JP2020195727A - X線透視撮像装置 - Google Patents

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佳祐 嶋津
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Abstract

【課題】ハンドルの位置によらずに、撮像部の移動の操作を行いながら、ボタンの操作を容易に行うことができるX線透視撮像装置を提供する。【解決手段】このX線透視撮像装置100は、X線源11とX線検出器12とを含む撮像部1と、操作者201が把持するハンドル3と、X線透視の指示を行うため透視ボタン31と、X線撮像の指示を行うための撮像ボタン32と、を備え、透視ボタン31および撮像ボタン32の少なくとも一方は、ハンドル3を操作者201が把持した状態で、指示のための操作を行うことが可能であり、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方端部側において、複数設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、X線透視撮像装置に関する。
従来、X線透視撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、被検者にX線を照射するX線管と、被検者を透過したX線を撮像するX線撮像系と、被検者が載置される天板と、X線撮像系を操作するための検査者が把持する操作ハンドルと、撮影を行うための撮影スイッチと、を備えたX線透視撮像装置が開示されている。この特許文献1に記載のX線透視撮像装置では、検査者が操作ハンドルを把持し、X線撮像系を動かしながら、関心部位において撮影スイッチを押すことにより撮影が行われる。また、操作ハンドルは、X線撮像系を垂直方向または水平方向に移動可能であるとともに、操作ハンドルの近傍には操作スイッチが設けられている。
特開2000−166905号公報
上記特許文献1に記載のX線透視撮像装置では、検査者(操作者)が操作ハンドルを把持し、X線撮像系を動かしながら、関心部位において撮影スイッチ(ボタン)を押すことにより撮影が行われる。また、操作ハンドルは、X線撮像系(撮像部)を垂直方向または水平方向に移動可能であるとともに、操作ハンドルの近傍には撮影スイッチ(ボタン)が設けられている。上記特許文献1のようなX線透視撮像装置では、ハンドルの高さ位置によって、操作者がハンドルを把持する際の把持位置が異なる。その結果、ハンドルを把持した際の操作者のハンドルに対する指先の位置は、ハンドルの高さ位置により変化する。このため、把持位置によっては、指先の位置とボタンとの距離が離れてしまう。その結果、ハンドルの位置によっては、操作者がハンドルを握って撮像部の移動の操作を行いながら、ボタンの操作を行うことが困難な場合がある。そのため、ハンドルの位置によらずに、撮像部の移動の操作を行いながら、ボタンの操作を容易に行うことが可能なX線透視撮像装置の提供が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ハンドルの位置によらずに、撮像部の移動の操作を行いながら、ボタンの操作を容易に行うことが可能なX線透視撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるX線透視撮像装置は、被検体が載置される天板と、被検体に対してX線を照射するX線源と、X線源から照射され、被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを含む撮像部と、撮像部によって取得された検出信号に基づいて、X線透視画像およびX線撮像画像を生成する画像処理部と、天板に対して撮像部を少なくとも水平方向または垂直方向に相対移動させる際に操作者が把持するハンドルと、X線透視の指示を行うための透視ボタンと、X線透視の際よりも照射するX線の線量の多いX線撮像の指示を行うための撮像ボタンと、を備え、透視ボタンおよび撮像ボタンの少なくとも一方は、ハンドルを操作者が把持した状態で、指示のための操作を行うことが可能であり、ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、複数設けられるとともに、ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている。
本発明によれば、透視ボタンおよび撮像ボタンの少なくとも一方は、ハンドルを操作者が把持した状態で、指示のための操作を行うことが可能であり、ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、複数設けられるとともに、ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている。これにより、複数の把持位置において、それぞれ操作しやすい位置にボタンを設けることができる。その結果、ハンドルの位置によらずに、撮像部の移動の操作を行いながら、ボタンの操作を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態によるX線透視撮像装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態によるX線透視撮像装置の全体構成を示した模式図である。 本発明の一実施形態によるX線透視撮像装置の水平状態および立位状態でのハンドル位置と操作者の把持の仕方の例を示した模式図である。 本発明の一実施形態による操作パネル部およびハンドルを示した模式図である。 本発明の一実施形態によるハンドルの内側の構成を示した模式図である。 本発明の一実施形態によるハンドルの外側の構成を示した模式図である。 本発明の一実施形態によるハンドルの把持の仕方の一例を示した模式図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(X線透視撮像装置の構成)
図1に示すように、本実施形態のX線透視撮像装置100は、撮像部1と、画像処理部2と、ハンドル3と、制御部4と、記憶部5と、表示部6と、操作パネル部7と、天板8と、を備えている。また、図1に示す例では、撮像部1は、撮像部移動機構14と接続されており、天板8は、天板移動機構81と接続されている。
天板8には、被検体200が載置される。天板8は、平面視において、長方形の平板状に形成されている。被検体200は、被検体200の長手方向が長方形の長辺に沿う方向、かつ、被検体200の左右方向が長方形の短辺に沿う方向となるように、天板8上に載置される。なお、本明細書において、鉛直方向をZ方向とし、上方向をZ1方向、下方向をZ2方向とする。また、水平方向で互いに直交する2方向をX方向およびY方向とする。X方向のうち、一方側をX1方向とし、他方側をX2方向とする。また、Y方向のうち、一方側をY1方向とし、他方側をY2方向とする。図1に示す例では、被検体200の頭部がX1方向に向くように被検体200が載置されている。また、被検体200の長手方向とは、被検体200の頭部と足部とを結ぶ直線に沿う方向である。すなわち、天板8を水平状態にした場合にX方向が天板8の長手方向である。また、天板8を水平状態にした場合にY方向が天板8の短手方向である。
撮像部1は、X線源11と、X線検出器12と、コリメータ13と、ハンドル3と、操作パネル部7とを含む。また、撮像部1は、X線源11から被検体200に照射されたX線をX線検出器12によって検出することにより、X線撮像およびX線透視を行うように構成されている。X線源11は、図示しないX線管駆動部によって電圧が印加されることにより、被検体200に対してX線を照射するように構成されている。X線源11とX線検出器12とは、天板8を挟んで互いに対向する位置に設けられている。
コリメータ13は、X線源11とX線検出器12との間に配置されている。コリメータ13は、X線を遮蔽可能に構成されている。コリメータ13は、X線源11から照射されたX線の一部を遮蔽することにより、X線の照射範囲を調整することが可能に構成されている。コリメータ13は、たとえば、鉛、金、タングステンなどの重金属を含む。
X線検出器12は、X線源11から照射され、被検体200を透過したX線を検出するように構成されている。X線検出器12は、たとえば、FPD(Flat Panel Detector:フラットパネルディテクタ)または、II(Image Intensifier:イメージインテンシファイア)を含む。X線検出器12は、複数の変換素子(図示せず)と複数の変換素子上に配置された画素電極(図示せず)とにより構成されている。複数の変換素子および画素電極は、所定の周期(画素ピッチ)で、検出面上においてアレイ状に配列されている。また、X線検出器12は、取得した画像信号を、画像処理部2に出力するように構成されている。
画像処理部2は、撮像部1によって取得された画像情報に基づいて、X線透視画像を生成するように構成されている。具体的には、画像処理部2は、動画像としてX線透視画像を生成するように構成されている。画像処理部2において生成されたX線透視画像は、表示部6に表示される。したがって、操作者201は、画像処理部2によって生成されたX線透視画像を確認しながら、リアルタイムで撮像位置の変更、および/または、X線の照射範囲の変更を行うことができる。画像処理部2は、たとえば、GPU(Graphics Processing Unit)または画像処理用に構成されたFPGA(Field−Programmable Gate Array)などのプロセッサを含む。
ハンドル3は、操作者201(図2および図3参照)が撮像部1を移動させる際に把持される。すなわち、操作者201は、ハンドル3を把持した状態において、撮像部1を移動させたい方向に力を加えることにより、撮像部1を天板8に対して、水平方向または垂直方向に相対移動させる。ハンドル3は、操作パネル部7と略平行な方向(X方向)に沿って延びるとともに、操作パネル部7に取り付けられている。ハンドル3は、たとえば、樹脂などにより構成されている。ハンドル3には、後述するように透視ボタン31、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33が設けられている。操作者201は、撮像部1を天板8に対して、水平方向または垂直方向に相対移動させながら、これらのボタンを操作する。また、これらのボタン(透視ボタン31、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33)は、操作者201がハンドル3を把持した状態において、指で操作することが可能である。なお、本明細書中に記載の指とは、親指、人差し指、中指、薬指および小指を含む。
制御部4は、撮像部移動機構14を制御して、操作者201が撮像部1を移動させる際のパワーアシストを行うように構成されている。また、制御部4は、天板移動機構81を制御して、天板8と撮像部1とを相対移動させるように構成されている。また、制御部4は、コリメータ13を制御して、X線の照射範囲を調整するように構成されている。制御部4は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されたコンピュータである。また、制御部4は、後述するハンドル3や操作パネル部7からの操作を受け付け、各種制御を行うように構成されている。
記憶部5は、たとえば、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発メモリを含む。記憶部5は、撮像部1により取得された画像情報、画像処理部2により生成されたX線撮像画像およびX線透視画像などを記憶できるように構成されている。また、X線透視の際のX線透視画像は、動画像として記憶部5に保存される。
表示部6は、たとえば、液晶ディスプレイとして構成されている。表示部6は、撮像部1により取得された画像情報に基づいて画像処理部2により生成されたX線透視画像を表示するように構成されている。
操作パネル部7は、撮像部1に一体的に設けられている。また、操作パネル部7は、撮像部1を操作する操作入力を受け付ける。
撮像部移動機構14は、撮像部1を移動可能に保持している。撮像部移動機構14は、制御部4の制御の下、操作者201がハンドル3に加えた力の方向に、撮像部1を移動させるように構成されている。撮像部移動機構14は、たとえば、操作者201によって撮像部1を移動させる際には、パワーアシスト機構として機能する。また、撮像部1を、操作パネル部7、または、X線透視撮像装置100とは異なる位置に設けられたコンソール(図示せず)によって操作(遠隔操作)する場合には、操作パネル部7からの入力信号、または、コンソールの制御部(図示せず)の制御に基づいて撮像部1を移動させる移動機構として機能する。撮像部移動機構14は、X方向、Y方向、およびZ方向の各方向に移動可能な直動機構を含み、撮像部1を各方向に移動可能に構成されている。また、撮像部移動機構14は、X線源11をX方向およびY方向に移動可能な直動機構を含み、X線源11をX方向およびY方向に移動可能に構成されている。撮像部移動機構14が含む各方向の直動機構は、たとえば、駆動モータ(図示せず)、一対のローラ(図示せず)およびタイミングベルト(図示せず)を含むベルト―プーリ機構である。
天板移動機構81は、制御部4の制御の下、撮像部1に対する天板8の相対位置を変更するように移動するように構成されている。具体的には、天板移動機構81は、天板8を、X方向およびY方向に移動させて、天板8と撮像部1との相対位置を変えることが可能に構成されている。天板移動機構81は、X方向およびY方向に移動可能な直動機構を含む。天板移動機構81が含む各方向の直動機構は、たとえば、駆動モータ(図示せず)、一対のローラ(図示せず)およびタイミングベルト(図示せず)を含むベルト―プーリ機構である。
(X線撮像時の撮像部の調整)
X線透視撮像装置100は、X線透視とX線撮像との2種類の方法で、X線透視画像とX線撮像画像を取得可能に構成されている。なお、X線透視では、X線撮像よりも少ない放射線量が被検体200に照射されることによって、被検体200の被ばく量を低減可能である一方、低画質の画像(X線透視画像)が取得される。一方、X線撮像では、ある程度高画質の画像(X線撮像画像)が取得される。図2に示すように、X線撮像およびX線透視をする際に操作者201は、被検体200が天板8に載置された状態において、撮像部1の移動およびX線の照射範囲を調整する。具体的には、操作者201は、ハンドル3を把持した状態において、撮像部1を移動させながら、被検体200のX線透視を行う。また、操作者201は、撮像部1の移動に伴って、関心領域に適した範囲となるように、X線の照射範囲の調整を行う。撮像部1の移動およびX線の照射範囲の調整は、操作者201が表示部6に表示されるX線透視画像を見ながら行う。操作者201は、撮像部1を移動させながら、操作パネル部7やハンドル3に設けられたボタンを操作することで、X線の照射範囲の調整およびX線撮像を繰り返し行い、所定の関心領域を撮像する。なお、撮像されたX線撮像画像は記憶部5に保存される。また、X線透視の際のX線透視画像は、動画像として記憶部5に保存されている。
また、本実施形態のX線透視撮像装置100は、図3に示すように天板8(装置の姿勢)が水平状態および立位状態でX線透視およびX線撮像を行うことができ、X線透視撮像装置100の姿勢(水平状態および立位状態)や操作者201の位置や把持する手によって、ハンドル3の把持位置は状況に応じて変化する。
(操作パネル部)
次に、図4を参照して、操作パネル部7について説明する。なお、図4で示した方向(X方向、Y方向およびZ方向)は、X線透視撮像装置100の姿勢が水平状態の場合の方向である。操作パネル部7は、筐体70と、操作面板71とを含む。操作面板71は、筐体70を介して撮像部1に保持されている。
筐体70および操作面板71は、切り欠き部73を有しており、切り欠き部73の開口端部において、ハンドル3が筐体70に接続されている。ハンドル3は、撮像部1に対向するように設けられている。図4に示す例では、筐体70および操作面板71の切り欠き部73は、ハンドル3が延びる方向(X方向)において略中央の位置に切り欠き部73を有している。
操作面板71には、撮像部1を操作する操作入力を受け付ける複数の操作入力部72が設けられている。複数の操作入力部72は、X線撮像およびX線透視をする際に操作者201が入力操作を行うために用いられる。複数の操作入力部72は、たとえば、天板8の移動、X線の照射範囲の調整などに用いられる。さらに、本実施形態では、複数の操作入力部72は、画像再生および停止ボタン721、画像戻しボタン722、画像送りボタン723、透視画像保存ボタン724を含む。
画像再生および停止ボタン721は、記憶部5(図1参照)に保存されているX線透視の動画像を表示部6に表示し、再生するまたは再生の停止指示を行うボタンである。画像戻しボタン722は、画像が表示されている際に1つ前のフレームの表示させる指示を行うボタンである。なお、先頭のフレームが表示されていた場合には、ループして最終フレームを表示する。画像送りボタン723は、X線透視画像が表示されている際に1つ次のフレームの表示させる指示を行うボタンである。なお、最終のフレームが表示されていた場合には、ループして先頭フレームを表示する。透視画像保存ボタン724は、表示部6に表示されているフレームのX線透視画像を静止画として、記憶部5に保存する指示を行うためのボタンである。
(ハンドル)
次に、ハンドル3について、図5および図6を参照して説明する。なお、図5および図6で示した方向(X方向、Y方向およびZ方向)は、X線透視撮像装置100の姿勢が水平状態の場合の方向である。ハンドル3は、図5および図6に示すように、把持部301と、端部302と、端部302から突出する突出部303を含む。把持部301は、天板8の載置面に対して略平行(X方向)に延びており、操作者201が撮像部1を移動させる際に把持する部分である。端部302は、ハンドル3における把持部301の外側の部分である。突出部303は、ハンドル3の延びる方向と交差する側、本実施形態では、天板8の載置面側(Z2方向)に向かって端部302から突出する部分である。
第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、撮像部1に対向するハンドル3の内側の面に配置(図5参照)されており、撮像ボタン32は、ハンドル3の内側の面に対して反対側の外側の面に配置(図6参照)されている。つまり、透視ボタン31と撮像ボタン32が異なる面に配置される。
撮像部1に対向するハンドル3の内側の面(Y2方向側の面)のボタンの配置を、図5に示す。ハンドル3の内側の面には、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312を含む透視ボタン31が設けられている。透視ボタン31(第1透視ボタン311および第2透視ボタン312)は、X線透視の指示を行うためのボタンであり、操作者201が、X線透視を行う際に、ハンドル3を把持しながら操作される。また、透視ボタン31の近傍には、ボタンの機能を示すためのアイコン34を設けてもよい。
第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、複数ずつ設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方の端部302(X1方向)近傍および他方の端部302(X2方向)近傍に配置されており、ハンドル3が延びる方向(X方向)において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置されている。本実施形態では、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、それぞれ2個ずつ設けられている。
具体的には、第1透視ボタン311は、ハンドル3の一方(X1方向)の端部302に1つ、他方(X2方向)の端部302に1つ配置されている。また、一方(X1方向)の端部302に配置されている第1透視ボタン311と他方(X2方向)の端部302に配置されている第1透視ボタン311とが対称な位置となるように配置されている。なお、対称とは、X方向におけるハンドル3の中心を通るYZ平面に対称、または、Y方向から見て、Z方向に伸び、かつ、X方向におけるハンドル3の中心を通る線に対称なことである。
さらに、第2透視ボタン312は、Z2方向に突出した一方(X1方向)の突出部303に1つ、他方(X2方向)の突出部303に1つ配置されている。また、一方(X1方向)の突出部303に配置されている第2透視ボタン312と他方(X2方向)の突出部303に配置されている第2透視ボタン312とが対称な位置となるように配置されている。ななお、対称とは、X方向におけるハンドル3の中心を通るYZ平面に対称、または、Y方向から見て、Z方向に伸び、かつ、X方向におけるハンドル3の中心を通る線に対称なことである。
また、第1透視ボタン311は、ハンドル3の端部302に配置され、第2透視ボタン312は、ハンドル3のハンドル3が延びる方向と交差する方向に突出した突出部303に配置されている。つまり、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、ハンドル3が延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)に互いにずらして配置されている。
たとえば、ハンドル3を順手で把持する際に、ハンドル3が低い位置にあり、ハンドル3を深く握りこむ場合、人差し指から小指の位置は、Z2方向側に位置する。また、ハンドル3が高い位置にあり、ハンドル3を深く握りこめない場合、人差し指から小指の位置は、Z1方向側に位置する。このように、把持した際の指の位置は、ハンドル3の位置や握り方によって変化する。本実施形態では、上記のような指の位置の変化に対応するため、第1透視ボタン311がハンドル3の端部302に配置されるとともに、第1透視ボタン311よりもZ2方向側の突出部303に、第2透視ボタン312が配置されている。このように、ハンドル3の延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)において、把持部301よりZ2方向に離れた位置である突出部303に第2透視ボタン312が配置されている。
また、天板8が立位の際に、ハンドル3の位置が低い場合などでは、ハンドル3の位置が操作者201から離れた位置に位置する場合がある。そのような場合、ハンドル3が延びる方向に対して、斜め方向から把持することが想定される。ハンドル3が延びる方向に対して斜めから把持した場合、操作者201の指先は、ハンドル3が延びる方向に対して垂直な方向から把持した場合よりもハンドル3の中心寄りに位置する。本実施形態では、第2透視ボタン312は、ハンドル3が延びる方向(X方向)において、第1透視ボタン311よりもハンドル3の中心寄り(把持部寄り)に配置されている。
次に、ハンドル3の外側の面(撮像部1に対向する面と反対側のY1方向側の面)のボタンの配置を、図6に示す。ハンドル3の外側の面には、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33が設けられている。撮像ボタン32は、X線撮像の指示を行うためのボタンであり、X線撮像を行う際に、ハンドル3を把持しながら操作される。透視画像保存ボタン33は、操作パネル部7の透視画像保存ボタン724と同様に表示部6に表示されているフレームのX線透視画像を静止画として、記憶部5に保存する指示を行うためのボタンである。また、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33の近傍には、それぞれボタンの機能を示すためのアイコン35およびアイコン36を、それぞれ設けてもよい。
撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33は、複数ずつ設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方の端部302(X1方向)近傍および他方の端部302(X2方向)近傍に配置されており、ハンドル3が延びる方向において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置されている。
具体的には、撮像ボタン32は、ハンドル3の一方(X1方向)の突出部303に1つ、他方(X2方向)の突出部303に1つ配置されている。また、一方(X1方向)の突出部303に配置されている撮像ボタン32と他方(X2方向)の突出部303に配置されている撮像ボタン32とがZ軸に対して、対称な位置となるように配置されている。さらに、透視画像保存ボタン33は、ハンドル3の一方(X1方向)の端部302に1つ、他方(X2方向)の端部302に1つ配置されている。また、一方(X1方向)の端部302に配置されている透視画像保存ボタン33と他方(X2方向)の端部302に配置されている透視画像保存ボタン33がZ軸に対して、対称な位置となるように配置されている。
本実施形態によるハンドル3を把持した際の把持の仕方の一例を図7に示す。操作者201は、図7に示すように、操作パネル部7に接続されたハンドル3を把持した状態で、人差し指で透視ボタン31(第1透視ボタン311および第2透視ボタン312)を操作し、親指で撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33を操作することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、ハンドル3の一方の端部302(X1方向)側および他方の端部302(X2方向)側に、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312が、それぞれ設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)に互いにずらして配置されている。これにより、複数の把持位置において、それぞれ操作しやすい位置にボタン(第1透視ボタン311および第2透視ボタン312)を設けることができる。その結果、ハンドル3の位置によらずに、撮像部1の移動の操作を行いながら、ボタン(第1透視ボタン311および第2透視ボタン312)の操作を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、透視ボタン31は、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方の端部302(X1方向)側において、ハンドル3が延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)に互いにずらして配置されている第1透視ボタン311および第2透視ボタン312を含む。これにより、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、様々なハンドル3の握り方に対応することができるので、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312の操作性が向上する。
また、本実施形態では、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312は、複数ずつ設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方の端部302(X1方向)近傍および他方の端部302(X2方向)近傍に配置されており、撮像ボタン32は、複数設けられるとともに、ハンドル3が延びる方向の少なくとも一方の端部302(X1方向)近傍および他方の端部302(X2方向)近傍に配置されている。これにより、ハンドル3の一方の端部302(X1方向)近傍および他方の端部302(X2方向)近傍に透視ボタン31および撮像ボタン32が配置されるので、左右のどちらの手で把持しても、透視ボタン31および撮像ボタン32を容易に操作することができる。
また、本実施形態では、複数の第1透視ボタン311は、ハンドル3が延びる方向(X方向)において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置され、複数の第2透視ボタン312は、ハンドル3が延びる方向において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置され、複数の撮像ボタン32は、ハンドル3が延びる方向において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置されている。これにより、ハンドル3を左右の一方の手で把持した場合でも、他方の手で把持した場合と同様に第1透視ボタン311、第2透視ボタン312および撮像ボタン32を操作することができる。
また、本実施形態では、ハンドル3は、撮像部1に対向するように設けられており、第1透視ボタン311は、撮像部1に対向するハンドル3の内側の面に配置され、第2透視ボタン312は、撮像部1に対向するハンドル3の内側の面に配置され、撮像ボタン32は、ハンドル3の内側の面に対して反対側の外側の面に配置されている。これにより、透視ボタン31と撮像ボタン32が異なる面に配置されるので、透視ボタン31と撮像ボタン32が同一面に配置される場合に比べて、誤操作を抑制することができる。
また、本実施形態では、ハンドル3は、天板8の載置面に対して略平行方向(X方向)に延びる把持部301と、把持部301よりも外側の両端部(端部302)からハンドル3の延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)に突出する突出部303を含み、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312の一方は両端部(端部302)に配置され、他方は突出部303に配置されている。このように構成すれば、ハンドル3の延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)において、把持部301より離れた位置に透視ボタン31を配置することが可能になる。これにより、ハンドル3の複数の握り方に応じて指(たとえば人差し指)の先端位置が変化した場合にも、ハンドル3の延びる方向と交差する方向(Z方向)において、それぞれの指(たとえば人差し指)で操作しやすい位置に第1透視ボタン311および第2透視ボタン312を設けることができる(図7参照)。その結果、ハンドル3の握り方による第1透視ボタン311または第2透視ボタン312の操作性の低下をより抑制することができる。
また、本実施形態では、第2透視ボタン312は、ハンドル3が延びる方向(X方向)において、第1透視ボタン311よりもハンドル3の中心寄りに配置されている。これにより、ハンドル3の延びる方向と交差する方向(Z方向)に加えて、ハンドル3が延びる方向(X方向)において、ハンドル3の複数の握り方に応じて指(たとえば人差し指)の先端位置が変化した場合にも、それぞれの指(たとえば人差し指)で操作しやすい位置に第1透視ボタン311および第2透視ボタン312を設けることができる(図7参照)。その結果、ハンドル3の握り方による第1透視ボタン311または第2透視ボタン312の操作性の低下をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、X線透視画像の保存の指示を行うためのボタンである、透視画像保存ボタン33をさらに備え、透視画像保存ボタン33および撮像ボタン32の一方は両端部(端部302)に配置され、他方は突出部303に配置されている。これにより、X線透視後またはX線透視中に、X線透視画像を保存することができるので、X線透視終了後でも透視画像の確認を行うことができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、透視画像保存ボタン33をハンドル3に設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ハンドルに透視画像保存ボタンを設けずに、透視ボタンおよび撮像ボタンのみを設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、透視ボタン31は、ハンドル3の一方の端部302と他方の端部302に、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312がそれぞれ1ずつ、計4つ設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ハンドルの一方端部もしくは他方端部のどちらかのみに第1透視ボタンおよび第2透視ボタンを設ける構成としてもよいし、透視ボタンの数をさらに増やし、5つ以上の透視ボタンをハンドルに設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、透視ボタン31は、第1透視ボタン311および第2透視ボタン312を含み、ハンドル3が延びる方向(X方向)と交差する方向(Z方向)に互いにずらして配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、撮像ボタンを、ハンドルの一方端部もしくは他方端部のどちらかに複数設けるとともに、複数設けられた撮像ボタンを、ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置する構成としてもよい。
上記実施形態では、透視ボタン31および撮像ボタン32を、ハンドル3に設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、透視ボタンをハンドルの一方端部もしくは他方端部のどちらかに複数設けるとともに、撮像ボタンを、操作パネル部などのハンドル以外の部分に設けてもよいし、撮像ボタンをハンドルの一方端部もしくは他方端部のどちらかに複数設けるとともに、透視ボタンを、操作パネル部などのハンドル以外の部分に設けてもよい。
また、上記実施形態では、透視ボタン31がハンドル3の内側の面に配置され、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33がハンドル3の外側の面に配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、透視ボタンがハンドルの外側の面に配置され、撮像ボタンおよび透視画像保存ボタンがハンドルの内側に配置される構成としてもよいし、透視ボタンがハンドルの外側の面と内側の面の両側に配置される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、透視ボタン31、撮像ボタン32および透視画像保存ボタン33が、ハンドル3が延びる方向において、ハンドル3の中心に対して、対称に配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、各ボタンは、ハンドルの中心に対して、非対称に配置される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ハンドル3には突出部303が設けられ、突出部303に第2透視ボタン312が設けられる例示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ハンドルに突出部を設けず、ハンドルの両端部に第1透視ボタンおよび第2透視ボタンを設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ハンドル3には突出部303が設けられ、突出部303に撮像ボタン32が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、透視画像保存ボタンを突出部に設け、両端部に撮像ボタンを設けてもよいし、ハンドルに突出部を設けず、ハンドルの両端部に透視画像保存ボタンおよび撮像ボタンを設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、X線透視終了後に、透視画像保存ボタン33および724を操作することでX線透視画像の保存を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線透視の際に、透視画像保存ボタンを操作することで、X線透視画像をリアルタイムで保存できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、操作者201が撮像部1を移動させる際のパワーアシストを撮像部移動機構14が行うように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、撮像部1を移動させる際にパワーアシストを行わないX線透視撮像装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ハンドル3は、操作パネル部7に接続されている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ハンドル3は、操作パネル部7に接続されていなくてもよく、たとえば、撮像部1に直接接続する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、操作パネル部7を撮像部1に一体的に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、操作パネル部を、天板などに設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ボタンの近傍にそれぞれボタンの機能を示すためのアイコンを設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ボタンの近傍にアイコンを設けなくてもよいし、ハンドルの外側もしくは内側にのみ設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、天板8(装置の姿勢)が水平状態および立位状態でX線透視および撮像を行うことができるX線透視撮像装置100の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、天板8(装置の姿勢)は、水平状態または立位状態のいずれか一方の状態のみで、X線透視および撮像を行うX線透視撮像装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、X線源11が被検体200の下方に位置し、X線検出器12が上方に位置するアンダーチューブ型式のX線透視撮像装置100の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線源が被検体の上方に位置し、X線検出器が下方に位置するオーバチューブ型式のX線透視撮像装置に本発明を適用してもよい。
[態様]
上記した例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(項目1)
被検体が載置される天板と、前記被検体に対してX線を照射するX線源と、前記X線源から照射され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを含む撮像部と、前記撮像部によって取得された検出信号に基づいて、X線透視画像およびX線撮像画像を生成する画像処理部と、前記天板に対して前記撮像部を少なくとも水平方向または垂直方向に相対移動させる際に操作者が把持するハンドルと、X線透視の指示を行うための透視ボタンと、前記X線透視の際よりも照射するX線の線量の多いX線撮像の指示を行うための撮像ボタンと、を備え、前記透視ボタンおよび前記撮像ボタンの少なくとも一方は、前記ハンドルを前記操作者が把持した状態で、指示のための操作を行うことが可能であり、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、複数設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている、X線透視撮像装置。
(項目2)
前記透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、前記ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている第1透視ボタンおよび第2透視ボタンを含む、項目1に記載のX線透視撮像装置。
(項目3)
前記第1透視ボタンおよび前記第2透視ボタンは、複数ずつ設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部近傍および他方端部近傍に配置されており、前記撮像ボタンは、複数設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部近傍および他方端部近傍に配置されている、項目2に記載のX線透視撮像装置。
(項目4)
複数の前記第1透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置され、複数の前記第2透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置され、複数の前記撮像ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置されている、項目3に記載のX線透視撮像装置。
(項目5)
前記ハンドルは、前記撮像部に対向するように設けられており、前記第1透視ボタンは、前記撮像部に対向する前記ハンドルの内側の面に配置され、前記第2透視ボタンは、前記撮像部に対向する前記ハンドルの内側の面に配置され、前記撮像ボタンは、前記ハンドルの内側の面に対して反対側の外側の面に配置されている項目2に記載のX線透視撮像装置。
(項目6)
前記ハンドルは、前記天板の載置面に対して略平行方向に延びる把持部と、前記把持部よりも外側の両端部から前記ハンドルの延びる方向と交差する方向に突出する突出部を含み、前記第1透視ボタンおよび前記第2透視ボタンの一方は前記両端部に配置され、他方は前記突出部に配置されている、項目2に記載のX線透視撮像装置。
(項目7)
前記第2透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記第1透視ボタンよりも前記ハンドルの中心寄りに配置されている、項目6に記載のX線透視撮像装置。
(項目8)
前記X線透視画像の保存の指示を行うためのボタンである、透視画像保存ボタンをさらに備え、前記透視画像保存ボタンおよび前記撮像ボタンの一方は前記両端部に配置され、他方は前記突出部に配置されている、項目7に記載のX線透視撮像装置。
1 撮像部
2 画像処理部
3 ハンドル
8 天板
11 X線源
12 X線検出器
31 透視ボタン
32 撮像ボタン
33 透視画像保存ボタン
100 X線透視撮像装置
200 被検体
201 操作者
301 把持部
302 端部
303 突出部
311 第1透視ボタン
312 第2透視ボタン

Claims (8)

  1. 被検体が載置される天板と、
    前記被検体に対してX線を照射するX線源と、前記X線源から照射され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを含む撮像部と、
    前記撮像部によって取得された検出信号に基づいて、X線透視画像およびX線撮像画像を生成する画像処理部と、
    前記天板に対して前記撮像部を少なくとも水平方向または垂直方向に相対移動させる際に操作者が把持するハンドルと、
    X線透視の指示を行うための透視ボタンと、
    前記X線透視の際よりも照射するX線の線量の多いX線撮像の指示を行うための撮像ボタンと、を備え、
    前記透視ボタンおよび前記撮像ボタンの少なくとも一方は、前記ハンドルを前記操作者が把持した状態で、指示のための操作を行うことが可能であり、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、複数設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている、X線透視撮像装置。
  2. 前記透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部側において、前記ハンドルが延びる方向と交差する方向に互いにずらして配置されている第1透視ボタンおよび第2透視ボタンを含む、請求項1に記載のX線透視撮像装置。
  3. 前記第1透視ボタンおよび前記第2透視ボタンは、複数ずつ設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部近傍および他方端部近傍に配置されており、
    前記撮像ボタンは、複数設けられるとともに、前記ハンドルが延びる方向の少なくとも一方端部近傍および他方端部近傍に配置されている、請求項2に記載のX線透視撮像装置。
  4. 複数の前記第1透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置され、
    複数の前記第2透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置され、
    複数の前記撮像ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記ハンドルの中心に対して、対称に配置されている、請求項3に記載のX線透視撮像装置。
  5. 前記ハンドルは、前記撮像部に対向するように設けられており、
    前記第1透視ボタンは、前記撮像部に対向する前記ハンドルの内側の面に配置され、
    前記第2透視ボタンは、前記撮像部に対向する前記ハンドルの内側の面に配置され、
    前記撮像ボタンは、前記ハンドルの内側の面に対して反対側の外側の面に配置されている、請求項2に記載のX線透視撮像装置。
  6. 前記ハンドルは、前記天板の載置面に対して略平行方向に延びる把持部と、前記把持部よりも外側の両端部から前記ハンドルの延びる方向と交差する方向に突出する突出部を含み、前記第1透視ボタンおよび前記第2透視ボタンの一方は前記両端部に配置され、他方は前記突出部に配置されている、請求項2に記載のX線透視撮像装置。
  7. 前記第2透視ボタンは、前記ハンドルが延びる方向において、前記第1透視ボタンよりも前記ハンドルの中心寄りに配置されている、請求項6に記載のX線透視撮像装置。
  8. 前記X線透視画像の保存の指示を行うためのボタンである、透視画像保存ボタンをさらに備え、
    前記透視画像保存ボタンおよび前記撮像ボタンの一方は前記両端部に配置され、他方は前記突出部に配置されている、請求項7に記載のX線透視撮像装置。
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