JP2020501295A - 高周波及び高出力アプリケーション用のインダクタ - Google Patents

高周波及び高出力アプリケーション用のインダクタ Download PDF

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Abstract

本発明は、高周波及び高電力用途のためのインダクタ(10)に関する。 インダクタ(10)は、少なくとも1つのワイヤ導体(20)とコイルゾーン(30)とを備える。 少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は、コイルゾーンの周りに巻かれてトーラス形状の軸方向に延びる軸を中心とする実質的なトーラス形状を形成する少なくとも1つのワイヤ導体を有する。 コイルゾーンの外側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の外側巻線は、実質的に軸から第1の半径方向距離にある。 コイルゾーンの内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の内側巻線はそれぞれ、実質的に軸から第2の半径方向距離にあり、実質的に軸から第3の半径方向距離にある。 少なくとも1つの導体の内側巻線が第2の半径方向距離にあるとき、少なくとも1つの導体の次の内側巻線は第3の半径方向距離にある。

Description

本発明は、高周波及び高電力用途のためのインダクタ、高電力ジェネレータ、X線を発生するための装置、及びX線を発生するための方法、ならびにコンピュータプログラム要素及びコンピュータ可読媒体に関する。
現代のジェネレータは、高い電力と周波数で動作しなければならない。例えば、X線ジェネレータは30kW及び120kWの間のピーク電力を供給しなければならず、電力インバータは20から100kHzのオーダーの高周波で作動する。損失を最小限に抑えるために、共振インバータを使用することがさらに知られている。これらの回路は少なくとも共振インダクタとコンデンサとを必要とする。全システムインダクタンスは、あらゆる高電圧変圧器と追加の共振インダクタに固有の漂遊インダクタンスによって定義される。変圧器が完全なインダクタンスを供給する設計は知られる。 (そのような変圧器はDE102014202531A1に記載されている)。
これらの解決策は、それらがプリント回路基板及び金属エンクロージャのような隣接部品内に渦電流を発生させる可能性がある比較的高い漂遊場に関連するという欠点を有する。
EP1414051A1には、空芯コイルを製造するステップと、空芯コイルを芯の周囲に固定するステップとを有するコイル装置の製造方法が記載されている。空芯コイルの製造ステップにおいて、空芯コイルが製作され、巻線軸方向に配置される複数のユニット巻線部のそれぞれが1又は複数のターン数を有し、巻線軸方向に隣接するユニット巻線部が異なる内周長を有する。
US1656933Aは、巻線が、コイルの内周に2層を形成し、コイルの外周に単層を形成する種類のトロイドコイルの製造方法に関する。
X線源に対するものを含む一般的なユティリティを有するであろう高周波の高電力を発生するための改良された技術を有することは有利であろう。
本発明の目的は、独立請求項の主題によって解決され、さらなる実施形態は従属請求項に組み込まれる。本発明の以下に記載される態様は、高周波及び高電力用途のためのインダクタ、高電力ジェネレータ、X線を発生するための装置、X線を発生するための方法、及びプログラム要素及びコンピュータ可読媒体にも適用されることに留意されたい。
第1の態様では、高周波及び高電力用途のためのインダクタであって、
- 少なくとも一つのワイヤ導体と、
- コイルゾーンと
を有する、インダクタが提供される。
少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は、コイルゾーンの周りに巻かれる少なくとも1つのワイヤ導体を有し、トーラス形状の軸方向に延在する軸のまわりを中心とする実質的なトーラス形状を形成する。コイルゾーンの外側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の外側巻線は、実質的に軸から第1の半径方向距離にある。コイルゾーンの内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の内側巻線はそれぞれ、実質的に軸から第2の半径方向距離にあり、実質的に軸から第3の半径方向距離にある。少なくとも1つの導体の内側巻線が第2の半径方向距離にあるとき、少なくとも1つの導体の次の内側巻線は第3の半径方向距離にある。
言い換えれば、二重巻線方式が使用され、コアの周りの単一のターンを使用する代わりに2つのターンが使用される。別の言い方をすると、トロイドの内側ではターンは互いの上にあり、トロイドの外側ではターンは互いに隣接している。したがって、トロイダル形状は、その周囲にここでもトロイダル形状で二重巻線(又は実際には三重巻線)を有し、コイルゾーンの外側範囲では、巻線は互いに隣接し、一方、コイルゾーンの内側範囲では、巻線は互いの上に設けられ、二重巻線方式の場合、2つのターニングが互いの上に設けられ、三重巻線方式の場合、3つの巻線が互いの上に設けられる。
別の言い方をすると、高周波、高電力、及び低ノイズの用途のためのインダクタが提供され、コイルの高品質ファクタが提供される。したがって、低損失で結合される、高い蓄積エネルギー能力が可能になる。
このようにして、漂遊磁界を減らすことができる。
このようにして、厳しい電磁適合性が要求される適用性、及び/又は高性能用途に対する適用性が提供される。
さらに、インダクタは高い周波数及び電力で大きな損失を被らない。インダクタコイルは、 1)表皮効果と近接効果による損失を最小限に抑えるリッツワイヤを使用できること、2)コアの最適な断面積を計算できること、3)漂遊磁界が、巻線方式によって低減されるため、金属エンクロージャ内の渦電流による漂遊磁界による損失が低減されることにより、高いAC損失を経験しない。
そのため、金属製エンクロージャ内の渦電流損失及びPCBなどの隣接する電子機器への干渉を軽減できる。
別の言い方をすれば、インダクタを使用するいかなる回路も、二重(実際には三重)巻線方式を有するインダクタを利用することができ、この漂遊磁界を減少させ、電磁適合性及び高性能を改善することができる。
一例では、コイルゾーンの内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の巻線が巻線の対として形成される。巻線の対の第1の巻線を通って延在する軸からの半径方向の線も、巻線の対のうちの第2の巻線を通って実質的に延在する。
言い換えれば、内側の巻線を互いの上に正確に重ね合わせることができる。
一例では、第1の半径方向距離は、第2及び第3の半径方向距離の平均のほぼ2倍である。
このように、コイルゾーンの内側のワイヤは、ワイヤ間に隙間なく互いに接触することができ、同様に、コイルゾーンの外側のワイヤは、ワイヤ間に隙間なく互いに接触することができる。
別の言い方をすると、巻線方式はコア(コイルゾーン)の周りに銅製のシールド(又は銅層)を近似するか、又は形成する。このようにして、磁束はコアに閉じ込められる。シールドは、シールド内のギャップが少ないとき、すなわち、巻線間のギャップがより少なく、かつ小さくなると、磁束漏れを防ぐのにより効果的である。内側の巻線を互いの上に正確に配置しない場合、必要とされる他の場合よりも大きな内径が必要になり、外径は内径のN倍にはならない。その場合、トロイドの外径上に必要以上の隙間があり、巻線部によって形成されたシールドはそれほど効果的ではないであろう。
このようにして、漂遊磁界を減らすことができる。
第1の態様では、コイルゾーンはエアギャップを含み、少なくとも1つのワイヤ導体の巻線はエアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体の少なくとも1つの巻線を有する。
言い換えれば、コイル巻線の中心を通って引き戻される補償巻線が提供される。
このようにして、一連の円ではなく螺旋である巻線によって生じる漂遊磁界を減らすことができる。
換言すれば、一つの巻線が、主巻線とは反対方向に磁気軸に沿ってエアギャップに設けられ、このようにしてコア上の巻線方向から生じる場の一部が補償される。
一例では、フォーマがエアギャップ内に配置される。フォーマには少なくとも1つの支持体がある。少なくとも1つの支持体は、エアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体の少なくとも1つの巻線が少なくとも1つの支持体によって支持されるように構成される。
一例では、少なくとも1つの導体は、第1のワイヤ導体と第2のワイヤ導体とを含む。巻線は、第1のワイヤ導体と第2のワイヤ導体とから形成される。
言い換えれば、2つのターンを有する単一のワイヤを使用する代わりに、2つのワイヤが二重巻線を達成するように使用される(又は2つのワイヤが、二重に巻かれる一つのワイヤを備える三重巻線を達成するように使用されるか、又は3つのワイヤが、三重巻線を達成するように使用される)。
このようにして、コイルの自己共振が増大する。
2つのコイル巻線の方向は、それらが磁束を生成するのに互いに助け合う。一般論として、全てのコイル巻線(又はサブコイル巻線)の方向及び全てのサブコイルの電気的接続は、それらが所望の磁束を生成するのに互いに助け合う。
別の言い方をすると、2つの完全なコイルが提供され、それらは両方ともコイルゾーンの周りにトーラスを形成し、それはエアギャップを含むか又はエアギャップになり得る。
一例では、少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は巻線の対として形成される。巻線の第1の対は、第2の半径方向距離にある第1のワイヤ導体と第3の半径方向距離にある第2のワイヤ導体とを有する。巻線の第1の対に隣接する巻線の対は、第3の半径方向距離にある第1のワイヤ導体と第2の半径方向距離にある第2のワイヤ導体とを有する。
言い換えれば、一つのワイヤの代わりに2本のワイヤを使用する場合、一つのワイヤが一つのターンでトロイドの内側で他方の上にあった場合、次のターンの間のトロイドの内側の底にある点で2本のワイヤは交代する。この交代方式が各ターンの後に厳密に行われる必要はない。むしろ、どのワイヤがトロイドの内側で他方のワイヤの上にあるかの交代は、各第二又は第三のターンの後、又は第三を超えるターンの後でさえも適用することができる。しかしながら、これを行う際に、各ワイヤが他のワイヤと同じ場所(内径での底部又は頂部位置 - トロイドの内側)にあることが多いように交代方式が提供される。
これは、適切な交代巻線方式で2本より多いワイヤに拡張できる。ターン巻線を作るためにワイヤの数を増やすことができるので(1ターンを作るために2本のワイヤを平行に使用することは、2ターンを作るために1本のワイヤを使用することとエネルギーの点で同等と見なすことができる)、完全なコイルを形成するためにコイルセグメント又はサブコイルの数は増やされることができる。したがって、2つの半コイルは直列又は並列に接続され、共通のコア(例えば空芯)を共有することができる。しかしながら、2つより多くのコイル(例えば、6個又は12個のサブコイル)を使用することができる。これらのサブコイルも、完全なコイルの所望のインダクタンス値になるように直列又は並列に接続することができる。これにより、設計の柔軟性が高まる。
したがって、1つのトロイダルコイルを必要に応じていくつでもサブコイルに分割することができる。各サブコイルは二重又は三重巻線を使用して作ることができる。これらの複数の巻線は、単一の巻線としての一つのワイヤとしてではなく、平行なワイヤを使用して作ることができる。
言い換えると、1ターンを作るために2本のワイヤを並列に使用することは、エネルギーの点で2ターンを作るために一つのワイヤを使用することと同じである。より少ないターンが、特定のアプリケーションでは有益であるより高い自己共振に変換されるため、これはコイルの自己共振を増加させる。より多くのワイヤが使用される場合、この効果は明らかにより顕著になる。1ターンを作る平行な3本のワイヤは3ターンを作る一つのワイヤと同じである。複数のワイヤを使用する場合、交代方式が維持され、このようにして電流はワイヤ間で均等に分配される。
一例では、コイルゾーンはエアギャップを含み、第1のワイヤ導体の巻線はエアギャップを通して引き戻され、第2のワイヤ導体の巻線はエアギャップを通して引き戻される。
一例では、少なくとも1つの導体用の接続端子は互いに隣接して配置される。
このようにして、電気的接続の単純さは容易である。
一例では、少なくとも1つの導体はリッツワイヤを有する。
リッツワイヤを使用すると、複雑な配線形状の実施形態が容易になり、また、説明した二重及び三重巻線方式が容易になる。個々のワイヤの束から形成されるワイヤの形態でのリッツワイヤの使用は、それ自体のワイヤを流れる電流による表皮効果の悪影響を軽減する。個々のワイヤの束から形成されるワイヤの形態でのリッツワイヤの使用は、隣接するワイヤにおける電流に起因する表面電流をもたらす近接効果の悪影響を減少させる。そうでない場合、これは、AC損失につながる可能性があるコイルゾーンの内側範囲(例えばエアギャップ)に関する問題になり得る。
第2の態様では、高電力ジェネレータであって、
- 第1の態様による高周波及び高電力用途のためのインダクタ
を有する高電力ジェネレータが提供される。
第3の態様では、X線を発生するための装置であって、
- X線源、及び
- 第2の態様による高電力ジェネレータを有する電源
を有する装置が提供される。
電源は電圧を発生するように構成される。 X線源は、カソードとアノードとを有する。カソードはアノードに対して配置され、カソードとアノードとは、カソードから放出される電子が電圧に対応するエネルギーでアノードと相互作用するように動作可能である。電子はアノードと相互作用してX線を発生させる。
第4の態様では、X線を発生する方法であって、
- 電源を用いて電圧を生成するステップであって、前記電圧の生成は、前記第2の態様による高電力ジェネレータを利用するステップを有する、ステップと、
- X線源のアノードに対してX線源のカソードを位置決めするステップと、
- カソードから電子を放出するステップと、
-カソードから放出される電子を、前記電圧に対応するエネルギーでアノードに相互作用させるステップと、
- アノードからX線を発生させるステップであって、電子はアノードと相互作用してX線を発生させる、ステップと
を有する方法が提供される。
別の態様によれば、処理ユニットによって実行されるコンピュータプログラム要素において、前述の方法ステップを実行するように適合される、前述の装置を制御するコンピュータプログラム要素が提供される
別の態様によれば、前述のように記憶されるコンピュータ要素を有するコンピュータ可読媒体が提供される。
有利には、上記の態様のいずれかによって提供される利益は、他の態様のすべてに等しく当てはまり、逆もまた同様である。
上記の態様及び例は、以下に記載される実施形態を参照して明らかになるであろう。
例示的な実施形態は、添付の図面を参照して以下に説明される。
左側の図におけるインダクタの概略例を示しており、2本のワイヤが平行であり、巻線毎に180°ねじられており、右側の図面におけるインダクタの断面図である。 インダクタの第1の巻線の概略例を示す。 インダクタの巻線の概略例を示す。 上の図では分解される形態で、下の図では組み立てられた形態でのコイルフォーマの概略例を示す。 X線を発生させるための装置の概略例を示す。 X線の発生方法の一例を示す。
図1は、左側の図におけるインダクタ10の概略例と、右側の図に示されるインダクタの断面図を示す。少なくとも1つのワイヤ導体20の第1ワイヤ導体22及び第2ワイヤ導体24の巻線52及び54から形成することができる補償巻線50がエアギャップ内に示される。しかしながら、ここで説明した二重、実際には三重の巻線方式は、磁気コアのような空芯以外のコアの周りに使用することができ、その場合、補償巻線50は使用されない。したがって、巻線は、必ずしもエアギャップの周りではなく、コイルゾーン30の周りにあると考えることができる。また、2つのワイヤ22及び24(又は実際には3つのワイヤ)の形態の少なくとも1つのワイヤ導体20を使用するのではなく、単一のワイヤを使用して以下に説明する二重巻線を形成することができる。また、図1に示すインダクタは概略的に表されるので、補償巻線50がコアの周りの巻線から形成されるようには示されておらず、これは表現の単純化のために図1に示される。図2は、少なくとも1つのワイヤ導体のうちの1つのワイヤ22が空芯の周りにどのように巻かれ、巻線52が空芯を通って引き戻され得るかを示す。図2では、ここでも単純化のために第2のワイヤ導体24は示されていないが、図1に示されるように、2つの巻線がコアの内側に互いの上であるが、コアの外側で互いに隣接するように空芯の周りにも巻かれる。また、2本のワイヤを有するのではなく、単一のワイヤ22を二重巻線構成で巻くことができる。
図1をさらに詳細に参照すると、高周波及び高電力用途のためのインダクタ10が示される。インダクタ10は、少なくとも1つのワイヤ導体20と、コイルゾーン30とを備える。トーラス形状の軸方向に延在する軸のまわりを中心とする実質的なトーラス形状を形成するためにコイルゾーン30の周りに巻かれる少なくとも1つのワイヤ導体20の巻線を有する。したがって、軸は図1に示す巻線の中心を通って下方に延在し、図3を参照すると、軸は半径r、a及びbが延在する位置で紙面から延在する。図1を引き続き参照すると、コイルゾーン30の外側範囲で、少なくとも1つのワイヤ導体20の外側巻線が、実質的に軸から第1の半径方向距離にある。コイルゾーン30の内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体20の内側巻線は、それぞれ実質的に軸から第2の半径方向距離にあり、実質的に軸から第3の半径方向距離にある。少なくとも1つの導体20の内側巻線が第2の半径方向距離にあるとき、少なくとも1つの導体の次の内側巻線は第3の半径方向距離にある。したがって、図3を参照すると、視覚化を容易にするために上述の二重巻線を示していない単純化されるインダクタが示され、外側巻線は第1半径bであり、図3に示す単一巻線ではない内側巻線は実際、図1に示される二重巻線にある。したがって、インダクタ10の内径aは、実際には巻線の2つの半径である。
一例では、第1の半径方向距離における少なくとも一つのワイヤの巻線は互いに正確に隣接しており、言い換えれば接触している。すなわち、コア(又はコイルゾーン)の外側の巻線は互いに突き合わされる。
一例では、第3の半径方向距離における少なくとも一つのワイヤの巻線は互いに正確に隣接しており、言い換えれば接触している。すなわち、コイルゾーンの内側の巻線は互いに突き合わされる。
一例では、コイルゾーンの内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は、それぞれ実質的に軸から第2の半径方向距離にあり、実質的に軸から第3の半径方向距離にあり、実質的に軸から第4の半径方向距離にある。言い換えれば、コイルゾーンの周りに単一のターンを使用する代わりに、3つのターンが使用される三重巻線方式が使用される。別の言い方をすると、トロイドの内側では3つのターンが互いの上にあり、一方で、トロイドの外側ではターンは互いに隣接している。
一例では、コイルゾーンはエアギャップを有する。
例えばX線ジェネレータに必要とされる高電力レベルで、磁気コアではなく空芯を有することによって、高周波での高損失が軽減され、熱管理に関連する要求が低減される。任意のインダクタンス値のインダクタが実現可能であり、100kHzを超え最大1MHzまでのスイッチング周波数及び数百アンペアの電流で動作することができる、SiC及びGaNなどのワイドバンドギャップ半導体に基づくスイッチング技術と互換性がある。
一例によれば、コイルゾーン30の内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体20の巻線は、巻線の対40として形成される。巻線の対の第1の巻線40aを通って延在する軸からの半径方向線も、巻線の対の第2の巻線40aを通って実質的に延在する。
一例では、コイルゾーンの内側範囲において、少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は、3組の巻線として形成される。3組の巻線の第1の巻線を通って延在する軸からの半径方向の線も、実質的に3組の第2の巻線を通って延在し、3組の巻線の第3の巻線を通っても延在する。
一例では、外径は内径の約N倍であり、Nは内径上の巻線上の層数である。したがって、N = 2及びN = 3及びそれより高い数のインダクタが可能である。
一例によれば、第1の半径方向距離は、第2及び第3の半径方向距離の平均のほぼ2倍である。
一例では、第1の半径方向距離は、第2及び第3及び第4の半径方向距離の平均の実質的に3倍である。従って、ここでも、コイルゾーンの内側のワイヤは、コイルゾーンの外側のワイヤのように互いに接触し得る。一例によれば、コイルゾーン30はエアギャップを含み、少なくとも1つのワイヤ導体20の巻線は、エアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体の少なくとも1つの巻線50を有する。
一例では、「戻り」巻線は、コイルの中心面内のコイル形状と同軸に配置される。
一例では、エアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体の少なくとも1つの巻線は、結果として生じる漂遊磁界が最小になるように軸から半径方向にある。特定の半径は、シミュレーション及び/又は手動の適合によって決定することができる。
一例によれば、フォーマはエアギャップ30内に配置される。フォーマは少なくとも1つの支持体を有する。少なくとも1つの支持体は、エアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体20の少なくとも1つの巻線50が少なくとも1つの支持体によって支持されるように構成される。フォーマの一例を図4に示す。
一例では、リング構造60がエアギャップ30内に配置される。リング構造は少なくとも1つの溝を有する。少なくとも1つの溝は、エアギャップを通して引き戻される少なくとも1つのワイヤ導体20の少なくとも1つの巻線50が少なくとも1つの溝内に位置するように構成される。リング構造の一例を図4に示す。
このようにして、補償巻線を正確に位置決めし、その位置に維持することができる。
一例では、リング構造は熱可塑性樹脂から作られる。
一例によれば、少なくとも1つの導体20は、第1のワイヤ導体22及び第2のワイヤ導体24を有する。巻線は、第1のワイヤ導体及び第2のワイヤ導体から形成される。
一例では、少なくとも1つの導体は、第1のワイヤ導体と、第2のワイヤ導体と、第3のワイヤ導体とを有する。巻線は、第1のワイヤ導体と、第2のワイヤ導体と、第3のワイヤ導体とから形成される。言い換えれば、3つのターンを有する単一のワイヤを使用する代わりに、3つのワイヤが二重巻線を達成するために使用される。
一例によれば、少なくとも1つのワイヤ導体20の巻線は、巻線の対40として形成される。巻線の第1の対42は、第2の半径方向距離にある第1のワイヤ導体22と第3の半径方向距離にある第2のワイヤ導体24とを有する。巻線の第1の対に隣接する巻線の対44は、第3の半径方向距離にある第1のワイヤ導体22と第2の半径方向距離にある第2のワイヤ導体24とを有する。
一例によれば、コイルゾーンはエアギャップを有する。第1のワイヤ導体22の巻線52はエアギャップ30を通して引き戻され、第2のワイヤ導体24の巻線54はエアギャップを通して引き戻される。
一例では、第3のワイヤ導体の巻線が空芯を通して引き戻される。
一例によれば、少なくとも1つの導体用の接続端子は互いに隣接して配置される。
一例では、少なくとも1つの導体は、銅線などの何れかの通常の種類のワイヤとすることができる。
一例では、少なくとも1つの導体は、個々のワイヤの束から形成することができる。
一例によれば、少なくとも1つの導体20はリッツワイヤを有する。
一例では、インダクタは最大100kHzの周波数で動作するように構成される。一例では、インダクタは最大1MHzの周波数で動作するように構成される。一例では、インダクタは100アンペアまでの電流で動作するように構成される。一例では、インダクタは、自然対流を伴う空冷のみを使用して150kHzで1000アンペアまでの電流で動作するように構成される。
図5は、X線を発生させるための装置200を示す。装置200は、高電力ジェネレータ100を備える。高電力ジェネレータは、図1乃至図3に関して説明したように、高周波及び高電力用途のためのインダクタ10を備える。従って、高電力ジェネレータは、X線ジェネレータのような高電力システムにおいてだけでなく、例えば自動車用途においても適用可能性を有する。空芯を使用すると、大電力用途でも芯が飽和することはない。飽和の問題が存在しないため、コイルは優れた直線性を示す。空芯であれば、芯損失はない。また、空芯は損失も飽和もないので、芯特性の温度依存ドリフトはない。したがって、高周波及び高電力及び低雑音適用性を有する(例えば、空芯を有する)インダクタを使用して、高電力を効果的に生成することができる。
引き続き図5を参照すると、X線を発生させるための装置200は、X線源210と、上述のような高電力ジェネレータ100を備える電源220とを備える。電源220は電圧を発生するように構成される。 X線源210は、カソード212及びアノード214を有する。カソード212はアノード214に対して位置決めされ、カソード212及びアノード214は、カソード212から放出される電子が、電圧に対応するエネルギーでアノード214と相互作用するように動作可能である。電子はアノード214と相互作用してX線を発生させる。
図6は、その基本ステップにおいてX線を発生させるための方法300を示す。方法300は、
- ステップa)とも呼ばれる生成ステップ310において、電源220を用いて電圧を生成するステップであって、電圧の生成は、高電力ジェネレータ100を利用するステップを有する、ステップと、
- ステップb)とも呼ばれる位置決めステップ320において、X線源210のカソード212をX線源210のアノード214に対して位置決めするステップと、
- ステップ212)とも呼ばれる放出ステップ330において、カソード212から電子を放出するステップと、
- ステップd)とも呼ばれる相互作用ステップ340において、前記電圧に対応するエネルギーでアノード214にカソード212から放出される電子を相互作用させるステップと、
- ステップe)とも呼ばれる生成ステップ350において、アノード214からX線を生成するステップであって、電子はアノード214と相互作用してX線を生成する、ステップと
を有する。
他の例示的な実施形態では、前述の実施形態のうちの1つによる方法の方法ステップ、適切なシステムを実行するように構成されることを特徴とするコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム要素が提供される。
したがって、コンピュータプログラム要素はコンピュータユニットに格納されてもよく、これも実施形態の一部であり得る。この計算ユニットは、上述した方法のステップの実行を実行又は誘導するように構成することができる。さらに、上述の装置の構成要素を動作させるように構成することができる。計算ユニットは、自動的に動作するように、及び/又はユーザの命令を実行するように構成することができる。コンピュータプログラムは、データプロセッサの作業メモリにロードすることができる。したがって、データプロセッサは、前述の実施形態のうちの1つによる方法を実行するように装備され得る。
本発明のこの例示的な実施形態は、最初から本発明を使用するコンピュータプログラムと、更新によって既存のプログラムを本発明を使用するプログラムに変えるコンピュータプログラムの両方を網羅する。
さらに、コンピュータプログラム要素は、上述の方法の例示的実施形態の手順を満たすために必要なすべてのステップを提供することができる可能性がある。
本発明のさらなる例示的な実施形態によれば、CD−ROMのようなコンピュータ可読媒体が提示され、そのコンピュータ可読媒体はその上に記憶されるコンピュータプログラム要素を有し、そのコンピュータプログラム要素は前のセクションで説明される。
コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として供給される光記憶媒体又は固体媒体などの適切な媒体に格納及び/又は配布することができるが、インターネット又は他の有線又は無線の電気通信システムなどを介して他の形態で配布することもできる。
しかしながら、コンピュータプログラムは、ワールドワイドウェブのようなネットワークを介して提示されてもよく、そのようなネットワークからデータプロセッサのワーキングメモリにダウンロードされてもよい。本発明のさらなる例示的実施形態によれば、コンピュータプログラム要素をダウンロード可能にするための媒体が提供され、そのコンピュータプログラム要素は、本発明の前述の実施形態のうちの1つによる方法を実行するように構成される。
本発明の実施形態は、異なる主題を参照して説明されることに留意しなければならない。特に、いくつかの実施形態は方法タイプの請求項を参照して説明されるが、他の実施形態はデバイスタイプの請求項を参照して説明される。しかしながら、当業者は、特に断らない限り、1つのタイプの主題に属する特徴の何れかの組み合わせに加えて、異なる主題に関連する特徴間の何れかの組み合わせも考慮されるという上記及び以下の説明から集めるであろう。本願と共に開示される。ただし、すべての機能を組み合わせて、機能の単純な合計以上の相乗効果を得ることができる。
本発明を図面及び前述の説明において詳細に図示及び説明してきたが、そのような図示及び説明は例証的又は例示的であり、限定的ではないと見なされるべきである。本発明は開示される実施形態に限定されない。開示される実施形態に対する他の変形は、図面、開示、及び従属請求項の検討から、請求される発明を実施する際に当業者によって理解され達成され得る。
請求項において、単語「有する」は他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を排除するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが特許請求の範囲に再引用されるいくつかの項目の機能を果たすことができる。特定の手段が相互に異なる従属請求項に再引用されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。請求項中の如何なる参照符号も範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. X線発生における使用を含む、高周波及び高電力用途のためのインダクタであって、
    - 少なくとも1つのワイヤ導体と、
    - コイルゾーンと
    を有し、
    前記少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は、トーラス形状の軸方向に延在する軸のまわりに中心をおく実質的な前記トーラス形状を形成するように、前記コイルゾーンの周りに巻かれる前記少なくとも1つのワイヤ導体を有し、
    前記コイルゾーンの外側範囲において、前記少なくとも1つのワイヤ導体の外側巻線は、実質的に前記軸から第1の半径方向距離にあり、
    前記コイルゾーンの内側範囲において、前記少なくとも1つのワイヤ導体の内側巻線はそれぞれ、実質的に前記軸から第2の半径方向距離にあり、実質的に前記軸から第3の半径方向距離にあり、前記少なくとも1つの導体の内側巻線が前記第2の半径方向距離にあるとき、前記少なくとも1つの導体の次の内側巻線は前記第3の半径方向距離にあり、
    前記コイルゾーンはエアギャップを有し、前記少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は前記エアギャップを通じて引き戻される前記少なくとも1つのワイヤ導体の少なくとも1つの巻線を有する、
    インダクタ。
  2. 前記コイルゾーンの内側範囲において、前記少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は巻線の対として形成され、巻線の対の第1の巻線を通じて延在する前記軸からの半径方向線は、前記巻線の対の第2の巻線を通じても実質的に延在する、請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記第1の半径方向距離は、前記第2及び第3の半径方向距離の平均の実質的に2倍である、請求項1又は2に記載のインダクタ。
  4. フォーマが前記エアギャップ内に配置され、前記フォーマは少なくとも1つの支持体を有し、前記少なくとも1つの支持体は、前記エアギャップを通じて引き戻される前記少なくとも1つのワイヤ導体の前記少なくとも1つの巻線が前記少なくとも1つの支持体によって支持されるように構成される、請求項1に記載のインダクタ。
  5. 前記少なくとも1つの導体は、第1のワイヤ導体と第2のワイヤ導体とを有し、前記巻線は、前記第1のワイヤ導体と前記第2のワイヤ導体とから形成される、請求項1乃至4の何れか一項に記載のインダクタ。
  6. 前記少なくとも1つのワイヤ導体の巻線は巻線の対として形成され、巻線の第1の対は、前記第2の半径方向距離にある前記第1のワイヤ導体と前記第3の半径方向距離にある前記第2のワイヤ導体とを有し、前記巻線の第1の対に隣接する巻線の対は、前記第3の半径方向距離にある前記第1のワイヤ導体と前記第2の半径方向距離にある前記第2のワイヤ導体とを有する、請求項5に記載のインダクタ。
  7. 前記第1のワイヤ導体の巻線は前記エアギャップを通じて引き戻され、前記第2のワイヤ導体の巻線は前記エアギャップを通じて引き戻される、請求項5乃至6の何れか一項に記載のインダクタ。
  8. 前記少なくとも1つの導体用の接続端子は互いに隣接して配置される、請求項1乃至7の何れか一項に記載のインダクタ。
  9. 前記少なくとも1つの導体はリッツワイヤを有する、請求項1乃至8の何れか一項に記載のインダクタ。
  10. X線発生における使用のための高電力ジェネレータであって、
    -請求項1乃至9の何れか一項に記載の高周波及び高電力用途のためのインダクタ
    を有する、高電力ジェネレータ。
  11. X線を発生させるための装置であって、
    -X線源と、
    -請求項10に記載の高電力ジェネレータを有する電源と
    を有し、
    前記電源は電圧を生成するように構成され、
    前記X線源はカソード及びアノードを有し、
    前記カソードは前記アノードに対して位置決めされ、前記カソード及び前記アノードは、前記カソードから放出される電子が前記電圧に対応するエネルギーで前記アノードと相互作用するように動作可能であり、前記電子は前記アノードと相互作用してX線を発生する、
    装置。
  12. X線を発生させるための方法であって、
    - 電源を用いて電圧を生成するステップであって、前記電圧の生成は、請求項10に記載の高電力ジェネレータを利用するステップを有する、ステップと、
    -X線源のカソードを前記X線源のアノードに対して位置決めするステップと、
    - 前記カソードから電子を放出するステップと、
    -前記カソードから放出される電子を、前記電圧に対応するエネルギーで前記アノードに相互作用させるステップと、
    - 前記アノードからX線を発生させるステップであって、前記電子は前記アノードと相互作用して前記X線を発生する、ステップと
    を有する、方法。
  13. プロセッサによって実行されるとき、請求項12に記載の方法を実行するように構成される、請求項11に記載の装置を制御するためのコンピュータプログラム要素。
  14. 請求項13に記載のプログラム要素を格納しているコンピュータ可読媒体。
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