JP2020204673A - 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意図に沿った位置でフォーカス調整を行えるようにする。【解決手段】撮像装置において、カメラ制御部117は、ゾーンAF(オートフォーカス)を利用するとき、ライブビュー画像に重畳してゾーンAF枠301を表示し、カメラ操作部118での枠位置指定操作に応じてゾーンAF枠301を移動させる。カメラ制御部117は、撮影準備指示があると、AFを実行し、ゾーンAF枠301内で焦点検出領域を決定する。カメラ制御部117は、カメラ操作部118でのマニュアルフォーカス操作が行われると、ライブビュー画像に重畳して、ゾーンAF枠301内で決定した焦点検出領域にフォーカスガイド枠401を表示する。カメラ制御部117は、カメラ操作部118での枠位置指定操作に応じて、ゾーンAF枠301内でフォーカスガイド枠401を移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、被写体に対して自動的にピント合わせを行うオートフォーカス後に、ユーザがマニュアルフォーカス操作を行ってピントを任意に変更できる機能が存在する。以下、オートフォーカスをAF、マニュアルフォーカスをMFと記す。このような機能は、AF+MF機能と呼ばれる。例えば特許文献1には、AF動作により被写体に合焦した後、使用者によるフォーカスリングの操作を受け付けて合焦位置を含む画像領域を拡大表示する構成が開示されている。
また、MF操作によるフォーカス調整を補助する目的で、例えば測距センサや複数の撮像センサによって計測した、撮像されている被写体の前ピン・後ピン状態やピントのずれ具合を表示する機能が存在する。このような表示機能は、フォーカスガイド機能と呼ばれる。例えば特許文献2には、ライブビュー画像を表示するとともに、該ライブビュー画像に重畳して、合焦度合いを示す表示アイテムを表示する構成が開示されている。具体的には、測距位置に対応する領域を示す枠を表示するとともに、その近傍に、合焦の度合いを示す複数の指標を表示することが記載されている。
特開2010−141767号公報 特開2016−197180号公報
AF+MF機能におけるMF操作をフォーカスガイド機能で補助するようにすれば、ユーザに好適なフォーカス操作環境を提供することができる。
ここで、AFの一形態として、撮像領域のうちの一部の領域(例えば測距ゾーンと呼ばれる)で撮像装置が自動的に焦点検出領域を決定する、いわゆるゾーンAFがある。ゾーンAFでは、測距ゾーン内で自動選択AFを行うので、1点AF等と比べて被写体を捉えやすく、例えば動きのある被写体を撮影するときに有効である。
しかしながら、AF+MF機能にゾーンAFを利用する場合、測距ゾーン内で決定した焦点検出領域が、ユーザの意図に沿わない位置になることがある。ワンショットAFでは焦点検出領域が固定されるため、ユーザの意図に沿わない位置でフォーカスガイド機能による表示が行われ、その位置でMF操作によるフォーカス調整を行うことになるという課題がある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図に沿った位置でフォーカス調整を行えるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影準備指示を受けて撮影準備処理を実行する撮像装置であって、前記撮影準備指示がない状態で、第1の移動操作に応じて、撮像領域内で第1の焦点検出領域を移動させるように制御する第1の制御手段と、前記撮影準備指示がある状態で、第2の移動操作に応じて、前記第1の焦点検出領域内で、前記第1の焦点検出領域よりも小さい焦点検出領域を移動させるように制御する第2の制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図に沿った位置でフォーカス調整を行うことが可能になる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る撮像装置の撮影モード処理を説明するためのフローチャートである。 ゾーンAF枠移動時のライブビュー画像の表示例を示す図である。 フォーカスガイド枠移動時のライブビュー画像の表示例を示す図である。 ゾーンAF枠を再表示する際のライブビュー画像の表示例を示す図である。 ゾーンAF枠を再表示する際のライブビュー画像の表示例を示す図である。 第2の実施形態に係る撮像装置の撮影モード処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るフォーカスガイド機能を有する撮像装置の構成例を示す図である。なお、本実施形態では、レンズ交換可能な撮像装置を説明するが、固定レンズを備えた撮像装置であってもよい。
図1に示すように、実施形態に係る撮像装置は、レンズユニット100とカメラ本体110とを備える。カメラ本体110にレンズユニット100が装着された状態で、撮像装置全体の動作を統括するカメラ制御部117と、レンズユニット100の動作を統括制御するレンズ制御部106とがデータ通信する。
レンズユニット100の構成について説明する。レンズユニット100は、固定レンズ101、絞り102、フォーカスレンズ103、不図示のズームレンズ等により構成される撮像光学系を備える。絞り102は、絞り駆動部104によって駆動され、カメラ本体110の撮像素子111への入射光量を制御する。フォーカスレンズ103は、フォーカスレンズ駆動部105によって駆動され、焦点調節を行う。ズームレンズは、不図示のズームレンズ駆動部によって駆動され、ズームの調節を行う。
レンズ制御部106は、絞り駆動部104、フォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部を制御し、絞り102の開口径や、フォーカスレンズ103及びズームレンズの位置を制御する。レンズ操作部107に備えられたフォーカスリングやズームリング等によりフォーカスやズーム等のユーザ操作が行われると、レンズ制御部106はユーザ操作に応じた制御を行う。レンズ制御部106は、カメラ本体110のカメラ制御部117から受信した制御命令や制御情報に応じて、絞り駆動部104、フォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部の制御を行うとともに、レンズ情報をカメラ制御部117に送信する。
次に、カメラ本体110の構成について説明する。撮像素子111は、CCDやCMOSセンサにより構成され、レンズユニット100の撮像光学系を通過した光束が撮像素子111の受光面上に結像される。撮像素子111のフォトダイオード(光電変換部)は、入射光量に応じた電荷に光電変換し、蓄積する。各フォトダイオードに蓄積された電荷は、カメラ制御部117の指令に従ってタイミングジェネレータ119から与えられる駆動パルスに基づいて、電荷に応じた電圧信号として撮像素子111から順次読み出される。また、撮像素子111は、通常の撮像信号の他に、位相差方式の焦点検出に用いることのできる一対のフォーカス用信号を出力する。
CDS/AGC回路112は、撮像素子111から読み出された撮像信号及びフォーカス用信号に対して、リセットノイズを除去するための相関二重サンプリング、ゲインの調節、信号のデジタル化を行う。CDS/AGC回路112は、処理した撮像信号をカメラ信号処理部113に、フォーカス用信号をフォーカス信号処理部114に出力する。
カメラ信号処理部113は、CDS/AGC回路112から出力された撮像信号に対して各種の画像処理を施して、映像信号を生成する。表示部115は、LCDや有機EL等の表示デバイスであり、カメラ信号処理部113から出力された映像信号に基づく画像を表示する。記録部116は、撮像信号の記録を行う記録モード時に、カメラ信号処理部113から出力された映像信号を、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ等の記録媒体に記録する。
フォーカス信号処理部114は、CDS/AGC回路112から出力された一対のフォーカス用信号に基づいて相関演算を行って焦点状態を検出する。ここでは、相関量、デフォーカス量、信頼性情報(二像一致度、二像急峻度、コントラスト情報、飽和情報、キズ情報等)を算出する。フォーカス信号処理部114は、算出したデフォーカス量と信頼性情報をカメラ制御部117に出力する。カメラ制御部117は、フォーカス信号処理部114から取得したデフォーカス量や信頼性情報に基づいて、これらを算出する設定の変更をフォーカス信号処理部114に通知する。
カメラ制御部117は、カメラ本体110内の各構成要素と情報をやり取りして制御を行う。また、カメラ制御部117は、カメラ本体110内の処理だけでなく、レンズユニット100内のレンズ制御部106と情報をやり取りし、撮像光学系の制御命令や制御情報を送信し、レンズユニット100内の情報を取得する。カメラ制御部117は、記憶媒体120に格納されたプログラムをメモリ121に展開して実行することにより、各種処理を実行し、本発明でいう第1、第2の制御手段及び第1〜3の表示制御手段として機能する。
カメラ操作部118は、ジョイスティックやコントロールリング、釦、表示部115に設けられたタッチパネル等により構成され、ユーザ操作を受け付ける。カメラ制御部117は、カメラ操作部118の操作に応じて、電源のON/OFF、設定の変更、記録を制御する。また、カメラ制御部117は、カメラ操作部118の操作に応じて、オートフォーカス(AF)/マニュアルフォーカス(MF)制御の切り替え、記録映像の確認等のユーザ操作に応じた様々な機能を実行する。
以下、図2乃至図6を参照して、第1の実施形態に係る撮像装置が実行する処理を説明する。
本実施形態に係る撮像装置は、多枠測距の一つであるゾーンAFを実行することができる。ゾーンAFでは、撮像領域のうちの一部の領域である測距ゾーンで撮像装置が自動的に焦点検出領域を決定する。本実施形態では、AF+MF機能にゾーンAFを利用し、ゾーンAF後にMF操作によりフォーカス調整するときに、測距ゾーン内で決定した焦点検出領域を移動可能にする例を説明する。
図2は、第1の実施形態に係る撮像装置の撮影モード処理を説明するためのフローチャートである。図2のフローチャートの処理は、カメラ制御部117が記憶媒体120に格納されたプログラムをメモリ121に展開して実行することにより実現される。また、図3乃至図6には、表示部115に表示されるライブビュー画像の表示例を示す。
ステップS201で、カメラ制御部117は、ライブビュー画像を表示する。ライブビュー画像とは、撮像素子111で撮像され、カメラ信号処理部113でライブビュー用の画像処理が施された映像信号に基づく画像であり、所定のフレームレートで逐次更新される。
ステップS202で、カメラ制御部117は、ライブビュー画像に重畳してAF枠の表示を行う。本実施形態では、図3の左図に示すように、ライブビュー画像に重畳して、測距ゾーンを示すゾーンAF枠301を表示する。ゾーンAF枠301は、複数のAF枠からなる。本実施形態では、測距ゾーンが本発明でいう第1の焦点検出領域に相当する。
ステップS203で、カメラ制御部117は、操作が行われたか否かを判定する。カメラ制御部117は、枠位置指定操作が行われていればステップS204に処理を進め、枠位置指定操作が行われていなければステップS206に処理を進める。
ステップS204で、カメラ制御部117は、図3に示すように、カメラ操作部118での枠位置指定操作に応じて、撮像領域内でゾーンAF枠301を移動させる。ゾーンAF枠301を移動させるときに、図3の右図に示すように、例えば移動前のゾーンAF枠301を一定の時間だけ点線等で示すようにしてもよい。ゾーンAF枠301を移動させる枠位置指定操作が本発明でいう第1の移動操作に相当し、例えばジョイスティックやコントロールリングによる釦操作、タッチパネルのタッチ操作等が挙げられるが、これに限られるものではない。
ステップS205で、カメラ制御部117は、移動後のゾーンAF枠301の位置を記憶する。
ステップS206で、カメラ制御部117は、撮影準備指示の有無を判定する。撮影準備指示は、例えばカメラ操作部118に含まれるシャッター釦の半押しがこれに該当し、シャッター釦の半押しによりスイッチSW1がONになると撮影準備処理を実行する。カメラ制御部117は、SW1がONであればステップS207に処理を進め、SW1がOFFであればステップS230に処理を進める。
ステップS207で、カメラ制御部117は、AFを実行し、ライブビュー画像に重畳して合焦結果の表示を行う。このとき、図3の右図に示すように、ライブビュー画像に重畳して、ゾーンAF枠301内で決定した焦点検出領域を示すAF枠302を表示する。このAF枠を選択AF枠という。
ステップS208で、カメラ制御部117は、カメラ操作部118でのMF操作の有無を判定する。カメラ制御部117は、MF操作が行われていれば、AF+MF機能を実行するためにステップS216に処理を進め、MF操作が行われていなければステップS209に処理を進める。MF操作としては、例えばフォーカスリングの操作が挙げられるが、これに限られるものではない。
ステップS209で、カメラ制御部117は、再びSW1のON/OFFを判定する。カメラ制御部117は、SW1がONであればステップS210に処理を進め、SW1がOFFであれば、すなわち撮影準備指示が解除されていればステップS230に処理を進める。
ステップS210で、カメラ制御部117は、撮影実行指示の有無を判定する。撮影実行指示は、シャッター釦の全押しがこれに該当し、シャッター釦の全押しによりスイッチSW2がONになると撮影実行処理を実行する。カメラ制御部117は、SW2がONであればステップS211に処理を進め、SW2がOFFであればステップS208に処理を戻す。
ステップS211で、カメラ制御部117は、撮影を実施する。
ステップS212で、カメラ制御部117は、画像記録を実施する。
ステップS213で、カメラ制御部117は、撮影画像のビュー表示を実施する。
ステップS214で、カメラ制御部117は、再びライブビュー画像を表示する。
ステップS215で、カメラ制御部117は、ライブビュー画像に重畳してゾーンAF枠301を表示する。
ステップS216で、カメラ制御部117は、図4の左図に示すように、ゾーンAF枠301を非表示にする。なお、非表示と述べたが、例えばゾーンAF枠301を点線等で示すようにしてもよい。
ステップS217で、カメラ制御部117は、図4の左図に示すように、ライブビュー画像に重畳して、ステップS207において設定した選択AF枠302の位置にフォーカスガイド枠401を表示する。本実施形態では、ゾーンAF枠301内で初期位置が決定され、後述するように移動可能な焦点検出領域が本発明でいう第2の焦点検出領域に相当する。なお、フォーカスガイド機能による表示として、焦点検出領域を示すフォーカスガイド枠401を表示するが、それに加えてフォーカスガイドのための指標等を表示するようにしてもよい。
ステップS218で、カメラ制御部117は、カメラ操作部118でのMF操作に応じてフォーカス調整を行う。
ステップS219で、カメラ制御部117は、枠位置指定操作が行われたか否かを判定する。カメラ制御部117は、枠位置指定操作が行われていればステップS220に処理を進め、枠位置指定操作が行われていなければステップS221に処理を進める。
ステップS220で、カメラ制御部117は、図4に示すように、カメラ操作部118での枠位置指定操作に応じて、フォーカスガイド枠401を移動させる。このとき、フォーカスガイド枠401は、ゾーンAF枠301内、すなわち第1の焦点検出領域内で移動可能である。この場合に、フォーカスガイド枠401が、ゾーンAF枠301を構成するAF枠単位で移動するようにしてもよいし、ゾーンAF枠301内の任意の位置に移動できるようにしてもよい。フォーカスガイド枠401を移動させる枠位置指定操作が本発明でいう第2の移動操作に相当し、例えばジョイスティックやコントロールリングによる釦操作、タッチパネルのタッチ操作等が挙げられるが、これに限られるものではない。なお、フォーカスガイド枠401を移動させる枠位置指定操作は、ゾーンAF枠301を移動させる枠位置指定操作と同じ操作としてもよいし、異なる操作としてもよい。タッチ操作によるタッチ&ドラッグを用いる場合、フォーカスガイド枠401をゾーンAF枠301内だけで移動させるようにタッチ操作は相対位置指定とする。
ステップS211で、カメラ制御部117は、再びSW1のON/OFFを判定する。カメラ制御部117は、SW1がONであればステップS222に処理を進め、SW1がOFFであれば、すなわち撮影準備指示が解除されていればステップS228に処理を進める。
ステップS222で、カメラ制御部117は、SW2のON/OFFを判定する。カメラ制御部117は、SW2がONであればステップS224に処理を進め、SW2がOFFであればステップS223に処理を進める。
ステップS223で、カメラ制御部117は、カメラ操作部118でのMF操作の有無を判定する。カメラ制御部117は、MF操作が行われていればステップS218のMF調整に処理を戻し、MF操作が行われていなければステップS219の枠位置指定操作判定に処理を戻す。
ステップS224〜S227で、カメラ制御部117は、ステップS211〜S214と同様、撮影、画像記録、撮影画像のビュー表示を実施し、再びライブビュー画像を表示する。
ステップS228で、カメラ制御部117は、図5の左図から右図への遷移に示すように、フォーカスガイド枠401を非表示にする。
ステップS229で、カメラ制御部117は、再びゾーンAF枠301を表示する。このとき、図5の左図から右図への遷移に示すように、ステップS205において記録した位置にゾーンAF枠301を表示する。
ステップS230で、カメラ制御部117は、ライブビュー表示の終了操作の有無を判定する。カメラ制御部117は、表示終了操作が行われていれば本処理を終了し、表示終了操作が行われていなければステップS203に処理を戻す。
以上のように、AF+MF機能にゾーンAFを利用する場合に、ゾーンAF枠301内で決定した焦点検出領域がユーザの意図に沿わない位置になり、その位置にフォーカスガイド枠401が表示されることがある。この場合に、フォーカスガイド枠401を移動させることができるので、ユーザの意図に沿った位置でMF操作によるフォーカス調整を行うことが可能になる。
なお、本実施形態では、ステップS229で、再びゾーンAF枠301を表示するときに、ステップS205において記録した位置にゾーンAF枠301を表示するようにしたが、これに限られるものではない。例えば図6の左図から右図への遷移に示すように、フォーカスガイド枠401の位置を中心とした位置にゾーンAF枠301を表示するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、AF+MF機能にゾーンAFを利用する場合のMF操作によるフォーカス調整の際に焦点検出領域を移動できるようにした例を説明した。第2の実施形態では、ゾーンAFでコンティニュアスAFを利用する際に焦点検出領域を移動できるようにする例を説明する。
なお、撮像装置の基本的な構成は第1の実施形態と同様である。以下では、第1の実施形態と共通する構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7は、第2の実施形態に係る撮像装置の撮影モード処理を説明するためのフローチャートである。図7のフローチャートの処理は、第1の実施形態の図2のフローチャートと同様、カメラ制御部117が記憶媒体120に記録されたプログラムをメモリ121に展開して実行することにより実現される。
ステップS201〜S207は、図2のフローチャートのステップS201〜S207と同一の処理であり、ここではその説明を省略する。
ステップS701で、カメラ制御部117は、枠位置指定操作が行われたか否かを判定する。カメラ制御部117は、枠位置指定操作が行われていればステップS702に処理を進め、枠位置指定操作が行われていなければステップS210に処理を進める。
ステップS702で、カメラ制御部117は、コンティニュアスAFモードであるか否かを判定する。コンティニュアスAFモードは、ゾーンAF枠301内で決定した焦点検出領域(選択AF枠302)に対して継続的に合焦し続けるモードである。カメラ制御部117は、コンティニュアスAFモードであればステップS703に処理を進め、コンティニュアスAFモードでなければステップS210に処理を進める。
ステップS703で、カメラ制御部117は、カメラ操作部118での枠位置指定操作に応じて、選択AF枠302を移動させる。このとき、選択AF枠302は、ゾーンAF枠301内で移動可能である。この場合に、選択AF枠302が、ゾーンAF枠301を構成するAF枠単位で移動するようにしてもよいし、ゾーンAF枠301内の任意の位置に移動できるようにしてもよい。選択AF枠302を移動させる枠位置指定操作が本発明でいう第2の移動操作に相当し、例えばジョイスティックやコントロールリングによる釦操作、タッチパネルのタッチ操作等が挙げられるが、これに限られるものではない。タッチ操作によるタッチ&ドラッグを用いる場合、選択AF枠302をゾーンAF枠301内だけで移動させるようにタッチ操作は相対位置指定とする。
ステップS210〜S215、ステップS230は、図2のフローチャートのステップS210〜S215、ステップS230と同一の処理であり、ここではその説明を省略する。
以上のように、ゾーンAFでコンティニュアスAFを利用する場合に、ゾーンAF枠301内で決定した焦点検出領域がユーザの意図に沿わない位置になることがある。この場合に、選択AF枠302を移動させることができるので、ユーザの意図に沿った位置でフォーカス調整を行うことが可能になる。
[他の実施形態]
第1の実施形態では、ステップS208でMF操作が行われた場合にステップS216に進むようにしたが、枠位置指定操作があった場合にステップS216に進むようにしてもよい。この場合、ステップS218の前に、ステップS220で述べたようなフォーカスガイド枠401の移動を行うようにする。
また、実施形態では、撮像素子111からフォーカス用信号を得て以降の処理を行うようにしたが、これに限定されるものではなく、本発明は、光学ファインダと共に専用の焦点検出部を設けた撮像装置にも適用可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
上述した記実施形態ではカメラ制御部117が行うものとして説明した各種制御は、1つのハードウェアが行うようにしてもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行うようにしてもよい。
また、本発明は、撮影準備指示を受けて撮影準備処理を実行する撮像装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラだけでなく、撮像機能を有する各種電子機器(タブレット端末、スマートフォン等)に適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:レンズユニット、101:カメラ本体、111:撮像素子、113:カメラ信号処理部、114:フォーカス信号処理部、115:表示部、117:カメラ制御部、120:記憶媒体、121:メモリ、118:カメラ操作部

Claims (12)

  1. 撮影準備指示を受けて撮影準備処理を実行する撮像装置であって、
    前記撮影準備指示がない状態で、第1の移動操作に応じて、撮像領域内で第1の焦点検出領域を移動させるように制御する第1の制御手段と、
    前記撮影準備指示がある状態で、第2の移動操作に応じて、前記第1の焦点検出領域内で、前記第1の焦点検出領域よりも小さい焦点検出領域を移動させるように制御する第2の制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影準備指示を受けてオートフォーカスを実行し、前記第1の焦点検出領域内で前記第2の焦点検出領域の初期位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の制御手段は、前記撮影準備指示を受けてオートフォーカスを実行した後、マニュアルフォーカス操作が行われるとき、前記第2の移動操作に応じて、前記第2の焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の制御手段は、前記撮影準備指示を受けて実行されるオートフォーカスが、前記第2の焦点検出領域に対して継続的に合焦し続けるオートフォーカスであるとき、前記第2の移動操作に応じて、前記第2の焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 撮像素子で撮像したライブビュー画像を表示部に表示する第1の表示制御手段と、
    前記第1の焦点検出領域を示す枠を前記ライブビュー画像に重畳して表示する第2の表示制御手段と、
    前記第2の焦点検出領域を示す枠を前記ライブビュー画像に重畳して表示する第3の表示制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の制御手段は、前記第1の焦点検出領域の位置を記憶手段に記憶するように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の制御手段は、前記撮影準備指示が解除されたとき、前記記憶手段に記憶した位置に前記第1の焦点検出領域を位置させることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の制御手段は、前記撮影準備指示が解除されたとき、前記第2の焦点検出領域の位置に応じて前記第1の焦点検出領域を位置させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第2の移動操作はタッチパネルのタッチ操作であり、タッチ操作を相対位置指定とすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 撮影準備指示を受けて撮影準備処理を実行する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮影準備指示がない状態で、第1の移動操作に応じて、撮像領域内で第1の焦点検出領域を移動させるステップと、
    前記撮影準備指示がある状態で、第2の移動操作に応じて、前記第1の焦点検出領域内で、前記第1の焦点検出領域よりも小さい焦点検出領域を移動させるステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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