JP2020201869A - 車両管理システム及び車両管理装置 - Google Patents

車両管理システム及び車両管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の自動運転における安全性を向上させる。【解決手段】車両管理システムSは、自動運転が可能な車両を管理する車両管理装置4と、車両の点検を管理する点検管理端末1とを有する車両管理システムSであって、車両管理装置4は、車両を点検するために設定された複数の点検項目を、点検管理端末1に送信する点検項目送信部433を有し、点検管理端末1は、複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を車両管理装置4に送信する点検結果送信部133を有し、車両管理装置4は、点検管理端末1から点検結果情報を取得する点検結果取得部434と、点検結果情報に基づいて、車両の走行の可否を判定する判定処理部435と、判定処理部435が判定した結果に基づく判定結果情報を点検管理端末1に通知する通知部436と、をさらに有する。【選択図】図4

Description

本発明は、自動運転が可能な車両を管理する車両管理システム及び車両管理装置に関する。
近年、自動運転が可能な車両の開発が進められている。特許文献1には、自動運転車両に搭載された車載システムが、スマートフォンから受信した自動運転指示信号に対する認証が成功した場合に車両の自動運転を許可する技術が開示されている。
特許第6354541号公報
ところで、自動運転においては、車両が備える様々な機能(アクセル、ブレーキ又はヘッドライト等)を高い精度で制御する必要がある。そのため、車両が備える機能に異常があると、異常がある機能を高い精度で制御できなくなり、車両の自動運転における安全性が低下し得るという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、車両の自動運転における安全性を向上させることができる車両管理システム及び車両管理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る車両管理システムは、自動運転が可能な車両を管理する車両管理装置と、前記車両の点検を管理する端末とを有する車両管理システムであって、前記車両管理装置は、前記車両を点検するために設定された複数の点検項目を、前記端末に送信する点検項目送信部を有し、前記端末は、前記複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を前記車両管理装置に送信する点検結果送信部を有し、前記車両管理装置は、前記端末から前記点検結果情報を取得する点検結果取得部と、前記点検結果情報に基づいて、前記車両の走行の可否を判定する走行可否判定部と、前記走行可否判定部が判定した結果に基づく判定結果情報を前記端末に通知する通知部と、をさらに有する。
前記車両管理装置は、前記点検項目を管理する項目管理記憶部と、前記点検項目の更新内容を示す更新情報を取得する更新情報取得部と、前記更新情報取得部が取得した前記更新情報に基づいて、前記項目管理記憶部に記憶されている前記点検項目を更新する更新部と、をさらに有してもよい。
前記車両管理装置は、前記点検結果を管理する結果管理記憶部をさらに有してもよいし、前記点検結果取得部は、前記端末から取得した前記点検結果情報を前記結果管理記憶部に記憶させてもよい。
前記車両管理装置は、前記走行可否判定部が前記車両の走行が可能であると判定した場合に、前記点検結果情報に基づいて、前記車両の営業走行の可否を判定する営業可否判定部をさらに有してもよいし、前記通知部は、前記営業可否判定部が判定した結果を前記判定結果情報として前記端末に通知してもよい。
前記車両管理装置は、前記車両が保有するリソースに基づいて、走行可能距離を算出する距離算出部と、前記営業可否判定部が前記車両の営業走行が可能であると判定した場合に、前記距離算出部が算出した前記走行可能距離に基づいて、前記車両の運行ルートを決定するルート決定部と、をさらに有してもよいし、前記通知部は、前記ルート決定部が決定した前記車両の運行ルートを、前記判定結果情報として前記端末に通知してもよい。
前記端末は、前記車両を点検する点検者が使用する点検者端末を含んでもよいし、前記点検項目は、前記車両が自動で点検可能な自動点検項目と、前記点検者が手動で前記車両を点検する手動点検項目とを含んでもよいし、前記点検者端末は、前記手動点検項目の点検結果を入力可能な態様で表示し、前記自動点検項目の点検結果を入力不能な態様で表示したユーザインターフェイスを表示部に表示させる表示制御部と、前記表示部に表示された前記手動点検項目の点検結果の入力を受け付ける受付部と、をさらに有してもよい。
前記車両管理装置は、前記点検項目と、環境の種類を示す環境種別とを関連付けて記憶する項目管理記憶部と、前記車両が存在する場所の環境状況を示す環境情報を取得する環境情報取得部と、をさらに有してもよいし、前記点検項目送信部は、前記環境情報が示す前記環境状況を含む前記環境種別に関連付けて前記項目管理記憶部に記憶されている前記複数の点検項目を前記端末に送信してもよい。
前記端末は、前記車両に備えられた車両端末を含んでもよいし、前記通知部は、前記走行可否判定部が前記車両の走行が不能であると判定した場合に、前記走行可否判定部が前記車両の走行が不能であると判定するに至った前記点検結果が示す異常箇所を整備する整備場所への移動指示を、前記判定結果情報として前記車両端末に通知してもよい。
本発明の第2の態様に係る車両管理装置は、自動運転が可能な車両を点検するために設定された複数の点検項目を、前記車両の点検を管理する端末に送信する点検項目送信部と、前記端末から、前記複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を取得する点検結果取得部と、前記点検結果情報に基づいて、前記車両の走行の可否を判定する判定部と、前記判定部が判定した結果に基づく判定結果情報を前記端末に通知する通知部と、を有する。
本発明によれば、車両の自動運転における安全性を向上させることができるという効果を奏する。
車両管理システムの概要を説明するための図である。 点検管理端末の構成を示す図である。 点検者端末に表示されたユーザインターフェイスの一例を示す図である。 車両管理装置の構成を示す図である。 車両管理装置の記憶部が記憶しているデータベースの構成を示す図である。 車両が駐車している倉庫を模式的に表した図である。 車両管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
[車両管理システムSの概要]
図1は、車両管理システムSの概要を説明するための図である。車両管理システムSは、自動運転が可能な車両を管理するシステムである。車両は、旅客を輸送する車両であり、例えば、タクシー又はバス等である。車両は、貨物を輸送する車両であってもよい。車両は、有人で自動運転する車両であってもよいし、無人で自動運転する車両であってもよい。車両管理システムSは、点検管理端末1と車両管理装置4とを有する。
車両管理装置4は、自動運転が可能な車両を管理する装置であり、例えばサーバである。車両管理装置4は、車両を点検するために設定された点検項目に関する情報を記憶している。点検項目は、車両の点検内容を示す情報であり、例えば、車体の外装の点検、タイヤの空気圧の点検、ヘッドライトの点検又は動力源(例えば、エンジン又はモーター)の点検等を示す項目である。点検項目は、自動点検項目及び手動点検項目のうちの少なくともいずれかの種類を含む。自動点検項目は、車両が自動で点検可能な点検項目である。手動点検項目は、点検者が手動で車両を点検する点検項目である。点検項目の種類は、例えば、車両が自動で点検可能であるか否かに応じて設定される。
点検管理端末1は、車両の点検を管理する端末である。点検管理端末1は、車両端末2及び点検者端末3のうちの少なくともいずれかを含む。車両端末2は、車両に備えられた端末であり、例えばカーナビゲーションをはじめとする車両に後付けされるコンピュータ又は車両に予め内蔵されているコンピュータ等である。車両端末2は、自動点検項目が示す点検を実施するために用いられる。点検者端末3は、車両を点検する点検者が使用する端末であり、例えばスマートフォン又はタブレット等である。点検者端末3は、手動点検項目が示す点検を実施するために用いられる。本明細書においては、点検項目に自動点検項目及び手動点検項目が含まれ、点検管理端末1に車両端末2及び点検者端末3が含まれるとして説明する。
図1に示す例において、車両は、例えば、走行するために必要な動力が停止している状態で倉庫に駐車されているとする。この場合において、まず、車両管理装置4は、予め記憶している複数の点検項目を点検管理端末1に送信する(図1の(1))。具体的には、車両管理装置4は、複数の自動点検項目を車両端末2に送信し、複数の手動点検項目を点検者端末3に送信する。
点検管理端末1は、車両管理装置4から複数の点検項目を取得すると、車両に対して各点検項目が示す点検を実施する(図1の(2))。具体的には、車両端末2は、取得した複数の自動点検項目それぞれが示す点検を車両に実行させる。また、点検者端末3は、取得した複数の手動点検項目を表示することにより、点検者に各手動点検項目が示す点検を実施させる。
点検管理端末1は、複数の点検項目の点検が完了すると、点検結果を車両管理装置4に送信する(図1の(3))。点検管理端末1が送信した判定結果には、例えば、予め定められた選択肢(例えば、正常及び異常)から選択された情報又は数値(例えば、バッテリーの残量又は燃料の残量等)等が含まれる。具体的には、車両端末2は、車両から点検結果を取得し、取得した点検結果を車両管理装置4に送信する。また、点検者端末3は、表示した点検項目に対して点検者が入力した点検結果を受け付け、受け付けた点検結果を車両管理装置4に送信する。
車両管理装置4は、点検管理端末1から取得した点検結果に基づいて、車両の走行の可否を判定する(図1の(4))。車両管理装置4は、例えば、点検結果が示す車両の状態において、当該車両が自動運転した場合における安全性を考慮して車両の走行の可否を判定する。
そして、車両管理装置4は、判定結果に基づく判定結果情報を点検管理端末1に通知する(図1の(5))。車両管理装置4は、例えば、判定結果が車両を走行させることが可能であることを示す場合、走行許可を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。一方、車両管理装置4は、例えば、判定結果が車両を走行させることが不能であることを示す場合、走行禁止を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。
例えば、車両端末2は、車両管理装置4から走行許可を示す判定結果情報を取得した場合、車両を走行可能な状態(例えば、エンジンの始動等)にさせる。一方、車両端末2は、車両管理装置4から走行禁止を示す判定結果情報を取得した場合、車両を走行不能な状態にさせる。このようにすることで、車両管理システムSは、車両の自動運転における安全性を向上させることができる。
以下、点検管理端末1及び車両管理装置4の構成について説明する。
[点検管理端末1の構成]
図2は、点検管理端末1の構成を示す図である。点検管理端末1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えば無線LAN(Local Area Network)コントローラを含んで構成されている。記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶している。
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、点検項目取得部131、点検管理部132、点検結果送信部133及び車両制御部134として機能する。
点検項目取得部131は、通信部11を介して、車両管理装置4から複数の点検項目を取得する。具体的には、点検項目取得部131は、通信部11を介して、項目識別番号と点検項目とを関連付けた複数の点検項目情報を車両管理装置4から取得する。項目識別番号は、点検項目を識別するための情報である。
より具体的には、車両端末2の点検項目取得部131は、通信部11を介して、車両管理装置4から自動点検項目に対応する点検項目情報を取得する。また、点検者端末3の点検項目取得部131は、通信部11を介して、車両管理装置4から手動点検項目に対応する点検項目情報を取得する。点検者端末3の点検項目取得部131は、通信部11を介して、車両管理装置4から複数の手動点検項目とともに複数の自動点検項目を取得してもよい。
点検管理部132は、点検項目取得部131が取得した複数の点検項目に基づいて車両の点検を実施し、点検結果を取得する。具体的には、車両端末2の点検管理部132は、点検項目取得部131が取得した複数の自動点検項目に基づいて、各自動点検項目が示す点検を車両に実行させ、当該車両が実行した点検結果を取得する。例えば、点検項目が方向指示表示灯(ウィンカーバルブ)の点検である場合、車両端末2の点検管理部132は、車両にウィンカーバルブを点灯させ、ウィンカーバルブが点灯したか否かの点検結果を車両から取得する。
点検者端末3の点検管理部132は、手動点検項目の点検結果を入力可能な態様で表示したユーザインターフェイスを不図示の表示部(例えばディスプレイ)に表示させる表示制御部として機能する。点検者端末3の点検管理部132は、点検項目取得部131が複数の手動点検項目とともに複数の自動点検項目を取得した場合、手動点検項目の点検結果を入力可能な態様で表示し、自動点検項目の点検結果を入力不能な態様で表示したユーザインターフェイスを表示部に表示させてもよい。ユーザインターフェイスは、例えば画面である。また、点検者端末3の点検管理部132は、不図示の操作部(例えば、ディスプレイに重ねられたタッチパネル)を介して、表示部に表示された手動点検項目の点検結果の入力を受け付ける受付部として機能する。
図3は、点検者端末3に表示されたユーザインターフェイスの一例を示す図である。図3に示すユーザインターフェイスには、複数の手動点検項目B1、B3が入力可能な態様で表示され、複数の自動点検項目B2、B4が入力不能な態様(例えばグレーアウト)で表示されている。図3に示す例において、点検者がユーザインターフェイスにおいて各手動点検項目に点検結果を入力すると、点検者端末3の点検管理部132は、点検結果の入力を受け付けることにより、点検結果を取得する。
図2に戻り、点検結果送信部133は、通信部11を介して、複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を車両管理装置4に送信する。点検結果情報は、例えば、項目識別番号と、当該項目識別番号が示す点検項目の点検結果とを関連付けた情報である。車両端末2の点検結果送信部133は、例えば、複数の自動点検項目それぞれの点検結果を車両から取得した場合に、通信部11を介して、複数の自動点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を車両管理装置4に送信する。また、点検者端末3の点検結果送信部133は、例えば、点検者がユーザインターフェイスに設けられた点検完了ボタンを押下すると、点検結果送信部133は、複数の手動点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を車両管理装置4に送信する。
車両制御部134は、車両管理装置4から通知された判定結果情報に基づいて車両を制御する。判定結果情報は、例えば、点検結果送信部133によって送信された点検結果情報に基づいて車両管理装置4が車両の走行の可否を判定した判定結果に基づく情報である。点検管理端末1が判定結果情報に基づいて車両を制御する処理の詳細については後述する。
[車両管理装置4の構成]
図4は、車両管理装置4の構成を示す図である。車両管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。通信部41は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えばLANコントローラを含んで構成されている。
記憶部42は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部42は、制御部43が実行するプログラムを記憶している。記憶部42は、点検項目を管理する項目管理データベースと、点検結果を管理する結果管理データベースとを記憶している。
図5は、記憶部42が記憶しているデータベースの構成を示す図である。図5(a)に示す項目管理データベースは、点検項目に関する情報として、項目種別と、項目識別番号と、点検項目と、環境種別と、判定種別とを関連付けて記憶している。項目種別は、点検項目が自動点検項目及び手動点検項目のうちのいずれかであるかを示す情報である。環境種別は、環境の種類を示す情報であり、例えば、天候(例えば、晴れ、雨又は雪等)と自然災害(災害なし、豪雨、豪雪又は地震等)とを含む。
判定種別は、車両が自動運転した場合における安全性を判断するために用いられる情報であり、例えば、走行判定と営業判定とを含む。走行判定は、車両管理装置4が車両の走行の可否を判定するために用いられる情報であり、例えば、車両が自動運転した場合における安全性を考慮して設定される情報である。営業判定は、車両管理装置4が車両の営業走行の可否を判定するために用いられる情報であり、例えば、公道において車両が自動運転した場合における安全性及び車両を用いて提供される輸送サービスの品質に対する影響度合い等を考慮して設定される情報である。例えば、車両管理装置4を管理する管理者が、車両の自動運転における安全性等を考慮して各点検項目に対応する判定種別を設定する。
項目管理データベースは、車両ごとに、当該車両と点検項目に関する情報とを関連付けて記憶してもよいし、車両に関する所定の種類ごとに、当該車両に関する所定の種類と点検項目に関する情報とを関連付けて記憶してもよい。車両に関する所定の種類は、例えば、車種、車両のスペック又は車両の自動運転レベル(例えば、SAE(Society of Automotive Engineers)が定義する自動運転レベル)等である。
結果管理データベースは、日常的に実施される車両の点検状況を管理する点検管理台帳として点検結果を管理する。図5(b)に示す結果管理データベースは、点検日時と、車両識別情報と、項目識別番号と、点検結果とを関連付けて記憶している。車両識別情報は、点検した車両を識別するための情報である。例えば、車両管理装置4を管理する管理者が、結果管理データベースに記憶されている情報を用いて車両の点検状況を管理する。
図4に戻り、制御部43は、CPUである。制御部43は、記憶部42に記憶されたプログラムを実行することにより、指示受付部431、環境情報取得部432、点検項目送信部433、点検結果取得部434、判定処理部435、通知部436、点検項目管理部437として機能する。
指示受付部431は、点検管理端末1に点検項目を送信する送信指示を受け付ける。具体的には、指示受付部431は、点検対象の車両を示す車両識別情報を取得することにより、点検管理端末1に点検項目を送信する送信指示を受け付ける。指示受付部431は、例えば、不図示の操作部を介して、車両管理装置4を管理する管理者から送信指示を受け付ける。また、指示受付部431は、例えば、車両端末2から送信指示を受け付けてもよいし、点検者端末3から送信指示を受け付けてもよい。
指示受付部431は、例えば、輸送サービスを管理する外部のサーバから通知された送信指示を受け付けてもよい。輸送サービスは、例えば、顧客による配車予約に基づいて配車対象の車両を決定し、決定した車両を示す車両識別情報を車両管理装置4に送信することにより、送信指示を通知する。
点検項目送信部433は、通信部41を介して、車両を点検するために設定された複数の点検項目を、点検管理端末1に送信する。具体的には、点検項目送信部433は、項目管理データベースに記憶されている項目識別番号と点検項目とを関連付けた複数の点検項目情報を点検管理端末1に送信する。より具体的には、点検項目送信部433は、通信部41を介して、自動点検項目に対応する複数の点検項目情報を車両端末2に送信し、手動点検項目に対応する複数の点検項目情報を点検者端末3に送信する。例えば、記憶部42には、車両識別情報と車両端末2を示す情報と点検者端末3を示す情報とが関連付けて記憶されており、点検項目送信部433は、指示受付部431が取得した車両識別情報に関連付けて記憶されている車両端末2及び点検者端末3それぞれに複数の点検項目情報を送信する。
例えば、項目管理データベースが、車両ごとに、当該車両を示す車両識別情報と点検項目に関する情報とを関連付けて記憶している場合、点検項目送信部433は、指示受付部431が取得した車両識別情報に関連付けて項目管理データベースに記憶している複数の点検項目情報を点検管理端末1に送信してもよい。また、例えば、項目管理データベースが、車両に関する所定の種類(例えば車種)ごとに、当該車両に関する所定の種類と点検項目に関する情報とを関連付けて記憶している場合、点検項目送信部433は、指示受付部431が取得した車両識別情報が示す車両に対応する所定の種類(車種)に関連付けて項目管理データベースに記憶している複数の点検項目情報を点検管理端末1に送信してもよい。
点検項目送信部433は、車両が存在する場所の環境状況に応じた点検項目を点検管理端末1に送信してもよい。具体的には、まず、環境情報取得部432は、車両が存在する場所の環境状況を示す環境情報を取得する。例えば、記憶部42には、車両の位置が記憶されており、環境情報取得部432は、環境情報を管理する外部のサーバから、記憶部42に記憶されている車両の位置に対応する環境情報を取得する。そして、点検項目送信部433は、通信部41を介して、環境情報が示す環境状況を含む環境種別に関連付けて項目管理データベースに記憶されている複数の点検項目を点検管理端末1に送信する。このようにすることで、点検項目送信部433は、車両が存在する場所の環境状況に適した点検を実施させることができる。
点検結果取得部434は、通信部41を介して、点検管理端末1から点検結果情報を取得する。具体的には、点検結果取得部434は、通信部41を介して、車両端末2から自動点検項目に対応する点検結果情報を取得し、点検者端末3から手動点検項目に対応する点検結果情報を取得する。
点検結果取得部434は、点検管理端末1から点検結果情報を取得すると、取得した点検結果情報を結果管理データベースに記憶させる。このようにすることで、車両管理装置4を管理する管理者は、結果管理データベースに記憶されている情報を用いて車両の点検状況を管理することができる。
判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報に基づいて判定処理を実行する。具体的には、判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報に基づいて、車両の走行の可否を判定する走行可否判定部として機能する。判定処理部435は、例えば、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が走行禁止判定項目であるか否かに基づいて、車両の走行の可否を判定する。走行禁止判定項目は、点検結果が異常である場合に車両の走行を禁止する判定をさせるための点検項目であり、例えば、項目管理データベースにおいて判定種別の走行判定に禁止を示す設定(図5(a)に示す例において「〇」)がされている点検項目である。
判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が走行禁止判定項目である場合、車両の走行が不能であると判定する。一方、判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が走行禁止判定項目ではない場合、又は異常であることを示す点検結果がない場合、車両の走行が可能であると判定する。
判定処理部435は、車両の走行が可能であると判定した場合に、点検結果情報に基づいて、車両の営業走行の可否を判定する営業可否判定部としてさらに機能してもよい。判定処理部435は、例えば、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が営業禁止判定項目であるか否かに基づいて、車両の営業走行の可否を判定する。営業禁止判定項目は、点検結果が異常である場合に車両の営業走行を禁止する判定をさせるための点検項目であり、例えば、項目管理データベースにおいて判定種別の営業判定に禁止を示す設定(図5(a)に示す例において「〇」)がされている点検項目である。
判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が営業禁止判定項目である場合、車両の営業走行が不能であると判定する。一方、判定処理部435は、点検結果取得部434が取得した点検結果情報において、異常であることを示す点検結果に対応する点検項目が営業禁止判定項目ではない場合、又は異常であることを示す点検結果がない場合、車両の営業走行が可能であると判定する。
判定処理部435は、点検結果情報に加えて、様々な情報に基づいて、車両の営業走行の可否を判定してもよい。例えば、車両が有人で自動運転する車両である場合、判定処理部435は、乗務員チェック項目のチェック結果に基づいて、車両の営業走行の可否を判定してもよい。乗務員チェック項目は、車両に搭乗する乗務員の状態をチェックする項目であり、例えば、身だしなみ、直近の睡眠時間及び飲酒の有無等である。この場合、点検者端末3は、表示した乗務員チェック項目に基づいて点検対象の車両に搭乗する乗務員を点検者によってチェックされたチェック結果を、点検結果とともに車両管理装置4に送信してもよい。
また、例えば、予め運行ルートが決定されている場合(例えば、輸送サービスにおいて顧客が配車予約をした場合等)、判定処理部435は、車両の位置に基づいて、車両の営業走行の可否を判定してもよい。判定処理部435は、例えば、車両の位置から運行ルートの開始地点(例えば、輸送サービスにおいて配車予約をした顧客の位置)までの距離が所定の閾値以内であるか否かに基づいて、車両の営業走行の可否を判定してもよい。
また、例えば、判定処理部435は、車両の走行可能距離が予め決定されている運行ルートよりも長いか否かに基づいて、車両の営業走行の可否を判定してもよい。この場合、判定処理部435は、車両が保有するリソースに基づいて、走行可能距離を算出する距離算出部としてさらに機能してもよい。リソースは、例えば、バッテリーの残量又は燃料の残量等である。判定処理部435は、例えば、リソースの残量とリソースの予測消費量とに基づいて、車両の走行可能距離を算出してもよい。リソースの予測消費量は、例えば、エアコンの利用有無、車体重量(旅客又は貨物を含む車体重量)、運行ルートの状況(例えば、道路勾配又は渋滞等)、天候状況、運行ルートの周辺で開催されるイベント状況及び運行ルートの周辺の交通機関の運行状況(例えば、鉄道の遅延等)等に基づいて算出される情報である。判定処理部435は、例えば、公知の技術を用いて車両の走行可能距離を算出することができる。
この場合において、判定処理部435は、車両の走行可能距離が運行ルートよりも長い場合、車両の営業走行が可能であると判定する。一方、判定処理部435は、車両の走行可能距離が運行ルートよりも短い場合、車両の営業走行が不能であると判定する。
判定処理部435は、点検結果情報に基づく判定結果に応じて、車両が運行する運行ルートを決定してもよい。この場合、判定処理部435は、車両の営業走行が可能であると判定した場合に、算出した走行可能距離に基づいて、車両の運行ルートを決定するルート決定部としてさらに機能してもよい。
具体的には、まず、判定処理部435は、車両の営業走行が可能であると判定した場合に、点検結果に含まれるリソースの残量に基づいて、車両の走行可能距離を算出する。そして、判定処理部435は、算出した車両の走行可能距離よりも短い運行ルートを決定する。例えば、記憶部42には、複数の運行ルートが記憶されており、判定処理部435は、記憶部42に記憶されている複数の運行ルートのうち、車両の走行可能距離よりも短い距離を運行する運行ルートを決定する。このようにすることで、判定処理部435は、車両のリソースの残量に適した運行ルートを当該車両に割り当てることができる。
通知部436は、通信部41を介して、判定処理部435が判定した結果に基づく判定結果情報を点検管理端末1に通知する。具体的には、通知部436は、判定処理部435によって車両の走行が可能であると判定された場合、走行許可を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。車両端末2は、例えば、走行許可を示す判定結果情報を取得すると、車両を走行可能な状態(例えば、エンジンの始動等)にさせる。また、点検者端末3は、例えば、走行許可を示す判定結果情報を取得すると、走行許可を示す判定結果情報を表示部に表示させることにより、点検者に車両を走行可能な状態にさせてもよい。
一方、通知部436は、判定処理部435によって車両の走行が不能であると判定された場合、走行禁止を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。車両端末2の車両制御部134は、例えば、走行禁止を示す判定結果情報を取得すると、車両を走行不能な状態(例えば、スタートボタンを押下してもエンジンを始動させない等)にさせる。
また、点検者端末3の車両制御部134は、走行禁止を示す判定結果情報を取得すると、走行禁止を示す判定結果情報を表示部に表示させることにより、点検者に車両を整備させてもよい。通知部436は、例えば、車両の走行が不能であると判定されるに至った点検項目、すなわち走行禁止項目に該当する点検項目を、走行禁止を示す判定結果情報として点検管理端末1に通知してもよい。この場合、点検者が、点検者端末3に表示された判定結果情報が示す異常箇所を整備した後に、判定処理部435は、再度、車両の営業走行の可否を判定してもよい。このように、車両管理装置4は、走行許可を通知した場合に車両を走行可能な状態にさせ、走行禁止を通知した場合に車両を走行可能な状態にさせないようにすることにより、車両の自動運転における安全性を向上させることができる。
通知部436は、例えば、点検対象の車両に予め運行ルートが設定されている場合において、判定処理部435によって車両の走行が不能であると判定された場合、通信部41を介して、車両が走行禁止であることを示す判定結果情報を、車両の利用者に通知してもよい。例えば、輸送サービスにおいて点検対象の車両が配車対象として利用者から指定された場合において、判定処理部435によって車両の走行が不能であると判定された場合、通知部436は、当該車両が走行禁止であることを示す判定結果情報を、利用者が使用するスマートフォンに通知してもよい。また、例えば、点検対象の車両が巡回バスである場合において、判定処理部435によって車両の走行が不能であると判定された場合、通知部436は、当該車両が走行禁止であることを示す判定結果情報を、バス停に設置された表示装置(例えばデジタルサイネージ)に通知してもよい。このようにすることで、通知部436は、車両の利用者に点検結果を認識させることができる。
通知部436は、判定処理部435が車両の営業走行の可否を判定した結果を、判定結果情報として点検管理端末1に通知してもよい。具体的には、通知部436は、判定処理部435によって車両の営業走行が可能であると判定された場合、営業走行許可を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。例えば、車両端末2は、営業走行許可を示す判定結果情報を取得すると、車両を走行可能な状態(例えば、エンジンの始動等)にさせ、自動運転で公道を走行させる。
一方、通知部436は、判定処理部435によって車両の営業走行が不能であると判定された場合、走行禁止を示す判定結果情報を点検管理端末1に通知する。例えば、車両端末2は、営業走行禁止を示す判定結果情報を取得すると、車両を走行可能な状態(例えば、エンジンの始動等)にさせるが、車両の走行範囲を倉庫内に限定する、すなわち公道を走行させないように車両の走行を制御する。このようにすることで、車両管理装置4は、車両の自動運転における安全性を向上させることができる。
通知部436は、車両が運行する運行ルートを点検管理端末1に通知してもよい。具体的には、通知部436は、判定処理部435が決定した車両の運行ルートを、判定結果情報として点検管理端末1に通知してもよい。このようにすることで、通知部436は、リソースの残量に適した運行ルートで車両を走行させることができる。
通知部436は、判定処理部435が車両の走行が不能であると判定した場合に、異常箇所を整備する整備場所への移動指示を、判定結果情報として車両端末2に通知してもよい。異常箇所は、判定処理部435が車両の走行が不能であると判定するに至った点検結果が示す点検項目である。
図6は、車両が駐車している倉庫を模式的に表した図である。図6に示す倉庫には、車両を整備する整備工場が併設されている。この場合において、車両端末2は、車両管理装置4から移動指示を取得すると、車両が駐車している位置から整備工場までのルートRを車両に走行させる。このように、車両管理装置4は、異常がある車両に対して異常箇所を整備させるように制御することにより、人が車両を管理する負担を軽減させることができる。
点検項目管理部437は、項目管理データベースに記憶されている点検項目を管理する。点検項目管理部437は、点検項目の更新内容を示す更新情報を取得する更新情報取得部として機能する。点検項目の更新内容には、追加、変更又は削除が含まれる。また、点検項目管理部437は、取得した更新情報に基づいて、項目管理データベースに記憶されている点検項目を更新する更新部としても機能する。
点検項目管理部437は、例えば、車両管理装置4を管理する管理者が、新規の点検項目に関する情報を更新内容として入力すると、当該更新内容を示す更新情報を取得する。そして、点検項目管理部437は、更新情報が示す新規の点検項目に関する情報を項目管理データベースに新規登録することにより、項目管理データベースに記憶されている点検項目を更新する。このようにすることで、例えば、自動運転に関する法令が変わった場合であっても、車両管理装置4は、管理している点検項目を当該法令に対応させることができる。
[車両管理システムSの処理]
続いて、車両管理システムSの処理の流れについて説明する。図7は、車両管理システムSの処理の流れを示すシーケンス図である。本処理は、車両管理装置4の指示受付部431が、点検対象の車両を示す車両識別情報を取得することにより、点検管理端末1に点検項目を送信する送信指示を受け付けたことを契機として開始する(S1)。
車両管理装置4の点検項目送信部433は、指示受付部431が送信指示を受け付けると、通信部41を介して、項目管理データベースに記憶されている項目識別番号と点検項目とを関連付けた複数の点検項目情報を、指示受付部431が取得した車両識別情報に対応する点検管理端末1に送信する(S2)。
点検管理端末1の点検項目取得部131が、通信部11を介して、車両管理装置4から複数の点検項目情報を取得すると、点検管理端末1の点検管理部132は、点検項目取得部131が取得した複数の点検項目に基づいて車両の点検を実施する(S3)。点検管理部132が、車両の点検を実施した点検結果を取得すると、点検管理端末1の点検結果送信部133は、通信部11を介して、複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を車両管理装置4に送信する(S4)。
車両管理装置4の点検結果取得部434が、点検管理端末1から点検結果情報を取得すると、車両管理装置4の判定処理部435は、取得された点検結果情報に基づいて、車両の走行の可否を判定する(S5)。車両管理装置4の通知部436は、通信部41を介して、判定処理部435が判定した結果に基づく判定結果情報を点検管理端末1に通知する(S6)。
そして、点検管理端末1の車両制御部134は、車両管理装置4から通知された判定結果情報に基づいて車両を制御する(S7)。車両制御部134は、例えば、判定結果情報が走行許可である場合、車両を走行可能な状態にさせる。一方、車両制御部134は、例えば、判定結果情報が走行禁止である場合、車両を走行不能な状態にさせる。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、車両管理システムSは、点検管理端末1が複数の点検項目に基づいて車両の点検を実施し、車両管理装置4が点検結果に基づいて車両の走行の可否を判定する。そして、車両管理システムSは、車両管理装置4が判定結果に基づく判定結果情報を点検管理端末1に通知する。このようにすることで、車両管理システムSは、判定結果に応じて車両を制御することができる。その結果、車両管理システムSは、車両の自動運転における安全性を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 点検管理端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 点検項目取得部
132 点検管理部
133 点検結果送信部
134 車両制御部
2 車両端末
3 点検者端末
4 車両管理装置
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
431 指示受付部
432 環境情報取得部
433 点検項目送信部
434 点検結果取得部
435 判定処理部
436 通知部
437 点検項目管理部
S 車両管理システム

Claims (9)

  1. 自動運転が可能な車両を管理する車両管理装置と、前記車両の点検を管理する端末とを有する車両管理システムであって、
    前記車両管理装置は、前記車両を点検するために設定された複数の点検項目を、前記端末に送信する点検項目送信部を有し、
    前記端末は、前記複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を前記車両管理装置に送信する点検結果送信部を有し、
    前記車両管理装置は、
    前記端末から前記点検結果情報を取得する点検結果取得部と、
    前記点検結果情報に基づいて、前記車両の走行の可否を判定する走行可否判定部と、
    前記走行可否判定部が判定した結果に基づく判定結果情報を前記端末に通知する通知部と、
    をさらに有する、
    車両管理システム。
  2. 前記車両管理装置は、
    前記点検項目を管理する項目管理記憶部と、
    前記点検項目の更新内容を示す更新情報を取得する更新情報取得部と、
    前記更新情報取得部が取得した前記更新情報に基づいて、前記項目管理記憶部に記憶されている前記点検項目を更新する更新部と、
    をさらに有する、
    請求項1に記載の車両管理システム。
  3. 前記車両管理装置は、前記点検結果を管理する結果管理記憶部をさらに有し、
    前記点検結果取得部は、前記端末から取得した前記点検結果情報を前記結果管理記憶部に記憶させる、
    請求項1又は2に記載の車両管理システム。
  4. 前記車両管理装置は、前記走行可否判定部が前記車両の走行が可能であると判定した場合に、前記点検結果情報に基づいて、前記車両の営業走行の可否を判定する営業可否判定部をさらに有し、
    前記通知部は、前記営業可否判定部が判定した結果を前記判定結果情報として前記端末に通知する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  5. 前記車両管理装置は、
    前記車両が保有するリソースに基づいて、走行可能距離を算出する距離算出部と、
    前記営業可否判定部が前記車両の営業走行が可能であると判定した場合に、前記距離算出部が算出した前記走行可能距離に基づいて、前記車両の運行ルートを決定するルート決定部と、
    をさらに有し、
    前記通知部は、前記ルート決定部が決定した前記車両の運行ルートを、前記判定結果情報として前記端末に通知する、
    請求項4に記載の車両管理システム。
  6. 前記端末は、前記車両を点検する点検者が使用する点検者端末を含み、
    前記点検項目は、前記車両が自動で点検可能な自動点検項目と、前記点検者が手動で前記車両を点検する手動点検項目とを含み、
    前記点検者端末は、
    前記手動点検項目の点検結果を入力可能な態様で表示し、前記自動点検項目の点検結果を入力不能な態様で表示したユーザインターフェイスを表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示部に表示された前記手動点検項目の点検結果の入力を受け付ける受付部と、
    をさらに有する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  7. 前記車両管理装置は、
    前記点検項目と、環境の種類を示す環境種別とを関連付けて記憶する項目管理記憶部と、
    前記車両が存在する場所の環境状況を示す環境情報を取得する環境情報取得部と、
    をさらに有し、
    前記点検項目送信部は、前記環境情報が示す前記環境状況を含む前記環境種別に関連付けて前記項目管理記憶部に記憶されている前記複数の点検項目を前記端末に送信する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  8. 前記端末は、前記車両に備えられた車両端末を含み、
    前記通知部は、前記走行可否判定部が前記車両の走行が不能であると判定した場合に、前記走行可否判定部が前記車両の走行が不能であると判定するに至った前記点検結果が示す異常箇所を整備する整備場所への移動指示を、前記判定結果情報として前記車両端末に通知する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  9. 自動運転が可能な車両を点検するために設定された複数の点検項目を、前記車両の点検を管理する端末に送信する点検項目送信部と、
    前記端末から、前記複数の点検項目それぞれの点検結果を示す点検結果情報を取得する点検結果取得部と、
    前記点検結果情報に基づいて、前記車両の走行の可否を判定する判定部と、
    前記判定部が判定した結果に基づく判定結果情報を前記端末に通知する通知部と、
    を有する車両管理装置。
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