JP2020196028A - レーザ加工機及びレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークに反りが有っても、局所的な切断不良の発生を抑えて、レーザ加工の加工品質の向上を図る。【解決手段】レーザ加工機10は、レーザ加工ヘッド32から照射されるレーザ光の照射方向を調整する照射方向調整部36と、レーザ加工ヘッド32の加工テーブル12に対する相対的な移動量を検出する移動量センサ18a,22aと、ノズル34のワークW表面に対して接近離反する方向の位置を検出する位置センサ38aと、を備える。照射方向制御部60は、移動量センサ18a,22aからの検出結果及び位置センサ38aからの検出結果に基づいて、レーザ光のワークW表面に対する照射角度が一定になるように照射方向調整部36を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、板状のワーク(板金)に対してレーザ加工を行うレーザ加工機、及びワークに対してレーザ加工を行うためのレーザ加工方法に関する。
レーザ加工機は、加工テーブルに支持されたワークに向かってレーザ光を照射するレーザ加工ヘッドを備えている。レーザ加工ヘッドは、互いに直交する水平方向であるX軸方向とY軸方向、及び鉛直方向であるZ軸方向へ加工テーブルに対して相対的に移動可能である。レーザ加工ヘッドは、その先端側に、レーザ光を照射するためのノズルを有している。通常、レーザ光のワーク表面に対する照射角度(入射角度)は90度に設定されており、換言すれば、レーザ光のZ軸方向に対する照射角度は0度に設定されている。
レーザ加工ヘッドの適宜位置には、ノズルをワーク表面に対して接近離反する方向であるZ軸方向へレーザ加工ヘッドと一体的に移動させるノズル移動アクチュエータとしてのZ軸モータが設けられている。Z軸モータは、ノズルのZ軸方向の位置を検出する位置センサとしてのエンコーダを有している。また、レーザ加工ヘッドの適宜位置には、ノズルとワークとのギャップ(ノズル先端とワーク表面との距離)を検出するギャップセンサが設けられている。そして、ノズルモータ又はZ軸モータは、ギャップセンサからの検出結果に基づいて、ノズルとワークとのギャップを一定に保つように制御される。これにより、ワークの厚み(板厚)に応じた加工条件の下で、ワークに対して安定したレーザ加工を行うことができる(特許文献1)。
特開2017−131897号公報
ところで、ワークに反りが有ると、ワークの実際の厚みは変化しないものの、ワークの垂直方向の長さである見かけの厚みが変化する。例えば、ワークの実際の厚みが16mmであって、ワークの反りの反り角がXY軸平面に対して15度の場合には、ワークの見かけの厚みは16.06mmになる。そのため、ワークの反った部分において、ワークの実際の厚みに応じた加工条件の下でレーザ加工を行うと、ワークの見かけの厚みが実際の厚みよりも厚い分だけ、局所的な切断不良(加工不良)が発生し易くなるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決するために、ワークに反りが有った場合においても、レーザ光のワーク表面に対する照射角度を一定(例えば90度)に保つことができる、レーザ加工機及びレーザ加工方法を提供することを目的とする。
本発明の第1実施態様に係るレーザ加工機は、加工テーブルに対して相対的に移動可能であって、先端側にノズルを有し、前記加工テーブルに支持された板状のワーク(板金)に向かってレーザ光を照射するレーザ加工ヘッドと、前記レーザ加工ヘッドから照射されるレーザ光の照射方向を調整(変更)する照射方向調整部(照射方向変更部)と、を備える。本発明の第1実施態様に係るレーザ加工機は、前記レーザ加工ヘッドの前記加工テーブルに対する相対的な移動量を検出する移動量センサと、前記ノズルのワーク表面に対して接近離反する方向(レーザ光の光軸方向)の位置を検出する位置センサと、前記移動量センサからの検出結果及び前記位置センサからの検出結果に基づいて、レーザ光のワーク表面に対する照射角度が一定になるように前記照射方向調整部を制御する照射方向制御部と、を備えている。
本発明の第1実施態様に係るレーザ加工機は、前記移動量センサからの検出結果及び前記位置センサからの検出結果に基づいて、ワークの反り角度を取得する反り角度取得部を備えてもよい。この場合には、前記照射方向制御部は、取得されたワークの反り角度と同じ角度だけ、レーザ光の照射方向を基準の照射方向に対して傾斜させるように、前記照射方向調整部を制御してもよい。
本発明の第1実施態様に係るレーザ加工機は、前記ノズルをワーク表面に対して接近離反する方向へ移動させるノズル移動アクチュエータと、前記ノズルとワークとのギャップ(前記ノズル先端とワーク表面との距離)を一定に保つように前記ノズル移動アクチュエータを制御するギャップ制御部と、を備えてもよい。また、本発明の第1実施態様に係るレーザ加工機は、前記位置センサからの検出結果に基づいて、ワークの反りの有無を判定する反り判定部を備えてもよい。
本発明の第1実施態様によると、前記ノズルとワークとのギャップ(前記ノズル先端とワーク表面との距離)を一定に保った状態で、前記レーザ加工ヘッドを前記加工テーブルに対して相対的に移動させながら、前記レーザ加工ヘッドからワークに向かってレーザ光を照射する。これにより、ワークに対してレーザ加工を行うことができる。
レーザ加工中に、前記照射方向制御部は、前記移動量センサからの検出結果及び前記位置センサからの検出結果に基づいて、ワーク表面に対するレーザ光の照射角度が一定になるように前記照射方向調整部を制御する。これにより、ワークに反りが有った場合においても、レーザ光のワーク表面に対する照射角度(入射角度)を一定(例えば90度)に保つことができる。
本発明の第2実施態様に係るレーザ加工方法は、レーザ加工ヘッドのノズルと加工テーブルに支持された板状のワークとのギャップを一定に保った状態で、前記レーザ加工ヘッドを前記加工テーブルに対して相対的に移動させながら、前記レーザ加工ヘッドからワークに向かってレーザ光を照射する。本発明の第2実施態様に係るレーザ加工方法は、前記レーザ加工ヘッドの前記加工テーブルに対する相対的な移動量、及び前記ノズルのワーク表面に対して接近離反する方向(レーザ光の光軸方向)の位置に基づいて、レーザ光のワーク表面に対する照射角度が一定になるように、前記レーザ加工ヘッドから照射されるレーザ光の照射方向を調整(変更)する。
本発明の第2実施態様によると、ワークに反りが有った場合においても、レーザ光のワーク表面に対する照射角度を一定(例えば90度)に保つことができる。
本発明によれば、ワークに反りが有っても、局所的な切断不良(加工不良)の発生を抑えて、レーザ加工の加工品質の向上を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工機を示す模式図である。 図2は、ワークに反りが有る場合において、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工機のレーザ加工ヘッドの移動軌跡(移動の様子)を示す図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工機の制御ブロック図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るレーザ加工機を示す模式図である。 図5は、ワークに反りが有る場合において、本発明の第2実施形態に係るレーザ加工機のレーザ加工ヘッドの移動軌跡を示す図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係るレーザ加工機の制御ブロック図である。
以下、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について図1から図6を参照して説明する。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲であって、「設けられる」とは、直接的に設けられることの他に、別部材を介して間接的に設けられることを含む意である。また、本発明の実施形態において、次のように定義する。「X軸方向」とは、水平方向の1つのことであり、前後方向とも言う。「Y軸方向」とは、水平方向の1つでかつX軸方向に直交する方向のことであり、左右方向とも言う。「Z軸方向」とは、垂直方向(鉛直方向)のことであり、上下方向とも言う。「A軸」とは、Z軸方向に平行な回転軸のことである。「B軸」とは、Z軸方向に直交する回転軸のことである。「及び/又は」とは、2つのうちのいずれか一方と両方を含む意である。また、図面中、「FF」は前方向、「FR」は後方向、「L」は左方向、「R」は右方向、「U」は上方向、「D」は下方向をそれぞれ指している。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工機10は、板状のワーク(板金)Wに対してレーザ加工(切断加工)を行う加工機である。レーザ加工機10は、ワークWを支持する加工テーブル12を備えており、加工テーブル12は、レーザ加工機10のベッド(図示省略)に設けられている。加工テーブル12は、X軸方向に間隔を置いて配置された複数(1つのみ図示)の支持板14を有している。各支持板14は、Y軸方向に延びており、各支持板14の上部には、ワークWを点接触で支持するための複数の山型の突起14aがY軸方向に沿って形成されている。
ベッドには、X軸キャリッジとしての可動フレーム16(一部分のみ図示)がX軸方向へ移動可能に設けられている。ベッドには、可動フレーム16をX軸方向へ移動させるX軸移動アクチュエータとしてのX軸モータ18が設けられている。X軸モータ18は、可動フレーム16のX軸方向の移動量を検出するエンコーダ18aを有している。また、可動フレーム16には、Y軸キャリッジ20がY軸方向へ移動可能に設けられている。可動フレーム16には、Y軸キャリッジ20をY軸方向へ移動させるY軸移動アクチュエータとしてのY軸モータ22が設けられている。Y軸モータ22は、Y軸キャリッジ20のY軸方向の移動量を検出するエンコーダ22aを有している。
Y軸キャリッジ20には、Z軸キャリッジ24がZ軸方向へ移動可能に設けられている。Y軸キャリッジ20の適宜位置には、Z軸キャリッジ24をZ軸方向へ移動させるZ軸移動アクチュエータとしてのZ軸モータ26が設けられている。Z軸モータ26は、Z軸キャリッジ24のZ軸方向の移動量(位置)を検出するエンコーダ26aを有している。また、Z軸キャリッジ24には、筒状の回転体28がA軸回りに回転可能に設けられている。Z軸キャリッジ24の適宜位置には、回転体28をA軸回りに回転させるA軸回転手段としてのA軸モータ30が設けられている。A軸モータ30は、回転体28のA軸回りの回転位置(回転角)を検出するエンコーダ30aを有している。
回転体28には、加工テーブル12に支持されたワークWに向かってレーザ光LBを照射するレーザ加工ヘッド32がB軸回りに回転可能に設けられている。レーザ加工ヘッド32は、その先端側に、レーザ光LBを照射するためのノズル34を有しており、ノズル34は、その軸心方向へ移動可能に構成されている。Z軸キャリッジ24の適宜位置には、レーザ加工ヘッド32をB軸回りに回転させるB軸回転手段としてのB軸モータ36が設けられている。B軸モータ36は、レーザ加工ヘッド32のB軸回りの回転位置(回転角)を検出するエンコーダ36aを有している。
ここで、レーザ加工ヘッド32は、X軸モータ18の駆動により可動フレーム16と一体的にX軸方向へ移動する。レーザ加工ヘッド32は、Y軸モータ22の駆動によりY軸キャリッジ20と一体的にY軸方向へ移動する。レーザ加工ヘッド32は、Z軸モータ26の駆動によりZ軸キャリッジ24と一体的にZ軸方向へ移動する。レーザ加工ヘッド32は、A軸モータ30の駆動により回転体28と一体的にA軸回りに回転する。また、エンコーダ18a及びエンコーダ22aは、レーザ加工ヘッド32の水平方向(X軸方向、Y軸方向、又はX軸方向とY軸方向の合成方向)の移動量を検出する移動量センサに相当する。B軸モータ36は、レーザ加工ヘッド32から照射されるレーザ光LBの照射方向を調整(変更)する照射方向調整部(照射方向変更部)に相当する。エンコーダ36aは、前記レーザ光LBの光軸のZ軸方向に対する角度を検出する角度センサに相当する。
Z軸キャリッジ24の適宜位置には、ノズル34をワークW表面に対して接近離反する方向(レーザ光の光軸方向)へレーザ加工ヘッド32に対して移動させるノズル移動アクチュエータとしてのノズルモータ38が設けられている。ノズルモータ38は、ノズル34のワークW表面に対して接近離反する方向の位置を検出する位置センサとしてのエンコーダ38aを有している。なお、ノズルモータ38を省略し、X軸モータ18、Y軸モータ22、及びZ軸モータ26の制御によってレーザ加工ヘッド32全体をワークW表面に対して接近離反する方向へ移動させてもよい。
図1及び図2に示すように、レーザ加工ヘッド32の適宜位置には、ノズル34とワークWとのギャップ(ノズル34先端とワークW表面との距離)を検出する静電容量式のギャップセンサ40が設けられている。なお、静電容量式のギャップセンサ40に代えて、渦電流式のギャップセンサ(図示省略)等の他のギャップセンサを用いてもよい。
図1に示すように、回転体28及びレーザ加工ヘッド32は、レーザ光LBを発振するレーザ発振器(図示省略)に光ファイバ42を介して光学的に接続されている。また、回転体28内には、光ファイバ42の射出端から射出されたレーザ光LBをコリメートするコリメートレンズ44が設けられている。回転体28内におけるコリメートレンズ44の射出側には、コリメートされたレーザ光LBを折曲げて射出する第1ベンドミラー46が設けられている。更に、レーザ加工ヘッド32内には、第1ベンドミラー46から射出されたレーザ光LBを折曲げて射出する第2ベンドミラー48が設けられている。レーザ加工ヘッド32内における第2ベンドミラー48の射出側には、ワークWに向かってレーザ光LBを集束する集束レンズ50が設けられている。
図3に示すように、レーザ加工機10は、加工プログラム等に基づいて、X軸モータ18、Y軸モータ22、Z軸モータ26、A軸モータ30、B軸モータ、及びノズルモータ38等を制御する制御装置52を備えている。制御装置52は、1つ又は複数のコンピュータによって構成されており、制御装置52には、複数のエンコーダ18a,22a,26a,30a,36a,38a及びギャップセンサ40が接続されている。制御装置52は、加工プログラム等を記憶するメモリ(図示省略)と、加工プログラムを実行するCPU(図示省略)とを有している。
制御装置52のCPUは、加工プログラムを実行することによって、ギャップ制御部54としての機能、反り判定部56としての機能、反り角度取得部58としての機能、及び照射方向制御部60としての機能を有している。そして、ギャップ制御部54、反り判定部56、反り角度取得部58、及び照射方向制御部60の内容は、次の通りである。
図2及び図3に示すように、ギャップ制御部54は、ギャップセンサ40からの検出結果を監視しながら、レーザ加工中にノズル34とワークWとのギャップを一定に保つようにノズルモータ38を制御する。
反り判定部56は、位置センサとしてのエンコーダ38aからの検出結果に基づいて、ワークWの反りの有無を判定する。具体的には、ワークWに反りが発生すると、ノズル34がワークWとのギャップを一定に保つように上昇し、エンコーダ38aが上昇したノズル34のワークW表面に対して接近離反する方向の位置を検出する。そして、反り判定部56は、レーザ加工ヘッド32の水平方向の所定距離の移動量に対する、ノズル34のワークW表面に対して接近離反する方向の位置の変化量(ノズル位置の変化量)が、ワークWの反りの有無を判定するための判定閾値を越えたか否かを判定する。反り判定部56は、ノズル位置の変化量が判定閾値を越えていない場合には、ワークWの反り無しと判定する。反り判定部56は、ノズル位置の変化量が判定閾値を越えている場合には、ワークWの反り有りと判定する。
反り角度取得部58は、ワークWの反り有りと判定された場合に、移動量センサとしてのエンコーダ18a,22aからの検出結果及び位置センサとしてのエンコーダ38aからの検出結果に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する。具体的には、反り角度取得部58は、下記の関係式(1)に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する。
θ=tan-1(ΔH/ΔL) …関係式(1)
ここで、関係式(1)中のΔHは、設定した微小時間における、ノズルモータ38によるノズル34のワークW表面に対して接近離反する方向の位置の変化量の絶対値である。関係式(1)中のΔLは、設定した微小時間における、X軸モータ18及びY軸モータ22によるレーザ加工ヘッド32の水平方向の移動量(X軸成分とY軸成分の和)の変化量の絶対値である。
照射方向制御部60は、取得されたワークWの反り角度θと同じ角度だけ、レーザ加工ヘッド32から照射されるレーザ光LBの照射方向を基準の照射方向であるZ軸方向に対して傾斜させるように、エンコーダ36aからの検出結果を監視しながらB軸モータ36を制御する(図2の二点鎖線部分と実線部分参照)。ここで、レーザ加工ヘッド32の水平方向の移動によってノズル34の高さ(前記接近離反する方向の位置)が高くなる場合には、レーザ光LBの照射方向をレーザ加工ヘッド32の移動方向に向かってワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるようにB軸モータ36を制御する。レーザ加工ヘッド32の水平方向の移動によってノズル34の高さが低くなる場合には、レーザ光LBの照射方向をレーザ加工ヘッド32の移動方向の反対側に向かってワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるようにB軸モータ36を制御する。また、照射方向制御部60は、B軸をレーザ加工ヘッド32の移動方向に直交させるように、エンコーダ30aからの検出結果を監視しながらA軸モータ30を制御する。
反り角度取得部58は、前述のようにB軸モータ36が制御された後、下記の関係式(2)に基づいてワークWの反り角度θを演算によって取得する。
θ≒sin-1(ΔH/ΔL) …関係式(2)
ここで、関係式(2)中のΔHは、関係式(1)中のΔHと同じである。関係式(2)中のΔLは、関係式(1)中のΔLと同じである。なお、反り角度取得部58は、前述のようにB軸モータ36が制御された後においても、関係式(1)に基づいてワークWの反り角度θを演算によって取得してもよい。
照射方向制御部60は、前述のようにB軸モータ36を制御した後、ノズル位置の変化量が判定閾値を下回った場合には、レーザ光LBの照射方向をZ軸方向に対して傾斜しないようにB軸モータ36を制御する。
続いて、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工方法を含めて、本発明の第1実施形態の作用効果について説明する。本発明の第1実施形態に係るレーザ加工方法は、ワークWに対してレーザ加工(切断加工)を行うための方法であり、照射ステップと、反り判定ステップと、反り角度取得ステップと、照射方向調整ステップ(照射方向変更ステップ)とを備えている。
制御装置52がX軸モータ18及び/又はY軸モータ22を制御してレーザ加工ヘッド32を水平方向(X軸方向、Y軸方向、又はX軸方向とY軸方向の合成方向)へ移動させながら、レーザ加工ヘッド32からワークWに向かってレーザ光LBを照射する(照射ステップ)。また、ギャップ制御部54は、ギャップセンサ40からの検出結果を監視しながら、ノズル34とワークWとのギャップを一定に保つようにノズルモータ38を制御する。更に、照射方向制御部60は、B軸をレーザ加工ヘッド32の移動方向に直交させるようにA軸モータ30を制御する。これにより、ワークWの実際の厚みに応じた加工条件の下で、ワークWに対してレーザ加工を行うことができる。
レーザ加工中に、反り判定部56は、位置センサとしてのエンコーダ38aからの検出結果に基づいて、ワークWの反りの有無を判定する(反り判定ステップ)。そして、反り角度取得部58は、ワークWの反り有りと判定された場合に、移動量センサとしてのエンコーダ18a,22aからの検出結果及び位置センサとしてのエンコーダ38aからの検出結果に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する(反り角度取得ステップ)。更に、照射方向制御部60は、レーザ光LBの照射方向をワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるようにB軸モータ36を制御する(照射方向調整ステップ)。これにより、ワークに反りが有った場合においても、レーザ光LBをワークW表面に対して垂直に照射することができる。換言すれば、レーザ加工中に、レーザ光のワークW表面に対する照射角度を一定(本発明の第1実施形態においては、90度)に保つことができる。
なお、反り判定部56を省略して、反り角度取得部58がエンコーダ18a,22a,38aからの検出結果に基づいてワークWの反り角度θを常時演算によって取得してもよい。
従って、本発明の第1実施形態によれば、ワークWに反りが有っても、局所的な切断不良(加工不良)の発生を抑えて、レーザ加工の加工品質の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
図4に示すように、本発明の第2実施形態に係るレーザ加工機62は、板状のワークWに対してレーザ加工を行う加工機であり、本発明の第1実施形態に係るレーザ加工機10(図1参照)と同様の構成を有している。そして、レーザ加工機62の構成のうち、レーザ加工機10と異なる構成について簡単に説明する。なお、レーザ加工機62における複数の構成要素のうち、レーザ加工機10における構成要素と対応するものについては、図面中に同一符号を付してある。
Y軸キャリッジ20には、加工テーブル12に支持されたワークWに向かってレーザ光LBを照射するレーザ加工ヘッド64がZ軸方向へ移動可能に設けられている。レーザ加工ヘッド64は、その先端側に、レーザ光LBを照射するためのノズル66を有しており、ノズル66の軸心方向は、Z軸方向になっている。また、Y軸キャリッジ20の適宜位置には、レーザ加工ヘッド64をZ軸方向へ移動させるZ軸移動アクチュエータとしてのZ軸モータ68が設けられている。Z軸モータ68は、レーザ加工ヘッド64のZ軸方向の位置(移動量)を検出するエンコーダ68aを有している。
ここで、レーザ加工ヘッド64は、X軸モータ18の駆動により可動フレーム16と一体的にX軸方向へ移動する。レーザ加工ヘッド64は、Y軸モータ22の駆動によりY軸キャリッジ20と一体的にY軸方向へ移動する。また、Z軸モータ68は、ノズル66をワークW表面に対して接近離反する方向であるZ軸方向へ移動させるノズル移動アクチュエータに相当する。エンコーダ18a及びエンコーダ22aは、レーザ加工ヘッド64の水平方向(X軸方向、Y軸方向、X軸方向とY軸方向の合成方向)の移動量を検出する移動量センサに相当する。エンコーダ68aは、ノズル66のZ軸方向の位置を検出する位置センサに相当する。
図4及び図5に示すように、レーザ加工ヘッド64の適宜位置には、ノズル66とワークWとのギャップを検出する静電容量式のギャップセンサ70が設けられている。なお、静電容量式のギャップセンサ70に代えて、渦電流式のギャップセンサ(図示省略)等の他のギャップセンサを用いてもよい。
図4に示すように、レーザ加工ヘッド64は、レーザ光LBを発振するレーザ発振器(図示省略)に光ファイバ72を介して光学的に接続されている。レーザ加工ヘッド64内には、光ファイバ72の射出端から射出されたレーザ光LBをコリメートするコリメートレンズ74が設けられている。また、レーザ加工ヘッド64内におけるコリメートレンズ74の射出側には、コリメートされたレーザ光LBを2次元走査するガルバノスキャナ76が設けられている。ガルバノスキャナ76は、コリメートレンズ74の射出側に垂直方向に交差する軸心回りに回転可能に設けられた第1ガルバノミラー78と、第1ガルバノミラー78を回転させる第1回転駆動手段としての第1ガルバノモータ80とを備えている。第1ガルバノモータ80は、第1ガルバノミラー78の回転角を検出する第1回転角センサとしてのエンコーダ80aを有している。ガルバノスキャナ76は、第1ガルバノミラー78の射出側に水平な軸心回りに回転可能に設けられた第2ガルバノミラー82と、第2ガルバノミラー82を回転させる第2回転駆動手段としての第2ガルバノモータ84とを備えている。第2ガルバノモータ84は、第2ガルバノミラー82の回転角を検出する第2回転角センサとしてのエンコーダ84aを有している。
ここで、第1ガルバノミラー78の回転角及び第2ガルバノミラー82の回転角を可変(調整)することにより、レーザ加工ヘッド64から照射されるレーザ光LBの照射方向を調整(変更)することができる。換言すれば、ガルバノスキャナ76は、レーザ光LBの照射方向を調整(変更)する照射方向調整部(照射方向変更部)に相当する。
レーザ加工ヘッド64内における第2ガルバノミラー82の射出側には、2次元走査されたレーザ光LBを折曲げて射出するベンドミラー86が設けられている。レーザ加工ヘッド64内におけるベンドミラー86の射出側には、ワークWに向かってレーザ光LBを集束する集束レンズ(Fθレンズ)88が設けられている。
図6に示すように、レーザ加工機62は、加工プログラム等に基づいて、X軸モータ18、Y軸モータ22、Z軸モータ26、第1ガルバノモータ80、及び第2ガルバノモータ84等を制御する制御装置90を備えている。制御装置90は、1つ又は複数のコンピュータによって構成されており、制御装置90には、複数のエンコーダ18a,22a,26a,76a,80a及びギャップセンサ70が接続されている。制御装置90は、加工プログラム等を記憶するメモリ(図示省略)と、加工プログラムを実行するCPU(図示省略)とを有している。
制御装置90のCPUは、加工プログラムを実行することによって、ギャップ制御部92としての機能、反り判定部94としての機能、反り角度取得部96としての機能、及び照射方向制御部98としての機能を有している。そして、ギャップ制御部92、反り判定部94、反り角度取得部96、及び照射方向制御部98の内容は、次の通りである。
図5及び図6に示すように、ギャップ制御部92は、ギャップセンサ70からの検出結果を監視しながら、レーザ加工中にノズル66とワークWとのギャップを一定に保つようにZ軸モータ26を制御する。
反り判定部94は、位置センサとしてのエンコーダ68aからの検出結果に基づいて、ワークWの反りの有無を判定する。具体的には、ワークWに反りが発生すると、ノズル66がワークWとのギャップを一定に保つように上昇し、エンコーダ68aが上昇したノズル66のZ軸方向の位置を検出する。反り判定部94は、レーザ加工ヘッド64の水平方向の所定距離の移動量に対する、ノズル66のワークW表面に対して接近離反する方向の位置の変化量(ノズル位置の変化量)が、ワークWの反りの有無を判定するための判定閾値を越えたか否かを判定する。反り判定部94は、ノズル位置の変化量が判定閾値を越えていない場合には、ワークWの反り無しと判定する。反り判定部94は、ノズル位置の変化量が判定閾値を越えている場合には、ワークWの反り有りと判定する。
反り角度取得部96は、ワークWの反り有りと判定された場合に、移動量センサとしてのエンコーダ18a,22aからの検出結果及び位置センサとしてのエンコーダ68aからの検出結果に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する。具体的には、反り角度取得部96は、下記の関係式(3)に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する。
θ=tan-1(ΔH/ΔL) …関係式(3)
ここで、関係式(3)中のΔHは、設定した微小時間における、Z軸モータ68によるノズル66のZ軸方向の位置の変化量の絶対値である。関係式(3)中のΔLは、設定した微小時間における、X軸モータ18及びY軸モータ22によるレーザ加工ヘッド64の水平方向の移動量の変化量の絶対値である。
照射方向制御部98は、取得されたワークWの反り角度θと同じ角度だけ、レーザ加工ヘッド64から照射されるレーザ光LBの照射方向を基準の照射方向であるZ軸方向に対して傾斜させるように、エンコーダ80a,80aからの検出結果を監視しながら第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御する(図5の二点鎖線部分と実線部分参照)。ここで、レーザ加工ヘッド64の水平方向の移動によってノズル66の高さ(Z軸方向の位置)が高くなる場合には、レーザ光LBの照射方向をレーザ加工ヘッド64の移動方向に向かってワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるように第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御する。レーザ加工ヘッド64の水平方向の移動によってノズル66の高さが低くなる場合には、レーザ光LBの照射方向をレーザ加工ヘッド64の移動方向の反対側に向かってワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるように第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御する。
照射方向制御部98は、前述のように第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御した後、ノズル位置の変化量が判定閾値を下回った場合には、レーザ光LBの照射方向をZ軸方向に対して傾斜しないように第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御する。
続いて、本発明の第2実施形態に係るレーザ加工方法を含めて、本発明の第2実施形態の作用効果について説明する。本発明の第2実施形態に係るレーザ加工方法は、ワークWに対してレーザ加工を行うための方法であり、照射ステップと、反り判定ステップと、反り角取得ステップと、照射方向調整ステップ(照射方向変更ステップ)とを備えている。
制御装置90がX軸モータ18及び/又はY軸モータ22を制御してレーザ加工ヘッド64を水平方向(X軸方向、Y軸方向、又はX軸方向とY軸方向の合成方向)へ移動させながら、レーザ加工ヘッド64からワークWに向かってレーザ光LBを照射する(照射ステップ)。また、ギャップ制御部92は、ギャップセンサ70からの検出結果を監視しながら、ノズル66とワークWとのギャップを一定に保つようにZ軸モータ68を制御する。これにより、ワークWの実際の厚みに応じた加工条件の下で、ワークWに対してレーザ加工を行うことができる。
レーザ加工中に、反り判定部94は、位置センサとしてのエンコーダ68aからの検出結果に基づいて、ワークWの反りの有無を判定する(反り判定ステップ)。そして、反り角度取得部96は、ワークWの反り有りと判定された場合に、移動量センサとしてのエンコーダ18a,22aからの検出結果及び位置センサとしてのエンコーダ68aからの検出結果に基づいて、ワークWの反り角度θを演算によって取得する(反り角度取得ステップ)。更に、照射方向制御部98は、レーザ光LBの照射方向をワークWの反り角度θと同じ角度だけZ軸方向に対して傾斜させるように第1ガルバノモータ80及び第2ガルバノモータ84を制御する(照射方向調整ステップ)。これにより、ワークに反りが有った場合においても、レーザ光LBをワークW表面に対して垂直に照射することができる。換言すれば、レーザ加工中に、レーザ光のワークW表面に対する照射角度を一定(本発明の第2実施形態においては、90度)に保つことができる。
なお、反り判定部94を省略して、反り角度取得部96がエンコーダ18a,22a,68aからの検出結果に基づいてワークWの反り角度θを常時演算によって取得してもよい。
従って、本発明の第2実施形態においても、前述の本発明の第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、例えば、次のように態様で実施可能である。
レーザ加工ヘッド32(64)をX軸方向及びY軸方向へ移動可能に構成する代わりに、X軸方向又はY軸方向のうちの一方向へ移動可能に構成してもよい。この場合には、加工テーブル12をX軸方向又はY軸方向のうちの他方向へ移動可能に構成する。また、レーザ加工ヘッド32(64)をX軸方向又はY軸方向へ移動不能に構成してもよい。この場合には、加工テーブル12をX軸方向及びY軸方向へ移動可能に構成する。つまり、レーザ加工ヘッド32(64)を加工テーブル12に対して相対的にX軸方向及びY軸方向へ移動可能であればよい。
そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものである。
10 レーザ加工機
12 加工テーブル
14 支持板
14a 突起
16 可動フレーム(X軸キャリッジ)
18 X軸モータ
18a エンコーダ(移動量センサ)
20 Y軸キャリッジ
22 Y軸モータ
22a エンコーダ(移動量センサ)
24 Z軸キャリッジ
26 Z軸モータ
26a エンコーダ
28 回転体
30 A軸モータ
30a エンコーダ
32 レーザ加工ヘッド
34 ノズル
36 B軸モータ(照射方向調整部)
36a エンコーダ
38 ノズルモータ(ノズル移動アクチュエータ)
38a エンコーダ(位置センサ)
40 ギャップセンサ
42 光ファイバ
44 コリメートレンズ
46 第1ベンドミラー
48 第2ベンドミラー
50 集束レンズ
52 制御装置
54 ギャップ制御部
56 反り判定部
58 反り角度取得部
60 照射方向制御部
62 レーザ加工機
64 レーザ加工ヘッド
66 ノズル
68 Z軸モータ(ノズル移動アクチュエータ)
68a エンコーダ(位置センサ)
70 ギャップセンサ
72 光ファイバ
74 コリメートレンズ
76 ガルバノスキャナ
78 第1ガルバノミラー
80 第1ガルバノモータ(照射方向調整部)
80a エンコーダ
82 第2ガルバノミラー
84 第2ガルバノモータ(照射方向調整部)
84a エンコーダ
86 ベンドミラー
88 集束レンズ
90 制御装置
92 ギャップ制御部
94 反り判定部
96 反り角度取得部
98 照射方向制御部
W ワーク(板金)
θ 反り角度

Claims (5)

  1. 加工テーブルに対して相対的に移動可能であって、先端側にノズルを有し、前記加工テーブルに支持された板状のワークに向かってレーザ光を照射するレーザ加工ヘッドと、
    前記レーザ加工ヘッドから照射されるレーザ光の照射方向を調整する照射方向調整部と、
    前記レーザ加工ヘッドの前記加工テーブルに対する相対的な移動量を検出する移動量センサと、
    前記ノズルのワーク表面に対して接近離反する方向の位置を検出する位置センサと、
    前記移動量センサからの検出結果及び前記位置センサからの検出結果に基づいて、レーザ光のワーク表面に対する照射角度が一定になるように前記照射方向調整部を制御する照射方向制御部と、を備えたことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 前記移動量センサからの検出結果及び前記位置センサからの検出結果に基づいて、ワークの反り角度を取得する反り角度取得部を備え、
    前記照射方向制御部は、取得されたワークの反り角度と同じ角度だけ、レーザ光の照射方向を基準の照射方向に対して傾斜させることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記ノズルをワーク表面に対して接近離反する方向へ移動させるノズル移動アクチュエータと、
    前記ノズルとワークとのギャップを一定に保つように前記ノズル移動アクチュエータを制御するギャップ制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ加工機。
  4. 前記位置センサからの検出結果に基づいて、ワークの反りの有無を判定する反り判定部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のレーザ加工機。
  5. レーザ加工ヘッドのノズルと加工テーブルに支持された板状のワークとのギャップを一定に保った状態で、前記レーザ加工ヘッドを前記加工テーブルに対して相対的に移動させながら、前記レーザ加工ヘッドからワークに向かってレーザ光を照射し、
    前記レーザ加工ヘッドの前記加工テーブルに対する相対的な移動量、及び前記ノズルのワーク表面に対して接近離反する方向の位置に基づいて、レーザ光のワーク表面に対する照射角度が一定になるように、前記レーザ加工ヘッドから照射されるレーザ光の照射方向を調整することを特徴とするレーザ加工方法。
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