JP2020198497A - 交通映像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通事象に関連する映像データを適切に抽出し、まとめて保存する交通映像処理装置を提供する。【解決手段】交通管制システムにおいて、交通映像制御サーバ100は、映像取得部201と報知情報取得部203と事象特定部204と上流特定部205と抽出部206と保存部207とを備える。上流特定部は、特定された撮像部と所定時間帯とに基づいて、交通事象が生じた場所から上流の撮像部、及び交通事象に関連する関連時間帯を特定する。抽出部は、事象特定部によって特定された撮像部から取得した映像データのうち、所定時間帯の映像データを抽出するとともに、上流特定部によって特定された上流の映像部から取得した映像データのうち、関連時間帯の映像データを抽出する。保存部は、抽出部によって抽出された、所定時間帯の映像データと、関連時間帯の映像データと、をまとめて交通事象記憶部に保存する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、交通映像処理装置に関する。
従来から、高速道路や一般道路等の道路、トンネル等に任意の間隔で設けられたカメラからの映像データを監視している管制中央システムは、管制センターに設置される大型ディスプレイに、現在の事象に加えて、事故等の交通事象が生じた場合に当該交通事象に関連する場所等を表示している。
一方、HDDの大容量化、CPUの高速化、およびネットワークの高速化などから、高速道路や一般道路等の道路、トンネル等に任意の間隔で設けられたカメラで撮像された映像データを長時間録画し、見たい映像データを検索して、閲覧可能なシステムが提案されている。当該システムによって、交通事象が発生した後に、警察等関係機関による現場検証などにおける原因の究明作業などに活用されている。
特開2018−174555号公報 特開2005−006164号公報 特許第3841644号公報
しかしながら、高速道路や一般道路等の道路、トンネル等に任意の間隔で設けられたカメラからの映像データをすべて保存すると、容量が膨大になる。また、従来提案されているシステムでは、事象発生後の事象を確認することはできるが、交通事象が生じたカメラの映像データのみでは、事象が発生するまでの事象や原因の特定するのは難しかった。
このため、交通事象に関連する映像データを適切に抽出し、まとめて保存するための仕組みが求められている。
実施形態の交通映像処理装置は、映像取得部と、報知情報取得部と、事象特定部と、上流特定部と、抽出部と、保存部と、を備える。映像取得部は、道路又はトンネルに沿って任意の間隔で設けられた撮像部の各々で、当該道路又はトンネルを走行している車両が写る範囲を継続的に録画している映像データを取得する。報知情報取得部は、道路又はトンネルで所定の交通事象が生じたことを報知する報知情報を取得する。事象特定部は、報知情報に基づいて、所定の交通事象を撮像している撮像部と、所定の交通事象が生じた発生時刻を含んだ所定時間帯と、を特定する。上流特定部は、特定された撮像部と所定時間帯とに基づいて、道路又はトンネルにおいて交通事象が生じた場所から上流の撮像部、及び交通事象に関連する関連時間帯を特定する。抽出部は、事象特定部によって特定された撮像部から取得した映像データのうち、所定時間帯の映像データを抽出するとともに、上流特定部によって特定された上流の映像部から取得した映像データのうち、関連時間帯の映像データを抽出する。保存部は、抽出部によって抽出された、所定時間帯の映像データと、関連時間帯の映像データと、をまとめて交通事象記憶部に保存する。
図1は、実施形態にかかる交通管制システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態の交通映像処理サーバの構成を例示した図である。 図3は、実施形態の上流のCCTVカメラにおける関連時間帯の概念を表した説明図である。 図4は、実施形態の表示制御部が表示する交通事象一覧画面を例示した図である。 図5は、実施形態の表示制御部が表示する映像データの一例を示した図である。 図6は、実施形態の交通映像処理サーバが行う処理を示したフローチャートである。
図1は、本実施形態にかかる交通管制システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態では、交通管制システム1は、CCTVカメラ150_1〜150_nと、火災報知器160_1〜160kと、非常電話161と、防災受信盤162と、画像サーバ170と、CCTV中央サーバ110と、大画面ディスプレイ111と、交通中央システム120と、交通映像処理サーバ100と、を有する。
CCTVカメラ(撮像部)150_1〜150_nは、道路又はトンネルに沿って任意の間隔で設けられた撮像部の一例である。CCTV(closed-circuit television)カメラ(撮像部)150_1〜150_nは、トンネル内で発生する事象(渋滞、事故、火災など)を監視するために、当該トンネル内で死角が無いように設けられているほか、道路においても、様々な事象を監視するために設けられている。図1に示される例では、CCTVカメラ150_1〜150_kはトンネル内に設けられ、(図示しない)CCTVカメラ150_k+1〜150nは、トンネル外に設けられているものとする。そして、CCTVカメラ150_1〜150_nは、道路及びトンネルを走行している車両の撮影を継続的に行っている。これにより、CCTVカメラ150_1〜150_nは、道路及びトンネル上で発生した交通事象を撮影可能とする。CCTVカメラ150_1〜150_nが設けられる間隔は、トンネル及び道路に応じて異ならせてもよい。
交通事象とは、道路又はトンネルで発生した事象であればよく、例えば、火災等の事故などが考えられるが、事故だけでなく、例えば渋滞等が含まれてもよい。
火災報知器160_1〜160_kは、トンネル内で火災が発生した場合に、火災が発生したことを示す報知情報を、防災受信盤162に送信する。
非常電話161は、例えば道路又はトンネルに設けられた電話であって、所定の交通事象が生じた場合に、道路又はトンネルで車両を走行していた運転者等から防災受信盤162を介して管制センターと連絡可能とする。
防災受信盤162は、道路又はトンネルで発生した事故等の交通事象を管制センターに通知するための制御盤とする。防災受信盤162は、火災報知器160_1〜160kと、非常電話161と、からの情報に基づいて、所定の交通事象が生じた旨を示す報知情報を、画像サーバ170を介して、CCTV中央サーバ110に送信する。なお、防災受信盤162が報知情報を送信するのは、火災報知器160_1〜160kからによる火災検知や、非常電話161から緊急連絡に制限するものではなく、事故等の交通事象が生じた旨の通知であればよい。
画像サーバ170は、画像処理部171を備え、CCTVカメラ150_1〜150_nから送信された映像データに対して大画面ディスプレイ111に表示するための所定の画像処理を行った後、当該CCTV中央サーバ110に送信する。また、画像サーバ170は、交通映像処理サーバ100に蓄積させるための映像データも、CCTV中央サーバ110を介して送信する。
画像処理部171は、CCTVカメラ150_1〜150_nから送信された映像データに対して画像処理を行う。画像処理は、例えば、暗いトンネルや夜に撮影された映像データの場合には明度を高くしたり、ノイズを除去したりといった画像処理を行うことや、映像から車両を検知・追跡して、渋滞や停止車、逆走といった事象の検知等が考えられる。
CCTV中央サーバ110は、画像サーバ170を介して入力された映像データ、及び報知情報を管理するためのサーバとする。CCTV中央サーバ110は、画像サーバ170から入力された映像データを大画面ディスプレイ111に表示するための制御を行う。
大画面ディスプレイ111は、CCTV中央サーバ110から入力された映像データを表示する。本実施形態の大画面ディスプレイ111は、通常、トンネル又は道路に設けられたCCTVカメラ150の映像データを一定時間(例えば、数秒)ごとに切り替えて表示する。
例えば、火災報知器160_2から火災等の発報があった場合、防災受信盤162を介して、画像サーバ170を介して、CCTV中央サーバ110に火災の発生と発生した場所を示した報知情報が送信される。
画像サーバ170は、報知情報を受信した場合に、報知情報で示されている、交通事象(例えば、火災)が発生した箇所を撮影しているカメラ(例えば、CCTVカメラ150_2)が撮影している映像データと、交通事象が発生した箇所の下流のCCTVカメラ(例えば、CCTVカメラ150_1)が撮影している映像データと、交通事象が発生した箇所の上流のCCTVカメラ(例えば、CCTVカメラ150_3)が撮影している映像データと、トンネルの坑口を撮影しているCCTVカメラが撮影している映像データと、を特定して、CCTV中央サーバ110に送信する。
これにより、大画面ディスプレイ111は、交通事象(例えば、火災)が発生した箇所を撮影しているカメラ(例えば、CCTVカメラ150_2)が撮影している映像データと、交通事象が発生した箇所の下流のCCTVカメラ(例えば、CCTVカメラ150_1)が撮影している映像データと、交通事象が発生した箇所の上流のCCTVカメラ(例えば、CCTVカメラ150_3)が撮影している映像データと、トンネルの坑口を撮影しているCCTVカメラが撮影している映像データと、を表示画面111_1、111_2、111_3、111_4に表示する。
また、CCTV中央サーバ110は、入力された画像サーバ170を介して入力された映像データ、及び報知情報を、交通映像処理サーバ100に出力する。
報知情報には、少なくとも交通事象の名称、交通事象の発生個所(道路名、及び当該道路におけるKP(キロポスト))、発生日時、発生時刻、交通事象を撮影しているCCTVカメラの識別情報が含まれている。これによって、交通映像処理サーバ100は交通事象に関連する映像データを保存できる。
交通中央システム120は、道路又はトンネルに関する情報として、道路又はトンネルを走行している複数の車両の平均速度を、交通映像処理サーバ100に送信する。
図2は、交通映像処理サーバ100の構成を例示した図である。図2に示されるように、交通映像処理サーバ100は、映像取得部201と、映像蓄積部202と、報知情報取得部203と、事象特定部204と、上流特定部205と、抽出部206と、保存部207と、交通事象記憶部208と、表示制御部209と、を備えている。
映像取得部201は、CCTVカメラ(撮像部)150_1〜150_nの各々で、道路及びトンネルを走行している車両が写る範囲を継続的に録画されている映像データを取得する。
映像蓄積部202は、CCTVカメラ(撮像部)150_1〜150_n毎のカメラ映像蓄積部202_1〜202_nを備えている。カメラ映像蓄積部202_1〜202_nは、CCTVカメラ(撮像部)150_1〜150_nの各々で撮像された映像データを個別に蓄積している(以下、CCTVカメラ(撮像部)150_1〜150_nのいずれでもよい場合には、CCTVカメラ150と称す)。なお、カメラ映像蓄積部202_1〜202_nに蓄積された映像データは、撮像されてから所定の期間(例えば、1日又は2日)が経過した段階で削除される。
報知情報取得部203は、道路又はトンネルで所定の交通事象(例えば、火災などの事故)が生じたことを報知する報知情報を、CCTV中央サーバ110を介して取得する。
速度取得部210は、交通中央システム120から、所定の交通事象が生じた、道路又はトンネルを走行している複数の車両の平均速度を取得する。
事象特定部204は、報知情報に基づいて、所定の交通事象を撮像しているCCTVカメラ150と、所定の交通事象が生じた発生時刻を含んだ所定時間帯と、を特定する。
所定時間帯とは、少なくとも、発生時刻から時間aを遡った時刻から、当該発生時刻までの時間帯を含んだものとする。これにより、本実施形態は、発生時刻より少し遡った時刻からの所定時間帯の映像データを抽出する。これにより、映像データを確認することで、交通事象が発生するための原因を認識できる可能性を向上させる。時間aは、実施態様に応じて定められる時間とし、例えば、10分などが考えられる。また、所定時間帯には、交通事象の発生時刻以降の時間帯を含んでもよい。
上流特定部205は、事象特定部204によって特定されたCCTVカメラ150と所定時間帯とに基づいて、道路又はトンネルにおいて交通事象が生じた場所から上流のCCTVカメラ150、及び所定の交通事象に関連する関連時間帯を特定する。
具体的には、上流特定部205は、所定の交通事象(例えば、火災などの事故)が発生した道路又はトンネルにおいて、事象特定部204によって特定されたCCTVカメラ150より上流のCCTVカメラ150を特定する。本実施形態の上流特定部205は、交通事象が生じたのがトンネルの場合、少なくとも、事象特定部204によって特定されたCCTVカメラ150から、トンネルの坑口まで設けられている、全てのCCTVカメラ150を、上流のCCTVカメラ150として特定する。さらに、上流特定部205は、トンネルの坑口より上流のCCTVカメラ150も、上流のCCTVカメラ150として特定してもよい。
さらに、上流特定部205は、トンネル以外の道路で交通事象が生じた場合、CCTVカメラ150の設置間隔等を考慮して、適切な数のCCTVカメラ150を、上級のCCTVカメラ150として特定する。
本実施形態の上流特定部205は、所定の交通事象が生じた道路又はトンネルにおける平均速度に基づいて、発生時刻より前であって、交通事象に関連した車両が走行している可能性ある時間帯を含んだ関連時間帯を特定する。
図3は、上流のCCTVカメラにおける関連時間帯の概念を表した説明図である。図3に示される例では、交通事象(事故)を撮影したCCTVカメラ150_2において、発生時刻Tから時間aを遡った時間から、発生時刻Tまでの所定時間帯が特定されている。
この場合、上流のCCTVカメラ150_3、150_4の関連時間帯を、発生時刻Tだけでなく、速度取得部210が取得した平均速度を考慮して特定される。
つまり、CCTVカメラ150_2とCCTVカメラ150_3との間が距離L1の場合、当該道路又はトンネルを移動している車両は、距離L1を平均速度V_aveで除算した推定移動時間t1で、CCTVカメラ150_2及びCCTVカメラ150_3の間を移動すると考えられる。
そこで、上流特定部205は、少なくとも、時刻T(発生時刻)−t1(推定移動時間)−aから、時刻T−t1を含む時間帯を、CCTVカメラ150_2の関連時間帯として特定する。
同様に、CCTVカメラ150_3とCCTVカメラ150_4との間の距離L2とした場合、CCTVカメラ150_3とCCTVカメラ150_4との間の推定移動時間は、距離L2を平均速度V_aveで除算した推定移動時間t2となる。
そこで、上流特定部205は、少なくとも、時刻T(発生時刻)−t1−t2−aから、時刻T−t1−t2を含む時間帯を、CCTVカメラ150_3の関連時間帯として特定する。
このように、本実施形態の上流特定部205は、所定の交通事象が生じた道路又はトンネルにおける平均速度に基づいて、発生時刻より前であって、所定の交通事象に関連した車両が走行している可能性ある時間帯を含んだ関連時間帯を特定する。
このように、本実施形態は、特定された関連時間帯の映像データが抽出される。本実施形態は、上述した特定を行うことで、交通事象(事故)に関連した車両xにおける、交通事象が発生するまでの経緯を含んだ映像データを抽出可能となる。
図2に戻り、抽出部206は、映像蓄積部202から、事象特定部204によって特定されたCCTVカメラ150における、事象特定部204によって特定された所定時間帯の映像データを抽出する。
同様に、抽出部206は、映像蓄積部202から、上流特定部205によって特定された上流のCCTVカメラ150における、上流特定部205によって特定された関連時間帯の映像データを抽出する。
保存部207は、抽出部206によって抽出された、所定時間帯の映像データと、関連時間帯の映像データと、をまとめて交通事象記憶部(記憶部)208に保存する。さらに、保存部207は、交通事象を示した情報を、ライブラリカプセル情報253に追加する。
本実施形態の交通事象記憶部208は、所定の交通事象に関連する、所定時間帯の映像データと、関連時間帯の映像データと、を同じディレクトリ(例えばディレクトリ251、252)に格納している。さらに、交通事象記憶部208は、ライブラリカプセル情報253を記憶している。
ライブラリカプセル情報253は、交通事象に関連するテキスト情報を含んでいる。少なくとも、ライブラリカプセル情報253は、交通事象の名称、交通事象が発生した日時、交通事象が発生した時刻、交通事象が発生した道路名、交通事象が発生したキロポスト(場所)、交通事象を撮影した所定時間帯の映像データの保存先、上流を撮影した関連時間帯の映像データの保存先を対応付けて含んでいる。
このように、本実施形態においては、交通事象に関連する複数の映像データを抽出して、ディレクトリに格納するとともに、当該交通事象に関連する情報をメタデータとして、ライブラリカプセル情報253として保存することとした。なお、交通事象に関連する情報を、交通事象ごとにディレクトリごとに格納してもよい。
表示制御部209は、交通事象記憶部208に格納された情報を、大画面ディスプレイ111などの表示部に表示する。
図4は、表示制御部209が表示する交通事象一覧画面を例示した図である。図4に示される交通事象一覧画面は、ライブラリカプセル情報253に基づいて、日時、時刻道路名、KP(場所)、交通事象、現場映像(交通事象を撮像したCCTVカメラ150の映像データ)、第1上流映像(交通事象から1番近い上流のCCTVカメラ150の映像データ)、第2上流映像(交通事象から2番目に近い上流のCCTVカメラ150の映像データ)…を表示する。
これによって、利用者は、交通事象の様々な情報を認識することができる。また、現場映像、第1上流映像、第2上流映像には、対応付けられた映像を表示するためのアンカー401、402、403が表示されている。これにより、表示制御部209は、アンカー401、402、403がクリックされた場合に、当該交通事象としてディレクトリに格納された映像データを表示する。
図5は、表示制御部209が表示する映像データの一例を示した図である。図5に示される映像データは、例えば、図4で示したアンカー401、402、403がクリックされた場合に表示される。図5の表示領域503に示されるように、表示されている映像データを撮影したCCTVカメラ150の情報や、交通事象が発生するまでの時間等を表示してもよい。
図5に示されるように、表示制御部209は、下流ボタン501と、上流ボタン502と、を表示する。そして、表示制御部209は、下流ボタン501又は上流ボタン502のクリックを受け付けた場合に、現在表示されている映像データと同じディレクトリに格納されている映像データのうち、現在表示されている映像データから、1つ下流の映像データ、又は1つ上流の映像データに切り替える。
図6は、本実施形態の交通映像処理サーバ100が行う処理を示したフローチャートである。すでに映像蓄積部202にはCCTVカメラ150から取得した映像データが格納されているものとする。
まず、報知情報取得部203は、CCTV中央サーバ110を介して報知情報を取得する(S601)。当該報知情報を取得することで、所定の交通事象が発生したことを認識する。
そして、速度取得部210は、交通中央システム120から、所定の交通事象が生じた道路又はトンネルにおける平均速度を取得する(S602)。
次に、事象特定部204は、報知情報に基づいて、所定の交通事象を撮像しているCCTVカメラ150と、当該交通事象が生じた発生時刻を含んだ所定時間帯と、を特定する(S603)。
そして、上流特定部205は、事象特定部204によって特定されたCCTVカメラ150と所定時間帯とに基づいて、所定の交通事象が生じた場所から上流のCCTVカメラ150、及び交通事象に関連する関連時間帯を特定する(S604)。
そして、抽出部206は、映像蓄積部202から、事象特定部204によって特定された、交通事象を撮影しているCCTVカメラ150の所定時間帯の映像データを抽出するとともに、上流のCCTVカメラの関連時間帯の映像データを抽出する(S605)。
そして、保存部207は、抽出部206によって抽出された映像データをまとめて交通事象記憶部208の一つのディレクトリに保存するとともに、当該映像データに関する交通事象を示した情報を、ライブラリカプセル情報に追加する(S606)。
本実施形態においては、上流のCCTVカメラ150が撮影した映像データを抽出する際に、道路又はトンネルを走行している車両の平均速度を考慮して、抽出対象となる関連時間帯を特定しているので、交通事象が発生した箇所から離れた場所の映像データであっても、交通事象に関連した車両の走行状態を含めた上で、ライブラリ化することが可能である。
さらに、本実施形態は、当該事象の発生原因の究明に活用可能なライブラリとして映像データをまとめた一つのカプセルとして情報提供を可能とする。道路事業者だけでなく警察等関係機関による現場検証作業や原因究明のための情報提供を実現し、また道路管理者にとっては原因究明の迅速化が期待されることから通行規制時間の短縮化などが実現可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…交通管制システム、100…交通映像処理サーバ、110…CCTV中央サーバ、111…大画面ディスプレイ、120…交通中央システム、150_1〜150_n…CCTVカメラ、160_1〜160_k…火災報知器、161…非常電話、162…防災受信盤、170…画像サーバ、171…画像処理部、201…映像取得部、202…映像蓄積部、203…報知情報取得部、204…事象特定部、205…上流特定部、206…抽出部、207…保存部、208…交通事象記憶部、209…表示制御部、210…速度取得部。

Claims (2)

  1. 道路又はトンネルに沿って任意の間隔で設けられた撮像部の各々で、当該道路又はトンネルを走行している車両が写る範囲を継続的に録画している映像データを取得する映像取得部と、
    前記道路又はトンネルで所定の交通事象が生じたことを報知する報知情報を取得する報知情報取得部と、
    前記報知情報に基づいて、前記所定の交通事象を撮像している撮像部と、前記所定の交通事象が生じた発生時刻を含んだ所定時間帯と、を特定する事象特定部と、
    特定された前記撮像部と前記所定時間帯とに基づいて、前記道路又はトンネルにおいて前記交通事象が生じた場所から上流の撮像部、及び前記所定の交通事象に関連する関連時間帯を特定する上流特定部と、
    前記事象特定部によって特定された前記撮像部から取得した映像データのうち、前記所定時間帯の映像データを抽出するとともに、前記上流特定部によって特定された前記上流の映像部から取得した映像データのうち、前記関連時間帯の映像データを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された、前記所定時間帯の映像データと、前記関連時間帯の映像データと、をまとめて交通事象記憶部に保存する保存部と、
    を備える交通映像処理装置。
  2. 前記道路又はトンネルを走行している複数の車両の平均速度を取得する速度取得部をさらに備え、
    前記上流特定部は、前記所定の交通事象が生じた道路又はトンネルにおける前記平均速度に基づいて、前記発生時刻より前であって、前記所定の交通事象に関連した車両が走行している可能性ある時間帯を含んだ前記関連時間帯を特定する、
    請求項1に記載の交通映像処理装置。
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