JP2020200991A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Nobutaka Nisoho
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Abstract

【課題】圧縮機の振動が冷蔵庫全体に伝わりにくい冷蔵庫を提供する。【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、冷媒が循環することにより冷気が発生する冷凍サイクル装置が設けられ、前記冷凍サイクル装置を流れる冷媒を圧縮する圧縮機が設けられた冷蔵庫において、前記圧縮機は、内部に冷媒が導入されるシリンダと、前記シリンダに挿入されて往復することにより前記冷媒を圧縮するピストンとを有し、前記ピストンの前記往復方向が水平方向に対して傾斜していることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
例えば特許文献1や特許文献2に記載されているように、冷蔵庫の機械室には冷媒を圧縮するための圧縮機が配置されている。圧縮機の前後左右の場所にはファンや配管等の物体も配置されている。
特開平11−63789号公報 特開2014−48030号公報
圧縮機は内部で冷媒を圧縮する動作が行われるので振動しやすい。圧縮機の振動が大きいと、騒音が発生し使用者に不快感を与える等の不具合が生じやすい。特に、圧縮機の水平方向への振動が大きいと、振動が扉や前後左右の物体に伝わりやすく、騒音等の不具合が生じやすい。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、圧縮機の水平方向への振動が小さい冷蔵庫を提供することを課題とする。
実施形態の冷蔵庫は、冷媒が循環することにより冷気が発生する冷凍サイクル装置が設けられ、前記冷凍サイクル装置を流れる冷媒を圧縮する圧縮機が設けられた冷蔵庫において、前記圧縮機は、内部に冷媒が導入されるシリンダと、前記シリンダに挿入されて往復することにより前記冷媒を圧縮するピストンとを有し、前記ピストンの前記往復方向が水平方向に対して傾斜していることを特徴とする。
実施形態の冷蔵庫の前後方向の縦断面図。 実施形態の冷凍サイクル装置を示す図。 実施形態の圧縮機の長手方向の縦断面図。 実施形態の圧縮機の底面図(図3の下側から見た図)。 実施形態の圧縮機をシリンダ側から見た図(図3の右側から見た図)。 実施形態の機械室を冷蔵庫の後ろ側(図1の右側)から見た図。 実施形態の機械室を上から見た図(水平方向の断面図)。この図において上が冷蔵庫の前、下が冷蔵庫の後ろである。 変更例の機械室を冷蔵庫の後ろ側(図1の右側)から見た図。 別の変更例の機械室を冷蔵庫の後ろ側(図1の右側)から見た図。 さらに別の変更例の機械室の前後方向の縦断面図。この図において左が冷蔵庫の前、右が冷蔵庫の後ろである。
実施形態について図面に基づき説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以下の説明において、冷蔵庫の扉の前に立った使用者から見て手前の方を前、奥の方を後ろとする。また、冷蔵庫の扉の前に立った使用者から見て左右の方向を、以下の説明における左右とする。
1.冷蔵庫の全体構造
図1に実施形態の冷蔵庫10を示す。冷蔵庫10の箱本体12は、冷蔵庫10の外郭を形成する外箱と、貯蔵室が形成された内箱とが組み合わされ、外箱と内箱との間に断熱材が詰められて構成されている。
箱本体12の内側は断熱仕切壁14によって上下に区切られている。断熱仕切壁14の上側は冷蔵温度(例えば1〜4℃)に保持される冷蔵空間である。また断熱仕切壁14の下側は冷凍温度(例えば−20〜−10℃)に保持される冷凍空間である。冷蔵空間及び冷凍空間には食品を貯蔵する貯蔵室が設けられている。
冷蔵空間には上から順に貯蔵室としての冷蔵室20及び野菜室22が設けられている。冷蔵室20には複数の載置棚やチルド室24が設けられている。また野菜室22には引出式の野菜容器が収納されている。冷蔵室20の前方開口部は、観音式の左右一対の冷蔵室扉21で開閉される。また、野菜室22の前方開口部は、引き出し式の野菜室扉23で開閉される。
冷凍空間の上部には貯蔵室として製氷室や小冷凍室26が設けられ、冷凍空間の下部には貯蔵室として冷凍室28が設けられている。これらの貯蔵室にはそれぞれ引き出し式の収納容器が収納されている。小冷凍室26の前方開口部は引き出し式の小冷凍室扉27で開閉され、冷凍室28の前方開口部は引き出し式の冷凍室扉29で開閉される。
冷蔵空間の背後には、冷気を発生させる第1冷却器30と、発生した冷気を循環させる第1ファン32とが設けられている。第1冷却器30で発生した冷気は、第1冷却器30から上方へ向かって延びるダクト34を通って、複数の吹出口36から冷蔵空間へ吹き出る。冷蔵空間を循環した冷気は吸込口38から第1冷却器30へ向かって吸い込まれる。
また、冷凍空間の背後には、冷気を発生させる第2冷却器40と、発生した冷気を循環させる第2ファン42とが設けられている。第2冷却器40で発生した冷気は、冷凍空間の奥面に形成されている吹出口46から冷凍空間へ吹き出て、冷凍空間を循環した後、冷凍空間の奥面に形成されている吸込口48から第2冷却器40へ向かって吸い込まれる。
第2冷却器40の近傍には除霜ヒータ44が設けられている。第2冷却器40での冷気の発生が長時間に及ぶと第2冷却器40に霜が付着するが、除霜ヒータ44が加熱されることにより霜が溶けて水(除霜水)となる。第2冷却器40の下方には、第2冷却器40の除霜により発生した除霜水を受ける水受け部66が設けられている。
冷蔵庫10の一画である後方下部には機械室16が設けられている。機械室16には蒸発皿65が配置されている。そして、上記の水受け部66から機械室16内の蒸発皿65へ向かうホース67が設けられている。水受け部66に落ちた除霜水はホース67を通って蒸発皿65に貯留される。蒸発皿65に貯留された除霜水は、機械室16内の熱や、機械室16内を流れる風の作用等により、蒸発する。蒸発皿65の下に圧縮機50が配置されており、圧縮機50から発生する熱により、除霜水の蒸発が促進される。
図2に冷気を発生させる冷凍サイクル装置を示す。冷凍サイクル装置では、圧縮機50、蒸発パイプ80、凝縮器60、放熱パイプ81、防露パイプ82、ドライヤ83及び切り替え弁61が、この記載順に接続されている。切り替え弁61の一方の出口側には、第1減圧装置62、第1冷却器30及び第1サクションパイプ84が、この順に接続されている。切り替え弁61の他方の出口には、第2減圧装置63、第2冷却器40、第2サクションパイプ85及び逆止弁86が、この順に接続されている。第1サクションパイプ84と逆止弁86とはジョイント87において1本の接続管88に接続され、接続管88が圧縮機50に接続されている。
このように構成された冷凍サイクル装置において冷媒が流れることにより冷気が発生する。具体的には、圧縮機50が冷媒を圧縮して高温高圧の気体として吐出する。吐出された冷媒は、蒸発パイプ80、凝縮器60、放熱パイプ81及び防露パイプ82を流れ、その間に放熱する。その後、冷媒は、ドライヤ83を通過して切り替え弁61に到達する。
切り替え弁61が操作されて第1減圧装置62への冷媒の流路が開くと、冷媒が第1減圧装置62において減圧され、第1冷却器30において気化するとともに周囲の熱を奪う。それにより第1冷却器30において冷気が発生する。第1冷却器30を通過した冷媒は、第1サクションパイプ84及び接続管88を通過して圧縮機50へ戻る。
また、切り替え弁61が操作されて第2減圧装置63への冷媒の流路が開くと、冷媒が第2減圧装置63において減圧され、第2冷却器40において気化するとともに周囲の熱を奪う。それにより第2冷却器40において冷気が発生する。第2冷却器40を通過した冷媒は、第2サクションパイプ85、逆止弁86及び接続管88を通過して圧縮機50へ戻る。
圧縮機50、切り替え弁61、第1ファン32及び第2ファン42は、不図示の制御部によって制御される。それによって各貯蔵室に適宜冷気が送られ、各貯蔵室が適温に維持される。また除霜ヒータ44も制御部によって適宜加熱される。
2.圧縮機の構造
上記の冷凍サイクル装置に使用される圧縮機50を図3〜図5に示す。図3に示すように、この圧縮機50は、内部に冷媒が導入されるシリンダ51と、シリンダ51に一端が挿入されたピストン52とを有し、ピストン52がその軸方向に往復運動することによりシリンダ51内の冷媒を圧縮するものである。そして、ピストン52を往復運動させるためにリニアモータ70とバネ53とが用いられる。具体的には、リニアモータ70がピストン52をその軸方向の一方に移動させ、移動したピストン52をバネ53が元の位置に復元させ、その移動と復元とが繰り返されることによりピストン52が往復運動する。
リニアモータ70の構造について図3に基づき説明する。まず、ピストン52の上記一端とは反対側の他端側に、ピストン52と同軸上に延びる中空のシャフト71が固定されている。このシャフト71の内側に、複数の永久磁石72がシャフト71の延長方向(すなわちピストン52の軸方向)に並べて固定されている。
また、シャフト71の外径側に、シャフト71を囲む円筒状のコイル73が配置されている。ここで、シャフト71はコイル73の中心軸上にある。また、複数のコイル73がシャフト71の延長方向に並んでいる。これらのシャフト71、永久磁石72及びコイル73がリニアモータ70を構成している。
このような構造のリニアモータ70においてコイル73に電流が流れると、永久磁石72の磁場とコイル73に流れる電流との作用により、シャフト71及びピストン52をそれらの軸方向へ移動させる推力が発生する。
また、リニアモータ70のシャフト71におけるピストン52側とは反対側の端部に、バネ53の一端が固定されている。また、バネ53の他端は、後述するケース54の内面に固定されている。バネ53は例えば金属製である。なお、バネ53の代わりにゴム部材等の弾性体が使用されても良い。
以上の構造において、リニアモータ70のコイル73に通電されると、ピストン52がバネ53を圧縮しながらバネ53の方向へ移動する。その後、コイル73への通電が遮断されると、ピストン52をバネ53の方向へ移動させる推力が無くなり、バネ53の復元力が働いて、ピストン52が元の位置に戻る(すなわちシリンダ51の方向へ移動する)。このようなリニアモータ70のコイル73への通電と遮断とが繰り返されることにより、ピストン52がその軸方向へ往復運動を行う。この往復運動に伴い圧縮機50がピストン52の軸方向(すなわちピストン52の往復方向)両側へ振動する。ピストン52が往復運動するとき、圧縮機50の内部では、クランク機構が行うような回転運動が生じていない。
このような構造の圧縮機50では、コイル73への通電時間や電流を一定に保つことにより、ピストン52の往復運動の振幅や周期を一定に保つことができ、それにより圧縮機50の振動の振幅や周期を一定に保つことができる。
この圧縮機50はケース54を有し、ケース54の中に、上記のシリンダ51、ピストン52、バネ53、及びリニアモータ70が収納されている。ケース54は、ピストン52の軸方向に長く、その軸に直交する断面上の形状が円形の、全体として長尺状の形状をしている。長尺状のケース54の一方側にはシリンダ51及びピストン52が配置され、ピストン52よりも他方側にはリニアモータ70が配置されている。以下において、前記一方側を「シリンダ側」、前記他方側を「リニアモータ側」とする。
図3〜図5に示すように、圧縮機50の一部として、ケース54のシリンダ側及びリニアモータ側のそれぞれの下面に支持板58が固定されている。支持板58はケース54の長手方向に直交する方向に長い板状の部材である。なお、ケース54の長手方向は、圧縮機50の長手方向、ピストン52の軸方向、及びピストン52の往復方向と一致している。
3.機械室の構造
図6及び図7に示すように、機械室16は、壁部11によって左右を閉塞され、背面グリル13(図7参照)によって後ろを閉塞されている。左右の壁部11及び背面グリル13にはそれぞれ通気孔76、77、78、79が開けられている。また、機械室16は載置台19によって下を閉塞されている(図6参照)。載置台19はコンプ台とも呼ばれ圧縮機50の載置部を兼ねている。本実施形態において載置台19は水平に配置されている。
機械室16を左右に二分する場所に送風装置としての機械室ファン18が配置されている。機械室ファン18は、回転軸を中心にプロペラが回転する形式のものであり、空気の左右方向への流れを発生させる。以下の説明において、機械室ファン18が発生させる空気の流れの上流側を機械室16における「風上側」、機械室ファン18が発生させる空気の流れの下流側を機械室16における「風下側」とする。機械室ファン18も上記の制御部によって制御される。
図7に矢印で示すように、空気は主に、壁部11及び背面グリル13に開けられた風上側の通気孔76、77から機械室16の中へ流入し、壁部11及び背面グリル13に開けられた風下側の通気孔78、79から機械室16の外へ流出する。空気がこのように機械室16内を流れることにより圧縮機50等が冷却される。
図6に示すように、機械室16内の機械室ファン18より風上側の空間には、上記の第1サクションパイプ84、第2サクションパイプ85、逆止弁86及びジョイント87が連結されて配置されている。また、機械室ファン18より風上側の空間には、凝縮器60、ドライヤ83及び切り替え弁61(図7参照)も配置されている。
一方、機械室16内の機械室ファン18より風下側の空間には、圧縮機50が配置されている。この圧縮機50は風上側の空間のジョイント87と接続管88で接続されている。また、圧縮機50の上には、圧縮機50との間に空間を空けて、上記の蒸発皿65が配置されている。圧縮機50に連結された蒸発パイプ80が、蒸発皿65の中を通り、風上側の空間の凝縮器60に連結されている。蒸発パイプ80が蒸発皿65に貯留された除霜水の中を通ることにより、蒸発パイプ80内を通る冷媒の冷却が促進され、また除霜水が加熱され除霜水の蒸発が促進される。
図6に示すように、蒸発皿65の後端部の左右2箇所から上方へ向かって板状の保持部材64が延長されている。保持部材64の上端部は爪68となっている。一方、機械室16の天井面の後方の2箇所には、鉤状の係合部69が設けられている。そして、保持部材64の爪68が係合部69に掛かることにより、蒸発皿65が圧縮機50の上に保持されている。
圧縮機50の長手方向(すなわちピストン52の往復方向)は機械室16の左右方向を向いている。そして、上記の接続管88及び蒸発パイプ80は、左右方向に長い圧縮機50のうち風上側(機械室ファン18側)の部分に接続されている。また、圧縮機50のシリンダ側が風上側にあり、リニアモータ側が風下側にある。
ここで、凝縮器60、圧縮機50並びに風上側及び風下側の一部の通気孔76、79は、図7に示すように上から見て、機械室ファン18の回転軸の延長上に配置されていることが好ましい。この配置により凝縮器60及び圧縮機50の冷却が促進される。
なお、図2の冷凍サイクル装置において凝縮器60とドライヤ83との間に存在する放熱パイプ81及び防露パイプ82は、冷蔵庫10の箱本体12の内部に設けられている。
図6に示すように、圧縮機50は、ゴム製の足部材55、56を介して載置台19上に設けられている。具体的には、載置台19に不図示のピンが立てられて、そのピンに足部材55、56が被せられ、その足部材55、56の上に圧縮機50の支持板58が固定されている。詳細には、図3〜図6に示すように、圧縮機50の長手方向両側にそれぞれ支持板58が設けられており、それぞれの支持板58の長手方向両側の下面に、接着等の手段で足部材55、56が固定されている。つまり、圧縮機50の長手方向両側にそれぞれ2つの足部材55、56が固定されている。
図6に示すように、風上側の足部材55と風下側の足部材56とは高さが異なり、風上側の足部材55の方が上下に長い。そのため、圧縮機50は、その長手方向両側が異なる高さに固定され、具体的には風上側が高く、風下側が低く固定されている。このように固定されているために、圧縮機50のピストン52の往復方向(ピストン52の往復方向を図6の圧縮機50の所に矢印で示す)が水平方向に対して傾斜している。この傾斜の角度は、限定されないが、0°より大きく20°以下であることが好ましく、5°以上15°以下がより好ましい。
上記のように接続管88及び蒸発パイプ80は圧縮機50の風上側の部分に接続されているため、これらの配管は圧縮機50の高い方の部分に接続されていることになる。また、圧縮機50より風下側に通気孔79があるが、この通気孔79は圧縮機50の傾斜方向(言い換えれば、傾斜している圧縮機50の延長方向)の場所にあることが好ましい。
このような機械室16内で圧縮機50が稼動すると、ピストン52が水平方向に対して傾斜した方向に往復運動し、圧縮機50がピストン52の往復方向に振動する。また、圧縮機50が稼動すると圧縮機50が発熱する。そこで、所定の条件下で(例えば圧縮機50の稼働中)機械室ファン18が稼動して機械室16内に空気の流れを発生させ、圧縮機50を含む機械室16内部を冷却する。
4.実施形態の作用効果
本実施形態では、圧縮機50として、シリンダ51に挿入されたピストン52が往復運動することによりシリンダ51内の冷媒を圧縮するタイプのものが使用されているが、ピストン52の往復方向が水平方向に対して傾斜している。そのため、ピストン52が往復することにより生じる振動が水平方向成分と上下方向成分とに分散され、圧縮機50の水平方向への振動が小さくなる。
ここで、ピストン52の往復方向の水平方向に対する傾斜の角度が20°以下であれば、シリンダ51とピストン52との間の潤滑油がシリンダ51及びピストン52に行き渡るため、圧縮機50に不具合が生じにくい。また、ピストン52の往復方向の傾斜角度が5°以上15°以下であれば、傾斜角度が十分に大きいため圧縮機50の振動の水平方向成分が十分に小さくなり、また傾斜角度が大き過ぎないためシリンダ51及びピストン52の全体に潤滑油が十分に行き渡る。
また、本実施形態の圧縮機50はリニアモータ70を使用してピストン52をその軸方向に往復させるタイプのものであり、圧縮機50の内部で回転運動が生じない。そのため、圧縮機50は主にピストン52の往復方向にのみ振動する。このように圧縮機50が主にピストン52の往復方向にのみ振動するため、圧縮機50の振動対策として、一方向の振動に対してのみ対策をすれば良い。例えば、圧縮機50の周囲において、ピストン52の往復方向両側にあたる場所にのみ緩衝材を配置すれば良い。このように、圧縮機50の振動が冷蔵庫10の全体に伝わりにくくなるように対策をすることが容易である。
また、リニアモータ70を使用した圧縮機50では、ピストン52の往復運動の振幅や周期を一定に保つことが可能なため、圧縮機50全体の振動の振幅や周期を一定に保つことが可能である。そのため振動対策が容易である。
また、圧縮機50にゴム製の足部材55、56が設けられているため、圧縮機50の振動が足部材55、56により吸収されやすい。また、足部材55、56がピストン52の往復方向両側にあたる場所に設けられているため、ピストン52の往復による振動が吸収されやすい。そして、ピストン52の往復方向両側に異なる高さの足部材55、56を設けるという単純な構成で、ピストン52の往復方向を水平方向に対して傾斜させることができる。
また、一般に圧縮機50の下側では空気の流れが悪いため、圧縮機50の下に熱がこもりやすい。しかし本実施形態では、機械室16内の風上側、すなわち機械室ファン18が発生させる空気の流れの上流側が高くなるように圧縮機50が傾斜している(このときピストン52の往復方向も同様に傾斜している)ので、圧縮機50の下に風が当たりやすく熱がこもりにくい。
また、機械室16の通気孔79が圧縮機50の傾斜方向の場所にあれば、圧縮機50に当たって圧縮機50の傾斜方向に方向付けされた空気が通気孔79から出て行きやすい。
また、本実施形態では冷媒の配管である接続管88及び蒸発パイプ80が傾斜している圧縮機50の高い方の部分に接続される構造のため、冷蔵庫10の製造において作業者が配管を取り付けやすい。
また、圧縮機50では、シリンダ51とピストン52との間で摩擦熱が生じるため、シリンダ51及びピストン52のある部分が高温になりやすい。しかし、上記のように圧縮機50のシリンダ側が風上側にあるため、シリンダ51及びピストン52のある部分の冷却が促進される。
また、本実施形態ではピストン52の往復方向が機械室16の左右方向を向いているため、圧縮機50の振動が前後方向にはほとんど生じない。そのため圧縮機50の振動が冷蔵室扉21等の扉に伝わりにくく、扉で騒音が発生しにくい。
5.変更例
上記の実施形態の変更例を説明する。上記の実施形態に対して、以下に説明する複数の変更例のうちいずれか1つを適用しても良いし、以下に説明する変更例のうちいずれか2つ以上を組み合わせて適用しても良い。また、以下の変更例の他にも様々な変更が可能である。
(変更例1)
上記のように圧縮機50の長手方向両側に高さの異なる足部材55、56を設けることは、ピストン52の往復方向を水平方向に対して傾斜させる方法の1つに過ぎない。ピストン52の往復方向を水平方向に対して傾斜させる方法として、他にも様々な方法がある。
例えば、図8に示すように圧縮機50が載置されている載置台119を水平方向に対して傾斜させることにより、圧縮機50のピストン52の往復方向(すなわち軸方向)を水平方向に対して傾斜させても良い。この場合、複数の足部材55、56が全て同じ高さであっても、圧縮機50が(詳細には圧縮機50の一部である2つの支持板58が)ピストン52の往復方向両側で異なる高さに固定されることになり、ピストン52の往復方向が水平方向に対して傾斜することになる。
なお、図8では圧縮機50が載置され傾斜している載置台119とその隣の水平な水平台118とで機械室16の底面を構成しているが、圧縮機50が載置され傾斜している1つの載置台のみで機械室16の底面全体を構成していても良い。その場合、機械室16の底面全体が傾斜することとなる。
また、機械室16の底面全体が水平台で構成され、その水平台の上に傾斜している載置台が配置され、その載置台の上に圧縮機50が載置されていても良い。
(変更例2)
水平な載置台19に圧縮機50が配置される場合に、図9に示すようにピストン52の往復方向両側に同じ高さの足部材55、56設けられ、さらに、ピストン52の往復方向の一方の足部材55の下に挿入物155が挿入されても良い。それにより、挿入物155が挿入された足部材55の位置が他方の足部材56より高くなり、圧縮機50の長手方向(ひいてはピストン52の往復方向)が水平方向に対して傾斜することになる。
(変更例3)
圧縮機50のピストン52の往復方向(すなわち軸方向)は、上記実施形態では機械室ファン18からの送風の風上側で高くなるよう傾斜していたが、その逆でも良い。すなわち、ピストン52の往復方向が、機械室ファン18からの送風の風下側で高くなるよう傾斜していても良い。
ピストン52の往復方向が風下側で高くなるよう傾斜している場合、圧縮機50の長手方向も風下側で高くなるよう傾斜することとなる。そのため、圧縮機50に当たった風が圧縮機50の傾斜方向に方向付けされて高く昇っていき、機械室16内に空気の大きな対流が生じ、機械室16内の冷却が促進される。
(変更例4)
通常、圧縮機50の長手方向の中心に対して一方側に、圧縮機50の重心が存在している。言い換えれば、圧縮機50はピストン52の往復方向(すなわち軸方向)の一方に重心を有している。重心の位置は圧縮機50の内部の具体的構造により決まり、シリンダ側に重心があるものと、リニアモータ側に重心があるものとがある。そして、上記のように圧縮機50の長手方向両側(従ってピストン52の往復方向両側)にそれぞれ足部材55、56が設けられているが、重心のある方の(すなわち重心に近い方の)足部材が時間の経過とともに縮んでくる。
このような圧縮機50において、ピストン52の往復方向が、圧縮機50の重心のある方で低くなるよう水平方向に対して傾斜していても良い。このように傾斜していれば、重心のある方の足部材が縮んだときに、ピストン52の往復方向が、圧縮機50の重心のある方でさらに低くなるように傾斜するだけで、水平になってしまうおそれがない。
(変更例5)
上記の変更例とは反対に、ピストン52の往復方向が、圧縮機50の重心のある方で高くなるように傾斜していても良い。
その場合も、ピストン52の往復方向が水平方向の場合と比較して、ピストン52が往復することにより生じる振動の水平方向成分が小さくなるため、圧縮機50の水平方向への振動が小さくなる。
(変更例6)
上記実施形態ではピストン52の往復方向が機械室16の左右方向を向いているが、圧縮機50の配置の向きはこれに限定されない。
一例としては、図10に示すようにピストン52の往復方向(ピストン52の往復方向を図10の圧縮機50の所に矢印で示す)が機械室16の前後方向を向いていても良い。ピストン52の往復方向は圧縮機50の長手方向と一致しているため、この例の場合は圧縮機50の長手方向が機械室16の前後方向を向くことにもなる。そのため、機械室ファン18から送られ左右方向に流れる空気が圧縮機50の全体に横から当たることになり、圧縮機50の冷却が促進される。
(変更例7)
圧縮機50のピストン52の往復方向の傾斜は、圧縮機50の上に存在する蒸発皿65と関連していても良い。その具体例について図10に基づき説明する。
上記のように、蒸発皿65は、その後端部65aに設けられた保持部材64のみによって機械室16の天井面に固定されている。そして、その蒸発皿65の下に圧縮機50が配置されている。ここで蒸発皿65と圧縮機50とは離れている。このような構成のため、機械室16内の熱等が原因で保持部材64が経年劣化し、蒸発皿65のうち保持部材64に保持されていない前端部65bが、図10に二点鎖線で示すように下に下がってくる場合がある。
そこで本変更例では、ピストン52の往復方向(図10の圧縮機50の所に矢印で示す)が前後方向を向くようにして、圧縮機50が配置されている。その上で、ピストン52の往復方向が、蒸発皿65の後端部65aの下において高く、蒸発皿65の前端部65bの下において低くなるよう、傾斜している。従って、圧縮機50全体としても、蒸発皿65の後端部65aの下において高く、蒸発皿65の前端部65bの下において低くなるよう、傾斜している。
本変更例のこの構成によれば、蒸発皿65の前端部65bが上記のように下がってきても、圧縮機50が蒸発皿65の前端部65bの下で低くなっているため、蒸発皿65と圧縮機50とが接触することを防ぐことができる。そのため、圧縮機50の振動が蒸発皿65に伝わって騒音が生じることを防ぐことができる。
なお、蒸発皿65は、その後端部65a以外の部分で保持部材により保持されている場合もある。その場合も、上記と同様の構成とすることにより、蒸発皿65と圧縮機50とが接触することを防ぐことができる。すなわち、蒸発皿65のいずれかの一端側(例えば前端部65b)に保持部材が設けられ、その保持部材により蒸発皿65が圧縮機50の上に保持されている場合において、ピストン52の往復方向が、蒸発皿65の前記一端側の下において高く、蒸発皿65の前記一端側の反対側の下において低くなるよう傾斜していれば、蒸発皿65と圧縮機50とが接触することを防ぐことができる。
(変更例8)
ピストン52をその軸方向へ移動させるリニアモータは、上記実施形態のものに限定されない。
例えば、コイル73に通電されたときのピストン52の移動方向が上記実施形態とは逆であっても良い。すなわち、ピストン52が、コイル73に通電されるとシリンダ51の方向へ移動し、通電が遮断されるとバネ53の方向へ移動するよう構成されていても良い。
また、永久磁石72がピストン52から隔離されて位置が固定されており、コイル73がピストン52に連結されてピストン52と共に往復運動する構造になっていても良い。
また、リニアモータの推進力のみでピストン52がその軸方向両側へ移動可能で往復運動可能であっても良い。その場合はバネ53がなくても良い。
他にも、リニアモータとして、磁力を用いてピストン52をその軸方向へ移動させ、その移動のために圧縮機内で回転運動を生じさせる必要がないものが使用できる。
(変更例9)
リニアモータを使用しない圧縮機も冷蔵庫10の冷凍サイクル装置に適用可能である。内部に冷媒が導入されるシリンダと、そのシリンダに挿入されて往復することにより冷媒を圧縮するピストンとを有する様々な圧縮機が冷蔵庫10の冷凍サイクル装置に適用可能である。
例えば、一般的なレシプロ式の圧縮機、すなわちシリンダに対して往復するピストンと、モータ等の駆動装置とが設けられ、駆動装置の回転運動をピストンの往復運動へ変換するためにクランク機構が使用された圧縮機が適用可能である。
このようなピストンが往復運動する圧縮機において、上記実施形態のようにピストンの往復方向が水平方向に対して傾斜していれば、圧縮機の水平方向への振動が小さくなる。
(変更例10)
圧縮機50や凝縮器60等が収納された機械室の場所は、上記実施形態のような冷蔵庫10の後方下部でなくても良く、例えば冷蔵庫の後方上部であっても良い。機械室の場所がいずれの場所であっても、圧縮機のピストンの往復方向の傾斜や機械室の内部構造等について、上記実施形態や他の変更例と同様の構成にすることができる。
10…冷蔵庫、11…壁部、12…箱本体、13…背面グリル、14…断熱仕切壁、16…機械室、18…機械室ファン、19…載置台、20…冷蔵室、21…冷蔵室扉、22…野菜室、23…野菜室扉、24…チルド室、26…小冷凍室、27…小冷凍室扉、28…冷凍室、29…冷凍室扉、30…第1冷却器、32…第1ファン、34…ダクト、36…吹出口、38…吸込口、40…第2冷却器、42…第2ファン、44…除霜ヒータ、46…吹出口、48…吸込口、50…圧縮機、51…シリンダ、52…ピストン、53…バネ、54…ケース、55…足部材、56…足部材、58…支持板、60…凝縮器、61…切り替え弁、62…第1減圧装置、63…第2減圧装置、64…保持部材、65…蒸発皿、65a…後端部、65b…前端部、66…水受け部、67…ホース、68…爪、69…係合部、70…リニアモータ、71…シャフト、72…永久磁石、73…コイル、76…通気孔、77…通気孔、78…通気孔、79…通気孔、80…蒸発パイプ、81…放熱パイプ、82…防露パイプ、83…ドライヤ、84…第1サクションパイプ、85…第2サクションパイプ、86…逆止弁、87…ジョイント、88…接続管、118…水平台、119…載置台、155…挿入物

Claims (11)

  1. 冷媒が循環することにより冷気が発生する冷凍サイクル装置が設けられ、前記冷凍サイクル装置を流れる冷媒を圧縮する圧縮機が設けられた冷蔵庫において、
    前記圧縮機は、内部に冷媒が導入されるシリンダと、前記シリンダに挿入されて往復することにより前記冷媒を圧縮するピストンとを有し、前記ピストンの前記往復方向が水平方向に対して傾斜していることを特徴とする、冷蔵庫。
  2. 磁力を用いて前記ピストンを移動させるリニアモータが前記圧縮機の内部に設けられ、前記リニアモータが前記ピストンを前記シリンダに対して往復させる、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記圧縮機の前記往復方向両側が異なる高さに固定されたことにより前記往復方向が水平方向に対して傾斜している、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記圧縮機の前記往復方向両側にそれぞれ足部材が設けられた、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記往復方向両側で前記足部材の高さが異なることにより前記往復方向が水平方向に対して傾斜している、請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記圧縮機が前記往復方向の一方に重心を有し、前記往復方向が前記重心のある方で低くなるよう傾斜している、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記圧縮機へ送風する送風装置が設けられ、前記往復方向が前記送風装置からの送風の風上側で高くなるよう傾斜している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記圧縮機へ送風する送風装置が設けられ、前記往復方向が前記送風装置からの送風の風下側で高くなるよう傾斜している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記圧縮機の前記往復方向の一方に冷媒が流れる配管が設けられ、前記往復方向が前記配管のある方で高くなるよう傾斜している、請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 除霜水が貯留される蒸発皿が前記圧縮機の上に設けられ、前記蒸発皿がその一端側に設けられた保持部材により前記圧縮機の上に保持され、
    前記往復方向が、前記蒸発皿の前記一端側の下において高く、前記蒸発皿の前記一端側の反対側の下において低くなるよう傾斜している、請求項1〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記圧縮機が載置台に載置された、請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023073889A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 輸送用冷凍機ユニット

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