JP7200755B2 - イメージング装置およびイメージング装置の作動方法 - Google Patents
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Description
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、蛍光画像の所定領域における各画素の画素値が経時的に変化した場合、その原因を正確に判断することができるイメージング装置およびイメージング装置の作動方法を提供することにある。
図1は、本発明のイメージング装置の実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すイメージング装置の側面図である。図3は、図1に示すイメージング装置の平面図である。図4は、図1に示すイメージング装置が備える照明・撮影部の斜視図である。図5は、図4に示す照明・撮影部における撮影部の概要図である。図6は、図1に示すイメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。図7は、図1に示すイメージング装置で実行される工程を順に示す図である。図8は、図7に示す工程を実行することにより得られる画像の一例である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図2および図4中の上側を「上(上方)」、下側を「下(下方)」と言う。
可視光源22は、例えば白色光等のような可視光を照射する。これにより、被検者STに向けて可視光を照射する可視光照射工程を行うことができる。
なお、この実施形態においては、可視光源22および励起用光源23と、撮影部21とを一体化した照明・撮影部12を使用しているが、可視光源22および励起用光源23と、撮影部21とを、個別に配設してもよい。
また、同軸上に入射した可視光および蛍光のうち、可視光は、波長選択フィルタ53により反射され、可視光用撮像素子51に入射する。これにより、蛍光画像に対応する範囲において可視画像をリアルタイムに撮影して、被検者STの可視画像を取得する可視画像取得工程を行うことができる。そして、画像表示部15には、可視画像と蛍光画像とが合成された合成画像が表示される。
可視画像取得工程および蛍光画像取得工程の実行順番は、図7に示す工程では可視画像取得工程、蛍光画像取得工程の順に行われるが、これに限定されず、例えば、光画像取得工程、可視画像取得工程の順に、すなわち、順序が逆転して行われてもよいし、可視画像取得工程と蛍光画像取得工程とが並行して、すなわち、同期して行われてもよい。
蛍光画像記憶工程は、蛍光画像を経時的に記憶する工程であり、蛍光画像記憶部64により行われる。そして、画素値測定部66は、画像記憶部63に記憶された蛍光画像に基づいて、上述したように蛍光画像のROIの各画素の画素値を経時的に測定することができる(画素値測定工程)。
図6に示すように、制御部60は、平均画素値算出部72と、第1の曲線作成部73と、第2の曲線作成部74と、曲線補正部75とを備える。
ここで、蛍光画像の全範囲の平均画素値を算出する方法としては、特に限定されず、例えば、所定時間ごとに(図8に示すグラフを得る際には24秒ごと)、すなわち、等時間間隔で、蛍光画像の全範囲にある画素の画素値の合計を、その画素数で除する方法を採用することができる。
このように、イメージング装置1では、画素値測定部66により測定された画素値に基づいて、蛍光画像の全範囲の平均画素値と、蛍光画像内に設定されたROIの平均画素値と、を算出する平均画素値算出工程が行われる。これにより、蛍光画像の全範囲の平均画素値の経時的な変化と、ROIの平均画素値の経時的な変化とが得られる。
図8に示すグラフでは、横軸が経過時間を示し、左側の縦軸がROIの平均画素値を示し、右側の縦軸が蛍光画像の全範囲の平均画素値を示す。
上述のように、第2の曲線CL2の変化は、本来、血行の変化を示すものであるが、蛍光画像全体にハレーションが発生すると、その影響が第2の曲線CL2にも及ぶため、本実施形態においては、画像表示部15に、第1の曲線CL1及び第2の曲線CL2を同時に表示している。つまり、図8の時刻(経過時間):254(秒)、300(秒)のように、第2の曲線CL2のみならず、第1の曲線CL1が大きく変化した場合に、第2の曲線CL2の変化の原因が、ハレーションによるものであると判断できるようになっている。そして、このように、第2の曲線CL2にハレーションの影響が重畳されている場合、医師の判断によって、ROIの再測定が行われる。
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
被検者に投与された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検者に向けて照射する励起用光源(23)と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する撮影部(21)と、
前記蛍光画像を経時的に記憶する画像記憶部(63)と、
前記画像記憶部に記憶された前記蛍光画像に基づいて、前記蛍光画像の各画素の画素値を経時的に測定する画素値測定部(66)と、
前記画素値測定部により測定された画素値に基づいて、前記蛍光画像の全範囲の平均画素値と、前記蛍光画像内に設定された関心領域の平均画素値と、を算出する平均画素値算出部(72)と、
前記蛍光画像の全範囲の平均画素値の経時的な変化を第1の曲線として作成する第1の曲線作成部(73)と、
前記関心領域の平均画素値の経時的な変化を第2の曲線として作成する第2の曲線作成部(74)と、
前記第1の曲線及び前記第2の曲線を同時に表示する画像表示部(15)と、を備える。
前記第1の曲線の時間微分値に基づいて前記第2の曲線を補正する曲線補正部(75)を備えることができる。
前記曲線補正部(75)は、前記時間微分値が所定の値よりも大きいときに、該時間微分値に対応する時刻において、前記関心領域の平均画素値に前記時間微分値に基づく所定の値を乗じて、前記第2の曲線を補正することができる。
被検者に投与された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検者に向けて照射する工程と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する工程と、
前記蛍光画像を経時的に記憶する工程と、
前記記憶された蛍光画像に基づいて、蛍光画像の各画素の画素値を経時的に測定する工程と、
前記測定された画素値に基づいて、前記蛍光画像の全範囲の平均画素値と、前記蛍光画像内に設定された関心領域の平均画素値と、を算出する工程と、
前記蛍光画像の全範囲の平均画素値の経時的な変化を第1の曲線として作成する工程と、
前記関心領域の平均画素値の経時的な変化を第2の曲線として作成する工程と、
前記第1の曲線及び前記第2の曲線を同時に表示する工程と、
を含むことができる。
前記第1の曲線の時間微分値に基づいて前記第2の曲線を補正する工程をさらに含むことができる。
前記第2の曲線を補正する工程は、前記時間微分値が所定の値よりも大きいときに、該時間微分値に対応する時刻において、前記関心領域の平均画素値に前記時間微分値に基づく所定の値を乗じて、前記第2の曲線を補正することができる。
11 台車
12 照明・撮影部
13 車輪
14 ハンドル
15 画像表示部
16 凹部
21 撮影部
22 可視光源
23 励起用光源
30 アーム機構
31 第1アーム部材
32 第2アーム部材
33 ヒンジ部
34 ヒンジ部
35 ヒンジ部
36 支柱
37 支持部
41 サブアーム
42 回転軸
43 支持部
51 可視光用撮像素子
52 蛍光用撮像素子
53 波長選択フィルタ
54 可動レンズ
60 制御部
61 画像処理部
62 入力部
63 画像記憶部
64 蛍光画像記憶部
65 可視画像記憶部
66 画素値測定部
72 平均画素値算出部
73 第1の曲線作成部
74 第2の曲線作成部
75 曲線補正部
CL1 第1の曲線
CL2 第2の曲線
ST 被検者
Claims (4)
- 被検者に投与された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検者に向けて出射する励起用光源と、
前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する撮影部と、
前記蛍光画像を経時的に記憶する画像記憶部と、
前記画像記憶部に記憶された前記蛍光画像に基づいて、前記蛍光画像の各画素の画素値を経時的に測定する画素値測定部と、
前記画素値測定部により測定された画素値に基づいて、前記蛍光画像の全範囲の平均画素値と、前記蛍光画像内に設定された関心領域の平均画素値と、を算出する平均画素値算出部と、
前記蛍光画像の全範囲の平均画素値の経時的な変化を第1の曲線として作成する第1の曲線作成部と、
前記関心領域の平均画素値の経時的な変化を第2の曲線として作成する第2の曲線作成部と、
前記第1の曲線の時間微分値に基づいて前記第2の曲線を補正する曲線補正部と、
前記第1の曲線及び補正された前記第2の曲線を同時に表示する画像表示部と、
を備えるイメージング装置。 - 前記曲線補正部は、前記時間微分値が所定の値よりも大きいときに、該時間微分値に対応する時刻において、前記関心領域の平均画素値に前記時間微分値に基づく所定の値を乗じて、前記第2の曲線を補正する請求項1に記載のイメージング装置。
- 励起用光源が、被検者に投与された蛍光色素を励起させるための励起光を、前記被検者に向けて出射する工程と、
撮像部が、前記蛍光色素から発生した蛍光を撮影することにより、蛍光画像を取得する工程と、
画像記憶部が前記蛍光画像を経時的に記憶する工程と、
画素値測定部が、前記記憶された蛍光画像に基づいて、蛍光画像の各画素の画素値を経時的に測定する工程と、
平均画素値算出部が、前記測定された画素値に基づいて、前記蛍光画像の全範囲の平均画素値と、前記蛍光画像内に設定された関心領域の平均画素値と、を算出する工程と、
第1の曲線作成部が、前記蛍光画像の全範囲の平均画素値の経時的な変化を第1の曲線として作成する工程と、
第2の曲線作成部が、前記関心領域の平均画素値の経時的な変化を第2の曲線として作成する工程と、
曲線補正部が前記第1の曲線の時間微分値に基づいて前記第2の曲線を補正する工程と、
画像表示部が前記第1の曲線及び補正された前記第2の曲線を同時に表示する工程と、
を含むイメージング装置の作動方法。 - 前記第2の曲線を補正する工程は、前記時間微分値が所定の値よりも大きいときに、該時間微分値に対応する時刻において、前記関心領域の平均画素値に前記時間微分値に基づく所定の値を乗じて、前記第2の曲線を補正する請求項3に記載のイメージング装置の作動方法。
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