JP2020198026A - モニタリングシステム、情報取得装置、及び情報処理装置 - Google Patents

モニタリングシステム、情報取得装置、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各地の大気汚染及び感染症に関する状況をモニタリング可能にし、公益性の高い情報を提供可能にする。【解決手段】モニタリングシステム1は、様々な利用者Uに装着されるスマートマスク11に、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサが設けられ、各スマートマスク11及び利用端末2からなる情報取得装置11Sが、センサの計測結果D1を含む計測情報DMを送信する。センター装置21は、送信された計測情報DMを収集し、収集した計測情報DMを、大気汚染及び感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DT、DKに変換し、これら状況情報DT、DKをWeb上に公開する。【選択図】図1

Description

本発明は、モニタリングシステム、情報取得装置、及び情報処理装置に関する。
利用者の鼻と口に微細な細菌、ウイルス、埃などが侵入することを防ぎ、マスクフィルタを経て利用者に吸入される空気質をモニタリングするスマートマスクが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2018−518274号公報
特許文献1記載の技術は、マスク内部の空気質の程度、及びフィルタ交換の必要性の有無に関する情報を利用者に提供するものであり、利用者個人の利用に留まる。
発明者等は、各地の空気質から大気汚染の状況や、ウイルスや細菌による各地の感染症の状況を把握できれば、公益性の高い情報が得られることに着目した。
しかし、現状では、大気汚染の状況は各地に配置される少数のセンサによってモニタリングされ、ウイルスや細菌による感染症の状況は医療機関での受診状況を利用してモニタリングされるため、モニタリングできる地域やサンプル数等が制約され、公益性の高い情報として活用するには不十分である。
そこで、本発明は、各地の大気汚染及び感染症に関する状況をモニタリング可能にし、公益性の高い情報を提供可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、複数の利用者又は移動体に装着又は付帯し、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサと、各センサの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記センサ毎の計測結果と、前記計測結果における前記大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報と、前記センサ毎の前記位置情報とを含む情報を、計測情報として出力する情報出力部と、前記計測情報を収集し、前記収集した計測情報を、前記大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報に変換して提供する情報提供処理を行う情報処理部とを備えるモニタリングシステムを提供する。
上記構成において、前記利用者の鼻及び口の少なくともいずれかを、フィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体を備え、前記センサは、前記マスク本体に設けられ、前記マスク本体と前記利用者との間の空気質、又は、前記外気の空気質の少なくともいずれかを計測してもよい。
また、上記構成において、前記センサは、前記感染症に関しては前記マスク本体と前記利用者との間の空気質を検出し、前記大気汚染に関しては前記マスク本体外の空気質を検出してもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、前記状況情報を取得する処理として、収集した前記計測情報に含まれる前記位置情報に基づいて地域を特定し、前記計測情報に含まれる前記計測結果及び種別情報に基づいて、前記地域毎に前記大気汚染及び前記感染症を集計するデータ解析処理を行うと共に、前記情報提供処理として、前記状況情報をWeb上に公開する処理、及び前記状況情報を所定の公的機関に情報提供する処理の少なくともいずれかを行ってもよい。
また、上記構成において、前記計測情報は、前記計測情報と前記利用者とを対応付ける利用者情報を含み、前記情報処理部は、前記利用者情報と前記計測結果とを含む情報を、診断対象情報として、所定の医療機関へ送信する処理を行い、前記医療機関側の装置は、前記診断対象情報に基づいて診断処理を行うと共に、診断結果を、前記計測情報に対応付けられた前記利用者に情報提供する診断結果提供処理を行ってもよい。
また、上記構成において、前記診断結果、前記計測情報、又は前記状況情報の少なくともいずれかに含まれる広告利用可能な情報を、広告利用情報として取得する業者側装置を備え、前記業者側装置は、前記広告利用情報に基づき、所定の広告処理を行ってもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、前記広告処理に利用された情報提供に対する対価を請求する対価請求処理を行う対価処理部を有してもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、所定の通信ネットワークに設けられたセンター装置であり、前記計測情報は、前記利用者が利用する利用端末を通信中継装置として、前記センター装置に送信されてもよい。
また、上記構成において、前記利用端末は、現在位置検出機能を有し、前記計測情報に含まれる前記位置情報は、前記利用端末によって検出された情報であってもよい。
また、利用者又は移動体に装着又は付帯し、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサと、前記センサの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記センサの計測結果と、前記計測結果における前記大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報と、前記位置情報とを含む情報を、計測情報として出力する情報出力部とを備える情報取得装置を提供する。
上記情報取得装置において、前記利用者の鼻及び口の少なくともいずれかを、フィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体を備え、前記センサは、前記マスク本体に装着され、前記マスク本体と前記利用者との間の空気質、又は、前記外気の空気質の少なくともいずれかを計測してもよい。
また、上記情報取得装置において、前記センサは、前記感染症に関しては前記マスク本体と前記利用者との間の空気質を検出し、前記大気汚染に関しては前記マスク本体外の空気質を検出してもよい。
また、前記情報取得装置からの前記計測情報を収集する情報取得部と、収集した前記計測情報を、前記大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報に変換するデータ解析部と、前記状況情報を提供する情報提供処理を行う情報提供処理部とを備える情報処理装置を提供する。
本発明は、複数の利用者又は移動体に装着又は付帯し、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサと、各センサの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記センサ毎の計測結果と、前記計測結果における前記大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報と、前記センサ毎の前記位置情報とを含む情報を、計測情報として出力する情報出力部と、前記計測情報を収集し、前記収集した計測情報を、前記大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報に変換して提供する情報提供処理を行う情報処理部とを備えるので、各地の大気汚染及び感染症に関する状況をモニタリング可能にし、公益性の高い情報を提供可能になる。
本発明の実施形態に係るモニタニングシステムを機能的に示す図である。 モニタニングシステムの各部の構成を示す図である。 計測情報を示す図である。 大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスに関する動作を示すフローチャートである。 診断サービス及び広告サービスに関する動作を示す図である。 状況情報及び計測情報の利用態様を例示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るモニタニングシステムを機能的に示す図である。モニタニングシステム1は、複数の利用者Uに装着されて利用者U周囲の空気に関する情報を計測可能なスマートマスク11と、各スマートマスク11の計測結果D1を含む計測情報DMをモニタリング結果として収集し、蓄積するデータセンターとして機能するセンター装置21と、センター装置21に蓄積された計測情報DMを利用する医療機関30側の情報処理装置である医療機関サーバ31とを備えている。
スマートマスク11は、利用者Uが塵埃等の吸入を防ぐために利用者Uの鼻及び口の少なくともいずれかを不図示のフィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体11Aと、マスク本体11Aに設けられるセンサモジュール11Bとを備えている。マスク本体11Aは、家庭用マスクとしての機能を有し、センサモジュール11Bは、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンシング機能と、センシング結果を通信する通信機能とを有している。
つまり、スマートマスク11は、利用者Uが携帯するセンシング機能を備えたウェアラブルデバイスとして機能する。このウェアラブルデバイスは、家庭用マスクを兼用するので、利用者Uが日常装着し易いデバイスとなっている。
このスマートマスク11は、利用者Uが利用する利用端末2と近距離無線通信を行うことによって、利用端末2を通信中継装置として機能させ、通信ネットワーク41を介して外部の機器(センター装置21、医療機関サーバ31等)と通信を行う。通信ネットワーク41は、無線通信網を含み、インターネットにアクセス可能なネットワークである。
利用端末2は、インターネット接続機能(ブラウザ機能を含む)を備えた利用者U側の情報処理デバイスであり、本実施形態ではスマートフォンである。なお、スマートフォン以外の例としては、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、又は、利用者Uが利用する車両に設けられたインターネット接続機能を有する車両システム等を挙げることができる。
この利用端末2をスマートマスク11と外部の機器(センター装置21、医療機関サーバ31等)との間の通信中継装置として利用するので、スマートマスク11単体で外部の機器と通信する構成にする場合と比べ、スマートマスク11の構成の簡易化、及びスマートマスク11に必要な電源容量の低減等が可能である。
本実施形態では、スマートマスク11及び利用端末2が、モニタニングシステム1における情報取得用の装置11S(以下、情報取得装置11Sと表記する)を構成している。但し、この構成に限定されず、スマートマスク11が単独で外部の機器と通信する通信機能等を有するようにすれば、通信中継装置としての利用端末2を不要にできる。
センター装置21は、大容量の記憶デバイスからなるビッグデータ記憶部24を有している。ビッグデータ記憶部24には、各スマートマスク11からの計測情報DMを格納した計測データベース24A(以下、「データベース」を「DB」と表記する)と、利用者Uに関する情報を格納した利用者DB24Bと、分布DB24Cとが記憶されている。分布DB24Cは、大気汚染DB24Dと、感染DB24Eとを備えている。大気汚染DB24Dは、計測情報DMから得た大気汚染に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DTを格納する。また、感染DB24Eは、計測情報DMから得た感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DKを格納する。
このセンター装置21は、ビッグデータ記憶部24に記憶された情報を利用者U等に情報提供するサービスを行うサービス提供装置としても機能する。本実施形態では、センター装置21は、大気汚染DB24D及び感染DB24Eに格納された各状況情報DT、DKをWeb(World Wide Web)上に公開する処理(情報提供処理に相当)を行うことによって、利用者U等に対し、大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスSA1を提供する。この閲覧サービスSA1によって、利用者U等が大気汚染及び感染症の状況を把握し易くなると共に、医療分野や学術的研究分野にて感染症の流行や感染経路を特定する際に有用な情報として利用できる。
医療機関30は、計測情報DMに関連するサービスの提供業者である。この医療機関30が利用する医療機関サーバ31には、計測情報DMに基づいて作成した診断対象の情報DX(以下、診断対象情報DXと表記する)が、センター装置21から通信ネットワーク41を介して送信される。
医療機関サーバ31は、記憶デバイスからなるサーバ側記憶部34を有し、このサーバ側記憶部34は、診断対象情報DXを格納した診断対象DB38と、診断対象情報DXの診断結果に相当する診断情報DYを格納した診断DB39とを記憶している。この医療機関サーバ31は、計測情報DMに関連するサービスとして、診断情報DYを、その診断情報DYの診断対象者となった利用者Uの利用端末2に提供する診断サービスSA2と、計測情報DM又は診断情報DYに基づく広告情報DZを、所定の利用者Uの利用端末2に提供する広告サービスSA3とを行う。
このように、スマートマスク11の利用者Uは、空気質をモニターするためのモニター対象者であり、かつ、このモニタリングシステム1が提供する各種サービスを利用可能なサービス対象者となっている。
図2は、モニタニングシステム1の各部の構成を示す図である。
マスク本体11Aのセンサモジュール11Bは、センサ12、モジュール側記憶部13(以下、「記憶部13」と表記する)、モジュール側情報処理部14(以下、「情報処理部14」と表記する)、及びモジュール側情報通信部15(以下、「通信部15」と表記する)を備えている。センサ12は、大気汚染に関する空気質を計測する第1センサ12Aと、感染症に関する空気質を計測する第2センサ12Bとを備えている。
第1センサ12Aは、健康被害を招くおそれのある微粒子状物質を検出するセンサであり、例えば、PM2.5、黄砂又は花粉等を検出可能なPMセンサ、大気汚染検出センサ、花粉センサ、又はダストセンサ等と称する1種類以上の公知のセンサである。また、第2センサ12Bは、感染症を招くおそれのある微生物及びウイルスの少なくともいずれかを検出するセンサであり、例えば、風邪症候群又はインフルエンザ等を招く特定のウイルス又は細菌等を検出可能なナノポアセンサ、微生物センサ、ウイルスセンサ、又はバイオセンサ等と称する1種類以上の公知のセンサである。
各センサ12A及び12Bは、マスク本体11Aと利用者Uとの間にできる空間内の空気質、及び前記空間に導入前の空気質(外気の空気質に相当)の少なくともいずれかを検出する。ここで、マスク本体11Aと利用者Uとの間にできる空間内の空気質は、利用者Uの呼気又は唾液に含まれる物質を検出する場合に有利であり、マスク本体11A外の空気質は、利用者Uの呼気又は唾液に含まれる物質以外を検出したり、マスク本体11Aのフィルタによって補足される前の物質を検出したりする場合等に有利である。
本実施形態では、第1センサ12Aについては、マスク本体11A外の空気質を検出することによって、外気中の大気汚染物質を効率良く検出する。一方、第2センサ12Bについては、マスク本体11Aと利用者Uとの間の空気質(フィルタに付着した物質を含む)を検出することによって、利用者Uの呼気や唾液に含まれる特定の微生物又はウイルスを効率良く検出する。
なお、各センサ12A、12Bの検出位置は、各センサ12A及び12Bの計測能力、又は各センサ12A及び12Bのレイアウトの制限等を考慮して、適宜に設定すればよい。このため、十分な検出精度が得られる場合には、第1センサ12Aが、マスク本体11Aと利用者Uとの間の空気質を検出するようにしてもよいし、第2センサ12Bが、マスク本体11A外の空気質を検出するようにしてもよい。
記憶部13は、センサモジュール11Bが利用するデータを記憶する記憶デバイスであり、例えば、センサ12A、12B毎の計測結果を送信する処理を行うためのプログラム、及び、利用端末2と近距離無線するためのデータ等を記憶する。通信部15は、Bluetooth(登録商標)、IrDA、Wi-Fi(登録商標)等の近距離無線通信を行う通信モジュールである。
情報処理部14は、記憶部13に記憶されたプログラムを実行するCPU等を有し、このプログラムに従ってセンサモジュール11Bの各部を制御することにより、センサ12A、12B毎の計測結果D1を、時間間隔を空けて取得し、通信部15を利用してリアルタイムに送信させる情報出力部等として機能する。
情報処理部14は、第1センサ12Aの計測結果D1については、大気汚染に関する空気質であることを示す所定の種別情報を付して無線送信させ、第2センサ12Bの計測結果D1については、感染症に関する空気質であることを示す種別情報を付して無線送信させる。また、センサモジュール11Bは、センサモジュール11Bの各部に動作電力を供給する電源、及び通信アンテナ等も有している。
利用端末2は、端末側通信部3(以下、「通信部3」と表記する)、端末側センサ4(以下、「センサ4」と表記する)、端末側記憶部5(以下、「記憶部5」と表記する)、入力デバイス6、出力デバイス7、及び端末側情報処理部8(以下、「情報処理部8」と表記する)を備えている。これらのうち、一般的なスマートフォンと特に異なる点は、このモニタニングシステム1に対応したアプリケーションプログラム5Aが記憶部5に記憶される点である。このプログラム5Aは、利用者Uによってインストールされたプログラム、又は、情報処理装置100に予めインストールされたプログラムのいずれでもよい。
記憶部5には、利用端末2の利用者Uに関する利用者情報5Bも記憶される。利用者情報5Bは、例えばアプリケーションプログラム5Aの初回実行時に、利用者Uによって入力された情報であり、例えば、利用者Uを識別する識別情報、及び利用者Uへの連絡先を含んでいる。
通信部3は、インターネットを介したデータ通信、近距離無線通信、及び電話を行うための通信機能を備えている。センサ4は、GPS(Global Positioning System)等を利用して現在位置を検出する情報処理装置100の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部4Aを有している。
記憶部5は、アプリケーションプログラム5A及び利用者情報5Bを含む各種のデータを記憶する記憶デバイスである。入力デバイス6は、利用者Uから各種の指示を入力するデバイスであり、操作ボタン、タッチパネル及びマイク等である。出力デバイス7は、情報処理部8の下、各種の情報を出力するデバイスであり、表示パネル及びスピーカ等である。
情報処理部8は、記憶部13に記憶されたプログラムを実行するCPU等を有し、このプログラムに従ってセンサモジュール11Bの各部を制御する。これにより、情報処理部8は、公知のスマートフォンが有するメール機能、インターネット接続機能(ブラウザ機能を含む)、及び電話機能等に加え、スマートマスク11と外部の機器との間の通信中継機能や、スマートマスク11で計測された計測結果D1を含む計測情報DMを作成し、送信する機能等を有している。
図3は、計測情報DMを示す図である。
計測情報DMは、センサ12の計測結果D1と、計測結果D1における大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報D2と、センサ12の位置情報D3と、センサ12が装着された利用者Uに関する利用者情報D4とを含んでいる。
計測情報DM中の計測結果D1及び種別情報D2は、スマートマスク11(情報処理部8)から無線送信された情報である。図3に例示するように、計測結果D1は、第1センサ12Aの計測結果、第2センサ12Bの計測結果、及び計測日時を含む情報であり、種別情報D2は、第1センサ12Aの検出対象物(PM2.5)を示す種別情報、及び、第2センサ12Bの検出対象物(特定のウイルス)を示す種別情報である。この種別情報D2は、検出対象物を特定可能な情報であればよく、例えば、検出対象物の名称である。
計測情報DM中の位置情報D3及び利用者情報D4は、利用端末2が付加した情報である。つまり、位置情報D3は、位置情報取得部4Aが取得した位置情報に対応する情報であり、位置を示す座標、又は住所のいずれでもよい。
また、利用者情報D4は、計測情報DMと利用者Uとを対応付ける情報であり、例えば、記憶部5に記憶された利用者情報5Bのうちの、利用者Uを識別する識別情報、及び利用者Uへの連絡先を含む情報である。本実施形態の利用者情報D4は、連絡先として、利用者Uのメールアドレス等の送信先情報を含んでいる。なお、利用者情報D4は、利用端末2に記憶された利用者情報5Bに含まれる情報に限定されず、計測情報DMと利用者Uとを対応付けることが可能な任意の情報を広く適用可能である。
図2に戻り、センター装置21は、一台又は複数台のコンピュータ及び周辺装置で構成されている。このセンター装置21は、センター側通信部22(以下、「通信部22」と表記する)、センター側情報処理部23(以下、「情報処理部23」と表記する)、及びビッグデータ記憶部24を備えている。通信部22は、通信ネットワーク41を介して利用端末2、及び医療機関サーバ31等と通信するための通信モジュールである。
情報処理部23は、ビッグデータ記憶部24に記憶された不図示のプログラムを実行するCPU等を有し、このプログラムに従ってセンター装置21の各部を制御する。この情報処理部23は、上記プログラムを実行することにより、計測情報DMを収集する情報取得部25、収集した計測情報DMを、大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DT、DKに変換するデータ解析処理を行うデータ解析部26、状況情報DT、DKを提供する情報提供処理を行う情報提供部27、及び、広告サービスSA3の受益者である医療機関30に対価を請求する対価請求処理を行う対価処理部28等として機能する。
ビッグデータ記憶部24は、情報処理部23が利用するデータを記憶する記憶デバイスであり、計測DB24A、利用者DB24B、及び分布DB24C等を記憶している。計測DB24Aは、情報取得部25によって収集した計測情報DM中の計測結果D1、種別情報D2及び位置情報D3を少なくとも格納している。
利用者DB24Bは、計測情報DM中の利用者情報D4を格納している。また、分布DB24Cのうち、大気汚染DB24Dは、データ解析部26によって得た大気汚染の状況情報DT(例えば、PM2.5の状況情報)を格納しており、感染DB24Eは、データ解析部26によって得た感染症の状況情報DK(特定のウイルスの状況)を格納している。
次に、医療機関サーバ31の構成を説明する。
医療機関サーバ31は、医療機関30が利用するサーバであり、サーバ側通信部32(以下、「通信部32」と表記する)、サーバ側情報処理部33(以下、「情報処理部33」と表記する)、及びサーバ側記憶部34(以下、「記憶部34」と表記する)を備えている。通信部32は、通信ネットワーク41を介してセンター装置21、及び利用端末2等と通信するための通信モジュールである。
情報処理部33は、記憶部34に記憶された不図示のプログラムを実行するCPU等を有し、このプログラムに従って医療機関サーバ31の各部を制御する。この情報処理部23は、上記プログラムを実行することにより、診断対象情報DXに基づいて簡易的な診断処理を行う診断処理部35、診断結果を、診断対象情報DX中の利用者情報D4から特定される利用者Uに情報提供する診断結果提供処理を行う情報提供処理部36、及び、所定の広告処理を行う広告処理部37等として機能する。
記憶部34は、情報処理部33が利用するデータを記憶する記憶デバイスであり、診断対象情報DXを格納した診断対象DB38、及び、診断処理部35によって得た診断結果を格納した診断DB39等を記憶している。
診断対象情報DXは、計測情報DM中の利用者情報D4と、計測結果D1とを含む情報である。本実施形態の診断対象情報DXは、利用者情報D4と、感染症に関する第2センサ12Bの計測結果とを含むことによって、感染症に関する診断が可能な情報となっている。例えば、計測結果D1中に、風邪ウイルスが含まれる場合、風邪であると判断し、インフルエンザウイルスが含まれる場合、インフルエンザであると判断する、といった簡易診断が可能になる。これによって、利用者情報D4によって特定される利用者Uが特定のウイルス保有者か否か、といった健康診断が可能になる。
なお、診断対象情報DXに、第2センサ12Bの計測結果を含めることによって、診断対象情報DXを大気汚染に関する診断も可能な情報にしてもよい。
図4は、大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスSA1に関する動作を示すフローチャートである。
センター装置21は、情報取得部25により、各スマートマスク11にて検出された計測情報DMを収集する処理を行い(ステップS1)、収集した計測情報DMに含まれる各情報を計測DB24A及び利用者DB24Bに格納する(ステップS2)。
センター装置21は、データ解析部26により、計測DB24Aに格納された計測情報DMを、大気汚染及び感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DT、DKに変換するデータ解析処理を行うことによって、状況情報DT、DKを取得する(ステップS3)。このデータ解析処理は、収集した計測情報DMに含まれる位置情報D3(図3)に基づいて地域を特定し、計測情報DMに含まれる計測結果D1及び種別情報D2に基づいて、地域毎の大気汚染及び感染症を集計することによって、大気汚染及び感染症の分布状況を示す情報を取得する処理である。また、この情報は、大気汚染及び感染症の分布状況を示す画像に対応する画像データ、又は、その画像を表示するのに好適な情報(例えば、大気汚染及び感染症に対応する各物質の濃度と位置とを対応付けたデータ)等であり、利用者U等が分布状況を判別するのに好適な情報である。
次いで、センター装置21は、情報処理部23により、大気汚染の状況情報DTを大気汚染DB24Dに格納すると共に、感染症の状況情報DKを感染DB24Eに格納することによって、分布DB24Cを更新する(ステップS4)。また、センター装置21は、情報提供部27により、大気汚染DB24Dに格納した状況情報DTを所定のWebページに書き込むと共に、感染DB24Eに格納した状況情報DKを所定のWebページに書き込むことによって、各Webページを更新する(ステップS5)。
各Webページは、利用端末2等がアクセス可能なWebページである。これによって、最新の大気汚染及び感染症の分布状況を判別可能に示す情報がWeb上に公開され、様々な利用者U等が有用な情報として利用できる。なお、Webページのアクセス権限を適宜に設定することによって、アクセス可能な者を適宜に制限してもよいし、任意の者が上記情報を閲覧できるようにしてもよい。
図5は、診断サービスSA2及び広告サービスSA3に関する動作を示す図である。
センター装置21は、情報処理部23によって、計測情報DMから、感染症に関する計測結果D1と、この計測結果D1に対応する利用者Uの利用者情報D4とを少なくとも抽出し(ステップS11)、抽出した情報が診断対象か否かを判定する(ステップS12)。診断対象と判定した場合(ステップS12;YES)、情報処理部23は、通信部22により、診断対象情報DXを、医療機関サーバ31に送信する(ステップS13)。一方、診断対象でない判定した場合(ステップS13;NO)、情報処理部23は、診断対象情報DXを医療機関サーバ31に送信する処理は行わない。
ここで、診断対象か否かの判定条件は、適宜に設定すればよい。例えば、全ての利用者U(計測情報DMに対応付けられた利用者に相当)を診断対象にしてもよいし、また、診断結果が感染症のおそれのある結果を示すか否かを一次判断し、この一次判断の結果に応じて診断対象か否かを判定してもよい。また、診断対象情報DXに含まれる利用者情報D4に基づいて、診断サービスSA2を予め希望した利用者Uだけ、又は、予め定めた所定の条件を満たす利用者Uだけに診断対象を絞ってもよい。なお、全ての利用者Uを診断対象にする場合、ステップS12の処理は省略可能である。
図5に示すように、医療機関サーバ31は、情報処理部33により、通信部32が診断対象情報DXを受診したか否かを監視する(ステップS21)。診断対象情報DXを受信した場合(ステップS21;YES)、医療機関サーバ31は、情報処理部33により、受信した診断対象情報DXを診断対象DB38に記憶する(ステップS22)。次に、医療機関サーバ31は、診断処理部35により、診断対象DB38に記憶された診断対象情報DXのうち、未診断の診断対象情報DXに基づいて感染症に関する診断処理を行い(ステップS23)診断情報DYを診断DB39に記憶する(ステップS24)。
ステップS23の診断処理には、コンピュータ等を用いた様々な診断処理を適用でき、例えば、計測結果に風邪ウイルスが含まれる場合、風邪であると判断し、診断結果にインフルエンザウイルスが含まれる場合、インフルエンザであると判断する、といった簡易診断が適用される。なお、この診断処理に、人工知能(AI)技術等を用いて高度な診断を行うことも可能であり、また、医者等の専門家が実際に診断することによって高度な診断を行うようにすることも可能である。なお、計測結果に大気汚染に関する情報を含まれる場合、大気汚染に関する診断処理を行うようにすればよい。
このようにして得た診断情報DYは、診断DB39に記憶されるので、医療機関30が管理する病院で利用者Uが診察を受けた際に、診断DB39に設けられた診断情報DYを診察時に利用することが可能である。
次いで、医療機関サーバ31は、情報処理部33により、診断情報DYを、診断対象情報DX中の利用者情報D4に基づき特定される利用者Uに情報提供する診断結果提供処理を行うと共に、広告処理部37により、所定の広告情報DZを、その利用者Uに情報提供する広告処理を行う(ステップS25)。
ここで、広告処理部37は、診断情報DYに含まれる診断結果を、上記広告サービスSAに必要な広告利用情報として利用することで、その診断結果を受けた利用者Uに適合する広告情報DZを作成する。本実施形態では、広告処理部37が、診断情報DYから風邪又はインフルエンザの診断結果を検出した場合、広告情報DZとして、風邪又はインフルエンザに対応可能な病院の紹介情報を作成する。また、風邪又はインフルエンザの可能性がなかった場合、広告情報DZとして、例えば、インフルエンザの予防接種等の案内情報を作成する。
ステップS25では、診断情報DY及び広告情報DZを利用者Uに情報提供する方法として、電子メール等を利用して利用者Uの利用端末2に送信する。なお、メールアドレス等の送信先情報は、診断対象情報DX中の利用者情報D4に含まれている。なお、電子メール以外の送信方法として、例えば、利用端末2にインストールされるアプリケーションプログラム5Aを利用することで、利用者Uが診断情報DY及び広告情報DZを直接ダウンロードし、電子的に閲覧できるようにしてもよい。また、電子的に診断情報DY及び広告情報DZを提供する方法に限定されず、郵送等の配送サービスを利用して診断情報DY及び広告情報DZを利用者Uの住所に届けるようにしてもよい。
また、広告情報DZの情報提供が行われる場合、センター装置21は、広告を行う業者(医療機関30)に対し、対価処理部28により対価を請求する対価請求処理を行う。例えば、対価処理部28は、診断対象情報DXに相当する情報提供(診断対象情報DXの送信)を行った際などに、この情報提供に対する対価を請求する対価請求処理を行う。この対価請求処理には、公知の方法を広く適用でき、また、オンライン決済等の公知の決済代行サービスを利用して対価を請求(決済)してもよい。
本実施形態では、医療機関サーバ31が、診断情報DY及び広告情報DZを利用者Uに直接情報提供する場合を例示したが、これに限定されず、センター装置21等の他の装置を経由させて、利用者Uに情報提供するようにしてもよく、情報提供方法は適宜に変更可能である。
このようにして、モニタリングシステム1では、センター装置21のビッグデータ記憶部24にビックデータとみなせる情報を格納し、この情報を利用して、大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスSA1、診断サービスSA2、及び広告サービスSA3を提供する。なお、ビッグデータ記憶部24に記憶される情報の利用態様は、上記態様に限定されない。
図6は、状況情報DT、DK及び計測情報DMの利用態様を例示した図である。
図6には、状況情報DT、DK、又は計測情報DMの少なくともいずれかを、センター装置21から、公的機関が利用する情報処理装置である公的機関サーバ61、医療機関(診断処理を行う医療機関30と異なる医療機関でもよいし、一致した医療機関でもよい)が利用する情報処理装置である医療機関サーバ62、製薬会社が利用する情報処理装置である製薬会社サーバ63、物品販売会社が利用する情報処理装置である販売会社サーバ64、及び他の民間機関が利用する情報処理装置である民間機関サーバ65のいずれかに提供する利用態様を例示している。
公的機関サーバ61は、例えば、国、県、又は市区町村レベルの公的機関が利用するサーバであり、大気汚染及び感染症に関する状況情報DT、DKの少なくともいずれかに基づいて注意又は警戒すべき地域を市区町村レベルで特定し、各市区町村での注意報又は警報の発令に役立てる公的サービスを行う。さらに、公的機関サーバ61は、計測情報DM等に含まれる利用者情報D4に基づいて、注意報又は警報を伝えるべき利用者Uを迅速に特定し、その利用者Uに注意報又は警報を直接伝えることもできる。また、公的機関サーバ61が学術的研究を行う機関が利用可能なサーバの場合、このサーバ61に状況情報DT、DK及び計測情報DMの少なくともいずれかを蓄積しておくことで、大気汚染及び感染症に関する研究への利用促進を図ることができる。
医療機関サーバ62は、例えば、地域の医療連係の中核を担う医療機関が利用するサーバである。この医療機関サーバ62は、大気汚染及び感染症に関する状況情報DT、DK又は計測情報DMの少なくともいずれかに基づいて、大気汚染又は感染症によって引き起こされる疾病への警戒及び対応を行ったり、病院又は薬局の紹介情報等を、広告情報DZとして提供する広告サービスSA3を行ったりする。この広告サービスSA3において、計測情報DM等に含まれる利用者情報D4を利用することで、広告情報DZを提供すべき利用者Uを迅速に特定できる。
製薬会社サーバ63は、状況情報DT、DK又は計測情報DMの少なくともいずれかに基づいて、大気汚染又は感染症によって引き起こされる疾病に必要な薬又はワクチンの準備又は配備の必要性を検出したり、薬又はワクチンの紹介情報を、広告情報DZとして提供する広告サービスSA3を行ったりする。この広告サービスSA3において、計測情報DM等に含まれる利用者情報D4を利用することで、広告情報DZを提供すべき利用者Uを迅速に特定できる。
販売会社サーバ64は、状況情報DT、DK及び計測情報DMの少なくともいずれかに基づいて、大気汚染又は感染症への対策グッズとなる物品(例えばマスク)の製造、販売の必要性を検出したり、物品の紹介情報を、広告情報DZとして提供する広告サービスSA3を行ったりする。この広告サービスSA3において、計測情報DM等に含まれる利用者情報D4を利用することで、広告情報DZを提供すべき利用者Uを迅速に特定できる。
民間機関サーバ65は、大気汚染及び感染症の少なくともいずれかに関する既存サービス又は新規サービスを行う民間機関が利用するサーバである。例えば、この民間機関サーバ65は、状況情報DT、DK又は計測情報DMの少なくともいずれかに基づいて、大気汚染及び感染症に関する情報を、保育施設及び介護施設等に情報提供する処理を行う。また、民間機関サーバ65は、状況情報DT、DK及び計測情報DMの少なくともいずれかに基づいて、大気汚染又は感染症に対処するサービスの開拓、又はサービスの紹介情報を、広告情報DZとして提供する広告サービスSA3を行う。この広告サービスSA3において、計測情報DM等に含まれる利用者情報D4を利用することで、広告情報DZを提供すべき利用者Uを迅速に特定できる。
なお、図6に示す各種の広告サービスSA3が行われた場合にも、センター装置21の対価処理部28が、各広告サービスSAの受益者(図6中の医療機関、製薬会社、販売会社、及び民間機関)に対価を請求する対価請求処理を行うことが好ましい。
以上説明したように、本実施形態のモニタリングシステム1は、様々な利用者Uに装着されるスマートマスク11に、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサ12が設けられ、各スマートマスク11及び利用端末2からなる情報取得装置11S(図1、図2)が、センサ12の計測結果D1を含む計測情報DMを出力する情報取得部として機能する。センター装置21は、各情報取得装置11Sからの計測情報DMを収集し、収集した計測情報DMを、大気汚染及び感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報DT、DKに変換し、これら状況情報DT、DKを提供する情報提供処理を行う情報処理部として機能する。
この構成によれば、大気汚染及び感染症に関する状況をモニタリングできる地域やサンプル数が制約される事態を抑制し易くなり、高精度なモニタリングが可能になる。しかも、大気汚染及び感染症に関する情報は健康に関わるので、一般社会に広く利益をもたらす公益性の高い情報を提供可能になる。この情報の活用を促進することによって、予防医療を効果的に実現でき、医療費の抑制を通じて社会保障費の抑制を実現し易くなる。
本実施形態では、利用端末2が、スマートマスク11とセンター装置21との間の通信中継装置、及び、センサ12の現在位置を検出する位置情報取得部4Aとして機能する場合(現在位置検出機能を有する場合)を説明したが、これに限定されない。例えば、スマートマスク11が、センサ12の現在位置を検出する位置情報取得部としての機能を備えるようにしてもよい。この場合、スマートマスク11単独で、計測結果D1、種別情報D2、位置情報D3及び利用者情報D4を含む計測情報DMを出力できるので、スマートマスク11だけで、計測情報DMを出力する情報取得部を構成することができる。
また、上述したように、スマートマスク11が単独でセンター装置21等と通信する通信機能を有するようにすれば、スマートマスク11と利用端末2との間の通信は不要となり、スマートマスク11単独で情報取得装置11Sを構成することができる。なお、位置情報D3を、スマートマスク11の近距離無線通信範囲内に位置する他の装置(例えば、車両に設けられたナビゲーション装置、又は、他の利用者Uの利用端末2)から取得するようにしてもよい。
また、センサ12を、利用者Uの鼻及び口の少なくともいずれかをフィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体11Aに設けるので、センサ12の配置場所を確保し易くなると共に、利用者Uがセンサ12を日常的に装着し易くなる。また、センサ12をマスク本体11Aに設けているので、センサ12によって、マスク本体11Aと利用者Uとの間の空気質、又は外気の空気質の少なくともいずれかを計測し易くなる。
しかも、本実施形態のセンサ12は、大気汚染に関してはマスク本体11A外の空気質を検出し、感染症に関してはマスク本体11A内の空気質を検出するようにしているので、利用者Uの呼気や唾液の影響を抑えて大気汚染物質を検出し易くなり、かつ、利用者Uの呼気や唾液に含まれるウイルス等を検出し易くなる。
また、センター装置21は、状況情報DT、DKを取得する処理として、収集した計測情報DMに含まれる位置情報Dに基づいて地域を特定し、計測情報DMに含まれる計測結果D1及び種別情報D2に基づいて、地域毎に大気汚染及び感染症を集計するデータ解析処理を行うので、大気汚染及び感染症に関する状況情報DT、DKを簡易に取得できる。
また、センター装置21は、情報提供処理として、状況情報DT、DKをWeb上に公開する処理(大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスSA1に相当)、及び状況情報DT、DKを所定の公的機関(図6に示す公的機関サーバ61等)に情報提供する処理の少なくともいずれかを行うので、状況情報DT、DKを公益性の高い情報として役立て易くなる。
さらに、計測情報DMは、利用者Uに関する利用者情報D4を含み、センター装置21は、利用者情報D4と計測結果D1とを含む情報を、診断対象情報DXとして、所定の医療機関30へ送信する処理を行うので(図5のステップS11〜S13)、利用者Uが健康診断を簡易に受けることができる。
この場合、医療機関サーバ31は、診断対象情報DXに基づいて診断処理を行うと共に、診断結果を、利用者情報D4に基づき計測情報DMに対応付けられた利用者Uに情報提供する診断結果提供処理を行うので(図5のステップS23、S25)、適切な利用者Uに診断結果を提供することができる。
また、医療機関サーバ31は、診断結果を広告利用情報として取得する業者側装置に分類され、広告利用情報に基づいて、診断結果の対象者である利用者Uに適合する広告情報DZを作成し、広告情報DZを利用者Uの利用端末2に送信する(図5のステップS25)。これにより、利用者Uは、自身の診断結果を踏まえた医療の広告サービスSA3を享受できる。
また、図6に示す医療機関サーバ62、製薬会社サーバ63、販売会社サーバ64、及び民間機関サーバ65は、状況情報DT、DK又は計測情報DMの少なくともいずれかに含まれる広告利用可能な情報を、広告利用情報として取得する業者側装置に分類される。これにより、様々な広告サービスSAを実現し易くなる。
例えば、風邪の予防が必要な人、妊婦、高齢者、及び子供等が日常的にスマートマスク11を着用し、大気汚染分布・感染症分布の閲覧サービスSA1、診断サービスSA2及び広告サービスSA3を利用することによって、自身の体調を把握したり、体調管理に必要な情報を容易に得たりすることが可能となり、自身の健康維持に役立てることができる。
また、センター装置21は、対価処理部28により、各広告サービスSA3に対応する広告処理に利用された情報提供に対する対価を請求する対価請求処理を行うので、ビッグデータ記憶部24に蓄積された情報に対する対価を得ることが可能になり、新規ビジネスを開拓し易くなる。なお、センター装置21が、状況情報DT、DKを医療機関サーバ31等に提供する場合を説明したが、これに限定されず、通信ネットワーク41に接続される他の装置が、センター装置21に格納される状況情報DT、DKを医療機関サーバ31等に提供するようにしてもよい。
また、本実施形態では、センサ12の計測結果D1を含む計測情報DMを、利用端末2を中継させてセンター装置21に送信するので、利用者Uの利用端末2を利用して計測情報DMをセンター装置21に送信できる。但し、上述したように、計測情報DMは、利用端末2を中継することなく、スマートマスク11からセンター装置21に送信されるようにしてもよい。
また、スマートマスク11に代えて、利用端末2が、センサ12を含むセンサモジュール11Bに相当する構成を有するようにすれば、モニタニングシステム1における情報取得装置11Sを利用端末2だけで構成することも可能である。
また、センサ12を含むセンサモジュール11B、又はセンサ12は、スマートマスク11又は利用端末2に配置する場合に限定されない。例えば、装飾品、メガネ又は衣服といった利用者Uが身につける任意の物品に設けるようにしてもよいし、クリップ等を介して利用者Uに直接取り付けるようにしてもよい。また、移動体としての車両には、車両内に外気を導入する経路中に設けられるフィルタ(外気導入フィルタ、又はエアコンフィルタとも称する)があり、このフィルタ等にセンサ12を設けるようにしてもよい。要するに、少なくともセンサ12を、利用者U、又は利用者Uと共に移動する任意の移動体に装着又は付帯すればよい。
但し、大気汚染又は感染症に注意する利用者Uはマスクを装着する可能性が高いことが予想されることから、スマートマスク11にセンサモジュール11Bを装着する構成が、適正時期に利用者Uがセンサ12を装着する観点、及び、利用者Uの呼気又は唾液に含まれる物質を検出する観点から好適である。
上記実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、センサ12が、大気汚染及び感染症以外に関する情報を検出する機能を有してもよい。例えば、センサ12が、利用者Uの体温、脈拍といった生体情報を更に検出し、検出した生体情報を計測情報DMに含めることによって、より高精度な診断サービスSA2を受けやすくなる。また、センサ12が、風速、気温、湿度等の環境情報を更に検出し、検出した環境情報を計測情報DMに含めることによって、大気汚染や感染症の流行や経路を特定する際により有用な情報を得ることができる。
また、上記実施形態は、モニタニングシステム1一例を示したものであり、モニタニングシステム1の構成等は適宜に変更可能である。例えば、図2に示すセンター装置21、医療機関サーバ31、図6に示す各サーバ61〜65のいずれかを互いに一体の装置に構成してもよいし、いずれかの構成をクラウドコンピュータ上に構築してもよい。また、センター装置21及び各サーバ31、61〜65内の構成は、ハードウェアとソフトウェアの協働等により任意に実現可能である。また、各フローチャートの各ステップに対応する処理を分割してもよいし、併合してもよい。
1 モニタニングシステム
4A 位置情報取得部
11 スマートマスク
11A マスク本体
11B センサモジュール
11S 情報取得装置(情報取得部)
12 端末側センサ
12A 第1センサ
12B 第2センサ
21 センター装置(情報処理部)
24 ビッグデータ記憶部
24A 計測DB
24B 利用者DB
24C 分布DB
24D 大気汚染DB
24E 感染DB
28 対価処理部
30 医療機関
31、62 医療機関サーバ(業者側装置)
41 通信ネットワーク
61 公的機関サーバ
63 製薬会社サーバ(業者側装置)
64 販売会社サーバ(業者側装置)
65 民間機関サーバ(業者側装置)
U 利用者
DM 計測情報
DT 大気汚染に関する状況情報
DK 感染症に関する状況情報
DX 診断対象情報
DY 診断情報
DZ 広告情報
D1 計測結果
D2 種別情報
D3 位置情報
D4 利用者情報

Claims (13)

  1. 複数の利用者又は移動体に装着又は付帯し、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサと、
    各センサの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記センサ毎の計測結果と、前記計測結果における前記大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報と、前記センサ毎の前記位置情報とを含む情報を、計測情報として出力する情報出力部と、
    前記計測情報を収集し、前記収集した計測情報を、前記大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報に変換して提供する情報提供処理を行う情報処理部と
    を備えるモニタリングシステム。
  2. 前記利用者の鼻及び口の少なくともいずれかを、フィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体を備え、
    前記センサは、前記マスク本体に設けられ、前記マスク本体と前記利用者との間の空気質、又は、前記外気の空気質の少なくともいずれかを計測する請求項1に記載のモニタリングシステム。
  3. 前記センサは、前記感染症に関しては前記マスク本体と前記利用者との間の空気質を検出し、前記大気汚染に関しては前記マスク本体外の空気質を検出する請求項2に記載のモニタリングシステム。
  4. 前記情報処理部は、
    前記状況情報を取得する処理として、収集した前記計測情報に含まれる前記位置情報に基づいて地域を特定し、前記計測情報に含まれる前記計測結果及び種別情報に基づいて、前記地域毎に前記大気汚染及び前記感染症を集計するデータ解析処理を行うと共に、
    前記情報提供処理として、前記状況情報をWeb上に公開する処理、及び前記状況情報を所定の公的機関に情報提供する処理の少なくともいずれかを行う請求項1から3のいずれかに記載のモニタリングシステム。
  5. 前記計測情報は、前記計測情報と前記利用者とを対応付ける利用者情報を含み、
    前記情報処理部は、前記利用者情報と前記計測結果とを含む情報を、診断対象情報として、所定の医療機関へ送信する処理を行い、
    前記医療機関側の装置は、前記診断対象情報に基づいて診断処理を行うと共に、診断結果を、前記計測情報に対応付けられた前記利用者に情報提供する診断結果提供処理を行う請求項1から4のいずれかに記載のモニタリングシステム。
  6. 前記診断結果、前記計測情報、又は前記状況情報の少なくともいずれかに含まれる広告利用可能な情報を、広告利用情報として取得する業者側装置を備え、
    前記業者側装置は、前記広告利用情報に基づき、所定の広告処理を行う請求項5に記載のモニタリングシステム。
  7. 前記情報処理部は、前記広告処理に利用された情報提供に対する対価を請求する対価請求処理を行う対価処理部を有する請求項6に記載のモニタリングシステム。
  8. 前記情報処理部は、所定の通信ネットワークに設けられたセンター装置であり、
    前記計測情報は、前記利用者が利用する利用端末を通信中継装置として、前記センター装置に送信される請求項1から7のいずれかに記載のモニタリングシステム。
  9. 前記利用端末は、現在位置検出機能を有し、
    前記計測情報に含まれる前記位置情報は、前記利用端末によって検出された情報である請求項8のいずれかに記載のモニタリングシステム。
  10. 利用者又は移動体に装着又は付帯し、大気汚染及び感染症に関する空気質を計測するセンサと、
    前記センサの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記センサの計測結果と、前記計測結果における前記大気汚染及び感染症に関する空気質をそれぞれ判別可能にする種別情報と、前記位置情報とを含む情報を、計測情報として出力する情報出力部とを備える情報取得装置。
  11. 前記利用者の鼻及び口の少なくともいずれかを、フィルタを通して外気を導入自在に覆うマスク本体を備え、
    前記センサは、前記マスク本体に装着され、前記マスク本体と前記利用者との間の空気質、又は、前記外気の空気質の少なくともいずれかを計測する請求項10に記載の情報取得装置。
  12. 前記センサは、前記感染症に関しては前記マスク本体と前記利用者との間の空気質を検出し、前記大気汚染に関しては前記マスク本体外の空気質を検出する請求項11に記載の情報取得装置。
  13. 請求項10から12のいずれかに記載の情報取得装置からの前記計測情報を収集する情報取得部と、
    前記収集した計測情報を、前記大気汚染及び前記感染症に関する分布状況を判別可能に示す状況情報に変換するデータ解析部と、
    前記状況情報を提供する情報提供処理を行う情報提供処理部と
    を備える情報処理装置。
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