
140 効果制御部
150 HMD装置焦点設定部
160、230 制御部
200 HMD装置
220 ディスプレイ部
240 メモリ
250 焦点調節スイッチ
300 4D装置
310 4Dチェア
320 4D効果装置
400 セントラルサーバ
500 モバイル機器

Claims (18)

  1. コンテンツまたは効果制御信号を提供する映像サーバと、
    前記コンテンツを表示するHMD(頭装着型ディスプレイ、Head−Mounted Display)装置と、
    前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する4D装置と、を備える仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  2. 前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定することを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  3. 有線または無線通信を介して前記HMD装置と連結され、前記映像サーバからコンテンツを受信するモバイル機器をさらに備え、
    前記HMD装置は、前記モバイル機器からコンテンツを受信して表示することを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  4. 前記HMD装置は、コンテンツ再生時間情報をリアルタイムで前記映像サーバに送信し、
    前記映像サーバは、前記時間情報を用いて前記4D装置との通信を介して同期化を行うことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  5. 前記4D装置は、前記効果制御信号により、チクラー(tickler)、振動、エアーショット、ウォーターショット、香りショット、ヒーターショットのうちのいずれか一つ以上の効果を実現する4Dチェアであることを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  6. 前記4D装置は、上映館内に設けられ、前記効果制御信号により、雪、雨、風、露、霧、暴雨、稲光、香り、光のうちの少なくとも一つの効果を実現する4D効果装置であることを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  7. 各上映館に設けられた映像サーバを制御するセントラルサーバをさらに備え、
    前記映像サーバは、前記セントラルサーバに新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートすることを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  8. 前記HMD装置は、コンテンツの表示時、仮想現実効果を提供することを特徴とする請求項1に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映システム。
  9. 現在上映すべきコンテンツをHMD装置またはHMD装置と連結されたモバイル機器に送信するコンテンツサービス部と、
    前記HMD装置からコンテンツ再生時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果に対する制御信号を当該4D装置に送信する効果制御部と、を備える映像サーバ。
  10. 前記コンテンツサービス部は、セントラルサーバに新規コンテンツが存在する場合、新規コンテンツをアップデートすることを特徴とする請求項9に記載の映像サーバ。
  11. HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定するHMD装置焦点設定部をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の映像サーバ。
  12. コンテンツを受信する通信部と、
    前記受信されたコンテンツを表示するディスプレイ部と、
    前記コンテンツを前記ディスプレイ部に表示されるように制御する制御部と、を備えるHMD装置。
  13. 前記コンテンツが前記ディスプレイ部に表示されるように焦点を調節する焦点調節スイッチをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のHMD装置。
  14. 前記制御部は、コンテンツ再生による時間情報を映像サーバに送信することを特徴とする請求項12に記載のHMD装置。
  15. (a)映像サーバは、現在上映すべきコンテンツをHMD装置に送信する段階と、
    (b)前記HMD装置は、前記コンテンツを表示し、コンテンツ再生による時間情報を前記映像サーバに送信する段階と、
    (c)前記映像サーバは、前記時間情報を用いて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する段階と、
    (d)前記4D装置は、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する段階と、を含む仮想現実4Dコンテンツ上映方法。
  16. 前記(a)段階以前に、前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映方法。
  17. (a)映像サーバは、現在上映すべきコンテンツをHMD装置と連結されたモバイル機器に送信する段階と、
    (b)前記モバイル機器は、前記コンテンツを保存し、前記映像サーバからコンテンツ再生開始信号が受信されると、前記保存されたコンテンツをHMD装置に送信する段階と、
    (c)前記HMD装置は、前記コンテンツを表示し、コンテンツ再生による時間情報を前記映像サーバに送信する段階と、
    (d)前記映像サーバは、前記時間情報を用いて4D装置との同期化を行い、当該時間に発生すべき効果制御信号を当該4D装置に送信する段階と、
    (e)前記4D装置は、前記効果制御信号により、前記コンテンツと同期化した効果を発生する段階と、を含む仮想現実4Dコンテンツ上映方法。
  18. 前記(a)段階以降、前記映像サーバは、HMD装置着用メッセージを出力し、既設定された一定時間の後、焦点調節告知映像を提供してHMD装置の焦点を設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の仮想現実4Dコンテンツ上映方法。
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