JP2020202955A - イメージング装置 - Google Patents

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Shuhei Okuyama
修平 奥山
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隆 佐々木
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Hiroyuki Kitamoto
博之 北本
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Abstract

【課題】励起光が照射されているか否かを正確に確認することができるイメージング装置提供すること。【解決手段】イメージング装置1は、被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、被検体に向けて照射する励起用光源242と、励起用光源242の点灯を制御する機能を有する光源制御部25と、励起用光源242の点灯状態を表示する機能を有する点灯状態表示部(表示部)51と、蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する蛍光画像撮影部172と、蛍光画像を表示する機能を有する画像表示部15と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、イメージング装置に関する。
近赤外蛍光イメージングと呼称される手法が、外科手術における血管造影に利用されている。この近赤外蛍光イメージングにおいては、蛍光色素であるインドシアニングリーン(ICG)をインジェクタ等により注入することで患部に投与する。そして、このインドシアニングリーンにその波長が600〜850nm(ナノメータ)程度の近赤外光を励起光として照射すると、インドシアニングリーンは750〜900nm程度の波長の近赤外蛍光を発する。この蛍光を、近赤外光を検出可能な撮像素子で撮影し、その画像を液晶表示パネル等の表示部に表示する。この近赤外蛍光イメージングによれば、体表から20mm程度までの深さに存在する血管やリンパ管等の観察が可能となる。
例えば特許文献1では、励起光を患部に照射する光源部は、白色光を患部に照射する光源部とともに、照明・撮影部としてユニット化させている。そして、近赤外蛍光イメージングを行う際には、照明・撮影部を患部から数十cm程度離間させた状態とするのが一般的である。また、近赤外蛍光イメージングを行うのに先行して、励起光や白色光が実際に照射されているか否かの確認を行うこともある。
特開2017−209386号公報
白色光は、目視することができる、すなわち、可視光であるので、実際に照射されているか否かの判断を行うのは比較的容易である。これに対し、励起光は、近赤外光であり、目視することが困難であるため、実際に照射されているか否かの判断を行うのは困難であった。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができるイメージング装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する励起用光源と、前記励起用光源の点灯を制御する機能を有する光源制御部と、前記励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部と、前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する蛍光画像撮影部と、前記蛍光画像を表示する機能を有する画像表示部と、備える。
本発明によれば、目視することが困難である励起光が照射されているか否かが不明の場合、励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部を視認することにより、当該点灯状態、すなわち、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができる。
図1は、本発明のイメージング装置の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すイメージング装置の側面図である。 図3は、図1に示すイメージング装置の平面図である。 図4は、図1に示すイメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。 図5は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。 図6は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。 図7は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。
以下、本発明のイメージング装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のイメージング装置の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すイメージング装置の側面図である。図3は、図1に示すイメージング装置の平面図である。図4は、図1に示すイメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。図5は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。図6は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。図7は、図1に示すイメージング装置が備える画像表示部に表示される画像の一例である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図2および図5〜図7中の上側を「上(上方)」、下側を「下(下方)」と言う。
図1に示すイメージング装置1は、被検者STの体内に注入された蛍光色素としてのインドシアニングリーン(ICG)に対し励起光を照射し、このインドシアニングリーンから放射される蛍光を撮影するための装置である。イメージング装置1を用いることにより、例えば被検者STに外科手術を施す際に、被検者STの血行状態を正確に把握することができる。
イメージング装置1は、4個の車輪13を備えた台車11と、この台車11の上面における台車11の進行方向の前方(図2および図3における左方向)付近に配設されたアーム機構30と、このアーム機構30にサブアーム41を介して配設された照明・撮影部12と、モニタである画像表示部15とを備える。台車11の進行方向の後方には、台車11を移動するときに使用されるハンドル14が付設されている。また、台車11の上面には、このイメージング装置1を遠隔操作するためのリモコンを装着するための凹部16が形成されている。
上述したアーム機構30は、台車11の進行方向の前方側に配設されている。このアーム機構30は、台車11の進行方向の前方側に立設された支柱36上に配設された支持部37に対して、ヒンジ部33により連結された第1アーム部材31を備える。この第1アーム部材31は、ヒンジ部33の作用により、支柱36および支持部37を介して、台車11に対して揺動可能となっている。なお、上述した画像表示部15は、支柱36に付設されている。
この第1アーム部材31の上端には、第2アーム部材32がヒンジ部34により連結されている。この第2アーム部材32は、ヒンジ部34の作用により、第1アーム部材31に対して揺動可能となっている。このため、第1アーム部材31と第2アーム部材32とは、図2において符合Cを付した仮想線で示すように、第1アーム部材31と第2アーム部材32とが第1アーム部材31と第2アーム部材32との連結部であるヒンジ部34を中心として所定の角度開いた撮影姿勢と、図1から図3において符合Aを付した実線で示すように、第1アーム部材31と第2アーム部材32とが近接する待機姿勢とをとることが可能となっている。
第2アーム部材32の下端には、支持部43がヒンジ部35により連結されている。この支持部43は、ヒンジ部35の作用により、第2アーム部材32に対して揺動可能となっている。この支持部43には、回転軸42が支持されている。そして、照明・撮影部12を支持したサブアーム41は、第2アーム部材32の先端に配設された回転軸42を中心に回動する。このため、照明・撮影部12は、このサブアーム41の回動により、図1から図3において符合Aを付した実線で、あるいは、図2において符合Cを付した仮想線で示すように、撮影姿勢または待機姿勢をとるためのアーム機構30に対して台車11の進行方向の前方側の位置と、図2および図3において符合Bを付した仮想線で示すように、台車11を移動させる時の姿勢であるアーム機構30に対して台車11の進行方向の後方側の位置との間を移動する。
図4に示すように、照明・撮影部12は、光源部24と、光源制御部25と、ズームレンズ26と、プリズム27と、白色光センサ28と、励起光センサ29とを備えている。イメージング装置1を用いる際には、照明・撮影部12を被検者STの患部から数十cm程度離間させた状態とするのが好ましい。
光源部24は、白色光源241と、励起用光源242とを備えている。
白色光源241は、白色光を照射する。この白色光は、反射光として被検者STから反射される。
励起用光源242は、蛍光色素が注入、投与された被検者STに向けて、当該蛍光色素を励起させるための励起光を照射する。蛍光色素がインドシアニングリーンの場合、当該インドシアニングリーンを励起させるための励起光としては、例えば、波長が805nmの近赤外光を用いるのが好ましい。810nmの近赤外光を照射されたインドシアニングリーンからは、ピークが835nm程度の近赤外光が蛍光として放射される。
光源制御部25は、白色光源241の点灯を制御する機能を有している。この機能により、白色光源241に白色光の照射およびその停止をさせることができる。また、光源制御部25は、励起用光源242の点灯を制御する機能を有している。この機能により、励起用光源242に励起光の照射およびその停止をさせることができる。なお、光源制御部25は、例えば、CPU等で構成されている。
ズームレンズ26には、被検者STで反射した反射光である白色光と、被検者ST内のインドシアニングリーンから発生された近赤外光である蛍光とが入射する。そして、このズームレンズ26により、白色光は白色光センサ28に対して焦点合わせされ、蛍光は励起光センサ29に対して焦点合わせされる。
プリズム27には、ズームレンズ26からの光、すなわち、白色光および蛍光が一括して入射する。そして、この一括入射した白色光および蛍光は、プリズム27により分離して、白色光が白色光センサ28に向かい、蛍光が励起光センサ29に向かう。
白色光センサ28は、プリズム27により分離された白色光の一部を検出する。励起光センサ29は、プリズム27により分離された近赤外光(励起光)の一部を検出する。
また、図4に示すように、イメージング装置1は、画像形成部17と、画像合成部18と、保存部19と、録画部20と、操作部10とを備えている。これら各部は、台車11に配置されている。
画像形成部17には、白色光センサ28によって検出された白色光と、励起光センサ29によって検出された近赤外蛍光とが入力される。そして、画像形成部17は、白色光センサ28によって検出された白色光を、RGB(赤、緑、青)の3色により構成される可視画像IM1として形成する。また、画像形成部17は、励起光センサ29によって検出された蛍光を、の蛍光画像IM2として形成する。このように本実施形態では、画像形成部17は、白色光が照射された被検者STを撮影することにより、可視画像IM1を取得する可視画像撮影部171と、蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像IM2を取得する蛍光画像撮影部172として機能する。
画像合成部18は、画像形成部17により形成された白色光による可視画像IM1と、蛍光による蛍光画像IM2とを合成して、合成画像IM3を形成する(生成する)。
また、図5に示すように、可視画像IM1、蛍光画像IM2、合成画像IM3は、画像表示部15に一括して表示される。本実施形態では、画像表示部15は、可視画像IM1を表示する第1表示部151と、蛍光画像IM2を表示する第2表示部152と、合成画像IM3を表示する第3表示部153とに分けられている。そして、第3表示部153内の合成画像IM3を観察することにより、医師は、被検者STの血行状態を正確に把握することができ、また、この血行状態に基づいて、血管を切離する部分、すなわち、切離線を正確に決定することができる。
保存部19は、白色光センサ28によって検出された白色光(信号)と、励起光センサ29によって検出された蛍光(信号)とを保存するように構成されている。
録画部20は、画像表示部15に表示される画像を録画するように構成されている。
操作部10は、イメージング装置1の操作を行うように構成されている。例えば、操作部10は、光源部24からの光の照射、照射の停止、明るさおよび感度の調整、画像表示部15に表示される画像の表示方法などを操作するように構成されている。
前述したように、イメージング装置1は、照明・撮影部12を被検者STの患部から数十cm程度離間させた状態として用いられるのが好ましい。そして、この使用に先行して、白色光や励起光が実際に照射されているか否かの確認を行う確認作業が行われる場合がある。この場合、白色光は、目視することができる、すなわち、可視光であるので、実際に照射されているか否かの判断を行うのは比較的容易である。一方、励起光は、近赤外光であり、目視することが困難であるため、実際に照射されているか否かの判断を行うのは困難である。
そこで、イメージング装置1は、このような不具合を解消可能に構成されている。以下、この構成および作用について説明する。
図4に示すように、照明・撮影部12は、点灯状態表示部(表示部)51を備える。この点灯状態表示部51は、白色光源241の点灯状態を表示する機能を有する第1インジケータ511と、励起用光源242の点灯状態を表示する機能を有する第2インジケータ512とを備える。第1インジケータ511および第2インジケータ512は、それぞれ、LED素子を有する。第1インジケータ511のLED素子の発光色と、第2インジケータ512のLED素子の発光色とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、第1インジケータ511の近傍には、「白色光源241の点灯状態を表示する」の旨の文字等が付されており、第2インジケータ512の近傍には、「励起用光源242の点灯状態を表示する」の旨の文字等が付されているのが好ましい。
点灯状態表示部51は、例えば、以下のように作動することができる。
白色光センサ28での検出値が、予め設定されている第1閾値以上の場合には、白色光源241から白色光が照射されているとして、第1インジケータ511(LED素子)が青色の光を発する。一方、白色光センサ28での検出値が第1閾値未満の場合には、白色光源241から白色光が照射されていないとして、第1インジケータ511が赤色の光を発する。
また、励起用光源242が励起光を照射しており、かつ、励起光センサ29での検出値が、予め設定されている第2閾値以上の場合には、励起用光源242から励起光が十分に照射されているとして、第2インジケータ512(LED素子)が青色の光を発する。また、励起用光源242が励起光を照射しているが、励起光センサ29での検出値が第2閾値以下の場合には、第2インジケータ512が緑色の光を発する。励起光が照射されていない場合には、第2インジケータ512が赤色の光を発する。
このように、点灯状態表示部51は、白色光センサ28と励起光センサ29の検出結果に基づいて、白色光源241と励起用光源242の点灯状態を表示することができる。これにより、白色光が照射されているか否かを正確に判断する(確認する)ことができるとともに、励起光が照射されているか否かも正確に判断する(確認する)ことができる。そして、白色光および励起光がそれぞれ照射されている状態で、可視画像IM1と蛍光画像IM2との合成画像IM3を確実に取得することができる。医者は、被検者STに外科手術を施す際に、この合成画像IM3に基づいて、被検者STの血行状態を正確に把握することができる。
また、点灯状態表示部51は、第1インジケータ511が、白色光源241の点灯状態を表示するLED素子を有し、白色光源241の点灯状態に基づいて、当該LED素子の発光色を青色と赤色とに変更することができる。また、第2インジケータ512も、励起用光源242の点灯状態を表示するLED素子を有し、励起用光源242の点灯状態に基づいて、当該LED素子の発光色を青色と赤色とに変更することができる。これにより、白色光が照射されているか否かを容易に判断することができるとともに、励起光が照射されているか否かも容易に判断することができる。
また、各LED素子が発光しているとき、点灯状態表示部51は、光源制御部25による白色光源241と励起用光源242の点灯制御に同期して、白色光源241と励起用光源242の点灯状態を表示することとなる。これにより、白色光および励起光がそれぞれ照射されているか否かを迅速に把握することができる。
なお、点灯状態表示部51は、本実施形態では照明・撮影部12に配置されているが、これに限定されず、例えば、台車11に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、第1インジケータ511および第2インジケータ512は、それぞれ、1つのLED素子で複数の異なる色を発光しているがこれに限定されない。例えば、第1インジケータ511および第2インジケータ512は、それぞれ、複数のLED素子を有し、各LED素子が互いに異なる色を発光してもよい。
また、点灯状態表示部51は、第1インジケータ511が省略されていてもよい。これは、白色光源241から発せられる白色光は、目視することができるので、実際に照射されているか否かの判断を行うのは比較的容易だからである。
しかしながら、イメージング装置1が用いられる手術室には蛍光灯もあるため、この蛍光灯からの白色光と、白色光源241からの白色光と区別がつかない場合がある。この場合、点灯状態表示部51が第1インジケータ511を有していれば、白色光源241から白色光が照射されているか否かを判断することができる。
画像表示部15は、白色光源241から白色光が照射されていない場合、可視画像IM1が認識できないことがあり、励起用光源242から励起光が照射されていない場合、蛍光画像IM2を認識できないことがある。可視画像IM1又は蛍光画像IM2の少なくともいずれか一方を認識できない場合に、図6および図7に示すように、画像表示部15は、エラー情報EIを表示する。なお、図6および図7では、一例として、蛍光画像IM2を認識できない場合となっている。
図6では、エラー情報EIとして、「蛍光画像IM2を認識できない」旨の文字が第2表示部152に表示されている。この場合、励起用光源242が、光源制御部25からの信号が伝達されず励起光を照射していないのか、または、故障により励起光を照射していないのかを把握する手掛かりとなる。
図7では、エラー情報EIとして、「蛍光画像IM2を認識できない」旨を、第2表示部152全体を黒色で表示することによって示している。この場合、画像表示部15を点灯状態表示部51と兼用することができ、よって、画像表示部15と点灯状態表示部51とを別々に設けるのを省略することができる。
また、他の例として、第2表示部152にエラー情報EIを「×」等のような図形で表示してもよい。
このように、エラー情報EIは、文字、図形および色彩のうちの少なくとも1つによって表現される。これにより、蛍光画像IM2が認識されていなことを、画像表示部15を介して、正確に視認することができる。
以上、本発明のイメージング装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、イメージング装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前記各実施形態においては、蛍光色素を含む材料としてインドシアニングリーンを使用し、このインドシアニングリーンに対して600nm〜850nm程度の近赤外光を励起光として照射することにより、インドシアニングリーンからおおよそ810nmをピークとする近赤外領域の蛍光を発光させる場合について説明したが、近赤外線以外の光を使用してもよい。
また、被検者の症例によっては、蛍光色素として、インドシアニングリーンを使用する代わりに、例えば5−アミノレブリン酸(5−ALA/5−Aminolevulinic Acid)を使用してもよい。
[態様]
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係るイメージング装置は、
白色光を被検体に向けて照射する第1の光源と、
前記被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する第2の光源と、
前記被検体と近接して配置される基準尺と、
前記白色光が照射された前記被検体を撮影することにより、可視画像を取得する第1の撮影部と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する第2の撮影部と、
前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部に表示される前記蛍光画像上において、所望の計測ラインを入力するユーザインターフェースと、
前記基準尺が前記第1の撮影部又は前記第2の撮影部で撮影されており、該基準尺の長さに基づいて、前記計測ラインの長さを算出する距離算出部と、
を備え、
前記画像表示部が、前記距離算出部によって算出された前記計測ラインの長さを表示する。
第1項に記載のイメージング装置によれば、目視することが困難である励起光が照射されているか否かが不明の場合、励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部を視認することにより、当該点灯状態、すなわち、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができる。
(第2項)第1項に記載のイメージング装置において、
前記可視画像及び前記蛍光画像を録画する録画部をさらに備え、
前記画像表示部が、前記録画部に録画された前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する。
第2項に記載のイメージング装置によれば、白色光および励起光の双方に対して照射状態を正確に確認することができる。
(第3項)一態様に係るイメージング装置は、
白色光を被検体に向けて照射する第1の光源と、
前記被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する第2の光源と、
前記被検体と近接して配置される基準尺と、
前記白色光が照射された前記被検体を撮影することにより、可視画像を取得する第1の撮影部と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する第2の撮影部と、
前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部に表示される前記可視画像上において、前記基準尺に沿った基準ラインを入力し、前記画像表示部に表示される前記蛍光画像上において、所望の計測ラインを入力するユーザインターフェースと、
前記基準ラインの長さに基づいて、前記計測ラインの長さを算出する距離算出部と、
を備え、
前記画像表示部が、前記距離算出部によって算出された前記計測ラインの長さを表示する。
第3項に記載のイメージング装置によれば、目視することが困難である励起光が照射されているか否かが不明の場合、励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部を視認することにより、当該点灯状態、すなわち、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができる。
(第4項)第3項に記載のイメージング装置において、
前記可視画像及び前記蛍光画像を録画する録画部をさらに備え、
前記画像表示部が、前記録画部に録画された前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する。
第4項に記載のイメージング装置によれば、白色光および励起光の双方に対して照射状態を正確に確認することができる。
(第5項)一態様に係るイメージング方法は、
白色光を被検体に向けて照射する工程と、
前記被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する工程と、
前記白色光が照射された前記被検体を撮影することにより、可視画像を取得する工程と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する工程と、
前記可視画像及び前記蛍光画像を画像表示部に表示する工程と、
前記画像表示部に表示される前記蛍光画像上において、所望の計測ラインを入力する工程と、
前記基準尺が前記可視画像を取得する工程又は前記蛍光画像を取得する工程で撮影されており、該基準尺の長さに基づいて、前記計測ラインの長さを算出する工程と、
前記画像表示部に、前記距離算出部によって算出された前記計測ラインの長さを表示する工程と、を含む。
第5項に記載のイメージング装置によれば、目視することが困難である励起光が照射されているか否かが不明の場合、励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部を視認することにより、当該点灯状態、すなわち、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができる。
(第6項)第5項に記載のイメージング方法において、
前記可視画像及び前記蛍光画像を録画する工程をさらに含み、
前記画像表示部に表示する工程が、前記録画部に録画された前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する。
第6項に記載のイメージング装置によれば、白色光および励起光の双方に対して照射状態を正確に確認することができる。
(第7項)一態様に係るイメージング方法は、
白色光を被検体に向けて照射する工程と、
前記被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する工程と、
前記白色光が照射された前記被検体を撮影することにより、可視画像を取得する工程と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する工程と、
前記可視画像及び前記蛍光画像を画像表示部に表示する工程と、
前記画像表示部に表示される前記可視画像上において、前記基準尺に沿った基準ラインを入力し、前記画像表示部に表示される前記蛍光画像上において、所望の計測ラインを入力する工程と、
前記基準尺が前記可視画像を取得する工程又は前記蛍光画像を取得する工程で撮影されており、該基準ラインの長さに基づいて、前記計測ラインの長さを算出する工程と、
前記画像表示部に、前記距離算出部によって算出された前記計測ラインの長さを表示する工程と、を含む。
第7項に記載のイメージング装置によれば、目視することが困難である励起光が照射されているか否かが不明の場合、励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部を視認することにより、当該点灯状態、すなわち、励起光が照射されているか否かを正確に確認することができる。
(第8項)第7項に記載のイメージング方法において、
前記可視画像及び前記蛍光画像を録画する工程をさらに含み、
前記画像表示部に表示する工程が、前記録画部に録画された前記可視画像及び前記蛍光画像を表示する。
第8項に記載のイメージング装置によれば、白色光および励起光の双方に対して照射状態を正確に確認することができる。
1 イメージング装置
10 操作部
11 台車
12 照明・撮影部
13 車輪
14 ハンドル
15 画像表示部
151 第1表示部
152 第2表示部
153 第3表示部
16 凹部
17 画像形成部
171 可視画像撮影部
172 蛍光画像撮影部
18 画像合成部
19 保存部
20 録画部
24 光源部
241 白色光源
242 励起用光源
25 光源制御部
26 ズームレンズ
27 プリズム
28 白色光センサ
29 励起光センサ29
30 アーム機構
31 第1アーム部材
32 第2アーム部材
33 ヒンジ部
34 ヒンジ部
35 ヒンジ部
36 支柱
37 支持部
41 サブアーム
42 回転軸
43 支持部
51 点灯状態表示部(表示部)
511 第1インジケータ
512 第2インジケータ
EI エラー情報
IM1 可視画像
IM2 蛍光画像
IM3 合成画像
ST 被検者

Claims (9)

  1. 被検体内に注入された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検体に向けて照射する励起用光源と、
    前記励起用光源の点灯を制御する機能を有する光源制御部と、
    前記励起用光源の点灯状態を表示する機能を有する表示部と、
    前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する蛍光画像撮影部と、
    前記蛍光画像を表示する機能を有する画像表示部と、
    を備えるイメージング装置。
  2. 白色光を前記被検体に向けて照射する白色光源と、
    前記白色光が照射された前記被検体を撮影することにより、可視画像を取得する可視画像撮影部と、
    をさらに備え、
    前記光源制御部は、前記白色光源の点灯を制御する機能を有し、
    前記表示部は、前記白色光源の点灯状態を表示する機能を有し、
    前記画像表示部は、前記可視画像を表示する機能を有する請求項1に記載のイメージング装置。
  3. 前記表示部は、前記光源制御部による前記白色光源と前記励起用光源の点灯制御に同期して前記白色光源と前記励起用光源の点灯状態を表示する請求項2に記載のイメージング装置。
  4. 前記白色光の一部を検出する白色光センサと、
    前記励起光の一部を検出する励起光センサと、
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記白色光センサと前記励起光センサの検出結果に基づいて、前記白色光源と前記励起用光源の点灯状態を表示する請求項1又は請求項2に記載のイメージング装置。
  5. 前記表示部が、前記白色光源と前記励起用光源の点灯状態を表示するLED素子を有する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のイメージング装置。
  6. 前記表示部が、前記白色光源と前記励起用光源の点灯状態に基づいて前記LED素子の発光色を変更する請求項5に記載のイメージング装置。
  7. 前記画像表示部は、前記可視画像又は前記蛍光画像の少なくともいずれか一方を認識できない場合に、エラー情報を表示する請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のイメージング装置。
  8. 前記エラー情報が、文字、図形および色彩のうちの少なくとも1つによって表現される請求項7に記載のイメージング装置。
  9. 前記可視画像と前記蛍光画像とを合成して合成画像を生成する画像合成部をさらに備え、
    前記画像表示部が、前記合成画像を表示する請求項2から請求項8のいずれか一項に記載のイメージング装置。

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